JP2004009125A - パイプベンダー用のワイパー - Google Patents
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Abstract
【課題】パイプの曲げ加工によって、ワイパーの先端部が摩耗、欠損した場合の修理コストを低減する。
【解決手段】曲げ加工されるパイプ4の表面と摺動する断面略半円状の溝5を有するベース2と、パイプ4の表面と摺動し前記ベース側の溝5と略同一の断面形状の溝15を有するガイド3からなる。該ガイド3を、前記ベース2におけるパイプが曲げ加工される側に着脱可能に連結する。前記ベース2とガイド3との連結部にスペーサ30を介在するとよい。
【選択図】 図9
【解決手段】曲げ加工されるパイプ4の表面と摺動する断面略半円状の溝5を有するベース2と、パイプ4の表面と摺動し前記ベース側の溝5と略同一の断面形状の溝15を有するガイド3からなる。該ガイド3を、前記ベース2におけるパイプが曲げ加工される側に着脱可能に連結する。前記ベース2とガイド3との連結部にスペーサ30を介在するとよい。
【選択図】 図9
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパイプベンダー用のワイパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属製のパイプを、パイプベンダーを使用して単に曲げる場合には、パイプの曲げ部分の内側にしわが発生することがある。そのため、従来、このしわの発生を防止する装置として、図11に示すようなワイパー101(シューとも呼ばれる)と圧力型102を設けてこれらによりパイプ103を摺動可能に保持するものが、実開昭4−43414号公報に開示されている。この従来の技術を第1の従来の技術とする。
【0003】
この図11に示す第1の従来技術のワイパー101を有するパイプベンダーの概略を説明する。
パイプ103の曲げ半径に適合させた半径R1を有するロール型104の外周には断面略半円の溝105が形成され、該溝105の始端部105aと締め型106によりパイプ103の曲げ端部を挟持するようになっている。ロール型104は駆動軸Yにより矢印A方向へ回転される。
【0004】
前記ロール型105の後部には、断面略半円の溝107を形成したワイパー101が、その溝107を前記ロール型104の溝105と一直線上に位置させて配置されている。なお、図11においては、ワイパー101の溝107の先端部107aがロール型104よりかなり離れた状態に記載されているが、実際には、ワイパー101が、その溝107の先端部107aをロール型104の溝105部に近接させた状態で、ロール型104とは別部材に固設されている。
【0005】
前記ワイパー101に対向して圧力型102が配置され、該圧力型102と前記ワイパー101間にパイプ103を配置して圧力型102をワイパー101側へ移動させることにより、該圧力型102に形成した断面略半円の溝102aとワイパー101の溝107とによって、パイプ103を摺動可能に保持するようになっている。
【0006】
図中、108はマンドレルを示す。
パイプ103の曲げ加工は、パイプ103の曲げ端部をロール型104と締め型106とで挟持し、ワイパー101と圧力型102でパイプ103を摺動可能に保持し、その後、ロール型104と締め型106を図示矢印A方向に回転させる。この際、ワイパー101の溝107とパイプ103の曲げの内側表面とが摺動することにより、パイプ103の曲げの内側にしわが発生することが防止される。
【0007】
また、パイプベンダーに使用されるワイパーとして図12に示すように、パイプベンダーへの装着面を備えたベース201と、このベース201に着脱自在に取り付けられた断面半円状のガイド202とからなり、ガイド202を薄肉の樋状に形成してベース201の表面側の溝内に重合状態に付設し、このガイド202におけるナイフエッジ状に形成した先端部203が摩耗、欠損した場合には、その先端部203を研削するとともに研削により短くなった分だけそのガイド202をベース201に対して前進させるようにしたものが、特公平7−57382号公報に開示されている。この従来の技術を第2の従来の技術とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような引き曲げ式のパイプベンダーにおいては、そのパイプを曲げる際に、ワイパーの溝、特にその先端部に非常に大きな負荷がかかるため、曲げを繰り返し行うにつれてワイパーにおける溝の先端部が摩耗し、ひどい場合には欠損してしまい、パイプの曲げ部にしわや傷が発生しやすくなる。
