JP5116766B2 - 積極作用戻しデバイスを持つウェッジドライブ - Google Patents

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Description

本発明は、機械加工工具を設けることができる第1部品と、第2部品とを含み、これらの二つの部品は、互いに対して移動自在に配置されており、これらの部品の両方と係合する又は係合できる少なくとも一つの積極作用(または強制(force))戻しデバイスと、第1部品に連結された第3部品とを含む、ウェッジドライブ又はコッタキーに関する。
ウェッジドライブは、特に自動車産業で、垂直方向プレス力を水平方向移動に変換するために使用されている。詳細には、ボディ加工部品の製造において、ボディ加工部品を切断したり穴を開けたりするための賦形プロセス又は作業を行うことができる。これは、垂直方向加工移動では、即ちプレスの通常の移動方向では行うことができない。従って、ウェッジドライブは、プレスの非常に高い加工圧力を所望の加工方向に、例えば水平方向に変換するように設計されていなければならない。その場合、直線状ガイドが同時に設けられている。この場合に発生する圧力は、急速に5000kNを越える。これに関し、複数の及び特に10個又はそれ以上のこのようなウェッジドライブをプレス工具に配置することもできる。これらのウェッジドライブは、様々な機能を実行し、その目的のため、加工方向に関して様々な傾斜角度で作動する。
ウェッジドライブでは、ウェッジドライブベッドの形態の直線状ガイドが常に設けられている。この直線状ガイドは、夫々の設計形体に応じて、最大0.02mmの案内遊隙で100kNよりも大きいプレス圧力を夫々の所望の方向に正確な競合関係で提供するようになっている。
以下の文においてドライバーエレメントと呼ぶドライブウェッジは、その場合、実際に移動自在のウェッジドライブエレメント即ち以下の文においてスライダエレメントと呼ぶウェッジドライブスライドに垂直方向プレス力を加えるようになっている。スライダエレメントは、機械加工作業に必要な工具を受け取り、及び従って、実際の機械加工プロセスを実行し、プレスの直線状ガイド内で被駆動モードで往復動される。ボディ加工部品等の加工物の切断又は賦形を行うためにスライダエレメントに取り付けることができる工具は、様々な設計の工具であってもよい。これに関し、一つの打ち抜きパンチ又は多数の打ち抜きパンチ、又は例えば全長が1mを越える多数の個々のブレード等の他の工具を設けることもできる。同じことが予備賦形領域にも適用される。その場合、簡単な賦形パンチ、又は加工物の様々な部分を続いて再賦形(reshaping)するための1m又はそれ以上延ばすことができる再賦形ジョーを工具として使用できる。従って、プレス工具で非切断賦形を行う上でのこれらの様々な要件を満たすため、様々な大きさ及び様々な加工角度のウェッジドライブが市販されている。このようなウェッジドライブの例は、WO03/30659A1、WO99/28117、及びEP0 484 588A1に記載されている。
ウェッジドライブの設計形体は、実施されるべき作用で決まる。即ち、例えば加工されるべき加工物のシート金属の厚さ及びシート金属の品質、夫々の加工長さ、及び例えば切断や賦形等の機械加工作業の性質で決まる。自動車産業の要件によれば、ウェッジドライブは、必要な加工力で少なくとも1,000,000回のストロークを行わなければならず、夫々の打ち抜きパンチが、対応する切断ブッシュ又は対応するダイと正確に合わせた関係で確実に出会うようにする作動遊隙を確保する必要がある。打ち抜きパンチ又は切断ブレードがずれて出会うと、打ち抜きパンチ又は切断ブレード及び切断ブッシュに大きな磨耗が生じ、これは、最悪の場合、打ち抜きパンチ、切断ブレード、等の形態の切断工具又は賦形工具を破損してしまう。切断工具又は賦形工具に作用する力は、加工物の打ち抜き又は賦形を行うための実際の加工ストロークで生じるばかりでなく、その戻し移動でも生じる。正確には、打ち抜きパンチの場合、金属シートの形態の加工物を通して或る程度しか切断せず、引き裂き移動によって残りを押し通り、クランプ作用は戻し移動で発生し、最悪の場合、このクランプ作用により加工物、打ち抜きパンチ又の切断ブレードが損傷する。この効果は、自動車産業において現在益々使用されている亜鉛やアルミニウムのシートの加工を行う場合、アルミニウムや亜鉛の付着物によって増大する。切断手段に付いたこれらの付着物は潤滑をもたらし、又は邪魔な潤滑フィルムを形成し、これにより、対応して損傷した切断工具を用いた加工物のこれ以上の加工が困難になる。加工物から引っ込めるときに打ち抜きパンチや切断ブレード等の形態の切断工具に作用するストリップオフ(stripping-off) 力は、実際の加工力の約5%乃至12%である。
ウェッジドライブでは、引っ込め力ともいうこのようなストリップオフ力は、例えば戻しばねによって加えられる。しかしながら、非常に稀な場合にしか、加工力の5%乃至12%の要求ストリップオフ力即ち引っ込め力を加えることができないということがわかっている。これは、ウェッジドライブ手段で利用可能な空間が非常に限られており、非常に小さく且つ非常に弱いばねしか使用できないためである。それにも関わらずこれらの値を維持する自動車産業の望みは、ウェッジドライブ内で利用可能な構造的空間が小さいため、例えばコイルばね等の市販のばねシステム、ゴム又はプラスチック製のばね、ガス圧ばね、等では満たすことができない。例として、加工力が5000kNのウェッジドライブの場合には、600kN又はそれ以上のストリップオフ即ち引っ込め力を維持しなければならないが、利用可能なばねシステムは、300kNの値さえ維持することができない。このため、必要な値を維持するのに多岐にわたる費用のかかる特別の解決策を使用しなければならない。