JP2011210507A - 回転型電気部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】Oリングによる摩擦力のバラツキを無くし、一定のトルクを安定して供給する。
【解決手段】回転体5の上面とそれに対向する軸受け部材3の裏面でOリング17を挟持するとともに回転体5の上面に同心円形状に複数の溝部5Cを形成し、押し潰されたOリング17が回転体5の上面に吸着しないように構成する。これによって、回転体5はOリング17との間で摩擦力を発生させながら円滑に回転し、一定のトルクを安定して供給でき良好な操作感触を得ることができる。
【選択図】図18

Description

本発明は、例えば自動車のコントロールパネルに取り付けられ、エアコンの温度設定をするため等の用途に用いられる回転型電気部品に関する。
従来、回転型電気部品として例えば、特許文献1に開示されるプッシュスイッチ機構付きのエンコーダが知られている。該エンコーダは、絶縁ケースの上部に軸受部を組み合わせることで画成された収容室を備え、その収納室内には操作部材で回転操作可能な回転部材が配設されている。回転部材には導電パターンが埋設されており、絶縁ケースに配置された摺動子片と摺接することで信号が出力されるようになっている。
また、上記軸受部と回転部材との間にはその対向面でシリコーンゴム等の弾性のあるOリングが挟み込まれており、回転時にトルクを作用させるようにしている。
特許3723714号
しかしながら、Oリングは組み付け誤差を考慮して所定の荷重をかけて組み付けられるため、軸受部又は回転部材の対向面に吸着してしまい摩擦抵抗が大きくなり過ぎ所定のトルクを得ることが難しいという問題があった。そこで、摩擦抵抗を小さくするためにOリングとの対向面に潤滑剤を塗布することが考えられるがその場合には塗布量のばらつきやOリングに潤滑剤が浸み込んで膨潤の影響等によってトルクがばらつき操作感触が安定しないという問題が発生する。
本発明は、この様な問題点を鑑みてなされたものであり、所定のトルクを得つつ操作感触のばらつき抑えることができる回転型電気部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、操作部材と、前記操作部材よって回転可能な回転体と、前記回転体を収納する収納部とを備え、前記回転体が回転することで電気信号が出力される回転型電気部品において、前記回転体と前記収納部とには互いに対向する対向面を有し、この互いの対向面が形成する隙間部分に弾性を有する環状のOリングを配設して前記互いの対向面で弾接狭持するとともに、前記互いの対向面の少なくとも一方の対向面には前記Oリングとの弾接領域に複数の溝部を形成した構成に特徴を有する。
また、請求項2の発明は、前記複数の溝部は同心円状に形成されている構成に特徴を有する。
また、請求項3の発明は、前記Oリングを挟持する対向面は異なる材料で形成され、前記複数の溝部を形成した対向面と前記Oリングとの摩擦力が、前記複数の溝部を形成しない対向面と前記Oリングとの摩擦力より小さくなる構成に特徴を有する。
また、請求項4の発明は、前記収納部は絶縁ケースの上に軸受け部材を組み合わせて形成され、前記Oリングは前記回転体の上面と前記軸受け部材の内面で挟持されており、前記回転体の上面に前記複数の溝部が形成されている構成に特徴を有する。
また、請求項5の発明は、前記対向面で挟持されたOリングと前記溝部の底面との間には僅かな隙間が形成されていることに特徴を有する。
本発明の回転型電気部品は、Oリングを挟持する対向面のうち少なくとも一方の対向面に同心円形状に複数の溝部を形成したので、Oリングが対向面に吸着して摩擦抵抗が大きくなってしまうことを抑止でき所定のトルクを安定して提供することができるという効果を奏する。また、潤滑剤を塗布する必要もないため、膨潤の影響等による操作感触のバラツキも防止できる。
