JP3997735B2 - 処理システムおよび処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ(装置)の起動制御に関する。
【0002】
パーソナルコンピュータに代表されるコンピュータの動作環境構築においては、スタンドアローン又はサーバからオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを個別にインストールすることが行われていた。このような環境構築は、新たにコンピュータを導入する時や、コンピュータに障害が発生して回復不可能な状態の時に行われる。
【0003】
複数のコンピュータに対してこのような環境構築を行う場合、個々のコンピュータにおいて同様の作業を繰り返す必要がありユーザにとって多大な作業負担となっていた。また、その環境構築のために、例えば、システムファイルを記憶したフロッピィディスクを作成し、そのフロッピィディスクを用いてコンピュータを起動するという作業が行われていた。
【0004】
【従来の技術】
最近では、上記のようなユーザの作業負担を軽減することを目的として、サーバにコンピュータのディスクイメージをファイルとして予め格納させておき、クライアントとなるコンピュータはそのサーバに対してディスクイメージファイルの要求を行い、サーバからネットワークを経由して受信したディスクイメージファイルをディスクドライブ(ハードディスク)に展開するという技術が実現されている。
【0005】
また、PXE(Preboot eXecution Environment)などで知られているように、起動イメージ(システムやアプリケーションプログラムなど)をサーバに予め登録しておき、クライアントであるコンピュータの電源が投入されるとサーバから起動イメージをネットワーク経由でダウンロードしてコンピュータの起動を行う技術も実現されている。(以下、ネットワーク起動機能と称する)
これらの技術によって、コンピュータがその起動時にサーバから起動イメージをダウンロードし、その起動イメージに含まれるアプリケーションプログラムを用いてさらにサーバからディスクイメージファイルをダウンロードし、コンピュータの環境を構築することが可能となっている。
【0006】
従来、このようなネットワーク起動機能においては次のような2通りの方法が行われていた。
(1)クライアント毎に設定された起動イメージを使用する方法
サーバは各クライアントに対応する起動イメージをそれぞれ設定しておく。クライアントは電源投入/再起動時にサーバに対して起動要求を行い、サーバはその起動要求のあったクライアントに対して予め設定されている起動イメージを送信する。クライアントはサーバから受信した起動イメージをメモリに展開し、その起動イメージを用いて処理を続行する。
(2)クライアントで使用するイメージファイルを選択する方法
サーバは複数のディスクイメージファイルを管理し、管理しているディスクイメージファイルに関する情報一覧を起動要求のあったクライアントに対して送信し、クライアントはその情報一覧を表示する。ユーザがクライアントに表示された情報一覧の中から所望の起動イメージを選択すると、クライアントからサーバに対して当該起動イメージの転送要求が行われ、その要求に応答してサーバから送信された起動イメージをメモリに展開し、その起動イメージを用いて処理を続行する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記いずれの方法によっても、以前の作業方法に比べてユーザの作業負担は軽減されるようになった。しかし、上記方法においては以下のような問題点を生じていた。
【0008】
クライアント毎に設定された起動イメージを使用する方法においては、クライアントとそのクライアントが使用する起動イメージの対応が設定されている。このため、クライアントにダウンロードされた起動イメージにエラーがありそれに含まれるアプリケーションプログラムが正常に起動されない場合に、クライアントであるコンピュータを再起動したとしても上記設定された起動イメージが再びダウンロードされるため、再度同じエラーが発生し、ネットワーク起動機能による起動処理および環境構築などの作業が実行できないことがあった。
【0009】
また、起動イメージをクライアントで選択して起動する方法においては、起動イメージに含まれるアプリケーションプログラムによりコンピュータの再起動が行われる場合、コンピュータの再起動時にユーザは再び同じ起動イメージを選択する必要があった。
【0010】
以上のように、従来の技術においては、ユーザによる作業負担を十分低減させた起動制御が行われていなかった。
