JP6995516B2 - 情報処理装置、インストーラ - Google Patents

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Description

本発明はプリンタドライバをインストールする技術に関する。
ユーザが簡単にコンピュータにプリンタドライバをインストールできるように、各プリンタベンダはプリンタドライバのインストーラをプリンタの付属品として同梱して配布している。ユーザは同梱されたインストーラを実行するだけで所望のプリンタドライバをコンピュータにインストールすることができる。特許文献1はインストーラを用いてプリンタドライバをインストールする方法を開示している。
しかし、機能追加やセキュリティ強化のためにプリンタドライバではバージョンアップが行われることがある。この場合、プリンタベンダは各社のウェブサイトなどで最新のプリンタドライバの配布を行っているが、ユーザにとってはウェブサイトに最新のプリンタドライバを取得しに行く作業は手間である。
このため、近年、プリンタドライバのダウンローダをプリンタの付属品として同梱するケースが出てきている。ダウンローダは自動でプリンタベンダのウェブサイトから最新のプリンタドライバのインストーラを取ってきてコンピュータにインストールする。これによりユーザはわざわざプリンタベンダのウェブサイトを閲覧することなしに最新のプリンタドライバをインストールし、使用することができる。
特開2006-252095号公報
プリンタに同梱されたダウンローダによって、ユーザはサーバから取得したインストーラを用いてプリンタドライバをインストールすることができる。
しかしながら、インストールされたプリンタドライバによっては、新機能を使用するためにプリンタのファームウェアの更新が必要になる場合がある。例えばシャープネスやカラーマッチングなどの画像処理をプリンタ側で行う新機能の場合、プリンタドライバだけ更新しても適切なファームウェアが搭載されていないと使用することができない。
また、プリンタのファームウェアの更新では、クライアントがファームウェアをサーバからダウンロードして、プリンタに送信する方法と、プリンタにファームウェアをサーバから直接ダウンロードさせて更新するように指示する方法の二つの方法が考えられる。
しかしながら、ユーザがどちらの方法でファームウェアの更新が行えるのか調べて実施するのは煩雑な作業である。
これに対して本発明は、プリンタドライバのインストールと共に、プリンタのファームウェアの更新を簡易な手順で行うことを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る情報処理装置は、
プリンタドライバのインストーラを第1のサーバから取得して(S101)、前記プリンタドライバのインストールを行う(S106)インストール手段と、
前記プリンタドライバに対応するプリンタのファームウェアのバージョンを前記第1のサーバから取得する第1の取得手段(S102)と、
前記プリンタにインストールされているファームウェアのバージョンを前記プリンタから取得する第2の取得手段(S103)と、
前記第1の取得手段により取得された前記プリンタのファームウェアのバージョンと、前記第2の取得手段により取得された前記プリンタのファームウェアのバージョンに基づいて、前記プリンタのファームウェアを更新するか否か判断する第1の判断手段(S104)と、
前記プリンタに第2のサーバからファームウェアを取得させて、前記プリンタのファームウェアを更新させる指示を行うか否か判断する第2の判断手段(S1051)と、
前記第1の判断手段により前記プリンタのファームウェアを更新すると判断され、かつ前記第2の判断手段により、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させて、前記プリンタのファームウェアを更新させる前記指示を行うと判断された場合に、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させることで前記プリンタのファームウェアを更新するための指示を前記プリンタに送信し(S1052)、前記第1の判断手段により前記プリンタのファームウェアを更新すると判断され、かつ前記第2の判断手段により、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させて、前記プリンタのファームウェアを更新させる前記指示を行わないと判断された場合に、前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得して、取得された前記ファームウェアを前記プリンタに送信することで前記プリンタのファームウェアを更新するための指示を前記プリンタに送信する(S1055)送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によりプリンタドライバのインストールと共に、プリンタのファームウェアの更新を簡易な手順で行うことができる。
