JP2004042304A - 画像形成装置及び画像形成装置のプログラム管理システム - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置のプログラム管理システム Download PDF

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木本 哲雄
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Abstract

【課題】本発明の課題は、画像形成装置のプログラムのバージョンアップ時に、画像形成装置のシステム構成及び現行のプログラムに基づいて、適正な組み合わせのプログラムに書き換えが行われるようにするとともに、書き換え失敗時にも適正なリカバリを行うことができるようにすることである。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置10によれば、CPU111は、自己の機種、システム構成、現行の各プログラムのバージョンを管理サーバへ送信し、管理サーバから適正組み合わせ情報を受信すると、この情報に基づいて、更新用プログラムをダウンロードして更新し、HDD113に更新履歴及びプログラムの差分プログラムを登録する。また、CPU111は、リカバリするプログラムが選択されると、HDD113の差分プログラムからリカバリ用プログラムを作成し、該当プログラムを書き換え、更新履歴及び差分プログラムを登録する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置及びそのプログラム管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置のシステムの動作制御に用いられるプログラムは、固定のプログラムはROM(Read Only Memory)に、バージョンアップが行われるプログラムは、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の電気的に書き換え可能な不揮発性メモリに記憶されている。プログラムを不揮発性メモリに記憶しておくことにより、バージョンアップ等のプログラム変更時にいちいちROM交換をする必要がなく、プログラムを外部あるいは通信ネットワークを利用して遠隔地からダウンロードして書き換えることができる。
【0003】
特開平10−21060号公報には、画像形成装置の起動時などに、画像形成装置が通信回線を介して定期的にホスト装置にアクセスし、自己のプログラムを最新バージョンに更新するシステムが開示されている。また、特開2000−200187には、ネットワークを介して管理サーバから画像形成装置へバージョンアップの問い合わせを行い、同意した場合に、プログラムのダウンロードを行うシステムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した公報には、いずれも書き換え失敗時のリカバリについては記述されていない。しかし、ネットワークを介してプログラムの書き換えを行う場合には、通信中などにダウンロードの失敗が起こりやすい。また、更新したプログラム自体に問題がある場合もある。
【0005】
上記問題を解決するものとして、特開2001−117780には、バージョンアップ時に、プログラム動作用メモリを直接書き換えず、別メモリに更新用のプログラムをダウンロードして、動作用メモリを別メモリに切り換える技術が開示されている。この技術によれば、書き換え前のプログラムを残しているので、ダウンロードに失敗した場合や、ダウンロードしたプログラム自体に問題が起こった場合に、更新前のプログラムに切り換えることにより、アクシデントに短時間に対処することができる。
【0006】
しかしながら、実際には、画像形成装置の動作制御のためのプログラムには、例えば、本体、ADF(自動書類送り出し装置)、FNS(フィニッシャ)に関するプログラム等、複数のプログラムがあり、各プログラムの書き換え後の組み合わせが悪い場合、動作エラーとなることがある。従って、各単体プログラムの更新前後の管理をするだけでは、このような動作エラーには対応することはできない。
【0007】
本発明の課題は、画像形成装置のプログラムのバージョンアップ時に、画像形成装置のシステム構成及び現行のプログラムに基づいて、適正な組み合わせのプログラムに書き換えが行われるようにするとともに、書き換え失敗時にも適正なリカバリを行うことができるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
画像形成装置のプログラムを管理する管理サーバと通信ネットワークを介して接続され、自己のシステム構成に応じた所定数のプログラムを記憶する記憶手段を備えた画像形成装置において、
前記自己のシステム構成を含む装置情報、及び前記記憶手段に記憶されている各プログラムのバージョン情報を前記管理サーバに送信する装置情報送信手段と、
前記管理サーバにおいて、前記装置情報及び前記各プログラムのバージョン情報に基づいて判定された、前記各プログラムのバージョンの適正な組み合わせに関する情報を受信するとともに、この受信した適正な組み合わせに関する情報に基づいて、前記各プログラムのうち更新する各プログラムに対応する各更新用プログラムを前記管理サーバから受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した各更新用プログラムにより、前記記憶手段に記憶されている対応する各プログラムを更新する更新手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、自己のシステム構成を含む装置情報、及び記憶手段に記憶されている各プログラムのバージョン情報を管理サーバに送信し、 管理サーバにおいて、前記装置情報及び前記各プログラムのバージョン情報に基づいて判定された、前記各プログラムのバージョンの適正な組み合わせに関する情報を受信するとともに、この受信した適正な組み合わせに関する情報に基づいて、更新する各プログラムに対応する各更新用プログラムを前記管理サーバから受信し、受信した各更新用プログラムにより、前記記憶手段に記憶されている対応する各プログラムを更新する。従って、画像形成装置の機種、システム構成等の装置の構成に応じて、適正な組み合わせとなるバージョンで各プログラムを更新することができるので、各プログラムのバージョンが適合しないことによる更新後の動作エラーを未然に防ぐことができ、ユーザや経験の浅い新人サービスマンでもプログラム更新を容易、迅速、安全に行うことができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記各プログラムの更新履歴を記憶する更新履歴記憶手段と、
