JP2004034691A - タイヤ加硫金型のベント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベント装置のケーシングの中央通孔内へのゴムの流入を完全に遮断できない場合、ベント装置を通過する空気の通路を最大限短く形成すれば、空気通路の内部にゴムが存在することを防止でき、又、できるだけ中央通孔の空間を大きく確保すれば、ベント性能とベント装置の耐久寿命を延長できる。
【解決手段】ケーシング44に形成される中央通孔46が、上部方向に行くほど内径が大きくなり、下部方向に行くほど内径が小さくなるテーパー形状を有しており、中央通孔の上段エッジ部分58と点(線)接触をするバルブヘッド56の傾斜している側面60の角度を互いに異ならせることによって、空気の排出能力を向上させ、ベント装置内にゴムが流入して完成タイヤにベントラバーが形成されることを抑制でき、加硫時の作動不良を防止し、ベント装置の耐久寿命を延長し、メンテナンスを容易にする。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ加硫金型のベント装置に関する。より詳しくは、タイヤ加硫金型に設けられるベント装置を改善することにより、空気の排出能力を向上し、ベント装置内にゴムが流入して完成タイヤにベントラバーが形成されることを抑制し、加硫時の作動不良を防止し、ベント装置の耐久寿命を延長し、メンテナンスを容易にすることができるタイヤ加硫金型のベント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、生ゴム状態で製造されるグリーンタイヤ(green tire)は、高温高圧の加硫金型(vulcanization mold)内で加硫され完成されるタイヤであり、加硫金型は、金型部(mold segment)と、グリーンタイヤを金型に加圧させるブラダーとからなる。又、金型の内側面には、グリーンタイヤと金型間に存在する空気を金型の外部に排出するためのベントホール(vent hole)が設けられている。
このようなベントホールは、空気のみを排出させるのではなく、加硫圧力によりグリーンタイヤのゴムも共に排出させることがある。このような場合、最後に生産されたタイヤには、表面にベントラバーが形成されるようになり、このベントラバーを除去するためのトリミング工程を必ず行わなければならないという問題がある。
上記の問題を解決するための従来のベント装置の1つであるDE 195 43 276 C1のベント装置を図1に示す。
【0003】
図1のベント装置は、金型10のベントホール12に挿入されているケーシング(casing)14と、前記ケーシング14の中央通孔16内に挿入されているバルブ体18と、前記バルブ体18に弾力的に設けられているスプリング(returnspring)20と、前記バルブ体18の下部先端に締結されており、かつ前記バルブ体18の垂直方向への移動距離を制御するストッパー22とからなっている。
又、前記バルブ体18は、ケーシング14の中央通孔16内に位置し、かつスプリング20で囲まれているバルブインサート24と、中央通孔16の上部に位置する傾斜面26と接触するバルブヘッド28とからなっている。ここで、前記バルブヘッド28の側面は、前記中央通孔16の上部に位置する傾斜面26の傾斜角と同一の傾斜角を有する傾斜面30を有している。前記2つの傾斜面26、30は互いに面接触をし、これら2つの傾斜面の錯角(alternate interior angle)は互いに同一である。
前記ベント装置によれば、バルブヘッド28の傾斜面30の傾斜角と、中央通孔16の上部傾斜面26の傾斜角とが、同一の角度で形成されているので、これら傾斜面26、30の間に流入するゴムが短時間に溜まって隙間を詰めてしまう。これによって、ベント装置の空気排出能力を低下させる問題が生じる。言い換えれば、非常に微細な隙間であっても、加硫時の高い圧力によってグリーンタイヤのゴムが小さい隙間に押し込まれる問題が発生するようになる。
又、左右側の傾斜面26、30のうち、いずれか1つの隙間のみにゴムが詰まる場合にもバルブヘッド28が偏心して、加硫されたタイヤにベントラバーが形成される問題点がある。
【0004】
一方、前記ケーシング14の外周縁は、直径が等しい円筒状で形成されており、このケーシング14が挿入・設置される金型10のベントホール12の内径も、直径が等しい円筒状で形成されている。このように、ベントホール12の内径とケーシング14の外径とが同一に形成されている場合、ケーシング14が、ベントホール12の内周縁との摩擦力によってだけ支持されるので、加硫の際、高い圧力によってケーシング14がベントホール12の内部に押し込まれる問題が発生する。