【0011】
本発明は、以上の問題点に鑑み、有効なコンピュータ(装置)の起動制御を実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用する。
【0013】
好ましくは、自装置の起動処理を制御する処理装置に、選択された起動制御情報を保持部に記録させ、装置の起動時に前回の装置起動において保持された前記起動制御情報に基づき起動処理を実行させるよう構成してもよい。
【0014】
また、好ましくは、自装置の起動処理を制御する処理装置に、起動フラグを保持部に記録させ、装置の起動時に起動フラグで示される起動処理を実行させるよう構成してもよい。
【0015】
また、好ましくは、前記処理装置からの要求に応じた情報を提供する管理装置を設けてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
図1は、本発明が実施されるシステム構成の概要を示す図である。図1中、1はネットワーク、2はクライアント、3はサーバを示す。ここで、ネットワーク1は電話回線網やLAN(ローカルエリアネットワーク)、さらに広域ネットワークであるインターネットなどであり、クライアント2はパーソナルコンピュータやワークステーションなどの公知の構成をもつコンピュータである。また、サーバ3もワークステーションやパーソナルコンピュータなどの公知の構成をもつコンピュータである。
【0018】
この図1のシステム構成において、クライアント2は、起動イメージ制御部4、起動フラグ5、起動イメージ6を主たる構成要素として備える。
【0019】
起動イメージ制御部4は、PXEに対応し、起動時に起動フラグ5の内容に基づきサーバ3への起動メニュー10または起動イメージの転送要求を行うものである。また、サーバ3から取得した起動メニュー10や起動イメージ6のメモリへの展開も実行するものである。
【0020】
なお、クライアント2に示す起動イメージ6は、本発明の処理によりサーバ3から取得された起動イメージである。この起動イメージは、オペーティングシステム、各種デバイスドライバ、アプリケーションプログラムおよびその処理に用いられる各種データからなり、これらをバイナリデータとして1ファイルに保存したものである。また、この起動イメージに含まれるアプリケーションプログラムによりサーバ3からディスクイメージファイルの取得、クライアント2の環境構築などの処理が実行される。
【0021】
また、ディスクイメージファイルはハードディスク内に存在するファイルを1ファイルとして保存したものであり、そのファイルは区画数、先頭からの各区画のオフセット情報、各区画のデータ(識別情報と実データ)から構成される。
【0022】
起動フラグ5はクライアント2の起動時に実行される処理の際に参照される。この起動フラグ5を用いた本発明の処理については後述する。
【0023】
この起動イメージ制御部4は、本発明のプログラムをクライアント2のCPU20に実行させることにより実現される機能である。
【0024】
また、図1のシステム構成において、サーバ3はオペレーティングシステム7、ファイル転送アプリケーションプログラム8、起動制御アプリケーションプログラム9、起動メニュー情報10、複数の起動イメージ11を主たる構成要素として備える。
【0025】
サーバ3において、ファイル転送アプリケーションプログラム8はオペレーティングシステム7上で動作し、クライアント2とのデータ通信を実現するものである。
【0026】
また、起動制御アプリケーションプログラム9もオペレーティングシステム7上で動作し、クライント2からの要求に応じて起動メニュー情報10、起動イメージ11をファイル転送アプリケーションプログラム8により返送するものである。
【0027】
この起動制御アプリケーションプログラム9はサーバ3のCPU20に実行させる本発明のプログラムである。
【0028】
次に、上記クライアント2やサーバ3であるコンピュータのハードウェア構成について説明する。図2はコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
【0029】
このコンピュータのハードウェアは図2に示されるように、CPU20、ROM21、RAM22、ハードディスクドライブ(HDD)23、フロッピーディスクドライブ(FDD)24、グラフィックボード25、ネットワークを利用するための通信制御装置26、インターフェース(I/F)27,28で構成される。
【0030】
