JP2008016902A - デジタル放送受信機及びデジタル放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】周波数ずれ検出部12はチューナで選択している受信周波数と入力デジタル信号の周波数との周波数ずれを算出して制御部13に入力する。制御部13は周波数ずれの絶対値がオフ閾値、例えば30kHZより大きいか否かを判定し、周波数ずれの絶対値がオフ閾値より大きいと判定した場合、受信周波数の±80kHz以内にビートが存在すると判定し、スイッチ14をa側に切り換えることにより適応制御型複合FIRフィルタ11をオフする。また、周波数ずれの絶対値がオフ閾値より小さいと判定した場合、制御部13は、ビートが存在しないと判定し、スイッチ14をb側に切り換えることにより適応制御型複合FIRフィルタ11をオンする。
【選択図】図3
Description
このため、受信信号レベルに基づいて適応制御型複合FIRフィルタのオン・オフを制御することにより、適応制御型複合FIRフィルタの通過帯域が希望局からノイズにスワップすることを防止するようにしている。
従来のデジタル受信機の制御部は、図1のフローチャートに示す適応制御型複合FIRフィルタのオン・オフ制御プログラムを一定時間毎に実行し、プログラムを開始すると、まず、Sメータ値、すなわち、受信信号レベルを読み込む(ステップ101)。次に、制御部は、適応制御型複合FIRフィルタがオンになっているか否かを判定し(ステップ102)、適応制御型複合FIRフィルタがオンになっていると判定した場合、Sメータ値が閾値Vthoff、例えば、15dBμVより小さいか否かを判定する(ステップ103)。そして、Sメータ値が閾値Vthoffより小さいと判定した場合、制御部は、適応制御型複合FIRフィルタの機能をオフし(ステップ104)、Sメータ値が閾値Vthoffより大きいと判定した場合、適応制御型複合FIRフィルタの機能オンを継続する(ステップ105)。
図2は本発明のデジタル放送受信機の構成を示すブロック図であり、図に示すように、デジタル放送受信機は、チューナ1、フロントエンド2、A/D変換回路3、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)4、D/A変換回路5から構成されている。
図に示すように、DSP4は、適応制御型複合FIRフィルタ11、周波数ずれ検出部12、制御部13、切替スイッチ14及びデジタル復調部15により構成されているが、これらの各部はCPU、ROM、RAM等により構成され、上記したようにプログラムによりその機能が実行される。
なお、加算器41が出力する信号Y(t)が適応制御型複合FIRフィルタ11の出力として、スイッチ回路14を介してデジタル復調部15へ供給される。
以上のように、FM変調信号の振幅(包絡線)が一定という性質を利用し、デジタルフィルタの出力振幅が一定となるようにフィルタ特性を可変させることにより、マルチパスノイズを除去することができる。
制御部13は、一定周期で、図5のフローチャートに示す適応制御型複合FIRフィルタの切替制御プログラムを実行しており、このプログラムを開始すると、まず、周波数ずれ検出部12に周波数ずれ計算開始を指示する(ステップ201)。この後、制御部13は、周波数ずれ計算開始を指示してから一定時間、例えば、20msが経過したか否かを判定し(ステップ202)、周波数ずれ計算開始を指示してから20msが経過したと判定すると、周波数ずれ検出部12に周波数ずれ計算停止を指示する(ステップ203)。
また、ステップ205で周波数ずれ検出を5回行ったと判定した場合、制御部13は、5回確認した周波数ずれの絶対値が5回ともオフ閾値、例えば30kHzより大きいか否かを判定する(ステップ206)。
以上のように、受信信号レベルが低い場合であっても、ビートの存在する特定周波数以外では適応制御型複合FIRフィルタをオンの状態にすることができるので、広範囲で適応制御型複合FIRフィルタの効果を得ることができる。
制御部13は、一定周期で、図7のフローチャートに示す適応制御型複合FIRフィルタの切替制御プログラムを実行しており、このプログラムを開始すると、まず、周波数ずれ検出部12に周波数ずれ計算開始を指示する(ステップ301)。この後、制御部13は、周波数ずれ計算開始を指示してから一定時間が経過したか否かを判定し(ステップ302)、周波数ずれ計算開始を指示してから一定時間が経過したと判定すると、周波数ずれ検出部12に周波数ずれ計算停止を指示する(ステップ303)。
以上のように、受信信号レベルが低く、かつ、ビートの存在する特定周波数の場合のみ、適応制御型複合FIRフィルタがオフされるので、広範囲で適応制御型複合FIRフィルタの効果を得ることができる。
2 フロントエンド
3 A/D変換回路
4 DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)
5 D/A変換回路
11 適応制御型複合FIRフィルタ
12 周波数ずれ検出部
13 制御部
14 切替スイッチ
15 デジタル復調部
16 信号レベル検出部
Claims (4)
- 受信信号をデジタルフィルタ処理するデジタルフィルタ手段と、
受信信号の周波数ずれを検出する周波数ずれ検出手段と、
上記周波数ずれ検出手段により検出された周波数ずれが大きくなった場合、上記デジタルフィルタ手段の機能をオフする制御手段とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。 - 受信信号をデジタルフィルタ処理するデジタルフィルタ手段と、
受信信号の周波数ずれを検出する周波数ずれ検出手段と、
受信信号の受信レベルを検出するレベル検出手段と、
上記周波数ずれ検出手段により検出された周波数ずれが大きく、かつ、上記レベル検出手段により検出された受信信号レベルが所定レベル以下になった場合、上記デジタルフィルタ手段の機能をオフする制御手段とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。 - 受信信号をデジタルフィルタ処理するデジタルフィルタ手段のオン、オフを受信信号の周波数ずれに基づいて制御することを特徴とするデジタル放送の受信方法。
- 受信信号をデジタルフィルタ処理するデジタルフィルタ手段のオン、オフを受信信号の周波数ずれと受信信号レベルに基づいて制御することを特徴とするデジタル放送の受信方法。
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JP2006182918A JP2008016902A (ja) | 2006-07-03 | 2006-07-03 | デジタル放送受信機及びデジタル放送受信方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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