JP2004006360A - 光源ランプユニット、光源装置および投写型表示装置 - Google Patents

光源ランプユニット、光源装置および投写型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リード線を反射鏡に開けた貫通孔を通して背面側に引き出すことにより発生する貫通孔の周囲の反射面部分が成形時等に変形してしまうという弊害を回避すること。
【解決手段】光源ランプ2の発光部22の両側には、電極シール部23、24が一体形成されている。各電極芯棒22a、22bの元端側は、それぞれ、モリブデン箔により口金25およびニッケルリード線26に接続されている。リード線26は、反射鏡3を貫通せずに、この反射鏡3を迂回してその背面側に引き出されているので、反射鏡3には、リード線26を配線するための貫通孔が不要となる。この結果、リード線を反射鏡に開けた貫通孔を通して背面側に引き出すことにより発生する貫通孔の周囲の反射面部分が成形時等に変形してしまうという弊害を回避できる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる種類の光源を用いることの可能な投写型表示装置等の光学機器の光源として用いるのに適した光源ランプユニットに関するものである。また、本発明は、このような光源ランプユニットを備えた光源装置、および当該光源装置を備えた投写型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
今日、パーソナルコンピュータ等の画像を拡大投写するための投写型表示装置の開発、研究が盛んである。このような投写型表示装置は、光源ランプからの出射光を画像信号に基づき、液晶パネル等のライトバルブを用いて変調し、変調後の光像を投写レンズ等によって投写面上に拡大投写する構成となっている。
【0003】
投写型表示装置の光源ランプとしては、メタルハライドランプ、キセノンランプ、高圧水銀灯等が用いられている。これらの光源ランプは、数千時間は比較的安定した光を発することができるが、それ以上の時間に亘って使用すると、ランプ寿命が尽きてしまい、光量の減衰や、波長により光強度が変化して色バランスが悪化する等の弊害が発生する。光源ランプの寿命が尽きると、このような弊害のために、投写画像が暗くなったり、色バランスが低下して画像品位が劣化したりする等の問題が発生する。このような問題を回避するためには、ランプ寿命が尽きる手前の時点でランプを交換する必要がある。
【0004】
寿命に至ったランプがそのまま使用されることの無いようにするために、従来においては、ランプが寿命に近づいたことを自動的に警告する機構、寿命が尽きたランプの使用を強制的に阻止する機構が提案されている。例えば、特開平4−5622号、同4−163584号、同4−250437号、同4−323531号の各公報にはこのような機構が提案されている。
【0005】
また、このような機構においては、使用しているランプの使用積算時間を計測する必要があるが、ランプが新品のものと交換された場合には、その旨を自動的に検出して、それまでの積算値をクリアする必要がある。ランプ等の消耗品が新品に交換されたことを自動的に検出する機構としては、ランプ等の消耗品にヒューズを取り付けておき、交換時にヒューズを溶断できるように構成し、当該ヒューズの溶断の有無を電気的に検出することにより、当該消耗品が新品であるか否かを検出するようにした機構が提案されている。例えば、特開平4−144754号、同6−89287号の各公報にはこのようなヒューズを用いた機構が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記の各従来公報に開示されている技術は、光源として、常に同一種類のランプを使用することを前提としたものである。しかしながら、各種の光学機器においては、使用場所等に応じて、異なる種類、異なる出力のランプを選択的に使用することが望ましい場合もある。
【0007】
例えば、投写型表示装置においては、同一の光源ランプを用いた場合にはその投写画像の明るさ等に上限がある。このために、使用場所によっては投写画像の明るさが不足する事態も発生する。そこで、例えば、光源ランプとしてメタルハライドランプを使用する場合に、ランプ電力が180Wのものと100Wのものを選択的に使用できるようにし、投写画像を明るくする必要がある場合には、180Wのランプを用いるようにすればよい。
【0008】
しかしながら、このように出力等の特性の異なるランプを使用する場合には、ランプの特性に適した駆動形態でランプを駆動する必要があり、そのためにはランプ駆動制御回路をランプ種類に応じたものに交換する必要がある。これでは、使用上不便であると共に、価格も高くなってしまう。
【0009】
また、例えば、180Wのメタルハライドランプは寿命が約1000時間程度であり、これに対して低出力の100Wのメタルハライドランプは寿命が6000時間と長い。従って、特性の異なるランプを使用可能な投写型表示装置では、ランプ毎に寿命が異なってくるので、上記の従来の各公報に記載の技術をそのまま適用しても、ランプ毎の寿命を正確に判断して、適切な時期にランプ交換の表示を行うことができない。例えば、180Wのメタルハライドランプを一定時間使用した後に、100Wのメタルハライドランプに交換した場合には、当該ランプの使用時間が、それまで使用されていたランプの使用積算時間に加算されてしまい、100Wのメタルハライドランプが寿命に至っていないにもかかわらず、寿命が尽きたものと誤判断されてしまう。逆に、100Wのメタルハライドランプに交換した際に、当該ランプが新品であることが検出されると、それまでの180Wのランプの使用積算時間がクリアされてしまい、次回に同一の180Wのランプを使用する際には、それまでの使用時間がカウントされないので、寿命が尽きたと判断される前に突然、ランプ切れ等の弊害が発生するおそれがある。
【0010】
更に、ランプはその種類に応じて色バランス等が異なっているので、投写画像の種類、使用場所等に応じて、最適な色バランスを備えたランプを光源として使用すれば、投写型表示装置の投写画像を常に良好な状態にすることができる。このためには、異なる種類のランプを選択使用可能な構成とすることが望ましい。
【0011】
しかし、この構成を採用した場合にも、上記と同様に、異なる種類のランプは、それぞれ寿命、ランプ電力が違っているのが通常であるので、使用するランプに適した駆動形態でランプを駆動すると共に、使用するランプの種類に応じてその寿命を正確に判断する必要がある。しかしながら、上記の各公報に記載の技術では、このような処理を行うことが不可能である。
【0012】
これらに加えて、寿命に近づいたランプは輝度が低下しているので、新品のランプに交換した当初は光源輝度が突然に上昇する。この結果、例えば、投写型表示装置の場合には、投写画像の輝度が突然上昇してしまうので、使用者はランプ交換毎に輝度調整を手動で行う必要がある。このようにランプ交換毎に光源輝度の調整を手動で行うことは面倒であり、不便である。
【0013】
本発明の課題は、このような従来の問題点を解消可能な光源ランプユニットを提案することにある。
【0014】
また、本発明の課題は、上記のような従来の問題点を解消可能な光源ランプユニットを備えた光源装置を提案することにある。
【0015】
さらに、本発明の課題は、上記のような従来の問題点を解消可能な光源装置を備えた投写型表示装置を提案することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の光源ランプユニットは、光源ランプの種別情報を担持したランプ情報担持手段を備えた構成を採用している。この構成によれば、当該光源ランプユニットが装着される光学機器の光源装置の側においてランプ種別を検出することにより、当該ランプ種別に応じて最適の制御形態で光源ランプユニットを点灯駆動できる。従って、同一の光源装置に装着可能な互換性のある種類の異なる光源ランプユニットを実現できる。
【0017】
また、本発明の光源ランプユニットは、光源ランプの残り寿命を示す情報を担持しているランプ情報担持手段を備えた構成を採用している。このように光源ランプユニットの側にランプ残り寿命に関する情報を担持させることにより、当該光源ランプユニットが装着される光学機器の光源装置の側においては、担持されている残り寿命を検出することにより、光源ランプの寿命が尽きる時期を正確に判別できる。
【0018】
さらに、本発明の光源ランプユニットは、光源ランプの新品時の寿命を示す情報および当該光源ランプの使用積算時間を示す情報とを担持しているランプ情報担持手段を備えた構成を採用している。この構成を採用した場合においても、当該光源ランプユニットが装着される光学機器の光源装置の側においては、担持されている残り寿命を検出することにより、光源ランプの寿命が尽きる時期を正確に判別できる。
