JP2004021463A - 周辺装置ファームウエアアップデート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺装置のファームウエアをアップデートする際に、アップデート制御プログラムをインストールしたり、その操作方法を学習したり、専門的な判断をすることなく、自動的に適切なファームウエアにアップデートできるようにする。
【解決手段】周辺装置1を制御するためのドライバ13にアップデート制御機能を内蔵し、ドライバの起動時等に、アップデート制御機能が自動的に予め指定された場所から、現在の周辺装置やホストコンピュータ10のシステム構成における最適な置き換え用ファームウエアをロードしてきて、現在のファームウエアを置き換えるように書きこみ、アップデートを行う。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はホストコンピュータ等に接続されるプリンタ、スキャナ、モデム、デジタルカメラ、記憶装置等の周辺装置のファームウエアのアップデート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、周辺装置のファームウエアのアップデートは、図6のように構成されていた。同図において、1は周辺装置、2は前記周辺装置内のコントローラ制御下のRAM、3は前記周辺装置内のコントローラ制御下のROM、10は前記周辺装置を制御するホストコンピュータ、11は前記ホストコンピュータ内のRAMにロードされたアップデート制御プログラム、12はアップデートのために周辺装置の現在のファームウエアを新しく置き換えるための置き換え用ファームウエア、20は前記周辺装置とホストコンピュータを接続するためのインタフェースケーブル、30は前記アップデート制御プログラムや置き換え用ファームウエアが入っているフレキシブルディスクやCD−ROMディスクである。
【0003】
通常、周辺装置1にはその周辺装置の機能を制御するためのコントローラが内蔵されており、そのコントラの制御を実行するためのプログラム、即ちファームウエアがコントローラ上の不揮発性メモリ3(以後ROMと呼ぶ)に格納されている。
【0004】
一方、ホストコンピュータ10には何らかのアプリケーションプログラムが動作していて、そのホストコンピュータ使用者が前記周辺装置を利用したい場合は、前記アプリケーションプログラムに指示を出す。アプリケーションプログラムは、使用者からの指示に従い周辺装置のハード的な違いを吸収するためのドライバに制御を託す。トライバは、周辺装置側の前記ファームウエアとの間で予め設定されているコマンドやステータスや処理データ(例えば、プリンタの場合は印字用の画像データ等)を両者を接続するインタフェースケーブル20を介してやり取りしながら前記周辺装置を制御する。
【0005】
以上の構成において、周辺装置のファームウエアをアップデートするには、従来は図7のフローチャートに示すような手順で行われていた。
【0006】
まず、前記周辺装置やホストコンピュータの操作者(以後操作者と呼ぶ)がホストコンピュータにフレキシブルディスクやCD−ROMディスク等で前記周辺装置のメーカから提供されるアップデート制御プログラムをインストールする。
【0007】
そして、そのインストールしたアップデート制御プログラムを実行させる(ステップS801)(図6の40)。
【0008】
次に、前記実行されたアップデート制御プログラムが、やはり、フレキシブルディスクやCD−−ROMディスク等で前記周辺装置のメーカから提供される置き換え用ファームウエアをホストコンピュータのRAM上にロードする(ステップS802)(図6の41)。
【0009】
次に、前記実行されたアップデート制御プログラムが前記置き換え用ファームウエアを前記周辺装置とホストコンピュータを接続するためのインタフェースケーブル20を介して前記周辺装置のRAMに転送する(ステップS803)。
【0010】
なお、以下では、前記周辺装置とホストコンピュータ間でやり取りされるコマンドやステータスやデータ等は、前記周辺装置とホストコンピュータを接続するためのインタフェースケーブルを介して転送されるものとする。
【0011】
次に、前記実行されたアップデート制御プログラムが周辺装置に対し、アップデート実行コマンドを発行する(ステップS804)。
【0012】
次に、周辺装置はホストコンピュータからのアップデート実行コマンドを受けて、アップデート実行処理(既にRAM上に転送されている前記置き換え用ファームウエアをROM上の現在のファームウエアを置き換えるように書き込む)を行う(ステップS805)。