さらに、前記ケーシング14の中心に形成されている中央通孔16の上部及び下部の直径が同一であり、これに挿入されるバルブインサート24の上部及び下部の直径が同一であるので、中央通孔16の内部体積はいつも上下が同一である。従って、バルブインサート24と中央通孔16の内側面との間の空間が非常に小さく、その空間の上下の大きさが同一であるため、中央通孔16の内部に流入するゴムがスプリング20の間に詰まった場合、バルブ体18は弾力的な移動能力を失い、これにより、ベント装置が動作しなくなる問題が発生する。
【特許文献1】DE 195 43 276 C1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来例の問題点に鑑みてなされたものであり、前記ケーシングの中央通孔内へのゴムの流入を完全に遮断できない場合、ベント装置を通過する空気の通路を最大限短く形成すれば、空気通路の内部にゴムが存在することを防止でき、又、できるだけ中央通孔の空間を大きく確保すれば、ベント性能とベント装置の耐久寿命を延長できるということに着目して本発明を完成するようになった。
つまり、本発明の目的は、ベント装置を通過する空気の通路を最大限短く形成して空気の通路にゴムが詰まることを防止し、又、できるだけ中央通孔の空間を大きく確保してベント性能を向上させるだけでなく、ベント装置の耐久寿命を延長できるタイヤ加硫金型のベント装置を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、金型におけるベントホール及びケーシングの形状を改善して、加硫時の高圧によってケーシングがベントホールの内部に押し込まれる問題を解決できるタイヤ加硫金型のベント装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、次のように構成されている。
請求項1の発明に係るグリーンタイヤ加硫金型のベント装置は、金型のベントホールに挿入及び設置されるケーシングと、前記ケーシングの中央通孔内に挿入されるバルブヘッドとバルブインサートとが一体となっているバルブ体と、前記バルブ体に弾力性を与えるために前記バルブインサートを囲んでいるスプリングと、前記バルブインサートの下端部に締結され、該当バルブ体の軸方向への移動距離を実質的に制御するストッパーとからなり、前記ケーシング内の中央通孔は、上部に行くほど内径が大きくなるために、該当中央通孔の内周面が一定の角度を有する傾斜面で形成されており、前記中央通孔の傾斜面の上段部と接するバルブヘッドの傾斜している側面の傾斜角度は、前記中央通孔の傾斜面の角度と異なるように形成されていることを特徴とする。
スプリングは、バルブ体を上方、即ちケーシングの中央通孔を開放させる方向(金型の成形空間側)へ付勢する手段である。上部とは、バルブ体が開放する方向であり、金型の成形空間側を意味する。下部とはその反対側を示す。バルブヘッドの傾斜している側面の傾斜角度とは、バルブヘッドの上面と側面との間の角度である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1において、前記バルブヘッドの上面と傾斜している側面との角度を鋭角に形成し、前記中央通孔の上段エッジ部分の傾斜角度は鈍角に形成することを特徴とする。
このように構成することにより、バルブ体が成型空間と反対側へスプリングに抗して軸方向移動(下降)する際に、傾斜している側面が中央通孔の上部先端のエッジ部と接触して、中央通孔を遮断できる。また、同時に、流入したゴムを切断できる。
請求項3の発明は、請求項2において、前記バルブヘッドの傾斜している側面の角度は、3°〜30°の範囲に設定し、前記中央通孔の上段エッジ部分の角度は、93°〜130°の範囲に設定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1において、前記バルブインサートは、前記バルブヘッドに近い部分である上側部の直径を、遠く離れている部分である下側部の直径より小さく形成し、前記上側部の長さは、前記バルブインサートの全体長さの1/2以下に形成することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1において、前記ケーシングは、その外側面に沿って係止突起が形成されており、前記ケーシングが挿入されるベントホールの内側面に沿っては、前記係止突起が安着(安定して着座)できる安着突起が形成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項6の発明は、請求項1において、前記バルブインサートの下段部に