JP2004025123A - 排水処理装置及び排水処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電解酸化処理中に陽極及び陰極から発生する気体を有効に利用することにより、電流効率を向上すること。
【解決手段】本発明の排水処理装置は、陽極11と、陰極12と、該電解槽100を陽極室10と陰極室20とに分ける隔膜30と、陽極室10と陰極室20をバイパスする流路2を含む電解槽100と、前記電解槽100に電流を供給する電源60と、前記陽極11から発生する気体(塩素)を原水と気液接触により吸収する気体吸収手段40とを備える。また、前記陰極12から発生する気体(水素)を燃料とする燃料電池50を更に備えてもよく、この場合、前記気体吸収手段40により吸収されなかった残存気体(酸素)を前記燃料電池50に供給する酸化剤供給手段を更に備えてもよい。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明の排水処理装置は、陽極11と、陰極12と、該電解槽100を陽極室10と陰極室20とに分ける隔膜30と、陽極室10と陰極室20をバイパスする流路2を含む電解槽100と、前記電解槽100に電流を供給する電源60と、前記陽極11から発生する気体(塩素)を原水と気液接触により吸収する気体吸収手段40とを備える。また、前記陰極12から発生する気体(水素)を燃料とする燃料電池50を更に備えてもよく、この場合、前記気体吸収手段40により吸収されなかった残存気体(酸素)を前記燃料電池50に供給する酸化剤供給手段を更に備えてもよい。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水中のCOD(化学的酸素消費量)やT−N(窒素成分)を分解除去する排水処理装置に関し、より詳細には、これらを電解酸化により分解除去する排水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電解槽を用いて電解酸化をすることにより、COD(Chemical Oxygen Demand)やT−Nを酸化分解する技術が知られている。この技術は、例えば、特開平7−68277号公報(下水の高度処理方法)や特開平7−163987号公報(水の高度処理方法)などに開示されている。また、電解槽内を陽極室と陰極室に隔てる隔膜を用いて電解酸化を行う技術が特開平9−150159号公報(COD含有水のCODの除去方法)に開示されている。
【0003】
図4を参照して、従来の排水処理装置の処理方法を説明する。図4は、隔膜を備える電解槽を利用する、COD成分やT−N成分を除去する従来の排水処理装置を示す。この図4において、従来の排水処理装置は、電解槽100及び電源60を備え、電解槽100は、隔膜30によって、陽極11を含む陽極室10と、陰極12を含む陰極室20に隔てられる。原水は、流路1を介して電解槽100の陽極室10に流入し、バイパス2を介して陰極室20に流入する。そして、電解処理を終えると、流路3を介して外部に放出される。また、電解槽100内の陽極11と陰極12は、配線13及び14を介して電源60と接続され、電解処理中、両電極間に所定の電流値が流される。
【0004】
電源60は直流電源であり、その正極は配線13を介して電解槽100の陽極11に、負極は陰極12に接続される。各電極11及び12は、白金メッキのチタン電極が好ましいが、これに限定するものではなく、例えば、鉄材などで作られた電極などでもよい。隔膜30は、通常、電解に対して安定な多孔質膜が用いられる。この隔膜30は、処理される原水中のイオンについては陽極室10と陰極室20の間を通すが、各電極室で発生するガスについては通さないものである。
【0005】
この排水処理装置では、電解酸化による排水処理中、陽極から主として酸素及び塩素(次亜塩素酸、次亜塩素酸イオン)が発生し(図において矢印5)、CODなどの有機物や窒素化合物が酸化される。また、陰極では、主に水素が発生し(図において矢印6)、硝酸イオンが還元される。従来の排水処理装置は、各電極から発生した気体(ガス)をそのままあるいは排気ガスの排気管(以下、排気管5,6のように記載する)を介して外部に放出され、すなわち、捨てられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の排水処理装置では、陽極11から発生する次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンが変化した塩素ガス及び酸素ガスは気相に移動してしまうが、これは電解処理における損失である。すなわち、排出される塩素ガスは、水中の次亜塩素酸あるいは次亜塩素酸イオンがガス化したものであり、その損失した分だけ酸化剤としての利用効率を低下させることになる。従って、この気相に散逸してしまう塩素量が増加すると、それだけ電流効率が低下してしまうという問題があった。
