JP2004047990A - 電気部品のクリック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、例えば500gf・cm以上の重いクリックトルクを生起できるクリック装置を提供する。
【解決手段】貫通孔を有し、その内周面に複数個の山部と谷部からなる凹凸部を設けた軸受けと、略円柱状であって、前記貫通孔を貫通して外方へ突出し、前記軸受けに保持される回転可能な操作軸と、該操作軸の回転が連動されると共に前記操作軸が挿通される貫通孔が設けられ、山部と谷部とからなる凹凸部を設けた駆動体と、前記操作軸に挿通され、前記駆動体に設けた前記凹凸部を前記軸受けに設けた前記凹凸部に当接するように付勢するコイルバネとを備え、前記回転体の回転に伴って、前記駆動体に設けた前記凹凸部と前記軸受けに設けた前記凹凸部とが相互の山と谷を越えてクリック感を生起させる構成から成る。
【選択図】 図1
【解決手段】貫通孔を有し、その内周面に複数個の山部と谷部からなる凹凸部を設けた軸受けと、略円柱状であって、前記貫通孔を貫通して外方へ突出し、前記軸受けに保持される回転可能な操作軸と、該操作軸の回転が連動されると共に前記操作軸が挿通される貫通孔が設けられ、山部と谷部とからなる凹凸部を設けた駆動体と、前記操作軸に挿通され、前記駆動体に設けた前記凹凸部を前記軸受けに設けた前記凹凸部に当接するように付勢するコイルバネとを備え、前記回転体の回転に伴って、前記駆動体に設けた前記凹凸部と前記軸受けに設けた前記凹凸部とが相互の山と谷を越えてクリック感を生起させる構成から成る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可変抵抗器又は、スイッチなどの電気部品のクリック装置に係わり、
特に、クリック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気部品の例えば可変抵抗器のクリック装置は、本発明の出願人の出願に係わる実公平5−37299号がある。
この従来のクリック装置を、図8〜図11に示す説明図に基づいて説明する。図8は、従来の可変抵抗器を示す平面図、図9は、従来のクリック装置を示す平面図、図10は、従来のクリック装置を示す要部拡大平面図、図11は、従来の可変抵抗器を示すスペーサの平面図である。
【0003】
図において、軸受け11は、亜鉛ダイカストからなり、該軸受け11には、前面板12が設けられている。該前面板12内には、全周に渉って複数の歯条14を設けたダイカストから成るクリック板13が配置されており、該クリック板13には、中央部に回転軸15の小判形部が嵌合する小判形孔16が設けられている。
前記前面板12の内部には、前記クリック板13を回転可能に遊嵌する第一の凹部17が設けられている。そして、該第一の凹部17に連設して、第二の凹部18が設けられており、該第二の凹部18は、板バネ19を保持するために形成されている。そして、前記第一の凹部17と第二の凹部18との間には、橋絡部20が設けられている。
該橋絡部20には、一対のボール抑え用突起22、22が前記第二の凹部18の内方に突出して形成されている。さらに、第二の凹部18の上部両側に、板バネ19を係止するための一対の係止部23、23が設けられている。また、前記一対のボール抑え用突起22、22の間には、その間隔よりやや小さい径のボール21が、配置されている。
なお、前記軸受け11の後段には、可変抵抗器25が、スペーサ24を介して配置されている。この該スペーサ24は、前記一対のボール抑え用突起22、22の間に配置されたボール21を押さえている。
【0004】
次に、従来例の可変抵抗器のクリック装置の動作について、説明する。
この可変抵抗器25の抵抗値の調整を行う場合は、回転軸15を右又は左に回動すると、小判形孔16が形成されたクリック板13が、共に回動する。そして、この回動によって、ボール21がクリック板13の複数の歯条14と弾性的に係脱を繰り返し、クリックトルクを与えながら、可変抵抗器25の摺動子(図示せず)が回動して所望の抵抗値が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の如きクリック装置では、板バネ19に押圧されたボール21が、クリック板13の歯条14の凹部に当接する構成であることから、
