JP2006302312A - リモートローディング実行方法、リモートローディング実行システム、情報処理装置、管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

リモートローディング実行方法、リモートローディング実行システム、情報処理装置、管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 インストール時にリブートを要するソフトウェアがある場合でも、サーバ側からの指示で、自動的にソフトウェアをインストールして、クライアント/サーバ構成におけるクライアント環境の構築ができる構成を提供せんとするものである。
【解決手段】 エージェント12は、インストール前にサーバ100からクライアント200にダウンロードされて、管理記録ファイル10を参照しながら、実行スクリプトSに従って、インストールファイル13からクライアント200へのインストールを実行すると共に、そのインストール実行状態に応じて管理記録ファイル10を更新し、リブート後再びクライアント200にダウンロードされた時に、管理記録ファイル10を参照し、実行スクリプトSに従って、インストールファイル13からインストールを続行し、併せてそのインストール実行状態に応じて管理記録ファイル10を更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアント/サーバ構成において、容易且つ安全にクライアント環境を構築するためのリモートローディング実行方法、リモートローディング実行システム、情報処理装置、管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
パーソナルコンピュータ等で構成されるクライアント側の環境構築は、スタンドアローンで1つずつソフトウェアをインストールするか、又はサーバからインストールすべきソフトウェアを、1つずつ選択してインストールすることで、行われている。
最近では、サーバ側からの指示でクライアントの電源を入れる構成、例えば離れたクライアントにパケットを送ることにより該クライアントに電源を投入するWake On LAN(WoL)などの構成や、電源が入れられた直後にクライアントがサーバに接続しに行く構成、例えばサーバ−クライアント環境のクライアント上でオペレーティングシステムが起動する前にクライアントがサーバに接続しに行くPXE(Preboot eXecution Environment)環境(但しこの場合クライアントのネットワークアダプタに専用のROMを必要とする)の構成が実用化されている。
このようなWake On LAN(WoL)の構成やPXE環境を利用すれば、単一のソフトウェアをインストールする場合、クライアントでの操作をしないで、リモートローディングすることもできる。
しかし、インストール中にリブート(再起動)が必要なソフトウェアをインストールする場合(複数のソフトウェアをインストールする場合も含む)は、リブート後にクライアント側でユーザの手作業を必要とし、上記のような構成を使用してもリモートローディングを実行することは不可能となる。
特にこのユーザ側の手作業という中には、リブートによってそれまでのクライアント側のインストールの履歴がなくなり、リブート後にインストール作業を最初から繰り返す無限ループに陥ることがあり、そのような場合はユーザ側でそれを止める作業をしなければならず、この種の技術的知識のない者にとっては、かなり困難な作業である。
そのため、クライアント側での手作業を必要とすることで、技術的知識や経験のないユーザに無理を強いることになって、サービス性が低下し、最終的には作業員の派遣なども必要となって、管理に手間とコストを要することになる。またインストールの状況を把握できないために、クライアント/サーバ構成におけるクライアント環境構築に対する信頼性の低下にもつながることになる。特にこの種のリモートローディング操作を必要とするケースとしては、クライアント側がダウンし、そのリカバリーが必要な場合が考えられ、サーバ側からの操作で全て自動的にそのリカバリーを達成できることが望まれる。
本発明は、以上のような問題に鑑み創案されたもので、利便性の高いソフトウェアのインストール技術を提供するものである。さらに詳細には、サーバ側でクライアントの動作環境を全て用意し、インストール時にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、サーバ側からの指示で、自動的にソフトウェアをインストールして、クライアント/サーバ構成におけるクライアント環境の構築ができるリモートローディング実行方法及びリモートローディング実行システムを提供せんとするものである。併せてこのようなシステムに使用される情報処理装置及び管理装置、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体についても、提案を行う。
そのため本発明に係るリモートローディング実行方法は、インストール開始前又はリブート後にクライアントにダウンロードされたエージェントにより、クライアントの実行状態を記録する管理記録を参照しながら、実行制御情報に従ってクライアントにインストールを行うことを基本的特徴としている。
上記構成によれば、エージェントにより、クライアントの実行状態の管理記録を参照しながら、実行制御情報に従ってクライアントにインストールを行い、またリブートがあった場合には、エージェントはクライアントに再びダウンロードされるため、該エージェントにより、リブート履歴を含む前記管理記録を参照しながら、リブート後に行われるべき、実行制御情報の続きに従って、クライアントへのインストールを続行することになる。従ってリブートがあっても、クライアント側で人の手作業を必要とせず、インストールを続行することができる。
ここで上記エージェントとは、ダウンロードされた先で、実行制御情報に規定された実行命令に従った処理を行う独立したプログラムであり、本構成では、クライアントに対し諸種のソフトウェアのインストールを行う。
