JP2022128304A - 遊技用装置及びプログラム - Google Patents

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Masaya Kawaguchi
靖信 河野
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紘史 柴田
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Abstract

【課題】 シミュレーションを行いデータ分析できる遊技用装置を提供する。【解決手段】 遊技場に設置される遊技機を含む遊技装置から出力される遊技情報に基づいて特定され、遊技機の稼働や売上げの実績に対応する実績データを取得する実績データ取得手段と、遊技機の性能に関するスペックデータを取得するスペックデータ取得手段と、実績データを用いて、単位期間あたりの遊技機の稼働や売上げの実績に対応する実績値を算出する実績値算出手段と、スペックデータ及び実績データの少なくともいずれかを用いて、実績値に対応する予測値を算出する予測値算出手段と、実績値と予測値とを比較可能に出力する遊技情報出力手段とを備える構成としてある。【選択図】図5

Description

本発明は、データ分析を行う遊技用装置及びプログラムに関する。
従来から、遊技場経営をサポートするため、遊技情報に応じてシミュレーションを機種別に行い、想定される粗利等を提示する技術があった。
特許文献1には、設定値の変更対象となる遊技機を抽出し、遊技機の調整情報の設定を適切にサポートする遊技用装置が開示されている。
特開2015-205120号公報
しかしながら、従来の遊技用装置には、改良すべき余地があった。
上記課題を達成するため、本発明の遊技用装置は、遊技場に設置される遊技機を含む遊技装置から出力される遊技情報に基づいて特定され、前記遊技機の稼働や売上げの実績に対応する実績データを取得する実績データ取得手段と、前記遊技機の性能に関するスペックデータを取得するスペックデータ取得手段と、前記実績データを用いて、単位期間あたりの前記遊技機の稼働や売上げの実績に対応する実績値を算出する実績値算出手段と、
前記スペックデータ及び前記実績データの少なくともいずれかを用いて、前記実績値に対応する予測値を算出する予測値算出手段と、前記実績値と前記予測値とを比較可能に出力する遊技情報出力手段とを備える構成としてある。
遊技用システムの概略構成図である。 遊技用装置の制御構成を示すブロック図である。 遊技用システムの各装置間の信号の流れを示すブロック図である。 データ配信会社から配信されるスペックデータを示す図である。 遊技用装置の表示部に表示される機種一覧画面(パチスロ機用)を示す図である。 分配モードを示す図である。 遊技用装置の表示部に表示される設定画面(パチスロ機用)を示す図である。 遊技用装置の表示部に表示される機種一覧画面(パチンコ機用)を示す図である。 遊技用装置の表示部に表示される基本スペック画面を示す図である。 遊技用装置の表示部に表示される差玉性能画面を示す図である。 遊技用装置の表示部に表示されるTY性能画面を示す図である。 遊技用装置の表示部に表示されるシミュレーション画面を示す図である。 遊技用装置の表示部に表示される設定画面(パチンコ機用)を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の好ましい実施形態について、各図を参照して説明する。
第1実施形態及び第2実施形態に係る遊技用システム1は、プログラム(ソフトウェア)に制御されたコンピュータにより動作する。
プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、遊技用装置50におけるデータの記憶、出力、送信、演算等を行わせる。
このように、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現されるものであり、プログラムの全部又は一部は、磁気ディスク、光ディスク、その他任意のコンピュータで読取り可能な記憶媒体により提供され、記憶媒体から読み出されたプログラムがコンピュータにインストールされて実行される。
なお、プログラムは、記憶媒体を介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することも可能である。
[遊技用システム]
図1は、遊技用システム1の構成を概略化した図であり、スペックデータ配信サーバ5、遊技機10、貸出機20、台コンピュータ30、島コンピュータ40、遊技用装置50、計数機70等が、所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されている。
スペックデータ配信サーバ5は、遊技用装置50と通信網(例えば、インターネット通信網)によって通信可能に接続されている。
スペックデータ配信サーバ5は、データ配信会社や場合によっては、遊技用装置販売メーカーが管理する。
データ配信会社(遊技用装置販売メーカー等を含む)は、遊技機メーカーが発表する情報に基づいて、複数の遊技機10のスペックデータをスペックデータ配信サーバ5に入力し、記憶させる。
そして、スペックデータ配信サーバ5は、クライアントの要求に応じて各遊技場の遊技用装置50にスペックデータを配信する。
遊技機10は、貸出レートごと、機種ごとに設置され、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ機10aやメダルを用いるパチスロ機10b等であり、貸し出された遊技媒体を用いて遊技者が遊技を行うことができる。
遊技機10の遊技状態として、遊技媒体を所定の割合で費やす通常遊技状態と、通常遊技状態より遊技媒体の増加が期待でき遊技者にとって有利な遊技状態である特別遊技状態等がある。
遊技機10は、ボーナスに当選すると、その後の入賞によって大量の遊技媒体が払い出されるようにゲームが制御される。
遊技機10は、出率調整機能を備えており、ボーナスの当選確率が異なる1~6の6段階の設定値の大小によって出率を調整できる。
遊技機10は、通常、設定値が大きい方がボーナスの当選確率が高く、遊技者にとって多くの出玉の獲得が期待できる。
このような設定値は、店長やオーナー等の責任者によって営業開始時間の前に設定され、その日の出率が遊技機10ごとに決定される。
なお、遊技機10は、遊技者が遊技媒体に触れられないように構成されたいわゆる封入式遊技機であってもよい。
貸出機20(20aはパチンコ機用、20bはパチスロ機用)は、併設された遊技機10において獲得した遊技媒体の計数、計数された遊技媒体の払い戻し、投入金額に応じた遊技媒体の貸出し、計数された遊技媒体の数や投入金額の残高を特定する記憶媒体(例えば、ICカード)の発行等、遊技媒体の提供における様々な動作を実行できる。
例えば、獲得した遊技媒体の計数は、貸出機20の下部に設けられた投入口から遊技媒体を投入することで計数が行われ、計数された遊技媒体の払い戻しは、遊技者による払い戻し操作に基づいて払出口から遊技媒体を払い出すことで行われる。
投入金額に応じた遊技媒体の貸出しは、遊技者による貸出し操作に基づいて払出口から遊技媒体を払い出すことにより行われる。
台コンピュータ30は、遊技機10、貸出機20、島コンピュータ40と通信可能に接続されており、遊技機10、貸出機20等の遊技装置から送信される「遊技情報」を受信し、適宜蓄積して島コンピュータ40へ送信する。
島コンピュータ40は、台コンピュータ30、遊技用装置50、計数機70と通信可能に接続され、これらの各装置間で「遊技情報」を送受信する情報処理装置として機能する。
この「遊技情報」は、遊技用装置50からの要求に応じて、又は所定の周期ごとに遊技用装置50に送信される。
計数機70(70aは遊技球用、70bはメダル用)は、遊技機10において遊技者が獲得した遊技媒体を計数するための装置であり、遊技場内の複数箇所(例えば、遊技機島端)に設置され、遊技媒体の貸出レートに対応して計数できる。
具体的には、計数機70に獲得した遊技媒体が投入されると、その個数が自動的に計数されるとともに、計数結果を記録したチケットが発行され、遊技者は、この発行されたチケットを遊技場内の景品交換カウンターに提示することで、獲得した遊技媒体数に応じた景品と交換できる。
また、計数機70は、この計数した遊技媒体の数量等を示す「遊技媒体数情報」を、計数に係る遊技媒体の獲得先の遊技機10を特定可能な遊技機情報とともに、発行操作ごとに島コンピュータ40を経由して遊技用装置50に送信する。
遊技機情報は、遊技機10ごと、機種ごと、貸出レートごと(2円パチンコ、4円パチンコ、5円スロット、20円スロット)、営業日ごとの集計値や平均値が算出される。
なお、計数に係る遊技媒体の獲得先の遊技機10を特定する方法は、例えば、遊技場の従業員がリモコン等を携帯し、そのリモコンから遊技機10を特定する遊技機情報を入力するとともに、計数機70に送信するようにしてもよい。
遊技用装置50は、プログラムに従って動作する情報処理装置であり、例えば、ホールコンピュータ等であって、遊技場の管理者が操作可能な場所、例えば、カウンター奥の管理室等に設置されている。
遊技用装置50は、遊技場に配置されている全遊技機10の遊技に関する情報を記憶、管理、分析し、遊技場における営業情報を管理している。