例えば300gf・cm内外のクリックトルクを生起させることが出来るが、例えば500gf・cm以上の重いクリックトルクを生起させる為には、板バネの厚さ厚くする事が、考えられるが、ボールの組み込みが難しくなる、あるいは、回転させた際に削れ易く、摺動寿命を長くする事が出来ないという問題があり、これらの理由によって、非常に重いトルクとする事ができなかった。
また、回転軸15にリン青銅等の金属性の板バネを取付、回転軸の軸芯方向に対して垂直である一方向から押圧力を加え、クリックトルクを生起させる構造のものも知られているが、重いトルクを生起させる為には、板バネの厚さを厚くする事が考えられるが金属バネのバネ限界値の都合上、回転軸15への押圧力に制限があり、クリックトルクを重くする為には限度がある。また、部分的に荷重が加わる為、削れ易いという問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
貫通孔を有し、その内周面に複数個の山部と谷部からなる凹凸部を設けた軸受けと、略円柱状であって、前記貫通孔を貫通して外方へ突出し、前記軸受けに保持される回転可能な操作軸と、該操作軸の回転が連動されると共に前記操作軸が挿通される貫通孔が設けられ、山部と谷部とからなる凹凸部を設けた駆動体と、前記操作軸に挿通され、前記駆動体に設けた前記凹凸部を前記軸受けに設けた前記凹凸部に当接するように付勢するコイルバネとを備え、前記回転体の回転に伴って、前記駆動体に設けた前記凹凸部と前記軸受けに設けた前記凹凸部とが相互の山と谷を越えてクリック感を生起することである。
【0007】
駆動体が、円錐台形の傘歯車で形成したことである。
【0008】
軸受けの凹凸部及び/又は駆動体の凹凸部に環状の段部が設けられていることである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明の電気部品としての可変抵抗器のクリック装置を示す断面図、図2は、本発明の電気部品の軸受けを示す平面図、図3は、同じく軸受けを示す断面図である。
【0010】
また、図4は、同じく軸受けを示す底面図、図5は、本発明の電気部品の駆動体を示す平面図、図6は、同じく駆動体を示す断面図、図7は、同じく駆動体を示す底面図である。
【0011】
図2〜図4において、略円筒状の軸受け1は、例えばガラス入りPBT(ポリブチレンテレフタレート)などの絶縁材料を成形加工することによって構成され、該軸受け1には、軸部1aと、該軸部1aにて形成された貫通孔1a’と、同軸的に傘状に開き、傾斜角45度の内周面に形成された、複数個の例えば30個の山部と谷部から成る凹凸部1bとが設けられている。そして、該凹凸部1bは、前記軸部1aに連設された内側の第一の凹凸部1b−1と、外側の第二の凹凸部1b−2と、該第一の凹凸部1b−1と第二の凹凸部1b−2とを繋ぐ概略凹形状の環状の段部1b−3とから構成され、該環状の段部1b−3は、後述のグリス溜まりとして機能する。
また、該軸部1aの外側の周囲には、円形の段部1cと、円形の凹部1dと、同じく円形の鍔部1eが設けられている。
そして、前記凹凸部1bの下方には、中空・円形の筒部1hが連設されている。
該筒部1hの外壁には、対称的に配置された4個の角穴1iと6本のスリット1jとが設けられている。
【0012】
図1において、操作軸2は、絶縁材料から成り、成形加工された略円柱状であって、先端部には、前記軸受け1の貫通孔1aを貫通して外方へ突出する操作部2aが設けられており、後端部には、略円盤状である摺動子受け部2bが一体に設けられている。該摺動子受け部2bの下面には、導電材料である金属板などからなる摺動子2b’が固着され、上面には、後述する付勢手段であるコイルバネ4を保持するための保持平面部2cが形成されている。また、保持平面部2cと操作部2aの下端部とが連設された部分には、十字状に配置された凸部2dが、前記操作軸2の軸芯方向に4本設けられている。
さらに、操作軸2の軸長の中間部には、円形の溝2eが設けられている。
【0013】
