JP2004008703A - 遊技場の顧客分析用データベース作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが独自に数値を設定したり、加工データを算出するための計算式を設定して会員の遊技趣向性を分析するためのデータベースを作成すること。
【解決手段】会員分析を行う指定期間の設定入力と、カスタムデータの設定入力とを受け付ける。カスタムデータの設定入力は、設定するデータのデータ名及び該データを算出するための計算式を入力する。管理コンピュータは、指定期間に該当する使用金額と、アウト及びセーフを含む遊技データを集計すると共に、遊技回数、来店回数及び遊技機種数をカウントする。データを算出するための計算式に従って設定されたカスタムデータを求め、会員識別情報と、集計した使用金額及び遊技データと、カウントして求めた遊技回数、来店回数及び遊技機種数と、データ名及び求めたカスタムデータとを一緒に記憶する会員分析用データ記憶ファイルを作成する。
【選択図】       図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、会員登録された会員が遊技台で遊技したことに起因して発生する各遊技台毎の遊技履歴データと使用金額データとに基いて、会員の趣向を分析するためのデータを作成する遊技場の顧客分析用データベース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ホールにおいては会員を募り、会員登録者に会員IDを記憶した会員カード等を与えている。会員は、遊技台で遊技する際に、会員カードを遊技台に対応付けされたカードリーダ(例えば、台間端末に設けられている)に読み取らせる。ホールは、読み取った会員IDに対応付けて遊技機種やアウト数、セーフ数、大当り回数(特賞回数)等の遊技履歴データを管理コンピュータに記憶することで会員の遊技履歴を管理している。また、管理コンピュータにおいて会員毎の遊技履歴データを表示、或いは帳票等に印字出力し、ユーザが出力結果を確認することによって会員の遊技趣向を分析し、ホールの運営に役立てている。
【0003】
しかしながら、従来の管理コンピュータには、会員毎の遊技履歴データを基に、ユーザが独自に数値を加工したり、加工データを算出するための計算式を設定して加工データを作成する機能がないために、会員の動向を把握するのに労力と時間を要し、今一つ会員の遊技趣向性を分析することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、会員毎の遊技履歴データを基に、ユーザが独自に数値を設定したり、加工データを算出するための計算式を設定して会員の遊技趣向性を分析するためのデータベースを作成することのできる遊技場の顧客分析用データベース作成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の遊技場の顧客分析用データベース作成装置は、会員識別情報別に、その会員の遊技状況を含む遊技履歴データを記憶した会員別遊技履歴ファイルを備え、管理コンピュータが前記会員別遊技履歴ファイルを管理するものであって、上記課題を解決するために、前記管理コンピュータは、会員分析を行う指定期間の設定入力と、標準データを表示してカスタムデータの設定入力とを受け付け、前記カスタムデータの設定入力は、前記表示されている標準データの各項目のうち少なくとも2つを用いた計算式の設定入力であり、前記指定期間及び前記カスタムデータの設定入力が行われると、前記管理コンピュータは、前記会員別遊技履歴ファイルから前記指定期間に該当する遊技履歴データを前記会員識別情報毎に抽出し、抽出した会員識別情報毎の遊技履歴データを集計し、前記計算式に従ってカスタムデータを求め、少なくとも前記会員識別情報と求めたカスタムデータとを一緒に記憶する会員分析用データ記憶ファイルを作成するデータベース作成手段を備えることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の遊技場の顧客分析用データベース作成装置は、会員識別情報別に、その会員の遊技状況を含む遊技履歴データを記憶した会員別遊技履歴ファイルを備え、管理コンピュータが前記会員別遊技履歴ファイルを管理するものであって、上記課題を解決するために、前記管理コンピュータは、会員分析を行う指定期間の設定入力と、標準データを表示してカスタムデータの設定入力とを受け付け、前記カスタムデータの設定入力は、前記表示されている標準データの各項目のうち少なくとも2つを用いた計算式の設定入力であり、前記指定期間及び前記カスタムデータの設定入力が行われると、前記管理コンピュータは、前記会員別遊技履歴ファイルから前記指定期間に該当する遊技履歴データを前記会員識別情報毎に抽出し、抽出した会員識別情報毎の遊技履歴データに基いて、遊技回数、来店回数、遊技機種数のうち少なくとも1つをカウントし、前記計算式に従ってカスタムデータを求め、前記会員識別情報とカウントした値及びカスタムデータとを一緒に記憶する会員分析用データ記憶ファイルを作成するデータベース作成手段を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の遊技場の顧客分析用データベース作成装置は、会員識別情報別に、その会員が遊技した各遊技台についての月日、時間、台識別情報、少なくともアウトを含む遊技が行われたことによって発生する遊技データ及び使用金額を一緒に記憶した会員別遊技履歴ファイルを備え、管理コンピュータが前記会員別遊技履歴ファイルを管理するものであって、前記管理コンピュータは、会員分析を行う指定期間の設定入力と、標準データとして少なくとも前記使用金額、アウト、遊技回数の各項目を表示してカスタムデータの設定入力とを受け付け、前記カスタムデータの設定入力は、前記表示されている標準データの各項目のうち少なくとも2つを用いた計算式の設定入力であり、前記指定期間及び前記カスタムデータの設定入力が行われると、前記管理コンピュータは、前記会員別遊技履歴ファイルから前記指定期間に該当する遊技履歴データを前記会員識別情報毎に抽出し、抽出した会員識別情報毎の遊技履歴データに基いて、前記使用金額と、少なくともアウトを含む遊技データを集計すると共に、遊技回数、来店回数、遊技機種数のうち少なくとも1つをカウントし、当該会員識別情報の遊技履歴データがなくなると、前記計算式に従ってカスタムデータを求め、前記会員識別情報と、集計した前記使用金額及び前記遊技データと、カウントして求めた前記遊技回数、来店回数及び遊技機種数のうちの少なくとも1つと、前記カスタムデータとを一緒に記憶する会員分析用データ記憶ファイルを作成するデータベース作成手段を備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の遊技場の顧客分析用データベース作成装置を含む遊技履歴収集システムの実施形態に係るブロック図である。遊技履歴収集システム1は、管理室或いは事務所等に設置された管理コンピュータ2、遊技場内に複数設置された遊技台(例えば、パチンコ遊技機やメダル式遊技機)3、各遊技台1台毎に対応して配備された各カードユニット4、各遊技台3と管理コンピュータ2とを双方向データ通信可能に接続するLAN5、各カードユニット4と管理コンピュータ2とを双方向データ通信可能に接続するLAN6、管理コンピュータ2にデータ通信可能に接続されたデータ記憶サーバ9を備えている。
【0009】
なお、以下に説明する実施形態においては、請求項1に記載の会員別遊技履歴データベース及び会員分析用データ記憶ファイルは、データ記憶サーバ9で構成してある。