また、そのグラフィックボード25にはディスプレイ29が接続され、通信制御装置26には通信線が接続され、インターフェース27,28にはそれぞれキーボード30,マウス31が接続される。なお、本発明の処理において、クライアント2およびサーバ3にはこのコンピュータに示す全ての構成要素が必須ということはない。
【0031】
以上のコンピュータの構成において、ROM21には起動用プログラムが格納されている。クライアント2におけるROM21にはPXEに対応するBIOSが記憶されており、電源投入などのコンピュータの起動時にCPU20により実行される。
【0032】
また、RAM22はコンピュータを制御するプログラムが展開され、そのプログラムによる処理結果や処理のための一時的データおよびディスプレイ29の画面上に表示するために展開されるデータを保持するために使用される。RAM22に展開された表示用データはグラフィックボード25を介してディスプレイ29の画面上に表示される。
【0033】
なお、本実施形態におけるクライアント2のRAM22は、サーバ3から取得した起動メニュー情報10や起動イメージ6が展開され、起動イメージ6に含まれるアプリケーションプログラムによる環境構築などの処理実行に利用される。
【0034】
さらに、サーバ3のRAM22には、オペレーティングシステム7、ファイル転送アプリケーションプログラム8、起動制御アプリケーションプログラム9が展開される。
【0035】
また、ハードディスクドライブ23およびフロッピィディスクドライブ24は、プログラムや制御データをそれぞれ対応する記録媒体(ハードディスクやフロッピィディスク32)に記録するためのデバイスである。
【0036】
本実施形態においては、起動フラグ5がクライアント2のハードディスクに記録されており、クライアント2の起動時にこの起動フラグ5の内容が参照される。また、サーバ2のハードディスクには、オペレーティングシステム7、ファイル転送アプリケーションプログラム8、起動制御アプリケーションプログラム9、起動メニュー情報10、複数の起動イメージ11が記録されている。
【0037】
また、通信制御装置26は、通信線により他の装置とのデータのやり取り、プログラムのダウンロードを行うために使用される。
【0038】
キーボード30は複数の文字キーや矢印キーからなり、各種データの入力を行うために用いられ、マウス31はディスプレイ29の画面上に表示されたマウスカーソルでの選択指示に用いられる。
【0039】
以上の構成による本発明の実施形態による処理について説明する。図3および図4は、本実施形態における処理フローチャートを示す図である。この図3の前処理として、次のことが実行される。
【0040】
まず、クライアント2の電源投入または再起動指示による起動処理において、クライアント2のBIOSが動作し、PXEステータス情報に示されるサーバ3に対してブートストラップコードの転送を要求する。
【0041】
この要求に応じてサーバ3から受信したブートストラップコードをRAM22に展開して起動することで、このブートストラップコードにより以降の処理が実行される。
【0042】
このように、本発明の起動制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムは、予めサーバ3の記録装置に記録されており、クライアント2にダウンロードされてクライアント2の記録装置(RAM22)に記録されるものである。
【0043】
電源投入やアプリケーションプログラムによる再起動などクライアント2の起動にネットワーク起動が指示されていると、まず、ハードディスクに記録されている起動フラグを参照する。(ステップA1)
起動フラグの値が0であり自動起動しないことを示していると、ネットワーク起動を行うか否かをユーザに選択させる画面(後述する図5(a)の画面)を表示してユーザの入力を待つ。(ステップA2)
ユーザが所定キー(本例では、F10キー)を入力した場合は、ネットワーク起動を行うために起動メニュー情報10の送信をサーバ3に要求してそれを取得する。(ステップA3)
なお、ステップA2の判定において、所定キー以外のキー操作がされた場合や、所定時間経過しても入力がない場合には、ハードディスク起動などネットワーク起動以外の起動方法によりクライアント2を起動させてクライアント2を用いた通常の作業を実行する。(ステップA12)
クライアント2はステップA3による要求によって取得した起動メニュー情報10の内容に従ってサーバ3で管理されている起動イメージの一覧である起動メニューをディスプレイ29に表示する。(ステップA4)
ユーザによって起動メニューから所望の起動イメージが選択されると(ステップA5)、選択された起動イメージの送信をサーバ3に要求してそれを取得する。(ステップA6)