【0019】
さらにまた、本発明の光源ランプユニットは、光源ランプの使用電力を示す情報を担持しているランプ情報担持手段を備えた構成を採用している。この構成によれば、ワット数の異なる光源ランプユニットを光学機器の光源装置に装着した場合に、光源装置の側において担持されている電力を検出すれば、常に適切な電力で光源ランプユニットを点灯駆動できる。この場合、更に、前記光源ランプが新品であるか否かを示す情報を担持していることが望ましい。
【0020】
ここで、光源ランプユニットとしては、光源ランプと、前記光源ランプからの発散光を反射して平行光として出射させるための反射鏡と、当該反射鏡を支持しているランプハウジングと、前記反射鏡の反射面から前方に突き出ている前記光源ランプの発光管の端から引き出されて当該反射鏡の反射面に対して背面側に位置している外部接続用の端子台に接続された電極リード線とを有する構成のものを採用できる。この場合には、当該電極リード線を、前記反射鏡の有効反射面以外の部分を経由して前記端子台まで引き回すことが望ましい。また、前記端子台は、前記反射鏡の反射面以外の部分に取り付けることが望ましい。
【0021】
次に、本発明は光源ランプユニットが装着された光源装置に関するものであり、当該光源装置は、光源ランプの種別情報を担持したランプ情報担持手段を備えた光源ランプユニットと、前記ランプ情報担持手段に担持されている前記ランプ情報を検出する検出手段と、前記光源ランプの種別毎のランプ電力を記憶した記憶手段と、前記検出手段により検出されたランプ情報に基づき前記光源ランプを駆動制御する駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段は、検出された前記光源ランプの種別に対応するランプ電力を前記記憶手段から検索して当該ランプ電力で前記光源ランプを駆動することを特徴としている。このように構成した本発明の光源装置によれば、電力の異なる光源ランプを備えた光源ランプユニットを使用可能な互換性のある光源装置を実現できる。
【0022】
また、本発明の光源装置は、光源ランプの残り寿命を示す情報を担持しているランプ情報担持手段を備えた光源ランプユニットと、前記ランプ情報担持手段に担持されている前記光源ランプの残り寿命を検出する検出手段と、当該検出手段により検出されたランプ情報に基づき前記光源ランプを駆動制御する駆動制御手段と、前記光源ランプの使用時間を積算する積算手段と、当該積算手段によって得られた使用積算時間に基づき前記ランプ情報担持手段に担持されている残り寿命を更新する残り寿命更新手段とを有し、前記駆動制御手段は、前記残り寿命更新手段によって更新された残り寿命が零でない場合にのみ前記光源ランプを点灯駆動することを特徴としている。この構成の光源装置によれば、例えば、同一種類の複数個の光源ランプユニットを交互に使用した場合においても、各光源ランプユニットのランプ寿命が尽きる時期を正確に判別できる。従って、複数の光源ランプユニットを使用可能な互換性のある光源装置を実現できる。
【0023】
さらに、本発明の光源装置は、光源ランプの新品時の寿命を示す情報および当該光源ランプの使用積算時間を示す情報とを担持しているランプ情報担持手段を備えた光源ランプユニットと、前記ランプ情報担持手段に担持されている前記光源ランプの寿命および使用積算時間を検出する検出手段と、前記光源ランプの用時間を積算する積算手段と、前記検出手段により検出された前記使用積算時間および前記積算手段による使用積算時間の加算値を前記光源ランプの寿命と比較する比較手段と、前記加算値が前記寿命よりも短い場合にのみ、前記光源ランプを点灯駆動する駆動制御手段と、前記ランプ情報担持手段に担持されている使用積算時間を前記加算結果により更新する更新手段とを有することを特徴としている。この構成の光源装置によっても、複数個の光源ランプユニットを交互に使用した場合においても、各光源ランプユニットのランプ寿命が尽きる時期を正確に判別できる。
【0024】
さらにまた、本発明の光源装置は、光源ランプの使用電力を示す情報を担持しているランプ情報担持手段を備えた光源ランプユニットと、前記ランプ情報を検出する検出手段と、当該検出手段により検出されたランプ情報に基づき前記光源ランプを駆動制御する駆動制御手段とを有し、当該駆動制御手段は、検出されたランプ電力で前記光源ランプを駆動することを特徴としている。この構成の光源装置によれば、常に、装着された光源ランプユニットに適した電力で点灯制御を行うことができる。
【0025】
この場合、ランプ情報担持手段には、当該光源ランプユニットが新品であるか否かの情報も担持させることが望ましい。また、前記光源ランプの種別毎のランプ寿命を記憶したランプ寿命記憶手段と、前記光源ランプの使用時間を積算する積算手段と、当該積算手段によって積算された使用積算時間を前記光源ランプの種別毎に記憶する積算時間記憶手段と、前記光源ランプのランプ寿命と当該光源ランプの使用積算時間とを比較する比較する比較手段とを有し、前記積算手段は、前記光源ランプが新品であることが検出された時には前記積算時間記憶手段に記憶されている当該光源ランプの使用積算時間をリセットして積算を開始し、前記駆動制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づき当該光源ランプの使用積算時間が当該光源ランプのランプ寿命よりも短い場合にのみ、検出された当該光源ランプの使用電力で、当該光源ランプを点灯駆動するように構成することが望ましい。この構成によれば、装着された光源ランプユニットの使用電力、寿命に応じた適切な点灯駆動制御を実現できる。
【0026】
ここで、前記光源ランプが新品であることが検出された時には、その輝度調整を行う輝度調整手段を備えていることが望ましい。この輝度調整手段を備えることにより、ランプ交換毎に手動操作により輝度調整を行う必要がなるので便利である。
【0027】
また、ランプ寿命が尽きる手前の時点で、その旨を使用者等に警告できるようにするためには、上記の構成に加えて、前記光源ランプの前記ランプ寿命よりも一定の時間だけ短い設定時間を前記使用積算時間と比較する第2の比較手段と、当該第2の比較手段の比較結果に基づき、前記使用積算時間が前記設定時間を超えた場合に、前記光源ランプが寿命に近づいた旨を警告する警告手段とを有する構成を付加すればよい。
【0028】
さらに、異なる種類の光源ランプユニットを使用者の側において簡単に交換できるようにするためには、前記光源ランプユニットを着脱可能に装着するランプユニット装着部を配置し、前記光源ランプユニットは前記ランプユニット装着部に装着可能なランプハウジングを備えた構成とすればよい。
【0029】
さらにまた、前記ランプ情報担持手段としては、複数の光反射面および非反射面の配列形態によって情報を担持する構成のものを採用できる。この場合、前記検出手段は、前記光反射面および非反射面を光学的に検出するホトカプラを備えた構成とすればよい。
【0030】
なお、光源ランプユニットとしては、光源ランプと、前記光源ランプからの発散光を反射して平行光として出射させるための反射鏡と、当該反射鏡を支持しているランプハウジングと、前記反射鏡の反射面から前方に突き出ている前記光源ランプの発光管の端から引き出されて当該反射鏡の反射面に対して背面側に位置している外部接続用の端子台に接続された電極リード線とを有する構成のものを採用できる。この場合には、当該電極リード線を、前記反射鏡の有効反射面以外の部分を経由して前記端子台まで引き回すことが望ましい。また、前記端子台は、前記反射鏡の反射面以外の部分に取り付けることが望ましい。
【0031】
次に、本発明の光源装置は投写型表示装置の光源として利用することができる。すなわち、本発明の投写型表示装置は、上記の各構成の光源装置と、当該光源装置から出射される出射光束に対して画像信号に対応した変調を施す変調手段と、変調後の光束を投写面上に投写する投写手段とを有することを特徴としている。
【0032】
この場合、前記光源ランプの残り寿命が、予め設定した時間よりも短くなった旨を警告する警告手段として、前記投写手段による投写画像の明るさを所定量だけ暗くさせる画面明るさ調整手段を採用することができる。
【0033】