本発明に係る回転型電気部品を示す分解斜視図である。 本発明に係る回転型電気部品全体を示す外観斜視図である。 本発明に係る回転型電気部品の内部を示す縦断面図である。 (a)は軸受け部材の上面側を示す斜視図、(b)は該軸受け部材の底面側を示す斜視図である。 操作軸を示す斜視図である。 Oリングを示す斜視図である。 駆動体を示す斜視図である。 回転体の上面側を示す斜視図である。 該回転体の底面側を示す斜視図である。 コード板を示す斜視図である。 ゴムラバーを示す斜視図である。 固定接点及び該摺動接点を組み付けた絶縁ケースを示す斜視図である。 該絶縁ケースの上面側を示す斜視図である。 該固定接点と該摺動接点を示す上面図である。 可動接点部材を示す斜視図である。 取り付け板を示す斜視図である。 摘み取付部を示す斜視図である。 該Oリングを組み付けた状態を示す断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明に係る回転型電気部品は、例えば、自動車のエアコンの温度やオーディオの音量などの調整を行なうための回転型エンコーダとして好適に利用される。以下においては、本実施の形態に係る回転型電気部品をエンコーダに適用する場合について説明するが、本実施の形態に係る回転型電気部品が適用される対象についてはこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る回転型電気部品としてのエンコーダの分解斜視図である。図2は、本実施の形態に係るエンコーダの外観を示す斜視図である。
また、以下においては、説明の便宜上、図3に示す様に押圧操作が行なわれていない状態を初期状態と呼びその状態における後述する操作部材20の位置を初期位置とする。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施の形態である回転型エンコーダは、操作部材20と略直方体形状の本体30とから構成される。
本体30は絶縁ケース4の上部に軸受け部材3を組み合わせて構成され、内部に回転体収納部4Bを有する。絶縁ケース4は、例えば、樹脂材料で形成され、図12、図13に示すように上方側を開口した略扁平な直方体形状に形成されており、回転体収納部4Bの中央部分はさらに凹みゴムラバー収納部4Aとなっている。
また、絶縁ケース4には、1対の固定接点部材11、12と3本の摺動接点部材13、14、15が埋設されている。各固定接点部材11、12の一方の端部は図12のように前記絶縁ケース4の右側外方へ突出した後、直角に折り曲げられて図示しない回路基板に半田付けされる端子部11A、12Aを形成し、他端部は前記ゴムラバー収納部4Aの底面に一方が他方を囲むように露出して接触部11B、12Bを形成している。この接触部11B、12B間が後述する可動接点部材16を介して導通、非導通となることでスイッチ手段が構成される。
各摺動接点部材13、14、15の一方の端部は図12のように前記絶縁ケース4の左側外方へ突出し、それぞれ回路基板と接続する端子部13A、14A、15Aを形成している。摺動接点部材13、15の他端部は前記回転体収納部4Bの底面においてそれぞれ図12中上側と下側に露出して接触部13B、15Bを形成している。接触部13B、15Bの先端部分はそれぞれ二股に分割して形成されている。また、前記摺動接点部材14の他端部は図14に示すように根元部分から二股に分かれて形成され、前記回転体収納部4Bの底面において図12中上側と下側に露出して接触部14Bと14Cを形成している。
ゴムラバー収納部4A上には、図3に示すように、可動接点部材16とゴムラバー9が配置されている。可動接点部材16は、図15に示すように、金属板材を打ち抜いて形成され
中央部分に片持ち梁状に当接部16Aが形成され、その周りに接続部16Bが形成され、さらに接続部16Bには位置決め部16Cが突出形成されている。可動接点部材16をゴムラバー収納部4A上に配置した状態で接続部16Bは上記固定接点部材12の接触部12Bに接触し、位置決め部16Cは回転体収納部4B内に形成された位置決め溝4Cに嵌り、接続部16Bと接触部12Bとの接触状態が保持される。また、その状態で当接部16Aが押圧されると当接部16Aは撓んで固定接点部材11の接触部11Bに接触し、固定接点部材11、12間が導通状態となる。