前記各プログラムの更新後プログラムと更新前プログラムとの差分プログラムを記憶する差分プログラム記憶手段と、
を更に備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、各プログラムの更新履歴、及び更新後プログラムと更新前プログラムとの差分プログラムを記憶する。従って、各プログラムの更新履歴を管理することができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
前記各プログラムのうち、リカバリするプログラムを指定するプログラム指定手段と、
前記更新履歴及び前記差分プログラムにより、前記プログラム指定手段により指定されたプログラムをリカバリするためのリカバリ用プログラムを作成し、該リカバリ用プログラムに基づいて、前記プログラム指定手段により指定されたプログラムを復元するリカバリ手段と、
を更に備えたことを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明において、リカバリするプログラムを指定し、更新履歴及び差分プログラムから、指定されたプログラムのリカバリ用プログラムを作成し、このリカバリ用プログラムに基づいて、該プログラムを復元する。従って、過去の任意のバージョンのプログラムをリカバリすることができる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、
前記更新履歴記憶手段は、前記記憶手段に記憶されている各プログラムの更新後のバージョンの組み合わせを記憶し、
前記プログラム指定手段は、前記バージョンの組み合わせを指定し、
前記リカバリ手段は、前記プログラム指定手段により指定されたバージョンの組み合わせ及び前記差分プログラムによりリカバリ用プログラムを作成し、該リカバリ用プログラムに基づいて、前記プログラム指定手段により指定された組合わせの各プログラムを復元することを特徴としている。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、記憶手段に記憶されている各プログラムの更新後のバージョンの組み合わせを記憶し、指定されたバージョンの組み合わせ及び差分プログラムによりリカバリ用プログラムを作成し、該リカバリ用プログラムに基づいて、各プログラムを指定された組み合わせのバージョンに復元する。従って、記憶手段に記憶されたプログラムのバージョンを、過去の任意の組み合わせに戻すことができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、
画像形成装置のプログラムを管理する管理サーバと自己のシステム構成に応じた所定数のプログラムを記憶する記憶手段を備えた画像形成装置が通信ネットワークを介して接続され、前記管理サーバが前記画像形成装置のプログラムを管理する画像形成装置のプログラム管理システムにおいて、
前記画像形成装置は、
前記自己のシステム構成を含む装置情報、及び前記記憶手段に記憶されている各プログラムのバージョン情報を前記管理サーバに送信する装置情報送信手段と、
前記管理サーバにおいて、前記装置情報及び前記各プログラムのバージョン情報に基づいて判定された、前記各プログラムのバージョンの適正な組み合わせに関する情報を受信するとともに、この受信した適正な組み合わせに関する情報に基づいて、前記各プログラムのうち更新する各プログラムに対応する各更新用プログラムを前記管理サーバから受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した各更新用プログラムにより前記記憶手段に記憶されている対応する各プログラムを更新する更新手段と、を備え、
前記管理サーバは、
前記画像形成装置から送信された装置情報及び各プログラムのバージョン情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した装置情報及び各プログラムのバージョン情報に基づいて、該各プログラムのバージョンの適正な組み合わせを判定する適正組み合わせ判定手段と、
前記適正組み合わせ判定手段により判定された適正な組み合わせに関する情報と、該適正な組み合わせに関する情報に応じた各更新用プログラムを前記画像形成装置に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0017】
請求項5記載の発明によれば、画像形成装置のプログラム管理システムにおいて、画像形成装置は、自己のシステム構成を含む装置情報、及び記憶手段に記憶されている各プログラムのバージョン情報を管理サーバに送信し、管理サーバは、受信した情報に基づいて、各プログラムのバージョンの適正な組み合わせを判定し、このバージョンの適正な組み合わせに関する情報と更新用プログラムを画像形成装置に送信し、画像形成装置は、この適正な組み合わせの情報を受信するとともに、この受信した適正な組み合わせに関する情報に基づいて、更新する各プログラムに対応する各更新用プログラムを前記管理サーバから受信し、受信した各更新用プログラムにより、前記記憶手段に記憶されている対応する各プログラムを更新する。従って、画像形成装置の機種、システム構成等の装置の構成に応じて、適正な組み合わせとなるバージョンで各プログラムを更新することができるので、各プログラムのバージョンが適合しないことによる更新後の動作エラーを未然に防ぐことができ、ユーザや経験の浅い新人サービスマンでもプログラム更新を容易、迅速、安全に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本実施の形態について詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