【0013】
次に、周辺装置は、アップデート実行処理が完了すると、その完了したことをホストコンピュータに知らせるためにアップデート実行処理完了ステータス(以後、実行完了ステータスと呼ぶ)をホストコンピュータ(のアップデート制御プログラム)に返す(ステップS806)。
【0014】
アップデート制御プログラムは、前記周辺装置からの実行完了ステータスを見て、前記周辺装置のROMの書込み(つまり、アップデート実行処理)が終了したことを認識し確認すると、そのアップデート実行処理が終了したことを操作者に知らせ、さらに、前記周辺装置やホストコンピュータの初期化を行わせるように指示を出す(ステップS807)。
【0015】
以上でアップデート実行処理か完了し(ステップS808)、操作者によりアップデート制御プログラムも終了させられ、ホストコンピュータも初期化される。
【0016】
なお、図7のフローチャートにおいてステップS802の処理は、ステップS803の処理時にフレキシブルディスクやCD−ROMディスク等で前記周辺装置のメーカから提供される置き換え用ファームウエアをホストコンピュータが読み出しながら直接周辺装置へ転送することにより、省略することも可能である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では操作者は、アップデート制御プログラムや置き換え用ファームウエアを周辺装置のメーカから別途入手する必要があり、そのアップデート制御プログラムをホストコンピュータにインストールする必要もある。
【0018】
さらに、アップデート制御プログラムの操作方法を理解するために、説明書やマニュアル等を熟読する必要がある。(このようなファームウエアップデート制御プログラムにおいては、操作や手順を間違えるとやり直しのできない状態になることも多く間違えのないように完全に理解するまで、熟読する必要がある。)また、近年の周辺装置は最初に発売されてから後に、バグ修正や性能向上のために内部仕様が予告無く変更されることが多く、操作者は所有している周辺装置の内部仕様において、前記入手した置き換え用ファームウエアにアップデートしてよいか悪いかを判断する必要があり、その判断を下すのが困難である。不用意にアップデートを行うと、その周辺機器が制御不能になることもあり大きな問題となることが多い。
【0019】
さらに、周辺機器のファームウエアは、ホストコンピュータ側のドライバやOSとの関わり合いも深く、ドライバのバージョンナンバやOSの種類等を認識し、アップデートしようとする置き換え用ファームウエアとの整合性を操作者が判断することが必要であり、さらに困難さを増す。もし、前記整合性の無いままアップデートを実行してしまった場合には、OSが動作不能になってしまうこともあり、影響が大きい。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、前記周辺装置を制御するためのドライバにアップデート制御機能を内蔵し、ドライバのインストール直後やドライバ起動時等に、前記アップデート制御機能が自動的に予め設定された場所から置き換え用ファームウエアをロードした後にアップデート処理を行う機能を設けることにより操作者が煩わしい学習や困難な判断をしなくても周辺装置の最適なアップデートが確実に行えるようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態の構成を示す図で、図2は本発明の第1実施形態のドライバの処理手順を示すフローチャートである。図1において前記従来例の構成を示した図6と同じ番号が付してあるものはその機能も同様であり、13は前記ホストコンピュータ10のOSにインストールされた周辺装置1を制御するためのドライバであり、従来のドライバとしての機能とアップデート処理を制御するためのアップデート制御機能から構成される。31は前記置き換え用ファームウエア12が格納されているサーバであり、50は前記ホストコンピュータ10やサーバ31が接続されているネットワーク(インターネット等も含む)である。
【0022】
上記構成において、ホストコンピュータ10にインストールされているドライバ13は当然ながら最初はインストールされていない。しかしながら、最近主流のWindows(登録商標)OSを搭載したコンピュータ等においてはP&P機能が搭載されていて、そのコンピュータに周辺装置が接続されたときに、その周辺装置を制御するためのドライバが自動的にインストールされる。つまり、操作者はドライバのインストールに関しては特に行うことは無い(周辺機器が前記OSよりも後に発売された場合のようにOSがそのドライバを標準で内蔵していない場合には、フレキシブルディスクやCD−ROM等の記憶媒体30をドライブに入れて、そのドライブを指定する程度の作業は生じるが、その程度の作業であれば誰でも簡単にできる)。