また、本発明を適用可能な投写型表示装置としては、上記の構成に加えて、複数のレンズ構造を備えた第1のレンズ板及び第2のレンズ板と、前記第2のレンズ板からの出射光を変調するライトバルブとを有し、前記光源装置からの出射光は前記第1のレンズ板により前記第2のレンズ板の各レンズ構造に2次光源像をとして出射されるようになっているものを採用できる。この場合には、前記光源装置は、前記光源ランプとしての光源ランプと、前記光源ランプからの発散光を反射して平行光として出射させるための反射鏡と、当該反射鏡を支持しているランプハウジングと、前記反射鏡の反射面から前方に突き出ている前記光源ランプの発光管の端から引き出されて当該反射鏡の反射面に対して背面側に位置している外部接続用の端子台に接続された電極リード線とを有する構成のものを採用できる。また、当該電極リード線は、前記反射鏡の有効反射面以外の部分を経由して前記端子台まで引き回され、前記電極リード線のうち前記反射鏡の反射面側に位置する部分は、前記第1のレンズ板の前記複数のレンズ構造の溝に沿って配置されていることが望ましい。さらに、前記光源ランプユニットの前記端子台は、前記反射鏡の反射面以外の部分に取り付けられていることが望ましい。
【0034】
一方、本発明の光源ランプユニットは、光源ランプと、当該光源ランプが新品であるか否かを示す情報を担持しているランプ情報担持手段とを有することを特徴としている。このランプ情報担持手段はヒューズを備えた構成とすることができ、この場合、当該ヒューズの溶断の有無により前記光源ランプが新品であるか否かの情報を担持できる。
【0035】
この構成の光源ランプユニットを備えた本発明の光源装置は、前記ランプ情報担持手段に担持されている情報を検出する検出手段と、当該検出手段により前記光源ランプユニットが新品であることが検出された場合には、前記ヒューズを溶断することにより前記ランプ情報担持手段の担持情報を新品では無い旨を示す情報に設定する設定手段とを有している。
【0036】
この場合、更に、前記光源ランプの使用時間を積算する積算手段と、前記積算手段によって積算された前記光源ランプの使用積算時間を記憶する記憶手段と、前記使用積算時間と予め設定した所定時間とを比較する比較手段とを有し、前記使用積算時間が前記所定時間よりも少ないときにのみ前記光源ランプを点灯させるようにすれば、ランプ寿命が尽きる手前の時点までしか光源ランプを使用できないので、寿命が尽きた光源ランプがそのまま使用されることを回避できる。この代わりに、前記使用積算時間が前記所定時間を超えたときに前記光源ランプを消灯させるようにしても、寿命の尽きた光源ランプがそのまま使用されてしまうことを回避できる。
【0037】
なお、この構成の光源装置では、前記検出手段によって前記光源ランプが新品であることが検出された場合に、前記使用積算時間を初期設定値に戻すリセット手段を有していることが望ましい。また、輝度調整手段を備えた場合には、ランプ交換時に手動で輝度調整を行う必要が無くなるので便利である。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明を適用した光源ランプユニット、光源装置、および投写型表示装置について説明する。
【0039】
(光源ランプユニット)
図1(A)、(B)は、本発明を適用した光源ランプユニットを後方側から見た図および前方側から見た図である。また、図2(A)、(B)は、光源ランプユニットの概略縦断面図および概略横断面図である。
【0040】
これらの図を参照して説明すると、本例の光源ランプユニット1は、光源ランプ2と、この光源ランプ2が取り付けられている反射鏡3と、これら光源ランプ2および反射鏡3を内蔵しているランプハウジング4と、当該ランプハウジング4に取り付けたランプ情報担持部5とを備えている。
【0041】
光源ランプ2は例えばメタルハライドランプであり、その発光管21は石英ガラス製である。発光管21の中央に形成されている発光部22は、球状に近い楕円球形状をしており、この発光部22の両側には、電極シール部23、24が一体形成されている。発光部22の内部には、電極芯棒22a、22bが同一軸線上に配置されている。これらの電極芯棒22a、22bの先端は、相互に一定の間隔を開けて対峙している。これらの電極芯棒22a、22bの反対側の端は、それぞれ、電極シール部23、24内に封入されている。なお、電極芯棒22a、22bの先端にはそれぞれタングステン線を密に巻くことにより形成したコイルが配置されている場合もある(図示せず)。各電極芯棒22a、22bの元端側は、それぞれ、モリブデン箔により口金25およびニッケルリード線26に接続されている。
【0042】
次に、反射鏡3は、断面が放物線形状の反射面31を備え、その反射面31の底部中央には、ランプ取り付け孔32が形成されている。このランプ取り付け孔32に、上記構成の光源ランプ2の口金25の部分が挿入され、耐熱性の接着剤によって固着されている。光源ランプ2は、その電極芯棒22a、22bの軸線が、反射面31の中心軸線付近に取り付けられている。従って、光源ランプの発光管21の一方の側のシール部24は、反射面31からほぼ中心軸線に沿って前方に突き出た状態となっている。
【0043】
このシール部24の先端24aにおいて電極芯棒22bの側に接続されているニッケルリード線26は、この先端24aからほぼ直角に折れ曲がって下方に延びて反射鏡3の下側の外周縁33に到る部分26aと、この部分26aの下端に連続して、反射鏡3の下側外周縁33の下側を通ってその背面側に延びている部分26bを備えている。この部分26bの端は、ランプハウジング4の後ろ端部分に取り付けた外部接続用の端子台6に接続されている。なお、口金25の端にも外部接続用の端子台7が取り付けられている。これらの端子台6、7には、それぞれ、リード線8、9が接続されている。これらのリード線8、9は、外部電力供給用のコネクタC1、C2に接続されている。
【0044】
一方、ランプハウジング4は、底板41と、前枠42と、側板43とを備えており、底板41には、後述するように、当該光源ランプユニット1を着脱可能に取り付けるためのフランジ41a、41bが備わっている。これらのフランジ41a、41bは、固定ねじ(図示せず)を用いて、当該光源ランプユニットを光学機器等に形成された取り付け部の側に着脱可能な状態で取り付け可能となっている。また、ランプハウジング4の前側のフランジ41aの表面には、ランプ情報担持部5が取り付けられている。
【0045】
図3(A)には本例のランプ情報担持部5の構成を示してある。この図に示すように、本例のランプ情報担持部5は、回路基板50と、この基板表面に形成された1対のヒューズ端子51と、4対のジャンパーワイヤ端子52〜55とを備えている。ヒューズ端子51の間はヒューズF1によって接続されていると共に、各ヒューズ端子51は出力端子C8、C9に接続されている。各ジャンパーワイヤ端子52〜55の間はジャンパーワイヤB1〜B4(図においては、ジャンパーワイヤB1、B3のみを示してある。)によって接続可能となっている。
【0046】
各ジャンパーワイヤ端子52〜55の一方にはそれぞれ出力端子C4〜C7が接続され、他方の側の端子には接地用の共通端子C3が接続されている。ヒューズF1は光源ランプユニット1が新品であるか否かの情報を担持するための部分である。ヒューズ端子51はヒューズF1によって接続された状態で出荷される。当該光源ランプユニット1を使用する光学機器の側において、一対の出力端子C8、C9の間が導通状態にあるか否かを検出する検出回路が備わっていれば、これらの端子間の導通状態の有無によって、当該光源ランプユニット1が新品であるか否かを検出できる。また、光学機器の側において、これらの端子間に過電流を印加可能な電気回路が備わっていれば、当該光源ランプユニット1が初めて使用される時に、過電流を印加してヒューズF1を溶断すれば、次回からの使用時には、端子間は非導通状態になるので、当該光源ランプユニット1が新品では無いことを検出できる。
【0047】
また、各ジャンパーワイヤB1〜B4は、当該光源ランプユニット1に関する各種の情報を担持するための部分である。各ジャンパーワイヤ端子52〜55をジャンパーワイヤで接続するか否かに応じて、各種の情報を担持させることができる。図3(B)に示す表はその一例である。この表において、ジャンパーワイヤB1を接続するか否か(オン/オフ)によって、光源ランプ2の種類、すなわち、そのランプ電力が150Wであるのか、180Wであるのかが表示される。また、残りのジャンパーワイヤB2〜B4のオン/オフ状態によって、ランプ寿命が1000時間、3000時間、6000時間のうちの何れであるのかが表示される。
【0048】
従って、搭載される光源ランプ2の種類、特性に応じて、各ジャンパーワイヤ端子52〜55をジャンパーワイヤB1〜B4によって接続するか否かを決定し、光源ランプユニット1の出荷時に、製造元の側において、各端子のオン/オフ状態を設定しておけばよい。このようにすれば、当該光源ランプユニット1を光源として使用する光学機器の側において、出力端子C4〜C7から各ジャンパーワイヤ端子52〜55の電気的な接続、切断状態を検出すれば、当該光源ランプユニット1の種類、寿命を検出することが可能である。