【0009】
そのため、前記第1の従来の技術のように、ワイパーを一部品で形成するものにおいては、溝107の先端部107aが摩耗、欠損した場合には定期的にワイパー101全体を新品に交換しなければならず、ワイパーの部品コストが嵩み、また、摩耗あるいは欠損したワイパーを廃棄する場合にはワイパー全体を廃棄しなければならず、廃棄上の問題も大きい。
【0010】
また、前記第2の従来の技術においては、ガイド202全体が薄肉の樋状に形成されているため、そのガイド202の剛性が低く、例えばパイプの曲げ半径が小さい加工(小R曲げ加工)を行うと、ガイド202が加工力に耐えられず、ガイド先端部203が変形するおそれがあり、また、このガイド先端部203の変形によりベース201の先端部204までも変形して、ベースの補修も必要とするおそれがある。
【0011】
更に、ガイド202が、摩耗に対する補足代Fを最初から有して長く形成されているため、ワイパー全体の長さが長くなり、ワイパーのコンパクト化に支障を招く上に、ベース201の後方へガイド202が長く突出していることから、この突出部205が、ワイパー201の取り付けやパイプのクランプなどに邪魔になる問題もある。
【0012】
そこで本発明は、上記の問題点を解決するパイプベンダー用のワイパーを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、曲げ加工されるパイプの表面と摺動する断面略半円状の溝を有するベースと、パイプの表面と摺動し前記ベース側の溝と略同一の断面形状の溝を有するガイドからなり、該ガイドを、前記ベースにおけるパイプが曲げ加工される側に着脱可能に連結したことを特徴とするものである。
【0014】
本発明において、ベースにガイドを連結してワイパーを構成し、これを従来のように設置して、曲げ加工されるパイプを、ベースとガイドに形成した溝に摺動させながら曲げ加工を行うと、ガイドの先端部に大きな負荷が作用し、ガイドの先端部が摩耗したり、欠損しやすい。また、ベース側は摩耗、欠損しにくい。
【0015】
ガイドの先端部が摩耗、欠損した場合は、ガイドをベースより取り外し、ガイドのみを交換する。ベースはそのまま再使用する。
【0016】
請求項2記載の第2の発明は、前記第1の発明において、前記ガイドの肉厚を、その先端部からベース側である後方に向かって漸次厚くしたものである。
【0017】
本発明においては、ガイドの剛性が高くなり、そのガイドの先端部の剛性も高くなる。
【0018】
請求項3記載の第3の発明は、前記第1又は2の発明において、前記ベースとガイドとの連結部に、ベース側の溝と、ガイド側の溝とを合致させるための規制面を形成したものである。
【0019】
本発明においては、ガイドをベースに取り付ける場合、規制面によってガイド側の溝とベース側の溝が合致するため、位置合わせが容易に行える。
【0020】
請求項4記載の第4の発明は、前記第1乃至3の発明において、前記ベースとガイドとの連結部にスペーサを介在したものである。
【0021】
本発明においては、ガイドの先端部が摩耗、欠損した場合において、その先端部に、研削、研磨等の補修を行い、ガイドを再使用する場合、研削、研磨によりガイドの全長が短くなった分をスペーサで補う。これにより、摩耗した分、出代を随時供給して、ワイパーの全長を元通りの長さとし、ガイドを再使用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を図1乃至図10に示す実施例に基づいて説明する。
【0023】
図1乃至図7は第1実施例を示す。
図1はワイパーの全体図であり、該ワイパーは前記図11に示すワイパー101と同様の位置に設置されて同様に使用される。
【0024】
ワイパー1は、図1および図2に示すようにベース2とガイド3との2部品から構成されている。このベース2およびガイド3の材質は鉄、銅、アルミニウム、樹脂、セラミック等、特に問わないが、例えばベース2の材質はSKD11のTiCN処理材とし、ガイド3の材質をアルミ青銅とする。
【0025】
