JP2004033917A - エアゾール容器用噴射ボタン - Google Patents
エアゾール容器用噴射ボタン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004033917A JP2004033917A JP2002194590A JP2002194590A JP2004033917A JP 2004033917 A JP2004033917 A JP 2004033917A JP 2002194590 A JP2002194590 A JP 2002194590A JP 2002194590 A JP2002194590 A JP 2002194590A JP 2004033917 A JP2004033917 A JP 2004033917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- nozzle
- aerosol container
- spray
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
【課題】バルブステムに下端部で嵌着して前方へ噴射する噴射口を備えたノズルに、押下げ操作されるキャップ状のボタンを交換可能に別体として装着可能にするエアゾール容器用噴射ボタンを提供する。
【解決手段】ボタンをその内部空間により共鳴器として構成し得ることに着眼したもので、バルブステム3に下端部で嵌着する流路部が内部に形成されると共に、この流路部に連通する噴射口13aが周面に設けられたノズル10と、このノズルと別体に構成されて上面で押下げ操作されるキャップ状のボタン30とを備える。ノズル10に、このノズルの周囲に閉鎖空間部36、37を形成するように、ノズル10をカバーするボタン30が装着されると共に、このボタンの周面に、このボタンの内側に位置する噴射口13aに対向する開口部31が形成され、また閉鎖空間部36、37の形状が噴射音に共鳴可能に形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】ボタンをその内部空間により共鳴器として構成し得ることに着眼したもので、バルブステム3に下端部で嵌着する流路部が内部に形成されると共に、この流路部に連通する噴射口13aが周面に設けられたノズル10と、このノズルと別体に構成されて上面で押下げ操作されるキャップ状のボタン30とを備える。ノズル10に、このノズルの周囲に閉鎖空間部36、37を形成するように、ノズル10をカバーするボタン30が装着されると共に、このボタンの周面に、このボタンの内側に位置する噴射口13aに対向する開口部31が形成され、また閉鎖空間部36、37の形状が噴射音に共鳴可能に形成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール容器の頭部から突出するバルブステムに下端部で嵌着し、押下げ操作により、前向きの噴射口から内容物を噴射するようになったエアゾール容器用噴射ボタンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のエアゾール容器用噴射ボタンは、肩カバーに連結される揺動式或いは肩カバー部なしの昇降式の場合でも、合成樹脂により一体に形成されるのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、同一構造の噴射ボタンに対して別の意匠を施したい場合、噴射ボタン全体を個別に製作している。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みて、バルブステムに下端部で嵌着して前方へ噴射する噴射口を備えたノズルに、押下げ操作されるキャップ状のボタンを別体として装着可能にするエアゾール容器用噴射ボタンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成する際に、ボタンをその内部空間により共鳴器として構成し得ることに着眼したもので、請求項1により、エアゾール容器の頭部から突出するバルブステムに下端部で嵌着し、押下げ操作により、前向きの噴射口から内容物を噴射するようになったエアゾール容器用噴射ボタンにおいて、バルブステムに下端部で嵌着する流路部が内部に形成されると共に、この流路部に連通する噴射口が周面に設けられたノズルと、このノズルと別体に構成されて上面で押下げ操作されるキャップ状のボタンとを備え、ノズルに、このノズルの周囲に閉鎖空間部を形成するように、ノズルをカバーするボタンが装着されると共に、このボタンの周面に、このボタンの内側に位置する噴射口に対向する開口部が形成され、また閉鎖空間部の形状が噴射音に共鳴可能に形成されていることを特徴とする。
【0006】
製造段階或いは使用段階で、ノズルに、別体のボタンを装着することにより、意匠を選択的に施すことが可能となる。また、閉鎖空間部が、開口部の内側に位置する噴射口から発せられる噴射音に対する空洞共鳴器として機能し、共鳴音の重畳した噴射音が外部に発せられる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を基に本発明の実施の形態の一例によるエアゾール容器用噴射ボタンを説明する。エアゾール容器1の頭部には、内部に弁機構を備え、上方付勢状態でバルブステム3を突出させるマウンティングカップ2が装着されている。このマウンティングカップに装着される噴射ボタンは、バルブステム3に下端部で嵌着し、前方への噴射を行うノズル10が、エアゾール容器1の肩部をカバーする肩カバー20に揺動可能に連結された一体成形による合成樹脂製の噴射ボタン本体9と、別体のボタン30とで構成される。