【0049】
なお、前述したように、本例の光源ランプユニット1では、光源ランプ2の一方の電極芯棒22bから引き出されるリード線26が、反射鏡3を貫通せずに、この反射鏡3を迂回してその背面側に引き出されている。従って、反射鏡3には、リード線26を配線するための貫通孔が不要である。この結果、従来のように、リード線を反射鏡に開けた貫通孔を通して背面側に引き出すことにより発生する貫通孔の周囲の反射面部分が成形時等に変形してしまうという弊害を回避できる。ここで、反射鏡3にはリード線26の貫通孔を形成しないようにしているが、反射鏡3の反射面31のうち有効反射面の範囲から外れた部分、例えば、その外周縁の部分に、リード線の貫通孔を形成することは可能である。この場合においても、貫通孔を形成したことによる影響が、反射鏡の有効反射面に対して実質的に及ばなければよい。従って、本発明は、このような反射鏡の有効反射面を外れた反射鏡の部分にリード線の貫通孔を形成する構成を排除するものではない。
【0050】
また、上記のようにリード線26を引き回す場合には、その長さが長くなるので、途中位置において、リード線が移動しないように保持しておくことが望ましい。例えば、反射鏡3の下側の外周縁33に、リード線保持部を取り付ければよい。勿論、リード線を保持する位置は、これ以外の場所であってもよい。
【0051】
一方、反射鏡3の背面側に引き出したリード線26は、ランプハウジング4に取り付けた外部接続用の端子台6に接続されている。従来のように端子台6を反射鏡3の背面に取り付け固定した場合には、ランプ点灯によってこの部分が高温に晒されると、反射鏡を形成しているガラスと端子台の金属素材との熱膨張率の違いに起因して熱応力が発生し、場合によっては、この部分にひび割れ、破損が発生するおそれがある。しかし、本例は、端子台6を反射鏡3ではなく、ランプハウジング4の側に取り付けてあるので、このような弊害は発生しない。なお、端子台6を、ランプハウジング4の底面に取り付ける代わりに、ランプハウジング4の側面に取り付けてもよい。いずれにせよ、反射鏡82の反射面以外の部分に取り付ければよい。
【0052】
(光源装置)
次に、上記構成の光源ランプユニット1を備えた本発明による光源装置を説明する。図4は光源装置2の概略ブロック図である。この図に示すように、光源装置100は、CPU101と、各種の制御プログラムが格納されたROM102と、プログラム実行時の作業領域等として用いるRAM103と、CPU101の制御の下で光源ランプユニット1を点灯駆動するランプ安定器104と、光源ランプユニット1が着脱可能に取り付けられたランプ装着部105と、ヒューズ溶断回路106とを有している。また、不揮発性あるいは補助電源でバックアックされるメモリ107を備えており、ここには、後述するように光源ランプユニットの使用積算時間等の情報が記憶保持されている。一方、S1は光源ランプユニット1のランプ2の点灯/消灯に連動してオン/オフするスイッチである。
【0053】
ランプ装着部105は、光源ランプユニット1を装着すると、当該光源ランプユニット1の各端子C1〜C9が接続状態となる対応接続端子(図示せず)を備えている。光源ランプユニット1の各端子C4〜C7は、プルアップ抵抗R1〜R4を介して電源Vccに接続されている信号線S1〜S4を介して、CPU101の入力ポートP1〜P4に接続され、端子C3は接地状態とされる。また、端子C8、C9はヒューズ溶断回路106の側に接続され、ランプ電力供給用の端子C1、C2はランプ安定器104に接続される。ヒューズ溶断回路106はCPU101の入出力ポートP8、P9に接続されており、ランプ安定器104は、CPU101の入出力ポートP6〜P8に接続されている。
【0054】
図4(B)には、上記のヒューズ溶断回路106の回路構成を示してある。この図に示すように、光源ランプユニット1のヒューズF1の端子C8は電源Vccに接続され、他方の端子C9はトランジスタQ1に接続されている。ヒューズF1が電気的に導通している時に電源Vccがオンされると、トランジスタQ1がオンとなり、入力ポートP8の電圧レベルが「0」に立ち下がる。また、CPU101の出力ポートP9を「1」に立ち上げると、トランジスタQ2がオンとなり、ヒューズF1に過電流が流れて、当該ヒューズF1を溶断可能となっている。なお、R11〜R16は抵抗である。
【0055】
次に、光源装置100のランプ点灯制御動作を説明する。前提として、光源ランプユニット1としては、図5の表に示すように3種類(A,B、C)のものを使用可能であるとする。ユニットAは、ランプ電力が150Wで、ランプ寿命が3000時間であり、未だ使用されていない新品であるとする。ユニットBは、ランプ電力が150Wで、ランプ寿命が6000時間であり、既に使用されたものであるとする。また、ユニットCは、ランプ電力が180Wで、ランプ寿命が1000時間であり、既に使用されたものであるとする。この場合、不揮発性のメモリ107には、これらに関する情報が格納されており、また、既に使用されているユニットB,Cについては、今までの使用積算時間もメモリ107に記憶されている。
【0056】
図6を参照して、これらのユニットA〜Cのうち、まず、新品のユニットAを使用する場合における光源装置100の点灯制御動作を説明する。まず、光源ランプユニットAの電源スイッチを投入すると、スイッチS1がオンに切り換わり、入力ポートP1〜P4、およびP8の状態が読み込まれる(ステップST1、2)。
【0057】
次に、入力ポートP8の状態が「0」であるか否かに基づき、装着されている光源ランプユニットAが新品であるか否かの判別が行われる(ステップST3)。図7のフローチャートを参照して説明すると、ユニットAは新品であるので、ヒューズF1は接続状態にあり、従って、スイッチS1をオンすると、入力ポートP8のレベルは「1」に立ち上がる(ステップST31)。この場合には、まず、CPU101により実現されるランプ使用積算時間を計数するための積算タイマー機能による使用積算時間を零となるようにリセットする(ステップST32)。すなわち、メモリ107に保持されている今までの使用積算時間がクリアされる。さらに、出力ポートP9を「1」に立ち上げて、トランジスタQ2をオンにして、ヒューズF1に過電流を流すことにより、当該ヒューズF1を溶断する(ステップST33、図4(B)参照)。ヒューズF1が溶断されると、入力ポートP8のレベルは「0」に立ち下がる。従って、この入力ポートP8が「0」の場合には光源ランプユニットは既に使用されたものであることを判別でき、「1」の場合には新品であると判別できる。
【0058】
再び図6のフローチャートに戻って説明すると、新品か否かの判別の後は、入力ポートP1の状態に基づき、光源ランプユニットAのランプ情報担持部5においてジャンパーワイヤB1が接続されているか否かに基づき、ランプ電力を検出し、検出したランプ電力で光源ランプユニットAを点灯できるように、出力ポートP6を介して、ランプ安定器104の電力制御回路104aを制御する(ステップST4、5、6)。光源ランプユニットAはランプ電力が150Wであり、ジャンパーワイヤB1は接続状態にあるので、ランプ電力は150Wに設定される。
【0059】
この後は、出力ポートP3、P4の状態に基づきランプ寿命の検出が行われる。すなわち、ジャンパーワイヤB3、B4が接続されているか否かに基づき、ランプ寿命が検出される(ステップST7〜11)。勿論、出力ポートP2〜P4の状態に基づきランプ寿命を検出してもよいが、本例の場合には、表5に示すように、3つの出力ポートのうちの2つの出力ポートの状態に基づきランプ寿命を検出可能である。
【0060】
以上にように各入力ポートの状態を判別することにより、装着された光源ランプユニット1の種類がA〜Cのうちの何れであるのかが検出される。本例の場合には、新品の光源ランプユニットAが装着されたことが検出される。
【0061】
この後は、ランプ寿命が尽きたか否か検出するためのランプ時間判定を行う(ステップST12)。このステップでは、図8に示すように、まず、メモリ107からユニットAの使用積算時間t1を読み出してRAM103内の所定のレジスタ内に展開する。(ステップST121)。次に、ユニットAのランプ寿命t2を読み出して、RAM103内のレジスタ内に展開する(ステップST122)。しかる後に、使用積算時間t1がランプ寿命t2よりも短いか否かを判別する(ステップST123)。本例ではユニットAは新品であるので、使用積算時間t1は零であるので、ステップST123から「YES」の流れに沿って制御が進む。
【0062】
