JP2002224391A - 遊技店営業管理システム - Google Patents

遊技店営業管理システム

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JP2002224391A
JP2002224391A JP2001020874A JP2001020874A JP2002224391A JP 2002224391 A JP2002224391 A JP 2002224391A JP 2001020874 A JP2001020874 A JP 2001020874A JP 2001020874 A JP2001020874 A JP 2001020874A JP 2002224391 A JP2002224391 A JP 2002224391A
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Yuji Tagami
裕次 田上
Kunio Miyazaki
邦夫 宮崎
Hiroki Soeda
博喜 副田
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ACE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】それぞれの遊技店にとって最適な営業施策を容
易に講じることのできる遊技店営業管理システムを提供
する。 【解決手段】データベース部200は、パチンコ機、玉
貸機等の遊技装置から各種の稼働情報を収集して蓄積記
憶する。管理支援処理部300は、蓄積された情報から
売上、粗利、稼働率など営業管理指標となる各種の特定
情報を生成し、稼働率など1つの特定情報を基準とし、
これと他の特定情報との対応関係を回帰近似し誤差範囲
が分かるようにグラフ化して対比表示する。また目標値
とその幅を示すラインを表示等する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技店に配置され
た遊技機を含む多数の遊技設備の管理を支援する遊技店
営業管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、パチンコ店などの遊技店では、数
十台から数百台という多数のパチンコ遊技機と、パチン
コ遊技機で用いるパチンコ玉を貸すための複数台の玉貸
機が店内に配置されている。玉貸機は、紙幣、コイン、
カード等により料金の支払いを行って、料金に対応する
数のパチンコ玉を払い出すものであり、遊技者は、玉貸
機から払いだされたパチンコ玉をパチンコ遊技機に投入
してパチンコゲームを行うようになっている。
【0003】一般に、パチンコ遊技機は、パチンコ玉を
移動させるための空間を構成する盤面と、一定間隔を保
って盤面を覆うガラス板と、金属球で構成されるパチン
コ玉を盤面の上部に投射するための投射機構とを有す
る。盤面には、複数個のセーフ孔と、アウト孔が設けて
ある。アウト孔は、セーフ孔に入らなかったパチンコ玉
が最終的に集まる箇所(通常は、盤面の最下部)に設け
てあり、セーフ孔に入賞しなかったパチンコ玉の盤面か
らの排出口を成している。
【0004】また、盤面には、盤面に沿って落下するパ
チンコ玉が頻繁に衝突して、その運動方向に揺らぎを生
ずるように、多数の釘が設けられている。これらの釘
は、パチンコ玉の直径相当の長さ分、盤面から突出した
状態で、実質的に盤面と垂直に設けられている。またこ
れらの釘は、衝突するパチンコ玉を、その運動方向に対
して揺らぎを与えつつ、ある場合には、セーフ孔に向か
うように誘導し、あるいはセーフ孔から外れるように誘
導するように、その分布が決定されて、盤面に配置され
ている。
【0005】このような構造を有するため、パチンコ遊
技機では、それぞれの釘の配置や、傾きの僅かな違いに
より、機械に個性が生ずる。
【0006】この種の遊技機を多数設置した遊技店(パ
ーラー)においては、各遊技機の稼働状況、遊技客一人
当たりの粗利益、売上、遊技店の利益率、割数、玉単
価、粗利益を知っておくことが、遊技店の利益管理や、
遊技客管理など適切な営業状態を確保する上で重要とな
る。
【0007】このため、遊技店で営業管理に用いるため
の管理装置が各種提案されている。例えば、PCT国際
公開番号WO93/10871の明細書および図面に
は、多数の遊技機それぞれについての稼働状況を表示す
る機能を備えた電子管理システムが開示されている。こ
の電子管理システムは、各遊技機の稼働状況を検出し、
この稼働状況を各遊技機ごとに記憶する。また、遊技場
における各遊技機の配置図を表示すると共に、各遊技機
の稼働状況を、配置図に示された各遊技機に対応させて
表示するようになっている。
【0008】具体的には、パチンコ遊技機に投入された
パチンコ玉数である入玉数、入賞した際にパチンコ遊技
機から賞として払い出されたパチンコ玉数である出玉
数、入玉数と出玉数の差である差玉数、パチンコ遊技機
へのパチンコ玉の補給状態、各種異常を示す情報、大当
たりの状態を示す情報など各種の稼働状況を表すデータ
を収集して表示するものである。例えば、入玉数を特定
の個数単位に区分し、この区分ごとに特定の色を割り当
て、各パチンコ遊技機における入玉数を色分けで表示す
るようになっている。
【0009】また、実開昭60−17782号の明細書
および図面には、パチンコ遊技機と玉貸機が配置された
パチンコパーラーにおいて、マイクロコンピュータを設
置して、パチンコ遊技機および玉貸機の発する情報を処
理する管理装置が示されている。この管理装置は、各パ
チンコ遊技機および玉貸機の平面的配置を、表示装置の
画面に表示し、かつ、各パチンコ遊技機からの情報を処
理して、その結果を重ねて表示するようになっている。
【0010】これにより、パチンコパーラー全体におけ
るパチンコ遊技機および玉貸機の状態を的確に把握する
ことができる。具体的には、平面的に表示されている各
パチンコ遊技機の稼働状況、例えば、打ち止め、異常発
生、稼働中等の状態を色分けして表示する。また、キー
ボードからの指示により、画面を切り替えて、数値を示
すテーブルを表示させることも可能になっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、表示画面上に、パチンコ遊技機の平面的配置を表示
すると共に、その表示に重ねて、各パチンコ遊技機の稼
働状況を色分け等により表示することで一目でわかりや
すい表示になっている。しかしながら、各パチンコ遊技
機から時々刻々変化する稼働状況を示す情報を取り込ん
で、それを逐次表示するものなので、パチンコ遊技機の
稼働状況を、オペレータが、常時、監視することが前提
になる。
【0012】ところで、近年、遊技製造メーカーから多
くの種類の遊技機が製造されており、遊技店の経営にと
ってどの機械を設置するかが重要な問題になっている。
また、営業地域の環境によっても遊技店の経営は左右さ
れる。このため、過去の実績から現在の営業状態を把握
し、遊技機の稼働状態、売上、粗利の実績、客粗利の各
状況を基に適正な営業状態を認識し、これらに基づいて
当月の売上予測を立案して適正な営業状態を確保するこ
とが重要になっている。したがって、遊技店の管理装置
としては、経営管理に役立つ種々のデータを長期間にわ
たって収集し、これを分析して表示する機能を備えるこ
とが望まれている。
【0013】しかしながら、従来の装置では上述したよ
うに、各パチンコ遊技機からの稼働情報(属性数値デー
タ)を随時取り入れて、取り込んだ情報に基づいて、当
日の売上、遊技状態を営業終了時に把握する機能を有し
ているに過ぎないので、日々の営業情報を蓄積していて
も、その活用が十分でなく、単に処理装置に大きな負担
をかける結果になっていた。こうしたなかで、パチンコ
機を機種ごとに群管理する管理装置(所謂ホールコンピ
ュータ)が提案されている。この管理装置では、各種の
稼働情報(属性数値データ)を監視するだけでなく、こ
れに係る各種の営業管理指標を算出して表示することが
行われる。
【0014】例えば、遊技店の営業において営業割数を
基準として稼働状態を調整しようとするとき、遊技設備
(玉貸機、遊技機、カード販売機、景品交換機、玉計数
機など)の各情報属性、主に遊技機の始動入賞口の釘調
整後の稼働状態を示すベース(遊技機が特賞でない状態
時、遊技者が100個のパチンコ玉をパチンコ機に打ち
込んだとき、当該パチンコ機が遊技者に払い出してくれ
るパチンコ玉数)とスタート回数(遊技機が特賞でない
