JPH08309008A - パーラー管理支援システム - Google Patents

パーラー管理支援システム

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JPH08309008A
JPH08309008A JP12029295A JP12029295A JPH08309008A JP H08309008 A JPH08309008 A JP H08309008A JP 12029295 A JP12029295 A JP 12029295A JP 12029295 A JP12029295 A JP 12029295A JP H08309008 A JPH08309008 A JP H08309008A
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JP12029295A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Seiichi Murase
成一 村瀬
Shoji Iifushi
章二 飯伏
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理装置の負担を増加することなく、機能の
増大を図ることができるパーラー管理支援システムを提
供する。 【構成】 各遊技機の稼働状態情報を周期的に取り込
み、これについて、予め定めた加工処理を行なうデータ
入力/加工処理手段210と、取り込んだ情報及び加工
した情報を記憶する記憶手段250とを有するデータベ
ース部200と、選択された支援処理を、データベース
部に蓄積される情報を用いて行なう管理支援処理部30
0と、指示及びデータの入力を受け付ける入力手段42
0と、情報の表示を行なう表示手段430とを有するユ
ーザインタフェース部400とを備える。表示手段43
0は、予め定めたメイン画面と、上記各支援処理対応の
個別支援処理画面とを用意し、常時は、メイン画面を表
示し、いずれかの支援処理が選択されたとき、当該支援
処理の個別支援処理画面の表示を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーラー管理システム
に係り、特に、パチンコパーラー等の遊技機を多数配置
したパーラーにおける営業管理のためのデータを効率的
に収集すると共に、ユーザの選択に応じて適宜データを
加工して表示することができるパーラー管理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ゲーム等を行なうためのパーラーでは、
多数の遊技機が配置されている。例えば、パチンコパー
ラーの場合、数十台から数百台という多数のパチンコ遊
技機と、パチンコ遊技機で用いるパチンコ玉を貸だすた
めの複数台の玉貸機とが配置されている。玉貸機は、紙
幣、コイン、カード等により料金の支払を行なって、料
金に対応する数のパチンコ玉を払いだす。遊技者は、玉
貸機から払いだされたパチンコ玉をパチンコ遊技機に投
入してパチンコゲームを行なう。
【0003】一般に、パチンコ遊技機は、パチンコ玉を
移動させるための空間を構成する盤面と、それを一定間
隔を保って覆うガラス板と、金属球で構成されるパチン
コ玉を、盤面の上部に投射するための投射機構とを有す
る。パチンコ遊技機は、その盤面が、鉛直方向に実質的
に平行となるように、設置される。盤面には、パチンコ
玉がそこに入って盤面から排出されるとヒットとなる、
複数個のセーフ孔と、セーフ孔に入らなかったパチンコ
玉が最終的に集まって、盤面から排出される1つのアウ
ト孔とが設けられている。
【0004】また、盤面には、盤面に沿って落下するパ
チンコ玉が頻繁に衝突して、その運動方向に揺らぎを生
ずるように、多数の釘(ピン)が、パチンコ玉の直径相
当の長さ分、盤面から突出した状態で、実質的に垂直に
設けられている。これらの釘は、衝突するパチンコ玉
を、その運動方向に対して揺らぎを与えつつ、ある場合
には、セーフ孔に向かうように誘導し、また、ある場合
には、セーフ孔から外れるように誘導するように、その
分布が決定されて、盤面に配置されている。
【0005】このような構造を有するため、パチンコ遊
技機では、それぞれの釘の配置や、傾きの僅かな違いに
より、ヒットのでやすい機械、ヒットのでにくい機械の
ように、機械に個性が生ずる。また、同じ機械において
も、ヒット率の高いセーフ孔、ヒット率の低いセーフ孔
などの違いを生じる。しかも、この違い方も、機械によ
って種々異なる。
【0006】この種の遊技機を多数設置したパーラーに
おいては、各遊技機の稼働状況を知っておくことが、ゲ
ームセンタの利益管理や、顧客管理の上で、経営上重要
である。例えば、ヒットの出過ぎる機械が多いと、パー
ラー側が損し、一方、ヒットがでにくい機械ばかりであ
ると、客が興味を失って、営業上好ましくない。従っ
て、パーラーに設置されている各遊技機の稼働状況を知
って、対策をとる必要がある。
【0007】このため、パチンコパーラー等で用いるた
めの管理装置が提案されている。例えば、PCT国際公
開番号WO93/10871の明細書および図面には、
多数の遊技機の各々についての稼働状況表示する機能を
有する遊技場の電子管理システムが開示されている。す
なわち、この電子管理システムは、各遊技機の稼働状況
を検出し、この稼働状況を各遊技機ごとに記憶する。ま
た、遊技場における各遊技機の配置図を表示すると共
に、各遊技機の稼働状況を、配置図に示される各遊技機
に対応させて表示する。具体的には、パチンコ遊技機に
投入されたパチンコ玉数である入玉数、ヒットした際に
パチンコ遊技機から賞として払いだされたパチンコ玉数
である出玉数、入玉と出玉の差である差玉数、パチンコ
遊技機へのパチンコ玉の補給状態、各種以上を示す情
報、大当たりの状態を示す情報等の稼働状況を表すデー
タを収集して、表示する。例えば、入玉数を特定の個数
単位に区分し、この区分ごとに特定の色を割り当てて、
各パチンコ遊技機における入玉数を色分け表示する。
【0008】また、実開昭60−17782号の明細書
および図面には、パチンコ遊技機と玉貸機が配置された
パチンコパーラーでにおいて、マイクロコンピュータを
設置して、パチンコ遊技機および玉貸機の発する情報を
処理する管理装置が示されている。この管理装置は、各
パチンコ遊技機および玉貸機の平面的配置を、表示装置
の管面に表示させ、かつ、各パチンコ遊技機が生ずる情
報を処理して、その結果を重ねて表示する。これによ
り、パチンコパーラー全体におけるパチンコ遊技機およ
び玉貸機の状態を的確に把握できる。具体的意は、平面
的に表示されている各パチンコ遊技機の稼働状況、例え
ば、打ち止め、異常発生、稼働中等の状態を色分けして
表示する。また、キーボードからの指示により、画面を
切り替て、数値を示すテーブルを表示させることもでき
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、表
示画面上に、パチンコ遊技機の平面的配置を表示すると
共に、その表示に重ねて、各パチンコ遊技機の稼働状況
を色分け等により表示している。しかも、これらの従来
技術では、パチンコパーラーの稼働中に、各パチンコ遊
技機の稼働状況を、オペレータが、常時、監視している
ことを前提としている。このため、各パチンコ遊技機か
ら時々刻々変化する稼働状況を示す情報を取り込んで、
それを逐次表示している。ところが、近年、パチンコパ
ーラーにおいては、経営管理上種々のデータを収集し
て、これを分析表示することが望まれている。そのた
め、収集すべきデータ量および処理すべきデータ量が増
大するため、処理装置の負担が大きくなるという問題が
ある。
【0010】一方、パチンコ遊技機は、例えば、一分間
に数十ないし数百発(一般的には、200発以内)のパ
チンコ玉がパチンコ遊技機に投射される。しかも、パー
ラーには、通常、100台以上のパチンコ遊技機が配置
されている。従って、多くのパチンコ遊技機が稼働状態
にあると、処理すべきデータ量は膨大なものとなる。
【0011】ところが、従来の装置では、各パチンコ遊
技機からの稼働情報を随時取り入れて、取り込んだ情報
に基づいて、表示状態を変更している。そのため、各ゲ
ーム季語とに色分け表示等を行なっていると、たえず画
像情報の書替えを行なう必要があり、処理装置に大きな
負担をかけることになる。特に、最近では、パーラーで
の経営管理上、従来に増して種々の情報の提供が求めら
れるので、機能の増大に伴って処理装置に更に大きな負
担がかかる可能性がある。そのため、処理装置の負担を
軽減した上で、可能な限り、機能の増大を図ることが要
請されている。
【0012】本発明の目的は、処理装置の負担を増加す
ることなく、機能の増大を図ることができるパーラー管