再び図6のフローチャートに戻って説明すると、ランプ寿命が尽きたか否かの判別の後は、ランプ寿命が尽きていない場合には、ステップST13に制御が移行してランプの点灯動作を行う。この後は、スイッチS1がオフに切り換わるまでは、ステップST14〜16の制御を繰り返す。すなわち、ランプ使用積算時間をCPU101によって実現される積算タイマー機能によるカウントし、RAM103の使用積算時間記憶用のレジスタに保持されている使用積算時間を更新する。また、これと同時に、図9に示す寿命警告表示制御も行う。
【0063】
図9の寿命警告表示では、RAM103に記憶されている使用積算時間t3とランプ寿命t4を読み出し(ステップST151、152)、ランプ使用積算時間t3がランプ寿命t4よりも100時間短い時間よりみ短いか否かを判別する(ステップST153)。短い場合には、ステップST155を経て使用積算時間の積算動作を行った後に図6のフローに戻る。しかるに、使用積算時間t3がランプ寿命t4よりも100時間短い時間を超えた場合には、寿命警告表示動作を行い、使用者に対してランプ寿命が近いうちに尽きる旨を警告する(ステップST154)。本例では、新品のユニットAが装着されているので、寿命警告表示は行われない。この後はステップST155、156を経由して図6のフローに戻る。
【0064】
この後は、図6のステップST16においてスイッチS1がオフに切り換わると、ステップST17、18を経由して、メモリ107の使用積算時間t1をt3に更新して制御を終了する。
【0065】
一方、ランプ装着部105に既に使用しているワット数の異なる光源ランプユニットCを装着した場合には次にようになる。この光源ランプユニットCは、ランプ寿命である1000時間に対して、既に使用積算時間t1が900時間に達しているものとする。
【0066】
この場合、図6のフローチャートにおいて、ステップST3において当該光源ランプユニットCのヒューズF1が既に溶断されているので、新品では無いことが判別される。この結果、メモリ107に保持されている使用積算時間t1はクリアされることなくそのまま保持される。次に、ステップST6においてランプ電力が180Wである旨が検出され、ステップST9においてランプ寿命が1000時間である旨が検出される。この後は、ステップST15において、使用積算時間がランプ寿命よりも100時間短い時間よりも長くなったことが検出されるので、図9に示す寿命警告表示が行われる。
【0067】
この寿命警告表示形態としては、例えば、ランプ安定器104の駆動を制御して、駆動電力を低下させることにより、光源輝度を低下させる表示形態がある。また、光源を点滅駆動する表示形態もある。さらには、表示画面を備えた光源装置では、寿命に近い旨を視覚表示する形態も考えられる。音声表示機能を備えて光源装置では、寿命に近い旨を音声表示する形態も考えられる。さらにまた、光源装置100が搭載される光学機器が投写型表示装置の場合には、投写画面の輝度を低下させる表示形態、投写画面の端の部分にその旨を表示する表示形態等が考えられる。あるいは、投写型表示装置自体に警告表示を行う形態も考えられる。このようにして、本例では、ランプ寿命が尽きる手前の時点からその旨を表示して、使用者に近いうちにランプ寿命が尽きることを警告できるので、使用者は、新品のランプを用意する等の準備を行うことができる。
【0068】
このような寿命警告表示を継続して、あるいは断続的に行ったにもかかわらず、ランプ交換がなされない場合には、使用積算時間t3がランプ寿命t1に達してしまう。使用積算時間がランプ寿命に達すると、図6のステップST12、あるいはステップST15から、ステップST17に制御がジャンプして、光源ランプユニット1を強制的に消灯する。従って、ランプ寿命が尽きた後の光源ランプユニットがそのまま使用されることを阻止できる。
【0069】
ここで、光源装置100は、上記の機能に加えて、ランプ2が新しいものに交換された場合に、その輝度を自動調整可能な機能を備えたものとすることが望ましい。例えば、ランプ寿命が尽きることを警告する時点で、ランプ2の輝度を検出して記憶保持しておく。新品のランプに交換された場合には、当該ランプの点灯時に、CPU101の制御の下にランプ輝度の自動調整を行い、交換前の輝度に対して大幅は輝度の変動が無いように制御を行えばよい。
【0070】
(光源装置の変形例1)
図10には光源装置100の変形例を示してある。本例の光源装置100Aは、光源ランプユニット1Aに搭載されたランプ情報担持部5Aの構成および当該ランプ情報担持部5Aの担持情報を検出するユニット装着部105Aの側の構成が異なっており、これ以外の部分は光源装置100と同一である。従って、異なる構成部分のみを以下に説明する。本例の光源ランプユニット1Aは、ランプ情報担持部5Aとして、ジャンパーワイヤB1〜B4を用いる代わりに、光反射面および非反射面の何れかの設定可能な表面52A〜55Aを備えている。これに対して、ユニット装着部105Aの側では、各表面52A〜55Aに対して、非接触状態で対峙している4組のホトカプラ109−1〜109−4を備えた検出部109を備えている。各ホトカプラの出力側がCPU101の入力ポートP1〜P4に接続されている。本例の場合には、図に示すように、表面52A、55Aが光反射面とされ、残りの表面53A、55Aが非反射面とされている。従って、光反射面に対峙しているホトカプラ109−2、109−4の出力がローレベルに切り換わり、それ以外のホトカプラはハイレベルに保持される。従って、これらの出力に基づき、4枚の表面により担持されるランプの種別、特性に関する情報を検出できる。
【0071】
本例では、ランプ情報担持部5Aに担持されている情報を光学的に非接触状態で検出できるので、物理的に接続状態にある上記の光源装置1の場合のような検出機構に比べて、入力ポートP1〜P4にノイズ等が侵入するおそれが少ないので、信頼性を高めることができる。また、物理的な接触状態が不良なために誤検出を行ってしまうこともないので、この点からも信頼性が向上する。
【0072】
(光源装置の変形例2)
次に、上記の各実施例に係る光源装置100、100Aでは、それらに搭載される光源ランプユニット1、1Aは、ランプ情報担持部5、5Aとして、ランプ種別(使用電力)と、ランプ特性(新品であるか否か、およびランプ寿命)とが担持された構成となっている。これらの情報と共に、当該ランプ情報担持部を、例えば不揮発性メモリ等により構成して、更に多くのランプ情報を担持させ、あるいは、ランプ情報を更新できるようにすることも可能である。
【0073】
例えば、上記の光源装置100、100Aでは、ランプ装着部105、105Aに装着可能な光源ランプユニットの種類、ランプ電力、使用積算時間等を、装置側のメモリ107に記憶保持するように構成されている。この代わりに、光源ランプユニットのランプ情報担持部に、使用積算時間を書き換え可能な状態で記憶保持させるようにしてもよい。あるいは、ランプ寿命の残り時間を書き換え可能な状態で記憶保持させるようにしてもよい。
【0074】
ランプ情報担持部に、使用積算時間を書き換え可能に記憶保持させた構成を採用した場合には、光源装置の側では、光源ランプユニットからそれまでの使用積算時間を呼び出して、光源ランプユニットの使用に伴う使用積算時間の積算動作を行い、使用後は、得られた使用積算時間で光源ランプユニット側に記憶保持されている使用積算時間を更新すればよい。同様に、ランプ情報担持部に、ランプ寿命の残り時間を書き換え可能に記憶保持させた構成を採用した場合にも、光源装置の側では、光源ランプユニットから残り時間を呼び出して、光源ランプユニットの使用に伴う使用積算時間の積算動作を行い、使用後は、残り時間から得られた使用積算時間を減算することにより求まった残り時間で光源ランプユニット側に記憶保持されている残り時間を更新すればよい。
【0075】
このように、光源ランプユニットの側に、ランプ使用積算時間あるいは残り時間を書き換え可能な状態で記憶保持したランプ情報担持部を備えた構成を採用した場合には、光源装置側のメモリの容量をその分削減できることは勿論のこと、同一種類の光源ランプユニットを複数個平行して使用しても、光源装置の側において、ランプ寿命を常に適切に判別して、適切な警告表示を行うことができ、また正確にランプ寿命を判別できる。すなわち、前述した光源装置100、100Aでは、別の光源装置で使用されていた同一種類の光源ランプユニットを装着した場合には、メモリ107に記憶されている使用積算時間は、実際に装着された光源ランプユニットのものではないので、ランプ寿命等の誤検出を招くおそれがある。しかし、本例のように、光源ランプユニット自体に、当該光源ランプユニットの使用積算時間、寿命残り時間を記憶保持させておけば、光源装置の側において常に適切なランプ寿命の判別を行うことが可能になる。
【0076】
(投写型表示装置)