【0007】
また、陰極12では、窒素化合物から生成する硝酸イオン、亜硝酸イオンが還元されるのであるが、それとともに大量の水素が発生してしまう。この水素の生成にも電流が消費されるのであるから、このことも電流効率が低下する原因と考えられる。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、陽極で発生する塩素ガスを処理前の原水に戻すとともに、残留する酸素ガスと陰極から発生する水素ガスとを有効に利用して発電し、その電力を排水処理装置の電源に供給することにより、系全体の電流効率を向上することができる排水処理装置及び排水処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の一実施の形態における排水処理装置は、陽極と、陰極と、該電解槽を陽極室と陰極室とに分ける隔膜と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を含む電解槽と、前記電解槽に電流を供給する電源と、前記陽極から発生する気体を気液接触により吸収する気体吸収手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、排水処理装置は、気体吸収手段を介して、電解酸化の処理中に陽極から発生する気体を気液接触により原水に吸収して、再度電解酸化処理に有効に利用する。したがって、この発明によって、本発明の排水処理装置は、電解槽から発生する排気ガスをクリーンにできるとともに、酸化剤を有効に再利用できるので、従来のものより系全体の電流効率を向上することができる。ここで、電源から供給されるのは、直流電流であり、以下の排水処理装置及び排水処理方法においても同様である。なお、本発明では電解槽は一つに限らず、複数の電解槽を用いてカスケード状に原水を処理してもよい。この場合、それに対応して、電源や気体吸収手段の数を変更することとなる。
【0011】
また、前記陽極で発生する塩素の吸収を促進するために、排水処理する原水にアルカリ剤を添加する手段を更に備えてもよい。陽極から発生する塩素系の気体の量如何により、アルカリ剤を添加するか、添加する場合にはどの程度の量にすべきかが決定される。
【0012】
さらに、上記本発明の排水処理装置のいずれかに、前記陰極から発生する気体を燃料とする燃料電池を更に備えてもよい。本発明の電解槽においては、陰極から主に水素が発生する。この水素を燃料として燃料電池で利用し、熱エネルギーとして回収するとともに、それを電気エネルギーに変換して前記電源に供給することにより、さらに電流効率を向上することができる。
【0013】
なお、前記気体吸収手段により吸収されなかった残存気体を前記燃料電池に供給する酸化剤供給手段を更に備えてもよい。この残存気体は主に酸素であり、それは燃料電池の燃焼を助ける。したがって、この構成により、電流効率をさらに向上することができる。
【0014】
また、もう一つの態様における本発明の排水処理装置は、陽極と、陰極と、該電解槽を陽極室と陰極室とに分ける隔膜と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を含む電解槽と、前記電解槽に電流を供給する電源と、前記陰極から発生する気体を燃料とする燃料電池と、前記燃料電池で生成した電気エネルギーを前記電源に供給する手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、電気エネルギー供給手段により排気された気体から回収したエネルギーを電源に供給するので、その電気エネルギーを利用することによりエネルギー効率を向上することができる。
【0016】
本発明のもう一つの態様において、本発明の一実施の形態における排水処理方法は、原水に電解で発生した酸化剤を接触させ吸収させる段階と、隔膜により陽極室と陰極室に隔てられた電解槽の陽極室に、酸化剤を吸収した原水を供給する段階と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を介して、原水を陰極室に供給する段階と、陽極及び陰極に接続された電源により、電解槽に電流を供給する段階と、陽極室で発生した気体を陽極室に供給する前の原水と接触する段階と、を有することを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、陽極室で発生した気体、すなわち、塩素系の気体を処理前の原水と接触することにより、従来排気していた電解酸化処理中に気体として散逸する酸化剤を有効に再利用することができる。