状態時に「1分間の機械玉発射個数」分の玉をパチンコ
機に打ち込んだとき、当該遊技機が特賞抽選を行う回
数)に関する計数値、及び特賞差玉数(遊技機の1回の
特賞状態が始まって終わるまでの間に遊技者の手持ちと
なる玉数(1回の特賞状態が始まって終わるまでの間に
当該パチンコ機が遊技者に払い出す玉数から、この間に
遊技者が当該パチンコ機に打ち込んだ玉数を引いたも
の))、特賞中の打込玉数(1回の特賞状態が始まって
終わるまでの間に遊技者がパチンコ機に打ち込んだ玉
数)、総玉数(遊技者によって当該遊技機に打ち込まれ
た総玉数)、売上、割数(遊技機で得られ景品に交換さ
れた玉数を当該パチンコ機でゲームする為に遊技場より
借りた貸玉数で除した値)、粗利、出玉率(遊技機が遊
技者に払い出した総玉数を遊技者が当該遊技機に打ち込
んだ総玉数で除した値)等の算出値を抽出(集計)して
入手し、これらの属性データ(営業管理指標)から各設
定等の営業方法(施策)の変更を付加し、売上能率を変
化させることが行われている。
【0015】したがって、特定の属性情報を、指定した
営業割数で稼働させようとするとき、まず指定割数での
営業開始前に釘調整を行い、機械のベース、スタート回
数、特賞差玉、特賞中の打込玉等を調整し、この状態で
一定期間稼働させる。そして一定期間の営業結果として
入手された割数、ベース、スタート回数等のデータを評
価・判断し、再度釘調整をおこなって、翌日(次の一定
期間)の営業に供するという措置を講じている。しかし
ながら、この評価・判断及び調整の程度は経験に基づく
定性的で直観的なものであり、誰でも容易かつ適正に活
用できるものではなかった。また従来のように、割数を
管理するタイプの管理装置では、結局のところトータル
での損得判断しかできなかった。
【0016】自己遊技店にとって適正な利益を確保でき
る営業方法は、景品交換率といった要素によっても変動
するので、従来のように割数に依存した管理装置では、
自己の遊技店にあった経営施策を講じることが難しいと
いう問題があった。
【0017】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、それぞれの遊技店に
とって最適な営業施策を容易に講ずることのできる遊技
店営業管理システムを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技店に配置された遊技機を含む多数の遊技設備
(1、3、9…)の管理を支援する遊技店営業管理シス
テムにおいて、データベース部(200)と、管理処理
部(300)と、表示部(430)とを備え、前記デー
タベース部(200)は、前記遊技設備(1、3、9
…)から収集した各種の情報またはこれらの情報に所定
の加工を施した情報を、これらを収集した日時や機種な
どの収集状況情報と対応付けて蓄積するものであり、前
記管理処理部(300)は、前記データベース部(20
0)に蓄積されている情報に所定の加工を施して複数種
類の特定情報を生成し、一の収集状況情報または二以上
の収集状況情報の組合わせをキーにして前記特定情報を
分類し、一の種類の特定情報を基準としてその値と他の
一の種類の特定情報の値であって前記キーとした収集状
況情報の値が同じものとの対応関係を表す近似のグラフ
を複数種類の特定情報について求め、各グラフの含む誤
差範囲を認識し得る態様でこれらのグラフを対比して表
示するものであることを特徴とする遊技店営業管理シス
テム。
【0019】[2]前記誤差範囲の上限を表す上限グラ
フと下限グラフを表示することを特徴とする[1]に記
載の遊技店営業管理システム。
【0020】[3]前記誤差範囲を手動設定可能とする
とともに、前記誤差範囲の自動設定と手動設定を選択可
能にしたことを特徴とする[1]または[2]に記載の
遊技店営業管理システム。
【0021】[4]前記基準とした特定情報の目標値を
示す第1目標ラインと前記目標値の幅を示すための第2
目標ラインとを前記グラフに重ねて表示することを特徴
とする[1]、[2]または[3]に記載の遊技店営業
管理システム。
【0022】[5]遊技店に配置された遊技機を含む多
数の遊技設備(1、3、9…)の管理を支援する遊技店
営業管理システムにおいて、データベース部(200)
と、管理処理部(300)と、表示部(430)とを備
え、前記データベース部(200)は、前記遊技設備
(1、3、9…)から収集した各種の情報またはこれら
の情報に所定の加工を施した情報を、これらを収集した
日時や機種などの収集状況情報と対応付けて蓄積するも
のであり、前記管理処理部(300)は、前記データベ
ース部(200)に蓄積されている情報に所定の加工を
施して複数種類の特定情報を生成し、一の収集状況情報
または二以上の収集状況情報の組合わせをキーにして前
記特定情報を分類し、一の種類の特定情報を基準として
その値と他の一の種類の特定情報の値であって前記キー
とした収集状況情報の値が同じものとの対応関係を表す
グラフを複数種類の特定情報について生成するととも
に、これらのグラフを対比可能に表示し、さらに前記基
準とした特定情報の目標値を示す第1目標ラインと前記
目標値の幅を示すための第2目標ラインとを前記グラフ
に重ねて表示することを特徴とする遊技店営業管理シス
テム。
【0023】[6]前記第1目標ラインと前記第2目標
ラインの間の幅を、前記基準とした特定情報の値を他の
一の特定情報の値を基準として近似した際の誤差の整数
倍にすることを特徴とする[4]または[5]に記載の
遊技店営業管理システム。
【0024】[7]前記目標値と前記第1目標ラインと
前記第2目標ラインの間の幅とを手動設定可能とすると
ともに、前記目標値と前記幅の自動設定と手動設定を選
択可能にしたことを特徴とする[4]、[5]または
[6]に記載の遊技店営業管理システム。
【0025】[8]回帰近似により前記グラフを求める
ことを特徴とする[1]、[2]、[3]、[4]、
[5]、[6]または[7]に記載の遊技店営業管理シ
ステム。
【0026】[9]前記特定情報は、遊技店の営業管理
指標となるものであることを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、[7]また
は[8]に記載の遊技店営業管理システム。
【0027】[10]過去所定期間についての特定情報
を処理対象とすることを特徴とする[1]、[2]、
[3]、[4]、[5]、[6]、[7]、[8]また
は[9]に記載の遊技店営業管理システム。
【0028】[11]予め定めた対象期間の中の1また
は2以上を選択可能とし、選択された対象期間について
の特定情報を処理対象とすることを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、[7]、
[8]、[9]または[10]に記載の遊技店営業管理
システム。
【0029】[12]前記複数のグラフを前記基準とし
た特定情報の値についての座標軸を共用して前記表示部
(430)に重ねて表示するものであることを特徴とす
る[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、
[7]、[8]、[9]、[10]または[11]に記
載の遊技店営業管理システム。
【0030】[13]前記管理処理部(300)は、一
の種類の特定情報の想定値を入力するための想定値入力
手段を有し、前記グラフまたは前記グラフを作成する際
に元にした各特定情報の値に基づいて前記想定値に対応
する他の種類の特定情報の値の推定値を求め、これらを
前記表示部(430)に表示することを特徴とする
[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、
[7]、[8]、[9]、[10]、[11]または
[12]に記載の遊技店営業管理システム。
【0031】[14]前記推定値が含む誤差を求め、推
定値とともに表示することを特徴とする[13]に記載
の遊技店営業管理システム。
【0032】[15]グラフ作成の元にした実績データ
を前記グラフに重ねてプロットすることを特徴とする
[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、
[7]、[8]、[9]、[10]、[11]、[1
2]、[13]または[14]に記載の遊技店営業管理
システム。
【0033】[16]少なくとも遊技機の稼働率に対す
る売上と、前記稼働率に対する遊技客粗利と、稼働率に
対する遊技店粗利をグラフ化して表示することを特徴と
