JP4848313B2 - 信号多重装置 - Google Patents

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本発明は、信号多重に係り、特に、複数の1セグメントTS(Transport Stream)を1本の1セグメントTSに多重する場合に適した信号多重装置に関する。
地上デジタルテレビ放送(13セグメント放送)において、MPEG2−TSパケットの伝送規格を拡張した放送TS(Transport Stream)がARIB(社団法人電波産業会)によって規格化されている。
すなわち、TSパケットの伝送方式を用いた地上デジタルテレビ放送では、放送局毎に1チャンネル当たり6MHzの周波数帯域が割り当てられており、その6MHzの周波数帯域の中でデジタル信号を送信すること等が規格化されている。また、その6MHzの周波数帯域は、13個(セグメント)に分割されており、その中の1つ(1セグメント)が携帯端末・移動体向けサービスに用いられている。
ここで、1個のTSパケットは、188バイトの情報部分と、8バイトの多重位置を示すデータ部分と、8バイトのパリティを示すデータ部分とで構成されている。そして、放送TSでは、階層伝送にてパケットデータがA,B,Cのどの階層のものかを示すために、TSのダミーバイト(189バイト目の上位4bit)中に階層情報(Layer_indicator)を付加している。また、PID(Packet ID)=0x1ff0で各階層の変調方式の情報をIIP(変調パラメータ:ISDB−T Information Packet)パケットとして伝送している。
ところで、特に、ワンセグにおいては、地上デジタルテレビ放送のエリア内であれば、少なくともワンセグチューナーを有する携帯電話、カーナビ、パソコン、専用ポータブルテレビ等の受信端末により、移動中であっても画像の乱れを生じること無く映像を視聴できるようになっているが、特に、トンネル内、建物内、地下街等の電波の届かない場所では受信できないことがある。
このような不具合を解消するものとして、たとえば特許文献1では、トランスポートストリームパケット列にトランスポートストリームパケット形式の同期語を利用して周期的なフレーム構造を持たせ、かつフレーム構造中の相対的な位置(スロット)と多重化するべき複数のトランスポートストリームとの関係などの付加情報を記述したトランスポートストリーム形式のデータを追加することによる、複数のトランスポートストリームを多重化伝送することの可能な多重化装置と、多重化伝送後のデータから個々のトランスポートストリームを分離する分離装置とを備えた複数のトランスポートストリームの多重化装置を提案している。
特許第3051729号
上述した特許文献1では、少なくともフレーム構造のヘッダとして必要な同期語データと各トランスポートストリームのフレーム構造中の相対的な位置を含む付加情報とを、トランスポートストリームパケット形式での送信信号に挿入するようにしているので、複数のトランスポートストリームの独立性を保ったままでの多重化伝送が可能となる。
ところが、特許文献1での多重化方法では、少なくともフレーム構造のヘッダとして必要な同期語データと各トランスポートストリームのフレーム構造中の相対的な位置を含む付加情報とを、トランスポートストリームパケット形式での送信信号に挿入するようにしたものであり、地上デジタルテレビ放送のように不定期に存在するNULL階層(どのTSにも属さない)を伝送する手段を備えていないことから、複数の1セグメントTSを1本の1セグメントTSに多重して伝送することができないという問題があった。
また、特許文献1での多重化方法では、入力のレートが規定値で無い場合、1つのTS入力に対して1つのレート変換機が必要となり、装置の大型化を招いてしまうという問題もあった。これは、多重後のフレームTSに対してはPCR(時刻情報)の値が矛盾しており、その矛盾を生じさせないために多重入力前又は、分離後にレート変換が必要となるためであり、レート変換が13セグメントであれば13セグメント分必要となるためである。
また、特許文献1での多重化方法では、放送TSとは異なるフォーマットになるため、たとえばフレーム同期の機能を付加するための変調機能を大幅に改造しなければならないという問題もあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決することができる信号多重装置を提供することを目的とする。
本発明の信号多重装置は、それぞれ異なる複数の1セグメントトランスポートストリームを多重する信号多重装置であって、それぞれ異なる前記1セグメントトランスポートストリームを受信する第1〜第nの受信手段と、これらの受信手段に対応し、受信された前記1セグメントトランスポートストリームからNULLパケットを除去する第1〜第nのNULLパケット除去手段と、これらのNULLパケット除去手段によってNULLパケットが除去された残りのデータを記憶する第1〜第nの記憶手段と、これらの記憶手段に対応し、NULLパケットを生成する第1〜第nのNULLパケット生成手段と、前記第1〜第nの記憶手段又は前記第1〜第nのNULLパケット生成手段からのデータ又はNULLパケットを順次取得する取得手段と、該取得手段によって取得されたデータ又はNULLパケットにそれぞれのデータ又はNULLパケットを識別させるための階層情報を付加する階層情報付加手段とを備えることを特徴とする。