【0018】
また、本発明の排水処理方法は、前記電流供給段階以降に、陰極から発生する気体を燃料電池に誘導し、それを燃料として発電する段階と、前記発電段階において発電された電力を電源に供給する段階と、を更に有してもよい。
【0019】
この発明によれば、陰極から発生する気体、すなわち、水素を燃料電池の燃料として利用し、その燃料電池で生成した電気エネルギーを電源に供給することによって、電解酸化処理中の電流効率を向上することができる。
【0020】
さらに、前記発電段階は、前記接触段階において吸収されなかった残存気体を燃料電池に供給する段階を含んでもよい。この残存気体は酸素であり、燃料電池では酸化剤として利用される。
【0021】
また、もう一つの態様における本発明の排水処理方法は、原水と電解で発生した酸化剤を接触吸収させる段階と、隔膜により陽極室と陰極室に隔てられた電解槽の陽極室に、酸化剤を注入された原水を供給する段階と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を介して、原水を陰極室に供給する段階と、陽極及び陰極に接続された電源により、電解槽に電流を供給する段階と、陽極室で発生した気体を陽極室に供給する前の原水と接触する段階と、前記電流供給段階以降に、陰極から発生する気体を燃料電池に誘導し、それを燃料として発電する段階と、前記発電段階において発電された電力を電源に供給する段階と、を有することを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、従来排気していた陰極から発生する気体、すなわち、水素を燃料電池の燃料として利用し、それから回収した電気エネルギーを電源に供給するので、電解酸化処理中の電流効率を向上することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明に係る排水処理装置及び排水処理方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態は例示として挙げるものであり、これにより本発明を限定的に解釈すべきではない。
【0024】
図1は、本発明の一実施の形態における排水処理装置を示す。この図1において、本発明の排水処理装置は、従来の排水処理装置に比較して、気体吸収手段40を更に備えている。なお、従来の排水処理装置と同一の構成要素は、同一の符号を付すとともに、その説明も省略する(以下、図2及び図3においても同様)。
【0025】
処理原水は、流路1から電解槽100の陽極室10に流入するが、その前に、流路4を介して、アルカリ剤を添加され、さらに、気体吸収手段40において陽極から発生する気体(主に、塩素系の気体と酸素)と気体・液体接触(気液接触)をする。これにより、陽極室10で発生した酸化剤として機能するガス(塩素・酸素)を有効に利用できる。なお、原水にアルカリ剤を添加するか否かは、排気管5を介して排出される塩素系の気体の量に依存する。そのため、塩素などの発生量が少ない場合には、アルカリ剤を添加する必要がない。
【0026】
前述したように、電解酸化の処理中、陽極室10では、主に、塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンなどが変化したの塩素系の気体と、酸素が発生する。発生した気体は、排気管5を介して、気体吸収手段40に導入され、先に添加されたアルカリ剤と反応することにより塩素系の気体は原水内に溶け込む。しかし、液体への溶解度(溶解率)が低い酸素は、そのまま排気管7を介して外部に排気される。
【0027】
陽極室10において十分に酸化された原水は、流路2を介して陰極室20に導入され、陰極12において還元されてから、流路3を介して外部に放流される。このとき、陰極12から発生した気体は、主に水素であるが(窒素なども含有する)、それはそのまま排気管6を介して外部に排気される。
【0028】
このように、本発明における図1の排水処理装置では、陽極11で発生する塩素系の気体を気体吸収手段40によって吸収し、それを再度電解酸化処理することとしたので、気体として排気した酸化剤を有効に再利用することができるとともに、電解酸化処理における電流効率を向上することができる。また、このように、塩素系の気体を吸収した後に排気管7から外部に排出するので、電解酸化処理による排気ガスをクリーンにすることができる。なお、それでも酸化剤が不足するようであれば、処理原水に酸化剤を別途添加するようにしてもよい。
【0029】
図2は、本発明の別の実施の形態における排水処理装置を示す。この図2において、本発明の排水処理装置は、従来の排水処理装置に比べ燃料電池50を更に備える。この排水処理装置は、図1のものとは異なり、陰極12から排出される気体である水素を有効に利用するものである。