【0010】
複数の遊技台3は、島と呼ばれるグループに分けられている。各遊技台3は、複数台の単位で通信端末7にデータ通信可能に接続されている。なお、この実施形態では、2台の遊技台が1つの通信端末7にデータ通信可能に接続されている。各通信端末7は、各島に設けられたルータ8及びLAN5を介して管理コンピュータ2に接続されている。
【0011】
管理コンピュータ2は、例えば、パソコン(パソコン本体、ディスプレイ装置、キーボード装置、マウス、プリンタを有する)で構成される。遊技台3毎に配設されたカードユニット4は、遊技台3と通信接続されると共に、LAN6を介して管理コンピュータ2に通信接続されている。この実施形態のカードユニット4は、図示していないがプリペイドカード挿入口と会員カード挿入口とを備えるものであり、遊技者が遊技を行うために使用した使用金額と、遊技者が会員登録された会員である場合、会員識別データである会員IDとを管理コンピュータ2に送信する。
【0012】
図2は、データ記憶サーバ9の記憶構成を示す図である。データ記憶サーバ9には、少なくとも、遊技台3毎に管理される遊技台別遊技履歴ファイルと、会員別に管理される会員別遊技履歴ファイルと、会員登録ファイル、遊技台登録ファイルと、会員分析(顧客分析と同義)用データ記憶ファイルとが設けられている。なお、遊技台別遊技履歴ファイル、会員登録ファイル及び遊技台登録ファイルについては、本発明の要旨に直接係るものではないので、詳細は図示していない。
【0013】
遊技台別遊技履歴ファイルには、遊技台毎にデータ記憶エリアが設けられている。なお、各遊技台毎のデータ記憶エリアの1レコードは、月日、時間、会員ID、遊技データとしてのアウト、セーフ、特賞、始動の各記憶領域で構成されている。各遊技台毎のデータ記憶エリアには、管理コンピュータ2から送られた各データが所定時間毎に記憶される。会員登録ファイルのデータ記憶エリアの1レコードは、会員ID、会員の氏名、会員の住所、会員の連絡先(電話番号やメールアドレス等)の各記憶領域で構成されているが、ホールにおいて会員登録を行う場合にこのようなファイル構成は周知であるので図示していない。遊技台登録ファイルのデータ記憶エリアの1レコードは、設置されている遊技台の台番号、遊技台の機種を表す機種情報(例えば、機種コード或いは機種ID)、ホールに設置された日付の各記憶領域で構成されている。
【0014】
図3は、会員別遊技履歴ファイルのデータフォーマット(データの記憶状態)の一態様を示す図である。会員別遊技履歴ファイルは、会員識別情報(本実施形態では会員IDとして説明する)別に、その会員が遊技した各遊技台について、月日、遊技した時間、台識別情報、機種情報、設置日数、遊技履歴データ及び使用金額データを一緒に記憶したものである。会員別遊技履歴ファイルは、会員ID毎にデータ記憶エリアが設けられている。なお、本実施形態では、会員登録されている会員は、会員IDが「00001」からのm人であるものとする。会員ID毎のデータ記憶エリアの1レコードは、月日、時間、台識別情報としての台番号、遊技台の機種を表す機種情報(例えば、機種コード或いは機種ID)、設置日数、遊技が行われたことによって発生する遊技データとしてのアウト、セーフ、差玉、特賞回数及び始動数、金額データとしての使用金額の各記憶領域で構成されている。
【0015】
上述のデータのうち、「月日」は会員が遊技を行った月日を示し、「時間」は会員が遊技を行った遊技時間帯を示す。また、「台番号」は会員が遊技を行った遊技台の番号を示し、「機種コード」は会員が遊技を行った遊技台の機種(例えば、CR****を表す5桁のコード番号等)を表している。「設置日数」は、会員が遊技を行った遊技台がホールに設置されてからの経過日数を示す。なお、「設置日数」は、遊技台が設置されてからの経過月日を、1日を最少単位として表しているもので、本発明においては「日数」そのものに限定されるものではなく、「週数」或いは「月数」を含むものである。「アウト」は会員が遊技台で投入した遊技媒体数(例えば、打ち込んだパチンコ玉数)を示し、「セーフ」は、会員に遊技台から払い出された遊技媒体数(例えば、賞球として払い出されたパチンコ玉数)を示し、「差玉」は「セーフ」と「アウト」との差、本実施形態では会員が得た遊技媒体数としてあり、即ち、「セーフ」から「アウト」を差し引いた数を表す。「特賞回数」はその遊技台における特別遊技状態(例えば、大当り遊技)の回数を表し、「始動数」はその遊技台における図柄変動の回数を表す。また、「使用金額」は、会員がその遊技台に使用した金額を示す。なお、図3においては、会員ID「00001」の会員についての遊技履歴データを示す例である。
【0016】
図4は、会員分析用データベースとなる会員分析用データ記憶ファイルのデータフォーマット(データの記憶状態)の一態様を示す図である。会員分析用データ記憶ファイルは、会員ID毎にデータ記憶エリアが設けられている。また、会員分析用データ記憶ファイルのデータ記憶エリアの内容は、指定された期間(例えば、10月1日〜10月31日)の図3の会員別遊技履歴ファイルの各遊技履歴データに基いて作成される。会員分析用データ記憶ファイルの1レコード(1つのデータ記憶エリア)の内容は、会員IDと、会員別遊技履歴ファイルの各データに基いて必ず作成される標準データ記憶領域と、ユーザによる設定に基いて作成されるカスタムデータ記憶領域とに区分される。
【0017】
標準データ記憶領域は、来店回数、遊技回数、遊技機種数、アウト、セーフ、差玉、特賞回数、始動数の各記憶領域で構成されている。なお、本実施形態では、会員別遊技履歴ファイルの各データに基いて来店回数、遊技回数、遊技機種数、アウト、セーフ、差玉、特賞回数、始動数を集計して作成するようにしているが、本発明において、これら全ての項目が必須ではない。例えば、差玉、特賞回数、始動数は、本発明において必ずしも必須ではない。
【0018】
上述のデータのうち、「来店回数」は、異なる月日について会員が何回来店したかを表し、会員別遊技履歴ファイルの遊技履歴データの月日について異なるものをカウントして来店回数とする。「遊技回数」は、会員が何回遊技したかを表し、会員別遊技履歴ファイルの遊技履歴データのデータ数をカウントして遊技回数とする。「遊技機種数」は、会員が遊技を行った遊技台の機種数を表し、会員別遊技履歴ファイルの遊技履歴データの機種コードについて異なるものをカウントして遊技機種数とする。なお、「アウト」、「セーフ」、「差玉」、「特賞回数」、「始動数」については、会員別遊技履歴ファイルの遊技履歴データの各対応項目についてのデータの集計値となる。
【0019】
カスタムデータ記憶領域は、ユーザが独自に必要とするデータのデータ名と、該データを算出するための計算式とを設定した場合に、設定された計算式に従って作成されたデータが記憶される領域である。また、カスタムデータ記憶領域の各データは、標準データ記憶領域の各データの組み合わせに基いて作成される。例えば、「一回の平均使用金額」は、会員が1回の来店で使用する平均金額を表し、計算式「使用金額÷来店回数」で作成される。なお、「一回の平均使用金額」は、会員が1回の遊技で使用する平均金額とし、計算式「使用金額÷遊技回数」で作成される場合もある。また、「稼動単価」は、1円当りの打ち込み数を表しており、計算式「アウト÷使用金額」で作成される。さらに、「機種ロイヤリティ」は、1回の遊技に対してどれだけの機種が遊技されているのかを表しており、計算式「遊技機種数÷遊技回数」で作成される。
【0020】
