JP2004049563A - 顧客分析装置 - Google Patents

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Yasuhiro Suzumura
鈴村 康浩
Kazuya Takai
高井 和也
Tatsuro Shimizu
清水 達朗
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Abstract

【課題】会員の履歴データ(会員分析用データ)の各項目毎に、遊技店が独自に会員評価のためのポイント化するための換算率を設定できる顧客分析装置を提供する。
【解決手段】管理コンピュータは、表示画面において会員分析用データの各項目毎にポイント化するかしないかの選択設定を受け付ける手段と、ポイント化する項目について、ポイント化のための換算値の設定入力を受け入れる手段と、会員分析用データベースから、会員識別情報別に、ポイント化する項目毎に換算値によりポイントに換算すると共に、ポイント化した項目の合計ポイントを集計する手段と、会員識別情報別にポイント化した結果及び合計ポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶する手段とを有する。
【選択図】       図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、会員識別情報別に少なくとも使用金額及び遊技データを含んだ会員分析用データを記憶した会員分析用データベースと、会員分析用データベースを管理する管理コンピュータとを備え、特に、会員分析用データの各項目毎のポイント化を行なう顧客分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、各業種や販売店等において、顧客の購買履歴データ(購入金額や最終購買日、購入回数等)から顧客の評価を行なっている。このような評価を行なうことにより、優良顧客度を数値化することが可能である。これにより、例えば、広告等を配信することで来店回数や使用金額が増えると思われる顧客を見つけ出すことができる。また、その顧客に対して販促費・広告費をかけることにより、無駄な費用を減らすことができると共に、顧客の来店回数や使用金額の増加を期待でき、収益向上を目指すことができる。
【0003】
上記従来の顧客分析の方法は、ほとんどの販売店に適用できるが、遊技店においては、遊技客毎のデータ(遊技データ)が多いため、あまり有効ではなく、ダイレクトメール等の広告費等をかけるべき顧客を効率良くしぼりきれていなかった。遊技店においては会員を募り、会員登録者に会員IDを記憶した会員カード等を与えている。会員は、遊技台で遊技する際に、会員カードを遊技台に対応付けされたカードリーダ(例えば、台間端末に設けられている)に読み取らせる。
遊技店では、読み取った会員IDに対応付けて遊技機種やアウト数、セーフ数、大当り回数(特賞回数)等の遊技履歴データを管理コンピュータに記憶することで会員の遊技履歴を管理している。また、管理コンピュータにおいて会員毎の遊技履歴データを表示、或いは帳票等に印字出力し、ユーザが出力結果を確認することによって会員の遊技趣向を分析し、ホールの運営に役立てている。
【0004】
しかしながら、従来の管理コンピュータには、会員毎の履歴データ(例えば、使用金額、来店回数、遊技回数、アウト、セーフ等)をユーザ(遊技店)が独自にポイント化する機能がないために、会員の動向を把握するのに労力と時間を要し、今一つ会員を評価することができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、会員の履歴データ(会員分析用データ)の各項目毎に、遊技店が独自に会員評価のためのポイント化するための換算率を設定できる顧客分析装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の顧客分析装置は、会員識別情報別に少なくとも使用金額及び遊技データを含んだ会員分析用データを記憶した会員分析用データベースと、前記会員分析用データベースを管理する管理コンピュータとを備えたものであって、上記課題を解決するために、前記管理コンピュータは、表示画面において前記会員分析用データの各項目毎にポイント化するかしないかの選択設定を受け付ける手段と、ポイント化する設定がなされた項目について、ポイント化のための換算値の設定入力を受け入れる手段と、前記会員分析用データベースから、会員識別情報別に、ポイント化する設定がなされた項目毎に前記ポイント化のための換算値によりポイントに換算する手段と、会員識別情報別にポイント化した結果をポイントデータ記憶ファイルに記憶する手段とを有することを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の顧客分析装置は、請求項1に記載のものにおいて、前記管理コンピュータが、表示画面において、会員を抽出する条件として、前記ポイント化した項目とそれに対するしきい値の設定入力を受け付ける手段と、前記ポイントデータ記憶ファイルから会員識別情報毎にポイントデータを読み出し、設定入力されたポイント化した項目及びそのしきい値に対応する会員のポイントデータを抽出する手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の顧客分析装置は、請求項1に記載のものにおいて、前記管理コンピュータが、表示画面において、グループ分けするための条件として、1又は複数の項目とそのしきい値となるポイント値の設定入力を受け付ける手段と、前記ポイントデータ記憶ファイルから会員識別情報毎にポイントデータを読み出し、読み出した会員識別情報毎のポイントデータを前記1又は複数の項目の各しきい値でグループ区分する手段とを有することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の顧客分析装置を含む遊技履歴収集システムの実施形態に係るブロック図である。遊技履歴収集システム1は、管理室或いは事務所等に設置された管理コンピュータ2、遊技場内に複数設置された遊技台(例えば、パチンコ遊技機やメダル式遊技機)3、各遊技台1台毎に対応して配備された各カードユニット4、各遊技台3と管理コンピュータ2とを双方向データ通信可能に接続するLAN5、各カードユニット4と管理コンピュータ2とを双方向データ通信可能に接続するLAN6、管理コンピュータ2にデータ通信可能に接続されたデータ記憶サーバ9を備えている。
【0010】
なお、以下に説明する実施形態においては、請求項1に記載の会員分析用データベース及びポイントデータ記憶ファイルは、データ記憶サーバ9で構成してある。
【0011】
複数の遊技台3は、島と呼ばれるグループに分けられている。各遊技台3は、複数台の単位で通信端末7にデータ通信可能に接続されている。なお、この実施形態では、2台の遊技台が1つの通信端末7にデータ通信可能に接続されている。各通信端末7は、各島に設けられたルータ8及びLAN5を介して管理コンピュータ2に接続されている。
【0012】
管理コンピュータ2は、例えば、パソコン(パソコン本体、ディスプレイ装置、キーボード装置、マウス、プリンタを有する)で構成される。遊技台3毎に配設されたカードユニット4は、遊技台3と通信接続されると共に、LAN6を介して管理コンピュータ2に通信接続されている。この実施形態のカードユニット4は、図示していないがプリペイドカード挿入口と会員カード挿入口とを備えるものであり、遊技者が遊技を行うために使用した使用金額と、遊技者が会員登録された会員である場合、会員識別情報の一態様である会員IDとを管理コンピュータ2に送信する。
【0013】
図2は、データ記憶サーバ9の記憶構成を示す図である。データ記憶サーバ9には、少なくとも、会員分析用データベースを構成する会員分析用データ記憶ファイルと後述の各ポイントデータを記憶するためのポイントデータ記憶ファイルとが設けられている。なお、データ記憶サーバ9には、この他に、遊技台3毎に管理される遊技台別遊技履歴ファイル、会員別に管理される会員別遊技履歴ファイル、会員登録ファイル、遊技台登録ファイル等が登録記憶されているが、これらのファイルについては、本発明の要旨に直接係るものではないので図示していない。
【0014】
図3は、会員分析用データ記憶ファイルのデータフォーマット(データの記憶状態)の一態様を示す図である。会員分析用データ記憶ファイルは、会員ID毎にデータ記憶エリアが設けられている。なお、会員分析用データ記憶ファイルのデータ記憶エリアの内容は、指定された期間(例えば、10月1日〜10月31日等)の前記会員別遊技履歴ファイルの各遊技履歴データに基いて作成される。
会員分析用データ記憶ファイルの1レコード(1つのデータ記憶エリア)の内容は、会員IDと、会員別遊技履歴ファイルの各データに基いて必ず作成される標準データ記憶領域と、ユーザによる設定に基いて作成されるカスタムデータ記憶領域とに区分される。
【0015】
標準データ記憶領域は、来店回数、遊技回数、遊技機種数、使用金額、アウト、セーフ、特賞回数、始動数の各記憶領域で構成されている。なお、本実施形態では、会員別遊技履歴ファイルの各データに基いて来店回数、遊技回数、遊技機種数、使用金額、アウト、セーフ、特賞回数、始動数、勝敗金額を集計して作成するようにしているが、これら全ての項目が必須ではない。例えば、特賞回数、始動数、勝敗金額は、必ずしも必須ではない。なお、「アウト」は会員が遊技台で投入した遊技媒体数(例えば、打ち込んだパチンコ玉数)を示し、「セーフ」は、会員に遊技台から払い出された遊技媒体数(例えば、賞球として払い出されたパチンコ玉数)を示す。「勝敗金額」は「アウト」と「セーフ」との差に金額換算率を乗じた金額で、「アウト」よりも「セーフ」が大きい場合をプラスとする。
【0016】
上述のデータのうち、「来店回数」は、異なる月日について会員が何回来店したかを表し、会員別遊技履歴ファイルの遊技履歴データの月日について異なるものをカウントして来店回数とする。「遊技回数」は、会員が何回遊技したかを表し、会員別遊技履歴ファイルの遊技履歴データのデータ数をカウントして遊技回数とする。「遊技機種数」は、会員が遊技を行った遊技台の機種数を表し、会員別遊技履歴ファイルの遊技履歴データの機種コードについて異なるものをカウントして遊技機種数とする。なお、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「特賞回数」、「始動数」については、会員別遊技履歴ファイルの遊技履歴データの各対応項目についてのデータの集計値となる。
【0017】
カスタムデータ記憶領域は、ユーザが独自に必要とするデータのデータ名と、該データを算出するための計算式とを設定した場合に、設定された計算式に従って作成されたデータが記憶される領域である。また、カスタムデータ記憶領域の各データは、標準データ記憶領域の各データの組み合わせに基いて作成される。
