JP2004097512A - 遊技用管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技客の属性に応じて集客効果の高い催事を容易に判断することができる遊技用管理装置を提供すること。
【解決手段】会員管理コンピュータは、イベントの開催期間中における集客効果の指標となる稼働率等の指標データを遊技客の属性別に集計し、その集計結果を各イベント毎に登録するイベント別履歴テーブルを有し、検索条件設定画面にて検索対象となる遊技客の属性が指定されることで、その指定された属性に対応する指標データを対象として集客効果の高い順にイベントの順位を決定し、決定したイベントの順位を検索結果画面として表示出力する。
【選択図】  図11

Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、遊技客の遊技に関する遊技関連情報を収集、管理する遊技用管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技場においては、遊技客へのサービス向上とともに、売上向上を目的として、各種の催事(イベント)が開催されている。これら催事を開催した場合には、その効果、すなわち催事の開催によりどの程度の集客効果が得られたかを検証する必要があるため、各催事毎にその実施期間における各会員遊技客の来店回数等の情報を集計し、催事開催中の会員遊技客の来店回数や来店率、各催事毎の平均来店者数、実施期間中及び実施期間後の来店者数の増減率等の集客効果に関するデータを出力できる遊技用管理装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この種の遊技用管理装置を用いて催事の集客効果を検証する場合には、各催事毎の集客効果に関するデータを出力し、これらのデータの内容を比較することで各催事毎の集客効果が検証される。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−300099号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような遊技用管理装置を用いて催事の集客効果を検証する場合には、遊技用管理装置にて出力した各催事毎のデータを人為的に比較して集客効果を検証することとなるため、催事の内容によりどのような属性(客種別(会員遊技客か一般遊技客か)、性別、居住地域、年齢層等)の遊技客の集客効果が高いのか、言い換えると、どのような催事を開催した場合に、その催事の対象となる属性の遊技客を集客できるのか、等の詳細な検証を行うことが困難であった。
【0006】
よって、本発明は上記した問題点に着目してなされたもので、遊技客の属性に応じて集客効果の高い催事を容易に判断することができる遊技用管理装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した問題を解決するために、本発明の遊技用管理装置は、催事内容を設定する催事内容設定手段と、
該催事内容設定手段にて設定された催事内容に基づく催事の開催期間中における集客効果の指標となる集客効果情報を来店遊技客の属性別に集計する催事効果集計手段と、
前記催事内容設定手段にて設定された催事内容と対応付けて前記催事効果集計手段にて集計された集客効果情報を来店遊技客の属性別に記憶する催事効果記憶手段と、
来店遊技客の属性を選択する属性選択手段と、
前記催事効果記憶手段に記憶されている集客効果情報のうち前記属性選択手段にて選択された属性に対応する集客効果情報を対象として集客効果の高い順に催事内容の順位を決定する催事順位決定手段と、
該催事順位決定手段にて決定された催事内容の順位を出力する催事順位出力手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、来店遊技客の属性を選択することで、選択された属性に該当する来店遊技客の集客効果の高い順に催事内容の順位が出力されることとなるため、来店遊技客の属性に応じて集客効果の高い催事内容を容易に判断することができ、効果的な催事を実施することができる。
【0008】
本発明の遊技用管理装置の前記催事順位出力手段は、前記催事内容を、該催事内容の集客効果情報と対応付けて出力することが好ましい。
このようにすれば、集客効果の高い順に順位付けられた催事内容に対応して、その催事内容の集客効果情報、すなわち集客効果の指標が出力されるため、各催事内容の効果の度合いについても確認できる。
【0009】
本発明の遊技用管理装置の前記催事効果記憶手段は、同一の催事内容に基づく催事の開催毎の集客効果の履歴を記憶するとともに、
前記催事順位決定手段は、前記抽出した集客効果情報に対応する催事内容の前記集客効果の履歴に基づく指標を決定する履歴指標決定手段を含み、
前記催事順位出力手段は、前記催事内容を、該催事内容の前記集客効果の履歴に基づく指標と対応付けて出力することが好ましい。
このようにすれば、集客効果の高い順に順位付けられた催事内容に対応して、同一の催事内容に基づく催事の開催毎の集客効果の履歴に基づく指標が出力されるため、各催事内容の過去の集客効果についても把握できる。
【0010】
本発明の遊技用管理装置は、前記催事順位出力手段にて出力すべき順位を設定する出力催事順位設定手段を備え、
前記催事順位出力手段は、前記出力順位設定手段にて設定された順位の催事内容を出力することが好ましい。
このようにすれば、出力すべき順位を設定することで、必要な順位までの催事内容、すなわち集客効果の高かった催事内容のみを出力できるうえに、その抽出時間も短縮できる。
【0011】
本発明の遊技用管理装置の前記催事効果集計手段は、前記来店遊技客の属性として会員遊技客・非会員遊技客別に前記集客効果情報を集計することが好ましい。
このようにすれば、会員遊技客・非会員遊技客別に前記集客効果を把握できる。
【0012】
本発明の遊技用管理装置の前記催事効果集計手段は、前記来店遊技客の属性別の集客効果情報を所定の時間帯別に集計することが好ましい。
このようにすれば、各時間帯別の集客効果を把握できる。
【0013】
本発明の遊技用管理装置の前記催事効果集計手段は、前記来店遊技客の属性として会員遊技客の登録に際して登録される属性情報別に前記集客効果情報を集計することが好ましい。
