JP2004015233A - 画像処理システム及び画像処理装置 - Google Patents

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Kenichi Hatanaka
畑中 健一
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】装置の部品点数を削減でき、しかも入力された画像データを多様な形式にて表示できる画像処理システム及び画像処理装置の提供。
【解決手段】マイクロコンピュータ11は、通信インタフェース14にて受付けた信号に基づき、何れのカメラから画像データを取込むかを選択し、選択したカメラからの画像データが得られるようにスイッチ回路12に制御命令を与えると共に、何れの変換テーブルを利用してデータ変換を行うかを選択し、選択した変換テーブルを変換テーブル用メモリ17から読込み、画像処理ASIC13によりデータ変換を行う。そしてデータ変換を行って作成した表示データをモニタ装置30へ送出する。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理に係る装置の構成要素を簡略化することができ、しかも入力された画像データを多様な表示形式にて表示できる画像処理システム及び画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の前部、後部等にCCDカメラを設置すると共に、これらの各CCDカメラを信号ケーブルで車内に設置したモニタ装置へ接続し、CCDカメラが撮像した画像を車内で確認するための画像処理システムが存在する。
【0003】
図15は、従来の画像処理システムの一例であり、CCDカメラである左後カメラ2A、右後カメラ2B、前カメラ2Cを、インタフェース3A〜3Cを介して画像処理装置4に夫々接続すると共に、各カメラ2A〜2Cにより得られた画像データを表示するモニタ装置5を画像処理装置4に接続している。
【0004】
各カメラ2A〜2Cは、例えば、アナログフォーマットで画像データを出力しており、インタフェース3A〜3Cを通じて入力された画像データは、画像処理装置4が有するモニタ装置5の表示用データに変換される。画像処理装置4は種々の表示形式に変換する画像処理ASIC、AD変換器等の電子部品、及びフレームメモリ(図示せず)を表示形式の種類及び各カメラ2A〜2Cに応じて備えている。
【0005】
図16は、モニタ装置5に表示される画面の一例を示す模式図である。表示形式の種類は、図16の表示データ6に示すように、左後カメラ2Aで撮像した画像データ6aと、右後カメラ2Bで撮像した画像データ6bとを一つの画像データ合成して表示する形式、また、左右後カメラ2A、2Bが撮像した画像データを鏡像反転させて表示する形式等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の画像処理システムでは、各カメラ2A〜2Cのアナログ画像データを各インタフェース3A〜3BでAD変換する構成であるため、高価なADコンバート変換器を備えたインタフェース3A〜3Cをカメラの台数分だけ画像処理装置4に設ける必要があり、画像処理システムの構築に要するコストを押し上げるという問題点が生じていた。
【0007】
更に、画像処理装置4は、種々の表示形式及び各カメラ2A〜2Cに対応した変換処理用の電子部品及びフレームメモリを多数設けているため画像処理装置4自体のコストを押し上げると共に、多数の電子部品の切替え制御が必要になり、データ変換処理が複雑になる問題がある。
【0008】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、外部からの信号の入力を受付ける受付手段を備え、受付手段に入力される信号と撮像装置との間の対応関係に係る情報に基づき、表示用データに変換するための画像データの送出元を前記撮像装置から選択する構成とすることにより、コストを押し上げることなく複数の撮像装置からの画像データを表示することが可能な画像処理システム及び画像処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
本発明の他の目的は、画像データの画素毎に対応した変換情報を含む変換テーブルを記憶する手段を備え、変換テーブルに従い画像データを表示用データに変換する構成とすることにより、多様な表示形式で表示するための表示用データを作成する際の時間を短縮することが可能な画像処理システム及び画像処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る画像処理システムは、撮像した画像データを送出する複数の撮像装置と、表示装置への接続を可能になしてあり、前記撮像装置から受付けた画像データを前記表示装置の表示用データに変換するデータ変換手段を備える画像処理装置とを接続してなる画像処理システムにおいて、前記画像処理装置は、外部からの信号の入力を受付ける受付手段と、該受付手段に入力されるべき信号と前記撮像装置との間の対応関係に係る情報を記憶する手段と、前記受付手段に前記信号が入力された場合、前記対応関係に係る情報に基づき、前記データ変換手段へ入力すべき画像データの送出元を前記撮像装置から選択する選択手段と、前記画像データの画素毎に対応した変換情報を含む変換テーブルを記憶する手段とを備え、前記データ変換手段は、選択された撮像装置からの画像データを前記変換テーブルに基づき表示用データに変換すべくなしてあることを特徴とする。
【0011】
第2発明に係る画像処理システムは、第1発明に係る画像処理システムにおいて、前記受付手段に入力されるべき信号と前記変換テーブルとの間の対応関係に係る情報を記憶する手段と、前記受付手段に前記信号が入力された場合、前記対応関係に係る情報に基づき、表示用データに変換する際に利用する変換テーブルを選択する手段とを更に備えることを特徴とする。
【0012】
第3発明に係る画像処理システムは、第1発明又は第2発明に係る画像処理システムにおいて、前記変換テーブルは、前記画像データを鏡像反転する際に利用する鏡像反転テーブル、複数の前記画像データを合成する際に利用する合成テーブル、前記画像データの視点方向を変更する際に利用する視点変更テーブル、前記画像データを拡大又は縮小する際に利用する拡大縮小テーブル、前記画像データに図を付加する際に利用する図付加テーブル、又は前記画像データに係る画像の歪みを補正する際に利用する歪み補正テーブルの何れかを含むことを特徴とする。
【0013】
第4発明に係る画像処理システムは、第3発明に係る画像処理システムにおいて、前記変換テーブルは、前記鏡像反転テーブル、前記合成テーブル、前記視点変更テーブル、前記拡大縮小テーブル、前記図付加テーブル、前記歪み補正テーブルの何れか2つ以上を複合した複合テーブルを備えることを特徴とする。
【0014】
第5発明に係る画像処理システムは、第1発明乃至第4発明の何れかの画像処理システムにおいて、前記選択手段により選択された撮像装置に対する電源投入信号を生成する手段と、生成された電源投入信号に基づき、前記撮像装置の電源を投入する手段とを更に備えることを特徴とする。
【0015】