【0023】
以下に、上記構成時に前記ドライバの動作を基にどのようにしてアップデートが行われるかを、図lの構成図、図2のフローチャートを用いて説明する。
【0024】
まず、ホストコンピュータ10に搭載されたOSの起動時に、本ドライバ13も起動される(ステップS200)。本ドライバは起動時に、周辺装置1とインタフェースケーブル20を介して通信し、ROM3中に実装されている現在のファームウエアのバージョンナンバと、ホストコンピュータ10内のHDD等の記憶手段やホストコンピュータ10とネットワークで接続されたサーバ31中の記憶手段等の予め指定された場所に格納されている置き換え用ファームウエア12のバージョンナンバとを比較し置き換え用ファームウエアの方が新しければ、アップデートの必要性があると判断し(ステップS201)、アップデート制御ルーチン(ステップS202〜S207)を実行することになる。まず、前記予め指定された場所から置き換え用ファームウエア12をホストコンピュータ10のRAM上にロードしてくる(ステップS202)。
【0025】
以下、置き換え用ファームウエア12を周辺装置1のROM3に書き込む作業は従来と同様に、前記実行されたアップデート制御ルーチンが置き換え用ファームウエア12を周辺装置1とホストコンピュータ10を接続するためのインタフェースケーブル20を介して周辺装置1のRAM2に転送する(ステップS203)。
【0026】
なお、以下では、周辺装置1とホストコンピュータ10間でやり取りされるコマンドやステータスやデータ等は、周辺装置1とホストコンピュータ10を接続するためのインタフェースケーブル20を介して転送されるものとする。
【0027】
次に、前記実行されたアップデート制御ルーチンが周辺装置1に対し、アップデート実行コマンドを発行する(ステップS204)。
【0028】
次に、周辺装置1はホストコンピュータ10からのアップデート実行コマンドを受けて、アップデート実行処理(既にRAM2上に転送されている置き換え用ファームウエア12をROM3上の現在のファームウエアを置き換えるように書き込む)を行う(ステップS205)。
【0029】
次に、周辺装置1は、アップデート実行処理が完了すると、その完了したことをホストコンピュータ10に知らせるためにアップデート実行処理完了ステータス(以後、実行完了ステータスと呼ぶ)をホストコンピュータ10(のアップデート制御ルーチン)に返す(ステップS206)。
【0030】
アップデート制御ルーチンは、周辺装置1からの実行完了ステータスを見て、周辺装置1のROM3の書込み、つまり、アップデート実行処理が終了したことを認識し確認すると、そのアップデート実行処理が終了したことを操作者に知らせ、周辺装置1側に初期化要求コマンドを送信し、ホストコンピュータ10のOSにも初期化処理又はリブート処理を要求する(ステップS207)。
【0031】
その後、OSの初期化処理又はリブート処理にともない前記アップデート制御ルーチンを含むドライバは自動的に終了させられる(ステップS209)。この後、周辺装置1側もホストコンピュータ10側も初期化が行われ、新しい周辺装置のファームウエアの基でホストコンピュータの再起動時に前記周辺装置が認識されドライバ13が再び起動される。そして、先程と同様にドライバ13が周辺装置1のROM3中に実装されている現在のファームウエアのバージョンナンバと予め指定された場所に格納されている置き換え用ファームウエアのバージョンナンバとを比較する(ステップS201)。今度は、両者のバージョンナンバが同じであるため、アップデートの必要性が無いと判断し、従来のドライバと同様の処理を行うドライバルーチンへ進み、OSからの命令に従い周辺装置1を制御する(ステップS208)。
【0032】
このドライバルーチンは、OSの終了まで実行され続け、OSの終了と共に終了される(ステップS209)。
【0033】
なお、置き換え用ファームウエアを予め指定された場所へ格納しておく作業に関して説明すると、ホストコンピュータにOSやアプリケーションをインストールする管理者がいる場合には、その管理者がそのホストコンピュータが内蔵するHDDの予め設定された場所に格納しておき、その場所をドライバに予め設定しておけばよい。又は、所定のフレキシブルディスクやCD−ROMに格納しておき、操作者に配布する。この場合には操作者は前記アップデート制御ルーチンがアップデート処理を行う際に操作者に対して所定のフレキシブルディスクやCD−ROMをドライブに挿入するように要求し、操作者はそれに応じてフレキシブルディスクやCD−ROMを挿入する作業を行う必要がある(しかしながら、その程度の作業であれば誰でも簡単にできる)。
