JP2004041742A - 透析液供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続的方式での透析液の作成と送液を可能とし、とくに多人数用透析液供給装置において、最適な量の透析液を変動を抑えつつ連続的に効率よく作成、送液することが可能な透析液供給装置を提供する。
【解決手段】A原液およびB原液と清浄水とを所定比率で混合して透析液を作成する手段と、透析液を貯留する手段と、透析液を透析監視装置に送液する手段とを備えた装置において、清浄水の供給量を計測する流量計測器8と、その計測値に基づいてA原液とB原液の供給量を算出する制御装置40と、供給量算出値に基づいて所定量のA原液およびB原液を供給するショット吐出方式吐出量可変ポンプ36a,36bとを有することを特徴とする透析液供給装置。
【選択図】図5

Description

 本発明は、透析液供給装置に関し、とくに複数台の透析監視装置に透析液を供給する多人数用透析液供給装置として好適な透析液供給装置に関する。
 従来の多人数用透析装置における透析液作成方式としては、透析用A原液とB原液および希釈用清浄水を所定容積比率で混合するバッチ混合方式と連続混合方式が一般的である。バッチ混合方式では、各原液の計量槽と水の計量槽(混合槽)が分割された装置と、各原液の計量槽が一体化された混合槽になっている装置とが実際に販売されているが、どちらの装置の場合も、作成した透析液を、一旦透析液の貯留槽に貯留してから送液を行うように構成されている。
 図1は、かかる従来のバッチ混合方式による透析液の作成方法を示した概略機器系統図である。図1において、1a、1bはA原液供給弁、B原液供給弁を、2a、2bはA原液計量槽、B原液計量槽を、3a、3bはA原液計量レベルスイッチ、B原液計量レベルスイッチを、4a、4bはA原液移送弁、B原液移送弁を、それぞれ示している。5は清浄水供給弁を示しており、10は混合槽、11は混合槽用液面計、12は透析液移送弁を示している。また、22は透析液貯留槽、23は透析液貯留槽液面計、24は透析液送液ポンプを示している。
このような構成において、連続的に透析液を作成して送液するためには、混合槽10での透析液作成に要する時間と、作成された透析液を透析液貯留槽22に移送する移送時間などを勘案して、透析液貯留槽22を大きくして断続的な透析液作成に時間的な余裕を持たせるか、あるいは、混合槽10を複数個設けておき、交互に透析液を作成/移送するなどの方法が行われている。図2は、混合槽10を2個設けた場合の例を示している。
 しかし、いずれにしてもこのようなバッチ混合方式では、各槽(2、10、22)が装置内スベースの大部分を占有してしまうので、他の部品配置に大きな制約を与えるという不都合が生じる。このため、各部品は小さなスペース内に密集して配置されることになり、部品交換などの保守性においては望ましくないものとなる。さらに、バッチ混合方式では、透析液の1バッチ作成毎に自動弁の開閉が必要であり、頻繁な開閉動作が要求され、これが部品を早期に消耗させる一因となっていた。
 また、バッチ混合方式の場合には、混合槽および透析液貯留槽での透析液の停滞時間が長くなる傾向にあり、一般的に流体は停滞すると汚染しやすくなるが、透析液も例外ではなく、清浄度を維持するにはできるだけ連続作成できることが望まれている。
 一方、連続混合方式では、自動弁シール部材など交換部品の消耗を低減できる点において、バッチ混合方式に比べ、優位性が認められる。
図3は、従来のかかる連続混合方式による透析液の作成方法を示した概略機器系統図である。図3において、5は清浄水供給弁を、6は水計量シリンダーを、7はピストン移動量検知器を、それぞれ示している。31a、31bはA原液複式ポンプシリンダー、B原液複式ポンプシリンダーを、32a、32bはA原液複式ポンプピストン、B原液複式ポンプピストンを、33a、33bはそれぞれA原液複式ピストンポンプの逆止弁、B原液複式ポンプの逆止弁を、それぞれ示している。34はB原液混合槽を、35はA原液混合槽を、それぞれ示している。図1と同様に、22は透析液貯留槽、23は透析液貯留槽液面計、24は透析液送液ポンプを示している。
