JP7187328B2 - 金型装置 - Google Patents
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Description
まず、図1を参照して、固定子積層鉄心1の構成について説明する。固定子積層鉄心1(ステータ)は、円筒形状を呈している。固定子積層鉄心1の中央部分には、中心軸Axに沿って延びる貫通孔1aが設けられている。貫通孔1a内には、図示しない回転子鉄心(ロータ)が配置可能である。固定子積層鉄心1は、回転子鉄心と共に電動機(モータ)を構成する。
続いて、図2を参照して、固定子積層鉄心1の製造装置10について説明する。製造装置10は、帯状の電磁鋼板ES(金属板)から積層鉄心を製造するための装置である。製造装置10は、アンコイラー20と、送出装置30と、金型装置100と、コントローラCtr(制御部)とを備える。
続いて、図3~図5を参照して、金型装置100の詳細について説明する。金型装置100は、送出装置30によって間欠的に送り出される電磁鋼板ESを順次打抜加工して打抜部材Wを形成するように構成されている。金型装置100は、打抜加工によって得られた打抜部材Wを順次積層しつつ重ね合わせて積層体Stを製造するように構成されている。
続いて、固定子積層鉄心1の製造方法について説明する。電磁鋼板ESが送出装置30によって間欠的に金型装置100に送り出され、電磁鋼板ESの非加工部位がダイ部材D1に到達すると、プレス機400が動作して、上型300を下型200に向けて下方に押し出す。ストリッパ320が電磁鋼板ESに到達して、ストリッパ320とダイ部材D1とで電磁鋼板ESが挟持された後も、プレス機400が上型300を下方に向けて押し出す。このとき、ストリッパ320は移動しないが、パンチホルダ310及びパンチP1~P4は引き続き降下する。そのため、パンチP1~P4の先端部はそれぞれ、ストリッパ320の各貫通孔内を下方に移動し、さらにダイD13,D23,D33,D43のダイ孔に到達する。この過程で、パンチP1が電磁鋼板ESをダイD13のダイ孔に沿って打ち抜く。打ち抜かれた廃材は、排出孔C1から排出される。その後、プレス機400が動作して、上型300を上昇させる。
以上の例によれば、複数のダイプレートD12,D22,D32,D42のいずれもが、長手方向において隣り合う他のダイプレートと離間している。この場合、電磁鋼板ESの打ち抜き時に生ずる横荷重によって複数のダイD13,D23,D33,D43のいずれかが電磁鋼板ESの長手方向に膨らむように変形したとしても、これと隣り合う他のダイプレートが当該変形の影響をほとんど受けない。そのため、いずれのダイプレートD12~E42においても、ダイ孔の位置ずれが生じがたくなる。したがって、打ち抜かれた打抜部材Wの形状の精度を高めることが可能となる。
以上、本開示に係る実施形態について詳細に説明したが、特許請求の範囲及びその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を上記の実施形態に加えてもよい。
例1.本開示の一つの例に係る金型装置(100)は、帯状の金属板(ES)の長手方向に対して一列に並ぶようにダイホルダ(220)に保持された第1及び第2のダイプレート(D42,D32)と、第1のダイプレート(D42)に保持され、自身を貫通する第1のダイ孔(D43a)が設けられた第1のダイ(D43)と、第2のダイプレート(D32)に保持され、自身を貫通する第2のダイ孔が設けられた第2のダイ(D33)と、第1のダイ(D43)に対向するように配置され、第1のダイ孔(D43a)に対して挿抜可能に構成された第1のパンチ(P4)と、第2のダイ(D33)に対向するように配置され、第2のダイ孔に対して挿抜可能に構成された第2のパンチ(P3)とを備える。第1のダイプレート(D43)と第2のダイプレート(D33)とは長手方向において離間している。この場合、例えば、第1のダイを通じた金属板の打ち抜きにより第1のダイに横荷重が作用して、第1のダイプレートが長手方向に膨らむように変形したとしても、第2のダイプレートが当該変形の影響をほとんど受けない。同様に、第2のダイを通じた金属板の打ち抜きにより第2のダイに横荷重が作用して、第2のダイプレートが長手方向に膨らむように変形したとしても、第1のダイプレートが当該変形の影響をほとんど受けない。そのため、これらの2つのダイプレートにおいて、ダイ孔の位置ずれが生じがたくなる。したがって、打ち抜かれた金属製品の形状の精度を高めることが可能となる。
Claims (5)
- 帯状の金属板の長手方向に対して一列に並ぶようにダイホルダに保持された第1及び第2のダイプレートと、
前記第1のダイプレートに保持され、自身を貫通する第1のダイ孔が設けられた、外形抜き用の第1のダイと、
前記第2のダイプレートに保持され、自身を貫通する第2のダイ孔が設けられた第2のダイと、
前記第1のダイに対向するように配置され、前記第1のダイ孔に対して挿抜可能に構成された第1のパンチと、
前記第2のダイに対向するように配置され、前記第2のダイ孔に対して挿抜可能に構成された第2のパンチとを備え、
前記第1のダイプレートと前記第2のダイプレートとは前記長手方向において離間しており、
前記第1のダイプレートのみが前記ダイホルダに設けられた凹部内に配置されており、前記第2のダイプレートは前記ダイホルダの表面上に配置されている、金型装置。 - 前記第1のダイプレートと前記凹部との間に配置された金属ライナをさらに備える、請求項1に記載の装置。
- 前記第1のダイ孔は、上方から見て前記金属板の幅方向に延びる長孔である、請求項1又は2に記載の装置。
- 前記第1のダイ孔は、
前記金属板の幅方向において直線状に延びるヨーク対応領域と、
前記ヨーク対応領域から前記金属板の長手方向に突出すると共に前記金属板の幅方向において所定間隔をもって一列に並ぶ複数のティース対応領域とを含む、請求項3に記載の装置。 - 前記第1及び第2のダイプレートの表面は前記ダイホルダの表面よりも上方に位置している、請求項1~4のいずれか一項に記載の装置。
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JP2019002797A JP7187328B2 (ja) | 2019-01-10 | 2019-01-10 | 金型装置 |
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