このような遊技用装置50は、図2に示すように、通信部51と、記憶部52と、操作部53と、表示部54と、制御部55とから構成される。
なお、本実施形態の以下の説明においては、遊技用装置50をホールコンピュータとして説明する。
通信部51は、スペックデータ取得手段として機能することにより、スペックデータ配信サーバ5からインターネット通信網を介して遊技機10の性能を示すスペックデータを受信する。
また、図3に示すように、通信部51は、実績データ取得手段として機能することにより、台コンピュータ30、島コンピュータ40等の中継機器を介して、遊技機10から「遊技情報」、貸出機20から「取引情報(遊技情報ともいう)」、計数機70から「遊技媒体数情報(遊技情報ともいう)」を受信する。
記憶部52は、遊技用装置50の各種機能を実行するためのプログラムやデータを記憶可能な記憶媒体(例えば、ROM、RAM、ハードディスク等)で構成される。
記憶部52は、遊技機10から出力される「遊技情報」を、各遊技機10を特定可能な「遊技機情報」とともに記憶する。
遊技機10からは、図3に示すような各種「遊技情報」が受信できる。
例えば、遊技機10からは、遊技媒体の投入数を示す「アウト情報」、遊技媒体の払出数を示す「セーフ情報」、遊技者に有利な大当り、ビックボーナス(以下、BBという)、レギュラーボーナス(以下、RBという)(AT、ARTを含む)等の特別遊技の発生を示す「状態情報」、1ゲームの実行を示す「スタート情報」等を受信できる。
「アウト情報」は、例えば、パチンコ機10aの場合、遊技球が10玉投入されるごとに1回出力され、パチスロ機10bの場合、メダルが1枚投入されるごとに1回出力されるため、アウトを特定できる。
「セーフ情報」は、例えば、パチンコ機10aの場合、入賞により遊技球が10玉払い出されるごとに1回出力され、パチスロ機10bの場合、メダルが1枚払い出されるごとに1回出力されるため、セーフを特定できる。
「状態情報」は、例えば、パチンコ機10aの場合、確変中又は時短中に出力され、パチスロ機10bの場合、BB(BB情報)、RB(RB情報)等のボーナス中に出力されるため、ボーナス回数や大当り回数を特定できる。
また、「状態情報」が出力されているときは、特別遊技状態として特定でき、「状態情報」が出力されていないときは、通常遊技状態として特定できる。
「スタート情報」は、例えば、パチンコ機10aの場合、始動口への入賞又は図柄変動により出力され、パチスロ機10bの場合、スタートレバーを押下するごとに出力されるため、出力数を計数することで、ゲーム数を特定できる。
また、記憶部52は、貸出機20から出力される「取引情報」を記憶する。
「取引情報」には、例えば、遊技者が遊技の開始にあたり貸出機20に現金を投入して、貸出操作を行うときに出力される「売上情報」や、大当り等で得た出玉を景品に交換せずに、遊技場に預けた貯玉を引き出して遊技するときに出力される「再プレイ情報」等があり、上述で説明した各種「遊技情報」と共に、遊技機10ごとの情報として発生した時刻に順次記憶される。
「売上情報」は、遊技者により貸出機20に現金が投入されると、例えば、パチンコ機10aの場合、25玉(1玉が4円の場合100円)の遊技球の貸出しが行われるごとに1回出力され、パチスロ機10bの場合、5枚(1メダルが20円の場合100円)のメダルの貸出しが行われるごとに1回出力されるため、売上げを特定できる。
なお、一度の遊技媒体の貸出し操作によって払い出される遊技媒体の数が設定されているため、例えば、一度に125玉が貸玉として払い出されるように設定されている場合は、一度の遊技媒体の貸出し操作によって「売上情報」が5回出力される。
また、「再プレイ情報」は、遊技者による貯玉の払戻し操作が行われると、例えば、パチンコ機10aの場合、25個の遊技媒体の払い出しが行われるごとに1回出力され、パチスロ機10bの場合、5枚のメダルの払い出しが行われるごとに1回出力されるため、再プレイ数を特定できる。
さらに、記憶部52は、計数機70から出力される「遊技媒体数情報」を記憶する。
「遊技媒体数情報」には、例えば、遊技者が手持ちの遊技媒体を計数機70で計数するときに出力される「計数情報」等があるため、遊技媒体数を特定できる。
記憶部52は、このような「遊技情報」を、遊技機10ごと、営業日(例えば、1日単位)ごと、機種ごと、貸出レートごとに記憶できる。
操作部53は、例えば、キーボードやマウス等で構成されており、遊技場の管理者や従業員が操作することにより、所定のデータや指示、命令等を選択、入力できるようになっている。
表示部54は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示手段であり、遊技場の管理者が操作部53を操作することにより、操作部53から入力された数値やシミュレーション結果(以下、予測値ともいう)等の各種情報を表示する。
制御部55は、CPU、ROM、RAM、I/F等で構成されており、記憶部52に記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、上述した各部を監視及び制御しながらホールコンピュータとしての処理を行う。
制御部55は、通信部51で受信した各種「遊技情報」を変換して記憶部52に記憶し、遊技場の管理者や従業員等が操作部53を操作することで、要求する「遊技情報」を記憶部52から抽出及び算出し、その算出結果を表示部54に表示させる。
制御部55は、通信部51を介して記憶部52に記憶されたスペックデータ及び実績データから、遊技場の営業時に用いる遊技場固有の情報である営業情報(例えば、アウト、出率、粗利等)の予測値を算出する。
ここで、スペックデータ及び実績データについて説明する。
まず、データ配信会社から配信されるスペックデータについて説明する。
スペックデータは、遊技機10に予め設定される理論上の値であり、例えば、大当りやボーナス等の当選確率、出率、賞球数、ラウンド数、カウント数等の遊技機10の性能に関するデータである。
図4は、スペックデータの一例として、設定値ごとのBB及びRBの当選確率、BB及びRBを合算した確率を示す合成確率、アウトに対するセーフの割合を示す出率を示している。
このようなスペックデータは、遊技機10の機種ごとに設定される。
遊技用装置50の制御部55は、通信部51から、例えば、遊技場に遊技機10を設置する設置日の1週間前、毎週特定の曜日又は毎月特定の日等にスペックデータ配信サーバ5にアクセスして、スペックデータを取得する。
そのため、スペックデータは、遊技場に設置している遊技機10に限られず、遊技場に未設置の遊技機10まで取得される。
これにより、制御部55は、新規開店、新装開店、遊技場に未設置の遊技機10等で営業日における「遊技情報」がない場合であっても、スペックデータを用いてシミュレーションできるため、稼働や売上げを高精度に算出できる。
なお、スペックデータの取得方法は、限定されない。
例えば、遊技場の管理者がスペックデータを取得したい遊技機10を選択して、スペックデータ配信サーバ5からその選択された遊技機10のスペックデータを取得しても良い。
また、管理者等が遊技用装置50からスペックデータ配信サーバ5にアクセスすることにより、遊技機10のスペックデータをWEBページに表示させ、そのデータを操作部53から入力して取得しても良い。
続いて、「遊技情報」に基づいて特定される実績データについて説明する。
実績データは、例えば、アウト、出率、粗利、割数等の営業情報であり、遊技機10の稼働や売上げの実績に対応するデータである。
この実績データは、上述した「遊技情報」(「取引情報」、「遊技媒体数情報」を含む)に基づいて特定される。
制御部55は、実績値算出手段として機能することによって、複数の遊技機10の実績データを遊技機10ごとに取得し、その取得した実績データを用いて、後述する設定画面にて設定した単位期間あたりの遊技機10の稼働や売上げの実績に対応する実績値を算出する。
さらに、制御部55は、データ配信会社から配信されるスペックデータ、遊技機10、貸出機20、及び計数機70等の遊技装置から出力される「遊技情報」から特定される実績データを取得し、スペックデータ及び実績データの少なくともいずれかを用いて、設定ごとに実績値に対応する予測値を算出する。
すなわち、制御部55は、スペックデータだけでなく、「遊技情報」から特定される実績データも用いるため、実際の遊技場ごとで異なる客層に対応したシミュレーションが実施できる。
[機種一覧画面(パチスロ機用)]
以下、表示部54の表示画面を参照しながら、制御部55の機能について説明する。
図5は、遊技用装置50の各機能をパチスロ機10bに適用した機種一覧画面の一例を示している。
機種一覧画面では、機能起動時に最初に表示される画面であり、遊技場に設置される全ての機種を一覧形式で表示できるため、シミュレーション結果が遊技場全体の数値にどのように影響するか全体を把握しながら営業計画を設定できる。
機種一覧画面には、項目として「モード100」、「計画日101」、「レート102」、「機種絞り込み103」、「予算計画欄104」、「今週残/今月残105」、「タイプ別集計欄106」、「名称検索107」、「機種一覧欄109」が表示され、操作ボタンとして「自動配分ボタン108」が表示される。
「モード100」は、シミュレーションモードとして、遊技場に設置されている機種を使用してシミュレーションを実施する設置機種モードと、「機種一覧欄109」から機種を任意に選択してその選択した機種のシミュレーションを実施する新機種モードを備えている。