図5〜図7において、駆動体3は、例えばポリアセタールなどの絶縁材料からなり、成形加工されて、略円錐台形に設けられている。該駆動体3の中心部には、十字状であって、対向する一対の角孔の幅が、他方の一対の角孔の幅に比較して幅広である貫通孔3aが設けられ、円錐台形の前記駆動体3の傾斜部は、45度の傾斜に形成されており、そして、複数個である例えば30個の山部と谷部から成り、傘歯車状の凸凹部3bが設けられている。なお、凸凹部3bは、本実施の形態の30個の山谷部に限定されず複数個であればよい。また、前記十字状の貫通孔3aに連設されて円形の穴3cが一体に形成されている。
また、前記凸凹部3bは、本実施の形態に限定されず、前記軸受け1の凸凹部1bと同じく、環状の段部を挟んで第一の凸凹部と第二の凸凹部(何れも図示せず)とからなるように構成されていてもよい。
【0014】
図1において、コイルバネ4は、付勢手段のひとつの実施の形態であって、圧縮型の該コイルバネ4は、ピアノ線からなり、その仕様は、例えば線径:0.8φ、バネ定数:350gf/cm、荷重:圧縮高さH=4にての荷重P=1580gfである。また、上述の仕様は、一実施の形態であって所望のトルク値を得るために、任意に選定出来ることは言うまでもないことである。
【0015】
抵抗基板5は、例えばフェノール樹脂材料などの絶縁基板からなり、その一面に、カーボンインクなどを印刷によって形成した円弧状の抵抗体5aが設けられている。また、抵抗体5aの両端部には、鳩目5bによって端子5cが固着されている。
この実施の形態では、上述の如く抵抗体5aが設けられた抵抗基板5にて説明したが、これに限定されることなくスイッチ基板であっても良い。
【0016】
保持部材6は、前記抵抗基板5や後述する端子8などを保持するためのもので、例えばガラス入りPBT(ポリブチレンテレフタレート)などの絶縁材料からなり、成形加工によって形成される。該保持部材6の上端部には、略円筒形の基板保持部6aが、そして下端部には、略四角筒形の端子保持部6bが設けられている。なお、基板保持部6aと端子保持部6bとは、連結・一体に形成されている。該基板保持部6aの一端部は、開放端部6a’であって、円形の壁部6cによって構成されている。該壁部6cには、対称的な位置に4個のスナップイン係合部となる爪部6eとが設けられている。また、前記端子保持部6bには、抵抗基板5の端子5cとそれぞれ接続された金属材からなる3本の端子8が、インサート成形などで一体に設けられている。そして端子保持部6bの外壁には、3本の柱状の凸部6fが設けられている。
【0017】
次に、本発明の実施の形態の電気部品としての可変抵抗器のクリック装置の組立について説明する。
まず、操作軸2の摺動子受け部2bに摺動子2b’を熱カシメによって固着する。次に抵抗体5aが、印刷された抵抗基板5の端子5cの端部を、保持部材6の端子8に圧入などによって接続し、前記端子5cが接続された抵抗基板5を保持部材6の略円形の開放端部6a’に載置する。
【0018】
次に、操作軸2の操作部2aの先端から付勢手段としての、例えばコイルバネ4を挿通して、該コイルバネ4を、操作軸2の保持平面部2cに載置し、前記コイルバネ4の上に駆動体3を同じく操作部2aの先端から挿通する。このとき、駆動体3の凹凸部3bが上側を向くように配置され、円形の穴3cの中に、前記コイルバネ4の端部が収まるように配置される。さらに、駆動体3の十字状の貫通孔3aに、操作軸2の十字状に配置された4本の凸部2dが挿通され、これで、駆動体3の回転が、操作軸2の回転と連動されるように構成されている。
【0019】
次に、軸受け1の凹凸部1bに潤滑材としてのグリス(図示せず)を塗布し、その後、前記コイルバネ4と駆動体3とを挿通した操作軸2を、軸受け1の貫通孔1a’に挿通し、前記操作軸2の中間部の溝2eにEリング7を嵌着・固定する。このEリング7よる固定によって軸受け1から操作軸2が、抜けることがない。このとき、軸受け1と駆動体3との凹凸部1b、3b同志が、コイルバネ4の押圧力によって、当接されて配置されている。
次に、抵抗基板5の載置された保持部材6を、軸受け1の開放された下面から挿通させる。この保持部材6の挿通の際、軸受け1の4個の角穴1iと、保持部材6の4個の爪部6eとがいわゆるスナップイン係合にて、軸受け1と保持部材6とが係合・嵌着される。
このとき、摺動子受け部2bに固着された摺動子2b’は、抵抗基板5の抵抗体5aの上を摺動するように配置されている。
これで、本発明の電気部品の組立を完了する。
