JP5256511B2 - 遊技場管理装置 - Google Patents
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Description
このようなアピールは、遊技客の射幸心を煽るように、例えば、遊技場の通路等に獲得された遊技媒体を収納した玉箱を、ディスプレイのように積み上げることで行われている。
出玉のアピール度を把握するため、数値化された指標としては、例えば、「割数」、「出玉率」、「粗利」などの遊技データが広く用いられている。
また、遊技機から獲得された手持ちの遊技媒体での遊技の割合を示す「客帯率」と呼ばれる遊技データもあり、遊技客の客離れの程度を表す指標として用いられている。
遊技場管理者は、この遊技データを確認することで、営業方針を修正・変更したり、稼動が低下した不人気機種を撤去したり、新台として入替えた遊技機を評価したり、スロットマシンの確率設定値を変更したり、パチンコ機の釘調整等を行うことができる。
また、出玉のアピール度を数値化するために、遊技場管理者や店員が実際に遊技場内を見回り、遊技場の通路などに積み上げられた箱数を数えるとともに集計し、獲得された手持ちの遊技媒体数の大小を感覚的に把握することも行われている。
さらには、保有した箱数から、遊技客が遊技を終了する止め時を統計的に評価する発明が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、一般的に用いられている指標である、例えば、「割数」は、貸玉数に対する景品として獲得された景品玉数の割合であり、遊技場の利益率を把握する指標となっている。また、「出玉率」は、遊技機に投入された投入数に対する遊技機から払出された払出数の割合であり、主に遊技機を評価する指標として用いられている。また、「客帯率」は、大当り間における手持ちの遊技媒体での遊技比率を表す指標である。
このように、現在使用されている指標は、どれも遊技場において目に見えて存在している手持ちの遊技媒体の持ち玉状況を直感的に把握できるものではなかった。
さらに、手持ちの遊技媒体数は、遊技場開店から閉店までの時間の進行に伴い、時々刻々と変化する。遊技場の管理者としては、その時々の玉箱の積み上げ状況を把握したいが、手持ちの遊技媒体数の推移を客観的に表す指標がないため、遊技場の管理者が、実際に遊技場に常駐して、確認するしかなかった。
このような遊技機の優劣を、手持ちの遊技媒体数に基づいて客観的に判断する指標も存在しなかった。
ここで、以下の実施形態に示す本発明の遊技場管理装置は、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、各遊技機の稼動に伴い、遊技機及び遊技設備から出力される遊技信号に基づき、稼動状態の判別や遊技情報の収集,管理,出力等を行わせる。このように、本発明にかかる遊技場管理装置における各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現されるものである。なお、プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク、その他コンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
この図に示すように、遊技場には、遊技機100aと、カード式玉貸機である台間機100bと(以下、遊技機100aと台間機100b及び後述するアウトタンクなど遊技機毎に設置された遊技設備を含めて遊技機等100という)、遊技機等100毎に設けられる複数の台コンピュータ10と、複数の遊技機等100が設置される、所謂遊技機島A,B毎に設けられる島コンピュータ20a,20bと、同じく遊技機島A,B毎に設置され、交換される遊技球を計数する計数装置30a,30bと、島コンピュータ20を介して接続される本発明の遊技場管理装置である管理装置40などが設置されている。
遊技機100aは、投入・発射された遊技球の入賞により所定数の遊技球が払出されるパチンコ機である。
本実施形態では、遊技機100aは、各遊技機島A,B毎に、異なる機種が設置されている。
また、各遊技機島A,Bに設置された遊技機100aで獲得された遊技球は、各遊技機島A,B毎に設置された対応する計数装置30a,30bで計数されるものとしてある。