例えば、「一回の平均使用金額」は、会員が1回の来店で使用する平均金額を表し、計算式「使用金額÷来店回数」で作成される。なお、「一回の平均使用金額」は、会員が1回の遊技で使用する平均金額とし、計算式「使用金額÷遊技回数」で作成される場合もある。また、「稼動単価」は、1円当りの打ち込み数を表しており、計算式「アウト÷使用金額」で作成される。さらに、「機種ロイヤリティ」は、1回の遊技に対してどれだけの機種が遊技されているのかを表しており、計算式「遊技機種数÷遊技回数」で作成される。
【0018】
なお、実施形態における以下の説明では、標準データ記憶領域は、来店回数、遊技回数、遊技機種数、使用金額、アウト、セーフの各記憶領域で構成されているものとする。また、カスタムデータ記憶領域には、「機種ロイヤリティ」が記憶されているものとする。
【0019】
図4は、ポイントデータ記憶ファイルのデータフォーマット(データの記憶状態)の一態様を示す図である。ポイントデータ記憶ファイルは、会員ID毎にデータ記憶エリアが設けられている。会員分析用データ記憶ファイルのデータ記憶エリアの内容は、後述のポイント設定画面において、ユーザが独自に、ポイント換算を必要とする項目と、各項目のデータをポイント換算するための換算値を設定入力した場合に、設定された換算値に従って前記会員分析用データファイルの各データに基いて作成されたポイントデータが記憶される。従って、ポイントデータ記憶ファイルの内容は、ポイント換算を必要とする項目数の各ポイント記憶領域と、ポイント化した項目についての合計ポイントを記憶する合計ポイント記憶領域と合計ポイントの順位(ポイントの大きい順)を記憶する順位記憶領域で構成される。なお、図4では、ポイント設定画面において、ユーザによりポイント換算を必要とする項目として、「来店回数」、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」の4項目と各項目のポイント換算値が設定入力された結果、ポイントデータ記憶ファイルの各ポイント項目の記憶領域として、来店回数ポイント記憶領域、使用金額ポイント記憶領域、アウトポイント記憶領域、セーフポイント記憶領域が設定されたことを示している。
【0020】
以上のように構成された遊技履歴収集システムにおける管理コンピュータ2が実行するポイント処理について説明する。本実施形態では、ポイント処理は、図5に示すような会員分析用データ表示画面において表示されている「ポイント設定画面へ」の操作ボタンが操作入力(例えば、マウス等でクリック)された場合にポイント処理にジャンプして実行が開始される。なお、図5の会員分析用データ表示画面には、会員ID毎に来店回数、遊技回数、遊技機種数、使用金額、アウト、セーフ、機種ロイヤリティの各項目の会員分析用データが表示されると共に、操作入力可能な操作ボタンとして「設定画面へ」、「結果分析画面へ」及び「ポイント設定画面へ」の3つの操作入力ボタンが表示されているが、「設定画面へ」及び「結果分析画面へ」の各操作入力ボタンに関しては本発明の要旨に直接係らないので説明を省く。
【0021】
図7は、管理コンピュータ2が実行するポイント処理のメインルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2が実行するポイント処理は、ステップS01のポイント設定処理と、ステップS02のポイント集計処理と、ステップS03の順位付け処理と、ステップS04のポイント表示処理により構成される。
【0022】
図8は、管理コンピュータ2が実行するポイント設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。ポイント設定処理を開始すると、管理コンピュータ2は、まず、図6に示すようなポイント設定画面を表示する(ステップS10)。
次いで、会員分析用ファイルの表示設定状態を参照し、会員分析用ファイルの各項目のうち、表示設定されている項目である「来店回数」、「遊技回数」、「遊技機種数」、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「機種ロイヤリティ」の各項目と各項目に対応するチェックボックス、ポイント化するための項目データの設定入力ボックス、並びに項目データに対するポイント換算値の設定入力ボックスをポイント設定画面を表示する(ステップS11)(図6参照)。
【0023】
例えば、項目が「来店回数」の場合であれば、「来店回数○○○回毎に***ポイント」、項目が「使用金額」の場合であれば「使用金額○○○円毎に***ポイント」、項目が「アウト」の場合であれば「アウト○○○個毎に***ポイント」のように、「○○○」の箇所にポイント化するための項目データの設定入力ボックスを表示し、「***」の箇所に項目データに対するポイント換算値の設定入力ボックスを表示する。
【0024】
さらに、管理コンピュータ2は、ポイント設定画面の下側において、「ポイント変換」の操作ボタンを表示し(ステップS12)、ステップS13に進み、項目の選択設定入力を受け付ける。管理コンピュータ2は、ポイント設定画面において操作入力があるか否かを判別し(ステップS13)、操作入力がなければ、操作入力があるまでステップS13を繰り返すことにより待機する。一方、オペレータにより操作入力がある場合には、ステップS14に進む。なお、設定入力の具体的な方法は、例えば、マウス等で項目名或いはポイント変換ボタンをクリックする。
【0025】
管理コンピュータ2は、まず、ポイント変換ボタンが操作入力されたか否かを判別し(ステップS14)、ポイント変換ボタンの操作入力でなければ、ステップS15に進み、操作入力された項目が第何番目の項目であるかを特定する(ステップS15)。なお、前記特定方法は、画面上の操作入力位置による。管理コンピュータ2は、操作入力された項目が第何番目の項目であるかを特定すると、図9に示すようなデータ記憶サーバ9に確保された設定項目記憶領域の当該番目の項目のポイント設定フラグを参照し、このポイント設定フラグがセットされているか(ポイント化を行う)/クリアされているか(ポイント化を行わない)を判別する(ステップS16)。
【0026】
ここで、設定項目記憶領域について説明する。図9に示す設定項目記憶領域は、ポイント設定処理において設定入力され得る各設定データを記憶するものである。設定項目記憶領域は、会員分析用ファイルの各項目分用意されており、このうち、本実施形態の場合では、表示設定されている項目である「来店回数」、「遊技回数」、「遊技機種数」、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「機種ロイヤリティ」の各項目の数(7つ)だけ使用される。即ち、図9に示すように、第1番目〜第7番目までが使用され、「来店回数」、「遊技回数」、「遊技機種数」、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「機種ロイヤリティ」にそれぞれ対応する。設定項目記憶領域の内訳は、項目名、ポイント化を行うかポイント化を行わないかを設定するポイント設定フラグ、ポイント化を行う場合に必要な項目データ、項目データに対するポイント換算値の各記憶エリアで構成されている。
【0027】
例えば、来店回数をポイント化する場合について説明する。ポイント設定画面に表示されている「来店回数」の箇所をマウスでクリックすると、ステップS13を真、ステップS14を偽、ステップS15にて第1番目の項目と特定する。
そして、設定項目記憶領域の第1番目の記憶エリア(来店回数に対応する記憶エリア)を参照し、ポイント設定フラグがセットされているか否かが判別される。
なお、初期状態では、設定項目記憶領域のポイント設定フラグ、項目データ、ポイント換算値の記憶エリアは0クリアされている。
【0028】
管理コンピュータ2は、ポイント設定フラグがセットされていないと判別した場合、ステップS16を偽と判別し、当該項目(来店回数)のチェックボックス内にチェックマークを表示し(ステップS17)、当該項目(来店回数)のポイント設定フラグをセットし(ステップS18)、ポイント化のための項目データ及びポイント換算値の入力を受け付ける(ステップS19)。オペレータにより、キーボードから項目データ及びポイント換算値の入力が行われると、管理コンピュータ2は、入力された項目データ及びポイント換算値を項目データ記憶エリアとポイント換算値記憶エリアにそれぞれ記憶する(ステップS20)。例えば、「来店回数1回毎に10ポイント」と設定する場合、項目データとして「1」を入力し、ポイント換算値として「10」を入力する。管理コンピュータ2は、ステップS20を行うと、再び、ステップS13に戻り、次の操作入力を受け付ける。
【0029】
以上のようにして、オペレータはポイント化したい各項目を選択し、項目データとポイント換算値を設定入力する。一方、ステップS16にて、当該番目のポイント設定フラグがセットされている場合には、当該番目の項目の項目データ及びポイント換算値は設定済みであり、当該項目のチェックボックス内にチェックマークが表示され、項目データ及びポイント換算値も画面に表示されている。この場合,管理コンピュータ2は、当該項目についてのポイント化の設定を削除するための処理を行う。即ち、ステップS16を真と判別すると、当該項目(来店回数)のチェックボックス内のチェックマークを消去し(ステップS21)、当該項目(来店回数)のポイント設定フラグをクリアし(ステップS22)、当該項目についての項目データ記憶エリアとポイント換算値記憶エリアを0クリアする(ステップS23)。管理コンピュータ2は、ステップS23を行うと、再び、ステップS13に戻り、次の操作入力を受け付ける。
【0030】
図10は、ポイント設定画面におけるポイント設定の一設定例を示している。
また、図9は、図10におけるポイント設定に対応して記憶された設定項目記憶領域のポイント設定状態を示している。この例では、来店回数、使用金額、アウト、セーフの4項目についてポイント設定した例を示しており、来店回数1回毎に10ポイント、使用金額100円毎に1ポイント、アウト500個毎に1ポイント、セーフ2000個毎に1ポイントを設定したものである。
【0031】
オペレータは、ポイント換算する項目についてポイント換算値の設定入力を終えると、ポイント変換ボタンを操作入力する。ポイント変換ボタンが操作入力されると、管理コンピュータ2は、ステップS14を真と判別し、ポイント設定処理のサブルーチンを終えてポイント処理のメインルーチンに戻り、ステップS02のポイント集計処理に進む。
【0032】