【0008】
ノズル10は、下端部でバルブステム3に嵌着する縦方向の中心流路部11及びその上端に前向きに接続し、かつ前端部に前方への噴射口13aを有する噴口部材13が嵌入された横方向流路部12と、これらの流路部を包囲する外筒部10aとを備えている。この外筒部は、下端にフランジ部14を有するディスク状外筒基部15及びこの外筒基部上にその外径よりも横幅を狭くして立設された略直方体状の外筒本体16を備えている。
【0009】
肩カバー20は、外径が2段階に変化する周面部21でエアゾール容器1の肩部をカバーし、その上端に環状の上面周辺部22を形成している。周面部21の内側に形成された内筒部23の下端部のリング状突部23aが、マウンティングカップ2のカール部2aの内周凹部に係合する。
【0010】
ノズル10の周面の下端部となるフランジ部14は、隙間29を置くように、肩カバー20の上面周辺部22の内径より外径を小さく設定されると共に、噴射口13aの下方位置でインテグラルヒンジ部25aを介して連結片25で上面周辺部22に連結されている。噴口部材13が嵌入される外筒本体16の周面正面部16aは、外筒基部15の周面正面部に対して後退位置に設定されている。
【0011】
ボタン30は透明の合成樹脂製であり、ノズル10のフランジ部14の外径に相当する内径の円筒状のキャップとして形成されている。その上面部35の後部裏面には、ノズル10の上面部18の切込み部17に係入するプレート状の係入片33が形成されている。また、その周面には、噴射口13aに対面して、その外径よりも口径を大きくした開口部31が形成されると共に、その下方には連結片25に係合する切欠部32が形成されている。
【0012】
これにより、ボタン30は、図1に示すように、係入片33が切込み部17に係入し、切欠部32が連結片25に係合することにより、回転位置及び上下位置を規定されてノズル10に着脱自在に装着される。この状態で、ボタン30の下端部はフランジ部14に係合することにより、ノズル10の周囲に、閉鎖空間部が形成され、開口部31でのみ外部に連通する。即ち、ノズル10の側方の周囲にフランジ部14の突出量に相当する空間部36及び上方の周囲に部分的に係入片33で仕切られた空間部37が形成され、互いに連通して一体の閉鎖空間部を形成している。
【0013】
ボタン30の内部空間の内径は16mm、高さ20mm、開口部31の直径は6mmである。ノズル10の外筒基部15の外径は14mm、高さは18mm、略直方体状の外筒本体16の横幅は7mmである。噴射口13aは、開口部31の板厚分だけ内寄りの位置から1.5mmさらに内部に後退している。これにより、ボタン30の内部には相応の容積を有する空洞共鳴器が構成される。
【0014】
このような構成による噴射ボタンの動作は次の通りである。ボタン30の上面部35を押下げ操作すると、インテグラルヒンジ部25aを支点としてノズル10が下方へ揺動し、バルブステム3が押下げ操作され、噴射口13aから開口部31を通して噴射が行われる。噴射圧は、例えばN2ガスにより8kg/cm2である。その際、噴射音が、開口部31の内側で発生されるために、空間部36、37の形状で規定される特定の周波数領域の反射音が開口部31からの放射される音に重畳され、共鳴音が混合する。
【0015】
図3は、この噴射ボタンのボタン30の有無による噴射音の周波数分布の試験結果を示す。ボタン30を装着しない場合、実線で示すように、振幅のピークが1kHzの前後にわたり分布するのに対して、ボタン30を装着した場合、点線で示すように、3kHz近くに共鳴によるピークが発生し、1kHzの前後のピークは減衰した。シューと云う噴射時の特有の音が、弱く口笛を吹くような柔らかな音に変わった。
【0016】
製造段階で、ノズル10を透けて見せる透明のボタン30を同一構造の例えば着色された不透明のボタンと交換すると別意匠となる。このように基本的に同一構造のボタンを複数種類用意しておくと、意匠の異なる噴射ボタンを複数種類用意するのに比べて、コスト或いは在庫管理上有利となり、意匠の選択幅を広げるのも容易となる。また、前述のようにボタン30がノズル10に着脱自在に構成されて交換できる場合、使用者が購入時点で或いは自身で交換部品を用意しておくことにより購入後に、任意に意匠を選択するのも可能となる。
【0017】
