JP2004037486A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004037486A
JP2004037486A JP2002190159A JP2002190159A JP2004037486A JP 2004037486 A JP2004037486 A JP 2004037486A JP 2002190159 A JP2002190159 A JP 2002190159A JP 2002190159 A JP2002190159 A JP 2002190159A JP 2004037486 A JP2004037486 A JP 2004037486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
transfer
toner
recording medium
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002190159A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ogasawara
小笠原 正
Yoshiya Mashita
眞下 佳也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2002190159A priority Critical patent/JP2004037486A/ja
Publication of JP2004037486A publication Critical patent/JP2004037486A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】転写部において像担持体におけるトナー粒子の付着力を弱め、像担持体から記録媒体、あるいは中間転写体への転写や、中間転写体から記録媒体への転写を高効率に行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー像を担持して所定の移動方向に移動する像担持体1から記録媒体上にトナー像を転写し、転写され記録媒体上のトナー像を定着させて画像を形成する画像形成装置において、像担持体1表面に重ねられて通過する記録媒体8に接触して転写バイアスを印加する転写部材5を有し、該像担持体1により担持されたトナー像を該記録媒体8に転写する転写部40と、転写部材5を、像担持体1の幅方向に往復運動させる駆動部31とを備えた。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタなどの電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複写機やレーザプリンタには、電子写真方式の画像形成装置が広く用いられている。電子写真方式の画像形成装置は、例えば表面に感光体層を有する像担持体表面を均一に帯電する帯電工程、帯電された像担持体表面に像光を照射することにより静電潜像を形成する露光工程、その静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像工程、そのトナー像を記録媒体に転写する転写工程、記録媒体上にトナー像を定着させる定着工程、転写工程で像担持体上に残留したトナーを除去するクリーニング工程等を経ることにより記録媒体上に順次画像を形成している。
【0003】
転写工程に用いる転写手段としては、転写ロールを用いたバイアスロール転写方式が知られており、バイアスロール転写方式においては転写ロールを像担持体に圧接してニップ部を形成し、そのニップ部に記録媒体を通過させるとともに、記録媒体の裏側からバイアス電圧を印加することによりトナー像を記録媒体上に転写する。
像担持体上のトナー像を構成するトナー粒子は所定の電荷に帯電しているので、バイアス電圧の印加によってその帯電トナー粒子にはクーロン力が作用し記録媒体に転移する。一方、トナー粒子には、クーロン力とは逆向きの、ファンデルワールス力や液架橋力等が作用することにより像担持体にトナーが付着しているので、転写時にはこれらの付着力がトナー粒子の転移を妨げる作用をする。転写バイアス電圧を高くしてクーロン力を強く作用させればトナーの転移は促進されるが、反面、電界強度が高くなり、空隙における放電開始点を超えると放電が発生しトナーの極性反転等を引き起こすので却って転写率が低下したり、白抜け等の画像欠陥を発生させてしまうという問題がある。
【0004】
この問題を回避しつつ高転写率を得るには、ファンデルワールス力や液架橋力等による付着力を低減する方法が考えられる。
【0005】
例えば特開平4−234077号公報では、非接触式のコロナ発生装置を用いた転写部において、ベルト状の電荷保持部材の、トナー像が形成された面の裏側に振動エネルギー発生する共振器などを設けて、電荷保持部材に振動エネルギーを加えることにより、トナー像のシートへの転写を支援する転写支援手段が開示されている。
【0006】
これは、付着力のうちファンデルワールス力や液架橋力はトナーが像担持体に密着している状態では大きな付着力として作用するが、機械的振動を受けると付着力が急激に弱くなることを利用する技術である。
【0007】
しかし、この転写支援手段に用いられる振動エネルギー発生装置は非常に複雑な構造で高価であり、装置全体が大型化してしまうと共に、ベルト状の電荷保持部材(感光体ベルト)に対してのみ適応できるものあることから、画像形成装置に一般的に使用するのは困難である。
