JP2009285496A - 遊技場管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉店時に、遊技台毎に、開店時刻から閉店時刻までの誤差玉数の累計である累計誤差玉数を算出し、算出した累計誤差玉数を表示する遊技場管理装置を提供する。
【解決手段】玉を獲得した遊技台を特定するための台番号を計数器に入力する台番号入力手段を有する。計数器で玉計数がある毎に出力された計数玉数を、台番号に対応付けて記憶する。台番号に対応する遊技台のアウト数、セーフ数及び貸玉数を含む遊技台データを台番号に対応付けて記憶する。セーフ数と貸玉数との和からアウト数を差し引いて持玉数を算出し、持玉数と計数玉数との差である誤差玉数を算出する。閉店時に、台番号毎に、開店時刻から閉店時刻まで誤差玉数の累計である累計誤差玉数を算出し、各台番号について、台番号に対応させて前記累計誤差玉数を表示する。
【選択図】図30

Description

本発明は、遊技場管理装置に関し、特に、遊技媒体を計数する計数器と、各遊技台とに接続され、遊技台毎或いは複数の遊技台からなるグループ毎に、持玉数と計数玉数との差である誤差玉数を算出する遊技場管理装置に関する。
遊技場においては、管理装置で各遊技台の遊技データを収集して会員の遊技状況や各遊技台の釘調整状況の分析等が行われている。また、遊技を終了した遊技者は、獲得遊技媒体がある場合は島端等に設置されている計数器で計数し、景品カウンタで獲得遊技媒体の計数値に応じた景品を受け取っている。近年、計数器で計数する際に、電波を発生させ不正に計数値を上昇させる計数器ゴトが行われる場合がある。
また、管理装置で集計される遊技データ(貸玉+セーフ玉−アウト玉)は、実際の計数器による計数値との誤差がないことが理想であるが、アウト信号やセーフ信号の出力の仕方やこぼれ玉の関係で誤差が生じている。この誤差玉がどのくらいあるかを見て機器の調整を行っている。
玉又はメダルの数を計数し、計数値、日時を媒体に記録させて発行する計数器であって、玉またはメダルを獲得した遊技台の台番号を入力する入力手段を有し、該入力手段により入力された台番号と、計数玉数と、この台番号に対応した遊技台の出球数とから、計数玉数と出球数との差を求めるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−46725号公報(段落[0040]〜段落[0048])
このものは、玉計数がある毎の、入力手段により入力された台番号に対応する計数玉数と出球数との差を求めるものであるが、例えば、同じ遊技台について複数回玉計数があった場合の遊技台毎の累計の誤差玉数を求めるものではない。なお、従来より、遊技場全体での誤差玉数は把握できていたが、遊技台毎或いは島毎の累計の誤差玉数が分からなかったため、どの遊技台の周辺で計数ミスやこぼれ玉(アウトタンクに入らない、アウト玉として計数されない等)による不具合が発生していたのかを特定することが難しかった。また、前述した計数器ゴトが行われる場合も、実際の獲得玉数に対して計数玉数だけがアップするため、誤差玉数として反映されることになる。
本発明の目的は、閉店時に、遊技台毎或いは複数の遊技台からなるグループ毎に、開店時刻から閉店時刻までの誤差玉数の累計である累計誤差玉数を算出し、算出した累計誤差玉数を表示する遊技場管理装置を提供することにある。
請求項1に係る遊技場管理装置は、
遊技者が獲得した玉を計数する計数器と、
前記玉を獲得した遊技台を特定するための台番号を前記計数器に入力する台番号入力手段と、
前記計数器で玉計数がある毎に出力された計数玉数を、前記台番号に対応付けて記憶する計数玉数/台番号記憶手段と、
各遊技台に接続され、前記台番号に対応する遊技台のアウト数、セーフ数及び貸玉数を含む遊技台データを該台番号に対応付けて記憶する遊技台データ/台番号記憶手段と、
前記セーフ数と前記貸玉数との和から前記アウト数を差し引いて持玉数を算出する持玉数算出手段と、
前記持玉数と前記計数玉数との差である誤差玉数を算出する誤差玉数算出手段と、
前記計数玉数/台番号記憶手段、前記遊技台データ/台番号記憶手段、前記持玉数算出手段及び前記誤差玉数算出手段に基いて、閉店時に、台番号毎に、開店時刻から閉店時刻まで前記誤差玉数の累計である累計誤差玉数を算出する台番号毎累計誤差玉数算出手段と、
各台番号について、台番号に対応させて前記累計誤差玉数を表示する台番号毎累計誤差玉数表示手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る遊技場管理装置は、
遊技者が獲得した玉を計数する計数器と、
前記玉を獲得した遊技台が属するグループを前記計数器に入力するグループ情報入力手段と、
前記計数器で玉計数がある毎に出力された計数玉数を、前記グループに対応付けて記憶する計数玉数/グループ記憶手段と、
各グループに接続され、前記グループのアウト数、セーフ数及び貸玉数を含む遊技台データを該グループに対応付けて記憶する遊技台データ/グループ記憶手段と、
前記セーフ数と前記貸玉数との和から前記アウト数を差し引いて持玉数を算出する持玉数算出手段と、
前記持玉数と前記計数玉数との差である誤差玉数を算出する誤差玉数算出手段と、
前記計数玉数/グループ記憶手段、前記遊技台データ/グループ記憶手段、前記持玉数算出手段及び前記誤差玉数算出手段に基いて、閉店時に、前記グループ毎に、開店時刻から閉店時刻まで前記誤差玉数の累計である累計誤差玉数を算出するグループ毎累計誤差玉数算出手段と、
各グループについて、グループに対応させて前記累計誤差玉数を表示するグループ毎累計誤差玉数表示手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る遊技場管理装置によれば、閉店後、誤差玉数の発生箇所を遊技台毎で特定でき、誤差玉数の原因となる設備の点検、例えば、計数ミスやこぼれ玉の原因となるアウトタンクに入らないとかアウト玉として計数されない等の設備の点検を効率よく行うことができる。
請求項2に係る遊技場管理装置によれば、閉店後、誤差玉数の発生箇所をグループ毎(例えば、遊技島毎或いは遊技機種毎)で特定でき、誤差玉数の原因となる設備の点検、例えば、計数ミスやこぼれ玉の原因となるアウトタンクに入らないとかアウト玉として計数されない等の設備の点検を効率よく行うことができる。
本発明の遊技場管理装置の実施形態に係るブロック図である。 遊技台から台コンピュータ、台コンピュータから島コンピュータ、島コンピュータから管理コンピュータ、カードユニットから管理コンピュータ及び計数器から管理コンピュータにそれぞれ送信される各種遊技情報を説明する図である。 各遊技台毎に設定された遊技台データファイルの内容を示す図である。 管理コンピュータのRAMに設定されたデータ記憶エリアの一部の内容を示す図である。 管理コンピュータのCPUが実行する計数値処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上のCPUが実行する台毎計数値特定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上のCPUが実行する該当候補検索処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上のCPUが実行する該当遊技台特定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上のCPUが実行する再選定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上のCPUが実行する計数値記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上のCPUが実行する持玉数見直し処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 151番台の遊技台データファイルの内容の一例を示す図である。 該当候補データの記憶態様を示す図である。 152番台の遊技台データファイルの内容の一例を示す図である。 160番台の遊技台データファイルの内容の一例を示す図である。 169番台の遊技台データファイルの内容の一例を示す図である。 計数値に対して持玉数が選定された結果、計数値が記憶され、持玉数の見直しが行われた結果を示す遊技台データファイルの内容を示す図である。 請求項1に係る発明の実施形態に係る遊技場管理装置のブロック図である。 データ記憶サーバにおいて各遊技台毎に設定された遊技台データファイルの内容を示す図である。 管理コンピュータに設けられた計数データファイルの内容を示す図である。 管理コンピュータに設けられた計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルの内容を示す図である。 台番号特定情報入力手段を用いた別実施形態を示す遊技場管理システムのブロック図である。 図18に示す第2実施形態の管理コンピュータのCPUが実行する計数データ記憶処理のフローチャートである。 図22に示す台番号特定情報入力手段の別実施形態における管理コンピュータのCPUが実行する計数データ記憶処理のフローチャートである。 同上の実施形態のCPUが実行する該当台番号検索処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 管理コンピュータのCPUが実行する遊技台データ累計処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上の実施形態のCPUが実行する持玉数記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上の実施形態のCPUが実行する誤差玉数記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 同上の実施形態のCPUが実行する累計誤差玉数記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 台番号/累計誤差玉数記憶ファイルの内容を示す図である。 台番号毎に設けられた計数玉数/持玉数ファイルの内容を示す図である。 台番号毎に設けられた計数玉数/遊技台データファイルの内容を示す図である。 計数器に対して接続されたグループ情報入力手段の一実施態様として入力画面を示す図である。 計数器に対して接続されたグループ情報入力手段の別の一実施態様として入力画面を示す図である。 グループ毎に設けられた計数データファイルの内容を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の遊技場管理装置1の実施形態に係るブロック図である。遊技場管理装置1は、管理室或いは事務所等に設置された管理コンピュータ2、遊技場内に複数設置された遊技台(例えば、パチンコ遊技機やメダル式遊技機)3、各遊技台1台毎に対応して配備された各カードユニット4、遊技者が遊技によって獲得した遊技媒体の一態様である持玉を計数するための計数器11、計数器11や各遊技台3と管理コンピュータ2とを双方向データ通信可能に接続するLAN5、各カードユニット4と管理コンピュータ2とを双方向データ通信可能に接続するLAN6、管理コンピュータ2にデータ通信可能に接続されたデータ記憶サーバ12を備えている。なお、データ記憶サーバ12には、各遊技台毎に設定されている遊技台データファイル(後述)を始め、各種の管理用データファイルが蓄積保存されている。なお、遊技台データファイルには、所定時間毎に時系列的に各遊技台データが記憶される。