ばねの別の欠点は、詳細には、負荷が増大するに従って使用寿命が短くなるということである。従って、1000000回のストロークを行う要求は、必要とされるばねシステムを費用を掛けて交換しなければ達成は覚束ない。そのため、ウェッジドライブの作動は、費用を更に増大するばかりでなく、プロセスの不確実性を高めてしまう。これは、このようなばねシステムの故障又は少なくとも制限された作動を予め計算に入れておくことができないためである。一つのこのような戻しばねが故障すると、ウェッジドライブはもはやその端位置まで摺動させて戻すことができず、及びかくして機械加工した加工物を取り出しのために外すことができない。そのため、膨大な損失及びかくして膨大な追加の費用が発生する。これは、明らかに、回避しなければならない。従って、一方では、引っ込め力をできるだけ大きくする必要があるが、これと同時にこのようなウェッジドライブの使用寿命を延ばし、プロセスの確実性の程度が大きくなるように設計する必要がある。
これを達成するため、クランプ状積極作用戻しデバイスが周知であり、例えば当該技術における上掲の刊行物におけるように使用される。これらのクランプ状積極作用戻しデバイスは、ウェッジドライブに積極的に係止する関係で取り付けられており、端位置への引っ込めが再現性を以て行われるようにスライダエレメント及びドライバーエレメントを互いに保持する。しかしながら、当該技術における積極作用戻しデバイスは、永久的に作動するようには設計されておらず、僅かな結着効果を解放するに過ぎない。更に、製造のインターバルが特に長い場合の作動は、当該技術のこのような積極作用戻しデバイスでは不可能であるということがわかっている。そのような場合の一つの問題点は、過剰の負荷が加わった積極作用戻しデバイスが壊れ、ウェッジドライブ又はプレスに異物の形態で更に大きな損傷をもたらすということである。この損傷は、ばねの降伏のためにウェッジドライブが不時に結着した場合よりも大きい。
WO03/30659A1 WO99/28117 EP0 484 588A1
従って、本発明の目的は、請求項1の特徴部分に記載のウェッジドライブを開発することである。これは、1,000,000回のストロークに亘って要求負荷レベルに再現性を以て耐える改良積極作用戻しデバイスを提供することにより行われる。これにより、ウェッジドライブをその端位置に引っ込めることができる。特に積極作用戻しデバイスは、実際の加工力の12%又はそれ以上の引っ込め力を加えることができ、これと同時に、ばねシステムを含む現在の解決策、又は例えばWO02/30659A1、WO99/28117、及びEP0 484 588A1に記載の知られたクランプ状積極作用戻しデバイスと比較して費用を大幅に増大しない。
上記目的は、請求項1の特徴部分に記載のウェッジドライブによって達成される。このウェッジドライブの少なくとも一つの積極作用戻しデバイスには戻しばねが設けられておらず、一つの部品の戻し移動を行う及び/又は支持するための、及び/又は第3部品の上方ストローク移動で一つの部品の戻しに加えることができる引っ込め力を増大するための少なくとも一つのデバイスが設けられている。本発明のこの他の特徴は、従属項に定義してある。
従って、戻しばねと異なるデバイスによって引っ込め力を加えるウェッジドライブを提供できる。例として、当該技術で本発明以外でスライダエレメントを引っ込めるために使用されているガス圧ばねを完全になくす。このような種類のガス圧ばねには、長期に亘って作動させた場合に温度が上昇し、壊れ易くなる傾向がある。破損した場合には、当該技術では、ウェッジドライブのジャミングを生じる。本発明において、このようなガス圧ばねをなくすと、積極作用戻し効果が少なくとも一つの他のデバイスによって行われ、又は補助されるため、ガス圧ばねがもはや使用されていないことによるプロセスの確実性の向上により、当該技術における大きな利点を得ることができる。本発明によるデバイスは、有利には、戻し移動で加えることができる引っ込め力を最小にするように設計されている。そのため、ウェッジドライブの一つの部品の戻し移動を、戻しばねが設けられていない場合でも容易に行うことができる。これに関し、戻し移動を行うための及び/又は戻し移動を支持するためのデバイス、及び/又は加えることができる引っ込め力を増大するためのデバイスは、有利には、二つの部品間の転動摩擦に基づいて連結される。連結が転動摩擦に基づいて行われる場合には、加えることができる力は小さく、そのため、ウェッジドライブの一つの部品を引っ込めるのに必要な力を、上文中に言及したクランプ連結及びガス圧ばねを使用する当該技術における解決策に関して減少できる。
有利には、少なくとも一つの積極作用戻しデバイスは、ウェッジドライブの一つの部品の戻し移動を支持するため、及び/又は一つの部品の戻し移動に加えることができる引っ込め力を増大するため、ウェッジドライブの一つの部品の表面上で転動する少なくとも一つのローラー又はローラー状エレメントを含む。従って、当該技術におけるのとは異なり、転動体を使用する、転動摩擦を使用するウェッジドライブが提供される。転動摩擦は、摺動面上での摺動摩擦よりも非常に小さい。従って、戻し移動時に加えられるべき力が減少する。当該技術では、鋼製クランプ又はバーの形態の積極作用戻しデバイスを、横方向にウェッジスライド即ちスライダエレメントに固定し、ドライバーエレメントに設けられたスライディング表面の後側にフック止めす。スライディング表面は、ドライバー表面と平行に延びる。部品が互いから遠ざかる方向に移動するとき、積極作用戻しデバイスに力の作用が加わるとき、当該技術では、これにより、ドライバーエレメント及び積極作用戻しデバイスの互いに当たって摺動する表面は、最終的に、これらの表面間で直接的接触しかなされなくなるまで、互いに当たった状態に保持され、次いで、ドライバーエレメント及び積極作用戻しデバイスは、互いから遠ざかる方向に摺動する。これらが分離する又は互いから遠ざかる方向に摺動する直前に、互いに当たった状態で摺動する表面又はドライバーエレメントの端領域に特に高いレベルの磨耗が加わる。当該技術では、ドライバーエレメントのこのスライディング表面が丸くなってしまう。