図5は、図4の会員分析用データ記憶ファイル(会員分析用データベース)の作成時に、管理コンピュータ2の表示画面に表示される会員分析用データ作成・項目設定画面の一表示態様である。会員分析用データ作成・項目設定画面には、会員分析用データを作成する期間を指定する旨が表示され、標準データとしての各項目、即ち、a:使用金額、b:アウト、c:セーフ、d:差玉、e:特賞回数、f:始動数、g:遊技回数、h:来店回数、i:遊技機種数とこれら1つ1つに対応するチェックボックスが表示されると共に、表示するデータを選択する旨が表示される。さらに、カスタムデータとして、必要なデータのデータ名とその計算式を設定する旨が表示されると共に、データ名及びその計算式の設定入力とこれら1つ1つに対応するチェックボックスが複数個(本実施形態では4つまで)、表示される。またさらに、画面中央下部に、作成開始ボタンが表示されている。
【0021】
図6は、会員分析用データ作成・項目設定画面における項目設定の一例を示す図である。図6に示す例では、会員分析用データを作成する期間として、例えば、2001年10月1日〜2001年10月31日を指定した例を示している。また、標準データについて、表示するデータを選択する場合には、項目名を指定入力(例えば、マウスでクリックする等)すると、該当する項目のチェックボックス内にチェックマークが表示される。図6に示す例では、表示するデータとして、a:使用金額、b:アウト、c:セーフ、g:遊技回数、h:来店回数、i:遊技機種数を選択した例を示している。なお、標準データについては、項目aの使用金額から項目iの遊技機種数までの全ての項目についてデータを作成して、作成したデータを会員分析用データ記憶ファイルに記憶するが、必要と考える項目をユーザが独自に選んで指定できるように、会員分析用データ作成終了時、選択指定したデータのみを画面表示するようにしている。
【0022】
カスタムデータの設定において、カスタムデータが不用である場合は、データ名及びその計算式の設定を全て(4つ分)削除する。また、カスタムデータの設定を行う場合は、データ名の入力ボックスに、キーボードから「データ名」を入力し、次いで、計算式の入力ボックスに、キーボードからデータを算出するための「計算式」を入力する。なお、計算式の具体的な設定は、標準データとして表示されている各項目のうちから選ばれる2つ以上の組み合わせにより、各項目に付された記号a〜iと四則演算記号「+、−、×、÷」と場合により括弧を用いる。本実施形態では、データ名及びその計算式を最高4つまで設定することが可能となっている。また、カスタムデータのデータ名及びその計算式を設定すると、設定したデータのチェックボックス内にチェックマークが表示される。
【0023】
なお、図6に示す例では、カスタムデータとして、「一回の平均使用金額」及びその計算式「使用金額÷来店回数」と、「稼動単価」及びその計算式「アウト÷使用金額」と、「機種ロイヤリティ」及びその計算式「遊技機種数÷遊技回数」との3つが設定された例を示している。そして、指定期間、標準データの表示項目の設定、カスタムデータについてのデータ名及び計算式に関する設定を完了した時点で、作成開始ボタンを入力すると(マウス等により作成開始ボタンをクリックすると)、これらの設定に基いて、会員分析用データ作成処理が開始される。
【0024】
次に、管理コンピュータ2が実行する会員分析用データ処理について説明する。図7は管理コンピュータ2が実行する会員分析用データ処理のメインルーチンを示すフローチャートである。会員分析用データ処理は、会員分析用データ作成のための項目設定処理(ステップS01)、次いで行われる標準データ作成処理(ステップS02)、次いで行われる会員分析用データ表示処理(ステップS03)で構成される。なお、カスタムデータの作成と表示に関する処理は、ステップS03の会員分析用データ表示処理で行われる。
【0025】
図8乃至図9は、管理コンピュータ2が実行する項目設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2は、項目設定処理を開始すると、まず、図5に示すような会員分析用データ作成・項目設定画面(以下、単に項目設定画面という)を表示する(ステップS10)。次いで、管理コンピュータ2は、項目設定画面において、会員分析用データを作成する対象となる指定期間の開始月日の入力を受け付ける(ステップS11)。オペレータによりキーボードから開始月日が入力されると、管理コンピュータ2は、図14に示すようなRAMに確保された設定項目記憶領域の開始月日記憶エリアに設定入力された開始月日を記憶する(ステップS12)。なお、例えば、開始月日として2001年10月1日が設定されたものとする。
【0026】
ここで、RAMに確保された設定項目記憶領域について説明する。設定項目記憶領域は、項目設定処理において設定入力されうる各設定データを記憶するためのものである。設定項目記憶領域の内訳は、会員分析用データの指定期間を記憶するための開始月日及び終了月日の各記憶エリア、標準データの項目a〜項目iの表示する/表示しないの設定状態を記憶するための項目a乃至項目iのそれぞれについての表示フラグ、カスタムデータの最高4つまでの設定に関する第1番目〜第4番目の各設定データ記憶エリアで構成されている。また、カスタムデータの第1番目〜第4番目の各設定データ記憶エリアの内容は、カスタムデータの設定あり/設定なしを表すための設定フラグ(例えば、第1番目に対応して設定フラグ1と記している)、データ名を記憶するためのデータ名記憶エリアおよび該データを算出するための計算式を記憶するための計算式記憶エリアで構成されている。なお、設定項目記憶領域の各データ記憶エリアは、項目設定処理の開始時点においては全てクリアされているものとする。
【0027】
図8のフローチャートに戻り、管理コンピュータ2は開始月日を記憶すると、次に、指定期間の終了月日の入力を受け付ける(ステップS13)。オペレータによりキーボードから終了月日が入力されると、管理コンピュータ2は、前記の終了月日記憶エリアに設定入力された終了月日を記憶する(ステップS14)。なお、例えば、終了月日として2001年10月31日が設定されたものとする。
【0028】
管理コンピュータ2は終了月日を記憶すると、標準データの項目a〜項目iの表示する/表示しないの設定入力を受け付ける(ステップS15)。管理コンピュータ2は設定入力があるか否かを判別し(ステップS16)、設定入力があると、設定入力された項目に対応する表示フラグをセットし(ステップS17)、当該項目のチェックボックス内にチェックマークを表示する(ステップS18)。なお、設定入力の具体的な方法は、例えば、マウス等で項目名をクリックする。一例をあげると、「項目a:使用金額」に対して設定入力が行われると、項目aの表示フラグがセットされ、項目aのチェックボックス内にチェックマークが表示される。また、既に、チェックボックス内にチェックマークが表示されている項目に対して再度設定入力が行われると、設定入力された項目に対応する表示フラグをクリアし(ステップS17)、当該項目のチェックボックス内に表示されているチェックマークを消去する(ステップS18)。管理コンピュータ2は、ステップS18の処理を終えるとステップS19に進む。また、ステップS16にて、設定入力がないと判別した場合もステップS19に進む。
【0029】
