JP2006122952A - プレス加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス材からワーク以外に打ち抜いたスクラップ材をワークの生産性を低下させることなく簡単な構成で切断することができるプレス加工装置を提供する。
【解決手段】下型14には、ダイ15Cが取り付けられると共に、該ダイ15Cの挿通孔37に連通する下型側連通孔38が形成されている。上型17にはパンチ18Cが取り付けられている。また、下型14の内周面側には、パンチ18Cとダイ15Cによりプレス材19から打ち抜きされたスクラップ材SCを順時積層可能な刃体40が複数配設されている。そして、上型17(パンチ18C)がストローク移動した場合に、該パンチ18Cにより各刃体40上で積層状態にある各スクラップ材SCが下方に押圧されると、該積層状態の各スクラップ材SCのうち最下層のスクラップ材SCが前記各刃体40により切断される。
【選択図】 図9

Description

本発明は、薄板状をなすプレス材から例えばモータ用積層鉄心板などのワークを打ち抜き加工するプレス加工装置に関する。
一般に、この種のプレス加工装置では、薄板状(シート状)のプレス材からワークが所定形状に打ち抜き加工される他、必要に応じてスクラップ材(鉄屑)が大小様々な形状に打ち抜かれ、プレス加工装置内の下方(例えば回収箱内)に落下回収される。こうしたスクラップ材のうち比較的大きなスクラップ材は、そのまま廃棄するには嵩張ってしまうため、別途に設けられたスクラップ処理機によって複数に切断されてから(すなわち、チップ化されてから)廃棄されている。しかし、このようにワークを打ち抜き加工する工程以外にスクラップ材を切断する工程を別途設けた場合には、ワークの生産性が低下してしまうという実情があった。そこで、ワークの生産性の低下を抑制できるプレス加工装置として、例えば特許文献1に記載のプレス加工装置(プレス打抜き装置)が従来から提案されている。
この特許文献1に記載のプレス加工装置では、上下方向への相対移動可能とされた上型及び下型のうち、下型に略円柱形状をなすパンチが設けられ、上型にパンチと雌雄関係を有する略円筒形状をなすダイが設けられている。また、前記下型の外周部には、複数(例えば2つ)のスクラップカッタ(以下、「下側カッタ」と示す)が設けられると共に、前記上型のダイの下端部には、前記各下側カッタに対応する位置にスクラップカッタ(以下、「上側カッタ」と示す)がそれぞれ取り付けられている。
そして、上型のダイ及び下型のパンチによってプレス材から平面視略円形状のワークが打ち抜き加工される一方、そのプレス材のうちワーク以外の部分は、リング状をなすスクラップ材となり、ダイによって下方に押し込まれた際に、前記各下型カッタと上型カッタとの剪断作用によって複数(例えば2つ)に切断(剪断)されるようになっている。すなわち、上型(ダイ)がワークを打ち抜き加工するために下方へストローク移動した際に、さらに下方へ大きくストローク移動して、前記各下型カッタと上型カッタとが前記スクラップ材(比較的大きなスクラップ材)を切断するようにしたことにより、ワークの生産性の低下を抑制できるようになっている。
特開2003−62624号公報(請求項1、段落番号[0011]〜[0014]、図1)
ところで、プレス加工装置によるワークの打ち抜き加工は、連続して行われるのが一般的である。そのため、可動部である上型(ダイ)のストローク長は、ワークの生産性の向上を図るために、極力短くすることが望まれている。ところが、特許文献1に記載のプレス加工装置では、ワークを打ち抜き加工するためのストローク長にスクラップ材を切断するためのストローク長が加わることになり、前記上型(ダイ)のストローク長が非常に長くなっていた。そのため、特に連続してワークを打ち抜き加工する場合には、上型のストローク長の長さに比例して、ワークの生産性が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、プレス材からワーク以外に打ち抜いたスクラップ材をワークの生産性を低下させることなく簡単な構成で切断することができるプレス加工装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上下方向に相対移動可能な上型と下型とを備え、前記上型には雌雄関係を有するパンチ及びダイのうち何れか一方を取り付け、前記下型には前記パンチ及び前記ダイのうち残りの他方を取り付け、前記パンチとダイとの間にプレス材を配置し、前記上型と下型との相対移動に基づき前記パンチとダイとにより前記プレス材からスクラップ材を打ち抜き加工するプレス加工装置において、前記スクラップ材の落下空間域に、刃部が上方を向いた刃体を前記スクラップ材の落下方向に交差