設置機種モードは、主に日々の機種の設定の割振りを決定するために使用される。
新機種モードは、主に遊技場に未設置の機種のシミュレーションを実施するために使用される。
「計画日101」は、YYYY/MM/DD形式で設定され、シミュレーションを実施する日付(以下、計画日という)を選択する項目であり、例えば、営業状態が開店前又は営業中の場合には、営業日付が表示され、営業状態が閉店後の場合には、営業日付の翌日が表示される。
「レート102」は、例えば、スロット、2円パチンコ、4円パチンコ等を選択する項目であり、シミュレーションを実施する売上管理グループが表示される。
なお、パチスロ機10bにおいても、パチンコ機10a同様に、5円スロット、20円スロット等、複数レートある遊技場もあるため、表示される売上管理グループは、遊技場ごとで異なる。
「機種絞り込み103」は、機種一覧に表示されている機種を絞り込む項目であり、例えば、絞り込みボタンをクリックすると、絞り込み画面(不図示)が起動して絞り込む機種が表示され、リセットボタンをクリックすると、絞り込まれている機種をリセットし初期表示される。
「予算計画欄104」には、台アウト、売上合計、粗利合計、玉粗利、割数に対する日ごとの「予算計画」・「シミュ結果」、週ごとの「予算計画」・「実績+シミュ結果」・「差(予-実)」、月ごとの「予算計画」・「実績+シミュ結果」・「差(予-実)」・「達成率」がそれぞれ連動して表示される。
「日/予算計画」は、計画日の目標値が表示される。
「日/シミュ結果」は、計画日が当日(開店前・営業中)、未来日の場合、売上管理グループ(レート)全体のシミュレーション結果を示し、計画日が当日(閉店後)、過去日の場合、実績値が表示される。
「週/予算計画」は、週開始日(日曜日)から計画日までの目標値が表示される。
「週/実績+シミュ結果」は、週開始日(日曜日)から計画日までの実績値とシミュレーション結果を合算した値が表示される。
例えば、(週)計画日が水曜日、現在が火曜日の閉店後の場合、日・月・火の実績値+計画日のシミュレーション結果を表示する。
「週/差(予-実)」は、予算計画から実績値の値を引いた値が表示される。
プラス値の場合、予算に対して不足額を意味する。
「月/予算計画」は、月初めから計画日までの目標値が表示される。
「月/実績+シミュ結果」は、月初めから計画日までの実績値とシミュレーション結果を合算した値が表示される。
例えば、(月)計画日が15日、現在が14日の閉店後の場合、1日から14日の実績値+計画日のシミュレーション結果を表示する。
「月/差(予-実)」は、予算計画から実績値の値を引いた値が表示される。
プラス値の場合、予算に対して不足額を意味する。
「達成率」は、月初めから計画日までの目標日に対しての達成率が表示される。
例えば、「83」の場合は、達成率が「83%」を意味し、予算に対して実績値+シミュ結果の値が不足していることを示しており、「101」の場合は、達成率が「101%」を意味し、予算に対して計画日までの目標粗利が達成していることを示している。
遊技場の管理者は、このような「予算計画欄104」を確認しながら計画日の設定割振りの方針を決定することになり、予算と運用が相互に連動して確認できるため、日々変化する状況を把握でき、翌日以降の営業に活用できる。
計画日の設定割振りの方針は、例えば、シミュレーション結果の方が予算計画より多い場合には、より甘く設定配分を割振れることを示している。
一方、シミュレーション結果の方が予算計画より少ない場合には、より辛く設定配分を割振る必要があることを示している。
図5に示す例では、日ごとの粗利合計は、266,580円の予算計画が設定されているのに対して、現在の設定配分でシミュレーションを実施した結果、215,878円のシミュ結果となっている。
したがって、遊技場の管理者は、シミュレーション結果の方が予算計画より少ないため、より辛く設定配分を割振る必要があり、同時に玉粗利等に注意が必要であることを認識できる。
「今週残/今月残105」には、計画日から週末(月末)までに、目標粗利に対してどの程度の粗利金額が残っているかが示される項目であり、「粗利合計(1日当)」、「粗利合計(累計)」、「予算計画ボタン」が表示される。
「粗利合計(1日当)」は、計画日を含めて目標残金額に対して1日当たりの必要な粗利金額が表示される。
「粗利合計(累計)」は、計画日を含めた目標残金額が表示される。
「予算計画ボタン」は、クリックすることで、予算計画画面(不図示)が起動される。
「タイプ別集計欄106」は、設定ごとの台数、出率、玉粗利、割数におけるシミュレーション結果を機種タイプごと又は機種グループごとに集計した値が表示される。
機種タイプは、例えば、パチスロ機10bの場合には、ノーマル、AT、A+ART、RT、30φART他、30φノーマル等が表示され、パチンコ機10aの場合には、ハイミドル、ライトミドル、ミドル、ライト、その他等が表示される。
機種グループは、使用される店舗で機種に対して設定した機種グループが表示される。
「名称検索107」は、テキストボックスに機種名のキーワードを入力した後、Enterキー又は矢印ボタンをクリックすることで、機種一覧にキーワードに該当する機種が表示される。
「自動配分ボタン108」は、「機種一覧欄109」の自動分配のチェックボックスを一括で操作するボタンであり、「機種一覧欄109」のチェックボックスにおいて、自動分配をすべてチェックする、をクリックすると、全ての機種でONされ、自動分配のチェックをすべてはずす、をクリックすると、全ての機種でOFFされる。
この自動分配のチェックボックスがONになっている機種は、自動で設定の割振り(以下、自動分配ともいう)が実施される。
「機種一覧欄109」は、「自動分配」、「個別設定」、「機種タイプ」、「機種名」、「台数」、「設定」、「台アウト」、「出率」、「台粗利」、「粗利/日」、「割数」、「コイン粗利」、「利益率」の項目が表示され、操作ボタンとして、クリックされると、各画面に移動する「直接指定ボタン112」及び「個別設定ボタン113」と、クリックされると、「設定」の値を初期状態にリセットする「リセットボタン114」が表示される。
「自動分配」は、自動で設定の割振りを実施するか、しないかを切り替えるチェックボックスである。
ここで、自動分配について説明する。
遊技用装置50は、予め設定される分配モードに応じて、設定の割振りを自動で実施する分配機能を備えている。
自動分配は、分配のバリエーションを算出して、最も適した設定値の割振りをシミュレーションできる補助機能である。
具体的には、自動分配のチェックボックスがONになっている機種に対して、「スロット台管理へ適用ボタン110」をクリックしたときに、処理が実施される。
各遊技機10への設定割振りは、機種ごとに設定の「台数」になるように、選択された分配モードに従って割振りが実施され、各遊技機10への設定割振り後は、「保存ボタン111」のクリックにより機種一覧画面の内容が保存される。
本機能は、機種ごとの分配モードで、システム設定が選択されている場合に適用され、スロット全体と機種タイプごとに設定できる。
なお、パチンコ機10bにおいても、出率調整機能を備える機種において、自動分配機能を適用できる。
分配モードには、図6に示すように、「システム設定」、「ランダム」、「出率」、「アウト数」、「BB回数」、「RB回数」、「差枚数」、「AT回数」、「BB確率」、「RB確率」、「合成確率」、「最大出玉数」、「最大吸込数」、「AT確率」がある。
また、分配モードは、設定されている分配モードの値が小さい順に高設定が割振られる「優先」、又は設定されている分配モードの値が大きい順に高設定が割振られる「逆順」の何れかのソート機能を選択できる。
例えば、分配モードとして、期間(短日)出率優先を設定すれば、出率の低い遊技機10から高設定が割振られ、一方、期間(短日)出率逆順を設定すれば、出率の高い遊技機10から高設定が割振られる。
遊技者は、最近出ている(出率の高い)遊技機10が次の日も据え置かれて出るだろうと推測したり、最近出ているから次の日は出ないだろうと推測したり様々な思惑を持ちながら遊技を楽しむことになる。
そして、遊技場の管理者は、営業情報を考慮するとともに、遊技者の推測を考えながら分配モードを設定することになる。
このような分配モードの並び順は、制御部55が遊技機10、貸出機20及び計数機70等の遊技装置から出力される「遊技情報」の受信回数を集計し、その受信回数に基づいて演算処理を行うことで特定される。
以下、各分配モードについて説明する。
「システム設定」は、システムで設定されている分配モードで割振られる。
「ランダム」は、「遊技情報」関係なく、無作為に選出してランダムに割振られる。
「出率」は、((セーフ情報/アウト情報)×100)に基づき算出される出率順に割振られる。
「アウト数」は、アウト情報に基づき算出されるアウト数順に割振られる。
「BB回数」は、状態情報(BB情報)に基づき算出されるBB回数順に割振られる。
「RB回数」は、状態情報(RB情報)に基づき算出されるRB回数順に割振られる。
「差枚数」は、(アウト情報-セーフ情報)に基づき算出される差枚数順に割振られる。
「AT回数」は、状態情報(AT情報)に基づき算出されるAT回数順に割振られる。
「BB確率」は、(BB情報÷スタート情報)に基づき算出されるBB確率順に割振られる。