複数の遊技台3は、島と呼ばれるグループに分けられている。各島には、各島毎に島コンピュータ8が設けられ、島コンピュータ8は、LAN5によって管理コンピュータ2に通信接続されている。また、各遊技台3は、複数台の単位で台コンピュータ7にデータ通信可能に接続されている。なお、この実施形態では、2台の遊技台が1つの台コンピュータ7にデータ通信可能に接続されている。各台コンピュータ7は、各島毎に設けられた島コンピュータ8と通信接続されている。このため、各台コンピュータ7は、自己が属する島の島コンピュータ8及びLAN5を介して管理コンピュータ2に接続されている。
なお、図1には、図示していないが遊技台3は、遊技媒体(パチンコ玉或いはメダル)を貸し出すサンド貸機を含むものであり、遊技者が遊技媒体を購入するために使用した使用金額に対応する貸玉情報を台コンピュータ7に送信する。
計数器11は、本実施形態では、島毎に1台設置されているものとする。計数器11において、遊技媒体(遊技者が獲得した遊技玉、本実施形態では持玉という)の計数が終了すると、LAN5を通じて管理コンピュータ2に計数結果が送信される。
管理コンピュータ2は、CPU、ROM、RAM、通信インタフェース及びデータ記憶用の記憶装置を備えた制御部、CRT或いは液晶パネル等からなる表示画面を有する表示装置、操作入力のためのキーボード装置及びマウスを備えている。
遊技台3毎に配設されたカードユニット4は、LAN6を通じて管理コンピュータ2と通信接続されている。この実施形態のカードユニット4は、図示していないが会員カード挿入口を備えるものであり、遊技者が会員登録された会員である場合、遊技者識別データである会員IDを台コンピュータ7に送信する。また、台コンピュータ7は、CPU、ROM、RAM、通信インタフェース及びデータ記憶用の記憶装置を備えた制御部を有する。
図1に示す遊技場管理装置1において、遊技者が会員である場合について述べる。会員登録された会員が所望の遊技台3で遊技を行う場合、まず、会員毎に配布された会員カードを遊技を行う遊技台3に対応するカードユニット4の会員カード挿入口に挿入する。この会員カードには、会員識別データ(この実施形態では、会員ID)が記録されている。会員カードがカードユニット4に挿入されると、会員カードに記録された会員IDが読み出され、LAN6を通じて自己の通信アドレスと共に会員IDが管理コンピュータ2に送られる。
管理コンピュータ2は、会員IDを受け取ると、データ記憶サーバ12に設定されている会員登録ファイル(図示せず)を検索し、受け取った会員IDが登録されているか否かを判定する。なお、管理コンピュータ2は、会員IDを送信してきたカードユニット4の通信アドレスにより、どの台番号の遊技台に対応するカードユニットであるかを識別する。
受け取った会員IDが会員登録ファイルに登録されている会員IDのいずれかに一致すれば、当該会員IDは認証されたことになり、管理コンピュータ2は、カードユニット4に対して認証OKを送信する。この場合、カードユニット4において当該会員IDは、有効(会員扱い)となる。
一方、管理コンピュータ2にて受け取った会員IDが会員登録ファイルに登録されている会員IDのいずれにも一致しなければ、認証不可となる。管理コンピュータ2は、カードユニット4に対して認証不可を送信する。認証不可を受けたカードユニット4は、会員カードを返却する。この場合には、カードユニット4において当該会員IDは無効(非会員扱い)となる。
また、会員は、この遊技台3での遊技を終了する場合には、カードユニット4に設けられた返却ボタン(図示せず)を操作し、会員カードを会員カード挿入口から抜き取る。カードユニット4は、会員カードを排出すると、それまで保持していた会員IDをクリアする。
なお、本実施形態では、遊技台3は、会員と非会員(会員ではない一般客)の別に関係なく遊技台3(遊技機9)での遊技を可能としてある。従って、カードユニット4に対応する遊技台3でプレイしている遊技者が会員であるか非会員であるかは、会員カードがカードユニット4に挿入されて、未返却である場合に限り、会員がその遊技台でプレイしていると認定することができる。従って、カードユニット4並びに管理コンピュータ2では、会員カードの返却を以って、この会員IDの会員による遊技の終了と見なしている。カードユニット4は、会員カードを返却すると、対応する遊技台を非会員扱いに戻す。
図2は、遊技台3から台コンピュータ7、台コンピュータ7から島コンピュータ8、島コンピュータ8から管理コンピュータ2、カードユニット4から管理コンピュータ2及び計数器11から管理コンピュータ2にそれぞれ送信される各種遊技情報を説明する図である。なお、本実施形態では、遊技台3は、遊技機(パチンコ遊技機、或いはメダル式遊技機)9及び遊技媒体(パチンコ玉或いはメダル)を貸し出すサンド貸機10とにより構成される。本実施形態では、遊技機9からは所定周期毎(例えば、4ms毎)に、アウト情報、セーフ情報、特賞情報が台コンピュータ7に送信される。なお、これらの情報を所定周期毎に送信するのではなく、これらの情報が発生する度に台コンピュータ7に送信する構成であってもよい。また、サンド貸機10からは、貸玉情報が台コンピュータ7に送信される。なお、サンド貸機10は、貸玉が発生する毎にその貸玉情報を台コンピュータ7に送信する。さらに、カードユニット4から所定周期毎(例えば、30秒毎)に、遊技者識別情報が管理コンピュータ2に送信される。なお、遊技者識別情報を所定周期毎に送信するのではなく、会員カード挿入時と会員カード排出時にのみ、即ち、会員IDの変更があった場合にのみ、遊技者識別情報(会員ID)を管理コンピュータ2に送信する構成であってもよい。またさらに、計数器11は、遊技媒体の計数が終了する毎にその計数値を管理コンピュータ2に送信する。管理コンピュータ2は、計数値を送信してきた計数器11の通信アドレスにより、どの島の計数器であるかを識別する。
なお、アウト情報は、遊技機9に投入された遊技媒体数(例えば、打ち込まれたパチンコ玉数)を示し、アウト玉が10玉カウントされる毎に出力される。また、セーフ情報は、遊技機9において払い出された遊技媒体数(例えば、賞玉として払い出されたパチンコ玉数)を示し、セーフ玉が10玉カウントされる毎に出力される。特賞情報は、遊技機9における特別遊技状態(例えば、大当り遊技)の有無を示すもので、この明細書では、大当り遊技中に出力されるものとして説明する。
貸玉情報は、遊技者が遊技を行うための遊技媒体(例えば、パチンコ玉、メダル)の購入に使用した使用金額に対応するもので、この実施形態では、1回の操作につき1000円分の貸玉(通常、100円につき25個であるので250個)或いは1000円分のメダル(50枚)が貸し出される。サンド貸機10は、前記予め定めた金額相当分の遊技媒体の貸出に応じて、台コンピュータ7に対して貸玉情報を出力する。この場合、貸玉情報は、遊技媒体の貸出があれば「1」、遊技媒体の貸出がなければ「0」を出力する。
遊技機9からアウト情報、セーフ情報、特賞情報が台コンピュータ7に送信されると、台コンピュータ7において割り込みがかかり、台コンピュータ7により割込処理ルーチン(図示せず)が実行される。なお、アウト情報、セーフ情報、特賞情報をまとめて遊技機情報ということにする。台コンピュータ7は、割込処理ルーチンにて遊技機情報を入力する。台コンピュータ7は、遊技機情報を入力すると割込処理ルーチンを終えてメインルーチン(図示せず)に戻り、遊技機情報処理においてアウト情報のありに応じてアウト数カウンタをカウントアップし(10玉毎に出力されるので10を加算)、セーフ情報のありに応じてセーフ数カウンタをカウントアップし(10玉毎に出力されるので10を加算)、特賞情報の有無の別に応じて特賞フラグをセット/クリアする。
台コンピュータ7は、上記の処理を予め定めた期間(本実施形態では、1分間)にわたって行い、島コンピュータ8からデータ送信要求(本実施形態では、1分毎)があると、現在時刻、1分間のアウト数、1分間のセーフ数、1分間における特賞フラグの状態(特賞情報)、貸玉情報(貸玉の有無であり、有りの場合には貸玉の個数を意味する。本実施形態では、貸玉250個に対して貸玉情報が出力されるので、貸玉250個を意味することになる。なお、貸玉125個に対して貸玉情報が出力される場合には、貸玉125個を意味することになる)を台番号と共に島コンピュータ8に送信する。島コンピュータ8は、台コンピュータ7から送信された現在時刻、アウト数、セーフ数、特賞情報、貸玉情報、台番号を受信すると、受信したこれらのデータを記憶する。また、島コンピュータ8は、管理コンピュータ2からデータ送信要求(本実施形態では、1分毎)があると、1島分の各台の現在時刻、アウト数、セーフ数、特賞情報、貸玉情報、台番号を管理コンピュータ2に対して送信する。
管理コンピュータ2は、島コンピュータ8から送信されたこれらをデータ受信すると、データ記憶サーバ12に設定された受信した台番号に対応した遊技台データファイルに、時刻、アウト数、セーフ数、特賞情報、貸玉情報を記憶する。
また、この実施形態では、管理コンピュータ2では、会員IDは遊技者識別情報として機能する。例えば、カードユニット4にて、認証OKとなった正規会員カード(会員IDが、例えば「0001」)が挿入されている場合には、カードユニット4は管理コンピュータ2に対して現在時刻と共に会員ID「0001」を送信する。管理コンピュータ2は、遊技者識別情報として会員ID「0001」をそのカードユニット4に対応する台番号に対応した遊技台データファイルの現在時刻に対応した会員IDデータに記憶する。この会員が遊技終了として、カードユニット4から正規会員カードの返却を受けると、カードユニット4はこの会員による遊技終了と判断し、会員IDを0クリアし、管理コンピュータ2に対して0形式のデータとして会員ID「0000」と現在時刻を送信する。管理コンピュータ2は、遊技者識別情報として会員ID「0000」を受けると、会員ID「0001」による遊技終了と判定する。また、遊技者識別情報として会員ID「0000」をそのカードユニット4に対応する台番号に対応した遊技台データファイルの現在時刻に対応した会員IDデータに記憶する。
図3は、データ記憶サーバ12において各遊技台毎に設定された遊技台データファイルの内容を示す図である。なお、図3は、一例として、150番台の遊技台データを示している。遊技台データファイルの遊技台データは、所定時間毎に時系列的に記憶される。図3では、150番台について、時刻10時01分から1分毎に10時23分まで記憶されている例を示している。
遊技台データの内容は、時刻記憶エリア、アウト数記憶エリア、セーフ数記憶エリア、貸玉数記憶エリア、特賞情報記憶エリア、会員ID記憶エリア、持玉数記憶エリア、計数値記憶エリアで構成されている。このうち、時刻記憶エリア、アウト数記憶エリア、セーフ数記憶エリア、貸玉情報記憶エリア、特賞情報記憶エリアに記憶される各データは、島コンピュータ8から送信される。また、会員ID記憶エリアに記憶される会員IDは、カードユニット4からその時刻と共に送信される。
持玉数記憶エリアには、持玉数が記憶される。なお、持玉数は、「現在の持玉数+セーフ数+貸玉数−アウト数」で算出される。また、計数値記憶エリアには計数器11から送信された計数値が記憶されるが、後述する台毎計数値特定処理において、計数値が台番号のその時刻の持玉数によるものと特定された場合に限り計数値が記憶される。
以上のように構成した、遊技場管理装置1における管理コンピュータ2の動作について説明する。図4は、管理コンピュータ2のRAMに設定されたデータ記憶エリアの一部の内容を示す図である。なお、電源投入時に実行される初期化処理(図示せず)により、データ記憶エリアは0クリアされる。また、図5は、管理コンピュータ2のCPU(以下、単にCPUという)が実行する計数値処理のサブルーチンを示すフローチャートである。なお、上記計数値処理のサブルーチンは、管理コンピュータ2のCPUが行う図示しないメインルーチンにおいて行われるものである。CPUは、計数器11から送信される遊技媒体の計数値があるか否かを監視している(ステップS01)。計数器11の計数値の送信がなければ、計数値処理を終えてメインルーチンに戻る。