このようにすれば、会員遊技客の属性情報別、すなわちより詳細に区分けられた属性別の集客効果を把握できる。
【0014】
本発明の遊技用管理装置の前記属性選択手段は、複数の前記来店遊技客の属性を同時に選択可能とされていることが好ましい。
このようにすれば、複数の属性を満たす来店遊技客の集客効果、すなわちよりターゲットを絞った来店遊技客の集客効果を把握できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例としての遊技用管理装置が適用された遊技用システムの構成を示す図であり、この遊技用システムは、遊技場において複数配置された遊技島に並設される遊技機としてのカードリーダ式パチンコ機(以下パチンコ機)2に対して1対1に設置される遊技用装置としてのカードユニット3と、遊技場の所定箇所に設置され、カードユニット3にて使用される後述の会員カード(記録媒体)並びにビジターカードの管理等を行うシステムコントローラ100と、会員カードを所有する会員遊技客の情報やイベントに関する情報等を管理する遊技用管理装置としての会員管理コンピュータ120と、から主に構成されており、システムコントローラ100並びに会員管理コンピュータ120とカードユニット3とはハブ(HUB)8’(図3参照)並びに通信ケーブル8を介してデータ通信可能に接続されているとともに、システムコントローラ100と会員管理コンピュータ120とは通信ケーブル10を介してデータ通信可能に接続されている。また、システムコントローラ100は、通信回線網11を介して図示しないカード管理会社に設置された管理サーバとデータ通信可能に接続されている。
【0016】
初めに、本実施例にて用いた記録媒体について説明すると、本実施例では予め会員登録をした会員遊技客に対して発行される会員カードと、カードユニット3に装着されているビジターカードと、の2種類のICカードを記録媒体として用いている。
【0017】
まず、本発明の記録媒体としての会員カードについて説明すると、この会員カードには、カードユニット3内に設けられている後述のカードリーダライタ327と非接触にてデータ通信を行うことが可な非接触式ICカードが適用されており、その内部メモリには、各会員カードを個別に識別可能なカードIDや遊技者特定情報としての会員ID、カードユニット3とシステムコントローラ100との通信がオフライン状態の場合に使用されるセキュリティー情報等が書き換え不可に記録されているとともに、カードリーダライタ327とのデータ通信により、パチンコ玉の貸出に使用される度数等の情報が書き換え可能に記録される。
【0018】
次いで、ビジターカードについて説明すると、このビジターカードも会員カードと同様に非接触式ICカードが適用されており、その内部メモリには、各ビジターカードを個別に識別可能なカードID等が書き換え不可に記録されているとともに、前述したカードリーダライタ327とのデータ通信により、パチンコ玉の貸出に使用される度数や装着されているカードユニット3の装置ID等の情報が書き換え可能に記録される。
【0019】
次いで、本実施例の遊技用装置であるカードユニット3について説明すると、このカードユニット3は、前述のように遊技島に並設される遊技機としてのパチンコ機2に1対1に対応して設置される。
【0020】
カードユニット3の前面には、図2に示すように、各種表示部や操作ボタン、紙幣挿入口302、硬貨投入口303、硬貨返却口313、会員カード挿入口319、ビジターカード装着口318が設けられている。
【0021】
カードユニット3の前面に設けられる表示部のうち、多機能表示部301は、内部に設けられた多機能LED301aの発光態様によりカードユニット3の動作状況等が報知される。本実施例では、多機能表示部301が、消灯、青色点灯、青色点滅、赤色点灯、赤色点滅、緑色点灯、緑色点滅、紫色点灯、紫色点滅、水色点灯、水色点滅、黄色点灯、黄色点滅、白色点灯、白色点滅からなる、合計7色、15態様(消灯含む)の発光態様により各状況が報知される。
【0022】
このように本実施例では、多機能表示部301の発光色や点灯状況等の発光態様を変化させることで複数の状況を報知することが可能とされており、別個の表示部を設ける場合に比較して、カードユニット3の限られたスペースを有効に活用できるようになっている。尚、本実施例では、発光態様として発光色と点灯状況(点灯または点滅)の変化を例示しているが、例えば、異なる複数の色を交互に発光させる等、規則的に発光色を変化させるようにしても良い。
【0023】
また、カードユニット3の前面に設けられた表示部のうち、変更可能表示部305は、後述する貸出処理における貸出単位(1回の貸出操作で使用される度数の大きさ)の変更が可能である場合にその内部に設けられた変更可能LED305a(図3参照)が点灯する。貸出単位表示部307は、前述した貸出単位が内蔵された貸出単位表示器307a(図3参照)により表示される表示部であり、度数表示部309は、会員カードやビジターカードから読み出された度数やエラーコード等が内蔵された度数表示器309a(図3参照)により表示される表示部である。方向指示表示部311は、対応する遊技機の連結方向を示す表示部であり、遊技機と接続されている場合に内部に設けられた方向指示LED311a(図3参照)が点灯する。挿入中表示部312は、会員カードが挿入中である場合に内部に設けられた挿入中LED312a(図3参照)が点灯する。会員カード用表示部314は、受付中の会員カードから特定される貯蓄玉数に基づく再プレイ可能回数等の情報が内蔵された会員カード用表示器314a(図3参照)により表示される表示部である。
【0024】
また、カードユニット3の前面に設けられたボタンのうち、硬貨返却ボタン304は、硬貨投入口303から投入された硬貨が詰まった場合等において、硬貨を返却させる際に押圧するボタンである。貸出単位変更ボタン306は、貸出単位を変更する際に押圧するボタンである。端数ボタン308は、度数表示部309の表示内容を変更表示させる際に押圧するボタンである。テンキー315は、暗証番号等の入力を行う際に操作するキーである。プレイ選択ボタン316は、度数を用いて遊技を実施するか、若しくは貯蓄玉数を用いて遊技を実施するかを選択する際に押圧するボタンである。エンターボタン317は、暗証番号を決定する場合や貯蓄玉数の払戻を実施する際に押圧するボタンである。
【0025】