また、変調パラメータパケットを生成する変調パラメータパケット生成手段を有し、前記取得手段は、前記セグメント情報に基づき、前記変調パラメータパケットを取得するようにすることができる。
また、前記階層情報付加手段によって階層情報が付加されたデータ又はNULLパケットの多重時にトランスポートストリームのレート変換を伴うための時刻情報補正を行う時刻情報補正手段を有するようにすることができる。
また、パケットの出力のセグメント情報を有するフレームデータテーブルを有し、前記取得手段は、前記セグメント情報に基づき、前記のデータ又はNULLパケットを順次取得するようにすることができる。
また、前記第1〜第nの受信手段によって受信される前記1セグメントトランスポートストリームのNULLパケットを除いたレートがrbps以下とされ、前記取得手段によって前記第1〜第nの記憶手段又は前記第1〜第nのNULLパケット生成手段からのデータ又はNULLパケットが1パケットおきに順次取得されることで、r×nbpsのパケットが1本のトランスポートストリームとされるようにすることができる。
また、ダミーバイト付加手段を有し、該ダミーバイト付加手段により、前記r×nbpsのパケットに該パケットを識別させるためのダミーバイトが付加されるようにすることができる。
また、前記取得手段によって前記第1〜第nの記憶手段又は前記第1〜第nのNULLパケット生成手段からのデータ又はNULLパケットがyパケットおきに順次取得されることで、rのy倍のレートを含むパケットが1本のトランスポートストリームとされるようにすることができる。
また、パケットの出力のA,B,C,NULL階層の階層情報を有する階層情報テーブルと、前記A,B,C,NULL階層の階層ダミーバイト付加手段とを有し、該階層ダミーバイト付加手段により、前記階層情報に基づき前記取得手段によって取得された各パケットに前記階層情報が付加されるようにすることができる。
本発明の信号多重装置では、第1〜第nの受信手段によってそれぞれ異なる1セグメントトランスポートストリームが受信され、これらの受信手段に対応する第1〜第nのNULLパケット除去手段によりその1セグメントトランスポートストリームからNULLパケットが除去され、その残りのデータが第1〜第nの記憶手段に記憶された後、取得手段により第1〜第nの記憶手段又はNULLパケットを生成する第1〜第nのNULLパケット生成手段からのデータ又はNULLパケットが順次取得されると、階層情報付加手段によりこれらのデータ又はNULLパケットにそれぞれのデータ又はNULLパケットを識別させるための階層情報が付加されて1本のトランスポートストリームとされる。
これにより、1本のトランスポートストリームの個々のパケットに階層情報が付加されるため、これらのパケットの識別を容易とすることができ、また、元々の複数の放送トランスポートストリームからそれぞれ異なる複数の1セグメントトランスポートストリームを1本のトランスポートストリームに多重するため、PCR(時刻情報)には全く矛盾が生じないことから、レート変換の処理を不要とすることができ、また、それぞれ異なる複数の1セグメントトランスポートストリームを1本のトランスポートストリームに多重したものは、放送トランスポートストリームと同じフォーマットになるため、信号多重装置の変調機能の大幅な改造を不要とすることができる。
本発明の信号多重装置によれば、1本のトランスポートストリームの個々のパケットに階層情報が付加されるため、これらのパケットの識別を容易とすることができ、また、元々の複数の放送トランスポートストリームからそれぞれ異なる複数の1セグメントトランスポートストリームを1本のトランスポートストリームに多重するため、PCR(時刻情報)には全く矛盾が生じないことから、レート変換の処理を不要とすることができ、また、それぞれ異なる複数の1セグメントトランスポートストリームを1本のトランスポートストリームに多重したものは、放送トランスポートストリームと同じフォーマットになるため、信号多重装置の変調機能の大幅な改造を不要とすることができることから、装置の大型化や変調機能の大幅な改造を行うことなく複数の1セグメントトランスポートストリームを1本のトランスポートストリームに多重して伝送することができる。
現状の地上デジタルテレビ放送では、放送局毎に1チャンネル当たり6MHzの周波数帯域が割り当てられており、さらにそれぞれの6MHzの周波数帯域を13個(セグメント)に分割した13セグメント分のデータをA,B,C階層に分けて1つの放送TSとして伝送している。
ここで、たとえば地下街等の電波の届かない場所において、中継装置を用い地上デジタルテレビ放送の信号(13セグメント)をそのまま再送信すると、ワンセグ以外の信号の送信に電力を消費してしまったり、既存電波と再送信電波の両方の電波が届いてしまうことによる干渉妨害が起こる可能性があったりする。