その要求した起動イメージが正常に取得できたか否かを判定し(ステップA7)、正常に起動された場合にはその起動イメージ番号をPXEステータス情報に登録する。(ステップA8)
その後、PXEステータス情報の起動フラグの値を0に設定した後(ステップA9)、取得した起動イメージをRAM22に展開してそれを起動する。(ステップA10)
また、起動イメージが正常に取得できなかった場合にはエラー表示を行い(ステップA11)、本処理を終了する。
【0044】
ステップA10によって起動イメージの起動が指示されると、図4に示すように、まず、起動イメージに含まれているオペレーティングシステムが起動され(ステップA13)、さらに起動イメージに含まれるアプリケーションプログラムが起動される(ステップA14)。
【0045】
そして、アプリケーションプログラムによる処理において、再起動時に現在使用している起動イメージと同一のものを利用する必要があると判定される場合には(ステップA15)、起動フラグの値を1に設定する。(ステップA16)
そして、アプリケーションプログラムはその処理に応じて終了処理、またはクライアントの再起動処理を行う。
【0046】
このアプリケーションプログラムの終了処理または再起動指示によりクライアント2が起動される時には、起動フラグが参照される。この際、上記ステップA16の処理によって起動フラグの値が1に設定されていると、前回の起動時にダウンロードされた起動イメージに含まれるアプリケーションプログラムは正常に動作したことを意味するので、今回の起動時にその起動イメージを自動的にダウンロードすることが指示される。
【0047】
また、前回の起動時に起動イメージが正常にダウンロードされたにも関わらず、アプリケーションが正常に動作しない場合には、上記ステップA9の処理によって起動フラグの値が0に設定されたままとなっているので、ユーザは表示される起動メニューを用いて前回の起動時にダウンロードされた起動イメージとは異なる起動イメージを選択することが可能となる。これにより、正常に動作する起動イメージを用いた作業を実行することができる。
【0048】
なお、上記ステップA15においては、同一の起動イメージを使用するか否かを判定しているが、次回起動時に使用する起動イメージが把握できる場合には、起動フラグの値を1に設定すると共に、その起動イメージを示すイメージ番号をPXEステータス情報に記録するように構成してもよい。
【0049】
このような構成によれば、クライアントの再起動時に現在使用している起動イメージと異なる起動イメージによるネットワーク起動をユーザの選択操作を介することなく実行することが可能となる。
【0050】
次に、本実施形態の処理により表示される画面表示例について説明する。図5は、クライアントの起動時の画面表示例を示す図である。
【0051】
図5(a)はクライアントの電源が投入された場合やアプリケーションプログラムによる再起動処理が行われた場合で、かつ、PXEによるネットワーク起動が設定され、図3のステップA1による判定により起動フラグの値が0の場合に表示される画面である。
【0052】
この図5(a)の状態において、所定キー(本例では、ファンクションキーのF10)が押下されることで、図3のステップA3の処理によりサーバ3に対して起動メニュー情報10の転送を要求する。
【0053】
図5(b)はサーバ3から受信した起動メニュー情報10に基づき起動メニューを表示した画面である。各メニュー項目において、左側の情報はイメージファイルを作成したコンピュータを識別するコンピュータ名を示し、右側の情報はそのイメージファイルのタイプを示している。
【0054】
ここで、ユーザがその起動メニューに表示される項目から所望の起動イメージを選択すると(図3のステップA5)、その起動イメージの転送をサーバ3に要求し取得する(図3のステップA6)。
【0055】
図5(c)は起動イメージに含まれるアプリケーションプログラムにより表示された画面である。この画面に示されるように、本実施形態のアプリケーションプログラムは、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ディスクリストア、パーティションリストアの処理が可能である。
【0056】
ディスクバックアップは指定されるディスクのイメージファイルを作成しサーバ3に転送する処理であり、パーティションバックアップはその処理対象がパーティション単位になったものである。
【0057】
また、ディスクリストアはサーバ3で管理されているディスクイメージファイルの中からユーザに選択されたものをクライアント2にダウンロードし、ディスクドライブ(ハードディスク)に展開する処理である。パーティションリストアはその処理対象がパーティション単位となったものである。