 このように、現在販売されている従来の連続混合方式による多人数用透析液供給装置は、清浄水を計量する復式水計量シリンダーと該複式水計量シリンダーから供給される清浄水と各透析用原液を所定比率で混合するように設けられた複式ポンプで構成されているのが一般的なものであるが、このような複式水計量シリンダーを設ける場合も、シリンダー切替えのために清浄水供給弁5が複数個必要であり、その弁切替え回数の頻度はバッチ混合式とほとんど変わらないのが実情であり、これが部品を早期に消耗させる一因となっていた。
 また、各原液を供給する複式ポンプは偏心カムによるピストン往復動作を行わせるものであるため、1ストロークの供給量は正弦カーブを呈し、必ずしも原液は一定量で供給されない。また、混合時には正弦カーブに応じた濃度変動があるため、それを均一にするために、比較的大きな混合槽を必要とするという不都合もある。このような従来装置における特性を概念的に示したのが図4に示した供給パターン概略タイムチャートであり、このような供給量変動に伴う濃度変動をできるだけ抑えて均一化するためには、やはり大きなA原液混合槽、B原液混合槽を必要とするという欠点があった。
 また、とくに多人数用透析液供給装置においては、以下のような問題がある。すなわち、連続混合方式により透析液を作成する場合であっても、透析監視装置の稼働台数は透析治療中に変動して透析液使用量が変化することから、透析液の作成能力が一定である場合には、透析液貯留槽の容量に限界があることから、バッチ混合方式よりは少ないにしても各部品の透析液作成の発停動作回数は依然多い。発停動作回数が多いと、やはり部品を早期に消耗させる一因となる。
 さらに、透析液貯留槽に貯留された透析液は、送液ポンプによって透析監視装置に送液される。一般的に、送液ポンプは連続運転であり、送液の一部は、透析液貯留槽に還流させて閉塞運転を防止するようにしているが、透析監視装置の稼働台数が少なくなる、あるいは稼動していない場合においても、この循環動作を継続するようにしている。このとき、使用量が少ないと、循環量は増大することになり、透析液の温度がポンプ発熱などにより上昇して、たとえば透析液のpH変動などを招くことになる。
 なお、後述の本発明において用いることが可能なプランジャーポンプに関連する技術として、下記特許文献1が知られている。
特開2001−248543号公報
 本発明の課題は、上述したような従来方式・装置の問題点を解決し、よりシンプルな装置構成のもとで連続的方式での透析液の作成と送液を可能とし、とくに透析監視装置の稼働台数の変動を見込む必要のある多人数用透析液供給装置において、最適な量の透析液を変動を抑えつつ連続的に効率よく作成、送液することが可能な透析液供給装置を提供することにある。
 また、部品消耗が少なく、更には、保守のための十分なスペースを確保できて、メンテナンス性にも優れた透析液供給装置を提供することを課題とする。
 更に、従来のバッチ混合方式および連続混合方式の装置において必要とされたいた多くの槽の必要性を極力低減し、透析液の停滞時間を最小限に抑えて、清浄度の高い透析液を供給できる透析液供給装置を提供することを課題とする。
 上記課題を解決するために、本発明に係る透析液供給装置は、透析液用A原液およびB原液と該原液を希釈する清浄水とを所定比率で混合して透析液を作成する透析液作成手段と、作成された透析液を貯留する透析液貯留手段と、貯留された透析液を透析監視装置に送液する透析液送液手段とを備えた透析液供給装置において、前記清浄水の供給量を計測するための流量計測器と、該流量計測器による計測値に基づいて前記A原液とB原液の供給量を算出する制御装置と、該制御装置によるA原液とB原液の供給量算出値に基づいて所定量のA原液およびB原液を供給するショット吐出方式の吐出量可変ポンプとを有することを特徴とするものからなる。
 この透析液供給装置においては、前記吐出量可変ポンプが、1ショット吐出量が5ml以下、さらには3ml以下のポンプからなることが好ましい。このような吐出量可変ポンプとして、バルブレス式のプランジャーポンプを用いることができる。中でも、摺動部の耐摩耗性の点で、シリンダー、プランジャーがセラミックで形成されたプランジャーポンプを用いることが好ましい。
 また、上記透析液供給装置においては、前記清浄水の供給量を計測する流量計測器が2つ以上設けられていることが好ましい。このような構成により、流量計測器に関して、故障時等におけるバックアップ構成を採ることができるとともに、一方の流量計測器の計測の妥当性や精度を他方の流量計測器により検査することも可能になる。