するように設け、前記刃体上に前記スクラップ材が順時積層される構成としたことを要旨としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプレス加工装置において、前記刃体は、前記下型に支持されていることを要旨としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプレス加工装置において、前記下型には、前記刃体を係合させる凹部が形成されており、該凹部に対して前記刃体は取外し自在に支持されていることを要旨としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のプレス加工装置において、前記プレス材には前記スクラップ材が打ち抜き加工される前段階において貫通孔が形成されており、前記スクラップ材は、前記プレス材における貫通孔の輪郭を内郭とする環状に打ち抜き加工されることを要旨としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のプレス加工装置において、前記下型には前記ダイが取り付けられると共に、前記下型及びダイには、前記スクラップ材を下方に落下させるためのスクラップ材落下孔が上下方向に貫通形成されており、該スクラップ材落下孔内には、前記プレス材が前記ダイの上方の移動平面に沿って移動する場合に、前記プレス材の一部が前記スクラップ材落下孔内に凹陥することを抑制するためのプレス材移動補助装置が設けられていることを要旨としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のプレス加工装置において、前記プレス材移動補助装置は、前記プレス材が前記パンチとダイとの間に配置された場合に、前記スクラップ材落下孔内において前記プレス材の貫通孔の内側となるように配置されていることを要旨としている。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載のプレス加工装置において、前記プレス材移動補助装置には、前記移動平面に沿って移動する前記プレス材に下方から摺接し得る摺接部が設けられており、該摺接部は、付勢手段により前記プレス材を前記移動平面に向けて押し上げ付勢させることを要旨としている。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜請求項7のうち何れか一項に記載のプレス加工装置において、前記プレス材移動補助装置は、前記下型に固定された前記刃体の一部に支持されていることを要旨としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載のプレス加工装置において、前記上型及び下型を有する加工ユニットが複数設けられ、該各加工ユニットにはシート状のプレス材が間欠的に順送りされ、該プレス材は前記各加工ユニットにて該加工ユニット毎に分担された打ち抜き箇所が打ち抜き加工されるようになっており、前記刃体は、前記各加工ユニットのうち少なくとも前記プレス材から環状をなすスクラップ材が打ち抜き加工される加工ユニットに設けられていることを要旨としている。
本発明によれば、プレス材からワーク以外に打ち抜いたスクラップ材をワークの生産性を低下させることなく簡単な構成で切断することができる。
以下、本発明を、ロータ用鉄心板及びステータ用鉄心板を打ち抜き加工する際に用いられる順送りプレス加工装置に具体化した一実施形態を図1〜図10に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の順送りプレス加工装置11には、ベースプレート12上に複数(図1には4つを図示)の加工ユニット13A,13B,13C,13Dが所定方向(図1では左右方向)へ連続するように並設されている。前記各加工ユニット13A〜13Dは、基本的に略同一構造をなしており、下型14が前記ベースプレート12上に支持されると共に、下型14上にダイ(打ち抜き用雌型)15(15A,15B,15C,15D)が取付固定されている。また、前記下型14上の四隅には柱状のコラム16が立設され、各コラム16を介して上型17が下型14の上方域で上下移動可能に支持されている。そして、上型17の下面側には前記ダイ15と雌雄関係を有するパンチ(打ち抜き用雄型)18(18A,18B,18C,18D)が取付固定されている。なお、図示はしないが、前記上型17(及びパンチ18)を上死点位置と下死点位置との間でストローク移動させるための駆動源(アクチュエータ)には油圧シリンダ(流体圧シリンダ)が使用されている。