【0008】
このような問題を回避するため、特開平9−62115号公報では、加振手段を像担持体ドラムの内部に設けたり、記録媒体側に設ける技術が開示されている。
【0009】
しかしながら、像担持体ドラム内部に加振手段を設けると、像担持体ドラム全体が振動し、例えば像光が乱れて正しい露光ができないという不都合がある。また、記録媒体側に加振手段を設けると、機械的振動が転写部前後に伝わり、転写トナー像が乱れてしまうという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑み、転写部において像担持体におけるトナー粒子の付着力を弱め、像担持体から記録媒体、あるいは中間転写体への転写や、中間転写体から記録媒体への転写を高効率に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する第1の発明の画像形成装置は、トナー像を担持して所定の移動方向に移動する像担持体から記録媒体上にトナー像を転写し、転写された記録媒体上のトナー像を定着させることにより画像を形成する画像形成装置において、
上記像担持体表面に重ねられて通過する記録媒体に接触して転写バイアスを印加する転写部材を有し、該像担持体により担持されたトナー像を該記録媒体に転写する転写部と、上記転写部材を、上記像担持体の幅方向に往復運動させる駆動部とを備えたことを特徴とする。
【0012】
このように、像担持体表面に重ねられて通過する記録媒体に転写バイアスを印加する転写部材を、駆動部により像担持体の幅方向に往復運動させるので、トナー像を像担持体に付着させ非静電的な付着力が急激に弱まる一方、転写部材から記録媒体に印加される電圧によりトナー像に作用するクーロン力が支配的になるので、トナー像を記録媒体に容易に転写することができる。
【0013】
上記の目的を達成する第2の発明の画像形成装置は、所定の移動方向に移動する像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像をベルト上に、または該ベルトが担持する記録媒体上に転写し、最終的に記録媒体上にトナー像を転写および定着させることにより該記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
上記像担持体との間に上記ベルトを挟んでニップ部を形成するとともに該ニップ部を通過する該ベルトに、または該ベルトが担持する記録媒体に転写バイアスを印加する転写部材を有し、該像担持体上に形成されたトナー像を、該ベルトに直接、又は該ベルトが担持する記録媒体に転写する転写部と、
上記転写部材を上記像担持体の幅方向に往復運動させる駆動部とを備えたことを特徴とする。
【0014】
このように、ニップ部を通過するベルトに、またはベルトが担持する記録媒体に転写バイアスを印加する転写部材を、駆動部により像担持体の幅方向に往復運動させるので、トナー像を像担持体に付着させる非静電的な付着力が急激に弱まる一方、転写部材からベルトに、またはベルトが担持する記録媒体に印加される転写バイアスによりトナー像に作用するクーロン力が支配的になるので、トナー像をベルトに、またはベルトが担持する記録媒体に容易に転写することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
先ず、例えば記録媒体に像担持体上のトナー像を転写する転写部と、像担持体とによって形成されるニップ部においてトナー像に作用する力について説明する。
【0016】
図1は、像担持体と転写部の転写ロールとの間に形成されるニップ部を示す図である。
【0017】
図1において、像担持体1は所定方向に回転し、トナー像が形成される。転写ロール5は、回転軸5aを中心に像担持体1と同方向に回転しながら像担持体1とニップ部11を形成し、図示しない駆動部により振動エネルギーを与えられて回転軸5aと平行な矢印A方向に振動する。
【0018】
図2は、ニップ部においてトナー粒子に作用する力を模式的に示す図である。
【0019】
図2に示すように、像担持体1にトナー粒子13を付着させる力としては、静電気的な付着力24aと非静電気的な付着力24bとがある。静電気的な付着力24aは、鏡像力であり、非静電気的な付着力24bは、ファンデルワールス力や液架橋力などである。一方、記録媒体8側にトナー粒子13を吸引する力としては、転写ロールに印加されたバイアス電圧によるクーロン力23がある。そして、静電気的な付着力24aと非静電気的な付着力24bとの合力24よりもクーロン力23が大きい場合にはトナー粒子13が記録媒体8に転写され、クーロン力23が合力24よりも小さい場合にはトナー粒子13は記録媒体8に転写されない。
【0020】
いま、転写ロール5に矢印A方向の振動が加わると、記録媒体8を介してトナー粒子13にその振動が伝達され、ニップ部11のトナー粒子13にも矢印A方向の力が作用する。この矢印A方向に作用する力によりトナー粒子13が像担持体1表面からわずかでも離れトナー粒子13と像担持体1表面との間の密着性が弱まると非静電的な付着力24bが急激に弱まるので、クーロン力23が支配的に作用するようになり、トナー粒子13は記録媒体8に容易に転写される。
【0021】
以下、本発明の画像形成装置の実施形態について説明する。
【0022】
図3は、第1の実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【0023】