図11乃至図12は、管理コンピュータ2が実行するポイント集計処理のサブルーチンを示すフローチャートである。ポイント集計処理を開始すると、管理コンピュータ2は、会員IDに「00001」をセットし(ステップS301)、ポイント集計に用いる合計カウンタを0クリアし(ステップS302)、会員分析用データ記憶ファイルから当該会員IDのデータを読み出す(ステップS303)。次いで、管理コンピュータ2は、設定項目記憶領域に設定された各項目についてのポイント設定フラグの値、設定記憶された項目データ及びポイント換算値に基いて当該会員の各項目のポイントを換算すると共に合計ポイントを集計する。
【0033】
即ち、管理コンピュータ2は、来店回数についてのポイント設定フラグの値が1(設定あり)か否かを判別し(ステップS304)、来店回数についてのポイント設定フラグの値が1でないならば(設定なしならば)、ステップS308に移行する。一方、来店回数についてのポイント設定フラグの値が1であるならば(設定ありならば)、当該会員の来店回数を項目データ及びポイント換算値に基いて来店回数ポイントに換算し(ステップS305)、来店回数ポイントを合計カウンタに加算し(ステップS306)、当該会員IDに対応付けして来店回数ポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶し(ステップS307)、ステップS308に進む。
【0034】
ステップS308に進むと、管理コンピュータ2は、遊技回数についてのポイント設定フラグの値が1(設定あり)か否かを判別し(ステップS308)、遊技回数についてのポイント設定フラグの値が1でないならば(設定なしならば)、ステップS312に移行する。一方、遊技回数についてのポイント設定フラグの値が1であるならば(設定ありならば)、当該会員の遊技回数を項目データ及びポイント換算値に基いて遊技回数ポイントに換算し(ステップS309)、遊技回数ポイントを合計カウンタに加算し(ステップS310)、当該会員IDに対応付けして遊技回数ポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶し(ステップS311)、ステップS312に進む。
【0035】
ステップS312に進むと、管理コンピュータ2は、遊技機種数についてのポイント設定フラグの値が1(設定あり)か否かを判別し(ステップS312)、遊技機種数についてのポイント設定フラグの値が1でないならば(設定なしならば)、ステップS316に移行する。一方、遊技機種数についてのポイント設定フラグの値が1であるならば(設定ありならば)、当該会員の遊技機種数を項目データ及びポイント換算値に基いて遊技機種数ポイントに換算し(ステップS313)、遊技機種数ポイントを合計カウンタに加算し(ステップS314)、当該会員IDに対応付けして遊技機種数ポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶し(ステップS315)、ステップS316に進む。
【0036】
ステップS316に進むと、管理コンピュータ2は、使用金額についてのポイント設定フラグの値が1(設定あり)か否かを判別し(ステップS316)、使用金額についてのポイント設定フラグの値が1でないならば(設定なしならば)、ステップS320に移行する。一方、使用金額についてのポイント設定フラグの値が1であるならば(設定ありならば)、当該会員の使用金額を項目データ及びポイント換算値に基いて使用金額ポイントに換算し(ステップS317)、使用金額ポイントを合計カウンタに加算し(ステップS318)、当該会員IDに対応付けして使用金額ポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶し(ステップS319)、ステップS320に進む。
【0037】
ステップS320に進むと、管理コンピュータ2は、アウトについてのポイント設定フラグの値が1(設定あり)か否かを判別し(ステップS320)、アウトについてのポイント設定フラグの値が1でないならば(設定なしならば)、ステップS324に移行する。一方、アウトについてのポイント設定フラグの値が1であるならば(設定ありならば)、当該会員のアウトを項目データ及びポイント換算値に基いてアウトポイントに換算し(ステップS321)、アウトポイントを合計カウンタに加算し(ステップS322)、当該会員IDに対応付けしてアウトポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶し(ステップS323)、ステップS324に進む。
【0038】
ステップS324に進むと、管理コンピュータ2は、セーフについてのポイント設定フラグの値が1(設定あり)か否かを判別し(ステップS324)、セーフについてのポイント設定フラグの値が1でないならば(設定なしならば)、ステップS328に移行する。一方、セーフについてのポイント設定フラグの値が1であるならば(設定ありならば)、当該会員のセーフを項目データ及びポイント換算値に基いてセーフポイントに換算し(ステップS325)、セーフポイントを合計カウンタに加算し(ステップS326)、当該会員IDに対応付けしてセーフポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶し(ステップS327)、ステップS328に進む。
【0039】
ステップS328に進むと、管理コンピュータ2は、機種ロイヤリティについてのポイント設定フラグの値が1(設定あり)か否かを判別し(ステップS328)、機種ロイヤリティについてのポイント設定フラグの値が1でないならば(設定なしならば)、ステップS332に移行する。一方、機種ロイヤリティについてのポイント設定フラグの値が1であるならば(設定ありならば)、当該会員の機種ロイヤリティを項目データ及びポイント換算値に基いて機種ロイヤリティポイントに換算し(ステップS329)、機種ロイヤリティポイントを合計カウンタに加算し(ステップS330)、当該会員IDに対応付けして機種ロイヤリティポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶し(ステップS331)、ステップS332に進む。
【0040】
ステップS332に進むと、管理コンピュータ2は、当該会員IDに対応付けして合計カウンタの値を合計ポイントとしてポイントデータ記憶ファイルに記憶する(ステップS332)(図4参照)。なお、図9に示した例の場合では、来店回数、使用金額、アウト、セーフの4つの項目についてのみポイント設定がありに設定されているので、ポイントデータ記憶ファイルに記憶されるポイントデータは、来店回数ポイント、使用金額ポイント、アウトポイント、セーフポイント、合計ポイントとなる。
【0041】
図10に示すポイント設定条件に従って、図3に示す会員分析用データをポイント変換した場合の一例を説明すると、例えば、会員ID「00001」の会員分析用データでは、来店回数は、1回毎に10ポイントのポイント設定であるので、2回では20ポイント、使用金額は、100円毎に1ポイントのポイント設定であるので、12,000円では120ポイント、アウトは、500個毎に1ポイントのポイント設定であるので、24,350では49ポイント(但し、端数は切り上げてある)、セーフは、2000個毎に1ポイントのポイント設定であるので、23,440では12ポイント(但し、端数は切り上げてある)となる。従って、合計ポイントは、これらのポイントの合計の201ポイントとなる。
【0042】
管理コンピュータ2は、ステップS332の処理を終えると、会員IDを次の会員IDに更新し(ステップS333)、例えば、現在の会員IDが「00001」であれば、次の会員ID「00002」に更新し、更新した会員IDが存在するか否かを判別する(ステップS334)。更新した会員IDが存在する場合には、ステップS302に戻り、合計カウンタを0クリアし、更新した会員IDで特定される会員分析用データ記憶ファイルから当該会員のデータを読み出し、当該会員の各項目のポイント及び合計ポイントを換算し、当該会員IDに対応付けして各項目のポイント及び合計ポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶する。このようにして、会員登録されている全ての会員IDについて、ポイントデータを作成する。そして、管理コンピュータ2は、ステップS334にて、更新した会員IDが存在しないと判別した場合には、ポイント集計処理を終えてポイント処理のメインルーチンに戻り、ステップS03の順位付け処理に進む。
【0043】
順位付け処理は、ポイント集計処理で求めた合計ポイントの大きい順に順位付けをする処理である。図13は、管理コンピュータ2が実行する順位付け処理のサブルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2は、順位付け処理を開始すると、ポイントデータ記憶ファイルに記憶されている全ての会員IDと合計ポイントを作業エリアにコピーする(ステップS40)。次いで、管理コンピュータ2は、順位カウンタに1をセットし(ステップS41)、作業エリアのi番目のデータを指定するための指標カウンタiに初期値「1」をセットし(ステップS42)、ステップS43に進む。
【0044】
管理コンピュータ2は、作業エリアのi番目のデータの会員IDを参照エリアA1にコピーし(ステップS43)、作業エリアのi番目のデータの合計ポイントを参照エリアA2にコピーし(ステップS44)、指標カウンタiの値を記憶レジスタkに記憶する(ステップS45)。なお、記憶レジスタkは、何番目のデータについて順位付けを行っているかを記憶するものである。次いで、管理コンピュータ2は、指標カウンタiの値を1つアップし(ステップS46)、更新アップした指標カウンタiの値が作業エリアのデータ数Nを超えているか否かを判別する(ステップS47)。
【0045】
管理コンピュータ2は、1つ更新アップした指標カウンタiの値が作業エリアのデータ数Nを超えていなければ、作業エリアのi番目のデータの会員IDを参照エリアB1にコピーし(ステップS48)、作業エリアのi番目のデータの合計ポイントを参照エリアB2にコピーする(ステップS49)。
【0046】
次いで、管理コンピュータ2は、参照エリアA2に記憶されている合計ポイントが参照エリアB2に記憶されている合計ポイントよりも大きいか否かを判別する(ステップS50)。参照エリアA2に記憶されている合計ポイントが参照エリアB2に記憶されている合計ポイントよりも大きい場合には、ステップS46に戻り、指標カウンタiの値を1つアップし(ステップS46)、更新アップした指標カウンタiの値が作業エリアのデータ数Nを超えていなければ、作業エリアのi番目のデータの会員IDを参照エリアB1にコピーし、作業エリアのi番目のデータの合計ポイントを参照エリアB2にコピーし、参照エリアA2に記憶されている合計ポイントが参照エリアB2に記憶されている合計ポイントよりも大きいか否かを判別する。