上記実行制御情報は、クライアント側でエージェントに読み出されて実行されることになる、クライアントへのインストールに必要な実行命令(セットアップコマンド)を設定した定義情報であり、例えば実行スクリプトなどがある。また実行制御情報に従ってエージェントがインストールを実行する場合、インストールされるソフトウェア(オペレーティングシステムを含む)をサーバ側で用意していなければならない。さらにソフトウェアのインストールは、ソフトウェアのインストールイメージファイルを予めサーバ側に用意しておき、それを、ダウンロードによってクライアントにコピーするような場合も含む。
上記構成で、エージェントによりクライアントへインストールを実行している間、該インストールの実行状態に応じて、前記管理記録を更新する必要がある。仮にそのような更新がなされないと、インストールを実行するエージェントは、リブートで一旦実行制御情報に従った実行を中断するため、リブート後は、該リブート以前の記録(更新のされない記録)を参照し、実行制御情報の最初に戻って再びインストールを始めることになり、無限ループを実行することになるからである。
他方この管理記録の更新により、インストールの進行状態は、最終的にサーバ側に通知されるため、サーバ側で容易に確認できるようになる。従ってサーバ側で集中的に、管理・監視ができるようになり、インストールミスやトラブル対応が的確に行え、信頼性の高い環境が提供できることになる。
以上の構成をより具体化した場合、次のようなステップが実行されることになる。すなわち、サーバからクライアントに、リブート実行を含む1乃至2以上のソフトウェアのインストールを行う場合に、クライアントにダウンロードされたエージェントにより、クライアントの実行状態を記録する管理記録を参照しながら、実行制御情報に従ってインストールを行うと共に、クライアントのインストール実行状態に応じて前記管理記録を更新し、リブート後再びクライアントにダウンロードされたエージェントにより、前記管理記録を参照しながら、前記実行制御情報に従って、インストールを続行し、併せてそのインストール実行状態に応じて前記管理記録を更新するというものである。
前記管理記録には、その更新によって、リブート前までのインストール実行状態が履歴として残り、リブート後再びクライアントにダウンロードされたエージェントは、この管理記録を参照することで、リブート後に行われるべき、実行制御情報の続きに従って、クライアントへのインストールを続行することができるようになる。もちろんこの時も、後にさらなるリブートが行われることもある(1つのソフトウェアでリブートを複数回必要とすることもあるし、また複数のソフトウェアの連続インストールでリブートを複数回必要とすることもある)ので、インストールの続行と共に、そのインストール実行状態に応じて前記管理記録を更新することになる。
上記実行制御情報は、サーバ側に備えられていても良い。その場合は、インストールの実行時(リブート後のインストールの場合も含む)に、エージェントがサーバ側にアクセスして、実行制御情報を参照し、それに従ってインストールを行うことになる。この構成の利点は、クライアント側で、インストール中に不具合が生じても、実行制御情報が無くなったり、改変されるなどの心配がなく、クライアント側の不具合がサーバ側へ波及するおそれがなくなることにある。
また該実行制御情報は、サーバ側に備えられていて、インストール開始前又はリブート後に、ダウンロードされてクライアント側にも備えられるようになっても良い。その場合、前記エージェントは、クライアント側にある実行制御情報に従って、インストールを実行することができるようになる。この場合は、エージェントがいちいちサーバ側にアクセスしなくても、実行制御情報を参照できるため、インストールの作業効率が高まることになる。
他方、クライアントの実行状態を記録する前記管理記録は、サーバ側に備えられており、クライアントのインストール実行状態に応じて、更新されるようにしても良い。この場合、エージェントにより、クライアントにインストールが行われ、その作業開始直前、作業中或いは作業終了毎に、該エージェントにより、サーバ側にアクセスして、そこにある管理記録を更新することになる。このような構成の利点は、上記実行制御情報の場合と同様、クライアント側で、インストール中に不具合が生じても、サーバ側にその管理記録が残り、その後インストールを再開した場合に、該インストールが安全に行われるようになることにある。
また前記管理記録は、サーバに備えられており、そこからダウンロードされてクライアントにも備えられるようになり、さらにクライアントのインストール実行状態に応じて、該クライアント側で更新されると共に、リブート前にサーバ側に戻され、リブート後に再びクライアント側にダウンロードされて、その後のクライアントのインストール実行状態に応じて、更新されるようにしても良い。リブート前には履歴の更新された管理記録が、サーバ側に一旦移され、リブート後、再びクライアント側にダウンロードされて、それをエージェントが参照してインストールを続行するため、リブート後に実行すべき実行制御情報の続きに従ってインストールを行うことができるようになる。
クライアントにおけるインストールが進行して、リブートが要求された場合は、該クライアント自身のブートが必要であるから、もしそれ以前にサーバによってクライアントが立ち上げられていた場合(リモートブートの場合)は、設定を変えて、クライアント自身でのブートができるように(ローカルブートができるように)設定されなければならない。このローカルブートへの設定変更は、通常サーバ側からの要求でなされる。
請求項3〜請求項6までは、前記方法の構成に対応する装置構成を、リモートローディング実行システムとして規定している。