次に、本発明を適用した投写型表示装置を説明する。この投写型表示装置は、本発明に従って構成した光源装置100からの白色光束を、赤、青、緑の3色光束に分解し、これらの各色光束を液晶パネルから構成されるライトバルブを通して画像情報に対応させて変調し、変調した後の各色の変調光束を再合成して、投写レンズを介してスクリーン上に拡大投写する形式のものである。
【0077】
(全体構成)
図11には本例の投写型表示装置の外観を示してある。本例の投写型表示装置200は直方体形状をした外装ケース202を有している。外装ケース202は、基本的には、アッパーケース203と、ロアーケース204と、装置前面を規定しているフロントケース205から構成されている。フロントケース205の中央からは投写レンズユニット206の先端側の部分が突出している。
【0078】
図12には、投写型表示装置200の外装ケース202の内部における各構成部分の配置を示してある。この図に示すように、外装ケース202の内部において、その後端側にはランプ安定器104を含む電源ユニット207が配置されている。これよりも装置前側に隣接した位置には、本発明を適用した光源装置100の光源ランプユニット1が配置されている。また、光学ユニット209も配置されている。光学ユニット209の前側の中央には、投写レンズユニット206の基端側が位置している。一方、光学ユニット209の一方の側には、装置前後方向に向けて入出力インタフェース回路が搭載されたインタフェース基板211が配置され、これに平行に、ビデオ信号処理回路が搭載されたビデオ基板212が配置されている。さらに、光源ランプユニット1、光学ユニット209の上側には、装置駆動制御用の制御基板213が配置されている。この制御基板213にはランプ駆動用の制御回路(図4参照)も搭載されている。装置前端側の左右の角には、それぞれスピーカ214R、214Lが配置されている。
【0079】
光学ユニット209の上面側の中央には冷却用の吸気ファン215Aが配置され、光学ユニット209の底面側の中央には冷却用循環流形成用の循環用ファン215Bが配置されている。また、光源ランプユニット208の裏面側である装置側面には排気ファン216が配置されている。そして、電源ランプユニット1における基板211、212の端に面する位置には、吸気ファン215Aからの冷却用空気流を電源ユニット207内に吸引するための補助冷却ファン217が配置されている。
【0080】
さらに、電源ユニット207の直上には、その装置左側の位置に、フロッピーディスク駆動ユニット(FDD)218が配置されている。
【0081】
(光学ユニットおよび光学系)
図13には、光学ユニット209および投写レンズユニット206の部分を取り出して示してある。この図に示すように、光学ユニット209は、その色合成手段を構成しているプリズムユニット910以外の光学素子が、上下のライトガイド901、902の間に上下から挟まれて保持された構成となっている。これらの上ライトガイド901、下ライトガイト902は、それぞれ、アッパーケース203およびロアーケース204の側に固定ねじにより固定されている。また、これらの上下のライトガイド901、902は、プリズムユニット910の側に同じく固定ねじによって固定されている。プリズムユニット910は、ダイキャスト板である厚手のヘッド板903の裏面側に固定ねじよって固定されている。このヘッド板903の前面には、投写レンズユニット206の基端側が同じく固定ねじによって固定されている。
【0082】
図14(A)には、光学ユニット209に組み込まれている光学系の概略構成を示してある。この図を参照して、光学ユニット209に組み込まれている光学系について説明する。本例の光学系は、前述の光源ランプユニット1の構成要素である光源ランプ2と、均一照明光学素子であるインテグレータレンズ921(第1のレンズ板)およびインテグレータレンズ922(第2のレンズ板)から構成される照明光学系923とを備えている。また、この照明光学系923から出射される白色光束Wを、赤、緑、青の各色光束R、G、Bに分離する色分離光学系924と、各色光束を変調するライトバルブとしての3枚の液晶ライトバルブ925R、925G、925Bと、変調された色光束を再合成する色合成光学系としてプリズムユニット910と、合成された光束をスクリーン210の表面に拡大投写する投写レンズユニット206を備えている。さらに、色分離光学系924によって分離された各色光束のうち、青色光束Bを対応する液晶バルブ925Bに導く導光系927を備えている。
【0083】
ランプ2としては、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等を用いることができる。均一照明光学系923は、反射ミラー931を備えており、照明光学系からの出射光の中心光軸1aを装置前方向に向けて直角に折り曲げるようにしている。このミラー931を挟み、インテグレータレンズ921、922が直交する状態に配置されている。
【0084】
ランプ2からの出射光は、このインテグレータレンズ921を介してインテグレータレンズ922を構成している各レンズの入射面上にそれぞれ2次光源像として投写され、当該インテグレータレンズ922からの出射光を用いて被照明対象物が照明されることになる。
【0085】
色分離光学系924は、青緑反射ダイクロックミラー941と、緑反射ダイクロイックミラー942と、反射ミラー943から構成される。白色光束Wは、まず、青緑反射ダイクロイックミラー941において、そこに含まれている青色光束Bおよび緑色光束Gが直角に反射されて、緑反射ダイクロイックミラー942の側に向かう。
【0086】
赤色光束Rはこのミラー941を通過して、後方の反射ミラー943で直角に反射されて、赤色光束の出射部944からプリズムユニット910の側に出射される。ミラー941において反射された青および緑の光束B、Gは、緑反射ダイクロイックミラー942において、緑色光束Gのみが直角に反射されて、緑色光束の出射部945から色合成光学系の側に出射される。このミラー942を通過した青色光束Bは、青色光束の出射部946から導光系の側に出射される。本例では、均一照明光学素子の白色光束の出射部から、色分離光学系924における各色光束の出射部944、945、946までの距離が全て等しくなるように設定されている。
【0087】
色分離光学系924の各色光束の出射部944、945、946の出射側には、それぞれ集光レンズ951、952、954が配置されている。したがって、各出射部944、945、946から出射した各色光束は、これらの集光レンズ951、952、954に入射して平行化される。
【0088】
このように平行化された各色光束R、G、Bのうち、赤色および緑色の光束R、Gは液晶ライトバルブ925R、925Gに入射して変調され、各色光に対応した画像情報が付加される。すなわち、これらのライトバルブは、不図示の駆動手段によって画像情報に応じてスイッチング制御されて、これにより、ここを通過する各色光の変調が行われる。このような駆動手段は公知の手段をそのまま使用することができる。一方、青色光束Bは、導光系927を介して対応する液晶ライトバルブ925Bに導かれて、ここにおいて、同様に画像情報に応じて変調が施される。本例のライトバルブは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものを使用できる。
【0089】
導光系927は、入射側反射ミラー971と、出射側反射ミラー972と、これらの間に配置した中間レンズ973と、液晶パネル925Bの手前側に配置した集光レンズ953から構成される。各色光束の光路長、すなわち、光源ランプ805から各液晶パネルまでの距離は青色光束Bが最も長くなり、したがって、この光束の光量損失が最も多くなる。しかし、導光系927を介在させることにより、光量損失を抑制できる。よって、各色光束の光路長を実質的に等価にすることができる。
【0090】
次に、各液晶パネル925R、G、Bを通って変調された各色光束は、色合成光学系910に入射され、ここで再合成される。本例では、前述のようにダイクロイックプリズムからなるプリズムユニット910を用いて色合成光学系を構成している。ここで再合成されたカラー画像は、投写レンズユニット6を介して、所定の位置にあるスクリーン210の表面に拡大投写される。
【0091】
(光源ランプユニットの装着部)
図15には光源ランプユニット1を図12のB−B線で切断した部分の概略断面構成を示してある。この図および、前述した図1、2から分かるように、投写型表示装置側に形成されているランプユニット装着部は、ランプアウタハウジング4Aによって構成されている。このアウタハウジング4Aの内側に、光源ランプユニット1のランプハウジング4が着脱可能な状態で装着されている。