【0020】
次に、本発明の電気部品の動作について説明する。
軸受け1の貫通孔1aから突出されている操作軸2の操作部2aに操作つまみ(図示せず)を係合させて、該操作つまみを右又は左に回動させると、操作軸2の十字状に設けられた凸部2dと、駆動体3の十字状の貫通孔3aとが係合していることから、該駆動体3が同じく右又は左に回動される。このとき駆動体3の凹凸部3bは、付勢手段であるコイルバネ4によって軸受け1の凹凸部1bに押し付け(付勢)られて、いわゆる傘歯車の如く係合していることから、凹凸部1bと凹凸部3bとは、相互の山と谷を越えて操作軸2が回動される。
また、駆動体3を、本実施の形態では、円錐台形として、その傾斜面が45度である凹凸部3bと当接させている。
そして、この本実施の形態でのクリック装置でのクリックトルク:Tは、800〜900gf・cmと重いトルクが得られる。
【0021】
なお、この回動によって、操作軸2の摺動子受け部2bに固着された摺動子2b’が、抵抗基板5の抵抗体5a上を摺動して、所望の抵抗値が端子8から出力される。
よって、駆動体3の回動は、コイルバネ4の押圧力と凹凸部相互の係脱とによって、所望とする重いクリックトルク(800〜900gf・cm)が生起できる。このトルクは、コイルバネ4の荷重や、軸受け1の凹凸部1bと、駆動体3の凹凸部3bとの山と谷の高さ・深さや形状や当接面積などを選定することによって、比較的軽いトルクから、非常に重いトルクまで所望のトルクを選択でき、いずれにおいても、回転時の寿命を長くする事が可能であるが、本発明の構成では一般的に重いクリックトルクを得るのに好適である。
また、厚さ方向の薄型化が、必要な場合には、傘歯車に傾斜を設けずに平面で構成することも可能である。
【0022】
【発明の効果】
貫通孔を有し、その内周面に複数個の山部と谷部からなる凹凸部を設けた軸受けと、略円柱状であって、前記貫通孔を貫通して外方へ突出し、前記軸受けに保持される回転可能な操作軸と、該操作軸の回転が連動されると共に前記操作軸が挿通される貫通孔が設けられ、山部と谷部とからなる凹凸部を設けた駆動体と、前記操作軸に挿通され、前記駆動体に設けた前記凹凸部を前記軸受けに設けた前記凹凸部に当接するように付勢するコイルバネとを備え、前記回転体の回転に伴って、前記駆動体に設けた前記凹凸部と前記軸受けに設けた前記凹凸部とが相互の山と谷を越えてクリック感を生起させるため、クリック感を生起させる箇所を多くできることから、クリックトルクを重く設定する、あるいは、荷重を分散させることにより長寿命とすることができる。
また、コイルバネが操作軸に挿通されていることから、軸受けに挿通された操作軸に対して軸長方向に付勢力を付与出来ることから駆動体の凹凸部が傾くことなく、軸受けの凹凸部に均一に付勢することができることからクリック感にムラがないばかりか、長寿命のクリック装置を提供できるという効果を奏する。
【0023】
駆動体が円錐台形の傘歯車で形成したことから、傾斜面によって凹凸部の当接面積を広く設けられることに成り、且つ、傾斜面に複数個の凹凸部が設けられているので、該凹凸部の全てに対して軸方向への逃げが可能で、軸の径方向に小型化でき、クリックトルクを重く設定する、あるいは、荷重を分散させることにより長寿命とすることができる。
【0024】
軸受け及び/又は駆動体の凹凸部に環状の段部を設けて、この段部にグリスなどの潤滑剤を塗布することによって、このクリック装置の寿命を長く保持できるという効果を奏する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気部品のクリック装置を示す断面図である。
【図2】本発明の電気部品の軸受けを示す平面図である。
【図3】本発明の電気部品の軸受けを示す断面図である。
【図4】本発明の電気部品の軸受けを示す底面図である。
【図5】本発明の電気部品の駆動体を示す平面図である。
【図6】本発明の電気部品の駆動体を示す断面図である。
【図7】本発明の電気部品の駆動体を示す底面図である。
【図8】従来の電気部品としての可変抵抗器を示す平面図である。
【図9】従来の電気部品としての可変抵抗器のクリック装置を示す平面図である。
【図10】従来の電気部品としての可変抵抗器のクリック装置を示す要部拡大平面図である。