ベース2には、曲げ加工されるパイプが位置する側の面に、曲げ加工されるパイプ4の半径R2と略同じ半径R2(図3参照)からなる断面略半円状の溝5が直線状に形成されている。該溝5の周方向の両側には当接面6,7が、溝5と並行して形成され、該両当接面6,7に、前記図11に示す圧力型102が当接するようになっている。
【0026】
ベース2の先部には、前記溝5の先端5aからベース本体側へ略直角に形成された軸方向規制面8と、該軸方向規制面8の奥部から先方へ略直角に形成した奥方向規制面9と、更に、前記当接面6,7の先部6a,7aを先方へ突出させて形成した側方向規制面10,11とからなる連結部12が形成されている。
【0027】
ベース2にはボルト挿通孔13が、一端を前記軸方向規制面8に開口するようにして、溝5の軸方向に貫通形成されている。更に、ベース2には、これを所定部品に固設するためのボルト孔14が形成されている(図4参照)。
【0028】
前記ガイド3には、曲げ加工されるパイプが位置する側の面に、前記ベース2に形成した溝5と同径R2からなる断面略半円状の溝15が直線状に形成されている。該ガイド3の後部(基部)3aには、前記ベース2の軸方向規制面8に当接する軸方向規制面16と、前記奥方向規制面9に当接する奥方向規制面17と、前記側方向規制面10,11に当接する側方向規制面18,19が形成されており、該ガイド3の後部3aをベース2の連結部12に嵌合することにより、ベース2とガイド3との所定の連結位置が定まり、ベース2側の溝5とガイド3側の溝15とが一直線で、かつ、両溝5,15の面が連続面になるようになっている。
【0029】
また、ガイド3には、図5(b)に示すようにねじ穴20が、軸方向規制面16に開口して形成されているとともに、該ねじ穴20は前記ベース2のボルト穴13と合致する位置に形成されている。
【0030】
また、図5(b)に示すように、ガイド3における溝15の先端部3bは、その肉厚を薄くしたナイフエッジ状に形成され、該先端部3bから後部(基部)3a方向に向かっては漸次肉厚を厚くした形状に形成されている。すなわち、ガイド3の長手方向(溝の長手方向)における略前半部L1の後面3eは、先端部3bから後部3a側に向かうにしたがって溝15から漸次遠くなるテーパ面に形成され、かつ、そのテーパ面は溝15側に湾曲する円弧面に形成されている。更に、前記テーパ状の後面3eは、その略前半部L2の範囲において、図6(b)に示すように略半円状に形成されている。
【0031】
そして、ベース2の連結部12にガイド3の後部3aを嵌合し、ベース2の後方からボルト孔13にボルト21を挿入し、そのボルト21の先端雄ねじ部をガイド3のねじ穴20に螺合することにより、ベース2とガイド3が一体化され、かつ、両溝5,15が連結面になる。このように一体化されてなるワイパー1は、前記のように、所定位置にボルト穴14により固設する。
【0032】
このようにベース2の前側にガイド3を連結することにより、そのワイパー1の全長を、前記第2の従来技術のように長尺のガイドをベースの表面側に重合して付設するワイパーに比べて短くし、ワイパー1をコンパクト化できる。
【0033】
前記ワイパー1を所定位置に固設して前記と同様の方法によりパイプ4を曲げ加工すると、ワイパー1のガイド3における溝15の先端部3bに非常に大きな負荷がかかるため、パイプの曲げを繰り返し行うにつれて先端部3bが摩耗したり、欠損する。
【0034】
このような場合、摩耗あるいは欠損はガイド3部に発生するため、新品に交換する場合には、ベース2とガイド3とを分離可能に連結した構造であることから、ベース2はそのまま再使用し、ガイド3をベース2から取り外してガイド3のみを新品に交換すればよい。そのため、前記第1の従来技術のようにワイパー全体を交換するものに比べて、修理コストが低減し、また、廃棄部品はガイドのみであるため、前記第1の従来技術のようにワイパー全体を廃棄する場合に比べて廃棄上の問題も低減できる。
【0035】
また、前記第2の従来技術のようにガイドが薄肉の場合にはベースの先端部も変形するおそれがあるが、本発明においては、ベース2の変形は生じない。
【0036】
また、前記のようなガイド3の交換時におけるガイド3とベース2との連結作業時には、ベース2側に設けた各規制面8〜11とガイド3側に設けた各規制面17〜19との当接により、両溝5と15が正確に位置合わせされ、その連結作業が容易になる。
【0037】
更に、ガイド3は、その後面3eをテーパ面にして、その先端部3bから後方に至るにつれて漸次肉厚を厚く形成したので、その先端部付近の剛性も高くなり、曲げ加工時における先端部3bの変形が、前記第2の従来技術に比べて小さくなる。