第6発明に係る画像処理装置は、表示装置及び画像データを送出する複数の撮像装置への接続を可能になしてあり、接続された撮像装置から受付けた画像データを前記表示装置の表示用データに変換するデータ変換手段を備える画像処理装置において、外部からの信号の入力を受付ける受付手段と、該受付手段に入力されるべき信号と前記撮像装置との間の対応関係に係る情報を記憶する記憶手段と、前記受付手段に前記信号が入力された場合、前記対応関係に係る情報に基づき、前記データ変換手段へ入力すべき画像データの送出元を前記撮像装置から選択する選択手段と、前記画像データの画素毎に対応した変換情報を含む変換テーブルを記憶する手段とを備え、前記データ変換手段は、選択された撮像装置からの画像データを前記変換テーブルに基づき表示用データに変換すべくなしてあることを特徴とする。
【0016】
第7発明に係る画像処理装置は、第6発明に係る画像処理装置において、前記受付手段に入力されるべき信号と前記変換テーブルとの間の対応関係に係る情報を記憶する手段と、前記受付手段に前記信号が入力された場合、前記対応関係に係る情報に基づき、表示用データに変換する際に利用する変換テーブルを選択する手段とを更に備えることを特徴とする。
【0017】
第8発明に係る画像処理装置は、第6発明又は第7発明に係る画像処理装置において、前記変換テーブルは、前記画像データを鏡像反転する際に利用する鏡像反転テーブル、複数の前記画像データを合成する際に利用する合成テーブル、前記画像データの視点方向を変更する際に利用する視点変更テーブル、前記画像データを拡大又は縮小する際に利用する拡大縮小テーブル、前記画像データに図を付加する際に利用する図付加テーブル、又は前記画像データに係る画像の歪みを補正する際に利用する歪み補正テーブルの何れかを含むことを特徴とする。
【0018】
第9発明に係る画像処理装置は、第8発明に係る画像処理装置において、前記変換テーブルは、前記鏡像反転テーブル、前記合成テーブル、前記視点変更テーブル、前記拡大縮小テーブル、前記図付加テーブル、前記歪み補正テーブルの何れか2つ以上を複合した複合テーブルを備えることを特徴とする。
【0019】
第10発明に係る画像処理装置は、第6発明乃至第9発明の何れかの画像処理装置において、前記選択手段により選択された撮像装置に対する電源投入信号を生成する手段と、生成された電源投入信号に基づき、前記撮像装置の電源を投入する手段とを更に備えることを特徴とする。
【0020】
第1発明又は第6発明にあっては、外部からの信号の入力を受付ける受付手段を備え、受付手段に前記信号が入力された場合、予め記憶されている撮像装置と外部から入力される信号との対応関係に関する情報に基づいてデータ変換手段へ入力すべき画像データの送出元を選択し、撮像装置からの画像データを変換テーブルを利用して表示用データに変換するようにしている。したがって、AD変換器、画像処理ASIC、画像メモリ等の画像データを変換する際に必要となる部品を接続する撮像装置毎に設ける必要がなくなるため、部品コストを低く抑えることが可能となる。また、変換テーブルは、画像データの画素毎に変換情報を含んでいるので、種々の表示形式に容易に対応することができ、画像データを所要の表示用データに速やかに変換することができる。
【0021】
第2発明又は第7発明にあっては、受付手段に入力される信号と変換テーブルとの間の対応関係に関する情報を予め記憶させており、外部から信号が入力された場合、その対応関係に関する情報に基づいて、表示用データに変換する際の変換テーブルを選択するようにしている。したがって、AD変換器、画像処理ASIC、画像メモリ等の画像データを変換する際に必要となる部品を撮像装置毎に設ける必要がなくなるため、部品コストを低く抑えることが可能となる。また、各撮像装置から得られた画像データを個別に変換することが可能となる。
【0022】
第3発明又は第8発明にあっては、データ変換用の各種変換テーブルを揃えることで基本的な変換形式に対応することができ、変換処理を標準化して変換効率を向上することが可能となる。なお、各種変換テーブルは、画像処理システムに含まれる撮像装置の種類等に応じて必要な表示形式に対応するものを備えることが必要である。
【0023】
第4発明又は第9発明にあっては、各種の基本的な変換テーブルを複合した複合テーブルを利用できるため、複雑な画像処理を迅速に行うことが可能となる。
【0024】
第5発明又は第10発明にあっては、外部から入力された信号に基づいて選択された撮像装置のみの電源を投入することが可能であるため、画像処理システムの省電力化を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、本実施の形態では、好適な例として自動車等の車両に構築された画像処理システムについて説明するが、本発明は車両内のシステムとして限定的に適用されるものではなく、ビデオ防犯システムのように屋内に構築されたシステムとして利用することも可能である。
【0026】
実施の形態1.
図1は本実施の形態に係る画像処理システムの構成を説明するブロック図である。図中10は、本発明の画像処理装置である画像処理ECU(Electric Control Unit)である。該画像処理ECU10にはビデオカメラを接続するための複数の接続ポートCP1〜CP6を備えており、車両の適宜箇所に設けられたブラインドコーナカメラ21、前方補助カメラ22、ドアミラーカメラ21、及び2台のバックカメラ24,25が接続される。画像処理ECU10が備える全ての接続ポートCP1〜CP6にビデオカメラが接続されている必要はなく、将来的にシステムを拡張する際に適当なビデオカメラを接続できる形態であっても良い。
【0027】
また、画像処理ECU10にはモニタポートMPを介してモニタ装置30が接続されており、前述のブラインドコーナカメラ21、前方補助カメラ22、ドアミラーカメラ23、及びバックカメラ24,25により撮像された車外の画像をモニタ装置30にて確認できる構成となっている。
【0028】
更に、画像処理ECU10は、AVC−LANのような情報系LANを介してゲートウェイ装置40に接続されており、該ゲートウェイ装置40を介して制御系LAN50及びボディ系LAN60が車内に構築されている。画像処理ECU10には、制御系LAN50又はボディ系LAN60に接続された各種機器、センサ等からの情報が、ゲートウェイ装置40を介して入力される。
制御系LAN50には、車速センサ51、超音波センサ52等が接続されており、画像処理ECU10は、車両速度に関する検知信号(車速信号)を車速センサ51から取得する。また、車両の周囲には超音波センサ53が設置されており、超音波センサ53が障害物を検出した際の検出信号をゲートウェイ装置40を介して取得するようにしている。
【0029】
ボディ系LAN60には、制御パネル61、ジョイスティック、ジョグダイヤル等の多方向スイッチ62が接続されており、使用するカメラの選択、画像データの表示形式等を表示できるようになっている。またボディ系LAN60には、ボディECU63が接続されており、バックギアが入っている状態の検知信号(バック信号)、ウインカが点灯している状態の検知信号(ウインカ信号)等をボディECU63から取得する。
【0030】