する[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、
[6]、[7]、[8]、[9]、[10]、[1
1]、[12]、[13]、[14]または[15]に
記載の遊技店営業管理システム。
【0034】[17]前記基準とした特定情報は、遊技
機の稼働率であることを特徴とする[1]、[2]、
[3]、[4]、[5]、[6]、[7]、[8]、
[9]、[10]、[11]、[12]、[13]、
[14]、[15]、または[16]に記載の遊技店営
業管理システム。
【0035】前記本発明は次のように作用する。データ
ベース部(200)は、遊技店に設置された玉貸機、遊
技機、カード販売機、景品交換機、玉計数機などの遊技
設備(1、3、9…)から各種情報を定期的に取り込む
と共に、収集されたこれらの情報にあらかじめ定められ
た加工処理を行い、後に特定情報として処理が容易とな
る形式に情報を加工する。そして、取り込んだ情報およ
びまたは加工した情報を、これらを収集した日時や機種
などの収集状態情報と対応付けて記憶し蓄積する。
【0036】取り込んだ情報とは情報を加工する前の素
データをいう。例えば現金による貸玉金額、カードによ
る貸玉金額、カード自販機による売上金額、遊技客が遊
技機につぎ込んだ玉数、遊技機に入賞したときに賞球と
して払い出した玉数、玉貸機によって貸し出された玉
数、景品と交換された玉数、遊技機設置台数、営業日
数、入客数などである。このように収集したままの状態
あるいは一次加工を施した状態など、複雑な加工を施さ
ない状態で情報を保存するので、いずれかの個別処理の
実行が選択されたとき、当該個別処理を容易に、かつ、
迅速に行うことができる。
【0037】管理処理部(300)は、データベース部
(200)に蓄積されている情報に所定の加工を施して
複数種類の特定情報を生成する。たとえば、遊技機の稼
働率、遊技客の粗利、遊技店粗利など遊技店の営業管理
指標となる特定情報を生成する。また生成した特定情報
を、1の収集状況情報または2以上の収集状況情報の組
合わせをキーにして分類する。たとえば、日付をキーに
して、あるいは日付と機種をキーに遊技機の稼働率、遊
技客粗利、遊技店粗利を分類し整理する。そして、複数
種類の特定情報の中の1つを基準にしてその値と他の一
の特定情報の値であってキーとした日付などの収集状況
情報の値が同じものとの対応関係を表す近似のグラフを
複数種類の特定情報について求め、各グラフの含む誤差
範囲を認識し得る態様でこれらのグラフを対比して表示
する。
【0038】たとえば、分類のキーとした日付と機種が
同じ稼働率の値と遊技客粗利の値との関係を稼働率を基
準(独立変数)とし遊技店粗利を従属変数として回帰近
似し、その誤差範囲の上限を示すグラフと下限を示すグ
ラフを描くことで、誤差範囲を認識可能にグラフ化す
る。同様に稼働率と遊技店粗利との関係を稼働率を基準
(独立変数)に遊技店粗利を従属変数としてグラフ化
し、これらを、基準とした特定情報の値についての座標
軸を共用して表示部(430)に重ねて表示する。この
ように、近似のグラフをその近似の誤差範囲を認識し得
るように表示するので、近似したグラフの信頼性を視覚
的に容易に認識することができる。
【0039】誤差範囲については、標準偏差など近似の
グラフに対する分散から自動設定する場合と、利用者が
手動設定する場合とを設け、これらを任意に切換可能に
するとよい。これにより各遊技場の経営方針等に応じた
グラフを表示することができ、的確な経営指針を示すこ
とができる。
【0040】さらに、基準とした特定情報の目標値を示
す第1目標ラインとこの目標値に対する幅を示すための
第2目標ラインとを先のグラフに重ねて表示する。たと
えば、基準とした特定情報を稼働率とすると、遊技店粗
利が最大になる稼働率の値を目標値として第1目標ライ
ンを描く。さらに、当該目標値の誤差等を見込んだ幅を
示す第2目標ラインを描く。第2目標ラインの値は、目
標値から所定の値だけ高い稼働率とする。この際、第1
目標ラインと第2目標ラインとの間の幅を、基準とした
特定情報の値(稼働率)を他の一の特定情報の値(遊技
店粗利)を基準として近似した際の誤差の整数倍になる
ようにする。たとえば、遊技店粗利を独立変数とし、稼
働率を従属変数として回帰近似した際の誤差の整数倍に
なるような幅に設定する。
【0041】この幅を、基準とした特定情報の値(稼働
率)を他の一の特定情報の値(遊技店粗利)を基準とし
て近似した際の誤差から自動設定する場合と、利用者が
手動設定する場合とを設け、いずれかを利用者が任意に
選択可能にする。
【0042】グラフ化等の処理は、収集状況情報を参照
し、過去の所定期間の特定情報に基づいてグラフ化す
る。すなわち、遊技店の過去所定期間にわたる稼働情報
(属性数値データ)から遊技店の各営業管理指標の相関
関係を視覚的に理解しやすいようにグラフ化し重ね合わ
せて表示する。これにより、遊技店の経営状態を、多角
的でしかも一目で把握することが可能になり、その遊技
店にとって最適な営業状態を保つためのより的確な施策
を講ずることが容易になる。
【0043】また予め定めた対象期間の中の1または2
以上を選択可能とし、選択された対象期間についての特
定情報を処理対象とする。たとえば、本年、昨年、一昨
年の各年度の中の1または2以上のものを対象期間とし
て選択可能とし、選択された年度についての特定情報を
処理対象としてグラフ化を行う等である。これにより、
過去の期間別の営業状態を視覚的に把握し比較すること
ができる。
【0044】さらに管理処理部(300)は、一の特定
情報の想定値を想定値入力手段から入力し、先に作成し
たグラフまたはグラフを作成する際に元にした各特定情
報の値等に基づき、想定値に対応する他の特定情報の値
の推定値を求め、これらを表示部(430)に表示す
る。すなわち、重ねて併せて表示された複数のグラフか
ら、自己の遊技店にとって、諸条件の中で最も適正と思
われる営業管理指標を見定め、その期待値たる想定値を
入力する。
【0045】例えば遊技客粗利の想定値を入力すると、
これに対応する稼働率、遊技店の粗利、売上、利益率な
どの推定値を演算し表示する。また推定値が含む誤差を
求め、求めた誤差を推定値とともに表示する。なおグラ
フや各推定値は、元になる特定情報の値から回帰直線等
による近似で求める。
【0046】このように希望する特定の営業管理指標に
ついての想定値を入力することで、指定した特定の営業
管理指標が想定値になったとした場合における他の特定
情報(他の営業管理指標)の値の推定値が表示されるの
で、将来の営業状態を多角的かつ容易に把握することが
できる。また推定値に対する誤差を表示するものでは、
表示された推定値に対する信頼性を知ることができ、よ
り一層的確な経営判断を下すことが可能になる。
【0047】なお回帰直線等で近似したグラフにこれを
作成するための元となった実績データを重ねてプロット
するものでは、自己遊技店の現実の営業状態を一目瞭然
に把握することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施の形態について説明する。図1〜図17は、本発明
の一実施の形態を示している。本実施の形態にかかる遊
技店営業管理システムとしては、パチンコ機などを多数
配置した遊技店に設置されるものである。遊技店は一般
的には、図7に示すように、大きく分けて遊技場11
と、景品交換場12と管理事務所13とから構成されて
いる。図8は、遊技店10に配置される遊技機島2の構
成を示している。遊技機島2は、複数台の遊技機1を互
いに背中を向けた状態で2列に配置して構成される。ま
た、1列に並ぶ各遊技機1の間に玉貸機3が1台ずつ隣
接する遊技機1に挾まれるようにして、複数台配置され
る。
【0049】遊技機島2は、図7に示すように、適当な
間隔、例えば、その間に、それぞれの遊技機島の遊技者
が椅子に座って遊技ができ、かつ、椅子に座っている遊
技者間を人が通り抜けることができる間隔で遊技店のフ
ロアに配置される。
【0050】玉貸機3は、紙幣等を投入して料金を支払
うと、それに見合った個数の遊技媒体、すなわち、遊技
機に投入して遊技を行うための媒体、を貸し出す機械で
ある。パチンコ遊技機の場合には、遊技媒体としてパチ
ンコ玉が貸し出される。遊技機島2のほぼ中央部には、
図9に示すように、遊技者が獲得したパチンコ玉の計数
を行うと共に、パチンコ玉を回収するための玉計数機9
が配置される。一方、遊技機島2の一端側には、図示し