【0038】
図8乃至図10は第2実施例を示す。
本第2実施例は、前記第1実施例におけるベース2とガイド3との間、すなわち、ベース2における前記軸方向規制面8とガイド3における軸方向規制面16との間にスペーサ30を介在したものである。
【0039】
該スペーサ30は、図10に示すように、表裏面30a,30bが前記両軸方向規制面8,16と合致する形状に形成されて、前記両溝5,15と同様の円弧からなる溝31が形成されている。また、該スペーサ30には、前記ベース2に形成されたボルト孔13と合致する部分に位置してボルト挿通孔32が貫通形成されている。該スペーサ30の材質は特に問わないが、前記ベース2またはガイド3のどちらかの材質に合わせるのが良い。更に、該スペーサ30の厚みtは所望に設定するが、数mm単位で厚みの異なるスペーサ30を数種類用意する。
【0040】
その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、同一部分には前記と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0041】
本第2実施例は、前記のようにガイド3の先端部3bが摩耗したり欠損した場合に、そのガイド3をベース2から一旦取り外し、摩耗あるいは欠損した先端部3bを研削、研磨等の補修を行った後、再度そのガイド3をベース2に取り付けて再使用することができるようにしたものである。
【0042】
この場合、前記のようにガイド3の先端部3bを研削、研磨等で補修すると、図9に示すように、補修後の先端部3cが補修前の先端部3dよりも研削しろB分だけ短くなってガイド3の全長が短くなる。そこで、この短くなった量と同じ厚み分のスペーサ30を前記のように介在して、補修後の先端部3cを補修前の先端部3dの位置まで突出させて、短くなった分を補うようにしたものである。
【0043】
前記のような研削、研磨等により短くなる量Bは、摩耗量、欠損量により異なる。そのため、前記のスペーサ30を、数mm単位で厚みが異なるものを数種類用意し、研削、研磨量に応じて選択的にスペーサ30を1枚介在させるか、または同じ厚みのスペーサ30を数枚用意して、前記の研削、研磨量に応じてその使用枚数を変えるようにする。更に、厚みが異なるスペーサを組み合わせて重ね介在してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上のようであるから、請求項1に記載の発明によれば、ワイパーにおける先端部が摩耗、欠損した場合には、ガイド部のみを交換するのみで良いため、前記第1の従来技術のようにワイパー全体を交換するものに比べて修理のコスト低減を図ることができ、かつ、部品の廃棄上の問題も低減できる。
更に、前記第2の従来技術のワイパーに比べて、ワイパーの全長を短くしてコンパクト化を図ることができる。
【0045】
請求項2記載の発明によれば、ガイドの先端部の剛性を高め、その先端部の変形を防止して良好なパイプ曲げ加工が行えるようにすることができる。
請求項3記載の発明によれば、更に、ガイドの交換作業が容易になる。
【0046】
請求項4記載の発明によれば、ガイドに研削、研磨等の補修を行い、ガイドを再使用する場合、ガイドの全長が短くなった分をスペーサを介在して補うことができ、ワイパーの全長を元通りの長さにしてガイドを再使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すワイパーの斜視図。
【図2】図1において、ベースとガイドを分離した状態を示す斜視図。
【図3】図2におけるベースを先方から見た図。
【図4】図3におけるC−C線断面図。
【図5】(a)は図2におけるガイドを先方から見た図、(b)は(a)におけるD−D線断面図、(c)は(b)におけるE−E線断面図。
【図6】本発明の第1実施例において、ベースとガイドを連結したワイパーの平面図。
【図7】図6における平断面図。
【図8】本発明の第2実施例を示すワイパーの斜視図。
【図9】図8における平断面図。
【図10】図8及び図9に示すスペーサの斜視図。
【図11】本発明を適用するパイプベンダーの概略図と第1の従来技術としてのワイパーを示す斜視図。
【図12】第2の従来技術を示すもので、(a)はワイパー全体の斜視図、(b)はガイドの斜視図。
【符号の説明】
1 ワイパー
2 ベース