なお、本実施の形態において、画像形成装置10のCPU111は、本発明の請求項に記載の画像形成装置の、更新手段及びリカバリ手段としての機能を有し、フラッシュPROM112は、記憶手段としての機能を有する。また、通信制御部116は、本発明の請求項に記載の画像形成装置の、装置情報送信手段及び受信手段としての機能を有し、HDD113は、更新履歴記憶手段及び差分プログラム記憶手段としての機能を有し、操作表示部120は、プログラム指定手段としての機能を有する。
また、管理サーバ20のCPU211は、本発明の請求項に記載の管理サーバの適正組み合わせ判定手段としての機能を有し、通信制御部214は、受信手段及び送信手段としての機能を有する。
【0019】
図1は、本実施の形態におけるプログラム管理システム1の全体構成を示す概念図である。図1に示すように、プログラム管理システム1は、画像形成装置10と、管理サーバ20とが通信ネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能なように接続され、構成されている。各装置の台数は、特に限定されない。
【0020】
画像形成装置10は、例えば、複写機、プリンタ、スキャナ、FAX等であり、通信ネットワークNを介して、管理サーバ20に機種やオプション構成等のシステム構成及び各プログラムのバージョン情報を送信する。また、管理サーバ20から送信される、各プログラムのバージョンの適正な組み合わせに関する情報(以下、適正組み合わせ情報と称する)を受信して、受信した情報に基づいて、管理サーバ20から更新用プログラムをダウンロードする。
【0021】
管理サーバ20は、例えば、メーカのセンタのサーバであり、画像形成装置10を始めとする画像形成装置の本体や、ADF(自動書類送り出し装置)、FNS(フィニッシャ)等のオプション機器の各プログラムのバージョンアップのための更新用プログラム、機種及びシステム構成に応じた適正組み合わせ情報を記憶、管理する。管理サーバ20は、通信ネットワークNを介して、画像形成装置10から機種、システム構成及び各プログラムのバージョン情報を受信すると、画像形成装置10の機種及びシステム構成に応じた適正組み合わせ情報を送信する。また、画像形成装置10から更新用プログラムの送信要求があると、画像形成装置10に要求された更新用プログラムを送信する。
【0022】
なお、本実施の形態においては、管理サーバ20から送信される各更新用プログラムは、画像形成装置10の更新前バージョンのプログラムと更新後のバージョンのプログラムとの差分プログラムとするが、更新後バージョンのプログラム全体を画像形成装置10に送信し、画像形成装置10側で、プログラム全体を書き換えるようにしてもよい。
【0023】
通信ネットワークNは、インターネット、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線、光通信回線等の通信回線である。各装置間の接続は、有線、無線を問わない。
【0024】
次に、図2を参照して、画像形成装置10の内部構成について詳細に説明する。
図2は、画像形成装置10の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置10は、本体11、ADF12、FNS13により構成されている。また、本体11は、CPU111、フラッシュPROM112、HDD113、RAM114、ROM115、通信制御部116、画像読取部117、画像形成部118、転写部119、操作表示部120等により構成され、各部はアドレスバス121やデータバス122により接続されている。
【0025】
CPU(Central Processing Unit)111は、フラッシュPROM112やROM115に記憶されている画像形成装置10を制御するための制御プログラムをRAM114に読み出して、読み出した制御プログラムに従って、画像形成装置10全体の制御を行う。またCPU111は、フラッシュPROM112やROM115に記憶されている各種処理プログラムをRAM114に読み出して、後述するプログラム更新処理、リカバリ処理を始めとする各種処理を実行し、処理結果をRAM114に格納すると共に操作表示部120に表示させたりする。
【0026】
フラッシュPROM112は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリであり、画像形成装置10全体を制御するための、本体11、ADF12、FNS13の各モジュールに対応するプログラム、各種処理プログラム及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。プログラムは、コンピュータが読取可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU111は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0027】
HDD(Hard Disk Drive)113は、大容量の記憶装置であり、管理サーバ20からダウンロードした、本体11、ADF12、FNS13の各モジュールに対応する各プログラムの、前回バージョンのプログラムとの差分プログラムを格納する。また、本体11、ADF12、FNS13の各モジュールに対応する各プログラムの更新履歴管理情報を格納する。
【0028】