【0047】
一方、参照エリアA2に記憶されている合計ポイントが参照エリアB2に記憶されている合計ポイントよりも小さい場合には、ステップS50を偽と判別し、参照エリアB1に記憶されている会員IDを参照エリアA1にコピーし(ステップS51)、参照エリアB2に記憶されている合計ポイントを参照エリアA2にコピーし(ステップS52)、指標カウンタiの値を記憶レジスタkに記憶する(ステップS53)。そして、管理コンピュータ2は、ステップS46に戻り、ステップS46〜ステップS50の処理を行う。
【0048】
以上の処理を繰り返し行うと、更新アップした指標カウンタiの値が作業エリアのデータ数Nを超えることになる。この結果、作業エリアに記憶されているデータのうち、合計ポイントの値が1番大きいデータが参照エリアA1に記憶されている会員IDとして特定される。管理コンピュータ2は、ステップS47を真と判別してステップS54に進み、参照エリアA1に記憶されている会員IDに対応するポイントデータ記憶ファイルのポイントデータの順位記憶領域に順位カウンタの値を記憶する(ステップS54)。
【0049】
次いで、管理コンピュータ2は、順位カウンタの値を+1し(ステップS55)、作業エリアのk番目のデータを消去し(ステップS56)、消去したデータエリアにデータシフトして空エリアをなくし(ステップS57)、作業エリアのデータ数Nを−1し(ステップS58)、データ数Nが0であるか否かを判別する(ステップS59)。管理コンピュータ2は、データ数Nが0でなければ、ステップS42に戻り、再び、作業エリアのi番目のデータを指定するための指標カウンタiに初期値「1」をセットし(ステップS42)、ステップS42〜ステップS50の処理を行う。以上の処理を繰り返し、1,2,3,4,…のように合計ポイントが大きい順に順位付けを行う。また、順位付けを1つ行う毎に作業エリアのデータ数Nが1つずつ減る。管理コンピュータ2は、ステップS59にて作業エリアのデータ数Nが0であることを判別すると順位付け処理を終えてポイント処理のメインルーチンに戻り、ステップS04のポイント表示処理を行い、図14に示すようなポイント表示画面に、設定した項目及びポイントの重みで会員毎に各ポイント、合計ポイント及び順位が画面表示される。
【0050】
図14において、合計ポイントの1位は会員ID「00008」、合計ポイントの2位は会員ID「00009」であるが、来店回数のポイント換算値を1回について10ポイントから1回について50ポイントに変えると、会員ID「00008」の合計ポイントが1829ポイント、会員ID「00009」の合計ポイントが1934ポイントになり、1位と2位とが逆転することになる。このように、ポイント設定で、どの項目のポイントを多くとるかによって、同一のデータを持つ会員でも異なったポイントとなる。このことは、ホールによって、どの項目を重視するかによって決定されるものであり、ホールが独自に会員評価のためのポイント化するための換算率を設定することができる。また、以上はポイントに換算する項目を選択する場合について説明したが、ホールが独自の算出式により算出する項目を設定する場合がある。
【0051】
図14に示すポイント表示画面において、ポイント結果のデータから特定の会員を検索するための検索条件の設定と、ポイント化した項目のうち2つの項目で会員をグループ分けする場合のグループ分け条件の設定をすることができる。ポイント表示画面には、「検索条件設定画面へ」の操作入力ボタンと「グループ分け条件設定画面へ」の操作入力ボタンが表示されている。ポイント表示画面において「検索条件設定画面へ」の操作入力ボタンが操作されると、管理コンピュータ2は、ポイント検索処理にジャンプする。
【0052】
図15は、管理コンピュータ2が実行するポイント検索処理のメインルーチンのフローチャートである。ポイント検索処理は、ステップS60の検索条件設定処理と、ステップS61の検索処理と、ステップS62の検索結果表示処理とにより構成される。
【0053】
図16乃至図17は、管理コンピュータ2が実行する検索条件設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2は、検索条件設定処理を開始すると、まず、図18に示すような検索条件設定画面を表示する(ステップS601)。次いで、検索条件の各項目選択入力ボックスと、チェックボックスと、しきい値入力ボックスを検索条件設定画面に表示する(ステップS602)。
【0054】
なお、本実施形態では、会員を検索する条件として、第1検索条件及び第2検索条件の2つの条件を設定可能としている。従って、検索条件の各項目選択入力ボックスと、チェックボックスと、しきい値入力ボックスは、第1検索条件及び第2検索条件のそれぞれについて表示される。また、第1検索条件は、検索条件の各項目のしきい値が「○○○」以上のように、しきい値以上の会員を検索するように設定するようにしている。また、第2検索条件は、検索条件の各項目のしきい値が「***」以下のように、しきい値以下の会員を検索するように設定するようにしている。従って、例えば、検索条件の各項目を第1検索条件と第2検索条件とで共通として第1検索条件及び第2検索条件にそれぞれしきい値を入力すれば、検索指定した項目で、しきい値で指定したランクに属する会員を抽出することができる。
【0055】
管理コンピュータ2は、次に、「検索」の操作入力ボタンを検索条件設定画面に表示し(ステップS603)、ステップS604に進み、検索項目の選択入力を受け付ける。管理コンピュータ2は、検索条件設定画面において操作入力があるか否かを判別する(ステップS604)。検索条件設定画面において操作入力がなければ、ステップS604を繰り返し、操作入力があるまで待機する。
【0056】
一方、オペレータによる操作入力がある場合には、ステップS604を真と判別してステップS605に進む。なお、オペレータによる操作入力の具体的な方法は、例えば、マウス等で検索指定する項目あるいは「検索」ボタンをクリックする。なお、検索項目の選択入力に際しては、管理コンピュータ2は、図4のポイントデータ記憶ファイルに記憶されている「会員ID」以外の各項目、即ち、「来店回数」、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「合計ポイント」、「順位」をドロップダウンリスト形式で表示する。オペレータは、表示されたドロップダウンリストから検索指定する項目を選択入力する。
【0057】
管理コンピュータ2は、ステップS605にて、まず、検索ボタンが操作入力されたか否かを判別する(ステップS605)。検索ボタンの操作入力でなければ、ステップS605を偽と判別してステップS606に進む。ステップS606では、操作入力が第1番目の検索条件について行われたのか否かを判別する(ステップS606)。なお、前記判別は、画面上の操作入力位置により判別する。また、本実施形態では、操作入力が第1番目の検索条件について行われたのではないと判別された場合、操作入力が第2番目の検索条件について行われたものと判別する。管理コンピュータ2は、操作入力が第1番目の検索条件について行われたと判別した場合には、ステップS607に進み、入力された項目を特定する(ステップS607)。管理コンピュータ2は、入力された項目を特定すると、図22に示すような第1検索条件についての当該項目の項目選択フラグを参照し、項目選択フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS608)。
【0058】
図22に示す項目選択フラグは、第1検索条件及び第2検索条件についての各検索項目の指定状態を記憶するものである。本実施形態の場合では、項目選択フラグは、「来店回数」、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「合計ポイント」、「順位」についてそれぞれ設けられている。管理コンピュータ2は、ステップS608にて、当該項目の項目選択フラグがセットされていないと判別した場合には、当該項目の項目選択フラグをセットし(ステップS609)、指定した項目の第1検索条件のしきい値(第1しきい値という)の入力を受け付ける(ステップS610)。オペレータは、キーボードから第1しきい値の入力を行う。オペレータによる第1しきい値の入力が行われると、管理コンピュータ2は、入力された第1しきい値を記憶し(ステップS611)、第1検索条件についてチェックボックス内にチェックマークを表示する(ステップS612)。管理コンピュータ2は、ステップS612を行うと、ステップS604に戻り、次の操作入力を受け付ける。
【0059】
例えば、第1検索条件として、「合計ポイントが1500ポイント以上」と設定する場合、検索項目として「合計ポイント」を入力し、第1しきい値として「1500」を入力する。
【0060】
一方、ステップS608にて、当該項目の項目選択フラグがセットされていると判別した場合には、第1検索条件として当該項目と当該項目のしきい値は設定済みであり、第1検索条件についてのチェックボックス内にチェックマークが表示され、検索項目及びそのしきい値も画面に表示されている。この場合、管理コンピュータ2は、第1検索条件についての設定を削除するための処理を行う。即ち、ステップS608を真と判別すると、当該項目についての項目選択フラグをクリアし(ステップS613)、記憶されている第1しきい値を0クリアし(ステップS614)、第1検索条件についてのチェックボックス内に表示されているチェックマークを消去する(ステップS615)。管理コンピュータ2は、ステップS615を行うと、ステップS604に戻り、次の操作入力を受け付ける。
【0061】
オペレータは、第1検索条件の設定入力操作と同様にして第2検索条件を設定入力する。管理コンピュータ2は、ステップS604を真、ステップS605を偽、ステップS606を偽と判別してステップS620に進み、第2検索条件について入力された項目を特定する(ステップS620)。なお、管理コンピュータ2は、第2検索条件の設定入力について、ステップS620、ステップS621〜ステップS625の処理、或いは、ステップS620、ステップS621、ステップS626〜ステップS628の処理を行うが、第1検索条件の設定入力についての処理と同様なので、説明を省略する。なお、例えば、第2検索条件として、「合計ポイントが2000ポイント以下」と設定する場合、検索項目として「合計ポイント」を入力し、第2検索条件のしきい値(第2しきい値という)として「2000」を入力する。
【0062】
オペレータは、検索条件の設定入力を終えると、検索ボタンを操作入力する。
検索ボタンが操作入力されると、管理コンピュータ2は、ステップS604を真、ステップS605を真と判別し、検索条件設定処理のサブルーチンを終えてポイント検索処理のメインルーチンに戻り、ステップS61の検索処理に進む。
