JP2004033314A - ゴルフカート - Google Patents

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Takeya Matsushita
松下 丈也
Tomoaki Uenishi
上西 智明
Toshihiro Matsumoto
松本 敏宏
Kazushi Kanjo
勘場 一志
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Abstract

【課題】ブレーキ開放モードにおける安全性や作業性の向上したゴルフカートを提供する。
【解決手段】手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、ブレーキ開放モード選択時に音で報知を行う報知手段(スピーカ38)と、ブレーキ開放モード選択時の車両状態(走行速度)に応じて前記報知手段による音を変化させる制御手段(マイクロコンピュータ100)を備えた。また、ブレーキ開放モードを選択してからの経過時間をカウントするタイマと、ブレーキ開放モードを選択してから所定時間が経過したときに停止制御を実行してブレーキ開放モードを終了させる制御手段(マイクロコンピュータ100)を備えた。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、ゴルフ場でプレーヤーやゴルフバッグ等を運搬するゴルフカートに係わり、特に手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ゴルフカートには、狭い車庫内でゴルフカートを格納したり、車両の故障により牽引が必要になった場合などのために、減速停止時に車輪のブレーキ装置を駆動するブレーキモータや駐車時等のために車軸を拘束するパーキングブレーキを開放して、手押しや牽引ができるようにしたブレーキ開放モードが備えられている。
【0003】
通常、このブレーキ開放モード選択時には、ブザーで一定音量、一定音色の警告音を出し続けることにより、作業者等に注意を喚起するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したブザーによる警告音では、ゴルフカートの停止中に限らず傾斜面等で勝手に動き出してからも音量、音色が一定であるため、見ていないときや離れた場所からでは動作の違いを感知することができないので、安全性に課題が残る。
【0005】
なお、ゴルフカートが傾斜面等で勝手に動き出しても、重大な事態に陥るのを防止するために制限速度を設けたりしているが、こうすると特に車で牽引する場合などには逆にこの制限速度があるため、作業性が悪化する。
【0006】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、ブレーキ開放モードにおける安全性や作業性の向上したゴルフカートを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明は、手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、ブレーキ開放モード選択時に音で報知を行う報知手段と、ブレーキ開放モード選択時の車両状態に応じて前記報知手段による音を変化させる制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
具体例として、前記制御手段は、ブレーキ開放モード選択時の走行速度に応じて前記報知手段による音を変化させることを特徴とするものである。
【0009】
また、手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、ブレーキ開放モードを選択してからの経過時間をカウントするタイマと、ブレーキ開放モードを選択してから所定時間が経過したときに停止制御を実行してブレーキ開放モードを終了させる制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
また、手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、ブレーキ開放モード選択時に音で報知する報知手段と、ブレーキ開放モードを選択してからの経過時間をカウントするタイマと、ブレーキ開放モードを選択してから所定時間が経過したときに停止制御を実行してブレーキ開放モードを終了させる制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
さらに、牽引状態や手押し状態を検知する検知手段を設け、前記制御手段は前記検知手段により牽引状態や手押し状態を検知したときは前記報知手段による音を変化させないことを特徴とするものである。
【0012】