そのうち請求項3の構成は、クライアントの実行状態を記録する管理記録ファイルと、クライアントへのインストール実行処理を規定する実行制御情報を格納した制御ファイルと、該制御ファイルに格納された実行制御情報に従ってクライアントへのインストールを実行するエージェントと、該エージェントによりクライアントにインストールされるインストールファイルとを備えたサーバと、前記エージェントがダウンロードされるクライアントとを備え、前記エージェントは、インストール前にサーバからクライアントにダウンロードされて、前記管理記録ファイルを参照しながら、実行制御情報に従って、インストールファイルからクライアントへのインストールを実行すると共に、そのインストール実行状態に応じて前記管理記録ファイルを更新し、リブート後再びクライアントにダウンロードされた時に、前記管理記録ファイルを参照し、前記実行制御情報に従って、インストールファイルからインストールを続行し、併せてそのインストール実行状態に応じて前記管理記録ファイルを更新することを特徴としている。
前記インストールファイルとは、クライアントにインストールされるべきソフトウェア乃至ソフトウェア群のファイルを言い、たとえばクライアントで起動されるオペレーティングシステムや、同じくクライアントで実行されるアプリケーションなどがある。これらは、予めサーバ側に用意しておいて、それをクライアント側にダウンロードしてコピーするようなイメージファイルの形式であっても良い。
請求項4の構成では、前記制御ファイルは、サーバ側に備えられているというものである。
請求項5の構成では、前記制御ファイルは、インストール前又はリブート後に、ダウンロードされてクライアント側に備えられているというものである。
請求項6の構成では、クライアントの実行状態を記録する前記管理記録ファイルは、サーバ側に備えられており、クライアントのインストール実行状態に応じて、更新されるというものである。
請求項7の構成は、これまで述べた方法ないしシステムにおける、クライアントの装置構成を規定するものである。その具体的装置構成としては、他装置にアクセスして該他装置が管理するソフトウェアを自装置にインストールする情報処理装置であって、インストールする実行手順が規定された実行制御情報にアクセスするアクセス処理部と、インストールの実行状態を記録させる記録制御部と、前記記録されたインストールの実行状態及び実行制御情報に基づきインストールを行うインストール実行部とを備えることを特徴としている。
上記構成では、アクセス処理部において実行制御情報にアクセスし、インストール実行部において、この実行制御情報と記録制御部で記録されたインストールの実行状態に基づき、必要なソフトウェアのインストールを行い、そのインストール実行状態に応じて、前記記録制御部で記録を更新することになる。この記録制御部での記録更新がなされることと、インストール実行部でのインストールがその実行状態に応じて行われるため、インストール時にリブートを必要とするソフトウェアが他装置にある場合でも、リブート後もインストールの続きを続行させることができるようになり、該他装置にアクセスして該ソフトウェアを本情報処理装置に自動的にインストールすることが可能となる。
請求項8の構成は、これまで述べた方法ないしシステムにおける、サーバの装置構成を規定するものである。、その具体的装置構成としては、ソフトウェアを管理し、他装置からの要求に応じて該ソフトウェアを供給する管理装置であって、インストールを実行するエージェントを前記他装置に送信する送信部と、前記エージェントからのアクセスで、インストール実行処理を規定する実行制御情報を参照させる制御情報管理部と、前記エージェントからのアクセスで、前記他装置のインストール実行状態の通知及びその記録更新を行う管理記録部と、前記エージェントにより要求されるソフトウェアを前記他装置に供給する供給部とを備えることを特徴としている。
上記構成では、送信部においてエージェントを他装置に送り、この他装置で機能するエージェントからの要求で、供給部から必要なソフトウェアを該エージェントに対して送り、制御情報管理部で管理される実行制御情報と管理記録部で記録されるインストール実行状態を該エージェントに参照させて、他装置におけるインストールを実行させる。その際、インストール実行状態に応じて前記管理記録部はインストール実行状態の記録を更新し、且つエージェントがそれを必ず参照しながらインストールを行っているため、リブートを必要とするソフトウェアのインストール時でも、リブート後もインストールの続きを続行させることができるようになる。
請求項9の構成は、これまで述べた方法ないしシステムにおける、ソフトウェアのインストールを行わせるエージェントプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の構成を規定するものである。その具体的構成としては、コンピュータに、インストール実行処理を規定した実行制御情報を参照する手順と、インストールの実行状態を記録する手順と、前記実行制御情報及び前記インストールの実行状態に基づき、他装置にインストールすべきソフトウェアを供給する要求とそのインストール処理を実行する手順とを実行させるプログラムの記録された記録媒体である。
上記構成では、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み取らせることで、エージェントが機能する。該エージェントは、実行制御情報及び前記インストールの実行状態を参照することで、他装置に対し、インストールすべきソフトウェアを供給する要求を出し、またそれによって供給されたソフトウェアのインストール処理を実行することになる。その際、インストール実行状態に応じてその記録を更新させ、且つエージェントがインストール時にそれを必ず参照しながらインストールを行っているため、リブートを必要とするソフトウェアのインストール時でも、リブート後もインストールの続きを続行させることができるようになる。
