JP4976685B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、複数のカメラで撮影された撮影画像を合成して1つの連続した表示画像を作成する画像処理装置に関する。
従来、車両の死角領域の視界を確保して運転者の運転操作を支援する目的で、車両に搭載された複数の車載カメラで車両周囲の画像を撮影し、これら複数の車載カメラの撮影画像を合成して、1つの表示画像としてナビゲーション用の表示画面などに表示させる技術が提案されている。複数の車載カメラによる撮影画像を1つの表示画像に合成する場合、各撮影画像は車載カメラの取付け位置や向き、特性などに応じて平均的な輝度値にばらつきが見られるため、これら複数の撮影画像を単純に繋ぎ合わせただけでは、表示画像が非常に見づらいものとなることが懸念される。そこで、各撮影画像の画素データに補正を加え、隣り合う撮影画像間で画像に連続性を持たせるようにする試みもなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、複数の車載カメラで撮影された撮影画像を合成して1つの表示画像を作成するに際し、隣り合う車載カメラで撮影された2つの撮影画像同士で撮影対象とする領域(被撮影領域)が重複する部分について、それぞれの撮影画像の平均輝度を比較して、両者が一致するように制御もしくは輝度補正をかけることにより、2つの撮影画像間の輝度値のばらつきを補正して、画像に連続性を持たせるようにする技術が開示されている。
特開2002−324235号公報
ところで、カメラで撮影された撮影画像は、カメラのレンズ特性によってレンズ端部での光量が少なくなるために、レンズ端部に対応する画像部分の輝度値がレンズ中央部に対応する画像部分の輝度値に比べて低くなる特性があることが知られている。しかしながら、上述した特許文献1にて開示される技術では、このようなカメラのレンズ特性による撮影画像の輝度値の分布については考慮されていないため、上述した2つの撮影画像同士で被撮影領域が重複する重複部分が、双方の撮影画像を撮影するカメラで対称となる位置となっていれば見やすい表示画像を作成することが可能であるが、双方の撮影画像を撮影するカメラで非対称の位置が重複部分となる場合には、作成された表示画像が却って見づらいものとなってしまうという問題がある。すなわち、2つの撮影画像のうちの一方はカメラのレンズ端部に対応する画像部分が上述した重複部分となり、他方はカメラのレンズ中央部に対応する画像部分が重複部分となるような場合、特許文献1にて開示される技術では、一方の撮影画像の輝度補正量が他方の撮影画像の補正量に比べて著しく大きくなり、一方の撮影画像における重複部分以外の画像部分が明るくなりすぎて、表示画像を非常に見づらいものとしてしまう場合がある。
本発明は、以上のような従来技術の有する問題点を解消すべく創案されたものであって、複数のカメラで撮影された撮影画像を適切に合成して、画像全体として違和感のない、見やすい表示画像を作成できる画像処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、複数のカメラで撮影された複数の被撮影領域の画像を合成して、1つの連続した表示画像を作成するにあたり、前記目的を達成するために、複数のカメラで撮影された各撮影画像の画素データを各カメラのレンズ特性に応じて補正するとともに、隣り合うカメラで撮影された2つの撮影画像同士で被撮影領域が重複する重複部分について、当該重複部分の画素データであってカメラのレンズ特性に応じて補正した画素データの平均輝度、度ならびに色相が2つの撮影画像同士で略等しくなるように、2つの撮影画像のうちの少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正し、3つ以上のカメラで撮影された3つ以上の撮影画像を2以上の重複領域を挟んで繋ぎ合わせて1つの連続した表示画像を作成する場合に、2つの重複部分の間の画像部分の画素データを、一方の重複部分から他方の重複部分にかけて滑らかに変化するように補正するようにした。
本発明によれば、複数の撮影画像それぞれの画素データをカメラのレンズ特性に応じて補正した後、2つの撮影画像同士の重複部分の画素データを近づけるように補正するので、例えば、これら2つの撮影画像を撮影するカメラで非対称の位置が重複部分となる場合であっても、これらの撮影画像を適切に合成して、画像全体として違和感のない、見やすい表示画像を作成することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、車両前方、後方、左右両側方の各領域の画像を4つの車載カメラでそれぞれ撮影し、これら4つの車載カメラで撮影された撮影画像を車両上方の仮想視点からみた俯瞰画像に視点変換すると共にこれらを合成して、車両周囲全域を表す1つの連続した俯瞰表示画像として表示する俯瞰画像表示システムを例に挙げて、このような俯瞰画像表示システムを構成する画像処理装置に本発明を適用した例について説明するが、本発明は、ここで挙げる例に限らず、複数のカメラで撮影した画像を合成し、1つの連続した表示画像を作成して表示する各種の画像表示システムで用いられる画像処理装置に対して広く適用可能である。
