JP2004034143A - モータ鉄心の製造方法及び製造装置 - Google Patents

モータ鉄心の製造方法及び製造装置 Download PDF

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細川 典之
Hironobu Okudaira
奥平 博信
Shinji Shimizu
清水 信司
Hiroshi Kikuchi
菊池 博志
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Nidec Advanced Motor Corp
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Nidec Servo Corp
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【課題】順送り金型を用いたロータ・ステータ共取り方式において、切削(シェービング)代を設けずにエアギャップをできるだけ小さくすることを可能にすると共に、特にステッピングモータ鉄心の場合には小歯部スクラップのカス上がりを防止し得るモータ鉄心の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】順送り金型1を用いて、帯状鉄心材料2からロータ鉄心を打ち抜いた後にステータ鉄心を打ち抜くモータ鉄心の製造方法であって、先に打ち抜いたロータ鉄心の外径打抜き穴と、後で打ち抜くステータ鉄心の内径との間に残余されたエアギャップ部31に対し、パンチ27とダイ28側の支持受台29で両面を狭持して板厚の範囲内で半抜き加工を行うと共に、この半抜き加工したエアギャップ部31をスクラップとして打ち抜く。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、順送り金型を用いて連続した帯状鉄心材料から、ロータ鉄心を打ち抜いた後にステータ鉄心を打ち抜く(ロータ・ステータ共取り方式)モータ鉄心の製造方法及び製造装置に関し、例えばステッピングモータなどのロータ及びステータの製造に適用する。
【0002】
【従来の技術】
順送り金型を用いたロータ・ステータ共取り方式のモータ製造方法は、例えば特許第2613786号公報などに開示されて公知であるが、一般にロータ(回転子)の外径とステータ(固定子)の内径との隙間であるエアギャップ量はできるだけ小さい方が望ましく、上記製造方法ではエアギャップを得るために生成されるリング形状のスクラップ(カス)の肉厚は0.08mm以上が望ましい。
【0003】
上記製造方法で得られるエアギヤップは0.04mm程度が限界とされていたが、最近のニーズとして高トルク化が求められており、高トルク化を図るためにはエアギャップをできるだけ小さくする必要があり、エアギャップを得るために生成されるリング形状のスクラッフ゜(カス)の肉厚を0.05mm以下にする要求も出てきているが、上記製造方法では困難であった。
【0004】
また、高トルク化を図るためには、ロータとステータの対向する磁極歯のせん断面積を大きく取ることが望ましいが、打抜き加工を行うためにはパンチとダイの間に適正なクリアランスが必要であるので、せん断面積を拡大することが困難であった。
【0005】
別の従来技術として、例えば特開平6−269149号公報、特開平6−276712号公報、特開2000−175414号公報には、ステッピングモータの例として、ロータを打ち抜いた後に、ステータ内周に切削(シェービング)代を設けて円状の半抜き部を加工し、その後に切削(シェービング)加工を含むプレス加工で、小歯部を半抜き部と一緒に打ち抜く製造方法が提案されている。
【0006】
これらの提案による製造方法では、切削代を設けたことによって、ステータ内周を打ち抜く際に小歯部がバラバラにならずに、半抜き部であるリングバインダー部分と一緒に打ち抜かれるので、カス上がりのような問題が発生しないと共に、切削加工によって切削面が平滑になるので、モータ性能が向上することも期待できる。
