JP2003299855A - 遊技場の顧客分析装置 - Google Patents

遊技場の顧客分析装置

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JP2003299855A JP2002109523A JP2002109523A JP2003299855A JP 2003299855 A JP2003299855 A JP 2003299855A JP 2002109523 A JP2002109523 A JP 2002109523A JP 2002109523 A JP2002109523 A JP 2002109523A JP 2003299855 A JP2003299855 A JP 2003299855A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会員がどの程度新台を好むのかを分析する遊
技場の顧客分析装置を提供する。 【解決手段】 会員登録された会員が遊技台で遊技した
ことに起因して発生する各遊技台毎の遊技履歴データと
使用金額データとを収集して記憶する遊技履歴収集記憶
手段と、台番号及び該遊技台の設置日付を記憶する遊技
台登録手段とを有する。遊技履歴データは、遊技が行わ
れた日付、台識別情報、会員の会員識別データ、アウト
及びセーフを含む。会員別に、当該会員が遊技した各遊
技台についての遊技履歴データ及び使用金額データと共
に、各遊技台が設置されてから経過した日数である設置
日数を一緒に記憶した会員別遊技履歴データベースを作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会員登録された会
員が遊技台で遊技したことに起因して発生する各遊技台
毎の遊技履歴データと使用金額データとに基いて、会員
の趣向を分析するためのデータを作成する遊技場の顧客
分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ホールにおいては会員を募り、会
員登録者に会員IDを記憶した会員カード等を与えてい
る。会員は、遊技台で遊技する際に、会員カードを遊技
台に対応付けされたカードリーダ(例えば、台間端末に
設けられている)に読み取らせる。ホールは、読み取っ
た会員IDに対応付けられて遊技機種やアウト数、セー
フ数、大当り回数等の遊技履歴を管理コンピュータ或い
は前記台間端末に記憶することで、会員の遊技履歴を管
理し、会員毎の遊技履歴を確認することによってホール
の運営に役立てている。
【0003】しかしながら、従来の会員別遊技履歴デー
タでは、遊技台の設置日数(遊技台がホールに設置され
てからの経過日数)を表すデータがないため、例えば、
遊技台が新機種、所謂、新台である場合、会員がどの程
度新台を好むのかを分析することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、会員
がどの程度新台を好むのかを分析する遊技場の顧客分析
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の遊技場
の顧客分析装置は、上記課題を解決するために、会員登
録された会員が遊技台で遊技したことに起因して発生す
る各遊技台毎の遊技履歴データと使用金額データとを収
集して記憶する遊技履歴収集記憶手段と、前記遊技台の
台識別情報及び該遊技台が設置された日付を記憶する遊
技台登録手段とを有し、前記遊技履歴データは、少なく
とも遊技が行われた日付、遊技が行われた遊技台を表す
台識別情報、遊技を行った会員の会員識別データ、前記
遊技台に投入された遊技媒体数であるアウト及び前記遊
技台から払い出された遊技媒体数であるセーフを含み、
前記遊技履歴収集記憶手段によって記憶された前記遊技
履歴データと前記使用金額データと前記遊技台登録手段
とに基いて、会員別に、当該会員が遊技した各遊技台に
ついての遊技履歴データ及び使用金額データと共に、前
記各遊技台が設置されてから経過した日数である設置日
数を一緒に記憶した会員別遊技履歴データベースを作成
する会員別遊技履歴データベース作成手段を備えたこと
を特徴とする。
【0006】請求項2に記載の遊技場の顧客分析装置
は、請求項1に記載のものにおいて、会員別に、当該会
員が遊技した各遊技台についての遊技履歴データ及び使
用金額データと共に、前記各遊技台が設置されてから経
過した日数である設置日数を一緒に表示することを特徴
とするものである。
【0007】請求項3に記載の遊技場の顧客分析装置
は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記会員別
遊技履歴データベースのうち、前記設置日数が予め定め
た制限日数以下の遊技履歴データ及び使用金額データを
新台遊技履歴データとして扱い、前記新台遊技履歴デー
タの個数としての新台の遊技回数、前記新台遊技履歴デ
ータのアウトの合計値、使用金額の合計値、セーフの合
計値とアウトの合計値との差である差玉の合計値のうち
の少なくとも1つを算出することを特徴とするものであ
る。なお、前記制限日数以下とは、前記制限日数未満と
いう表現を含む意味である。
【0008】請求項4に記載の遊技場の顧客分析装置
は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記会員別
遊技履歴データベースのうち、前記設置日数が予め定め
た日数以上の遊技履歴データ及び使用金額データを通常
台遊技履歴データとして扱い、前記通常台遊技履歴デー
タの個数としての通常台の遊技回数、前記通常台遊技履
歴データのアウトの合計値、使用金額の合計値、セーフ
の合計値とアウトの合計値との差である差玉の合計値の
うちの少なくとも1つを算出することを特徴とするもの
である。なお、前記日数以上とは、前記日数を超える日
数という表現を含む意味である。
【0009】請求項5に記載の遊技場の顧客分析装置
は、請求項1乃至請求項4のうちのいずれか1つに記載
のものにおいて、前記各遊技台毎の前記遊技履歴データ
のうち、前記設置日数が予め定めた制限日数以下の遊技
台についての遊技履歴データを新台遊技履歴データとし
て扱い、前記各遊技台が同一機種であるという条件に従
って、前記新台遊技履歴データに基いて、前記設置日数
の経過別のアウト合計、延べ遊技者数及び1人当りアウ
トのうちの少なくとも1つを表示することを特徴とする
ものである。なお、前記制限日数以下とは、前記制限日
数未満という表現を含む意味である。
【0010】請求項6に記載の遊技場の顧客分析装置
は、請求項1乃至請求項4のうちのいずれか1つに記載
のものにおいて、前記各遊技台毎の前記遊技履歴データ
のうち、前記設置日数が予め定めた制限日数以下の遊技
台についての遊技履歴データを新台遊技履歴データとし
て扱い、前記各遊技台が同一機種であるという条件に従
って、前記新台遊技履歴データに基いて、前記設置日数
の経過別の使用金額合計、延べ遊技者数及び1人当り使
用金額のうちの少なくとも1つを表示することを特徴と
するものである。なお、前記制限日数以下とは、前記制
限日数未満という表現を含む意味である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の遊技場の顧客分
析装置を含む遊技履歴収集システムの実施形態に係るブ
ロック図である。遊技履歴収集システム1は、管理室或
いは事務所等に設置された管理コンピュータ2、遊技場
内に複数設置された遊技台(例えば、パチンコ遊技機や
メダル式遊技機)3、各遊技台1台毎に対応して配備さ
れた各カードユニット4、各遊技台3と管理コンピュー
タ2とを双方向データ通信可能に接続するLAN5、各
カードユニット4と管理コンピュータ2とを双方向デー
タ通信可能に接続するLAN6、管理コンピュータ2に
データ通信可能に接続されたデータ記憶サーバ9を備え
ている。
【0012】なお、以下に説明する実施形態において
は、請求項1に記載の遊技履歴収集記憶手段、遊技台登
録手段及び会員別遊技履歴データベースは、データ記憶
サーバ9で構成してある。
【0013】複数の遊技台3は、島と呼ばれるグループ
に分けられている。各遊技台3は、複数台の単位で通信
端末7にデータ通信可能に接続されている。なお、この
実施形態では、2台の遊技台が1つの通信端末7にデー
タ通信可能に接続されている。各通信端末7は、各島に
設けられたルータ8及びLAN5を介して管理コンピュ
ータ2に接続されている。
【0014】管理コンピュータ2は、CPU、ROM、
RAM、通信インタフェース及びデータ記憶用の記憶装
置を備えた制御部、CRT或いは液晶パネル等からなる
表示画面を有する表示装置、操作入力のためのキーボー
ド装置及びマウスを備えている。
【0015】遊技台3毎に配設されたカードユニット4
は、遊技台3と通信接続されると共に、LAN6を介し
て管理コンピュータ2に通信接続されている。この実施
形態のカードユニット4は、図示していないがプリペイ
ドカード挿入口と会員カード挿入口とを備えるものであ
り、遊技者が遊技を行うために使用した使用金額と、遊
技者が会員登録された会員である場合、会員識別データ
である会員IDとを管理コンピュータ2に送信する。
【0016】図2は、データ記憶サーバ9の記憶構成を
示す図である。データ記憶サーバ9には、少なくとも、
遊技台3毎に管理される遊技台別遊技履歴ファイルと、
会員別に管理される会員別遊技履歴ファイルと、会員登
録ファイル、遊技台登録ファイルとが設けられている。
【0017】図3は、遊技台別遊技履歴ファイルのデー
タフォーマット(データの記憶状態)及びこれを画面表
示する場合の一表示態様を示す図である。遊技台別遊技
履歴ファイルには、遊技台毎にデータ記憶エリアが設け
られている。なお、本実施形態では、遊技場に設置され
ている全遊技台は1番台〜N番台のN台あるものとす
る。また、各遊技台毎のデータ記憶エリアの1レコード
は、月日、時間、会員ID、遊技データとしてのアウ
ト、セーフ、特賞の各記憶領域で構成されている。各遊
技台毎のデータ記憶エリアには、管理コンピュータ2か
ら送られた各データが所定時間毎に記憶される。
【0018】「月日」は遊技台の稼働月日、「時間」は
遊技時間帯、「会員ID」はその遊技台で遊技した遊技
者が会員である場合にのみ記憶されるものである。ま
た、「アウト」は遊技台3に投入された遊技媒体数(例
えば、打ち込まれたパチンコ球数)を示し、「セーフ」
は遊技台3から払い出された遊技媒体数(例えば、賞球
として払い出されたパチンコ球数)を示し、「特賞」は
遊技台における特別遊技状態(例えば、大当り遊技中)
の有無を示す。上述した各データのうち、会員IDは、
この遊技台3に対応するカードユニット4から会員ID
が管理コンピュータ2に対して送られた場合にのみデー
タ記憶エリアに記憶される。なお、図3においては、台
番号250番台における、日付データ、時刻データ、会
員ID、遊技データを所定時間毎として、10分毎に記
憶した例を示しているが、これらのデータを記憶する間
隔は、例えば、30秒毎、1分毎のように任意であって
よい。
【0019】図4は、会員別当日遊技履歴ファイルのデ