ゴムラバー9は、ゴム材料で形成され、図11のように概して円錐形状に形成されている。ゴムラバー9の頂部は平坦に形成され後述する駆動体6で押される当接部9Aとなっている。また、その当接部9Aの裏面側は押圧部9Bとなっており、当接部9Aが押圧されると下方に弾性変形し押圧部9Bが可動接点部材16の当接部16Aを押圧する。また、当接部9Aへの押圧力が解除されると弾性力でもとの形状に戻るとともに後述する操作軸2を初期位置に戻す役割を果たす。
回転体収納部4B内には、回転体5が回転可能に配設されている。回転体5は、例えば、樹脂材料で形成され、図8及び図9に示すように概して中空の円盤状に形成されている。回転体5の裏面には、図9に示すように図10のコード板18が埋設されており、コード板18は金属板材を打ち抜いて形成され開口部18Aと接点部18Bが周方向に同一幅で交互に配置されている。また、開口部18Aには、例えば、樹脂材料が充填され、接点部18Bと面一状態となっている。
コード板18の内周部18C上を上記摺動接点部材14の接触部14B、14Cが摺接し、
開口部18A及び接点部18Bの周上を上記摺動接点部材13、15の接触部13B、15Bが摺接するようになっている。摺動接点部材13の接触部13Bと摺動接点部材15の接触部15Bとの関係は、例えば、接触部13Bが接点部18Bに位置して摺動接点部材14と摺動接点部材13の間が導通状態にある領域で、接触部15Bの接触位置が開口部18Aから接点部18Bへと切り換って摺動接点部材14と摺動接点部材15の間が非導通状態から導通状態となるように構成されている。このように、摺動接点部材13、15の端子部13Aと端子部15Aからは位相の90度異なる信号が出力される。
回転体5の中空部5Aには、後述する駆動体6が配設される。中空部5Aには駆動体係合部5Bが形成されており、駆動体6の突出部6Bが係合するようになっている。回転体5の板状部の上面には、同心円状に複数本の溝部5Cが等間隔で形成されている。
駆動体6は、例えば、樹脂材料で形成され、図7のように概して円筒形状をなし、内部に軸嵌合部6Aが形成されている。軸嵌合部6Aには後述する操作軸2の下端部が嵌り込み、操作軸2が下方へ押圧されると駆動体6は突出部6Bが駆動体係合部5Bに案内されて下方へ移動するようになっている。また、操作軸2を回転すると駆動体6も回転し突出部6Bを介して回転体5が回転するようになっている。
絶縁ケース4の上に組み合わされて内部に回転体収納部4Bを形成する軸受け部材3は、例えば、アルミダイキャストで形成され、概して図4のような円筒状に形成されている。軸受け部材3には小径円筒部3Aと大径円筒部3Bが形成されており、小径円筒部3Aには後述する操作軸2が挿通状態で嵌合され抜け止め用のリング10で抜け止めされている。大径円筒部3Bには、図3に示すように回転体5の上部が駆動体6とともに嵌合し、操作軸2を回転すると回転体5は大径円筒部3Bの内壁面にガイドされて回転するようになっている。
軸受け部材3の下端部には回転体収納部4Bの天井部分をなす鍔部3Dが形成されている。鍔部3Dの裏面には環状の凹部3Cが形成されており、その凹部3Cには後述するOリング17が収納される。
Oリング17は、シリコーンゴム材等の弾性体からなり、図6に示すように断面略円形のリング状に形成されている。Oリング17は、上述したように鍔部3Dの裏面に形成した凹部3C内に収納されるが、各部材を組み付けた状態では、回転体5の上面に形成された複数の溝部5Cとこれに対向する鍔部3Dの裏面によって所定の荷重で弾接挟持され、図19に示すように押し潰された状態となる。これによって、回転体5の上面である溝部5Cを形成した面とOリング17との間及び鍔部3Dの裏面とOリング17との間に摩擦力が発生することになる。摩擦力は、鍔部3Dの裏面とOリング17との間の摩擦力より回転体5の溝部5Cを形成した面とOリング17との間の摩擦力の方が小さくなるように設定されている。また、Oリング17は溝部5Cの底面に密着するまで押し潰されてはなく、Oリング17と回転体5の上面の溝部5Cとの間には僅かな隙間Sが形成さており、これによってOリング17が回転体5の上面に吸着してしまうことを防止している。