一方、計数値の送信があれば、ステップS01を真と判別し、計数値を送信した計数器11の計数器番号を記憶する(ステップS02)。なお、管理コンピュータ2のCPUは、計数値を送信してきた計数器11の通信アドレスにより、どの島の計数器であるかを識別する。次いで、計数値を受信した時刻tc(以下、計数時刻という)を記憶し(ステップS03)、計数値N1を記憶する(ステップS04)。CPUは、次に、計数時刻tcよりも予め定めた時間だけ前の時刻をサーチ開始時刻t1として記憶する(ステップS05)。なお、この実施形態では、例えば、計数時刻tcよりも10分前の時刻をサーチ開始時刻とすることにする。CPUは、サーチ開始時刻を記憶すると、次に述べる台毎計数値特定処理を実行するか否かを規定する実行フラグF1に1をセットし(ステップS06)、計数値処理を終えてメインルーチンに戻る。
以下の説明では、一例として、計数値N1として「2150」が受信入力されたものとする。また、計数値「2150」が受信入力された時刻、即ち、計数時刻は10時20分であるとする。従って、サーチ開始時刻t1は、計数時刻10時20分の10分前の時刻10時10分となる。
図6は、CPUが実行する台毎計数値特定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。台毎計数値特定処理は、計数値処理にて計数値の受信が実質的に行われた結果、実行フラグF1に1がセットされた場合のみ、実質的に実行される処理である。CPUは、まず、実行フラグF1が1であるか否かを判別する(ステップS10)。実行フラグF1に1がセットされていない場合(F1=0の場合)、CPUは、台毎計数値特定処理を終えて図示しないメインルーチンにリターンする。この場合は実質的な台毎計数値特定処理は行われない。
一方、実行フラグF1に1がセットされている場合は(F1=1の場合は)、CPUは、実行フラグF1を0クリアし(ステップS11)、ステップS12に進み、該当候補検索処理を実行する。なお、該当候補検索処理は、今回受信記憶した計数値に対応する持玉がある遊技台を検索する処理である。
図7は、CPUが実行する該当候補検索処理のサブルーチンを示すフローチャートである。CPUは、該当候補検索処理を開始すると、まず、検索開始台番号を検索レジスタiにセットし(ステップA01)、該当件数をカウントする該当候補カウンタを0セットし(ステップA02)、ステップA03に進み、サーチ開始時刻t1をサーチ時刻にセットし(ステップA03)、ステップA04に進む。
ステップA04に進むと、CPUは、検索レジスタiで指定されるi番台の遊技台データファイルからサーチ時刻に対応する遊技台データを読み出す(ステップA04)。次いで、遊技台データの持玉数と計数値N1とを比較する。なお、計数値N1と持玉数とは誤差の関係で一致しないため、計数値N1を中心の値として、計数値N1に予め定めた所定値を足した値(上限比較値)及び差し引いた値(下限比較値)を比較に用いる。なお、本実施形態では、一例として、前記所定値を「50」としている。即ち、検索条件として、持玉数が計数値N1−50から計数値N1+50の範囲内であるものを選択する。
CPUは、まず、持玉数が、計数値N1−50以上であるか否かを判別する(ステップA05)。CPUは、ステップA05にて、持玉数が、計数値N1−50以上でなければ、ステップA07にジャンプする。一方、ステップA05にて、持玉数が、計数値N1−50以上であれば、次に、持玉数が、計数値N1+50以下であるか否かを判別する(ステップA06)。CPUは、ステップA06にて、持玉数が、計数値N1+50以下でなければ、ステップA07に進む。一方、ステップA06にて、持玉数が、計数値N1+50以下であれば、ステップA09に進む。
まず、ステップA07に進む場合、すなわち、持玉数が計数値N1−50から計数値N1+50の範囲内でない場合について説明する。CPUは、サーチ時刻を次の時刻に更新し(本実施形態では、遊技台データは、1分毎に記憶されるため、サーチ時刻を1分後の時刻に更新し)(ステップA07)、サーチ時刻が計数時刻tcを過ぎているか否かを判別する(ステップA08)。CPUは、サーチ時刻が計数時刻tcを過ぎていなければ、ステップA04に戻り、遊技台データファイルから更新したサーチ時刻に対応する遊技台データを読み出す(ステップA04)。
図3に示す150番台の遊技台データを一例にあげて説明すると、10時10分の遊技台データを読み出し、この持玉数「10」は、計数値「2150」から所定値(或いは誤差とも言える)「50」を差し引いた下限比較値「2100」よりも小さいから、サーチ時刻を10時11分とし、このサーチ時刻は計数時刻「10時20分」を過ぎていないため、10時11分の遊技台データを読み出し、ステップA05並びにステップA06の検索条件に該当するかを判別する。
当該台番号の遊技台データが、持玉数が計数値−50(先に説明した一例では「2100」)から計数値+50(先に説明した一例では「2200」)の範囲内でない場合、CPUは、ステップA04、ステップA05を偽、又はステップA05を真かつステップA06を偽、ステップA07、ステップA08を偽となる処理ループを繰り返す。ステップA08にて、サーチ時刻が計数時刻tcを過ぎていれば、CPUはステップA11に進む。
図12に示す151番台の遊技台データを一例にあげて説明すると、10時10分から10時20分までの遊技台データの持玉数「60」、「240」、「240」、「180」、…、「60」は、計数値「2150」から所定値(或いは誤差とも言える)「50」を差し引いた下限比較値「2100」よりも全て小さいから、更新するサーチ時刻が「10時21分」となって計数時刻「10時20分」を過ぎることになり、ステップA11に進む。この場合、151番台には、検索条件に該当する持玉数はないことになる。
一方、持玉数が計数値N1−50(先に説明した一例では「2100」)から計数値N1+50(先に説明した一例では「2200」)の範囲内にある場合、CPUは、ステップA09に進み、該当候補カウンタC1を+1し(ステップA09)、該当候補データとして、台番号及び遊技台データの時刻を記憶し(ステップA10)、ステップA07に進む。
図3の150番台の遊技台データを一例にあげて説明すると、10時17分の遊技台データを読み出すと、この持玉数「2130」は、下限比較値「2100」よりも大きいから、ステップA06で上限比較値「2200」と比較することになり、持玉数「2130」は、上限比較値「2200」よりも小さいから、ステップA09に進み、該当候補カウンタC1を+1し、該当候補データとして、台番号「150」及び遊技台データの時刻「10時17分」を記憶することになる。なお、図13は、RAMにおける該当候補データの記憶態様を示す図である。
ステップA11に進む場合、当該台番号の遊技台データの検索は終了となる。CPUは、検索レジスタiの値を次の台番号に更新し(ステップA11)、更新アップしたiの値で指定される台番号が存在するか否かを判別する(ステップA12)。更新アップしたiの値で指定される台番号が存在する場合には、CPUは、ステップA03に戻り、サーチ開始時刻t1をサーチ時刻にセットし(ステップA03)、ステップA04に進み、更新した検索レジスタiの値で指定される次のi番台の遊技台データファイルからサーチ時刻に対応する遊技台データを読み出し(ステップA04)、検索条件に該当する持玉数があるか否かを検索する。このようにして、CPUは、全ての遊技台について、検索条件に該当する持玉数があるか否かを検索する。CPUは、全ての遊技台について検索すると、更新アップしたiの値で指定される台番号が存在しないことになり、CPUは該当候補検索処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。
図6の台毎計数値特定処理のフローチャートに戻り、CPUは、該当候補検索処理を終えると、該当候補カウンタC1の値が0であるか否か、即ち、計数値に対応する持玉数となる遊技台が全く見つからなかったか否かを判別する(ステップS13)。CPUは、該当候補カウンタC1の値が0である場合には、即ち、計数値に対応する持玉数となる遊技台が全く見つからなかった場合には、警告を出力し(ステップS14)、台毎計数値特定処理を終えて図示しないメインルーチンに戻る。例えば、計数値が20000であった場合、持玉数が19550〜20050となる遊技台が全く見つからなかった場合は、計数器ゴトや機器不良等の可能性があるので警告を出力する。なお、警告の出力先としては、計数器11のディスプレイ(表示)や従業員のインカム(音声)等となる。
一方、ステップS13において、該当候補カウンタC1の値が0でない場合には、即ち、計数値に対応する持玉数となる遊技台が1つ以上見つかった場合には、CPUはステップS15の該当遊技台特定処理に進む。なお、該当遊技台特定処理は、該当候補検索処理によって検索した該当候補の遊技台のうちから、今回受信記憶した計数値に対応する持玉数がある遊技台1台を選定する処理である。
図8は、CPUが実行する該当遊技台特定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。CPUは、該当遊技台特定処理を開始すると、まず、該当候補カウンタC1の値が1であるか否か、即ち、計数値に対応する持玉数となる遊技台が1台だけ見つかったか否かを判別する(ステップA21)。CPUは、該当候補カウンタC1の値が1である場合には、即ち、計数値に対応する持玉数となる遊技台が1台だけの場合には、ステップA38に進み、該当候補データの台番号を選定台番号に記憶し(ステップA38)、該当候補データの時刻を選定時刻に記憶し(ステップA39)、該当遊技台特定処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。
一方、該当候補カウンタC1の値が1でない場合は、計数値に対応する持玉数となる遊技台が複数台見つかった場合である。CPUは、ステップA21を偽と判別してステップA22に進む。CPUは、該当候補データを指定するための検索レジスタjに1をセットし(ステップA22)、検索レジスタの値jで指定されるj番目の該当候補データの台番号と時刻とで該当する遊技台データを読み出す(ステップA23)。次いで、CPUは、読み出した遊技台データの次の時刻の遊技台データを読み出し(ステップA24)、ステップA25に進む。例えば、該当候補データが、台番号「150」、時刻「10時17分」であれば、ステップA23で、150番台の遊技台データファイルの10時17分の遊技台データが読み出され、ステップA24で、150番台の遊技台データファイルの10時18分の遊技台データが読み出されることになる。なお、以下の説明において、ステップA23にて読み出した遊技台データを当該遊技台データということにし、ステップA24にて読み出した遊技台データを次の遊技台データということにする。
ステップA25以下の処理は、当該遊技台データと次の遊技台データとを比較し、比較結果により今回受信記憶した計数値に対応する持玉数がある遊技台1台を選定するための処理である。まず、CPUは、当該遊技台データの会員IDと次の遊技台データの会員IDとが同じであるか否かを判別する(ステップA25)。会員IDが同じである場合、例えば、非会員を表す「0000」同士である場合や、同じ会員ID「0011」同士のように、会員IDが変化していない場合には、当該遊技台データの遊技者は遊技を続行していると考えられる。