【0034】
ホストコンピュータが、オフィス等のネットワークに接続されている場合には、前記ネットワークの管理者が、前記ネットワークに接続されたサーバの所定の場所に置き換え用ファームウエアを格納しておき(図1のサーバ31の置き換え用ファームウエア12)、その場所をドライバ13に予め設定しておけばよい。
【0035】
さらに、ホストコンピュータ10が、インターネットに接続されている場合には、周辺装置1の製造/販売者が自社が管理するホームページ等の所定の場所に格納しておき、その場所をドライバ13に予め設定しておけばよい。
【0036】
当然ながら、前記置き換え用ファームウエア12を格納場所として、上述の例のような場所を複数、ドライバ13に予め設定しておき、それらの複数の場所を順次調査して、最も新しいバージョンナンバの置き換え用ファームウエアでアップデートできるようにすることも可能である。
【0037】
〔第2実施形態〕
前記第1実施形態では、周辺装置のファームウエアを常に最新のファームウエアで動作させ、周辺装置の最大限の性能を発揮させることができることを説明した。
【0038】
一般的にはそれが当てはまるが、特殊な条件の場合には当てはまらないことがある。例えば、近年の周辺装置は最初に発売されてから後に、バグ修正や性能向上のために内部仕様が予告無く変更されることが多く、初期に出荷された製品に最新のファームウエアでアップデートした場合に不具合が出るようなことも想定される。また、周辺装置のファームウエアはホストコンピュータ側のドライバやOSと密接な関係があり、ドライバのバージョン、OSの種類やそのバージョン等との整合性が取れていないと不具合が生じることがある。
【0039】
さらに、近年の周辺装置は機能が拡張できるようにオプションのボードを装備できるような機能があり、周辺装置本体の発売時には無かったものを装備することもありオプションボードの有無に応じて別々のファームウエアを実装しなければならなくなることも想定される。さらに、プリンタ等の場合、より高画質の印字を行うために新しいタイプのインクカートリッジや印刷用紙を装着するようなこともあり、インクカートリッジや印刷用紙のタイプにより、異なったヘッド制御をしなければならないこともある。つまり、インクカートリッジや印刷用紙のタイプに応じ異なったファームウエアが必要なことがある。
【0040】
以上述べたような、特殊な条件というものはかなり専門的であり、一般の操作者が前記特殊な条件を判別、認識しその条件に最適なファームウエアにアップデートすることは非常に困難である。
【0041】
以下、上記の問題点を解決するための実施形態例について説明するものである。
【0042】
図3,図4は本発明の第2実施形態を説明するための図であり、図5は本実施形態のアップデート処理のフローを示したものである。なお、図3における図1と同じ番号を付したものは機能も同じものである。同図において、4は、周辺装置1としてプリンタを想定した場合の新しいタイプのものと交換可能なインクカートリッジである。
【0043】
5は前記周辺装置1の機能を拡張するためのオプションボードである。33は予め指定された場所に格納された複数の置き換え用ファームウエア群であり、32はやはり予め指定された場所に格納された置き換え用ファームウエア群33の複数の置き換え用ファームウエアをシステムの種々の構成に対応付けて管理しているファームウエア管理テーブルである。例えば、図4に示すように、ホストコンピュータに搭載されているOSの種類、OSにインストールされている周辺装置を制御するためのドライバのバージョン、周辺装置をプリンタと想定した場合のインクカートリッジのタイプ(インクの原材料等で区別される)、周辺装置を機能拡張するためのオプションボードの種類等の各組合せに最適な置き換え用ファームウエアの番号を対応させている。つまり、例えば、ホストコンピュータにプリンタが接続されていて、ホストコンピュータにWindows(登録商標)2000のOSが搭載されそのOSにインストールされているプリンタ用のドライバのバージョンが1.0で、プリンタにはbのタイプのインクカートリッジが搭載されていて、Cのタイプのオプションボードが実装されていると仮定すると、このプリンタにはファームウエア管理テーブル32の管理番号42で管理される置き換え用ファームウエアが最適であると判断できる。