理支援システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一態様によれば、複数台の遊技機を島状に
配列した遊技機島を複数配置したパーラーにおける管理
を支援するシステムにおいて、各遊技機の稼働状態を示
す情報を収集すると共に、収集した情報の少なくとも一
部について、予め定めた加工処理を行なって、収集され
た情報および加工された情報を蓄積するためのデータベ
ース部と、パーラー管理のための複数種の支援処理を搭
載し、それらのうちから選択された支援処理を、データ
ベース部に蓄積される情報を用いて行なうための管理支
援処理部と、情報の入出力を行なうためのユーザインタ
フェース部とを備え、データベース部は、各遊技機の稼
働状態を示す情報を周期的に取り込むと共に、取り込ん
だ情報について、予め定めた加工処理を行なうデータ入
力/加工処理手段と、取り込んだ情報および加工した情
報を記憶する記憶手段とを有し、ユーザインタフェース
部は、指示およびデータの入力を受け付ける入力手段
と、パーラー管理支援のための情報の表示を少なくとも
行なう表示手段とを有し、表示手段は、予め定めたメイ
ン画面と、上記各支援処理に対応する個別支援処理画面
とを用意し、常時は、メイン画面を表示し、入力手段に
よって、いずれかの支援処理が選択されたとき、当該支
援処理の個別支援処理画面の表示を行なうことを特徴と
するパーラー管理支援システムが提供される。
【0014】
【作用】本発明において、データベース部は、データ入
力/加工処理手段により、各遊技機の稼働状態を示す情
報を周期的に取り込むと共に、取り込んだ情報について
予め定めた加工処理を行なう。この加工処理は、個別支
援処理において処理が容易となる形式に情報を加工して
おく。そして、記憶手段により、取り込んだ情報および
加工した情報を記憶する。このようにすれば、いずれか
の個別支援処理の実行が選択されたとき、当該個別支援
処理が容易に、かつ、迅速に行なえる。
【0015】また、管理支援処理部は、パーラー管理の
ための複数種の支援処理を搭載し、それらのうちから選
択された支援処理を、データベース部に蓄積される情報
を用いて行なう。このため、実際に表示することが必要
となったとき、当該処理を行なうので、状態が時々刻々
変化しても、それにかかわらず、処理が選択された時点
で固定して、個別処理を行なうので、システムの負担が
大幅に軽減される。また、より新しい情報を必要とする
ときには、再表示の要求を受け付けて、それがあったと
きに、データベース部から最新のデータを読み出して、
個別支援処理を実行する。従って、表示が最新のものに
リフレッシュされる。
【0016】ユーザインタフェース部は、入力手段によ
り、指示およびデータの入力を受け付ける。そして、表
示手段により、パーラー管理支援のための情報の表示を
少なくとも行なう。この場合、表示手段は、予め定めた
メイン画面と、上記各支援処理に対応する個別支援処理
画面とを用意し、常時は、メイン画面を表示し、入力手
段によって、いずれかの支援処理が選択されたとき、当
該支援処理の個別支援処理画面の表示を行なう。このよ
うにすることにより、個別支援処理が階層的にリンクさ
れ、必要な処理が容易に選択できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。以下の実施例では、遊技機として、パチ
ンコ遊技機およびスロットマシンを、それぞれ複数台配
置したパチンコパーラーにおける管理を支援するシステ
ムの一例について説明する。
【0018】本発明が適用される遊技パーラーは、一般
的は、例えば、図3および図4に示すような構成となっ
ている。図3には、遊技パーラーに配置される遊技機島
2の構成を示す。遊技機島2は、複数台の遊技機1を互
いに背中を向けた状態で2列に配置して構成される。ま
た、1列に並ぶ各遊技機1の間に、隣接する遊技機1に
挾まれるようにして、玉貸機3が、1台ずつ、複数台配
置される。遊技機島2には、1列に26台の遊技機1が
配列されることが一般的である。もちろん、この台数に
限定されることはない。遊技機島2は、図4に示すよう
に、適当な間隔、例えば、その間に、それぞれの遊技機
島の遊技者が図示していない椅子に座って遊技ができ、
かつ、椅子に座っている遊技者間を人が通り抜けること
ができる間隔で、パーラーのフロアに配置される。玉貸
機は、紙幣等を投入して料金を支払うと、それに見合っ
た個数の遊技媒体、すなわち、遊技気に投入して遊技を
行なうための媒体を貸し出す機会である。パチンコ遊技
機の場合には、遊技媒体として、金属球で構成されるパ
チンコ玉が貸し出される。
【0019】遊技機島2の一端側には、図3に示すよう
に、遊技者が獲得したパチンコ玉の計数を行なうと共
に、パチンコ玉を回収するための玉計数機9が配置され
る。一方、遊技機島の他端側には、図示していないが、
玉貸機3に投入された紙幣を収容する金庫が設置されて
いる。なお、この金庫には、その入り口に、収容される
紙幣の枚数をカウントする紙幣カウンタ(図示せず)が
設けられている。また、遊技機1の背面側には、いずれ
も図示されていないが、各遊技機1および玉貸機3にパ
チンコ玉を補給する補給機構と、玉貸機3に投入された
紙幣を上記金庫に搬送する紙幣搬送機構とが設けられ
る。この遊技機島2の長手方向の中央には、各遊技機1
に投入されたパチンコ玉を回収して、それを再び、各遊
技機1に補給するためのリフト機構(図示せず)が設け
られている。
【0020】なお、本実施例では、稼働状況をより木目
細かく示すことができるように、上記遊技機島をさらに
細分化して、2列存在するパチンコ遊技機の1列分を、
中央で二分したものを遊技機島と定義している。従っ
て、本実施例の遊技機島は、通常の遊技機島2の1/4
の規模である。本実施例では、通常の遊技機島2を、本
実施例の遊技機島と区別するため、大島と呼ぶことにす
る。
【0021】各遊技機1には、一般的に、当該遊技機1
に投入されたパチンコ玉(入玉)の数(入玉数)を計数
して、その計数結果を出力する入玉カウンタ(図示せ
ず)と、当該遊技機1から払いだされるパチンコ玉数
(出玉数)を計数して、その計数結果を出力する出玉カ
ウンタ(図示せず)とを少なくとも備えている。また、
玉貸機3には、投入された紙幣の真偽を識別する紙幣識
別器(図示せず)と、払いだすパチンコ玉を計数する払
出カウンタ(図示せず)とが、一般的に設けられてい
る。紙幣識別器は、投入された金額を示す情報を出力す
る。なお、本実施例では、1種類の紙幣のみを用いるこ
ととして、釣銭を用意していない。従って、紙幣識別器
は、真偽の判別として、紙幣自体の真偽のほかに、その
玉貸機で使用できる金種の紙幣であるかどうかの判別を
も行なう。
【0022】各大島には、その大島に設置されている各
種機器の管理を行なうためのコントローラ(図示せず)
が設置されている。このコントローラは、各遊技機1、
各玉貸機3、玉計数機および金庫からそれらの稼働状態
を示す情報を取得する。例えば、各遊技機1から、当該
遊技機が稼働しているか否かを示すステータス情報、入
玉数および出玉数の各情報を取得する。各玉貸機3か
ら、当該玉貸機が稼働しているか否かを示すステータス
情報、投入金額および払出個数の各情報を取得する。玉
計数機から、計数した玉数の情報を取得する。また、金
庫から、収納した紙幣の累計金額を示す情報を取得す
る。また、コントローラは、大島における稼働状態、す
なわち、補給機構、搬送機構の稼働状態の情報をも取得
する。特に、補給機構ついては、一斉補給、自動補給等
の補給状態を示す情報を取得する。コントローラは、取
得した情報を、その情報の出所源である機器、例えば、
パチンコ遊技機の機番号等の識別子、その機器が属する
遊技機島および/または大島の識別子とを付して、デー
タ収集装置Dに送る。
【0023】本実施例のシステムは、図1に示すよう
に、情報処理装置100で構成され、データ収集装置D
を介してパーラーP内に配置されている遊技機からそれ
らの稼働状態を示す情報を収集して、管理支援のための
処理を行なう。この情報処理装置100は、遊技機から
それらの稼働状態を示す情報を取り込んで、蓄積し、管
理するためのデータベース部200と、パーラー管理の
ための複数種の支援処理を搭載し、それらのうちから選
択された支援処理を、データベース部200に蓄積され
る情報を用いて行なうための管理支援処理部300と、
情報の入出力を行なうためのユーザインタフェース部4
00と、メンテナンス処理部500とを実現する。
【0024】この情報処理装置100は、図2に示すよ
うに、管理支援処理、表示処理、入力処理、記憶処理等
の各種処理を行なうための中央処理装置(CPU)11
0と、これらの処理プログラムおよびデータを記憶する
ためのメモリ111と、外部からの指示およびデータの