印刷システムの接続形態を示す図である。 コンピュータの内部構成を示す図である。 プリンタの内部構成を示す図である。 ドライバダウンローダの構成を示すブロック図である。 実施例1におけるドライバダウンローダの処理フローを示す図である。 ドライババージョンとそれぞれにおける対応ファームバージョンを示す図である。 ドライバダウンローダのファーム更新処理フローを示す図である。 実施例2におけるドライバダウンローダの処理フローを示す図である。
[実施例1]
図1は実施例1の印刷システムにおけるコンピュータ1000、プリンタ2000、サーバ3000の接続形態を示す図である。コンピュータ1000は情報処理装置の一例である。本実施例では2つの接続形態を想定している。図1(a)に示す接続形態ではコンピュータ1000とプリンタ2000はUSBで接続されており、コンピュータ1000とサーバ3000はインターネットなどのネットワークで接続されている。プリンタ2000がネットワークに接続されていない形態である。図1(b)に示す接続形態ではコンピュータ1000とプリンタ2000とサーバ3000がそれぞれネットワークで接続されており、それぞれ通信可能な形態である。
図2はコンピュータ1000の内部構成をブロック図として示した図である。コンピュータ1000はCPU1041とメモリ1042により構成される制御部1040が全体を制御している。表示部1010はディスプレイなどの出力装置、操作部1020はマウスやキーボードなどの入力装置を示す。また、記憶部1030にはOS1032、各種アプリ1033、及びプリンタドライバ1031などのソフトウェアが保存されている。それらのプログラムは必要に応じてメモリ1042にロードされ、CPU1041によって実行される。OS1032はコンピュータ1000の基本動作をつかさどるソフトウェアである。ネットワーク通信部1050はネットワークに接続して外部装置とのデータの入出力を行う。USB通信部1060は外部装置とUSB接続によるデータの入出力を行う。本明細書における各フローチャートの各ステップの処理は、記憶部1030に記憶されたソフトウェアを制御部1040におけるメモリ1042にロードしてCPU1041が実行することによって実現される。なお、CPUはCentral Processing Unitの略である。
図3はプリンタの内部構成をブロック図として示した図である。プリンタはCPU2041とメモリ2042により構成される制御部2040が全体を制御している。表示部2010は液晶パネルなどの出力装置、操作部2020はタッチパネルや各種ボタンによる入力装置を示す。また、記憶部2030にはOS2032やファーム(ファームウェア)2031、及びその上で動作する各種アプリ2033が保存されている。これらのソフトウェアは必要に応じてメモリ2042にロードされ、CPU2041によって実行される。OS2032はプリンタ2000の基本動作をつかさどるソフトウェアである。ネットワーク通信部2050はネットワークに接続して外部装置とのデータの入出力を行う。USB通信部2060は外部装置とUSB接続によるデータの入出力を行う。印刷部2080は制御部2040の指示に従ってメモリ2042内のデジタルデータを物理用紙に印刷する。印刷の方法はインク方式でもトナー方式でもよい。
図4は本実施例におけるドライバのダウンローダ500の構成を示すブロック図である。ダウンローダ500はコンピュータ上で動作するアプリ1033の一種であり、通常はプリンタ2000を購入した際にプリンタ2000の箱の中に同梱されているCDもしくはDVDに格納されている。
制御部504はダウンローダ500の全ての処理を制御する。サーバ通信部501はネットワーク通信部1050を介して外部のサーバ3000に接続し、データの入出力を行う。デバイス通信部507はUSB通信部1060もしくはネットワーク通信部1050を介して外部のデバイス、ここではプリンタ2000に接続し、データの入出力を行う。
ドライバインストーラ取得部502はサーバ通信部501を介して外部のサーバ3000からドライバのインストーラを取得する。ドライバインストーラはインストールするドライバの実体(バイナリ)を内包している。ドライバインストーラ取得部502はさらにそのドライバに対応しているファームのバージョン情報も取得するが、詳細は後述する。
ファーム更新ツール取得部503はサーバ通信部501を介して外部のサーバ3000からファーム更新ツールを取得する。ファーム更新ツールはコンピュータに接続されたプリンタ内部のファーム2031を更新するツールであり更新するファームの実体(バイナリ)を内包している。
デバイス情報取得部505はデバイス通信部507を介して外部に接続されたプリンタ2000の情報を取得する。デバイス情報取得部505の取得する情報はプリンタ2000内部のファーム2031のバージョン情報を含む。
ファーム更新指示部506はデバイス通信部507を介して外部に接続されたプリンタ2000に対してファーム更新を指示する。その際、ファームの実体はプリンタ2000に送信せず、ファームのバージョン情報のみをプリンタ2000に送信してそのバージョンのファームへの更新を指示する。ドライバインストーラ実行部508はドライバインストーラ取得部502の取得したドライバインストーラを実行する。これによりドライバインストーラは内包しているドライバの実体をOS1032に対してインストールする。ファーム更新ツール実行部509はファーム更新ツール取得部503の取得したファーム更新ツールを実行する。これによりファーム更新ツールは内包しているファームの実体をプリンタ2000に送信してプリンタ2000内部のファーム2031を上書きして置換する。
