JP2004041406A - 樹脂製安全靴先芯 - Google Patents

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広田 睦夫
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Abstract

【課題】JIS T8101 L級及びS級の性能を満足することは無論、JIS T8101 H級、さらにはCEN規格における安全靴の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足する安全靴先芯を提供する。更には、靴及び足とのフィット性を損なうことなく、前記強度的に有用な安全靴先芯を提供する。
【解決手段】JIS T 8101における重作業用H種の規格、さらには欧州統一規格 CEN規格における安全靴の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足する樹脂製安全靴先芯であって、先端立上り部1、親指側立上り部2、小指側立上り部3からなる立上り部と、頂部6及び底部5とから構成され、前記親指側立上り部2の肉厚を小指側立上り部3の肉厚より大きくしたものである。また、各立上り部は異なる曲率の曲面部によって連結されており、さらには、各立上り部は底部5に対しほぼ垂直に立上がって形成されている。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、靴、ブーツなどに適用して靴先を構造的に補強し、靴の安全性を高める安全靴先芯に関する。
【0002】
【従来の技術】
安全靴における先芯は、重量物の落下に対する保護のために靴の甲の部分の強度が極めて重要視されるため、鋼製のものが実用化されていた。しかしながら、鋼製の先芯を用いた安全靴は重量が大きくなるため、着用者の作業性が問題となる。そのため、近年、安全靴の軽量化を図るため、ガラス繊維等の補強用繊維で補強した熱可塑性樹脂製のものが開発されている。
【0003】
従来、強化繊維含有熱可塑性樹脂製の安全靴先芯としては、使用される材料の点から例えば特開2000−238142公報に開示されたものが知られている。特開2000−238142公報には、JIS L級及びS級の強度を満足する安全靴先芯が開示されている。しかしながら、上記公報に記載の先芯においては、JIS T 8101 L級及びS級の強度という面では充分であるが、より高い強度が求められるJIS T 8101 H級、更にはCEN規格における安全靴(Safety Shoes)の規格(200J対応)に対しては強化繊維の含有量に限界が生じるため、材料のみの対応では満足することができないといった問題がある。
【0004】
一方、安全靴先芯は、実用新案登録第2574860号公報図1、2及び5に開示されるように装着される足とのフィットを良くし、また、取り付けられる靴の外観形状との関係から先芯の先端部頂点が親指側に変位した形状となっている。しかしながら、より大きな強度負荷がかかった場合、上記先芯の形状が強度との関係から強度バランスに不均一性を生じさせ、すなわち親指側に大きな負荷が加わり、親指側立上り部の破損を招いている。
【0005】
さらに、安全靴先芯は、実用新案登録第2598209号公報図3に開示されるように装着される足とのフィットを良くし、また、取り付けられる靴の外観形状との関係から頂部が底部に対し先端側から後端側に向かって拡張するように形成されている。しかしながら、より大きな強度負荷がかかった場合、上記先芯の形状が先端立上り部と頂部との連結部分に大きな負荷がかかり、連結部分での破損を招いている。この点を改善するため、上記連結部分を他の部分(先端立上り部、頂部)より肉厚とする改善策が取られているが、靴及び足とのフィットを考慮した場合、それにも限界がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は上記に鑑み、JIS T 8101 L級及びS級の性能を満足することは無論、JIS T 8101 H級、さらにはCEN規格における安全靴(Safety Shoes)の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足する安全靴先芯を提供することを目的とする。さらには、靴及び足とのフィット性を損なうことなく、前記強度的に有用な安全靴先芯を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は下記の構成よりなる。