次に、本発明によれば、ドライバーエレメントのスライディング表面に当たった状態で摺動する、積極作用戻しデバイスに設けられたスライディング表面の代わりに、ローラー又はローラー状エレメントを使用するか或いは、ローラー又はローラー状エレメントを補助的に使用する。ローラー又はローラー状エレメントを設けることにより、スライディング表面が互いに擦り合わせられたりしないようにし、正確には、ドライバーエレメントのスライディング表面の端領域に擦り付けられないようにする。というよりはむしろ、この構成により、ローラー又はローラー状エレメントがドライバーエレメントのスライディング表面の全長に亘って通過し、その均等な移動を可能にする。ローラーを使用することにより、当該技術における積極作用戻しデバイスにおける摺動摩擦と比較して低いレベルの転動摩擦を使用できる。ドライバーエレメントのスライディング表面の端領域における、積極作用戻しデバイス及びドライバーエレメントの互いに当たって摺動する表面間の表面圧力は、有利には、ローラー又はローラー状エレメントが設けられている場合には、その領域でもはや発生しない。ローラー又はローラー状エレメントの夫々の性質に応じて、同じ直線状接触及びかくして力伝達が、ローラー又はローラー状エレメントが当たって転動するドライバーエレメントの表面の各部分で生じる。従って、もはや、ローラーが転動するドライバーエレメントの表面の端領域が壊れる危険がない。
プレスの上方ストローク移動では、少なくとも一つのローラー又はローラー状エレメントを持つ積極作用戻しデバイスは、本発明以外では使用されなかったプレスの力を使用し、スライダエレメントを第1部分としてドライバーエレメントの傾斜面上で戻し、ドライバーエレメントの対応する表面を第2部分としてローラー又はローラー状エレメント上に積極的に係止支持クランプ係合する。このようにして、引っ込め力が加工力の少なくとも12%であるという最小要件を満たすことができる。更に、プレスの移動によってウェッジドライブを積極的に制御する。その場合、ウェッジドライブは、加工方向及び引っ込め方向の夫々でプレス力を使用し、かくしてばねによって発生できる力の数倍の引っ込め力を得ることができる。転動摩擦による磨耗が非常に僅かであるため、プレス内でいつでも使用できるプレス力を常に使用できる、保守を必要としない長寿命の構造を提供できる。本発明は、更に、作動費用に関し、当該技術を上回る大きな利点を提供する。作動費用を20%以上低減でき、高価なばねシステムがないため、このようなウェッジドライブの製造費用を30%以上低減できる。ウェッジドライブの保守をほとんど必要としないため、費用を更に低減できる。更に、ばねシステムをなくすことによって、もはや、ばね力が加わる部品が外れた場合の事故の危険がなく、そのため、本発明に従って設計されたウェッジドライブの作動は、更に容易に且つ更に安全に取り扱うことができる。従って、当該技術におけるウェッジドライブと比較して、莫大な経済的利点ばかりでなく、安全と関連した利点が提供される。
有利には、積極作用戻しデバイスはクランプ状形体であり、ウェッジドライブの外側に配置される。積極作用戻しデバイスは、加工物支持部品としてスライダエレメントと係合する少なくとも一つの第1部分と、ローラー又はローラー状エレメントが設けられた、ウェッジドライブの第2部品としてドライバーエレメントの表面と係合する少なくとも一つの第2部分とを備えていてもよい。
好ましくは、積極作用戻しデバイスは、その第1部分がスライダエレメントに固定されており、少なくとも一つのローラー又は少なくとも一つのローラー状エレメントが設けられたその第2部分がドライバーエレメントと力係止関係で係合する。積極作用戻しデバイスをウェッジドライブの外側に設けられたクランプ状エレメントの形態に形成することによって、組み立てが容易であり、必要な場合に、例えば数百万回のストローク移動後に磨耗したローラー又はローラー状エレメントの交換を行うため、取り外しを行うことができる。積極作用戻しデバイスの一方の側をスライダエレメントに固定することにより、正確に定められた位置をドライバーエレメントと比較して提供でき、この目的のためにドライバーエレメント上に設けられた表面に関し、積極的に又は強制的に係止支持係合できる。
有利には、ローラー又はローラー状エレメントは、積極作用戻しデバイスに非対称に、詳細にはその第2部分に配置される。好ましくは、ローラー又はローラー状エレメントは、その中心線に関し、スライダエレメントの加工方向に向かう方向にずらして配置される。このようにして、引っ込め移動において、ウェッジドライブがジャミングを生じる危険なしに、スライダエレメントの傾斜移動を特に良好に補償でき又は可能にする。
ウェッジドライブが特定の確実な態様で機能するため、ドライバーエレメントと積極作用戻しデバイスとの間の領域で必要な摺動遊隙は、0.02mmよりも大きくてはならない。ウェッジドライブが多数の個々の部品を互いに連結することによって形成されている場合には、その製造許容差は、足し合わせると、各ウェッジドライブにおいて、様々な寸法になり、及びかくして摺動遊隙がばらつき、摺動遊隙についての厳密な許容差範囲を維持できるようにするため、予備加工を行う必要がある。次いで、スライディング表面に研削等を施すことによって個々の部品を適合することによって、緩和を図ることができる。このような場合に行われる手作業による高レベルの機械加工は困難であり且つ費用が掛かり、そのため、非常に費用集約的な解決策となる。このため、現在では、製造に高い費用が掛からないようにするため、厳密な許容差は不要である。しかしながら、この結果、積極作用戻しデバイスを設けることによって、純粋に光学的な安全性特徴を文句なしに提案できるが、実際には、高度の製造許容差によって、この構成が、特定の態様で確実に機能する積極作用戻しデバイスを提供できないため、これは起らないということに着目されたい。