【図11】従来の電気部品としての可変抵抗器のスペーサを示す平面図である。
【符号の説明】
1 軸受け
1b、3b 凹凸部
2 操作軸
2a 操作部
2b 摺動子受け部
3 駆動体
3a 貫通孔
4 コイルバネ
5 抵抗基板
6 保持部材
8 端子
【発明の属する技術分野】
本発明は、可変抵抗器又は、スイッチなどの電気部品のクリック装置に係わり、
特に、クリック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気部品の例えば可変抵抗器のクリック装置は、本発明の出願人の出願に係わる実公平5−37299号がある。
この従来のクリック装置を、図8〜図11に示す説明図に基づいて説明する。図8は、従来の可変抵抗器を示す平面図、図9は、従来のクリック装置を示す平面図、図10は、従来のクリック装置を示す要部拡大平面図、図11は、従来の可変抵抗器を示すスペーサの平面図である。
【0003】
図において、軸受け11は、亜鉛ダイカストからなり、該軸受け11には、前面板12が設けられている。該前面板12内には、全周に渉って複数の歯条14を設けたダイカストから成るクリック板13が配置されており、該クリック板13には、中央部に回転軸15の小判形部が嵌合する小判形孔16が設けられている。
前記前面板12の内部には、前記クリック板13を回転可能に遊嵌する第一の凹部17が設けられている。そして、該第一の凹部17に連設して、第二の凹部18が設けられており、該第二の凹部18は、板バネ19を保持するために形成されている。そして、前記第一の凹部17と第二の凹部18との間には、橋絡部20が設けられている。
該橋絡部20には、一対のボール抑え用突起22、22が前記第二の凹部18の内方に突出して形成されている。さらに、第二の凹部18の上部両側に、板バネ19を係止するための一対の係止部23、23が設けられている。また、前記一対のボール抑え用突起22、22の間には、その間隔よりやや小さい径のボール21が、配置されている。
なお、前記軸受け11の後段には、可変抵抗器25が、スペーサ24を介して配置されている。この該スペーサ24は、前記一対のボール抑え用突起22、22の間に配置されたボール21を押さえている。
【0004】
次に、従来例の可変抵抗器のクリック装置の動作について、説明する。
この可変抵抗器25の抵抗値の調整を行う場合は、回転軸15を右又は左に回動すると、小判形孔16が形成されたクリック板13が、共に回動する。そして、この回動によって、ボール21がクリック板13の複数の歯条14と弾性的に係脱を繰り返し、クリックトルクを与えながら、可変抵抗器25の摺動子(図示せず)が回動して所望の抵抗値が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の如きクリック装置では、板バネ19に押圧されたボール21が、クリック板13の歯条14の凹部に当接する構成であることから、
例えば300gf・cm内外のクリックトルクを生起させることが出来るが、例えば500gf・cm以上の重いクリックトルクを生起させる為には、板バネの厚さ厚くする事が、考えられるが、ボールの組み込みが難しくなる、あるいは、回転させた際に削れ易く、摺動寿命を長くする事が出来ないという問題があり、これらの理由によって、非常に重いトルクとする事ができなかった。
また、回転軸15にリン青銅等の金属性の板バネを取付、回転軸の軸芯方向に対して垂直である一方向から押圧力を加え、クリックトルクを生起させる構造のものも知られているが、重いトルクを生起させる為には、板バネの厚さを厚くする事が考えられるが金属バネのバネ限界値の都合上、回転軸15への押圧力に制限があり、クリックトルクを重くする為には限度がある。また、部分的に荷重が加わる為、削れ易いという問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
貫通孔を有し、その内周面に複数個の山部と谷部からなる凹凸部を設けた軸受けと、略円柱状であって、前記貫通孔を貫通して外方へ突出し、前記軸受けに保持される回転可能な操作軸と、該操作軸の回転が連動されると共に前記操作軸が挿通される貫通孔が設けられ、山部と谷部とからなる凹凸部を設けた駆動体と、前記操作軸に挿通され、前記駆動体に設けた前記凹凸部を前記軸受けに設けた前記凹凸部に当接するように付勢するコイルバネとを備え、前記回転体の回転に伴って、前記駆動体に設けた前記凹凸部と前記軸受けに設けた前記凹凸部とが相互の山と谷を越えてクリック感を生起することである。