(1) 繊維強化熱可塑性樹脂からなる樹脂製安全靴先芯において、JIS T8101における重作業用H種の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足することを特徴とする樹脂製安全靴先芯。
(2) 繊維強化熱可塑性樹脂からなる樹脂製安全靴先芯において、欧州統一規格 CEN規格における安全靴(Safety Shoes)の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足することを特徴とする樹脂製安全靴先芯。
【0008】
(3) 樹脂製安全靴先芯は、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部と頂部及び底部とから構成され、前記親指側立上り部の肉厚を小指側立上り部の肉厚より大きくしてなる上記(1)又は(2)記載の樹脂製安全靴先芯。
(4) 先端立上り部と親指側立上り部、小指側立上り部は異なる曲率の曲面部によって連結されており、少なくとも前記曲面部の親指側立上り部、小指側立上り部の肉厚が異なる上記(3)記載の樹脂製安全靴先芯。
【0009】
(5) 樹脂製安全靴先芯は、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部と頂部及び底部とから構成され、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部が底部に対しほぼ垂直に立上って形成されてなる上記(1)又は(2)記載の樹脂製安全靴先芯。
(6) 樹脂製安全靴先芯は、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部と頂部及び底部とから構成され、底部に対する頂部の高さの変化量が7mm以内である上記(1)又は(2)記載の樹脂製安全靴先芯。
【0010】
(7) 強化繊維がガラス繊維であり、熱可塑性樹脂がナイロン、ポリプロピレンあるいは熱可塑性ポリウレタンである上記(1)又は(2)記載の樹脂製安全靴先芯。
(8) 強化繊維は、線径が0.2〜5mm、長さが10〜80mmであり、繊維強化熱可塑性樹脂における強化繊維の重量含有率が45〜75%である上記(1)又は(2)記載の樹脂製安全靴先芯。
【0011】
このように、強化繊維を配合した熱可塑性樹脂を用いて、耐襲撃性及び耐圧迫性を満足させ、靴、ブーツなどに適用して靴先を構造的に保護し、靴の安全性を高めるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、繊維強化熱可塑性樹脂からなる樹脂製安全靴先芯において、JIST 8101における重作業用H種の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足、又は、欧州統一規格 CEN規格における安全靴(Safety Shoes)の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足することを特徴としている。ここで、JIS T 8101における重作業用H種の規格には、先芯に100J(10.2kgf・m)の衝撃エネルギーを与えた時に、隙間高さが所定の値以上であり、光を通す割れが存在しないことが耐衝撃性能として求められ、さらに、先芯に1531kgfの圧迫荷重を与えた時に、隙間高さが所定の値以上であり、光を通す割れが存在しないことが耐圧迫性能として求められている。一方、欧州統一規格 CEN規格における安全靴(Safety Shoes)の規格には、先芯に200J(20.4kgf・m)の衝撃エネルギーを与えた時に、隙間高さが所定の値以上であり、光を通す割れが存在しないことが耐衝撃性能として求められ、さらに、先芯に1530kgfの圧迫荷重を与えた時に、隙間高さが所定の値以上であり、光を通す割れが存在しないことが耐圧迫性能として求められている。なお、上記において、隙間高さが所定の値以上とは、安全靴のサイズによって規定されている隙間高さが異なっており、規定によれば、例えば、安全靴のサイズが23.5〜24.5cmの場合、隙間高さは13cm以上、25〜25.5cmの場合、隙間高さは13.5cm以上、26〜27cmの場合、隙間高さは14cm以上となる。
【0013】
さらに、本発明は、親指側立上り部の肉厚を小指側立上り部の肉厚より大きくすることにより、装着される足とのフィットが良く、また、取り付けられる靴の外観形状と類似した形状の先芯であって、その先端部頂点が親指側に変位したものであっても、その形状に起因する強度バランスの不均一性を解消し、本発明の目的である靴及び足とのフィット性を損なうことなく、より現状の先芯に比べ強度的に有用な安全靴先芯を提供することができる。