また、牽引状態や手押し状態を検知する検知手段を設け、前記制御手段は前記検知手段により牽引状態や手押し状態を検知したときは前記タイマによる所定時間が経過しても停止制御を行わないことを特徴とするものである。
【0013】
また、車両本体に牽引用フックを設け、前記検知手段は、前記牽引用フックによる牽引時に動作するスイッチから成ることを特徴とするものである。
【0014】
また、前記検知手段は、前輪の回転数を検知する前輪回転数検知手段と後輪の回転数を検知する後輪回転数検知手段とから成り、前記制御手段は前記前輪回転数検知手段が検知する回転数が略ゼロで、後輪回転数検知手段が検知する回転数が所定の回転数以上の時に牽引状態であると判断することを特徴とするものである。
【0015】
また、前記検知手段は、ハンドルに設けた圧力検知手段から成ることを特徴とするものである。
【0016】
また、前記検知手段は、車両フレームの所定位置に設けた圧力検知手段から成ることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
ここでは、一例として自動走行及び手動走行が選択可能なエンジン駆動の電磁乗用ゴルフカートに本願発明を適用した実施形態を示す。図1は、本願発明が適用されるゴルフカートの一実施形態の外観を示す斜視図、図2は図1では見えない牽引フックの概略構成図、図3は制御系構成を示すブロック図である。
【0019】
図1に示すように、本実施形態のゴルフカートは、左右一対の前輪1及び後輪2により支えられた車体フレーム3の前下部と後下部にバンパー4,5を有し、車体フレーム3の前後をフロントカウル6及びリアカウル7により覆うと共に、これらの間に架設されたフロア8上に前座席9及び後座席10を設置し、フロントカウル6の内側に前座席9への着座姿勢で操作可能なハンドル(ステアリングホイール)11を取り付けて構成されている。
【0020】
前座席9及び後座席10には、それぞれシート12,13や肘当てフレーム14,15や背もたれ16,17が取り付けられている。
【0021】
また、フロントカウル6とリアカウル7との間には、これらのそれぞれから上方に立設されたウインドウフレーム18とルーフピラー19により前座席9及び後座席10の上方を覆うルーフ板20が支持されている。さらに、リアカウル7の後部には、ゴルフバッグを搭載するため後方斜め上方に傾斜させたバッグ受け部21がヒンジやリンクアームにより折り畳み可能に取り付けられている。
【0022】
また、本実施形態では、前側のバンパー4の下部に、図2に示すようなU字状の牽引フック30が車体フレーム3前端に前後移動可能に取り付けられている。この牽引フック30のU字状両端部には、車体フレーム3との間にコイルバネ31が装着されると共に、マグネット32が取り付けられており、当該マグネット33と対向する位置にリードスイッチ33が取り付けられている。このリードスイッチ33は図3に示す牽引フックスイッチ33として、本願発明の制御手段を構成するマイクロコンピュータ100に接続されている。
【0023】
上記牽引フック30とトラック等の牽引車とを繋ぐロープが引っ張られると、コイルバネ31の付勢力に抗して牽引フック30が図2の矢印方向に引き出され、マグネット32がリードスイッチ33から離れて、リードスイッチ(牽引フックスイッチ)33がOFFとなる。これによって、マイクロコンピュータ100は牽引状態を検知することができるようになっている。
【0024】
また、前輪1と後輪2の回転数を検知する図3に示すエンコーダ34がそれぞれの車輪1,2に設けられており、波形整形回路35によりエンコーダ34からのパルスを波形整形して得られる車輪の回転パルスがマイクロコンピュータ100に入力されるようになっている。また、エンコーダ34の2相のパルスの位相を位相検出回路36で検出することにより、車体の前後進を検出することができるようになっている。
【0025】
上記エンコーダ34により検出される回転数を用いることにより、走行速度を検出することができると共に、ブレーキ開放モードにおいて、前輪1の回転数が略ゼロで、後輪2の回転数が所定の回転数以上であった場合も牽引している状態として検知するようにする。そのようにした場合、上記図2に示した牽引フック30を用いずに前輪1を浮かせて牽引した場合においても、前輪1と後輪2の回転数によって牽引状態を検知することができる。
【0026】
また、図1に示したハンドル11と、ウインドウフレーム18や肘当てフレーム14,15には、図3に示す手押し検知スイッチ37を構成する感圧ゴム37が取り付けられている。ハンドル11は手押し時に進行方向を定めるために手で握られる部分であり、また、ゴルフカートにおいてはウインドウフレーム18や肘当てフレーム14,15等の露出した車両フレームが手押し時に押す力を加えるために手で握られる部分であるので、これらに手押し検知スイッチ(感圧ゴム)37を設けることにより、手押し操作を確実に検知することができる。なお、上記手押し検知スイッチ(感圧ゴム)37によって手押し操作が検知されるのは、ブレーキ開放モード選択時だけであって、通常の走行時にハンドル11やウインドウフレーム18や肘当てフレーム14,15を手で握っても、手押しとは判断されない。