また、会員カード挿入口319とビジターカード装着口318とは、遊技者から見て左右に並設配置されている。会員カード挿入口319は、内蔵されるカードリーダライタ327(図3参照)の会員カードスロット(図示略)に連設されており、この会員カード挿入口319を介して会員カードを会員カードスロットに挿入可能とされている。また、ビジターカード装着口318は、カードリーダライタ327のビジターカード収容室(図示略)に連設されており、このビジターカード装着口318を介してビジターカードをビジターカード収容室に装着可能とされている。
【0026】
また、ビジターカード収容室にビジターカードが装着された際には、この装着されたビジターカードの先端がビジターカード装着口318から突出する態様にて装着されるようになる。また、このビジターカード装着口318の前面には、透明カバー部材318’が取付けられるようになっており、これによりカードリーダライタ327に装着されたビジターカードが、透明カバー部材318’を通して視認できるとともに、透明カバー部材318’により装着されたビジターカードの抜き取りができない状態とされる。
【0027】
図3は、カードユニット3の構成を示すブロック図である。カードユニット3は、読み出し手段としてのカードリーダライタ327と、制御ユニット328と、から主に構成されている。
【0028】
カードリーダライタ327は、前述した会員カードやビジターカードの記録情報の読み出し並びに書き込みを行うとともに、HUB8’を介してシステムコントローラ100とデータ通信可能に接続されており、挿入された会員カードに記録されたカードIDや度数の認証等がシステムコントローラ100との間で行われる。
【0029】
制御ユニット328には、前述した各種LEDや表示器、スイッチ等の各種電気部品や紙幣識別ユニット322、硬貨識別ユニット324、が接続されている。
【0030】
制御ユニット328に接続された各種スイッチのうち、貸出単位変更スイッチ306aは、貸出単位変更ボタン306の操作を検知するスイッチであり、端数スイッチ308aは、端数ボタン308の操作を検知するスイッチであり、テンキースイッチ315aは、テンキーの操作を検知するスイッチであり、プレイ選択スイッチ316aは、プレイ選択ボタン316の操作を検知するスイッチであり、エンタースイッチ317aは、エンターボタン317の操作を検知するスイッチである。
【0031】
また、制御ユニット328には、特に図示しないが、接続されたパチンコ機2に設けられる貸出ボタン(パチンコ玉の貸出を行う際に操作されるボタン)や返却ボタン(受付け中の会員カードを返却させる際に操作されるボタン)の操作を検知する貸出スイッチや返却スイッチが接続されている。
【0032】
制御ユニット328に接続された紙幣識別ユニット322は、紙幣挿入口302に投入された紙幣を取り込んでその真贋や紙幣種別の識別を行う。また、硬貨識別ユニット324は、硬貨投入口303より投入された硬貨の真贋並びに硬貨種別の識別を行う。
【0033】
制御ユニット328に接続された各種LEDや表示器は、制御ユニット328により制御される。また、制御ユニット328は、各種スイッチの検出信号や、紙幣識別ユニット322や硬貨識別ユニット324による識別信号を受けて各種の制御を行う。
【0034】
また、制御ユニット328は、前述したカードリーダライタ327とデータ通信可能に接続されており、各種コマンドの送受が実施可能とされているとともに、HUB8’を介して会員管理コンピュータ120とデータ通信可能に接続されており、各種情報の送受が実施可能とされている。また、制御ユニット328は、対応するパチンコ機2と接続されており、各種信号の送受が実施可能とされている。特に本実施例では、パチンコ機2から出力される稼働信号が入力されるようになっている。尚、稼働信号とは、パチンコ機2にて遊技が実施されている際、具体的には、パチンコ玉の打込操作が検出されている際に常時出力される信号である。
【0035】
本実施例のカードユニット3は、会員カード挿入口319に挿入された会員カードの使用の可/不可を判別する受付処理と、この受付処理において受付けられた会員カードより読み出された度数を使用して、対応するパチンコ機2に対してパチンコ玉の貸出を実施させる貸出処理と、会員カードが受付中でかつ残存する度数が0度の場合であって、紙幣(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、この識別された金額に相当する度数を、受付けられている会員カードより読み出された度数に加算する追加入金処理と、会員カードが受付けられていない場合に低額紙幣(1000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、この識別された金額に相当する度数をビジターカード装着口318に装着されているビジターカードに記録した後、この記録した度数の全てを使用して対応するパチンコ機2に対してパチンコ玉の貸出を実施させる発行貸出処理、対応するパチンコ機2に対して以前の遊技にて貯蓄した貯蓄玉数のうちの所定数のパチンコ玉の払い戻しを実施させる払戻処理と、を行うようになっている。
【0036】
次いで、本実施例における遊技用管理装置としての会員管理コンピュータ120について説明すると、該会員管理コンピュータ120は、図4に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス121に、この会員管理コンピュータ120が実施する各種処理(本発明における催事内容設定手段 催事効果集計手段、属性選択手段、催事順位決定手段、催事順位出力手段、履歴指標決定手段、出力催事順位設定手段として機能する処理を含む)を行うCPU122、ワークメモリ等として使用されるRAM123、時刻情報やカレンダ情報を出力するRTC124、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置125、キーボードやマウス等の入力装置126、各種情報を表示出力する表示装置127、各種情報をプリント出力するプリンタ128、システムコントローラ100とのデータ通信を行う第1通信部129、カードユニット3とのデータ通信を行う第2通信部130、が接続された通常のコンピュータである。
【0037】
