JPH11191060A - リレーインストール方法 - Google Patents

リレーインストール方法

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JPH11191060A
JPH11191060A JP9359174A JP35917497A JPH11191060A JP H11191060 A JPH11191060 A JP H11191060A JP 9359174 A JP9359174 A JP 9359174A JP 35917497 A JP35917497 A JP 35917497A JP H11191060 A JPH11191060 A JP H11191060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンピュータがネットワークに接続さ
れたシステムにおいて、各コンピュータにリソースをイ
ンストールする場合、特定のコンピュータに負荷が集中
してしまう問題があった。 【解決手段】 各コンピュータ間において、順次リソー
スをリレー転送(コピー)させる。リソースの転送に先
立ってインストール管理プログラム及びインストール管
理情報などが転送される。そして、インストール管理プ
ログラムが実行され、これによってリソース12のイン
ストールが行われる。インストール管理情報44には各
コンピュータごとのカスタマイズ情報及びインストール
先のリストなどが含まれる。インストール先の順番は固
定的に設定されておらず、インストールが可能なコンピ
ュータから順次インストールが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークシステ
ムに関し、特にネットワークに接続された各コンピュー
タに対するリソースのインストール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上に存在する複数のコンピ
ュータのそれぞれについてリソース(例えばアプリケー
ションプログラム、フォントなど)をインストールする
場合、従来においては、いずれかのコンピュータがサー
バーとして機能し、そのサーバーからクライアントであ
る各コンピュータへリソースが転送記憶される(例え
ば、特開平5−250239号公報、特開平7−200
509号公報、特開平6−12348号公報、特開平6
−59994号公報)。ここで、リソースはプログラ
ム、データなどのコンピュータで利用される資源のすべ
てを含む概念である。
【0003】また、サーバーにリソースを登録しておい
て各クライアントから必要に応じてリソースを取り出し
て格納することも行われている(例えば特開平6−25
0951号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
いずれのインストール方法でもサーバーに負荷が集中し
てしまうという問題がある。特にインストール先が多け
れば多いほどその問題が顕著になる。すなわち、従来に
おいてはクライアントとサーバーの関係が常に固定的で
あった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、特定のコンピュータのインス
トール処理に関わる負荷の増大を回避して、均等な負荷
分配をもってインストールを行えるインストール方法を
実現することにある。
【0006】本発明の他の目的は、各インストール先の
固有の事情を加味しながら効率的にインストールを行う
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のコンピュータがネットワークを介
して接続されたシステムにおいて、各コンピュータ間で
インストール対象であるリソースをリレー転送させて各
コンピュータにリソースをインストールすることを特徴
とする。
【0008】上記構成によれば、いずれかのコンピュー
タがサーバーとしてリソースを分配するのではなく、各
コンピュータ間で順番にリソースがリレー(コピー)さ
れる。よって、リソースのインストールに当たって特定
のコンピュータに負荷が集中してしまうことを防止でき
る。インストールの順番は、予め設定しておいてもよい
が、各コンピュータの稼動状況などに応じて適宜決定さ
せるようにしてもよい。これによれば、特定のコンピュ
ータが一時的に稼動停止しているような場合でも、イン
ストールが可能なコンピュータから順次インストールを
行うことができる。
【0009】望ましくは、前記リソースの転送に先立っ
て、当該リソースの転送を制御するインストール管理プ
ログラムが先行転送される。すなわち、本来のインスト
ール対象であるリソースの他に、それをインストールす
るためのプログラムもリレー転送される。この構成によ
れば、インストールのためのプログラムを予め各コンピ
ュータに持たせておく必要がないという利点がある。な
お、使用済みのインストール管理プログラムや管理情報
は他のコンピュータの指示により又は自らの処理により
削除されるようにしてもよい。そのようにすれば最早不
要になったプログラムやデータによりメモリが不必要に
占有されてしまう問題を解消できる。
【0010】望ましくは、前記リソースの転送とともに
インストール管理情報が転送され、前記各コンピュータ