そこで、本実施形態では、各放送局の地上デジタルテレビ放送の信号(13セグメント)からワンセグ用の信号(A階層のTSデータ)のみを取り出し、それぞれのワンセグ用の信号を多重(束ねる)し、受信波とは異なった1つのチャンネルで再送信するようにしている。すなわち、本実施形態では、複数の1セグメントTS(Transport Stream)を1本の1セグメントTSに多重する信号多重方法を提案するものである。
ここで、既存の放送TSと、本実施形態での放送TSとを区別するために、以下ではそれぞれのワンセグ用の信号を多重(束ねる)した放送TSをワンセグ多重TSと呼ぶことにする。また、放送TSのうち、1セグメントのA階層のTSデータを取り出したTSを1セグメントTSと呼ぶことにする。
放送TSでは、TSパケット毎の階層情報(Layer_indicator)は4bitの値となり、いずれの階層でも伝送されないNULL階層パケットが0、変調方式を示すIIP(変調パラメータ)パケットが8、A階層が1、B階層が2、C階層が3と決められている。
ここで、1個のTSパケットは、図1(a)に示すように、188バイトの情報部分と、8バイトの多重位置を示すデータ部分と、8バイトのパリティを示すデータ部分とで構成される、204バイトの多重フレーム構造をなしている。
また、8バイトの多重位置を示すデータ部分には、図1(b)に示すようなデータが多重されるようになっている。ここで、図1(b)に示す階層情報(Layer_indicator)は上述したように4bitで表される。具体的には、”0000”がA階層、B階層、C階層のいずれでも伝送されないNULL−TSパケットを表し、”0001”がA階層で伝送されるTSパケットを表し、”0010”がB階層で伝送されるTSパケットを表し、”0100”がA階層、B階層、C階層のいずれでも伝送されないがACデータを伝送するTSパケットを表し、”0101”〜”0111”が事業者によって独自のデータが多重されたTSパケットを表し、”1000”がA階層、B階層、C階層のいずれでも伝送されないが変調方式を示すIIP(変調パラメータ)を伝送するTSパケットを表し、”1001”〜”1111”が事業者によって独自のデータが多重されたTSパケットを表している。
また、放送TSでは、変調方式を示すIIP(変調パラメータ)の階層情報(Layer_indicator)の値は8と決まっているが、ワンセグ多重TSでは1つの1セグメントTSに対して1つのIIP(変調パラメータ)を伝送する必要があり、複数の1セグメントTSを送出した場合、IIP(変調パラメータ)がどの1セグメントTSのものであるか識別できなくなってしまう。そこで、放送TSではIIP(変調パラメータ)のPID(Packet ID)値が0x1ff0(ARIB TR−B14 にて規定)で運用されているが、ワンセグ多重TSでは1セグメントTS毎に異なるPID(Packet ID)値を利用して伝送するようにしている。ちなみに、放送TSでのIIP(変調パラメータ)のデータ構造は、図2に示すようになっている。
また、本実施形態での1セグメントTSは、多重時のビットレートを確保するためと、複数の1セグメントTSを携帯電話等の1セグメント形式受信機で受信したときのパケット出力と同じフレーム構成(パケット構成)で多重するためと、受信時PCR(時刻情報)が不正とならないにするために、たとえば図3に示すように、16の倍数となるパケット位置に多重していくようにしている。
すなわち、1セグメント形式受信機の受信クロックは、1セグメント形式のFFTクロックの2倍64/63×2MHz≒2.032MHzである。放送TSは13セグメントの送信クロックIFFTクロックの4倍512/63×4≒32.508であるから、13セグメントの送信クロックは、1セグメントの受信クロックに対してちょうど16倍のクロックとなる。これにより、本実施形態でのワンセグ多重TSでは、1セグメント形式受信機のフレーム構成のTSパケットを16パケットおきに多重していくことで、お互いのフレーム構成が干渉することなく多重することが可能となる。
また、本実施形態でのワンセグ多重TSでは、多重時にTSのレート変換を伴うため、PCR(時刻情報)パケットの補正が必要となる。この場合、ワンセグ多重TSをIFFTクロックの4倍の512/63×4≒32.508MHzのTSレートとみなし、PCR(時刻情報)の補正処理を行うようにしている。これにより、図4に示すように、1セグメント形式受信機では、ワンセグ多重TSから16パケットおきにTSを抜き出すのと同等な処理となるため、PCR(時刻情報)パケット間の時間は変化しない。よって、PCR(時刻情報)のずれは生じず、1セグメント形式受信機にて正常なPCR(時刻情報)を取得できることになる。
また、本実施形態での多重の仕組みとしては、図5に示すように、複数の1セグメントTSのTSパケットデータを取得し、PID値0x1fffのNULLパケット以外のパケットデータを各セグメントのFIFO0、FIFO1・・・に保存する。そして、RFTSの伝送タイミングで、該当するセグメントのパケットデータ送出のタイミングとなったとき、たとえばFIFO0に該当するセグメントのパケットデータがたまっていればデータを取得して多重し、データがFIFO0にたまっていない場合はNULLパケットを送出するようにしている。