管理コンピュータ2は、ステップS19に進むと、カスタムデータの設定入力を受け付け(ステップS19)、カスタムデータの設定入力があるか否かを判別する(ステップS20)。管理コンピュータ2はカスタムデータの設定入力がある場合にはステップS22に移行する一方、カスタムデータの設定入力がない場合にはステップS21に進み、作成開始ボタンへの操作入力があるか否かを判別し(ステップS21)、作成開始ボタンへの操作入力がない場合、ステップS15に戻る。従って、項目設定画面において、標準データの表示設定入力と、カスタムデータの設定入力と、作成開始ボタンへの操作入力とが何れもない場合、ステップS15、ステップS16を偽、ステップS19、ステップS20を偽、ステップS21を偽、ステップS15で形成される処理ループを繰り返す。また、標準データの表示設定入力があれば、前述のステップS17〜ステップS18を行い、標準データの表示設定が行われる。
【0030】
ステップS20にて、カスタムデータの設定入力があると、管理コンピュータ2はステップS22に移行する。なお、カスタムデータの設定入力の具体的な方法は、例えば、マウス等で「データ名」をクリックする。また、本実施形態の場合、カスタムデータの設定入力は最高4つまで可能であって「データ名」が第1番目〜第4番目までの4つが表示されているため、画面上の表示位置の相違により、第何番目であるかを特定する(ステップS22)。
【0031】
管理コンピュータ2は、第1番目〜第4番目までの何れかであると特定すると、当該番目の設定フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS23)。一例をあげると、第1番目の「データ名」に対して設定入力が行われると、設定フラグ1がセットされているか否かを判別する。当該番目の設定フラグがセットされていない場合、当該番目のデータ名及び計算式は未設定となり、管理コンピュータ2は、データのデータ名及びデータを算出するための計算式の入力を受け付ける(ステップS24)。オペレータによりキーボードからデータ名と計算式とが入力されると、管理コンピュータ2は、当該番目のデータ名記憶エリアに設定入力されたデータ名を記憶し、当該番目の計算式記憶エリアに設定入力された計算式を記憶する(ステップS25)。そして、当該番目の設定フラグをセットし(ステップS26)、当該データのチェックボックス内にチェックマークを表示する(ステップS27)。管理コンピュータ2は、ステップS27の処理を終えるとステップS15に戻る。従って、前述の処理ループに戻る。
【0032】
一方、ステップS23にて、当該番目の設定フラグがセットされている場合、当該番目のデータ名及び計算式は設定済みであり、当該データのチェックボックス内にチェックマークが表示され、データ名及び計算式も画面に表示されている。この場合、当該番目のカスタムデータの設定を削除するための処理を管理コンピュータ2は行う。即ち、管理コンピュータ2は、当該番目のデータ名記憶エリアを0クリアし、当該番目の計算式記憶エリアを0クリアする(ステップS28)。そして、当該番目の設定フラグを0クリアし(ステップS29)、当該データのチェックボックス内に表示されているチェックマークを消去する(ステップS30)。管理コンピュータ2は、ステップS30の処理を終えるとステップS15に戻る。従って、前述の処理ループに戻る。従って、カスタムデータの設定入力があれば、前述のステップS22〜ステップS27或いはステップS22、ステップS23〜ステップS30を行い、再度のカスタムデータの設定入力が行われる。
【0033】
ステップS21にて、作成開始ボタンへの操作入力がある場合、管理コンピュータ2は、項目設定処理を終えて会員分析用データ処理のメインルーチンに戻り、ステップS02の標準データ作成処理に進む。
【0034】
図10は、管理コンピュータ2が実行する標準データ作成処理のサブルーチンを示すフローチャートである。標準データ作成処理を開始すると、管理コンピュータ2は、会員ID「00001」をセットし(ステップS40)、図3に示す会員別遊技履歴ファイルの当該会員IDに関する記憶データエリアを特定する(ステップS41)。次いで、管理コンピュータ2は、各種データの集計に使用する各カウンタを0クリアし(ステップS42)、特定した当該会員IDに関する記憶データエリアにおける各ファイルデータを指定するためのデータ検索指標iを1にセットし(ステップS43)、ステップS44に進み、データ検索指標iで指定される当該会員IDのファイルデータを参照する(ステップS44)。
【0035】
管理コンピュータ2は、ステップS45に進み、参照した当該会員IDのファイルデータ(以下、単に参照データという)の月日が指定期間の開始月日よりも前か否かを判別する(ステップS45)。この例では、開始月日は10月1日としている。参照データの月日が、例えば、9月30日であれば、指定期間の開始月日よりも前であり、この場合には、ステップS45を真と判別し、ステップS58に移行してデータ検索指標iの値を1つアップし(ステップS58)、再びステップS44に戻ってデータ検索指標iで指定される次の当該会員IDのファイルデータを参照する(ステップS44)。
【0036】
一方、参照データの月日が、例えば、10月1日であれば、指定期間の開始月日よりも前ではなく、この場合には、ステップS45を偽と判別し、ステップS46に進み、参照データの月日が指定期間の終了月日よりも後か否かを判別する(ステップS46)。この例では、終了月日は10月31日としている。参照データの月日が、今の例では、10月1日であるので、指定期間の終了月日よりも後ではなく、この場合には、ステップS46を偽と判別し、ステップS47に進む。
【0037】
管理コンピュータ2は、ステップS47に進むと、当該会員について標準データの各項目の集計を行う。すなわち、参照データの使用金額を使用金額カウンタ(当該会員の使用金額に相当)に加算し(ステップS47)、参照データのアウトをアウトカウンタ(当該会員のアウトに相当)に加算し(ステップS48)、参照データのセーフをセーフカウンタ(当該会員のセーフに相当)に加算し(ステップS49)、参照データの差玉を差玉カウンタ(当該会員の差玉に相当)に加算し(ステップS50)、参照データの特賞回数を特賞回数カウンタ(当該会員の特賞回数に相当)に加算し(ステップS51)、参照データの始動数を始動数カウンタ(当該会員の始動数に相当)に加算し(ステップS52)、遊技回数カウンタの現在値に1を加算して遊技回数をカウントし(ステップS53)、ステップS54に進む。
【0038】
ステップS54に進むと、管理コンピュータ2は、参照データの月日が前回の(1回前に参照した参照データの)月日と同じであるか否かを判別する(ステップS54)。参照データの月日が前回の月日と同じでなければ、ステップS55に進み、来店回数カウンタの現在値に1を加算して来店回数をカウントし(ステップS55)、フローチャートには図示していないが、参照データの月日を前回月日として記憶し、ステップS56に進む。一方、参照データの月日が前回の月日と同じであれば、フローチャートには図示していないが、参照データの月日を前回月日として記憶するだけで、ステップS56に進む。従って、参照データの月日が前回の月日と同じでない場合、来店回数をカウントし、参照データの月日が前回の月日と同じである場合、来店回数はカウントしない。
【0039】