【0007】
駆動体が、円錐台形の傘歯車で形成したことである。
【0008】
軸受けの凹凸部及び/又は駆動体の凹凸部に環状の段部が設けられていることである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明の電気部品としての可変抵抗器のクリック装置を示す断面図、図2は、本発明の電気部品の軸受けを示す平面図、図3は、同じく軸受けを示す断面図である。
【0010】
また、図4は、同じく軸受けを示す底面図、図5は、本発明の電気部品の駆動体を示す平面図、図6は、同じく駆動体を示す断面図、図7は、同じく駆動体を示す底面図である。
【0011】
図2〜図4において、略円筒状の軸受け1は、例えばガラス入りPBT(ポリブチレンテレフタレート)などの絶縁材料を成形加工することによって構成され、該軸受け1には、軸部1aと、該軸部1aにて形成された貫通孔1a’と、同軸的に傘状に開き、傾斜角45度の内周面に形成された、複数個の例えば30個の山部と谷部から成る凹凸部1bとが設けられている。そして、該凹凸部1bは、前記軸部1aに連設された内側の第一の凹凸部1b−1と、外側の第二の凹凸部1b−2と、該第一の凹凸部1b−1と第二の凹凸部1b−2とを繋ぐ概略凹形状の環状の段部1b−3とから構成され、該環状の段部1b−3は、後述のグリス溜まりとして機能する。
また、該軸部1aの外側の周囲には、円形の段部1cと、円形の凹部1dと、同じく円形の鍔部1eが設けられている。
そして、前記凹凸部1bの下方には、中空・円形の筒部1hが連設されている。
該筒部1hの外壁には、対称的に配置された4個の角穴1iと6本のスリット1jとが設けられている。
【0012】
図1において、操作軸2は、絶縁材料から成り、成形加工された略円柱状であって、先端部には、前記軸受け1の貫通孔1aを貫通して外方へ突出する操作部2aが設けられており、後端部には、略円盤状である摺動子受け部2bが一体に設けられている。該摺動子受け部2bの下面には、導電材料である金属板などからなる摺動子2b’が固着され、上面には、後述する付勢手段であるコイルバネ4を保持するための保持平面部2cが形成されている。また、保持平面部2cと操作部2aの下端部とが連設された部分には、十字状に配置された凸部2dが、前記操作軸2の軸芯方向に4本設けられている。
さらに、操作軸2の軸長の中間部には、円形の溝2eが設けられている。
【0013】
図5〜図7において、駆動体3は、例えばポリアセタールなどの絶縁材料からなり、成形加工されて、略円錐台形に設けられている。該駆動体3の中心部には、十字状であって、対向する一対の角孔の幅が、他方の一対の角孔の幅に比較して幅広である貫通孔3aが設けられ、円錐台形の前記駆動体3の傾斜部は、45度の傾斜に形成されており、そして、複数個である例えば30個の山部と谷部から成り、傘歯車状の凸凹部3bが設けられている。なお、凸凹部3bは、本実施の形態の30個の山谷部に限定されず複数個であればよい。また、前記十字状の貫通孔3aに連設されて円形の穴3cが一体に形成されている。
また、前記凸凹部3bは、本実施の形態に限定されず、前記軸受け1の凸凹部1bと同じく、環状の段部を挟んで第一の凸凹部と第二の凸凹部(何れも図示せず)とからなるように構成されていてもよい。
【0014】
図1において、コイルバネ4は、付勢手段のひとつの実施の形態であって、圧縮型の該コイルバネ4は、ピアノ線からなり、その仕様は、例えば線径:0.8φ、バネ定数:350gf/cm、荷重:圧縮高さH=4にての荷重P=1580gfである。また、上述の仕様は、一実施の形態であって所望のトルク値を得るために、任意に選定出来ることは言うまでもないことである。
【0015】
抵抗基板5は、例えばフェノール樹脂材料などの絶縁基板からなり、その一面に、カーボンインクなどを印刷によって形成した円弧状の抵抗体5aが設けられている。また、抵抗体5aの両端部には、鳩目5bによって端子5cが固着されている。
この実施の形態では、上述の如く抵抗体5aが設けられた抵抗基板5にて説明したが、これに限定されることなくスイッチ基板であっても良い。