設けられるストッパーは、一方が閉鎖されているキャップナットであり、前記ナットにおける雌ネジ山の軸方向長さは、前記バルブ体の軸方向への移動距離と略同一の長さに設定されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1において、前記ナットの中央部分及びこれに締結されるボルト部の先端部には、それぞれ連通し合うスルーホールが形成されており、これらのスルーホールに固定ピンを挿入して、前記ナットが前記ボルトから緩むことを防止することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6又は7において、前記ナットの下部表面には、前記ベントホールに結合されているベント装置を分離するとき、ベント装置が破損することを最小化するための打撃部が形成されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項6又は7において、前記ナットの外部表面の少なくとも一部には、深さ0.1乃至0.4mmの凹所状のストッパー圧着部が形成されており、該ストッパー圧着部内に圧着工具を圧着させることにより、前記ナットがバルブインサートに対して回転して緩むことを防止することを特徴とする。
金型の適所に固定される圧着工具をストッパー圧着部内に嵌合させてナットを回転方向に固定することにより、バルブインサートとの相対回転による緩みを阻止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図2は、本発明の第1の実施例によるベント装置の分解斜視図であり、図3は、図2のベント装置を金型に結合した状態で全体的に縦方向に切断した断面図である。
図2及び図3に示すように、本発明の第1の実施例によるベント装置は、大きく分けて、金型40のベントホール42に挿入及び設置されるケーシング44と、前記ケーシング44の中央通孔46内に挿入されるバルブ体48と、前記バルブ体48に弾力性を与えるためにその下部部分を囲んでいるスプリング50と、前記バルブ体48の下部先端に締結され、該当バルブ体48の垂直方向への移動距離を実質的に制御するストッパー52とからなっている。
ここで、前記ケーシング44に形成されている中央通孔46は、上部方向に行くほど内径が大きくなり、下部方向に行くほど内径が小さくなるテーパー形状であり、前記バルブ体48は、ケーシング44の中央通孔46内に位置し、かつ弾力性を与えるためのスプリング50で囲まれており、全体的に直径が等しい円筒状のバルブインサート54と、中央通孔46の上部に位置し、かつ前記バルブインサート54の頂点部分に設けられている、傾斜している側面を有する漏斗(Funnel)形状のバルブヘッド56とからなっている。
【0010】
本発明の第1の実施例によれば、前記中央通孔46の上段エッジ部分58と接触するバルブヘッド56の傾斜している側面60とその上部表面とがなす角度θ1は鋭角に形成し、前記中央通孔46の上段エッジ部分58の角度θ2は鈍角に形成することのように、互いに異なるように形成することが好ましい。その理由は、上方の成形空間内に充填された成形品であるグリーンタイヤの膨張によってバルブヘッド56が、図3に示すように、矢印方向に下降する場合に、該当バルブヘッド56の傾斜している側面58と、中央通孔46の上段エッジ部分とが互いに面接触をせず、点(線)接触をするため、グリーンタイヤが上方の成形空間側から中央通孔46の内部に流入することを遮断することができるためである。
ここで、前記バルブヘッド56における傾斜している側面60の傾斜角度θ1は、3°〜30°の範囲に設定することが好ましく、前記中央通孔46におけるエッジ部分58の傾斜角度θ2は、93°〜130°の範囲に設定することが好ましい。
本発明の第1の実施例において、前記ケーシング44の中央通孔46内でスプリング50を貫通したまま挿入されているバルブインサート54は、その直径が全体的に等しい円筒状で構成されており、前記バルブインサート54の下部先端に設けられているストッパー52は、大体ナット62で構成されている。特に、前記ナット62としては、一方が閉鎖されているキャップナットを選択して使用することが好ましい。前記ナット62において、ネジ山64が形成されている部分の長さは、バルブ体48の全体的な移動距離と同一の長さにし、バルブインサート54の先端に形成されているボルト部66に前記ナット64を完全に締める動作だけで、金型40に存在する複数個のバルブ体48の移動距離を全て同一に調整することができる。