ステップS56に進むと、管理コンピュータ2は、参照データの機種コードが前回以前の(指定期間内の前回までに参照した参照データの)機種コードと同じであるか否かを判別する(ステップS56)。換言すれば、参照データの機種コードと同じ機種コードが前回までに参照した機種コードの中に存在するか否かを判別する。例えば、参照データの機種コードが「00001」であり、前回以前の機種コードが、例えば、「00005」、「00002」、「00003」である場合、参照データの機種コードが前回以前の機種コードと同じではなく、この場合には、ステップS57に進み、遊技機種カウンタの現在値に1を加算して遊技機種数をカウントし(ステップS57)、フローチャートには図示していないが、参照データの機種コードを前回以前に参照した機種コードとして記憶し、ステップS58に進む。一方、例えば、参照データの機種コードが「00005」であり、前回以前の機種コードが、例えば、「00005」、「00002」、「00003」である場合、参照データの機種コードが前回以前に参照した機種コードの中に存在する。この場合には、ステップS56を真と判別し、ステップS58に進む。
【0040】
ステップS58に進むと、管理コンピュータ2は、データ検索指標iの値を1つアップし(ステップS58)、再びステップS44に戻ってデータ検索指標iで指定される次の当該会員IDのファイルデータを参照する(ステップS44)。参照データの月日が指定期間内であれば、ステップS45を偽、ステップS46を偽と判別し、前述のステップS47〜ステップS53、ステップS54〜ステップS58に至る処理を行う。このようにして、当該会員IDについて、指定期間内の標準データの各項目についての集計を行う。
【0041】
会員別遊技履歴ファイルにおける当該会員IDに関する記憶データエリアにおける各ファイルデータは、月日の古い順で記憶されている。管理コンピュータ2が当該会員IDのファイルデータを順次参照していくと、参照データの月日が指定期間の終了月日よりも後になる。この例では、終了月日は10月31日としてあり、参照データの月日が、例えば、11月1日である場合、指定期間の終了月日よりも後であり、この場合には、ステップS46を真と判別し、ステップS59に移行する。
【0042】
管理コンピュータ2は、ステップS58に進むと、集計を行った各カウンタの現在値を当該会員IDの標準データとして会員分析用データ記憶ファイル(図4参照)に記憶する。即ち、会員分析用データ記憶ファイルの1レコード中の会員ID記憶エリアに当該会員IDを記憶し、また、標準データ記憶領域に、来店回数カウンタ、遊技回数カウンタ、遊技機種数カウンタ、アウトカウンタ、セーフカウンタ、差玉カウンタ、特賞回数カウンタ、始動数カウンタの各値を記憶する(ステップS58)。
【0043】
管理コンピュータ2は、ステップS58の処理を終えると、会員IDを次の会員IDに更新し(ステップS60)、例えば、現在の会員ID「00001」であれば、次の会員ID「00002」に更新し、更新した会員IDが存在するか否かを判別する(ステップS61)。更新した会員IDが存在する場合には、ステップS41に戻り、会員別遊技履歴ファイルの更新した会員IDに関する記憶データエリアを特定し(ステップS41)、各種データの集計に使用する各カウンタを0クリアし(ステップS42)、特定した当該会員IDに関する記憶データエリアにおける各ファイルデータを指定するためのデータ検索指標iを1にセットし(ステップS43)、ステップS44に進み、データ検索指標iで指定される当該会員IDのファイルデータを参照する(ステップS44)。このようにして、会員登録されている全ての会員IDについて、指定期間内の会員分析用データのうちの標準データを作成する。そして、管理コンピュータ2は、ステップS61にて、更新した会員IDが存在しないと判別した場合には、即ち、ステップS61を偽と判別した場合には、標準データ作成処理を終えて会員分析用データ処理のメインルーチンに戻り、ステップS03の会員分析用データ表示処理に進む。
【0044】
なお、会員が指定期間内に1度も来店しなかった場合、換言すれば、会員が指定期間内に1度も遊技しなかった場合、会員別遊技履歴ファイルに指定期間内の当該会員のファイルデータは存在しない。従って、当該会員IDについては、ステップS46の判別処理が1度も偽となることなく(集計に関わるステップS47〜ステップS57は一度も行われない)、ステップS46を真と判別することになる。従って、ステップS58においては、会員分析用データ記憶ファイルに当該会員IDのみが記憶され、各カウンタの値が全て「0」のため、標準データは、全て「0」が記憶されることになる。
【0045】
図11は、管理コンピュータ2が実行する会員分析用データ表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。会員分析用データ表示処理を開始すると、管理コンピュータ2は、まず、図13に示すような会員分析用データ表示画面を表示し(ステップS70)、会員分析用データ表示画面において指定期間(開始月日及び終了月日)を表示する(ステップS71)。次いで、管理コンピュータ2は、会員ID「00001」をセットし(ステップS72)、ステップS02の処理にて既に標準データが記憶されている会員分析用データ記憶ファイルの当該会員IDに関する記憶データ(標準データ記憶領域)を参照する(ステップS73)。
【0046】
次いで、管理コンピュータ2は、会員分析用データ表示画面において当該会員IDを表示し(ステップS74)、標準データの項目a〜項目iについての表示フラグを参照して表示フラグがセットされている項目について(図14参照)、会員分析用データ表示画面にその項目名を表示すると共に、当該会員IDの標準データ記憶領域の項目データを表示する(ステップS75)。
【0047】
なお、図13は図6に示した標準データの設定例についての表示例であり、指定期間として、2001年10月1日〜2001年10月31日が表示され、標準データの項目名の表示については、使用金額、アウト、セーフ、遊技回数、来店回数、遊技機種数が表示される。また、例えば、会員ID「00001」の標準データとして、使用金額「12,000」、アウト「24,350」、セーフ「23,440」、遊技回数「3」、来店回数「2」、遊技機種数「2」が表示される。
【0048】
管理コンピュータ2は、ステップS75の処理を行うと、ステップS76に進み、参照した当該会員IDの標準データ記憶領域の遊技回数が「0」より大きいか否かを判別する。即ち、指定期間内に当該会員が遊技したか否かを判別する(ステップS76)。参照データの遊技回数が「0」より大きい場合、管理コンピュータ2はステップS76を真と判別してステップS77に進み、カスタムデータ作成&表示処理を行い(ステップS77)、カスタムデータ作成&表示処理を終えるとステップS78に進む。一方、参照データの遊技回数が「0」である場合、管理コンピュータ2はステップS76を偽と判別し、直接ステップS78に移行する。従って、遊技回数が「0」である場合、カスタムデータ作成&表示処理は行われない。なお、カスタムデータ作成&表示処理については後述する。
【0049】
ステップS78に進むと、管理コンピュータ2は、会員IDを次の会員IDに更新し(ステップS78)、更新した会員IDが存在するか否かを判別する(ステップS79)。更新した会員IDが存在する場合には、ステップS73に戻り、会員分析用データ記憶ファイルの更新した当該会員IDに関する記憶データ(標準データ記憶領域)を参照する(ステップS73)。このようにして、会員登録されている全ての会員IDについて、指定期間内に作成した会員分析用データのうちの標準データを会員分析用データ表示画面に表示する。カスタムデータの設定がある場合には、カスタムデータの作成と表示が行われる。そして、管理コンピュータ2は、ステップS79にて、更新した会員IDが存在しないと判別した場合には、即ち、ステップS79を偽と判別した場合には、会員分析用データ表示処理を終えて会員分析用データ処理のメインルーチンに戻る。
【0050】