入力操作を受け付けるための入力装置120と、画像表
示を行なう表示装置130と、プリンタ140と、磁気
ディスク装置等の外部記憶装置150とを有する。デー
タベース部200、管理支援処理部300およびユーザ
インタフェース部400は、それぞれ、情報処理装置1
00のハードウエア資源を用いて、CPU110が、メ
モリ111内のプログラムを実行することにより実現さ
れる。
【0025】入力装置120は、キーボード121およ
びマウス122を有する。もちろん、これに限定されな
い。例えば、マウス122に代えて、または、マウス1
22と共に、タッチパネル、音声入力装置等を用いるこ
とができる。
【0026】表示装置130としては、例えば、CRT
カラー表示装置が用いられる。もちろん、これ以外の表
示装置、例えば、液晶表示装置を用いることもできる。
【0027】プリンタ140としては、例えば、カラー
プリンタが用いられる。より具体的には、レーザービー
ムプリンタ、インクジェットプリンタ等が用いられる。
【0028】外部記憶装置150としては、例えば、情
報処理装置に内蔵させたハードディスク装置が用いられ
る。もちろん、これに限定されない。例えば、外付けの
ハードディスク装置、フロッピディスクドライブ装置、
光ディスク装置、ディスクアレー装置等が、それぞれ、
単独で、または、併せて用いられる。なお、内蔵型ハー
ドディスク装置と、内蔵または外付けの光ディスク装置
とを併用すれば、短期保存データと、長期保存データと
を、効率的に、かつ、大量に保存できる。なお、外部記
憶装置150は、単に、データのみならず、情報処理装
置のオペレーティングシステム10等のシステムソフト
ウェアと、各種機能を実現するためのアプリケーション
プログラム群をも記憶することに用いられる。
【0029】データベース部200は、各遊技機の稼働
状態を示す情報を定期的に取り込むデータ入力手段、お
よび、取り込んだ情報を演算、分類等の加工処理を行な
って格納するデータ加工手段として機能するデータ入力
/加工処理210と、取り込んだ情報(カレントデー
タ)を記憶する記憶手段として機能するカレントデータ
ベース250と、本実施例のシステムにおいて使用する
マスタ情報を記憶する定数データベース260と、上記
カレントデータベース250に蓄積される情報を、一定
の期間単位に締め切って長期間保存するための締切デー
タベース280と、定数データベース260で与えられ
る定数およびカレントデータベースから読みだしたカレ
ントデータに基づいて、予め定められた期間単位に編集
した締切データを生成する締切データ作成処理220と
を有する。
【0030】データ入力/加工処理210は、データ収
集装置DからパーラーP内の各遊技機についての稼働状
況を表す情報を一定周期で定期的に取り込む。データ収
集の周期は、例えば、2分とすることができる。もちろ
ん、設置された遊技機の台数との関係で、この周期は、
変更される。データ入力/加工処理210では、データ
収集装置Dからのデータを、情報処理装置で扱うに適し
た信号形態に変換する。例えば、伝送フォーマットの変
換等の変換を行なう。また、必要に応じて、データにつ
いて圧縮/伸長等の処理を行なう。また、データ入力/
加工処理210は、取り込んだデータについて、予め定
めた演算処理を行ない、その結果を仕分けして、後述す
るカレントデータベース250の各ファイルに格納す
る。
【0031】カレントデータベース250は、階層的に
ファイルが構成される。図5に示す例では、1日単位の
ホルダ251として、本日のデータを格納するホルダ2
51-0と、1日前、2日前、3日前、…、7日前の7日
分の近い過去のデータを保存するホルダ251-1ないし
251-7とを有する。そして、各ホルダ251には、営
業情報ファイル252、稼働情報ファイル253および
推移情報ファイル254が設けられる。そして、営業情
報ファイル252には、データ収集装置Dから取得した
直接取得情報と、これらに基づいて、演算、分類等の加
工処理を施して得られる加工情報とが格納される。直接
取得情報としては、遊技機ごとの営業情報である遊技機
情報、金庫に関する情報、玉貸機についての情報、およ
び、玉計数機に関する情報等がある。加工情報として
は、遊技機島別の情報、機種別の情報、および、店舗情
報とがある。遊技機情報としては、例えば、当該パチン
コ遊技機の識別子となる、遊技機が置かれている位置を
示す台番号、稼働時間、稼働回数、稼働中か否かの稼働
状態、入玉数、出玉数等がある。店舗情報は、当該店舗
が置かれている状況に関するカレント情報であって、例
えば、天候、催事等の日記的事項を記録する。なお、催
事には、通常の催しの他、特別な事件の発生等の特記す
べき事項を記録してもよい。この入力は、ユーザインタ
フェース部400において、例えば、メイン画面等の中
で、入力装置120により行なえる。
【0032】定数データベース260は、図6に示すよ
うに、マスタデータベース261と、環境設定データベ
ース265とで構成される。
【0033】締切データベース280は、図7に示すよ
うに、日締データベース281と、月締データべース2
85とで構成される。日締データベース281は、その
下位に、400日分の日締営業情報ファイルを蓄積する
400日分営業情報データベース282と、90日分の
日締稼働情報ファイルを蓄積する90日分稼働情報デー
タベース283と、30日分の日締履歴情報を蓄積する
30日分履歴情報データベース284とを有する。月締
データベース285は、5年分の月締営業情報を蓄積す
る5年分月締営業情報データベース286を有する。
【0034】この他に、図8および図9に示すような、
営業計画を格納する計画データベース291、および、
システムの管理のためのデータを格納するシステムデー
タベース295とを有する。計画データベース291
は、過去3年分、当年度分および翌年分の5年間分の営
業計画データを格納する年間計画データベース292
と、過去3ヵ月、当月、および、将来の3ヵ月分の合計
7ヵ月分の月間計画データベース293とを有する。シ
ステムデータベース295は、オペレーション履歴、処
理履歴およびエラーログを100件分格納するシステム
履歴データベース296と、システム管理データを格納
するシステム管理データベース297とを有する。
【0035】締切データ作成処理220は、カレントデ
ータベース250から営業情報および稼働情報を1日単
位で集計して日締データベース281の蓄積データを作
成する。また、日締データベース281に蓄積される1
日単位のデータを1月分まとめて、月締データベース2
85に蓄積される月単位のデータを作成する。
【0036】管理支援処理部300は、入力装置120
により、いずれかの支援処理が選択されたとき、必要な
情報をデータベース部200から読みだして、特定の支
援処理の観点にあわせた銃砲の加工、目的のフォーマッ
トで表される表、折線グラフ、棒グラフ等の各種グラフ
等を作成する支援処理を実行し、その結果を、ユーザイ
ンタフェース部400に渡す処理を行なう。そのため、
管理支援処理部300は、図10に示すように、売上げ
状況を示すための処理を行なう監視処理310と、遊技
機の種別、さらには機種別の稼働状況の実績を示す情報
を作成する処理を行なう実績把握処理320と、釘調整
のためのデータを作成して提供するための処理を行なう
釘帳処理330と、稼働状況を分析するための分析処理
350と、営業計画データを作成して提供するための計
画処理350と、遊技機を少なくとも含む機器類の管理
データを作成して提供するための管理データ作成処理3
60とを搭載している。これらの各処理は、必ずしもす
べてを搭載していなくともよい。ただし、監視処理31
0は、少なくとも搭載される必要がある。
【0037】監視処理310は、図26に示すように、
売上合計3110と店舗レイアウト3120に二分され
る。そして、これらのうち一方は、メイン画面として選
択される。本実施例では、売上合計3110の画面がメ
イン画面として選択されているものとする。売上合計3
110は、その下位の処理として、売上推移グラフの作
成がある。一方、店舗レイアウト3120は、その下位
の処理として、台別表示3121、稼働明細表(島別)
3122、稼働明細表(機種別)3123、売上累計表
(島別)3124および売上累計表(機種別)3125
がある。そして、台別表示3121には、さらに下位の
処理として、稼働明細表(台別)31211、差玉グラ
フ31212、特賞推移表31213、日別確率グラフ
31214、スタート別確率グラフ31215および台
別推移グラフ31216がある。
【0038】実績把握処理320は、営業実績を種々の
観点から示す帳票を作成する。例えば、1ヵ月間の営業
実績を一覧表示する売上日計表、1年間の売上推移を月
単位に一覧表示する月別売上推移表、貸玉金額、割数お