ータフォーマット(データの記憶状態)及びこれを画面
表示する場合の一表示態様を示す図である。会員別当日
遊技履歴ファイルは、会員ID毎にデータ記憶エリアが
設けられている。なお、本実施形態では、会員登録され
ている会員は、会員ID0001からのm人であるもの
とする。会員ID毎のデータ記憶エリアの1レコード
は、月日、時間、台番号、遊技データとしてのアウト、
セーフ、金額データとしての使用金額の各記憶領域で構
成されている。なお、図4においては、会員IDが「0
001」の会員についての11月1日における遊技履歴
を示す例である。また、図5は、会員別遊技履歴ファイ
ルのデータフォーマット(データの記憶状態)とこれを
画面表示する場合の一表示態様を示す図である。会員別
遊技履歴ファイルは、会員ID毎にデータ記憶エリアが
設けられている。なお、本実施形態では、会員登録され
ている会員は、会員ID0001からのm人であるもの
とする。会員ID毎のデータ記憶エリアの1レコード
は、月日、時間、台番号、設置日数、遊技データとして
のアウト、セーフ及び差玉、金額データとしての使用金
額の各記憶領域で構成されている。
【0020】上述のデータのうち、「月日」は会員が遊
技を行った月日を示し、「時間」は会員が遊技を行った
遊技時間帯を示す。また、「台番号」は会員が遊技を行
った遊技台の番号を示し、「設置日数」は、会員が遊技
を行った遊技台がホールに設置されてからの経過日数を
示す。なお、請求項1に記載されている「設置日数」
は、遊技台が設置されてからの経過月日を、1日を最少
単位として表しているもので、本発明においては「日
数」そのものに限定されるものではなく、「週数」或い
は「月数」を含むものである。なお、「設置日数」は、
会員が遊技した遊技台が新台であるか否かを判定する場
合に用いる。「アウト」は会員が遊技台で投入した遊技
媒体数(例えば、打ち込んだパチンコ球数)を示し、
「セーフ」は、会員に遊技台から払い出された遊技媒体
数(例えば、賞球として払い出されたパチンコ球数)を
示し、「差玉」は会員が得た遊技媒体数、即ち、「セー
フ」から「アウト」を差し引いた数を表す。また、「使
用金額」は、会員がその遊技台に使用した金額を示す。
なお、図5においては、会員0001についての遊技履
歴を示す例である。
【0021】会員登録ファイルのデータ記憶エリアの1
レコードは、会員ID、会員の氏名、会員の住所、会員
の連絡先(電話番号やメールアドレス等)の各記憶領域
で構成されているが、ホールにおいて会員登録を行う場
合にこのようなファイル構成は周知であるので図示して
いない。
【0022】図6は、遊技台登録ファイルのデータフォ
ーマット(データの記憶状態)及びこれを画面表示する
場合の一表示態様を示す図である。遊技台登録ファイル
のデータ記憶エリアの1レコードは、設置されている遊
技台の台番号、遊技台の機種名、ホールに設置された日
付の各記憶領域で構成されている。
【0023】以下、遊技履歴収集システム1において、
遊技者が会員である場合、遊技履歴データの収集の概略
について述べる。会員登録された会員が所望の遊技台3
で遊技を行う場合、まず、会員毎に配布された会員カー
ドを遊技を行う遊技台3に対応するカードユニット4の
会員カード挿入口に挿入する。この会員カードには、会
員識別データ(この実施形態では、会員ID)が記録さ
れている。会員カードがカードユニット12に挿入され
ると、会員カードに記録された会員IDが読み出され、
LAN6を通じて自己の通信アドレスと共に会員IDが
管理コンピュータ2に送られる。なお、実施形態におい
ては、会員を特定するための会員識別情報として会員I
Dを記憶した会員カードを用いて説明するが、会員カー
ドに限らず、会員の生体情報、例えば、指紋、虹彩、掌
紋、音声等によって会員を特定してもよい。また、会員
カードが挿入されるのは、カードユニット12と別の装
置であってもよい。この場合、会員IDと金額は別の装
置からそれぞれ管理コンピュータ2に送信され、管理コ
ンピュータ2によって対応付けされる。
【0024】管理コンピュータ2は、会員IDを受け取
ると、会員登録ファイルを検索し、受け取った会員ID
が登録されているか否かを判定する。なお、管理コンピ
ュータ2は、会員IDを送信してきたカードユニット4
の通信アドレスにより、どの台番号の遊技台に対応する
カードユニットであるかを識別する。受け取った会員I
Dが会員登録ファイルに登録されている会員IDのいず
れかに一致すれば、当該会員IDは認証されたことにな
り、管理コンピュータ2は、カードユニットに対して認
証OKを送信する。
【0025】次に、会員がプリペイドカード挿入口にプ
リペイドカードを挿入すると、プリペイドカードに記憶
された残高金額が読み出される。なお、図示しないが、
遊技台3の上球受皿には玉貸操作部が設けられ、玉貸操
作部に配備されたカード残高表示器に残高金額が表示さ
れる。会員は、貸玉の金額を決め、玉貸操作部の貸球ス
イッチを操作する。なお、この操作は、1回の操作につ
き500円分の貸玉(通常、100円につき25個であ
るので125個)が貸し出される。カードユニット4
は、貸玉スイッチの操作信号を受ける毎に、残高金額か
ら貸玉金額相当分(この場合は500円)を減算し、貸
玉要求信号を遊技台3に送信する。遊技台3は、貸玉要
求信号を受けると、自身の貸玉排出装置を駆動して規定
個数(この場合には25個)のパチンコ球を上球受皿に
払い出す。なお、カードユニット4は、貸玉スイッチの
操作信号を受けても、残高金額が0円の場合には、貸玉
の払出しを行わない。
【0026】また、カードユニット4は、貸玉要求信号
を遊技台3に送信する毎に、会員が貸玉を得るために使
用した金額を加算記憶する。カードユニット4は、管理
コンピュータ2に対して送信する送信データ(会員ID
及び加算記憶した使用金額)を作成しており、管理コン
ピュータ2から応答指令があると、これに応じて、会員
IDと加算記憶した使用金額を管理コンピュータ2に送
信し、送信した後、送信データをクリアする。また、会
員は、この遊技台での遊技を終了する場合には、カード
ユニット4に設けられた返却ボタンを操作し、会員カー
ドを会員カード挿入口から抜き取る。カードユニット4
は、会員カードを排出すると、それまで保持していた会
員IDをクリアする。
【0027】管理コンピュータ2は、所定時間(本実施
形態では、10分としている)毎に各通信端末7に対し
て遊技台3の情報要求指令を送信する。また、通信端末
7は、接続されている各遊技台の遊技台識別情報(例え
ば、台番号)を記憶しており、管理コンピュータ2から
所定時間毎に送信される情報要求指令に応じて、台番号
及び遊技データを管理コンピュータ2に送信する。管理
コンピュータ2は、各通信端末7から送られた遊技台別
の遊技情報を基に、時刻データと共に、各遊技台の遊技
情報とを一緒にデータ記憶サーバ9に累積記憶する。ま
た、管理コンピュータ2は、遊技台3に対応するカード
ユニット4に対して応答指令を送信し、カードユニット
4から会員ID及び使用金額が送られてきた場合には、
会員ID及び使用金額を各遊技台の遊技情報と一緒にデ
ータ記憶サーバ9に累積記憶し、これが会員別の遊技履
歴となる。
【0028】以上のように構成した遊技履歴収集システ
ム1の動作について説明する。なお、各遊技台3は、遊
技データとしてのアウト(打ち込み球数)は、アウト球
が10球カウントされる毎に信号出力し、遊技データと
してのセーフ数(賞球としての払出球数)も、セーフ球
が10球カウントされる毎に信号出力する。また、遊技
データとしての特賞は、大当りに応じて行われる特別遊
技中に信号出力される。
【0029】図7は、通信端末7が実行する遊技データ
集計送信処理のフローチャートである。通信端末7は、
複数台(この実施形態では2台)の遊技台からの遊技デ
ータがあるか否かを判別する。なお、2台の遊技台を遊
技台A、遊技台Bということにする。通信端末7は、ま
ず、遊技台Aからアウト信号の出力があるか否かを判別
する(ステップA01)。通信端末7は、遊技台Aから
アウト信号の出力がある場合、遊技台Aについてのアウ
ト数をカウントするアウトAカウンタの値に10を加算
し(ステップA02)、ステップA03に移行する一
方、遊技台Aからアウト信号の出力がない場合、ステッ
プA02を行わず直接ステップA03に移行する。
【0030】ステップA03にて、通信端末7は、遊技
台Aからセーフ信号の出力があるか否かを判別する(ス
テップA03)。通信端末7は、遊技台Aからセーフ信
号の出力がある場合、遊技台Aについてのセーフ数をカ
ウントするセーフAカウンタの値に10を加算し(ステ
ップA04)、ステップA05に移行する一方、遊技台
Aからセーフ信号の出力がない場合、ステップA04を
行わず直接ステップA05に移行する。ステップA05
に進むと、通信端末7は、遊技台Aから特賞信号の出力
があるか否かを判別する(ステップA05)。通信端末
7は、遊技台Aから特賞信号の出力がある場合、遊技台
Aについての特賞の有無を識別する特賞Aフラグに1を
セットし(ステップA06)、ステップA07に移行す
る一方、遊技台Aから特賞信号の出力がない場合、ステ
ップA06を行わず直接ステップA07に移行する。な
お、特賞Aフラグの値は、特賞信号がない初期の状態で
は「0」であり、特賞信号があると「1」がセットされ
る。
【0031】ステップA07に進むと、通信端末7は、
遊技台Bからアウト信号の出力があるか否かを判別する
(ステップA07)。通信端末7は、遊技台Bからアウ
ト信号の出力がある場合、遊技台Bについてのアウト数
をカウントするアウトBカウンタの値に10を加算し
(ステップA08)、ステップA09に移行する一方、
遊技台Bからアウト信号の出力がない場合、ステップA
08を行わず直接ステップA09に移行する。
【0032】ステップA09にて、通信端末7は、遊技
台Bからセーフ信号の出力があるか否かを判別する(ス
テップA09)。通信端末7は、遊技台Bからセーフ信
号の出力がある場合、遊技台Bについてのセーフ数をカ
ウントするセーフBカウンタの値に10を加算し(ステ
ップA10)、ステップA11に移行する一方、遊技台
Bからセーフ信号の出力がない場合、ステップA10を
行わず直接ステップA11に移行する。ステップA11
に進むと、通信端末7は、遊技台Bから特賞信号の出力
があるか否かを判別する(ステップA11)。通信端末
7は、遊技台Bから特賞信号の出力がある場合、遊技台
Bについての特賞の有無を識別する特賞Bフラグに1を
セットし(ステップA12)、ステップA13に移行す
る一方、遊技台Bから特賞信号の出力がない場合、ステ
ップA12を行わず直接ステップA13に移行する。な
お、特賞Bフラグの値は、特賞信号がない初期の状態で
は「0」であり、特賞信号があると「1」がセットされ
る。
【0033】ステップA13に進むと、通信端末7は、
管理コンピュータ2からの情報要求指令があるか否かを
判別する(ステップA13)。通信端末7は、管理コン
ピュータ2からの情報要求指令がなければ、そのまま遊
技データ集計送信処理を終了する。一方、管理コンピュ
ータ2からの情報要求指令がある場合、通信端末7は、