また、前記記憶装置125には、会員管理コンピュータ120のCPU122が行う各種処理(本発明における催事内容設定手段 催事効果集計手段、属性選択手段、催事順位決定手段、催事順位出力手段、履歴指標決定手段、出力催事順位設定手段として機能する処理を含む)を実行するための処理プログラムに加えて、会員情報テーブル(図5(a)参照)と、イベントテーブル(図5(b)参照)と、イベント別履歴テーブル(図6参照)と、集計テーブル(図示略)と、から構成されるイベントデータベース(DB)が記憶されている。
【0038】
会員情報テーブルには、図5(a)に示すように、会員カードの会員ID毎に、当該会員カードを所有する遊技者の貯蓄玉数と、本人確認のための暗証番号と、来店回数と、来店ポイントと、最後の来店日と、これら来店回数や来店日等に基づく会員ランクと、当該会員カードを所有する遊技者の氏名(名字並びに名前)、性別、年齢、誕生日、職業、住所からなる会員遊技客の属性情報と、が登録されている。
【0039】
イベントテーブルには、図5(b)に示すように、各イベント毎に付与されたイベントNo.毎に、イベント名と、その実施期間(最新の実施期間)と、実施時間と、当該イベントの実施期間中であるか否か、すなわち当該イベントが本日実施されるイベントであるか否かを示す実施期間中フラグ(当該イベントの実施期間中である場合には「Yes」が登録され、当該イベントが有効とされるとともに、当該イベントの実施期間中ではない場合には「No」が登録されて当該イベントが無効とされる)と、対象条件(全員、女性会員、来店回数50回以上の会員、来店Pt.50Pt.以上等)と、対象となるカードユニット3の範囲(全ユニット、〜番島、対象となるカードユニット3の個別の装置ID等)と、イベント対象者に対する特典(無制限、粗品進呈、等価交換等)と、からなるイベントデータが登録されている。
【0040】
イベント別履歴テーブル(催事効果記憶手段)には、図6に示すように、各イベントNo.毎、当該イベントの開催毎に付与される開催No.毎、各開催日毎に、年月日、曜日、遊技客の属性別の指標データ(集客効果情報)が登録されている。また、各イベントの開催No.毎の指標データの平均値、すなわち1回のイベント実施期間中の1日あたりの指標データの平均値(日割平均)と、各イベントNo.毎の指標データの平均値、すなわち過去行われた同一内容のイベントの1日あたりの指標データの平均値(イベント割平均)と、が登録されている。
【0041】
遊技客の属性別の指標データとしては、ビジター遊技客、すなわち会員カードを使用せずに遊技を行った遊技客の指標データとして、各機種毎に、時間帯別(終日、10〜13時、13〜16時、16〜19時、19〜23時)の稼働時間と、稼働率と、ビジター遊技客全体(機種限定なし)の時間帯別(終日、10〜13時、13〜16時、16〜19時、19〜23時)の稼働時間と、稼働率と、が登録されている。
【0042】
また、会員遊技客、すなわち会員カードを使用して遊技を行った遊技客の指標データとして、各機種毎に、会員情報テーブルに登録されている会員遊技客の属性情報、すなわち会員登録した際に会員情報に登録された会員遊技客の属性情報により特定される会員遊技客の属性(性別(男性、女性、限定なし)、居住地域(東京都23区、東京都23区以外、東京都以外、限定なし)、年齢層(20代、30代、40代以上、限定なし))毎の指標データ並びに会員遊技客全体(機種限定なし)の指標データが登録されている。
【0043】
会員遊技客の属性毎の指標データとしては、性別毎に居住地域毎の指標データが登録され、各居住地域毎の指標データとして年齢層毎の指標データが登録され、各年齢層の指標データとして時間帯別の来客数と、稼働時間と、稼働率と、が登録されている。
【0044】
集計テーブル(催事効果集計手段)は、イベント別履歴テーブルに登録される遊技客の各属性別の指標データを集計する際に用いるテーブルであり、後述するようにカードユニット3から送信される各種情報に基づいて逐次最新の情報に更新される。
【0045】
本実施例の会員管理コンピュータ120の表示装置127には、イベントDBの会員情報テーブルへの新規会員情報の登録や既に登録されている会員情報の変更等を実施するための会員登録/変更画面(図示略)や、イベントテーブルに登録されるイベントに関するイベントデータの登録または変更を実施するためのイベント設定画面(催事内容設定手段)(図7参照)が表示可能とされており、これら各設定画面を表示して必要事項の入力または変更を行うことで、イベントDBにおける各テーブルの登録データを更新することが可能とされている。
【0046】
イベント設定画面においては、図7に示すように、イベントテーブルに現在登録されているイベントデータが各イベントNo.毎に表示されるイベントテーブル表示エリアと、既存のイベントデータの変更、新規に登録するイベントデータの設定を実施可能とされたイベント設定エリアと、が設けられている。このイベント設定画面において「新規作成」を入力し、イベント設定エリアにおいて、新規に登録するイベント名と、当該イベントの実施期間と、実施時間と、イベント対象となる遊技客の対象条件と、イベント対象となるカードユニット3の範囲である対象範囲と、当該イベントにより提供される特典と、からなるイベントデータを入力した後、「登録」を入力することで、新規イベントNo.が発行されるとともに、該イベントNo.に対応して、これらイベント設定エリアに入力されたイベントデータがイベントテーブルに登録されるとともに、イベントテーブル表示エリアに、登録されたイベントデータが追加表示されるようになっている。
【0047】
また、イベントテーブル表示エリアに表示された任意のイベントNo.を指定し、「変更」を入力するとイベント設定エリアには既に登録されているイベントデータが表示され、イベント設定エリアにおいて、イベントデータを変更入力した後、「登録」を入力することで、イベントテーブルにおいて登録されている指定されたイベントNo.のイベントデータが、変更入力されたイベントデータに更新されるとともに、イベントテーブル表示エリアに表示されている当該イベントNo.のイベントデータも更新されるようになっている。
【0048】