次に、図5のフローチャートを使用して実施例1におけるドライバのダウンローダ500の処理を説明する。ここで説明するダウンローダ500の処理はメモリ1042にロードされ、CPU1041によって実行される。
ダウンローダ500はコンピュータ1000上でユーザによって実行されると、ドライバインストーラ取得部502を使用して最新のドライバインストーラをサーバ3000から取得する(S101)。ここでは最新のドライババージョンがV3.00であるとし、V3.00のドライバインストーラを取得するものとする。
次に、ダウンローダ500はドライバインストーラ取得部502を使用して取得したドライババージョンに対応するファームバージョンの範囲をサーバ3000から取得する(S102)。具体的には「最小:V5.0、最大:V29.99」のような情報を取得する。サーバ3000には各種プリンタドライバとそれぞれのプリンタドライバの機能を使用するためのファームバージョンの範囲情報があらかじめプリンタベンダによって登録されている。サーバ3000はそのあらかじめ登録された範囲情報をダウンローダ500に対して送信する。登録されている情報の一例を図6に示す。ドライバのバージョンが上がるにつれてそれぞれのドライバに対応する最小ファームバージョンも上がっている例である。ドライババージョンV3.00に対応するファームバージョンの範囲は「最小:V5.0、最大:V29.99」である。なお、ファームバージョンの範囲は最小と最大のいずれかが含まれていれば良い。
次に、ダウンローダ500はデバイス情報取得部505を使用してプリンタ2000にインストールされている現在のファーム2031のバージョンをプリンタ2000から取得する(S103)。次に、ダウンローダ500は現在のファームバージョンが前記対応ファームバージョンの範囲内にあるかどうかを確認する(S104)。上記の例では、現在のファームバージョンがV6.0であれば範囲内にあると判断し、V4.0であれば範囲内にないと判断する。範囲内にない場合、ダウンローダ500はファーム更新処理を行う(S105)。ファーム更新処理S105の詳細は後述する。
このようにしてダウンローダは、S102で取得されたプリンタのファームウェアのバージョンと、S103で取得されたプリンタのファームウェアのバージョンに基づいて、プリンタのファームウェアを更新するか否か判断する。
範囲内であった場合、もしくは上記ファーム更新処理が終了したら、ダウンローダ500はドライバインストーラ実行部508を使用してプリンタドライバのインストールを行う(S106)。ドライバインストーラによるドライバのインストールについては既存の技術であるため説明は割愛する。上記のフローを取ることで、すでに現在のファーム2031のバージョンがドライバに対応するファームバージョンの範囲にある場合はファーム更新処理をスキップすることができる。
なお、ここではプリンタドライバが1つしかない場合の例を挙げたが、実際には複数のPDL(Page Description Language)をサポートして複数のドライバを必要とするプリンタも存在する。さらに複合機のようにスキャナドライバやFAXドライバといった複数のデバイスドライバを必要とするデバイスも存在する。本発明はそのような場合にも適用可能である。具体的にはダウンローダ500はそれら全ての最新ドライバに対して図5に示すフローを繰り返し行う。これにより、全てのドライバにおける最新機能を使用可能なファームバージョンへの更新が可能となり、かつ、いずれにおいても更新が不要な場合はファーム更新処理をスキップすることができる。
次に、図7のフローチャートを使用して前記ファーム更新処理S105の詳細を説明する。ここで説明するダウンローダ500の処理はメモリ1042にロードされ、CPU1041によって実行される。
初めに、ダウンローダ500はプリンタ2000がサーバから直接ファームウェアを取得して、自身のファームウェアを更新する方法に対応しているか否か判断する(S1051)。なお、本ステップのサーバはサーバ3000と同一であってもよいし、ファームウェアを提供する他のサーバでも構わない。プリンタ2000がこの方法に対応している場合、コンピュータ1000はプリンタ2000に対して指示を行うだけで、プリンタ2000のファームウェアを更新することができる。プリンタ2000が直接ファームウェアを取得して、自身のファームウェアを更新する方法に対応している場合、ダウンローダ500はファーム更新指示部506を使用してプリンタ2000にファーム更新の指示を行う(S1052)。この際、S102で取得したファームバージョンの範囲の情報と共にプリンタ2000に対して指示を行う。上述の例では「最小:V5.0、最大:V29.99」という情報と共に指示を行う。ファーム更新の指示を受け取ったプリンタ2000は取得したバージョン範囲のファーム要求をサーバ3000に送信する。通常、サーバ3000は要求されたバージョン範囲内のファームのうち最も新しいファームをプリンタ2000に送信する。プリンタは自身のファーム2031を取得した新しいファームに置き換える。
