JP2007038292A - ワークの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】素材をプレスすることにより、外周にフランジを備えたワークを製造するときに、該フランジの内周面に内周歯を形成した場合であっても、その形成した内周歯の精度を保持させた状態で、ワークを製造する方法を提供することである。
【解決手段】素材Mをプレスすることにより、外周にフランジm1を備えたワークの製造方法であって、前記フランジm1の内周面から外周面に向けて、また前記フランジm1の外周面から内周面に向けてそれぞれ静水圧が同時に発生するように素材を半抜き加工する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外周にフランジを備えたワークの製造方法に関し、詳しくはフランジと該フランジに囲まれた基板部とが段差状に繋がっているワークの製造方法に関する。
この種のワーク(例えば、車両用シートのリクライニング機構に用いられているラチェット板)の製造方法として、半抜き加工を実施する工程を含んだ製造方法が既に知られている。この方法では、まず、板状の素材を初回工程のダイスとパンチとの間にセットし、その素材に対して半抜き加工を実施して、この素材に凹み部を形成させる。なお、このパンチの外周には必要範囲に成形用歯型が形成されている。そのため、この半抜き加工を実施すると、凹み部の内周面には歯型が形成されることになる。続いて、この凹み部が形成された素材を次回工程のダイスと環状パンチとの間にセットし、その素材に対して加工を実施して打ち抜く。なお、この環状パンチの内径は、凹み部の内径より大きく設定されている。そのため、この打ち抜きを実施すると、外周にフランジを備えたワークを製造することができる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開平10−202329号公報 特開2003−103328号公報
上述したワークの製造方法では、初回工程において精度良く歯型を形成させても、次回工程を実施することによって、形成した歯型の精度が低下することがあった。また、その歯型に破断が発生したり、ワークの外形に破断が発生したりすることがあった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、素材をプレスすることにより、外周にフランジを備えたワークを製造するときに、該フランジの内周面に内周歯を形成した場合であっても、その形成した内周歯の精度を保持させた状態で、ワークを製造する方法を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、素材をプレスすることにより、外周にフランジを備えたワークの製造方法であって、前記フランジの内周面から外周面に向けて、また前記フランジの外周面から内周面に向けてそれぞれ静水圧が同時に発生するように素材を半抜き加工する工程を含んでいる。
これにより、静水圧が同時に発生することにより、フランジの内周面および外周面において、破断のない平滑な切断面を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワークの製造方法であって、前記半抜き加工すると、前記フランジの内周面には内周歯が形成される。
これにより、半抜き加工によって精度の良い歯型を有するワークを製造することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載のワークの製造方法であって、前記半抜き加工する工程の後に、前記フランジ面に外力を加える(例えば、加圧する)ことで、前記素材に対して半抜き状態となっているワークを切り落とす。
これにより、僅かな加圧力を加えることで、ワークを下方へ切り落とすことができる。したがって、プレス工程のみで、ワークの製造から取り出しまで実施できる。
請求項4に記載の発明は、下型と、該下型と対向配置された上型とによって素材をプレスすることにより、フランジと該フランジに囲まれた基板部とが段差状に繋がっているワークの製造方法であって、前記下型には、前記基板部の下面を支持する第1のダイと、前記フランジの外側周辺部の下面を支持する第2のダイと、前記第1のダイと前記第2のダイとの間を上下摺動可能であるとともに、前記フランジの下面を上方向に押し上げる逆押さえとをそれぞれ備えている。また、前記上型には、前記基板部の上面を加圧する第1の板押さえと、前記フランジの外側周辺部の上面を加圧する第2の板押さえと、前記フランジの上面を半抜き加工する環状パンチとをそれぞれ備えている。そして、前記第1の板押さえによって前記基板部の上面を加圧する工程と、前記第2の板押さえによって前記フランジの外側周辺部の上面を加圧する工程とを実施しながら、前記逆押さえによって前記フランジの下面を押し上げるとともに前記環状パンチによって前記フランジの上面を半抜き加工する工程を実施する。