ていないが、玉貸機3に投入された紙幣を収容する金庫
が設置されている。なお、この金庫の入り口には、収容
される紙幣の枚数をカウントする紙幣カウンタ(図示せ
ず)が設けてある。
【0051】また、遊技機1の背面側には、いずれも図
示されていないが、各遊技機1および玉貸機3にパチン
コ玉を補給する補給機構と、玉貸機3に投入された紙幣
を上記金庫に搬送する紙幣搬送装置が設けられる。遊技
機島2の長手方向の中央には、各遊技機1に投入された
パチンコ玉を回収して、それを研磨して再び、各遊技機
1に補給するためのリフト機構(図示せず)が設けてあ
る。
【0052】各遊技機1は、一般的に、当該遊技機1に
投入されたパチンコ玉(入玉)の数(入玉数)を計数し
て、その計数結果を出力する入玉カウンタ(図示せず)
と、当該遊技機1から払いだされるパチンコ玉数(出玉
数)を計数して、その計数結果を出力する出玉カウンタ
(図示せず)とを少なくとも備えている。また、玉貸機
3には、投入された紙幣の真偽を識別する紙幣識別機
(図示せず)と、払い出すパチンコ玉を計数する払出カ
ウンタ(図示せず)とが、一般的に設けられている。紙
幣識別機は、投入された金額を示す情報を出力する。ま
た、紙幣識別機は、紙幣自体の真偽判別のほか、その玉
貸機で使用できる金種の紙幣であるかどうかの判別も行
うようになっている。
【0053】遊技客が、遊技機1で獲得したパチンコ玉
を図9に示す玉計数機9に投入して、その個数を計数す
ると、計数結果を記録したレシートまたはカードが該玉
計数機9から発券される。遊技客はレシートまたはカー
ドを図7に示す景品交換所12に持参し、希望の景品と
交換することができる。
【0054】遊技客が遊技店に入店し、現金を玉貸機3
に投入し、真偽の識別結果が真であれば、玉貸機3の玉
計数機によって現金に見合った数のパチンコ玉が計数さ
れ、遊技客へ払い出される。投入された現金は紙幣搬送
装置によって金庫に入金されかつ計数される。
【0055】このとき、遊技客が投入した現金の金種と
金額と紙幣搬送装置によって金庫に搬送された現金の合
計金額を表すデータが、管理事務所の情報処理装置10
0に送信される。
【0056】遊技機島2に設置されている各種遊技設備
の管理を行うためのコントローラ(図示せず)が、各遊
技機島2に設置されている。このコントローラは、各遊
技機1、各玉貸機3、玉計数機9および金庫からそれら
の稼働状態を示す情報を取得するようになっている。例
えば、各遊技機1からは、当該遊技機が稼働しているか
否かを示すステータス情報、入玉数および出玉数の各情
報を取得する。また各玉貸機3からは、当該玉貸機が稼
働しているか否かを示すステータス情報、投入金額およ
び払出個数の各情報を取得する。玉計数機9からは、計
数した玉数の情報を取得する。また金庫からは、収納し
た紙幣の累計金額を示す情報を取得する。
【0057】また、コントローラは、遊技機島2におけ
る稼働状態、すなわち、補給機構、搬送機構の稼働状態
の情報をも取得する。特に、補給機構については、補給
等の補給状態、異常補給か否かを示す情報を取得する。
コントローラは、取得した情報に、その情報の出所源で
ある機器の識別番号、例えば、パチンコ遊技機の台番
号、およびその機器が属する遊技機島2の識別子を付し
たデータを、管理事務所の情報処理装置100に送信す
る。
【0058】本実施の形態にかかる遊技店営業管理シス
テムは、図1に示すように、情報処理装置100を主要
部とするものである。情報処理装置100は、データ収
集装置30を介して遊技店内に配置されている遊技設備
群40から、それらの稼働状態を示す情報を収集し、営
業管理を支援のための処理を行うようになっている。な
おデータ収集装置30は、前述したコントローラ等であ
り、遊技設備群40は、遊技機1、玉貸機3、玉計数機
9等である。
【0059】情報処理装置100は、遊技設備群40か
らそれらの稼働状態を示す情報を取り込んで、蓄積し、
管理するためのデータベース部200と、遊技店管理の
ための支援処理を搭載し、それらのうちから選択された
支援処理を、データベース部200に蓄積されている情
報を用いて行う管理支援処理部300と、情報の入出力
を行うためのユーザインタフェース部400とから構成
されている。
【0060】図2に示すように、情報処理装置100
は、管理支援処理、表示処理、入力処理、記憶処理など
の各種処理を行うための中央処理装置(CPU)110
と、これらの処理プログラムおよびデータを記憶するた
めのメモリ111と、外部からの指示およびデータの入
力操作を受け付けるための入力装置120と、表示装置
130と、プリンタ140と、磁気ディスク装置等の外
部記憶装置150とを有している。データベース部20
0、管理支援処理部300の各機能は、それぞれ、情報
処理装置100のハードウエア資源を用いて、CPU1
10が、メモリ111内のプログラムを実行することに
よって実現される。
【0061】入力装置120は、キーボード121およ
びマウス122を有する。もちろん、入力装置はこれら
に限定されない。例えば、マウス122に代えて、また
は、マウス122と共に、タッチパネル、音声入力装置
等を用いることができる。
【0062】表示装置130としては、例えば、CRT
カラー表示装置が用いられる。もちろん、これ以外の表
示装置、例えば、液晶表示装置を用いることもできる。
【0063】プリンタ140としては、例えば、カラー
プリンタが用いられる。より具体的には、レーザービー
ムプリンタ、インクジェットプリンタ等が用いられる。
【0064】外部記憶装置150としては、例えば、情
報処理装置100に内蔵させたハードディスク装置が用
いられる。もちろん、これに限定されない。例えば、外
付けのハードディスク装置、フロッピディスクドライブ
装置、光ディスク装置、ディスクアレー装置等が、それ
ぞれ、単独で、または、併せて用いられる。なお、内蔵
型ハードディスク装置と、内蔵または外付けの光ディス
ク装置とを併用すれば、短期保存データと、長期保存デ
ータとを、効率的に、かつ、大量に保存できる。また外
部記憶装置150は、単に、データのみならず、情報処
理装置100の遊技店10等のシステムソフトウェア
と、各種機能を実現するためのアプリケーションプログ
ラム群をも記憶することに用いられる。
【0065】データベース部200は、各遊技機の稼働
状態を示す情報を定期的に取り込むデータ入力手段、お
よび、取り込んだ情報を演算、分類等の加工処理を行っ
て格納するデータ加工手段として機能するデータ入力/
加工処理210と、取り込んだ情報(カレントデータ)
を記憶する記憶手段として機能するカレントデータベー
ス250と、本実施の形態で示すシステムにおいて使用
するマスタ情報を記憶する定数データベース260と、
上記カレントデータベース250に蓄積される情報を、
一定期間を単位に締め切って長期間保存するための締切
データベース280と、定数データベース260で与え
られる定数およびカレントデータベースから読みだした
カレントデータに基づいて、予め定められた期間単位に
編集した締切データを生成する締切データ作成処理22
0の各機能を有する。
【0066】データ入力/加工処理210は、データ収
集装置30から遊技店内の各遊技機についての稼働状況
を表す情報を一定周期で定期的に取り込む機能を果たす
部分である。データ収集の周期は、例えば、2分とする
ことができる。もちろん、設置された遊技機の台数との
関係で、この周期は、適宜に変更される。データ入力/
加工処理210では、データ収集装置30からのデータ
を、情報処理装置100で扱うに適した信号形態に変換
する機能を有している。
【0067】例えば、伝送フォーマットの変換等を行
う。また、必要に応じて、データについて圧縮/伸長等
の処理を行う。さらにデータ入力/加工処理210は、
取り込んだデータについて、予め定めた演算処理を行
い、その結果を仕分けして、後述するカレントデータベ
ース250の各ファイルに格納する機能を有している。
【0068】カレントデータベース250は、階層的に
ファイルが構成されている。図3に示す例では、1日単
位のホルダ251として、本日のデータを格納するホル
ダ251−0、当月単位、月単位、年単位の過去データ
を保存するホルダ251−1ないし251−3を有して
いる。各ホルダ251には、営業情報ファイル252、
稼働情報ファイル253および推移情報ファイル254
が設けられる。
【0069】営業情報ファイル252には、データ収集
装置30から取得した直接取得情報と、これらに基づい