次に、カスタムデータ作成&表示処理について説明する。図12は、管理コンピュータ2が実行するカスタムデータ作成&表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。カスタムデータ作成&表示処理を開始すると、管理コンピュータ2は、図14の設定項目記憶エリアのカスタムデータ1(第1番目のカスタムデータの意味)についての設定フラグ1を参照し、設定フラグ1がセットされているか否かにより、カスタムデータ1の設定があるか否かを判別する(ステップS80)。設定フラグ1がクリアされている場合には、管理コンピュータ2は、カスタムデータ1の設定なしと判別してステップS84に移行する。
【0051】
一方、設定フラグ1がセットされている場合には、管理コンピュータ2は、カスタムデータ1の設定ありと判別し、ステップS81に進み、設定項目記憶エリアのカスタムデータ1についての計算式記憶エリアに記憶されている計算式に基いて、データを算出する(ステップS81)。例えば、設定項目記憶エリアのカスタムデータ1についてのデータ名が「機種ロイヤリティ」であるとする。「機種ロイヤリティ」を算出するための計算式は、「項目i÷項目g」であり、カスタムデータ1についての計算式記憶エリアには、計算式「i÷g」が記憶されている。管理コンピュータ2は、会員分析用データ記憶ファイルの当該会員IDに関する標準データ記憶領域を参照し、項目iに対応する遊技機種数データを項目gに対応する遊技回数データで割り、機種ロイヤリティを算出する。会員ID「00001」の例では、遊技機種数データ「2」を遊技回数データ「3」で割ることになり、機種ロイヤリティ「0.67」が算出される。
【0052】
次いで、管理コンピュータ2は、ステップS81の処理により算出したデータを会員分析用データ記憶ファイルの当該会員IDに関するカスタムデータ記憶領域のカスタムデータ1の記憶エリアに記憶する(ステップS82)。次いで、管理コンピュータ2は、設定項目記憶エリアのカスタムデータ1についてのデータ名と計算式で算出したカスタムデータ1を会員分析用データ表示画面の当該会員IDの箇所に表示し(ステップS83)、ステップS84に進む。なお、図13は図6に示したカスタムデータの設定例とは異なる表示例である。図6に示したカスタムデータの設定例では、カスタムデータ1に「一回の平均使用金額」、カスタムデータ2に「稼動単価」、カスタムデータ3に「機種ロイヤリティ」を設定した例を示しているが、図13では、カスタムデータ1のみ設定され、カスタムデータ2〜カスタムデータ4は設定なしとなっており、カスタムデータ1に「機種ロイヤリティ」を設定した設定例に対する表示例を示している。例えば、会員ID「00001」のカスタムデータとして、機種ロイヤリティ「0.67」が表示される。
【0053】
ステップS84に進むと、管理コンピュータ2は、図14の設定項目記憶エリアのカスタムデータ2についての設定フラグ2を参照し、設定フラグ2がセットされているか否かにより、カスタムデータ2の設定があるか否かを判別する(ステップS84)。設定フラグ2がクリアされている場合には、管理コンピュータ2は、カスタムデータ2の設定なしと判別してステップS88に移行する。一方、設定フラグ2がセットされている場合には、管理コンピュータ2は、カスタムデータ2の設定ありと判別し、ステップS85〜ステップS87の各処理を行ってカスタムデータ2の作成と、当該会員IDに関するカスタムデータ記憶領域のカスタムデータ2の記憶エリアへの記憶と、カスタムデータ2の表示とを行い、ステップS88に進む。なお、カスタムデータ2の作成、記憶、画面表示については、先に説明したステップS81、ステップS82、ステップS83と同じアルゴリズムで行われるので説明しない。
【0054】
ステップS88に進むと、管理コンピュータ2は、設定項目記憶エリアのカスタムデータ3についての設定フラグ3を参照し、設定フラグ3がセットされているか否かにより、カスタムデータ3の設定があるか否かを判別する(ステップS88)。設定フラグ3がクリアされている場合には、管理コンピュータ2は、カスタムデータ3の設定なしと判別してステップS92に移行する。一方、設定フラグ3がセットされている場合には、管理コンピュータ2は、カスタムデータ3の設定ありと判別し、ステップS89〜ステップS91の各処理を行ってカスタムデータ3の作成、カスタムデータ3の記憶エリアへの記憶と、カスタムデータ3の表示とを行い、ステップS92に進む。なお、カスタムデータ3の作成、記憶、画面表示については、先に説明したステップS81、ステップS82、ステップS83と同じアルゴリズムで行われるので説明しない。
【0055】
ステップS92に進むと、管理コンピュータ2は、設定項目記憶エリアのカスタムデータ4についての設定フラグ4を参照し、設定フラグ4がセットされているか否かにより、カスタムデータ4の設定があるか否かを判別する(ステップS92)。設定フラグ4がクリアされている場合には、管理コンピュータ2は、カスタムデータ4の設定なしと判別し、カスタムデータ作成&表示処理を終えて会員分析用データ表示処理に戻る。
【0056】
一方、設定フラグ4がセットされている場合には、管理コンピュータ2は、カスタムデータ4の設定ありと判別し、ステップS93〜ステップS95の各処理を行ってカスタムデータ4の作成、カスタムデータ4の記憶エリアへの記憶と、カスタムデータ4の表示とを行い、カスタムデータ作成&表示処理を終えて会員分析用データ表示処理に戻る。なお、カスタムデータ4の作成、記憶、画面表示については、先に説明したステップS81、ステップS82、ステップS83と同じアルゴリズムで行われるので説明しない。
【0057】
以上のようにして、図13に示すような会員分析用データ表示画面にて指定期間の会員分析用データが画面に表示される。本発明の要旨に関わる説明は以上であるが、以下に、会員分析用データの具体的な利用形態を示す。
【0058】
図7のステップS03の会員分析用データ表示処理が終了すると、図13の会員分析用データ表示画面において、「設定画面へ」ボタンと「結果分析画面へ」ボタンが表示される。会員分析用データ表示画面において「設定画面へ」ボタンが選択されると、図5の会員分析用データ作成・項目設定画面に戻る。また、会員分析用データ表示画面において「結果分析画面へ」ボタンが選択された場合は、図15に示すような結果分析・設定画面が表示される。
【0059】
図15に示す結果分析・設定画面において、会員毎の会員分析用データの表示方法を指定してグラフ表示、或いは表にできるようにする。また、各データ間の相関関係を算出する機能を設け、データ間の相関関係を知ることを容易なものとする。結果分析・設定画面において、対象データとして、会員分析用データの各データ、即ち、会員分析用データ記憶ファイルに作成記憶した各データ、前述した例では、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「遊技回数」、「来店回数」、「遊技機種数」、「機種ロイヤリティ」が表示される。そして、分析メニューとして、「1.指定した2つのデータの関係をグラフ表示」、「2.指定した2つのデータの関係を表で表示」並びに「3.全データの関係を相関係数で表示」の3つの項目が表示されると共に、3つの項目のうちの何れかが選択可能とされる。
【0060】
まず、図15に示す結果分析・設定画面において、「1.指定した2つのデータの関係をグラフ表示」(以下、単に「グラフ表示」という)を選択した場合について説明する。「グラフ表示」が選択された場合は、グラフの縦軸のデータと横軸のデータとを指定入力させる。一例として、縦軸のデータとして「使用金額」が入力され、横軸のデータとして「来店回数」が入力されたものとして説明する。