制御パネル61は、画像処理を行う際の各種設定及びデータを入力するためのハードウェアであり、図に示していないカーソルキー、機能キー、入力確定キー等の入力装置を有している。制御パネル61から入力する設定としては、例えば、利用するカメラの選択、モニタ装置30にて画像データを表示する際の表示形式等がある。制御パネル61から入力された各種設定及びデータは、ゲートウェイ装置40及び画像処理ECU10を介してモニタ装置30へ送出され、モニタ装置30にて所定の表示形式にて表示されるようになっている。また、制御パネル61が液晶ディスプレイ等の表示装置を備えている場合、入力された各種設定及びデータをモニタ装置30に送出せずに、前記表示装置にて表示する形態であってもよい。更に、カメラの選択は、多方向スイッチ62によって選択できる形態であってもよい。
【0031】
図2は、各カメラ21〜25の取付位置を示す概略平面図である。ブラインドコーナカメラ21は、車両Cの前端中央近傍に取付けられており、車両Cの左側前方及び右側前方を撮像できるようになっている。前方補助カメラ22は、助手席側ドアミラーの近傍に取付けられており、運転手から死角となる助手席側前輪付近を撮像するようにしている。ドアミラーカメラ23は、ドアミラー内部に設置されており、運転手から死角となる助手席側後方を撮像するようにしている。バックカメラ24,25は車両Cの後端中央近傍に取付けられており、バックカメラ24は車両Cの真後ろ方向に対して右側の領域を撮像するようにしており、バックカメラ25は車両Cの真後ろ方向に対して左側の領域を撮像するようにしている。
【0032】
なお、本実施の形態では、各カメラ21〜25はNTSCコンポジット(NTSC: National Television System Committee)のようなアナログ形式で画像データを出力し、画像処理ECU10の内部にてデジタル化した後、画像処理を行うようにしている。
【0033】
図3は、ブラインドコーナカメラ21の概略構成図であり、図3(a)にその平面図、図3(b)にその側面図を示した。撮像レンズ21aの前方に左右及び前方下方の計3方向の画像を取り込むプリズム21bを設けており、プリズム21bは左方向から光線L1、右方向からの光線L2、及び前方下方からの光線L3を撮像レンズ21aへ導いている。なお、本実施の形態のブラインドコーナカメラ21では、プリズム21bの構成上、プリズム15bを通過した光線L3の画像のみが反転する。
【0034】
図4は、本実施の形態に係る画像処理ECU10の内部構成を説明するブロック図である。画像処理ECU10では、各カメラ21〜25から取得した画像データをモニタ装置30の表示用データに変換すると共に、変換した表示用データをモニタ装置30へ送出する。
【0035】
画像処理ECU10はマイクロコンピュータ11を備えており、該マイクロコンピュータ11にはスイッチ回路12、画像処理ASIC(ASIC : ApplicationSpecified IC)13、通信インタフェース14、メモリ18等の各種ハードウェアが接続されている。
【0036】
マイクロコンピュータ11に接続されたメモリ18は各種の制御プログラムを記憶しており、マイクロコンピュータ11は、制御パネル61からなされた入力操作に従ってメモリ18から前記制御プログラムを読込み、各種制御及び処理を行う。マイクロコンピュータ11が行う具体的な制御及び処理内容には、画像処理を行う通常モードと画像処理を行う際に利用する変換テーブルの更新等を行う管理モードとのモード切替制御、変換テーブル作成処理、変換テーブル選択手段としての変換テーブル選択処理、画像データ等に応じたグラフィックスを生成するグラフィックス生成処理等がある。
【0037】
前述のモード切替制御は、制御パネル61による操作の内容に基づき、又は、カメラ等の新たな機器が本画像処理システムに追加されたときに新たな機器から送出される未確認の識別情報の受付等を判断することで行われる。すなわち、制御パネル61による操作又は未確認の識別情報等がある場合、マイクロコンピュータ11は管理モードを実行し、前述の操作がない場合は通常モードを実行するように制御する。
【0038】
変換テーブル作成処理は、管理モードで行う処理であり、新たに追加された機器からの情報に基づき、当該機器に対応する変換テーブルをマイクロコンピュータ11が作成する処理のことである。なお、新たに作成した変換テーブルは、当該機器との対応付けを行った後、変換テーブル用メモリ17に記憶される。
【0039】
また、変換テーブル選択処理は、接続されているカメラ21〜25に対して予め作成した各種変換テーブルを各カメラ21〜25及び表示形式に対応付けてから変換テーブル用メモリ17に記憶させると共に、前記対応付けに基づき所要の変換テーブルを変換テーブル用メモリ17から選択して読出す制御のことである。なお、各カメラ21〜25と変換テーブルとの対応付けは、各カメラ21〜25の識別情報と変換テーブルを夫々対応付けることで行っている。これらの対応付けに係る情報は、マイクロコンピュータ11に接続されているメモリ18に記憶される。
【0040】
更に、選択している変換テーブルの切替は、制御パネル61からの制御信号、及び車速センサ51、超音波センサ52、ボディECU63等からの信号によっても行う。後述するように制御パネル61を操作することにより、利用するカメラ、変換テーブルを選択ことが可能である。また、車速センサ51、超音波センサ52、ボディECU63等からの信号を画像処理ECU10が受付けた場合、予め定められたカメラにより撮像し、予め定められた表示形式にてモニタ装置30に画像を表示させる。例えば、ボディECU63からバックギアが入っている旨の信号を受付けた場合、バックカメラ24,25で車両Cの後方を撮像開始し、所定の表示形式にてモニタ装置30に表示させる。また、ボディECU63から車両Cの左側ウインカが点灯している旨の信号を受付けた場合、ドアミラーカメラ23により助手席側後方を撮像開始する。
【0041】
また、車両Cの周囲に備える超音波センサ52によって、使用するカメラ及び変換テーブルを切り替えても良い。例えば、車両Cの後方へ向けて超音波を発する超音波センサ52を設置しておき、該超音波センサ52が障害物を検出した場合、2つのバックカメラ24,25により撮像を開始し、所定の表示形式にてモニタ装置30に表示させてもよい。なお、設置する超音波センサ52の数は一つに限定する必要はなく、必要に応じて複数設置してもよい。また、超音波センサ52の代わりに、赤外線を発する光学センサを利用することも可能である。
【0042】
本実施の形態では、このように制御系LAN50及びボディ系LAN60からの信号とカメラ21〜25(又は表示形式)との間の対応付けを行っており、対応付けに係る情報をマイクロコンピュータ11に接続されたメモリ18に記憶させている。そして、通信インタフェース14にて制御系LAN50からの信号を受付けた場合、マイクロコンピュータ11は該当するカメラ(21〜25)及び表示形式の有無を判断し、その判断に基づいて、カメラ(21〜25)及び表示形式(変換テーブル)の選択処理を行う。
【0043】
グラフィックス生成処理は、受付けた画像データの内容、及び車速センサ51、超音波センサ52、ボディ系ECU63等に基づいて、例えば、駐車する際に車両の進む方向を示すガイド線等をマイクロコンピュータ11が演算して作図するものである。
【0044】