【0030】
原水は、上述のように、流路1から電解槽100の陽極室10に流入し、電解酸化処理を行いながら、流路2を介して陰極室20へ、さらに流路3を介して放出される。このとき、陽極11で発生した塩素や酸素は排気管5を介してそのまま排気される。それに対し、陰極12で発生した水素は、排気管6を介して、燃料電池50に供給される。
【0031】
燃料電池50は、水素などを燃焼させることにより発生した熱を、例えば、ガスタービンや蒸気タービンなどを電気エネルギーに変換するための装置であり、排気管6から供給される水素及び配管8から供給される空気を混合して燃焼し、熱エネルギーを電気エネルギーとして回収する。この燃料電池50における燃焼後の排気ガス(主に、水素と酸素が燃焼するので、水(H2O)である)は、排気管9を介して外部に排気される。
【0032】
燃料電池50は、配線15を介して電源60に接続され、燃料電池50において電気エネルギーとして回収されたエネルギーは、この配線15を介して電源60に供給される。
【0033】
このように、本発明における図2の排水処理装置では、陰極12で発生する水素を燃料として燃料電池50に供給し、その燃料電池50で発電した電気エネルギーを電源60に供給する構成としたので、従来排気していたガスからエネルギーを回収できるとともに、そのエネルギーを電源60に供給することにより、電解酸化処理における系全体の電流効率を向上することができる。
【0034】
図3は、本発明のもう一つの実施の形態における排水処理装置を示す。この図3において、本発明の排水処理装置は、図1及び図2に示される排水処理装置を組み合わせたものである。すなわち、図3に示される排水処理装置は、図2に示される気体吸収手段40と、図3に示される燃料電池50とをともに備える。
【0035】
原水の流れは、上述の図1及び図2と同様であるので、説明を省略する。陽極11から発生する気体は、排気管5を介して気体吸収手段40において原水と気液接触し、これにより、塩素系の気体は、処理前の原水内に吸収される。さらに残存する気体は、図1の排水処理装置とは異なり、排気管7を介して燃料電池50に供給される。陰極12から発生する気体は、図2の排水処理装置と同様に処理される。
【0036】
気体吸収手段40から排気管7に排出される気体は、主に酸素であり、この高濃度の酸素を燃料電池50の酸化剤として用いることにより、燃料電池50における燃焼効率を向上することができる。燃料電池50内で起こる反応は、図2の排水処理装置と同様であり、排気管9を介して排気ガスとして排気される。
【0037】
このように、本発明における図3の排水処理装置では、陽極11から発生する酸素を燃料電池50の酸化剤として有効に活用するので、上述の効果を奏するとともに、さらに電流効率を向上することができる。
【0038】
なお、本実施の形態においては、1つの電解槽100を用いて原水を電解酸化処理する排水処理装置を示したが、本発明はこれに制限されず、複数の電解槽を用いて排水処理を行ってもよい。この場合、各電極から発生する気体を電解槽毎に回収して処理するか、すべての電解槽から排出される気体をまとめて処理するかは単なる設計事項にすぎない。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来排気していた気体から酸化剤を回収して有効に再利用できるとともに、燃料電池に利用してエネルギーをも回収できるので、系全体の電流効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における排水処理装置を示す。
【図2】図2は、本発明の別の実施の形態における排水処理装置を示す。
【図3】図3は、本発明のもう一つの実施の形態における排水処理装置を示す。
【図4】隔膜を備える電界槽を利用する従来の排水処理装置を示す。
【符号の説明】
100 電解槽
10 陽極室
11 陽極
20 陰極室
12 陰極
30 隔膜
40 気体吸収手段
50 燃料電池
【発明の属する技術分野】
本発明は、水中のCOD(化学的酸素消費量)やT−N(窒素成分)を分解除去する排水処理装置に関し、より詳細には、これらを電解酸化により分解除去する排水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電解槽を用いて電解酸化をすることにより、COD(Chemical Oxygen Demand)やT−Nを酸化分解する技術が知られている。この技術は、例えば、特開平7−68277号公報(下水の高度処理方法)や特開平7−163987号公報(水の高度処理方法)などに開示されている。また、電解槽内を陽極室と陰極室に隔てる隔膜を用いて電解酸化を行う技術が特開平9−150159号公報(COD含有水のCODの除去方法)に開示されている。