【0063】
図19は、管理コンピュータ2が実行する検索処理のサブルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2は、検索処理を開始すると、会員IDに「00001」をセットし(ステップA01)、ステップA02に進み、ポイントデータ記憶ファイルから当該会員IDのポイントデータを読み出す(ステップA02)。次いで、管理コンピュータ2は、ステップA03の第1検索条件判定処理を行う。ステップA03の第1検索条件判定処理は、ステップA02で読み出した会員IDのポイントデータが、ステップS60の検索条件設定処理において設定された第1検索条件に該当するか否かを判定する処理である。
【0064】
図20は、管理コンピュータ2が実行する第1検索条件判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2は、第1検索条件についての各項目の項目選択フラグを判別し、検索項目が何であるかを特定する。すなわち、ステップA101にて、来店回数に関する項目選択フラグがセットされているか否かを判別する(ステップA101)。来店回数に関する項目選択フラグがセットされている場合には、当該会員IDのポイントデータの来店回数ポイントをXレジスタにセットし(ステップA106)、ステップA112に進む。一方、来店回数に関する項目選択フラグがセットされていない場合には、ステップA102に進む。
【0065】
ステップA102に進む場合、管理コンピュータ2は、使用金額に関する項目選択フラグがセットされているか否かを判別する(ステップA102)。使用金額に関する項目選択フラグがセットされている場合には、当該会員IDのポイントデータの使用金額ポイントをXレジスタにセットし(ステップA107)、ステップA112に進む。一方、使用金額に関する項目選択フラグがセットされていない場合には、ステップA103に進む。
【0066】
ステップA103に進む場合、管理コンピュータ2は、アウトに関する項目選択フラグがセットされているか否かを判別する(ステップA103)。アウトに関する項目選択フラグがセットされている場合には、当該会員IDのポイントデータのアウトポイントをXレジスタにセットし(ステップA108)、ステップA112に進む。一方、アウトに関する項目選択フラグがセットされていない場合には、ステップA104に進む。
【0067】
ステップA104に進む場合、管理コンピュータ2は、セーフに関する項目選択フラグがセットされているか否かを判別する(ステップA104)。セーフに関する項目選択フラグがセットされている場合には、当該会員IDのポイントデータのセーフポイントをXレジスタにセットし(ステップA109)、ステップA112に進む。一方、セーフに関する項目選択フラグがセットされていない場合には、ステップA105に進む。
【0068】
ステップA105に進む場合、管理コンピュータ2は、合計に関する項目選択フラグがセットされているか否かを判別する(ステップA105)。合計に関する項目選択フラグがセットされている場合には、当該会員IDのポイントデータの合計ポイントをXレジスタにセットし(ステップA110)、ステップA112に進む。一方、合計に関する項目選択フラグがセットされていない場合には、ステップA111に進む。ステップA111に進む場合、管理コンピュータ2は、検索項目が順位であると判別し、当該会員IDのポイントデータの順位をXレジスタにセットし(ステップA111)、ステップA112に進む。
【0069】
ステップA112に進むと、管理コンピュータ2は、Xレジスタにセットされている値(当該会員の検索項目の値)が第1しきい値以上であるか否かを判別する(ステップA112)。Xレジスタにセットされている値が第1しきい値以上であれば、当該会員IDのポイントデータが第1検索条件に該当する(第1検索条件を満たしている)ことになり、管理コンピュータ2は、該当フラグをセットし(ステップA113)、検索処理ルーチンにリターンする。一方、Xレジスタにセットされている値が第1しきい値以上でなければ、当該会員IDのポイントデータは第1検索条件に該当しないことになり、管理コンピュータ2は、該当フラグをクリアし(ステップA114)、検索処理ルーチンにリターンする。
【0070】
管理コンピュータ2は、第1検索条件判定処理を終えると、判定結果が第1検索条件に該当するか否かを判別する(ステップA04)。ステップA04の判定結果が第1検索条件に該当する場合には、当該会員IDのポイントデータが第1検索条件に該当することになるので、続けてステップA05の第2検索条件判定処理を行う。
【0071】
一方、判定結果が第1検索条件に該当しない場合には、当該会員IDのポイントデータが第1検索条件に該当しないことになるため、管理コンピュータ2は、ステップA08に進み、会員IDを次の会員IDに更新し(ステップA08)、更新した会員IDが存在するか否かを判別する(ステップA09)。更新した会員IDが存在する場合には、ステップA02に戻り、ポイントデータ記憶ファイルから次の会員IDのポイントデータを読み出す。
【0072】
ステップA05の第2検索条件判定処理に進む場合について説明する。ステップA05の第2検索条件判定処理は、ステップA02で読み出した会員IDのポイントデータが、ステップS60の検索条件設定処理において設定された第2検索条件に該当するか否かを判定する処理である。
【0073】
図21は、管理コンピュータ2が実行する第2検索条件判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2は、第2検索条件についての各項目の項目選択フラグを判別し、検索項目が何であるかを特定する。図21におけるステップA201〜ステップA212に至る処理ルーチンは、前述の第1検索条件判定処理におけるステップA101〜ステップA112に至る処理と同様のアルゴリズムであるので、説明を省略する。但し、各項目が特定された場合に、当該会員IDの項目データがYレジスタにセットされる点が異なる。
【0074】
ステップA212に進むと、管理コンピュータ2は、Yレジスタにセットされている値(当該会員の検索項目の値)が第2しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA212)。Yレジスタにセットされている値が第2しきい値以下であれば、当該会員IDのポイントデータが第2検索条件に該当する(第2検索条件を満たしている)ことになり、管理コンピュータ2は、該当フラグをセットし(ステップA213)、検索処理ルーチンにリターンする。一方、Yレジスタにセットされている値が第2しきい値以下でなければ、当該会員IDのポイントデータは第2検索条件に該当しないことになり、管理コンピュータ2は、該当フラグをクリアし(ステップA214)、検索処理ルーチンにリターンする。
【0075】
管理コンピュータ2は、第2検索条件判定処理を終えると、判定結果が第2検索条件に該当するか否かを判別する(ステップA06)。ステップA06の判定結果が第2検索条件に該当する場合には、当該会員IDのポイントデータが第1検索条件および第2検索条件に該当することになり、管理コンピュータ2は、当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA07)、ステップA08に進む。一方、判定結果が第2検索条件に該当しない場合には、当該会員IDのポイントデータが第2検索条件に該当しないことになるため、管理コンピュータ2は、ステップA07を経ないで直接ステップA08に進む。
【0076】
このようにして、会員登録されている全ての会員IDについて、ポイントデータを読み出して第1検索条件及び第2検索条件に該当するか否かを判定し、第1検索条件及び第2検索条件に該当する会員IDのポイントデータを順次記憶していく。そして、管理コンピュータ2は、ステップA09にて、更新した会員IDが存在しないと判別した場合に、検索処理を終えてポイント検索処理のメインルーチンに戻り、ステップS62の検索結果表示処理に進む。
【0077】
管理コンピュータ2は、ステップS62の検索結果表示処理にて、ステップS61の検索処理で記憶した第1検索条件及び第2検索条件に該当する会員IDのポイントデータを図23に示すように画面に表示する。このような、ポイントによる検索を行って会員を抽出することにより、例えば、ダイレクトメールを送信する会員を選び出すことができる。なお、本実施形態では、検索項目が2つの場合について説明したが、検索項目は1つ以上であれば検索は可能である。
【0078】
次に、グループ分けについて説明する。図14に示すポイント表示画面において表示されている「グループ分け条件設定画面へ」の操作入力ボタンが操作されると、管理コンピュータ2は、グループ分け処理にジャンプする。図24は、管理コンピュータ2が実行するグループ分け処理のメインルーチンを示すフローチャートである。グループ分け処理は、ステップS81のグループ分け条件設定処理と、ステップS82のグループ振分処理と、ステップS83のグループ分け結果表示処理とにより構成される。
【0079】
図25乃至図26は、管理コンピュータ2が実行するグループ分け条件設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2は、グループ分け条件設定処理を開始すると、図27に示すようなグループ分け条件設定画面を表示する(ステップA801)。次いで、グループ分け条件設定画面において、入力項目のタイトルとしての「横軸の項目」、「横軸のしきい値」、「縦軸の項目」、「縦軸のしきい値」を表示し(ステップA802)、横軸の項目の項目入力ボックス、横軸の第1しきい値入力ボックス、横軸の第2しきい値入力ボックス、縦軸の項目の項目入力ボックス、縦軸の第1しきい値入力ボックス、縦軸の第2しきい値入力ボックス及び「グループ分け」の操作入力ボタンを表示する(ステップA803)。
【0080】
ステップA803の処理を行うと、管理コンピュータ2は、まず、横軸についての項目入力ボックスへの項目の選択入力を受け付ける(ステップA804)。
項目の選択入力に際して、管理コンピュータ2は、図4のポイントデータ記憶ファイルに記憶されている「会員ID」以外の各項目、即ち、「来店回数」、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「合計ポイント」、「順位」をドロップダウンリスト形式で表示する。オペレータは、表示されたドロップダウンリストから検索指定する項目を(例えば、マウスによりクリックする等して)選択入力する。なお、管理コンピュータ2は、ステップA804の横軸の項目の選択入力処理に次いで項目入力があるか否かを監視しており(ステップA805)、項目の選択入力が行われるまで、ステップA804及びステップA805を繰り返す。