ここで、前記ナット62の中央部分及び前記ナット62に締結されるボルト部66の先端部分には、夫々スルーホール68、68’が形成されているところ、前記ナット62をボルト部66に締結した後、互いに一致するようになるこれらスルーホール68、68’を通じて固定ピン70を挿入すれば、この固定ピン70によってナット62がボルト部66から任意に回転して緩むことを防止することができる。
【0011】
さらに、本発明の第1の実施例によれば、ナット62がバルブインサート54から任意に回転して緩むことを防止するための他の手段として、ナット62をボルト部66に締結した後、ナット62の外部表面の一部に圧着できる手段を使うことができる。この際、圧着の程度は、最初のナット62の外径に比べ約0.1乃至0.4mm位内側に突出する(へこむ)ようにすることが好ましい。つまり、図2及び図3に示すように、ナット62の圧着動作を容易にするために、ナット62の外部表面の一部に、圧着工具が挿入できるストッパー圧着部72を形成することが好ましい。
つまり、ナット62の外表面の少なくとも一部に凹所としてのストッパー圧着部72を形成し、金型等に固定された図示しない圧着工具をこのストッパー圧着部72内に嵌合係止することによって、バルブインサート54に対するナット62の相対回転による緩みを防止する。
又、交替およびメンテナンスのために、ベントホール42に結合されているベント装置を分離する作業の際、ベント装置の破損を最小化するためにナット62の下部表面に衝撃を与えられる打撃部74を形成することができる。
本発明の第1の実施例によれば、前記ケーシング44は、その略上半分が大径部となっており、大径部の下面はケーシング44の軸方向と略直交する方向へ延びる面である係止突起76となっている。ケーシング44が挿入されるベントホール42も前記大径部と対応する部分が大径の穴となっており、この大径の穴の下部には、前記係止突起76が安着(安定して着座=面接触による結合)できる安着突起78が形成されている。安着突起78は、係止突起76と面接触できるように軸方向と直交する方向へ延びる面となっている。従って、グリーンタイヤ加硫の際、高い圧力によってベント装置が、図3に示すように、矢印方向にベントホール42の内部に押し込まれることを防止することができる。
【0012】
添付図面のうち図4は、本発明の第2の実施例によるベント装置の分解斜視図であり、図5は、図4のベント装置を金型に結合した状態で全体を縦方向に切断した断面図である。図4および図5は、図2及び図3と全体的に類似し、同一の部品に対しては、同一の符号を付した。
図4及び図5に示すように、本発明による第2の実施例によれば、前記ケーシング44の中央通孔46内において、スプリング50により囲まれるバルブインサート54は、その直径がバルヘッド56に近い上側部80は狭く(小径に)形成されており、バルブヘッド56から遠く離れた下側部82は広く(大径に)形成されており、かつ上側部80の直径D1が下側部82の直径D2に比べ5乃至70%の範囲に形成されているので、ゴムの流入可能空間を大きく確保できるという特徴がある。
なお、前記バルブインサート54の長さと関連し、上側部80の長さL1は、全体長さL2の1/2以下に形成することが好ましい。
このように構成されている本発明のベント装置は、加硫金型40に装入されたグリーンタイヤがブラダーによって膨張することによって、グリーンタイヤと金型40との間に存在する空気をバルブヘッド56と中央通孔46の間の隙間を通じて金型40の外部に排出させる作用をし、グリーンダイヤの膨張が続けられる場合には、グリーンタイヤの表面がバルブヘッド56と接し、かつバルブ体48がスプリング50を圧縮しながら、図3及び図5に示す矢印方向に下降するようになっている。
本発明のベント装置によれば、前記のように、バルブ体48がスプリング50を圧縮しながら下降すれば、バルブヘッド56の傾斜している側面60が、中央通孔46の上部先端のエッジ部分58と接触する瞬間、中央通孔46が遮断され、グリーンタイヤのゴムが中央通孔46の内部に流入できなくなる。
たとえ、高い加硫圧力によりグリーンタイヤのゴムが中央通孔46の内部に流入した場合にも、中央通孔46の上段エッジ部分58に点接触(線接触)するバルブヘッド56の傾斜している側面60によって、流入したゴムが切断される。これによって、加硫後の完成タイヤにベントラバーが形成されることを防止することができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明のベント装置は、空気の排出能力を向上し、ベント装置の内部にゴムが流入して完成タイヤにベントラバーが形成されることを防止でき、加硫時の作動不良の発生を防止し、装置の耐久寿命も延長でき、メンテナンスも容易に実施できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のベント装置を金型に結合した状態で全体を縦方向に切断した断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るベント装置の分解斜視図である。