よび粗利について、1年間の計画値と実績値の対比を月
単位に一覧表時およびグラフ表示する、年間営業計画対
比表、機種ごとに貸玉金、粗利、人気別の順位を一覧表
示する機種別順位表、機種の導入から現在までの売上累
積を機種別に一覧表示する機種別売上累計表等をそれぞ
れ作成する。
【0039】釘帳処理330は、例えば、台(遊技機)
別に1週間の釘調整の開締状況および営業状況を一覧表
示する島別釘長推移表、島別・台別に、ある期間内の釘
調整後状況および営業状況を一覧表示する島別釘長明細
表等を作成する。
【0040】この管理支援処理部300に設けられた分
析処理340につき、より詳細に説明を加える。分析処
理340は、図27に示すように、所定期間ごとの機種
別の稼動状況に関連するデータを、データベース部20
0のカレントD/B250或いは締切D/B270から
読みだし、これに所定の処理を加えるとともに対応する
画像データを生成する機種別稼動状況処理部3401
と、所定期間ごとの島別の稼動状況に関連するデータ
を、データベース部200のカレントD/B250或い
は締切D/B270から読みだし、これに所定の処理を
加えるとともに対応する画像データを生成する島別稼動
状況処理部3402と、遊技機の特賞確率或いは差玉な
どに関連するデータを、データベース部200のカレン
トD/B250或いは締切D/B270から読みだし、
これに所定の処理を加えるとともに対応する画像データ
を生成する台別データ処理部3403と、曜日ごとの営
業状況および遊技機などに関連するデータを、データベ
ース部200のカレントD/B250或いは締切D/B
270から読みだし、これに所定の処理を加えるととも
に対応する画像データを生成する曜日別分析処理部34
04とを備えている。
【0041】より詳細には、機種別稼動状況処理部34
01には、一日ごとの機種別の稼動状況、すなわち、パ
ーラーに入場した客数の時間推移、客の総数などに関連
するデータを取り出す日別稼動状況処理部3411、ユ
ーザインタフェース400を介して与えられた所定の期
間中の機種別の稼動状況に関連するデータを取り出す期
間指定稼動状況処理部3412、ユーザインタフェース
400を介して与えられたある期間中の所定の曜日の機
種別の稼動状況に関連するデータを取り出す曜日別稼動
状況処理部3413、および、機種別の稼動状況に関連
するデータを得て、これに対応するグラフの画像データ
を生成するための稼動状況グラフ化処理部3414が含
まれる。
【0042】また、島別稼動状況処理部3402には、
一日ごとの島別の稼動状況に関連するデータを取り出す
日別稼動状況処理部3421、ユーザインタフェース4
00を介して与えられた所定の期間中の島別の稼動状況
に関連するデータを取り出す期間指定稼動状況処理部3
422、ユーザインタフェース400を介して与えられ
たある期間中の所定の曜日の島別の稼動状況に関連する
データを取り出す曜日別稼動状況処理部3423、およ
び、島別の稼動状況に関連するデータを得て、これに対
応するグラフの画像データを生成するための稼動状況グ
ラフ化処理部3424が含まれる。
【0043】計画処理350は、例えば、年間の月別営
業計画を行なう年間営業計画を作成する。また、翌営業
日について、機種ごとおよび店舗全体の売上予測を行な
う売上シミュレーション等を行なう。
【0044】管理データ作成処理360は、例えば、全
ゲーム機の異常発生状況を一覧表示するゲーム機異常履
歴を作成する等を行なう。
【0045】ユーザインタフェース部400は、図1に
示すように、入力装置120からの入力を受け付ける処
理を行なうユーザ入力処理420と、表示装置130の
表示画面の展開の制御、および、それぞれの画面での画
像を表示を制御する処理を行なう画面処理430と、プ
リンタ140のプリント出力のための帳票作成処理を行
なう帳票処理440とを実行する。ユーザ入力処理42
0と画面処理430とは、密接に関連するので、併せて
説明する。
【0046】ユーザ入力処理420は、システムの起
動、設定、終了等を行なうと共に、画面の選択処理、メ
ニュー選択、帳票処理等における指示等の処理を行な
う。すなわち、ユーザ入力処理420は、例えば、図1
0に示すように、大まかには、システムの起動/終了を
行なうユーザ設定処理421と、システムが各種処理を
行なっている際のメニュー選択を行なうための選択処理
422−424と、管理支援処理部300での処理中で
の選択処理425を実行する。
【0047】画面処理430は、入力装置120からの
指示を受けて、例えば、図11に示すような画面展開処
理を行なう。図11において、画面展開は、ユーザ設定
画面431、メイン画面432、サービスメニュー43
3、メンテナンスメニュー434、個別(サービス)支
援処理画面群435、個別メンテナンス画面群436お
よび終了確認画面437に大きく分けられる。
【0048】システムが起動されると、まず、ユーザ設
定画面431が表示される。この画面では、図12に示
すように、ユーザ名、パスワード等の予め設定されたデ
ーターの入力を行なう領域431aと、ログインを指示
する領域(アイコン)431bと、終了を実行させるた
めの指示を行なうための領域(アイコン)431cとが
設けられている。ユーザ設定に必要な入力は、入力装置
120により行なう。ユーザ設定処理421は、このユ
ーザ設定画面431において、キーボード121から
の、ユーザ名、パスワード等のユーザの入力の受け付
け、マウス122による、ログイン指示または終了指示
を受け付けを行なう。
【0049】ログインのアイコン431bが指示される
と、メイン画面432に移行する。メイン画面は、監視
処理において表示される売上合計画面(図13)、およ
び、店舗レイアウト画面(図16)のうち、定数データ
べース260に予め選択してあるいずれかが設定され
る。ここでは、図13の売上合計画面がメイン画面43
2として選択されているものとする。なお、定数データ
べース260の選択を変更することにより、メイン画面
を変更することができる。メイン画面として選択された
個別支援処理の画面は、当該個別支援処理から外れる。
【0050】売上合計画面には、後述する監視処理によ
って、カレントデータベース250に格納されているデ
ータを用いて、それが表示される時点での売上合計が表
として表示される。ここでは、図13に示すように、予
め設定してある項目について、種別、すなわち、パチン
コ遊技機とスロットマシンごとの売上と、それらの合計
売上が数値で表示される。また、この画面には、日記的
事項を書き込むための日記欄480が配置されている。
すなわち、この日記欄480には、日付変更のコマンド
として機能するカレンダーマーク481と、日付欄48
2、天候欄483と、催事欄484とが設けられてい
る。この日記欄480の内容の内、システムが付与しな
いもの、すなわち、天候および催事は、カレントデータ
ベース250の営業情報ファイル252の店舗情報に格
納される。
【0051】日付の変更は、カレンダーマーク481を
マウス122でクリックすることにより、当日、前日お
よび翌日と、特定日とが選択可能となり、当日、前日お
よび翌日を選ぶと、システムが持つカレンダにより、日
付が自動的に設定される。一方、特定日を選択すると、
日付欄に数値が入力可能となる。天候欄483は、これ
をマウス122でクリックすると、予め用意してある天
候メニュー(図示せず)が画面上に表示され、いずれか
の天候を選択すると、それが天候欄483に記入され
る。同様に、催事欄484についても、その欄をクリッ
クすると、予め用意された催事メニューが表示されて、
その中から選択することにより、催事欄484にメニュ
ーが表示される。なお、メニューが予め用意されていな
いときには、該当欄にデータを直接入力する。
【0052】また、このメイン画面には、次の展開を行
なうための各種指示領域が設定されている。まず、画面
右上に配置された第1アイコン群460と、画面左下に
配置された第2アイコン群470とがある。また、メイ
ン画面432には、管理支援処理(サービス)メニュー
バー450(図13参照)が用意してある。このメニュ
ーバー450を開くと、図14に示すように、各種メニ
ューが表示され、その中から目的の事項を選択すること
ができる。図10に示す、選択処理422は、メイン画
面432上に表示されている第1アイコン群460を指
示することによって開かれるメニュー画面での管理支援
処理(サービス)の選択処理である。選択処理423
は、管理支援処理(サービス)メニューバー450から
の個別支援処理310−360等の選択である。選択処
理424は、上記選択処理422においてメニューバー
450からメンテナンスメニューを選択したときに、メ
ンテナンスメニューを表示させて選択する場合の処理で