本実施形態の俯瞰画像表示システムは、4つの車載カメラで撮影された撮影画像を俯瞰画像に変換すると共に繋ぎ合わせることで、車両周囲全域を表す1つの連続した俯瞰表示画像を作成して表示するものであり、特に、撮影画像間の画素データのばらつきを吸収するように各撮影画像の画素データを補正することで、画像全体として違和感のない、見やすい俯瞰表示画像を作成して表示できるようにしたものである。
本実施形態の俯瞰画像表示システムの概略構成を図1に示す。この俯瞰画像表示システムは、図1に示すように、本発明を適用した画像処理装置10を主要な構成要素として備えており、この画像処理装置10の入力側に、フロントカメラ1、リアカメラ2、右サイドカメラ3、左サイドカメラ4の4つの車載カメラがそれぞれ接続されている。また、この画像処理装置10の出力側には、車室内に設置された液晶表示器などのディスプレイ5が接続されている。また、画像処理装置10には、ディスプレイ5の表示画面を切り替えるための画面切替スイッチ6も接続されている。なお、本実施形態の俯瞰画像表示システムで用いるディスプレイ5は、ナビゲーションシステム20などの他のシステムのディスプレイが流用され、画像処理装置20は、ナビゲーションシステム20の制御装置との間で連携した制御を行い、画面切替スイッチ6の操作等で要求があった場合に、上述した俯瞰表示画像をディスプレイ5に表示させる。
フロントカメラ1は、図2に示すように、車両前方の例えばフロントバンパーなどに設置され、車両前方の所定の被撮影領域A1の画像を地面に対して斜めに見下ろす方向で撮影する。また、リアカメラ2は、車両後方の例えばリアバンパーなどに設置され、車両後方の所定の被撮影領域A2の画像を地面に対して斜めに見下ろす方向で撮影する。また、右サイドカメラ3は、車両右側のサイドミラーなどに設置され、車両右側方の所定の被撮影領域A3の画像を地面に対して斜めに見下ろす方向で撮影する。さらに、左サイドカメラ4は、車両左側のサイドミラーなどに設置され、車両左側方の所定の被撮影領域A4の画像を地面に対して斜めに見下ろす方向で撮影する。
これら4つの車載カメラ1,2,3,4が撮影する領域A1,A2,A3,A4は、それぞれ隣り合う他の車載カメラが撮影する領域と一部が互いに重複している。すなわち、フロントカメラ1が撮影する領域A1と右サイドカメラ3が撮影する領域A3とは車両右前方のオーバーラップエリアOA1において重複し、フロントカメラ1が撮影する領域A1と左サイドカメラ4が撮影する領域A4とは車両左前方のオーバーラップエリアOA2において重複する。また、リアカメラ2が撮影する領域A2と右サイドカメラ3が撮影する領域A3とは車両右後方のオーバーラップエリアOA3において重複し、リアカメラ2が撮影する領域A2と左サイドカメラ4が撮影する領域A4とは車両左後方のオーバーラップエリアOA4において重複する。言い換えると、オーバーラップエリアOA1の画像はフロントカメラ1と右サイドカメラ3の何れでも撮影可能であり、オーバーラップエリアOA2の画像はフロントカメラ1と左サイドカメラ4の何れでも撮影可能である。また、オーバーラップエリアOA3の画像はリアカメラ2と右サイドカメラ3の何れでも撮影可能であり、オーバーラップエリアOA4の画像はリアカメラ2と左サイドカメラ4の何れでも撮影可能である。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、以上の4つの車載カメラ1,2,3,4で撮影した被撮影領域A1,A2,A3,A4の画像をそれぞれ画像処理装置10に取り込み、画像処理装置10においてこれらの撮影画像を俯瞰画像に変換すると共に繋ぎ合わせることで、車両周囲全域を表す1つの連続した俯瞰表示画像を作成する。このとき、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の画像は、隣り合う2つの車載カメラでそれぞれ撮影されているので、これら2つの車載カメラのどちらのカメラで撮影された画像を用いるかは、画像処理装置10が、予め作成し保持しておいた画素配置テーブルにしたがって選択する。なお、このオーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4における画像選択の仕方は任意であり、例えば、予め決めておいた一方の車載カメラの撮影画像のみを用いるようにしてもよいし、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4内をそれぞれ2つの領域に分け、各領域で別々の車載カメラの撮影画像を用いるようにしてもよい。また、一方のカメラで撮影した撮影画像の画素と他方のカメラで撮影した撮影画像の画素とを一定の規則に従って交互に配置して、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の画像としてもよい。