スイッチ回路12は、6つの入力端子12a〜12fと2つの出力端子12g,12hとを有しており、FPGA(Field Programable Gate Array)、ASIC等の回路から構成され、マイクロコンピュータ11からの信号に基づいて、使用する端子を入力端子12a〜12fと出力端子12g,12gとの組合せにより定める。すなわち、マイクロコンピュータ11からの信号に基づいて使用するカメラ(21〜25)とその出力先の端子(出力端子12g又は12h)とが定められる。
【0045】
各出力端子12g,12hにはAD変換器15a,15bが接続されており、スイッチ回路12から出力された画像データをデジタル化した後、画像処理ASIC13へ出力する。なお、本実施の形態では、NTSCコンポジットのようなアナログ画像信号を各カメラ21〜25から入力する形態であるため、画像処理ASIC13により画像処理をする前に画像データをデジタル化する必要があるが、GVIF(Gigabit Video Interface)、16ビットYUVフォーマットのようなデジタル形式の画像信号を出力する撮像装置を利用することもでき、この場合、AD変換器15a,15bを省略することが可能となる。
【0046】
画像処理ASIC13は、画像処理専用のカスタムICであり、入力された画像データを変換テーブル用メモリ17に記憶させている変換テーブル17a〜17fに基づいて640画素(横)×480画素(縦)の表示用データに変換する。画像処理ASIC13により変換された表示用データは、DA変換器19によってアナログデータに変換された後、モニタポートMPからモニタ装置30へ送出される。
【0047】
変換テーブル用メモリ17は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable PROM)であり、複数の変換テーブル17a〜17fを記憶すると共に、記憶している変換テーブル17a〜17fの中からマイクロコンピュータ11の選択処理により所要の変換テーブル(17a〜17f)を選択して画像処理ASIC13へ出力するようにしている。
【0048】
変換テーブル用メモリ17に記憶されている変換テーブル17a〜17fには、各カメラ21〜25からの画像データをデータ変換せずにそのまま表示するためのオリジナル表示テーブル17a、2つの出力端子12g,12hから入力された画像データを左右又は上下に並列して表示する際に利用される画面並列テーブル17b、2つの画像データから1つの画像データに合成する際に利用される画面合成テーブル17c、画像データを鏡像反転する際に利用される鏡像反転テーブル17d、入力された画像データの視点を変更する際に利用される視点変更テーブル17e、及び図形、文字等グラフィックスを追加するためのオーバレイテーブル17fがあり、必要に応じて画像処理ASIC13に読込まれて、データ変換処理の際に利用される。なお、前述のような変換テーブルの他、各カメラ21〜25が備えるレンズの歪みに伴う画像歪みを補正するための歪み補正テーブル、画像データを拡大縮小するための拡大縮小テーブル等の変換テーブルを備えていてもよい。
【0049】
フレームメモリ16は、各カメラ21〜25及び各表示形式に対して共用されており、オリジナル画像記憶領域と変換画像記憶領域とを有している。オリジナル画像記憶領域には各カメラ21〜25から出力された画像データが1画面単位で一時的に記憶されると共に、変換画像記憶領域には画像処理ASIC13にて変換された表示用データが1画面単位で記憶される。
【0050】
なお、オリジナル画像記憶領域は、画像処理ASIC13が同時処理可能なデータ量に応じた記憶容量を確保している。また、変換画像記憶領域には画像処理ASIC13が変換した表示用データを随時記憶させることができ、1画面分の表示用データを蓄積した後、モニタポートMPへ順次出力するようにしている。なお、変換画像記憶領域の一部にはシステム起動時の初期化画面の画像データ、表示用データに上書表示するグラフィックスの画像データも記憶している。
【0051】
また、モニタポートMPはモニタ装置30への接続用ポートであり、表示用データをアナログ画像信号の形態でモニタ装置30へ送出する。なお、モニタ装置30がデジタル画像信号を表示できる場合には、アナログ化する必要はないためDA変換器19は不要であり、デジタル化された表示用データをそのままモニタポートMPから送出するようにしても良い。
【0052】
本実施の形態では、スイッチ回路12、画像処理ASIC13、AD変換器15a,15b、DA変換器19を設ける構成としたが、これらを1つのASICに統合して利用することも可能である。また、メモリ18は、マイクロコンピュータ11に接続する構成としたが、メモリ18に記憶すべき内容をフレームメモリ16に記憶させることによって共用化することも可能である。
【0053】
また、本実施の形態では利用しているカメラの台数は5台であるが、カメラの台数は5台に限定されるものではない。また、カメラ21〜25から画像処理ECU10に同時的に取込む画像データの数をを2つとしたが、必ずしも2つである必要はなく、1つ以上であれば良い。
【0054】
図5は、制御パネル61から各種の設定を行う際にモニタ装置30に表示される画面の一例を示す模式図である。図5(a)は利用するカメラを変更する際に表示される画面例を示しており、図5(b)は表示形式を変更する際に表示される画面例を示している。
【0055】
図5(a)に示した如く、画面の中央には車両Cのグラフィックス301が示されており、各カメラ21〜25の位置が該グラフィックス301の上に表示されている。また、画面の下段には、カメラ変更ボタン303、表示形式変更ボタン304、設定ボタン305、及びキャンセルボタン306が表示されており、例えば、制御パネル61のカーソルキーにより押下操作して選択することができるようなっている。
【0056】
カメラ変更ボタン303が選択された場合、制御パネル61のカーソルキーを操作することにより星印で表されたカーソル302a,302bが画面上を移動するようになっており、ユーザが所望のカメラの上にカーソル302a,302bの位置を合わせた後、設定ボタン305を押下操作をすることによって、利用するカメラを選択することができる。図5(a)に示した例では、バックカメラ24,25の位置に2つのカーソル302a,302bの位置が合わせされているので、バックカメラ24,25が選択されている。選択されたカメラの情報は、マイクロコンピュータ11に接続されたメモリ18に記憶される。
なお、設定ボタン305を押下操作せずにキャンセルボタン306を押下操作した場合、設定されたカメラの情報は記憶されずにカメラの変更処理を終了する。
【0057】
表示形式変更ボタン304が押下操作された場合には、図5(b)に示した如き画面がモニタ装置30に表示される。画面の中央には表示形式を選択するための表示形式選択フィールド307が表示され、その下にはグラフィックスを上書表示するか否かの選択をするためのグラフィックオーバレイボタン308が表示される。操作パネル61を操作することによって、表示形式の選択、及びグラフィックスを上書表示するか否かの選択を行うことができる。
【0058】
選択可能な表示形式は、前述の画像処理ECU10の変換テーブル用メモリ17に記憶されている各種変換テーブル17a〜17fに対応したものであり、各カメラ21〜25から得られた画像データを並列して表示する形式、合成して表示する形式、鏡像反転して表示する形式、視点を変更して表示する形式等がある。