図4は別の実施の形態による昇降式の噴射ボタンを示すもので、前述の噴射ボタンに対して肩カバー20を廃止し、前述のボタン30の上面を平坦にしてボタン30aを形成し、また前述のノズル10の連結片25に代えて、ボタン30aの板厚に相当する長さに短縮した突起部25bを係合用に設けてノズル10bを形成している。この場合も、ボタンを共鳴器として機能させ得ると共に、同様に意匠の異なる複数種類のボタンを用意しておくことにより、種々の意匠の噴射ボタンが容易に製作可能となる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、ノズルに、別体のボタンが周囲に空間部を形成するように装着されることにより、複数種類の意匠の異なる噴射ボタンを用意するのが、コスト上有利となるだけでなく、空洞共鳴による特異な噴射音を発生させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるエアゾール容器用噴射ボタンの断面図である。
【図2】同噴射ボタンの分解斜視図である。
【図3】同噴射ボタンの噴射音の周波数特性を示す図である。
【図4】別の実施の形態によるエアゾール容器用噴射ボタンの断面図である。
【符号の説明】
1 エアゾール容器
2 マウンティングカップ
3 バルブステム
10、10b ノズル
13a 噴射口
20 肩カバー
30、30a ボタン
31 ボタンの開口部
36、37 空間部
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール容器の頭部から突出するバルブステムに下端部で嵌着し、押下げ操作により、前向きの噴射口から内容物を噴射するようになったエアゾール容器用噴射ボタンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のエアゾール容器用噴射ボタンは、肩カバーに連結される揺動式或いは肩カバー部なしの昇降式の場合でも、合成樹脂により一体に形成されるのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、同一構造の噴射ボタンに対して別の意匠を施したい場合、噴射ボタン全体を個別に製作している。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みて、バルブステムに下端部で嵌着して前方へ噴射する噴射口を備えたノズルに、押下げ操作されるキャップ状のボタンを別体として装着可能にするエアゾール容器用噴射ボタンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成する際に、ボタンをその内部空間により共鳴器として構成し得ることに着眼したもので、請求項1により、エアゾール容器の頭部から突出するバルブステムに下端部で嵌着し、押下げ操作により、前向きの噴射口から内容物を噴射するようになったエアゾール容器用噴射ボタンにおいて、バルブステムに下端部で嵌着する流路部が内部に形成されると共に、この流路部に連通する噴射口が周面に設けられたノズルと、このノズルと別体に構成されて上面で押下げ操作されるキャップ状のボタンとを備え、ノズルに、このノズルの周囲に閉鎖空間部を形成するように、ノズルをカバーするボタンが装着されると共に、このボタンの周面に、このボタンの内側に位置する噴射口に対向する開口部が形成され、また閉鎖空間部の形状が噴射音に共鳴可能に形成されていることを特徴とする。
【0006】
製造段階或いは使用段階で、ノズルに、別体のボタンを装着することにより、意匠を選択的に施すことが可能となる。また、閉鎖空間部が、開口部の内側に位置する噴射口から発せられる噴射音に対する空洞共鳴器として機能し、共鳴音の重畳した噴射音が外部に発せられる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を基に本発明の実施の形態の一例によるエアゾール容器用噴射ボタンを説明する。エアゾール容器1の頭部には、内部に弁機構を備え、上方付勢状態でバルブステム3を突出させるマウンティングカップ2が装着されている。このマウンティングカップに装着される噴射ボタンは、バルブステム3に下端部で嵌着し、前方への噴射を行うノズル10が、エアゾール容器1の肩部をカバーする肩カバー20に揺動可能に連結された一体成形による合成樹脂製の噴射ボタン本体9と、別体のボタン30とで構成される。
【0008】
ノズル10は、下端部でバルブステム3に嵌着する縦方向の中心流路部11及びその上端に前向きに接続し、かつ前端部に前方への噴射口13aを有する噴口部材13が嵌入された横方向流路部12と、これらの流路部を包囲する外筒部10aとを備えている。この外筒部は、下端にフランジ部14を有するディスク状外筒基部15及びこの外筒基部上にその外径よりも横幅を狭くして立設された略直方体状の外筒本体16を備えている。
【0009】
肩カバー20は、外径が2段階に変化する周面部21でエアゾール容器1の肩部をカバーし、その上端に環状の上面周辺部22を形成している。周面部21の内側に形成された内筒部23の下端部のリング状突部23aが、マウンティングカップ2のカール部2aの内周凹部に係合する。
【0010】
ノズル10の周面の下端部となるフランジ部14は、隙間29を置くように、肩カバー20の上面周辺部22の内径より外径を小さく設定されると共に、噴射口13aの下方位置でインテグラルヒンジ部25aを介して連結片25で上面周辺部22に連結されている。噴口部材13が嵌入される外筒本体16の周面正面部16aは、外筒基部15の周面正面部に対して後退位置に設定されている。
【0011】