3 ガイド
4 パイプ
5,15 溝
8〜11 規制面
12 連結部
13 ボルト挿通穴
16〜19 規制面
20 ねじ穴
21 ボルト
30 スペーサ
【発明の属する技術分野】
本発明はパイプベンダー用のワイパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属製のパイプを、パイプベンダーを使用して単に曲げる場合には、パイプの曲げ部分の内側にしわが発生することがある。そのため、従来、このしわの発生を防止する装置として、図11に示すようなワイパー101(シューとも呼ばれる)と圧力型102を設けてこれらによりパイプ103を摺動可能に保持するものが、実開昭4−43414号公報に開示されている。この従来の技術を第1の従来の技術とする。
【0003】
この図11に示す第1の従来技術のワイパー101を有するパイプベンダーの概略を説明する。
パイプ103の曲げ半径に適合させた半径R1を有するロール型104の外周には断面略半円の溝105が形成され、該溝105の始端部105aと締め型106によりパイプ103の曲げ端部を挟持するようになっている。ロール型104は駆動軸Yにより矢印A方向へ回転される。
【0004】
前記ロール型105の後部には、断面略半円の溝107を形成したワイパー101が、その溝107を前記ロール型104の溝105と一直線上に位置させて配置されている。なお、図11においては、ワイパー101の溝107の先端部107aがロール型104よりかなり離れた状態に記載されているが、実際には、ワイパー101が、その溝107の先端部107aをロール型104の溝105部に近接させた状態で、ロール型104とは別部材に固設されている。
【0005】
前記ワイパー101に対向して圧力型102が配置され、該圧力型102と前記ワイパー101間にパイプ103を配置して圧力型102をワイパー101側へ移動させることにより、該圧力型102に形成した断面略半円の溝102aとワイパー101の溝107とによって、パイプ103を摺動可能に保持するようになっている。
【0006】
図中、108はマンドレルを示す。
パイプ103の曲げ加工は、パイプ103の曲げ端部をロール型104と締め型106とで挟持し、ワイパー101と圧力型102でパイプ103を摺動可能に保持し、その後、ロール型104と締め型106を図示矢印A方向に回転させる。この際、ワイパー101の溝107とパイプ103の曲げの内側表面とが摺動することにより、パイプ103の曲げの内側にしわが発生することが防止される。
【0007】
また、パイプベンダーに使用されるワイパーとして図12に示すように、パイプベンダーへの装着面を備えたベース201と、このベース201に着脱自在に取り付けられた断面半円状のガイド202とからなり、ガイド202を薄肉の樋状に形成してベース201の表面側の溝内に重合状態に付設し、このガイド202におけるナイフエッジ状に形成した先端部203が摩耗、欠損した場合には、その先端部203を研削するとともに研削により短くなった分だけそのガイド202をベース201に対して前進させるようにしたものが、特公平7−57382号公報に開示されている。この従来の技術を第2の従来の技術とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような引き曲げ式のパイプベンダーにおいては、そのパイプを曲げる際に、ワイパーの溝、特にその先端部に非常に大きな負荷がかかるため、曲げを繰り返し行うにつれてワイパーにおける溝の先端部が摩耗し、ひどい場合には欠損してしまい、パイプの曲げ部にしわや傷が発生しやすくなる。
【0009】
そのため、前記第1の従来の技術のように、ワイパーを一部品で形成するものにおいては、溝107の先端部107aが摩耗、欠損した場合には定期的にワイパー101全体を新品に交換しなければならず、ワイパーの部品コストが嵩み、また、摩耗あるいは欠損したワイパーを廃棄する場合にはワイパー全体を廃棄しなければならず、廃棄上の問題も大きい。
【0010】
また、前記第2の従来の技術においては、ガイド202全体が薄肉の樋状に形成されているため、そのガイド202の剛性が低く、例えばパイプの曲げ半径が小さい加工(小R曲げ加工)を行うと、ガイド202が加工力に耐えられず、ガイド先端部203が変形するおそれがあり、また、このガイド先端部203の変形によりベース201の先端部204までも変形して、ベースの補修も必要とするおそれがある。