請求項10の構成は、これまで述べた方法ないしシステムにおける、他装置にソフトウェアのインストールを行わせるサーバ用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の構成を規定するものである。その具体的構成としては、コンピュータに、インストールを実行するエージェントを他装置に送信する手順と、該エージェントからのアクセスで、実行制御情報を参照させる手順と、前記エージェントからのアクセスで、前記他装置のインストール実行状態の通知及びその記録更新を行う手順と、前記エージェントにより要求されるソフトウェアを前記他装置に供給する手順とを実行させるプログラムの記録された記録媒体である。
上記構成によれば、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み取らせることで、該コンピュータを、他装置にソフトウェアをインストールさせるサーバとして機能させることができるようになる。上記構成では、エージェントを他装置に送り、この他装置で機能するエージェントからの要求で、必要なソフトウェアを該エージェントに対して送り、実行制御情報及びインストール実行状態の記録を該エージェントに参照させて、他装置においてインストールを実行させることになる。その際、インストール実行状態に応じてその記録を更新させ、且つエージェントがインストール時にそれを必ず参照しながらインストールを行っているため、リブートを必要とするソフトウェアのインストール時でも、リブート後もインストールの続きを続行させることができるようになる。
以上、説明した本発明の請求項1〜6記載のリモートローディング実行方法及びリモートローディング実行システムによれば、インストール時にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、サーバ側からの指示で、自動的にこれらをインストールして、クライアント/サーバ構成におけるクライアント環境の構築ができるようになるという優れた効果を奏し得る。
従ってクライアントを最初から立ち上げる場合の他、クライアント側がダウンし、そのリカバリーが必要な場合に、サーバ側からの操作で自動的にクライアントの環境復元ができるようになる。特にユーザ側で技術的知識がない場合でも、クライアント側での手作業の必要がないために、サービス性の向上が期待でき、作業員の派遣も必要がなくなって、管理の手間やコストも低減できるようになる。
さらに、サーバ側でクライアント側のインストールの状況が把握できるようになるため、クライアント/サーバ構成におけるクライアント環境構築に対する信頼性の向上も期待できるようになる。
請求項7記載の情報処理装置によれば、インストール時にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、他装置にアクセスして該他装置が管理するソフトウェアを本情報処理装置に自動的にインストールすることが可能となる。
請求項8記載の管理装置によれば、他装置の要求に応じてソフトウェアを供給しながら、他装置におけるインストールの実行状況を管理し、インストール時にソフトウェアがリブートを必要とする場合でも、該他装置に対し、自動的に該ソフトウェアのインストールを実行させることが可能となる。
請求項9記載の記録媒体の構成によれば、その記録媒体に記録されたプログラムがコンピュータに読み込まれて実行されると、インストール時にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、該コンピュータにおいて、自動的にインストールを行うことが可能となる。
請求項10記載の記録媒体の構成によれば、その記録媒体に記録されたプログラムがコンピュータに読み込まれて実行されると、エージェントとの連携により、インストール時にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、エージェントが送られた他装置において、自動的にインストールを行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は、本発明のリモートローディング実行システムを構築する、サーバ100と、これとローカルエリアネットワーク(LAN)300で接続されるクライアント200a、200b、…200nとのシステム構成を示している。尚、以下の説明で説明を簡単にするため、仮に全てのクライアント200a、200b、…200nを代表するものとして、クライアント200として説明をする。
上記サーバ100は、図2に示すように、バス101を介してつながっているCPU102と、RAM103と、ROM104と、HDD(ハードディスクドライブ)105と、FDD(フロッピーディスクドライブ;フロッピーは登録商標である)106と、LAN通信環境を提供する通信制御基板107、表示装置やキーボードなどの入出力装置108などで構成される。
そして上記HDD105には、クライアント200へのインストールの実行状態を記録する(ログを取る)管理記録ファイル10と、クライアント200へのインストール実行処理を規定する実行制御情報たる実行スクリプトSを格納した制御ファイルたるスクリプトファイル11と、該スクリプトファイル11に格納された実行スクリプトSに従ってクライアント200へのインストールを実行するエージェント12と、クライアント200へインストールされるべきインストールファイル13を格納している。
上記実行スクリプトSは、クライアント200側でエージェント12に読み出されて実行されることになる、クライアント200へのインストールに必要な実行命令(セットアップコマンド)を設定した定義情報であり、セットアップされるべきインストールファイル13の順序に従って、各セットアップコマンドを設定している。
また前記エージェント12とは、ダウンロードされた先で、実行スクリプトSに規定された実行命令に従った処理を行う独立したプログラムであり、本構成では、クライアント200に対し上記インストールファイル13のインストールを行う。該エージェント12は、インストールを行う前に、必ず、管理記録ファイル10にアクセスして、クライアント200のインストール進行状態を確認してから、実行スクリプトSに従ってインストールを続行する。またエージェント12は、各インストール終了後又はリブート要求がある度に、前記管理記録ファイル10にアクセスして、インストールの進行状況につき、その更新を行う。