第1の実施形態の画像形成装置は、第1の発明の画像形成装置の実施形態に相当する。
【0024】
図3に示す画像形成装置は、表面に感光体層を有する、矢印B方向に回転するドラム状の像担持体1と、この像担持体1を一様に帯電させる帯電器2と、一様に帯電された像担持体1に像光を照射して静電潜像を形成する像書き込み装置3と、像担持体1に近接する位置で矢印C方向に回転する現像ロール4aから像担持体1上に形成された静電潜像にトナーを転移させて現像し、トナー像を形成する現像装置4と、用紙トレイ12から用紙ガイド9に沿って搬送ロール10により搬送される記録用紙上へ像担持体1上に形成されたトナー像を転写する転写部40と、転写後に像担持体1に残留したトナーを除去するクリーナ6と、記録用紙上のトナー像を定着する定着装置7とを備えている。
【0025】
この画像形成装置を用いて画像を形成するときは、ドラム状の像担持体1を矢印B方向に回転駆動し、帯電器2により像担持体1を、例えば−450Vに一様に帯電させる。次に、像書き込み装置3から、画像を担持する像光を照射して、電位の差による潜像を形成する。現像装置の現像ロール4aには、例えば−300Vの直流成分に、1.0kV(P−P)、周波数4.0KHz、デューティ比0.6の交流成分が重畳された現像バイアス電圧が印加されているので、像担持体1上の潜像が現像装置4との対向位置に移動したときに、現像ロール4aから像担持体1にトナーが転移してトナー像が形成される。このようにして形成されたトナー像は、バイアス電圧が印加されている転写部40の転写ロールによって用紙トレイ12から搬送された記録用紙上に転写され、さらに定着装置7によって定着されて記録用紙8上画像が形成される。
【0026】
一方、転写後、感光体ドラム1に残留したトナーは、クリーナ6によって除去される。
【0027】
以下に、本実施形態の画像形成装置の各構成要素の具体例について説明する。
【0028】
ここで説明する具体例は、一例であって必ずしもこれに限定されない。
【0029】
像担持体1は、アルミニウム等の金属製支持体(ドラム)に、電荷発生層、電荷輸送層を順次積層した機能分離型感光体で、感光体が積層されたドラムの外径はφ30mmである。
【0030】
また、帯電器2は、金属製の芯金にカーボンを含有するSBRからなる弾性層を形成し、弾性層の上に抵抗層としてイオン導電材を含有するECOを成膜し、さらにその上にカーボンとSnO(導電性フィラー)を含有するPAからなる表面層を成膜したものである。弾性層の厚みは2.8mm、抵抗層の厚みは150μm、表面層の厚みは10μmで、表面層を含む層全体の抵抗値は10〜10Ωに調製してある。芯金にはDC電圧を印加し、像担持体1の表面を一様に帯電する。
【0031】
像書き込み装置3は、画像信号に基づいて発光素子(LD)のレーザ光をON/OFFするとともに、そのレーザ光を回転駆動される像担持体の回転方向と交わる幅方向に繰り返し走査することによって像担持体1を像露光する。
【0032】
現像装置4は、トナーとキャリヤからなる2成分現像剤を攪拌し、像担持体1上に形成された静電潜像に、回転する現像ロール4aでその静電潜像に近接位置に運んだトナーを転移させてトナー像を形成する。
【0033】
転写部40は、外径18.5mmで、軸を兼ねる給電部材に2層構成の導電性部材が被覆された転写ロールを有し、導電性部材は、高抵抗で薄い表面層と、その表面層の内側に積層された、表面層より低抵抗で弾性を有する弾性層とを有している。表面層は、体積抵抗率が10〜1013Ωcmであり、弾性層の抵抗はそれよりも低抵抗にすることにより転写ロール全体の抵抗値が10〜10Ωになるように調整する。
【0034】
転写ロールの抵抗値は、転写ロールをアースに接続した金属板に乗せ、転写ロールの給電部材を兼ねる軸の両端に500gずつ計1kgの荷重をかけるとともに、転写ロールと金属板の間に1kVの直流電圧を印加し、測定される電流値から換算して求めることができる。
【0035】
ここで、転写ロールの抵抗値を10〜10Ωの範囲内に調整するのは、転写ロール5の抵抗値が10Ωより低いと、記録媒体がニップされていない領域で転写に寄与しない電流が流れてしまい、本来転写に必要な電流が得られず転写不良を起こすためであり、10Ωより高いと、必要とする転写電流を得るためには高電圧電源が必要となり、画像形成装置の小型化、低コスト化の支障となるためである。
【0036】
クリーナ6は、クリーニング部材として板状のブレードやブラシロールなどを用いることができ、本実施形態においては板厚2mmのウレタンゴムが使用される。
【0037】
定着装置7は、記録用紙8上に転写されたトナー像を一対のロールでニップし、加熱および加圧することにより記録用紙8上に定着する。
【0038】
次に、現像装置4に用いるトナーとキャリヤからなる現像剤の具体例について説明する。
【0039】
トナーは乳化重合法により製造されたもので、平均粒径は6.5μm、形状係数は132±2のポテト形状である。
【0040】
トナーの粒径は画質に大きな影響を与え、粒径が大きくなるほど画像が粗くなる。平均粒径が20μm程度のトナーでも実用上問題はないが、細線の解像力を高くするためには、平均粒径が10μm以下のトナーを用いるのが望ましい。しかし、トナー径が小さくなるとトナーとキャリアとの間に作用する物理的付着力が支配的になり現像性が低下する上、トナーの凝集が起こりやすい。したがって、平均粒径が5μm以上かつ10μm以下のものがより望ましい。
【0041】