遊技台Aの台番号、アウトAカウンタの値、セーフAカ
ウンタの値、特賞Aフラグの値を管理コンピュータ2に
送信し(ステップA14)、アウトAカウンタの値、セ
ーフAカウンタの値及び特賞Aフラグの値を0クリアし
(ステップA15)、ステップA16に進む。ステップ
A16に進むと、通信端末7は、遊技台Bの台番号、ア
ウトBカウンタの値、セーフBカウンタの値、特賞Bフ
ラグの値を管理コンピュータ2に送信し(ステップA1
6)、アウトBカウンタの値、セーフBカウンタの値及
び特賞Bフラグの値を0クリアし(ステップA17)、
遊技データ集計送信処理を終了する。
【0034】本実施形態では、所定時間毎(この実施形
態では10分毎)に管理コンピュータ2から情報要求指
令が送信されてくるものとしており、次の情報要求指令
が送信されてくるまでの間、通信端末7は、遊技台A、
Bからアウト信号がある毎に各アウトカウンタを10だ
けアップし、遊技台A、Bからセーフ信号がある毎に各
セーフ数ウンタを+10だけアップする。また、通信端
末7は、遊技台A、Bから特賞信号があると各特賞フラ
グに1をセットする。従って、次の情報要求指令が送信
されてくるまでの間、遊技台A、Bについての各アウト
数と各セーフ数が集計されると共に、特賞が発生すれ
ば、特賞の発生が特賞フラグの値「1」として記憶され
る。
【0035】次に、カードユニット4が行う処理につい
て説明する。図8は、カードユニット4が実行する処理
のメインルーチンを示すフローチャートである。電源投
入時、カードユニット4は、初期化処理にて、以下の各
処理に用いる各バッファ、各フラグ、各カウンタの初期
化を行う(ステップB00)。カードユニット4は、ス
テップB00の初期化処理を終えると、ステップB01
に進む。以下、カードユニット4は、ステップB01の
会員カード読取処理、ステップB02の会員カード返却
処理、ステップB03のプリペイドカード読取処理、ス
テップB04の貸玉スイッチ処理、ステップB05のプ
リペイドカード返却処理、ステップB06のデータ送信
処理の順序でこれらの各処理を繰り返し実行する。
【0036】図9は、カードユニット4が実行する会員
カード読取処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。カードユニット4は、会員カード挿入口に会員カ
ードが挿入されているか否かを判別する(ステップB1
1)。会員カードが挿入されていなければ(会員カード
未挿入の場合と会員カードが保持位置に挿入済みの場
合)、カードユニット4は、会員カード読取処理を終え
てメインルーチンにリターンする。会員カードが挿入さ
れている場合、会員カードをカードユニット4の内方の
保持位置まで移動すると共に、会員カードに記録された
会員IDを読み取る(ステップB02)。カードユニッ
ト4は、ステップB03に進み、前述したように管理コ
ンピュータ2により会員IDの認証を受ける。なお、こ
の場合、認証OKであったものとする。カードユニット
4は、会員IDが認証OKであった場合、会員IDを会
員IDバッファに記憶し(ステップB14)、会員カー
ド読取処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0037】図10は、カードユニット4が実行する会
員カード返却処理のサブルーチンを示すフローチャート
である。カードユニット4は、会員カードの返却操作が
行われているか否かを判別する(ステップB22)。な
お、会員カードの返却操作は、カードユニット4に設け
られた会員カード返却スイッチへの操作による。会員カ
ードの返却操作が行われていない場合、カードユニット
4は会員カード返却処理を終えてメインルーチンにリタ
ーンする。会員カードの返却操作が行われている場合、
カードユニット4は、会員カードを会員カード挿入口か
ら排出し(ステップB22)、会員IDバッファを0ク
リアし(ステップB23)、会員カード返却処理を終え
てメインルーチンにリターンする。
【0038】なお、本実施形態では、遊技台3は、会員
と会員ではない一般客の別に関係なく遊技台での遊技を
可能としてある。従って、カードユニット4に対応する
遊技台でプレイしている遊技者が会員であるか一般客で
あるかは、会員カードが挿入されて、未返却である場合
に限り、会員がプレイしていると認定することができ
る。従って、会員カードの返却を以って、この会員ID
の会員による遊技の終了と見なしている。
【0039】図11は、カードユニット4が実行するプ
リペイドカード読取処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。カードユニット4は、カードユニット4
に設けられたプリペイドカード挿入口にプリペイドカー
ドが挿入されているか否かを判別する(ステップB3
1)。プリペイドカードがプリペイドカード挿入口に挿
入されていなければ(プリペイドカード未挿入の場合と
プリペイドカードが保持位置に挿入済みの場合)、カー
ドユニット4は、プリペイドカード読取処理を終えてメ
インルーチンにリターンする。プリペイドカードが挿入
されている場合、プリペイドカードをカードユニット4
の内方の保持位置まで移動すると共に、プリペイドカー
ドに記録された残高金額を読み取る(ステップB3
2)。次いで、カードユニット4は、読み取った残高金
額を残高金額バッファに記憶し(ステップB33)、残
高金額バッファに記憶されている残高金額を遊技台3に
設けられたカード残高表示器により表示し(ステップB
34)、プリペイドカード読取処理を終えてメインルー
チンにリターンする。
【0040】図12は、カードユニット4が実行する貸
玉スイッチ処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。カードユニット4は、遊技台3に設けられた貸玉
スイッチが操作されたか(貸玉スイッチがオンである
か)否かを判別する(ステップB41)。貸玉スイッチ
が操作されていない場合、カードユニット4はステップ
B43に移行する。貸玉スイッチが操作されている場合
には、カードユニット4は玉貸操作カウンタの値を1つ
アップし(ステップB42)、ステップB43に進む。
【0041】カードユニット4は、ステップB43に進
むと、玉貸操作カウンタの値が0であるか否かを判別す
る。玉貸操作カウンタの値が0である場合、貸玉スイッ
チによる貸玉要求はなしとなり、この場合には、カード
ユニット4は貸玉スイッチ処理を終えてメインルーチン
にリターンする。一方、玉貸操作カウンタの値が0でな
い場合、貸玉スイッチによる貸玉要求はありとなり、次
いで、残高金額バッファに記憶されている残高金額が0
であるか否かを判別する(ステップB44)。残高金額
バッファに記憶されている残高金額が0である場合、貸
玉の払出しは不可であるので、カードユニット4は貸玉
スイッチ処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0042】残高金額バッファに記憶されている残高金
額が0でない場合、貸玉の払出しは可能であり、カード
ユニット4はステップB45に進む。ステップB45に
進むと、カードユニット4は、遊技台3に対して貸玉要
求信号を出力する(ステップB45)。なお、貸玉要求
信号が遊技台3に送信されると、応じて遊技台3から1
回の貸玉要求信号に相当する個数(この実施形態では5
00円に相当する個数125個)の貸玉が払い出され
る。カードユニット4は、玉貸操作カウンタの値を1つ
減じ(ステップB46)、残高金額バッファに記憶され
ている残高金額から貸玉金額(この実施形態では500
円)を減算し(ステップB47)、さらに、使用金額バ
ッファに貸玉金額(この実施形態では500円)を加算
し(ステップB48)、カードユニット4は貸玉スイッ
チ処理を終えてメインルーチンにリターンする。なお、
プリペイドカードは、貸玉金額(この実施形態では50
0円)の倍数分の単位で、例えば、3000円とか50
00円とかの単位で発券されているものとする。よっ
て、残高金額は、必ず貸玉金額(この実施形態では50
0円)の倍数金額となる。また、以上に説明したよう
に、使用金額バッファには、会員が貸玉を得るために貸
玉スイッチを操作して規定個数(125個)の貸玉が払
い出される毎に、使用した貸玉金額(500円)ずつ加
算記憶されていく。
【0043】図13は、カードユニット4が実行するプ
リペイドカード返却処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。カードユニット4は、残高金額バッファ
に記憶されている残高金額が0であるか否かを判別する
(ステップB51)。残高金額バッファに記憶されてい
る残高金額が0である場合は、ステップB53に進む。
また、カードユニット4は、残高金額バッファに記憶さ
れている残高金額が0でない場合はステップB52に進
み、プリペイドカードの返却操作が行われているか否か
を判別する(ステップB52)。なお、プリペイドカー
ドの返却操作は、遊技台3の玉貸操作部に設けられた返
却スイッチへの操作による。プリペイドカードの返却操
作が行われていない場合、カードユニット4は、プリペ
イドカード返却処理を終えてメインルーチンにリターン
する。
【0044】残高金額バッファに記憶されている残高金
額が0である場合、或いは、プリペイドカードの返却操
作が行われている場合(この場合には、残高金額は0で
はなく500円以上の残金がある)、カードユニット4
はステップB53に進む。カードユニット4は、残高金
額バッファに記憶されている残高金額をプリペイドカー
ドに書き込み(ステップB53)、プリペイドカードを
プリペイドカード挿入口から排出し(ステップB5
4)、プリペイドカード返却処理を終えてメインルーチ
ンにリターンする。以上に説明したプリペイドカード返
却処理では、残高金額が0となった場合、或いは、残高
金額が0でない場合、プリペイドカードの返却操作が行
われた場合には、プリペイドカードの返却を行う。
【0045】図14は、カードユニット4が実行するデ
ータ送信処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。カードユニット4は、管理コンピュータ2からの応
答指令があるか否かを判別する(ステップB61)。カ
ードユニット4は、管理コンピュータ2からの応答指令
がなければ、そのままデータ送信処理を終了し、メイン
ルーチンにリターンする。一方、管理コンピュータ2か
らの応答指令がある場合、カードユニット4は、送信バ
ッファの内容が「0」であるか否かを判別する(ステッ
プB62)。なお、送信バッファは、管理コンピュータ
2に対して送信する「会員ID」及び「使用金額」をセ
ットするためのバッファである。ステップB62にて、
送信バッファの内容が「0」でない場合、即ち、既に、
送信バッファに管理コンピュータ2に対して送信する
「会員ID」及び「使用金額」がセットされている場合
には、カードユニット4は、そのままデータ送信処理を
終了し、メインルーチンにリターンする。
【0046】一方、ステップB62にて、送信バッファ
の内容が「0」である場合、カードユニット4は、会員