【0061】
グラフ表示する場合、指定入力された2つのデータをそれぞれX軸(横軸)、Y軸(縦軸)としてグラフ表示する。図13の会員分析用データを用い(会員ID「00001」〜「00009」であるものとする)、X軸に各会員の来店回数、Y軸に使用金額を選択すると、図16のようなグラフが画面表示される。なお、グラフ表示の方法としては、X軸データ(この例では来店回数)の最大値を特定し、X軸データの最大値の1.2倍の値をX軸の表示データの最大値とする。同様にして、Y軸データ(この例では使用金額)の最大値を特定し、Y軸データの最大値の1.2倍の値をY軸の表示データの最大値とする。X軸の表示データの最大値、Y軸の表示データの最大値としてX軸、Y軸を描画する。次に、X軸の表示データの最大値を6で割った値をグラフの目盛(グリッド)とし、同じくY軸の表示データの最大値を6で割った値をグラフの目盛(グリッド)とし、目盛を描画する。次いで、会員分析用データから会員ID毎に(会員ID「00001」〜「00009」)特定される項目データ(来店回&使用金額)をグラフ上にプロットする。次に、Y軸に指定されたデータの合計をX軸に指定されたデータの合計で割って直線の傾きを求め、X軸データ(来店回数)の最大値に傾きを乗じてX軸データ(来店回数)の最大値に対応する値(Y1とする)を求め、原点(0,0)と(Xデータの最大値,Y1)を結ぶ直線を破線で描画する。
【0062】
このグラフにより、来店回数と使用金額の関係を視覚的に捉えることができる。図16中の破線は、グラフ上の点に対する近似的な平均線であり、来店回数に対する平均の使用金額を示しており、この平均線より上の場合については1回の来店での使用金額が平均よりも多いことを表している。例えば、会員IDが「00009」の会員は、使用金額が94,000円であるが、来店回数が10回であって平均線の下側に位置することになるので、1回の使用金額は平均以下であることがわかる。なお、図16に示すグラフ上の点(プロットされている点)や範囲(目盛で区切られた領域)を指定した場合、指定された部分に対応した会員IDをグラフ上に表示する(図17参照)。
【0063】
次に、図15に示す結果分析・設定画面において、「2.指定した2つのデータの関係を表で表示」を選択した場合について説明する。「2.指定した2つのデータの関係を表で表示」が選択された場合は、結果分析・設定画面において作表に必要となる縦欄のデータと横欄のデータを指定入力させ、各データについて範囲を指定入力させる。一例として、縦欄のデータとして「使用金額」が入力され、横欄のデータとして「来店回数」が入力され、来店回数の範囲を、範囲1「0〜4」、範囲2「5〜9」、範囲3「10以上」、使用金額の範囲を、範囲1「0〜29,999円」、範囲2「30,000〜99,999円」、範囲3「100,000円以上」として入力されたものとして説明する。
【0064】
図15に示す作表条件(項目及び範囲)に基いて、図13の会員分析用データを表にすると、図18に示すようになる。この場合、それぞれ3種類に分類したが、この分類の数とそれぞれの分類のしきい値も、任意に設定できるようにする。図18に示す表において、任意の範囲を指定した場合、指定された部分に対応した部分の条件(例えば、図18の来店回数が0〜4で使用金額が30,000円〜99,999円)に適合する会員データを検索して、例えば、図19に示すように表示することができる。このように、図13の会員分析用データを使用して任意の2つの項目データを選択し、グラフや表に表示することで、より細かな顧客分析を行うことができる。
【0065】
次に、図15に示す結果分析・設定画面において、「3.全データの関係を相関係数で表示」を選択した場合について説明する。「3.全データの関係を相関係数で表示」が選択された場合は、会員分析用データにおける各項目データ間の相関係数を求め、図20のような会員分析用データにおける各項目データ間の相関係数表を画面表示する。
【0066】
なお、相関係数については、使用金額と来店回数を例に相関係数の求め方を説明する。図13の会員分析用データから、各会員毎の来店回数と使用金額のみを抜き出し、来店回数を使用金額の平均値を求める(図21参照)。次いで、各会員毎の来店回数と使用金額からそれぞれの平均値を引いた偏差を求める(図22参照)。次に、上記の各会員毎の来店回数の偏差と使用金額の偏差を使用し、来店回数の偏差の2乗、使用金額の偏差の2乗、来店回数の偏差と使用金額の偏差との積の各値を求める(図23参照)。
【0067】
来店回数の偏差の2乗、使用金額の偏差の2乗、来店回数の偏差と使用金額の偏差との積のそれぞれの合計値を使用し、下記の値を求める。
【0068】
来店回数の分散={(来店回数の偏差の2乗)÷(サンプル数−1)}=6.321、使用金額の分散={(使用金額の偏差の2乗)÷(サンプル数−1)}=922,320,987、来店回数と使用金額の共分散=(来店回数の偏差)×(使用金額の偏差)÷(サンプル数−1)=61,654.3210、来店回数と使用金額の相関係数=(来店回数と使用金額の共分散)÷(来店回数の分散の平方根×使用金額の分散の平方根)=0.807476706となる。他の項目データ間の相関係数についても、同様に求めることができるので、これによって、図20の各値が算出される。
【0069】
会員分析用データの各項目データは、それぞれに相関関係を持っている。例えば、各会員の使用金額を高めたいと考えたときに、使用金額と他のデータとの相関関係を知ることで、その対策を練ることができる。図20に示す相関係数表は、図13の会員分析用データを基にして各項目データの相関係数を求めた表である。この表の値が「1」に近いほど、正の相関関係(一方のデータが大きくなるともう一方のデータが大きくなるという関係)が強いことを表している。また、この値が「−1」に近いほど、負の相関関係(一方のデータが大きくなるともう一方のデータが小さくなるという関係)が強いことを表している。これから、例えば、使用金額を高めたい場合、使用金額と正の相関関係の強いデータを大きくするか、負の相関関係が大きいデータを小さくすればよいと判断することができる。この表により、使用金額はアウトと遊技回数に特に強い相関関係があり、これらの値を大きくする対策を取ればよいことがわかる。
【0070】
なお、図16、図17、図18、図19、図20に示す各画面おいて、「設定画面へ」ボタンが選択された場合は図5に示す会員分析用データ作成・項目設定画面に戻る。また、「結果分析画面へ」ボタンが選択された場合は、図15に示す結果分析・設定画面に戻る。
【0071】
【発明の効果】
請求項1に記載の構成によれば、指定期間及びカスタムデータの設定入力が行われると、管理コンピュータが、会員別遊技履歴ファイルから指定期間に該当する遊技履歴データを会員識別情報毎に抽出し、抽出した会員識別情報毎の遊技履歴データを集計し、計算式に従ってカスタムデータを求め、少なくとも会員識別情報と求めたカスタムデータとを一緒に記憶する会員分析用データ記憶ファイルを作成するので、会員毎の遊技履歴データを基に、ユーザが独自に数値を設定したり、加工データを算出するための計算式を設定して会員の遊技趣向性を分析するためのデータベースを作成することができる。
【0072】
請求項2及び請求項3に記載の構成によれば、会員毎の遊技履歴データを基に、会員毎の遊技回数、来店回数、遊技機種数のうち少なくとも1つをカウントでき、ユーザが独自に数値を設定したり、加工データを算出するための計算式を設定して会員の遊技趣向性を分析するためのデータベースを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技場の顧客分析用データベース作成装置を含む遊技履歴収集システムの実施形態に係るブロック図