前記インストールファイル13には、クライアント200で最初に起動されるDOSブートイメージファイル(後述するDOS及びLANマネージャを含む)の他、同じくクライアント200で起動されるオペレーティングシステムのOSインストールイメージファイル13aと、同じくクライアント200にインストールされるべきアプリケーションのアプリインストールイメージファイル13bがある。これらは、クライアント200を最初から立ち上げたり、該クライアント200ダウン後のリカバリーを行うために、本システムに用意されている。
さらにサーバ100には、HDD105から読み出されてCPU102で実行されるプログラムが立ち上げられている。該プログラム中に、上記HDD105上の管理記録ファイル10の読み出し及び書込み(更新を含む)と、スクリプトファイル11の読み出しを管理するマネージャ14が備えられている。
またこのマネージャ14は、クライアント200のインストールが実行されてリブート要求があった際(正確にはリブート要求による管理記録ファイル10の更新があった際)、前記実行スクリプトSの記述に従ってエージェント12が送った要求により、前記クライアント200側のPXEによるリモートブート実行から、ローカルブート(クライアント単独での立ち上げ)実行に切り替える命令を出す機能を備えている。その切替を行った際、上記管理記録ファイル10中に各クライアント200に対応して備えているブートフラグの設定を合わせて行う(ローカルブートの際1を、またリモートブートの際0を設定する)。
他方前記クライアント200は、図3に示すように、上記サーバ100とほぼ同じ構成を有しており、バス201を介してつながっているCPU202と、RAM203と、ROM204と、HDD(ハードディスクドライブ)205と、FDD(フロッピーディスクドライブ;フロッピーは登録商標である)206と、LAN通信環境を提供する通信制御基板207、表示装置やキーボードなどの入出力装置208などで構成される。
更に該クライアント200には、前記通信制御基板207上に備えられたROM(図示なし)によって環境が実現されるWake On LAN(WoL)の構成210と、PXE(Preboot eXecution Environment)の構成211が備えられている。通信制御基板207上に備えられた該ROMは、クライアント200のバイオス(BIOS)の設定によって、以上の機能を発揮するか否かが決定され、その設定は通信制御基板207上のフラッシュメモリ(図示なし)などに格納される。
該WoL210は、サーバ100側からターゲットとなるクライアント200にパケットを送ることにより、該クライアント200の電源を投入する機能を有している。
また上記PXE211は、クライアント200に電源が投入された直後にクライアント200からサーバ100に接続しに行く構成であり、この時サーバ100側の管理記録ファイル10上の対応するクライアント200のブートフラグがリモートブート用に設定されていれば(デフォルトではリモートブートに設定されている)、該サーバ100により、最初にDOSブートイメージが送られて、該クライアント200はDOS(ディスクオペレーティングシステム)環境で起動することになる。さらにこのDOS環境におけるLANマネージャで、サーバ100に接続されることで、該サーバ100からクライアント200のRAM203上に、前記エージェント12が送られる。仮にクライアント200側でオペレーティングシステムが起動可能な状態になっていても、電源投入と共にこのPXEが有効になれば、該オペレーティングシステムの起動前に、サーバ100によって、該クライアント200が起動されることになる。
次に前記図1と、図4及び図5により、サーバ100とクライアント200間の処理につき、説明する。
(1)まず図1及び図4に示すように、サーバ100からターゲットとなるクライアント200にパケットを送り、前記WoLにより、クライアント200の電源をONにする(ステップ1)。
(2)クライアント200の電源がONになったところで、PXE211が起動し、該PXE211の要求がサーバ100に送られ、それをマネージャ14が受付ける(ステップ2)。
(3)デフォルトでは、管理記録ファイル10の対応するクライアント200のブートフラグをリモート側に設定されているため、マネージャ14は、クライアント200をリモートブートさせ、サーバ100から、クライアント200のRAM203上にDOSのブートイメージをダウンロードさせる(ステップ3)。この時クライアント200側には合わせてLANマネージャがダウンロードされ、DOSと共に起動される。
(4)このLANマネージャにより、DOS環境で、クライアント200は、サーバ100に接続する(ここまでが前記PXE211によるリモートブート処理である)。そしてこのリモートブートと同時に、サーバ100から、エージェント12が、クライアント200のRAM203にダウンロードされる(ステップ4)。
(5)エージェント12が起動されると、図5に示すように、最初にサーバ100側の管理記録ファイル10にアクセスする。この時点では、クライアント200の実行状態については、まだ何も記録されていない。次にエージェント12は、同じくサーバ100のスクリプトファイル11にアクセスし、その実行スクリプトSの最初にセットされたオペレーティングシステムインストールのセットアップコマンドを実行する。この際、最初にクライアント200のHDD205に対し、インストールファイル13中のFdiskやFormatなどのHDD205の初期化のためのコマンドが実行され、さらにDOS環境下でスクリプトのコマンド(WINDOWSなどのオペレーティングシステムのセットアップコマンド;WINDOWSは登録商標である)が実行され、OSインストールイメージファイル13aがインストールされる(ステップ5)。