【0003】
図4を参照して、従来の排水処理装置の処理方法を説明する。図4は、隔膜を備える電解槽を利用する、COD成分やT−N成分を除去する従来の排水処理装置を示す。この図4において、従来の排水処理装置は、電解槽100及び電源60を備え、電解槽100は、隔膜30によって、陽極11を含む陽極室10と、陰極12を含む陰極室20に隔てられる。原水は、流路1を介して電解槽100の陽極室10に流入し、バイパス2を介して陰極室20に流入する。そして、電解処理を終えると、流路3を介して外部に放出される。また、電解槽100内の陽極11と陰極12は、配線13及び14を介して電源60と接続され、電解処理中、両電極間に所定の電流値が流される。
【0004】
電源60は直流電源であり、その正極は配線13を介して電解槽100の陽極11に、負極は陰極12に接続される。各電極11及び12は、白金メッキのチタン電極が好ましいが、これに限定するものではなく、例えば、鉄材などで作られた電極などでもよい。隔膜30は、通常、電解に対して安定な多孔質膜が用いられる。この隔膜30は、処理される原水中のイオンについては陽極室10と陰極室20の間を通すが、各電極室で発生するガスについては通さないものである。
【0005】
この排水処理装置では、電解酸化による排水処理中、陽極から主として酸素及び塩素(次亜塩素酸、次亜塩素酸イオン)が発生し(図において矢印5)、CODなどの有機物や窒素化合物が酸化される。また、陰極では、主に水素が発生し(図において矢印6)、硝酸イオンが還元される。従来の排水処理装置は、各電極から発生した気体(ガス)をそのままあるいは排気ガスの排気管(以下、排気管5,6のように記載する)を介して外部に放出され、すなわち、捨てられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の排水処理装置では、陽極11から発生する次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンが変化した塩素ガス及び酸素ガスは気相に移動してしまうが、これは電解処理における損失である。すなわち、排出される塩素ガスは、水中の次亜塩素酸あるいは次亜塩素酸イオンがガス化したものであり、その損失した分だけ酸化剤としての利用効率を低下させることになる。従って、この気相に散逸してしまう塩素量が増加すると、それだけ電流効率が低下してしまうという問題があった。
【0007】
また、陰極12では、窒素化合物から生成する硝酸イオン、亜硝酸イオンが還元されるのであるが、それとともに大量の水素が発生してしまう。この水素の生成にも電流が消費されるのであるから、このことも電流効率が低下する原因と考えられる。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、陽極で発生する塩素ガスを処理前の原水に戻すとともに、残留する酸素ガスと陰極から発生する水素ガスとを有効に利用して発電し、その電力を排水処理装置の電源に供給することにより、系全体の電流効率を向上することができる排水処理装置及び排水処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の一実施の形態における排水処理装置は、陽極と、陰極と、該電解槽を陽極室と陰極室とに分ける隔膜と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を含む電解槽と、前記電解槽に電流を供給する電源と、前記陽極から発生する気体を気液接触により吸収する気体吸収手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、排水処理装置は、気体吸収手段を介して、電解酸化の処理中に陽極から発生する気体を気液接触により原水に吸収して、再度電解酸化処理に有効に利用する。したがって、この発明によって、本発明の排水処理装置は、電解槽から発生する排気ガスをクリーンにできるとともに、酸化剤を有効に再利用できるので、従来のものより系全体の電流効率を向上することができる。ここで、電源から供給されるのは、直流電流であり、以下の排水処理装置及び排水処理方法においても同様である。なお、本発明では電解槽は一つに限らず、複数の電解槽を用いてカスケード状に原水を処理してもよい。この場合、それに対応して、電源や気体吸収手段の数を変更することとなる。
【0011】
また、前記陽極で発生する塩素の吸収を促進するために、排水処理する原水にアルカリ剤を添加する手段を更に備えてもよい。陽極から発生する塩素系の気体の量如何により、アルカリ剤を添加するか、添加する場合にはどの程度の量にすべきかが決定される。