「RB確率」は、(RB情報÷スタート情報)に基づき算出されるRB確率順に割振られる。
「合成確率」は、ボーナスの当選確率(例えばBB確率とRB確率)の合算に基づき算出される合成確率順に割振られる。
「最大出玉数」は、(セーフ情報-アウト情報-売上情報+再プレイ情報)の最大値に基づき算出される最大出玉数順に割振られる。
「最大吸込数」は、アウト情報とセーフ情報の差数が減少に転じてから、減少に転じた差数が増加に転じたときまでの差数の最大値と最小値の差に基づき算出される最大吸込数順に割振られる。
「AT確率」は、(AT情報÷スタート情報)に基づき算出されるAT確率順に割振られる。
なお、分配モードは、これらに限定されない。
例えば、現在の設定値を極力維持しながら、目標値を達成するように自動分配する分配モードを設けても良い。
これにより、遊技場に設置された遊技機10の設定を変更する時間を短縮することができるとともに、設定値の漏洩を抑制できる。
また、所定期間において、特定の分配モードが規定回数以上使用された場合に、それを検知し警告を出す等して特定の分配モードの使用割合が高いことを遊技場の管理者に知らせる構成としても良い。
このような構成にすれば、遊技者に設定を容易に看破されにくくすることができる。
遊技場の管理者は、このような多種多様な分配モードのいずれかを選択して重要な設定の割振りを行うことができる。
これにより、例えば、「最も低設定を減らせる設定配分は」、「最も稼働を期待できる設定配分は」等のように、分配モードごとの効果を確認しながら設定できる。
そして、遊技場の管理者は、設定した分配モードに応じた設定値の分配を自動的に割振ることができるため、営業計画を手動で作成していた労力の軽減を図ることができ、かつ迅速に営業計画を設定できる。
その結果、早期に営業計画を設定できるため、月途中で営業計画の変更が必要となった場合(例えば、新台を導入する場合)においても、遊技用装置50上で補正することにより、容易にその変更を行うことができる。
再び、「機種一覧欄109」の表示項目について説明する。
「個別設定」は、各遊技機10の設定の割振りを実施の有無を示し、実施した場合に「〇」が表示される。
「機種タイプ」は、遊技機10を機種ごとに分類したノーマル、AT等の機種タイプが表示される。
「機種名」は、例えば、アニメや映画の作品名やキャラクタ等から付された機種名が表示される。
「台数」は、計画日の台数が表示される。
「設定」は、設定ごとの台数、投入した遊技媒体を示すアウト、遊技媒体を投入したときのその遊技媒体1枚あたりの売上げを示すコイン単価、遊技媒体が払い出される割合を示す出率の項目があり、シミュレーションを実施する場合は、これらの値を変更することで、設定に対応したシミュレーションが実施される。
制御部55は、設定に表示される台数、アウト、コイン単価、出率の各数値に基づいて、設定ごとのシミュレーションを実施する。
図5に示す例では、機種Aは、台数36台に対して、設定2が34台、設定4が2台として設定が割振られ、機種Aの設定3においては、機種タイプ「ノーマル」の設定別平均データが存在しないため、空欄表示になっている。
そのため、機種Aの設定3では、アウト及びコイン単価が設定されていないため、設定3の台数を入力してもシミュレーション結果には反映されることはない。
台アウト、出率、台粗利、粗利/日、割数、コイン粗利、利益率の稼働や売上げを示す営業情報に対して「実績」、「目標」、「シミュ結果」がそれぞれ表示される。
「実績」、は、設定期間内の遊技場での実績値が表示される。
例えば、計画日が平日の場合、期間内(取得日数間)の平日の実績データを平均した実績値が表示され、計画日が休日の場合、期間内(取得日数間)の休日の実績データを平均した実績値が表示される。
「目標」は、予算計画で設定された機種ごとの目標値が表示される。
「シミュ結果」は、設定に応じたシミュレーション結果が表示される。
このように、営業情報のシミュレーション結果(「シミュ結果」)は、「実績」及び「目標」と同時に表示されるため、遊技場の管理者は、表示部54の表示画面を見ながら目標値、すなわち営業計画の調整ができる。
[設定画面(パチスロ機用)]
続いて、上述した機種一覧画面の「設定ボタン115」により、起動する設定画面(パチスロ機用)について説明する。
図7に示す設定画面は、シミュレーションを実施する際に使用される各種機能の設定を変更するときに用いる画面の一例である。
設定画面には、大別して「設定別データ200」、「設定別データ(新機種)201」、「実績データ202」、「個別台データ203」、「表示設定204」、「自動分配モード205」の項目が表示され、操作ボタンとしては、画面下部に「決定ボタン206」、「中止ボタン207」が表示される。
「設定別データ200」は、上述した機種一覧画面の設定のデータ取得方法を設定することができ、「データ補正」、「データ補正方法」、「平日/休日取得日数(台アウト)」、「平日/休日取得日数(コイン単価)」、「平日/休日取得日数(出率)」、「新台判定」、「新台判定日数」、「新台取得日数(台アウト)」、「カーソル移動方式」が表示される。
「データ補正」は、店舗にて使用したことがない設定のアウト及びコイン単価の値をデータ補正するか・しないかを選択する項目であり、例えば、使用したことがない設定で、スペックデータ(出率)が存在する場合は、データ補正される。
「データ補正方法」は、データ補正する場合の方法を選択する項目であり、例えば、機種タイプが選択された場合には、機種タイプごとで平均したスペックデータが使用してデータ補正され、機種グループが選択された場合には、機種登録時に設定した機種グループごとで平均したスペックデータが使用してデータ補正される。
「平日/休日取得日数(台アウト)」は、設定ごとの台アウトの取得日数を指定する項目であり、計画日が平日/休日の場合に使用され、期間内(取得日数間)の平日/休日における実績データが使用される。
「平日/休日取得日数(コイン単価)」は、設定ごとのコイン単価の取得日数を指定する項目であり、計画日が平日/休日の場合に使用され、期間内(取得日数間)の平日/休日における実績データが使用される。
「平日/休日取得日数(出率)」は、設定ごとの出率の取得日数を指定する項目であり、計画日が平日/休日の場合に使用され、期間内(取得日数間)の平日/休日における実績データが使用される。
このように平日と休日とで取得日数を区別して設定できることで、平日と休日との集客率の違いに対応することができ、精度の高いシミュレーションが実施できる。
「新台判定」は、新台と判定したときに新台用の台アウトで補正するかを指定する項目であり、補正する場合には、設定期間内の新台1週間の平均した台アウトが使用される。
したがって、補正する場合の新台の台アウトには、新台取得日数で指定された期間の過去に設置された新台1週間の平均した実績データが全設定で設定され、シミュレーションに使用される。
これにより、遊技場の管理者は、新台を設置したときの稼働や売上げを予測できる。
「新台判定日数」は、新台と判定する日数を指定する項目であり、機種の登録日、計画日及び指定された「新台判定日数」をそれぞれ使用して新台か否かを判定する。
このとき、制御部55は、設定画面にて「新台判定日数」に指定された日数に応じて、新台か否かを判定する新台判定手段として機能する。
「新台取得日数(台アウト)」は、新台用の台アウトを取得する取得日数を指定する項目である。
「カーソル移動方式」は、機種一覧画面の設定の入力欄にて、Enterキーをクリックしたときに、カーソルがどのように移動するかを指定する項目であり、例えば、すべてが選択された場合には、台数、台アウト、コイン単価、出率の順でカーソルが移動し、台数のみが選択された場合には、台数のみカーソルが移動する。
「設定別データ(新機種)201」には、「取得日数」が表示され、「取得日数」は、シミュレーションモードが新機種の場合に、機種一覧画面の設定に反映する実績データの取得日数を指定する項目である。
「実績データ202」には、「平日/休日取得日数」が表示され、「平日/休日取得日数」は、計画日が平日/休日の場合に使用される実績データの取得日数を指定する項目である。
「個別台データ203」には、「取得日数」が表示され、「取得日数」は、個別台の実績データを取得する取得日数を指定する項目である。
「表示設定204」では、機種一覧画面の表示に関わる設定をする項目であり、「6号機表記」、「タイプ別集計」、「機種並び順」が表示される。
「6号機表記」は、機種タイプに付加する6号機表記の表示方法を指定する項目であり、例えば、前が選択された場合には、(6号機)+機種タイプ名形式で表示され、後が選択された場合には、機種タイプ名+(6号機)形式で表示される。
「タイプ別集計」は、機種一覧画面のタイプ別集計で表示されるデフォルトの集計方法を選択する項目であり、例えば、機種タイプが選択された場合には、機種タイプがデフォルトで選択され、機種グループが選択された場合には、機種グループがデフォルトで選択される。
「機種並び順」は、機種一覧画面の機種並び順の方法を指定する項目であり、例えば、標準が選択された場合には、台番号順に表示され、機種タイプが選択された場合には、機種タイプ順に表示される。
「自動分配モード205」は、機種タイプごとに分配モードを選択する項目であり、スロット全体、機種タイプごとに分配モードを設定することができ、機種タイプが未設定の場合には、スロット全体の設定が適用される。