(6)以上のオペレーティングシステムのインストール途中でリブートが入る。ここまでの実行状態をエージェント12は、サーバ100側のマネージャ14に通知する。この通知を受けたマネージャ14は、管理記録ファイル10に記録・更新する。同時に該マネージャ14は、リモートブートから、ローカルブートに切り替え、上記管理記録ファイル10中に該クライアント200に対応して備えているブートフラグを、ローカルブート側に設定する(ステップ6)。
(7)クライアント200では、上記切替によって、ローカルブートによるリブートが実行される。この時、エージェント12は、クライアント200側に再びダウンロードされ、リブート後に再びエージェント12が起動する。該エージェント12は、再び管理記録ファイル10にアクセスし、対象となっているクライアント200のインストールの進行状態を検出し、その進行状態からスクリプトファイル11の上記実行スクリプトSの続きを実行し、インストールを続行する(ステップ7)。
(8)クライアント200へのオペレーティングシステムのインストールが終了し、リブートが再びかかる。この時、エージェント12は、オペレーティングシステムのインストールが終了したことを、サーバ100側のマネージャ14に通知する。この通知を受けたマネージャ14は、管理記録ファイル10に、その終了を記録し、更新する(ステップ8)。
(9)リブート後、エージェント12は、クライアント200側に再びダウンロードされ、起動する。該エージェント12は、再度管理記録ファイル10にアクセスし、対象となっているクライアント200のインストールの進行状態を検出する。その進行状態からスクリプトファイル11の上記実行スクリプトSの続きに規定されたアプリインストールイメージファイル13bのインストールを実行する(ステップ9)。複数のアプリインストールイメージファイル13bをインストールする場合は、間にリブートが入るが、上述の処理と同様、クライアント200でエージェント12が起動し、前記管理記録ファイル10にアクセスして、スクリプトファイル11の実行スクリプトに従いながら、それらのアプリインストールイメージファイル13bをインストールする。
(10)全てのアプリインストールイメージファイル13bのインストールが終了すると、リブートがかかり、全てのインストールが終了したことが、エージェント12によってサーバ100側に通知される。サーバ100側にあるマネージャ14がこれを受け取り、サービスを完了する(ステップ10)。
以上の処理が、サーバ100とターゲットとなるクライアント200との間でなされることで、インストール時にリブートを必要とするオペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアがある場合でも、サーバ100側からの指示で、自動的にこれらをインストールして、クライアント/サーバ構成におけるクライアント200の環境の構築ができるようになる。従ってクライアント200を最初から立ち上げる場合の他、クライアント200側がダウンし、そのリカバリーが必要な場合に、サーバ100側からの操作で自動的にそのリカバリーが行えるようになる。特にユーザ側で技術的知識がない場合でも、クライアント200側での手作業の必要がないために、サービス性の向上が期待でき、作業員の派遣も必要がなくなって、管理が容易になる。さらにサーバ100側でクライアント200側のインストールの状況が把握できるので、クライアント/サーバ構成におけるクライアント環境構築に対する信頼性も向上する。
上記実施形態構成では、スクリプトファイル11は、常にサーバ100側に備えられているが、インストール前又はリブート後に、クライアント200側にダウンロードされるようにして、前記エージェント12は、クライアント200側にある実行スクリプトSに従って、インストールを実行するようにしても良い。この場合は、エージェント12がいちいちサーバ100側にアクセスしなくても、実行スクリプトSを参照できるため、インストールの作業効率が高まることになる。
また上記実施形態構成では、前記管理記録ファイル10は、サーバ100側に備えられているが、該サーバ100からダウンロードされてクライアント200にも備えられるようにし、クライアント200のインストール実行状態に応じて、該クライアント200側で更新されると共に、リブート前にサーバ100側に戻され、リブート後に再びクライアント200側にダウンロードされて、その後のクライアント200のインストール実行状態に応じて、更新されるようにしても良い。このようにしても、リブート前には履歴の更新された管理記録ファイル10が、サーバ100側に一旦移され、リブート後、再びクライアント200側にダウンロードされて、それをエージェント12が参照してインストールを続行するため、リブート後に実行すべき実行スクリプトSの続きに従ってインストールを行うことができるようになり、特に問題はない。
図6は他装置(すなわちサーバ100)にアクセスして該他装置が管理するソフトウェアを自装置にインストールする情報処理装置、すなわちクライアント200の装置構成を示す説明図である。
本装置構成は、実行スクリプトSにアクセスするアクセス処理部20と、インストールの実行状態を前記管理記録ファイル10に記録させる記録制御部21と、前記記録されたインストールの実行状態及び実行スクリプトSに基づきインストールを行うインストール実行部22とを備えている。