【0059】
カメラからの画像データに上書表示するグラフィックスは、フレームメモリ16に予め記憶させているグラフィックスを表示する形式であっても良く、また、ユーザが制御パネル61、外部の情報機器を利用して作成したグラフィックスを表示させる形態であってもよい。
【0060】
また、画面の下段には、デフォルトボタン309、設定ボタン310、及びキャンセルボタン311が表示されており、設定ボタン310を押下操作することによって表示形式選択フィールド307及びグラフィックオーバレイボタン308で選択された内容はマイクロコンピュータ11に接続されたメモリ18に記憶される。設定ボタン310が押下操作されずにキャンセルボタン311が押下操作された場合には、選択された内容は記憶されずに、カメラの変更画面(図5(a))に戻る。
【0061】
マイクロコンピュータ11は、利用するカメラ(21〜25)とその表示形式との対応関係のデフォルト値を記憶しており、デフォルトボタン309を押下操作することによって、対応関係のデフォルト値を呼出すことができる。例えば、一台のバックカメラ24(又はバックカメラ25)が選択された場合、デフォルトでは鏡像反転した画像を表示させるようにしており、また、2台のバックカメラ24,25選択された場合、鏡像反転と画面合成とを行った画像を表示させるようにしている。また、ブラインドコーナカメラ21が選択された場合、デフォルトではブラインドコーナカメラ21から出力された画像データにグラフィックスを上書表示するようにしている。マイクロコンピュータ11は、カメラ(21〜25)が選択された場合のデフォルトの表示形式を記憶している。すなわち、カメラ(21〜25)が選択された場合に利用する変換テーブルを予め規定しており、ユーザが制御パネル61から表示形式の変更を行わない限りデフォルトの設定を利用する。
【0062】
図6は、画像変換処理の一例を説明する模式図である。本実施の形態では画像処理ECU10に5つのカメラ21〜25が接続されており、そのうち2つのカメラからの画像データを取込むことができ、フレームメモリ16のオリジナル画像記憶領域に記憶させることができる。例えば、バックカメラ25で撮像された車両Cの後方左側の画像データ(図6(a))と、バックカメラ24で撮像された車両Cの後方右側の画像データ(図6(b))とを取込み、図6(c)に示したような画像合成を行う場合、本実施の形態では、変換テーブル用メモリ17に記憶してある画面合成テーブル17cを利用して画像合成を行う。
【0063】
図7は、変換テーブル17a,17cの一例を示す概念図である。図7(a)はオリジナル表示テーブル17aの概念図を示しており、図7(b)は画面合成テーブル17cの概念図を示している。各変換テーブル17a〜17fは、モニタ装置30の表示解像度(640×480画素)に対応して640×480個の要素を有しており、各要素毎に変換情報を含んでいる。ここで、各要素に含まれる変換情報は、変換する画像データを識別するためのフラグ及び変換後の画素値に関する情報により構成されている。
【0064】
本実施の形態では、スイッチ回路12が有する2つの出力端子12g,12hから出力された夫々の画像データ(画像ソース)をフレームメモリ16のオリジナル画像記憶領域に記憶させているため、データ変換の際に用いる画像データを識別する必要があり、例えば、一方の出力端子12gから出力された画像ソースにフラグ「1」を付与し、他方の出力端子12hから出力された画像ソースにフラグ「2」を付与している。また、本画像処理システムにより予め用意しているグラフィックスにはフラグ「0」を付与している。
【0065】
変換テーブルの各要素は、例えば、24ビットの数値によって表すことができる。図7に示した変換テーブルでは、便宜的に各要素を(i,x,y)のベクトル量で表したが、第1列の数値i(2ビット)により画像データのフラグを示し、第2列及び第3列の数値x,y(各11ビット)により変換した画像データにおける各画素の読込み先を示している。
したがって、図7(a)に示した如きオリジナル表示テーブル17aによりデータ変換を行う場合、画像処理ASIC13はフレームメモリ16から変換元の画像データとしてフラグ「1」が付与されている画像ソースを読込み、変換前の画素値(x,y)におけるRGB値を変換後の画像データの画素値(x,y)のRGB値として変換後画像記憶領域に記憶する。すなわち、オリジナル表示テーブル17aによる場合は、フレームメモリ16から読込まれた画像データをそのままモニタ装置30へ送出するようにしているため、画像データの変換は行わない形態となっている。
【0066】
一方、図7(b)に示した如き画面合成テーブル17cによりデータ変換を行う場合、画像処理ASIC13はフレームメモリ16から変換元の画像データとしてフラグ「1」、及びフラグ「2」が付与されている画像ソースを読込む。画素値(0,0)、(400,0)、(400,479)、(0,479)で囲まれる矩形領域についてはフラグ「1」が付されている画像ソースを使用し、(401,0)、(639,479)、(639,479)、(401,479)で囲まれる矩形領域についてはフラグ「2」が付されている画像ソースを使用する。すなわち、画像の左側およそ2/3の領域をフラグ「1」の画像データで形成し、画像の右側およそ1/3の領域をフラグ「2」の画像データで形成した合成画像を作成する。
【0067】
このように、変換元の画像データ、及び変換後の画素値の読込み先を指定した変換テーブルを利用することで、画像データの変換が容易になり、画像処理の処理速度を向上することが可能となる。
【0068】
本実施の形態では、モニタ装置30の表示解像度は640×480画素としたが、必ずしもこの表示解像度に限定されるものではなく、720×525画素、800×600画素等の表示解像度を持つものでも良い。なお、モニタ装置30の表示解像度に対応させて変換テーブルの記憶容量(全要素数)を確保しなければならないのは勿論である。
【0069】
図8は、モニタ装置30に表示される画面の一例を説明する模式図である。図8(a)は、ブラインドコーナカメラ21により得られた画像データにグラフィックスを上書きした画像を示している。前述したようにブラインドコーナカメラ21は、プリズム21bを利用して、異なる複数の方向を1つのCCDにより撮像する構成であり、撮像して得られた画像には大きな歪みを有する領域、物理的に撮像されていない領域、ユーザにとって不要な情報を含んだ領域等が撮像されている場合がある。そこで、ブラインドコーナカメラ21が選択されている場合にはグラフィックスを上書表示し、ブラインドコーナカメラ21の画像を見やすくするようにしている。図8(a)に示した例では、車両Cのグラフィックス320とハッチングによって示されたマスク画像321a,321b,321cとを上書表示することによって、あたかも2つのカメラによって撮像されたかのような画像を表示することが可能となる。
【0070】
車両Cのグラフィックス320及びマスク画像321a,321b,321c等のグラフィックスは、画像処理システムの製造時又は組込時に予め作成してフレームメモリ16に記憶させたものであり、カメラ21〜25からの画像データと区別するためにフラグ「0」が付与されている。このような画像データを作成する場合、オーバレイテーブル17fを利用して画像データの変換を行う。オーバレイテーブル17fは、カメラ21〜25の画像データを表すフラグ「1」(又は「2」)と、グラフィックスを表すフラグ「0」とが混在した要素を有する。