これにより、各遊技機島A,B毎に、異なる機種毎の手持ちの遊技媒体の持ち玉状況を把握できるようになっている。
具体的には、各遊技機100aには、外部出力端子が設けられ、ここから遊技機の稼動に伴い各種の遊技信号が出力される。
例えば、遊技球の入賞により遊技球が払出された場合に、所定の払出数毎に出力されるセーフ信号や、遊技機100aが大当り状態において出力される大当り信号などがある。
遊技機100a毎に設置された遊技設備として、図示しないアウトタンクが遊技機100aの裏面に設けられている。
アウトタンクは、遊技機100aに所定数の遊技球が投入される毎に、アウト信号を出力する。
そして、これらのセーフ信号、アウト信号、玉貸信号、大当り信号が、遊技機等100毎に出力されるため、後述する遊技機100a毎の差数、手持ちの遊技球数(手持数)、交換された遊技球数(交換数)、景品として獲得された景品遊技球数(景品数)が特定できる。
この計数値信号から、各遊技機島A,Bに設置された遊技機100aで獲得された遊技球のうち、交換された遊技球数の累計数(交換累計数)を、遊技機島A,B毎に特定することができる。すなわち、異なる機種毎の交換累計数を特定することができる。
そして、このように各遊技機等100と計数装置30から出力される遊技信号は、図2に示すように、CPU、ROM、RAM、I/O等を有するコンピュータとして構成された台コンピュータ10及び島コンピュータ20を介して、管理装置40に入力されるようになっている。
以下、本発明の要旨である管理装置40について、詳細に説明する。
同図に示すように、管理装置40は、遊技機等100及び計数装置30から遊技信号を受信する受信部41と、受信した遊技信号を集計し、演算処理等の所定の処理を行う処理部42と、遊技信号に基づき、算出された遊技データ(差数、手持数、交換数、景品数及び持玉指数を含む)等を表示する表示部43と、遊技データ等をプリンタなど外部機器に出力する出力部44と、画面操作などを行うキーボードやマウス等の入力部45と、遊技データや処理プログラム等を記憶・管理する記憶部46などを備えて構成されている。
また、遊技機等100毎に特定された手持数と、各計数装置30a,30bから入力された計数値信号とから、遊技機島A,B毎の手持数、交換数、景品数を特定するとともに、これらに基づき、遊技機島A,B毎の景品数に対する手持数の割合を示す持玉指数を算出する。
さらには、この遊技機島A,B毎の手持数、交換数、景品数により、遊技場全体の手持数、交換数、景品数を特定するとともに、これらに基づき、遊技場全体の景品数に対する手持数の割合を示す持玉指数を算出することができるようになっている。
以下、管理装置40において、記憶部46に記憶された処理プログラムに基づき、処理部42が実行する、差数、手持数、交換数、景品数を遊技機等100毎に特定する処理について、図4を参照しつつ詳述する。
差数は、セーフ数からアウト数を減算することで求める。
前述したように、セーフ信号は、遊技機100aから、所定数(例えば、10個)の遊技球払出毎に出力される信号であり、アウト信号は、アウトタンクから、所定数(例えば、10個)の遊技球投入毎に出力される信号であるため、処理部42は、各信号の入力数に対応する所定数を乗じることで、セーフ数とアウト数に換算するとともに、セーフ数からアウト数を減算することで差数を算出する。
そして、算出した差数の遊技場開店から閉店時(時間0〜時間tc)までの推移を表したのが、図4(a)である。
一方、差数が正の傾きとなっている範囲(例えば、時間t1〜t2、時間t4〜t5、時間t6〜t7)は、セーフ数がアウト数を上回っている状態であり、大当り状態や、確率変動中などの高ベース状態であり、手持ちの遊技球が増加する状態となっている。
このことから、少なくとも、差数の傾きが負から正に転じ、このような正の傾きが所定の時間継続している場合(短時間で観察すると変動による誤差があるため)には、遊技客は、手持ちの遊技球を保有していることになる。
また、差数の傾きが負から正に転じ(例えば、時間t1)、このような正の傾きが所定時間継続した後に、差数の傾きが正から負に転じ(例えば、時間t2)、最初に負から正に転じた差数となった場合には、この時点(時間t3)で、獲得した遊技球をすべて費やし、手持ちの遊技球が存在しない状態となり、その後は、再び貸出された遊技球を費やす遊技状態となっている(時間t3〜t4)。