【0012】
さらに、上記本発明の排水処理装置のいずれかに、前記陰極から発生する気体を燃料とする燃料電池を更に備えてもよい。本発明の電解槽においては、陰極から主に水素が発生する。この水素を燃料として燃料電池で利用し、熱エネルギーとして回収するとともに、それを電気エネルギーに変換して前記電源に供給することにより、さらに電流効率を向上することができる。
【0013】
なお、前記気体吸収手段により吸収されなかった残存気体を前記燃料電池に供給する酸化剤供給手段を更に備えてもよい。この残存気体は主に酸素であり、それは燃料電池の燃焼を助ける。したがって、この構成により、電流効率をさらに向上することができる。
【0014】
また、もう一つの態様における本発明の排水処理装置は、陽極と、陰極と、該電解槽を陽極室と陰極室とに分ける隔膜と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を含む電解槽と、前記電解槽に電流を供給する電源と、前記陰極から発生する気体を燃料とする燃料電池と、前記燃料電池で生成した電気エネルギーを前記電源に供給する手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、電気エネルギー供給手段により排気された気体から回収したエネルギーを電源に供給するので、その電気エネルギーを利用することによりエネルギー効率を向上することができる。
【0016】
本発明のもう一つの態様において、本発明の一実施の形態における排水処理方法は、原水に電解で発生した酸化剤を接触させ吸収させる段階と、隔膜により陽極室と陰極室に隔てられた電解槽の陽極室に、酸化剤を吸収した原水を供給する段階と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を介して、原水を陰極室に供給する段階と、陽極及び陰極に接続された電源により、電解槽に電流を供給する段階と、陽極室で発生した気体を陽極室に供給する前の原水と接触する段階と、を有することを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、陽極室で発生した気体、すなわち、塩素系の気体を処理前の原水と接触することにより、従来排気していた電解酸化処理中に気体として散逸する酸化剤を有効に再利用することができる。
【0018】
また、本発明の排水処理方法は、前記電流供給段階以降に、陰極から発生する気体を燃料電池に誘導し、それを燃料として発電する段階と、前記発電段階において発電された電力を電源に供給する段階と、を更に有してもよい。
【0019】
この発明によれば、陰極から発生する気体、すなわち、水素を燃料電池の燃料として利用し、その燃料電池で生成した電気エネルギーを電源に供給することによって、電解酸化処理中の電流効率を向上することができる。
【0020】
さらに、前記発電段階は、前記接触段階において吸収されなかった残存気体を燃料電池に供給する段階を含んでもよい。この残存気体は酸素であり、燃料電池では酸化剤として利用される。
【0021】
また、もう一つの態様における本発明の排水処理方法は、原水と電解で発生した酸化剤を接触吸収させる段階と、隔膜により陽極室と陰極室に隔てられた電解槽の陽極室に、酸化剤を注入された原水を供給する段階と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を介して、原水を陰極室に供給する段階と、陽極及び陰極に接続された電源により、電解槽に電流を供給する段階と、陽極室で発生した気体を陽極室に供給する前の原水と接触する段階と、前記電流供給段階以降に、陰極から発生する気体を燃料電池に誘導し、それを燃料として発電する段階と、前記発電段階において発電された電力を電源に供給する段階と、を有することを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、従来排気していた陰極から発生する気体、すなわち、水素を燃料電池の燃料として利用し、それから回収した電気エネルギーを電源に供給するので、電解酸化処理中の電流効率を向上することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明に係る排水処理装置及び排水処理方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態は例示として挙げるものであり、これにより本発明を限定的に解釈すべきではない。
【0024】