IDバッファに記憶されている会員IDが「0」である
か否かを判別する(ステップB63)。会員IDバッフ
ァに記憶されている会員IDが「0」である場合は、プ
リペイドカードを返却した遊技者は会員ではない一般客
であることになる。会員IDバッファに記憶されている
会員IDが「0」である場合、カードユニット4は、そ
のままデータ送信処理を終了し、メインルーチンにリタ
ーンする。
【0047】一方、ステップB63にて、会員IDバッ
ファに記憶されている会員IDが「0」でない場合、即
ち、プリペイドカードを返却した遊技者が会員である場
合には、カードユニット4は、会員IDバッファに記憶
されている会員IDと、使用金額バッファに記憶されて
いる使用金額とを送信バッファにセットし(ステップB
64)、使用金額バッファの内容を0クリアし(ステッ
プB65)、送信バッファの内容(即ち、会員ID及び
使用金額)を管理コンピュータ2に送信し(ステップB
66)、送信バッファを0クリアし(ステップB6
7)、データ送信処理を終了し、メインルーチンにリタ
ーンする。
【0048】以上に説明したように、データ送信処理に
おいては、送信データがセットできるか否かを判別し、
送信データがセットできる場合には、遊技者が会員であ
るか否かを判別し、遊技者が会員である場合には、会員
IDバッファに記憶されている会員IDと、使用金額バ
ッファに記憶されている使用金額とを送信バッファにセ
ットする。なお、使用金額バッファに記憶されている使
用金額は、「0円」の場合も有り得る。一方、遊技者が
会員でない場合には、送信バッファへの会員IDと使用
金額の書き込みは行われない。この場合、送信バッファ
の内容は会員ID及び使用金額は共に「0」となってい
る。また、既に、送信バッファに会員IDと使用金額と
が書き込まれている場合には、送信バッファへの会員I
Dと使用金額の書き込みは行われない。
【0049】本実施形態では、所定時間毎(この実施形
態では10分毎)に管理コンピュータ2から応答指令が
送信されてくるものとしており、次の応答指令が送信さ
れてくるまでの間、カードユニット4は、会員が貸玉を
得るために使用した使用金額を加算記憶する。なお、送
信バッファに会員ID及び使用金額が記憶されている場
合、送信バッファへの会員IDと使用金額の書き込みを
行わないようにしているが、管理コンピュータ2からの
応答指令の送信タイミングを短時間とすることで、例え
ば、30秒毎に管理コンピュータ2から応答指令を送信
することで、30秒毎に送信バッファの内容が管理コン
ピュータ2に送信されるので、最初の会員がプリペイド
カードの返却を行い、次に別の会員がプリペイドカード
を挿入してプレイを行う場合、最初の会員の会員ID及
び使用金額がプリペイドカードの返却時から30秒後に
管理コンピュータ2に送信されることになり、続けて会
員がプリペイドカードを使用する状況においても、十分
に対処することができる。
【0050】次に、管理コンピュータ2が実行する各処
理について説明する。図15は、管理コンピュータ2が
実行するデータ記憶処理のフローチャートである。管理
コンピュータ2は、データ記憶処理を開始すると、ま
ず、データの収集タイミングであるか否かを判別する
(ステップS01)。本実施形態では、例えば、所定時
刻(例えば、開店時刻10:00)から10分毎にデー
タ収集を行うものとする。管理コンピュータ2は、デー
タの収集タイミングでなければ、データ記憶処理を終了
する。
【0051】管理コンピュータ2は、データの収集タイ
ミングである場合には、台番号指定レジスタiに開始台
番号(例えば、台番号の1番台から開始するのであれば
1)をセットし(ステップS02)、ステップS03に
進み、台番号指定レジスタiで指定されるi番台の遊技
台についてのデータ収集処理を行う(ステップS0
3)。なお、データ収集処理については後述する。管理
コンピュータ2は、データ収集処理を終えるとステップ
S04に進み、i番台の遊技台で遊技した会員について
の会員別遊技履歴データ記憶処理を行う(ステップS0
4)。なお、会員別遊技履歴データ記憶処理については
後述する。
【0052】管理コンピュータ2は、会員別遊技履歴デ
ータ記憶処理を終えるとステップS05に進み、データ
収集が終了であるか否かを判別する(ステップS0
5)。即ち、終了台番号(本実施形態ではN番台)まで
データ収集を行ったか否かを判別する。管理コンピュー
タ2は、データ収集が終了でなければ、台番号指定レジ
スタiにセットされた値を次の台番号に更新し(ステッ
プS06)、ステップS03に戻り、上述したステップ
S03乃至ステップS05の処理を実行する。
【0053】管理コンピュータ2は、台番号指定レジス
タiにセットされた値が終了台番号になるまで、上述し
たステップS03乃至ステップS06の処理を繰り返す
ことにより、現在時刻における開始台から終了台までの
全ての遊技台の遊技台別の遊技情報を収集し、データ記
憶サーバ9に記憶する。そして、管理コンピュータ2
は、台番号指定レジスタiにセットされた値が終了台番
号になると、データ記憶処理を終える。以上に述べたよ
うに、管理コンピュータ2は、データ収集処理と会員別
遊技履歴データ記憶処理を所定時間毎に実行する。
【0054】次に、ステップS03のデータ収集処理に
ついて説明する。図16は、管理コンピュータ2が実行
するデータ収集処理のサブルーチンを示すフローチャー
トである。管理コンピュータ2は、データ収集処理を開
始すると、台番号指定レジスタにセットされた値で指定
されるi番台の遊技台に通信接続されている通信端末7
iに対して情報要求指令を送信し(ステップS11)、
次いで、ステップS12に進み、台番号指定レジスタに
セットされた値で指定されるi番台の遊技台に対応する
カードユニット4iに対して応答指令を送信し(ステッ
プS12)、ステップS13に進む。
【0055】ステップS13に進むと、管理コンピュー
タ2は、情報要求指令を送信した通信端末7iからi番
台の遊技台の台番号及び遊技情報が送信されてくるのを
待つ(ステップS13)。管理コンピュータ2から情報
要求指令を受けた通信端末7iは、i番台の遊技台3の
台番号及び遊技情報を管理コンピュータ2に送信する。
管理コンピュータ2は、情報要求指令を送信した通信端
末7iからi番台の遊技台の台番号及び遊技情報が送信
されてくると、i番台の遊技台の台番号及び遊技情報を
受信し(ステップS14)、ステップS15に進む。な
お、i番台の遊技台で遊技が行われていない場合は、ア
ウト数が0となる。従って、i番台の遊技台で遊技が行
われているか否かはアウト数が0であるか否かを判別す
ることによって行う。
【0056】ステップS15に進んだ管理コンピュータ
2は、応答指令を送信したカードユニット4iからi番
台の遊技台で遊技している会員ID及び使用金額が送信
されてくるのを待つ(ステップS15)。管理コンピュ
ータ2から応答指令を受けたカードユニット4iは、先
に述べた送信バッファの内容を管理コンピュータ2に送
信する。管理コンピュータ2は、応答指令を送信したカ
ードユニット4iから送信バッファの内容が送信されて
くると、送信された送信データを受信し(ステップS1
6)、ステップS17に進む。管理コンピュータ2は、
データ記憶サーバ9の遊技台別遊技履歴ファイルのi番
台の遊技台についてのデータ記憶エリアを特定する(ス
テップS17)(図3参照)。
【0057】次いで、管理コンピュータ2は、i番台の
遊技台についてのデータ記憶エリアにおける空きエリア
(データが記憶されていない記憶エリア)を特定し(ス
テップS18)、当該空きエリアに、今日の日付、現在
時刻、カードユニット4から送られた送信データ(会員
ID及び使用金額)、i番台の遊技台情報(アウト、セ
ーフ、特賞「0」又は「1」)を記憶し(ステップS1
9)、当該データ収集処理のサブルーチンを終えてデー
タ記憶処理ルーチンにリターンする。以上により、今日
の現在時刻のi番台の遊技情報、i番台の遊技台でプレ
イしている会員ID及び使用金額が、データ記憶サーバ
9の遊技台別遊技履歴ファイルのi番台の遊技台につい
てのデータ記憶エリアに記憶される(図3参照)なお、
図3は、11月1日の台番号250番台の遊技台の遊技
履歴データを示している。
【0058】なお、i番台の遊技台でプレイしている遊
技者が会員である場合(i番台の遊技台に対応するカー
ドユニット4iに会員カードが挿入されていることが前
提)、i番台の遊技台に対応するカードユニット4iか
ら送られた送信データに会員IDが記憶されている。一
方、i番台の遊技台でプレイしている遊技者が会員でな
い場合には、i番台の遊技台に対応するカードユニット
4iから送られた送信データの内容は全て「0」が記憶
されている。また、送信データに会員IDが記憶されて
いる場合、使用金額が記憶されている場合と使用金額の
記憶がなく「0円」の場合とがある。なお、使用金額の
記憶がない場合は、プリペイドカードを使用した貸玉操
作が行われなかった場合である。
【0059】次に、会員別遊技履歴データ記憶処理につ
いて説明する。管理コンピュータ2は、データ収集処理
を終えると会員別遊技履歴データ記憶処理を行う。図1
7は、管理コンピュータ2が実行する会員別遊技履歴デ
ータ記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。管理コンピュータ2は、会員別遊技履歴データ記憶
処理を開始すると、まず、アウト数が0であるか否かを
判別する(ステップS21)。即ち、ステップS03の
データ収集処理によって収集したi番台の遊技台につい
ての遊技データに基いて、i番台の遊技台で遊技が行わ
れているか否かを判別する。管理コンピュータ2は、ア
ウト数が0である場合には、i番台の遊技台で遊技が行
われていないと判定し、会員について遊技履歴を記憶す
る必要がないため、会員別遊技履歴データ記憶処理を終
えてデータ記憶処理ルーチンにリターンする。
【0060】一方、ステップS21にてアウト数が0で
ない場合、次に、管理コンピュータ2は、会員IDが0
であるか否かを判別する(ステップS22)。ステップ
S03のデータ収集処理によって収集した会員IDが0
である場合は、i番台の遊技台で遊技している遊技客
は、会員ではない一般客であることになり、会員につい
て遊技履歴を記憶する必要がないため、会員別遊技履歴
データ記憶処理を終えてデータ記憶処理ルーチンにリタ
ーンする。
【0061】ステップS22にて、会員IDが0ではな
いと判定した場合、管理コンピュータ2は、会員別当日
遊技履歴ファイルの会員IDについてのデータ記憶エリ
ア特定する(ステップS23)。次いで、管理コンピュ
ータ2は、特定したデータ記憶エリアにおける空きエリ
アを特定し(ステップS24)、当該空きエリアに、月
日、時間、i番目の遊技台の台番号、アウト、セーフ、
使用金額を記憶し(ステップS25)、会員別遊技履歴
データ記憶処理を終えてデータ記憶処理ルーチンにリタ
ーンする。
【0062】以上により、i番台の遊技台で会員がプレ
イしている場合、今日の月日、時間、i番台の台番号、
アウト、セーフ、使用金額が、データ記憶サーバ9の会
員別当日遊技履歴ファイルの会員IDに対応するデータ