処理部42は、このような差数の推移から、以下に述べる手持ちの遊技球数となる手持数の推移を特定する。
前述のように、少なくとも、差数の傾きが負から正に転じ、このような正の傾きが所定の時間継続している場合、遊技客は、手持ちの遊技球を保有している。
また、差数の傾きが負から正に転じ、このような正の傾きが所定時間継続した後に、差数の傾きが正から負に転じ、最初に負から正に転じた差数となった場合には、手持ちの遊技球は存在しない。
そして、これら法則に基づいて特定した手持数の推移を表した図が、図4(b)である。
このように、差数の推移に基づき、手持数を特定できる。
具体的には、例えば、図4(b)の時間taと、時間tbにおいて、各々手持数Ka,Kbが交換されたとした場合の手持数の推移を図4(c)に示す。
同図に示すように、時間taと時間tbにおいて、手持数Ka,Kbが交換されることで、時間taから時間t4までと、時間tbから時間t6までは、手持数がなくなっている。
このような交換された場合の手持数の推移は、玉貸信号に基づき、特定することができる。
玉貸信号は、遊技球の貸出や貯玉として登録された遊技球の引出しに伴い入力されるため、手持数が存在するにも拘わらず、玉貸信号が入力されることで、遊技客が入れ替わり、新たな遊技が開始されたものと判断できることから、それ以前において手持数がすべて交換されたものとみなす。
そして、交換タイミングの精度を高めるために、差数の負の傾きであって(大当りでなく、遊技球を費やしている状態)、定期的に複数回の玉貸信号が入力された場合には、最初の玉貸信号の入力があったときを、交換タイミングと特定することもできる。
また、上記の場合において、遊技客が入れ替わることで、遊技機100aへの遊技球の投入が一旦なくなり、この間アウト信号の入力もなくなることから、この条件を判定に加え、例えば、最初の玉貸信号の入力前に、アウト信号の入力がなくなった時点を交換タイミングとすれば、さらに精度を高めることができる。
このように、本実施形態では、セーフ信号とアウト信号に基づく手持数の推移と、玉貸信号の既存の遊技信号を用いて、簡単に交換タイミングを特定できる。そして、交換されたタイミングを特定することで、手持数の正確な推移を求めることができる。
なお、本実施形態とは異なるが、遊技機毎に専用の計数装置が設けられている場合には、この計数装置からの計数値信号により、交換タイミングを特定することができる。
交換数は、上記で特定された交換タイミングにおける手持数を交換数とし、この交換数を累計したものを交換累計数として特定する。
交換累計数の推移を、図4(d)に示す。
同図に示すように、交換タイミングとして特定された交換タイミングta,tbにおける手持数Ka,Kbを交換数Ka,Kbとするとともに、この交換数Ka,Kbを累計することで、交換累計数としている。
また、閉店時(tc)には、手持数はすべて交換されるため、閉店時(tc)における手持数Kcを交換数Kcとして特定し、交換累計数に加算する。
これにより、遊技機毎に専用の計数装置がなくとも、遊技機毎の交換数と交換累計数を特定することができる。
景品数は、交換累計数と手持数の和として求められる。
景品数の推移を、図4(e)に示す。
景品数とは、景品として獲得され、ある時点において、所定の景品と交換可能な遊技球数である。
手持数が交換されると、交換数を除いたものが手持数となるが、単に別に保管されていることと同義であるため、実際には、手持ちの手持数と交換累計数とを加算したものが、ある時点における景品数となる。一方、交換されないときには、手持数がそのまま景品数となる。また、閉店時においては、手持数はすべて交換されるため、交換累計数と景品数は一致する(tcにおいて、図4(d),(e)ともにKa+Kb+Kc)。
処理部42は、景品数に対する手持数の割合となる持玉指数を演算する。
処理部42で演算する持玉指数は、分母となる景品数を違えることで二種類あり、各々遊技場開店後、一定時間毎の手持数の割合として算出する。
一つは、一定時間毎の景品数に対する、当該時間の手持数の割合となる持玉指数(対時間毎景品数)であり、他方は、遊技場閉店時における景品数、すなわち、閉店時の交換累計数に対する、一定時間毎の手持数の割合となる持玉指数(対閉店時景品数)である。
そして、それぞれの持玉指数に対して、営業時間における平均値を算出する。
処理部42では、これらの持玉指数を遊技機毎、機種毎、遊技機島毎、遊技場全体で、算出する。