図1は、本発明の一実施の形態における排水処理装置を示す。この図1において、本発明の排水処理装置は、従来の排水処理装置に比較して、気体吸収手段40を更に備えている。なお、従来の排水処理装置と同一の構成要素は、同一の符号を付すとともに、その説明も省略する(以下、図2及び図3においても同様)。
【0025】
処理原水は、流路1から電解槽100の陽極室10に流入するが、その前に、流路4を介して、アルカリ剤を添加され、さらに、気体吸収手段40において陽極から発生する気体(主に、塩素系の気体と酸素)と気体・液体接触(気液接触)をする。これにより、陽極室10で発生した酸化剤として機能するガス(塩素・酸素)を有効に利用できる。なお、原水にアルカリ剤を添加するか否かは、排気管5を介して排出される塩素系の気体の量に依存する。そのため、塩素などの発生量が少ない場合には、アルカリ剤を添加する必要がない。
【0026】
前述したように、電解酸化の処理中、陽極室10では、主に、塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンなどが変化したの塩素系の気体と、酸素が発生する。発生した気体は、排気管5を介して、気体吸収手段40に導入され、先に添加されたアルカリ剤と反応することにより塩素系の気体は原水内に溶け込む。しかし、液体への溶解度(溶解率)が低い酸素は、そのまま排気管7を介して外部に排気される。
【0027】
陽極室10において十分に酸化された原水は、流路2を介して陰極室20に導入され、陰極12において還元されてから、流路3を介して外部に放流される。このとき、陰極12から発生した気体は、主に水素であるが(窒素なども含有する)、それはそのまま排気管6を介して外部に排気される。
【0028】
このように、本発明における図1の排水処理装置では、陽極11で発生する塩素系の気体を気体吸収手段40によって吸収し、それを再度電解酸化処理することとしたので、気体として排気した酸化剤を有効に再利用することができるとともに、電解酸化処理における電流効率を向上することができる。また、このように、塩素系の気体を吸収した後に排気管7から外部に排出するので、電解酸化処理による排気ガスをクリーンにすることができる。なお、それでも酸化剤が不足するようであれば、処理原水に酸化剤を別途添加するようにしてもよい。
【0029】
図2は、本発明の別の実施の形態における排水処理装置を示す。この図2において、本発明の排水処理装置は、従来の排水処理装置に比べ燃料電池50を更に備える。この排水処理装置は、図1のものとは異なり、陰極12から排出される気体である水素を有効に利用するものである。
【0030】
原水は、上述のように、流路1から電解槽100の陽極室10に流入し、電解酸化処理を行いながら、流路2を介して陰極室20へ、さらに流路3を介して放出される。このとき、陽極11で発生した塩素や酸素は排気管5を介してそのまま排気される。それに対し、陰極12で発生した水素は、排気管6を介して、燃料電池50に供給される。
【0031】
燃料電池50は、水素などを燃焼させることにより発生した熱を、例えば、ガスタービンや蒸気タービンなどを電気エネルギーに変換するための装置であり、排気管6から供給される水素及び配管8から供給される空気を混合して燃焼し、熱エネルギーを電気エネルギーとして回収する。この燃料電池50における燃焼後の排気ガス(主に、水素と酸素が燃焼するので、水(H2O)である)は、排気管9を介して外部に排気される。
【0032】
燃料電池50は、配線15を介して電源60に接続され、燃料電池50において電気エネルギーとして回収されたエネルギーは、この配線15を介して電源60に供給される。
【0033】
このように、本発明における図2の排水処理装置では、陰極12で発生する水素を燃料として燃料電池50に供給し、その燃料電池50で発電した電気エネルギーを電源60に供給する構成としたので、従来排気していたガスからエネルギーを回収できるとともに、そのエネルギーを電源60に供給することにより、電解酸化処理における系全体の電流効率を向上することができる。
【0034】
図3は、本発明のもう一つの実施の形態における排水処理装置を示す。この図3において、本発明の排水処理装置は、図1及び図2に示される排水処理装置を組み合わせたものである。すなわち、図3に示される排水処理装置は、図2に示される気体吸収手段40と、図3に示される燃料電池50とをともに備える。
【0035】
原水の流れは、上述の図1及び図2と同様であるので、説明を省略する。陽極11から発生する気体は、排気管5を介して気体吸収手段40において原水と気液接触し、これにより、塩素系の気体は、処理前の原水内に吸収される。さらに残存する気体は、図1の排水処理装置とは異なり、排気管7を介して燃料電池50に供給される。陰極12から発生する気体は、図2の排水処理装置と同様に処理される。