形状係数は、光学顕微鏡のトナー拡大像を、例えばイメージアナライザLuzexIII(ニレコ製)で画像解析し、次式により求めることができる。
(トナー径の絶対最大径)/(トナーの投影面積)×π/4×100
トナーには、さらに帯電制御剤や転写助剤として、平均粒径10〜150nm程度のシリカ及びチタニア等の微粒子を適当量外添する。
【0042】
キャリアは、フェライトの芯材表面に、カーボンブラック等の導電材料が分散された樹脂被覆層を有する樹脂コートキャリアで、平均粒径は45μmである。
【0043】
トナーとキャリアとを混合した現像剤は、例えば、トナー濃度(以下、TCと略称する。)を8質量%、現像剤中のトナーの電荷量を20〜30μC/gとしたものを用いることができる。
【0044】
ここで、TC(質量%)は次式で求められる。
{現像剤に含まれるトナーの質量(g)/現像剤の総質量(g)}×100
また、トナーとキャリアを混合して現像剤としたときのトナーの電荷量は、高すぎると、トナーがキャリアに付着する付着力が高くなりすぎて、トナーが像担持体に転移しないといった現象が発生する。一方、電荷量が低すぎると、トナーがキャリアに付着する付着力が弱くなり、遊離トナーによるトナークラウドが発生するため、プリントに、いわゆるトナーカブリが発生する。したがって、現像剤中のトナーの電荷量は、絶対値で5〜50μC/gとすることが好ましく、10〜40μC/gとすることがより好ましい。
【0045】
次に、本実施形態の転写部および駆動部の構成および動作条件について詳細に説明する。
【0046】
図4は、第1の実施形態の転写部および駆動部を示す構成図である。
【0047】
図4において、転写部40は、トナー像を担持する像担持体に接触してニップ部11を形成するとともに、回転する像担持体1と同方向に回転し、そのニップ部11を通過する記録媒体8に電圧を印加することにより像担持体1が担持するトナー像をその記録媒体8に転写する転写ロール5を有する。
【0048】
転写部40の転写ロール5は、給電部材を兼ねる回転軸5aが、軸受け32に回転自在に、両側で支持され、その回転軸5aの両端部には、例えばφ2mmのSUS球30が埋め込まれている。そして、軸受け32には、転写ロール5を像担持体1に押圧してニップ部11を形成する、上下方向に伸縮するばね33が取り付けてある。また、転写ロール5の両側には、転写部40のフレーム36があり、その一方の、図の右側のフレーム36には、ばね35を介して矢印A方向に移動自在なフランジ34が固着され、図の左側のフレーム36には、回転軸5a方向に往復運動する駆動部31を介して矢印A方向に移動自在なフランジ34が固着されている。それぞれのフランジ34の転写ロール5側を向いた面は平滑面となっており、転写ロール5は、回転軸5aの両端部に埋め込まれたSUS球30を介してそれぞれのフランジ34の平滑面に摺動自在に当接している。
【0049】
駆動部31は、圧電アクチュエータで構成され、交流電圧が印加されると伸縮し転写ロール5を、回転軸5aと平行な矢印A方向に往復運動させる。駆動部31が伸縮すると、転写ロール5の軸受け5aを両側で支持するばね33が横方向に振動することにより転写ロール5に所定のニップ圧を加えたまま転写ロール5が回転軸5aと平行な矢印A方向に移動するのを可能とする。また、フランジ34の一方に固着されたばね35とSUS球30とにより、回転軸5aはフランジ34に回転自在に固定されたまま転写ロール5が矢印A方向に移動するのを容認する。
【0050】
ここで、本実施形態においては、SUS球30はφ2mmのものを用い、駆動部31を構成する圧電アクチュエータには、サイズ5×5×9mmのピエゾアクチュエータ(ピエゾメカニック社製)を用いているが、これに限定されない。
【0051】
このような構成のピエゾアクチュエータに−30〜150Vの範囲で正弦波の電圧を印加するとピエゾが伸縮し、転写ロール5は回転軸と平行な矢印A方向に往復運動する。
【0052】
ここで、転写ロール5が往復運動することによる効果を有効に発揮させるためには、トナー粒子がニップ部11を通過する間に、転写ロール5が往復運動する加速度が最大となるポイントを最低1回は通過する必要があり、画像形成装置のプロセス速度をV(mm/s)、転写部40のニップ幅をd(mm)としたときに、往復運動周波数N(Hz)がV/2d以上であることが好ましい。
【0053】
また、往復運動の振幅は、トナー像の画質が劣化しない範囲とする必要があり、トナー粒径をLとしたときに、10L以下かつL/10以上の範囲内で設定することが好ましい。
【0054】
本実施形態では駆動部31に圧電アクチュエータを使用しているが、モーター等を利用したバイブレータ方式で往復運動を発生させるもの、歯車形状のものを回転させて往復運動を与えたい部位に打ち付けることにより往復運動を発生させるもの、その他機械的、電気的、磁気的方法を利用することができる。
【0055】
次に、本実施形態の画像形成装置に備える転写部の転写効率を確認する試験結果について説明する。
【0056】
本試験は、常温・常湿(22℃、55%RH)下で、比較的転写しにくいラフ紙(米国ゼロックス社製4024DP)を記録用紙として使用し、転写ロールを50V、100Hzの交流電圧が印加されたピエゾアクチュエータで転写ロールを往復運動させて転写を行った。
【0057】
図5は、ベタ画像(カバレッジ100%)を転写するときの転写バイアス電圧と転写効率との関係を示す図である。
【0058】