記憶エリアに記憶される(図4参照)。
【0063】次に、図4に示す会員別当日遊技履歴ファ
イルに記憶された各会員IDの当日の所定時間毎(この
実施形態では10分毎)の遊技履歴データから、図5に
示す遊技台毎についてアウト、セーフ、差玉、使用金額
を累計した会員別遊技履歴集計データを作成する会員別
遊技履歴集計データ作成処理について説明する。なお、
会員別遊技履歴集計データ作成処理において、会員がプ
レイした遊技台が新台であるか否かを判定するための設
置日数を一緒に記憶する。
【0064】図18乃至図19は、管理コンピュータ2
が実行する会員別遊技履歴集計データ処理のフローチャ
ートである。会員別遊技履歴集計データ処理を開始する
と、管理コンピュータ2は、開始する会員IDをセット
する(ステップS31)。次に、管理コンピュータ2は
検索レジスタiに1をセットし(ステップS32)、会
員IDについての会員別当日遊技履歴ファイルのi番目
のデータ記憶エリアを読み出す(ステップS33)。
【0065】管理コンピュータ2は、読み出したi番目
のデータ記憶エリアの月日が当日であるか否かを判別す
る(ステップS34)。i番目のデータ記憶エリアの月
日が当日でない場合には、会員IDの会員は、当日遊技
を行っていないことになる。この場合には、管理コンピ
ュータ2は、ステップS62へ移行し、処理終了か否か
を判別し、即ち、すべての会員について処理を行ったか
否かを判別し、処理終了でない場合は、次の会員IDを
セットし(ステップS63)、再び、ステップS32及
びステップS33を行い、次の会員IDについての会員
別当日遊技履歴ファイルのi番目のデータ記憶エリアを
読み出す。
【0066】ステップS34にて、読み出したi番目の
データ記憶エリアの月日が当日である場合には、会員I
Dの会員は、当日遊技を行っていることになる。この場
合には、管理コンピュータ2は、書込バッファに各デー
タをセットする。なお、書込バッファは、図5に示す会
員別遊技履歴ファイルのデータ構成と同じ記憶エリアで
構成されている。管理コンピュータ2は、書込バッファ
に読み出したi番目のデータ記憶エリアの月日をセット
し(ステップS35)、書込バッファに読み出したi番
目のデータ記憶エリアの開始時刻をセットし(ステップ
S36)、書込バッファに読み出したi番目のデータ記
憶エリアの終了時刻をセットする(ステップS36)。
なお、図4においては、開始時刻と終了時刻は、例え
ば、時間として10:00〜10:10のように記され
ている。
【0067】次いで、管理コンピュータ2は、書込バッ
ファに読み出したi番目のデータ記憶エリアの台番号を
セットし(ステップS38)、図6に示す遊技台登録フ
ァイルを参照し、台番号に対応する遊技台の設置日付よ
り設置日数を求め(ステップS39)、書込バッファに
設置日数をセットする(ステップS40)。
【0068】管理コンピュータ2は、アウトカウンタに
読み出したi番目のデータ記憶エリアのアウトをセット
し(ステップS41)、セーフカウンタに読み出したi
番目のデータ記憶エリアのセーフをセットし(ステップ
S42)、使用金額カウンタに読み出したi番目のデー
タ記憶エリアの使用金額をセットし(ステップS4
3)、検索レジスタjに値「i+1」をセットし(ステ
ップS44)、検索レジスタjの値がデータ数Nを超え
ているか否かを判定し(ステップS45)、検索レジス
タjの値がデータ数Nを超えていなければ、会員IDに
ついての会員別当日遊技履歴ファイルのj(>i)番目
のデータ記憶エリアを読み出す(ステップS46)。な
お、ステップS45にて、検索レジスタjの値がデータ
数Nを超えている場合には、管理コンピュータ2はステ
ップS53に移行する。
【0069】次いで、管理コンピュータ2は、読み出し
たj番目のデータ記憶エリアの台番号がi番目のデータ
記憶エリアの台番号と同じであるか否かを判別する(ス
テップS47)。ステップS47にて、台番号が同じで
ある場合には、書込バッファに読み出したj番目のデー
タ記憶エリアの終了時刻を上書き記憶し(ステップS4
8)、アウトカウンタの値にj番目のデータ記憶エリア
のアウトを加算記憶し(ステップS49)、セーフカウ
ンタの値にj番目のデータ記憶エリアのセーフを加算記
憶し(ステップS50)、使用金額カウンタの値にj番
目のデータ記憶エリアの使用金額を加算記憶し(ステッ
プS51)、検索レジスタjの値を1つアップし(ステ
ップS52)、ステップS45に戻り、検索レジスタj
の値がデータ数Nを超えているか否かを判定し、検索レ
ジスタjの値がデータ数Nを超えていなければ、会員I
Dについての会員別当日遊技履歴ファイルのj番目のデ
ータ記憶エリアを読み出す(ステップS46)。従っ
て、ステップS46で読み出したデータ記憶エリアの台
番号が、i番目のデータ記憶エリアの台番号と同じであ
る場合には、ステップS48乃至ステップS52が行わ
れることになり、書込バッファの終了時刻の更新と、ア
ウト、セーフ及び使用金額の集計が行われる。
【0070】ステップS47にて、読み出したj番目の
データ記憶エリアの台番号がi番目のデータ記憶エリア
の台番号と同じでない場合には、j番目のデータ記憶エ
リアの各データは、別の遊技台についてのデータである
ことになり、管理コンピュータ2は、ステップS53に
進み、i番目のデータ記憶エリアの台番号の遊技台につ
いて集計データを書き込むことになる。即ち、書込バッ
ファにアウトカウンタの値(アウトの集計値)をセット
し(ステップS53)、書込バッファにセーフカウンタ
の値(セーフの集計値)をセットし(ステップS5
4)、書込バッファに使用金額カウンタの値(使用金額
の集計値)をセットし(ステップS55)、セーフカウ
ンタの値からアウトカウンタの値を減算して差玉を求め
(ステップS56)、書込バッファに差玉をセットし
(ステップS57)、会員別遊技履歴ファイルの会員I
Dについての空きのデータ記憶エリアを特定し(ステッ
プS58)、書込バッファの内容を当該データ記憶エリ
アに書き込み(ステップS59)、ステップS60に進
む。
【0071】従って、会員IDに対応する会員が台番号
に対応する遊技台で行った遊技履歴、即ち、月日、時間
(開始時刻から終了時刻)、台番号、設置日数、アウト
集計、セーフ集計、差玉及び使用金額の集計が会員別遊
技履歴ファイルに記憶される。
【0072】管理コンピュータ2は、ステップS60に
進むと、検索レジスタjの値がデータ数Nを超えている
か否かを判定し(ステップS60)、検索レジスタjの
値がデータ数Nを超えていなければ、検索レジスタiに
検索レジスタjの値をセットし(ステップS61)、会
員IDについての会員別当日遊技履歴ファイルのi番目
のデータ記憶エリアを読み出す(ステップS33)。ま
た、ステップS60にて、検索レジスタjの値がデータ
数Nを超えている場合には、管理コンピュータ2はステ
ップS62に移行し、処理終了か否かを判別し、即ち、
すべての会員について処理を行ったか否かを判別し、処
理終了でない場合は、次の会員IDをセットし(ステッ
プS63)、再び、ステップS32及びステップS33
を行い、次の会員IDについての会員別当日遊技履歴フ
ァイルのi番目のデータ記憶エリアを読み出す。また、
ステップS62にて、すべての会員について処理を行っ
た場合には処理終了となり、管理コンピュータ2は、会
員別遊技履歴集計データ処理を終了する。
【0073】図20は、会員別当日遊技履歴ファイルに
記憶された各会員IDの当日の所定時間毎(この実施形
態では10分毎)の遊技履歴データから、遊技台毎につ
いてアウト、セーフ、差玉、使用金額を集計した会員別
遊技履歴集計データを作成する一具体例を示す図であ
る。図20は、11月1日の会員ID「0001」の会
員についての当日の所定時間毎の遊技履歴データが5件
あり、このうち、台番号「001」の遊技台についての
遊技履歴データが3件あり、台番号「007」の遊技台
についての遊技履歴データが2件ある例を示している。
【0074】まず、会員別当日遊技履歴ファイルの1番
目(i=1)のデータ記憶エリアの読み出しを行い、1
1月1日を当日と判別すると、書込バッファに、月日
「11月1日」、開始時刻「10:00」、終了時刻
「10:10」、台番号「001」、図6の遊技台登録
ファイルの台番号「001」の設置日付「11月1日」
から設置日数「1」の各データをセットする。また、ア
ウトカウンタにアウト「960」、セーフカウンタにセ
ーフ「420」、使用金額カウンタに使用金額「200
0」をセットする。検索レジスタjにi+1(この場合
には、iが1であるから2)をセットし、検索レジスタ
jの値がデータ数5を超えていないので、会員別当日遊
技履歴ファイルのj番目(2番目)のデータ記憶エリア
を読み出す(ステップS46)。2番目のデータ記憶エ
リアの台番号は「001」であり、同じ台番号であるの
で、書込バッファに2番目のデータ記憶エリアの終了時
刻「10:20」を上書き記憶し、アウトカウンタの値
に2番目のデータ記憶エリアのアウト「950」を加算
記憶し、セーフカウンタの値に2番目のデータ記憶エリ
アのセーフ「440」を加算記憶し、使用金額カウンタ
の値に2番目のデータ記憶エリアの使用金額「0」を加
算記憶し、検索レジスタjの値を1つアップし(この場
合には3になる)、検索レジスタjの値がデータ数5を
超えていないので、会員別当日遊技履歴ファイルの3番
目のデータ記憶エリアを読み出す。
【0075】3番目のデータ記憶エリアの台番号も「0
01」であり、同じ台番号であるので、書込バッファに
3番目のデータ記憶エリアの終了時刻「10:30」を
上書き記憶し、アウトカウンタの値に3番目のデータ記
憶エリアのアウト「820」を加算記憶し、セーフカウ
ンタの値に3番目のデータ記憶エリアのセーフ「37
0」を加算記憶し、使用金額カウンタの値に3番目のデ
ータ記憶エリアの使用金額「0」を加算記憶し、検索レ
ジスタjの値を1つアップし(この場合には4にな
る)、検索レジスタjの値がデータ数5を超えていない
ので、会員別当日遊技履歴ファイルの4番目のデータ記
憶エリアを読み出す。4番目のデータ記憶エリアの台番
号は「007」であり、同じ台番号ではない。従って、
ステップS53乃至ステップS59の処理により、書込
バッファに、台番号「001」の遊技台についてのアウ
トの集計値、セーフの集計値、使用金額の集計値、差玉
をセットし、書込バッファの内容を会員別遊技履歴ファ
イルの会員ID「0001」についての空きのデータ記
憶エリアに書き込む。ステップS60にて、検索レジス
タjの値(この場合j=4)がデータ数5を超えていな
いので、検索レジスタiに「4」をセットし、ステップ
S33に進み、会員IDについての会員別当日遊技履歴
ファイルの4番目のデータ記憶エリアを読み出す。そし
て、ステップS34〜ステップS43の各処理を行い、
ステップS44にて検索レジスタjにi+1(この場合
には、iが4であるから5)をセットし、検索レジスタ
jの値がデータ数5を超えていないので、会員別当日遊
技履歴ファイルの5番目のデータ記憶エリアを読み出す
(ステップS46)。5番目のデータ記憶エリアの台番
号は「007」であり、4番目のデータ記憶エリアの台