は前記インストール管理情報を参照して次の転送先を特
定する。ここで望ましくは、前記インストール管理情報
には、少なくともインストール先のリストと各インスト
ール先ごとのインストール済みか否かの情報と、が含ま
れる。この管理情報により、各コンピュータにおいて次
にインストールすべきコンピュータを容易に特定でき
る。
【0011】望ましくは、前記インストール管理情報に
は、各インストール先ごとのカスタマイズ情報が含ま
れ、前記各コンピュータでは前記カスタマイズ情報に従
ってインストールが実行される。ここで、カスタマイズ
情報は例えばメモリ上の作業領域サイズであり、各コン
ピュータ固有の事情に応じて自動的にリソースのインス
トールを行えるという利点がある。
【0012】望ましくは、最後にインストールを行うコ
ンピュータは、特定のコンピュータにインストール完了
を通知する。なお、各コンピュータが個別的にインスト
ール状況を特定コンピュータに通知するようにしてもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0014】図1には、本発明に係るリレーインストー
ル方法が適用されるネットワークシステムの概念が示さ
れている。ネットワーク10には、この例において、コ
ンピュータA〜コンピュータFまでの複数のコンピュー
タが接続されている。各コンピュータは、互いにネット
ワーク10を介して情報の伝送を行うことが可能であ
る。
【0015】コンピュータA〜コンピュータFの中の全
部又は一部のコンピュータに対してリソース12のイン
ストールを行う場合、本実施形態によるリレーインスト
ール方法によれば、各コンピュータ間において順次リソ
ース12がリレー転送(コピー)され、その結果、イン
ストールが必要な全てのコンピュータに対してリソース
12のインストールを順番に行うことができる。
【0016】具体的に説明すると、図1に示すように、
コンピュータA、コンピュータB、コンピュータD、コ
ンピュータEの4つのコンピュータに対してリソース1
2のインストールを行う場合、例えば、まず最初に、コ
ンピュータAに対してリソース12がインストールされ
る(S1参照)。ここで、初期インストールは、例えば
記録媒体などからのリソースの読み込みによって行われ
る。次に、コンピュータAは次にインストールするコン
ピュータとしてコンピュータBを特定する。そしてコン
ピュータAからBにリソース12がコピーされる(S2
参照)。このような2つのコンピュータにおける個別的
な転送が順次繰り返されると、図1においてS3及びS
4で示されるように、コンピュータE及びコンピュータ
Dに対しても上記同様にリソース12のインストールが
行われることになる。そして、本実施形態では、最終的
にインストールが行われたコンピュータDから、最初に
インストールが行われたコンピュータAに対して、イン
ストールが完了した旨の通知が成される(S5参照)。
【0017】以上のように本実施形態のリレーインスト
ール方法によれば、1つのコンピュータが固定的なサー
バーとしてリソースを他の複数のコンピュータに転送す
るといった処理は行われないため、その転送にかかる負
荷の集中を回避することができる。すなわちその負荷を
各コンピュータに分担させることが可能である。後述す
るように、本実施形態のリレーインストール方法におい
ては、あらかじめインストールの順番は固定的に設定さ
れておらず、各コンピュータの稼動状況などに応じて適
宜次のインストール先が決定されるため、例えば特定の
コンピュータが一時的に遮断されているような場合にお
いてもインストール作業の中断を回避することが可能で
ある。
【0018】図2には、図1に示したコンピュータの内
部構成が概念図として示されている。内部バス14に
は、CPU16、ROM18、RAMやHD等の記憶部
20及びI/O回路22が接続されている。ここで、I
/O回路22はネットワーク10にも接続されており、
その回路を介してデータの入出力を行うことが可能であ
る。内部バス14にはさらに入力部あるいは表示部等が
接続されているが図示省略されている。
【0019】記憶部20内には、コンピュータを動作さ
せるためのオペレーションシステムや各種のアプリケー
ションプログラムの他に、図2に示すように、インスト
ールされたリソース12が格納される。このリソース1
2は他のコンピュータあるいはフロッピーディスクから
読み込まれたものであり、また次のコンピュータに対し
て転送される対象である。本実施形態に係るリレーイン
ストール方法では、このリソース12の転送を管理する
ためのインストール用プログラム及びデータ24がリソ
ース12の転送に先立って転送される。すなわち、例え
ばコンピュータAからコンピュータBにリソース12を
転送する場合には、その転送に先立ってまずインストー
ル用プログラム及びデータ24がコンピュータBに転送
(インストール)され、そのプログラム及びデータを利
用してリソース12の転送が行われる。その意味におい
て、リソース12に加えてインストール用プログラム及
びデータ24も転送対象(インストール対象)として位
置づけられる。
【0020】図3には、図2に示した転送対象23の具
体的な構成例が示されている。(D)に示すリソース1
2は本来のインストール対象であり、図2に示したリソ
ース12に相当するものである。一方、(A)〜(C)