画像処理装置10は、図3に示すように、4つの車載カメラ1,2,3,4にそれぞれ対応させて、A/D変換部11a,11b,11c,11dと、デコード部12a,12b,12c,12dと、フレームメモリ13a,13b,13c,13dとを有している。また、画像処理装置10は、4つの車載カメラ1,2,3,4で撮影された撮影画像を用いて俯瞰表示画像を作成する変換処理部14と、この変換処理部14での変換に用いる画素配置テーブルや各撮影画像の画素データを補正するための各種補正用テーブルが格納されたEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の記憶部15と、出力用フレームメモリ16と、エンコード部17と、D/A変換部18とを有している。
この画像処理装置10では、フロントカメラ1により被撮影領域A1の画像が撮影されて当該フロントカメラ1からコンポジット信号(アナログ形式の映像信号)が入力されると、このコンポジット信号がA/D変換部11aにてA/D変換され、デコード部12aでRGB信号にデコードされて、フロントカメラ1の撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ13aに蓄積される。同様に、リアカメラ2により被撮影領域A2の画像が撮影されて当該リアカメラ2からコンポジット信号が入力されると、このコンポジット信号がA/D変換部11bにてA/D変換され、デコード部12bでRGB信号にデコードされて、リアカメラ2の撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ13bに蓄積される。
また、右サイドカメラ3により被撮影領域A3の画像が撮影されて当該右サイドカメラ3からコンポジット信号が入力されると、このコンポジット信号がA/D変換部11cにてA/D変換され、デコード部12cでRGB信号にデコードされて、右サイドカメラ3の撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ13cに蓄積される。また、左サイドカメラ4により被撮影領域A4の画像が撮影されて当該左サイドカメラ4からコンポジット信号が入力されると、このコンポジット信号がA/D変換部11dにてA/D変換され、デコード部12dでRGB信号にデコードされて、左サイドカメラ4の撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ13dに蓄積される。
そして、画像処理装置10では、これら4つの車載カメラ1,2,3,4の撮影画像のデータがフレームメモリ13a,13b,13c,13dにそれぞれ蓄積されると、変換処理部14が、記憶部15に格納されている画素配置テーブルにしたがって、各車載カメラ1,2,3,4の撮影画像の画素を再配置し、車両周囲全域を表す1つの連続した俯瞰表示画像を作成する。このとき、変換処理部14は、記憶部15に格納されている各種補正用テーブルを用いて、各車載カメラ1,2,3,4の撮影画像の画素データに対して詳細を後述する補正処理を行ない、画像全体として違和感のない、見やすい俯瞰表示画像を作成する。そして、画像処理装置14は、作成した俯瞰表示画像のデータを出力用フレームメモリ16に格納する。
出力用フレームメモリ16に格納された俯瞰表示画像のデータ(RGB信号)は、エンコード部17でコンポジット信号にエンコードされ、D/A変換部18にてD/A変換されてディスプレイ5に出力される。これにより、例えば図4に示すように、車両周囲全域を地面に対して垂直な方向で見下ろした様子を表す俯瞰表示画像が、ディスプレイ5に表示されることになる。なお、図4に例示した俯瞰表示画像において、中央部に表示される車両を表す画像はコンピュータグラフィックス等で作成された画像であり、変換処理部14で俯瞰表示画像を作成する際に実画像に合成されるものである。
ここで、本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、画像処理装置10の変換処理部14において行われる補正処理について、詳しく説明する。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでディスプレイ5に表示する俯瞰表示画像は、それぞれ取付け位置や向きが異なる4つの車載カメラ1,2,3,4で撮影された撮影画像を視点変換して繋ぎ合わせたものである。したがって、日射条件や車両の走行環境などによっては、各車載カメラ1,2,3,4の撮影画像の明るさや色合いなどに大きな差が生じ、これらを単純に繋ぎ合わせただけでは、1つの画像としては非常に見づらいものとなってしまう場合がある。そこで、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、画像処理装置10の変換処理部14が、以下に示す第1補正処理、第2補正処理、第3補正処理の3段階の補正処理を行って、画像全体として違和感のない、見やすい俯瞰表示画像を作成するようにしている。
(第1補正処理)
