JP2004010035A

JP2004010035A - 着脱自在へく字型手すり

Info

Publication number: JP2004010035A
Application number: JP2002206252A
Authority: JP
Inventors: Naohito Takahata; 高畑　尚人
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2002-06-11
Filing date: 2002-06-11
Publication date: 2004-01-15

Abstract

【課題】自動車の後席に　乗車し易くしたり座ったときに体を安定させるようにした、着脱自在へく字型手すりを提供する。
【解決手段】車の前席のシートの背もたれの裏側に　シート固定用手すり軸受（１）を設け、シート固定用バンド（２）を設け背もたれに固定する。位置ずれ防止高さ調整用具（３）を設け、高さを調整し固定する。シート固定用手すり軸受（１）を通した　へく字型手すり軸（４）の最先端にあたる走行時用手すり（７）を　つかんで乗車して座り込んだ時には　走行時用手すり（８）を　へく字型手すり軸（４）を中心に下げ伸縮部（９）で長さを調整して　手をそえる事で体が安定することを特徴とする。
【選択図】　図２

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車に乗車する際に手が安定して移動がスムーズになり着座後は、体を安定させる着脱自在へく字型手すりに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の車は、バス　タクシー　一部乗用車等に一般的な規格を持つ手すりは、ついていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これはつぎのような決点があった。
一般的な車のシートの背もたれに手すりがなく　体の小さな人や足腰の弱い老人が、車に乗車する時に不安定である。また車の後席に座り込んだ時に　シートが大きくて頭上の手すりや前席の背もたれが離れすぎていて　手が届かずに後部座席のドアに寄りかかっていたりと　体のサイズがあわずに不安定であった。
本発明は、以上のような欠点を失くすためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
シート固定用手すり軸受（１）に　シート固定用バンド（２）を設け、シート固定用手すり軸受（１）に　位置ずれ防止高さ調整用具（３）を設け、シート固定用手すり軸受（１）に　へく字型手すり軸（４）を設け、へく字型手すり軸（４）の両端に　へく字型短アーム部（５）、へく字型長アーム部（６）を設け、へく字型短アーム部（５）先端に乗車用手すり（７）を設け、へく字型長アーム部（６）中央に伸縮部（９）を設ける。シート固定用手すり軸受（１）に　へく字状態固定穴（１０）を設け、へく字型手すり軸（４）に　く字状態維持穴（１１）、へ字状態維持穴（１２）を設け、へく字状態維持固定用棒（１３）を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる着脱自在へく字型手すりである。
【０００５】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
車の前席シート背もたれの裏側に　シート固定用手すり軸受（１）をシート固定用バンド（２）で仮止めしヘッドレストの軸を利用した　位置ずれ防止高さ調整用具（３）を設け、固定する。シート固定用手すり軸受（１）に　へく字型手すり軸（４）を通し　へく字型手すり軸（４）の両端に　へく字型短アーム部（５）へく字型長アーム部（６）を設け、へく字型短アーム部（５）先端に乗車時用手すり（７）を設け、へく字型長アーム部（６）中央に伸縮部（９）を設け、先端に走行時用手すり（８）を設ける。へく字型短アーム部（５）と　へく字型長アーム部（６）の接合部は　背もたれが座席に対して垂直でないために、鈍角であることが望ましい。シート固定用軸受（１）に　へく字状態固定穴（１０）を設けへく字型手すり軸（４）に　く字状態維持穴（１１）　へ字状態維持穴（１２）を設け、へく字状態維持固定用棒（１３）を通す。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、乗車時に　へく字型手すり軸（４）を中心に乗車時用手すり（７）を持ち上げ、へく字状態固定穴（１０）く字状態維持穴（１１）が重なり合った位置で、へく字状態維持固定用棒を刺し通す。これによって乗車用手すり（５）の位置が決まる。乗車字は、へく字型手すり軸（４）を中心に走行時用手すり（８）が、車の前座席の背もたれ上部裏側に押さえつけられるため乗車時用手すり（７）が安定して　その乗車時用手すり（７）をつかむ事により車に乗車することが、安全になる。この形態時は、収納時として室内が広く取れる。
人が後部座席に座り込んだ後に　へく字型手すり軸（４）を中心に走行時用手すり（８）を下げる。この時手を　走行時用手すり（８）にそえて押さえている時、へく字型手すり軸（４）を中心に　乗車時用手すり（７）が、車の前座席の背もたれ下部裏側に押さえつけられるため走行時用手すり（８）が一定以下に下がらない。この時　走行時用手すり（８）は　上下の運動に弱いために　へく字型固定穴（１０）と　へ字状態維持穴（１２）が、重なりあった位置で　へく字状態維持固定用棒を刺し通して固定してもよい。
伸縮部（９）で個人別の長さを調整する。
車が左右揺られた場合　走行時用手すり（８）をつかんで　体の安定をさせる事ができる。
【０００６】
【発明の効果】
一般乗用車において後部座席に　足腰の弱いお年寄り等　体の小さな人が乗り込む時に　その人個人の高さにあった乗車時用手すり（７）を使って乗り易くなる。
座り込んだ時に　高さ長さをあわせた走行時用手すりを使って　乗り心地の良いシートの中央部で安定できる。
使わない時は　走行時用手すり（８）が、持ち上がった状態に　なるのでスペースが広く取れる。
へく字型長アーム部（６）の上に板を乗せれば　簡易的な机になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の斜面図である。
【図２】本発明の分解斜面図である。
【図３】本発明の縦断面図である。
【符号の説明】
１　　シート固定用手すり軸受
２　　シート固定用バンド
３　　位置ずれ防止高さ調整用具
４　　へく字型手すり軸
５　　へく字型短アーム部
６　　へく字型長アーム部
７　　乗車時用手すり
８　　走行時用手すり
９　　伸縮部
１０　　へく字状態固定穴
１１　　く字状態維持穴
１２　　へ字状態維持穴
１３　　へく字状態維持固定用棒

Claims

（イ）車の前席シートの裏側に　シート固定用手すり軸受（１）を設け、シート固定用手すり軸受（１）に　シート固定用バンド（２）を設け、シート固定用手すり軸受（１）に　位置ずれ防止高さ調整用具（３）を設ける。
（ロ）シート固定用手すり軸受（１）に　へく字型手すり軸（４）を設け、へく字型手すり軸（４）の両端に　へく字型短アーム部（５）　へく字型長アーム部（６）を設け、へく字型短アーム部（５）の先端に　乗車時用手すり（７）を設け、へく字型長アーム部（６）中央に伸縮部（９）を設け、先端に　走行時用手すり（８）を設ける。
（ハ）シート固定用手すり軸受（１）に　へく字状態固定穴（１０）を設け、へく字型手すり軸（４）に　へ字状態維持穴（１１）を設け、く字状態維持穴（１２）を設け、へく字状態維持棒（１３）を設ける。
以上の構成よりなる着脱自在へく字型手すりである。