図7に示す例では、機種タイプの玉スロの分配モードが未選択になっているため、分配モードは、スロット全体の分配モードであるランダムが適用される。
「決定ボタン206」は、クリックにより、変更した設定を保存して機種一覧画面へ反映し、この反映処理が実施されると、機種一覧画面で編集中の未保存データは破棄される。
「中止ボタン207」ボタンは、クリックにより、変更した設定を保存せずに機種一覧画面に戻る。
以上のように、制御部55は、設定ごとのアウト、コイン単価、出率において、「遊技情報」により特定される実績データに基づき、シミュレーションを実施できる。
このとき、遊技場に未設置の機種であって、実績データがない場合には、アウト及びコイン単価は、過去の同一機種タイプの実績データに基づき、シミュレーションを実施でき、出率は、データ配信会社から配信されたスペックデータに基づき、シミュレーションを実施できる。
さらに、制御部55は、新台判定手段を備えるため、新台か否かを判定することができ、新台と判定すれば、アウトは、過去の新台の実績データに基づき、シミュレーションを実施でき、出率は、スペックデータに基づき、シミュレーションを実施できる。
このように、制御部55は、状況に応じてスペックデータ及び実績データの少なくともいずれかを用いてシミュレーションを実施できるため、遊技場に未設置の機種、新台の機種であっても高精度のシミュレーションが実施できる。
そして、制御部55は、シミュレーションによって算出したシミュレーション結果を、予算計画、機種タイプ、目標値、実績値と比較できるように同時に表示するため、遊技場の管理者は、シミュレーション結果との予算計画、機種タイプ、目標値、及び実績値等の関係性を容易に認識できる。
[第2実施形態]
次に、遊技用装置50の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、遊技用装置50の各機能をパチンコ機10aに適用した場合の一例について説明する。
なお、本実施形態に係るパチンコ機10aの出率等の変動は、大当りの当選確率を設定できる出率調整機能による変動や遊技球が釘に当たったときの個体差による変動等を対象とする。
[機種一覧画面(パチンコ機用)]
図8は、遊技用装置50の各機能をパチンコ機10aに適用した機種一覧画面の一例を示している。
第2実施形態に係る機種一覧画面においても、「予算計画欄104」や「タイプ別集計欄106」等が表示されるが、「機種一覧欄309」の表示項目において、第1実施形態に係る機種一覧画面の「機種一覧欄109」と相違する。
「機種一覧欄309」には、「個別設定」、「機種名」、「台数」、「設定」、「台アウト」、「スタート」、「BY」、「ベース」、「千円スタート」、「BA」、「SA」、「T1」、「T1Y」、「客滞率」、「玉粗利」、「台粗利」、「出玉率」、「利益率」、「TY」の項目が表示される。
また、操作ボタンとして、各画面を起動する「個別設定ボタン302」、「機種情報ボタン303」、機種一覧画面の値を初期状態にリセットする「リセットボタン304」が表示される。
なお、以下の説明で、特賞中とは、大当り(連チャン)から時短終了までの期間であり、大当り中、確変中、時短中の状態を示す。
まず、「機種一覧欄309」に表示される各項目について説明する。
「個別設定」は、各遊技機10の設定割振りの実施の有無を示し、実施した場合に「〇」が表示される。
「機種名」は、遊技機10に付された名称が表示される。
「台数」は、計画日の台数が表示される。
「設定」は、出率調整機能を備える機種の設定ごとの台数を示し、出率調整機能を備えない機種の場合には、「‐」が表示される。
「台アウト」は、1台の遊技機10に投入される遊技媒体数が表示される。
「スタート」は、始動口への入賞又は図柄変動がされた1分間あたりの平均回数が表示される。
「BY」は、通常時の有効スタート以外の出率が表示される。
「ベース」は、特賞中以外の通常時の1分間あたりのアウト数に占めるセーフ数の割合が表示される。
「千円スタート」は、1000円分の遊技媒体が無くなるまでのスタート回数が表示される。
「BA」は、確変中又は時短中の1分間あたりの遊技機10から払い出される遊技媒体数が表示される。
「SA」は、確変中又は時短中の1分間あたりの平均スタート回数が表示される。
「T1Y」は、1回の大当り中の平均出玉数が表示される。
「客滞率」は、遊技機10において遊技者が買った売上玉でどれだけの時間滞在して遊技を行ったかの割合が表示される。
「玉粗利」は、投入される遊技媒体1玉あたりに対する粗利が表示される。
「台粗利」は、遊技機1台のあたりの粗利が表示される。
「出玉率」は、アウトに対するセーフの割合が表示される。
「利益率」は、遊技者が遊技した場合の遊技機10の粗利率が表示される。
「TY」は、特賞中の平均出玉数が表示される。
ここで、潜伏確変機能の搭載機種におけるTYについて説明する。
潜伏確変とは、大当り確率が変動して、大当り確率が高くなっている状態にも関わらず、電サポがない状態、すなわち遊技状態が確変に移行していることを報知しない遊技状態のことである。
この場合、遊技用装置50は、潜伏確変時を通常状態と見做すことがあり、大当りが終了したと判定する場合がある。
一方、本実施形態に係るシミュレーションでは、潜伏確変時も大当り中と見做して判定するため、より遊技性に沿ったTYを算出できる。
なお、遊技用装置50の判定と同様に、シミュレーションにおいても潜伏確変を通常状態と見做すこともできる。
また、これらの項目は、「項目変更ボタン301」をクリックすることで入れ替えることができ、例えば、台売上、売上合計、粗利合計等、目的に応じて任意に表示できる。
そして、これらの項目(営業情報)に対応した「実績」、「入力値」及び「シミュ結果」の少なくともいずれかを任意に選択でき、選択したものが表示される。
「実績」には、設定期間内における店舗の実績値が表示される。
例えば、台アウトでは、設定期間内の平日/休日別の実績値が表示され、計画日が平日の場合、後述する設定画面により設定した平日取得日数(例えば7日間)平均した実績データにより算出される実績値が表示され、計画日が休日の場合、設定画面により設定した休日取得日数(例えば30日間)平均した実績データにより算出される実績値が表示される(図13参照)。
一方、台アウト以外では、平日休日問わず、設定画面により設定した取得日数(例えば7日間)平均した実績データにより算出される実績値が表示される。
「入力値」は、変更することができ、変更された「入力値」にて、シミュレーションが実施される。
したがって、図8に示す例では、遊技場の管理者は、台アウト、スタート、ベース、BA、SA、T1Y、客滞率の営業情報を任意の値に変更できる(出率調整機能を備える機種は、設定も可能)。
また、初期の「入力値」には、実績データに基づいて算出された実績値が表示されるが、実績値がない機種で、かつ新台の場合には、台アウト及び客滞率は、過去の新台1週間の実績データにより算出された実績値が表示され、それ以外の項目は、スペックデータにより算出された予測値が表示される。
「シミュ結果」には、「入力値」に対応したシミュレーション結果が表示される。
図8に示す例では、機種Dの玉粗利は、実績が「1.27」に対してシミュ結果が「0.62」となっており、機種Eの玉粗利は、実績が「0.40」に対してシミュ結果が「0.35」となっている。
そのため、遊技場の管理者は、機種Eと比較して、機種Dの玉粗利の実績がシミュレーション結果との差異が大きいことを認識できる。
このとき、スタートやベースが予定通りの数値ならば、玉粗利のシミュ結果が予定通りで、実績が予定と差異が出た場合であっても確率や特賞のブレによる原因等が考えられる。
また、スタートやベースが予定通りの数値であって、玉粗利の実績が予定通りで、シミュ結果が予定と差異が出た場合には、偶然予定通りの実績になっている可能性が考えられ、予定の見直しが必要であると認識できる。
このように、設定ごとの稼働や客滞率等の営業情報をシミュレーションできるため、遊技者の動向を考慮しながら、精度の高い粗利計画を設定できる。
遊技場の管理者は、機種一覧画面を確認すれば、人気機種、店舗にとって利益率の高い機種を容易に判断することができ、新機種入れ替え等の判断が容易になる。
次に、機種一覧画面の「機種情報ボタン303」をクリックすることで起動する機種詳細画面について説明する。
機種詳細画面には、基本スペック画面、差玉性能画面、TY特性画面、シミュレーション画面がある。
[基本スペック画面]
まず、図9を参照しながら基本スペック画面の一例について説明する。
基本スペック画面は、大別すると「基本スペック400」、「出玉振分401」、「機種特性402」、「データ一覧欄403」、「基準値404」、「機種特性405」の項目が表示される。
これらの項目は、データ配信会社から配信されるスペックデータに基づいて図表を用いて表示される。
「基本スペック400」には、「大当り確率」、「高確率」、「賞球数」、「ラウンド数」、「カウント数」、「確変突入率」、「確変システム」、「確変継続率」、「時短システム」が表示される。
なお、出率調整機能を備える機種では、一部項目(「大当り確率」、「高確率」、「確変継続率」)で最低設定と最高設定の情報のみが表示される。
「大当り確率」は、通常時に大当りが発生する確率が表示される。
「高確率」は、高確率(確率変動)時に大当りが発生する確率が表示される。