【0011】
更に、ガイド202が、摩耗に対する補足代Fを最初から有して長く形成されているため、ワイパー全体の長さが長くなり、ワイパーのコンパクト化に支障を招く上に、ベース201の後方へガイド202が長く突出していることから、この突出部205が、ワイパー201の取り付けやパイプのクランプなどに邪魔になる問題もある。
【0012】
そこで本発明は、上記の問題点を解決するパイプベンダー用のワイパーを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、曲げ加工されるパイプの表面と摺動する断面略半円状の溝を有するベースと、パイプの表面と摺動し前記ベース側の溝と略同一の断面形状の溝を有するガイドからなり、該ガイドを、前記ベースにおけるパイプが曲げ加工される側に着脱可能に連結したことを特徴とするものである。
【0014】
本発明において、ベースにガイドを連結してワイパーを構成し、これを従来のように設置して、曲げ加工されるパイプを、ベースとガイドに形成した溝に摺動させながら曲げ加工を行うと、ガイドの先端部に大きな負荷が作用し、ガイドの先端部が摩耗したり、欠損しやすい。また、ベース側は摩耗、欠損しにくい。
【0015】
ガイドの先端部が摩耗、欠損した場合は、ガイドをベースより取り外し、ガイドのみを交換する。ベースはそのまま再使用する。
【0016】
請求項2記載の第2の発明は、前記第1の発明において、前記ガイドの肉厚を、その先端部からベース側である後方に向かって漸次厚くしたものである。
【0017】
本発明においては、ガイドの剛性が高くなり、そのガイドの先端部の剛性も高くなる。
【0018】
請求項3記載の第3の発明は、前記第1又は2の発明において、前記ベースとガイドとの連結部に、ベース側の溝と、ガイド側の溝とを合致させるための規制面を形成したものである。
【0019】
本発明においては、ガイドをベースに取り付ける場合、規制面によってガイド側の溝とベース側の溝が合致するため、位置合わせが容易に行える。
【0020】
請求項4記載の第4の発明は、前記第1乃至3の発明において、前記ベースとガイドとの連結部にスペーサを介在したものである。
【0021】
本発明においては、ガイドの先端部が摩耗、欠損した場合において、その先端部に、研削、研磨等の補修を行い、ガイドを再使用する場合、研削、研磨によりガイドの全長が短くなった分をスペーサで補う。これにより、摩耗した分、出代を随時供給して、ワイパーの全長を元通りの長さとし、ガイドを再使用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を図1乃至図10に示す実施例に基づいて説明する。
【0023】
図1乃至図7は第1実施例を示す。
図1はワイパーの全体図であり、該ワイパーは前記図11に示すワイパー101と同様の位置に設置されて同様に使用される。
【0024】
ワイパー1は、図1および図2に示すようにベース2とガイド3との2部品から構成されている。このベース2およびガイド3の材質は鉄、銅、アルミニウム、樹脂、セラミック等、特に問わないが、例えばベース2の材質はSKD11のTiCN処理材とし、ガイド3の材質をアルミ青銅とする。
【0025】
ベース2には、曲げ加工されるパイプが位置する側の面に、曲げ加工されるパイプ4の半径R2と略同じ半径R2(図3参照)からなる断面略半円状の溝5が直線状に形成されている。該溝5の周方向の両側には当接面6,7が、溝5と並行して形成され、該両当接面6,7に、前記図11に示す圧力型102が当接するようになっている。
【0026】
ベース2の先部には、前記溝5の先端5aからベース本体側へ略直角に形成された軸方向規制面8と、該軸方向規制面8の奥部から先方へ略直角に形成した奥方向規制面9と、更に、前記当接面6,7の先部6a,7aを先方へ突出させて形成した側方向規制面10,11とからなる連結部12が形成されている。
【0027】
ベース2にはボルト挿通孔13が、一端を前記軸方向規制面8に開口するようにして、溝5の軸方向に貫通形成されている。更に、ベース2には、これを所定部品に固設するためのボルト孔14が形成されている(図4参照)。
【0028】