図5において、縦軸は、像担持体上のトナーのうち記録用紙に転移したトナーの割合をあらわす転写効率(%)、横軸は転写ロールに印加されるバイアス電圧をあらわす。図中の実線は、ピエゾアクチュエータで転写ロールを往復運動させた場合の転写効率の実測値、点線は転写ロールを往復運動させない場合の転写効率の実測値をそれぞれプロットした傾向曲線をあらわす。
【0059】
図中の傾向曲線から明らかなように、転写ロールに機械的往復運動を加えることにより、広範な転写バイアス電圧において転写効率が向上するが、特に転写バイアスが低い場合に、機械的往復運動による効果が顕著にあらわれることが確認できた。
【0060】
図6は、画像カバレッジが20〜100%まで変化させたときの転写残トナー量の推移を示す図である。
図6において、縦軸は、像担持体上のトナーのうち記録用紙に転移せずに像担持体上残った1平方メートル当たりのトナー量(g)を、横軸は、画像カバレッジ割合(%)をあらわす。図中の実線は、ピエゾアクチュエータで転写ロールを往復運動させた場合、点線は転写ロールを往復運動させない場合における像担持体上残った1平方メートル当たりのトナー量(g)の実測値をそれぞれプロットした傾向曲線をあらわす。なお何れの場合も、転写バイアス電圧は、1.0kVに設定した。
【0061】
図から明らかなように、機械的往復運動を加えた方が転写残トナー量が少なくなり、画像カバレッジが高いときほどその効果がより大きいことがわかった。これによっても、機械的往復運動が転写効率に大きく寄与することが確認された。
【0062】
次に第2の実施形態について説明する。
【0063】
第2の実施形態の画像形成装置は、第2の発明の画像形成装置の実施形態に相当する。
【0064】
図7は、第2の実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【0065】
第2の実施形態の画像形成装置は、第1の実施形態の画像形成装置に較べて、用紙搬送ベルトを備える点が相違するがそれ以外は共通するので、同一の構成要素には同一の符号を付し、相違点について説明する。
【0066】
図7に示す本実施形態の画像形成装置は、像担持体1から記録媒体にトナー像を転写するニップ部に、用紙を搬送する用紙搬送ベルト29を備えている。用紙搬送ベルト29は、用紙搬送ベルト29を駆動する駆動ロール26と、用紙搬送ベルト29に所定の張力を加えるテンションロール27と、アースに接続された金属ロール28とにより張架されて循環移動する。用紙搬送ベルト29を挟んで像担持体1に対向する位置には、転写部41の転写ロールが配置されている。
【0067】
用紙ガイド9に沿って搬送ロール10により用紙トレイ8から運ばれた用紙は、用紙搬送ベルト29に搬送されてニップ部に運ばれ、ニップ部を通過するときに転写部41からバイアス電圧が印加されて像担持体1上のトナー像が用紙上に転写される。
【0068】
以下に、本実施形態の画像形成装置の第1の実施形態で説明した構成要素と異なる構成要素の具体例について説明する。
【0069】
ここで説明する具体例は、一例であって必ずしもこれに限定されない。
【0070】
転写部41の転写ロールは、金属製の芯金にウレタンゴム層が被覆され、外径は18.5mm、転写ロールの抵抗値は10Ωに調整されている。また、用紙搬送ベルト29は、クロロプレンゴムにEPDMをブレンドしてカーボンブラックを分散させ、厚さ450μmの無端ベルト状に形成され、体積抵抗率は10Ωcm、表面抵抗率は1012Ωに調整されている。
【0071】
ただし、転写ロールおよび用紙搬送ベルト29は、この構成に限定されるものではない。
【0072】
このように、用紙搬送ベルト29を用い、用紙搬送ベルト29を挟んで像担持体1と転写ロールとの間でニップ部を形成することにより、ニップ幅を広くすることができるため、画像形成を高速度に行うことができる上、転写ロールから金属ロール28までの間に転写バイアス電圧による電位勾配を形成することができるため、プレニップ部で発生しやすいブラーや白抜け等の画像欠陥を防止することができる。
【0073】
本実施形態は、用紙搬送ベルトを用いる画像形成装置に基いて説明したが、中間転写体を用いる画像形成装置において、像担持体から中間転写体にトナー像を転写する転写部にも適用される。また、タンデム構成の画像形成装置にも適用される。
【0074】
図8は、第2の実施形態の転写部および駆動部を示す構成図である。
【0075】
本実施形態の転写部41および駆動部31は、図4を用いて説明した第1の実施形態の転写部40および駆動部31と較べて、転写部41が用紙搬送ベルトを挟んでニップ部11を形成している点が相違するが、それ以外は共通するので、同一の構成要素には同一の符号を付し、相違点について説明する。
【0076】
図8において、転写部41は、トナー像を担持する像担持体1に用紙搬送ベルト29を挟んで対向しニップ部11を形成するとともに、回転する像担持体1と同方向に回転し、そのニップ部11を用紙搬送ベルト29に搬送されて通過する記録媒体に電圧を印加することにより像担持体1が担持するトナー像をその記録媒体に転写する転写ロール25を有する。そして、その転写ロール25を往復運動させる駆動部31により、回転軸25aに平行な矢印A方向に転写ロール25は往復運動する。
【0077】
本実施形態の画像記録装置を用いて、図5及び図6を用いて説明したのと同様の確認試験を実施したところ、転写効率が最大になる条件下において、転写ロールに往復運動を加えない場合には転写効率が95%であったのに対し、転写ロールに駆動部から往復運動を加えた場合には転写効率が99%に向上し、ニップ部で用紙搬送ベルトを挟んだ構成の場合にも転写ロールに機械的往復運動を加えることによる効果が確認された。