番号と同じであるので、ステップS48〜ステップS5
1の各処理を行い、ステップS52にて、検索レジスタ
jの値を1つアップし(この場合にはj=6になる)、
ステップS45にて、検索レジスタjの値がデータ数5
を超えるので、ステップS53〜ステップS59の各処
理にて、台番号「007」の遊技台についてのアウトの
集計値、セーフの集計値、使用金額の集計値、差玉をセ
ットし、書込バッファの内容を会員別遊技履歴ファイル
の会員ID「0001」についての空きのデータ記憶エ
リアに書き込む。そして、ステップS60にて、検索レ
ジスタjの値「6」がデータ数5を超えるので、ステッ
プS62に進み、処理終了でなければ、ステップS63
にて、次の会員IDをセットし、ステップS32に戻
り、次の会員IDについて同様のアルゴリズムにより処
理を行う。
【0076】以上のようにして図5に示す会員別遊技履
歴ファイルを作成する。なお、作成した会員別遊技履歴
ファイルの内容、即ち、当該会員が遊技した各遊技台
(台番号)についての遊技履歴データ(アウト、セー
フ、差玉)及び使用金額データと共に、各遊技台が設置
されてから経過した日数である設置日数を、例えば、図
5に示すような表形式で会員ID毎に一緒に画面表示す
る。
【0077】図5の会員別遊技履歴ファイル(会員別遊
技履歴データベースに相当する)を利用することによ
り、会員の台の好みを分析することができる。次に、会
員別遊技履歴データベースを加工した例を示す。図21
は、図5に示す会員別遊技履歴データベースを加工して
作成される会員ID毎の新台並びに通常台遊技履歴デー
タベースの記憶データ構成及び及びこれを画面表示する
場合の一表示態様を示したものである。項目のうち、
「会員ID」は各会員のIDを示し、「遊技回数」は各
会員が遊技した回数を示し、「遊技回数割合」は遊技回
数の割合であって、全遊技回数に対する設置日数が10
日までの遊技台(以下、新台という)で遊技した回数の
割合と、設置日数が11日以上の遊技台(以下、通常台
という)で遊技した回数の割合とを示す。この例では、
設置日数が10日以内を新台と判断しているが、この閾
値は、ホールにて任意に設定できるようにしてもよい。
「アウト」は新台で遊技した場合のアウト数と、通常台
で遊技した場合のアウト数を示す。「使用金額」は新台
で遊技した場合の使用金額と通常台で遊技した場合の使
用金額を示す。「差玉」は新台で遊技した場合の差玉と
通常台で遊技した場合の差玉を示す。なお、「アウト」
「使用金額」「差玉」は期間中(2001年10月01
日〜2002年03月31日)の合計値を示す。
【0078】図23乃至図24は、管理コンピュータ2
が実行する会員別遊技履歴データ加工処理のフローチャ
ートである。会員別遊技履歴データ加工処理は、上述し
た図5に示す会員別遊技履歴データベースを加工して会
員ID毎の新台並びに通常台遊技履歴データベースを作
成する処理である。
【0079】会員別遊技履歴データ加工処理を開始する
と、管理コンピュータ2は、会員ID「0001」をセ
ットし(ステップS71)、会員別遊技履歴データ加工
処理で使用する各回数カウンタ、各加算バッファを0ク
リアする(ステップS72)。次に、管理コンピュータ
2は、検索レジスタiに1をセットし(ステップS7
3)、検索レジスタiの値がデータ数Nを超えているか
否かを判別し(ステップS74)、検索レジスタiの値
がデータ数Nを超えていなければ、ステップS75に進
み、会員IDについての会員別遊技履歴ファイルのi番
目のデータ記憶エリアを読み出す(ステップS75)。
【0080】管理コンピュータ2は、読み出したi番目
のデータ記憶エリアの月日が開始月日の条件に合ってい
るか否かを判別する(ステップS76)。読み出したi
番目のデータ記憶エリアの月日が開始月日の条件に合っ
ていれば、この月日が終了月日の条件に合っているか否
かを判別する(ステップS77)。読み出したi番目の
データ記憶エリアの月日が終了月日の条件に合っていれ
ば、ステップS78に進む。
【0081】ステップS76にて、管理コンピュータ2
は、読み出したi番目のデータ記憶エリアの月日が開始
月日の条件に合っていない場合、ステップS88に移行
する。また、ステップS77にて、管理コンピュータ2
は、読み出したi番目のデータ記憶エリアの月日が終了
月日の条件に合っていない場合も、ステップS88に移
行する。
【0082】ステップS78に進む場合、管理コンピュ
ータ2は、遊技回数カウンタの値を1つアップし(ステ
ップS78)、ステップS79にて、読み出したi番目
のデータ記憶エリアの遊技履歴データが新台についての
データであるか否かを判別する(ステップS79)。即
ち、管理コンピュータ2は、読み出したi番目のデータ
記憶エリアの設置日数が、予め定めた制限日数以下(こ
の実施形態では10日以内)であれば、新台であると判
別し、設置日数が予め定めた制限日数以下でなければ通
常台であると判別する。
【0083】管理コンピュータ2は、新台であると判定
した場合には、新台遊技回数カウンタの値を1つアップ
し(ステップS80)、読み出したi番目のデータ記憶
エリアのアウトを新台アウト加算バッファに加算記憶し
(ステップS81)、読み出したi番目のデータ記憶エ
リアの使用金額を新台使用金額加算バッファに加算記憶
し(ステップS82)、読み出したi番目のデータ記憶
エリアの差玉を新台差玉加算バッファに加算記憶し(ス
テップS83)、ステップS88に進む。
【0084】一方、管理コンピュータ2は、ステップS
79にて、新台でないと判定した場合には、通常台遊技
回数カウンタの値を1つアップし(ステップS84)、
読み出したi番目のデータ記憶エリアのアウトを通常台
アウト加算バッファに加算記憶し(ステップS85)、
読み出したi番目のデータ記憶エリアの使用金額を通常
台使用金額加算バッファに加算記憶し(ステップS8
6)、読み出したi番目のデータ記憶エリアの差玉を通
常台差玉加算バッファに加算記憶し(ステップS8
7)、ステップS88に進む。
【0085】管理コンピュータ2は、ステップS88に
進むと、検索レジスタiの値を1つアップし(ステップ
S88)、ステップS74に戻り、検索レジスタiの値
がデータ数Nを超えているか否かを判別し(ステップS
74)、検索レジスタiの値がデータ数Nを超えていな
ければ、更新アップした検索レジスタiで指定される会
員IDについての会員別遊技履歴ファイルのi番目のデ
ータ記憶エリアを読み出す(ステップS75)。以下、
管理コンピュータ2は、検索レジスタiの値がデータ数
Nを超えるまで、ステップS74乃至ステップS88で
形成される処理ループを繰り返す。これにより、会員別
遊技履歴ファイルに記憶された遊技履歴データが新台の
場合と通常台の場合の別に応じて、新台についての遊技
回数、アウト合計、使用金額合計及び差玉合計と、通常
台についての遊技回数、アウト合計、使用金額合計及び
差玉合計とが加算記憶される。
【0086】更新アップした検索レジスタiの値がデー
タ数Nを超えると、当該会員IDの会員についての遊技
履歴データがすべて処理されたことになり、管理コンピ
ュータ2は、新台遊技回数の値を遊技回数カウンタの値
で除して新台遊技回数割合を求め(ステップS89)、
通常台遊技回数の値を遊技回数カウンタの値で除して通
常台遊技回数割合を求め(ステップS90)、会員I
D、遊技回数、新台遊技回数割合、通常台遊技回数割
合、新台アウト、通常台アウト、新台使用金額、通常台
使用金額、新台差玉、通常台差玉の各データを新台並び
に通常台遊技履歴データベースのデータ記憶エリアに記
憶し(ステップS91)、ステップS92に進み、処理
終了か否かを判別し(ステップS92)、即ち、すべて
の会員について処理を行ったか否かを判別する。
【0087】処理終了でない場合は、次の会員IDをセ
ットし(ステップS93)、再び、会員別遊技履歴デー
タ加工処理で使用する各回数カウンタ、各加算バッファ
を0クリアし(ステップS72)、検索レジスタiに1
をセットし(ステップS73)、検索レジスタiの値が
データ数Nを超えているか否かを判別し(ステップS7
4)、検索レジスタiの値がデータ数Nを超えていなけ
れば、次の会員IDについての会員別遊技履歴ファイル
のi番目のデータ記憶エリアを読み出す(ステップS7
5)。また、ステップS92にて、すべての会員につい
て処理を行った場合には処理終了となり、管理コンピュ
ータ2は、会員別遊技履歴データ加工処理を終了する。
【0088】このようにして作成した新台並びに通常台
遊技履歴データベースの内容を、例えば、図21に示す
ような表形式で画面表示する。これから、新台を好む会
員や新台プロ等を抽出する。新台を好む会員を抽出する
場合は、例えば、新台の遊技回数割合が60%以上で、
かつ、新台への使用金額が150,000円以上の会員
を抽出する。図21の場合では、会員ID「0004」
の会員が抽出される。抽出された会員は、氏名などの会
員情報を含ませてリスト表示される場合もある。新台プ
ロを抽出する場合は、例えば、新台の遊技回数割合が7
0%以上で、かつ、新台で遊技した場合の差玉が20
0,000以上の会員を抽出する。図21の場合では、
会員ID「0001」の会員が抽出される。この場合
も、新台を好む会員の場合と同様に、抽出された会員は
氏名などの会員情報を含ませてリスト表示される場合も
ある。また、全会員に対する抽出された会員の割合を示
す円グラフ等を出力する場合もある。なお、新台プロを
抽出する方法として、図21の10日以内の差玉に着目
し、図22に示すように、差玉が大きい順に並べ直し
て、表形式で新台の遊技回数と差玉の合計とを一緒に表
示することで判断してもよい。
【0089】また、図3に示す各遊技台毎の遊技履歴デ
ータのうち、設置日数が予め定めた制限日数以下の遊技
台についての遊技履歴データを新台遊技履歴データとし
て扱い、各遊技台が同一機種であるという条件に従っ
て、新台遊技履歴データに基いて、設置日数の経過別の
アウト合計及び延べ遊技者数を作成する。
【0090】図25は、図3の遊技台別遊技履歴ファイ
ルを加工して作成される機種別の設置日数/アウト−遊
技者数集計ファイルの内容及びこれを画面表示する場合
の一表示態様を示す図である。図25に示すデータ項目
のうち、「設置日数」は台番号250〜259番の遊技
台をホールに設置してから経過した日数を示す。台番号
250〜259番の遊技台は同一機種である。「アウト
合計」は1日でその同一機種の遊技台に打込まれた遊技
媒体数の合計である。アウトは遊技時間の経過により増
加するのでアウトが多いと稼動が多い、アウトが少ない
と稼動が少ないと考えられる。「延べ遊技者数」はその
同一機種の遊技台で遊技を行った遊技者の合計である。
「1人あたりアウト」は1人あたりのアウトの平均であ
る。
【0091】以下、機種別の設置日数/アウト−遊技者
数集計ファイルを作成するための機種別集計処理につい
て説明する。図26乃至図27は、管理コンピュータ2
が実行する機種別集計処理のフローチャートである。な
お、前提条件として、機種別集計処理を開始する前に、
台番号250〜259番の遊技台は同一機種であり、設