【0027】
また、本実施形態では、図3に示すスピーカ38から発するブザー音の音量(または音色)がマイクロコンピュータ100により制御可能となっており、ブレーキ開放モード選択時に報知するブザー警告音の音量(または音色)が制御されるようになってる。
【0028】
上述したゴルフカートは、図3に示すキースイッチ39を操作して、3段切替の切/手動/自動スイッチ40を「切」から「手動」または「自動」にすることにより、これに連動してパワーリレー41が作動して、バッテリ42から各部への通電が行われる。
【0029】
手動走行モード時には、運転者による図1に示したハンドル11、図3に示すアクセルペダル43、ブレーキペダル44、シフトレバー45等の操作に応じた手動走行が可能となり、エンジン46により後輪2が駆動される。
【0030】
また、自動走行モード時には、図3に示すスタート/ストップスイッチ47を操作すると発進,停止が可能となり、誘導センサ48やマグネットセンサ49を用いて、誘導線やマグネットが設置された走行路に沿った自動走行が可能となる。走行状態からの停止時には、まずブレーキモータ50が駆動されて油圧シリンダ等により、各車輪に備えられたブレーキ装置が作動して減速し、停止状態になると、電磁クラッチ等による電磁ブレーキ51への通電が遮断されて車軸が拘束されることにより、駐車時等のパーキングブレーキとして作動して停止状態が維持される。なお、走行時には、電磁ブレーキ51へ通電が行われて、パーキングブレーキは開放されている。
【0031】
一方、図3に示す電磁ブレーキ開放スイッチ52をONにすると、ブレーキ開放モードとなって上述した電磁ブレーキ51及びブレーキモータ50が開放され、手押しや牽引が可能となる。電磁ブレーキ開放スイッチ52をOFFにすると、ブレーキ開放モードが終了する。
【0032】
図4は、上記ブレーキ開放モード移行後の本実施形態における制御例を示すフローチャートであり、このフローチャートを参照して本実施形態の特徴的な動作を説明する。
【0033】
ブレーキ開放モードへの移行後、まずブレーキ開放モードの終了入力が有るか否かを確認する(ステップS1)。そして、終了入力がなければ、ブレーキモータ50を逆転してブレーキ装置による制動を解除し、パーキングブレーキとしての電磁ブレーキ51を開放し(ステップS2)、所定のタイプ1のブザー音量(または音色)で出力する(ステップS3)。
【0034】
次に、ブレーキが開放された状態で牽引や手押しがされているのを、前述した牽引フックスイッチ33やエンコーダ34や手押し検知スイッチ37などで検知すると(ステップS4のYes)、ステップS1に戻り、ブザーを鳴らしながら牽引や手押しが可能な状態になる。
【0035】
一方、ブレーキが開放された状態で牽引や手押しがされていないと判断されると(ステップS4のNo)、マイクロコンピュータ100内に設定されたブレーキ開放モード実行時間タイマカウンタAにブレーキ開放モードを強制終了させる時間をセットする(ステップS5)。
【0036】
その後、ステップS6で現在の走行速度とブザー音量(または音色)を切り替える速度Xとを比較し、走行速度が切替速度Xより小さい場合はステップS7へ移行し、これまで同様、ブザー音量(または音色)のタイプ1を出力する。
【0037】
一方、走行速度が切替速度X以上の場合はステップS8に移行し、ブザー音量(または音色)のタイプ2を出力する。このタイプ2としては、注意をより喚起するために前記タイプ1よりも大きな音量(または高い音色)とする。なお、ここでは説明を簡単にするためにブザー音量(または音色)として2つのタイプを切り替える場合を示しているが、ブザー音量(または音色)はパターンも含めて3種類以上切り替えられるようにすることもできる。
【0038】
次に、タイマカウンタAをカウントダウンし(ステップS9)、ブレーキ開放モード終了入力が有るか否かを判定する(ステップS10)。ブレーキ開放モード終了入力が有る場合はステップS12に移行し、ブレーキモータ50とパーキングブレーキとしての電磁ブレーキ51を用いた停止制御を実行して、ブレーキ開放モード制御を終了する。
【0039】
一方、ステップS10において、ブレーキ開放モード終了入力が無かった場合はステップS11に移行し、タイマカウンタAの値に基づき、ブレーキ開放モード実行時間が所定の時間に達したか否かを判定する。ブレーキ開放モードの実行時間が所定の時間に達してしない場合は、前述したステップS6以降を繰り返す。また、所定時間に達した場合はステップS12に移行し、前記同様、ブレーキモータ50とパーキングブレーキとしての電磁ブレーキ51を用いた停止制御を実行して、ブレーキ開放モード制御を終了する。