積極作用戻しデバイスの目的は、スライダエレメントを、積極作用戻しデバイスによる積極的係止係合によって、ドライバーエレメントの持ち上げ前にその後方位置内に移動して戻すことである。しかしながら、スライダエレメントに固定された切断ブレード又は打ち抜きパンチとの間の、これが内部と係合する対応するダイに対する1mmの数百分の一の範囲の隙間(切断隙間)がなくされない場合にしか適当ではないということがわかっている。スライダエレメントの後方への移動でこの隙間がなくされる場合には、隙間エレメントの移動の後方ストローク中に切断ブレード又は打ち抜きパンチが対応するダイと接触し、擦り付けられ、又は当たる際に切断ブレード又は打ち抜きパンチが壊れてしまったり更に磨耗してしまう。従って、積極作用戻し移動について、このような接触が生じないようにし、切断手段又は打ち抜きパンチが所定の即ち予め決定可能な要求使用寿命を得るのが望ましい。
本発明によれば、上記目的は、許容差の補償を行うように積極作用戻しデバイスを調節するための少なくとも一つのデバイスを提供することによって達成される。これにより、積極作用戻しデバイスの調節を行うことができ、その結果、煩わしく費用のかかる研削によるスライディング表面の予備加工作業を不要にできる。これにより0.02mm又はそれ以下の要求摺動隙間を簡単な方法で提供できる。
有利には、調節デバイスは、移動自在の、特にずらすことができる横方向ウェッジを含む。移動即ち変位により、摺動隙間を所望の0.02mm又はそれ以下に調節できる。即ち、所望の隙間補償を行う。
0.02mm又はそれ以下の摺動隙間と関連して詳しく述べると、スライダエレメントの後方への移動で、力を作動的に確実であり且つ信頼性のある方法で支持できる。このようにして、スライダエレメントの実際の加工力の約10%の最適の引っ込め力を発生できる。
スライダエレメント及びドライバーエレメントの後クランプ形体を横切る場合の磨耗を最小にするため、積極作用戻しデバイスがドライバーエレメントのスライディング表面に亘って移動することを含む情況における転動移動の組み合わせが特に有利であるということがわかっている。積極作用戻しデバイスを調節するためのデバイスとして横方向ウェッジと組み合わせることにより、積極作用戻しデバイスの有効性を最適にする。
望ましくは、積極作用戻しデバイスの積極作用戻し力は、スライダエレメントの前方へのプレス力の約10%であるように選択される。この力は、切断手段、詳細には、切断ブレード又は打ち抜きパンチを加工物から引き出すのに必要な力とほぼ一致する。即ち、切断隙間の亜鉛やアルミニウム等の付着物を考慮に入れた、切断手段をシート金属部品等の加工物から外すのに必要な力とほぼ一致する。
更に、スライダエレメントと係合する積極作用戻しデバイスの第1部分とスライダエレメントとの間に横方向ウェッジを配置するのが有利であるということがわかっている。これによりスライダエレメントに固定できる。かくして、この構成は、有利には、スライダエレメントと積極的に係止する関係で係合する積極作用戻しデバイスの肩部と、この肩部と係合する、スライダエレメントの対応する溝又は凹所との間で実施される。
有利には、横方向ウェッジ即ち調節デバイスは、スライダエレメントに固定され、又は固定できる。調節を行うことができるようにするため、詳細には、スロットが設けられていてもよい。このスロットにより、調節デバイス即ち横方向ウェッジをスライダエレメントに固定できる。横方向ウェッジ又は積極作用戻し効果を提供するデバイス即ち積極作用戻しデバイスを横方向にずらすことにより、スライダエレメントの組み立て後、積極作用戻しデバイスと係合したときにドライバーエレメントの表面の夫々の製造寸法に容易に適合できる。その後、積極作用戻しデバイスは、設定位置に固定されたままである。このようにして、当該技術で必要とされる複雑な加工前作業と比較して費用を大幅に節約できる。更に、ウェッジドライブの全体構成及び特にスライダエレメント及びドライバーエレメントのその構成要素の連結に関して作動的に確実であり且つ信頼性のある形体を提供できる。
更に、ドライバーエレメントの少なくとも一つの表面が丸みのある端領域を有し、この丸みのある端領域上で、ローラー又はローラー状エレメントが、ドライバーエレメントの表面と係合したり係合状態から外れたりするために全く問題なく転動できる場合に特に有利であるということがわかった。
更に、少なくとも一つのローラー又は少なくとも一つのローラー状エレメントの直径は、丸みのある端領域の半径の少なくとも二倍と一致するか或いは積極作用戻しデバイスの幅の半分と一致する比較的大きな直径である場合に特に有利であるということがわかった。特に好ましくは、ローラー又はローラー状エレメントは、その周囲が積極作用戻しデバイスの外縁部を越えて突出している。このような大径のローラーを設けることにより、一方では、ローラー又はローラー状エレメントは、ドライバーエレメントの表面と信頼性を以て及び良好に接触する。他方、更に高いプレス力を支持し即ち吸収するのに十分にローラーが安定しているため、比較的大きな力を吸収できる。更に、ドライバーエレメントの表面上で確実に傾きなしに転動できる。これにより、ガス圧ばね又は他のばねシステムが設けられていない場合でもウェッジドライブがジャミングを生じないようにする。