 また、上記透析液供給装置は、さらに、前記清浄水の供給量を制御可能な流量制御弁を有する構成とすることができる。この流量制御弁により、たとえば、前記透析液貯留手段からの貯留量情報に基づいて、該貯留量が予め定めた所定の範囲内に維持されるよう、前記清浄水の供給量を制御することが可能になる。
 また、上記透析液供給装置においては、前記透析液貯留手段に透析液貯留量を検知する液面計が設けられており、該液面計に、貯留すべき透析液量の範囲の判断基準となる上下2位置が設定されている構成とすることができる。この2位置間において検知された前記液面計による貯留量値と、該2位置間に対して出力された前記流量計測器の出力値とを用いて、該流量計測器の出力校正が自動的に行われるように構成することが可能である。
 また、上記透析液供給装置においては、前記A原液混合後の濃度およびB原液混合後の濃度を検出可能な濃度計がそれぞれ設けられ、各濃度計による濃度検出値に基づいて、吐出量可変ポンプの吐出量が制御あるいは補正されるように構成することもできる。このような構成を採れば、後述の如く、A原液およびB原液自体の濃度調整はラフなものであっても、最終的に調製される透析液を目標とする濃度に調整することが可能になり、濃度調整に関して、構成、制御が簡素化される。
 また、前述の課題を解決するために、本発明は別の態様を採ることができる。すなわち、本発明に係るもう一つの透析液供給装置は、透析液用A原液およびB原液と該原液を希釈する清浄水とを所定比率で混合して透析液を作成する透析液作成手段と、作成された透析液を貯留する透析液貯留手段と、貯留された透析液を透析監視装置に送液する透析液送液手段とを備えた透析液供給装置において、前記透析液送液手段が、吐出量可変ポンプと送液圧力計を有し、送液圧力が一定となるように吐出量可変ポンプが制御されることを特徴とするものからなる。
 この態様に係る透析液供給装置においても、前述の態様に係る透析液供給装置の構成を備えていることが好ましい。つまり、両態様に係る構成を併せ持つことが好ましい。
 いずれの態様に係る透析液供給装置においても、本発明に係る透析液供給装置は、前記透析液送液手段が、並設された複数の透析監視装置に透析液を送液するものである場合に、つまり、多人数用透析液供給装置として構成される場合に、優れた効果を発揮できるものである。
 本発明に係る透析液供給装置は、よりシンプルな部品構成のもとで、連続方式にて、所定の透析液の作成と送液を効率よく行うすることができ、とくに多人数用透析液供給装置として好適なものである。
 また、本発明に係る透析液供給装置は、部品消耗が少なく、さらには、保守のための十分なスペースを確保できて、メンテナンス性にも優れている。
 さらに、本発明に係る透析液供給装置では、従来のバッチ混合方式の装置において必要とされていた各槽を数多く保有する必要がないことから透析液の停滞時間を極小にでき、清浄度の高い透析液を各供給先に望ましい形態で供給することができる。
 以下に、本発明に係る透析液供給装置の望ましい実施の形態を、とくに多人数用透析液供給装置の場合について、図面を参照して説明する。
 本発明に係る透析液供給装置、とくに多人数用透析液供給装置は、まず、透析液用A原液およびB原液と該原液を希釈する清浄水とを所定比率で混合して透析液を作成する透析液作成手段と、作成された透析液を貯留する透析液貯留手段と、貯留された透析液を透析監視装置、とくに複数台の透析監視装置に送液する透析液送液手段とを有するものである。そして、さらに、清浄水の供給量を計測するための流量計測器と、該流量計測器が計測した計測値に基づいて、たとえば流量計測器が計測した読み取り値を演算処理して、A原液とB原液の供給量を算出する制御装置、たとえばマイコン制御部と、該マイコン制御部からの供給量算出値に係る制御信号を受けて所定量のA原液およびB原液を供給するショット吐出方式の吐出量可変ポンプを有するものである。この吐出量可変ポンプは、たとえば、1ショット吐出量が5ml以下である、バルブレス式のプランジャーポンプからなる。つまり、少量の1ショット吐出量にて繰り返し作動させることにより、変動を小さく抑えた状態にて、実質的に連続的な透析液の作成を可能としたものである。