一方、会員IDが同じでない場合、例えば、当該遊技台データの会員IDが非会員を表す「0000」で、次の遊技台データの会員IDが会員ID「0011」に変化した場合や、当該遊技台データの会員IDが会員ID「0011」で、次の遊技台データの会員IDが非会員を表す「0000」に変化した場合や、当該遊技台データの会員IDが会員ID「0011」で、次の遊技台データの会員IDが別の会員ID「0012」に変化した場合には、当該時刻と次の時刻とで遊技者が交代した、即ち、当該遊技台データの遊技者は遊技を終了したものと考えられる。
CPUは、当該遊技台データの会員IDと次の遊技台データの会員IDとが同じでない場合には、今回受信記憶した計数値に対応する持玉数がある遊技台を、当該遊技台データの遊技台に選定する。即ち、CPUは、ステップA25を偽と判別してステップA40に進み、検索レジスタの値jで指定されるj番目の該当候補データの台番号を選定台番号に記憶し(ステップA40)、j番目の該当候補データの時刻を選定時刻に記憶し(ステップA41)、該当遊技台特定処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。
例えば、図14に示す152番台の遊技台データを一例にあげて説明する。例えば、該当候補データが、台番号「152」、時刻「10時27分」であれば、ステップA23で、152番台の遊技台データファイルの10時27分の遊技台データが読み出され、ステップA24で、152番台の遊技台データファイルの10時28分の遊技台データが読み出されることになる。当該遊技台データ(10時27分の遊技台データ)の会員ID「0011」と次の時刻の遊技台データ(10時28分の遊技台データ)の会員ID「0002」とが異なるため、台番号「152」が選定台番号に記憶され、当該遊技台データの時刻「10時27分」が選定時刻に記憶されることになる。
一方、当該遊技台データの会員IDと次の遊技台データの会員IDとが同じである場合、CPUはステップA25を真と判別してステップA26に進む。CPUは、次の遊技台データの貸玉数があるか否か判別する(ステップA26)。CPUは、次の遊技台データの貸玉数がない場合には、ステップA28にジャンプする。一方、次の遊技台データの貸玉数がある場合、CPUは、当該遊技台データの持玉数が予め定めた数M1(持玉数が十分あると見なせる数、例えば、1000円分の250)以上であるか否かを判別する(ステップA27)。なお、CPUは、当該遊技台データの持玉数が予め定めた数以上でない場合、ステップA27を偽と判別してステップA28に進む。
一方、ステップA27において、当該遊技台データの持玉数が予め定めた数以上である場合には、即ち、持玉が十分ある上で貸玉を購入したことになり、1人の遊技者が持玉が十分ある上で貸玉を購入することは考えにくい。従って、持玉が十分ある上で貸玉を購入した場合、当該時刻と次の時刻とで遊技者が交代した、即ち、当該遊技台データの遊技者は遊技を終了したものとみなす。従って、当該遊技台データの持玉数が予め定めた数以上である場合には、今回受信記憶した計数値に対応する持玉数がある遊技台を、当該遊技台データの遊技台に選定する。即ち、CPUは、ステップA27を真と判別してステップA40に進み、j番目の該当候補データの台番号を選定台番号に記憶し(ステップA40)、j番目の該当候補データの時刻を選定時刻に記憶し(ステップA41)、該当遊技台特定処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。
例えば、図3に示す150番台の遊技台データを一例にあげて説明する。例えば、該当候補データが、台番号「150」、時刻「10時17分」であれば、ステップA23で、150番台の遊技台データファイルの10時17分の遊技台データが読み出され、ステップA24で、150番台の遊技台データファイルの10時18分の遊技台データが読み出されることになる。当該遊技台データ(10時27分の遊技台データ)の会員ID「0000」と次の時刻の遊技台データ(10時28分の遊技台データ)の会員ID「0000」とは同じであるため、CPUは、ステップA26に進む。ステップA26では、次の時刻の遊技台データ(10時28分の遊技台データ)の貸玉数があり、ステップA27では、当該遊技台データの持玉数「2130」は予め定めた数M1よりも大きいため、台番号「150」が選定台番号に記憶され、当該遊技台データの時刻「10時17分」が選定時刻に記憶されることになる。
ステップA28に進む場合、CPUは、次の遊技台データのアウト数が0であるか否か判別する(ステップA28)。即ち、次の遊技台データにて、打ち込み数が0であるか否かを判別する。打ち込み数が0である場合、当該遊技台データの遊技者が遊技を終了したものとみなす。従って、次の遊技台データのアウト数が0である場合、今回受信記憶した計数値に対応する持玉数がある遊技台を、当該遊技台データの遊技台に選定する。即ち、CPUは、ステップA28を真と判別してステップA40に進み、j番目の該当候補データの台番号を選定台番号に記憶し(ステップA40)、j番目の該当候補データの時刻を選定時刻に記憶し(ステップA41)、該当遊技台特定処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。
例えば、図15に示す160番台の遊技台データを一例にあげて説明する。例えば、該当候補データが、台番号「160」、時刻「11時09分」であれば、ステップA23で、160番台の遊技台データファイルの11時09分の遊技台データが読み出され、ステップA24で、160番台の遊技台データファイルの11時10分の遊技台データが読み出されることになる。当該遊技台データ(11時09分の遊技台データ)の会員ID「0000」と次の時刻の遊技台データ(11時09分の遊技台データ)の会員ID「0000」とは同じであり、次の時刻の遊技台データ(11時10分の遊技台データ)の貸玉数が0であることから、CPUはステップA28に進む。ステップA28では、次の時刻の遊技台データ(11時10分の遊技台データ)のアウト数が0であるため、台番号「160」が選定台番号に記憶され、当該遊技台データの時刻「11時09分」が選定時刻に記憶されることになる。
なお、本実施形態では、当該遊技台データの次の時刻の遊技台データのアウト数が0の場合に遊技終了とみなしているが、次の時刻の遊技台データのアウト数が0の場合に、またその次の時刻の遊技台データのアウト数が0、さらにその次の時刻の遊技台データのアウト数が0、即ち、当該時刻から3分間アウト数が0である場合に、遊技終了とみなすようにすれば、より確実に遊技終了を判別することができる。
ステップA28にて、CPUは、次の遊技台データのアウト数が0でない場合、検索レジスタjの値を+1し(ステップA29)、更新アップした検索レジスタjの値が該当候補カウンタC1の値を超えたか否かを判別する(ステップA30)。CPUは、更新アップした検索レジスタjの値が該当候補カウンタC1の値を超えていなければ、ステップA23に戻り、更新アップした検索レジスタの値jで指定されるj番目の該当候補データの台番号と時刻とで該当する遊技台データを読み出し(ステップA23)、読み出した遊技台データの次の時刻の遊技台データを読み出し(ステップA24)、前述したステップA25〜ステップA28の処理を行う。
以上のように、当該遊技台データと次の遊技台データとを比較し、当該遊技台データの会員IDと次の遊技台データの会員IDとが異なった場合(遊技者の交代が明らかである場合)、次に持玉が十分ある上で貸玉を購入した場合、その次にアウト数が0となって遊技終了が明らかな場合という優先順序で、該当候補データの遊技台のうちから、今回受信記憶した計数値に対応する持玉数がある遊技台1台を選定する。しかしながら、上述したステップA22〜ステップA30までの処理を全ての該当候補データの遊技台データについて行っても1台の遊技台が選定されなかった場合には、ステップA30にて、更新アップした検索レジスタjの値が該当候補カウンタC1の値を超えることになる。
この場合には、CPUは、ステップA30を真と判別してステップA31の再選定処理に進む。図9は、CPUが実行する再選定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。CPUは、再選定処理を開始すると、該当候補データを指定するための検索レジスタjに1をセットし(ステップA310)、検索レジスタの値jで指定されるj番目の該当候補データの台番号と時刻とで該当する遊技台データを読み出し(ステップA311)、読み出した遊技台データの次の時刻の遊技台データを読み出し(ステップA312)、ステップA313に進む。
CPUは、次の遊技台データのアウト数が、予め定めた数M2(打ち込み数が0以外の極端に低い数、例えば、20)以下であるか否かを判別する(ステップA313)。本実施形態においては、次の遊技台データにて、打ち込み数が極端に低い場合、当該遊技台データの遊技者が当該時刻に遊技を終了し、次の時刻には(その1分後には)別の遊技者により遊技が行われている可能性があるとして、当該遊技台データの遊技者が遊技を終了したものとみなすことにする。従って、次の遊技台データのアウト数が極端に低い場合、今回受信記憶した計数値に対応する持玉数がある遊技台を、当該遊技台データの遊技台に選定する。即ち、CPUは、ステップA313を真と判別してステップA322に進み、j番目の該当候補データの台番号を選定台番号に記憶し(ステップA322)、j番目の該当候補データの時刻を選定時刻に記憶し(ステップA323)、再選定処理を終えて該当遊技台特定処理に戻り、さらに該当遊技台特定処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。
ステップA313において、次の遊技台データのアウト数が、予め定めた数M2以下でないと判別した場合、CPUはステップA314に進む。CPUは、当該遊技台データが特賞であるか否かを判別する(ステップA314)。当該遊技台データが特賞でなければ、CPUはステップA316にジャンプする。一方、当該遊技台データが特賞である場合、次の遊技台データも特賞であるか否かを判別する(ステップA315)。当該遊技台が特賞中である場合、当該遊技台で遊技している遊技者が遊技を終了することは考えられない。従って、ステップA314が真でかつステップA315が真の場合には、即ち、当該遊技台が特賞中である場合には、CPUは、今回受信記憶した計数値に対応する持玉数がある遊技台データではないと判定し、即ち、当該該当候補データではないと判定し、ステップA320にジャンプする。一方、次の遊技台データが特賞でない場合、CPUはステップA316に進む。
ここで、例えば、計数値N1が「3130」で、計数時刻tcが「10時30分」であるとする。従って、サーチ開始時刻t1は「10時20分」となる。検索する持玉数は、3130−50=3080が下限比較値、3130+50=3180が上限比較値となり、3080≦持玉数≦3180となる遊技台データが該当候補データに記憶される。例えば、図14に示す152番台の遊技台データは、10時24分の持玉数が3160であるので、該当候補データとして台番号「152」、時刻「10時24分」が記憶される。また、図16に示す169番台の遊技台データは、10時24分の持玉数が3170であるので、該当候補データとして台番号「169」、時刻「10時24分」が記憶される。この2つ以外に該当候補データが得られなかったとする。