前記順送りプレス加工装置11の稼働時には、薄板状(シート状)のプレス材19が、前記各パンチ18(18A〜18D)とダイ15(15A〜15D)との間に配置され、前記各加工ユニット13A〜13D間を上流側から下流側(図1では左側から右側)へ間欠的に順送りされる。前記プレス材19は、例えば厚さが約0.3mmに冷間圧延された鋼板シートであって、前記順送りプレス加工装置11の加工ユニット13A〜13D毎に、当該加工ユニット13A〜13Dで分担する所定の打ち抜き箇所が前記パンチ18とダイ15により打ち抜き加工されるようになっている。そのため、前記各加工ユニット13A〜13Dに装備される各パンチ18(18A〜18D)及び各ダイ15(15A〜15D)は、それぞれの加工ユニット13A〜13Dにおける前記プレス材19からの打ち抜き箇所に対応した形状に刃部(図示略)が形成されている。
図2は、前記プレス材19に対する各加工ユニット13A〜13Dでの打ち抜きレイアウトを打ち抜き工程順(つまり、加工ユニット13A?13B?13C?13Dの順)に示したものである。同図からも理解されるように、前記プレス材19の幅方向の両側縁には長さ方向へ一定の間隔をおいて複数のパイロット孔20が穿孔されている。これらの各パイロット孔20は、通常、前記プレス材19に対する最初の打ち抜き工程で穿孔されるものであり、本実施形態では図1において最も左側(上流側)の加工ユニット13Aよりも更に上流側に位置する所定の加工ユニット(図示略)で穿孔される。そして、プレス材19は、各ダイ15(15A〜15D)から上方へ僅かに浮き上がった状態にて間欠的に順送りされ、打ち抜き加工時には前記浮き上がった状態から下降されて、各加工ユニット13A〜13Dの下型14に設けられたパイロットピン(図示略)にパイロット孔20を係合させるようになっている。従って、前記プレス材19は、前記パイロットピンにパイロット孔20が係合することにより位置決め停止状態となり、その停止状態において所要の打ち抜き加工が行われる。
そこで次に、上記のように構成された順送りプレス加工装置11の各加工ユニット13A〜13Dで行われる打ち抜き加工の内容を図2を参照しながら工程順に説明する。
さて、図2に示す4つの工程S1〜工程S4のうち、工程S1と工程S2はロータ用鉄心板(工程S2に符号25で示す)を打ち抜き加工する工程であり、工程S3と工程S4はステータ用鉄心板(工程S4に符号33で示す)を打ち抜き加工する工程である。まず、加工ユニット13Aにおける工程S1では、前記パンチ18Aとダイ15Aにより、一つの軸孔21と複数の周辺孔22及び複数の磁石挿入孔23が打ち抜き加工される。すなわち、工程S1では、ロータ用鉄心板25を打ち抜き加工する場合に不要となる比較的小さなスクラップ材が打ち抜きされる。そして、前記工程S1での打ち抜き加工が終了すると、プレス材19は再び浮き上がり状態となり、パイロット孔20が前記パイロットピンに対して非係合の状態となるため、順送り方向(下流側方向)への移動が許容され、プレス材19は前記軸孔21等を打ち抜き加工された箇所が次の加工ユニット13B内に位置するように移動する。すると次に、加工ユニット13Bにおける工程S2では、前記パンチ18Bとダイ15Bにより、前記各磁石挿入孔23の外側にロータ用鉄心板25の外径を規定する円孔(貫通孔)24が打ち抜き加工される。従って、この工程S2における円孔24の打ち抜きによりロータ用鉄心板25が打ち抜き加工され、当該ロータ用鉄心板25は図示しない取り出し口を介して積層状態で回収される。
一方、工程S2でロータ用鉄心板25を打ち抜きされたプレス材19は、再び浮き上がり状態とされ、前記ロータ用鉄心板25を打ち抜きされた箇所が次の加工ユニット13C内に位置するように移動する。すると次に、この加工ユニット13Cにおける工程S3では、前記パンチ18Cとダイ15Cにより、ステータ用鉄心板33の内径を規定する内周側円弧部26と、内周側円弧部26に沿う複数のスロット27、ステータ用鉄心板33の外径に沿う複数の円弧穴28、及び所定の円弧穴28同士の間に位置する複数のボルト穴29が打ち抜き加工される。すなわち、工程S3では、ステータ用鉄心板33を打ち抜き加工する場合に不要となる大小様々な形状のスクラップ材が打ち抜きされる。なお、前記内周側円弧部26は、ステータ用鉄心板33の内径を規定するものであるため、前記ロータ用鉄心板25の外径を規定する円孔24よりも僅かに大径とされる。そのため、工程S3では、図3に示すように、プレス材19に形成された円孔(貫通孔)24の輪郭を内郭(内側の輪郭)とし且つリング状(環状)をなす比較的大きなスクラップ材SCが打ち抜きされる。このスクラップ材SCは、リング部(ロータ用鉄心板25の外周縁とステータ用鉄心板33の内周縁との間のギャップとなる部分)SC1と、該リング部SC1の外周面側から周方向に等間隔で突設された複数の突部(ステータ用鉄心板33のスロット27に対応する部分)SC2とで構成されている。