これにより、上方から下方に向けてのプレス加工のみで請求項1と同様の作用効果を得ることができる。したがって、プレス加工の加圧の際に上型の自重も利用できるため、下方から上方に向けてプレス加工する場合と比較すると必要となる加圧力を低減することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のワークの製造方法であって、前記第1のダイの外周面には歯型が形成されており、前記環状パンチによって前記半抜き加工すると、前記フランジの内周面には内周歯が形成される。
これにより、半抜き加工によって精度の良い歯型を有するワークを製造することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項4〜5のいずれか1項に記載のワークの製造方法であって、前記半抜き加工する工程の後に、フランジの上面を加圧するパンチを備え、前記第1の板押さえによって前記フランジの外側周辺部の上面を加圧した状態で、前記パンチによって前記フランジの上面を加圧することで、前記素材に対して半抜き状態となっているワークを切り落とす。
これにより、パンチによって僅かな加圧力を加えることで、ワークを下方へ切り落とすことができる。したがって、プレス工程のみで、ワークの製造から取り出しまで実施できる。
以下、本発明を実施するための最良の実施例を、図1〜8を用いて説明する。なお、この実施例では、2つのプレス機(第1プレス機1および第2プレス機2)を使用する場合を例に説明する。また、この実施例で形成されるワークは、例えば車両用シートのリクライニング機構に用いられているラチェット板で、その内部にはスライドカムやポール(いずれも図示しない)が組み込まれるものである。
図1は、第1プレス機1の作動前の縦断面図である。図2は、第1プレス機1の作動中の縦断面図である。図3は、第1プレス機1の作動中の縦断面図であり、図2の次工程を説明している。図4は、第1プレス機1の作動中の縦断面図であり、図3の次工程を説明している。図5は、第1プレス機1の作動後の縦断面図である。図6は、第2プレス機2の作動前の縦断面図である。図7は、第2プレス機2の動作中の縦断面図である。図8は、第2プレス機2の作動後の縦断面図である。なお、特許請求の範囲に記載した「第1のダイ、第2のダイ、逆押さえ、第1の板押さえ、第2の板押さえ、環状パンチおよびパンチ」は、この実施例に記載の「ダイ11、ダイ12、エジェクタ13、エジェクタ21、ストリッパ22、半抜きパンチ23および抜き落としパンチ124」にそれぞれ相当する。
まず、図1を参照して、第1プレス機1の構成について説明する。第1プレス機1の上型U1の下面には、弾性部材21a(例えば、ガススプリング、圧縮バネなど)を介して円板状のエジェクタ21が設けられている。また、上型U1の下面には、このエジェクタ21の外周に位置するように、環状の半抜きパンチ23が設けられている。また、さらに、上型U1の下面には、この半抜きパンチ23の外周に位置するように、弾性部材22a(例えば、ガススプリング、圧縮バネなど)を介してストリッパ22が設けられている。これらの両弾性部材21a、22aは、素材Mから受ける反力によって伸縮可能であるために、エジェクタ21とストリッパ22は、上型U1と一体的に昇降運動する半抜きパンチ23に対してそれぞれ相対的な昇降動作が可能となっている。
第1プレス機1の下型D1の上面には、ストリッパ22と対向するようにダイ12が設けられている。このダイ12の中央部には、上記弾性部材21aと同心に、且つ孔径が半抜きパンチ23の外径より若干大きな孔径となるダイ孔F1が形成されている。また、このダイ孔F1内において、下型D1の上面には、円柱状のダイ11が設けられている。そして、ダイ11の外周とダイ12の内周との間には、環状のエジェクタ13が設けられており、このエジェクタ13の下面と下型D1の上面との間には、弾性部材13a(例えば、ガススプリング、圧縮バネなど)が設けられている。この弾性部材13aは、素材Mから受ける力によって伸縮可能であるために、エジェクタ13は、下型D1と一体であるダイ11とダイ12とに対して相対的な昇降動作が可能となっている。
また、ダイ11の上面位置は、ダイ12およびエジェクタ13の上面位置より低くなるように形成されている。さらに、ダイ11の外周には、必要個所において歯型11aが形成されている。このダイ11とエジェクタ13とは、図1からも明らかなように、エジェクタ21と半抜きパンチ23とにそれぞれ対向するように設けられている。なお、エジェクタ13の厚みは、半抜きパンチ23の厚みより歯型11aの厚みに相当するだけ肉薄となっている。これにより、素材Mを半抜き加工するとフランジm1の内面に内周歯m11が形成されることになり、詳細は後述する。
次に、図6を参照して、第2プレス機2の構成について説明する。第2プレス機2の上型U2の下面には、第1プレス機1で説明したエジェクタ21、弾性部材21aおよび半抜きパンチ23に相当するものは設けられていない。その代わりに、その場所には下方に向けて突設した円柱状の抜き落としパンチ124が設けられている。また、この抜き落としパンチ124の外周には、第1プレス機1と同様に、弾性部材122aを介してストリッパ122が設けられている。この弾性部材122aは、第1プレス機1の弾性部材22aと同様に、素材Mから受ける反力によって伸縮可能であるために、ストリッパ122は、上型U2と一体的に昇降運動する抜き落としパンチ124に対して相対的な昇降動作が可能となっている。