該当候補データが、台番号「152」、時刻「10時24分」の場合、当該遊技台データ(10時24分の遊技台データ)の会員ID「0011」と次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)の会員ID「0011」とは同じであり、次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)の貸玉数が0であり、次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)のアウト数が0ではないため、先に説明したステップA21〜ステップA30の処理では、選定されない。
また、該当候補データが、台番号「169」、時刻「10時24分」の場合、当該遊技台データ(10時24分の遊技台データ)の会員ID「0000」と次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)の会員ID「0000」とは同じであり、次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)の貸玉数が0であり、次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)のアウト数が0ではないため、先に説明したステップA21〜ステップA30の処理では、選定されない。
従って、これら2つの該当候補データは、ステップA31の再選定処理で選定されることになる。再選定処理において、台番号「152」、時刻「10時24分」である該当候補データは、次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)のアウト数が「90」であり、予め定めた数M2(打ち込み数が0以外の極端に低い数、例えば、20)以下ではないため、ステップA313では選定されない。ステップA314においては、当該遊技台データ(10時24分の遊技台データ)が特賞であり、かつステップA315においては、次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)も特賞であるため、選定対象から外すことになる(ステップA320にジャンプ)。
一方、台番号「169」、時刻「10時24分」である該当候補データは、次の時刻の遊技台データ(10時25分の遊技台データ)のアウト数が「10」であり、予め定めた数M2(打ち込み数が0以外の極端に低い数、例えば、20)以下であるため、ステップA313では選定される。この場合、台番号「169」が選定台番号に記憶され、当該遊技台データの時刻「10時24分」が選定時刻に記憶されることになる。
また、CPUは、ステップA316に進む場合、計数値と当該遊技台データの持玉数との差を求める(ステップA316)。次いで、差記憶エリアの値(初期値は0)とステップA316で求めた差とを比較して、ステップA316で求めた差の方が小さいか否かを判別する(ステップA317)。差記憶エリアの値よりもステップA316で求めた差の方が小さい場合、CPUは、ステップA316で求めた差を差記憶エリアに記憶し(ステップA318)、j番目の該当候補データを有力候補データとして記憶し(ステップA319)、ステップA320に進む。一方、ステップA317において、差記憶エリアの値よりもステップA316で求めた差の方が小さくない場合、CPUはステップA320に直接ジャンプする。
ステップA320に進むと、CPUは、検索レジスタjの値を+1し(ステップA320)、更新アップした検索レジスタjの値が該当候補カウンタC1の値を超えたか否かを判別する(ステップA321)。CPUは、更新アップした検索レジスタjの値が該当候補カウンタC1の値を超えていなければ、ステップA311に戻り、更新アップした検索レジスタの値jで指定されるj番目の該当候補データの台番号と時刻とで該当する遊技台データを読み出し(ステップA311)、読み出した遊技台データの次の時刻の遊技台データを読み出し(ステップA312)、前述したステップA313〜ステップA321の処理を行う。
以上に説明したように、ステップA313において、次の遊技台データのアウト数が、予め定めた数M2以下であることが検出された場合には、その遊技台データが選定されるが、ステップA313において、次の遊技台データのアウト数が、予め定めた数M2以下であることが検出されない場合には、全ての該当候補データの遊技台データについて前述したステップA311、ステップA312、ステップA313を偽、ステップA314〜ステップA321の処理が行われる。そして、ステップA321にて、更新アップした検索レジスタjの値が該当候補カウンタC1の値を超えることになる。これにより、有力候補データとして、計数値と当該遊技台データの持玉数との差が1番小さい遊技台データの台番号と時刻が記憶されていることになる。
CPUは、ステップA321を真と判別してステップA322に進む。CPUは、有力候補データとして記憶されている遊技台データの台番号を選定台番号に記憶し(ステップA322)、有力候補データとして記憶されている遊技台データの時刻を選定時刻に記憶し(ステップA323)、再選定処理を終えて該当遊技台特定処理に戻り、さらに該当遊技台特定処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。
CPUは、以上に説明した該当遊技台特定処理を終えると、次に、ステップS16の計数値記憶処理に進む。図10は、CPUが実行する計数値記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートである。CPUは、計数値記憶処理を開始すると、選定台番号記憶エリアに記憶されている台番号の遊技台データファイルを特定し(ステップA51)、選定時刻記憶エリアに記憶されている時刻の遊技台データの計数値記憶エリアに今回受信入力した計数値を記憶し(ステップA52)、計数値記憶処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。
CPUは、計数値記憶処理を終えると、次に、ステップS17の持玉数見直し処理に進む。持玉数見直し処理は、今回受信記憶した計数値を選定台番号の遊技台の選定した時刻の持玉数によるものに選定したことに伴って、選定した時刻以降の持玉数が選定した時刻の持玉数を含んだものとなっているため、選定した時刻以降の持玉数から選定した時刻の持玉数を差し引いて選定した時刻以降の持玉数を見直す処理である。
図11は、CPUが実行する持玉数見直し処理のサブルーチンを示すフローチャートである。CPUは、持玉数見直し処理を開始すると、まず、計数値記憶処理にて計数値を記憶した時刻(選定時刻)の遊技台データの持玉数をXレジスタに記憶する(ステップA61)。次いで、CPUは、次の時刻の遊技台データが存在するか否かを判別し(ステップA62)、次の時刻の遊技台データが存在する場合は、次の時刻の遊技台データの持玉数からXレジスタに記憶した選定時刻の遊技台データの持玉数を減算し(ステップA63)、減算結果を次の時刻の遊技台データの持玉数として再記憶する(ステップA64)。ステップA64を終えると、CPUは、ステップA62に戻り、次の時刻の遊技台データが存在するか否かを判別する。以上に述べたステップA62〜ステップA64を繰り返し、選定時刻以降の持玉数を見直す。CPUは、次の時刻の遊技台データが存在しなくなると、持玉数見直し処理を終えて台毎計数値特定処理ルーチンに戻る。また、CPUは、持玉数見直し処理を終えると、台毎計数値特定処理ルーチンが終わりとなり、図示しないメインルーチンに戻る。
なお、図17は、計数時刻tcが「10時20分」、計数値N1が「2150」に対して、図3に示す150番台の時刻「10時17分」の遊技台データの持玉数「2130」が選定された結果、時刻「10時17分」の遊技台データの計数値記憶エリアに今回の計数値「2150」が記憶され、時刻「10時18分」以降の持玉数が持玉数見直し処理によって見直された結果を示す図である。
なお、実際の計数値N1と選定された遊技台データの持玉数との差が誤差玉となる。上述の150番台の例では、計数値「2150」と持玉数「2130」との差「20」が誤差玉となる。
以上に説明したように、上述した実施形態の遊技媒体計数装置によれば、計数器11で計数された計数値に対応する持玉数がある遊技台を1台に選定することができるので、計数器ゴトによる不正を検出でき、遊技台毎に誤差玉がどれくらい発生しているのかを把握できる。なお、従来はホール全体の誤差玉しか見ることができなかったが、実施形態の遊技媒体計数装置によれば、遊技台毎の誤差玉を知ることができるため、誤差玉の原因を容易に特定することができる。
なお、上述した実施形態における該当候補データの選定の正確性を上げる方法として、例えば、一連の処理で得られた該当候補データに基づいて、その「持玉数」と「計数値」との差の二乗を全部加算してそれを最小とするものを総当りで調べる。また、全体のデータとしてつじつまが合わなかった場合は、該当候補データを選定した段階に戻り、再度選定し直すようにしてもよい。
上述した実施形態の遊技媒体計数装置は、計数器11から送信された計数値と持玉数とを比較してどの遊技台の持玉数によるものかを選定するものであるが、台番号入力手段を備えた計数器を用いれば、上述の台毎計数値特定処理を行わなくとも、遊技台毎の計数器による計数値を特定することができる。
図18は、請求項1に係る発明の実施形態(この明細書では第2実施形態という)に係る遊技場管理装置のブロック図である。請求項1に記載の発明は、遊技者が獲得した玉を計数する計数器11と、玉を獲得した遊技台を特定するための台番号を計数器11に入力する台番号入力手段13と、計数器11で玉計数がある毎に出力された計数玉数を、台番号に対応付けて記憶する計数玉数/台番号記憶手段と、各遊技台3に接続され、台番号に対応する遊技台のアウト数、セーフ数及び貸玉数を含む遊技台データを該台番号に対応付けて記憶する遊技台データ/台番号記憶手段と、セーフ数と貸玉数との和からアウト数を差し引いて持玉数を算出する持玉数算出手段と、持玉数と計数玉数との差である誤差玉数を算出する誤差玉数算出手段と、計数玉数/台番号記憶手段、遊技台データ/台番号記憶手段、持玉数算出手段及び誤差玉数算出手段に基いて、閉店時に、台番号毎に、開店時刻から閉店時刻まで誤差玉数の累計である累計誤差玉数を算出する台番号毎累計誤差玉数算出手段と、各台番号について、台番号に対応させて累計誤差玉数を表示する台番号毎累計誤差玉数表示手段と、を備えるものである。
第2実施形態では、遊技機9からは所定周期毎(例えば、4ms毎)に、少なくともアウト情報、セーフ情報が台コンピュータ7に送信される。なお、これらの情報を所定周期毎に送信するのではなく、これらの情報が発生する度に台コンピュータ7に送信する構成であってもよい。また、サンド貸機10からは、貸玉情報が台コンピュータ7に送信される。なお、サンド貸機10は、貸玉が発生する毎にその貸玉情報を台コンピュータ7に送信する。さらに、カードユニット4から所定周期毎(例えば、30秒毎)に、会員ID(遊技者識別情報)が管理コンピュータ2に送信される。なお、会員IDを所定周期毎に送信するのではなく、会員カード挿入時と会員カード排出時にのみ、即ち、会員IDの変更があった場合にのみ、遊技者識別情報(会員ID)を管理コンピュータ3に送信する構成であってもよい。また、計数器11は、獲得玉の計数が終了する毎にその計数玉数、台番号(遊技台識別情報)及び玉計数時刻を管理コンピュータ2に送信する。管理コンピュータ2は、これらの計数データを送信してきた計数器11の通信アドレスにより、どの島の計数器であるかを識別する。
なお、アウト情報は、遊技機9に投入された遊技媒体数(例えば、打ち込まれたパチンコ玉数)を示し、アウト玉が10カウントされる毎に出力される。また、セーフ情報は、遊技機9において払い出された遊技媒体数(例えば、賞玉として払い出されたパチンコ玉数)を示し、セーフ玉が10カウントされる毎に出力される。