【図2】データ記憶サーバの記憶構成を示す図
【図3】会員別遊技履歴ファイルのデータフォーマット(データの記憶状態)の一態様を示す図
【図4】会員分析用データベースとなる会員分析用データ記憶ファイルのデータフォーマット(データの記憶状態)の一態様を示す図
【図5】図4の会員分析用データ記憶ファイル(会員分析用データベース)の作成時に、管理コンピュータの表示画面に表示される会員分析用データ作成・項目設定画面の一表示態様を示す図
【図6】会員分析用データ作成・項目設定画面における項目設定の一例を示す図
【図7】管理コンピュータが実行する会員分析用データ処理のメインルーチンを示すフローチャート
【図8】管理コンピュータが実行する項目設定処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図9】図8のフローチャートのつづき
【図10】管理コンピュータが実行する標準データ作成処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図11】管理コンピュータが実行する会員分析用データ表示処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図12】管理コンピュータが実行するカスタムデータ作成&表示処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図13】管理コンピュータの表示画面に表示される会員分析用データ表示画面を示す図
【図14】管理コンピュータのRAMに確保された設定項目記憶領域の内容を示す図
【図15】管理コンピュータの表示画面に表示される結果分析・設定画面を示す図
【図16】管理コンピュータの表示画面において会員分析用データの2つの項目データの関係をグラフ表示した一表示態様を示す図
【図17】図16のグラフ上において指定された部分に対応した会員IDをグラフ上に表示した一表示態様を示す図
【図18】管理コンピュータの表示画面において会員分析用データの2つの項目データの関係を作表表示した一表示態様を示す図
【図19】図18に示す表上において指定された部分に適合する会員データを表示した一表示態様を示す図
【図20】管理コンピュータの表示画面に表示される会員分析用データにおける各項目データ間の相関係数表を示す図
【図21】会員分析用データにおける各会員毎の来店回数と使用金額と来店回数の平均値と使用金額の平均値を示す図
【図22】各会員毎の来店回数の偏差及び使用金額の偏差を示す図
【図23】各会員毎の来店回数の偏差の2乗、使用金額の偏差の2乗、来店回数の偏差と使用金額の偏差との積の各値を示す図
【符号の説明】
1 遊技履歴収集システム
2 管理コンピュータ
3 遊技台
4 カードユニット
5 LAN
6 LAN
7 通信端末
8 ルータ
9 データ記憶サーバ

Claims (3)

  1. 会員識別情報別に、その会員の遊技状況を含む遊技履歴データを記憶した会員別遊技履歴ファイルを備え、管理コンピュータが前記会員別遊技履歴ファイルを管理する遊技場の顧客分析用データベース作成装置であって、前記管理コンピュータは、会員分析を行う指定期間の設定入力と、標準データを表示してカスタムデータの設定入力とを受け付け、前記カスタムデータの設定入力は、前記表示されている標準データの各項目のうち少なくとも2つを用いた計算式の設定入力であり、
    前記指定期間及び前記カスタムデータの設定入力が行われると、前記管理コンピュータは、前記会員別遊技履歴ファイルから前記指定期間に該当する遊技履歴データを前記会員識別情報毎に抽出し、抽出した会員識別情報毎の遊技履歴データを集計し、前記計算式に従ってカスタムデータを求め、少なくとも前記会員識別情報と求めたカスタムデータとを一緒に記憶する会員分析用データ記憶ファイルを作成するデータベース作成手段を備えることを特徴とする遊技場の顧客分析用データベース作成装置。
  2. 会員識別情報別に、その会員の遊技状況を含む遊技履歴データを記憶した会員別遊技履歴ファイルを備え、管理コンピュータが前記会員別遊技履歴ファイルを管理する遊技場の顧客分析用データベース作成装置であって、
    前記管理コンピュータは、会員分析を行う指定期間の設定入力と、標準データを表示してカスタムデータの設定入力とを受け付け、前記カスタムデータの設定入力は、前記表示されている標準データの各項目のうち少なくとも2つを用いた計算式の設定入力であり、
    前記指定期間及び前記カスタムデータの設定入力が行われると、前記管理コンピュータは、前記会員別遊技履歴ファイルから前記指定期間に該当する遊技履歴データを前記会員識別情報毎に抽出し、抽出した会員識別情報毎の遊技履歴データに基いて、遊技回数、来店回数、遊技機種数のうち少なくとも1つをカウントし、前記計算式に従ってカスタムデータを求め、前記会員識別情報とカウントした値及びカスタムデータとを一緒に記憶する会員分析用データ記憶ファイルを作成するデータベース作成手段を備えることを特徴とする遊技場の顧客分析用データベース作成装置。
  3. 会員識別情報別に、その会員が遊技した各遊技台についての月日、時間、台識別情報、少なくともアウトを含む遊技が行われたことによって発生する遊技データ及び使用金額を一緒に記憶した会員別遊技履歴ファイルを備え、管理コンピュータが前記会員別遊技履歴ファイルを管理する遊技場の顧客分析用データベース作成装置であって、
    前記管理コンピュータは、会員分析を行う指定期間の設定入力と、標準データとして少なくとも前記使用金額、アウト、遊技回数の各項目を表示してカスタムデータの設定入力とを受け付け、前記カスタムデータの設定入力は、前記表示されている標準データの各項目のうち少なくとも2つを用いた計算式の設定入力であり、
    前記指定期間及び前記カスタムデータの設定入力が行われると、前記管理コンピュータは、前記会員別遊技履歴ファイルから前記指定期間に該当する遊技履歴データを前記会員識別情報毎に抽出し、抽出した会員識別情報毎の遊技履歴データに基いて、前記使用金額と、少なくともアウトを含む遊技データを集計すると共に、遊技回数、来店回数、遊技機種数のうち少なくとも1つをカウントし、当該会員識別情報の遊技履歴データがなくなると、前記計算式に従ってカスタムデータを求め、前記会員識別情報と、集計した前記使用金額及び前記遊技データと、カウントして求めた前記遊技回数、来店回数及び遊技機種数のうちの少なくとも1つと、前記カスタムデータとを一緒に記憶する会員分析用データ記憶ファイルを作成するデータベース作成手段を備えることを特徴とする遊技場の顧客分析用データベース作成装置。
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JP2009172106A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Daito Hanbai Kk 情報処理装置
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JP2018020026A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 株式会社フューチャースコープ 集計装置及び集計方法
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