また、PCR(時刻情報)を伝送しているパケットについては、たとえばFIFO0に入る前の時間から、FIFO0出力後、ワンセグ多重TSのフレームデータに多重されるまでの時間差の分だけPCR(時刻情報)の値がずれるので補正を行う。また、セグメントを識別するために利用する階層情報(Layer_indicator)は0又は8以外の値とし、各1セグメントTS毎に重複しない値を割り当てて付加するようにしている。
また、ワンセグ多重TSでの伝送タイミングで、NULL階層を伝送する場合、階層情報(Layer_indicator)が0の値かつPID(Packet ID)=0x1fffのパケットデータが伝送されるようにしている。また、13セグメント分の13個のIIP(変調パラメータ)データをNULL階層にて伝送する必要があるが、そのときは、階層情報(Layer_indicator)を8にセットして、他の1セグメントTSとPID(Packet ID)値が重ならないような値にて伝送するようにしている。
以下、本発明の実施例の詳細について説明する。図6は、本発明の信号多重装置の一実施例を説明するための図である。
同図に示す信号多重装置は、地上デジタルテレビ放送(13セグメント放送)において、複数の1セグメントTS(Transport Stream)を1本のワンセグ多重TSに多重するものであり、13セグメント分の受信器(RX)1−1〜1−13と、それぞれの受信器(RX)1−1〜1−13に対応させたNULLパケット除去フィルター2−1〜2−13と、それぞれのNULLパケット除去フィルター2−1〜2−13に対応させたFIFO(メモリ)3−1〜3−13と、それぞれのFIFO(メモリ)3−1〜3−13に対応させたNULLパケット生成部4−1〜4−13と、それぞれのFIFO(メモリ)3−1〜3−13及びNULLパケット生成部4−1〜4−13に対応させたスイッチ5−1〜5−13と、NULLパケット生成部6と、IIP(変調パラメータ)パケット生成部7と、NULLパケット生成部6及びIIP(変調パラメータ)パケット生成部7に対応させたスイッチ8と、後述のパケットの出力のセグメント情報に応じて切り換えられるスイッチ11と、後述のパケットの出力のセグメント情報を有するフレームデータテーブル12と、MPEG2−TS13に階層情報(Layer_indicator)を付加する階層情報付加部14と、PCR(時刻情報)補正部15とを備えている。
受信器(RX)1−1〜1−13は、地上デジタルテレビ放送(13セグメント放送)から1セグメントTSを抽出して出力するものである。ここで、受信器(RX)1−1〜1−13によって抽出されたそれぞれの1セグメントTSはMPEG2−TSであり、そのMPEG2−TSのレートは2.302Mbpsである。これは、放送TS32.508Mbpsのちょうど1/16のレートとなる。ただし、図中の全てのTSレートは非同期であるため、その非同期のパケットを処理するためにFIFO(メモリ)3−1〜3−13やNULLパケット生成部4−1〜4−13からのパケットが挿入されるようになっている。
NULLパケット除去フィルター2−1〜2−13は、各受信器(RX)1−1〜1−13からの出力であるMPEG2−TSからNULLパケットを除去するものである。FIFO(メモリ)3−1〜3−13は、NULLパケット除去フィルター2−1〜2−13からのNULLパケットが除去されたデータを順次記憶するものである。ただし、NULLパケット除去フィルター2−1〜2−13によってNULLパケットが除去されたものにデータが無ければ、FIFO(メモリ)3−1〜3−13への記憶が行われないことになる。
スイッチ5−1〜5−13は、FIFO(メモリ)3−1〜3−13又はNULLパケット生成部4−1〜4−13のいずれかを選択するものである。スイッチ8は、NULLパケット生成部6又はIIP(変調パラメータ)パケット生成部7のいずれかを選択するものである。
スイッチ11は、フレームデータテーブル12に書き込まれているパケットの出力のセグメント情報に基づいて、TS9−1〜TS9−13、又はTS10のいずれかを選択するものである。
ここで、フレームデータテーブル12に、図7に示すようなパケットの出力のセグメント情報が書き込まれているものとすると、そのセグメント情報に合わせてスイッチ11が切り換えられる。すなわち、そのセグメント情報の先頭のSeg0のTS出力タイミングでTS9−1が取得されることになるが、FIFO(メモリ)3−1にTSがたまっている場合はスイッチ5−1でFIFO(メモリ)3−1側のTSが取得され、FIFO(メモリ)3−1にTSがたまっていない場合はNULLパケット生成部4−1からのNULLパケットが取得される。
同様にして、フレームデータテーブル12のセグメント情報に合わせ、スイッチ11が切り換えられることで、スイッチ5−2〜5−13のTS9−2〜9−13又はスイッチ8のTS10が取得される。
すなわち、フレームデータテーブル12のセグメント情報において、NULLのセグメントが示されている場合は、スイッチ8からのNULLパケットが取得される。また、フレームデータテーブル12のセグメント情報において、IIP(変調パラメータ)が示されている場合は、スイッチ8からのIIP(変調パラメータ)パケットが取得される。
ここで、IIP(変調パラメータ)パケットとは、各セグメントの変調方式を伝送するパケットであり、階層情報(Layer_indicator)の値はたとえば8である。