更に、比較的高い力を支持するための少なくとも一つの摺動案内デバイスを提供する場合に特に有利であるということがわかった。その場合、実際の引っ込め移動は、専ら少なくとも一つのローラー又は少なくとも一つのローラー状エレメントによって提供されるのでなく、比較的高い力を支持するため、摺動案内手段との組み合わせが提供される。少なくとも一つのローラー又は少なくとも一つのローラー状エレメントは、その場合、特に、丸みのある端領域上を通過するとき、磨耗を小さくするのに役立つ。その結果、積極作用戻しデバイスの使用寿命を更に長くすることができる。ウェッジドライブ又はプレスのスライダエレメントを延ばした状態での、即ち加工位置での、即ちプレスの下死点での実際の力は、主として、摺動案内手段によって支持でき、少なくとも一つのローラー又は少なくとも一つのローラー状エレメントによって支持されるのでない。その場合、加えることができる力は、少なくとも一つのローラー又は少なくとも一つのローラー状エレメントだけが設けられているに関して大幅に増大できる。その場合、ローラー又はローラー状エレメントは、引っ込め移動に関して特定の利点を提供する。
本発明を更に完全に説明するため、一実施例を添付図面を参照して例として詳細に説明する。
図1は、本発明による積極作用戻しデバイスを備えたウェッジドライブの一実施例の斜視図である。 図2は、ドライバーエレメントを備えていない、図1のウェッジドライブを180°回転した斜視図である。 図3は、積極作用戻しデバイスが図1の位置に関して更に引っ込めた位置にある、図1のウェッジドライブの斜視図である。 図4は、積極作用戻しデバイスを備えていない、図1のウェッジドライブを90°回転した斜視図である。 図5は、スライダエレメントの引っ込め加工位置に達していない、図1のウェッジドライブの側面図である。 図5は、スライダエレメントの引っ込め加工位置に達していない、図1のウェッジドライブの側面図である。 図6は、スライダエレメントがほぼ完全に引っ込め位置にある、図1のウェッジドライブの側面図である。 図7は、図3と対応するウェッジドライブの別の斜視図である。 図8は、図1の積極作用戻しデバイスの平面図である。 図9は、図8の積極作用戻しデバイスの斜視図である。
図1は、ウェッジドライブ1の一実施例の斜視図である。ウェッジドライブ1は、スライダガイドエレメント10と、スライダエレメント20と、ドライバーエレメント30とを含む。スライダガイドエレメント10及びスライダエレメント20は、二つのガイドクランプ40によって互いに連結されている。この構造は、WO02/30659A1に記載の構造と対応する。これらのガイドクランプは、スライダガイドエレメント及びスライダエレメントの対応する溝と係合する保持突出部41、42によって、スライダガイドエレメント及びスライダエレメントに夫々連結されている。ガイドクランプは、更に、図2からよくわかるように、ねじ43によってスライダガイドエレメントに連結されている。ねじ43は一つだけが示してある。ガイドクランプが設けられているため、スライダエレメント及びスライダガイドエレメントを互いに特に良好に保持できる。この場合、ウェッジドライブの温度が上昇した場合でも必要な走行隙間即ち遊隙を確保できる。これは、ガイドクランプが、製造許容差ばかりでなく、生じる材料膨張現象も吸収できるためである。
スライダエレメント20は、多角柱形ガイド50によって、ドライバーエレメント30にずらすことができるように支持されている。更に、スライダエレメント及びドライバーエレメントは、二つの積極作用戻しデバイス60によって互いに連結されている。図2の斜視図から更に良好にわかる夫々の積極作用戻しデバイス60は、クランプ状構造のデバイスである。これは、各々、スライダエレメント20と係合する第1部分61及びローラー63が夫々設けられた第2部分62を有する。ローラーは、積極作用戻しデバイスの第2部分62にスピンドル(図示せず)によって回転自在に取り付けられている。
ローラー63によって、積極作用戻しデバイス60はドライバーエレメント30の外側面31と係合する。このことは、図1及び図3から特に明瞭にわかる。ドライバーエレメントのその領域の外側には、階段状片持ち梁式突出部32が設けられている。この突出部の下側には、ローラー63と係合するための外側面31が設けられている。ローラーが階段状片持ち梁式突出部32の下と係合し、積極作用戻しデバイス60の第1部分61の領域でスライダエレメントに固定されることにより、プレス又はその移動によって及ぼされた力(強制係止連結)を伝達するために固定的支持クランプが可能である。
夫々の積極作用戻しデバイス60の突出部分69には、ローラー63の他にスライディング表面68が設けられている。ローラーとスライディング表面の組み合わせにより、高いレベルの力を支持できる。
積極作用戻しデバイス60は、図2、図3、図5、及び図6に示すように、ねじ64によってスライダエレメント20に固定されている。これらのねじは、スライダエレメント20の開口部21、22内に横方向に係合する。このことは、図4から特に明瞭にわかる。図4では、積極作用戻しデバイス60は未だ取り付けられておらず、そのため、ドライバーエレメント30に設けられた、外側面31を持つ階段状片持ち梁式突出部32もまた特に明瞭に示される。
図5及び図6の側面図並びに図1及び図3から特によくわかるように、夫々の積極作用戻しデバイス60のローラーは、プレスの加工作業中及び引っ込め移動中、及びこれに伴うウェッジドライブの移動中、階段状片持ち梁式突出部32に沿って、及びかくしてこの突出部に沿って走行する。図1及び図5は、夫々、加工物(図示せず)の加工が行われる位置、例えばスライダエレメントに取り付けられた打ち抜きパンチが金属シートの形態の加工物を打ち抜く位置を示す。打ち抜きを行った後に、打ち抜きパンチを、打ち抜いた穴から引き出すことができるようにするため、プレスの上方への移動を使用する。その場合、積極作用戻しデバイス60は階段状片持ち梁式突出部32の外側面31に沿って図面で右から左に走行する。即ち、矢印で示す加工方向70とは逆に走行する。別の矢印が引っ込め方向71を示す。これらの矢印は、図3及び図6に示してある。