ボタン30は透明の合成樹脂製であり、ノズル10のフランジ部14の外径に相当する内径の円筒状のキャップとして形成されている。その上面部35の後部裏面には、ノズル10の上面部18の切込み部17に係入するプレート状の係入片33が形成されている。また、その周面には、噴射口13aに対面して、その外径よりも口径を大きくした開口部31が形成されると共に、その下方には連結片25に係合する切欠部32が形成されている。
【0012】
これにより、ボタン30は、図1に示すように、係入片33が切込み部17に係入し、切欠部32が連結片25に係合することにより、回転位置及び上下位置を規定されてノズル10に着脱自在に装着される。この状態で、ボタン30の下端部はフランジ部14に係合することにより、ノズル10の周囲に、閉鎖空間部が形成され、開口部31でのみ外部に連通する。即ち、ノズル10の側方の周囲にフランジ部14の突出量に相当する空間部36及び上方の周囲に部分的に係入片33で仕切られた空間部37が形成され、互いに連通して一体の閉鎖空間部を形成している。
【0013】
ボタン30の内部空間の内径は16mm、高さ20mm、開口部31の直径は6mmである。ノズル10の外筒基部15の外径は14mm、高さは18mm、略直方体状の外筒本体16の横幅は7mmである。噴射口13aは、開口部31の板厚分だけ内寄りの位置から1.5mmさらに内部に後退している。これにより、ボタン30の内部には相応の容積を有する空洞共鳴器が構成される。
【0014】
このような構成による噴射ボタンの動作は次の通りである。ボタン30の上面部35を押下げ操作すると、インテグラルヒンジ部25aを支点としてノズル10が下方へ揺動し、バルブステム3が押下げ操作され、噴射口13aから開口部31を通して噴射が行われる。噴射圧は、例えばN2ガスにより8kg/cm2である。その際、噴射音が、開口部31の内側で発生されるために、空間部36、37の形状で規定される特定の周波数領域の反射音が開口部31からの放射される音に重畳され、共鳴音が混合する。
【0015】
図3は、この噴射ボタンのボタン30の有無による噴射音の周波数分布の試験結果を示す。ボタン30を装着しない場合、実線で示すように、振幅のピークが1kHzの前後にわたり分布するのに対して、ボタン30を装着した場合、点線で示すように、3kHz近くに共鳴によるピークが発生し、1kHzの前後のピークは減衰した。シューと云う噴射時の特有の音が、弱く口笛を吹くような柔らかな音に変わった。
【0016】
製造段階で、ノズル10を透けて見せる透明のボタン30を同一構造の例えば着色された不透明のボタンと交換すると別意匠となる。このように基本的に同一構造のボタンを複数種類用意しておくと、意匠の異なる噴射ボタンを複数種類用意するのに比べて、コスト或いは在庫管理上有利となり、意匠の選択幅を広げるのも容易となる。また、前述のようにボタン30がノズル10に着脱自在に構成されて交換できる場合、使用者が購入時点で或いは自身で交換部品を用意しておくことにより購入後に、任意に意匠を選択するのも可能となる。
【0017】
図4は別の実施の形態による昇降式の噴射ボタンを示すもので、前述の噴射ボタンに対して肩カバー20を廃止し、前述のボタン30の上面を平坦にしてボタン30aを形成し、また前述のノズル10の連結片25に代えて、ボタン30aの板厚に相当する長さに短縮した突起部25bを係合用に設けてノズル10bを形成している。この場合も、ボタンを共鳴器として機能させ得ると共に、同様に意匠の異なる複数種類のボタンを用意しておくことにより、種々の意匠の噴射ボタンが容易に製作可能となる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、ノズルに、別体のボタンが周囲に空間部を形成するように装着されることにより、複数種類の意匠の異なる噴射ボタンを用意するのが、コスト上有利となるだけでなく、空洞共鳴による特異な噴射音を発生させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるエアゾール容器用噴射ボタンの断面図である。
【図2】同噴射ボタンの分解斜視図である。
【図3】同噴射ボタンの噴射音の周波数特性を示す図である。
【図4】別の実施の形態によるエアゾール容器用噴射ボタンの断面図である。
【符号の説明】
1 エアゾール容器
2 マウンティングカップ
3 バルブステム
10、10b ノズル
13a 噴射口
20 肩カバー
30、30a ボタン
31 ボタンの開口部
36、37 空間部
Claims (2)
- エアゾール容器の頭部から突出するバルブステムに下端部で嵌着し、押下げ操作により内容物を前向きの噴射口から噴射するようになったエアゾール容器用噴射ボタンにおいて、
バルブステムに下端部で嵌着する流路部が内部に形成されると共に、この流路部に連通する噴射口が周面に設けられたノズルと、このノズルと別体に構成されて上面で押下げ操作されるキャップ状のボタンとを備え、