【0078】
次に、第3の実施形態について説明する。
【0079】
第3の実施形態の画像形成装置は、第1の発明の画像形成装置の第2の実施形態に相当する。
【0080】
図9は、第3の実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【0081】
第3の実施形態の画像形成装置は、第1及び第2実施形態の画像形成装置が白黒画像を形成するものであるのに対し、カラー画像を形成するものであり、第1及び第2実施形態の画像形成装置に比べて、中間転写体が使用される点や、現像装置が4色の現像剤を有する点が相違するが、それ以外は共通するので、同一の構成要素には同一の符号を付し説明を省略する。
【0082】
図9に示す画像形成装置は、表面に感光体層を有するドラム状の像担持体1と、この像担持体1を一様に帯電する帯電器2と、一様に帯電された像担持体1に各色に分解された画像信号に基づく像光を照射して静電潜像を形成する像書き込み装置3と、ブラック(K)14K、イエロー(Y)14Y、マゼンタ(M)14M、シアン(C)14Cの4色の現像剤を収容したロータリ式の現像装置14と、像担持体1に接触し、矢印D方向に循環移動する無端ベルト状の中間転写体16と、中間転写体16を挟んで像担持体1と対向し、像担持体1上に形成されたトナー像を中間転写体16へ転写する1次転写ロール15と、中間転写体16へ転写した後に像担持体1に残留するトナーを除去するクリーナ6とを備えている。また、無端ベルト状の中間転写体16は、回転駆動させる駆動ロール17、張力を調整するテンションロール18、19、および中間転写体16を挟んで2次転写ロール21に対向するバックアップロール20により張架されている。さらに、用紙トレイ8から用紙ガイド9に沿って搬送ロール10により搬送される記録用紙上に中間転写体16上のトナー像を再転写する2次転写部42と、記録用紙8上に転写されたトナー像を定着する定着装置7とを備えている。
【0083】
現像装置14は、現像装置14を回転駆動する基部14aに支持されており、像担持体上に各色に分解された画像信号に基づく像光が照射されて形成された各色毎の潜像に整合させて回転し、像担持体に4色それぞれの現像剤を有する現像器14K,14Y、14M,14Cがそれぞれ近接・対向するようになっており、各色毎の潜像に各色トナーを転移させて各色トナー像を形成する。
【0084】
以下に、本実施形態の画像形成装置の、第1及び第2の実施形態で説明した構成要素と異なる構成要素の具体例について説明する。
【0085】
ここで説明する具体例は、一例であって必ずしもこれに限定されない。
【0086】
中間転写体16は、ポリイミド樹脂中にカーボンブラックを分散させ、厚さ80μmの無端ベルト状に形成したものであり、体積抵抗率は10Ωcm、表面抵抗率は1012Ωに調整されている。
【0087】
また、1次転写ロール15は、金属製の芯金にウレタン発泡体の層を被覆したもので、転写ロール15の抵抗値は10Ωに調整され、1次転写ロール15の外径はφ18.5mmに設定されている。
【0088】
さらに、2次転写部42に用いる2次転写ロールは、第1の実施形態の画像形成装置で用いる転写ロール5と同様の材料・構成で、外径はφ28mmに設定されている。
【0089】
また、現像装置14で用いるトナーは、第1及び第2実施形態で用いたトナーと同様に、乳化重合法により製造されたもので、平均粒径は6.5μm、形状係数は132±2のポテト形状で、ブラックの他にイエロー、マゼンタ、シアンも同様に製造したものを用いる。また、各色のトナー電荷量は30μC/gに調整されている。
【0090】
ただし、中間転写体16、1次転写ロール15、2次転写ロール21、及びトナーは上述した構成に限定されない。
【0091】
次に、本実施形態の画像形成装置を用いてカラー画像を形成する作用について説明する。
【0092】
ドラム状の像担持体1を矢印B方向に回転駆動し、帯電器2により、像担持体1を例えば−450Vに一様に帯電させる。
【0093】
次に、像書き込み装置3から各色毎に分解された画像信号に基づく像光が像担持体1に照射されると、像担持体1の感光体層の電荷量はその照射された像光の光量に応じて低減され、静電電位の差による静電潜像が形成される。
【0094】
この静電潜像が現像装置14に対向する位置に移動すると、現像装置の各現像器14K,14Y、14M,14C毎に具備する現像ロールには、例えば−300Vの直流成分に、1.0kV(P−P)、4.0kHz、デュ−ティ比0.6の交流成分を重畳した現像バイアス電圧が印加されているので、各色トナーの現像ロールから静電潜像に各色トナーが転移して、像担持体1上には、各色トナー像が形成される。
【0095】
このようにして形成された各色トナー像は、バイアス電圧が印加されている転写ロール15によって中間転写体16上に1次転写される。
1次転写後、感光体ドラム1に残留したトナーは、クリーナ6によって除去される。
【0096】
像担持体1には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン各色のトナー像が順次形成され、その都度1次転写ロール15によって中間転写体16上に転写される工程が繰り返されると、中間転写体16上に4色のトナー像が重ね合わされた多重色トナー像が形成される。
【0097】