【0040】
以上のように、本実施形態においては、手押しや牽引を行うためのブレーキ開放モードにおいて、走行速度に応じてブザー警告音の音量や音色を可変とし、またブレーキ開放モード中の速度制限を廃止する代わりとして、ブレーキ開放モードを選択してから所定時間経過すれば自動的に停止制御を実行してブレーキ開放モードを終了する機能を設けたことにより、安全性が向上すると共に、牽引や手押しを実行する際にも作業性の良いブレーキ開放モードを実現できる。
【0041】
また、牽引や手押し中に停止制御を実行してしまうと、急停止してしまい不都合が生じるため、牽引状態や手押し状態を検知し、牽引や手押し中は停止制御を禁止することで、坂道などで放置した時に勝手に走行してしまうことだけを防止することができる。
【0042】
また、報知手段(スピーカ38)による報知も、牽引時や手押し時は速度によって音が変化しないようにしたので、トラックなどで牽引する際や手押し時にも音が大きくなったりすることが無く、耳障りな音が無くなる。また、牽引時や手押し時に音は鳴るので、周囲に対しての警報音となる。
【0043】
なお、上記実施形態では、ブレーキ開放モード選択時の走行速度に応じて音を変化させたが、移動距離等に応じて変化させるようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本願発明によれば、手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、ブレーキ開放モード選択時に音で報知を行う報知手段と、ブレーキ開放モード選択時の車両状態に応じて報知手段による音を変化させる制御手段を備えたことにより、ブレーキ開放モード選択時の車両状態の変化を容易に感知することができるので、ブレーキ開放モードにおける安全性が向上する。
【0045】
具体例として、前記制御手段は、ブレーキ開放モード選択時の走行速度に応じて報知手段による音を変化させることにより、傾斜面等で勝手に動き出しても容易に感知することができる。
【0046】
また、手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、ブレーキ開放モードを選択してからの経過時間をカウントするタイマと、ブレーキ開放モードを選択してから所定時間が経過したときに停止制御を実行してブレーキ開放モードを終了させる制御手段を備えることにより、牽引や手押しを実行する際にも作業性の良いブレーキ開放モードを実現できると共に、坂道などで放置した時に勝手に走行してしまうのを防止することができる。
【0047】
また、手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、ブレーキ開放モード選択時に音で報知する報知手段と、ブレーキ開放モードを選択してからの経過時間をカウントするタイマと、ブレーキ開放モードを選択してから所定時間が経過したときに停止制御を実行してブレーキ開放モードを終了させる制御手段を備えることにより、上記同様、牽引や手押しを実行する際にも作業性の良いブレーキ開放モードを実現できると共に、坂道などで放置した時に勝手に走行してしまうのを防止することができる。また、牽引時や手押し時には音が鳴るので、周囲に対しての警報音となる。
【0048】
さらに、牽引状態や手押し状態を検知する検知手段を設け、前記制御手段は前記検知手段により牽引状態や手押し状態を検知したときは前記報知手段による音を変化させないようにすることにより、トラックなどで牽引する際や手押し時にも音が大きくなったりすることが無く、耳障りな音が無くなる。
【0049】
また、牽引状態や手押し状態を検知する検知手段を設け、前記制御手段は前記検知手段により牽引状態や手押し状態を検知したときは前記タイマによる所定時間が経過しても停止制御を行わないようにすることにより、牽引や手押し中に停止制御を実行して急停止してしまうような不都合が生じるのを防ぐことができる。
【0050】
また、車両本体に牽引用フックを設け、前記検知手段は、前記牽引用フックによる牽引時に動作するスイッチから成るものであるから、牽引用フックを用いた牽引状態を容易に検知することができる。
【0051】
また、前記検知手段は、前輪の回転数を検知する前輪回転数検知手段と後輪の回転数を検知する後輪回転数検知手段とから成り、前記制御手段は前輪回転数検知手段が検知する回転数が略ゼロで、後輪回転数検知手段が検知する回転数が所定の回転数以上の時に牽引状態であると判断することにより、牽引用フックを用いずに前輪を浮かせて牽引した場合においても、前輪と後輪の回転数によって牽引状態を容易に検知することができる。