また、イベントテーブル表示エリアに表示された任意のイベントNo.を指定し、「期間変更」を入力するとイベント設定エリアには既に登録されているイベントデータのうち実施期間のみが変更可能に表示され、イベント設定エリアにおいて、実施期間を変更入力した後、「登録」を入力することで、イベントテーブルにおいて登録されている指定されたイベントNo.のイベントデータのうち実施期間が変更入力された実施期間に更新されるとともに、イベントテーブル表示エリアに表示されている当該イベントNo.のイベントデータも更新されるようになっている。更に、新規開催No.が発行されるとともに、この開催No.に対応する登録領域がイベント別履歴テーブルに追加される。
【0049】
また、イベントテーブル表示エリアに表示された任意のイベントNo.を指定し、「削除」を入力することで、イベントテーブルにおいて登録されている指定されたイベントNo.並びに当該イベントNo.のイベントデータが削除されるとともに、イベントテーブル表示エリアに表示されている当該イベントNo.並びに当該イベントNo.のイベントデータも削除されるようになっている。
【0050】
図8は、カードユニット3から会員管理コンピュータ120に対して送信される情報を示す図である。
【0051】
図8に示すように、カードユニット3は、会員カードを受付けた際に、受付けた会員カードから読み出された会員ID並びに装置IDを含む会員カード受付通知を会員管理コンピュータ120に対して送信する。また、会員カードが返却された際に、返却された会員カードの会員ID並びに装置IDを含む会員カード返却通知を会員管理コンピュータ120に対して送信する。また、対応するパチンコ機2からの稼働信号を検出した際に、装置IDを含む稼働通知を会員管理コンピュータ120に対して送信する。また、対応するパチンコ機2からの稼働信号が非検出状態となった際に、装置IDを含む非稼働通知を会員管理コンピュータ120に対して送信する。
【0052】
会員管理コンピュータ120では、これらカードユニット3から送信される各種情報に基づいて集計テーブルの更新を行う。具体的には、会員カード受付通知を受信することで、受信した会員カード受付通知に含まれる会員IDに基づき、当該会員IDの会員カードを所持する会員遊技客の属性を特定し、特定した会員遊技客の属性に基づき集計テーブルの該当する属性の該当する時間帯の来客数を更新する。その後、稼働通知を受信してから非稼働通知を受信するまでの時間を計測し、その計測時間を集計テーブルの該当する属性(会員IDにより特定された会員遊技客の属性)の該当する時間帯の稼働時間を更新する。また、会員カード返却通知を受信した場合には、その後、稼働通知を受信してから非稼働通知を受信するまでの時間を計測し、その計測時間を集計テーブルの該当する属性(ビジター遊技客)の該当する時間帯の稼働時間を更新する。これらの処理により、イベント開催日の各属性別の来客数や稼働率、稼働時間が集計されるようになっており、閉店時の処理において、これら集計テーブルにおいて集計されたデータが、イベント別履歴テーブルの該当する領域に登録され、イベント別履歴テーブルが最新の情報に更新されるようになっている。
【0053】
本実施例の会員管理コンピュータ120の表示装置127には、図9に示す検索条件設定画面(属性選択手段、出力催事順位設定手段)にて、検索対象とする遊技客の属性を検索条件として指定することで、指定された属性を対象とした指標データが抽出され、この抽出された指標データに基づき、集客効果の高い順にイベントの順位が決定され、決定されたイベントの順位が表示装置127に表示出力されるようになっている。
【0054】
検索条件設定画面には、図9に示すように、検索対象とする期間、曜日(日〜土)、機種、客種別(全員、ビジター遊技客、会員遊技客)、指標(稼働率、来店客数(ビジター遊技客が指定された場合には稼働率のみ指定可))、性別(全員、男性、女性(会員遊技客が指定された場合のみ指定可))、地域(全員、東京都23区、東京都23区以外、東京都以外(会員遊技客が指定された場合のみ指定可))、年齢層(全員、20代、30代、40代以上(会員遊技客が指定された場合のみ指定可))、時間帯(終日、10〜13時、13〜16時、16〜19時、19〜23時)、表示出力するイベントの表示数(5、10、20)、からなる検索条件を指定することができるようになっており、これら検索条件を指定した後、実行ボタンを入力することで、指定された検索条件に基づくイベントの順位を出力するイベント順位出力処理が実行される。
【0055】
図10(a)は、イベント順位出力処理の処理内容を示すフローチャートであり、図10(b)は、イベント順位出力処理を構成するイベント順位決定処理(催事順位決定手段)の詳細を示すフローチャートである。
【0056】
イベント順位出力処理が実行された場合には、図10(a)に示すように、まず、検索条件設定画面にて指定された検索条件に基づくイベントの順位を決定するためのイベント順位決定処理を実行する(Sa1)。
【0057】
イベント順位決定処理では、図10(b)に示すように、まず、イベント別履歴テーブルから、検索条件設定画面にて指定された期間、曜日のイベントNo.及び開催No.を抽出する(Sb1)。
【0058】
次いで、Sb1のステップにおいて抽出されたイベントNo.及び開催No.に対応して登録されている指標データを抽出し(Sb2)、更に、Sb2のステップにおいて抽出した指標データから、指定された検索条件(機種、客種別、指標、性別、地域、年齢層、時間帯)に一致する指標データを抽出する(Sb3)。
【0059】
次いで、Sb3のステップにおいて抽出された指標データから、検索条件設定画面にて指定された表示数分の指標データを集客効果の高い順(稼働率または来客数が高い順)に抽出し、抽出した指標データのイベントNo.によりイベントを特定し、イベントの順位を決定する(Sb4)。
【0060】
次いで、Sb4のステップにおいて順位が決定されたイベントのイベントNo.に対応して登録されているイベント割平均の、全遊技客、全機種、終日を対象とした稼働率を抽出し、抽出した稼働率に基づいて各イベントのランク(過去行われた同一内容のイベントの長期的な集客効果の指標、稼働率70%以上=A、稼働率50%以上70%未満=B、稼働率30%以上50%未満=C)を判定する処理(履歴指標決定手段)を行う(Sb5)。
【0061】