【0014】
さらに、特に強度負荷を受けた場合、先芯後端側(開口部分)の変形しようとする力を先芯先端側で堪えようとするため、少なくとも曲面部の親指側立上り部の肉厚を小指側立上り部の肉厚より大きくすることが好ましく、前記肉厚の変化をもたせるため、また、先端立上り部の頂部近傍への先芯後端側(開口部分)の変形による集中荷重を緩和するため、先端立上り部と親指側立上り部、小指側立上り部は単一曲面でなく、それぞれに曲面部を形成し、さらにはその曲率を異なるようにすることが好ましい。
【0015】
また、本発明において、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部が底部に対しほぼ垂直に立上って形成されることにより、先芯上方からの荷重を先端立上り部、親指側立上り部及び小指側立上り部で直接受けることになり、強度面で特に有用な先芯を提供することができる。
【0016】
さらに、底部に対する頂部の高さの変化量が7mm以内とすることにより、先芯後端側(開口部分)の変形を小さくでき、変形初期の段階で先端立上り部、さらには、親指側立上り部、小指側立上り部で荷重を受けることになり、強度面で有用な先芯を提供できる。上記において、変化量は頂部の後端と頂部の先端との差を示しており、頂部の先端は、頂部と先端立上り部との間に形成される曲面部と頂部とが連結されている頂部側の部位である。さらには、頂部の最高高さ部位と最低高さ部位との変化量が7mm以内であることが、特に好ましい。
【0017】
本発明の樹脂製安全靴先芯は繊維強化熱可塑性樹脂、繊維強化熱硬化性樹脂とが現状存在するが、成形性等の面で繊維強化熱可塑性樹脂であることが好ましい。本発明に使用する繊維強化熱可塑性樹脂は、強化繊維と熱可塑性樹脂とからなり、強化繊維としては特に限定されないが、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等をあげることができるが、コスト面等を考慮した場合、ガラス繊維を用いることが特に好ましい。熱可塑性樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリスチレン、AS(アクリロニトリルスチレン)樹脂、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイト)、PEI(ポリエーテルイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、熱可塑性ポリウレタン等が好適に用いられる。
【0018】
これらの熱可塑性樹脂には、必要に応じて、着色剤、改質剤、ガラス繊維以外の充填剤等、公知の添加剤を適宜含有させることができ、これらは常法に従い混練使用される。上記において、成形性、コスト等の面を考慮するとナイロン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリウレタンを用いることが特に好ましい。
【0019】
本発明の樹脂製安全靴先芯の製造方法としては、強化繊維含有熱可塑性樹脂シート材を作製し、このシート材を作製する先芯に応じた形状に切断し、これを例えば遠赤外線炉により加熱して溶融軟化させ、成形型内に配し、加圧して加熱下に圧縮成形して作製することができる。また、繊維強化熱可塑性樹脂ペレットを擬似成形型内に入れ、これを加熱下に圧縮することにより擬似先芯を一次成形し、得られた擬似先芯を安全靴先芯成形型内に配し、加熱・加圧して安全靴先芯を圧縮成形することによっても作製することができる。前者の方法に比べ後者の方法が製品的には強度バラッキが少ないものが得られ、方法的にはシート切断、シートの溶融軟化が不要となり効率的に作製できるため、好ましい。以後の方法に関する説明は後者の製造方法をもとに記載する。
【0020】
本発明の繊維強化熱可塑性樹脂ペレットは、例えば複数のロービングから引き出される強化繊維ストランドを予熱炉を通過せしめ、樹脂含有用金型に導入し、この樹脂含有用金型に押出機より加熱混練された溶融樹脂を送り込み、金型の中で強化繊維ストランドに熱可塑性樹脂を含浸させ、冷却後、ペレタイザーによって所定長さに切断して得られる。なお、線径及び長さについては、特に限定されるものではないが、自動計量化及び可塑化の点からは、線径0.2〜5mmが適当であり、長さは10〜80mmが適当である。線径が0.2mm未満の場合、ペレット自体軽くなり、自動計量が困難になるので好ましくない。一方、線径が5mmを超えると可塑化時間が長くなる。長さについては、上記シート材の場合も同様であるが製品との関係上、10mm未満の場合、その補強効果が得られず、強度的に優れた先芯を得ることができず、80mmを超えると成形が容易に行えなくなるため、上記の範囲が好ましい。