前記ガイド3には、曲げ加工されるパイプが位置する側の面に、前記ベース2に形成した溝5と同径R2からなる断面略半円状の溝15が直線状に形成されている。該ガイド3の後部(基部)3aには、前記ベース2の軸方向規制面8に当接する軸方向規制面16と、前記奥方向規制面9に当接する奥方向規制面17と、前記側方向規制面10,11に当接する側方向規制面18,19が形成されており、該ガイド3の後部3aをベース2の連結部12に嵌合することにより、ベース2とガイド3との所定の連結位置が定まり、ベース2側の溝5とガイド3側の溝15とが一直線で、かつ、両溝5,15の面が連続面になるようになっている。
【0029】
また、ガイド3には、図5(b)に示すようにねじ穴20が、軸方向規制面16に開口して形成されているとともに、該ねじ穴20は前記ベース2のボルト穴13と合致する位置に形成されている。
【0030】
また、図5(b)に示すように、ガイド3における溝15の先端部3bは、その肉厚を薄くしたナイフエッジ状に形成され、該先端部3bから後部(基部)3a方向に向かっては漸次肉厚を厚くした形状に形成されている。すなわち、ガイド3の長手方向(溝の長手方向)における略前半部L1の後面3eは、先端部3bから後部3a側に向かうにしたがって溝15から漸次遠くなるテーパ面に形成され、かつ、そのテーパ面は溝15側に湾曲する円弧面に形成されている。更に、前記テーパ状の後面3eは、その略前半部L2の範囲において、図6(b)に示すように略半円状に形成されている。
【0031】
そして、ベース2の連結部12にガイド3の後部3aを嵌合し、ベース2の後方からボルト孔13にボルト21を挿入し、そのボルト21の先端雄ねじ部をガイド3のねじ穴20に螺合することにより、ベース2とガイド3が一体化され、かつ、両溝5,15が連結面になる。このように一体化されてなるワイパー1は、前記のように、所定位置にボルト穴14により固設する。
【0032】
このようにベース2の前側にガイド3を連結することにより、そのワイパー1の全長を、前記第2の従来技術のように長尺のガイドをベースの表面側に重合して付設するワイパーに比べて短くし、ワイパー1をコンパクト化できる。
【0033】
前記ワイパー1を所定位置に固設して前記と同様の方法によりパイプ4を曲げ加工すると、ワイパー1のガイド3における溝15の先端部3bに非常に大きな負荷がかかるため、パイプの曲げを繰り返し行うにつれて先端部3bが摩耗したり、欠損する。
【0034】
このような場合、摩耗あるいは欠損はガイド3部に発生するため、新品に交換する場合には、ベース2とガイド3とを分離可能に連結した構造であることから、ベース2はそのまま再使用し、ガイド3をベース2から取り外してガイド3のみを新品に交換すればよい。そのため、前記第1の従来技術のようにワイパー全体を交換するものに比べて、修理コストが低減し、また、廃棄部品はガイドのみであるため、前記第1の従来技術のようにワイパー全体を廃棄する場合に比べて廃棄上の問題も低減できる。
【0035】
また、前記第2の従来技術のようにガイドが薄肉の場合にはベースの先端部も変形するおそれがあるが、本発明においては、ベース2の変形は生じない。
【0036】
また、前記のようなガイド3の交換時におけるガイド3とベース2との連結作業時には、ベース2側に設けた各規制面8〜11とガイド3側に設けた各規制面17〜19との当接により、両溝5と15が正確に位置合わせされ、その連結作業が容易になる。
【0037】
更に、ガイド3は、その後面3eをテーパ面にして、その先端部3bから後方に至るにつれて漸次肉厚を厚く形成したので、その先端部付近の剛性も高くなり、曲げ加工時における先端部3bの変形が、前記第2の従来技術に比べて小さくなる。
【0038】
図8乃至図10は第2実施例を示す。
本第2実施例は、前記第1実施例におけるベース2とガイド3との間、すなわち、ベース2における前記軸方向規制面8とガイド3における軸方向規制面16との間にスペーサ30を介在したものである。
【0039】
該スペーサ30は、図10に示すように、表裏面30a,30bが前記両軸方向規制面8,16と合致する形状に形成されて、前記両溝5,15と同様の円弧からなる溝31が形成されている。また、該スペーサ30には、前記ベース2に形成されたボルト孔13と合致する部分に位置してボルト挿通孔32が貫通形成されている。該スペーサ30の材質は特に問わないが、前記ベース2またはガイド3のどちらかの材質に合わせるのが良い。更に、該スペーサ30の厚みtは所望に設定するが、数mm単位で厚みの異なるスペーサ30を数種類用意する。
【0040】