第1補正処理は、各車載カメラ1,2,3,4の撮影画像毎に行う補正処理であり、各撮影画像の画素データを車載カメラのレンズ特性に応じて補正するものである。すなわち、各車載カメラ1,2,3,4で撮影された撮影画像は、それぞれの画像を撮影するカメラのレンズ特性によりレンズ端部での光量が少なくなるため、レンズ端部に対応する画像部分の輝度値がレンズ中央部に対応する画像部分の輝度値に比べて低くなる特性がある。第1補正処理では、このような各撮影画像毎のレンズ特性に応じた輝度値のばらつきを、例えば、車載カメラのレンズの輝度カーブなどに合わせて補正する。なお、車載カメラのレンズ特性に応じた撮影画像の輝度値のばらつきは、予め実験などを行うことで測定できる。本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、各撮影画像のレンズ特性に応じた画素毎の補正量を予め求めてマップ化し、第1補正用テーブルとして画像処理装置10の記憶部15に格納している。そして、画像処理装置10の変換処理部14は、各車載カメラ1,2,3,4で撮影された撮影画像を繋ぎ合わせて1つの俯瞰表示画像を作成する際に、この記憶部15に格納された第1補正用テーブルを用いて、車載カメラのレンズ特性に応じた画素データの補正を行う。
(第2補正処理)
第2補正処理は、隣り合う車載カメラの撮影画像間における画像の見え方の差を減少させるための補正処理である。具体的には、この第2補正処理では、隣り合う車載カメラで撮影された2つの撮影画像同士で被撮影領域が重複する部分であるオーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4について、これら各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の画素データの平均値(例えば平均輝度)が、隣り合う車載カメラで撮影された2つの撮影画像同士で略等しくなるように、2つの撮影画像のうちの少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正する。このとき、比較対象となる各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の画素データは、上述した第1補正処理によって各車載カメラ1,2,3,4のレンズ特性に応じて補正した画素データである。
すなわち、フロントカメラ1で撮影された被撮影領域A1の撮影画像と右サイドカメラ3で撮影された被撮影領域A3の撮影画像との間では、フロントカメラ1で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA1の画素データであって、第1補正処理によってフロントカメラ1のレンズ特性に応じて補正された画素データの平均値と、右サイドカメラ3で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA1の画素データであって、第1補正処理によって右サイドカメラ3のレンズ特性に応じて補正された画素データの平均値とを比較し、両者が略等しくなるように、フロントカメラ1で撮影された撮影画像と右サイドカメラ3で撮影された撮影画像との少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正する。
また、フロントカメラ1で撮影された被撮影領域A1の撮影画像と左サイドカメラ4で撮影された被撮影領域A4の撮影画像との間では、フロントカメラ1で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA2の画素データであって、第1補正処理によってフロントカメラ1のレンズ特性に応じて補正された画素データの平均値と、左サイドカメラ3で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA2の画素データであって、第1補正処理によって左サイドカメラ4のレンズ特性に応じて補正された画素データの平均値とを比較し、両者が略等しくなるように、フロントカメラ1で撮影された撮影画像と左サイドカメラ4で撮影された撮影画像との少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正する。
また、リアカメラ2で撮影された被撮影領域A2の撮影画像と右サイドカメラ3で撮影された被撮影領域A3の撮影画像との間では、リアカメラ2で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA3の画素データであって、第1補正処理によってリアカメラ2のレンズ特性に応じて補正された画素データの平均値と、右サイドカメラ3で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA3の画素データであって、第1補正処理によって右サイドカメラ3のレンズ特性に応じて補正された画素データの平均値とを比較し、両者が略等しくなるように、リアカメラ2で撮影された撮影画像と右サイドカメラ3で撮影された撮影画像との少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正する。