図3は、HDD113に格納されている差分プログラムの格納状況を模式的に示す図である。図3に示すように、HDD113は、本体11、ADF12、FNS13のモジュール別にプログラムを格納するフォルダを有しており、各フォルダの中に、バージョンアップ時の差分プログラムが、新しいバージョン番号と同一のファイル名が付されて格納されている。
【0029】
図4は、HDD113に格納されている更新履歴管理情報の一例を示す図である。図4に示すように、更新履歴管理情報には、管理サーバ20からのプログラムのダウンロードが行われて(あるいは、リカバリが行われて)プログラムが更新された日付、及びその日付で更新された各プログラムのバージョンからなる更新履歴が格納されている。また、同時に動作することが必須な他のプログラムが存在するプログラムのバージョンには、バージョンの後に、記号*とともに同時ダウンロードが必須なプログラム名及びバージョン情報を併せて格納する。この更新履歴管理情報は、更新日付がインデックスデータとなっており、この更新日付における更新後の各プログラムのバージョンの組み合わせを容易に検索でき、各プログラム単体の更新履歴が管理できると共に、更新日付毎の各プログラムのバージョンの組み合わせが管理できる。
【0030】
RAM(Random Access Memory)114は、CPU111により実行制御される各種処理において、フラッシュPROM112やROM115から読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。
【0031】
ROM(Read Only Memory)115は、画像形成装置10の制御プログラムのうち、ブートプログラム(boot Program)又は画像形成装置10の動作状態を自己判断するプログラム等、固定された(バージョンアップ等のプログラム変更が生じない)プログラムが記憶されている。
【0032】
通信制御部116は、モデム、TAやルータ等によって構成され、通信ネットワークNに接続された管理サーバ20や外部機器との通信の制御を行う。
【0033】
画像読取部117は、原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナを備えて構成され、原稿の画像を読み取る。スキャナは、光源、CCD(Charge Coupled Device)等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像を画像形成部118に出力する。ここで、画像は、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。
【0034】
画像形成部118は、画像読取部117から入力された画像、及び通信制御部116により受信された画像に対して、操作表示部120からの入力指示、あるいは通信制御部116から受信したデータに含まれる指示データに従って拡大縮小、回転、及び位置変更等の画像処理を施して、その画像処理した画像を転写部119に出力する。
【0035】
転写部119は、感光ドラム、トナー、排出部、給紙部などを備えて構成され、CPU111からの印刷指示に従って、操作表示部120から入力指示された、あるいは通信制御部116から受信したデータに含まれる指示データにより指示されたサイズと向きの印刷用紙を給紙部から搬送して、感光ドラム表面に、画像形成部118から入力された画像の静電潜像を形成する。更に転写部119は、感光ドラム表面の静電潜像を含む領域にトナーを付着させ、給紙部から搬送される印刷用紙にトナーを転写して定着させた後、排出部から排出する。
【0036】
操作表示部120は、操作部と表示部とが一体的に構成された操作パネルである。操作表示部120は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU111から入力される表示信号の指示に従って画面上に各種操作釦や画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
【0037】
また、操作表示部120は、透明電極が格子状に配置された感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネル等により構成されているが、視認性の観点から光の透過率が高いものが望ましい。操作表示部120は、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号としてCPU111に出力する。また、操作表示部120は、数字釦や各種設定を切り替える機能釦等の各種操作釦を備えている。
【0038】
ADF12は、自動書類送り出し装置であり、給送ローラ、給送ベルト、排送ローラ等により構成され、画像面を上にしてセットされた原稿束の一番上の原稿から、コンタクトガラス上の所定の位置に給送する。また、読取りが終了した原稿を排出する。
【0039】
FNS13は、フィニッシャであり、本体11の排出部から排出された印刷用紙の仕分けやステープルを行う。
【0040】
次に、図5を参照して、管理サーバ20の内部構成について詳細に説明する。図5は、管理サーバ20の機能的構成を示すブロック図である。図5に示すように、管理サーバ20は、CPU211、RAM212、記憶部213、通信制御部214、入力部215、表示部216等により構成され、各部はアドレスバス217やデータバス218により接続されている。
【0041】
CPU(Central Processing Unit)211は、記憶部213に記憶されているシステムプログラムを読み出し、該システムプログラムに従って各部の動作を集中制御する。また、CPU213は、読み出したシステムプログラムに従って、各種処理を実行し、その結果をRAM212に格納すると共に表示部216に表示させる。そして、RAM212に格納した処理結果を、記憶部213の所定の保存先に保存させる。
【0042】