これに関し、積極作用戻しデバイスが階段状片持ち梁式突出部32の外側面31に沿って引っ込め方向71に移動されるということが明らかにわかる。その場合、ローラー63は、ドライバーエレメントの外側面31に当たって転動する。ドライバーエレメントに関するスライダエレメントの傾斜を補償すると同時にスライダエレメントがドライバーエレメントに関してできるだけ傾斜しないようにするため、ローラー63は、特に図5及び図6でわかるように、クランプ状積極作用戻しデバイス60の概念的中心線72に関してずらして配置されている。ローラー63のスピンドル65の位置と中心線72との間のずれVは、特に図5及び図6から特に明らかにわかる。図5aから、ローラーの直径は、第2部分62の領域での積極作用戻しデバイスの幅bの半分よりも大きいということがわかる。これとは対照的に、図5では、ローラーの直径は、積極作用戻しデバイスの幅bの半分とほぼ一致する。図5aの実施例では、ローラー63は、特に図5及び図6からわかるように、積極作用戻しデバイス60の第2部分62の外縁部66、67を越えて突出している。ローラー63ができるだけ大きいため、積極作用戻しデバイスに特に良好な安定性が提供される。図5の実施例では、ローラー63の他に、安定性を更に向上するスライディング表面68が設けられている。積極作用戻しデバイスの安定性が高ければ高い程、高いプレス力を良好に支持でき且つこのような高いプレス力に耐えることができるということは理解されよう。積極作用戻しデバイスの適当な設計形体により、本発明以外では設けられているばね戻し手段を不要にできる。これは、スライダエレメントの引っ込めにプレスの上方ストローク移動を使用できるためである。これは、専ら、積極作用戻しデバイス60のローラー63がドライバーエレメント及びスライダエレメントの両側に当たって転動するためである。
特に大きなローラー63が設けられているため、発生する力を特に良好に支持でき且つこうした力に耐えることができるばかりでなく、当該技術で行われているように表面が互いに当たって摺動する場合よりも転動摩擦が非常に小さくなる。積極作用戻しデバイス60によって、引っ込め力を、ウェッジドライブの加工力又は最大プレス力の10%又は場合によっては12%にできる。
特に図5及び図6からわかるように、階段状片持ち梁式突出部32には丸みのある端領域33が設けられている。例えばWO02/30659A1に記載の当該技術とは異なり、階段状片持ち梁式突出部の丸みのある端領域上を擦るスライディング表面はないが、図6からわかるように、ローラー63がこれに適正に当たって転動する。ローラーは、丸みのある端領域33の前方に配置されており、これを磨耗したり壊したりすることなくその上で転動できる。そのため、その領域での磨耗のレベルが高いという当該技術における問題点を解決できる。容易にわかるように、ローラー63は、更に、ドライバーエレメント30の階段状片持ち梁式突出部32の外側面31に設けられた丸みのある端領域33上を何ら問題なく通過できる。そのため、積極作用戻しデバイス60を設けることにより、実質的にメンテナンスフリーで長寿命の積極作用戻しデバイスを提供する。このデバイスは、加工後、即ち加工物の機械加工を行った後、スライダエレメントを積極的に引っ込めるために行われるプレスの移動を使用する。丸みのある端領域の半径rは、ローラーがここに最適に態様で当たって転動できるように選択される。
ローラー63の他にスライディング表面68が設けられているため、ローラーは、入口半径及び出口半径rを通過する場合の磨耗を最少にするのに役立つ。その結果、積極作用戻しデバイスの使用寿命を比較的長くできる。加工位置、即ち図1及び図5の前進位置では、力の大部分をローラーによってでなくスライディング表面によって伝達でき、これにより、加えることのできる力を、ローラー63しか設けられていない場合と比較して大幅に増大する。
添付図面に示す実施例では、積極作用戻しデバイス60は、スライダエレメントに固定されており、ドライバーエレメントに転動自在に取り付けられている。基本的には、特に、スライダエレメント及びドライバーエレメントを持つウェッジドライブ自体についての様々な設計形体と関連してわかるように、積極作用戻しデバイスの様々な構成を提供することができる。しかしながら、積極作用戻しデバイスは、有利には、ウェッジドライブの可動部品に固定されるということは理解されよう。これは、このような可動部品の傾斜移動及びかくしてジャミングができるだけ確実に起らないようにするためである。傾斜移動やジャミングは、ローラーが、図1及び図6のスライダエレメント等の移動するエレメント上で転動するのでなく、ウェッジドライブの定置エレメント上を転動する場合には、比較的容易に起こってしまう。しかしながら、原理的には、このような構成は可能であるが、図1乃至図6に示す構成の方が有利であるということがわかっている。
特に図4からわかるように、スライダエレメントの側面にはノッチが設けられており、即ち積極作用戻しデバイス60の第1部分61を受け入れることができる溝又は凹所が設けられている。凹所23は、有利には、積極作用戻しデバイス60の形状及び大きさと一致する。これにより、スライダエレメントの保持を更に改善できる。これは、凹所23内でクランプ状積極作用戻しデバイス60を横方向で保持できるためである。しかしながら、図4からわかるように、横方向ウェッジ80が、ノッチ、溝、又は凹所内に配置されている。この横方向ウェッジ80は、スライダエレメントに向かって突出した第1部分61の下側と係合し、横方向ウェッジ80上の突出部分に載る。これは、図5及び図6からわかる。横方向ウェッジ80は、製造時に発生する許容差の相違を補償できるように積極作用戻しデバイスの調節を行うことができるようにするのに役立つ。ウェッジドライブが確実に作動するように、ドライバーエレメントと積極作用戻しデバイスとの間の摺動遊隙を0.02mm又はそれ以下に設定できる。