【0007】
しかしながら、ロータ・ステータ共取り方式による製造方法では、切削(シェービング)代を0.005mm〜0.030mm程度とすると、安定したせん断加工ができず、切刃の異常摩耗が発生する恐れがあり、また上記以上の切削代を設けた場合には、必然的にエアギャップ量は大きくなってしまう。
【0008】
この問題を改善するための対策法として、例えば特開平6−31353号公報や特開平7−7895号公報には、回転子を打ち抜いた後のステータ内径部分を板厚方向に押圧し、内径方向に延出させた状態にしてステータ内周を所定内径に打ち抜く方法が提案されている。
【0009】
この方法によれば、より小さいエアギャップでステータ内径を打ち抜くことが可能となるが、押圧による延出で板厚が薄くなると共に、帯状鉄心材料にストレスを与えてモータ性能に悪影響を及ぼす恐れがあり、特にステッピングモータなどの場合には、ステップ用磁極小歯部分のせん断面積が減少すること、鉄心にはストレスによる磁気歪みが残留すること、などの新たな課題が生ずる。
【0010】
また、シェービング工程を新たに設けたことにより、微少なクリアランスで打抜き加工を行う場合には、切刃の異常摩耗による金型寿命の低下が懸念されると共に、打抜き加工に適正なクリアランスに設定した場合には、エアギャップ量が大きくなってしまい、しかも順送り金型が大型化するので好ましくない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、これら従来技術の課題を解決し得るモータ鉄心の製造方法及び製造装置を提供するものであって、特に順送り金型を用いたロータ・ステータ共取り方式における各種の課題を効果的に解決することを可能にした。
【0012】
本発明の主たる目的は、切削(シェービング)代を設けずに、エアギャップをできるだけ小さくすることを可能にし、半抜き加工で仕上げることでパンチとダイ間のクリアランス設定範囲を大きくし、磁極小歯のせん断面積を大きく取ることが可能であり、打抜き加工時に発生するブレイクスルーによる切刃の異常摩耗をなくして金型の高寿命化が期待でき、特にステッピングモータ鉄心の場合には、小歯部スクラップのカス上がりを防止し得ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、順送り金型を用いて、帯状鉄心材料からロータ鉄心を打ち抜いた後にステータ鉄心を打ち抜く、所謂ロータ・ステータ共取り方式のモータ鉄心の製造方法及び、モータ鉄心の製造装置を実施対象とするものである。
【0014】
本発明によるモータ鉄心の製造方法では、先に打ち抜いたロータ鉄心の外径打抜き穴と、後で打ち抜くステータ鉄心の内径との間に残余されたエアギャップ部に対し、パンチとダイ側の支持受台で両面を狭持して板厚の範囲内で半抜き加工を行うと共に、この半抜き加工したエアギャップ部をスクラップとして打ち抜きしている。
【0015】
このモータ鉄心の製造方法は、従来技術のようにステータ内周に切削代を設けることなく、パンチとダイ内の支持受台とで帯状鉄心材料を上下から狭持して半抜き加工した後に打抜き加工することにより、従来技術では困難であった小さいエアギャップ量(例えば、0.05mm以下の幅)でも、リング状スクラップとして確実に打抜き除去することが可能であり、所望のエアギャップ部分を形成することができる。
【0016】
また、従来技術のように押圧による延出で板厚を薄くすることなく、打ち抜かれた断面(せん断面)が多くとれるので、小さいエアギャップ部分の形成と相俟ってモータ性能を向上して高トルク化に適合できると共に、高速打ち抜きへの追従性が増して量産化が可能になり、製造原価の低減にも寄与できる。
【0017】
前記モータ鉄心は、ステータ鉄心の内径側に小歯部分を形成したステッピングモータ用鉄心であって、この小歯部分のスクラップを前記エアギャップ部のスクラップと同時に打ち抜く形態を採ることができるが、これによって小歯部スクラップのカス上がりを防止することができる。