 このような本発明に係る多人数用透析液供給装置を、その概略機器系統を示した図5を用いて説明する。図5において、36a、36bはA原液、B原液を吐出するバルブレス式のプランジャーポンプからなる吐出量可変ポンプをそれぞれ示している。34はB原液混合槽を、35はA原液混合槽を、25は透析液送液ポンプ(吐出量可変ポンプ)を、37は流量制御弁(自動流量制御弁)を、38は圧力計測器を、39は濃度計を、40は制御装置としてのマイコン制御部を、それぞれ示している。なお、図1と同様に、5は清浄水供給弁、8は流量計測器、22は透析液貯留槽、23は透析液貯留槽液面計を、それぞれ示している。
 マイコン制御部40は、それぞれA原液、B原液を吐出する吐出量可変ポンプ36a、吐出量可変ポンプ36bに対して制御信号を発し、該吐出量可変ポンプはバルブレス式のプランジャーポンプで構成され、1ショット吐出量を5ml以下のものにして各原液混合槽34,35に供給するものである。
このような構成を備えた多人数用透析液供給装置における清浄水、A、B各原液の供給パターンを概念的に図6に示す。このパターンから明らかなように、清浄水の実質連続供給中に、A、B各原液を少量の(5ml以下の)1ショット吐出量にて、吐出量可変ポンプ36a、吐出量可変ポンプ36bにより供給できるので、図4に示した従来方式に比べ、A、B各原液を変動を小さく抑えながら、所定供給量になるように実質的に連続供給することができる。また、この供給速度の均一化により、濃度変動についても従来方式に比べて小さくなる。したがって、濃度をさらに均一化するための各混合槽も小さくすることが可能になり、装置内の停滞液ボリュームを減らすことができる。清浄水の供給量を読み取るための流量計測器8には、特に限定されないが、たとえば渦流式流量センサーなどを好ましく使用することができる。これにより、シンプルな構造でかつ稼動部を有しない構造とすることができ、消耗部品の交換を不要としたり、耐久性を大幅に向上させることが可能となる。
 このようなシンプルなデバイスにより清浄水の流量を精度良く計測することが可能であるが、瞬間的な流量変動もあることから、透析用A、B各原液を供給する場合、瞬時に吐出量を変化させて混合比率を維持しなければならない。この点に対しても、透析用A、B各原液を供給するに際して、バルブレス式のプランジャーポンプを用いることが極めて有効となる。
 すなわち、バルブレス式のプランジャーポンプは、通常、シリンダーとピストンから構成され、ピストン先端に特定の平面部があり、ピストンが回転と摺動を行うことにより、所定吐出量にて各ショット吐出を行わせるようにしたものである。したがって、このようなバルブレス式のプランジャーポンプを用いることにより、A、B各原液を少量ずつ断続的に吐出することができ、各ショット吐出量が少量でありその吐出間隔を小さくすることで実質的に変動の小さい連続吐出と同等の性能が得られることになり、ピストン回転・摺動用モータの回転数を上述の流量センサーに所定比率で追従させることが可能となる。このバルブレス式のプランジャーポンプは1ショットが通常5ml以下、好ましくは3ml以下であり、小刻みな断続供給を実現することができるものであるから、混合精度も上昇させることができる。また、シリンダー、プランジャーがセラミックで製作されたプランジャーポンプでは摺動部の摩耗がほとんど無く、長期間安定した定量性が得られる。
 上記は清浄水と各原液を所定の容積比率で正確に混合できることを示したものであるが、近年、病院内において透析用原液は透析用粉末剤を溶解して作成されることが多くなってきた。この場合、透析用粉末剤は自動粉末溶解装置を用いて行われ、一般的には溶解装置において適正濃度の原液に溶解され貯留される。しかし、図5に示したように、多人数用透析液供給装置のB原液混合槽34、A混合槽35の出口に精密な濃度計39a、39bを設けておけば、各混合後の濃度測定値(導電率)から前記吐出量可変ポンプの吐出量を可変制御することにより所定濃度の透析液を作成することが可能になる。すなわち、各原液の濃度は特に精度よく調整されている必要はなく、たとええば飽和溶解に近いラフな溶液であっても、濃度計39a、39bによる検出濃度さえ目標値になるように制御されさえすれば、所定濃度の透析液が得られることになる。つまり、この濃度調整においても、前述の少量のショット吐出による実質的に連続的な原液供給制御が効果を奏することになる。したがって、本発明は、所謂粉末溶解部を内包した粉末対応型多人数用透析液供給装置への展開も可能である。この場合、濃度計は電極部への汚れなどに影響を受けない、例えば電磁式濃度計などを使用することが好ましい。