横方向ウェッジ80にはスロット81が設けられており、このスロットによって、ねじ82又は他の固定手段によってスライダエレメントへの固定が行われる。これにより、スライダエレメントの装着後に所望の摺動隙間を設定できるように横方向ウェッジ80を横方向にずらすことができる。積極作用戻しデバイスは、その調節後、スライダエレメントに設定位置で固定される。このことは、特に、図8及び図9の積極作用戻しデバイス60の斜視図及びその平面図からわかる。更に、これらの図から、積極作用戻しデバイス60の全ての部分及び部品が詳細にわかる。これらの図は、更に、ローラー63及び突出部分69のスライディング表面68の形体を示す。
対称であるため、及びウェッジドライブが左側及び右側に負荷を均等に加えることにより積極作用戻しデバイス60を作動可能にするため、二つのこのような積極作用戻しデバイス60が図1乃至図6に示してある。しかしながら、原理的には、伝達されるべきプレス力について必要であれば、及び積極作用戻しデバイスの寸法を制限しようとする場合には、二つ以上のこのような積極作用戻しデバイス60を設けてもよい。例えば、各側部に二つづつ設けてもよい。原理的には、任意の他の所望の数の積極作用戻しデバイスをウェッジドライブに設けてもよい。これに関し、費用上の理由により、及び簡単にする目的のため、及び固定的に取り付けることができ取り外すことができるようにするため、通常は二つの積極作用戻しデバイスだけに本発明によるローラー又はローラー状エレメントを設けるので十分である。
ドライバーエレメントと積極作用戻しデバイスとの間の摺動遊隙を0.02mm及びそれ以下にすることより、後方プレス移動力を作動的に確実に支持できる。最終的には、スライダエレメントの実際の加工力の約10%の要求引っ込め力を発生するだけでよい。逆に、積極作用戻しデバイスは、このデバイスにより利用できる力が、スライダエレメントのプレス力の約10%を構成するように設計される。この力は、打ち抜きパンチ等の切断手段を加工物から引き出すのに必要な力であり、切断隙間に付着物が溜まると、切断手段の引き出しにおける困難性が更に大きくなる。
本発明による積極作用戻しデバイスを備えており且つ少なくとも一つのローラー又はローラー状エレメントを有するウェッジドライブの、上文中に説明し、特定の実施例に例示した形体の他、多くのこの他の変更が可能である。こうした変更では、少なくとも積極作用戻しデバイスは、戻しばね、詳細にはガス圧ばねを持たないように設計される。戻し手順をこの他の方法で補助することに関してその機能を提供するため、及びガス圧ばねで可能であるよりもできるだけ大きい力を加えることができるようにするため、積極作用戻しデバイスは、加えられるべき引っ込め力を最小にする少なくとも一つの他のデバイス、例えばウェッジドライブの一部の表面に当たって転動する上文中に言及したローラー又はローラー状エレメントを有する。これらのローラー又はローラー状エレメントが設けられている場合には、これらのローラー又はローラー状エレメントは、その場合、適当な寸法を備えており、ウェッジドライブの互いに対して移動自在の部品のクランプ係合を確実に支持するように積極作用戻しデバイスに配置できる。これは、加工方向に移動するウェッジドライブの部品を確実に且つ積極的に制御された態様で開始位置に再び戻すためである。このような一つ又はそれ以上のローラー又はローラー状エレメントを設けることに対する変形例では、戻しばねの代りに、ウェッジドライブの少なくとも一部に関して積極作用戻し作用を補助するのに役立つ、又は加えることができる引っ込め力を増大するのに役立つ、そのような目的に対して使用できる他のデバイスを設けてもよい。このようなデバイスは、例えば、転動摩擦を使用できる。転動摩擦は、摺動摩擦又は静摩擦の代りに、引っ込め移動方向に小さな力を加えることを必要とする。ドライバーエレメントと積極作用戻しデバイスはとの間に0.02mm又はそれ以下の小さな摺動遊隙を設定できるようにするため、横方向ウェッジを設けることの他に、積極作用戻しデバイスを、許容差を補償するように調節するための別のデバイスを提供することもできる。これは、積極作用戻しデバイス自体及び/又はスライダエレメント又はドライバーエレメントに設けることができる。
1 ウェッジドライブ
10 スライダガイドエレメント
20 スライダエレメント
21 開口部
22 開口部
23 凹所
30 ドライバーエレメント
31 外側面
32 階段状片持ち梁式突出部
33 丸みのある端領域
40 ガイドクランプ
41 保持突出部
42 保持突出部
43 ねじ
50 多角柱形ガイド
60 積極作用戻しデバイス
61 第1部分
62 第2部分
63 ローラー
64 ねじ
65 スピンドル
66 外縁部
67 外縁部
68 スライディング表面
69 突出部分
70 矢印(作用方向)
71 矢印(引っ込め方向)
72 中心線
80 横方向ウェッジ
81 スロット
82 ねじ
V 変位
d ローラー直径
b 60の幅
r 33の幅

Claims (13)

  1. 機械加工工具を設けることができる第1部品としてのスライダエレメント(20)と、第2部品としてのドライバーエレメント(30)とを含むウェッジドライブ(1)であって、これらのスライダエレメント(20)及びドライバーエレメント(30)は、互いに対して移動自在に配置されており、スライダエレメント(20)及びドライバーエレメント(30)と係合する少なくとも一つの積極作用戻しデバイス(60)と、前記スライダエレメント(20)に連結された第3部品(10)とが設けられたウェッジドライブ(1)において、