貸玉情報は、遊技者が遊技を行うための遊技媒体(例えば、パチンコ玉)の購入に使用した使用金額に対応するもので、この実施形態では、1回の操作につき1000円分の貸玉(通常、100円につき25個であるので250個)が貸し出される。サンド貸機10は、前記予め定めた金額相当分の遊技媒体の貸出に応じて、台コンピュータ7に対して貸玉情報を出力する。この場合、貸玉情報は、遊技媒体の貸出があれば「1」、遊技媒体の貸出がなければ「0」を出力する。
遊技機9からアウト情報、セーフ情報が台コンピュータ7に送信されると、台コンピュータ7において割り込みがかかり、台コンピュータ7により割込処理ルーチン(図示せず)が実行される。なお、アウト情報、セーフ情報をまとめて遊技機情報ということにする。台コンピュータ7は、割込処理ルーチンにて遊技機情報を入力する。台コンピュータ7は、遊技機情報を入力すると割込処理ルーチンを終えてメインルーチン(図示せず)に戻り、遊技機情報処理においてアウト情報のありに応じてアウト数カウンタをカウントアップし(10カウント毎に出力されるので10を加算)、セーフ情報のありに応じてセーフ数カウンタをカウントアップする(10カウント毎に出力されるので10を加算)。
台コンピュータ7は、上記の処理を予め定めた期間(本実施形態では、1分間)にわたって行い、島コンピュータ8からデータ送信要求(本実施形態では、1分毎)があると、現在時刻、1分間のアウト数、1分間のセーフ数、貸玉情報(貸玉の有無であり、有りの場合には貸玉の個数を意味する。本実施形態では、貸玉250個に対して貸玉情報が出力されるので、貸玉250個を意味することになる。なお、貸玉125個に対して貸玉情報が出力される場合には、貸玉125個を意味することになる)を台番号と共に島コンピュータ8に送信する。島コンピュータ8は、台コンピュータ7から送信された現在時刻、アウト数、セーフ数、貸玉情報、台番号を受信すると、受信したこれらのデータを記憶する。また、島コンピュータ8は、管理コンピュータ2からデータ送信要求(本実施形態では、1分毎)があると、1島分の各台の現在時刻、アウト数、セーフ数、貸玉情報、台番号を管理コンピュータ2に対して送信する。
管理コンピュータ2は、島コンピュータ8から送信されたこれらをデータ受信すると、データ記憶サーバ12に設定された受信した台番号に対応した遊技台データファイルに、時刻、アウト数、セーフ数、貸玉数を記憶する。
図19は、データ記憶サーバ12において各遊技台毎に設定された遊技台データファイルの内容を示す図である。なお、図19は、一例として、150番台の遊技台データを示している。遊技台データファイルの遊技台データは、所定時間毎に時系列的に記憶される。図19では、150番台について、時刻10時01分から1分毎に10時23分まで記憶されている例を示している。なお、開店時刻である時刻10時00分は、遊技開始前であるから、アウト数、セーフ数、貸玉数の各値を0としている。
この実施形態の場合、遊技台データの内容は、時刻記憶エリア、アウト数記憶エリア、セーフ数記憶エリア、貸玉数記憶エリア、会員ID記憶エリアで構成されている。なお、時刻記憶エリア、アウト数記憶エリア、セーフ数記憶エリア、貸玉情報記憶エリアに記憶される各データは、島コンピュータ8から送信される。また、会員ID記憶エリアに記憶される会員IDはカードユニット4から送信される。
また、この実施形態では、管理コンピュータ2では、会員IDは遊技者識別情報として機能する。例えば、カードユニット4にて、認証OKとなった正規会員カード(会員IDが、例えば「0001」)が挿入されている場合には、カードユニット4は管理コンピュータ2に対して現在時刻と共に会員ID「0001」を送信する。管理コンピュータ2は、遊技者識別情報として会員ID「0001」をそのカードユニット4に対応する台番号に対応した遊技台データファイルの現在時刻に対応した会員IDデータに記憶する(図19参照)。この会員が遊技終了として、カードユニット4から正規会員カードの返却を受けると、カードユニット4はこの会員による遊技終了と判断し、会員IDを0クリアし、管理コンピュータ2に対して0形式のデータとして会員ID「0000」と現在時刻を送信する。管理コンピュータ2は、遊技者識別情報として会員ID「0000」を受けると、会員ID「0001」による遊技終了と判定する。また、遊技者識別情報として会員ID「0000」をそのカードユニット4に対応する台番号に対応した遊技台データファイルの現在時刻に対応した会員IDデータに記憶する(図19参照)。なお、会員カード挿入時と会員カード排出時にのみ、即ち、会員IDの変更があった場合にのみ、会員IDを管理コンピュータ2に送信する構成であってもよい。
また、図18において、計数器11に接続された台番号入力手段13は、計数を行う玉を獲得した遊技台の台番号を入力するものであり、請求項1に記載されている台番号入力手段を構成する一態様であって、例えば、テンキーを備えたキーボード入力装置或いはタッチパネル、バーコード読取装置等で構成する。
台番号の入力を具体的に説明すると、遊技者が呼出ランプ等で従業員を呼ぶと、従業員はどの遊技台であるかを確認すると共に、玉箱を計数器11まで持っていく。なお、どの遊技台であるかを確認する方法として、台番号が記された名前板、予め遊技台毎に備えられている玉箱に台番号を数字或いはバーコード化して記しておく方法等がある。従業員は、まず、その遊技台の台番号を台番号入力手段13で入力する。従業員は、台番号の入力を確定させると、計数器11に玉を流し込む。この時の計数玉数が入力された台番号に対応付けられて計数器11の制御部の記憶手段(図示せず)に記億される。計数器11は、管理コンピュータ2に計数データ(玉計数時刻、計数玉数及び台番号)を送信する。
図20は、第2実施形態において管理コンピュータ2に設けられた計数データファイルの内容を示す図である。この実施形態の場合、計数データファイルの内容は、玉計数時刻記憶エリア、計数玉数記憶エリア、台番号記憶エリアで構成されている。これらの各記憶エリアには、計数器11から送信された計数データが記憶される。また、図21は、第2実施形態において管理コンピュータ2に設けられた計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルの内容を示す図である。なお、計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルは、遊技台毎に設けられている。
この実施形態の場合、計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルの内容は、玉計数時刻記憶エリア、計数玉数記憶エリア、持玉数記憶エリア、誤差玉数記憶エリアで構成されている。これらの各記憶エリアは、計数器11から送信された計数データが記憶されると、玉計数時刻、計数玉数、持玉数、誤差玉数が記憶される。なお、持玉数は、セーフ数と貸玉数との和からアウト数を差し引いて算出する。また、誤差玉数は、持玉数と計数玉数との差であって、この実施形態では、持玉数から計数玉数を差し引いて算出するようにしている。なお、図21では、150番台について、時刻10時17分、11時、11時25分、12時30分、13時25分、14時45分、17時30分、20時、22時15分の各玉計数時刻に記憶されている例を示している。
なお、計数器11にカードリーダ14を設けて会員カードに記憶された会員IDを計数データと一緒に管理コンピュータ2に送信する構成とする場合がある。この場合、上述の計数データ記憶処理で、計数データの玉計数時刻を目安に(例えば、玉計数時刻よりも5分前の時刻)遊技台データファイル(図19参照)を1台毎に検索し、会員IDをキーとして計数玉を獲得した遊技台の台番号を特定する(玉計数時刻よりも5分前の時刻の遊技台データを読み、計数器11から送信された会員IDと一致する会員IDが記憶された遊技台データであれば、計数玉数を獲得した遊技台としてその遊技台の台番号を特定する)構成となる。
図22は、第2実施形態において、上述した台番号入力手段に代えて台番号特定情報入力手段を用いた別実施形態を示す遊技場管理システムのブロック図である。この実施形態では、台番号入力手段13に代えてカードリーダ14を計数器11に接続している。カードリーダ14は、会員カードに記憶された会員IDを計数器11に入力するものである。従業員は、まず、会員の所持する会員カードをカードリーダ14に挿入し、カードリーダ14に会員カードに記憶された会員IDを読み取らせる。読み取られた会員IDは、計数器11に入力される。従業員は、会員IDの入力を確定させると、計数器11に玉を流し込む。この時の計数玉数が入力された会員IDと共に計数器11の制御部の記憶手段(図示せず)に記億される。計数器11は、管理コンピュータ2に計数データ(玉計数時刻、計数玉数及び会員ID)を送信する。
以上のように構成された第2実施形態における遊技場管理システムにおける管理コンピュータ2の処理について説明する。図23は、図18に示す第2実施形態の管理コンピュータ2のCPUが実行する計数データ記憶処理のフローチャートである。CPUは、計数データ記憶処理を開始すると、まず、計数器11から計数データの送信があるか否かを判別する(ステップS21)。計数器11から計数データの送信がなければ、CPUは、ステップS21を偽と判別し、計数データ記憶処理を抜けて図示しないメインルーチンに戻る。
一方、CPUは、計数器11から計数データの送信があれば、ステップS21を真と判別し、計数器11から送信された計数データ(玉計数時刻、計数玉数、台番号)を受信し(ステップS22)、受信した計数データを図20に示すような計数データファイルに記憶する(ステップS23)。次いで、CPUは、計数データの台番号から、図21に示すような台番号に対応する計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルを特定し(ステップS24)、玉計数時刻記憶エリアに計数データの玉計数時刻を記憶し(ステップS25)、計数玉数記憶エリアに計数データの計数玉数を記憶し(ステップS26)、後述の遊技台データ累計処理及び誤差玉数記憶処理に関する実行フラグF1に「1(実行)」をセットし(ステップS27)、計数データ記憶処理を抜けて図示しないメインルーチンに戻る。
また、図24は、図22に示す台番号特定情報入力手段の別実施形態における管理コンピュータ2のCPUが実行する計数データ記憶処理のフローチャートである。CPUは、計数データ記憶処理を開始すると、まず、計数器11から計数データの送信があるか否かを判別する(ステップS31)。計数器11から計数データの送信がなければ、CPUは、ステップS31を偽と判別し、計数データ記憶処理を抜けて図示しないメインルーチンに戻る。
一方、CPUは、計数器11から計数データの送信があれば、ステップS31を真と判別し、計数器11から送信された計数データ(玉計数時刻、計数玉数、会員ID)を受信し(ステップS32)、受信した計数データの玉計数時刻及び計数玉数を図20のような計数データファイルに記憶し(ステップS33)、計数データの会員IDをRAMの会員ID記憶エリアに記憶する(ステップS34)。次いで、CPUは、玉計数時刻よりも予め定めた時間だけ前の時刻をサーチ開始時刻として記憶する(ステップS35)。なお、この実施形態では、例えば、玉計数時刻よりも5分前の時刻をサーチ開始時刻とすることにする。CPUは、サーチ開始時刻を記憶すると、次に述べる該当台番号検索処理を実行する(ステップS36)。
図25は、CPUが実行する該当台番号検索処理のサブルーチンを示すフローチャートである。CPUは、該当台番号検索処理を開始すると、まず、検索開始台番号(例えば、1番台から開始するのであれば1)を台番号指定レジスタiにセットし(ステップB01)、サーチ開始時刻をサーチ時刻にセットし(ステップB02)、ステップB03に進む。