「賞球数」は、入賞口に1玉の遊技媒体が入賞した際に払い出される個数が表示される。
「ラウンド数」は、大当りのパターンによって異なり大入賞口の最大開放回数が表示される。
「カウント数」は、1ラウンドあたり大入賞口に遊技媒体が入賞できる最大個数が表示される。
「確変突入率」は、大当り中に確変が発生する確率が表示される。
「確変システム」は、確変の回転数が表示される。
「確変継続率」は、確変が継続する確率が表示される。
「時短システム」は、大当り後の時短の回数が表示される。
「出玉振分401」は、特図ごとの出玉振り分けが表示され、特図が3つ以上ある場合は、矢印ボタンにより表示を切り替えることができる。
ここでは、ラウンドごとの平均出玉数を振り分け率とともに円グラフによって表示される。
出玉振り分けが多数ある場合等で、円グラフ上では値を確認することが難しい場合は、「詳細ボタン」をクリックにより一覧形式で表示できる。
「機種特性402」は、配信されるスペックデータに基づき、機種の特性値をレーダーチャート形式のグラフで視覚的に表示される。
レーダーチャートでは、8種の営業情報(TS、TSA、TY、平均スランプ、連TY、最大T1Y、最低出玉、連モード割合)に対応する4つの数値軸がチャートの中心から放射状に配置されており、これら4つの数値軸上にプロットする処理を行う。
レーダーチャートは、営業上の特性に合わせて「速さ」、「近さ」、「荒さ」、「重さ」という4つの分類に相対的に分けて、最低設定と最高設定(出率調整機能を備える機種の場合)にて比較できるように表示される。
「速さ」は、勝負の早さを示しており、短時間で多くの出玉を狙えるほど評価が高くなる。
「近さ」は、出玉を得るまでの手軽さを示しており、短時間で大当り・出玉・連モードを狙えるほど評価が高くなる。
「荒さ」は、理論値(スペックデータ)からの剥離しやすさを示しており、一撃性が高く出玉性能がある機種ほど評価が高くなる。
「重さ」は、少ない契機での大量出玉獲得の期待度を示しており、重い出玉を獲得できる機会が高いほど評価が高くなる。
「データ一覧欄403」は、設定値ごとの「スペック」、「シミュレーション」、「出玉性能」に応じた項目が表示される。
なお、出率調整機能を備える機種では、一部項目(「連TS」、「連チャンTY」、「出玉性能の全営業情報」)で最低設定と最高設定の情報のみが表示される。
「スペック」には、データ配信会社から配信されたスペックデータが表示され、項目として、「大当り」、「高確率」、「連TS」、「平均連チャン」、「T1Y」、「最大T1Y」、「TY」、「連チャンTY」が表示される。
「大当り」は、通常時の大当り確率が表示される。
「高確率」は、高確率(確変)時の大当り確率が表示される。
「連TS」は、連チャンモードに突入する初当り確率が表示される。
「平均連チャン」は、遊技機10ごとの連チャン数の平均値が表示される。
「T1Y」は、1回の大当り中の平均出玉数が表示される。
「最大T1Y」は、1回の大当り中の最大出玉数が表示される。
「TY」は、特賞中の平均出玉数が表示される。
「連チャンTY」は、連チャンモード時のTYが表示される。
「シミュレーション」には、スペックデータである基準値404に基づいてシミュレーションを実施した結果が表示され、「基本出率」、「玉単価」、「玉粗利」、「BO」、「TO」、「サイクルアウト」の項目が表示される。
「基本出率」は、アウトに対するセーフの割合が表示される。
「玉単価」は、投入される遊技媒体1玉あたりに対する売上が表示される。
「玉粗利」は、投入される遊技媒体1玉あたりに対する粗利が表示される。
「BO」は、特賞と特賞の間に投入される遊技媒体数が表示される。
「TO」は、特賞中に投入される遊技媒体数が表示される。
「サイクルアウト」は、シミュレーションで通常状態から特賞が終了するまでを1サイクルと定義したときの1サイクルごとに投入される遊技媒体数が表示される。
「出玉性能」には、差玉性能及びTY性能に基づいてシミュレーションを実施した結果が表示され、項目として、「1箱以上獲得率」、「連チャン1箱以上獲得率」、「5000玉以上獲得率」、「10000玉以上獲得率」、「平均スランプ」、「最大差玉」、「最低差玉」がある。
「1箱以上獲得率」は、獲得した遊技媒体数を遊技媒体が収容される玉箱(1箱=1300玉)に換算したときの1箱以上の遊技媒体を獲得する確率が表示される。
「連チャン1箱以上獲得率」は、連チャンモード時の1箱以上獲得率が表示される。
「5000玉以上獲得率」は、5千玉以上の遊技媒体を獲得する確率が表示される。
「10000玉以上獲得率」は、1万玉以上の遊技媒体を獲得する確率が表示される。
「平均スランプ」は、終日稼働させた際に、理論値からどれだけかけ離れるかの指標が表示される。
「平均スランプ」は、下記の式で求めることができる。
「平均スランプ」=|終日差玉の絶対値の総和÷終日数|
例えば、1日目の終日差玉が「-10,000玉」、2日目の終日差玉が「+5,000玉」、3日目の終日差玉が「-6,000玉」、4日目の終日差玉が「+15,000玉」とした場合、終日差玉の絶対値の総和は、「36,000」(=|10,000玉(1日目)+5,000玉(2日目)+6,000玉(3日目)+15,000(4日目)|)である。
このため、「平均スランプ」は、「±9,000」(=|36,000(終日差玉の絶対値の総和)/4(終日数)|)と求めることができる。
「最大差玉」は、アウト-セーフにより算出される差玉の最大値が表示される。
「最低差玉」は、アウト-セーフにより算出される差玉の最小値が表示される。
「基準値404」には、「シミュレーション」を実施する際に使用されるスペックデータが表示され、項目として、「遊技料金」、「交換率」、「客滞率」、「アウト」、「スタート」、「ベース」、「BA」、「SA」が表示される。
「遊技料金」は、遊技者が遊技場から遊技媒体の貸し出しを受けるときの実際の貸出単価を示し、店舗で運用されている貸出単価が表示される。
「交換率」は、遊技媒体を景品に交換するときの換金率を示し、店舗で運用されている換金率が表示される。
「客滞率」は、遊技機10において遊技者が買った売上玉でどれだけの時間滞在して遊技を行ったかの割合が表示される。
「アウト」は、遊技機10に投入される遊技媒体数が表示される。
「スタート」は、始動口への入賞又は図柄変動がされた平均回数が表示される。
「ベース」は、アウト数に占めるセーフ数の割合が表示される。
「BA」は、確変中又は時短中の1分間あたりの遊技機10から払い出される遊技媒体数が表示される。
「SA」は、確変中又は時短中の1分間あたりの平均スタート回数が表示される。
「機種特性405」は、機種の特性が表示され、表示項目として、「突時」、「突通」、「突確(電サポあり)」、「潜伏確変」、「通常時8個保留」、「入賞口R数変化」、「出玉振分け」、「右打ち」、「ST」、「役モノ確変」、「確変転落抽選」、「リミッタ(セット)」、「出玉振分け選択機能」、「大入賞口2つ」、「ランクアップボーナス」、「自力継続(ハネモノ)」、「SUPER小売りRUSH」があり、該当する特性に「〇」が付けられる。
「突時」は、内部的な大当り時に、「出玉なし」又は「少量の出玉」で見た目の演出上は大当りを介さず時短へ突入する機能を搭載した機種を示す。
「突通」は、内部的な大当り時に、「出玉なし」又は「少量の出玉」で見た目の演出上は大当りを介さず通常時へ突入する機能を搭載した機種を示す。
「突確(電サポあり)」は、内部的な大当り時に、「出玉なし」又は「少量の出玉」で見た目の演出上は大当りを介さず電サポ付き確変へ突入する機能を搭載した機種を示す。
「潜伏確変」は、大当り終了直後、電サポ抜け後を問わず電サポなし確変へ乙乳する機能がある機種を示す。
ただし、SUPER小売りRUSHはここでの「電サポ」と同等とする。
「通常時8個保留」は、ヘソ釘を抜けた後の振り子装置等により、通常時の純粋な8個保留を実現した機種を示す。
ただし、電チュー解放しやすいだけの機種は含まない。
「入賞口R数変化」は、特図1と特図2でラウンド(出玉)が異なる機種を示す。
「出玉振分け」は、大当り時の出玉が単一ではない機種を示す。
ただし、特図1と特図2でそれぞれ出玉が単一だった場合はここに含まない。
「右打ち」は、右打ち遊技が存在する機種を示す。
出玉獲得・電サポ中・通常時から等用途は限らず全て含む。
「ST」は、スペシャルタイム(回数切り確変)を搭載した機種を示す。
「役モノ確変」は、いわゆる「V確」と呼ばれる、大当り中に大入賞口内の特定領域へ入賞することで、確変に突入する機種を示す。
「確変転落抽選」は、確変中に大当り抽選とは別に一定確率で通常確率へ転落する機種を示す。
「リミッタ(セット)」は、確変継続回数又は時短継続回数のリミッタを搭載した機種を示す。
「出玉振分け選択機能」は、大当り確変後、玉を通過させる特定領域の場所・タイミング等を選んで出玉振り分けを選択できる機種を示す。
「大入賞口2つ」は、出玉を獲得する専用のアタッカーが2つある機種を示す。
「ランクアップボーナス」は、1種類の大当り中に出玉昇格を行う演出が搭載された機種を示す(出玉昇格が2回以上あることが条件)。
「自力継続(ハネモノ)」は、大当り中に大入賞口の特定領域を通過することで次ラウンドへ継続できる機種を示す。
「SUPER小売りRUSH」は、電サポなし確変中の小当り確率を高めることで、確変中を出玉増加区間として扱っている機種を示す。