ある。さらに、選択処理425は、各管理支援処理にお
いて、相互に他の処理を選択する場合の処理である。例
えば、帳票処理440の選択がある。これらの選択での
選択肢の指示は、例えば、マウス122でクリックする
ことにより行なうことができる。
【0053】なお、個別支援処理画面群435の各画面
および個別メンテナンス画面群436の各画面にも、同
様の選択のためのツールとしてアイコン、メニューバー
を設けることができる。
【0054】ここで、アイコン群について、説明を付加
しておく。上記第1アイコン群460は、主として、シ
ステムの走査に関する指示を行なうためのものが含まれ
る。第1アイコン群460には、例えば、帳票の印刷を
指示するための帳票印刷指示461と、画面のハードコ
ピーを取るためのコピー指示462と、サービスメニュ
ーへの復帰指示463と、操作を支援するためのヘルプ
画面を開くための指示464、終了を指示するための終
了指示465とが存在する。
【0055】第2アイコン群470は、主として、表示
内容に関する指示等に関するものが含まれる。第2アイ
コン群470には、例えば、操作についてのコメントウ
インドウ(図示せず)を開くためのコメント指示471
と、売上推移グラフの表示を指示する売上推移グラフ指
示472と、表示画面を、最新のデータでリフレッシュ
するための再表示指示473とが用意されている。ここ
で、例えば、売上推移グラフ指示472が用意されてい
るので、これをマウスでクリックすると、図15に示す
ように、現在売上合計表示の筆頭項目内容について、推
移グラフ435aをウインドウ表示する。
【0056】なお、第2アイコン群で用意される個別支
援処理指示のためのアイコンは、それが表示される画面
がリンクしている個別支援処理に関するものである。従
って、売上合計処理の画面で表示される個別支援処理の
アイコンは、売上推移グラフ指示472のみである。し
かし、他の個別支援処理画面では、それぞれがリンクす
る他の個別支援処理を示すアイコンが表示される。例え
ば、図16に示す店舗レイアウトの場合には、台数表示
指示474、島別売上累積指示475、種別売上累積指
示476、島別稼働明細指示477、種別稼働明細指示
478および再表示指示473が第2アイコン群470
として表示される。また、第2アイコン群で用意される
個別支援処理指示のためのアイコンは、指示された内容
をウインドウ表示する。画面の切換は行なわない。画面
を切換は、メニューバー450により行なう。
【0057】図16では、店舗レイアウトが個別支援処
理として表示されているので、日記欄480は、単に表
示される状態となっている。メイン画面432として設
定されている場合には、図13の売上合計画面と同様
に、日記欄480は、入力可能となる。
【0058】なお、第1アイコン群460および第2ア
イコン群470は、それぞれ他の画面でも表示される。
ただし、すべての画面で同じアイコンが表示されるとは
限らない。それぞれの画面において必要なものが表示さ
れる。
【0059】ところで、本発明では、再表示指示473
を設けている。従って、再表示指示された場合、その時
点の最新データで、表示内容がリフレッシュされる。も
し、再表示しない場合には、各表示画面は、それが選択
された時、または、最後に再表示されたときの状態のま
ま保存される。このようにした理由は、次のとおりであ
る。
【0060】すなわち、この種のパーラーの管理におい
ては、時々刻々変化するデータを逐次観察する必要性は
低く、むしろ、必要な時点で、望みの形式に加工された
情報を提供されることが好ましい。そこで、パーラー内
で時々刻々生じる各種事象については、データをデータ
ベース部200にたえず取り込んで、内部の情報をリフ
レッシュさせる。一方、表示画面では、一旦選択された
後は、リフレッシュしないで表示する。従って、その
後、データに変化があっても、画面の書き替えを行なわ
ない。そして、必要があれば、再表示指示473をクリ
ックすることにより、その時点で、データベース部20
0に蓄積されている最新のデータを用いた表示を行な
う。従って、このようにすることによって、ユーザに
は、必要に応じて、営業情報、稼働情報等の各種管理情
報を所望の形式で得られ、システムには、画面の無駄な
書替えがなくなって、負荷が軽減される。
【0061】次に、メイン画面432からの他の画面へ
の画面展開を行なうには、上述したように、第1アイコ
ン群460のメニュー指示463のアイコンを指示する
場合と、第2アイコン群470に、予め用意された個別
支援処理のうちの特定の支援処理を示すアイコン、例え
ば、売上推移グラフ指示472のアイコンを指示する場
合がある。
【0062】メニュー指示463のアイコンを指示する
と、図17に示す、個別支援処理の内容を示すサービス
メニュー画面433が表示される。この画面で、終了指
示465を指示すると、メイン画面432に戻る。サー
ビスメニュー画面433でいずれかの個別支援処理が選
択されると、それぞれの個別支援処理の画面群435が
表示される。個別支援処理の各画面では、終了指示46
5を指示することで、メイン画面432に戻る。個別支
援処理の各画面においても、予めアイコンを定義してお
くことで、他の支援処理に移行することができる。ま
た、ウインドウによる表示を行なうこともできる。
【0063】また、図14に示すメニューバー450で
メンテナンスメニュー451が選択された場合、図18
に示すメンテナンスメニュー画面434が表示される。
ここで、終了指示465を指示すると、メイン画面43
2に戻る。一方、いずれかのメンテナンスの個別アプリ
ケーションを選択すると、それぞれの個別メンテナンス
画面群436が表示される。個別メンテナンス画面群4
36において、メニュー指示463を指示すると、メン
テナンスメニュー画面434に戻る。また、終了指示4
65を指示すると、メイン画面432に戻る。
【0064】次に、上記第2アイコン群を用いて、店舗
レイアウト画面から、島別、台別に画面展開を行なう場
合の例について説明する。ここでは、個別支援処理画面
群435から店舗レイアウトの画面が選択されたものと
して説明する。
【0065】画面展開に先立ち、店舗レイアウト画面の
構成について簡単に説明しておく。図16に示す店舗レ
イアウト画面5000では、パーラー内での遊技機島の
分布を模式的に示す。この例では、1−28番までの遊
技機島が、島番号と共に配置されている遊技機島表示領
域5100と、その右側にあって、レイアウト表示につ
いて条件の表示を行なう条件表示領域5110と、営業
状況を示す領域5120とが配置されている。
【0066】条件表示領域5110では、表示の対象と
なっている種別を示す表示種別選択部5111と、特定
の機種を表示することを選択するか否かを示す機種表示
選択5112が設けられている。図16の例では、すべ
ての種類の遊技機と、同じ種類の遊技機におけるすべて
機種が選択されている状態にある。営業状況を示す領域
5120では、島単位か、機種単位かの選択を示す領域
5121と、表示すべき営業状況項目を示す領域512
2とが設けられている。項目としては、例えば、貸玉金
額、粗利および稼働率の3項目が設定されている。この
例では、島別に営業状況が示されること、および、貸玉
金額について表示がなされることが選択されている。ま
た、営業状況を示す領域5120では、営業状況を例え
ば、3段階で色分け表示する場合に、その段階対応の色
を示す色見本表示領域5123が設けられている。従っ
て、図16の遊技機島表示領域5100では、島ごとの
貸玉金額の段階に応じて色分け表示がなされる。
【0067】次に、台(遊技機)別表示について説明す
る。図16に示す店舗レイアウト画面に表示される遊技
機島1−28のうち、目的の遊技機が含まれる遊技機島
をマウス122で指示するか、または、キーボード12
1から遊技機島の番号を入力する。その後、この店舗レ
イアウト画面において、定義されている第2アイコン群
470から台別表示指示474を指示すると、システム
のユーザインタフェース部400は、これらの指示を受
け付けて、図19に示すように、店舗レイアウト画面上
に、台別表示画面5200を表示する。
【0068】この画面5200では、遊技機表示領域5
210に、選択された島に属する遊技機ごとに、貸玉金
額の大きさに応じた応じて色分け表示されている。この
領域において、特定の遊技機を指定することができる。
それにより、台別表示がなされる。
【0069】画面5200の遊技機表示領域5210の
右側には、島単位か、機種単位かの選択を切換る指示ア
イコン5220と、領域選択された遊技機とその島の平
均値が、営業状況を表す項目である貸玉金額、粗利およ
び稼働率について、それぞれの数値を示すテーブル52
30と、さらに詳細なデータの表示を指示するための選