【0021】
繊維強化熱可塑性樹脂ペレット中における強化繊維の含有量は重量率で45〜75wt%(体積率で27〜58vol.%)であることが好ましく、強化繊維の含有量が重量率で45wt%未満では、強化繊維含有量が不足し、高強度な先芯を提供することが難しく、75wt%を越えると、強化繊維量に対する樹脂量が少なくなりすぎ、不均一性が生じ強度の低下を招くとともに成形が困難になる。
なお、作製される安全靴先芯の重量は、安全靴のサイズによっても異なるが、20〜120gとなる。
【0022】
以下、実施例に基づき本発明を説明するが、本発明が以下の実施例に限定されるものでないことはもとよりである。
実施例1
20mm長さのカットした線径約0.5mmの繊維強化熱可塑性樹脂ペレット(ポリウレタン中、ガラス繊維を60wt%含有)を計量し、擬似成形型内において加熱により可塑化(0.5kg/cmの加圧下、210℃で0.5分)する一次成形を行い、擬似先芯を作製した。これを、先芯成形型内に配し400kg/cmの加圧下、135℃で圧縮成形を行い安全靴のサイズ26cm用の先芯を製造した。
【0023】
製造された先芯の形態は図1〜図4に示される形態であり、図2に示すように親指側が半径18mm、小指側が半径22mmの合成曲面からなる先端立上り部1、親指側立上り部2、小指側立上り部3の形態であり、図2に示すように曲面部4を含め、親指側立上り部2の肉厚が小指側立上り部肉厚3より大きく、さらに、図3に示すように親指側立上り部2、小指側立上り部3が底部5よりほぼ垂直に立上った形態である。さらに、図4に示すように底部5に対する頂部6の高さ変化量がほぼ0に近い形態である。
【0024】
実施例2
ナイロン6中、ガラス繊維を60wt%含有の繊維強化熱可塑性樹脂ペレットを用いた以外は上記実施例1と同様の方法に基づき先芯を製造した。製造された先芯の形態も実施例1と同様である。
【0025】
実施例3
ポリプロピレン中、ガラス繊維を75wt%含有の繊維強化熱可塑性樹脂ペレットを用いた以外は上記実施例1と同様の方法に基づき先芯を製造した。製造された先芯の形態も実施例1と同様である。
【0026】
上記実施例1〜3について、200J(ジュール)衝撃時の隙間高さを測定した。測定はCEN規格の測定方法に準じて行った。また、規格で定める基準値は200J(20kg×100cm)衝撃時の隙間高さが14mmであり、光を通す割れが存在しないことである。結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
Figure 2004041406
【0028】
本発明の先芯においては、実施例1〜3の各々5種類の測定を行ったが、全てにおいて規格で定める基準値を越えるとともに割れの発生がなく、CEN規格安全靴先芯の衝撃強度を満足するものであった。
【0029】
実施例4
ポリウレタン中、ガラス繊維の含有量を変化させた繊維強化熱可塑性樹脂ペレットを用いた以外は上記実施例1と同様の方法に基づき先芯を製造した。製造された先芯の形態も実施例1と同様である。
【0030】
実施例4について、ガラス繊維含有量と圧迫強度との関係を調べた。強度の測定はCEN規格の測定方法に準じて行った。また、規格で定める基準値は1530kgの圧迫荷重を加えた際に、隙間高さが14mmであり、光を通す割れが存在しないことである。
測定の結果、表2に示すように、ガラス繊維含有量が45〜75wt%の範囲で、規格で定める圧迫荷重以上の荷重を加えても規格で定める基準値を越えるとともに割れの発生がなく、CEN規格 安全靴先芯の圧迫強度を満足するものであった。
【0031】
【表2】
Figure 2004041406
【0032】
比較例1
上記実施例1と同様の方法に基づき先芯を製造した。使用する材料も実施例1と同様である。実施例1とは作製される先芯の形態と異なっており、先芯の形態は図6の通りである。すなわち、図6に示される先芯は、先端立上り部11の先端部が親指側に変位しており、外観形状は半径32.5mmの単純曲面であり、肉厚は親指側立上り部12と小指側立上り部13が均等なものである。
【0033】