    前記ドライバーエレメント(30)と前記積極作用戻しデバイス(60)との間の許容差を補償するために積極作用戻しデバイス(60)を調節するための少なくとも一つのデバイスが設けられており、かつ、前記積極作用戻しデバイス(60)を調節するためのデバイスは、移動自在の横方向ウェッジ(80)を含む、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  2. 請求項1に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記前記積極作用戻しデバイス(60)を調節するためのデバイスは、ずらすことができる横方向ウェッジ(80)を含む、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  3. 請求項1又は2に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記少なくとも一つの積極作用戻しデバイス(60)は、前記スライダエレメント(20)及び前記ドライバーエレメント(30)間の転動摩擦に基づく連結部を有する、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  4. 請求項に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記少なくとも一つの積極作用戻しデバイス(60)は、前記スライダエレメント(20)の戻し移動を支持するため、及び/又は前記スライダエレメント(20)の戻し移動で加えることができる引っ込め力を増大するため、前記ウェッジドライブ(1)の前記ドライバーエレメント(30)の表面(31)上で転動するための少なくとも一つのローラー(63)又はローラー状エレメントを含む、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  5. 請求項2、又は4に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記積極作用戻しデバイス(60)は、前記ウェッジドライブ(1)の外側に配置されており、かつスライダエレメント(20)と係合する少なくとも一つの第1部分(61)と、ローラー(63)又はローラー状エレメントが設けられた、前記ドライバーエレメント(30)の表面(31)と係合する少なくとも一つの第2部分(62)とを有するクランプ状構造を備えている、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  6. 請求項に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記積極作用戻しデバイス(60)は、その第1部分(61)が前記スライダエレメント(20)に固定されており、その第2部分(62)が前記ドライバーエレメント(30)と力係止関係で係合し、前記第2部分(62)には、少なくともローラー(63)又は少なくとも一つのローラー状エレメントが設けられている、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  7. 請求項5、又は6に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記横方向ウェッジ(80)は、前記スライダエレメント(20)と係合する前記積極作用戻しデバイス(60)の第1部分(61)と、前記スライダエレメント(20)との間に配置されていることを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記調節デバイス(80)は前記スライダエレメント(20)に固定されていることを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  9. 請求項4乃至7のうちのいずれか一項に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記ローラー(63)又はローラー状エレメントは、前記積極作用戻しデバイス(60)の中心線(72)に関し、前記スライダエレメント(20)の前記加工方向(70)に向かう方向にずらして配置されている、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  10. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記ドライバーエレメント(30)の前記少なくとも一つの表面(31)は、丸みのある端領域(33)を有する、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  11. 請求項10に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記少なくとも一つのローラー(63)又は前記少なくとも一つのローラー状エレメントの直径(d)は、前記丸みのある端領域(33)の半径の少なくとも二倍と一致する、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  12. 請求項4乃至7のうちのいずれか一項に記載のウェッジドライブ(1)において、
    前記ローラー(63)又はローラー状エレメントは、その周囲が前記積極作用戻しデバイス(60)の前記外縁部(66、67)を越えて延びている、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
  13. 請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載のウェッジドライブ(1)において、
    比較的大きな力を支持するための摺動案内を行うための少なくとも一つのデバイス(68)が設けられている、ことを特徴とするウェッジドライブ(1)。
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