【0058】
図6に上記図5(b)の起動メニューを表示させるための起動イメージ情報10のデータ構造を示す。
【0059】
図6に示すように、起動イメージ情報10は各メニュー項目に対応するレコードの集合からなるテーブルとなっている。各レコードは、それぞれ、イメージ番号、サーバIP、イメージタイプ、コンピュータ名、チェックサムのフィールド情報で構成される。
【0060】
イメージ番号のフィールドには起動イメージを特定するための一意の数値が記録され、クライアント2からの起動イメージの転送要求に応じて送信する起動イメージの特定に使用される。
【0061】
なお、本実施形態においては、イメージ番号として2進数にして0〜255の値が指定可能としている。また、最終レコードには、イメージ番号として所定値(例えば、0xffff)を記録し、その他のフィールドに関する情報は記録しないよう構成している。
【0062】
サーバIPのフィールドには起動イメージを管理しているサーバのIPアドレスが記録されており、クライアント2により選択された起動イメージの転送要求を行う要求先情報として使用される。
【0063】
イメージタイプのフィールドには起動イメージの種別が記録され、その起動イメージを利用すべき実行処理を示す。例えば、ディスクイメージファイルによる環境構築に使用される起動イメージ、単なるネットワーク起動のために使用される起動イメージなどを示す。
【0064】
コンピュータ名のフィールドにはその起動イメージに登録されているコンピュータ名が記録され、その起動イメージを作成したコンピュータを識別するためのコンピュータ名が記録される。このコンピュータ名は起動メニューに表示される。
【0065】
チェックサムのフィールドには各レコード単位のチェックサムが記録され、データの正当性の判定に用いられる。
【0066】
次に、クライアントの起動時に参照される情報について説明する。この情報はクライアント2のハードディスクに記録され、セクタ1のマスターブートレコード(MBR)に続くセクタ2に記録される。
【0067】
この記録情報としては、図7に示すPXEステータス情報がある。図7は、PXEステータス情報を示す図である。このPXEステータス情報は、識別子、起動イメージ番号、サーバIPアドレス、起動フラグから構成される。
【0068】
PXEステータス情報における識別子はデータの識別を示すものであり、本例ではPXEステータス情報であることを示す。
【0069】
起動イメージ番号は、クライアント2の起動時に後述する起動フラグが自動起動を示す場合に、サーバ3に対して転送要求する起動イメージのイメージ番号を示す。
【0070】
サーバIPアドレスは、ネットワーク起動が実行される場合にアクセスするサーバ3のIPアドレスを示す。このIPアドレスを用いてサーバ3に対して各種ファイルの転送要求が実行される。
【0071】
起動フラグは、クライアント2の起動時にサーバ3に対して起動メニューの転送を要求するか、前述のイメージ番号で示される起動イメージの転送を要求するかの判断に使用される。本実施形態の起動フラグは0または1の値をとり、値が0の場合は起動メニューの転送要求を行ってユーザ選択による起動処理が実行され、値が1の場合はイメージ番号で示される起動イメージの転送要求を行ってユーザの選択操作を介さずに自動起動が実行される。
【0072】
なお、この起動フラグはクライアント2のハードディスクに記録される例を示しているが、サーバ3に記録されるよう構成してもよい。この場合には、クライアント2の初期動作におけるブートストラップコードと共にこの起動フラグを受信するよう構成すればよい。また、起動フラグの値を設定する場合には、クライアント2からサーバ3に対してその書き換え要求と値を通知してサーバ3にその処理を実行させるようにすればよい。
【0073】
以上のような本発明の処理により、ユーザの選択操作を省略したネットワーク起動とユーザの選択操作によるネットワーク起動がその状況に応じて切り換えて実行されることになり、コンピュータの有効な起動制御を実現することができる。
【0074】
以下に本発明の特徴を付記する。なお、特許請求の範囲および付記における各構成要件と実施形態の対応は次の通りである。
【0075】
処理装置に関して、保持部はクライアント2のハードディスクに対応し、起動制御情報はそのハードディスクに記録されたPXEステータス情報の起動イメージ番号に対応し、起動制御部はサーバ3からダウンロードされるブートストラップコードに対応する。また、要求部、提示部および受信部もこのブートストラップコードに対応する。