そして、この工程S3での打ち抜き加工が終了すると、プレス材19は、再び浮き上がり状態とされ、前記円弧穴28等を打ち抜きされた箇所が次の加工ユニット13D内に位置するように移動する。すると次に、この加工ユニット13Dにおける工程S4では、前記パンチ18Dとダイ15Dにより、前記各円弧穴28の内周縁(即ち、ステータ用鉄心板33の外径を規定する外周側円弧部28a)の間を繋ぐように位置する耳部30と溶接部31が打ち抜き加工される。そして、これら耳部30と溶接部31及び前記各円弧穴28の内周縁である各外周側円弧部28aにより、ステータ用鉄心板33の製品形状(打ち抜き成形される形状)を画定する外郭縁部32が構成される。従って、この工程S4での外郭縁部32の打ち抜きによりステータ用鉄心板33が打ち抜き加工され、当該ステータ用鉄心板33は図示しない取り出し口を介して積層状態で回収される。
次に、上記のように構成された順送りプレス加工装置11の各加工ユニット13A〜13Dのうち工程S3を実行する加工ユニット13Cについて以下説明する。なお、図4及び図5においては、説明理解の便宜上、前記コラム16を省略している。
本実施形態における加工ユニット13Cのパンチ18Cは、図4及び図5に示すように、前記スクラップ材SCを打ち抜きした際に前記上型17に伝達される衝撃を緩和するためのバッキングプレート34を介して上型17に取付固定されている。また、バッキングプレート34には、パンチ18Cを外側方から囲むように形成されたストリッパ35が複数(図5では2つのみ図示)のコイルスプリング36を介して設けられている。前記ストリッパ35は、パンチ18Cによるスクラップ材SCの打ち抜き後に、該パンチ18Cからプレス材19を離間させるようになっている。
前記加工ユニット13Cのダイ15Cには、挿通孔(スクラップ材落下孔)37が上下方向に延びるように形成されており、前記パンチ18Cとダイ15Cにより打ち抜きされたスクラップ材SCは、挿通孔37の内周面に沿って落下するようになっている。また、挿通孔37は、その中途から上方の孔断面形状がステータ用鉄心板33の内郭形状と略同一形状をなして上下方向(打ち抜き方向)に延びる直状部37aに形成されると共に、中途から下方の孔断面形状が下方に向けて徐々に拡径するテーパ部37bに形成されている。前記下型14には、ダイ15Cの挿通孔37に連通する下型側連通孔(スクラップ材落下孔)38が上下方向に延びるように形成されており、前記ベースプレート12には、挿通孔37及び下型側連通孔38に連通するベース側連通孔39が上下方向に延びるように形成されている。そして、前記挿通孔37内を落下したスクラップ材SCは、下型側連通孔38及びベース側連通孔39内を落下して、ベースプレート12(順送りプレス加工装置11)の外部(例えば、回収箱内)に落下するようになっている。すなわち、本実施形態では、前記挿通孔37と下型側連通孔38とベース側連通孔39とによりスクラップ材SCの落下空間域が形成されている。
前記下型側連通孔38の内周面(下型14の内周部)には、図6に示すように、複数(本実施形態では12個)の刃体支持溝(凹部)14aが周方向に等間隔で形成されている。また、下型14内には、図7に示すように、複数本(本実施形態では12本)の刃体40が各刃体支持溝14aにそれぞれ支持された状態で設けられており、各刃体40の先端は、径方向内側に向くように配置されている。すなわち、本実施形態の各刃体40は、前記スクラップ材SCの落下空間域である下型側連通孔38内でスクラップ材SCの落下方向に交差するように前記下型14内に支持されている。また、前記各刃体40の上縁部には、鋭角状をなす刃部40aが上方を向くようにそれぞれ形成されており、各刃体40の刃部40a上には、前記挿通孔37内を落下したスクラップ材SCが順時積層されるようになっている。一方、前記各刃体40の基端側部位(径方向外側部位)には、下型側連通孔38の周方向に延びるように支持用ピン40bがそれぞれ突設されている。なお、前記各刃体支持溝14aは、その形状が各刃体40の基端側部位の形状に対応するように形成されている。