遊技機毎における持玉指数(対閉店時景品数)は、図4(c)において一定の時間毎に手持数を抽出するとともに、閉店時(tc)の景品数(Ka+Kb+Kc)を図4(e)又は、図4(d)から特定し、この景品数に対する手持数の割合として算出する。
また、遊技機毎の各々の持玉指数の平均値は、一定の時間毎の各持玉指数を加算し、加算数で除算することで算出する。
そして、機種毎、遊技機島毎、遊技場全体の持玉指数(対時間毎景品数)と持玉指数(対閉店時景品数)、及び各平均値は、遊技機毎の手持数、景品数をそれぞれ所望する機種毎、遊技機島毎、遊技場全体で合計することで容易に算出することができる。
算出されたこれらの持玉指数(対時間毎景品数)と持玉指数(対閉店時景品数)、及び各平均値と、この元データである手持数、交換累計数、景品数は、機種毎、遊技機島毎、遊技場全体に区分し、記憶部46に記憶され、表示部43において、遊技データとして表示確認できるとともに、出力部44を介して、プリンタで印字して確認できる。
このように、本実施形態の管理装置40は、新たな遊技設備やシステム等を導入することなく、各遊技機等100から出力される既存の遊技信号(セーフ信号、アウト信号、玉貸信号)だけで、手持数、交換累計数、景品数を特定するとともに、これらに基づき、持玉指数を算出するため、簡単、かつ、低コストで、新たな指標となる持玉指数を提示できる。
図5(a)は、遊技機島Aに設置された各遊技機100aの手持数、交換累計数、景品数を各々合計した、一定時間毎の手持数、交換累計数、景品数を示した図である。
合計の手持数は、前述した方法で特定された各遊技機100aの一定時間毎の手持数を設置数分合計したものである。
合計の交換累計数は、本実施形態では、遊技機島A,B毎に計数装置30a,30bが設けられているため、当該遊技機島Aに設置されている遊技機100aに関する交換累計数は、対応する計数装置30aで計数されたものとし、この計数装置30aから入力される計数値信号から、遊技機島Aに設置されたすべての遊技機100aの交換累計数の合計とすることができる。
これにより、前述した交換タイミングにおける遊技機100aの手持数から交換数を特定するとともに、この交換数を累計して交換累計数を演算する必要がなくなり、処理部42の処理負担を軽減できる。
合計の景品数は、合計の手持数と合計の交換累計数を加算したものである。
この合計の手持数、交換累計数、景品数から遊技機島A毎の持玉指数(対時間毎景品数)と持玉指数(対閉店時景品数)、及び各平均値が、図5(b)ように算出される。
なお、各平均値を算出するにあたり、開店時と閉店時における各持玉指数はゼロとなることから、排除して算出する。
そして、図5(a)及び図5(b)をグラフ化したものが、図6及び図7である。
遊技機島Aは同一の機種から構成されているため、遊技機島A毎での持玉指数(対時間毎景品数)と持玉指数(対閉店時景品数)、及び各平均値の評価は、同時に機種毎での評価となっている。
持玉指数(対時間毎景品数)は、図7に示すように、手持数が発生したときは、100%となり、その後、閉店に近づくにつれ、交換される交換数が増えるため、徐々に減少する特性を有している。
言い換えると、手持数が交換されない限り、100%が継続される特性を備えている。
このことから、持玉指数(対時間毎景品数)が高いパーセンテージが維持され、閉店直前に0(ゼロ)%となる遊技機は、交換がされず、遊技意欲を減退することなく、手持の遊技球で遊技が行われる良い機械であり、逆に、持玉指数が、右肩下がりに一定に下がる遊技機は、大当り毎に交換を繰り返す遊技意欲を持続できない、飽きられやすい悪い遊技機と評価することができる。
このように、持玉指数(対時間毎景品数)の推移は、手持数が維持される時間的な経過として表されるため、遊技機を良し悪し評価する指標とすることができる。
このことから、持玉指数(対閉店時景品数)が、最も遊技機島Aにおける手持数の状況、すなわち、持ち玉状況を表しているということができる。
つまり、遊技機島毎に加え、遊技場全体の持玉指数(対閉店時景品数)を算出することで、遊技場に存在する手持ちの遊技媒体の持ち玉状況を客観的に把握できる。
そして、このような特徴から、持玉指数(対閉店時景品数)の推移は、台形さらには、矩形に近い形状となることが、理想的である。
