JP3791283B2 - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源の使用の有無を判別する判別部を備えた光源装置と、この判別部からの情報を検出するランプ情報検出回路基板とを備えた光源装置およびプロジェクターに関する。
【0002】
【背景技術】
従来、光源から出射される光束を画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、この電気光学装置で形成された画像を拡大投写する投写レンズとを備えたプロジェクターが知られている。このようなプロジェクターは、会議、学会、展示会等でのマルチメディアプレゼンテーションに広く利用されている。
【0003】
このようなプロジェクターでは、投写された映像に対して、安定した輝度や発色状態を確保するために、従来は、メタルハライドランプ、キセノンランプなどの光源ランプを、リフレクタに固定し、ランプハウジング内に収納した光源装置が利用されている。このランプハウジングには、その外周部に、光源の使用の有無を判別するランプ情報担持素子であるヒューズを備えたランプ情報担持回路基板が設けられている。
【0004】
一方、プロジェクター本体は、ランプ情報担持回路基板からの情報を検出するランプ情報検出回路基板を備え、光源装置のランプ点灯時間を積算し、光源ランプの使用限界がきた際に、強制的にシャットダウンしたり、投写画面上にその旨を表示するように構成されている。具体的には、(1)プロジェクター本体に新しい光源装置を装着すると、ランプ情報検出回路基板とランプ情報担持回路基板とが接続され、(2)当該ランプ情報検出回路基板がランプ情報担持回路基板に設けられているヒューズの電気的導通の有無を確認し、(3)装置本体に記録されたランプ使用積算時間がリセットされ、(4)ランプ情報担持回路基板のヒューズを切って当該光源装置の使用時間の積算を開始する。
【0005】
このようなランプ情報担持回路基板およびランプ情報検出回路基板は、ランプ情報検出回路基板がヒューズを覆うように、装置内部で積層配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、プロジェクターは、プレゼンテーション用の会議室等に設置された状態に維持されることもあるが、必要に応じて持ち込まれたり、終了後に他の場所に移して保管する場合もある。従って、持ち運びを容易にするために携帯性を向上させる必要があり、一層の小型化が求められている。
【0007】
しかしながら、ランプ情報担持回路基板およびランプ情報検出回路基板が、当該ランプ情報検出回路基板がヒューズを覆うように配置されていては、ランプ情報担持回路基板の厚さ寸法と、このランプ情報担持回路基板に設けられるヒューズの突出寸法と、ランプ情報検出回路基板の厚さ寸法との和で表される総厚さ寸法よりも大きな高さ寸法を有するスペースが装置内部に必要となるので、プロジェクターの小型化を図るのが困難であるという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、小型化を促進できる光源装置およびプロジェクターを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の光源装置は、光源の使用の有無を判別する判別部を備えた光源装置であって、判別部からの情報を検出する検出基板の2端子間を短絡するスイッチング部材を備え、このスイッチング部材が感熱変形部材で形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
このような本発明によれば、スイッチング部材が感熱変形部材で形成されているので、光源に近い部位に設けることができる。従って、光源装置を収容するランプハウジングの高さの範囲内に設けることができ、高さ方向に突出させなくてすむので、プロジェクターの小型化を図ることが可能となる。
【0011】
以上において、感熱変形部材を、加熱することにより記憶した初期の形状に戻る形状記憶合金のうち、例えばTi−Ni系の形状記憶合金で形成し、このような形状記憶合金で形成されたスイッチング部材は、検出基板の平面2箇所の端子に接触可能となっていることが好ましい。
【0012】
このような本発明によれば、形状記憶合金を最初に所定形状に設定しておくだけでよいので、複雑な構造としなくてもすみ、その上、平面部に接触させればよく、スイッチング部材の接触部の位置を揃えて製作しやすいので、製作が容易であり、コストが安くてすむ。
【0013】
また、本発明において、スイッチング部材は、垂直面内で相対するように設けられた検出回路の2箇所の端子に接触可能となっていてもよい。
【0014】
このような本発明によれば、スイッチング部材をクリップ状に形成することができ、クリップは1枚の板部材で形成できるので、スイッチング部材の構造が簡単となり、製作が容易となる。
【0015】
さらに、本発明において、スイッチング部材は、少なくとも2部材で形成されていることが好ましいが、1部材で形成されていてもよい。
【0016】
このような本発明によれば、2部材で形成する場合、1部材を感熱部材で形成すれば、残りの1部材は感熱部材を使用しなくてもすみ、その分コストが安くてすむ。1部材で形成する場合、例えば2部材を接続したりして製作する場合と比べて、手間が少なくてすみ、かつ、製作が容易となり、コストも安くてすむ。
【0017】