操作部材20は、操作軸2と摘み取付部1とが一体化されて構成される。操作軸2は、例えば、金属製で図5に示すような円柱状に形成されている。前記操作軸2の下端部は先細の角柱に形成されて駆動体6の軸嵌合部6Aに嵌り込む駆動体係止部2Aとなっている。操作軸2の上端部は半円柱状に形成されて摘み取付部1が嵌まり込む係止部2Bとなっている。また、駆動体係止部2Aのやや上方部分には抜け止め用のリング10を嵌め込むための抜け止め凹部2Cが形成されており、軸受け部材3に操作軸2を挿通させた後、抜け止め凹部2Cにリング10を嵌め込むことで操作軸2が小径円筒部3Aの下縁部に抜け止めされる。
摘み取付部1は、例えば樹脂材料で成形され、概して円筒形状をしている。図17に示すように摘み取付部1の外周は断面三角形状の複数の縦溝が成形されて滑り止め部1Aとなっており、この滑り止め部1Aに図示しない操作摘みが嵌り込み操作部材20が操作されるようになっている。
また、絶縁ケース4と軸受け部材3を組み付けるためにスペーサ7と取り付け板8が設けられている。スペーサ7は、絶縁ケース4の下方に配置され取り付け板8は軸受け部材3の上方に配置される。取り付け板8は、金属板を打ち抜いて形成され、図16に示すように、軸受け部材3の大径円筒部3Bを挿通させるための開口部8Aと左右両側にそれぞれ一対の折り曲げ部8Bとスナップ部8Cが形成されている。スペーサ7を絶縁ケース4の下方に配置した後、取り付け板8を軸受け部材3の上方に大径円筒部3Bが開口部8Aを挿通させるようにして配置し、各折り曲げ部8Bを内側へ折り曲げることで絶縁ケース4と軸受け部材3がスペーサ7と取り付け板8で挟み付けられて固定される。スナップ部8Cは本実施形態の回転型エンコーダを回路基板に実装する際に、図示しない回路基板の取付孔に圧入されて回転型エンコーダを所定の位置へ位置決めするとともに抜け止めする役目を果たす。
次に、本一実施形態の作用について説明する。摘み取付部1に嵌め込まれた図示しない操作摘みを摘んで所定の方向へ回転させると摘み取付部1及び駆動部材6等を介して回転力は回転体5に伝達される。従って、操作部材20の回転方向に沿って回転体5が回転する。回転体5が回転すると摺動接点部材14の接触部14B、14Cがコード板18の内周部18C上を摺動しつつ、摺動接点部材13、15の接触部13B、15Bがそれぞれコード板18の開口部18A上と接点部18B上を交互に摺動する。これによって、端子部14Aと端子部13Aとの間及び端子部14Aと端子部15Aとの間がそれぞれ交互に導通、非導通となり、端子部13Aと端子部15Aから位相が90度ずれた矩形状のパルス信号が出力される。
上述したように、Oリング17は、絶縁ケース4と軸受け部材3がスペーサ7と取り付け板8で挟み付け固定されることにより、所定の荷重で押し潰されている。このため、回転体5が回転すると回転体5の上面である複数の溝部5Cを形成した面とOリング17との間及び鍔部3Dの裏面とOリング17との間には摩擦力が作用し、しかも、回転体5の複数の溝部5Cを形成した面とOリング17との間の摩擦力が鍔部3Dの裏面とOリング17との間の摩擦力より小さくなるように設定されている。そのため、回転体5の回転に対して一定のトルクが作用することになり、操作部材20を操作する操作者は一定の重さ(負荷)を感じる。この時、回転体5のOリング17との接触部分には複数の溝部5Cが形成されるとともにOリング17と各溝部5Cの底面との間には僅かな隙間Sが形成されているため回転体5は回転体5にOリング17が吸着してしまうことなく摩擦力を生じながら円滑に回転する。即ち、摩擦抵抗が急に変化してごつごつと当たる感じはなく、回転体5は一定のトルクが作用しながら安定して回転する。
上述したように、本構成によれば、Oリング17を挟持する回転体5の上面に同心円形状に複数の溝部5Cを形成するとともに押し潰されたOリング17との間に僅かな隙間を形成したので、Oリング17が回転体5の上面に吸着して摩擦抵抗が急に大きくなってしまうことを抑止でき、回転体5を一定のトルクで安定して回転させることができる。