択アイコン群5240と、営業状況を示す領域5250
とが表示される。さらに、コマンドアイコンとして、消
去指示5201が設けられている。
【0070】ここで、選択アイコン群5240の中か
ら、台別稼働明細5241が選択されると、図20に示
すように、稼働明細表(台別)5310がウインドウ表
示される。差玉グラフ5242が選択されると、図21
に示すように、差玉グラフ5320がウインドウ表示さ
れる。特賞推移表5243が選択されると、図22に示
すように、特賞推移表5330がウインドウ表示され
る。日別確率グラフ5244が選択されると、図23に
示すように、日別確率グラフ5340がウインドウ表示
される。スタート別確率グラフ5245が選択される
と、図24に示すように、スタート別確率グラフ535
0がウインドウ表示される。台別推移グラフ5246が
選択されると、図25に示すように、台別推移グラフ5
360がウインドウ表示される。
【0071】また、例えば、図21に示す差玉グラフ画
面の場合には、コマンドアイコン群5321−5325
が用意してある。コマンド5321は、当日と前日の2
日分のグラフを横に並べて表示する(連続グラフ)。コ
マンド5322は、当日と前日の2日分のグラフを重ね
て表示する(重ねグラフ)。コマンド5323は、特徴
が発生した時間(または入玉)をグラフ上に表示する
(特賞表示)。コマンド5354は、表示内容をリフレ
ッシュして、差玉グラフを再表示する。この他、コマン
ド5354は、グラフの横軸を、時間と入玉数とのいず
れかに切換る選択を行なう。
【0072】以上に説明したように、店舗レイアウト画
面を基準として、個別支援処理を階層的にリンクさせ、
かつ、リンクをアイコンで選択できるので、互いに関連
する情報を、容易に表示させることができる。また、各
個別支援処理においても、それが選択された時点でのデ
ータに基づいた表示が行なわれるので、システムに体す
る、表示内容のリフレッシュのための負担が軽減され
る。もちろん、リフレッシュが必要であれば、指示する
ことにより、表示内容がリフレッシュされるので、ユー
ザに取っても、必要な時点で、最新のデータに基づく表
示が得られる。
【0073】次に、分析処理340の作動につき、より
詳細に説明を加える。図13に示すメイン画面423上
で、画面右上に配置された第1アイコン群460に含ま
れるサービスメニューへの復帰指示463が指定される
ことにより、メイン画面には、図28に示す画像が得ら
れる。この画像の左側には、アイコン群4320が設け
られ、このアイコン群には、機種別稼動状況アイコン4
321、島別稼動状況アイコン4322、台別データア
イコン4323、曜日別分析アイコン4324などが含
まれる。操作者がマウスなどを用いて機種別稼動状況ア
イコン4321を指定することにより、前述した機種別
稼動状況処理部3401が起動され、島別稼動状況アイ
コン4322を指定することにより、島別稼動状況処理
部3402が起動され、台別データアイコン4323を
指定することにより台別データ処理部3403が起動さ
れ、或いは、曜日別分析アイコン4324を指定するこ
とにより曜日別分析処理部3404が起動される。
【0074】或いは、図13に示す画面423の管理支
援処理(サービス)メニューバーが指定された場合に
は、さらに、メニューバーに含まれる所定の項目を指定
することにより、分析処理340を起動させることも可
能である。
【0075】より詳細には、たとえば、機種別稼動状況
アイコン4321を、マウスなどを用いてクリックする
と、機種別稼動状況処理部3401に含まれる処理、す
なわち、日別稼動状況処理、期間指定稼動状況処理、曜
日指定稼動状況処理および機種別稼動状況グラフ処理に
対応するサブメニューが表示され、これらのうちの何れ
かを、マウスなどを用いてさらにクリックすることによ
り、図27に示すように機種別稼動状況処理部3401
に含まれる日別稼動状況処理部3411、期間指定稼動
状況処理部3412、曜日指定稼動状況処理部3413
或いは機種別稼動状況グラフ処理部3414の何れかが
起動される。
【0076】島別稼動状況アイコン4322、台別デー
タアイコン4323或いは曜日別分析データアイコン4
324を、マウスなどを用いてクリックした場合にも、
同様に、これらのアイコンに、それぞれ対応する島別稼
動状況処理部3402、台別データ処理部3403或い
は曜日別分析処理部3404に含まれる処理に対応する
サブメニューが表示され、これらのうちの何れかをさら
にクリックすることにより、対応する処理部が起動さ
れ、適切な処理が実行される。
【0077】図29は、機種別稼動状況処理部3401
に含まれる日別稼動状況処理部3411が起動されて、
処理が実行されたときに、画面4330上に表示される
画像の一例を示す図である。この処理においては、カレ
ントD/B250に含まれるホルダ251−0が参照さ
れ、処理が実行される際にホルダ251−0に収容され
ている機種ごとの稼動状況に関するデータが読み出され
る。この処理においては、これら読み出されたデータに
基づき、画面4330に表示すべき表に対応する表デー
タが生成され、この表データが、ユーザインタフェース
部400に与えられ、画面4330に、表データに対応
する表が表示される。図29に示すように、この表の列
4340には機種名が示され、行4341、4342、
・・・・には、各機種の当日の時間ごとの稼動状況が示
される。また、表より上側の部分4350には、天候欄
4351および催事欄4352が表示される。この天候
欄4351および催事欄4352は、図13に示す天候
欄483および催事欄484に関連して設定されたもの
である。
【0078】さらに、日別稼動状況処理部3411にお
いては、当日の稼動状況のみならず、前日或いは特定の
日などの機種別の稼動状況に関する表に対応する表デー
タを生成することもできる。たとえば、前日の機種別の
稼動状況に関する表データを生成する場合には、カレン
トD/B250中のホルダ251−1が参照され、この
ホルダ251−1に収容された機種ごとの稼動状況に関
するデータが読み出される。さらに、これら読み出され
たデータに基づき、画面に表示すべき表に対応する表デ
ータが生成される。前日以外の特定の日の機種別の稼動
状況に関する表に対応する表データが生成される場合に
ついても、略同様な処理が実行されるため詳細な説明は
省略する。
【0079】期間指定稼動状況処理部3412において
は、操作者がマウスなどを用いて指定した所定の期間に
基づき、カレントD/B250或いは締切D/B280
に収容された機種ごとの稼動状況に関するデータが読み
出され、これら読み出されたデータに基づき、画面43
0に表示すべき表に対応するデータが生成される。この
期間指定稼動状況処理部3412により得られた表デー
タに対応する表が現れた画面の例を図30に示す。
【0080】曜日指定稼動状況処理部3413において
も、上述した処理部3411、3412とほぼ同様に、
操作者がマウスなどを用いて指定した特定の曜日に基づ
き、カレントD/B250或いは締切D/B280に収
容された機種ごとの稼動状況に関するデータが読み出さ
れ、これら読み出されたデータに基づき、画面430に
表示すべき表に対応するデータが生成される。
【0081】次に、機種別稼動状況グラフ処理部341
4の動作につき、説明を加える。
【0082】この機種別稼動状況グラフ処理部3414
は、操作者がマウスなどを用いて指定した特定の機種お
よび特定の期間に基づき、カレントD/B250或いは
締切D/B280に収容された当該特定の機種の稼動状
況に関するデータを読み出す。
【0083】さらに、カレントD/B250のホルダ2
50−1ないし251−7のそれぞれに含まれる営業情
報252、或いは、締切D/B280に含まれる営業D
/B282などから、特定の期間に含まれる日の天候を
示すデータを読みだす。次いで、読み出されたデータに
基づき、特定の期間に含まれる日ごとの入客率を示す値
をそれぞれ生成し、これらの値を直線で結んだグラフ、
および、特定の期間に含まれる日の天気を含むグラフデ
ータを生成する。図31に、このようにして得られたグ
ラフデータに対応するグラフの例を示す。
【0084】図31に示すように、画面4355中の下
側部分4360には、指定された特定の期間に含まれる
日ごとの天候を示すシンボル4361、4362、43
63、・・・・が示され、また、これらの日ごとの入客
率を示すグラフ4365が示されている。なお、機種別
稼動状況グラフ処理部3414においては、図13に関
連して説明した天候メニューに含まれる天候と、天候を
示すシンボルが予め対応付けられている。
【0085】このように、指定された特定の期間に含ま
れる日ごとの天候を示すシンボルを、グラフに付加する
ことにより、操作者は、天候によるパチンコ機の稼動状