置日付は何れも2002年2月1日にホールに設置さ
れ、遊技台登録ファイルに設置日付が記録されているも
のとする。また、集計する条件として、例えば、図25
に示す例では、予め開始台番号「250」番台、終了台
番号「259」番台、開始日付「2月1日」、終了日付
「2月8日」が入力されているものとする。
【0092】管理コンピュータ2は、機種別集計処理を
開始すると、まず、開始台番号(この場合では「25
0」)をXレジスタにセットし(ステップD01)、開
始日付(この場合では「2月1日」)をYレジスタにセ
ットし(ステップD02)、図5の遊技台登録ファイル
に基いて遊技台「250」番台〜「259」番台の設置
日付と開始日付とから設置日数(この場合では「1」
日)を算出し(ステップD03)、求めた設置日数をZ
レジスタにセットし(ステップD04)、ステップD0
5に進む。
【0093】ステップD05に進むと、管理コンピュー
タ2は、アウトを集計するためのアウトカウンタを0ク
リアし(ステップD05)、遊技者数を集計するための
遊技者数カウンタを0クリアし(ステップD06)、会
員IDが同じか否か(同じ会員による遊技履歴データか
否か)の比較に使用するための参照エリアを0クリアし
(ステップD07)、ステップD08に進む。
【0094】ステップD08に進むと、管理コンピュー
タ2は、図3の遊技台別遊技履歴ファイル(遊技台別遊
技履歴データベース)において、Xレジスタにセットさ
れた台番号と、Yレジスタにセットされた月日とで定ま
る遊技履歴データ記憶エリアを特定する(この場合で
は、台番号「250」番台の2月1日の遊技履歴データ
が記憶されている記憶エリア)。
【0095】次いで、管理コンピュータ2は、検索レジ
スタiに1をセットし(ステップD09)、ステップD
10にて、検索レジスタiの値がデータ数N(この場合
では、台番号「250」番台の2月1日分の遊技履歴デ
ータの数)を超えているか否かを判定し、検索レジスタ
iの値がデータ数Nを超えていないため、ステップD1
1に進み、検索レジスタiの値で指定されるi番目の遊
技履歴データを読み出す(ステップD11)。
【0096】次いで、管理コンピュータ2は、読み出し
た遊技履歴データについて判定を行う。すなわち、管理
コンピュータ2は、まず、アウトが0であるか否かを判
別する(ステップD12)。アウトが0である場合に
は、この台番号の遊技台で遊技が行われていなかったこ
とになり、会員についての遊技履歴の集計をする必要は
ない。この場合は、管理コンピュータ2はステップD1
8に移行する。一方、アウトが0でない場合には、管理
コンピュータ2は、会員IDが0であるか否かを判別す
る(ステップD13)。
【0097】ステップD13にて、会員IDが0である
場合は、この台番号の遊技台で遊技している遊技客は、
会員ではない一般客であることになり、会員についての
遊技履歴の集計をする必要はない。この場合も、管理コ
ンピュータ2はステップD18に移行する。一方、会員
IDが0でない場合には、この台番号の遊技台で遊技し
ている遊技客が会員であることになり、管理コンピュー
タ2は、読み出した遊技履歴データのアウトをアウトカ
ウンタに加算記憶する(ステップD14)。
【0098】次いで、管理コンピュータ2は、読み出し
た遊技履歴データの会員IDが同じであるか否かを判定
する(ステップD15)。すなわち、遊技台の遊技履歴
データは所定時間毎に収集記憶されているため、同じ会
員による遊技履歴データが累積記憶されているからであ
る。ステップD15の判定処理は、読み出した遊技履歴
データの会員IDが参照エリアの内容と同一であるか否
かを判定するものである。検索レジスタiの値が「1」
の場合、参照エリアの内容は「0」であるため、ステッ
プD15の判定結果は偽となる。管理コンピュータ2
は、ステップD16に進んで、遊技者数カウンタの値を
1つアップし(ステップD16)、読み出した遊技履歴
データの会員IDを参照エリアにコピーし(ステップD
17)、ステップD18に進む。従って、参照エリアに
は、遊技を行った会員の会員IDがセットされる。
【0099】管理コンピュータ2は、ステップD18に
進むと、検索レジスタiの値を1つアップし(ステップ
D18)、ステップD10に戻り、更新アップした検索
レジスタiの値がデータ数Nを超えているか否かを判定
し、検索レジスタiの値がデータ数Nを超えていなけれ
ば、更新した検索レジスタiの値で指定されるi番目の
遊技履歴データを読み出す(ステップD11)。そし
て、読み出した遊技履歴データのアウトが0ではなく、
会員IDが0でなければ、読み出した遊技履歴データの
アウトをアウトカウンタに加算記憶し(ステップD1
4)、読み出した遊技履歴データの会員IDが参照エリ
アの内容(これより前に遊技を行った会員の会員ID)
と同一であるか否かを判定する(ステップD15)。ス
テップD15にて、会員IDが同じでなければ、管理コ
ンピュータ2は、前述したようにステップD16、ステ
ップD17を行ってステップD18に進む一方、ステッ
プD15にて、会員IDが同じであれば、同じ会員によ
る遊技履歴データであるので、遊技者数をカウントせ
ず、そのままステップD18に進む。
【0100】このようにして、1つの台番号の1つの月
日分の遊技履歴データを順番に読み出すと共に、アウト
数と延べ遊技者数(会員数)を集計する。そして、1つ
の台番号の1つの月日分の遊技履歴データのすべてにつ
いてステップD11〜ステップD18の処理を行うと、
ステップD18で更新アップした検索レジスタiの値が
データ数Nを超えることになり、ステップD10の判別
結果が真となり、管理コンピュータ2はステップD19
に移行する。
【0101】管理コンピュータ2は、Xレジスタにセッ
トされている台番号が終了台番号(この場合では「25
9」番台)であるか否かを判定する(ステップD1
9)。Xレジスタにセットされている台番号が終了台番
号に達していなければ、Xレジスタに次の台番号(この
例では「251」番台)をセットし(ステップD2
0)、ステップD08に戻り、遊技台別遊技履歴ファイ
ル(遊技台別遊技履歴データベース)において、Xレジ
スタにセットされた台番号と、Yレジスタにセットされ
た月日とで定まる遊技履歴データ記憶エリアを特定する
(この例では、台番号「251」番台の2月1日の遊技
履歴データが記憶されている記憶エリア)。そして、管
理コンピュータ2は、ステップD09に進み、検索レジ
スタiの値を1に戻し、前述した手順で1番目の遊技履
歴データから読み出しを始め、アウト数と延べ遊技者数
(会員数)を集計する。
【0102】このようにして、1つの月日分について開
始台番号から終了台番号までの遊技履歴データを順番に
読み出すと共に、アウト数と延べ遊技者数(会員数)を
集計する。そして、終了台番号の1つの月日分の遊技履
歴データのすべてについて集計が完了すると、ステップ
D19の判定結果が真となる。管理コンピュータ2は、
ステップD21に移行し、アウトカウンタの値を遊技者
数カウンタの値で除して「1人あたりアウト」を算出し
(ステップD19)、Zレジスタにセットされている
「設置日数」と、アウトカウンタの値である「アウト合
計」と、遊技者数カウンタの値である「延べ遊技者数」
と、「1人あたりアウト」とを機種別の設置日数/アウ
ト−遊技者数集計ファイルに記憶する(ステップD2
2)。これにより、1つの月日分(この場合では2月1
日分)の同一機種の遊技台(この場合では「250」番
台〜「259」番台)についての「アウト合計」、「延
べ遊技者数」、「1人あたりアウト」が記憶される。
【0103】管理コンピュータ2は、ステップD22の
処理を終えると、Yレジスタにセットされている月日が
終了月日であるか否かを判定する(ステップD23)。
管理コンピュータ2は、Yレジスタにセットされている
月日が終了月日でなければ、Yレジスタに次の月日(こ
の場合では2月2日)をセットし(ステップD24)、
Zレジスタにセットされている設置日数を1つアップし
(ステップD25)、Xレジスタの内容を再び開始台番
号に戻し(ステップD26)、ステップD05に戻り、
アウトを集計するためのアウトカウンタを0クリアし
(ステップD05)、遊技者数を集計するための遊技者
数カウンタを0クリアし(ステップD06)、会員ID
が同じか否か(同じ会員による遊技履歴データか否か)
の比較に使用するための参照エリアを0クリアし(ステ
ップD07)、ステップD08に進む。
【0104】そして、管理コンピュータ2は、遊技台別
遊技履歴ファイルにおいて、Xレジスタにセットされた
台番号と、Yレジスタにセットされた月日とで定まる遊
技履歴データ記憶エリアを特定する(この場合では、台
番号「250」番台の2月2日の遊技履歴データが記憶
されている記憶エリア)。以下の処理手順は、前述した
ので説明を省略する。
【0105】以上のようにして、開始月日から終了月日
までについて、設置日数毎に同一機種の遊技台について
の遊技履歴データを集計し、「アウト合計」、「延べ遊
技者数」、「1人あたりアウト」を記憶すると、ステッ
プD22の判定結果が真となり、管理コンピュータ2
は、機種別集計処理を終了する。
【0106】図25に示す機種別の設置日数/アウト−
遊技者数集計ファイルの内容を表示する。この表示内容
に従って、遊技日の設置日数の経過に伴った稼動数(ア
ウト合計)の推移を判断することにより、その機種を入
れてからのその機種の人気の推移を判断することができ
る。たいていの機種は、設置日数とともに稼動数が減少
していく。また、稼動数が少ないものは、新台入替の対
象となってしまう。しかし、現在の稼動数が小さくても
設置日数に比例して稼動数が顕著に増加していれば、将
来稼動数がさらに増加する可能性があり、その台の取り
外しのタイミングを遅らせるという判断もできる。図2
5の機種別の設置日数/アウト−遊技者数集計ファイル
から、遊技した会員の人数、会員毎のアウトを知ること
ができる。稼動数は大きいとしても遊技した会員の人数
が少なければ、その人数を増やすためイベントを行う等
の対抗処置を取ることが考えられる。また、遊技した会
員の人数が多くても会員一人当たりのアウト(会員がそ
の遊技台でどのくらい遊技したか)が少なければ、その
アウトを増やすため遊技台の釘を開ける等の対処を取る
ことが考えられる(釘を開けることにより、より多く遊
技させるため)。
【0107】また、上述した実施形態では会員毎のアウ
トを集計したアウト合計により上記のような傾向を判断
できるようにしているが、会員毎の使用金額を集計した
使用金額合計を調べることによっても、アウト合計と同
様の傾向を判断できる。図28は、図3の遊技台別遊技
履歴ファイルを加工して作成される機種別の設置日数/
使用金額−遊技者数集計ファイル及び画面表示する場合
の表示の一表示態様を示す図である。なお、機種別の設
置日数/使用金額−遊技者数集計ファイルを作成するた
めの機種別集計処理については、図26乃至図27のフ
ローチャートのステップD05、ステップD14、ステ
ップD21及びステップD22の「アウト」と記載され
ている部分を「使用金額」に読み代えるだけで、同様の
アルゴリズムにより、機種別の設置日数/使用金額−遊