【0071】
図8(b)は、バックカメラ24(又はバックカメラ25)により得られた画像データの視点変更を行った画像である。バックカメラ24(又はバックカメラ25)により得られた画像データを視点変更テーブル17eにより変換させた画像を表示させると共に、前述と同様に車両Cの後部を示すグラフィックス322を画像中央の上側に上書表示させる。このような画像データは、各種変換テーブル17a〜17fを利用しても一度に作成されないものであるため、マイクロコンピュータ11は、2つの変換テーブル(視点変更テーブル17e及びオーバレイテーブル17f)を合成した変換テーブルを新たに作成し、作成した変換テーブルを利用して画像データの変換を行うようにしている。
【0072】
図9は、画像処理システムの処理を説明するフローチャートである。画像処理ECU10、各カメラ21〜25、及びモニタ装置30の各電源を投入することによって画像処理システムを起動する(ステップS1)。そして、制御パネル61からモード選択の受付けを行う(ステップS2)。画像処理ECU10のマイクロコンピュータ11は、受付けたモードが通常モードであるか否かを判断し(ステップS3)、通常モードであると判断した場合(S3:YES)、後述する通常モード処理を行う(ステップS4)。
【0073】
ステップS3にて、受付けたモードが通常モードでないと判断した場合(S3:NO)、マイクロコンピュータ11は、受付けたモードが管理モードであるか否かを判断する(ステップS5)。受付けたモードが管理モードであると判断した場合(S5:YES)、後述する管理モード処理を行い(ステップS6)、受付けたモードが管理モードでないと判断した場合(S5:NO)、処理をステップS2へ戻す。
【0074】
図10は、通常モード処理の処理手順を説明するフローチャートである。通常モードが選択されている場合、マイクロコンピュータ11は初期化画面をモニタ装置30に表示する(ステップS11)。ここで、初期化画面とは、画像処理ECU10が予め用意しているグラフィックス画面又は黒画面であり、初期化画面をモニタ装置30に表示させている間、通信インタフェース14への入力信号があるか否かを判断している(ステップS12)。
【0075】
通信インタフェース14に入力信号がない場合(S12:NO)、通信インタフェース14に入力信号があるまで待機し、通信インタフェース14に入力信号がある場合(S12:YES)、後述する条件判定処理を行う(ステップS13)。条件判定処理では、利用するカメラ(21〜25)の選択、変換テーブル(17a〜17f)の選択処理を行っており、この処理にて選択された変換テーブル(17a〜17f)に切替えて(ステップS14)、画像表示処理を行う(ステップS15)。
【0076】
図11は、条件判定処理の処理手順を説明するフローチャートである。画像処理ECU10は、まず、制御パネル61にて設定された情報を読込む(ステップS21)。そして、通信インタフェース14にボディECU63からのバック信号が入力されたか否かを判断し(ステップS22)、バック信号の入力がある場合(S22:YES)、車両Cの後方の状況を撮像すべく2つのバックカメラ24,25を選択する(ステップS23)。そして、2つのバックカメラ24,25からの画像データを合成して1画面に表示するために画面合成テーブル17cを選択する(ステップS24)。
【0077】
ステップS22にて、バック信号の入力がないと判断した場合(S22:NO)、車両Cの助手席側のウインカを点灯している旨の信号(左ウインカ信号)がボディECU63から通信インタフェース14に入力されたか否かを判断する(ステップS25)。左ウインカ信号が入力された場合、運転手から死角となる領域を撮像すべくドアミラーカメラ23を選択する(ステップS26)。そして、ドアミラーカメラ23により撮像された画像データをそのまま1画面に表示するためにオリジナル表示テーブル17aを選択する(ステップS27)。
【0078】
ステップS12にて、通信インタフェース14に入力された車速センサ51からの信号に基づき、車速が5km/h以下であるか否かを判断し(ステップS28)、車速が5km/h以下である場合(S28:YES)、制御パネル61からブラインドコーナカメラ21が選択されているか否かを判断する(ステップS29)。ブラインドコーナカメラ21が選択されている場合(S29:YES)、図8(a)に示した如き画像を表示するためにオーバレイテーブル17fを選択する。
【0079】
ステップS28にて車速が5km/hより大きいと判断した場合(S28:NO)、又はステップS29にてブラインドコーナカメラ21が選択されていないと判断した場合(S29:NO)、制御パネル61で選択されているカメラ(21〜25)、変換テーブル(17a〜17f)を選択する(ステップS31)。
【0080】
なお、図11に示したフローチャートの条件判定処理では、車速センサ51、制御パネル61、ボディECU63からの信号に基づいてカメラ及び変換テーブルを選択するようにしたが、超音波センサ52からの信号を受信した場合に適切なカメラ及び変換テーブルを選択するようにしてもよい。
【0081】
図12は、画像表示処理の処理手順を説明するフローチャートである。前述の条件判定処理によって選択されたカメラ21〜25からの画像データを、選択された変換テーブル17a〜17fに従って画像変換し、画像変換した画像データを所定のフレームレートにてモニタ装置30に送出することによって、画像の表示を開始する(ステップS41)。
【0082】
モニタ装置30に画像を表示させている間、画像処理ECU10のマイクロコンピュータ11は、常時、通信インタフェース14を監視しており、通信インタフェース14への入力信号があるか否かを判断している(ステップS42)。通信インタフェース14に信号が入力されていない場合(S42:NO)、信号が入力されるまで待機する。
【0083】
通信インタフェース14に入力信号がある場合(S42:YES)、入力された信号に基づいて、表示画像を変更すべきか否かを判断する(ステップS43)。表示画像の変更は、制御系LAN50に接続されているボディECU63等からの信号が通信インタフェース14に入力されたとき、又は利用するカメラ、変換テーブルの変更を制御パネル61にて受付け、その旨の情報を通信インタフェース14にて受付けたときに行う。
【0084】
表示画像の変更を行うと判断した場合(S43:YES)、モニタ装置30に表示している画像をホールドさせ(ステップS44)、利用する変換テーブルの切替えを行う(ステップS45)。そして処理をステップS41へ戻し、切替えた変換テーブルにより画像データを変換して、モニタ装置30に画像を表示開始する。
【0085】
ステップS43で、表示画像の変更をしないと判断した場合(S43:NO)、表示画像の停止を行うか否かを判断する(ステップS46)。表示画像の停止を行わないと判断した場合(S46:NO)、処理をステップS42へ戻す。また、表示画像の停止を行うと判断した場合(S46:YES)、入力待ち画面の表示を行う(ステップS47)。
【0086】