に示すインストール管理プログラム40、リソース管理
情報42及びインストール管理情報44は図2に示した
インストール用プログラム及びデータ24に相当するも
のである。
【0021】ここで、インストール管理プログラム40
には、インストール手順が記述されており、そのインス
トール管理プログラム40を受け取ったコンピュータに
おいて当該プログラムが起動されることにより、そのイ
ンストール手順にしたがって後述するようなリソースの
インストールが実行されることになる。ここで、インス
トール手順そのものを別ファイルとして構成し、インス
トール管理プログラム40がそのファイルから必要な情
報を読み出すことによってインストールを実行するよう
にしてもよい。
【0022】リソース管理情報42は、リソース12に
関する性質や属性を表す情報であり、例えばリソースの
バージョンなどを表す情報である。例えばバージョンが
新しいリソースが転送されたような場合に、それを選択
的にインストールさせるために、このリソース管理情報
42が付加されている。指定された全てのコンピュータ
に対して強制的にリソース12のインストールを行わせ
るような場合、必ずしもこのリソース管理情報42は必
要でない。
【0023】インストール管理情報44は、インストー
ル管理プログラム40によるインストールの実行に当た
って利用される各種の情報で構成されている。具体的に
は、インストール管理情報44は、各インストール先の
アドレス46と、何れのコンピュータが最初にインスト
ールされたコンピュータであるかを表す先頭フラグ48
と、各コンピュータについてのインストール済みか否か
を表すフラグ50と、各コンピュータについてのインス
トール結果を表す状況52と、各コンピュータごとのイ
ンストールに当たってのカスタマイズ情報54と、で構
成されている。ここでカスタマイズ情報54は、例えば
各コンピュータ固有の事情を表したものであり、例えば
作業領域サイズなどの情報である。このカスタマイズ情
報54によって各コンピュータごとにそれに適合した形
式でリソースのインストールを行うことが可能である。
ちなみに、図3に示すプログラム及び情報(リソースを
含む)は、各コンピュータ間においてリレー転送される
が、この場合においてインストール管理情報44は各コ
ンピュータ上で必要に応じて修正される。また、インス
トールが終了したコンピュータに関するカスタマイズ情
報54等は必要に応じて削除されるようにしてもよい。
【0024】図4及び図5には本実施形態に係るリレー
インストール方法の具体的なプロセスが示されている。
図4及び図5において、(A)には最初にリソースがイ
ンストールされるコンピュータの動作がフローチャート
ととして示され、(B)には2番目にリソースがインス
トールされるコンピュータの動作がフローチャートとと
して示されている。また、(C)には最後にリソースが
インストールされるコンピュータの動作がフローチャー
トとして示され、(D)にはインストール完了報告を受
ける最初にインストールがされたコンピュータの動作が
フローチャートとして示されている。以下に各動作につ
いて詳述する。
【0025】S101においては、最初のコンピュータ
に対してインストール管理プログラム40がインストー
ル(格納)される。すなわち初期インストールが実行さ
れる。S102では、例えばユーザー入力などに応じて
インストール管理プログラムが起動される。この起動に
よって以下の各工程が当該プログラムにより制御される
ことになる。
【0026】S103では、まずインストール管理情報
が当該コンピュータのメモリ上に格納され、S104で
はリソース管理情報が当該コンピュータのメモリ上に格
納される。これは具体的には例えば記録媒体などからの
情報の読み込みによって行われる。
【0027】S105では、インストール管理プログラ
ムの制御の下、リソースのインストールが実際に実行さ
れる。これは例えば記録媒体などからの読み込みにより
行われる。このインストールに当たって、上述したイン
ストール管理情報44に含まれるカスタマイズ情報が参
照され、当該コンピュータに関するカスタマイズ処理も
なされることになる。S106では、インストール管理
情報についての登録及び修正が行われる。具体的には、
当該コンピュータに対応付けて先頭フラグが付与され、
さらに当該コンピュータに介してインストール済みフラ
グが付与される。またそのインストールに当たっての状
況が記録されることになる。この時点では、当該コンピ
ュータに関するカスタマイズ情報は不要になるため、必
要に応じて削除されるようにしてもよい。このような削
除によれば転送される情報の容量を最小限にできるとい
う利点がある。
【0028】S107においては、インストール管理情
報44が参照され、そのインストール先の中でまだイン
ストールがなされていないコンピュータが特定され、そ
の中からいずれかのコンピュータが次にインストールす
るコンピュータであるとして選定される。もちろん、次
のコンピュータの選定に当たっては、各コンピュータの
稼動状況やコンピュータ間における距離などの各種の事
情を考慮するのが望ましい。
【0029】S108では、当該インストール管理プロ
グラム自体が次のコンピュータに転送(コピー)され
る。そして、S109では、次のコンピュータに対して