本実施の形態において、CPU211は、通信制御部214を介して画像形成装置10から機種、システム構成、各モジュールに対応する現行プログラムのバージョン情報を受信すると、記憶部213に格納された適正組み合わせファイル2132を参照して、画像形成装置10の機種、システム構成、各プログラムの現行バージョンにおける、各プログラムのバージョンの適正な組み合わせを判定し、この各プログラムのバージョンの適正な組み合わせである適正組み合わせ情報を画像形成装置10に送信する。また、画像形成装置10から送信要求された更新用プログラムのデータを画像形成装置10へ送信する。
【0043】
RAM(Random Access Memory)212は、CPU211により実行制御される各種処理において、記憶部213から読み出された管理サーバ20で実行可能なシステムプログラム、制御プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。
【0044】
記憶部213は、HDD(Hard Disc Drive)や不揮発性の半導体メモリ等により構成され、管理サーバ20に対応するシステムプログラム、及び該システムプログラム上で実行可能な各種処理プログラム、及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記憶する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU211は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0045】
本実施の形態において、記憶部213は、図6に示すように、内部に、画像形成装置10を始めとする画像形成装置の本体やADF(自動書類送り出し装置)、FNS(フィニッシャ)等のオプション機器のバージョンアップのための更新用プログラムを格納するプログラムDB2131、及び機種及びシステム構成に応じた適正組み合わせ情報を記憶した適正組み合わせファイル2132を格納している。
【0046】
図7は、適正組み合わせファイル2132内のデータ格納例を示す図である。図7に示すように、適正組み合わせファイル2132は、画像形成装置の機種名を示すデータ(例えば、S/N26HA12345、S/N25HA12346 、S/N24HA12321、・・・)を「機種名」として格納する機種名領域2132aと、各プログラムのバージョンが適正な組み合わせとなる各プログラムのバージョンのうち、本体のプログラムのバージョンを示すデータ(例えば、Ver5.1、Ver5.0、Ver5.0、・・・)を「本体」として格納する本体領域2132bと、ADFのプログラムのバージョンを示すデータ(例えば、Ver2.1、Ver1.9、Ver1.9、・・・)を「ADF」として格納するADF領域2132cと、FNSのプログラムのバージョンを示すデータ(例えば、Ver3.0、Ver2.0、Ver2.0、・・・)を「FNS」として格納するFNS領域2132dと、を有している。
【0047】
通信制御部214は、モデム、TAやルータ等によって構成され、通信ネットワークNに接続された画像形成装置10や外部機器との通信の制御を行う。
【0048】
入力部215は、文字/英数字入力キー、カーソルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU211へ出力する。
【0049】
表示部216は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU211から入力される表示信号の指示に従って、表示画面上に、各種データの表示を行う。
【0050】
次に、動作について説明する。
図8は、画像形成装置10のCPU111により実行されるプログラム更新処理を示すフローチャートである。以下、図8を参照して、プログラム更新処理について説明する。
【0051】
CPU111は、操作表示部120から、プログラムのダウンロードの指示が入力されると、通信制御部116により通信ネットワークNを介して、画像形成装置10の機種、システム構成、各モジュールに対応するプログラムのバージョンを管理サーバ20へ送信する(ステップS1)。そして、管理サーバ20からの応答を待機する(ステップ2)。
【0052】
画像形成装置10がステップS2の待機状態であるとき、管理サーバ20のCPU211は、通信制御部214を介して、画像形成装置10から機種、システム構成、各モジュールに対応するプログラムのバージョン情報を受信し、記憶部213に格納された適正組み合わせファイル2132を参照して、画像形成装置10の機種、システム構成における、各プログラムのバージョンの最新の適正な組みあわせを判定し、この各プログラムのバージョンの適正な組み合わせである適正組み合わせ情報を、通信制御部214を介して画像形成装置10に送信する。
【0053】
CPU111は、管理サーバ20から送信された、適正組み合わせ情報を受信すると(ステップS3)、これを操作表示部120の操作パネルの適正バージョン管理画面上に表示する(ステップS4)。適正バージョン管理画面から、あるプログラムが選択され、更新の開始が指示されると(ステップS5;YES)、CPU111は、管理サーバ20に、更新指示されたプログラムの更新用プログラムの送信要求を行い、管理サーバ20から、更新用プログラムをダウンロードし(ステップS6)、フラッシュPROM112を書き換える(ステップS7)。CPU111は、バージョンアップする全てのプログラムについて、上記ステップS5〜S7を実行し、操作表示部120から終了が指示されると(ステップS8;YES)、操作表示部120に更新履歴情報画面を表示させる(ステップS9)。
【0054】
更新履歴情報画面上から、今回のプログラムの更新履歴を登録する指示が入力されると(ステップS10;YES)、CPU111は、HDD113の更新履歴管理情報に、更新日付、及び各プログラムの更新後バージョンと管理サーバ20から同時動作が必須と指摘されたプログラムの情報を登録するとともに、本体11、ADF12、FNS13の各フォルダに、管理サーバ20からダウンロードした更新前プログラムと更新後プログラムとの差分プログラムを、バージョン番号と同一のファイル名を付して登録する(ステップS11)。