階層情報付加部14は、スイッチ11からの出力であるMPEG2−TS13に階層情報(Layer_indicator)を付加する。PCR(時刻情報)補正部15は、階層情報付加部14によって階層情報(Layer_indicator)が付加されたMPEG2−TS13でのPCR(時刻情報)を補正し、ワンセグ多重TS16として出力する。
なお、図6では、13セグメント分の受信器(RX)1−1〜1−13によって地上デジタルテレビ放送(13セグメント放送)を受信した際のMPEG2−TSを多重する場合を示しているが、この例に限らず、TS発生器やエンコーダー等で発生したTSを多重することも可能である。このようなTS発生器やエンコーダー等で発生したTSを多重することで、たとえば地下街等での各ショップ等におけるショップ情報等の信号も多重化して放送することが可能となる。
次に、上述した信号多重装置による信号多重方法について説明する。
まず、13セグメント分の受信器(RX)1−1〜1−13からの出力は、A,B階層のTSのうち、A階層のMPEG2−TSとなるように調整されているものとする。これらのMPEG2−TSは、NULLパケット除去フィルター2−1〜2−13によってNULLパケットが除去された後、FIFO(メモリ)3−1〜3−13に取り込まれる。なお、NULLパケット除去フィルター2−1〜2−13によってMPEG2−TSのNULLパケットが除去された後、A階層のデータが無ければFIFO(メモリ)3−1〜3−13には何も取り込まれないことになる。
次に、フレームデータテーブル12に書き込まれているセグメント情報に合わせてスイッチ11、スイッチ5−1〜5−13及びスイッチ8の切り換えにより、MPEG2−TS9−1〜9−13,10が取得される。
ここで、上述したように、そのセグメント情報の先頭のSeg0のTS出力タイミングでTS9−1が取得されるとき、FIFO(メモリ)3−1にTSがたまっている場合はスイッチ5−1でFIFO(メモリ)3−1側のデータが取得され、FIFO(メモリ)3−1にTSがたまっていない場合はNULLパケット生成部4−1からのNULLパケットが取得される。
同様にして、フレームデータテーブル12のセグメント情報に合わせ、スイッチ11が切り換えられることで、スイッチ5−2〜5−13のTSが取得される。また、そのセグメント情報において、NULLのセグメントが示されている場合は、スイッチ8からのNULLパケットが取得される。また、フレームデータテーブル12のセグメント情報において、IIP(変調パラメータ)が示されている場合は、スイッチ8からのIIP(変調パラメータ)パケットが取得される。
このようにして取得されたスイッチ11からの出力であるMPEG2−TS13は、階層情報付加部14によって階層情報(Layer_indicator)が付加された後、PCR(時刻情報)補正部15によってPCR(時刻情報)が補正され、ワンセグ多重TS16として出力される。
ここで、階層情報付加部14による階層情報(Layer_indicator)は、次のような値で割り当てられるものとする。
すなわち、階層情報(Layer_indicator)は、4bitで規定されているため、最大で15の値を用いることができる。ただし、0、8の値は、放送TSで、いずれの階層でも伝送されないNULL階層パケットが0、変調方式を示すIIP(変調パラメータ)パケットが8と決められているため、除外される。また、4の値はAC(Auxiliary Channel:TSを伝送する帯域とは異なる帯域で付加情報を伝送する信号)データを送るのに利用されることがあるため除外される。
そして、階層情報(Layer_indicator)は次のようにして割り当てることができる。
セグメント0=1
セグメント1=2
セグメント2=3
セグメント3=5
セグメント4=6
セグメント5=7
セグメント6=9
セグメント7=10
セグメント8=11
セグメント9=12
セグメント10=13
セグメント11=14
セグメント12=15
このとき、PCR(時刻情報)を含むパケットを出力する場合は、そのTSが出力される時刻をT2とすると、多重時にT2−T1だけTSパケットの位置がずれることになる。この場合、信号多重装置での平均遅延を考慮した遅延量T3(固定値)を引いた値、つまりT2−T1−T3の値を利用してPCR(時刻情報)を補正するようにする。
具体的には、T2−T1−T3の時間に対応するPCR(時刻情報)のクロックカウント数を、現在のTSパケットデータのPCR(時刻情報)値に加えることになる。ここで、時間がマイナスの場合は、そのPCR(時刻情報)値を引くことになる。なお、T3は、信号多重装置での遅延がほとんど無い場合、あるいはソフトで処理する場合に0として扱うことができる。
また、NULL階層のTSパケットの一部を、IIP(変調パラメータ)パケットに置き換えることで、IIP(変調パラメータ)パケットにて各セグメントの変調方式の情報を伝送することができる。IIP(変調パラメータ)パケットのPID(Packet ID)は、次のようにセグメント毎に異なる値にする必要がある。
セグメント0 =0x1ff0
セグメント1 =0x1ff2
セグメント2 =0x1ff3
セグメント3 =0x1ff4