インストール管理プログラムの起動指示が与えられる。
この起動指示より以下に説明するように、次のコンピュ
ータにおいてインストール管理プログラムが起動され、
インストール管理情報及びリソース管理情報の転送要求
がS110において受け付けられると、当該コンピュー
タから次のコンピュータへ、要求された各種の情報が転
送される。S111においては、次のコンピュータから
の削除指令に基づいて不要なファイルの削除が実行さ
れ、これと同時に当該インストール管理プログラムの実
行が終了する。もちろん、このS111においては当該
インストール管理プログラム自体が削除されるようにし
てもよい。かかる処理によればメモリ上において当該イ
ンストール管理プログラムなどが存在していた領域を開
放できるという利点がある。
【0030】一方、次のインストール先として指定され
たコンピュータにおいては、S201において、まず転
送されたインストール管理プログラムが取得され、メモ
リ上に格納される。そして、S202では、前のコンピ
ュータからの起動指示したがってインストール管理プロ
グラムが起動され、これにより以下の各工程が順次実行
される。
【0031】まず、S204及びS205では、前のコ
ンピュータからインストール管理情報及びリソース管理
情報を取得するための処理が実行され、さらにS205
においては、前のコンピュータ上における不要ファイル
を削除させるための指示が行われる。ここで、不要ファ
イルの概念には、例えば前のコンピュータ上に格納され
ているインストール管理情報、リソース管理情報及びイ
ンストール管理プログラムなどが含まれる。
【0032】S206では、インストール管理プログラ
ムの制御の下、前のコンピュータから転送されるリソー
スのインストールが実行される。なお、前のコンピュー
タにおいて、このリソースの転送をインストール管理プ
ログラムによって制御する場合には、当該前のコンピュ
ータにおいてはS205で発行された削除指示を一度保
留状態にして受付け、次のコンピュータへのリソースの
インストールが完了した時点で当該削除指示に対する処
理を実行するようにしてもよい。
【0033】S207では、インストール管理情報につ
いて登録及び修正が行われる。上述したように、インス
トール済みフラグが当該コンピュータに対応付けて付与
され、さらに状況が記録される。そして必要に応じて各
コンピュータに対応するカスタマイズ情報の削除などが
行われる。
【0034】S208では、必要に応じて、インストー
ル状況の通知が特定のコンピュータに対して実行され
る。例えばあらかじめインストール管理プログラム40
内に当該S208の工程が組み込まれているような場
合、そのプログラムによって指定された特定のコンピュ
ータ(最初のインストールが行われたコンピュータ)に
インストール状況の内容が通知されることになる。もち
ろん、最終的に何らかの形でインストール完了の通知が
なされるため、各コンピュータから個別的にこのような
通知は行わせなくてもよい。
【0035】S209では、インストール管理情報44
内において、インストール先と指定されているコンピュ
ータの中で、まだインストールがなされていないコンピ
ュータが特定され、そのコンピュータの中からいずれか
のコンピュータが次のインストール先として選定される
ことになる。そして、S210においてはインストール
管理プログラムが転送され、さらにS211においては
インストール管理プログラムの起動指示が与えられる。
さらにS212において次のコンピューから要求される
情報が転送され、S213においては次のコンピュータ
からの削除指示にしたがって削除が実行され、これと共
に当該インストール管理プログラムの実行が終了する。
【0036】(C)に示す最後にインストールされるコ
ンピュータにおいては、基本的に(B)に示したコンピ
ュータの動作と同様の動作が実行される。すなわち、S
201〜S213(S208を除く)の各工程はS30
1〜S312の各工程に相当する。ただし、S309に
おいては、インストール管理プログラムの全部又は一部
が転送される。すなわち、完了通知を受ける最初にイン
ストールされたコンピュータにおいては、各インストー
ル状況の取得のみが行われれば基本的に十分であるた
め、インストール管理プログラムの全体を必ずしも転送
する必要はない。すなわち、完了通知の処理に相当する
プログラム部分だけを転送するようにしてもよい。もち
ろん、そのような部分的な抽出が煩雑であれば、インス
トール管理プログラムの全体を転送するようにしてもよ
い。S311では、後述するS403による取得要求に
対応してインストール状況の情報が転送される。もちろ
ん、S311においてはインストール管理情報44の全
体を転送するようにしてもよい。
【0037】(D)に示す最初にリソースがインストー
ルされたコンピュータの動作においては、S401で最
後にインストールされたコンピュータから、インストー
ル管理プログラムの全部又は一部が取得され、S402
では起動指示にしたがってインストール管理プログラム
が起動される。S403では、最後にインストールされ
たコンピュータから転送されるインストール管理情報4
4の全体、あるいは各コンピュータについてのインスト
ール状況の情報が取得される。そして、その状況が一覧
表示されることになる。