【0055】
上記プログラム更新処理において、プログラムは、モジュール毎に更新開始の指示が可能であるので、画像形成装置10が動作中であっても、動作していないモジュールのプログラムを書き換えることができる。また、万一、プログラム書き換えに失敗しても、基本機能のみで動作させることができる。
【0056】
図9は、図8のステップS4で操作表示部120に表示される、適正バージョン管理画面1201の一例を示す図である。図9に示すように、適正バージョン管理画面1201は、画像形成装置10の機種名と、本体11、ADF12、FNS13の各モジュールのプログラムにおける現行バージョン及び各プログラムのバージョンの最新の適正組み合わせが表示されている。*印が付されているプログラムのバージョンは、そのプログラムのバージョンを単体でダウンロードして更新すると、他のモジュールのバージョンとの組み合わせが悪く、動作エラーとなる可能性があることを警告するものであり、*が付された各プログラムは、同時にダウンロードすることが必須である。画面下部には、それぞれのモジュールのプログラムに対応した「開始」ボタンが表示されており、この「開始ボタン」が押下されると、対応するプログラムの表示されたバージョンのダウンロードが開始され、図8のステップS6、7が実行されて当該プログラムが更新される。「終了」ボタンが押下されると、更新履歴情報画面1202に移行する。なお、*印が付されたプログラムが単体でダウンロードされ、「終了」ボタンが押下された場合は、警告メッセージが表示される。
【0057】
図10は、図8のステップS10で操作表示部120に表示される、更新履歴情報画面1202の一例を示す図である。図10(a)に示す更新履歴情報画面1202には、更新日付と、その更新日に更新された各モジュールのプログラムバージョンとが対応付けて、最新更新日から順に表示されている。即ち、更新直後の履歴は、最上位に表示される。この最上位の履歴の左側に表示されている「履歴登録」が押下されると、図8のステップS11に移行し、HDD113の更新履歴管理情報に更新日付と今回更新した各プログラム毎のバージョンの更新履歴が登録されるとともに、本体11、ADF12、FNS13に対応する各フォルダに、管理サーバ20からダウンロードしたそれぞれのプログラムの差分プログラムが、バージョン番号と同一のファイル名を付して登録される。登録後、更新履歴情報画面1202は、図10(b)に示すように、「履歴登録」ボタンが「戻す」ボタンに変化して表示される。また、更新結果欄にOKが表示される。
【0058】
次に、図11のフローチャートを参照して、CPU111により実行されるリカバリ処理について説明する。
CPU111は、操作表示部120に表示された更新履歴情報画面から、リカバリするプログラムが選択されると(ステップS21)、HDD113に格納された差分プログラムからリカバリ用プログラムを作成し(ステップS22)、該プログラムでフラッシュPROM112の該当プログラムを書き換える(ステップS23)。書き換えが終了すると、CPU111は、更新履歴情報画面に、今回のプログラムの書き換え履歴を追加表示し、この履歴の追加登録が指示されると(ステップS24;YES)、HDD113の更新履歴管理情報に日付とリカバリ後のプログラムのバージョンを登録するとともに、前回バージョンのプログラムとリカバリ後のプログラムの差分プログラムを登録する。(ステップS25)。
【0059】
なお、リカバリするプログラムは、単体で選択することもできるし、組み合わされた各モジュールのプログラム全体を選択することもできる。
【0060】
上述したリカバリ処理において、例えば、図10(b)に示す更新履歴情報画面1202上から、リカバリするプログラムとして、本体のVer5.0が選択され、対応する「戻す」ボタンが押下されると、現行の、本体のVer5.1のプログラムと、戻すプログラムであるVer5.0との差分プログラムがHDD113から読み出され、リカバリプログラムが作成される。そして、作成されたリカバリプログラムにより、フラッシュPROM112の本体のプログラムが書き換えられ、Ver5.0が復元される。プログラムの書き換え後、更新履歴情報画面1202に、今回のリカバリに関する履歴が最上位に表示されるが、Ver5.0に戻したままであると、ADFのプログラムとの関係で動作エラーとなる可能性があるので、本体Ver5.1を直ちにダウンロードするように警告を表示する。
【0061】
なお、更新履歴は、ユーザの指示により登録するものとしているが、フラッシュPROM112の書き換え後、自動的に履歴及び差分プログラムが登録されるようにしてもよい。
【0062】
以上説明したように、画像形成装置10によれば、CPU111は、プログラムのダウンロードの指示が入力されると、通信制御部116により通信ネットワークNを介して、画像形成装置10の機種、システム構成、各モジュールに対応するプログラムのバージョンを管理サーバ20へ送信し、管理サーバ20から適正組み合わせ情報を受信すると、これを適正バージョン管理画面上に表示する。適正バージョン管理画面から、あるプログラムが選択され、更新の開始が指示されると、CPU111は、管理サーバ20から、更新用プログラムをダウンロードし、フラッシュPROM112を書き換える。そして、CPU111は、書き換えが終了し、今回のプログラムの更新履歴を登録する指示が入力されると、HDD113の更新履歴管理情報に更新履歴を登録し、HDD113に各プログラムの更新前後の差分プログラムを登録する。
【0063】