また、リアカメラ2で撮影された被撮影領域A2の撮影画像と左サイドカメラ4で撮影された被撮影領域A4の撮影画像との間では、リアカメラ2で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA4の画素データであって、第1補正処理によってリアカメラ2のレンズ特性に応じて補正された画素データの平均値と、左サイドカメラ3で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA4の画素データであって、第1補正処理によって左サイドカメラ4のレンズ特性に応じて補正された画素データの平均値とを比較し、両者略等しくなるように、リアカメラ2で撮影された撮影画像と左サイドカメラ4で撮影された撮影画像との少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正する。
なお、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、この第2補正処理により各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4毎に求められる各撮影画像の画素データの補正量を、第2補正用テーブルとして記憶部15に格納するようにしている。そして、画像処理装置10の変換処理部14は、各車載カメラ1,2,3,4で撮影された撮影画像を繋ぎ合わせて1つの俯瞰表示画像を作成する際に、隣り合う車載カメラの撮影画像が連続性を持つように、記憶部15に格納された第2補正用テーブルを用いて、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の画素データを補正する。
なお、ここでは、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の画素データの平均値(例えば平均輝度)が、隣り合う車載カメラで撮影された2つの撮影画像同士で略等しくなるように補正するようにしているが、予め定めた規則に従って各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4毎に一部の代表となる領域を抜き出し、この代表領域を第2補正処理の処理対象として、各代表領域の画素データの平均値が2つの撮影画像同士で略等しくなるように、画素データの補正を行うようにしてもよい。このように、第2補正処理の処理対象とする領域を限定することによって、画像処理装置10の変換処理部14における処理負担を軽減し、処理の高速化を図ることが可能となる。
(第3補正処理)
第3補正処理は、俯瞰表示画像における上述した各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4以外の画像部分を対象として行う補正処理であり、俯瞰表示画像全体のバランスを調整するためのものである。すなわち、この第3補正処理では、第2補正処理によって画素データが補正される2つのオーバーラップエリアの間の画像部分について、当該画像部分の画素データを、その両側にある一方のオーバーラップエリアから他方のオーバーラップエリアにかけて滑らかに変化するように補正する。具体的には、この第3補正処理では、第2補正処理により算出された一方のオーバーラップエリアの画素データ補正量と、第2補正処理により算出された他方のオーバーラップエリアの画素データ補正量とを基準に、例えば、線形補間またはスプライン曲線を用いた補間により、これら2つのオーバーラップエリアの間に位置する画像部分の画素データの補正量分布を求め、その補正量分布にしたがって、2つのオーバーラップエリアの間に位置する画像部分の画素データを補正する。
例えば、線形補間により補正する場合、2つのオーバーラップエリアの間に位置する画像部分の画素データの補正量分布F(x,y)は、以下のように求められる。すなわち、例えば図5に示すように、車両の前後方向をx軸方向、車両の幅方向をy軸方向とするx−y座標系を前提とし、右サイドカメラ3で撮影された撮影画像におけるオーバーラップエリアOA1とオーバーラップエリアOA3との間の画像部分の画素データの補正量F(y)を求める場合、第2補正処理で求められる右サイドカメラ3の撮影画像におけるオーバーラップエリアOA1の画素データの補正量をHOA1、オーバーラップエリアOA3の画素データの補正量をHOA3とし、オーバーラップエリアOA1に隣接する境界部分の画素のy座標をYOA1、オーバーラップエリアOA3に隣接する境界部分の画素のy座標をYOA3とすると、オーバーラップエリアOA1とオーバーラップエリアOA3との間の画像部分の画素データの補正量F(y)は、下記式(1)によって求められる。
F(y)=(HOA1−HOA3)/(YOA1−YOA3)×y+HOA3−(HOA1−HOA3)/(YOA1−YOA3)×YOA3 ・・・(1)