セグメント4 =0x1ff5
セグメント5 =0x1ff6
セグメント6 =0x1ff7
セグメント7 =0x1ff8
セグメント8 =0x1ff9
セグメント9 =0x1ffa
セグメント10=0x1ffb
セグメント11=0x1ffc
セグメント12=0x1ffd
また、IIP(変調パラメータ)の階層情報(Layer_indicator)の値は8となるようにする。これにより、1セグメントTSでIIP(変調パラメータ)のPID(Packet ID)と同じPID(Packet ID)値を利用していても、IIP(変調パラメータ)と1セグメントTSとのパケットを区別することが可能となる。
このように、本実施例では、第1〜第nの受信手段としての受信器(RX)1−1〜1−13によってそれぞれ異なる1セグメントTSが受信され、これらの受信器(RX)1−1〜1−13に対応する第1〜第nのNULLパケット除去手段としてのNULLパケット除去フィルター2−1〜2−13によりその1セグメントTSからNULLパケットが除去され、その残りのデータが第1〜第nの記憶手段としてのFIFO(メモリ)3−1〜3−13に記憶された後、取得手段としてのスイッチ5−1〜5−13,8,11によりFIFO(メモリ)3−1〜3−13又はNULLパケットを生成する第1〜第nのNULLパケット生成手段としてのNULLパケット生成部4−1〜4−13等からのデータ又はNULLパケットが順次取得されると、階層情報付加手段としての階層情報付加部14によりこれらのデータ又はNULLパケットにそれぞれのデータ又はNULLパケットを識別させるための階層情報が付加されて1本のトランスポートストリームとされるようにした。
これにより、1本のトランスポートストリームの個々のパケットに階層情報が付加されるため、これらのパケットの識別を容易とすることができ、また、元々の複数の放送トランスポートストリームからそれぞれ異なる複数の1セグメントトランスポートストリームを1本のトランスポートストリームに多重するため、PCR(時刻情報)には全く矛盾が生じないことから、レート変換の処理を不要とすることができ、また、それぞれ異なる複数の1セグメントトランスポートストリームを1本のトランスポートストリームに多重したものは、放送トランスポートストリームと同じフォーマットになるため、信号多重装置の変調機能の大幅な改造を不要とすることができることから、装置の大型化や変調機能の大幅な改造を行うことなく複数の1セグメントトランスポートストリームを1本のトランスポートストリームに多重して伝送することができる。
また、本実施例では、IIP(変調パラメータ)パケット生成部7とPCR(時刻情報)補正部15とを備えているので、まとめた複数のワンセグ多重TSから特定のセグメントを各々取得して再編集するとき、伝送したい階層のパケットを取得し、伝送する階層にあわせて階層情報(Layer_indicator)の値の変更とIIP(変調パラメータ)のPID(Packet ID)の変更と、PCR(時刻情報)とを補正するだけで、編集のし直しを容易に行うことができる。要するに、複数のワンセグ多重TSから1つのワンセグ多重TSへの合成のし直しを容易に行うことができるということである。
なお、本実施例では、IIP(変調パラメータ)が一意に固定されている場合で説明したが、IIP(変調パラメータ)を固定しないで、複数のTSを伝送することも可能である。
すなわち、図8は、最大ビットレートがrとなるTSを複数(n本)多重し、最終のTSレートがr×nとなるTSが得られる場合を示している。なお、以下では図6と共通する部分に同一符号を付してある。同図に示すように、TS1〜TSnまでn個のTSを入力可能とし、入力するTS1〜TSnはNULLパケットを除いたレートが必ず、rbps以下となるようにする。
ここで、入力されたTS1〜TSnはNULLパケット除去フィルター2−1〜2−nでNULLパケットが除去された後、FIFO(メモリ)3−1〜3−nに取り込まれる。スイッチ11は、21−1〜21−nまで、1パケットおきに順番に切り換えていき、切り換えたときに、たとえばFIFO(メモリ)3−1にデータがたまっていれば、そのデータである20−1を取得して出力し、データが無ければNULLパケット生成部4−1からのNULLパケットのデータである20−2を取得して出力する。次に、スイッチ11は、同様にして次の21−2から1パケットおきにパケットを取得して出力し、21−nからパケットを取得して出力した後、21−1からのパケットの取得に戻る。
また、スイッチ11からの出力については、上記同様にしてPCR(時刻情報)補正部15によりPCR(時刻情報)の補正を行う。これにより、r×nbpsのTSの多重が可能となる。このようにして多重したTSを元の1つのTSにする場合、nパケットおきにTSを取り出すことにより可能となる。取り出したときには、PCR(時刻情報)の補正は不要である。また、TS1〜TSnを識別したい場合は、一部のパケットに識別のための情報を乗せて送るか、あるいは後述のダミーバイト等で情報を送るようにすればよい。
また、元のTSに戻さない場合でも、TSのPID(Packet ID)がTS1〜TSnで重ならなければ、PCR(時刻情報)等に矛盾は生じないため、そのまま、合成されたTSとしてでは無く、多重されたTSとして利用することが可能となる。