【0052】
また、前記検知手段は、ハンドルに設けた圧力検知手段から成ることにより、ハンドルは手押し時に進行方向を定めるために手で握られる部分であるので、手押し操作を確実に検知することができる。
【0053】
また、前記検知手段は、車両フレームの所定位置に設けた圧力検知手段から成ることにより、ゴルフカートにおいては露出した車両フレームが手押し時に押す力を加えるために手で握られる部分であるので、手押し操作を確実に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明が適用されるゴルフカートの一実施形態の外観を示す斜視図。
【図2】上記図1では見えない牽引フックの概略構成図。
【図3】上記の制御系構成を示すブロック図。
【図4】上記実施形態におけるブレーキ開放モード移行後の制御例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 前輪
2 後輪
3 車体フレーム
4,5 バンパー
9 前座席
10 後座席
11 ハンドル
14,15 肘当てフレーム
18 ウインドウフレーム
21 バック受け部
30 牽引フック
31 コイルバネ
32 マグネット
33 牽引フックスイッチ(リードスイッチ)
34 エンコーダ
37 手押し検知スイッチ(感圧ゴム)
38 スピーカ
50 ブレーキモータ
51 電磁ブレーキ
100 マイクロコンピュータ

Claims (10)

  1. 手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、
    ブレーキ開放モード選択時に音で報知を行う報知手段と、ブレーキ開放モード選択時の車両状態に応じて前記報知手段による音を変化させる制御手段を備えたことを特徴とするゴルフカート。
  2. 前記制御手段は、ブレーキ開放モード選択時の走行速度に応じて前記報知手段による音を変化させることを特徴とする請求項1記載のゴルフカート。
  3. 手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、
    ブレーキ開放モードを選択してからの経過時間をカウントするタイマと、ブレーキ開放モードを選択してから所定時間が経過したときに停止制御を実行してブレーキ開放モードを終了させる制御手段を備えたことを特徴とするゴルフカート。
  4. 手押しや牽引を可能にするブレーキ開放モードを備えたゴルフカートにおいて、
    ブレーキ開放モード選択時に音で報知する報知手段と、ブレーキ開放モードを選択してからの経過時間をカウントするタイマと、ブレーキ開放モードを選択してから所定時間が経過したときに停止制御を実行してブレーキ開放モードを終了させる制御手段を備えたことを特徴とするゴルフカート。
  5. 牽引状態や手押し状態を検知する検知手段を設け、前記制御手段は前記検知手段により牽引状態や手押し状態を検知したときは前記報知手段による音を変化させないことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項4記載のゴルフカート。
  6. 牽引状態や手押し状態を検知する検知手段を設け、前記制御手段は前記検知手段により牽引状態や手押し状態を検知したときは前記タイマによる所定時間が経過しても停止制御を行わないことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のゴルフカート。
  7. 車両本体に牽引用フックを設け、前記検知手段は、前記牽引用フックによる牽引時に動作するスイッチから成ることを特徴とする請求項5又は請求項6記載のゴルフカート。
  8. 前記検知手段は、前輪の回転数を検知する前輪回転数検知手段と後輪の回転数を検知する後輪回転数検知手段とから成り、前記制御手段は前記前輪回転数検知手段が検知する回転数が略ゼロで、後輪回転数検知手段が検知する回転数が所定の回転数以上の時に牽引状態であると判断することを特徴とする請求項5又は請求項6記載のゴルフカート。
  9. 前記検知手段は、ハンドルに設けた圧力検知手段から成ることを特徴とする請求項5又は請求項6記載のゴルフカート。
  10. 前記検知手段は、車両フレームの所定位置に設けた圧力検知手段から成ることを特徴とする請求項5又は請求項6記載のゴルフカート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158066A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Ulvac Japan Ltd 絶縁膜、その製造方法及びその絶縁膜を用いた多層配線構造

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