【0076】
さらに、起動フラグはPXEステータス情報の起動フラグに対応し、提示部はブートストラップコードに対応する。
【0077】
管理装置に関して、転送制御部はファイル転送アプリケーションプログラムに対応し、制御部は起動制御アプリケーションプログラムに対応する。
(付記1) 自装置の起動処理を制御する処理装置であって、
選択された起動制御情報を保持する保持部と、
装置の起動時に、前回の装置起動において保持された前記起動制御情報に基づき起動処理を実行する起動制御部と、を備えることを処理装置。
(付記2) 前記起動制御情報に基づき他装置に起動情報を要求する要求部を備え、
前記起動制御部は前記要求に応じて前記他装置から受信した起動情報により起動処理を実行することを特徴とする付記1記載の処理装置。
(付記3) 自装置の起動処理を制御する処理装置であって、
起動フラグを保持する保持部と、
装置の起動時に、起動フラグで示される起動処理を実行する起動制御部と、を備えることを特徴とする処理装置。
(付記4) 前記起動フラグは、予め登録された起動制御情報に基づく起動処理、またはユーザにより選択される起動制御情報に基づく起動処理のいずれかを示し、
前記起動制御部は、起動フラグで示される起動処理を実行することを特徴とする付記3記載の処理装置。
(付記5) 前記ユーザに起動制御情報を選択させるための起動メニューを提示する提示部を備え、
前記起動制御部は、前記起動メニューから選択される起動制御情報に応じた起動処理を実行することを特徴とする付記4記載の処理装置。
(付記6) 前記起動メニューを他装置から受信する受信部を備え、
前記起動制御部は、前記受信した起動メニューで選択された起動制御情報に対応する起動情報を他装置から受信し、その起動情報に基づく起動処理を実行することを特徴とする付記5記載の処理装置。
(付記7) 他装置の起動処理に用いられる起動情報を管理する管理装置であって、
前記他装置の起動時に要求される転送指示情報を受信する転送処理部と、
前記転送指示情報に従い、該転送指示情報で指定された起動情報または管理している起動情報の一覧情報を前記他装置への転送を前記転送処理部に指示する制御部と、を備えることを特徴とする管理装置。
(付記8) 処理装置と該処理装置を管理する管理装置からなるシステムであって、
前記処理装置は、
選択された起動制御情報を保持する保持部と、
自装置の起動時に、前回の装置起動において保持された前記起動制御情報に基づき前記管理装置に起動情報を要求する要求部と、
前記要求に応じて受信した起動情報により起動処理を実行する起動制御部とを備え、
前記管理装置は、
前記処理装置からの転送要求に応じて前記起動情報を該処理装置に転送する転送処理部を備えることを特徴とするシステム。
(付記9) 処理装置と該処理装置を管理する管理装置からなるシステムであって、
前記処理装置は、
予め登録された起動制御情報に基づく起動処理、またはユーザにより選択される起動制御情報に基づく起動処理のいずれかを示す起動フラグを保持する保持部と、
装置の起動時に、前記起動フラグに基づき前記起動制御情報で示される起動情報または前記管理装置で管理されている起動情報の一覧情報の転送を要求する要求部と、
起動情報に基づく起動処理を実行する起動制御部と、を備え、
前記管理装置は、
前記処理装置からの転送要求に応じて前記起動情報を該処理装置に転送する転送処理部を備えることを特徴とするシステム。
(付記10) コンピュータに、
選択された起動制御情報を保持部に記録し、
装置の起動時に、前回の装置起動において記録された前記起動制御情報に基づく起動処理を行う、ことを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記11) コンピュータに、
前記起動制御情報に基づく起動情報を他装置に要求する、ことを実行させる前記プログラムを記録した付記10記載の記録媒体。
(付記12) コンピュータに、
起動フラグを保持部に記録し、
装置の起動時に、起動フラグで示される起動処理を行う、ことを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記13) 前記起動フラグは、予め登録された起動制御情報に基づく起動処理、またはユーザにより選択される起動制御情報に基づく起動処理のいずれかを示す、ことを特徴とする付記12記載の記録媒体。
(付記14) 前記ユーザに起動制御情報を選択させるための起動メニューを提示し、
前記起動メニューから選択される起動制御情報に応じた起動処理を行う、ことを実行させる前記プログラムを記録した付記13記載の記録媒体。