【0036】
気体吸収手段40から排気管7に排出される気体は、主に酸素であり、この高濃度の酸素を燃料電池50の酸化剤として用いることにより、燃料電池50における燃焼効率を向上することができる。燃料電池50内で起こる反応は、図2の排水処理装置と同様であり、排気管9を介して排気ガスとして排気される。
【0037】
このように、本発明における図3の排水処理装置では、陽極11から発生する酸素を燃料電池50の酸化剤として有効に活用するので、上述の効果を奏するとともに、さらに電流効率を向上することができる。
【0038】
なお、本実施の形態においては、1つの電解槽100を用いて原水を電解酸化処理する排水処理装置を示したが、本発明はこれに制限されず、複数の電解槽を用いて排水処理を行ってもよい。この場合、各電極から発生する気体を電解槽毎に回収して処理するか、すべての電解槽から排出される気体をまとめて処理するかは単なる設計事項にすぎない。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来排気していた気体から酸化剤を回収して有効に再利用できるとともに、燃料電池に利用してエネルギーをも回収できるので、系全体の電流効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における排水処理装置を示す。
【図2】図2は、本発明の別の実施の形態における排水処理装置を示す。
【図3】図3は、本発明のもう一つの実施の形態における排水処理装置を示す。
【図4】隔膜を備える電界槽を利用する従来の排水処理装置を示す。
【符号の説明】
100 電解槽
10 陽極室
11 陽極
20 陰極室
12 陰極
30 隔膜
40 気体吸収手段
50 燃料電池
Claims (10)
- 陽極と、陰極と、該電解槽を陽極室と陰極室とに分ける隔膜と、陽極室と陰極室をバイパスする流路と含む電解槽と、
前記電解槽に電流を供給する電源と、
前記陽極から発生する気体を気液接触により吸収する気体吸収手段と、
を備えることを特徴とする排水処理装置。 - 前記気体吸収手段は、前記陽極で発生する塩素を原水に吸収することを特徴とする請求項1記載の排水処理装置。
- 前記陽極で発生する塩素の吸収を促進するために、排水処理する原水にアルカリ剤を添加する手段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の排水処理装置。
- 前記陰極から発生する気体を燃料とする燃料電池を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の排水処理装置。
- 前記気体吸収手段により吸収されなかった残存気体を前記燃料電池に供給する酸化剤供給手段を更に備えることを特徴とする請求項4記載の排水処理装置。
- 陽極と、陰極と、該電解槽を陽極室と陰極室とに分ける隔膜と、陽極室と陰極室をバイパスする流路を含む電解槽と、
前記電解槽に電流を供給する電源と、
前記陰極から発生する気体を燃料とする燃料電池と、
前記燃料電池で生成した電気エネルギーを前記電源に供給する手段と、
を備えることを特徴とする排水処理装置。 - 原水に酸化剤を添加する段階と、
隔膜により陽極室と陰極室に隔てられた電解槽の陽極室に、酸化剤を注入された原水を供給する段階と、
陽極室と陰極室をバイパスする流路を介して、原水を陰極室に供給する段階と、
陽極及び陰極に接続された電源により、電解槽に電流を供給する段階と、
陽極室で発生した気体を陽極室に供給する前の原水と接触する段階と、
を有することを特徴とする排水処理方法。 - 前記電流供給段階以降に、陰極から発生する気体を燃料電池に誘導し、それを燃料として発電する段階と、
前記発電段階において発電された電力を電源に供給する段階と、
を更に有することを特徴とする請求項6記載の排水処理方法。 - 前記発電段階は、前記接触段階において吸収されなかった残存気体を燃料電池に供給する段階を含むことを特徴とする請求項7記載の排水処理方法。
- 原水に酸化剤を注入する段階と、
隔膜により陽極室と陰極室に隔てられた電解槽の陽極室に、酸化剤を注入された原水を供給する段階と、
陽極室と陰極室をバイパスする流路を介して、原水を陰極室に供給する段階と、
陽極及び陰極に接続された電源により、電解槽に電流を供給する段階と、
陽極室で発生した気体を陽極室に供給する前の原水と接触する段階と、
前記電流供給段階以降に、陰極から発生する気体を燃料電池に誘導し、それを燃料として発電する段階と、
前記発電段階において発電された電力を電源に供給する段階と、
を有することを特徴とする排水処理方法。
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