【0092】
ロアーケース204には、ランプ交換用の開口204aが形成され、この開口204aは常時は開閉蓋204bによって閉鎖されている。この開閉蓋204bを開けると、アウタハウジング4Aに装着されている光源ランプユニット1を、開口204aを介して着脱できる。
【0093】
このように構成した本例の投写型表示装置200においては、その光源装置100によって光源ランプユニット1の使用積算時間が常に算出され、この使用積算時間がランプ寿命と比較され、ランプ寿命が尽きた場合には、強制的にランプを消灯する。また、使用積算時間がランプ寿命よりも所定の時間だけ短い時間に達すると、例えば100時間だけ短い時間に達すると、ランプ交換の催促を表示する等の警告表示制御を行う(図6〜9のフローチャート参照)。従って、ランプ寿命が尽きた後の光源ランプユニットをそのまま使用することが原因となって発生する投写画像の色バランスの低下、画像の明るさの低下を回避できる。また、このような事態が発生する手間の時点で、ランプ交換が必要な旨の警告表示がなされるので、使用者は、ランプ寿命が尽きる手間の時点でその旨を知ることができ、便利である。
【0094】
ここで、ランプ寿命が近いうちに尽きる旨の警告表示制御としては、投写画像の明るさを変化させる方法を採用することができる。すなわち、使用積算時間がランプ寿命よりも一定の時間、例えば、100時間だけ短い時間を超えた時点からランプ寿命が尽きる時点までの間は、投写画像の輝度を強制的に低下させれば、使用者は投写画像の明るさの異常から、ランプ寿命が近いうちに尽きる旨を知ることができる。勿論、ランプのイメージを投写画像の片隅等に表示して、警告を行うようにしてもよい。
【0095】
次に、図1、2を参照して説明したように、光源ランプユニット1の発光管21の先端24aから引き出したリード線26のうち、反射鏡3の前方に位置している部分26aを、ほぼ下方に垂直に引き回してある。このように配線すると次のような利点が得られる。
【0096】
図14(B)には、インテグレータレンズ921とリード線26の配置関係を示してある。この図に示すように、均一照明光学系を構成しているインテグレータレンズ921は、一般に矩形のレンズ921aを縦横に多数個繋ぎ合わせた構成となっている。そして、一般には、このインテグレータレンズ921の中心に、ランプ81の中心が光学的に一致するように配置される。リード線832を垂直方向に配置すると、ちょうど、インテグレータレンズ921の各矩形レンズ921aの繋ぎ目(レンズ構造の溝)921bに沿った配置関係となる。この結果、リード線26の影が、インテグレータレンズ921の各矩形レンズ921aの上に投影されてしまうことがない。これにより、リード線26の影が現れない均一な照明を行うことが可能になる。
【0097】
勿論、リード線26を各矩形レンズ921aの繋ぎ目921bに沿って上方に向けて引き出してもよい。あるいは、各矩形レンズ921aの繋ぎ目921cに沿って、水平に右あるいは左側に向けて引き出してもよい。また、各矩形レンズの繋ぎ目が水平あるいは垂直方向に対して一定の角度で傾斜した方向に延びている場合には、それに沿った斜め方向にリード線26を引き出せばよい。
【0098】
なお、本発明の光源装置を適用可能な投写型表示装置は、上記の例に限定されるものではなく、上記の例と異なる光学系を備えたものであっても良い。また、投写型表示装置には、本例で説明したスクリーンの観察面側から画像を投写する前面投写型表示装置の他に、スクリーンの観察面とは反対側から画像を投写する背面投写型のものがある。本発明の光源装置は、このような背面投写型のものにも適用可能である。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光源ランプユニットは、光源ランプの種別、特性に関する情報を担持したランプ情報担持手段を備えた構成を採用している。また、本発明の光源装置は、ランプ情報担持手段に担持された情報を検出する検出手段と、当該検出手段により検出された情報に基づき光源ランプの点灯駆動制御を行う駆動制御手段とを備えた構成を採用している。従って、本発明によれば、ランプ情報担持手段に担持されたランプ電力、ランプ寿命等に基づき、装着された光源ランプユニットに最適な駆動形態で当該光源ランプの点灯駆動を行うことができる。また、装着された光源ランプユニットのランプ寿命が尽きる時点を正確に判別できる。従って、異なる種類の光源ランプを使用可能な互換性のある光源装置を実現できる。
【0100】
また、本発明の投写型表示装置は上記構成の光源装置を備えているので、異なる種類、ワット数の光源ランプを使用場所に応じて適宜使用することができる。、また、このような異なる種類の光源ランプを使用しても各光源ランプの寿命が尽きる時期を正確に判別できるので、ランプ寿命が尽きた光源ランプをそのまま使用することが原因となって発生する投写画像の色バランス、輝度の低下等の弊害を確実に回避できる。
【0101】
一方、本発明の光源ランプユニットは、光源ランプの一方の電極芯棒から引き出されるリード線を、反射鏡を貫通せずに、当該反射鏡を迂回させてその背面側に引き出してあるので、反射鏡には、リード線を配線するための貫通孔が不要となり、従来のように、リード線を反射鏡に開けた貫通孔を通して背面側に引き出すことにより発生する貫通孔の周囲の反射面部分が成形時等に変形してしまうという弊害を回避できる。また、反射鏡の背面側に引き出したリード線を、ランプハウジングに取り付けた外部接続用の端子台に接続した構成としてある。従来のように端子台を反射鏡の背面に取り付け固定した場合には、ランプ点灯によってこの部分が高温に晒されると、反射鏡を形成しているガラスと端子台の金属素材との熱膨張率の違いに起因して熱応力が発生し、場合によっては、この部分にひび割れ、破損が発生するおそれがある。しかし、本発明によれば、端子台を反射鏡ではなく、ランプハウジングの側に取り付けてあるので、このような弊害は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光源ランプユニットを示す図であり、(A)は後ろ側斜め上方から見た斜視図、(B)は斜め側方から見た斜視図である。
【図2】(A)は図1の光源ランプユニットの概略縦断面図、(B)はその概略横断面図である。
【図3】(A)は図1の光源ランプユニットのランプ情報担持部の構成を示す説明図、(B)はランプ情報担持部における情報担持形態を説明するための表である。
【図4】(A)は図1の光源ランプユニットが装着された光源装置の制御系の概略ブロック図であり、(B)はそのヒューズ溶断回路の部分を取り出して示す回路図である。
【図5】ランプの種別と、ランプ情報担持部の状態と、光源装置のメモリ内の記憶内容との関係を示す表である。
【図6】光源装置の動作を示す概略フローチャートである。
【図7】図6のフローチャートにおける新品の判別動作を示すフローチャートである。
【図8】図6のフローチャートにおけるランプ時間判定動作を示すフローチャートである。
【図9】図6の光源ランプ点灯時間積算タイマーの動作を示すフローチャートである。
【図10】(A)は図4の光源装置の制御系の変形例を示す概略ブロック図であり、(B)はランプ情報担持部およびその検出部の構成を示す説明図である。
【図11】本発明を適用した投写型表示装置の外観形状を示す図である。
【図12】(A)は投写型表示装置の内部構成を示す概略平面構成図、(B)はその概略断面構成図である。
【図13】光学ユニットと投写レンズユニットの部分を取り出して示す概略平面構成図である。
【図14】(A)は光学ユニットに組み込まれている光学系を示す概略構成図、(B)はその均一照明光学系のインテグレータを示す説明図である。
【図15】光源ランプユニットの断面構成を示すために図12のB−B線で切断した部分の概略断面構成図である。

Claims (27)

  1. 光源ランプと、当該光源ランプの種別情報を担持したランプ情報担持手段とを有することを特徴とする光源ランプユニット。
  2. 光源ランプと、当該光源ランプの残り寿命を示す情報を担持しているランプ情報担持手段とを有していることを特徴とする光源ランプユニット。
  3. 光源ランプと、当該光源ランプの新品時の寿命を示す情報および当該光源ランプの使用積算時間を示す情報とを担持しているランプ情報担持手段とを有していることを特徴とする光源ランプユニット。
  4. 光源ランプと、当該光源ランプの使用電力を示す情報を担持しているランプ情報担持手段とを有していることを特徴とする光源ランプユニット。
  5. 請求項4において、前記ランプ情報担持手段は、更に、前記光源ランプが新品であるか否かを示す情報を担持していることを特徴とする光源ランプユニット。