上記構成では、アクセス処理部20において実行スクリプトSにアクセスし、インストール実行部22において、この実行スクリプトSと記録制御部21により記録更新の行われる管理記録ファイル10のインストールの実行状態に基づき、必要なインストールファイル13のインストールを行う。さらにそのインストール実行状態に応じて、前記記録制御部21により管理記録ファイル10の記録を更新することになる。この記録制御部21により管理記録ファイル10の記録更新がなされることと、インストール実行部22でのインストールがその実行状態に応じて行われるため、インストールファイル13中にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、リブート後もインストールの続きを続行させることができるようになり、サーバ100にアクセスして、そのようなリブートを必要とするものを含むインストールファイル13を本クライアント200側に自動的にインストールすることが可能となる。
図7は、ソフトウェアを管理し、他装置(すなわちクライアント200)からの要求に応じて該ソフトウェアを供給する管理装置、すなわちサーバ100の装置構成を示す説明図である。
本装置構成は、エージェント12をクライアント200に送信する送信部15と、該エージェント12からのアクセスで、実行スクリプトSを参照させるスクリプト管理部16(スクリプトファイル11の読み出し管理を行う)と、前記エージェント12からのアクセスで、前記クライアント200のインストール実行状態の通知及びその記録更新を行う管理記録部17(管理記録ファイル10読み出し及び更新を行う)と、前記エージェント12により要求されるインストールファイル13を前記クライアント200に供給する供給部18とを備えている。
上記構成では、送信部15においてエージェント12をクライアント200に送り、このクライアント200で機能するエージェント12からの要求で、供給部18からインストールファイル13を該エージェント12に対して送り、スクリプト管理部16で管理される実行スクリプトSと管理記録部17で記録されるインストール実行状態を該エージェント12に参照させて、クライアント200におけるインストールを実行させる。その際、インストール実行状態に応じて前記管理記録部17はインストール実行状態の記録を更新し、且つエージェント12がインストール時にそれを必ず参照しながらインストールを行っているため、インストールファイル13中にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、リブート後もインストールの続きを続行させることができるようになる。
本発明を実施する形態の他の構成としては、クライアント200に対しソフトウェアのインストールを行わせるエージェントプログラムを記録したCD−ROMなどの記録媒体の構成がある。
すなわちこのような記録媒体に記録されたプログラムがコンピュータに読み込まれ、実行されると、該コンピュータに、実行スクリプトSを参照するステップと、インストールの実行状態を記録するステップと、前記実行スクリプトS及び前記インストールの実行状態に基づき、サーバ100に対しインストールファイル13を供給する要求とそのインストール処理を実行するステップとを実行させることになる。
上記構成では、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み取らせ、実行させることで、上記エージェントが機能する。該エージェントは、実行スクリプトS及び前記インストールの実行状態を参照することで、サーバ100に対し、インストールファイル13を供給する要求を出し、またそれによって供給された該インストールファイル13のインストール処理を実行することになる。その際、インストール実行状態に応じてその記録を更新させ、且つエージェントがインストール時にそれを必ず参照しながらインストールを行っているため、インストールファイル13中にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、リブート後もインストールの続きを続行させることができるようになる。
本発明を実施する形態のさらに別の構成としては、クライアント200にソフトウェアのインストールを行わせるサーバ100用のプログラムを記録したCD−ROMなどの記録媒体の構成がある。
すなわちこのような記録媒体に記録されたプログラムがコンピュータに読み込まれ、実行されると、該コンピュータに、インストールを実行するエージェント12をクライアント200に送信するステップと、該エージェント12からのアクセスで、実行スクリプトSを参照させるステップと、前記エージェント12からのアクセスで、前記クライアント200のインストール実行状態の通知及びその記録更新を行うステップと、前記エージェント12により要求されるインストールファイル13を前記クライアント200に供給するステップとを実行させることになる。
上記構成によれば、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み取らせることで、該コンピュータを、クライアント200に対しソフトウェアをインストールさせるサーバ100として機能させることができるようになる。上記構成では、エージェント12をクライアント200側に送り、このクライアント200で機能するエージェント12からの要求で、必要なインストールファイル13を該エージェント12に対して送り、実行スクリプトS及びインストール実行状態の記録を該エージェント12に参照させて、クライアント200においてインストールを実行させることになる。その際、インストール実行状態に応じてその記録を更新させ、且つエージェント12がインストール時にそれを必ず参照しながらインストールを行っているため、インストールファイル13中にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、リブート後もインストールの続きを続行させることができるようになる。
尚、本発明のリモートローディング実行方法及びリモートローディング実行システムは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のリモートローディング実行方法、リモートローディング実行システム、情報処理装置、管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、サーバ−クライアントシステム間でインストール時にリブートする必要があるソフトウェアのインストール技術として、利用可能である。