前記ダイ15C及び下型14の各内周面側(すなわち、スクラップ材落下孔内)には、リフタ(プレス材移動補助装置)41が配設されており、該リフタ41には、複数枚(本実施形態では3枚)の円板42,43,44が上下方向に並設されている。ちなみに、これら各円板42〜44は、それらの外径が前記スクラップ材SCにおけるリング部SC1の内径よりも僅かに小径となるようにそれぞれ形成されている。すなわち、本実施形態のリフタ41は、プレス材19が前記パンチ18Cとダイ15Cとの間に配置された場合に、前記挿通孔37及び下型側連通孔38内において該プレス材19の円孔24の内側となるように配置されている。また、前記各円板42〜44のうち最も下方に位置する円板(以下、「下側円板」と示す)42は、その外周側の上面が前記全ての刃体40における各先端(径方向内側)の下面に当接するように配置されている。また、前記各円板42〜44のうち真中に位置する円板(以下、「中側円板」と示す)43は、その外周側の下面が前記全ての刃体40における各先端の上面に当接するように配置されている。そして、下側円板42及び中側円板43は、複数(図4では1つ図示、図5では2つのみ図示)のボルト45と該各ボルト45に対応する各ナット46によって、全ての刃体40の各先端を挟持した状態で該各刃体40に支持されている。なお、前記各ボルト45は、略円筒形状をなすボルト用ケース45aにそれぞれ被覆されている。
また、前記各円板42〜44のうち最も上方に位置する円板(以下、「上側円板」と示す)44の外周部には、径方向外方に向けて下がり勾配をなす斜面部44aが形成されている。また、上側円板44と中側円板43との間には、該上側円板44と中側円板43との間隔を規定する複数(図4及び図5では2つのみ図示)のコイルスプリング(付勢手段)47が設けられている。また、螺旋状をなす各コイルスプリング47内にはボルト48がそれぞれ内装されており、該各ボルト48は、その上端が上側円板44のボルト用穴44b内に嵌合されると共に、その下端(頭部)が中側円板43を貫通して該中側円板43よりも下方に位置するようにそれぞれ配置されている。そして、上側円板44は、前記パンチ18Cにより下方に押圧された場合、下方に移動するようになっている。ちなみに、前記下側円板42には、前記各コイルスプリング47(及び各ボルト48)に対応する位置にボルト用孔42aがそれぞれ形成されている。そのため、前記上型17(パンチ18C)がストローク移動(下動)して該パンチ18Cが前記上側円板44を下方に押圧した場合に、前記各ボルト48の頭部(本実施形態では下端部)が下側円板42に向けて移動したとしても、該下側円板42と各ボルト48が接触することを回避できるようになっている。
ここで、図8(a)に示す比較例のように、前記ダイ15C及び下型14の内周側にリフタ41が設けられていない場合には、前記プレス材19が所定方向に移動した際に、該プレス材19の一部が凹陥してダイ15Cの上部開口縁に引っ掛かる虞がある。そのため、この比較例の加工ユニット63では、プレス材19を移動させる場合、本実施形態の加工ユニット13Cに比して該プレス材19をより高く浮き上がらせる必要がある。その結果、プレス材19の浮き上り量に応じて、前記上型17(パンチ18C)の上死点位置も高く設定されることになる。従って、前記加工ユニット63を備えた順送りプレス加工装置では、上型17のストローク長が長くなってしまい、ロータ用鉄心板25及びステータ用鉄心板33の生産性が低下してしまうことになる。
これに対し、本実施形態の加工ユニット13Cにはリフタ41が設けられており、該リフタ41の上側円板44は、前記パンチ18Cによって下方に押圧されていない場合において、その上面44cと前記ダイ15Cの上面とが略同一の高さ位置になるように配置されている。そのため、前記上側円板44(リフタ41)は、プレス材19がダイ15Cの上面に沿って移動する場合には、図8(b)に示すように、前記ダイ15Cの挿通孔37にプレス材19の一部が引っ掛かってしまうことを抑制できる。すなわち、プレス材19が移動する際に上側円板44の上面44cに摺接しても、該上側円板44は、前記コイルスプリング47によって上方に付勢されるため、その摺接した部位をプレス材19の移動平面上に押し上げるようになっている。従って、本実施形態では、上側円板44がダイ15Cの上面に沿って移動するプレス材19が下方から摺接し得る摺接部として機能するようになっている。
また、本実施形態では、ダイ15Cの挿通孔37内にはリフタ41が配設されているため、プレス材19を移動させる際に、比較例の場合のようにプレス材19を高く浮き上がらせなくても該プレス材19の一部がダイ15Cの上部開口縁に引っ掛かることを十分に抑制できるようになっている。すなわち、プレス材19の浮き上り量を抑えた分だけ前記上型17(パンチ18C)の上死点位置を低く設定することができるため、ロータ用鉄心板25及びステータ用鉄心板33をより効率良く製造することができるようになっている。
そこで次に、本実施形態の順送りプレス加工装置11の作用について、特に加工ユニット13Cにおける工程S3の作用を中心に図9及び図10に基づき以下説明する。なお、図9においては、説明理解の便宜上、プレス材19及びスクラップ材SCの厚みを誇張して記載している。