て、演算、分類等の加工処理を施して得られる加工情報
とが格納される。直接取得情報としては、遊技機ごとの
営業情報である遊技機情報、金庫に関する情報、玉貸機
3についての情報、および、玉計数機9に関する情報等
がある。加工情報としては、遊技機島別の情報、機種別
の情報、および、店舗情報がある。
【0070】遊技機情報としては、例えば、当該パチン
コ遊技機1の識別子であってパチンコ遊技機1が置かれ
ている位置を示す台番号、稼働時間、稼働回数、稼働中
か否かを示す稼働状態、入玉数、出玉数等がある。店舗
情報は、当該店舗が置かれている状況に関するカレント
情報であって、例えば、天候、催事等の日記的事項を記
録する。なお、催事には、通常の催しの他、特別な事件
の発生等の特記すべき事項を記録してもよい。この入力
は、ユーザインタフェース部400において、例えば、
メイン画面等の中で、入力装置120により行える。
【0071】締切データベース280は、図4に示すよ
うに、日締データベース281と、月締データべース2
85とで構成される。日締データベース281は、その
下位に、400日分の日締営業情報ファイルを蓄積する
400日分営業情報データベース282と、90日分の
日締稼働情報ファイルを蓄積する90日分稼働情報デー
タベース283と、30日分の日締履歴情報を蓄積する
30日分履歴情報データベース284とを有する。月締
データベース285は、5年分の月締営業情報を蓄積す
る5年分月締営業情報データベース286を有する。
【0072】この他に、図5および図6に示すような、
営業計画を格納する計画データベース291、および、
システムの管理のためのデータを格納するシステムデー
タベース295とを有する。計画データベース291
は、過去3年分、当年度分および翌年分の5年間分の営
業計画データを格納する年間計画データベース292
と、過去3ヵ月、当月、および、将来の3ヵ月分の合計
7ヵ月分の月間計画データベース293とを有する。シ
ステムデータベース295は、オペレーション履歴、処
理履歴およびエラーログを100件分格納するシステム
履歴データベース296と、システム管理データを格納
するシステム管理データベース297とを有する。
【0073】締切データ作成処理220は、カレントデ
ータベース250から営業情報および稼働情報を1日単
位で集計して日締データベース281の蓄積データを作
成する。また、日締データベース281に蓄積される1
日単位のデータを1ヶ月分まとめて、月締データベース
285に蓄積される月単位のデータを作成する。管理処
理部300は、入力装置120からの操作により、いず
れかの支援処理が選択されたとき、必要な情報をデータ
ベース部200から読みだして、特定の支援処理の観点
にあわせた週報の加工、目的のフォーマットで表される
図表、折線グラフ、棒グラフ等の各種グラフ等を作成す
る支援処理を実行し、その結果を、ユーザインタフェー
ス部400に渡す処理を行う。そのため、管理処理部3
00は、図10に示すように、売上げ状況を示すための
処理を行う監視処理310と、遊技機の種別、さらには
機種別の稼働状況の実績を示す情報を作成する処理を行
う実績把握処理320と、稼働状況を分析するための分
析処理330と、遊技機を少なくとも含む機器類の管理
データを作成して提供するための管理データ作成処理3
40とを搭載している。これらの各処理は、必ずしもす
べてを搭載していなくともよい。ただし、監視処理31
0は、少なくとも搭載される必要がある。
【0074】実績把握処理320は、営業実績を種々の
観点から示す帳票を作成する。例えば、1ヵ月間の営業
実績を一覧表示する売上日計表、1年間の売上推移を月
単位に一覧表示する月別売上推移表、貸玉金額、割数お
よび粗利について、1年間の計画値と実績値の対比を月
単位に一覧表示およびグラフ表示する年間営業計画対比
表、機種ごとに貸玉金、粗利、人気別の順位を一覧表示
する機種別順位表、機種の導入から現在までの売上累積
を機種別に一覧表示する機種別売上累計表等をそれぞれ
作成する。
【0075】管理処理部300に設けられた分析処理3
30について、より詳細に説明を加える。分析処理33
0は、図16に示すように、所定期間ごとの機種別の稼
働状況に関連するデータを、データベース部200のカ
レントD/B250或いは締切D/B270から読みだ
し、これに所定の処理を加えるとともに対応するデータ
を生成する機種別稼働状況処理部3401を有する。ま
た所定期間ごとの島別の稼働状況に関連するデータを、
データベース部200のカレントD/B250或いは締
切D/B270から読みだし、これに所定の処理を加え
るとともに対応するデータを生成する島別稼働状況処理
部3402を有している。
【0076】さらに遊技機の特賞確率或いは差玉などに
関連するデータを、データベース部200のカレントD
/B250或いは締切D/B270から読みだし、これ
に所定の処理を加えるとともに対応するデータを生成す
る台別データ処理部3403を備えている。また曜日ご
との営業状況および遊技機などに関連するデータを、デ
ータベース部200のカレントD/B250或いは締切
D/B270から読みだし、これに所定の処理を加える
とともに対応するデータを生成する曜日別分析処理部3
404のほか、所定期間の平均値を求めたり各種のグラ
フを作成する遊技店月別平均処理部3405を備えてい
る。
【0077】より詳細には、機種別稼働状況処理部34
01には、一日ごとの機種別の稼働状況、すなわち、遊
技店に入場した遊技客数の時間推移、遊技客の総数など
に関連するデータを取り出す日別稼働状況処理部341
1、ユーザインタフェース400を介して与えられた所
定の期間中の機種別の稼働状況に関連するデータを取り
出す期間指定稼働状況処理部3412、ユーザインタフ
ェース400を介して与えられたある期間中の所定の曜
日の機種別の稼働状況に関連するデータを取り出す曜日
別稼働状況処理部3413、および、機種別の稼働状況
に関連するデータを得て、これに対応するグラフの画像
データを生成するための稼働状況グラフ化処理部341
4が含まれる。
【0078】また、島別稼働状況処理部3402には、
一日ごとの島別の稼働状況に関連するデータを取り出す
日別稼働状況処理部3421、ユーザインタフェース4
00を介して与えられた所定の期間中の島別の稼働状況
に関連するデータを取り出す期間指定稼働状況処理部3
422、ユーザインタフェース400を介して与えられ
たある期間中の所定の曜日の島別の稼働状況に関連する
データを取り出す曜日別稼働状況処理部3423、およ
び、島別の稼働状況に関連するデータを得て、これに対
応するグラフの画像データを生成するための稼働状況グ
ラフ化処理部3424が含まれる。
【0079】遊技店月別平均処理部3405には、デー
タベース部200に集積された遊技店の月別の月別遊技
客粗利平均値処理部3511、月別遊技店粗利平均値処
理部3512、月別平均稼働率処理部3513、指定期
間(月の売上起算日から締切日まで等)における稼働
率、遊技客粗利、売上げを視覚的に表示処理するグラフ
処理部3515、指定期間を対象としてグラフ処理部3
515で生成されたグラフから想定した予測遊技客粗利
から算出される売上、粗利、稼働率の演算を行う指定期
間想定誤差処理部3514が含まれる。遊技店月別平均
処理部3405は、図15に示すように各種のデータを
一覧表示し、操作者が一覧表の年度別を選択すると、選
択された年度に記号が付され、これに対応するグラフが
図11に示すように生成され表示される。図12は、図
11に表示されたグラフの拡大図であり、図13、図1
4の各グラフは、図11と同様に各年度を選択した場合
の他の遊技店の状況を示したものである。
【0080】分析処理340は、図15に示すように、
画面上に遊技店の営業状態を把握するための一覧表を生
成する。すなわち、操作者が過去の年月から現在の日付
を指定し、年月を入力すると、カレントD/B250の
ホルダ250−1ないし251−3のそれぞれに含まれ
る営業情報252、或いは、締切D/B280に含まれ
る営業D/B282などから、特定の期間に含まれる営
業状態データを読み出し、読み出されたデータに基づ
き、特定の期間に含まれる遊技客粗利、遊技機稼働率、
利益率、割数、玉単価、売上と遊技店粗利値の各平均値
をそれぞれ生成し、その生成された平均値を各欄に表示
する。例えば、平成10年1月の遊技客粗利1271
円、遊技機稼働率39%、利益率20.1%、割数3.