次に管理モードで行う処理について説明する。図13は、管理モード処理の処理手順を説明するフローチャートである。接続ポートCP6に新たにカメラを接続した場合、又は既に接続されているカメラ21〜25の設定(カメラの位置、姿勢、焦点距離等)を変更した場合、新たな撮像条件に適した変換テーブルの生成を行うために、ユーザは制御パネル61から管理モードを選択する。管理モードが選択されている場合、画像処理ECU10は、新たな撮像条件に関する情報を取得して、変換テーブルの生成を行う(ステップS51)。変換テーブルの生成を行う際、撮像条件の情報、及び当該カメラが対応可能な画像処理の種類(画面並列、画面合成、鏡像反転、視点変更、グラフィックスの上書表示)等を考慮してマイクロコンピュータ11が生成する。
【0087】
生成した変換テーブルは、変換テーブル用メモリ17に記憶する(ステップS52)。そして、変換テーブルを記憶する際、マイクロコンピュータ11は、生成した変換テーブルと該変換テーブルに対応したカメラとの対応付けを行い、メモリ18に記憶させた対応付け情報の更新を行う(ステップS53)。このように対応付けを記憶することで、画像データの受付けに応じて所要の変換テーブルを変換テーブル用メモリ17から容易に選択して読み出せるようにしている。
【0088】
次いで、マイクロコンピュータ11は、別の撮像条件の入力があり、対応付け情報の更新を行うべきか否かの判断を行う(ステップS54)。対応付け情報の更新を行うと判断した場合(S54:YES)、処理をステップS51へ戻し、前述した処理(S51〜S53)を繰り返す。
【0089】
実施の形態2.
実施の形態1に示した画像処理ECU10は、ゲートウェイ装置40を介して入力された各種の信号に基づいて画像データの取込み先のカメラ(21〜25)を選択し、選択されたカメラ(21〜25)からの画像データを取込むようにしていた。したがって、使用するカメラを画像処理ECU10にて判断するため、使用するカメラ(21〜25)の電源のみをオンにし、使用しないカメラの電源をオフにすることも可能である。本実施の形態では、ゲートウェイ装置40を介して入力された各種の信号に基づいて、各カメラの電源をオン・オフする構成としたことが実施の形態1と異なる。
【0090】
図14は、本実施の形態に係る画像処理ECUの内部構成を説明するブロック図である。画像処理ECU100は、ブラインドコーナカメラ21、前方補助カメラ22、ドアミラーカメラ23から取得した画像データを表示用データに変換すると共に、変換した表示用データをモニタ装置30へ送出する。
【0091】
画像処理ECU100はマイクロコンピュータ11を備えており、該マイクロコンピュータ11にはスイッチ回路12、画像処理ASIC13、通信インタフェース14、メモリ18等の各種ハードウェアが接続されている他、各カメラ21〜23へ電源を供給するための電源回路20を備えている。
画像処理ASIC13には、2つのAD変換器15a,15b、フレームメモリ16、変換テーブル用メモリ17、DA変換器19等が接続されており、画像処理ASIC13に入力されたデジタルの画像データを変換テーブル用メモリ17に記憶されている各種変換テーブル17a〜17fに従って変換し、DA変換器19によりアナログデータに変換した後、モニタポートMPからモニタ装置30へ送出するようにしている。
【0092】
マイクロコンピュータ11に接続されたメモリ18は各種の制御プログラムを記憶しており、マイクロコンピュータ11は必要に応じてメモリ18から前記制御プログラムを読込み、各種制御及び処理を行う。マイクロコンピュータ11が行う具体的な制御及び処理内容には、前述したモード切替制御、変換テーブル作成処理、グラフィックス生成処理の他、カメラの電源の切替制御をする電源制御処理がある。
【0093】
使用するカメラ(21〜23)の選択は、ゲートウェイ装置40を介して接続された制御パネル(不図示)から行うようにしてあり、制御パネルからの制御信号をゲートウェイ装置40を介して受付けた場合、その制御信号をマイクロコンピュータ11が解析し、スイッチ回路12に指示を与えることによって、画像データの取込み先のカメラ(21〜23)を選択するようにしている。
【0094】
スイッチ回路12は、3つの入力端子12a〜12cと2つの出力端子12g,12hとを有しており、FPGA、ASIC等の回路から構成され、マイクロコンピュータ11からの指示に基づいて、使用する端子を入力端子12a〜12cと出力端子12g,12gとの組合せを定める。すなわち、マイクロコンピュータ11からの信号に基づいて使用するカメラ(21〜23)とその出力先の端子(出力端子12g又は12h)が定められる。
なお、本実施の形態では、スイッチ回路12が3つの入力端子12a〜12cを備える構成としたが、入力端子12a〜12cの数は3つに限定されものではない。
【0095】
また、マイクロコンピュータ11は、制御パネルからの制御信号に基づきスイッチ回路12に指示を与え、画像データの取込み先を定めると共に、電源のオン・オフを指示する制御信号を電源回路20へ与える。電源回路20では、マイクロコンピュータ11から与えられた制御信号に基づいて、各カメラ21,22,23の電源のオン・オフを制御するようにしている。
【0096】
このように、本実施の形態では、選択されたカメラ(21〜23)の電源のみをオンにすることが可能であるため、画像処理システム全体の省電力化を図ることが可能となる。
【0097】
【発明の効果】
以上、詳述したように、第1発明又は第6発明による場合は、外部からの信号の入力を受付ける受付手段を備え、受付手段に前記信号が入力された場合、予め記憶されている撮像装置と外部から入力される信号との対応関係に関する情報に基づいてデータ変換手段へ入力すべき画像データの送出元を選択し、撮像装置からの画像データを変換テーブルを利用して表示用データに変換するようにしている。したがって、AD変換器、画像処理ASIC、画像メモリ等の画像データを変換する際に必要となる部品を接続する撮像装置毎に設ける必要がなくなるため、部品コストを低く抑えることが可能となる。また、変換テーブルは、画像データの画素毎に変換情報を含んでいるので、種々の表示形式に容易に対応することができ、画像データを所要の表示用データに速やかに変換することができる。
【0098】
第2発明又は第7発明による場合は、受付手段に入力される信号と変換テーブルとの間の対応関係に関する情報を予め記憶させており、外部から信号が入力された場合、その対応関係に関する情報に基づいて、表示用データに変換する際の変換テーブルを選択するようにしている。したがって、AD変換器、画像処理ASIC、画像メモリ等の画像データを変換する際に必要となる部品を撮像装置毎に設ける必要がなくなるため、部品コストを低く抑えることが可能となる。また、各撮像装置から得られた画像データを個別に変換することが可能となる。
【0099】
第3発明又は第8発明による場合は、データ変換用の各種変換テーブルを揃えることで基本的な変換形式に対応することができ、変換処理を標準化して変換効率を向上することが可能となる。なお、各種変換テーブルは、画像処理システムに含まれる撮像装置の種類等に応じて必要な表示形式に対応するものを備えることが必要である。
【0100】
第4発明又は第9発明による場合は、各種の基本的な変換テーブルを複合した複合テーブルを利用できるため、複雑な画像処理を迅速に行うことが可能となる。