なお、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、この第3補正処理により求めた2つのオーバーラップエリア間の画像部分の画素データ補正量分布を、第3補正用テーブルとして記憶部15に格納するようにしている。そして、画像処理装置10の変換処理部14は、各車載カメラ1,2,3,4で撮影された撮影画像を繋ぎ合わせて1つの俯瞰表示画像を作成する際に、2つのオーバーラップエリアの間の画像部分が、一方のオーバーラップエリアから他方のオーバーラップエリアにかけて滑らかに変化するように、記憶部15に格納された第2補正用テーブルを用いて、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4間に位置する画像部分の画素データを補正する。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、画像処理装置10の変換処理部14が、以上の第1〜第3の補正処理により各車載カメラ1,2,3,4の撮影画像の画素データに対する補正量を求め、ディスプレイ5に表示させる俯瞰表示画像を作成する際に、俯瞰表示画像の各画素の画素データを補正するようにしている。したがって、ディスプレイ5に表示される俯瞰表示画像は、日射条件や車両の走行環境などに起因する撮影画像間の画素データのばらつきが補正された、画像全体として違和感のない、見やすい画像となる。
図6は、本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、4つの車載カメラ1,2,3,4の撮影画像のデータが画像処理装置10のフレームメモリ13a,13b,13c,13dにそれぞれ蓄積されるたびに、画像処理装置10の変換処理部14で実行される画素データ補正に関する一連の処理の流れを示すフローチャートである。なお、この図6のフローチャートで示す処理は、画像処理装置10の変換処理部14で実行される処理の具体的な一例であり、種々の変更が可能である。例えば、この図6のフローチャートで示す例では、各画素の輝度値のみを対象として補正を行うようにしているが、輝度に加えて度や色相についても補正するようにしてもよい。この場合には、各車載カメラ1,2,3,4の撮影画像間における度や色相のばらつきも吸収して、より見やすい俯瞰表示画像をディスプレイ5に表示させることができる。また、輝度に代えて度や色相を補正するようにしてもよい。
本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、画像処理装置10の変換処理部14は、4つの車載カメラ1,2,3,4の撮影画像のデータがフレームメモリ13a,13b,13c,13dにそれぞれ蓄積されると、まず、ステップS1において、記憶部15に格納されている第1補正用テーブルを参照して、各車載カメラ1,2,3,4の撮影画像のうちで、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4に再配置される画素について、各車載カメラ1,2,3,4のレンズ特性に応じた輝度補正量を求める。
次に、画像処理装置10の変換処理部14は、ステップS2において、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4に再配置される画素の輝度値であって、ステップS1で求めた輝度補正量を用いて補正した輝度値の平均値を各車載カメラ1,2,3,4毎に算出する。すなわち、オーバーラップエリアOA1については、フロントカメラ1の撮影画像の画素のうちでオーバーラップエリアOA1に再配置される画素の平均輝度(ステップS1で求めた輝度補正量を用いて補正した輝度値の平均値)AveOA1_Fと、右サイドカメラ3の撮影画像の画素のうちでオーバーラップエリアOA1に再配置される画素の平均輝度(ステップS1で求めた輝度補正量を用いて補正した輝度値の平均値)AveOA1_Rとを算出する。また、オーバーラップエリアOA2については、フロントカメラ1の撮影画像の画素のうちでオーバーラップエリアOA2に再配置される画素の平均輝度AveOA2_Fと、左サイドカメラ4の撮影画像の画素のうちでオーバーラップエリアOA2に再配置される画素の平均輝度AveOA2_Lとを算出する。また、オーバーラップエリアOA3については、リアカメラ2の撮影画像の画素のうちでオーバーラップエリアOA3に再配置される画素の平均輝度AveOA3_Reと、右サイドカメラ3の撮影画像の画素のうちでオーバーラップエリアOA3に再配置される画素の平均輝度AveOA3_Rとを算出する。また、また、オーバーラップエリアOA4については、リアカメラ2の撮影画像の画素のうちでオーバーラップエリアOA4に再配置される画素の平均輝度AveOA4_Reと、左サイドカメラ4の撮影画像の画素のうちでオーバーラップエリアOA4に再配置される画素の平均輝度AveOA4_Lとを算出する。