ステップB03に進むと、CPUは、台番号指定レジスタiで指定されるi番台の遊技台データファイルからサーチ時刻に対応する遊技台データ(図19参照)を読み出す(ステップB03)。次いで、CPUは、読み出した遊技台データの会員IDと記憶した計数データの会員IDとが同じであるか否かを判別する(ステップB04)。
読み出した遊技台データの会員IDと記憶した計数データの会員IDとが同じでない場合、CPUは、サーチ時刻を次の時刻に更新し(本実施形態では、遊技台データは、1分毎に記憶されるため、サーチ時刻を1分後の時刻に更新し)(ステップB05)、サーチ時刻が玉計数時刻を過ぎているか否かを判別する(ステップB06)。CPUは、サーチ時刻が玉計数時刻を過ぎていなければ、ステップB03に戻り、遊技台データファイルから更新したサーチ時刻に対応する遊技台データを読み出す(ステップB03)。
当該台番号の遊技台データの会員IDが、計数データの会員IDと同じでない場合、CPUは、ステップB03、ステップB04を偽、ステップB05、ステップB06を偽と判別する処理ループを繰り返す。ステップB06にて、サーチ時刻が玉計数時刻を過ぎていれば、CPUはステップB07に進む。
ステップB07に進む場合、当該台番号の遊技台データの検索は終了となる。CPUは、台番号指定レジスタiにセットされた台番号が終了台番号に達していいるか否かを判別する(ステップB07)。台番号指定レジスタiにセットされた台番号が終了台番号に達していなければ、CPUは、ステップB07を偽と判別し、台番号指定レジスタiにセットされた台番号を次の台番号に更新し(ステップB08)、ステップB02に戻り、サーチ開始時刻をサーチ時刻にセットし(ステップB02)、ステップB03に進み、更新した台番号指定レジスタiの値で指定される次のi番台の遊技台データファイルからサーチ時刻に対応する遊技台データを読み出し(ステップB03)、検索条件(計数データの会員ID)に一致する会員IDがあるか否かを検索する。
一方、ステップB04において、読み出した遊技台データの会員IDと記憶した計数データの会員IDとが同じである場合、当該遊技台データは、計数器11から送信された会員IDと一致する会員IDが記憶された遊技台データであって、計数玉数を獲得した遊技台としてその遊技台の台番号を特定できたことになる。CPUは、ステップB04を真と判別し、台番号指定レジスタiにセットされた台番号を計数データファイルの台番号記憶エリアに記憶し(ステップB09)、該当台番号検索処理を終えて計数データ記憶処理ルーチンに戻る。
計数データ記憶処理ルーチンに戻ったCPUは、該当台番号検索処理で特定した台番号から、図21に示すような台番号に対応する計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルを特定し(ステップS37)、玉計数時刻記憶エリアに計数データの玉計数時刻を記憶し(ステップS38)、計数玉数記憶エリアに計数データの計数玉数を記憶し(ステップS39)、後述の遊技台データ累計処理及び誤差玉数記憶処理に関する実行フラグF1に「1(実行)」をセットし(ステップS40)、計数データ記憶処理を抜けて図示しないメインルーチンに戻る。
次に、遊技台データ累計処理について説明する。この実施形態では、1分毎に島コンピュータ8にデータ送信要求を行い、1島分の各台の現在時刻、アウト数、セーフ数、貸玉数、台番号を受信し、図19に示すような遊技台毎に(台番号毎に)設けられた遊技台データファイルに遊技台データ(現在時刻、アウト数、セーフ数、貸玉数、会員ID)を記憶するようにしている。
一方、この実施形態では、計数器11から計数データの送信がある毎に(玉計数毎に)、図21に示すような台番号に対応する計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルに計数玉数、持玉数及び誤差玉数を記憶するようにしている。図21における持玉数は、例えば、玉計数時刻「10時17分」のデータの場合では、開店時刻10時00分から玉計数時刻10時17分までの間に遊技者が150番台で獲得した玉と考えられる。また、例えば、玉計数時刻「11時00分」のデータの場合では、前回の玉計数時刻10時17分の1分後の時刻である10時18分から今回の玉計数時刻11時00分までの間に遊技者が150番台で獲得した玉と考えられる。
持玉数は、貸玉数+セーフ数−アウト数で算出される。従って、150番台における玉計数時刻「10時17分」の持玉数は、150番台の遊技台データファイルの開店時刻10時00分から玉計数時刻10時17分までのアウト数の累計、セーフ数の累計、貸玉数の累計を算出しておく必要がある。なお、累計アウト数記憶エリア、累計セーフ数記憶エリア、累計貸玉数記憶エリアの各々は、開店時の開店処理で初期値「0」とされているものとする。また、150番台における玉計数時刻「11時00分」の持玉数の場合であれば、150番台の遊技台データファイルの前回の玉計数時刻10時17分の1分後の時刻である10時18分から今回の玉計数時刻11時00分までのアウト数の累計、セーフ数の累計、貸玉数の累計を算出しておく必要がある。なお、累計アウト数記憶エリア、累計セーフ数記憶エリア、累計貸玉数記憶エリアの各々は、前回の玉計数時刻10時17分に応じて持玉数を算出した時点で初期値「0」とされているものとする。
遊技台データ累計処理は、図19に示すような遊技台毎に(台番号毎に)設けられた遊技台データファイルに記憶された遊技台データの各時刻のアウト数、セーフ数、貸玉数を累計して記憶する処理である。図26は、管理コンピュータ2のCPUが実行する遊技台データ累計処理のサブルーチンを示すフローチャートである。なお、上記遊技台データ累計処理のサブルーチンは、実行フラグF1に1がセットされた場合にのみ実行される処理である。
CPUは、遊技台データ累計処理を開始すると、まず、実行フラグF1が1であるか否かを判別する(ステップS41)。実行フラグF1に1がセットされていない場合(F1=0の場合)、CPUは、遊技台データ累計処理を終えて図示しないメインルーチンにリターンする。この場合は実質的な遊技台データ累計処理は行われない。
一方、実行フラグF1に1がセットされている場合は(F1=1の場合は)、CPUは、ステップS42に進み、台番号指定レジスタiに計数データ記憶処理で記憶した台番号をセットし(ステップS42)、台番号指定レジスタiにセットされた台番号(i番台)の計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルを特定し(ステップS43)、ステップS44に進む。ステップS44に進むと、CPUは、計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルにおいて前回データが存在するか否かを判別する(ステップS44)。
前回データが存在する場合、即ち、今回の玉計数時刻よりも前に当該i番台について玉計数がある場合は、前回データが存在することになる。CPUは、前回データが存在する場合、前回データの玉計数時刻からサーチ時刻を決定して記憶し(ステップS45)、ステップS47に進む。例えば、前回データの玉計数時刻が「10時17分」であれば、本実施形態の場合、1分毎に遊技台データを記憶していることから、1分後の時刻である「10時18分」をサーチ時刻とする。一方、前回データが存在しない場合、開店後、初めて当該i番台について玉計数があることになる。CPUは、サーチ時刻として開店時刻(この実施形態では、「10時00分」)を記憶し(ステップS46)、ステップS47に進む。
ステップS47に進むと、CPUは、RAMに設定した累計アウト数記憶エリアを0クリアし(ステップS47)、累計セーフ記憶エリアを0クリアし(ステップS48)、累計貸玉数記憶エリアを0クリアし(ステップS49)、i番台の遊技台データファイルを特定し(ステップS50)、ステップS51に進む。
CPUは、ステップS51に進むと、i番台のサーチ時刻の遊技台データを読み出し(ステップS51)、遊技台データのアウト数を累計アウト数記憶エリアに加算記憶し(ステップS52)、遊技台データのセーフ数を累計セーフ数記憶エリアに加算記憶し(ステップS53)、遊技台データの貸玉数を累計貸玉数記憶エリアに加算記憶し(ステップS54)、ステップS55に進む。
CPUは、ステップS55に進むと、サーチ時刻が今回の玉計数時刻に達しているか否かを判別する(ステップS55)。CPUは、サーチ時刻が玉計数時刻に達していなければ、サーチ時刻を次の時刻に更新し(本実施形態では、遊技台データは、1分毎に記憶されるため、サーチ時刻を1分後の時刻に更新し)(ステップS56)、ステップS51に戻り、遊技台データファイルから更新したサーチ時刻に対応する遊技台データを読み出す(ステップS51)。以下、CPUは、ステップS55においてサーチ時刻が玉計数時刻に達するまで、ステップS51乃至ステップS54、ステップS55を偽と判別する処理ループを繰り返す。従って、今回の玉計数が行われたi番台について、サーチ時刻(前回の玉計数後)から今回の玉計数時刻までのアウト数の累計、セーフ数の累計、貸玉数の累計が算出される。
今回の玉計数時刻についてのアウト数、セーフ数、貸玉数の累計を行うと、サーチ時刻が玉計数時刻に達する。CPUは、ステップS55を真と判別し、ステップS57の持玉数記憶処理を実行する。
次に、持玉数記憶処理について説明する。図27は、管理コンピュータ2のCPUが実行する持玉数記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートである。持玉数記憶処理は、累計アウト数、累計セーフ数及び累計貸玉数から今回の玉計数時刻の持玉数を求め、求めた持玉数を計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルに記憶する処理である。
CPUは、先に説明したステップS51乃至ステップS54、ステップS55を偽と判別する処理ループにより算出したi番台の累計アウト数、累計セーフ数、累計貸玉数を読み出し、累計貸玉数+累計セーフ数−累計アウト数を計算し、計算結果を今回の玉計数時刻での持玉数として演算レジスタAに記憶する(ステップB11)。次いで、CPUは、i番台の計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルの持玉数記憶エリアに演算レジスタAの内容(持玉数)を記憶し(ステップB12)、持玉数記憶処理を終えて遊技台データ累計処理に戻り、さらに、遊技台データ累計処理を終えて図示しないメインルーチンに戻る。
次に、誤差玉数記憶処理について説明する。図28は、管理コンピュータ2のCPUが実行する誤差玉数記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートである。なお、誤差玉数記憶処理のサブルーチンは、前述した計数データ記憶処理が実行された結果、実行フラグF1に1がセットされた場合にのみ実行される処理である。
CPUは、誤差玉数記憶処理を開始すると、まず、実行フラグF1が1であるか否かを判別する(ステップS51)。実行フラグF1に1がセットされていない場合(F1=0の場合)、CPUは、誤差玉数記憶処理を終えて図示しないメインルーチンにリターンする。この場合は実質的な誤差玉数記憶処理は行われない。