さて、加工ユニット13Bにおける工程S2でロータ用鉄心板25が打ち抜き加工されると、プレス材19は、再び浮き上がり状態となり、ロータ用鉄心板25が打ち抜きされた箇所が加工ユニット13C内に位置するように移動する。そして、プレス材19は、所定の打ち抜き位置まで移動すると、前記浮き上がり状態から下降し、ダイ15C上に載置された状態となる。すると、加工ユニット13Cでの工程S3が開始され、図示しない油圧シリンダ(流体圧シリンダ)の駆動力によって上型17(パンチ18C)がストローク移動(下動)する。
すると、ステータ用鉄心板33の内郭形状を形成するために、パンチ18Cとダイ15Cによりスクラップ材SCが打ち抜きされる。そして、このスクラップ材SCは、ダイ15Cの挿通孔37内を落下し、下型14の内周面(下型側連通孔38の内周面)に沿うように配置された各刃体40上(又は、既にスクラップ材SCが各刃体40上に積層されている場合には、最上層のスクラップ材SC上)に積層される。このように順送りプレス加工装置11(加工ユニット13C)による打ち抜き加工が連続して実行されると、各刃体40上には、図9に示すように、大量のスクラップ材SCが順時積層される。すなわち、上型17(パンチ18C)が下死点位置までストローク移動した際の該パンチ18Cにおける下面の位置よりも、積層状態にある各スクラップ材SCのうち最上層のスクラップ材SCにおける上面が上方に位置するようになる。
この状態で、パンチ18Cとダイ15Cによりスクラップ材SCが新たに打ち抜きされると、パンチ18Cは、ストローク移動(下動)した際に、前記各刃体40上に積層された各スクラップ材SCを下方に押圧することになる。すると、各刃体40は、図10に示すように、該各刃体40上で積層状態をなす各スクラップ材SCのうち最下層のスクラップ材SC(すなわち、各刃体40の刃部40aに当接しているスクラップ材SC)を前記パンチ18Cからの押圧力に基づき複数の破片(本実施形態では12個の破片)に切断する。そして、前記切断されたスクラップ材SCの各破片は、下型14に形成された下型側連通孔38及びベースプレート12に形成されたベース側連通孔39内を落下して、順送りプレス加工装置11外に排出される。その後、前記スクラップ材SCの各破片は、順送りプレス加工装置11の下方に配置された回収箱内に落下することになる。
また、加工ユニット13Cにおける工程S3が終了すると、プレス材19は、再び浮き上がり状態となり、スクラップ材SCが打ち抜きされた箇所が加工ユニット13D内に位置するように移動する。ちなみに、前記ダイ15C内にはリフタ41が配設されており、該リフタ41における上側円板44の上面44cは、ダイ15Cの上面と略同一の高さ位置とされている。そして、プレス材19は、その一部(ステータ用鉄心板33でティースを構成する部分)が上側円板44の上面44c上を摺接した状態で移動する(図8(a)参照)。そのため、前記プレス材19の一部が凹陥してダイ15Cの上部開口縁(すなわち、前記挿通孔34の上側端部)に引っ掛かるのが抑制される。すなわち、プレス材19の一部が曲がってしまうことが抑制されるため、加工ユニット13Dでは、ステータ用鉄心板33が確実に打ち抜き加工されることになる。
従って、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)下型14の内周面側に配設された12枚の刃体40上にはスクラップ材SCが順時積層されるようになっている。そして、上型17(パンチ18C)がストローク移動した際に、各刃体40上に積層された各スクラップ材SCがパンチ18Cにより下方に押圧されると、積層状態にある各スクラップ材SCのうち最下層のスクラップ材SCが各刃体40によって切断される(図10参照)。すなわち、スクラップ材SCを切断するためにパンチ18C(上型17)のストローク長を長くすることなく、前記各刃体40は確実にスクラップ材SCを切断することができる。従って、プレス材19からステータ用鉄心板(ワーク)33以外に打ち抜いたスクラップ材SCをステータ用鉄心板33の生産性を低下させることなく簡単な構成で切断することができる。
(2)もし仮に各刃体40がダイ15Cの内周面側に配設された場合、該ダイ15Cには、各刃体40を取り付けるために該各刃体40を支持するための支持用溝等を形成する必要がある。このようにダイ15Cに前記支持用溝を形成した場合には、ダイ15Cの強度が低下してしまう虞があり、パンチ18Cと共に打ち抜き加工した際に破損しやすくなる。しかし、本実施形態では、各刃体40が下型14の内周面側に配設されるようになっているため、ダイ15Cの強度の低下を抑制できる。
(3)刃体40の切れ具合いが鈍化した場合に、もし仮に各刃体40と下型14とが一体形成されていたとすると、下型14毎交換しなければならない。しかし、各刃体40は下型14に対して取外し自在であるため、切れ具合いが鈍化した刃体40のみを交換することができる。すなわち、装置全体のメンテナンスを容易に行うことができる。