【0044】
上記構成において、本発明をプリンタに実施した場合の例を、前記ドライバの動作を基にどのようにしてアップデートが行われるかを、図3の構成図、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0045】
まず、ホストコンピュータ10に搭載されたOSの起動時に、本ドライバ13も起動される(ステップS500)。本ドライバは起動時に、プリンタとインタフェースケーブル20を介して通信し、前記プリンタの内部の構成(ROM3中に実装されている現在のファームウエアのバージョンナンバ、搭載されているインクカートリッジのタイプ、実装されているオプションボードの種類等)の情報を取得する。さらに、本ドライバはOSとも通信し、OSの種類やバージョン等の情報も取得する。また、本ドライバ自身のバージョンナンバも自身の予め決められている記憶場所を見ることにより認識することができる(ステップS501)。
【0046】
次に、本ドライバは先程取得した情報を基に、このシステム条件においてはどのファームウエアが最適かを、前記予め指定された場所に格納されているファームウエア管理テーブル(図3の32,図4)を参照することにより判定し、選択できる(ステップS502)。
【0047】
次に、先程選択した最適な置き換え用ファームウエアのバージョンナンバとROM3中に実装されている現在のファームウエアのバージョンナンバとを比較する。
【0048】
比較した結果が同じであればバージョンアップの必要性は無いので、ステップS510へ進み従来のドライバと同じ処理を行うドライバルーチンを実行する。比較した結果が異なる場合はアップデートの必要性があると判断し、ホストコンピュータ10内のHDD等の記憶手段やホストコンピュータ10とネットワークで接続されたサーバ31等の予め指定された場所に格納されている複数の置き換え用ファームウエアのなかから、先程のファームウエア管理テーブルの参照により最適と判定されたファームウエア管理番号で管理されている置き換え用ファームウエアをホストコンピュータ10のRAM上にロードしてくる(ステップS504)。続いて、図2に示した第1実施形態のフローチャートのステップS203〜S207と同様にステップS505〜S509の順番でアップデート処理を行う。
【0049】
その後、OSの初期化処理又はリブート処理にともない前記アップデート制御ルーチンを含むドライバは自動的に終了させられる(ステップS511)。
【0050】
この後、プリンタ側もホストコンピュータ側も初期化が行われ、新しいプリンタのファームウエアの基でホストコンピュータの再起動時に前記プリンタが認識されドライバが再び起動される。そして、先程と同様にドライバがステップS501〜S503を実行し、ステップS503の判断において、今度は両者のバージョンナンバが同じであるため、アップデートの必要性が無いと判断し、従来のドライバと同様の処理を行うドライバルーチンであるステップS510へ進み、OSからの命令に従い前記周辺装置を制御する。
【0051】
このドライバルーチンは、OSの終了まで実行され続け、OSの終了と共に終了される(ステップS511)。
【0052】
なお、複数の置き換え用ファームウエアやファームウエア管理テーブルを予め指定された場所へ格納しておく作業に関しては、第1実施形態と同様であり、操作者は専門的で煩わしい作業を一切する必要は無い。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、前記周辺装置を制御するためのドライバにアップデート制御機能を内蔵し、ドライバのインストール直後やドライバ起動時等に、前記アップテート制御機能が自動的に予め指定された場所から置き換え用ファームウエアをロードしてきて前記置き換え用ファームウエアに置き換えるようなアップデート処理を行う機能を設けることにより、操作者は、従来のアップデート制御プログラムをインストールしたり、前記アップデート制御プログラムの煩わしい学習や困難な判断をしなくても周辺装置を常に最新のファームウエアで動作させることができ、前記周辺装置の最大限の性能を発揮させることが可能である。
【0054】