  6. 請求項1ないし5のうちの何れかの項において、前記光源ランプとしての光源ランプと、前記光源ランプからの発散光を反射して平行光として出射させるための反射鏡と、当該反射鏡を支持しているランプハウジングと、前記反射鏡の反射面から前方に突き出ている前記光源ランプの発光管の端から引き出されて当該反射鏡の反射面に対して背面側に位置している外部接続用の端子台に接続された電極リード線とを有し、当該電極リード線は、前記反射鏡の有効反射面以外の部分を経由して前記端子台まで引き回されていることを特徴とする光源ランプユニット。
  7. 請求項6において、前記端子台は、前記反射鏡の反射面以外の部分に取り付けられていることを特徴とする光源ランプユニット。
  8. 請求項1に記載の光源ランプユニットと、前記ランプ情報担持手段に担持されている前記ランプ情報を検出する検出手段と、前記光源ランプの種別毎のランプ電力を記憶した記憶手段と、前記検出手段により検出されたランプ情報に基づき前記光源ランプを駆動制御する駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段は、検出された前記光源ランプの種別に対応するランプ電力を前記記憶手段から検索して当該ランプ電力で前記光源ランプを駆動することを特徴とする光源装置。
  9. 請求項2に記載の光源ランプユニットと、前記ランプ情報担持手段に担持されている前記光源ランプの残り寿命を検出する検出手段と、当該検出手段により検出されたランプ情報に基づき前記光源ランプを駆動制御する駆動制御手段と、前記光源ランプの使用時間を積算する積算手段と、当該積算手段によって得られた使用積算時間に基づき前記ランプ情報担持手段に担持されている残り寿命を更新する残り寿命更新手段とを有し、前記駆動制御手段は、前記残り寿命更新手段によって更新された残り寿命が零でない場合にのみ前記光源ランプを点灯駆動することを特徴とする光源装置。
  10. 請求項3に記載の光源ランプユニットと、前記ランプ情報担持手段に担持されている前記光源ランプの寿命および使用積算時間を検出する検出手段と、前記光源ランプの使用時間を積算する積算手段と、前記検出手段により検出された前記使用積算時間および前記積算手段による使用積算時間の加算値を前記光源ランプの寿命と比較する比較手段と、前記加算値が前記寿命よりも短い場合にのみ、前記光源ランプを点灯駆動する駆動制御手段と、前記ランプ情報担持手段に担持されている使用積算時間を前記加算結果により更新する更新手段とを有することを特徴とする光源装置。
  11. 請求項4に記載の光源ランプユニットと、前記ランプ情報を検出する検出手段と、当該検出手段により検出されたランプ情報に基づき前記光源ランプを駆動制御する駆動制御手段とを有し、当該駆動制御手段は、検出されたランプ電力で前記光源ランプを駆動することを特徴とする光源装置。
  12. 請求項5に記載の光源ランプユニットと、前記ランプ情報を検出する検出手段と、当該検出手段によって検出されたランプ情報に基づき前記光源ランプを駆動制御する駆動制御手段とを有し、当該駆動制御手段は、前記光源ランプが新品であることが検出された時には当該光源ランプの輝度を調整する輝度調整手段を備えていることを特徴とする光源装置。
  13. 請求項5に記載の光源ランプユニットと、前記ランプ情報を検出する検出手段と、当該検出手段によって検出されたランプ情報に基づき前記光源ランプを駆動制御する駆動制御手段と、前記光源ランプの種別毎のランプ寿命を記憶したランプ寿命記憶手段と、前記光源ランプの使用時間を積算する積算手段と、当該積算手段によって積算された使用積算時間を前記光源ランプの種別毎に記憶する積算時間記憶手段と、前記光源ランプのランプ寿命と当該光源ランプの使用積算時間とを比較する比較する比較手段とを有し、前記積算手段は、前記光源ランプが新品であることが検出された時には前記積算時間記憶手段に記憶されている当該光源ランプの使用積算時間をリセットして積算を開始し、前記駆動制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づき当該光源ランプの使用積算時間が当該光源ランプのランプ寿命よりも短い場合にのみ、検出された当該光源ランプの使用電力で、当該光源ランプを点灯駆動することを特徴とする光源装置。
  14. 請求項9ないし13のうちの何れかの項において、更に、前記光源ランプの前記ランプ寿命よりも一定の時間だけ短い設定時間を前記使用積算時間と比較する第2の比較手段と、当該第2の比較手段の比較結果に基づき、前記使用積算時間が前記設定時間を超えた場合に、前記光源ランプが寿命に近づいた旨を警告する警告手段とを有していることを特徴とする光源装置。
  15. 請求項8ないし14のうちの何れかの項において、更に、前記光源ランプユニットを着脱可能に装着するランプユニット装着部を有し、前記光源ランプユニットは前記ランプユニット装着部に装着可能なランプハウジングを備えていることを特徴とする光源装置。
  16. 請求項15において、前記ランプ情報担持手段は、複数の光反射面および非反射面の配列形態によって情報を担持しており、前記検出手段は、前記光反射面および非反射面を光学的に検出するホトカプラを備えていることを特徴とする光源装置。
  17. 請求項8ないし16のうちの何れかの項に記載の光源装置と、当該光源装置から出射される出射光束に対して画像信号に対応した変調を施す変調手段と、変調後の光束を投写面上に投写する投写手段とを有することを特徴とする投写型表示装置。
  18. 請求項17において、前記光源ランプの残り寿命が、予め設定した時間よりも短くなった旨を警告する警告手段を有し、当該警告手段は、前記投写手段による投写画像の明るさを所定量だけ暗くさせる画面明るさ調整手段であることを特徴とする投写型表示装置。
  19. 請求項17または18において、複数のレンズ構造を備えた第1のレンズ板及び第2のレンズ板と、前記第2のレンズ板からの出射光を変調するライトバルブとを有し、前記光源装置は、前記光源ランプとしての光源ランプと、前記光源ランプからの発散光を反射して平行光として出射させるための反射鏡と、当該反射鏡を支持しているランプハウジングと、前記反射鏡の反射面から前方に突き出ている前記光源ランプの発光管の端から引き出されて当該反射鏡の反射面に対して背面側に位置している外部接続用の端子台に接続された電極リード線とを有し、当該電極リード線は、前記反射鏡の有効反射面以外の部分を経由して前記端子台まで引き回されており、前記電極リード線のうち前記反射鏡の反射面側に位置する部分は、前記第1のレンズ板の前記複数のレンズ構造の溝に沿って配置されていることを特徴とする投写型表示装置。
  20. 請求項19において、前記光源ランプユニットの前記端子台は、前記反射鏡の反射面以外の部分に取り付けられていることを特徴とする投写型表示装置。
  21. 光源ランプと、当該光源ランプが新品であるか否かを示す情報を担持しているランプ情報担持手段とを有することを特徴とする光源ランプユニット。
  22. 請求項21において、前記ランプ情報担持手段はヒューズを備え、当該ヒューズの溶断の有無により前記光源ランプが新品であるか否かの情報を担持していることを特徴とする光源ランプユニット。
  23. 請求項22に記載の光源ランプユニットと、前記ランプ情報担持手段に担持されている情報を検出する検出手段と、当該検出手段により前記光源ランプユニットが新品であることが検出された場合には、前記ヒューズを溶断することにより前記ランプ情報担持手段の担持情報を新品では無い旨を示す情報に設定する設定手段とを有していることを特徴とする光源装置。
  24. 請求項23において、前記光源ランプの使用時間を積算する積算手段と、前記積算手段によって積算された前記光源ランプの使用積算時間を記憶する記憶手段と、前記使用積算時間と予め設定した所定時間とを比較する比較手段とを有し、前記使用積算時間が前記所定時間よりも少ないときにのみ前記光源ランプを点灯させることを特徴とする光源装置。
  25. 請求項24において、前記使用積算時間が前記所定時間を超えたときに前記光源ランプを消灯させることを特徴とする光源装置。
  26. 請求項23ないし25のうちの何れかの項において、前記検出手段によって前記光源ランプが新品であることが検出された場合に、前記使用積算時間を初期設定値に戻すリセット手段を有していることを特徴とする光源装置。
  27. 請求項23ないし26のうちの何れかの項において、前記検出手段によって前記光源ランプが新品であることが検出された場合に、当該光源ランプの輝度を調整する輝度調整手段を有していることを特徴とする光源装置。
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