一方、実行フラグF1に1がセットされている場合は(F1=1の場合は)、CPUは、ステップS52に進み、i番台の計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルを特定し(ステップS52)、ステップS53に進み、計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルに記憶されている持玉数から計数玉数を差し引いて誤差玉数を算出し(ステップS53)、誤差玉数記憶エリアに誤差玉数を記憶し(ステップS54)、ステップS55の累計誤差玉数記憶処理を実行し、累計誤差玉数記憶処理を行うと、実行フラグF1を0クリアし(ステップS56)、誤差玉数記憶処理を終えて図示しないメインルーチンに戻る。
例えば、図21に示す150番台についての玉計数時刻が「10時17分」のデータの例では、持玉数が「2140玉」で、計数玉数が「2130玉」であるから、誤差玉数は「10玉」となる。なお、上述のように持玉数に比べて実際に計数した計数玉数の方が少ない場合には誤差玉数がプラスとなる。このように、持玉数に比べて実際に計数した計数玉数の方が少ない場合をプラス誤差という。逆に、持玉数に比べて実際に計数した計数玉数の方が多い場合には誤差玉数がマイナスとなるが、これをマイナス誤差という。例えば、図21に示す150番台についての玉計数時刻が「12時30分」のデータの例では、持玉数が「11950玉」で、計数玉数が「12000玉」であるから、誤差玉数は「−50玉」となる。
次に、累計誤差玉数記憶処理について説明する。図29は、管理コンピュータ2のCPUが実行する累計誤差玉数記憶処理のサブルーチンを示すフローチャートである。なお、この実施形態では、上記累計誤差玉数記憶処理のサブルーチンは、前述した誤差玉数記憶処理に引き続いて実行される処理とする。
図30は、例えば、管理コンピュータ2に設けられた台番号/累計誤差玉数記憶ファイルの内容を示す図である。台番号/累計誤差玉数記憶ファイルは、各台番号について台番号記憶エリア及び累計誤差玉数記憶エリアが設けられている。なお、図30では、150番台以降の累計誤差玉数記憶エリアを示した例である。なお、台番号記憶エリアには各台番号が記憶され、各台番号についての累計誤差玉数記憶エリアは、開店時(10時00分)に0クリアされている。
CPUは、累計誤差玉数記憶処理を開始すると、ステップS54にて誤差玉数記憶エリアに記憶した誤差玉数をi番台(台番号)の累計誤差玉数記憶エリアに加算記憶する(ステップS551)。CPUは、ステップS551を行うと累計誤差玉数記憶処理を抜けて誤差玉数記憶処理ルーチンにリターンする。例えば、図21に示す150番台についての玉計数時刻が「10時17分」のデータの例では、誤差玉数は「10玉」であるから、150番台の累計誤差玉数記憶エリアに「10」が加算記憶される。このように、玉計数がある毎に、計数玉数と持玉数とから誤差玉数を算出して台番号に対応する計数玉数/持玉数/誤差玉数ファイルの誤差玉数記憶エリアに記憶すると共に、記憶した誤差玉数を台番号の累計誤差玉数記憶エリアに加算記憶する。図21に示す150番台の例では、玉計数時刻「22時15分」がこの日の最終の玉計数であったとすると、玉計数は、「10時17分」から「22時15分」まで9回行われており、閉店時に行う集計において、150番台の累計誤差玉数は、「10+30+10−50+30+20+30−30+20=70」で、累計誤差玉数「70玉」となる。
以上に説明した第2実施形態では、計数器11から計数データ(玉計数時刻、計数玉数、台番号)の送信がある毎に(玉計数がある毎に)、計数玉数と玉計数時刻に対応する持玉数とから誤差玉数を算出してファイル手段に記憶すると共に、算出した誤差玉数を累計記憶しているが、累計誤差玉数の算出は、玉計数がある毎に行わなくてもよい。
例えば、図31に示すような台番号毎に設けられた計数玉数/持玉数ファイルを設け、玉計数がある毎に、計数玉数と持玉数のみを記憶するようにし、例えば、閉店時に行う集計において、計数玉数の累計と、持玉数の累計とを算出し、累計持玉数から累計計数玉数を差し引いて累計誤差玉数を算出し、算出した累計誤差玉数を台番号の累計誤差玉数記憶エリアに記憶してもよい。
また、例えば、図32に示すような台番号毎に設けられた計数玉数/遊技台データファイルを設け、玉計数がある毎に、計数玉数と、遊技台データ(セーフ数、アウト数及び貸玉数)を記憶するようにし、例えば、閉店時に行う集計において、計数玉数の累計と、アウト数の累計と、セーフ数の累計と、貸玉数の累計とを算出し、「累計セーフ数+累計貸玉数−累計アウト数−累計計数玉数」により累計誤差玉数を算出し、算出した累計誤差玉数を台番号の累計誤差玉数記憶エリアに記憶してもよい。なお、上記「累計セーフ数+累計貸玉数−累計アウト数」は累計持玉数に相当するもので、内部処理的に累計持玉数を算出していることになる。
なお、閉店時に行う集計において各台番号毎に算出して記憶した累計誤差玉数を、即ち、図30の台番号/累計誤差玉数記憶ファイルの内容を各遊技台毎の累計誤差玉数として管理コンピュータ2の表示画面に表示する。例えば、図30に示す例では、151番台の累計誤差玉数が「1740玉」で、他の遊技台に比べて特に多く、誤差玉の原因が151番台にあることが分かる。このように、閉店後、誤差玉の発生箇所を遊技台毎で特定できるので、誤差玉の原因となる設備の点検を効率よく行える。
上述の実施形態は、計数器11に、玉を獲得した遊技台の台番号を入力する台番号入力手段13、或いは台番号を特定するため台番号特定情報を入力するカードリーダ14を設け、台番号毎に累計誤差玉数を算出するものであるが、台番号に代えて複数の遊技台からなるグループとすることで、即ち、台番号入力手段13に代えて、玉を獲得した遊技台が属するグループを計数器11に入力するグループ情報入力手段とすることで、グループ毎の累計誤差玉数を算出することができる。なお、グループは、例えば、ホールの島毎としたり、或いは、遊技機種毎としたり、適宜決めてよい。
図33は、計数器11に対して接続されたグループ情報入力手段の一実施態様としての入力画面を示す図である。グループ情報入力手段の具体例は、計数器11にグループ名を記した入力ボタンを設ける構成としてもよいし、計数器11に、表示画面上で操作するタッチパネルを設ける構成の何れでもよい。図33に示す例では、グループ情報は、例えば、「CR○○○」(1番台〜50番台)、「CR○○物語」(51番台〜250番台)、「CR○○天国」(251番台〜300番台)、…のように遊技機種毎としており、「CR○○○」、「CR○○物語」、「CR○○天国」は、それぞれタッチパネル式の操作入力ボタンに設定されている。また、図34は、計数器11に対して接続されたグループ情報入力手段の別の一実施態様としての入力画面を示す図である。図34に示す例では、入力画面にホールの各島のレイアウトを表示すると共に、各島の別と遊技機種の別とを一致させて設置されており、グループ情報は、例えば、「CR○○○」、「CR○○物語」、「CR○○天国」、…のように遊技機種毎(或いは島毎)としている。また、「CR○○○」、「CR○○物語」、「CR○○天国」は、それぞれタッチパネル式の操作入力ボタンに設定されている。
係員が、玉を獲得した遊技台が属するグループに対応する画面上の操作入力ボタンを操作することにより、計数器11にグループが入力される。グループの入力を確定させると、計数器11に玉を流し込む。この時の計数玉数が入力されたグループと共に計数器11の制御部の記憶手段(図示せず)に記億される。計数器11は、管理コンピュータ2に計数データ(玉計数時刻、計数玉数及びグループ)を送信する。管理コンピュータ2は、計数器11から計数データの送信があると、図35に示すようなグループ毎に設けられた計数データファイルに計数データの玉計数時刻、計数玉数を記憶する。なお、図35では、例えば、「CR○○○」をグループ1、「CR○○物語」をグループ2、「CR○○天国」をグループ3としている。そして、例えば、閉店時に行う集計において、各グループに属する遊技台1台毎に、図19に示すような遊技台データに基いて開店時刻から閉店時刻までの累計アウト数、累計セーフ数、累計貸玉数を算出する。そして、各グループ毎に、グループに属する各遊技台の累計アウト数の合計、各遊技台の累計セーフ数の合計、各遊技台の累計貸玉数の合計を算出する。そして、各グループ毎に、「各遊技台の累計セーフ数の合計」+「各遊技台の累計貸玉数の合計」−「各遊技台の累計アウト数の合計」をグループの持玉数として算出する。また、各グループ毎に、図35に示すようなグループ毎の計数データファイルに基いて、累計計数玉数を算出する。そして、グループ毎に、持玉数から累計計数玉数を差し引くことにより、グループ毎の誤差玉数を算出する。
このように、閉店後、誤差玉の発生箇所をグループ(島や遊技機種)毎で特定できるので、誤差玉の原因となる設備の点検を効率よく行える。また、遊技者は自分の遊技した遊技台番号はあまり覚えていないものであるが、遊技を行った遊技機種、もしくは遊技を行った遊技台の位置は分かっているため、遊技者又は係員は遊技台番号を覚える必要なく、容易にグループ(島や機種)を入力することができる。
1 遊技場管理装置
2 管理コンピュータ
3 遊技台
4 カードユニット
5 LAN
6 LAN
7 台コンピュータ
8 島コンピュータ
9 遊技機
10 サンド貸機
11 計数器
12 データ記憶サーバ
13 台番号入力手段
14 カードリーダ

Claims (2)

  1. 遊技者が獲得した玉を計数する計数器と、
    前記玉を獲得した遊技台を特定するための台番号を前記計数器に入力する台番号入力手段と、
    前記計数器で玉計数がある毎に出力された計数玉数を、前記台番号に対応付けて記憶する計数玉数/台番号記憶手段と、
    各遊技台に接続され、前記台番号に対応する遊技台のアウト数、セーフ数及び貸玉数を含む遊技台データを該台番号に対応付けて記憶する遊技台データ/台番号記憶手段と、
    前記セーフ数と前記貸玉数との和から前記アウト数を差し引いて持玉数を算出する持玉数算出手段と、
    前記持玉数と前記計数玉数との差である誤差玉数を算出する誤差玉数算出手段と、
    前記計数玉数/台番号記憶手段、前記遊技台データ/台番号記憶手段、前記持玉数算出手段及び前記誤差玉数算出手段に基いて、閉店時に、台番号毎に、開店時刻から閉店時刻まで前記誤差玉数の累計である累計誤差玉数を算出する台番号毎累計誤差玉数算出手段と、
    各台番号について、台番号に対応させて前記累計誤差玉数を表示する台番号毎累計誤差玉数表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場管理装置。
  2. 遊技者が獲得した玉を計数する計数器と、
    前記玉を獲得した遊技台が属するグループを前記計数器に入力するグループ情報入力手段と、
    前記計数器で玉計数がある毎に出力された計数玉数を、前記グループに対応付けて記憶する計数玉数/グループ記憶手段と、
    各グループに接続され、前記グループのアウト数、セーフ数及び貸玉数を含む遊技台データを該グループに対応付けて記憶する遊技台データ/グループ記憶手段と、
    前記セーフ数と前記貸玉数との和から前記アウト数を差し引いて持玉数を算出する持玉数算出手段と、
    前記持玉数と前記計数玉数との差である誤差玉数を算出する誤差玉数算出手段と、
    前記計数玉数/グループ記憶手段、前記遊技台データ/グループ記憶手段、前記持玉数算出手段及び前記誤差玉数算出手段に基いて、閉店時に、前記グループ毎に、開店時刻から閉店時刻まで前記誤差玉数の累計である累計誤差玉数を算出するグループ毎累計誤差玉数算出手段と、
    各グループについて、グループに対応させて前記累計誤差玉数を表示するグループ毎累計誤差玉数表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場管理装置。
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