【0081】
オペレータによって横軸の項目が選択入力されると、管理コンピュータ2は、ステップA805を真と判別し、選択入力された横軸の項目を記憶する(ステップA806)。次に、管理コンピュータ2は、横軸の項目の第1しきい値の入力を受け付ける(ステップA807)。オペレータは、例えば、キーボードから第1しきい値を入力する。管理コンピュータ2は、ステップA807の横軸の項目の第1しきい値の入力処理に次いで第1しきい値の入力があるか否かを監視しており(ステップA808)、第1しきい値の選択入力が行われるまで、ステップA807及びステップA808を繰り返す。
【0082】
オペレータによって横軸の項目についての第1しきい値が入力されると、管理コンピュータ2は、ステップA808を真と判別し、選択入力された横軸の項目の第1しきい値を記憶する(ステップA809)。次に、管理コンピュータ2は、横軸の項目の第2しきい値の入力を受け付ける(ステップA810)。オペレータは、例えば、キーボードから第2しきい値を入力する。管理コンピュータ2は、ステップA810の横軸の項目の第2しきい値の入力処理に次いで第2しきい値の入力があるか否かを監視しており(ステップA811)、第2しきい値の選択入力が行われるまで、ステップA810及びステップA811を繰り返す。
【0083】
オペレータによって横軸の項目についての第2しきい値が入力されると、管理コンピュータ2は、ステップA811を真と判別し、選択入力された横軸の項目の第2しきい値を記憶する(ステップA812)。なお、本実施形態では、1つの項目に関してグループ分けするために2つのしきい値の入力を可能としているので、説明を簡略とする便宜上、第2しきい値のほうが第1しきい値よりも大きい値であるものとして説明する。
【0084】
次いで、管理コンピュータ2は、縦軸についての項目入力ボックスへの項目の選択入力を受け付ける(ステップA813)。項目の選択入力に際して、管理コンピュータ2は、「会員ID」以外の各項目、即ち、「来店回数」、「使用金額」、「アウト」、「セーフ」、「合計ポイント」、「順位」のうち、先に入力された横軸の項目を除いてをドロップダウンリスト形式で表示する。オペレータは、表示されたドロップダウンリストから検索指定する項目を選択入力する。なお、管理コンピュータ2は、ステップA813の縦軸の項目の選択入力処理に次いで項目入力があるか否かを監視しており(ステップA814)、項目の選択入力が行われるまで、ステップA813及びステップA814を繰り返す。
【0085】
オペレータによって縦軸の項目が選択入力されると、管理コンピュータ2は、ステップA814を真と判別し、選択入力された縦軸の項目を記憶する(ステップA815)。次に、管理コンピュータ2は、縦軸の項目の第1しきい値の入力を受け付ける(ステップA816)。管理コンピュータ2は、第1しきい値の入力があるか否かを監視しており(ステップA817)、第1しきい値の選択入力が行われるまで、ステップA816及びステップA817を繰り返す。
【0086】
オペレータによって縦軸の項目についての第1しきい値が入力されると、管理コンピュータ2は、ステップA817を真と判別し、選択入力された縦軸の項目の第1しきい値を記憶する(ステップA818)。次に、管理コンピュータ2は、縦軸の項目の第2しきい値の入力を受け付ける(ステップA819)。管理コンピュータ2は、第2しきい値の入力があるか否かを監視しており(ステップA820)、第2しきい値の選択入力が行われるまで、ステップA819及びステップA820を繰り返す。オペレータによって縦軸の項目についての第2しきい値が入力されると、管理コンピュータ2は、ステップA820を真と判別し、選択入力された縦軸の項目の第2しきい値を記憶する(ステップA821)。なお、この場合も第2しきい値のほうが第1しきい値よりも大きい値であるものとして説明する。
【0087】
次いで、管理コンピュータ2は、グループ分けボタンへの入力を受け付ける(ステップA822)。管理コンピュータ2は、グループ分けボタンへの入力があるか否かを監視し(ステップA823)、グループ分けボタンへの入力が行われるまで、ステップA822及びステップA823を繰り返す。オペレータによってグループ分けボタンへの操作入力が行われると、管理コンピュータ2は、ステップA823を真と判別し、グループ分け条件設定処理のサブルーチンを終えてグループ分け処理のルーチンに戻り、ステップS82のグループ振分処理に進む。
【0088】
なお、図28にグループ分け条件設定処理において設定入力されたグループ分け条件の記憶状態を示す。また、本実施形態におけるグループ分け条件の入力設定の一例として、横軸の項目に「来店回数」、来店回数の第1しきい値に「30」、来店回数の第2しきい値に「60」、縦軸の項目に「使用金額」、使用金額の第1しきい値に「300」、使用金額の第2しきい値に「700」が設定されたものとする。また、ステップS82のグループ振分処理の説明は、上記グループ分け条件の入力設定に基いて説明することにする。
【0089】
図29は、管理コンピュータ2が実行するグループ振分処理のサブルーチンを示すフローチャートである。管理コンピュータ2は、グループ振分処理を開始すると、会員IDに「00001」をセットし(ステップA831)、ステップA832に進み、ポイントデータ記憶ファイルから当該会員IDのポイントデータを読み出す(ステップA832)。次いで、管理コンピュータ2は、グループ分け条件設定処理において設定入力されたグループ分け条件の記憶エリアを参照し、まず、縦軸の項目を特定する(ステップA833)。なお、上述の設定に従えば「使用金額」であると特定する。次いで、当該会員IDのポイントデータから、特定した縦軸項目に対応する項目データをYレジスタにセットする(ステップA834)。なお、上述の設定に従えば、当該会員IDのポイントデータから使用金額ポイントがYレジスタにロードされる。
【0090】
次に、管理コンピュータ2は、グループ分け条件設定処理において設定入力されたグループ分け条件の記憶エリアを参照し、横軸の項目を特定する(ステップA835)。なお、上述の設定に従えば「来店回数」であると特定する。次いで、当該会員IDのポイントデータから、特定した横軸項目に対応する項目データをXレジスタにセットする(ステップA836)。なお、上述の設定に従えば、当該会員IDのポイントデータから来店回数ポイントがXレジスタにロードされる。
【0091】
管理コンピュータ2は、縦軸項目の第1しきい値により最初のグループ分けを行う。即ち、管理コンピュータ2は、Yレジスタにセットされた会員の項目データが縦軸の第1しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA837)。上述の設定に従えば、Yレジスタにセットされた会員の使用金額ポイントが、縦軸の第1しきい値「300」以下であるか否かを判別することになる。図14に示される会員ID「00001」〜会員ID「00009」のポイントデータを上述の設定に従ってグループにすると、使用金額ポイントが300以下であるのは、会員IDが「00001」、「00003」及び「00006」の会員となる。
【0092】
ステップA837の判別結果が真である場合には、すなわち、Yレジスタにセットされた会員の項目データが縦軸の第1しきい値以下である場合には、ステップA838に進み、縦軸の項目で第1しきい値以下のグループに分けた当該会員IDを、横軸項目の第1しきい値及び第2しきい値によりさらに3つにグループ分けを行う。
【0093】
即ち、管理コンピュータ2は、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA838)。上述の設定に従えば、Xレジスタにセットされた会員の来店回数ポイントが、横軸の第1しきい値「30」以下であるか否かを判別することになる。Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下である場合には、ステップA838の判定結果は真となり、当該会員IDはグループ1に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ1記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA839)、ステップA860に進む。なお、グループ1は、縦軸の項目について第1しきい値以下であって、かつ横軸の項目について第1しきい値以下のグループである。上記の会員IDが「00001」、「00003」及び「00006」の会員のうちで、来店回数ポイントが30ポイント以下であるのは、会員ID「00001」、「00003」及び「00006」の全員で、会員ID「00001」、「00003」及び「00006」がグループ1に分けられる。
【0094】
一方、ステップA838にて、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下でない場合には、ステップA838の判定結果は偽となり、管理コンピュータ2はステップA840に進む。ステップA840では、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA840)。上述の設定に従えば、Xレジスタにセットされた会員の来店回数ポイントが、横軸の第2しきい値「60」以下であるか否かを判別することになる。
【0095】
Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下である場合には、ステップA840の判定結果は真となり、当該会員IDはグループ2に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ2記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA841)、ステップA860に進む。なお、グループ2は、縦軸の項目について第1しきい値以下であって、かつ横軸の項目について第1しきい値を上回るが第2しきい値以下であるグループである。
【0096】
一方、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下でない場合には、ステップA840の判定結果は偽となり、当該会員IDはグループ3に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ3記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA842)、ステップA860に進む。なお、グループ3は、縦軸の項目について第1しきい値以下であって、かつ横軸の項目について第2しきい値を上回るグループである。
【0097】