【0016】
保持部材6は、前記抵抗基板5や後述する端子8などを保持するためのもので、例えばガラス入りPBT(ポリブチレンテレフタレート)などの絶縁材料からなり、成形加工によって形成される。該保持部材6の上端部には、略円筒形の基板保持部6aが、そして下端部には、略四角筒形の端子保持部6bが設けられている。なお、基板保持部6aと端子保持部6bとは、連結・一体に形成されている。該基板保持部6aの一端部は、開放端部6a’であって、円形の壁部6cによって構成されている。該壁部6cには、対称的な位置に4個のスナップイン係合部となる爪部6eとが設けられている。また、前記端子保持部6bには、抵抗基板5の端子5cとそれぞれ接続された金属材からなる3本の端子8が、インサート成形などで一体に設けられている。そして端子保持部6bの外壁には、3本の柱状の凸部6fが設けられている。
【0017】
次に、本発明の実施の形態の電気部品としての可変抵抗器のクリック装置の組立について説明する。
まず、操作軸2の摺動子受け部2bに摺動子2b’を熱カシメによって固着する。次に抵抗体5aが、印刷された抵抗基板5の端子5cの端部を、保持部材6の端子8に圧入などによって接続し、前記端子5cが接続された抵抗基板5を保持部材6の略円形の開放端部6a’に載置する。
【0018】
次に、操作軸2の操作部2aの先端から付勢手段としての、例えばコイルバネ4を挿通して、該コイルバネ4を、操作軸2の保持平面部2cに載置し、前記コイルバネ4の上に駆動体3を同じく操作部2aの先端から挿通する。このとき、駆動体3の凹凸部3bが上側を向くように配置され、円形の穴3cの中に、前記コイルバネ4の端部が収まるように配置される。さらに、駆動体3の十字状の貫通孔3aに、操作軸2の十字状に配置された4本の凸部2dが挿通され、これで、駆動体3の回転が、操作軸2の回転と連動されるように構成されている。
【0019】
次に、軸受け1の凹凸部1bに潤滑材としてのグリス(図示せず)を塗布し、その後、前記コイルバネ4と駆動体3とを挿通した操作軸2を、軸受け1の貫通孔1a’に挿通し、前記操作軸2の中間部の溝2eにEリング7を嵌着・固定する。このEリング7よる固定によって軸受け1から操作軸2が、抜けることがない。このとき、軸受け1と駆動体3との凹凸部1b、3b同志が、コイルバネ4の押圧力によって、当接されて配置されている。
次に、抵抗基板5の載置された保持部材6を、軸受け1の開放された下面から挿通させる。この保持部材6の挿通の際、軸受け1の4個の角穴1iと、保持部材6の4個の爪部6eとがいわゆるスナップイン係合にて、軸受け1と保持部材6とが係合・嵌着される。
このとき、摺動子受け部2bに固着された摺動子2b’は、抵抗基板5の抵抗体5aの上を摺動するように配置されている。
これで、本発明の電気部品の組立を完了する。
【0020】
次に、本発明の電気部品の動作について説明する。
軸受け1の貫通孔1aから突出されている操作軸2の操作部2aに操作つまみ(図示せず)を係合させて、該操作つまみを右又は左に回動させると、操作軸2の十字状に設けられた凸部2dと、駆動体3の十字状の貫通孔3aとが係合していることから、該駆動体3が同じく右又は左に回動される。このとき駆動体3の凹凸部3bは、付勢手段であるコイルバネ4によって軸受け1の凹凸部1bに押し付け(付勢)られて、いわゆる傘歯車の如く係合していることから、凹凸部1bと凹凸部3bとは、相互の山と谷を越えて操作軸2が回動される。
また、駆動体3を、本実施の形態では、円錐台形として、その傾斜面が45度である凹凸部3bと当接させている。
そして、この本実施の形態でのクリック装置でのクリックトルク:Tは、800〜900gf・cmと重いトルクが得られる。
【0021】
なお、この回動によって、操作軸2の摺動子受け部2bに固着された摺動子2b’が、抵抗基板5の抵抗体5a上を摺動して、所望の抵抗値が端子8から出力される。
よって、駆動体3の回動は、コイルバネ4の押圧力と凹凸部相互の係脱とによって、所望とする重いクリックトルク(800〜900gf・cm)が生起できる。このトルクは、コイルバネ4の荷重や、軸受け1の凹凸部1bと、駆動体3の凹凸部3bとの山と谷の高さ・深さや形状や当接面積などを選定することによって、比較的軽いトルクから、非常に重いトルクまで所望のトルクを選択でき、いずれにおいても、回転時の寿命を長くする事が可能であるが、本発明の構成では一般的に重いクリックトルクを得るのに好適である。