このように、基本スペック画面には、スペックデータが表示され、スペックデータを用いて算出されたシミュレーション結果が同時に表示されるため、これらを比較することで、機種性能が一目で理解できる。
これにより、遊技場の管理者は、データ配信会社から配信される理論値(スペックデータ)だけでは分からない遊技機10の本質がシミュレーション結果により理解できる。
[差玉性能画面]
次に、図10を参照しながら差玉性能画面の一例について説明する。
差玉性能画面には、機種ごとに1日4万アウトを30日間稼働させたときのシミュレーション結果が表示される。
差玉性能画面の表示項目としては、終日差玉(差分)の推移が表示される図形(以下、「スランプグラフ500」という)、「最低設定と最高設定のチェックボックス501」、「営業情報502」、「10000日の結果503」、「最低設定504」がそれぞれ表示される。
「スランプグラフ500」は、縦軸をアウトからセーフを引いた差玉、横軸を日付としたときの最低30日間の差玉推移が表示される。
ここでの差玉推移は、最低設定と最高設定(出率調整機能を備える機種の場合)にて比較できるように表示される。
「スランプグラフ500」では、差玉を示す値のマイナスが大きければ大きいほど、遊技に投入した遊技媒体よりも遊技で獲得した遊技媒体の数が多いことを示しており、それに伴い、出玉率等の営業情報の値も連動される。
最低設定と最高設定のチェックボックス501は、出率調整機能を備える機種において、チェックボックス501をON・OFFすることで、グラフの表示・非表示に切り替えることができる。
「営業情報502」は、「終日差玉」、「出玉率」、「等価粗利」、「特賞回数」、「初当り」の項目があり、30日間のシミュレーション結果が表示される。
「終日差玉」は、「スランプグラフ500」の数値であり、終日の差玉が表示される。
「出玉率」は、アウトに対するセーフの割合が表示される
「等価粗利」は、遊技者が獲得した遊技媒体と景品の交換率を等価にしたときの売上に対する遊技に応じた遊技場の営業利益が表示される。
「特賞回数」は、特賞状態になった回数が表示される。
「初当り」は、通常状態から特賞状態へ移行した回数が表示される。
「10000日の結果503」は、10000日間のシミュレーション結果である「最大粗利」、「最低粗利」、「最大平均スランプ」における最低値と最高値が表示される。
「最低/最高 最大粗利」は、売上に対する遊技に応じた遊技場側の営業利益の最大値の最低/最高が表示される。
「最低/最高 最低粗利」は、売上に対する遊技に応じた遊技場側の営業利益の最低値の最低/最高が表示される。
「最低/最高 平均スランプ」は、終日稼働させた際に、スペックデータからどれだけかけ離れるか、すなわち荒れやすいかどうかの指標が表示される。
出率調整機能を備える機種の場合は、スペックデータの出率に基づきシミュレーションが実施され、出率調整機能を備えない機種の場合には、出率「100%」に合わせてシミュレーションが実施される。
「最低設定504」は、シミュレーションの前提条件である「スタート」、「T1Y」、「BA」、「ベース」が表示される。
ここでは、図9に示す「データ一覧欄403」及び「基準値404」で説明した項目と同一であるため、説明を省略する。
このように、差玉性能画面は、30日間の終日差玉を「スランプグラフ500」によって機種ごとの特性や高設定、低設定を比較できるように表示するため、遊技場の管理者は、1か月間の運用イメージを認識することができ、適切な営業計画を設定できる。
例えば、予定外の大きな赤字が発生してしまった場合に、シミュレーションにより現実的に起こりえる範囲かどうかを確認できるため、運用の方向性を適切に判断できる。
また、差玉性能画面は、「スランプグラフ500」、「平均スランプ」を用いて、荒さ(射幸性)が表示されるため、機種の荒れ幅やスランプの限界値が容易に理解できる。
[TY性能画面]
次に、図11を参照しながらTY性能画面の一例について説明する。
TY性能画面には、機種ごとに1万件のTY分布をシミュレーションした結果が表示される。
シミュレーション結果として表示される項目は、最低設定と最高設定(出率調整機能を備える機種の場合)により分けられ、初当りからのTY分布として、初当りTY性能情報600である「T1Y」、「TY」、「1箱以上獲得率」、「5,000発以上獲得率」、「10,000発以上獲得率」と、「初当りTY分布(1万件累計)601」が表示される図形(棒グラフ)が表示される。
また、連チャンモードからのTY分布としては、連チャンTY性能情報602である「連モードTS」、「連荘TY」、「1箱以上獲得率」、「5,000発以上獲得率」、「10,000発以上獲得率」と、「連チャンモードTY分布(1万件累計)603」を示した棒グラフが表示される。
「T1Y」は、1回の大当り中の平均出玉数が表示される。
「TY」は、特賞中の平均出玉数が表示される。
「連モードTS」は、連チャンモードに突入する初当り確率が表示される。
「連荘TY」は、連チャンモード時のTYが表示される。
「1箱以上獲得率」は、獲得した遊技媒体数を遊技媒体が収容される玉箱(1箱=1300玉)に換算したときの1箱以上の遊技媒体を獲得する確率が表示される。
「5,000発以上獲得率」は、5千玉以上の遊技媒体を獲得する確率が表示される。
「10,000発以上獲得率」は、1万玉以上の遊技媒体を獲得する確率が表示される。
このように、TY性能画面は、TYの分布が大当り結果を集計して棒グラフで表示され、さらにTYの設定差も確認できるように表示されるため、例えば見せ玉を作れる機種が理解でき、予算を達成するための粗利を効率良く獲得できる機種を確認できる。
また、TY性能画面は、「TY」の数値だけでなく、「1箱以上獲得率」、「5,000発以上獲得率」、「10,000発以上獲得率」等の大きな塊の獲得率を表示する。
これにより、遊技場の管理者は、箱積みのイメージまで把握できるため、遊技者の感覚を理解でき、機種の設置レイアウトを考える上で、最も出玉アピールをしやすい機種等の参考にできる。
[シミュレーション画面]
次に、図12を参照しながらシミュレーション画面の一例について説明する。
シミュレーション画面には、変更したい項目に数値を入力することで、その入力された数値を反映したシミュレーション結果が表示される。
シミュレーション画面は、大別すると「設定スペック700」、「基本スペック701」、「店舗情報702」、「機械数値703」、「営業情報欄704」の表示項目があり、操作ボタンとして「出率分岐スタートボタン705」、「営業分岐スタートボタン706」が表示される。
なお、ここでの表示項目は、機種一覧画面や基本スペック画面で説明した項目と同一であるため、説明を省略する。
「設定スペック700」は、配信されたスペックデータが設定ごとで比較できるように表示され、表示項目には、「台数」、「出玉率」、「TY」、「T1Y」、「大当り確率」、「高確率」、「平均連チャン」がある。
「基本スペック701」は、配信されたスペックデータが表示され、表示項目には、「賞球数」、「ラウンド数」、「カウント数」、「確変突入率」、「確変システム」、「確変継続率」、「時短システム」がある。
「店舗情報702」は、「売上管理指定」、「遊技料金」、「交換率」、「アウト」、「客滞率」といった店舗固有の項目が表示される。
「機械数値703」は、「スタート」、「BY」、「ベース」、「BA」、「SA」、「最低設定T1Y」の遊技機10の仕様であり、機種固有の項目が表示される。
そして、これらの項目のうち、「店舗情報702」の台数、遊技料金、交換率、アウト、客滞率と、「機械数値703」の「スタート」、「ベース」、「BA」、「SA」、「最低設定T1Y」の項目は、変更可能な項目(以下、変更項目という)であり、数値を入力することができ、Enterキーをクリックすれば、その変更した数値を反映したシミュレーション結果が「営業情報欄704」に表示される。
「営業情報欄704」では、「スタート」、「ベース」、「千円S」、「TY」、「出玉率」、「機械割数」、「台売上」、「台粗利」、「売上合計」、「粗利合計」、「玉単価」、「玉粗利」、「利益率」の項目が表示される。
この状態で、「出率分岐スタートボタン705」をクリックすると、変更項目からスタートを自動で調整し、出玉率(出率)が「100%」のときのスタート値を求めるシミュレーションが実施される。
また、「営業分岐スタートボタン706」をクリックすると、変更項目からスタートを自動で調整し、玉粗利が0のときのスタート値を求めるシミュレーションが実施される。
シミュレーション画面では、営業情報を変更できる変更項目を備えるため、その変更した数値でシミュレーションを実行することができ、さらにシミュレーション結果がスペックデータと同時に表示される。
これにより、遊技場の管理者は、複数パターンで数値を変更しながら、シミュレーション結果をリアルタイムで確認できるため、利益率等の目標達成になるように分析が容易である。
[設定画面(パチンコ機用)]
図13は、機種一覧画面の「設定ボタン315」のクリックにより、起動する設定画面(パチンコ機用)の一例であり、シミュレーションを実施する際に使用される各種機能の設定を変更するときに用いる画面である。
この設定画面に表示される項目は、大別して「機種実績データ(台アウト)800」、「機種実績データ(その他)801」、「新台判定802」、「個別台データ803」、「表示設定804」、「カーソル判定805」があり、画面下部には、「決定ボタン806」、「中止ボタン807」の操作ボタンが表示される。