一方、ステップA837において、Yレジスタにセットされた会員の項目データが縦軸の第1しきい値以下でない場合、管理コンピュータ2はステップA843に進む。ステップA843において、管理コンピュータ2は、Yレジスタにセットされた会員の項目データが縦軸の第2しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA843)。上述の設定に従えば、Yレジスタにセットされた会員の使用金額ポイントが、縦軸の第1しきい値「700」以下であるか否かを判別することになる。ステップA843において、Yレジスタにセットされた会員の項目データが縦軸の第2しきい値以下である場合には、管理コンピュータ2はステップA844に進む。
【0098】
図14に示される会員ID「00001」〜会員ID「00009」のポイントデータを上述の設定に従ってグループにすると、使用金額ポイントが300ポイントを上回り、かつ700ポイント以下であるのは、会員IDが「00004」、「00005」及び「00007」の会員となる。
【0099】
ステップA844に進むと、管理コンピュータ2は、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA844)。上述の設定に従えば、Xレジスタにセットされた会員の来店回数ポイントが、横軸の第1しきい値「30」以下であるか否かを判別することになる。Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下である場合には、ステップA844の判定結果は真となり、当該会員IDはグループ4に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ4記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA845)、ステップA860に進む。なお、グループ4は、縦軸の項目について第1しきい値を上回るが第2しきい値以下であって、かつ横軸の項目について第1しきい値以下のグループである。
【0100】
上記の会員IDが「00004」、「00005」及び「00007」の会員のうちで、来店回数ポイントが30ポイント以下であるのは、会員ID「00004」の会員で、会員ID「00004」がグループ4に分けられる。
【0101】
一方、ステップA844にて、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下でない場合には、ステップA844の判定結果は偽となり、管理コンピュータ2はステップA846に進む。ステップA846では、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA846)。上述の設定に従えば、Xレジスタにセットされた会員の来店回数ポイントが、横軸の第2しきい値「60」以下であるか否かを判別することになる。
【0102】
Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下である場合には、ステップA846の判定結果は真となり、当該会員IDはグループ5に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ5記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA847)、ステップA860に進む。なお、グループ5は、縦軸の項目について第1しきい値を上回るが第2しきい値以下であって、かつ横軸の項目について第1しきい値を上回るが第2しきい値以下であるグループである。
【0103】
上記の会員IDが「00004」、「00005」及び「00007」の会員のうちで、来店回数ポイントが30ポイントを上回り、かつ60ポイント以下であるのは、会員ID「00005」及び「00007」の会員で、会員ID「00005」及び「00007」がグループ5に分けられる。
【0104】
一方、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下でない場合には、ステップA846の判定結果は偽となり、当該会員IDはグループ6に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ6記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA848)、ステップA860に進む。なお、グループ6は、縦軸の項目について第1しきい値を上回るが第2しきい値以下であって、かつ横軸の項目について第2しきい値を上回るグループである。
【0105】
一方、ステップA843において、Yレジスタにセットされた会員の項目データが縦軸の第2しきい値以下でない場合、管理コンピュータ2はステップA849に進む。図14に示される会員ID「00001」〜会員ID「00009」のポイントデータを上述の設定に従ってグループにすると、使用金額ポイントが700ポイントを上回っているのは、会員IDが「00002」、「00008」及び「00009」の会員となる。
【0106】
管理コンピュータ2は、ステップA849に進むと、管理コンピュータ2は、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA849)。上述の設定に従えば、Xレジスタにセットされた会員の来店回数ポイントが、横軸の第1しきい値「30」以下であるか否かを判別することになる。Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下である場合には、ステップA849の判定結果は真となり、当該会員IDはグループ7に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ7記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA850)、ステップA860に進む。なお、グループ7は、縦軸の項目について第2しきい値を上回り、かつ横軸の項目について第1しきい値以下のグループである。
【0107】
一方、ステップA849にて、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第1しきい値以下でない場合には、ステップA849の判定結果は偽となり、管理コンピュータ2はステップA851に進む。ステップA851では、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下であるか否かを判別する(ステップA851)。上述の設定に従えば、Xレジスタにセットされた会員の来店回数ポイントが、横軸の第2しきい値「60」以下であるか否かを判別することになる。
【0108】
Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下である場合には、ステップA851の判定結果は真となり、当該会員IDはグループ8に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ8記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA852)、ステップA860に進む。なお、グループ8は、縦軸の項目について第2しきい値を上回り、かつ横軸の項目について第1しきい値を上回るが第2しきい値以下であるグループである。
【0109】
上記の会員IDが「00002」、「00008」及び「00009」の会員のうちで、来店回数ポイントが30ポイントを上回り、かつ60ポイント以下であるのは、会員ID「00002」及び「00008」の会員で、会員ID「00002」及び「00008」がグループ8に分けられる。
【0110】
一方、Xレジスタにセットされた会員の項目データが横軸の第2しきい値以下でない場合には、ステップA851の判定結果は偽となり、当該会員IDはグループ9に区分されることになる。管理コンピュータ2は、グループ9記憶領域に当該会員IDのポイントデータを記憶し(ステップA853)、ステップA860に進む。なお、グループ9は、縦軸の項目について第1しきい値を上回り、かつ横軸の項目について第2しきい値を上回るグループである。
【0111】
上記の会員IDが「00002」、「00008」及び「00009」の会員のうちで、来店回数ポイントが60ポイントを上回っているのは、会員ID「00009」の会員で、会員ID「00009」がグループ9に分けられる。
【0112】
以上に説明したように、読み出した当該会員IDのポイントデータを、縦軸項目についての第1しきい値及び第2しきい値と、横軸項目についての第1しきい値及び第2しきい値により、グループ1〜グループ9のうちの何れかに振り分ける。
【0113】
ステップA860に進むと、管理コンピュータ2は、会員IDを次の会員IDに更新し(ステップA860)、更新した会員IDが存在するか否かを判別する(ステップA861)。更新した会員IDが存在する場合には、ステップA832に戻り、ポイントデータ記憶ファイルから次の会員IDのポイントデータを読み出し、前述のステップA832〜ステップA860に至る処理を行う。
【0114】
このようにして、会員登録されている全ての会員IDについて、ポイントデータを読み出してグループ分け条件に従ってグループ1〜グループ9のうちの何れかに振り分けると共に、振り分けた会員IDのポイントデータを順次記憶していく。そして、管理コンピュータ2は、ステップA861にて、更新した会員IDが存在しないと判別した場合に、グループ振分処理のサブルーチンを終えてグループ分け処理のメインルーチンに戻り、ステップS83のグループ分け結果表示処理に進む。
【0115】
管理コンピュータ2は、グループ振分処理により、グループ1記憶領域〜グループ9記憶領域にそれぞれ記憶された会員IDのポイントデータをグループ分け結果表示処理によって、表形式で画面に表示する。図31は、グループ分け結果表示の一表示態様である。グループ分け条件で設定されたグループ分け条件に従って、横軸に来店回数、縦軸に使用金額を表示すると共に、横軸の第1しきい値、第2しきい値、縦軸の第1しきい値、第2しきい値を表示し、さらに、横軸の第1しきい値、第2しきい値、縦軸の第1しきい値、第2しきい値に対応するグリッド線を表示し、これらグリッド線で分割された9つの表示領域をグループ1記憶領域〜グループ9記憶領域にそれぞれ対応させる。そして、9つの表示領域にグループ1記憶領域〜グループ9記憶領域にそれぞれ記憶された会員IDを、表示する。
【0116】
図14に示される会員ID「00001」〜会員ID「00009」の例では、会員ID「00001」、「00003」及び「00006」がグループ1に、会員ID「00004」がグループ4に、会員ID「00005」及び「00007」がグループ5に、会員ID「00002」及び「00008」がグループ8に、会員ID「00009」がグループ9に分けられ、各表示領域にて会員IDが表示される。