367(136.7%)、玉単価1.11円、売上67
8,414円、遊技店粗利1,366,422円のよう
に単位が省略して表示される。次に、操作者がマウスを
用いて特定の期間、例えば平成10年1月から平成12
年3月までの年月欄をドラッグすると、各年月の平均値
のグラフが生成され、当該グラフが図11に示すように
画面上に表示される。
【0081】ここで遊技機1、玉貸機3、玉計数機9等
より収集したデータから一覧表に表示された遊技客粗
利、稼働率等の各値は、以下の式により求めている。
【0082】売上=現金売上+カード売上+リプレイ玉
×4 (4はリプレイ1個当たりの金額)、 粗利=売上−(景品玉−リプレイ玉−手数料)×交換単
価、 玉粗利=粗利÷入玉、 利益率=粗利÷売上、 稼働率=入玉÷(入玉基準×営業時間)、 玉単価=(貸玉金+リプレイ交換金+手数料交換金)÷
入玉、 割数=景品玉÷貸玉数、 客粗利=玉粗利×入玉基準、 これらの式により求める粗利、稼働率等の各項目は、営
業管理指標となるものであり、収集したデータあるいは
それを加工したデータに、特定の処理を施した特定情報
である。
【0083】図11等に示すグラフは、回帰直線による
近似により作成する。回帰直線は、相関図において、点
の配列にできるだけ良く当てはまるように引いた直線で
あり、最小2乗法を用いている。たとえば、稼働率に対
する遊技客粗利の対応関係を示した客粗回帰線1101
は、まず、収集したデータから作成した一覧表(図1
5)に示されている稼働率と客粗利との対応関係から回
帰直線を近似で求める。具体的には、一覧表から、稼働
率とこれに対応する客粗利の実績値とをぺアにしたデー
タを順次取り込み、これらのデータに対する回帰直線を
演算(所定の関数)で求める。売上回帰線1102は、
一覧表の稼働率とこれに対応する売上の実績値とをペア
にしたデータに基づく回帰直線による近似で求める。
【0084】粗利曲線1103は、稼働率と粗利の予測
値との対応関係を示すものである。このグラフで示す粗
利は、粗利の予測値=入玉数×遊技客粗利の回帰値÷入
玉基準×遊技機台数、という式で求めたものである。た
とえば、稼働率10%に対する粗利の予測値を求めるに
は、稼働率10%に対応する入玉数と、稼働率10%に
対する遊技客粗利の回帰値と、遊技店で定めた固有の入
玉基準(たとえば5700個)および店内に配置されて
いる遊技機の台数を上記の式に代入することで求める。
なお、回帰値とは、実績のデータから近似した回帰線上
の値である。なお、所定の稼働率に対する入玉数は、入
玉数=入玉基準×営業時間×稼働率で求めている。
【0085】より具体的には、図11等に示すグラフ
は、稼働率が0〜60%の範囲を表しているので、当該
範囲内において1ないし2%刻みで各稼働率に対する入
玉数、遊技客粗利の回帰値、上記の式による粗利の予測
値等の値を、予め算出してデータ化し、これに基づいて
グラフを作成している。
【0086】図17に示す各値は、図15に示すデータ
に基づいて求めたものであり、入玉基準は5700個、
営業時間は13時間、遊技機台数は209台になってい
る。また遊技客粗利の値は、回帰値であり、図15に示
すデータに基づき、稼働率を独立変数として、回帰線に
よる近似で求めたものである。
【0087】たとえば、稼働率10%について見ると、
遊技客粗利の回帰値は2090であり、遊技客粗利=玉
粗利÷入玉基準から、玉粗利の回帰値=2090÷57
00=0.36666と求まる。また入玉数は、570
0(入玉基準)×13(営業時間)×10/100(稼
働率)より7410個と求まる。遊技機台数は209台
なので、稼働率10%における粗利の予測値は、粗利予
測値=7410台×2090÷5700×209=56
7835と求まる。こうして求めたデータを稼働率を横
軸にした座標上にグラフ化して表示している。
【0088】益率は、図17における売上の粗利を売上
で除した値である。割数は、交換単価のペイライン−交
換単価のペイライン×益率で求めた値である。なお、こ
こでは、交換単価のペイライン各値は、図15に示した
データに基づき、稼働率を独立変数とし、売上を従属変
数とした回帰直線において、稼働率を1〜2%刻みで変
化させた際の対応する売上の予測値である。またペイラ
インは1.711円としている。
【0089】また収集したデータから求めた実績値を近
似により求めたグラフに重ねてプロットしてある。粗利
曲線1103における実績値の各プロットにおける粗利
の値は、図15に示した実績データに基づくものであ
る。
【0090】図12〜図14は、図11に示すグラフ部
だけを拡大したものに対応しており、図12は、他の遊
技店の営業状態のグラフを表示したものである。客粗回
帰線1201、売上回帰線1202、粗利曲線1203
の各グラフから見ると、まだ遊技客粗利を下げても稼働
率を上げることによって粗利が確保できることを示して
いる。
【0091】図13では、遊技客粗利は頂点にあるが、
今後このままの営業状態では、稼働率、遊技客粗利も下
がる状態に位置しているため、遊技店の経営状態を安定
させるためには、遊技客粗利をもう少し下げて稼働率を
上げた営業形態にするほうが好ましいと判断できる。図
14も同様に、他の遊技店の営業状態のグラフ表示であ
るが、この遊技店は当初稼働率25%の営業状態であっ
たが、遊技客粗利(=玉粗利×入玉基準)を下げること
によって稼働率を45%に上げることによって、遊技客
粗利を稼働率25%の水準で確保し、遊技店全体の売上
も上げることができている状態を示している。
【0092】このように、指定された特定の期間に含ま
れる属性(営業管理指標)をグラフ化する事によって、
遊技店の営業状態を複数の属性と関連して容易に把握す
る事ができるので、最も効率の良い、すなわち均衡のと
れた営業状態を把握することができる。例えば、稼働率
と売上の関係をみると、稼働率が上がれば、売上の回帰
線は比例して増加するが、実際の売上実績からみると、
遊技店にとって適する稼働率は、単に稼働率が上がれば
売上増加に結びつくという関係にないことが把握でき
る。すなわち、売上を増加しようとすれば、遊技客の粗
利を下げて稼働率を上げることになる。
【0093】このように、稼働率、売上、遊技客粗利は
互いに密接な相関を有しているので、遊技店にとって最
も適した営業状態を確保するためには、遊技客粗利と稼
働率、売上粗利の各条件から最も適した条件を把握する
必要がある。図11は、グラフ生成手段によって生成さ
れたグラフと、今後の予測を想定し易いように、例え
ば、操作者が予測遊技客粗利として1580円(または
玉粗利)を入力すると、想定した金額から予測される売
上、遊技店粗利、稼働率、利益率、割数の各数値が連動
して表示される。また、この時、想定した金額に連動し
て表示された売上、遊技店粗利、稼働率の誤差も同時に
表示される。
【0094】すなわち、遊技客粗利の想定値に対応する
稼働率を遊技客粗利の回帰線上で求め、当該稼働率に対
応する他の属性(営業管理指標)の回帰値や予測値を、
回帰直線で近似したグラフや近似関数によって求めて表
示する。具体的には、図15に示した実績データを元に
して、遊技客粗利を独立変数に、稼働率を従属変数にし
て回帰直線を近似し、この回帰直線上で遊技客粗利の想
定値に対する稼働率の推定値を求める。次に、図15に
示した実績データを元にして稼働率を独立変数に売上を
従属変数にして稼働率に対する売上の回帰直線を近似
し、先に求めた稼働率の推定値に対する売上の推定値
を、売上の回帰直線から求める。また、粗利の推定値
は、粗利の推定値=入玉基準×営業時間×稼働率の推定
値×遊技客粗利の想定値×遊技機台数により求めてい
る。誤差は、近似の際に生じ得る誤差範囲を示すもので
ある。すなわち、回帰直線で近似した際の標準誤差を示
している。
【0095】このように本システムでは、複数の遊技店
を経営する際、各遊技店の営業状態を一目瞭然に把握す
ることが可能であって、各遊技店にその遊技店の立地環
境に合った営業状態を立案でき、集中管理することによ
って経営者は複数の遊技店に対して的確な判断と営業的
指示を与えることが可能となる。
【0096】次に、視認性をさらに高めた表示を行うも
のについて説明する。図19の表示態様は、図11、図
12に示すものに比べて、想定誤差の範囲を視覚を通じ
て感覚的直感的に捕らえることが可能になっている。図
19では、図12における粗利曲線1203に代えて、
当該粗利曲線を中心とした想定誤差の範囲の上限側を描
いた粗利上限曲線1901と、想定誤差の範囲の下限側
を描いた粗利下限曲線1902とを表示し、想定誤差の
範囲を見た目ですぐに分かるようにグラフ表示してあ
る。客粗回帰線、売上回帰線についても同様である。
【0097】このように想定誤差の範囲が分かるように
各グラフを表示するので、中心値だけを1本のグラフで
表示する場合に比べて、ばらつきの度合いを理解しやす
く、近似の信頼性等を視覚を通じて直感的に認識するこ
とができる。また想定誤差を含めた各数値に対して各実
績値を的確に把握することができる。すなわち、プロッ
トした実績値の分布状況を誤差範囲と対比して認識する
ことが可能になる。
【0098】また、図19に示すものでは、第1目標ラ
イン1911と第2目標ライン1912とをさらに表示
してある。なお図中の表示画面では第1目標ライン19
11、第2目標ライン1912のいずれの名称も目標ラ
インとしてある。さらに図19には、入力された予測客
粗の値に対応する稼働率を表した予測稼働ライン191
3も表示してある。
【0099】第1目標ライン1911は、粗利曲線(粗
利上限曲線1901、粗利下限曲線1902の中心線)
において遊技店の粗利が最大値を示す箇所における稼働
率を表しており、経営状態の最終目標となるものであ
る。第1目標ライン1911よりも稼働率が高い範囲
(第1目標ライン1911よりも右側)では、経営状態
に余裕がある。すなわち、最終目標値を達成するために
まだ余裕のある状態である。また予測稼働ライン191
3が、第1目標ライン1911と第2目標ライン191
2の間に収まっている場合には、目標値を達成している
ことになる。このように、目標ラインを表示するので、
遊技店の経営状態を目標値と容易に比較することがで
き、目標の達成度合いを直感的に認識することが可能に
なる。
【0100】図20から図23は、グラフ表示すべき対
象となるデータを最近3年分の中から年度別に容易に選
択し得るように画面構成したものを示している。画面上
に設けたチェックボックス2001〜2003をチェッ
クすると、チェックした年度についてのデータが回帰近
似等を行う元データとなってグラフ等が作成される。図
20に示すものでは、チェックボックス2001がチェ
ックされ、平成9年11月から平成10年10月までの
1年間が選択され、当該一年の平均値のグラフが表示さ
れる。なお、チェックボックスは、マウス等を操作して
ポインタをチェックボックスの上に移動してクリックす
ることでチェックしたり、チェックを解除することがで
きる。
【0101】図21は、中央のチェックボックス200
2がチェックされた場合であり、平成10年11月から