技者数集計ファイルが作成されるため、説明を省略す
る。
【0108】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、会員別
に、当該会員が遊技した各遊技台についての遊技履歴デ
ータ及び使用金額データと共に、各遊技台が設置されて
から経過した日数である設置日数を一緒に記憶した会員
別遊技履歴データベースを作成するので、当該会員が遊
技台に投入した遊技媒体数であるアウトと、使用金額デ
ータと遊技台の設置日数とによって、会員がどの程度新
台を好むのかの分析に利用できる。
【0109】請求項2に記載の構成によれば、会員別
に、当該会員が遊技した各遊技台についての遊技履歴デ
ータ及び使用金額データと共に、前記各遊技台が設置さ
れてから経過した日数である設置日数を一緒に表示する
ので、当該会員が遊技台に投入した遊技媒体数であるア
ウトと、使用金額データと遊技台の設置日数とを判断す
ることによって、会員がどの程度新台を好むのかの分析
できる。
【0110】請求項3に記載の構成によれば、会員別遊
技履歴データベースのうち、設置日数が予め定めた制限
日数以下の遊技履歴データ及び使用金額データを新台遊
技履歴データとして扱い、新台遊技履歴データの個数と
しての新台の遊技回数、新台遊技履歴データのアウトの
合計値、使用金額の合計値、セーフの合計値とアウトの
合計値との差である差玉の合計値のうちの少なくとも1
つを算出するので、新台の遊技回数、新台におけるアウ
ト、新台における差玉、新台への使用金額のうちのいず
れかを判断することで新台を好む会員を抽出することが
できる。
【0111】請求項4に記載の構成によれば、会員別遊
技履歴データベースのうち、設置日数が予め定めた日数
以上の遊技履歴データ及び使用金額データを通常台遊技
履歴データとして扱い、通常台遊技履歴データの個数と
しての通常台の遊技回数、通常台遊技履歴データのアウ
トの合計値、使用金額の合計値、セーフの合計値とアウ
トの合計値との差である差玉の合計値のうちの少なくと
も1つを算出するので、通常台の遊技回数、通常台にお
けるアウト、通常台における差玉、通常台への使用金額
のうちのいずれかを判断することで通常台を好む会員を
抽出することができる。
【0112】請求項5に記載の構成によれば、各遊技台
毎の遊技履歴データのうち、設置日数が予め定めた制限
日数以下の遊技台についての遊技履歴データを新台遊技
履歴データとして扱い、各遊技台が同一機種であるとい
う条件に従って、新台遊技履歴データに基いて、設置日
数の経過別のアウト合計、延べ遊技者数及び1人当りア
ウトのうちの少なくとも1つを表示するので、表示内容
に従って、遊技日の設置日数の経過に伴った稼動数(ア
ウト合計)、延べ遊技者数及び1人当りアウトいずれか
の推移を判断することにより、その機種を入れてからの
その機種の人気の推移を判断することができる。
【0113】請求項6に記載の構成によれば、各遊技台
毎の遊技履歴データのうち、設置日数が予め定めた制限
日数以下の遊技台についての遊技履歴データを新台遊技
履歴データとして扱い、各遊技台が同一機種であるとい
う条件に従って、新台遊技履歴データに基いて、設置日
数の経過別の使用金額合計、延べ遊技者数及び1人当り
使用金額のうちの少なくとも1つを表示するので、表示
内容に従って、遊技日の設置日数の経過に伴った使用金
額の合計、延べ遊技者数及び1人当り使用金額いずれか
の推移を判断することにより、その機種を入れてからの
その機種の人気の推移を判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技場の顧客分析装置を含む遊技履歴
収集システムの実施形態に係るブロック図
【図2】データ記憶サーバ9の記憶構成を示す図
【図3】遊技台別遊技履歴ファイルのデータフォーマッ
トを示す図
【図4】会員別当日遊技履歴ファイルのデータフォーマ
ットを示す図
【図5】会員別遊技履歴ファイルのデータフォーマット
及び画面表示する場合の一表示態様を示す図
【図6】遊技台登録ファイルのデータフォーマット及び
画面表示する場合の一表示態様を示す図
【図7】通信端末が実行する遊技データ集計送信処理の
フローチャート
【図8】カードユニットが実行する処理のメインルーチ
ンを示すフローチャート
【図9】カードユニットが実行する会員カード読取処理
のサブルーチンを示すフローチャート
【図10】カードユニットが実行する会員カード返却処
理のサブルーチンを示すフローチャート
【図11】カードユニットが実行するプリペイドカード
読取処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図12】カードユニットが実行する貸玉スイッチ処理
のサブルーチンを示すフローチャート
【図13】カードユニットが実行するプリペイドカード
返却処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図14】カードユニットが実行するデータ送信処理の
サブルーチンを示すフローチャート
【図15】管理コンピュータが実行するデータ記憶処理
のフローチャート
【図16】管理コンピュータが実行するデータ収集処理
のサブルーチンを示すフローチャート
【図17】管理コンピュータが実行する会員別遊技履歴
データ記憶処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図18】管理コンピュータが実行する会員別遊技履歴
集計データ処理のフローチャート
【図19】図18のフローチャートのつづき
【図20】会員別当日遊技履歴ファイルに記憶された各
会員IDの当日の所定時間毎の遊技履歴データから、遊
技台毎についてアウト、セーフ、差玉、使用金額を集計
した会員別遊技履歴集計データを作成する一具体例を示
す図
【図21】図5に示す会員別遊技履歴データベースを加
工して作成される会員ID毎の新台並びに通常台遊技履
歴データベース及び画面表示する場合の一表示態様を示
す図
【図22】新台並びに通常台遊技履歴データベースの画
面表示の別の一表示態様を示す図
【図23】管理コンピュータが実行する会員別遊技履歴
データ加工処理のフローチャート
【図24】図23のフローチャートのつづき
【図25】図3の遊技台別遊技履歴ファイルを加工して
作成される機種別の設置日数/アウト−遊技者数集計フ
ァイル及び画面表示する場合の表示の一表示態様を示す
【図26】管理コンピュータが実行する機種別集計処理
のフローチャート
【図27】図26のフローチャートのつづき
【図28】図3の遊技台別遊技履歴ファイルを加工して
作成される機種別の設置日数/使用金額−遊技者数集計
ファイル及び画面表示する場合の表示の一表示態様を示
す図
【符号の説明】
1 遊技履歴収集システム 2 管理コンピュータ 3 遊技台 4 カードユニット 5 LAN 6 LAN 7 通信端末 8 ルータ 9 データ記憶サーバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会員登録された会員が遊技台で遊技した
    ことに起因して発生する各遊技台毎の遊技履歴データと
    使用金額データとを収集して記憶する遊技履歴収集記憶
    手段と、前記遊技台の台識別情報及び該遊技台が設置さ
    れた日付を記憶する遊技台登録手段とを有し、前記遊技
    履歴データは、少なくとも遊技が行われた日付、遊技が
    行われた遊技台を表す台識別情報、遊技を行った会員の
    会員識別データ、前記遊技台に投入された遊技媒体数で
    あるアウト及び前記遊技台から払い出された遊技媒体数
    であるセーフを含み、前記遊技履歴収集記憶手段によっ
    て記憶された前記遊技履歴データと前記使用金額データ
    と前記遊技台登録手段とに基いて、会員別に、当該会員
    が遊技した各遊技台についての遊技履歴データ及び使用
    金額データと共に、前記各遊技台が設置されてから経過
    した日数である設置日数を一緒に記憶した会員別遊技履
    歴データベースを作成する会員別遊技履歴データベース
    作成手段を備えたことを特徴とする遊技場の顧客分析装
    置。
  2. 【請求項2】 会員別に、当該会員が遊技した各遊技台
    についての遊技履歴データ及び使用金額データと共に、
    前記各遊技台が設置されてから経過した日数である設置
    日数を一緒に表示することを特徴とする請求項1に記載
    の遊技場の顧客分析装置。
  3. 【請求項3】 前記会員別遊技履歴データベースのう
    ち、前記設置日数が予め定めた制限日数以下の遊技履歴
    データ及び使用金額データを新台遊技履歴データとして
    扱い、前記新台遊技履歴データの個数としての新台の遊
    技回数、前記新台遊技履歴データのアウトの合計値、使
    用金額の合計値、セーフの合計値とアウトの合計値との
    差である差玉の合計値のうちの少なくとも1つを算出す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場の顧
    客分析装置。
  4. 【請求項4】 前記会員別遊技履歴データベースのう
    ち、前記設置日数が予め定めた日数以上の遊技履歴デー
    タ及び使用金額データを通常台遊技履歴データとして扱
    い、前記通常台遊技履歴データの個数としての通常台の
    遊技回数、前記通常台遊技履歴データのアウトの合計
    値、使用金額の合計値、セーフの合計値とアウトの合計
    値との差である差玉の合計値のうちの少なくとも1つを
    算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技
    場の顧客分析装置。
  5. 【請求項5】 前記各遊技台毎の前記遊技履歴データの
    うち、前記設置日数が予め定めた制限日数以下の遊技台
    についての遊技履歴データを新台遊技履歴データとして
    扱い、前記各遊技台が同一機種であるという条件に従っ
    て、前記新台遊技履歴データに基いて、前記設置日数の
    経過別のアウト合計、延べ遊技者数及び1人当りアウト
    のうちの少なくとも1つを表示することを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のうちのいずれか1つに記載の遊技
    場の顧客分析装置。
  6. 【請求項6】 前記各遊技台毎の前記遊技履歴データの
    うち、前記設置日数が予め定めた制限日数以下の遊技台
    についての遊技履歴データを新台遊技履歴データとして
    扱い、前記各遊技台が同一機種であるという条件に従っ
    て、前記新台遊技履歴データに基いて、前記設置日数の
    経過別の使用金額合計、延べ遊技者数及び1人当り使用
    金額のうちの少なくとも1つを表示することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のうちのいずれか1つに記載の
    遊技場の顧客分析装置。
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