「機種実績データ(台アウト)800」は、台アウトにおける実績データの取得日数を指定する項目であり、「平日/休日取得日数(台アウト)」が表示される。
シミュレーションには、この指定した期間内(取得日数間)の平日/休日における実績データが使用される。
「機種実績データ(その他)801」は、台アウト以外の実績データの取得日数を指定する項目であり、「取得日数」が表示され、シミュレーションには、平日休日問わず、この指定した期間内(取得日数間)における実績データが使用される。
「新台判定802」は、新台と判定したときに新台用のデータ取得方法を指定する項目であり、「新台判定」、「新台判定日数(台アウト・客滞率)」、「新台取得日数(台アウト・客滞率)」が表示される。
「新台判定」は、新台と判定したときに新台用の台アウト及び客滞率をデータ補正するか・しないかを選択する項目であり、補正する場合には、設定期間内の新台1週間の平均した台アウト及び客滞率が使用される。
「新台判定日数(台アウト・客滞率)」は、台アウト及び客滞率における新台と判定する日数を指定する項目であり、機種の登録日、計画日及び指定された「新台判定日数」から新台か否かを判定する。
このとき、制御部55は、設定画面にて「新台判定日数」に指定された日数に応じて、新台か否かを判定する新台判定手段として機能する。
「新台取得日数(台アウト・客滞率)」は、台アウト及び客滞率における新台用の台アウト及び客滞率を取得する取得日数を指定する項目である。
「個別台データ803」は、「取得日数」が表示され、個別台の実績データを取得する取得日数を指定する項目である。
「表示設定804」は、「タイプ別集計」が表示され、機種一覧画面のタイプ別集計で表示されるデフォルトの集計方法を指定する項目であり、例えば、機種タイプが選択された場合には、機種タイプがデフォルトで選択され、機種グループが選択された場合には、機種グループがデフォルトで選択される。
「カーソル設定」は、「カーソル移動方式」が表示され、Enterキーをクリックしたときに、横方向にカーソルを移動するか縦方向にカーソルを移動するかを設定する。
「決定ボタン206」は、設定画面の各項目を設定した後に、クリックされると、設定が保存され機種一覧画面へ反映されるとともに、この反映処理が実施されると、機種一覧画面で編集中の未保存データは破棄される。
「中止ボタン207」ボタンをクリックすると、変更した設定を保存せずに機種一覧画面に戻る。
このように、制御部55は、スペックデータ及び実績データを用いて、シミュレーションを実施できる。
さらに、制御部55は、新台と判定された機種であって、実績データがない場合には、アウト及び客滞率は、過去の新台の実績データに基づき、シミュレーションを実施でき、それ以外の営業情報は、スペックデータに基づき、シミュレーションを実施できる。
制御部55は、状況に応じてスペックデータ及び実績データの少なくともいずれかを用いてシミュレーションを実施できるため、パチンコ機10aにおいてもパチスロ機10b同様に、遊技場に未設置の機種、新台の機種であっても高精度のシミュレーションが実施できる。
以上のように、本実施形態に係る遊技用装置50によれば、データ配信会社から配信されるスペックデータと、遊技場に設置される遊技装置から出力される「遊技情報」から特定される実績データとを用いてシミュレーションを実施できる。
これにより、遊技機10の導入前は、過去の実績データやスペックデータを用いてシミュレーションを行い、導入後は、スペックデータ及び実績データの少なくともいずれかを用いてシミュレーションを行えるため、日々変化する遊技場全体の状況を反映しながら、遊技場経営における重要な営業情報を高い精度でシミュレーションできる。
さらに、シミュレーション結果は、実績データから算出される実績値と比較できるように同時に表示するため、遊技場の管理者は、シミュレーション結果と実績値の差異を早期に把握できる。
その結果、シミュレーション結果と実績値の差異が大きい場合には、営業計画の見直しを早期に行うことができるため、精度の高い営業計画を設定できる。
従来の遊技用装置では、本発明のようなスペックデータ及び実績データの少なくともいずれかを用いて、シミュレーションを行い、そのシミュレーション結果と実績値を比較できるように同時に表示できないため、シミュレーション結果と実績値の差異が大きい場合に管理者が早期に認識することが困難であった。
そのため、精度の高いシミュレーションを行うことができないため、精度の高い営業計画を設定することが困難であった。
本発明の遊技用装置によれば、従来の遊技用装置が改善すべきこのような課題の全部又は一部を解決できる。
以上、本発明に好ましい実施形態について説明したが、上述した実施形態にのみに限定されるものではなく、例えば、各機能を組み合わせたり、パチンコ機10aやパチスロ機10b関係なく、その他の遊技機10にも本発明の範囲で種々の変更実施が可能である。
また、本実施形態では、本発明をホールコンピュータに適用して説明したが、これに限るものではなく、例えば、貸出機20、各遊技機10に設けられているデータ表示器(不図示)、遊技場の出入口や等に設けられ、遊技者が遊技機10を選択する際に役立つ遊技情報を提供する遊技場表示装置(不図示)等、様々な遊技用装置50に適用できる。
1 遊技用システム
5 スペックデータ配信サーバ
10 遊技機
10a パチンコ機
10b パチスロ機
20 貸出機
30 台コンピュータ
40 島コンピュータ
50 遊技用装置
51 通信部(実績データ取得手段、スペックデータ取得手段)
52 記憶部
53 操作部
54 表示部
55 制御部(実績値算出手段、予測値算出手段、遊技情報出力手段、新台判定手段)
70 計数機

Claims (7)

  1. 遊技場に設置される遊技機を含む遊技装置から出力される遊技情報に基づいて特定され、前記遊技機の稼働や売上げの実績に対応する実績データを取得する実績データ取得手段と、
    前記遊技機の性能に関するスペックデータを取得するスペックデータ取得手段と、
    前記実績データを用いて、単位期間あたりの前記遊技機の稼働や売上げの実績に対応する実績値を算出する実績値算出手段と、
    前記スペックデータ及び前記実績データの少なくともいずれかを用いて、前記実績値に対応する予測値を算出する予測値算出手段と、
    前記実績値と前記予測値とを比較可能に出力する遊技情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする遊技用装置。
  2. 前記遊技情報出力手段は、
    前記スペックデータとともに、前記実績値及び前記予測値の少なくともいずれかを比較可能に出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の遊技用装置。
  3. 前記スペックデータ取得手段は、
    遊技場に未設置の前記遊技機の前記スペックデータを取得することが可能であり、
    前記予測値算出手段は、
    遊技場に未設置の前記遊技機であって前記実績データがない場合には、前記スペックデータを用いて前記予測値を算出すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技用装置。
  4. 前記遊技機が、新台か否かを判定する新台判定手段を備え、
    前記予測値算出手段は、
    前記新台判定手段によって新台と判定された前記遊技機であって前記実績データがない場合には、過去の新台の前記実績データを用いて前記予測値を算出すること
    を特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の遊技用装置。
  5. 前記遊技機は、
    予め設定される複数段階の設定値に基づいて出率を異ならせる出率調整機能を備えること
    を特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の遊技用装置。
  6. 前記予測値算出手段は、
    機種ごとの前記設定値を、予め設定された処理条件に基づいて配分することが可能であり、
    前記処理条件には、
    遊技者が投入した遊技媒体数と獲得した遊技媒体数の差数が減少に転じてから、減少に転じた差数が増加に転じたときまでの差数の最大置と最小値の差で示される最大吸込み数、ボーナスに当選する確率の合算で示される合成確率の少なくともいずれかが含まれること
    を特徴とする請求項5に記載の遊技用装置。
  7. コンピュータを、
    遊技場に設置される遊技機を含む遊技装置から出力される遊技情報に基づいて特定され、前記遊技機の稼働や売上げの実績に対応する実績データを取得する実績データ取得手段、
    前記遊技機の性能に関するスペックデータを取得するスペックデータ取得手段、
    前記実績データを用いて、単位期間あたりの前記遊技機の稼働や売上げの実績に対応する実績値を算出する実績値算出手段、
    前記スペックデータ及び前記実績データの少なくともいずれかを用いて、前記実績値に対応する予測値を算出する予測値算出手段、及び
    前記実績値と前記予測値とを比較可能に出力する遊技情報出力手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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