【0018】
前記半抜き加工は、帯状鉄心材料の板厚の1/2以上の範囲内で行う形態を採ることができるが、これによって帯状鉄心材料の厚みの範囲でせん断面をより多く取り、パンチとダイ間のクリアランス設定範囲を大きくし、磁極小歯のせん断面積を大きく取ることが可能であり、打抜き加工時に発生するブレイクスルーによる切刃の異常摩耗をなくして金型の高寿命化が期待できる。
【0019】
本発明によるモータ鉄心の製造装置では、前記順送り金型には、ロータ鉄心を打ち抜く工程とステータ鉄心を打ち抜く工程の間に、ステータ鉄心の内径側の間に残余されたエアギャップ部を半抜き加工する工程と、半抜き加工したエアギャップ部を打抜き加工する工程を設け、この半抜き加工する工程にはエアギャップ部を上方から押圧するパンチを上型側に配置すると共に、エアギャップ部を下方から付勢支持する支持受台を下型側のダイ内に配置した。
【0020】
このモータ鉄心の製造装置は、従来から用いられている一般的な順送り金型に半抜き加工する工程を設け、エアギャップ部を上方から押圧するパンチと下方から付勢支持する支持受台を配置した比較的簡単な構造であって、従来技術における切削(シェービング)工程のように順送り金型を大型化することなく、比較的安価に微少なエアギャップの形成を行うことができる。
【0021】
前記パンチは、帯状鉄心材料の板厚の1/2以上の範囲内でダイ内に嵌入するように下死点を設定すると共に、前記支持受台は、ばね付勢手段で上方に付勢されている形態を採ることができるが、これによって皿ばねなどの小型且つ安価なばね付勢手段を用いて支持受台を付勢支持することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を望ましい実施形態を示す添付図面に基づき詳細に説明するが、図1は本発明を適用したステッピングモータの製品レイアウト図、図2は順送り金型の縦断面図、図3は図2の順送り金型における要部の動作説明を行う拡大断面図、図4は本発明の半抜き加工状態の詳細説明図、図5は従来技術と本発明の半抜き加工状態の対比説明図、をそれぞれ示す。
【0023】
製品レイアウトは、図1及び図2で示すように、工程Aのパイロット穴抜き、工程Bのロータ計量抜き、工程Cのロータ軸穴抜き、工程Dのステータ小穴抜き、工程Eのロータ切り起し、工程Fのロータ外径抜き及び積層、工程Gのステータスロット抜き、工程Hのステータ計量抜き、工程Iのステータ内径半抜き、工程Jのステータ内径抜き及びステータ小歯抜き、工程Kのステータ切り起し、工程Lのステータ外径抜き及び積層、の各工程を備えている。
【0024】
これらの各工程では、順送り金型1を用いて連続した帯状鉄心材料2を間欠走行させながら、所定の打抜き加工が順次実施されるが、工程I及び工程J以外の各工程は、例えば特許第2613786号公報に開示されている製造方法及び製造装置とほぼ同様であるので概略な説明にとどめ、本発明の要部となる工程I及び工程Jに付いてのみ詳細な説明を行う。
【0025】
順送り金型1は、上型1Aと下型1Bで構成され、工程Aではパイロット用のパンチ3とダイ4でパイロット穴5の打抜きを行い、工程Bではロータ計量用のパンチ6とダイ7でロータ計量穴8aの打抜きを行い、工程Cではロータ軸穴用のパンチ9とダイ10でロータ軸穴11の打抜きを行い、工程Dではステータ小穴用のパンチ12とダイ13でステータ小穴14の打抜きを行う。
【0026】
次に、工程Eではロータ切り起し用のパンチ15とダイ16でロータ係止突起8bの切起しを行い、工程Fではロータ外径抜き用のパンチ17とダイ19でロータの外径抜きを行うと共に、ダイ19内に抜き落としたロータ鉄心20を積層してロータ押込みピン18でロータ係止突起8bのかしめ結合を行い、工程Gではステータスロット用のパンチ21とダイ22でステータスロット23の打抜きを行い、工程Hではステータ計量用のパンチ24とダイ25でステータ計量穴26aの打抜きを行う。
【0027】