その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、同一部分には前記と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0041】
本第2実施例は、前記のようにガイド3の先端部3bが摩耗したり欠損した場合に、そのガイド3をベース2から一旦取り外し、摩耗あるいは欠損した先端部3bを研削、研磨等の補修を行った後、再度そのガイド3をベース2に取り付けて再使用することができるようにしたものである。
【0042】
この場合、前記のようにガイド3の先端部3bを研削、研磨等で補修すると、図9に示すように、補修後の先端部3cが補修前の先端部3dよりも研削しろB分だけ短くなってガイド3の全長が短くなる。そこで、この短くなった量と同じ厚み分のスペーサ30を前記のように介在して、補修後の先端部3cを補修前の先端部3dの位置まで突出させて、短くなった分を補うようにしたものである。
【0043】
前記のような研削、研磨等により短くなる量Bは、摩耗量、欠損量により異なる。そのため、前記のスペーサ30を、数mm単位で厚みが異なるものを数種類用意し、研削、研磨量に応じて選択的にスペーサ30を1枚介在させるか、または同じ厚みのスペーサ30を数枚用意して、前記の研削、研磨量に応じてその使用枚数を変えるようにする。更に、厚みが異なるスペーサを組み合わせて重ね介在してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上のようであるから、請求項1に記載の発明によれば、ワイパーにおける先端部が摩耗、欠損した場合には、ガイド部のみを交換するのみで良いため、前記第1の従来技術のようにワイパー全体を交換するものに比べて修理のコスト低減を図ることができ、かつ、部品の廃棄上の問題も低減できる。
更に、前記第2の従来技術のワイパーに比べて、ワイパーの全長を短くしてコンパクト化を図ることができる。
【0045】
請求項2記載の発明によれば、ガイドの先端部の剛性を高め、その先端部の変形を防止して良好なパイプ曲げ加工が行えるようにすることができる。
請求項3記載の発明によれば、更に、ガイドの交換作業が容易になる。
【0046】
請求項4記載の発明によれば、ガイドに研削、研磨等の補修を行い、ガイドを再使用する場合、ガイドの全長が短くなった分をスペーサを介在して補うことができ、ワイパーの全長を元通りの長さにしてガイドを再使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すワイパーの斜視図。
【図2】図1において、ベースとガイドを分離した状態を示す斜視図。
【図3】図2におけるベースを先方から見た図。
【図4】図3におけるC−C線断面図。
【図5】(a)は図2におけるガイドを先方から見た図、(b)は(a)におけるD−D線断面図、(c)は(b)におけるE−E線断面図。
【図6】本発明の第1実施例において、ベースとガイドを連結したワイパーの平面図。
【図7】図6における平断面図。
【図8】本発明の第2実施例を示すワイパーの斜視図。
【図9】図8における平断面図。
【図10】図8及び図9に示すスペーサの斜視図。
【図11】本発明を適用するパイプベンダーの概略図と第1の従来技術としてのワイパーを示す斜視図。
【図12】第2の従来技術を示すもので、(a)はワイパー全体の斜視図、(b)はガイドの斜視図。
【符号の説明】
1 ワイパー
2 ベース
3 ガイド
4 パイプ
5,15 溝
8〜11 規制面
12 連結部
13 ボルト挿通穴
16〜19 規制面
20 ねじ穴
21 ボルト
30 スペーサ
Claims (4)
- 曲げ加工されるパイプの表面と摺動する断面略半円状の溝を有するベースと、パイプの表面と摺動し前記ベース側の溝と略同一の断面形状の溝を有するガイドからなり、該ガイドを、前記ベースにおけるパイプが曲げ加工される側に着脱可能に連結したことを特徴とするパイプベンダー用のワイパー。
- 前記ガイドの肉厚を、その先端部からベース側である後方に向かって漸次厚くした請求項1記載のパイプベンダー用のワイパー。
- 前記ベースとガイドとの連結部に、ベース側の溝と、ガイド側の溝とを合致させるための規制面を形成した請求項1又2記載のパイプベンダー用のワイパー。
- 前記ベースとガイドとの連結部にスペーサを介在した請求項1乃至3記載のパイプベンダー用のワイパー。
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