また、Oリング17に潤滑剤を塗布しないため、膨潤の影響等による操作感触のバラツキも防止できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1)上記実施形態は回転型エンコーダに関るものであったが、回転型エンコーダではなく、可変抵抗器や磁気センサ等に関る構成であってもよい。
(2)上記実施形態では回転体5の上面に複数の溝部5Cを形成したが、回転体5の上面とは対向する側である軸受け部材3の鍔部3Dの裏面に複数の溝部を形成するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、押し潰されたOリング17が溝部5Cの底面に密着しないように僅かな隙間が形成される状態になっていたが、Oリング17が回転体5の上面に吸着しない程度に溝部5Cの底面に接触するものであってもよい。
(4)上記実施形態では、溝部5Cは同心円形状に4本形成されていたが、4本に限らず何本でもよく、また、全周に連続して形成されていなくてもよい。
(5)上記実施形態では、回転体5の上面側が樹脂材からなり、その対向面である軸受け部材3側はアルミダイキャストで形成されていたが、両方とも樹脂材であってもよく、また、その他の材料であってもよい。
(6)上記実施形態では、Oリング17は断面円形状であったが、Oリング17は断面楕円形状や方形状のものであってもよい。
その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
1 摘み取付部
1A 滑り止め部
2 操作軸
2A 駆動体係止部
2B 係止部
2C 抜け止め凹部
3 軸受け部材
3A 小径円筒部
3B 大径円筒部
3C 凹部
3D 鍔部
4 絶縁ケース
4A ゴムラバー収納部
4B 回転体収納部
4C 位置決め溝
5 回転体
5A 中空部
5B 駆動体係合部
5C 溝部
6 駆動体
6A 軸嵌合部
6B 突出部
7 スペーサ
8 取り付け板
8A 開口部
8B 折り曲げ部
8C スナップ部
9 ゴムラバー
9A 当接部
9B 押圧部
10 抜け止め用リング
11 固定接点部材
11A 端子部
11B 接触部
12 固定接点部材
12A 端子部
12B 接触部
13 摺動接点部材
13A 端子部
13B 接触部
14 摺動接点部材
14A 端子部
14B 接触部
14C 接触部
15 摺動接点部材
15A 端子部
15B 接触部
16 可動接点部材
16A 当接部
16B 接続部
16C 位置決め部
17 Oリング
18 コード板
18A 開口部
18B 接点部
18C 内周部
20 操作部材
30 本体

Claims (5)

  1. 操作部材と、前記操作部材によって回転可能な回転体と、前記回転体を収納する収納部とを備え、前記回転体が回転することで電気信号が出力される回転型電気部品において、
    前記回転体と前記収納部とには互いに対向する対向面を有し、この互いの対向面が形成する隙間部分に弾性を有する環状のOリングを配設して前記互いの対向面で弾接狭持するとともに、前記互いの対向面の少なくとも一方の対向面には前記Oリングとの弾接領域に複数の溝部を形成したことを特徴とする回転型電気部品。
  2. 前記複数の溝部は同心円状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  3. 前記Oリングを挟持する対向面は異なる材料で形成され、前記複数の溝部を形成した対向面と前記Oリングとの摩擦力が、前記複数の溝部を形成しない対向面と前記Oリングとの摩擦力より小さくなることを特徴とする請求項1又は2記載の回転型電気部品。
  4. 前記収納部は絶縁ケースの上に軸受け部材を組み合わせて形成され、前記Oリングは前記回転体の上面と前記軸受け部材の内面で挟持されており、前記回転体の上面に前記複数の溝部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回転型電気部品。
  5. 前記対向面で挟持されたOリングと前記溝部の底面との間には僅かな隙間が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回転型電気部品。
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