次に、工程Iでは上型1A側に装着されたステータ内径半抜き用のパンチ27と、下型1B側に装着されたダイ28内に設けた支持受台29によって、エアギャップ部分31の半抜き加工を行い、その後に工程Jではステータ小歯抜きを含むステータ内径抜き用のパンチ36とダイ37によって、ステータ小歯38aと同時にステータ内径38の打抜き加工を行うが、これらの詳細説明を図3〜5に基づいて行う。
【0028】
エアギャップ部分31は、ロータ鉄心20の打抜きで帯状鉄心材料2に形成された打抜き穴の外径であるロータ外径寸法d2と、これから工程Jで打抜き加工されるステータ鉄心44の打抜き穴の内径であるステータ内径寸法d1の間に、残余された状態で形成されており、このエアギャップ部分31に対して工程Iで半抜き加工を行った後に工程Jで打抜き加工を行う。
【0029】
工程Iには、ステータ内径寸法d1に適合する外径で形成され、エアギャップ部分31を上面側から押圧するステータ内径半抜き用のパンチ27を設け、帯状鉄心材料2の板厚tの少なくとも半分以上がステータ内径半抜き用のダイ28内に嵌入するように下死点が設定されている。
【0030】
すなわち、帯状鉄心材料2の厚みtの範囲でせん断面をより多くするために、半抜きする量(高さh)は帯状鉄心材料2の板厚tの半分以上(h≧t/2)あることが望ましい。
【0031】
また工程Iには、ステータ内径寸法d1に適合する外径で形成され、ダイ28内へ上下移動可能に嵌合してエアギャップ部分31を下面側から押圧するた支持受台29を設け、支持受台29の上死点はダイ28の上端面に一致するように設定されている。
【0032】
支持受台29は、ダイ28内の下方に装着した付勢手段で常に上方へ押圧されており、付勢手段にはシリンダなどの使用も可能ではあるが、構造が簡単で安価且つ小型化できるなどの理由からばね付勢手段32の使用が望ましく、実施形態では重合した皿ばねをねじ蓋によるばね受け部材30で抜け止めしている。
【0033】
エアギャップ部分31は、工程Iでステータ内径半抜き用パンチ27とダイ28内の支持受台29で狭持した状態で半抜き加工された後に、工程Jでのステータ内径抜き用のパンチ36とダイ37によるステータ内径38の打抜き加工で、ステータ小歯38aと同時にダイ37内へリング状スクラップ31aとして抜き落とされる。
【0034】
すなわち、エアギャップ部分31をステータ内径半抜き用パンチ27と支持受台29で狭持した状態で半抜き加工することによって、エアギャップ量が例えば0.05mm以下の小さい場合でも、図4(b)のように打抜きが容易な形状で半抜き加工されるので、その後のステータ内径の打抜き工程ではリング状スクラップ31aとして確実に抜き落とすことが可能であり、スクラップが断片化してダイ37内に詰まる恐れがない。
【0035】
これに対して、従来技術に基づき図4(a)のように支持受台29を設けない状態でエアギャップ部分35を、上型側からパンチ34で下型側のダイ33内に半抜き加工を行った場合には、小さいエアギャップ量ではその形成が不可能であると共に、スクラップが断片化してダイ33内に詰まったりする恐れがある。
【0036】
なお、図示の実施形態では、ステータ内径抜き工程をステータ内径半抜き工程の直後に設けたが、少なくともステータ外径抜き工程の以前で有れば良く、また半抜き後の内径打ち抜き工程において、特にステッピングモータ鉄心の場合は小歯部分を同時抜きすることによって、小歯スクラップ部分をエアギャップ部分と一緒に打ち抜くことができる。
【0037】
次に、工程Kではステータ切り起し用のパンチ39とダイ40でステータ係止突起26bの切起しを行い、工程Lではステータ外径抜き用のパンチ41とダイ43でステータの外径抜きを行うと共に、ダイ43内に抜き落としたステータ鉄心44を積層してステータ押込みピン42でステータ係止突起26bのかしめ結合を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をステッピングモータの製造に適用した製品レイアウト図である。
【図2】図1の製品レイアウト図に従ってステッピングモータを製造する順送り金型の縦断面図である。