【0117】
また、9つに分割された各々の表示領域をクリックすることにより、その表示領域に対応しているポイントデータ(例えば、グループ4の表示領域がクリックされた場合には、グループ4記憶領域に記憶されている会員ID「00004」のポイントデータ)を表示する。これにより、各グループの会員に対応して適合した販促活動を直感的に行うことができる。
【0118】
上記実施形態では、使用金額と来店回数のポイントを使用して説明したが、それ以外のポイントデータやそれらのポイント同士を複合(加算や減算)させたポイントを用いる場合もある。例えば、縦軸を使用金額ポイントから特賞回数ポイントを減算したポイントを使用してもよい。なお、特賞回数は、図3に示した会員分析用データファイルに記憶されており、これをポイント化する場合は、ポイント設定処理でポイント換算値を指定すればよい。
【0119】
また、上記実施形態では、縦軸、横軸ともにしきい値を2つ設定したが、1つ以上のしきい値を設定すればグループ分けは可能である。また、縦軸、横軸のいずれか一方のみにしきい値を設定してもグループ分けは可能である。
【0120】
また、上記実施形態では、グループ分けに用いる項目を2つとしたが、2つに限らず複数としてもよい。例えば、グループ分けに用いる項目を3つとし、3つの項目をX軸、Y軸、Z軸にそれぞれ割り当てて立体で表現する場合や、グループ分けに用いる項目を4つとし、4つの項目をX軸、Y軸、Z軸、プロットする点の大きさや色彩に割り当てて表現する場合等がある。
【0121】
また、上記実施形態では、ポイント化する項目として、アウトや使用金額等の数値データを用いる場合について説明したが、性別や住所、嗜好、天候等のように数値データで表現することが困難なデータや個人データ等も項目としてポイント化(例えば、男性であれば10ポイント、女性であれば20ポイント等)する場合もある。また、上記実施形態では、各項目のポイントを加算することにより合計ポイントを算出したが、ホールからの警告等の減算するポイントの項目を設定する場合もある。
【0122】
【発明の効果】
請求項1に記載の構成によれば、管理コンピュータが、表示画面において会員分析用データの各項目毎にポイント化するかしないかの選択設定を受け付ける手段と、ポイント化する設定がなされた項目について、ポイント化のための換算値の設定入力を受け入れる手段と、会員分析用データベースから、会員識別情報別に、ポイント化する設定がなされた項目毎にポイント化のための換算値によりポイントに換算する手段と、会員識別情報別にポイント化した結果及び合計ポイントをポイントデータ記憶ファイルに記憶する手段とを有するので、会員の履歴データ(会員分析用データ)の各項目毎に、遊技店がどの項目を重視するかによって独自に会員評価のためのポイント化するための換算率を設定することができる。
【0123】
請求項2に記載の構成によれば、管理コンピュータが、表示画面において、会員を抽出する条件として、ポイント化した項目とそれに対するしきい値の設定入力を受け付ける手段と、ポイントデータ記憶ファイルから会員識別情報毎にポイントデータを読み出し、設定入力されたポイント化した項目及びそのしきい値に対応する会員のポイントデータを抽出する手段とを有するので、項目指定としきい値により、遊技店が独自にポイントによる検索を行って会員を抽出することができ、例えば、ダイレクトメールを送信する会員を選び出すことができる。
【0124】
請求項3に記載の構成によれば、管理コンピュータが、表示画面において、グループ分けするための条件として、1又は複数の項目とそのしきい値となるポイント値の設定入力を受け付ける手段と、ポイントデータ記憶ファイルから会員識別情報毎にポイントデータを読み出し、読み出した会員識別情報毎のポイントデータを1又は複数の項目の各しきい値でグループ区分する手段とを有するので、項目としきい値により、遊技店が独自に会員をグループに分けることができると共に、各グループの会員に対応して適合した販促活動に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の顧客分析装置を含む遊技履歴収集システムの実施形態に係るブロック図
【図2】データ記憶サーバの記憶構成を示す図
【図3】会員分析用データ記憶ファイルのデータフォーマットの一態様を示す図
【図4】ポイントデータ記憶ファイルのデータフォーマットの一態様を示す図
【図5】実施形態の管理コンピュータに表示される会員分析用データ表示画面を示す図
【図6】実施形態の管理コンピュータに表示されるポイント設定画面を示す図
【図7】管理コンピュータが実行するポイント処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図8】管理コンピュータが実行するポイント設定処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図9】データ記憶サーバに確保された設定項目記憶領域を示す図
【図10】ポイント設定画面におけるポイント設定の一設定例を示す図
【図11】管理コンピュータが実行するポイント集計処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図12】図11のフローチャートのつづき
【図13】管理コンピュータが実行する順位付け処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図14】実施形態の管理コンピュータに表示されるポイント表示画面を示す図
【図15】管理コンピュータが実行するポイント検索処理のメインルーチンのフローチャート
【図16】管理コンピュータが実行する検索条件設定処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図17】図16のフローチャートのつづき
【図18】実施形態の管理コンピュータに表示される検索条件設定画面を示す図
【図19】管理コンピュータが実行する検索処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図20】管理コンピュータが実行する第1検索条件判定処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図21】管理コンピュータが実行する第2検索条件判定処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図22】検索条件設定処理において設定入力された第1検索条件及び第2検索条件の記憶状態を示す図
【図23】第1検索条件及び第2検索条件に該当する会員IDのポイントデータの一表示態様を示す図
【図24】管理コンピュータが実行するグループ分け処理のフローチャート
【図25】管理コンピュータが実行するグループ分け条件設定処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図26】図25のフローチャートのつづき
【図27】実施形態の管理コンピュータに表示されるグループ分け条件設定画面を示す図
【図28】グループ分け条件設定処理において設定入力されたグループ分け条件の記憶状態を示す図
【図29】管理コンピュータが実行するグループ振分処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図30】図29のフローチャートのつづき
【図31】グループ分け結果表示の一表示態様を示す図
【符号の説明】
1 遊技履歴収集システム
2 管理コンピュータ
3 遊技台
4 カードユニット
5 LAN
6 LAN
7 通信端末
8 ルータ
9 データ記憶サーバ

Claims (3)

  1. 会員識別情報別に少なくとも使用金額及び遊技データを含んだ会員分析用データを記憶した会員分析用データベースと、前記会員分析用データベースを管理する管理コンピュータとを備えた顧客分析装置において、前記管理コンピュータは、表示画面において前記会員分析用データの各項目毎にポイント化するかしないかの選択設定を受け付ける手段と、ポイント化する設定がなされた項目について、ポイント化のための換算値の設定入力を受け入れる手段と、前記会員分析用データベースから、会員識別情報別に、ポイント化する設定がなされた項目毎に前記ポイント化のための換算値によりポイントに換算する手段と、会員識別情報別にポイント化した結果をポイントデータ記憶ファイルに記憶する手段とを有することを特徴とする顧客分析装置。
  2. 前記管理コンピュータは、表示画面において、会員を抽出する条件として、前記ポイント化した項目とそれに対するしきい値の設定入力を受け付ける手段と、前記ポイントデータ記憶ファイルから会員識別情報毎にポイントデータを読み出し、設定入力されたポイント化した項目及びそのしきい値に対応する会員のポイントデータを抽出する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の顧客分析装置。
  3. 前記管理コンピュータは、表示画面において、グループ分けするための条件として、1又は複数の項目とそのしきい値となるポイント値の設定入力を受け付ける手段と、前記ポイントデータ記憶ファイルから会員識別情報毎にポイントデータを読み出し、読み出した会員識別情報毎のポイントデータを前記1又は複数の項目の各しきい値でグループ区分する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の顧客分析装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006068146A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Aruze Corp 遊技機
JP2006201982A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Idu:Kk オークションシステム
JP2008228780A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用管理システム
JP2013052106A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Nouvelle:Kk 遊技管理装置
JP2017038737A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技情報分析システム、分析サーバ、および遊技情報分析方法

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