平成11年10月までの1年間の平均値のグラフが表示
される。図22は、右のチェックボックス2003がチ
ェックされた場合であり、平成11年11月から平成1
2年10月までの1年間の平均値のグラフが表示され
る。図23は、すべてのチェックボックス2001〜2
003をチェックした場合であり、平成9年11月から
平成12年10月までの3年間分のデータに基づき、平
均値のグラフが表示される。
【0102】このようにチェックボックスをチェックす
るだけで、年度毎あるいは複数年度分の平均のグラフを
表示できるので、年度別の比較検討等を容易に行うこと
が可能になる。
【0103】図20から図23に示す表示画面の右端に
は、上から順に、目標稼働線を自動設定あるいは手動設
定するための操作部と、売上回帰線の誤差範囲を自動設
定あるいは手動設定するための操作部と、粗利回帰線の
誤差範囲を自動設定あるいは手動設定するための操作部
と、客粗回帰線の誤差範囲を自動設定あるいは手動設定
するための操作部が配置されている。
【0104】選択ボタン2110は、目標稼働線(目標
ライン)を自動設定するか手動設定するかを選択するた
めの選択ボタンであり、その下方に配置されたスクロー
ルバー2111は手動設定する際に目標稼働軸の位置を
調整するための操作部である。スクロールバー2111
の右横には、調整量の表示するための調整量表示部21
12が配置されている。またこれらのすぐ下方に、第2
目標ラインと第1目標ラインとの間の幅を手動設定する
ためのスクロールバー2113と、幅を数値表示する幅
表示部2114が配置されている。
【0105】選択ボタン2110を操作して自動設定を
選択すると、第1目標ラインは、粗利曲線において遊技
店の粗利が最大値になる稼働率の箇所に表示され、第1
目標ラインと第2目標ラインとの間の幅は、稼働率の想
定誤差の2倍に設定される。たとえば、図19の例で
は、予測客粗が1.100の場合に、稼働の想定誤差は
1.3になっているので、第1目標ラインと第2目標ラ
インとの間の幅は、1.3の2倍の2.6に自動設定さ
れる。
【0106】選択ボタン2110を操作して手動設定を
選択すると、第1目標ラインの位置は、自動設定される
位置に対して+側あるいは−側にどれだけ移動するかを
スクロールバー2111によって設定することが可能に
なる。また第1目標ラインと第2目標ラインとの間の幅
は、スクロールバー2113によって手動で設定するこ
とが可能になる。
【0107】売上回帰線用の操作部にある選択ボタン2
120は、売上回帰線の誤差範囲の幅を自動設定するか
手動設定するかを選択するためのものである。選択ボタ
ン2120の下方に配置されたスクロールバー2121
は、売上回帰線についての誤差範囲の幅を手動設定する
ための操作部である。スクロールバー2121の右横に
配置された幅表示部2122には、誤差の幅が数値で表
示される。
【0108】粗利回帰線用の操作部にある選択ボタン2
130は、粗利回帰線の誤差範囲の幅を自動設定するか
手動設定するかを選択するためのものである。選択ボタ
ン2130の下方に配置されたスクロールバー2131
は、粗利回帰線についての誤差範囲の幅を手動設定する
ための操作部である。スクロールバー2131の右横に
配置された幅表示部2132には、誤差の幅が数値で表
示される。
【0109】客粗回帰線用の操作部にある選択ボタン2
140は、客粗回帰線の誤差範囲の幅を自動設定するか
手動設定するかを選択するためのものである。選択ボタ
ン2140の下方に配置されたスクロールバー2141
は、客粗回帰線についての誤差範囲の幅を手動設定する
ための操作部である。スクロールバー2141の右横に
配置された幅表示部2142には、誤差の幅が数値で表
示される。
【0110】自動設定を選択した場合には、図19等に
示した想定誤差に基づいて幅が自動設定される。手動設
定を選択した場合には、任意の幅を設定することができ
る。このように自動設定と手動設定を選択可能としたの
で、個々の遊技場の経営状況や経営方針等に応じた適切
なグラフ表示を行うことができる。
【0111】以上説明した実施の形態では、遊技店ごと
に情報処理装置100を設置し、各遊技店で、収集した
データをグラフ化して、今後の施策を検討するように構
成したが、図18に示すように、遊技店がチェーン店で
構成されている場合、遊技店本店の情報処理装置100
と、各チェーン店(A、B、C、D)に設置されている
管理部とをインターネットまたは専用回線で接続し、本
店の情報処理部100で営業状態を分析するようにして
もよい。この場合、本店で生成したグラフが示すデータ
を各チェーン店(A、B、C、D)に送信する事によっ
て、本店から各チェーン店に対して、今後の施策を迅速
に指示することができる。すなわち、玉粗利を下げて稼
働率を上げる等の各遊技店の優先すべき営業方針を素早
く伝達する事ができ、各チェーン店では営業に適した施
策を迅速に決定することができる。
【0112】また実施の形態では、カレントデータベー
ス250、締切データベース280、計画データベース
291など各種のデータベースを作成し、収集したデー
タを各種に分類して記憶するようにしたが、収集したデ
ータそのものあるいは内部処理が容易になるような一時
加工を施したデータを一元管理し、グラフなどを作成す
る際に、一元管理しているデータを必要な条件でその都
度分類して用いるようにしてもよい。
【0113】さらに実施の形態では、年度別に処理対象
の期間を選択する場合を例示したが、半期や3ヶ月等を
単位として対象期間を選択するように構成してもよい。
またカラー表示し得る場合には、各グラフを色分けして
表示するとよい。さらに、図19、図20等では誤差範
囲の上限と下限を示すラインを表示したが、誤差範囲の
中心を示すラインをさらに表示するようにしてもよい。
【0114】
【発明の効果】本発明にかかる遊技店営業管理システム
によれば、遊技店の過去所定期間にわたる稼働情報から
遊技店の各営業管理指標の相関関係を視覚的に理解しや
すいようにグラフ化し重ね合わせて表示するので、遊技
店の経営状態を多角的でしかも一目で把握することが可
能になり、その遊技店にとって最適な営業状態を保つた
めのより的確な施策を講じることが容易になる。すなわ
ち、遊技店経営者が、遊技店の立地環境によって左右さ
れる営業を、過去のデータから分析し、最も適した営業
状態を容易に把握することができると共に、今後の営業
展開するに当たって、最も効率の良い営業状態を確保し
た状態で営業を継続することが可能となり、複数の遊技
店の経営に対しても今後の施策すなわち、玉粗利を下げ
て稼働率を上げる等の各遊技店で優先すべき営業方針を
素早く決定することができる効果を発揮することができ
る。
【0115】特に、グラフを表示する際にその誤差範囲
を認識可能に表示するので、1本の近似グラフだけを表
示する場合に比べて、実績値のばらつき度合いを認識し
やすく、近似の信頼性などを視覚を通じて直感的に認識
することができる。また想定誤差を含めた各数値に対し
て各実績値を的確に把握することができる。
【0116】また基準とした特定情報の目標値を示す第
1目標ラインとこの目標値に対する幅を示すための第2
目標ラインとを先のグラフに重ねて表示するものでは、
遊技店の経営状態を目標値と容易に比較することがで
き、目標の達成度合いを直感的に認識することが可能に
なる。
【0117】さらにチェックボックスをチェックする等
の選択操作だけで、グラフ表示の対象期間を選択し得る
ものでは、年度別等の比較検討等を容易に行うことが可
能になる。また誤差範囲や目標ラインの位置は幅を自動
設定するか手動設定するかを選択可能としたものでは、
自動設定による標準的な表示と手動設定による個々の遊
技場の経営状況や経営方針等に応じた適切なグラフ表示
の双方が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムの機能構成の概要を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムのハードウエア資源の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムが有するデータベース部に含まれるカレントデー
タベースの一構成例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムが有するデータベース部に含まれる締切データベ
ースの一構成例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムが有するデータベース部に含まれる計画データベ
ースの一構成例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムが有するデータベース部に含まれるデ−タ作成処
理データベースの一構成例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムを適用した遊技店における遊技設備の配置を示す
説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムを適用した遊技店に配置された遊技機島を示す斜
視図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理シ
ステムを適用した遊技店に配置された遊技機島の一部を
拡大示した説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムが有する管理処理部の構成等を示す説明図であ
る。
【図11】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面の一例を示す説明図で
ある。
【図12】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面の一部を拡大示したも
のであって他の遊技店についてグラフを示した説明図で
ある。
【図13】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面の一部を拡大示したも
のであって他の遊技店についてグラフを示した説明図で
ある。
【図14】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面の一部を拡大示したも
のであって他の遊技店についてグラフを示した説明図で
ある。
【図15】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示される処理後データの一覧画面を示す説
明図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムが有する分析処理部のブロック図である。
【図17】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムがグラフ表示のために作成するデータの一覧を
示す説明図である。
【図18】通信回線を通じて複数の店舗の営業状態を一