また、CPU111は、リカバリするプログラムが選択されると、HDD113に格納された差分プログラムからリカバリ用プログラムを作成し、該プログラムでフラッシュPROM112の該当プログラムを書き換える。書き換えが終了し、このリカバリによる更新履歴の登録が指示されると、HDD113の更新履歴管理情報に日付とリカバリ後のプログラムのバージョンを登録するとともに、前回バージョンのデータとリカバリ後のデータとの差分プログラムを登録する。
【0064】
従って、画像形成装置10の機種、及びシステム構成に応じて、各プログラムのバージョンが適正な組み合わせとなるように、各プログラムをダウンロードして更新することができるので、適合しないプログラムのバージョンの組み合わせによる書き換え後の動作エラーを未然に防ぐことができ、ユーザや経験の浅い新人サービスマンでもプログラム更新をより容易、迅速、安全に行うことができる。また、更新毎のプログラムとともに更新履歴をHDDに記憶しておくので、過去の任意のバージョンのプログラムにリカバリすることができる。また、更新履歴は、各プログラム単体のみでなく、プログラムの組み合わせ全体で管理しているので、過去の任意の組み合わせに戻すこともできる。また、HDDには、更新後のプログラムを前回との差分プログラムで記憶しているので、記憶容量の最小化、コスト削減、登録時間の短縮を図ることができる。
【0065】
なお、上記実施の形態における記述内容は、プログラム管理システム1、及び画像形成装置10の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、画像形成装置10から管理サーバ20へ通信を行って、更新用プログラム及び適正組み合わせ情報をダウンロードする構成としているが、管理サーバ20が、プログラムが新しいバージョンに更新される毎に、画像形成装置10に、適正組み合わせ情報及び更新用プログラムを送信してダウンロードさせるようにしてもよい。
また、画像形成装置10側が通信制御部を有していない場合は、サービスマン等が通信装置を一時的に設置して、管理サーバ20に接続可能な構成にすることにより、プログラムのダウンロードを行うようにしてもよい。
【0066】
その他、プログラム管理システム1及び該システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0067】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、自己のシステム構成を含む装置情報、及び記憶手段に記憶されている各プログラムのバージョン情報を管理サーバに送信し、 管理サーバにおいて、前記装置情報及び前記各プログラムのバージョン情報に基づいて判定された、前記各プログラムのバージョンの適正な組み合わせに関する情報を受信するとともに、この受信した適正な組み合わせに関する情報に基づいて、更新する各プログラムに対応する各更新用プログラムを前記管理サーバから受信し、受信した各更新用プログラムにより、前記記憶手段に記憶されている対応する各プログラムを更新する。従って、画像形成装置の機種、システム構成等の装置の構成に応じて、適正な組み合わせとなるバージョンで各プログラムを更新することができるので、各プログラムのバージョンが適合しないことによる更新後の動作エラーを未然に防ぐことができ、ユーザや経験の浅い新人サービスマンでもプログラム更新を容易、迅速、安全に行うことができる。
【0068】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、各プログラムの更新履歴、及び更新後プログラムと更新前プログラムとの差分プログラムを記憶する。従って、各プログラムの更新履歴を管理することができる。
【0069】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明において、リカバリするプログラムを指定し、更新履歴及び差分プログラムから、指定されたプログラムのリカバリ用プログラムを作成し、このリカバリ用プログラムに基づいて、該プログラムを復元する。従って、過去の任意のバージョンのプログラムをリカバリすることができる。
【0070】
請求項4記載の発明によれば、記憶手段に記憶されている各プログラムの更新後のバージョンの組み合わせを記憶し、指定されたバージョンの組み合わせ及び差分プログラムによりリカバリ用プログラムを作成し、該リカバリ用プログラムに基づいて、各プログラムを指定された組み合わせのバージョンに復元する。従って、記憶手段に記憶されたプログラムのバージョンを、過去の任意の組み合わせに戻すことができる。
【0071】
請求項5記載の発明によれば、画像形成装置のプログラム管理システムにおいて、画像形成装置は、自己のシステム構成を含む装置情報、及び記憶手段に記憶されている各プログラムのバージョン情報を管理サーバに送信し、管理サーバは、受信した情報に基づいて、各プログラムのバージョンの適正な組み合わせを判定し、このバージョンの適正な組み合わせに関する情報と更新用プログラムを画像形成装置に送信し、画像形成装置は、この適正な組み合わせの情報を受信するとともに、この受信した適正な組み合わせに関する情報に基づいて、更新する各プログラムに対応する各更新用プログラムを前記管理サーバから受信し、受信した各更新用プログラムにより、前記記憶手段に記憶されている対応する各プログラムを更新する。従って、画像形成装置の機種、システム構成等の装置の構成に応じて、適正な組み合わせとなるバージョンで各プログラムを更新することができるので、各プログラムのバージョンが適合しないことによる更新後の動作エラーを未然に防ぐことができ、ユーザや経験の浅い新人サービスマンでもプログラム更新を容易、迅速、安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプログラム管理システム1の全体構成を概念的に示す図である。
【図2】図1の画像形成装置10の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図2のHDD113に格納されている差分プログラムの格納状況を模式的に示す図である。