次に、画像処理装置10の変換処理部14は、ステップS3において、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4毎に、ステップS2で算出した2つの撮影画像のオーバーラップエリアに再配置される画素の平均輝度の平均値を求め、これを各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4毎の輝度補正ターゲット値として算出する。具体的には、オーバーラップエリアOA1に再配置される画素の輝度補正ターゲット値TarOA1は、1/2×(AveOA1_F+AveOA1_R)で算出され、オーバーラップエリアOA2に再配置される画素の輝度補正ターゲット値TarOA2は、1/2×(AveOA2_F+AveOA2_L)で算出され、オーバーラップエリアOA3に再配置される画素の輝度補正ターゲット値TarOA3は、1/2×(AveOA2_Re+AveOA3_R)で算出され、オーバーラップエリアOA4に再配置される画素の輝度補正ターゲット値TarOA4は、1/2×(AveOA4_Re+AveOA4_L)で算出される。
次に、画像処理装置10の変換処理部14は、ステップS4において、ステップS3で求めた各オーバーラップエリアの輝度補正ターゲット値から、ステップS2で求めた各オーバーラップエリアに再配置される画素の平均輝度を減算して、各車載カメラ1,2,3,4の撮影画像のうちで、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4に再配置される画素の輝度補正量を算出する。具体的には、フロントカメラ1の撮影画像のうちでオーバーラップエリアOA1に再配置される画素の補正量HOA1_Fは、TarOA1−AveOA1_Fで算出され、右サイドカメラ3の撮影画像のうちでオーバーラップエリアOA1に再配置される画素の補正量HOA1_Rは、TarOA1−AveOA1_Rで算出される。また、フロントカメラ1の撮影画像のうちでオーバーラップエリアOA2に再配置される画素の補正量HOA2_Fは、TarOA2−AveOA2_Fで算出され、左サイドカメラ4の撮影画像のうちでオーバーラップエリアOA2に再配置される画素の補正量HOA2_Lは、TarOA2−AveOA2_Lで算出される。また、リアカメラ2の撮影画像のうちでオーバーラップエリアOA3に再配置される画素の補正量HOA3_Reは、TarOA3−AveOA3_Reで算出され、右サイドカメラ3の撮影画像のうちでオーバーラップエリアOA3に再配置される画素の補正量HOA3_Rは、TarOA3−AveOA3_Rで算出される。また、リアカメラ2の撮影画像のうちでオーバーラップエリアOA4に再配置される画素の補正量HOA4_Reは、TarOA4−AveOA4_Reで算出され、左サイドカメラ4の撮影画像のうちでオーバーラップエリアOA4に再配置される画素の補正量HOA4_Lは、TarOA4−AveOA4_Lで算出される。なお、以上のように算出された各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の画素の輝度補正量は、第2補正用テーブルとして記憶部15に格納される。
次に、画像処理装置10の変換処理部14は、ステップS5において、記憶部15に格納した第2補正用テーブルを参照しながら、2つのオーバーラップエリアの画素の輝度補正量を基準として、これら2つのオーバーラップエリアの間に位置する画像部分の各画素について、輝度補正量が滑らかに変化するように、例えば線形補間等の手法により各画素の輝度補正量を算出し、算出した各画素の輝度補正量の分布を、第3補正用テーブルとして記憶部15に格納する。なお、このステップS5における輝度補正量の算出は、線形補間以外にも、例えば、スプライン曲線を用いた補間などでも実現できる。
次に、画像処理装置10の変換処理部14は、ステップS6において、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4に再配置される画素については、記憶部15に格納されている第1補正用テーブル及び第2補正用テーブルを用いて各画素の輝度値を補正するとともに、2つのオーバーラップエリアの間に位置する画像部分に再配置される画素については、記憶部15に格納されている第1補正用テーブルと第3補正用テーブルを用いて各画素の輝度値を補正し、ディスプレイ5に表示させる俯瞰表示画像を作成する。
本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、画像処理装置10の変換処理部14は、4つの車載カメラ1,2,3,4の撮影画像のデータがフレームメモリ13a,13b,13c,13dにそれぞれ蓄積される毎に、以上のステップS1〜ステップS6の処理を繰り返し、画像全体として違和感のない、見やすい俯瞰表示画像を作成する。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいては、画像処理装置10の変換処理部14が、第1補正処理によって、複数の車載カメラ1,2,3,4により撮影された撮影画像毎に、それぞれの撮影画像の画素データを車載カメラ1,2,3,4のレンズ特性に応じて補正するようにしている。そして、第2補正処理によって、隣接する車載カメラで撮影された2つの撮影画像同士で被撮影領域が重複するオーバーラップエリアについて、オーバーラップエリアの画素データであって第1補正処理で補正した画素データの平均値が2つの撮影画像同士で略等しくなるように、2つの撮影画像のうちの少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正するようにしている。したがって、例えば、これら2つの撮影画像を撮影するカメラで非対称の位置がオーバーラップエリアとなる場合であっても、これらの撮影画像を適切に合成して、画像全体として違和感のない、見やすい俯瞰表示画像を作成することができる。