図10(a)に戻って、イベント順位決定処理の終了後、Sb4のステップにおいて決定されたイベントの順位、Sb5のステップにおいて判定されたイベントのランク等に基づいて検索結果画面を作成し、表示装置127に表示出力する結果画面出力処理(催事順位出力手段)を行う(Sa2)。
【0062】
図11は、イベント順位出力処理により表示装置127に表示出力された検索結果画面の一例を示す図である。
【0063】
検索結果画面では、図11に示すように、検索条件設定画面にて指定された検索条件が表示されるとともに、この検索条件にて抽出された指標データに基づく集客効果の高いイベントの順位が、検索条件設定画面にて指定された表示数分表示される。具体的には、昇順に表示された順位に対応して、該当するイベントNo.と、該当するイベントの開催日と、イベント名と、抽出された指標データ(指定条件別稼働率、指定条件別来客数)と、当該イベントのランクと、が表示されるようになっている。
【0064】
また、本実施例では、検索結果画面に印刷ボタンが設けられており、この印刷ボタンを入力することで、検索結果をプリンタ128にてプリント出力することが可能とされている。
【0065】
以上説明したように、本実施例の遊技用管理装置としての会員管理コンピュータ120では、検索条件設定画面にて検索対象とする遊技客の属性を指定することで、指定された属性に該当する遊技客に対して集客効果の高い順にイベントの順位が検索結果画面として表示出力されることとなるため、遊技客の属性に応じて集客効果の高いイベントの内容を容易に判断することができ、効果的なイベントを実施することができる。
【0066】
また、本実施例では、集客効果の高い順に順位付けられたイベントに対応して、抽出された稼働率や来客数等の指標データ、すなわちそのイベントの開催による集客効果の指標が表示されるため、順位付けられた各イベントの開催に伴う集客効果の度合いについても確認できる。
【0067】
また、本実施例では、集客効果の高い順に順位付けられたイベントに対応して、各イベントのランク、すなわち過去行われた同一内容のイベントの長期的な集客効果の指標が表示されるため、各イベントの過去の集客効果についても把握できる。
【0068】
また、本実施例では、検索条件設定画面にて、表示出力すべきイベントの順位を設定できるようになっており、表示出力すべき順位を設定することで、必要な順位までのイベント、すなわち、次回イベントの企画を行う際の判断材料として必要とされる集客効果の高かったイベントのみを出力できる。更に、抽出するデータの量も軽減されることとなるため、検索結果画面が出力されるまでの時間、すなわち指標データ等の抽出にかかる時間も短縮できる。
【0069】
また、本実施例の集計テーブルでは、遊技客の属性別の指標データとして会員遊技客、ビジター遊技客別の指標データが集計されるようになっており、その集計結果がイベント別履歴テーブルに反映されるため、検索条件設定画面にて検索対象を会員遊技客、またはビジター遊技客のどちらかを指定することにより、会員遊技客、ビジター遊技客別に集客効果の高いイベントを把握できる。
【0070】
また、本実施例の集計テーブルでは、遊技客の属性別の指標データが時間帯別に集計されるようになっており、その集計結果がイベント別履歴テーブルに反映されるため、検索条件設定画面の検索対象として時間帯を指定することにより、各時間帯別に集客効果の高いイベントを把握できる。
【0071】
また、本実施例の集計テーブルでは、会員登録する際に登録された会員遊技客の属性(性別、地域、年齢層)別の指標データが集計されるようになっており、その集計結果がイベント別履歴テーブルに反映されるため、検索条件設定画面の検索対象として会員遊技客の属性を指定することにより、各会員遊技客の属性別、すなわちより詳細に区分けられた属性別に集客効果の高いイベントを把握できる。
【0072】
また、本実施例では、検索条件設定画面にて、例えば、会員遊技者で、性別が男性、居住地域が東京都23区、年齢層が20代、等、複数の属性を同時に指定して検索することが可能とされており、これら複数の属性を同時に指定することにより、複数の属性を満たす遊技客の集客効果、すなわちよりターゲットを絞った遊技客に対して集客効果の高いイベントを把握できる。
【0073】
以上、本発明の実施形態を図面により前記実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0074】
例えば、前記実施例の会員管理コンピュータ120では、カードユニット3から出力される情報に基づいて集計テーブルによる指標データの集計を行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ホールコンピュータやパチンコ機2から必要な情報を取得して指標データの集計を行うようにしても良い。
【0075】
また、前記実施例の会員管理コンピュータ120では、集計テーブルにより集計される指標データとして、ビジター遊技客においては、その属性別の稼働率のみが集計され、会員遊技客においては、その属性別の稼働率及び来客数の双方が集計される構成とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ビジター遊技客についても、その属性別の来客数が集計される構成としても良く、これにより、ビジター遊技客、会員遊技客、双方の来客数を指標データとして、イベントの効果を把握できる。
【0076】
尚、この場合ビジター遊技客を特定する必要があるが、その方法としては、ビジター遊技客に対して各遊技客を特定可能なビジターカードを発行し、このビジターカードの受付に応じてビジター遊技客を特定する方法や、以前来店したビジター遊技客の画像や指紋を蓄積し、これら蓄積した画像や指紋と来店したビジター遊技客の画像や指紋との照合によりビジター遊技客を特定する方法等、を適用すれば良い。
【0077】
また、前記実施例の会員管理コンピュータ120では、集計テーブルにより集計される指標データとして、会員遊技客、ビジター遊技客の双方の遊技客の指標データを集計しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、会員遊技客のみ、またはビジター遊技客のみ、の指標データを属性別に集計し、これら集計した指標データに基づいてイベントの順位を出力できるようにしても良い。また、会員遊技客かビジター遊技客かに関わらず、全ての遊技客をビジター遊技客として指標データを集計し、これら集計した指標データに基づいてイベントの順位を出力できるようにしても良い。