すなわち、遊技場開店直後から、持玉指数(対閉店時景品数)が上昇し、営業中は、高いパーセンテージが維持され、閉店直前に0(ゼロ)%となることが良い遊技機といえる。
つまり、営業中は、交換されることなく、高いパーセンテージが維持されればされるほど、出玉のアピール度の高い状態であると評価できる。
このように、持玉指数(対閉店時景品数)の推移から、遊技場開店から閉店までの一定時間毎の持ち玉状況の変化の傾向を相対的に把握することができる。
また、持玉指数(対時間毎景品数)と持玉指数(対閉店時景品数)の各々の平均値は、異なる機種毎や、営業日毎の持玉指数を比較する指標とすることができ、新機種導入の選定基準とすることもできるし、日々の営業データの良し悪しの判定基準とすることもできる。
そして、処理部42が、この差数の推移において、手持数が存在するときの玉貸信号から交換タイミングを特定するとともに(交換タイミング特定手段)、差数の推移とこの交換タイミングとに基づき、手持数を特定する(手持数特定手段)。
そして、交換されたタイミングでの手持数を交換数とし、この交換数を累計した交換累計数に、手持数を加算することで、景品数を算出するとともに、この景品数に対する手持数の割合として持玉指数を求めることができる(持玉指数算出手段)。
そして、求められた持玉指数は、遊技機毎のみならず遊技機島毎から遊技場全体における手持ちの遊技媒体の持ち玉状況を客観的に把握できる指数となるとともに、交換されずに遊技が継続される遊技機かを評価する指標として広く利用することができる。
例えば、上述した実施形態では、玉貸信号から、手持数と交換数を特定したが、遊技機毎に専用の計数装置を備える場合には、この計数装置からの計数値信号により手持数と交換数を特定することができる。
また、本実施形態では、遊技機として遊技球を用いるパチンコ機を適用したが、同じく遊技球を用いるパチロットやパロットなどの遊技機や、遊技媒体にメダルやコインを用いるスロットマシンに適用することもできる。
20 島コンピュータ
30 計数装置
40 管理装置(ホールコンピュータ)
100 遊技機等
Claims (8)
- 遊技機の稼動に伴い入力される遊技信号に基づき、遊技データを集計・管理する遊技場管理装置であって、
遊技媒体が交換された交換タイミングを特定する交換タイミング特定手段と、
前記交換タイミングと、遊技媒体の払出数を示すセーフ数から投入数を示すアウト数を減算した差数の推移と、に基づいて手持ちの遊技媒体数となる手持数を特定する手持数特定手段と、
景品として獲得された遊技媒体数となる景品数に対する、前記手持数の割合を示す持玉指数を算出する持玉指数算出手段と、を備えることを特徴とする遊技場管理装置。 - 前記景品数を、遊技場開店後の所定時間までに交換された遊技媒体の累計数となる交換累計数と、この所定時間における前記手持数との和とし、
前記持玉指数算出手段が、この景品数に対する、前記所定時間における手持数の割合として前記持玉指数を算出する請求項1記載の遊技場管理装置。 - 前記景品数を、遊技場開店から閉店までに交換された遊技媒体の累計数となる交換累計数とし、
前記持玉指数算出手段が、この景品数に対する、遊技場開店後の所定時間における手持数の割合として前記持玉指数を算出する請求項1記載の遊技場管理装置。 - 前記持玉指数算出手段が、遊技場開店後一定時間毎の前記持玉指数を算出する請求項2又は3記載の遊技場管理装置。
- 前記持玉指数算出手段が、前記遊技場開店後一定時間毎に算出された持玉指数の平均値を算出する請求項4記載の遊技場管理装置。
- 前記交換タイミング特定手段が、前記差数の推移と遊技媒体の貸出信号を含む所定の信号の入力とに基づき、前記交換タイミングを特定する請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技場管理装置。
- 前記交換タイミングにおける前記手持数を、交換された遊技媒体数となる交換数として特定し、この交換数を累計して、前記交換累計数とする請求項2又は3記載の遊技場管理装置。
- 遊技機が複数設置される遊技機島に交換される遊技媒体を計数する計数装置が設置されている場合において、この計数装置で計数された累計数を、当該遊技機島に設置されたすべての遊技機の前記交換累計数とする請求項2又は3記載の遊技場管理装置。
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