 上記本発明に係る多人数用透析液供給装置においては、清浄水の供給量を計測する流量計測器8が2つ以上設けられていることが好ましい。つまり、それぞれの流量計測器8をメインとサブに位置付けて、メイン故障時(例えば断線故障など)のバックアップをサブが担うことで安定した透析液の作成が可能となる。さらに、メインとサブの流量計測器8の出力に大きな差が生じたときには、その時得られたB原液混合液およびA原液混合液の濃度変動傾向から、メイン流量計測器の出力不具合を特定でき、サブの流量計測器に制御が切り替えて自動でバックアップ動作を行わせることも可能となる。たとえば、通常はメインの流量計測器8による計測値で各原液吐出量は制御されているが、メインの流量計測値がサブの流量計測値より許容範囲を越えて高く、かつ混合後の濃度が異常に高濃度であったとしたら、メインの流量計測値に追従した原液量が適当でなかったと判断でき、サブの流量計測器をメインに置き換えることができる。このような論理の組み合わせにより自動バックアップが実現される。
 また、本発明に係る多人数用透析液供給装置においては、好ましくは、透析液貯留手段が、貯留量を検知する液面計23を有する透析液貯留槽22からなるものであり、該液面計が所定の2位置間において検出した貯留量値と、清浄水の流量計測器8が所定の2位置間となるように出力した出力値を用いて、流量計測器8の出力校正を自動的に行なうように構成することができる。このような構成により、液面計23の2つの検出ポイントを予め設定しておくと、その間の貯留量(貯留量の範囲)は常に一定であることから、清浄水のみを透析液貯留槽22に供給して2位置間の給水時に得られた流量計測器8の出力、たとえばパルスなどの積算値をマイコン制御部40に記憶させておくことにより、自動的に流量計測器8の出力を補正することが可能となる。2個以上の流量計測器8が設けられた場合は、この自動校正により流量計測器8の個体差を補正することにもなる。
 また、本発明に係る多人数用透析液供給装置においては、清浄水の供給量を制御可能な自動流量制御弁37が設けられ、かつ透析液貯留槽22の液面計23から得られる情報に基づいて透析液の貯留量を一定レベル(一定レベル範囲内)に保つように前記自動流量制御弁37の開度調整がなされるように構成されていることが好ましい。このような構成により、清浄水供給弁5の開閉頻度や透析用A、B各原液ポンプ36a、36bの発停頻度が少なく、使用量と作成量のバランスに優れた、より連続的な透析液の作成が可能になり、配管内および透析液貯留槽内22における透析液の停滞時間が短くなって、より清浄度の高い透析液を供給することが可能になる。
 また、本発明においては、透析液用A原液およびB原液と該原液を希釈する清浄水とを所定比率で混合して透析液を作成する透析液作成手段と、該透析液を貯留する透析液貯留手段と、該透析液を透析監視装置に送液する透析液送液手段とを有する透析液供給装置において、透析液送液手段が、送液ポンプ(吐出量可変ポンプ)25と送液圧力計38を有し、送液圧力が一定となるように構成された態様とすることもできる。すなわち、送液圧力の計測によりポンプ送液圧力が一定となるように送液ポンプ(吐出量可変ポンプ)25の出力を制御して、自己循環量(透析監視装置に送液されずに自己循環される量)を適正に維持して透析液の物性変化(温度上昇、pH上昇など)を極少に抑えるとともに消費電力を削減することが可能になる。この吐出量可変ポンプには、DCモータあるいはインバータによる可変制御などを適用することができる。もちろん、この態様の透析液供給装置の構成と、前述のバルブレス式のプランジャーポンプを用いたA、B各原液供給制御とを組み合わせた構成とすることもできる。
 本発明に係る透析液供給装置は、シンプルな装置構成で、実質的に連続的方式にて、精度よくかつ停滞量を少なくして、効率よく所望の透析液の作成と送液を可能とすることができ、とくに透析監視装置の稼働台数の変動を見込む必要のある多人数用透析液供給装置に好ましく適用できる。
従来のバッチ混合方式による多人数用透析液供給装置の概略機器系統図である。 従来のバッチ混合方式(ダブル混合方式)による多人数用透析液供給装置の概略機器系統図である。 従来の連続混合方式による多人数用透析液供給装置の概略機器系統図である。 図3の装置における清浄水、A、B各原液の供給パターン概略タイムチャートである。 本発明に係る多人数用透析液供給装置の概略機器系統図である。 図5の装置における清浄水、A、B各原液の供給パターン概略タイムチャートである。