括把握する遊技店営業管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図19】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面であって誤差範囲と目
標ラインを表示したものの一例を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面であって年度別に処理
対象期間を選択する機能を有するものの一例を示す説明
図である。
【図21】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面であって年度別に処理
対象期間を選択する機能を有するものの一例を示す説明
図である。
【図22】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面であって年度別に処理
対象期間を選択する機能を有するものの一例を示す説明
図である。
【図23】本発明の一実施の形態に係る遊技店営業管理
システムで表示されるグラフ画面であって年度別に処理
対象期間を選択する機能を有するものの一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1…遊技機 2…遊技機島 3…玉貸機 9…玉計数機 10…遊技店 11…遊技場 12…景品交換場 13…管理事務所 30…データ収集装置 40…遊技設備群 100…情報処理装置 101…オペレーティングシステム 111…メモリ 120…入力装置 121…キーボード 122…マウス 130…表示装置 140…プリンタ 150…外部記憶装置 200…データベース部 210…データ入力/加工処理 220…締切データ作成処理 250…カレントデータベース 260…定数データベース 280…締切データベース 281…日締データベース 282…400日分営業情報データベース 283…90日分稼働情報データベース 284…30日分履歴情報データベース 285…月締データべース 286…5年分月締営業情報データベース 291…計画データベース 292…年間計画データベース 293…月間計画データベース 295…システムデータベース 296…システム履歴データベース 297…システム管理データベース 300…管理支援処理部 310…監視処理 320…実績把握処理 330…分析処理 340…管理データ作成処理 400…ユーザインタフェース部 1101、1201…客粗回帰線 1102、1202…売上回帰線 1103、1203…粗利曲線 1901…粗利上限曲線 1902…粗利下限曲線 1911…第1目標ライン 1912…第2目標ライン 1913…予測稼働ライン 2001〜2003…チェックボックス 2110、2120、2130、2140…選択ボタン 2111、2113、2121、2131、2141…
スクロールバー 2112…調整量表示部 2114、2122、2132、2142…幅表示部 3401…機種別稼働状況処理部 3402…島別稼働状況処理部 3403…台別データ処理部 3404…曜日別分析処理部 3405…遊技店月別平均処理部 3411…日別稼働状況処理部 3412…期間指定稼働状況処理部 3413…曜日別稼働状況処理部 3414…稼働状況グラフ化処理部 3421…日別稼働状況処理部 3422…期間指定稼働状況処理部 3423…曜日別稼働状況処理部 3424…稼働状況グラフ化処理部 3511…月別遊技客粗利平均値処理部 3512…月別遊技店粗利平均値処理部 3513…月別平均稼働率処理部 3514…指定期間想定誤差処理部 3515…グラフ処理部
フロントページの続き (72)発明者 副田 博喜 東京都台東区東上野3丁目20番3号 株式 会社エース興業内 Fターム(参考) 2C088 CA04 CA31 CA35

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技店に配置された遊技機を含む多数の遊
    技設備の管理を支援する遊技店営業管理システムにおい
    て、 データベース部と、管理処理部と、表示部とを備え、 前記データベース部は、前記遊技設備から収集した各種
    の情報またはこれらの情報に所定の加工を施した情報
    を、これらを収集した日時や機種などの収集状況情報と
    対応付けて蓄積するものであり、 前記管理処理部は、前記データベース部に蓄積されてい
    る情報に所定の加工を施して複数種類の特定情報を生成
    し、一の収集状況情報または二以上の収集状況情報の組
    合わせをキーにして前記特定情報を分類し、一の種類の
    特定情報を基準としてその値と他の一の種類の特定情報
    の値であって前記キーとした収集状況情報の値が同じも
    のとの対応関係を表す近似のグラフを複数種類の特定情
    報について求め、各グラフの含む誤差範囲を認識し得る
    態様でこれらのグラフを対比して表示するものであるこ
    とを特徴とする遊技店営業管理システム。
  2. 【請求項2】前記誤差範囲の上限を表す上限グラフと下
    限グラフを表示することを特徴とする請求項1に記載の
    遊技店営業管理システム。
  3. 【請求項3】前記誤差範囲を手動設定可能とするととも
    に、前記誤差範囲の自動設定と手動設定を選択可能にし
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技店営
    業管理システム。
  4. 【請求項4】前記基準とした特定情報の目標値を示す第
    1目標ラインと前記目標値の幅を示すための第2目標ラ
    インとを前記グラフに重ねて表示することを特徴とする
    請求項1、2または3に記載の遊技店営業管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】遊技店に配置された遊技機を含む多数の遊
    技設備の管理を支援する遊技店営業管理システムにおい
    て、 データベース部と、管理処理部と、表示部とを備え、 前記データベース部は、前記遊技設備から収集した各種
    の情報またはこれらの情報に所定の加工を施した情報
    を、これらを収集した日時や機種などの収集状況情報と
    対応付けて蓄積するものであり、 前記管理処理部は、前記データベース部に蓄積されてい
    る情報に所定の加工を施して複数種類の特定情報を生成
    し、一の収集状況情報または二以上の収集状況情報の組
    合わせをキーにして前記特定情報を分類し、一の種類の
    特定情報を基準としてその値と他の一の種類の特定情報
    の値であって前記キーとした収集状況情報の値が同じも
    のとの対応関係を表すグラフを複数種類の特定情報につ
    いて生成するとともに、これらのグラフを対比可能に表
    示し、さらに前記基準とした特定情報の目標値を示す第
    1目標ラインと前記目標値の幅を示すための第2目標ラ
    インとを前記グラフに重ねて表示することを特徴とする
    遊技店営業管理システム。
  6. 【請求項6】前記第1目標ラインと前記第2目標ライン
    の間の幅を、前記基準とした特定情報の値を他の一の特
    定情報の値を基準として近似した際の誤差の整数倍にす
    ることを特徴とする請求項4または5に記載の遊技店営
    業管理システム。
  7. 【請求項7】前記目標値と前記第1目標ラインと前記第
    2目標ラインの間の幅とを手動設定可能とするととも
    に、前記目標値と前記幅の自動設定と手動設定を選択可
    能にしたことを特徴とする請求項4、5または6に記載
    の遊技店営業管理システム。
  8. 【請求項8】回帰近似により前記グラフを求めることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記
    載の遊技店営業管理システム。
  9. 【請求項9】前記特定情報は、遊技店の営業管理指標と
    なるものであることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7または8に記載の遊技店営業管理システ
    ム。
  10. 【請求項10】過去所定期間についての特定情報を処理
    対象とすることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8または9に記載の遊技店営業管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】予め定めた対象期間の中の1または2以
    上を選択可能とし、選択された対象期間についての特定
    情報を処理対象とすることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8、9または10に記載の遊技店
    営業管理システム。
  12. 【請求項12】前記複数のグラフを前記基準とした特定
    情報の値についての座標軸を共用して前記表示部に重ね
    て表示するものであることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8、9、10または11に記載の
    遊技店営業管理システム。
  13. 【請求項13】前記管理処理部は、一の種類の特定情報
    の想定値を入力するための想定値入力手段を有し、前記
    グラフまたは前記グラフを作成する際に元にした各特定
    情報の値に基づいて前記想定値に対応する他の種類の特
    定情報の値の推定値を求め、これらを前記表示部に表示
    することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、11または12に記載の遊技店営業
    管理システム。
  14. 【請求項14】前記推定値が含む誤差を求め、推定値と
    ともに表示することを特徴とする請求項13に記載の遊
    技店営業管理システム。
  15. 【請求項15】グラフ作成の元にした実績データを前記
    グラフに重ねてプロットすることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
    2、13または14に記載の遊技店営業管理システム。
  16. 【請求項16】少なくとも遊技機の稼働率に対する売上
    と、前記稼働率に対する遊技客粗利と、稼働率に対する
    遊技店粗利をグラフ化して表示することを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
    1、12、13、14または15に記載の遊技店営業管
    理システム。
  17. 【請求項17】前記基準とした特定情報は、遊技機の稼
    働率であることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、
    15、または16に記載の遊技店営業管理システム。
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