また、本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいては、画像処理装置10の変換処理部14が、第3補正処理によって、第2補正処理によって画素データが補正される2つのオーバーラップエリアの間の画像部分について、当該画像部分の画素データを、その両側にある一方のオーバーラップエリアから他方のオーバーラップエリアにかけて滑らかに変化するように補正するので、2つのオーバーラップエリア同士で画素データの値が大きく異なる場合であっても、見え方の違いを2つのオーバーラップエリアの間の画像部分で吸収して、画像全体として違和感のない、見やすい俯瞰表示画像を作成することができる。
なお、以上説明した俯瞰画像表示システムは、本発明の一適用例を例示したものであり、本発明の技術的範囲は、以上の実施形態の説明で開示した内容に限定されるものではなく、これらの開示から容易に導き得る様々な代替技術も含まれることは勿論である。
本発明を適用した俯瞰画像表示システムの概略構成を示すブロック図である。 4つの車載カメラの取り付け位置と、各車載カメラの被撮影領域とを説明する図である。 画像処理装置の詳細な構成を示すブロック図である。 ディスプレイに表示される俯瞰表示画像の一例を示す図である。 第3補正処理を説明する図であり、2つのオーバーラップエリア間の画像領域における各画素の画像データ補正量を線形補間により求める例を説明する図である。 本発明を適用した俯瞰画像表示システムにおいて、画像処理装置の変換処理部で実行される画素データ補正に関する一連の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 フロントカメラ
2 リアカメラ
3 右サイドカメラ
4 左サイドカメラ
5 ディスプレイ
10 画像処理装置
14 変換処理部

Claims (3)

  1. 複数のカメラで撮影された複数の被撮影領域の画像を合成して、1つの連続した表示画像を作成する画像処理装置において、
    前記複数のカメラで撮影された各撮影画像毎に、各撮影画像の画素データを当該撮影画像を撮影したカメラのレンズ特性に応じて補正する第1補正手段と、
    隣り合うカメラで撮影された2つの撮影画像同士で被撮影領域が重複する重複部分について、当該重複部分の画素データであって前記第1補正手段で補正した画素データの平均値が2つの撮影画像同士で略等しくなるように、2つの撮影画像のうちの少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正する第2補正手段と、
    3つ以上のカメラで撮影された3つ以上の撮影画像を2以上の重複領域を挟んで繋ぎ合わせて1つの連続した表示画像を作成する場合に、2つの重複部分の間の画像部分の画素データを、一方の重複部分から他方の重複部分にかけて滑らかに変化するように補正する第3補正手段とを備え、
    前記第1補正手段は、前記カメラのレンズの輝度カーブに合わせて、前記撮影画像のレンズ端部に対応する画像部分の輝度とレンズ中央部に対応する画像部分の輝度との差を減少させるように前記撮影画像の画素データを補正し、
    前記第2補正手段は、前記重複部分の平均輝度、度ならびに色相が2つの撮影画像同士で略等しくなるように、2つの撮影画像のうちの少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正し、
    前記第3補正手段は、2つの重複部分の間の画像部分の画素データを、線形補間またはスプライン曲線を用いた補間により、一方の重複部分から他方の重複部分にかけて滑らかに変化するように補正することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2補正手段は、前記重複部分のうちの一部の画素データの平均値が2つの撮影画像同士で略等しくなるように、2つの撮影画像のうちの少なくとも一方の撮影画像の画素データを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記複数のカメラが車両周囲の画像を撮影する車載カメラであり、各車載カメラの撮影画像を俯瞰画像に変換するとともに合成して、1つの連続した俯瞰表示画像を作成することを特徴とする請求項1乃至2の何れか1項に記載の画像処理装置。
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