なお、プリンタ2000との接続形態がUSB接続以外(例えばネットワーク接続)であれば、ファームウェア更新を指示するように構成しても構わない。このような構成にした場合、S1051でダウンローダ500はコンピュータ1000とプリンタ2000の接続形態がUSB接続かどうかを確認する。そしてS1052で、図1(b)に示すような形態でUSB接続でない場合、ダウンローダ500はファーム更新指示部506を使用してプリンタ2000にファーム更新の指示を行う。プリンタ2000がファーム更新の指示に対応していなければS1053ではファーム更新に失敗したと判断される。また、図1(a)に示すような形態でS1051においてUSB接続であった場合、もしくはS1053においてファームの更新が行われなかったと判断された場合、ファームの更新が済んでいないためダウンローダ500はS1054に進む。
次にダウンローダ500はファーム2031の更新が成功したかどうかについてデバイス情報取得部505を使用してプリンタ2000に対して確認する(S1053)。フローには図示していないが、更新に時間がかかる場合もあるため、ダウンローダ500はS1053において複数回に分けてプリンタ2000への確認を行ってもよい。一方、S1051でプリンタ2000がサーバからファームウェアを取得して更新する方法に対応していないと判断された場合、もしくはS1053においてファームの更新が行われなかったと判断された場合、ファームの更新が済んでいないためダウンローダ500は次のステップに進む。次にダウンローダ500はファーム更新ツール取得部503を使用してサーバ3000からファーム更新ツールを取得する(S1054)。この時、ダウンローダ500はS102で取得したファームバージョンの範囲の情報と共にサーバ3000に対してファーム更新ツールの要求を行う。サーバ3000はコンピュータ1000からファーム更新ツールの要望を受信すると、通常は要求されたバージョン範囲内のファームのうち最も新しいファームを内包したファーム更新ツールをコンピュータに対して送信する。S1054でファーム更新ツールを取得したダウンローダ500は次にファーム更新ツール実行部509を使用してファーム更新ツールを実行する(S1055)。ファーム更新ツールは実行されると、内包している新しいファームをプリンタ2000に送信してプリンタ2000内部のファーム2031を新しいファームで上書きするように指示する。プリンタ2000が受信したファームでプリンタ2000自身のファーム2031を更新する方法は既存の技術が使えるためここでは詳細説明を割愛する。なお、S1052の処理でもS1055の処理でも、プリンタのファーム2031更新時は必ずプリンタ2000のダウンタイムが生じる。その間はプリンタ2000を使用する事はできない。また、ファーム更新ツールを提供するサーバはサーバ3000であってもよいし、ファームウェアを提供するS1051と同じサーバでも構わない。
ダウンローダ500が以上のフローを行う事で、状況に応じてコンピュータ1000にファームをダウンロードすることなしに、該当するプリンタドライバに対応したファームへの更新を行うことができる。さらに現在のファームのバージョンがプリンタドライバに対応するファームバージョンの範囲にある時はファームの更新が発生しないためプリンタ2000のダウンタイムの頻度を抑えることができる。
[実施例2]
実施例1では一般的に使用されるプリンタドライバ1031とファーム2031を更新する手順について述べた。しかしながら、市場では顧客のワークフローやポリシーなどにより、カスタマイズされたドライバとカスタマイズされたファームの組み合わせでプリンタを使用する事がある。例えば、その会社のロゴマークを印刷する際に専用の色処理を行う必要がある場合などである。プリンタドライバ内部の色処理およびファーム内部の色処理をその顧客に合った専用の色処理に変更するためにそれぞれカスタマイズをしたものを使用する事がある。実施例2ではそのような状況において本発明を実施した時のフローについて述べる。
実施例2におけるダウンローダ500はその顧客向けのカスタマイズされたダウンローダ500を使用するが、サーバ3000やプリンタ2000の接続形態からダウンローダ500の構成までの説明は実施例1のものと同等であるため説明を割愛する。ダウンローダ500はその顧客向けの識別子を保持しており、サーバ3000上にもその識別子に対応するプリンタドライバやファームが用意されているものとする。識別子はカスタマイズ内容を特定できるIDであればどのようなものでも構わないが、状況に応じて増えることが予想されるためここではUUID(Universally Unique Identifier)を使用するものとする。
図8のフローチャートを使用して実施例2におけるダウンローダ500の処理を説明する。ここで説明するダウンローダ500の処理はメモリ1042にロードされ、CPU1041によって実行される。