前記ノズルに、このノズルの周囲に閉鎖空間部を形成するように、前記ノズルをカバーする前記ボタンが装着されると共に、このボタンの周面に、このボタンの内側に位置する前記噴射口に対向する開口部が形成され、また前記閉鎖空間部の形状が噴射音に共鳴可能に形成されていることを特徴とするエアゾール容器用噴射ボタン。 - ノズルが、エアゾール容器頭部に装着される肩カバーに、ヒンジ部を介して揺動可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器用噴射ボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002194590A JP2004033917A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | エアゾール容器用噴射ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002194590A JP2004033917A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | エアゾール容器用噴射ボタン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004033917A true JP2004033917A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31703251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002194590A Pending JP2004033917A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | エアゾール容器用噴射ボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004033917A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014221652A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | ライオン株式会社 | エアゾール容器用ワンタッチキャップ |
JP2020125127A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 花王株式会社 | トリガー式スプレー容器 |
-
2002
- 2002-07-03 JP JP2002194590A patent/JP2004033917A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014221652A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | ライオン株式会社 | エアゾール容器用ワンタッチキャップ |
JP2020125127A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 花王株式会社 | トリガー式スプレー容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8403184B2 (en) | Cap for an aerosol can or a spray can, with an acoustic seal | |
US7104427B2 (en) | Gapless aerosol valve actuator | |
US10155232B2 (en) | Cup-shaped fluidic circuit, nozzle assembly and method | |
US5027982A (en) | Aerosol actuator and overcap assembly | |
JP2009500162A (ja) | ロック付きディスペンサ | |
JP2004033917A (ja) | エアゾール容器用噴射ボタン | |
JP6634255B2 (ja) | ノズルチップを有する吐出器 | |
JPH1143165A (ja) | 液体噴出器 | |
JP6193654B2 (ja) | エアゾール容器の噴口一体型ボタンキャップ | |
JPH11128776A (ja) | エアゾール用噴出ノズル | |
JP5213617B2 (ja) | エアゾール容器 | |
JP2003299991A (ja) | 定量弁付噴射ボタン | |
JP3859874B2 (ja) | 液体噴出容器 | |
JP7406270B2 (ja) | エアゾール容器用キャップ | |
JP3859873B2 (ja) | 液体噴出容器 | |
JP2002079148A (ja) | 噴出器用キャップおよびそれを備えるエアゾール式噴出器 | |
JP2002173165A (ja) | 液体噴出ポンプ | |
JP2002321782A (ja) | エアゾール容器用噴射ヘッド | |
JP3710617B2 (ja) | 泡噴出ポンプ | |
JP3035300U (ja) | 噴霧器のノズル装置 | |
JPH09225358A (ja) | 小型手動ポンプの押下げノズルヘッド | |
JP4789124B2 (ja) | 液体噴出器 | |
JPH11208750A (ja) | エアゾール式液体噴出容器 | |
JP2003164778A (ja) | エアゾール容器用噴射ヘッド | |
JP4683476B2 (ja) | 液体吐出器 |