符号の説明
 1、1a、1b 原液供給弁
 2、2a、2b 原液計量槽
 3、3a、3b 原液計量レベルスイッチ
 4、4a、4b 原液移送弁
 5 清浄水供給弁
 6 水計量シリンダー
 7 ピストン移動量検知器
 8 流量計測器
 10 混合槽
 11 混合槽用液面計
 12 透析液移送弁
 22 透析液貯留槽
 23 透析液貯留槽液面計
 24 透析液送液ポンプ
 25 透析液送液ポンプ(吐出量可変ポンプ)
 31a、31b 複式ポンプシリンダー
 32a、32b 複式ポンプピストン
 33a、33b 逆止弁
 34 B原液混合槽
 35 A原液混合槽
 36a、36b 吐出量可変ポンプ(プランジャーポンプ)
 37 自動流量制御弁
 38 圧力計測器
 39a、39b 濃度計
 40 制御装置としてのマイコン制御部

Claims (13)

  1.  透析液用A原液およびB原液と該原液を希釈する清浄水とを所定比率で混合して透析液を作成する透析液作成手段と、作成された透析液を貯留する透析液貯留手段と、貯留された透析液を透析監視装置に送液する透析液送液手段とを備えた透析液供給装置において、前記清浄水の供給量を計測するための流量計測器と、該流量計測器による計測値に基づいて前記A原液とB原液の供給量を算出する制御装置と、該制御装置によるA原液とB原液の供給量算出値に基づいて所定量のA原液およびB原液を供給するショット吐出方式の吐出量可変ポンプとを有することを特徴とする透析液供給装置。
  2.  前記吐出量可変ポンプが、1ショット吐出量が5ml以下のポンプからなる、請求項1の透析液供給装置。
  3.  前記吐出量可変ポンプが、バルブレス式のプランジャーポンプからなる、請求項2の透析液供給装置。
  4.  前記吐出量可変ポンプが、シリンダー、プランジャーがセラミックで形成されたプランジャーポンプからなる、請求項3の透析液供給装置。
  5.  前記清浄水の供給量を計測する流量計測器が2つ以上設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載の透析液供給装置。
  6.  さらに、前記清浄水の供給量を制御可能な流量制御弁を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の透析液供給装置。
  7.  前記流量制御弁は、前記透析液貯留手段からの貯留量情報に基づいて、該貯留量が予め定めた所定の範囲内に維持されるよう、前記清浄水の供給量を制御するものからなる、請求項6の透析液供給装置。
  8.  前記透析液貯留手段に透析液貯留量を検知する液面計が設けられており、該液面計に、貯留すべき透析液量の範囲の判断基準となる上下2位置が設定されている、請求項1〜7のいずれかに記載の透析液供給装置。
  9.  前記2位置間において検知された前記液面計による貯留量値と、該2位置間に対して出力された前記流量計測器の出力値とを用いて、該流量計測器の出力校正が自動的に行われるように構成されている、請求項8の透析液供給装置。
  10.  前記A原液混合後の濃度およびB原液混合後の濃度を検出可能な濃度計がそれぞれ設けられ、各濃度計による濃度検出値に基づいて、吐出量可変ポンプの吐出量が制御あるいは補正される、請求項1〜9のいずれかに記載の透析液供給装置。
  11.  透析液用A原液およびB原液と該原液を希釈する清浄水とを所定比率で混合して透析液を作成する透析液作成手段と、作成された透析液を貯留する透析液貯留手段と、貯留された透析液を透析監視装置に送液する透析液送液手段とを備えた透析液供給装置において、前記透析液送液手段が、吐出量可変ポンプと送液圧力計を有し、送液圧力が一定となるように吐出量可変ポンプが制御されることを特徴とする透析液供給装置。
  12.  請求項1〜10のいずれかに記載の透析液供給装置の構成を備えている、請求項11の透析液供給装置。
  13.  前記透析液送液手段が、並設された複数の透析監視装置に透析液を送液するものからなる、請求項1〜12のいずれかに記載の透析液供給装置。
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