第2プレス機2の下型D2の上面には、第1プレス機1と同様に、ダイ112が設けられている。また、第1プレス機1で説明したダイ11、エジェクタ13および弾性部材13aに相当するものは設けられていない。その部分には、何も設けられることなく、ダイ孔F2のままである。そのため、上型U2を下降させると、このダイ孔F2には、図8に示すように、抜き落としパンチ124の下端側が若干入り込み可能となっている。また、ダイ孔F2は、抜き落としパンチ124によって抜き落とされたワークを取り出し可能な空間を兼ねている。
続いて、上述した第1プレス機1を使用して、素材Mを半抜き加工することで、一旦、中間製品を製造し、その後に、第2プレス機2を使用して中間製品からワークを製造する方法について説明する。
まず、第1プレス機1の動作によって素材Mから中間製品を製造する方法について説明する。図1に示すように、素材Mを下型D1のダイ11およびダイ12の上にセットする。その後、図2に示すように、上型U1を下降させて、エジェクタ21とストリッパ22と半抜きパンチ23とによって素材Mの上面を同時に押し当てる。この押し当てによって、素材Mのうち、ストリッパ22とダイ12とで挟まれた部分と半抜きパンチ23とエジェクタ13とで挟まれた部分とはそれぞれクランプされた状態となる。しかし、既に説明したように、ダイ11の上面位置は、ダイ12およびエジェクタ13の上面位置より低くなっているために、このクランプ状態では、素材Mとダイ11の上面とは若干の隙間Sを有する状態となっている。
このクランプ状態から、さらに上型U1を下降させると、図3に示すように、上記隙間Sに相当する分だけエジェクタ21と半抜きパンチ23がさらに下降していく。すなわち、隙間Sに相当する厚みだけ、素材Mは下方に押し込まれる。これにより、後述する半抜き加工を実施することによって素材Mに生じる繋ぎ部n1、n2の板厚のうち、ダイ11側に生じる繋ぎ部n2の板厚よりダイ12側に生じる繋ぎ部n1の板厚の方を薄く残すことができる。
この状態から、さらに上型U1を下降させると、図4に示すように、半抜きパンチ23は素材Mを加圧し、加圧された素材Mはエジェクタ13を押し下ながらダイ11とダイ12との間に入り込む。これにより、せん断加工が行われ素材Mからフランジm1と基板部m2と外側周辺部m3とからなる中間製品が形成される。また、このせん断加工中は、弾性部材13aによるエジェクタ13からの押し上げ力によって、半抜きパンチ23に対して反力がかけられている。なお、このときの上型U1の下降ストロークは、この図4の拡大図で示す中間製品の両繋がり部n1、n2が必要な板厚を残すように予め設定されている。
なお、このようにフランジm1と基板部m2とが打ち抜かれることなく繋ぎ部n2によって繋がった状態で保持されていること、およびフランジm1と外側周辺部m3とが打ち抜かれることなく繋ぎ部n1によって繋がった状態で保持されていることが、特許請求の範囲に記載の「半抜き加工」に相当する。また、既に説明したようにダイ11の外周には歯型11aが形成されているため、この半抜き加工を実施することによって、フランジm1の内周面には、内周歯m11が形成される。
また、このように、上方から下方に向けて半抜き加工を実施すると、半抜き加工する際に上型U1の自重を利用して加圧できるため、下方から上方に向けて半抜き加工する場合と比較すると半抜きパンチ23に必要な加圧力を低減することができる。
さらに、この半抜き加工について詳述すると、素材Mのうちフランジm1が形成される部位は、半抜きパンチ23によってダイ11、12の間に拘束されながら加圧されることになっている。このように、ダイ11、12によって跳ね上がりを防止すると共に素材Mの逃げを止める事で、図4の拡大図に示すように、フランジm1の内周面から外周面に向けて、またフランジm1の外周面から内周面に向けてそれぞれ静水圧(図4の拡大図における、対向する矢印)が同時に発生する。これにより、フランジm1の内周面および外周面において、破断のない平滑な切断面を得ることができる。
その後、図5に示すように、上型U1を上昇させると、弾性部材13aの復元力によってエジェクタ13は元の位置に戻るため、中間製品はフランジm1のみが支持されダイ11、12から浮いた状態となる。これにより、中間製品を容易に取り出すことができる。以上のようにして、第1プレス機1の動作によって中間製品は製造される。
続いて、第2プレス機2の動作によって中間製品からワークを製造する方法について説明する。図6に示すように、図5の中間製品を第2プレス機2の下型D2のダイ112の上にセットする。その後、図7に示すように、上型U2を下降させて、ストリッパ122によって中間製品の上面を押し当てる。この押し当てによって、中間製品のうち、ストリッパ122とダイ112とで挟まれた部分はクランプされた状態となる。
このクランプ状態から、さらに上型U2を下降させると、図8に示すように、抜き落としパンチ124の下端がダイ孔F2に若干入り込む。これにより、中間製品における繋ぎ部n1が切り落とされる。また、このとき、弾性部材122aは、さらに収縮した状態となるため、中間製品の外側周辺部m3は、さらに大きな力でクランプされるため、切り落としたワークは破断のない平滑な切断面となっている。