実施例1と比較例1とについて、200J(ジュール)衝撃時の隙間高さを測定した結果、本発明の先芯においては、規格で定める基準値を越え、CEN規格安全靴先芯の衝撃強度を満足するものであったのに対し、比較例1の先芯は、規格で定める基準値を下回り、先芯に割れが生じた。結果を表3に示す。
【0034】
【表3】
Figure 2004041406
【0035】
実施例5
上記実施例1と同様の方法に基づき先芯を製造した。なお、使用する材料も実施例1と同様である。本実施例においては、先芯断面形状を図5に示される形態のものを作製するとともに底部に対する頂部の高さ変化量(H)を変化させた複数個の先芯を作製した。
【0036】
これらの作製した先芯について、200J(ジュール)衝撃時の隙間高さを測定した結果、高さ変化量が7mm以下の先芯において、規格で定める基準値を越え、CEN規格200Jの衝撃強度を満足するものであったのに対し、高さ変化量が8mmの先芯については、規格で定める基準値を下回った。結果を表4に示す。
【0037】
【表4】
Figure 2004041406
【0038】
【発明の効果】
本発明の樹脂製安全靴先芯によれば、JIS T 8101 L級及びS級の性能を満足することは無論、JIS T 8101 H級、さらにはCEN規格における安全靴(Safety Shoes)の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足する安全靴先芯を提供することができる。さらには、靴及び足とのフィット性を損なうことなく、JIS T 8101 H級、さらにはCEN規格における安全靴(Safety Shoes)の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足する安全靴先芯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】同じく横断面図である。
【図3】同じく背面図である。
【図4】図2のIV−IV面図である。
【図5】実施例5の説明のための縦断面図である。
【図6】比較例の横断面図である。
【符号の説明】
1    先端立上り部
2    親指側立上り部
3    小指側立上り部
4    曲面部
5    底部
6    頂部

Claims (8)

  1. 繊維強化熱可塑性樹脂からなる樹脂製安全靴先芯において、JIS T 8101における重作業用H種の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足することを特徴とする樹脂製安全靴先芯。
  2. 繊維強化熱可塑性樹脂からなる樹脂製安全靴先芯において、欧州統一規格 CEN規格における安全靴(Safety Shoes)の規格に規定される耐衝撃性及び耐圧迫性の性能を満足することを特徴とする樹脂製安全靴先芯。
  3. 樹脂製安全靴先芯は、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部と頂部及び底部とから構成され、前記親指側立上り部の肉厚を小指側立上り部の肉厚より大きくしてなる請求項1又は2記載の樹脂製安全靴先芯。
  4. 先端立上り部と親指側立上り部、小指側立上り部は異なる曲率の曲面部によって連結されており、少なくとも前記曲面部の親指側立上り部、小指側立上り部の肉厚が異なる請求項3記載の樹脂製安全靴先芯。
  5. 樹脂製安全靴先芯は、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部と頂部及び底部とから構成され、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部が底部に対しほぼ垂直に立上って形成されてなる請求項1又は2記載の樹脂製安全靴先芯。
  6. 樹脂製安全靴先芯は、先端立上り部、親指側立上り部、小指側立上り部からなる立上り部と頂部及び底部とから構成され、底部に対する頂部の高さの変化量が7mm以内である請求項1又は2記載の樹脂製安全靴先芯。
  7. 強化繊維がガラス繊維であり、熱可塑性樹脂がナイロン、ポリプロピレンあるいは熱可塑性ポリウレタンである請求項1又は2記載の樹脂製安全靴先芯。
  8. 強化繊維は、線径が0.2〜5mm、長さが10〜80mmであり、繊維強化熱可塑性樹脂における強化繊維の重量含有率が45〜75%である請求項1又は2記載の樹脂製安全靴先芯。
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