(4)下型14及びダイ15Cの内周面側にはリフタ(プレス材移動補助装置)41が設けられている。そのため、プレス材19がダイ15Cの上面に沿って移動する場合に、プレス材19の一部(例えばステータ用鉄心板30でティースを構成する部分)が凹陥してダイ15Cの上部開口縁(挿通孔37の上端部)にて引っ掛かることを抑制できる。
(5)上型17(パンチ18C)がストローク移動(下動)した場合に、パンチ18Cの下端部は、ダイ15C(挿通孔37)内に少しだけ嵌入することになる。この場合に、上側円板(摺接部)44は、各コイルスプリング(付勢手段)47により上方に付勢されているため、前記ダイ15C内へのパンチ18Cの下端部の嵌入態様に応じて上下動するようになっている。そのため、ダイ15C及びパンチ18Cは、上側円板44(リフタ41)によって妨げられることなくスクラップ材SCを確実に打ち抜きすることができる。
(6)基部を構成する下側円板42と中側円板43は、各刃体40以外の下型14の一部に支持されるのではなく、全ての刃体40の各先端を上下方向から挟持した状態で各刃体40に支持されている。すなわち、下側円板42と中側円板43は、平面視した場合に、スクラップ材SCにおけるリング部SC1の内側となる位置に設置されているため、各刃体40上にスクラップ材SCを確実に積層させることができる。また、各刃体40により切断されたスクラップ材SCの破片を装置の外部に確実に排出させることができる。
(7)もし仮にリフタ41を構成する上側円板44の外周部に斜面部44aが形成されていない場合には、スクラップ材SCが打ち抜きされたプレス材19が移動する際に該プレス材19の一部が上側円板44の外周縁部に引っ掛かってしまう可能性がある。しかし、上側円板44の外周部には斜面部44aが形成されているため、プレス材19が移動する際に、該プレス材19が上側円板44に引っ掛かるのを抑制することができる。すなわち、ステータ用鉄心板33の不良品の発生を低減できる共に、上型17(パンチ18C)のストローク長をより短くできることによりステータ用鉄心板33の生産性を向上させることができる。
(8)リフタ41(各円板42〜44)は、プレス材19が前記パンチ18Cとダイ15Cとの間に配置された場合に、前記挿通孔37及び下型側連通孔38内において該プレス材19の円孔24の内側となるように配置されている。そのため、リフタ41に妨害されることなく、打ち抜き加工されたスクラップ材SCを各刃体40上(又は、既にスクラップ材SCが各刃体40上に積層されている場合には、最上層のスクラップ材SC上)に確実に積層させることができる。
なお、本実施形態は以下のような別の実施形態(別例)に変更してもよい。
・前記実施形態において、リフタ41は、パンチ18Cとダイ15Cにより打ち抜きされたスクラップ材SCの落下を妨げない構成であれば、例えば中側円板43のみで各刃体40に取り付けられてもよい。この場合、中側円板43の下面側には各刃体40の配置態様に対応するように複数の溝部を形成する。そして、該各溝部内に各刃体40の先端を収容することにより、リフタ41を各刃体40に支持固定する。
・前記実施形態において、リフタ41は、その上側円板44がコイルスプリング47により上方に付勢される構成であるが、コイルスプリング47を備えない構成であってもよい。例えば、リフタは、上側円板44がモータなどの駆動手段により上下方向に移動可能な構成であってもよい。ただし、この場合、前記駆動手段は、上型17(パンチ18C)のストローク移動するタイミングに対応して上側円板44を上下動させる必要がある。
・前記実施形態において、リフタ41は、その上側円板44が上下動しない構成であってもよい。ただし、この場合、パンチ18Cの下面には、該パンチ18Cがストローク移動した場合に上側円板44に接触しないように凹溝を形成することが望ましい。
・前記実施形態において、摺接部(上側円板44)は、その平面視形状が任意の形状(例えば、平面視略楕円形状)となるように形成されていてもよい。
・前記実施形態において、加工ユニット13Cには、リフタ41を備えなくてもよい。
・前記実施形態において、各刃体40は、下型14の内周面側に取付用穴を形成し、該取付用穴にボルトなどを螺合させて取り付けるようにしてもよい。また、各刃体40は、下型14に一体形成されたものであってもよい。
・前記実施形態において、各刃体40は、ベースプレート12の内周面側に取り付けられてもよい。また、各刃体40は、ダイ15Cの内周面側に取り付けられてもよい。
・前記実施形態において、刃体40は、下型14の内周面側に任意の枚数(例えば10枚)取り付けられてもよい。