本発明のリモートローディング実行システムを構築する、サーバ100とクライアント200a、200b、…200nとのシステム構成を示す構成概要図である。 サーバ100の構成説明図である。 クライアント200の構成説明図である。 サーバ100とクライアント200間の処理手順を示す工程説明図である。 上記の工程中における本発明構成による動作概要の説明図である。 サーバ100にアクセスして該サーバ100が管理するソフトウェアを自装置にインストールするクライアント200の装置構成を示す説明図である。 ソフトウェアを管理し、クライアント200からの要求に応じて該ソフトウェアを供給するサーバ100の装置構成を示す説明図である。
符号の説明
10 管理記録ファイル
11 スクリプトファイル
12 エージェント
13 インストールファイル
13a OSインストールイメージファイル
13b アプリインストールイメージファイル
14 マネージャ
15 送信部
16 スクリプト管理部
17 管理記録部
18 供給部
20 アクセス管理部
21 記録制御部
22 インストール実行部
100 サーバ
101、201 バス
102、202 CPU
103、203 RAM
104、204 ROM
105、205 HDD
106、206 FDD
107、207 通信制御基板
108、208 入出力装置
200、200a、200b、200n クライアント
210 Wake On LANの構成
211 PXEの構成
300 ローカルエリアネットワーク

Claims (10)

  1. インストール開始前又はリブート後にクライアントにダウンロードされたエージェントにより、クライアントの実行状態を記録する管理記録を参照しながら、実行制御情報に従ってクライアントにインストールを行うことを特徴とするリモートローディング実行方法。
  2. エージェントによるクライアントへのインストール実行状態に応じて、前記管理記録を更新することを特徴とする請求項1記載のリモートローディング実行方法。
  3. クライアントの実行状態を記録する管理記録ファイルと、クライアントへのインストール実行処理を規定する実行制御情報を格納した制御ファイルと、該制御ファイルに格納された実行制御情報に従ってクライアントへのインストールを実行するエージェントと、該エージェントによりクライアントにインストールされるインストールファイルとを備えたサーバと、前記エージェントがダウンロードされるクライアントとを備え、前記エージェントは、インストール前にサーバからクライアントにダウンロードされて、前記管理記録ファイルを参照しながら、実行制御情報に従って、インストールファイルからクライアントへのインストールを実行すると共に、そのインストール実行状態に応じて前記管理記録ファイルを更新し、リブート後再びクライアントにダウンロードされた時に、前記管理記録ファイルを参照し、前記実行制御情報に従って、インストールファイルからインストールを続行し、併せてそのインストール実行状態に応じて前記管理記録ファイルを更新することを特徴とするリモートローディング実行システム。
  4. 前記制御ファイルは、サーバ側に備えられていることを特徴とする請求項3記載のリモートローディング実行システム。
  5. 前記制御ファイルは、インストール前又はリブート後に、ダウンロードされてクライアント側に備えられていることを特徴とする請求項3記載のリモートローディング実行システム。
  6. クライアントの実行状態を記録する前記管理記録ファイルは、サーバ側に備えられており、クライアントのインストール実行状態に応じて、更新されることを特徴とする請求項3〜5いずれか1つに記載のリモートローディング実行システム。
  7. 他装置にアクセスして該他装置が管理するソフトウェアを自装置にインストールする情報処理装置であって、インストールする実行手順が規定された実行制御情報にアクセスするアクセス処理部と、インストールの実行状態を記録させる記録制御部と、前記記録されたインストールの実行状態及び実行制御情報に基づきインストールを行うインストール実行部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. ソフトウェアを管理し、他装置からの要求に応じて該ソフトウェアを供給する管理装置であって、インストールを実行するエージェントを前記他装置に送信する送信部と、前記エージェントからのアクセスで、インストール実行処理を規定する実行制御情報を参照させる制御情報管理部と、前記エージェントからのアクセスで、前記他装置のインストール実行状態の通知及びその記録更新を行う管理記録部と、前記エージェントにより要求されるソフトウェアを前記他装置に供給する供給部とを備えることを特徴とする管理装置。
  9. コンピュータに、インストール実行処理を規定した実行制御情報を参照する手順と、インストールの実行状態を記録する手順と、前記実行制御情報及び前記インストールの実行状態に基づき、他装置にインストールすべきソフトウェアを供給する要求とそのインストール処理を実行する手順とを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. コンピュータに、インストールを実行するエージェントを他装置に送信する手順と、該エージェントからのアクセスで、実行制御情報を参照させる手順と、前記エージェントからのアクセスで、前記他装置のインストール実行状態の通知及びその記録更新を行う手順と、前記エージェントにより要求されるソフトウェアを前記他装置に供給する手順とを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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