【0038】S404では、上述同様に、前のコンピュ
ータ上の不要ファイルに対する削除指示が出され、S4
05においてはインストール管理プログラムの動作が終
了する。この場合、そのプログラムによって自分自身の
コンピュータ内における不要ファイルの削除を実行して
もよい。その不要ファイルの概念には自分自身のインス
トール管理プログラムも含まれる。
【0039】したがって、上記実施形態によれば、リソ
ース12のインストールに先だってインストール管理プ
ログラム40及びインストール管理情報44等を先行転
送し、それらのプログラム及び情報にしたがってリソー
スのインストールを的確に行うことができる。特に、イ
ンストール管理情報44にはカスタマイズ情報が含まれ
ているため、各コンピュータ固有の状況にしたがって動
作設定、環境設定などを行うことができるという利点が
ある。さらに、インストール管理情報44にはインスト
ール先が明記され、さらに各インストール先ごとのイン
ストール済みか否かの情報が付与されているため、次に
インストールすべきコンピュータを確実かつ容易に特定
できるという利点がある。上記実施形態においては最終
的な完了通知を最初にインストールが行われたコンピュ
ータに対して行うように構成したが、もちろんそれ以外
の特定のコンピュータに対して通知が行われるようにし
てもよい。
【0040】また、特定のコンピュータに対するインス
トールを何回試行しても行えなかったような場合、当該
コンピュータに対するインストールを中止して、その状
況をインストール管理情報44に登録した上で、全ての
インストール作業を終了するようにしてもよい。かかる
構成によれば、特定のコンピュータの異常によってイン
ストール作業が終了しなくなってしまう問題を解消でき
るという利点がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定のコンピュータにインストール処理に係る負荷の増
大を回避して均等な負荷分配をもってインストールを行
うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリレーインストール方法が適用
されるネットワークシステムを示す概念図である。
【図2】 コンピュータの内部構成を示す概略構成図で
ある。
【図3】 インストール対象を示す説明図である。
【図4】 最初にインストールされるコンピュータ及び
2番目にインストールされるコンピュータの動作を示す
フローチャートである。
【図5】 最後にインストールされるコンピュータ及び
最初にインストールされたコンピュータの動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 ネットワーク、12 リソース、14 内部バ
ス、16 CPU、18ROM、20 記憶部、22
I/O、40 インストール管理プログラム、42 リ
ソース管理情報、44 インストール管理情報。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータがネットワークを介
    して接続されたシステムにおいて、 各コンピュータ間でインストール対象であるリソースを
    リレー転送させて各コンピュータにリソースをインスト
    ールすることを特徴とするリレーインストール方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 前記リソースの転送に先立って、当該リソースの転送を
    制御するインストール管理プログラムが先行転送される
    ことを特徴とするリレーインストール方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、 前記リソースの転送とともにインストール管理情報が転
    送され、 前記各コンピュータは前記インストール管理情報を参照
    して次の転送先を特定することを特徴とするリレーイン
    ストール方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、 前記インストール管理情報には、少なくともインストー
    ル先のリストと各インストール先ごとのインストール済
    みか否かの情報とが含まれることを特徴とするリレーイ
    ンストール方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の方法において、 前記インストール管理情報には、各インストール先ごと
    のカスタマイズ情報が含まれ、 前記各コンピュータでは前記カスタマイズ情報に従って
    インストールが実行されることを特徴とするリレーイン
    ストール方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、 最後にインストールを行うコンピュータは、特定のコン
    ピュータにインストール完了を通知することを特徴とす
    るリレーインストール方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法を実行するために利
    用されるインストール管理プログラムを記憶した記録媒
    体。
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