況の変動などを容易に把握することができる。
【0086】島別稼動状況処理部3402に含まれる日
別稼動状況処理部3421、期間指定稼動状況処理部3
422、曜日指定稼動状況処理部3423および島別稼
動状況グラフ処理部3424が起動された場合に実行さ
れる処理も、それぞれ、機種別稼動状況処理部3401
に含まれる日別稼動状況処理部3411、期間指定稼動
状況処理部3412、曜日指定稼動状況処理部3413
および機種別稼動状況グラフ処理部3414により実行
される処理と略同様である。ただし、島別稼動状況処理
部3402に含まれる処理においては、カレントD/B
250或いは締切D/B270に収容された島別の稼動
状況に関するデータが読み出される。
【0087】ここに、図32は、日別稼動状況処理部3
421による処理が実行された結果得られた表を示す図
であり、図33は、期間指定稼動状況処理部3422に
よる処理が実行された結果得られた表を示す図であり、
図34は、曜日指定稼動状況処理部3423による処理
が実行された結果得られた表を示す図であり、さらに、
図35は、島別稼動状況グラフ処理部3424による処
理が実行された結果得られたグラフを示す図である。特
に、図35において、画面4366中の下側部分437
0には、指定された特定の期間に含まれる日との天候を
表わすシンボル4371、4372、4373が示され
ていることが理解されるであろう。
【0088】このように、指定された特定の期間に含ま
れる日ごとの天候を示すシンボルを、グラフに付加する
ことにより、操作者は、天候によるパチンコ機の稼動状
況の変動などを容易に把握することができる。
【0089】さらに、機種別稼動状況処理部3401の
日別稼動状況処理部3412、期間指定稼動状況処理部
3612、曜日指定稼動状況処理部3613により、そ
れぞれ画面430上に表が得られている場合に、所定の
アイコン、たとえば、図29においては、アイコン43
80をマウスなどを用いて指示すると、各機種の稼動状
況がそれぞれグラフとして表わされた機種比較グラフ
が、画面430中のサブウィンドウに表示される。図3
6は、日別稼動状況処理部3412の処理により得られ
た表に、さらに、各機種の稼動状況がそれぞれグラフと
して表わされたサブウィンドウ4381が重ね合わされ
ている状態を示す図である。図36に示すように、各機
種ごとの入客率がグラフとして表わされているため、操
作者は、それぞれの入客率を容易に比較することが可能
となる。
【0090】また、機種別稼動状況処理部3401の日
別稼動状況処理部により画面430上に表が得られてい
る場合に、図29に示すアイコン4382をマウスなど
を用いて指示すると、特定の機種の一日の時間ごとの入
客率の変化、過去の入客率の平均、および、その日と同
じ曜日の入客率の時間推移とが、それぞれグラフとして
表わされた過去比較グラフが、画面430中のサブウィ
ンドウに表示される。図37は、日別稼動状況処理部3
412の処理により得られた表に、さらに、このように
して得られた過去比較グラフを含むサブウィンドウ43
83が重ね合わされた状態を示す図である。
【0091】島別稼動状況処理部3402の日別稼動状
況処理部3421、期間指定稼動状況処理部3422お
よび曜日指定稼動状況処理部3423の処理により得ら
れた画面においても、島どうしの稼動状況を比較する島
比較グラフを含むサブウィンドウを重ねあわせることが
可能であり、また、日別稼動状況処理部3421の処理
により得られた画面において、特定の島の入客率、過去
の平均入客率などを示すグラフを含むサブウィンドウを
重ねあわせることも可能である。
【0092】次に、本発明のパーラー管理支援システム
の状態遷移について、図38を参照して説明する。
【0093】ところで、遊技パーラー、例えば、パチン
コパーラーにおいては、営業開始時に、各遊技機島にお
いて、パチンコ玉をそれぞれの遊技機および玉貸機に必
要量を、補給機構から一斉に補給する処理を行なう。こ
れは、パーラー側のコントローラによって、自動的に行
なわれる。そして、営業時には、各遊技機および玉貸機
において、補給機構から、不足する玉を自動的に補給を
受ける。そこで、本発明のパーラー管理支援システムを
適用する場合には、このようなパーラーの状態を考慮し
て、1日の運転状態を定めておく。
【0094】まず、営業前で、かつ、一斉補給を行なう
前に、電源をオンして起動され、起動処理を行なう。そ
して、この時点では、本発明のパーラー管理支援システ
ムは、カレントデータベースに、当日付けデータが存在
する場合には、カレントデータベースの営業ファイルの
更新を行なう。そして、一斉補給が終わるまで待機する
(1001,1002,1003)。本システムは、一
斉補給があると、パーラーの営業が開始されたと判断す
る。
【0095】一斉補給が終わり、自動補給の状態に到る
と、システムは、通常の運転状態となる(1003,1
004)。この状態で、補給停止操作が検知されると、
補給が中断される。この状態で、システムは、データ収
集装置の電源がオンかオフかを調べ、オン状態であれ
ば、営業は終了していないと判断して、そのまま待つ。
一方、データ収集装置の電源がオフであれば、営業が完
了したものと判断する。その結果、データベース部にお
いて、締切処理を実行する。すなわち、カレントデータ
の一部を締切データベースに移す。
【0096】以上により、本発明のパーラー管理支援シ
ステムは、パーラーの稼働状態に応じて、データベース
の状態を制御して、適切なデータを蓄積することとなっ
ている。
【0097】本発明は、以上の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることは言うまでもない。
【0098】さらに、本明細書において、手段とは、必
ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機
能が、ソフトウエアによって実現される場合も包含す
る。また、一つの手段の機能が二以上の物理的手段によ
り実現されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手
段により実現されてもよい。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、パーラー管理者が、適
切に遊技機などの稼動状況を知ることができるパーラー
管理支援システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパーラー管理支援システム
の機能構成の概要を示すブロック図。
【図2】本発明のパーラー管理支援システムのハードウ
エア資源のシステム構成を示すブロック図。
【図3】本発明が適用される遊技機島の一例を示す斜視
図。
【図4】本発明が適用されるパチンコパーラーにおける
遊技機島の配置例を示す説明図。
【図5】本発明において用いられるデータベース部に含
まれるカレントデータベースの一構成例を示す説明図。
【図6】本発明において用いられるデータベース部に含
まれる定数データベースの一構成例を示す説明図。
【図7】本発明において用いられるデータベース部に含
まれる締切データベースの一構成例を示す説明図。
【図8】本発明において用いられるデータベース部に含
まれる計画データベースの一構成例を示す説明図。
【図9】本発明において用いられるデータベース部に含
まれるデ−タ作成処理データベースの一構成例を示す説
明図。
【図10】本発明において用いられるユーザインタフェ
ース部の機能構成の概要を示すブロック図。
【図11】本発明において用いられるユーザインタフェ
ース部による画面展開例を示す説明図。
【図12】本発明において用いられるユーザ設定画面の
一例を示す説明図。
【図13】本発明において用いられるメイン画面として
使用される売上合計表示画面の一例を示す説明図。
【図14】本発明において用いられるメニューバーを開
いた状態の売上合計表示画面の一例を示す説明図。
【図15】本発明において用いられる売上げ推移グラフ
のウインドを開いた状態の売上表示画面の一例を示す説
明図。
【図16】本発明において用いられる店舗レイアウト表
示画面の一例を示す説明図。
【図17】本発明において用いられるサービスメニュー
表示画面の一例を示す説明図。
【図18】本発明において用いられるメンテナンスメニ
ュー表示画面の一例を示す説明図。
【図19】本発明において用いられる台別表示画面のウ
インドウィンドウを開いた状態の店舗レイアウト表示画
面の一例を示す説明図。
【図20】上記台別表示画面上に稼働明細表表示画面の
ウインドウィンドウを開いた状態の店舗レイアウト表示
画面の一例を示す説明図。
【図21】上記台別表示画面上に差玉グラフ表示画面の
ウインドウィンドウを開いた状態の店舗レイアウト表示