この多重色トナー像は、2次転写部42により一括して記録用紙上に転写される。
【0098】
そして記録用紙上に転写された多重色トナー像は、定着装置7によって定着されてカラー画像が形成される。
【0099】
図10は、第3の実施形態の転写部および駆動部を示す構成図である。
【0100】
本実施形態の転写部42および駆動部31は、図4を用いて説明した第1の実施形態の転写部40および駆動部31と較べて、転写部42の2次転写ロール21が対向ロール20との間に中間転写体16を挟んでニップ部11を形成している点が相違するが、それ以外は共通するので、同一の構成要素には同一の符号を付し、相違点について説明する。
【0101】
図10において、転写部42は、トナー像を担持する中間転写体16を挟んで対向ロール20に対向してニップ部11を形成するとともに、中間転写体16上のトナー像に重ね合わされた記録媒体がそのニップ部11を通過する際に記録媒体に電圧を印加することにより中間転写体16が担持するトナー像をその記録媒体に転写する2次転写ロール21を有する。そして、その2次転写ロールを往復運動させる駆動部31により、回転軸21aに平行な矢印A方向に2次転写ロール21は往復運動する。
【0102】
本実施形態の画像記録装置を用いて、図5及び図6を用いて説明したのと同様の確認試験を実施したところ、転写効率が最大になる条件下において、2次転写ロール21に往復運動を加えない場合には転写効率が97%であったのに対し、2次転写ロール21に駆動部31から往復運動を加えた場合には転写効率が99%に向上し、中間転写体16から記録媒体に2次転写を行うニップ部においても2次転写ロール21に機械的往復運動を加えることによる効果が確認された。
【0103】
以上説明した実施形態は、いずれもカールソンプロセスに基づく電子写真記録方式に基いて説明したが、チャージレス方式、背面露光方式等、記録媒体にトナー像を転写する間接記録方式であれば適用可能である。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、転写部において機械的往復運動を利用して像担持体に付着するトナー粒子の付着力を弱めながら転写電界によるクーロン力により像担持体から記録媒体あるいは中間転写体へのトナー像の転写や、中間転写体から記録媒体へのトナー像の転写を行うので、比較的低い電圧の印加で効率よく転写を行うことができるとともに、画像欠陥の発生を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】像担持体と転写部の転写ロールとの間に形成されるニップ部を示す図である。
【図2】ニップ部におけるトナー粒子に作用する働く力を模式的に示す図である。
【図3】第1の実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図4】第1の実施形態の転写部および駆動部を示す構成図である。
【図5】ベタ画像(カバレッジ100%)を転写するときの転写バイアス電圧と転写効率との関係を示す図である。
【図6】画像カバレッジが20〜100%まで変化させたときの転写残トナー量の推移を示す図である。
【図7】第2の実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図8】第2の実施形態の転写部および駆動部を示す構成図である。
【図9】第3の実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図10】第3の実施形態の転写部および駆動部を示す構成図である。
【符号の説明】
1  像担持体
2  帯電器
3  像書き込み装置
4  現像装置
5,25 転写ロール
5a、21a,25a 回転軸
6  クリーナ
7  定着装置
8  記録媒体
9  用紙ガイド
10 搬送ロール
11 ニップ部
12 用紙トレイ
13 トナー粒子
14 ロータリ現像装置
14K,14Y,14M,14C 現像器
15 1次転写ロール
16 中間転写体
17,26 駆動ロール
18,19,27 テンションロール
20 対向ロール
21 2次転写ロール
23 クーロン力
24 合力
24a 静電気的な力
24b 非静電気的な力
28 金属ロール
29 用紙搬送ベルト
31 駆動部
32 軸受け
33,35 ばね
34 フランジ
36 フレーム
40,41,42 転写部

Claims (5)

  1. トナー像を担持して所定の移動方向に移動する像担持体から記録媒体上にトナー像を転写し、転写された記録媒体上のトナー像を定着させることにより画像を形成する画像形成装置において、
    前記像担持体表面に重ねられて通過する記録媒体に接触して転写バイアスを印加する転写部材を有し、該像担持体により担持されたトナー像を該記録媒体に転写する転写部と、前記転写部材を、前記像担持体の幅方向に往復運動させる駆動部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 