ダウンローダ500はコンピュータ1000上でユーザによって実行されると、カスタマイズされた最新のドライバインストーラをサーバ3000から取得する(S201)。具体的には先述のUUIDを元にサーバ3000に問い合わせを行い、そのUUIDで特定される最新のドライバインストーラを取得する。次に、ダウンローダ500は取得したドライバに対応するファームIDとファームバージョンの範囲をサーバ3000から取得する(S202)。サーバ3000にはそれぞれのUUIDに応じたプリンタドライバと対応するファームIDの情報があらかじめ登録されている。サーバ3000はそのあらかじめ登録されたファームIDをダウンローダ500に対して送信する。次に、ダウンローダ500はプリンタ2000から現在のファームIDとファームバージョンを取得する(S203)。次に、ダウンローダ500は現在のファームIDが対応するファームIDと同一であるかを確認する(S204)。そして同一である場合、次にダウンローダ500は現在のファームバージョンが対応するファームバージョンの範囲内にあるかどうかを確認する(S205)。ここでの確認方法は実施例1で説明したものと同じである。S204でファームIDが異なっていた場合、および、S205で範囲内にない場合、ダウンローダ500はファーム更新処理を行う(S206)。ファーム更新処理S206の詳細は図7で示したものと同等であるので説明は割愛する。唯一異なるのはファーム更新の際に、必ずS202で取得したファームIDのファームで更新する点である。現在のファーム2031が対応ファームバージョンの範囲内であった場合や上記ファーム更新処理が終了したら、ダウンローダ500はドライバインストーラ実行部508を使用してカスタマイズされたプリンタドライバのインストールを行う(S207)。この処理も実施例1で述べた処理と同じである。
上記のフローを用いることで、一般的なプリンタドライバとファームの組み合わせではないカスタマイズされたプリンタドライバとファームの組み合わせにおいてもダウンローダ500を少し変更するのみで本発明の効果を得ることができる。すなわち、状況に応じてコンピュータ1000にファームをダウンロードすることなしに、カスタマイズされたプリンタドライバに対応したファームウェアへの更新を行うことができる。さらに現在のファーム2031のバージョンがプリンタドライバに対応するファームバージョンの範囲にある時はファーム2031の更新が発生しないためプリンタ2000のダウンタイムの頻度を抑えることができる。
以上、実施例1と実施例2を用いて本発明の実施形態とその効果について図面を用いて説明した。なお、本発明の効果と直接関係のない公知技術に関しては割愛して説明した。また、実際の処理フローなど、詳細に関しては本実施例の通りの実装でなくても構わない。実施例はプリンタに対するプリンタドライバ1031やファーム2031を例に挙げたが、プリンタ以外の周辺機器においても同様の処理を行う事で同じ効果を得ることができる。また、サーバ3000としてプリンタベンダの提供するウェブサーバを例に挙げて説明したが、企業内のオンプレミスサーバ、各種クラウドサービス、およびOSベンダの提供するサーバなどでも実施可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1000 コンピュータ
2000 プリンタ
3000 サーバ

Claims (9)

  1. 周辺機器を制御するプログラムをインストールするインストーラであって、当該インストーラは、コンピュータを、
    前記周辺機器を制御しているファームウェアのバージョンが、前記プログラムと互換性のあるバージョンであるか判定する判定手段と、
    互換性のあるバージョンでないと判定した前記場合に、前記プログラムと互換性のあるバージョンのファームウェアを前記周辺機器に提供するか、前記周辺機器に前記プログラムと互換性のあるバージョンのファーウェアを前記別の装置から取得させるかを決定する決定手段と、
    前記決定手段で前記周辺機器に提供すると決定した場合には、前記互換性のあるバージョンのファームウェアを前記周辺機器に提供し、
    前記決定手段で前記周辺機器に前記別の装置から取得させると決定した場合には、前記互換性のあるバージョンのファームウェアを前記周辺機器に前記コンピュータとは別の装置から取得させる制御手段として機能させるためのインストーラ
  2. 前記決定手段による決定は、前記周辺機器が当該コンピュータとネットワーク接続しているか、USB接続しているかに基づいて行われることを特徴とする請求項1に記載のインストーラ。
  3. 前記制御手段は、前記周辺機器に前記互換性のあるバージョンを通知することにより、当該バージョンのファームウェアを前記周辺機器に取得させることを特徴とする請求項1又は2に記載のインストーラ。
  4. プリンタドライバのインストーラを第1のサーバから取得して、前記プリンタドライバのインストールを行うインストール手段と、
    前記プリンタドライバに対応するプリンタのファームウェアのバージョンを前記第1のサーバから取得する第1の取得手段と、
    前記プリンタにインストールされているファームウェアのバージョンを前記プリンタから取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記プリンタのファームウェアのバージョンと、前記第2の取得手段により取得された前記プリンタのファームウェアのバージョンに基づいて、前記プリンタのファームウェアを更新するか否か判断する第1の判断手段と、
    前記プリンタに第2のサーバからファームウェアを取得させて、前記プリンタのファームウェアを更新させる指示を行うか否か判断する第2の判断手段と、