【0101】
第5発明又は第10発明による場合は、外部から入力された信号に基づいて選択された撮像装置のみの電源を投入することが可能であるため、画像処理システムの省電力化を図ることができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像処理システムの構成を説明するブロック図である。
【図2】各カメラの取付位置を示す概略平面図である。
【図3】ブラインドコーナカメラの概略構成図である。
【図4】本実施の形態に係る画像処理ECUの内部構成を説明するブロック図である。
【図5】制御パネルから各種の設定を行う際にモニタ装置に表示される画面の一例を示す模式図である。
【図6】画像変換処理の一例を説明する模式図である。
【図7】変換テーブルの一例を示す概念図である。
【図8】モニタ装置に表示される画面の一例を説明する模式図である。
【図9】画像処理システムの処理を説明するフローチャートである。
【図10】通常モード処理の処理手順を説明するフローチャートである。
【図11】条件判定処理の処理手順を説明するフローチャートである。
【図12】画像表示処理の処理手順を説明するフローチャートである。
【図13】管理モード処理の処理手順を説明するフローチャートである。
【図14】本実施の形態に係る画像処理ECUの内部構成を説明するブロック図である。
【図15】従来の画像処理システムの一例である。
【図16】表示装置に表示される画面の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 画像処理ECU
11 マイクロコンピュータ
12 スイッチ回路
13 画像処理ASIC
16 フレームメモリ
17 変換テーブル用メモリ
21 ブラインドコーナカメラ
22 前方補助カメラ
23 ドアミラーカメラ
24 バックカメラ
25 バックカメラ
40 ゲートウェイ装置
50 制御系LAN
51 車速センサ
52 ボディECU
53 超音波センサ
60 ボディ系LAN
61 制御パネル
62 多方向スイッチ

Claims (10)

  1. 撮像した画像データを送出する複数の撮像装置と、表示装置への接続を可能になしてあり、前記撮像装置から受付けた画像データを前記表示装置の表示用データに変換するデータ変換手段を備える画像処理装置とを接続してなる画像処理システムにおいて、
    前記画像処理装置は、外部からの信号の入力を受付ける受付手段と、該受付手段に入力されるべき信号と前記撮像装置との間の対応関係に係る情報を記憶する手段と、前記受付手段に前記信号が入力された場合、前記対応関係に係る情報に基づき、前記データ変換手段へ入力すべき画像データの送出元を前記撮像装置から選択する選択手段と、前記画像データの画素毎に対応した変換情報を含む変換テーブルを記憶する手段とを備え、前記データ変換手段は、選択された撮像装置からの画像データを前記変換テーブルに基づき表示用データに変換すべくなしてあることを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記受付手段に入力されるべき信号と前記変換テーブルとの間の対応関係に係る情報を記憶する手段と、前記受付手段に前記信号が入力された場合、前記対応関係に係る情報に基づき、表示用データに変換する際に利用する変換テーブルを選択する手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記変換テーブルは、前記画像データを鏡像反転する際に利用する鏡像反転テーブル、複数の前記画像データを合成する際に利用する合成テーブル、前記画像データの視点方向を変更する際に利用する視点変更テーブル、前記画像データを拡大又は縮小する際に利用する拡大縮小テーブル、前記画像データに図を付加する際に利用する図付加テーブル、又は前記画像データに係る画像の歪みを補正する際に利用する歪み補正テーブルの何れかを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 前記変換テーブルは、前記鏡像反転テーブル、前記合成テーブル、前記視点変更テーブル、前記拡大縮小テーブル、前記図付加テーブル、前記歪み補正テーブルの何れか2つ以上を複合した複合テーブルを備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理システム。
  5. 前記選択手段により選択された撮像装置に対する電源投入信号を生成する手段と、生成された電源投入信号に基づき、前記撮像装置の電源を投入する手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の画像処理システム。
  6. 表示装置及び画像データを送出する複数の撮像装置への接続を可能になしてあり、接続された撮像装置から受付けた画像データを前記表示装置の表示用データに変換するデータ変換手段を備える画像処理装置において、
    外部からの信号の入力を受付ける受付手段と、該受付手段に入力されるべき信号と前記撮像装置との間の対応関係に係る情報を記憶する記憶手段と、前記受付手段に前記信号が入力された場合、前記対応関係に係る情報に基づき、前記データ変換手段へ入力すべき画像データの送出元を前記撮像装置から選択する選択手段と、前記画像データの画素毎に対応した変換情報を含む変換テーブルを記憶する手段とを備え、前記データ変換手段は、選択された撮像装置からの画像データを前記変換テーブルに基づき表示用データに変換すべくなしてあることを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記受付手段に入力されるべき信号と前記変換テーブルとの間の対応関係に係る情報を記憶する手段と、前記受付手段に前記信号が入力された場合、前記対応関係に係る情報に基づき、表示用データに変換する際に利用する変換テーブルを選択する手段とを更に備えることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記変換テーブルは、前記画像データを鏡像反転する際に利用する鏡像反転テーブル、複数の前記画像データを合成する際に利用する合成テーブル、前記画像データの視点方向を変更する際に利用する視点変更テーブル、前記画像データを拡大又は縮小する際に利用する拡大縮小テーブル、前記画像データに図を付加する際に利用する図付加テーブル、又は前記画像データに係る画像の歪みを補正する際に利用する歪み補正テーブルの何れかを含むことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記変換テーブルは、前記鏡像反転テーブル、前記合成テーブル、前記視点変更テーブル、前記拡大縮小テーブル、前記図付加テーブル、前記歪み補正テーブルの何れか2つ以上を複合した複合テーブルを備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記選択手段により選択された撮像装置に対する電源投入信号を生成する手段と、生成された電源投入信号に基づき、前記撮像装置の電源を投入する手段とを更に備えることを特徴とする請求項6乃至請求項9の何れかに記載の画像処理装置。
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