また、前記周辺装置を制御するためのドライバにアップデート制御機能を内蔵し、ドライバのインストール直後やドライバ起動等に、周辺装置やホストコンピュータのシステム構成情報を取得し、その情報で予め指定された場所に格納されたファームウエア管理テーブルを参照し、予め指定された場所に格納された置き換え用ファームウエア群の中から最適な置き換え用ファームウエアを選択し、前記アップデート制御機能が自動的にロードしてきて前記選択された置き換え用ファームウエアに置き換えるようなアップデート処理を行う機能を設けることにより操作者は、従来のアップデート制御プログラムをインストールしたり、前記アップデート制御プログラムの煩わしい学習や困難な判断をしなくても周辺装置を常に最適なファームウエアで動作させることができ、前記周辺装置の最大限の性能を発揮させることが可能である。
【0055】
また、ホストコンピュータに搭載されているOSを変更した場合や、周辺装置メーカが性能向上のために前記周辺装置の内部仕様やドライバを改定した場合でも自動的に最適なファームウエアにアップデートできる。
【0056】
さらに、オプションボード等の追加や交換可能な機能を有し、それらの機能を変更した場合でも、その機能の性能を最大限に発揮させることが可能である、前記周辺装置を製造/販売する側にとっても、製品の内部仕様を変更することが容易になり、新しい技術が開発されれば直ぐに市場に流れている製品にも反映させることが可能であり、製品に付加価値をつけることができる。
【0057】
さらに、前記周辺装置を製造/販売する側は、従来のようにアップデート制御プログラムを製造したり配布したり告知したり質問に回答したりする必要が無く、ただ、予め指定された場所の置き換え用ファームウエアやファームウエア管理テーブルのみをメンテナンスするのみでよく、ユーザサポートの労力を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態の構成を示す図である。
【図4】本発明のファームウエア管理テーブルを示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】従来のファームウエアアップデートを説明するための構成図である。
【図7】従来のファームウエアアップデートのフローチャートである。
【符号の説明】
1 周辺装置
2 RAM
3 ROM
4 インクカートリッジ
10 ホストコンピュータ
12 置き換え用ファームウエア群
20 インタフェースケーブル
30 アップデート制御プログラムや置き換え用ファームウエアが入っているフレキシブルディスクやCD−ROM
31 サーバ

Claims (4)

  1. ホストコンピュータ等に接続された周辺装置において、前記ホストコンピュータにインストールされている前記周辺装置を制御するためのドライバが前記周辺装置の置き換え用ファームウエアを前記周辺装置と前記ホストコンピュータ間を結ぶ通信ラインを介して前記周辺装置に転送し、その転送された置き換え用ファームウエアで現在の周辺装置のファームウエアを置き換えることによりファームウエアアップデートを行うことを特徴とする周辺装置ファームウエアアップデート装置。
  2. 前記請求項1の周辺装置ファームウエアアップデート装置であり、前記ドライバが前記ドライバ自身のバージョンナンバ、前記ホストコンピュータのOSのバージョンナンバ、前記周辺装置の現在のファームウエアのバージョンナンバ等の組合せに基づき判断される最適な置き換え用ファームウエアを、予め指定されたサーバに用意されている複数の置き換え用ファームウエアの中から選択し、ダウンロードした後前記周辺装置に転送し、現在のファームウエアを書き換えることによりファームウエアアップデートを行うことを特徴とする周辺装置ファームウエアアップデート装置。
  3. 前記請求項1または2の周辺装置ファームウエアアップデート装置であり、前記ドライバが前記周辺装置のシステム構成の変更〔(例えばオプションボードが抜き差しされたときや、違ったタイプのインクカートリッジ等が装着された等)〕を認識する手段を有し、前記システム構成の変更を認識した時に、その認識結果に基づき判断される最適な置き換え用ファームウエアを、予め指定された場所に格納されている複数の置き換え用ファームウエアの中から選択し、ダウンロードした後前記周辺装置に転送し、現在のファームウエアを書き換えることによりファームウエアアップデートを行うことを特徴とする周辺装置ファームウエアアップデート装置。
  4. 前記請求項1から3のいずれかに記載の周辺装置ファームウエアアップデート装置であり、前記周辺装置の現在のファームウエアのバージョンナンバとこれから置き換えようとしている置き換え用ファームウエアのバージョンナンバとが同一の場合は、置き換えを行わないでこれまでのドライバと同じ処理のみを行うことを特徴とする周辺装置ファームウエアアップデート装置。
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