    前記第1の判断手段により前記プリンタのファームウェアを更新すると判断され、かつ前記第2の判断手段により、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させて、前記プリンタのファームウェアを更新させる前記指示を行うと判断された場合に、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させることで前記プリンタのファームウェアを更新するための指示を前記プリンタに送信し、前記第1の判断手段により前記プリンタのファームウェアを更新すると判断され、かつ前記第2の判断手段により、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させて、前記プリンタのファームウェアを更新させる前記指示を行わないと判断された場合に、前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得して、取得された前記ファームウェアを前記プリンタに送信することで前記プリンタのファームウェアを更新するための指示を前記プリンタに送信する送信手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記第2の判断手段は、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させて、前記プリンタのファームウェアを更新させる前記指示を行うか否かの判断として、前記プリンタが前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得して更新する方法に対応しているか否か判断して、
    前記送信手段は、前記第1の判断手段により前記プリンタのファームウェアを更新すると判断され、かつ前記第2の判断手段により前記プリンタが前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得して更新する前記方法に対応していると判断された場合に、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させることで前記プリンタのファームウェアを更新するための前記指示を前記プリンタに送信し、前記第1の判断手段により前記プリンタのファームウェアを更新すると判断され、かつ前記第2の判断手段により前記プリンタが前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得して更新する前記方法に対応していないと判断された場合に、前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得して、取得された前記ファームウェアを前記プリンタに送信することで前記プリンタのファームウェアを更新するための前記指示を前記プリンタに送信することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の判断手段は、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させて、前記プリンタのファームウェアを更新させる前記指示を行うか否かの判断として、前記情報処理装置と前記プリンタの接続形態が特定の接続形態であるか否か判断して、
    前記送信手段は、前記第1の判断手段により前記プリンタのファームウェアを更新すると判断され、かつ前記第2の判断手段により前記情報処理装置と前記プリンタの接続形態が前記特定の接続形態ではないと判断された場合に、前記プリンタに前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得させることで前記プリンタのファームウェアを更新するための前記指示を前記プリンタに送信し、前記第1の判断手段により前記プリンタのファームウェアを更新すると判断され、かつ前記第2の判断手段により前記情報処理装置と前記プリンタの接続形態が前記特定の接続形態であると判断された場合に、前記第2のサーバから前記ファームウェアを取得して、取得された前記ファームウェアを前記プリンタに送信することで前記プリンタのファームウェアを更新するための前記指示を前記プリンタに送信することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記特定の接続形態はUSB接続であることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の取得手段は前記プリンタドライバに対応する前記プリンタのファームウェアのバージョンとして、最小と最大の少なくとも一つを含むバージョンを前記第1のサーバから取得することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記送信手段は、前記プリンタが複数のドライバを必要とする場合に、前記複数のドライバに対応するバージョンに前記プリンタのファームウェアを更新するための前記指示を前記プリンタに送信することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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