【0078】
また、前記実施例では、遊技機の一例としてパチンコ玉を用いて遊技を行う通常のパチンコ機を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の遊技機、例えばメダルやパチンコ玉を用いて遊技を行うスロットマシンやパチンコ玉が内部で循環する循環式パチンコ機や、メダルやパチンコ玉を用いることなくクレジットを用いて遊技を行う完全クレジット式のスロットマシン等の遊技機、更には、これら遊技機を併用して適用しても良い。
【0079】
前記実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
【0080】
本発明の請求項1は、催事内容(イベントの内容)を設定する催事内容設定手段(CPU122、処理プログラム、イベント設定画面)と、該催事内容設定手段(CPU122、処理プログラム、イベント設定画面)にて設定された催事内容(イベントの内容)に基づく催事(イベント)の開催期間中における集客効果の指標となる集客効果情報(指標データ;稼働率、来客数(会員遊技客のみ))を来店遊技客の属性(来店日の曜日、遊技を行った機種、客種別、性別、居住地域、年齢層、来店時間帯)別に集計する催事効果集計手段(CPU122、処理プログラム、集計テーブル)と、前記催事内容設定手段(CPU122、処理プログラム、イベント設定画面)にて設定された催事内容(イベントの内容)と対応付けて前記催事効果集計手段(CPU122、処理プログラム、集計テーブル)にて集計された集客効果情報(指標データ)を来店遊技客の属性別に記憶する催事効果記憶手段(イベント別履歴テーブル)と、来店遊技客の属性を選択する属性選択手段(CPU122、処理プログラム、検索条件設定画面)と、前記催事効果記憶手段(イベント別履歴テーブル)に記憶されている集客効果情報(指標データ)のうち前記属性選択手段(CPU122、処理プログラム、検索条件設定画面)にて選択された属性(検索条件)に対応する集客効果情報(指標データ)を対象として集客効果の高い順に催事内容(イベントの内容)の順位を決定する催事順位決定手段(CPU122、処理プログラム(イベント順位決定処理))と、該催事順位決定手段(CPU122、処理プログラム(イベント順位決定処理))にて決定された催事内容(イベントの内容)の順位を出力する催事順位出力手段(CPU122、処理プログラム(結果画面出力処理))と、を備える。
【0081】
本発明の請求項2は、前記催事順位出力手段(CPU122、処理プログラム(結果画面出力処理))は、前記催事内容(イベントの内容)を、該催事内容(イベントの内容)の集客効果情報(指標データ)と対応付けて出力する。
【0082】
本発明の請求項3は、前記催事効果記憶手段(イベント別履歴テーブル)は、同一の催事内容(イベントの内容)に基づく催事(イベント)の開催毎の集客効果の履歴(開催No.毎の指標データ)を記憶するとともに、前記催事順位決定手段(CPU122、処理プログラム(イベント順位決定処理))は、前記抽出した集客効果情報(指標データ)に対応する催事内容(イベントの内容)の前記集客効果の履歴(開催No.毎の指標データ)に基づく指標(ランク)を決定する履歴指標決定手段(CPU122、処理プログラム(イベントのランク判定処理))を含み、前記催事順位出力手段(CPU122、処理プログラム(結果画面出力処理))は、前記催事内容(イベントの内容)を、該催事内容(イベントの内容)の前記集客効果の履歴(開催No.毎の指標データ)に基づく指標(ランク)と対応付けて出力する。
【0083】
本発明の請求項4は、前記催事順位出力手段(CPU122、処理プログラム(結果画面出力処理))にて出力すべき順位(表示数)を設定する出力催事順位設定手段(CPU122、処理プログラム、検索条件設定画面)を備え、
前記催事順位出力手段(CPU122、処理プログラム(結果画面出力処理))は、前記出力順位設定手段(CPU122、処理プログラム、検索条件設定画面)にて設定された順位(表示数)の催事内容(イベントの内容)を出力する。
【0084】
本発明の請求項5は、前記催事効果集計手段(CPU122、処理プログラム、集計テーブル)は、前記来店遊技客の属性として会員遊技客・非会員遊技客(ビジター遊技客)別に前記集客効果情報(指標データ)を集計する。
【0085】
本発明の請求項6は、前記催事効果集計手段(CPU122、処理プログラム、集計テーブル)は、前記来店遊技客の属性別の集客効果情報(指標データ)を所定の時間帯(終日、10〜13時、13〜16時、16〜19時、19〜23時)別に集計する。
【0086】
本発明の請求項7は、前記催事効果集計手段(CPU122、処理プログラム、集計テーブル)は、前記来店遊技客の属性として会員遊技客の登録に際して登録される属性情報(性別、居住地域、年齢層)別に前記集客効果情報(指標データ)を集計する。
【0087】
本発明の請求項8は、前記属性選択手段(CPU122、処理プログラム、検索条件設定画面)は、複数の前記来店遊技客の属性を同時に選択可能とされている。
【0088】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0089】
(a)請求項1の発明によれば、来店遊技客の属性を選択することで、選択された属性に該当する来店遊技客の集客効果の高い順に催事内容の順位が出力されることとなるため、来店遊技客の属性に応じて集客効果の高い催事内容を容易に判断することができ、効果的な催事を実施することができる。
【0090】
(b)請求項2の発明によれば、集客効果の高い順に順位付けられた催事内容に対応して、その催事内容の集客効果情報、すなわち集客効果の指標が出力されるため、各催事内容の効果の度合いについても確認できる。
【0091】
(c)請求項3の発明によれば、集客効果の高い順に順位付けられた催事内容に対応して、同一の催事内容に基づく催事の開催毎の集客効果の履歴に基づく指標が出力されるため、各催事内容の過去の集客効果についても把握できる。
【0092】
(d)請求項4の発明によれば、出力すべき順位を設定することで、必要な順位までの催事内容、すなわち集客効果の高かった催事内容のみを出力できるうえに、その抽出時間も短縮できる。
【0093】