【図3】図2の順送り金型における要部の動作説明を行う拡大断面図である。
【図4】本発明におけるエアギャップ部分の半抜き加工状態の詳細説明図である。
【図5】従来技術と本発明のエアギャップ部分における半抜き加工状態の対比説明図であって、(a)は従来技術を(b)は本発明を示す。
【符号の説明】
A パイロット穴抜き工程
B ロータ計量抜き工程
C ロータ軸穴抜き工程
D ステータ小穴抜き工程
E ロータ切り起し工程
F ロータ外径抜き及び積層工程
G ステータスロット抜き工程
H ステータ計量抜き工程
I ステータ内径半抜き工程
J ステータ内径抜き及びステータ小歯抜き工程
K ステータ切り起し工程
L ステータ外径抜き及び積層工程
1 順送り金型
2 帯状鉄心材料
3 (パイロット用の)パンチ
4 (パイロット用の)ダイ
5 パイロット穴
6 (ロータ計量用の)パンチ
7 (ロータ計量用の)ダイ
8a ロータ計量穴
8b ロータ係止突起
9 (ロータ軸穴用の)パンチ
10 (ロータ軸穴用の)ダイ
11 ロータ軸穴
12 (ステータ小穴用の)パンチ
13 (ステータ小穴用の)ダイ
14 ステータ小穴
15 (ロータ切り起し用の)パンチ
16 (ロータ切り起し用の)ダイ
17 (ロータ外径抜き用の)パンチ
18 ロータ押込みピン
19 (ロータ外径抜き用の)ダイ
20 ロータ鉄心
21 (ステータスロット用の)パンチ
22 (ステータスロット用の)ダイ
23 ステータスロット
24 (ステータ計量用の)パンチ
25 (ステータ計量用の)ダイ
26a ステータ計量穴
26b ステータ係止突起
27 (ステータ内径半抜き用の)パンチ
28 (ステータ内径半抜き用の)ダイ
29(ステータ内径半抜き用の)支持受台
30 ステータ内径
31 エアギャップ部分
32 ばね付勢手段
36 (ステータ内径抜き用の)パンチ
37 (ステータ内径抜き用の)ダイ
38 ステータ内径
39 (ステータ切り起し用の)パンチ
40 (ステータ切り起し用の)ダイ
41 (ステータ外径抜き用の)パンチ
42 ステータ押込みピン
43 (ステータ外径抜き用の)ダイ
44 ステータ 鉄心

Claims (5)

  1. 順送り金型を用いて、帯状鉄心材料からロータ鉄心を打ち抜いた後にステータ鉄心を打ち抜くモータ鉄心の製造方法であって、先に打ち抜いたロータ鉄心の外径打抜き穴と、後で打ち抜くステータ鉄心の内径との間に残余されたエアギャップ部に対し、パンチとダイ側の支持受台で両面を狭持して板厚の範囲内で半抜き加工を行うと共に、この半抜き加工したエアギャップ部をスクラップとして打ち抜くことを特徴としたモータ鉄心の製造方法。
  2. 前記モータ鉄心は、ステータ鉄心の内径側に小歯部分を形成したステッピングモータ用鉄心であって、この小歯部分のスクラップを前記エアギャップ部のスクラップと同時に打ち抜く請求項1に記載したモータ鉄心の製造方法。
  3. 前記半抜き加工は、帯状鉄心材料の板厚の1/2以上の範囲内で行う請求項1又は2に記載したモータ鉄心の製造方法。
  4. 順送り金型を用いて、帯状鉄心材料からロータ鉄心を打ち抜いた後にステータ鉄心を打ち抜くモータ鉄心の製造装置であって、前記順送り金型には、ロータ鉄心を打ち抜く工程とステータ鉄心を打ち抜く工程の間に、ステータ鉄心の内径側の間に残余されたエアギャップ部を半抜き加工する工程と、半抜き加工したエアギャップ部を打抜き加工する工程を設け、この半抜き加工する工程にはエアギャップ部を上方から押圧するパンチを上型側に配置すると共に、エアギャップ部を下方から付勢支持する支持受台を下型側のダイ内に配置したことを特徴とするモータ鉄心の製造装置。
  5. 前記パンチは、帯状鉄心材料の板厚の1/2以上の範囲内でダイ内に嵌入するように下死点を設定すると共に、前記支持受台は、ばね付勢手段で上方に付勢されている請求項4に記載したモータ鉄心の製造装置。
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