・前記実施形態において、下型14にパンチ18Cを取付固定し、上型17にダイ15Cを取付固定してもよい。この場合、各刃体40は、下型14又はパンチ18Cの外周面側に配置することが望ましい。
本実施形態における順送りプレス加工装置の概略正面図。 プレス材からの打ち抜き箇所を工程順に示す打ち抜きレイアウト図。 パンチとダイにより打ち抜きされたスクラップ材の平面図。 スクラップ材を打ち抜き加工する加工ユニットの一部破断要部斜視図。 スクラップ材を打ち抜き加工する加工ユニットの概略正断面図。 ダイの内周面側に刃体を取り付ける様子を示す斜視図。 ダイの平面図。 (a)は比較例の加工ユニットのダイ上をプレス材が移動する様子を示す概略正断面図、(b)は本実施形態における加工ユニットのダイ上をプレス材が移動する様子を示す概略正断面図。 各刃体上に複数枚のスクラップ材が積層されている状態を示す概略正断面図。 スクラップ材が切断された状態を示す平面図。
符号の説明
11…順送りプレス加工装置、13A〜13D,63…加工ユニット、14…下型、14a…刃体支持溝(凹部)、15,15A〜15D…ダイ、17…上型、18,18A〜18D…パンチ、19…プレス材、24…円孔(貫通孔)、25…ロータ用鉄心板(ワーク)、33…ステータ用鉄心板(ワーク)、37…挿通孔(スクラップ材の落下空間、スクラップ材落下孔)、38…下型側連通孔(スクラップ材の落下空間、スクラップ材落下孔)、39…連通孔(スクラップ材の落下空間)、40…刃体、40a…刃部、41…リフタ(プレス材移動補助装置)、42…下側円板(基部)、43…中側円板(基部)、44…上側円板(摺接部)、47…コイルスプリング(付勢手段)、SC…スクラップ材。

Claims (9)

  1. 上下方向に相対移動可能な上型と下型とを備え、前記上型には雌雄関係を有するパンチ及びダイのうち何れか一方を取り付け、前記下型には前記パンチ及び前記ダイのうち残りの他方を取り付け、前記パンチとダイとの間にプレス材を配置し、前記上型と下型との相対移動に基づき前記パンチとダイとにより前記プレス材からスクラップ材を打ち抜き加工するプレス加工装置において、
    前記スクラップ材の落下空間域に、刃部が上方を向いた刃体を前記スクラップ材の落下方向に交差するように設け、前記刃体上に前記スクラップ材が順時積層される構成としたプレス加工装置。
  2. 前記刃体は、前記下型に支持されている請求項1に記載のプレス加工装置。
  3. 前記下型には、前記刃体を係合させる凹部が形成されており、該凹部に対して前記刃体は取外し自在に支持されている請求項2に記載のプレス加工装置。
  4. 前記プレス材には前記スクラップ材が打ち抜き加工される前段階において貫通孔が形成されており、前記スクラップ材は、前記プレス材における貫通孔の輪郭を内郭とする環状に打ち抜き加工される請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のプレス加工装置。
  5. 前記下型には前記ダイが取り付けられると共に、前記下型及びダイには、前記スクラップ材を下方に落下させるためのスクラップ材落下孔が上下方向に貫通形成されており、該スクラップ材落下孔内には、前記プレス材が前記ダイの上方の移動平面に沿って移動する場合に、前記プレス材の一部が前記スクラップ材落下孔内に凹陥することを抑制するためのプレス材移動補助装置が設けられている請求項4に記載のプレス加工装置。
  6. 前記プレス材移動補助装置は、前記プレス材が前記パンチとダイとの間に配置された場合に、前記スクラップ材落下孔内において前記プレス材の貫通孔の内側となるように配置されている請求項5に記載のプレス加工装置。
  7. 前記プレス材移動補助装置には、前記移動平面に沿って移動する前記プレス材に下方から摺接し得る摺接部が設けられており、該摺接部は、付勢手段により前記プレス材を前記移動平面に向けて押し上げ付勢させる請求項5又は請求項6に記載のプレス加工装置。
  8. 前記プレス材移動補助装置は、前記下型に固定された前記刃体の一部に支持されている請求項5〜請求項7のうち何れか一項に記載のプレス加工装置。
  9. 前記上型及び下型を有する加工ユニットが複数設けられ、該各加工ユニットにはシート状のプレス材が間欠的に順送りされ、該プレス材は前記各加工ユニットにて該加工ユニット毎に分担された打ち抜き箇所が打ち抜き加工されるようになっており、前記刃体は、前記各加工ユニットのうち少なくとも前記プレス材から環状をなすスクラップ材が打ち抜き加工される加工ユニットに設けられている請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載のプレス加工装置。
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