画面の一例を示す説明図。
【図22】上記台別表示画面上に特賞推移表表示画面の
ウインドウィンドウを開いた状態の店舗レイアウト表示
画面の一例を示す説明図。
【図23】上記台別表示画面上に日別確率グラフ表示画
面のウインドウィンドウを開いた状態の店舗レイアウト
表示画面の一例を示す説明図。
【図24】上記台別表示画面上にスタート別確率グラフ
表示画面のウインドウィンドウを開いた状態の店舗レイ
アウト表示画面の一例を示す説明図。
【図25】上記台別表示画面上に台別推移グラフ表示画
面のウインドウィンドウを開いた状態の店舗レイアウト
表示画面の一例を示す説明図。
【図26】監視処理における各種処理のリンク関係を示
す説明図。
【図27】図27は、本発明の実施例にかかる分析処理
の内容を説明図。
【図28】図28は、本発明の実施例にかかるパーラー
管理支援装置のメイン画面に得られる画像の一例を示す
図。
【図29】図29は、本発明の実施例にかかるパーラー
管理支援装置の画面に得られる画像を一例を示す図。
【図30】図30は、本発明の実施例にかかるパーラー
管理支援装置の画面に得られる画像を一例を示す図。
【図31】図31は、本発明の実施例にかかるグラフデ
ータに対応するグラフを示す図。
【図32】図32は、本発明の実施例にかかる日別稼動
状況処理部が実行された結果得られた表を示す図。
【図33】図33は、本発明の実施例にかかる期間指定
稼動状況処理部が実行された結果得られた表を示す図。
【図34】図34は、本発明の実施例にかかる曜日指定
稼動状況処理部が実行された結果得られた表を示す図。
【図35】図35は、島別稼動状況グラフ処理部による
処理が実行された結果得られたグラフを示す図。
【図36】図36は、本実施例の画面中に重ねられたサ
ブウィンドウを示す図。
【図37】図37は、本実施例の画面中に重ねられたサ
ブウィンドウを示す図。
【図38】本発明のシステムの状態遷移を示す説明図。
【符号の説明】
1…遊技機、2…遊技機島、3…玉貸機、100…情報
処理装置、110…CPU、111…メモリ、120…
入力装置、130…表示装置、140…プリンタ、12
1…キーボード、122…マウス、200…データベー
ス部、210…デ−タ入力/加工、220…締切デ−タ
作成処理、250…カレントデータベース、260…定
数データベース、270…締切データベース、300…
管理支援処理部、310…監視処理、320…実績把握
処理、330…釘帳処理、340…分析処理、350…
計画処理、360…デ−タ作成処理、400…ユーザイ
ンタフェース部、420…ユーザ入力処理、422…メ
イン画面処理、423…サービスメニュー処理、430
…画面表示処理、432…メイン画面、433…サービ
スメニュー、435…個別支援処理画面、440…帳票
処理、460…第1アイコン群、463…メニュー指
示、470…第2アイコン群、473…再表示、500
…メンテナンス処理部、3401…機種別稼働状況処理
部、3402…島別稼働状況処理部、3403…台別デ
−タ処理部、3404…曜日別分析処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の遊技機を島状に配列した遊技機島
    を複数配置したパーラーにおける管理を支援するシステ
    ムにおいて、 各遊技機の稼働状態を示す情報を収集すると共に、収集
    した情報の少なくとも一部について、予め定めた加工処
    理を行なって、収集された情報および加工された情報を
    蓄積するためのデータベース部と、 パーラー管理のための複数種の支援処理を搭載し、それ
    らのうちから選択された支援処理を、データベース部に
    蓄積される情報を用いて行なうための管理支援処理部
    と、 情報の入出力を行なうためのユーザインタフェース部と
    を備え、 データベース部は、各遊技機の稼働状態を示す情報を周
    期的に取り込むと共に、取り込んだ情報について、予め
    定めた加工処理を行なうデータ入力/加工処理手段と、
    取り込んだ情報および加工した情報を記憶する記憶手段
    とを有し、 ユーザインタフェース部は、指示およびデータの入力を
    受け付ける入力手段と、パーラー管理支援のための情報
    の表示を少なくとも行なう表示手段とを有し、表示手段
    は、予め定めたメイン画面と、上記各支援処理に対応す
    る個別支援処理画面とを用意し、常時は、メイン画面を
    表示し、入力手段によって、いずれかの支援処理が選択
    されたとき、当該支援処理の個別支援処理画面の表示を
    行なうことを特徴とするパーラー管理支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、管理支援処理部は、入
    力手段により、いずれかの支援処理が選択されたとき、
    必要な情報をデータベース部から読みだして、当該支援
    処理が指定する処理を実行し、その結果を、表示手段に
    渡す処理を行ない、 上記表示手段は、管理支援処理部から渡された支援処理
    の結果を、対応する個別処理画面で表示する処理を実行
    することを特徴とするパーラー管理支援システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、管理支援処理部は、 売上げ状況を示すための処理を行なう監視処理手段、 遊技機の機種別の稼働状況の実績を示す情報を作成する
    処理を行なう実績把握処理手段、 釘調整のためのデータを作成して提供するための処理を
    行なう釘帳処理手段、 稼働状況を分析するための分析処理手段、 営業計画データを作成して提供するための計画処理手
    段、および、 遊技機を少なくとも含む機器類の管理データを作成して
    提供するための管理データ作成手段のうち、少なくとも
    監視処理手段を備えることを特徴とするパーラー管理支
    援システム。
  4. 【請求項4】請求項3において、監視処理手段は、売上
    合計を求めて、表示のための表を作成する売上合計処理
    と、パーラーの遊技機島の島配置を若し帰化して画像表
    示する店舗レイアウト作成処理とを有することを特徴と
    するパーラー管理支援システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、上記ユーザインタフェ
    ース部において設定するメイン画面として、上記売上合
    計処理を表示する画面、および、店舗レイアウトを表示
    する画面のうちいずれか一方とすることを特徴とするパ
    ーラー管理支援システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、 上記入力手段は、メイン画面において、メニュー表示の
    要求を受け付ける手段と、表示されたメニューから特定
    の個別支援処理の選択を受け付ける手段とを有し、 上記表示手段は、上記入力手段が、メニュー表示の要求
    を受け付けると、予め用意した個別支援処理についての
    メニューを示すメニュー画面を表示する手段と、上記入
    力手段が、特定の個別支援処理の選択を受け付けると、
    当該個別支援処理を表示するための個別支援処理画面を
    表示する手段とを備えることを特徴とするパーラー管理
    支援システム。
  7. 【請求項7】請求項1において、 上記ユーザインタフェース部は、少なくとも、個別支援
    処理画面において、当該画面の再表示の指示を受け付け
    る手段を備え、かつ、 管理支援処理部は、再表示の指示を受け付けたとき、デ
    ータベース部から新たに情報を読みだして、当該個別支
    援処理を再実行し、 上記表示手段は、再実行された個別支援処理の内容を以
    後表示することを特徴とするパーラー管理支援システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005349076A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Glory Kiki Co Ltd 遊技媒体補給装置
JP2008110234A (ja) * 2008-01-24 2008-05-15 Ace Denken Co Ltd 遊技場の会員管理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005349076A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Glory Kiki Co Ltd 遊技媒体補給装置
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