また、TSを識別するための情報を、MPEGパケットの後に付加した188+zバイト(ダミーバイト)のパケット形式として伝送することも可能である。すなわち、図9に示すように、スイッチ11にて切り換えられたTSに対して、TS1〜TSnがどのTSであるかを示す情報をダミーバイトとしてダミーバイト付加部17により付加することにより、識別可能となる。
また、rのy倍のレートを含むTSを伝送することも可能である。ただし、条件としてnはyで割り切れる値であるようにする必要がある。すなわち、図10は、n=4とした簡単な場合を示している。また、y=1 rのレートを2TS(TS2とTS3)、y=2 rの2倍レートとなるTSを1TS(TS1)伝送することにする。この場合、スイッチ11でyパケットおきにTS1を取得して出力する。ここで、21−1でFIFO(メモリ)3−1にデータがたまっていればそのデータを取得し、FIFO(メモリ)3−1にデータがたまっていなければNULLパケット生成部4−1からのNULLパケットを取得する。
次に、21−2で上記同様にしてTS2のパケットを取得し、21−3でTS1のパケットを取得し、21−4でTS3のパケットを取得する。以降繰り返して、21−1でTS1のパケットを取得という動作になる。
また、階層情報(A,B,C,NULL階層)が必要な場合は、たとえば図11に示すように、階層情報テーブル18を利用し、ダミーバイト付加部17によりダミーバイトで階層情報を付加するようにすればよい。
すなわち、階層情報テーブル18には、たとえばTS1がA階層、B階層の階層伝送を行っていた場合、
1.TS1−A階層
2.TS1−B階層
3.TS2
4.TS3
5.NULL階層
の5つの階層情報がダミーバイト付加部17によりダミーバイトで付加されることになる。ここで、NULL階層は、IIP(変調パラメータ)の変調のために必要な階層である(実際の電波にならない階層)。また、階層情報テーブル18においては、TS2、TS3を4の倍数、TS1は2の倍数でパケットを出力するようにテーブルを作成する。また、NULL階層のパケットについては階層情報テーブル18に不定期に挿入されることになるが、TS1,TS2,TS3のパケット間隔が2の倍数、4の倍数になることを乱さないように挿入されるようにすればよい。
また、階層情報テーブル18で、NULL階層パケットになっているパケットについては、強制的にNULLパケットを出力するようにスイッチ5−1〜5−4をコントロールするようにすればよい。そのとき、ダミーバイト付加部17によるダミーバイトにはNULL階層であることの情報が付加されるようにすればよい。
その他の階層については、たとえば階層情報テーブル18でTS1−Aであるとき(スイッチ11は21−1か、21−3のポジションになっているはずである)、FIFO(メモリ)3−AにデータがあればそのFIFO(メモリ)3−Aからパケットを取得し、無ければ、NULLパケット生成部4−1からのNULLパケットを取得し、ダミーバイト付加部17によるダミーバイトにはTS1−Aであることを示す情報を付加して出力するようにする。
また、NULL階層のパケットの代わりに、各TSの変調方式等を記述したIIP(変調パラメータ)情報をダミーバイトに付加することも可能である。この場合、IIP(変調パラメータ)がどのTSに属するかという識別をPID(Packet ID)等で示す必要がある。
IIP(変調パラメータ)の場合、フレーム情報が必要であるため、ダミーバイトに各TSのフレームの先頭を識別するための情報を入れる必要がある。たとえば、各TSにフレーム情報(フレームの先頭、フレーム中の位置)を付加して伝送するようにする。フレーム長が全TSで同じであれば、階層情報テーブル18の長さと、フレーム長を同一長とし、階層情報テーブル18の先頭がフレームの先頭となるようにする。この場合、フレームヘッダフラグをダミーバイトに1bit設けて、たとえば1でフレームの先頭となるようにする(その他は0)。これにより、TSのどの位置がフレームの先頭なのかを識別することが可能となる。この場合、フレーム中の位置は特に必要ではないが、フレームの先頭から0として付加していくことが考えられる。
また、フレーム長がTSによって異なる場合は、たとえばフレームヘッダフラグ1バイトを、各TSのフレームの先頭で1、その他で0として、フレームの位置をTSiのpパケット目、とすると、
フレーム中の位置=n×p+(i−1)
<ただし、iは1〜nとする>
で付加すること等が考えられる。これにより、どのTSかの識別が可能となり、複数のフレームヘッダがどのTSのフレームヘッダかも識別できることになる。
また、フレームヘッダあるいはフレーム中の位置の情報を付加することにより、確実にTS1からTS3のどのTSであるかの識別が可能であるが、フレーム情報が無く、階層情報だけの場合は、該当する階層のパケットを発見した後、nパケット(n/yパケット)おきにTSを取得することで、該当するTSのデータの取得が可能となる。