【図4】図2のHDD113に格納されている更新履歴管理情報の一例を示す図である。
【図5】図1の管理サーバ20の機能的構成を示すブロック図である。
【図6】図5の記憶部213のデータ格納構成を示す図である。
【図7】図6の適正組み合わせファイル2132内部のデータ格納例を示す図である。
【図8】図2のCPU111により実行されるプログラム更新処理のフローチャートである。
【図9】図2の操作表示部120に表示される適正バージョン管理画面1201を示す図である。
【図10】図2の操作表示部120に表示される更新履歴情報画面1202を示す図である。
【図11】図2のCPU111により実行されるリカバリ処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1  プログラム管理システム
10  画像形成装置
11  本体
111  CPU
112  フラッシュPROM
113  HDD
114  RAM
115  ROM
116  通信制御部
117  画像読取部
118  画像形成部
119  転写部
120  操作表示部
121  アドレスバス
122  データバス
12  ADF
13  FNS
20  管理サーバ
211  CPU
212  RAM
213  記憶部
214  通信制御部
215  入力部
216  表示部
217  アドレスバス
218  データバス

Claims (5)

  1. 画像形成装置のプログラムを管理する管理サーバと通信ネットワークを介して接続され、自己のシステム構成に応じた所定数のプログラムを記憶する記憶手段を備えた画像形成装置において、
    前記自己のシステム構成を含む装置情報、及び前記記憶手段に記憶されている各プログラムのバージョン情報を前記管理サーバに送信する装置情報送信手段と、
    前記管理サーバにおいて、前記装置情報及び前記各プログラムのバージョン情報に基づいて判定された、前記各プログラムのバージョンの適正な組み合わせに関する情報を受信するとともに、この受信した適正な組み合わせに関する情報に基づいて、前記各プログラムのうち更新する各プログラムに対応する各更新用プログラムを前記管理サーバから受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した各更新用プログラムにより、前記記憶手段に記憶されている対応する各プログラムを更新する更新手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記各プログラムの更新履歴を記憶する更新履歴記憶手段と、
    前記各プログラムの更新後プログラムと更新前プログラムとの差分プログラムを記憶する差分プログラム記憶手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記各プログラムのうち、リカバリするプログラムを指定するプログラム指定手段と、
    前記更新履歴及び前記差分プログラムにより、前記プログラム指定手段により指定されたプログラムをリカバリするためのリカバリ用プログラムを作成し、該リカバリ用プログラムに基づいて、前記プログラム指定手段により指定されたプログラムを復元するリカバリ手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記更新履歴記憶手段は、前記記憶手段に記憶されている各プログラムの更新後のバージョンの組み合わせを記憶し、
    前記プログラム指定手段は、前記バージョンの組み合わせを指定し、
    前記リカバリ手段は、前記プログラム指定手段により指定されたバージョンの組み合わせ及び前記差分プログラムによりリカバリ用プログラムを作成し、該リカバリ用プログラムに基づいて、前記プログラム指定手段により指定された組合わせの各プログラムを復元することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置のプログラムを管理する管理サーバと自己のシステム構成に応じた所定数のプログラムを記憶する記憶手段を備えた画像形成装置が通信ネットワークを介して接続され、前記管理サーバが前記画像形成装置のプログラムを管理する画像形成装置のプログラム管理システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    前記自己のシステム構成を含む装置情報、及び前記記憶手段に記憶されている各プログラムのバージョン情報を前記管理サーバに送信する装置情報送信手段と、
    前記管理サーバにおいて、前記装置情報及び前記各プログラムのバージョン情報に基づいて判定された、前記各プログラムのバージョンの適正な組み合わせに関する情報を受信するとともに、この受信した適正な組み合わせに関する情報に基づいて、前記各プログラムのうち更新する各プログラムに対応する各更新用プログラムを前記管理サーバから受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した各更新用プログラムにより前記記憶手段に記憶されている対応する各プログラムを更新する更新手段と、を備え、
    前記管理サーバは、
    前記画像形成装置から送信された装置情報及び各プログラムのバージョン情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した装置情報及び各プログラムのバージョン情報に基づいて、該各プログラムのバージョンの適正な組み合わせを判定する適正組み合わせ判定手段と、
    前記適正組み合わせ判定手段により判定された適正な組み合わせに関する情報と、該適正な組み合わせに関する情報に応じた各更新用プログラムを前記画像形成装置に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置のプログラム管理システム。
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