(e)請求項5の発明によれば、会員遊技客・非会員遊技客別に前記集客効果を把握できる。
【0094】
(f)請求項6の発明によれば、各時間帯別の集客効果を把握できる。
【0095】
(g)請求項7の発明によれば、会員遊技客の属性情報別、すなわちより詳細に区分けられた属性別の集客効果を把握できる。
【0096】
(h)請求項8の発明によれば、複数の属性を満たす来店遊技客の集客効果、すなわちよりターゲットを絞った来店遊技客の集客効果を把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技用管理装置としての会員管理コンピュータが適用された遊技用システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例において用いたパチンコ機並びにカードユニットの正面図である。
【図3】本発明の実施例におけるカードユニットの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例における会員管理コンピュータの構成を示すブロック図である。
【図5】(a)、本発明の実施例に用いた会員管理コンピュータのイベントDBを構成する会員情報テーブル、(b)は、イベントDBを構成するイベントテーブルの登録状況を示す図である。
【図6】本発明の実施例に用いた会員管理コンピュータのイベントDBを構成するイベント別履歴テーブルの登録状況を示す図である。
【図7】本発明の実施例に用いた会員管理コンピュータに表示されるイベント設定画面を示す図である。
【図8】本発明の実施例に用いたカードユニットから会員管理コンピュータに対して送信される情報を示す図である。
【図9】本発明の実施例に用いた会員管理コンピュータに表示される検索条件設定画面を示す図である。
【図10】(a)は、本発明の実施例に用いた会員管理コンピュータが実行するイベント順位出力処理の処理内容を示すフローチャートであり、図10(b)は、イベント順位出力処理を構成するイベント順位決定処理の詳細を示すフローチャートである。
【図11】図10に示すイベント順位出力処理により表示出力される検索結果画面を示す図である。
【符号の説明】
2    カードリーダ式パチンコ機
3    カードユニット
8    通信ケーブル
8’   HUB
10   通信ケーブル
11   通信回線網
100  システムコントローラ
120  会員管理コンピュータ
121  データバス
122  CPU
123  RAM
124  RTC
125  記憶装置
126  入力装置
127  表示装置
128  プリンタ
129  第1通信部
130  第2通信部
301  多機能表示部
301a 多機能LED
302  紙幣挿入口
303  硬貨投入口
304  硬貨返却ボタン
305  変更可能表示部
305a 変更可能LED
306  貸出単位変更ボタン
306a 貸出単位変更スイッチ
307  貸出単位表示部
307a 貸出単位表示器
308  端数ボタン
308a 端数スイッチ
309  度数表示部
309a 度数表示器
311  方向指示表示部
311a 方向指示LED
312  挿入中表示部
312a 挿入中LED
313  硬貨返却口
314  会員カード用表示部
314a 会員カード用表示器
315  テンキー
315a テンキースイッチ
316  プレイ選択ボタン
316a プレイ選択スイッチ
317  エンターキー
317a エンターキースイッチ
318  ビジターカード装着口
318’ 透明カバー部材
319  会員カード挿入口
322  紙幣識別ユニット
324  硬貨識別ユニット
327  カードリーダライタ
328  制御ユニット

Claims (8)

  1. 催事内容を設定する催事内容設定手段と、
    該催事内容設定手段にて設定された催事内容に基づく催事の開催期間中における集客効果の指標となる集客効果情報を来店遊技客の属性別に集計する催事効果集計手段と、
    前記催事内容設定手段にて設定された催事内容と対応付けて前記催事効果集計手段にて集計された集客効果情報を来店遊技客の属性別に記憶する催事効果記憶手段と、
    来店遊技客の属性を選択する属性選択手段と、
    前記催事効果記憶手段に記憶されている集客効果情報のうち前記属性選択手段にて選択された属性に対応する集客効果情報を対象として集客効果の高い順に催事内容の順位を決定する催事順位決定手段と、
    該催事順位決定手段にて決定された催事内容の順位を出力する催事順位出力手段と、
    を備えることを特徴とする遊技用管理装置。
  2. 前記催事順位出力手段は、前記催事内容を、該催事内容の集客効果情報と対応付けて出力する請求項1に記載の遊技用管理装置。
  3. 前記催事効果記憶手段は、同一の催事内容に基づく催事の開催毎の集客効果の履歴を記憶するとともに、
    前記催事順位決定手段は、前記抽出した集客効果情報に対応する催事内容の前記集客効果の履歴に基づく指標を決定する履歴指標決定手段を含み、
    前記催事順位出力手段は、前記催事内容を、該催事内容の前記集客効果の履歴に基づく指標と対応付けて出力する請求項1または2に記載の遊技用管理装置。
  4. 前記催事順位出力手段にて出力すべき順位を設定する出力催事順位設定手段を備え、
    前記催事順位出力手段は、前記出力順位設定手段にて設定された順位の催事内容を出力する請求項1〜3のいずれかに記載の遊技用管理装置。
  5. 前記催事効果集計手段は、前記来店遊技客の属性として会員遊技客・非会員遊技客別に前記集客効果情報を集計する請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用管理装置。
  6. 前記催事効果集計手段は、前記来店遊技客の属性別の集客効果情報を所定の時間帯別に集計する請求項1〜5のいずれかに記載の遊技用管理装置。
  7. 前記催事効果集計手段は、前記来店遊技客の属性として会員遊技客の登録に際して登録される属性情報別に前記集客効果情報を集計する請求項1〜6のいずれかに記載の遊技用管理装置。
  8. 前記属性選択手段は、複数の前記来店遊技客の属性を同時に選択可能とされている請求項1〜7のいずれかに記載の遊技用管理装置。
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