また、厚さ方向の薄型化が、必要な場合には、傘歯車に傾斜を設けずに平面で構成することも可能である。
【0022】
【発明の効果】
貫通孔を有し、その内周面に複数個の山部と谷部からなる凹凸部を設けた軸受けと、略円柱状であって、前記貫通孔を貫通して外方へ突出し、前記軸受けに保持される回転可能な操作軸と、該操作軸の回転が連動されると共に前記操作軸が挿通される貫通孔が設けられ、山部と谷部とからなる凹凸部を設けた駆動体と、前記操作軸に挿通され、前記駆動体に設けた前記凹凸部を前記軸受けに設けた前記凹凸部に当接するように付勢するコイルバネとを備え、前記回転体の回転に伴って、前記駆動体に設けた前記凹凸部と前記軸受けに設けた前記凹凸部とが相互の山と谷を越えてクリック感を生起させるため、クリック感を生起させる箇所を多くできることから、クリックトルクを重く設定する、あるいは、荷重を分散させることにより長寿命とすることができる。
また、コイルバネが操作軸に挿通されていることから、軸受けに挿通された操作軸に対して軸長方向に付勢力を付与出来ることから駆動体の凹凸部が傾くことなく、軸受けの凹凸部に均一に付勢することができることからクリック感にムラがないばかりか、長寿命のクリック装置を提供できるという効果を奏する。
【0023】
駆動体が円錐台形の傘歯車で形成したことから、傾斜面によって凹凸部の当接面積を広く設けられることに成り、且つ、傾斜面に複数個の凹凸部が設けられているので、該凹凸部の全てに対して軸方向への逃げが可能で、軸の径方向に小型化でき、クリックトルクを重く設定する、あるいは、荷重を分散させることにより長寿命とすることができる。
【0024】
軸受け及び/又は駆動体の凹凸部に環状の段部を設けて、この段部にグリスなどの潤滑剤を塗布することによって、このクリック装置の寿命を長く保持できるという効果を奏する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気部品のクリック装置を示す断面図である。
【図2】本発明の電気部品の軸受けを示す平面図である。
【図3】本発明の電気部品の軸受けを示す断面図である。
【図4】本発明の電気部品の軸受けを示す底面図である。
【図5】本発明の電気部品の駆動体を示す平面図である。
【図6】本発明の電気部品の駆動体を示す断面図である。
【図7】本発明の電気部品の駆動体を示す底面図である。
【図8】従来の電気部品としての可変抵抗器を示す平面図である。
【図9】従来の電気部品としての可変抵抗器のクリック装置を示す平面図である。
【図10】従来の電気部品としての可変抵抗器のクリック装置を示す要部拡大平面図である。
【図11】従来の電気部品としての可変抵抗器のスペーサを示す平面図である。
【符号の説明】
1 軸受け
1b、3b 凹凸部
2 操作軸
2a 操作部
2b 摺動子受け部
3 駆動体
3a 貫通孔
4 コイルバネ
5 抵抗基板
6 保持部材
8 端子
Claims (3)
- 貫通孔を有し、その内周面に複数個の山部と谷部からなる凹凸部を設けた軸受けと、略円柱状であって、前記貫通孔を貫通して外方へ突出し、前記軸受けに保持される回転可能な操作軸と、該操作軸の回転が連動されると共に前記操作軸が挿通される貫通孔が設けられ、山部と谷部とからなる凹凸部を設けた駆動体と、前記操作軸に挿通され、前記駆動体に設けた前記凹凸部を前記軸受けに設けた前記凹凸部に当接するように付勢するコイルバネとを備え、前記回転体の回転に伴って、前記駆動体に設けた前記凹凸部と前記軸受けに設けた前記凹凸部とが相互の山と谷を越えてクリック感を生起することを特徴とする電気部品のクリック装置。
- 前記駆動体が、円錐台形の傘歯車で形成したことを特徴とする請求項1記載の電気部品のクリック装置。
- 前記軸受けの凹凸部及び/又は前記駆動体の凹凸部に環状の段部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気部品のクリック装置。
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