【図3】図2のベント装置を金型に結合した状態で全体を縦方向に切断した断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るベント装置の分解斜視図である。
【図5】図4のベント装置を金型に結合した状態で全体を縦方向に切断した断面図である。
【符号の説明】
40:金型
42:ベントホール
44:ケーシング
46:中央通孔
48:バルブ体
50:スプリング
52:ストッパー
54:バルブインサート
56:バルブヘッド
58:エッジ部分
60:傾斜している部分
62:ナット
64:ネジ山
66:ボルト部
68、68’ :スルーホール
70:固定ピン
72:ストッパー圧着部
74:打撃部
76:係止突起
78:安着突起

Claims (9)

  1. 金型のベントホールに挿入・設置されるケーシングと、前記ケーシングの中央通孔内に挿入されるバルブヘッドとバルブインサートとが一体となっているバルブ体と、前記バルブ体に弾力性を与えるために前記バルブインサートを囲んでいるスプリングと、前記バルブインサートの下部先端に締結され且つ該当バルブ体の軸方向への全体移動距離を実質的に制御するストッパーと、からなるタイヤ加硫金型のベント装置において、前記ケーシング内の中央通孔は、上部方向に行くほど内径が大きくなり、下部方向に行くほど内径が小さくなるテーパー形状を有し、前記中央通孔の上段エッジ部分と点(線)接触するバルブヘッドの傾斜している側面の傾斜角度は、前記中央通孔のエッジ部分の傾斜角度と異なるように形成されていることを特徴とするタイヤ加硫金型のベント装置。
  2. 前記バルブヘッドの上面と傾斜している側面との角度を鋭角に形成し、前記中央通孔の上段エッジ部分の傾斜角度は鈍角に形成することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫金型のベント装置。
  3. 前記バルブヘッドの傾斜している側面の角度は、3°〜30°の範囲に設定し、前記中央通孔の上段エッジ部分の角度は、93°〜130°の範囲に設定することを特徴とする請求項2に記載のタイヤ加硫金型のベント装置。
  4. 前記バルブインサートは、前記バルブヘッドに近い部分である上側部の直径を、遠く離れている部分である下側部の直径より小さく形成し、前記上側部の長さは、前記バルブインサートの全体長さの1/2以下に形成することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫金型のベント装置。
  5. 前記ケーシングは、その外側面に沿って係止突起が形成されており、前記ケーシングが挿入されるベントホールの内側面に沿っては、前記係止突起が安着できる安着突起が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫金型のベント装置。
  6. 前記バルブインサートの下段部に設けられるストッパーは、一方が閉鎖されているキャップナットであり、前記ナットにおける雌ネジ山の軸方向長さは、前記バルブ体の軸方向への移動距離と略同一の長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫金型のベント装置。
  7. 前記ナットの中央部分及びこれに締結されるボルト部の先端部には、それぞれ連通し合うスルーホールが形成されており、これらのスルーホールに固定ピンを挿入して、前記ナットが前記ボルトから緩むことを防止することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫金型のベント装置。
  8. 前記ナットの下部表面には、前記ベントホールに結合されているベント装置を分離するとき、ベント装置が破損することを最小化するための打撃部が形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載のタイヤ加硫金型のベント装置。
  9. 前記ナットの外部表面の少なくとも一部には、深さ0.1乃至0.4mmの凹所状のストッパー圧着部が形成されており、該ストッパー圧着部内に圧着工具を圧着させることにより、前記ナットがバルブインサートに対して回転して緩むことを防止することを特徴とする請求項6又は7に記載のタイヤ加硫金型のベント装置。
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