本実施形態における1個のTSパケットのデータ構造を説明するための図である。 本実施形態における放送TSでのIIP(変調パラメータ)のデータ構造を説明するための図である。 本実施形態での1セグメントTSの多重の位置を説明するための図である。 本実施形態でのワンセグ多重TSにおけるPCR(時刻情報)パケットの補正について説明するための図である。 本実施形態での多重の仕組みを説明するための図である。 本発明の信号多重装置の一実施例を説明するための図である。 図6のフレームデータテーブルを説明するための図である。 図1の信号多重装置の構成を変えた場合の他の実施例を説明するための図である。 図1の信号多重装置の構成を変えた場合の他の実施例を説明するための図である。 図1の信号多重装置の構成を変えた場合の他の実施例を説明するための図である。 図1の信号多重装置の構成を変えた場合の他の実施例を説明するための図である。
符号の説明
1−1〜1−13 受信器(RX)(受信手段)
2−1〜2−13 NULLパケット除去フィルター(NULLパケット除去手段)
3−1〜3−133A,3B FIFO(メモリ)(記憶手段)
4−1〜4−13 NULLパケット生成部(NULLパケット生成手段)
5−1〜5−13 スイッチ(取得手段)
6 NULLパケット生成部(NULLパケット生成手段)
7 IIP(変調パラメータ)パケット生成部(変調パラメータパケット生成手段)
8,11 スイッチ(取得手段)
12 フレームデータテーブル
13 MPEG2−TS
14 階層情報付加部(階層情報付加手段)
15 PCR(時刻情報)補正部(時刻情報補正手段)
17 ダミーバイト付加部(ダミーバイト付加手段)
18 階層情報テーブル

Claims (8)

  1. それぞれ異なる複数の1セグメントトランスポートストリームを多重する信号多重装置であって、
    それぞれ異なる前記1セグメントトランスポートストリームを受信する第1〜第nの受信手段と、
    これらの受信手段に対応し、受信された前記1セグメントトランスポートストリームからNULLパケットを除去する第1〜第nのNULLパケット除去手段と、
    これらのNULLパケット除去手段によってNULLパケットが除去された残りのデータを記憶する第1〜第nの記憶手段と、
    これらの記憶手段に対応し、NULLパケットを生成する第1〜第nのNULLパケット生成手段と、
    前記第1〜第nの記憶手段又は前記第1〜第nのNULLパケット生成手段からのデータ又はNULLパケットを順次取得する取得手段と、
    該取得手段によって取得されたデータ又はNULLパケットにそれぞれのデータ又はNULLパケットを識別させるための階層情報を付加する階層情報付加手段とを備える
    ことを特徴とする信号多重装置。
  2. 変調パラメータパケットを生成する変調パラメータパケット生成手段を有し、
    前記取得手段は、セグメント情報に基づき、前記変調パラメータパケットを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号多重装置。
  3. 前記階層情報付加手段によって階層情報が付加されたデータ又はNULLパケットの多重時にトランスポートストリームのレート変換を伴うための時刻情報補正を行う時刻情報補正手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の信号多重装置。
  4. パケットの出力のセグメント情報を有するフレームデータテーブルを有し、
    前記取得手段は、前記セグメント情報に基づき、前記のデータ又はNULLパケットを順次取得する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の信号多重装置。
  5. 前記第1〜第nの受信手段によって受信される前記1セグメントトランスポートストリームのNULLパケットを除いたレートがrbps以下とされ、
    前記取得手段によって前記第1〜第nの記憶手段又は前記第1〜第nのNULLパケット生成手段からのデータ又はNULLパケットが所定パケットおきに順次取得されることで、r×nbpsのパケットが1本のトランスポートストリームとされる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の信号多重装置。
  6. ダミーバイト付加手段を有し、
    該ダミーバイト付加手段により、前記r×nbpsのパケットに該パケットを識別させるためのダミーバイトが付加される
    ことを特徴とする請求項5に記載の信号多重装置。
  7. 前記取得手段によって前記第1〜第nの記憶手段又は前記第1〜第nのNULLパケット生成手段からのデータ又はNULLパケットがyパケットおきに順次取得されることで、rのy倍のレートを含むパケットが1本のトランスポートストリームとされることを特徴とする請求項5又は6に記載の信号多重装置。
  8. パケットの出力のA,B,C,NULL階層の階層情報を有する階層情報テーブルと、
    前記A,B,C,NULL階層の階層ダミーバイト付加手段とを有し、
    該階層ダミーバイト付加手段により、前記階層情報に基づき前記取得手段によって取得された各パケットに前記階層情報が付加される
    ことを特徴とする請求項5に記載の信号多重装置。
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