所定の移動方向に移動する像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像をベルト上に、または該ベルトが担持する記録媒体上に転写し、最終的に記録媒体上にトナー像を転写および定着させることにより該記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記像担持体との間に前記ベルトを挟んでニップ部を形成するとともに該ニップ部を通過する該ベルトに、または該ベルトが担持する記録媒体に転写バイアスを印加する転写部材を有し、該像担持体上に形成されたトナー像を、該ベルトに直接、又は該ベルトが担持する記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部材を、前記像担持体の幅方向に往復運動させる駆動部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. この画像形成装置のプロセス速度をV(mm/s)、前記ニップ部のニップ幅をd(mm)としたときに、前記駆動部は、V/2d(Hz)以上の周波数で前記転写部材を往復運動させるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記転写部材は、電圧を印加される給電部材と該給電部材に被覆された導電性部材とを有する転写ロールであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動部は、圧電アクチュエータを有するものであって、該圧電アクチュエータにより前記転写部材を振動させるものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2002190159A 2002-06-28 2002-06-28 画像形成装置 Withdrawn JP2004037486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002190159A JP2004037486A (ja) 2002-06-28 2002-06-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002190159A JP2004037486A (ja) 2002-06-28 2002-06-28 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004037486A true JP2004037486A (ja) 2004-02-05

Family

ID=31700152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002190159A Withdrawn JP2004037486A (ja) 2002-06-28 2002-06-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004037486A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014170116A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2019020566A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 コニカミノルタ株式会社 中間転写ベルトおよびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014170116A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2019020566A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 コニカミノルタ株式会社 中間転写ベルトおよびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004117600A (ja) 画像形成装置
JP2001215799A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US7738803B2 (en) Image forming method and apparatus for effectively charging an image carrier
US20080118272A1 (en) Image forming apparatus
JP4963412B2 (ja) 画像形成装置
JP3890141B2 (ja) 画像形成装置
JP3448035B2 (ja) 画像形成方法及びその装置、並びに転写材吸着方法
JP3913159B2 (ja) 画像形成方法
JP4208537B2 (ja) 画像形成装置
JPH1195530A (ja) 電子写真記録装置
JP2004037486A (ja) 画像形成装置
JP2003043774A (ja) タンデムカラー画像形成装置
JP4321036B2 (ja) 転写装置および画像形成装置
JP2001272833A (ja) 画像形成装置
JPH07129055A (ja) 画像形成装置
JP2002372828A (ja) 画像形成装置
JP4314840B2 (ja) 画像形成装置
JP2003177610A (ja) 画像形成装置
JPH0784467A (ja) 画像形成装置
JP2013114090A (ja) 画像形成装置
JPH07168416A (ja) カラー画像形成装置
JP2003131536A (ja) 画像形成装置および制御方法
JP2001183905A (ja) 画像形成装置
JPH0962111A (ja) 画像形成装置
JP4655129B2 (ja) 転写装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906