(付記15) 前記起動メニューを他装置から受信し、
前記受信した起動メニューで選択された起動制御情報に対応する起動情報を他装置から受信し、
その起動情報に基づく起動処理を行う、ことを実行させる前記プログラムを記録した付記14記載の記録媒体。
(付記16) コンピュータに、
他装置の起動処理に用いられる起動情報を管理し、
前記他装置の起動時に要求される転送指示情報を受信し、
前記転送指示情報に従い、該転送指示情報で指定された起動情報または管理している起動情報の一覧情報を前記他装置への転送する、ことを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、有効なコンピュータの起動制御を実現することができ、ユーザの操作負担をさらに軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるシステム構成の概要を示す図である。
【図2】コンピュータのハードウェア構成を示す図である。
【図3】本実施形態における処理フローチャートを示す図(その1)である。
【図4】本実施形態における処理フローチャートを示す図(その2)である。
【図5】クライアントの起動時の画面表示例を示す図である。
【図6】起動イメージ情報のデータ構造を示す図である。
【図7】PXEステータス情報を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク
2 クライアント
3 サーバ
4 起動イメージ制御部
5 起動フラグ
6 起動イメージ
7 オペレーティングシステム
8 ファイル転送アプリケーションプログラム
9 起動制御アプリケーションプログラム
10 起動メニュー情報
11 起動イメージ

Claims (2)

  1. クライアントと、前記クライアントの起動制御情報を複数記憶したサーバとから成る処理システムであって、
    前記クライアントは、
    自動起動するか否かの情報を保持する起動フラグ保持部と、
    前回起動したときの起動制御情報の識別子を保持する起動制御情報識別子保持部と、
    前記起動フラグ保持部に自動起動する事を示す情報を保持していた場合、前回起動したときの起動制御情報を起動制御情報識別子に基づいて前記サーバより取得して起動すると共に前記起動フラグ保持部の保持内容を自動起動しない情報に更新し、前記起動フラグ保持部に自動起動しない事を示す情報が保持されていた場合に所定時間内に利用者の操作があった場合、前記サーバに記憶されている起動制御情報の一覧を表示すると共に利用者により前記一覧から選択された起動制御情報前記サーバより取得して起動し、その起動制御情報の識別子に起動制御情報識別子保持部の保持内容を更新する起動制御手段と、
    前記起動制御手段起動処理によりアプリケーションを起動して処理し、該アプリケーションによる処理において、前記起動フラグ保持部の保持内容を自動起動する事を示す情報に更新する必要があると判定される場合には、前記起動フラグ保持部の保持内容を自動起動する事を示す情報に更新するアプリケーション処理手段と、
    を有する事を特徴とする処理システム。
  2. 起動制御情報を複数記憶したサーバより起動制御情報を取得し、起動処理を行う処理装置であって、
    前記処理装置は、
    自動起動するか否かの情報を保持する起動フラグ保持部と、
    前回起動したときの起動制御情報の識別子を保持する起動制御情報識別子保持部と、
    前記起動フラグ保持部に自動起動する事を示す情報を保持していた場合、前回起動したときの起動制御情報を起動制御情報識別子に基づいて前記サーバより取得して起動すると共に前記起動フラグ保持部の保持内容を自動起動しない情報に更新し、前記起動フラグ保持部に自動起動しない事を示す情報が保持されていた場合に所定時間内に利用者の操作があった場合、前記サーバに記憶されている起動制御情報の一覧を表示すると共に利用者により前記一覧から選択された起動制御情報を前記サーバより取得して起動し、その起動制御情報の識別子に起動制御情報識別子保持部の保持内容を更新する起動制御手段と、
    前記起動制御手段の起動処理によりアプリケーションを起動して処理し、該アプリケーションによる処理において、前記起動フラグ保持部の保持内容を自動起動する事を示す情報に更新する必要があると判定される場合には、前記起動フラグ保持部の保持内容を自動起動する事を示す情報に更新するアプリケーション処理手段と、
    を有する事を特徴とする処理装置。
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