なお、この繋ぎ部n1は、既に説明したように板厚が薄い状態で残されているため、僅かな加圧力で中間製品からワークを切り落とすことができる。また、この切り落としによって、ワークは下方へ落下するため、切り落とされたワークをダイ孔F2から容易に取り出すことができる。
上述した製造方法によれば、素材Mをプレスすることでワークのフランジm1を形成することができる。また、このプレスの際、併せてフランジm1の内周面に内周歯m11を形成することができる。また、このようにフランジm1を形成しておくと、次工程において僅かな加圧力で外側周辺部m3(素材M)からフランジm1(ワーク)を切り落とすことができる。したがって、従来技術のように、素材Mからワークを切り落とす際に大きな力を必要としないため、フランジm1の内周面に形成した内周歯m11の精度を保持させた状態で外側周辺部m3(素材M)からワークを切り落とすことができる。また、この製造方法によれば、フランジm1の形成も、ワークの切り落としも、いずれもプレス工程のみで実施可能であるために、切断装置などを必要とすることなく、簡便な構成で実施できる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、第1プレス機1および第2プレス機2の2つのプレス機を使用して本発明を実施する形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、1つのプレス機で本発明を実施する形態でも構わない。その場合、中間製品を形成した後に、プレス機の上型と下型を第2プレス機2の上型U2と下型D2に入れ替える構成となる。
図1は、第1プレス機1の作動前の縦断面図である。 図2は、第1プレス機1の作動中の縦断面図である。 図3は、第1プレス機1の作動中の縦断面図であり、図2の次工程を説明している。 図4は、第1プレス機1の作動中の縦断面図であり、図3の次工程を説明している。 図5は、第1プレス機1の作動後の縦断面図である。 図6は、第2プレス機2の作動前の縦断面図である。 図7は、第2プレス機2の動作中の縦断面図である。 図8は、第2プレス機2の作動中の縦断面図であり、図7の次工程を説明している。
符号の説明
11 ダイ(第1のダイ)
11a 歯型
12 ダイ(第2のダイ)
13 エジェクタ(逆押さえ)
13a スプリング
21 第1の板押さえ(エジェクタ)
22 第2の板押さえ(ストリッパ)
23 環状パンチ(半抜きパンチ)
24 パンチ(抜き落としパンチ)
M 素材
m1 フランジ
m2 基板部
m3 外側周辺部
m11 内周歯


Claims (6)

  1. 素材をプレスすることにより、外周にフランジを備えたワークの製造方法であって、
    前記フランジの内周面から外周面に向けて、また前記フランジの外周面から内周面に向けてそれぞれ静水圧が同時に発生するように素材を半抜き加工する工程を含むワークの製造方法。
  2. 請求項1に記載のワークの製造方法であって、
    前記半抜き加工すると、前記フランジの内周面には内周歯が形成されるワークの製造方法。
  3. 請求項1〜2のいずれか1項に記載のワークの製造方法であって、
    前記半抜き加工する工程の後に、前記フランジ面に外力を加えることで、前記素材に対して半抜き状態となっているワークを切り落とすワークの製造方法。
  4. 下型と、該下型と対向配置された上型とによって素材をプレスすることにより、フランジと該フランジに囲まれた基板部とが段差状に繋がっているワークの製造方法であって、
    前記下型には、
    前記基板部の下面を支持する第1のダイと、
    前記フランジの外側周辺部の下面を支持する第2のダイと、
    前記第1のダイと前記第2のダイとの間を上下摺動可能であるとともに、前記フランジの下面を上方向に押し上げる逆押さえと、をそれぞれ備え、
    前記上型には、
    前記基板部の上面を加圧する第1の板押さえと、
    前記フランジの外側周辺部の上面を加圧する第2の板押さえと、
    前記フランジの上面を半抜き加工する環状パンチと、をそれぞれ備え、
    前記第1の板押さえによって前記基板部の上面を加圧する工程と、前記第2の板押さえによって前記フランジの外側周辺部の上面を加圧する工程とを実施しながら、前記逆押さえによって前記フランジの下面を押し上げるとともに前記環状パンチによって前記フランジの上面を半抜き加工する工程を実施するワークの製造方法。
  5. 請求項4に記載のワークの製造方法であって、
    前記第1のダイの外周面には歯型が形成されており、前記環状パンチによって前記半抜き加工すると、前記フランジの内周面には内周歯が形成されるワークの製造方法。
  6. 請求項4〜5のいずれか1項に記載のワークの製造方法であって、
    前記半抜き加工する工程の後に、フランジの上面を加圧するパンチを備え、
    前記第1の板押さえによって前記フランジの外側周辺部の上面を加圧した状態で、前記パンチによって前記基板部の上面を加圧することで、前記素材に対して半抜き状態となっているワークを切り落とすワークの製造方法。




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