また、本発明において、スイッチング部材は、光源装置が収納されるランプハウジングの光源の出射部寄りに設けられていることが好ましい。
【0018】
このような本発明によれば、スイッチング部材が光源の熱を受けやすく、従って、感熱感知動作時間を短くすることができ、光源の使用の有無を短時間で判別することができるようになる。
【0019】
また、本発明において、スイッチング部材は、その接点部および先端部が収納部上端面から突出した状態で収納部内に設けられるとともに、感熱による変形後は、接点部および先端部が収納部内に収納されるものであってもよい。
【0020】
このような本発明によれば、スイッチング部材がむき出しにならないので、破損するおそれが少ない。
【0021】
また、本発明において、スイッチング部材を変形させる感熱動作温度は、光源を保持する光源保持構造部材の耐熱温度以下であることが好ましい。
【0022】
ここで、光源保持構造部材の耐熱温度以下の温度は、例えば、使用上限温度+50〜200℃である。
【0023】
このような本発明によれば、光源保持構造部材が熱によって損傷することがない。
【0024】
本発明の他の光源装置は、光源の使用の有無を判別する判別部を備えた光源装置であって、判別部が感熱変形部材で構成されていることを特徴とするものである。
【0025】
このような本発明によれば、ヒューズ代替品として形状記憶合金等の感熱変形部材を採用することにより、検出基板およびランプ基板間の距離を少なくすることができ、これにより、装置の薄型化、小型化を図れる。
【0026】
以上において、感熱変形部材は、加熱することにより記憶した初期の形状に戻る形状記憶合金を使用することが好ましく、形状記憶合金としては、例えば、Ti−Ni系の形状記憶合金を使用することが好まし。
【0027】
このような本発明によれば、形状記憶合金を最初に所定形状に設定しておくだけでよいので、複雑な構造とせずにすみ。コストが安くてすむ。
【0028】
また、本発明において、判別部は、一方の端子部に固定される固定部と、他方の端子部に係合離脱する接触部とを有することが好ましい。
【0029】
このような本発明によれば、他方の端子部をスライドさせたり、反らせたりする構成で目的を達成できるので、構造が簡単となり、製作およびコストが安くてすむ。
【0030】
さらに、本発明において、判別部を変形させる感熱動作温度は、光源を保持する光源保持構造部材の耐熱温度以下であることが好ましい。
【0031】
ここで、光源保持構造部材の耐熱温度以下の温度は、例えば、使用上限温度+50〜200℃である。
【0032】
このような本発明によれば、光源保持構造部材が熱によって損傷することがない。
【0033】
本発明のプロジェクターは、光源装置の光源から出射される光束を画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、この電気光学装置で形成された画像を拡大投写する投写レンズとを備えたプロジェクターであって、光源装置は、請求項1〜15のいずれかに記載の光源装置を備えて構成されていることを特徴とするものである。
【0034】
このような本発明によれば、薄型化、小型化を図れるプロジェクターとすることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
【0036】
(1)装置の全体構成
図1、図2には、本実施形態に係るプロジェクター1の概略斜視図が示され、図1は上面側から見た斜視図、図2は下面側から見た斜視図である。
【0037】
プロジェクター1は、光源としての光源装置から出射された光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色に分離し、これらの各色光束を、電気光学装置を構成する液晶パネルを通して画像情報に対応させて変調し、変調した後の各色の変調光束をクロスダイクロイックプリズム(色合成光学系)により合成して、投写レンズ6を介して投写面上に拡大表示する形式のものである。各構成部品は外装ケース2の内部に収納されているが、投写レンズ6はそのズーム機構により、必要に応じて外装ケース2から突出可能に設けられている。
【0038】
(2)外装ケースの構造
外装ケース2は、基本的には、装置上面を覆うアッパーケース3と、装置底面を構成するロアーケース4と、正面部分を覆うフロントケース5とから構成され、アッパーケース3およびロアーケース4がマグネシウムダイキャスト製で、フロントケース5が樹脂製である。
【0039】
アッパーケース3の上面右側(正面から見て右側)には、樹脂製のフィルタ交換蓋241で覆われた空気取入口240が設けられている。このフィルタ交換蓋241には、外部から取り入れた空気を装置内部へ冷却空気として導入するためのスリット状の開口241Aが形成され、当該フィルタ交換蓋241の内側には、エアフィルタ242(図8)が設けられている。このフィルタ交換蓋241をアッパーケース3の上面側から着脱することで、内部のエアフィルタ242を交換することが可能である。
【0040】
また、アッパーケース3の上面において、フィルタ交換蓋241の前方には、スピーカ250(図7)用の多数の連通孔251が穿設されている。連通孔251の側方には、プロジェクター1の画質等を調整するための操作パネル60が設けられている。これらのフィルタ交換蓋241、連通孔251、および操作パネル60が設けられている部分は、図7、図8に示されるように、アッパーケース3の一部が上方に膨出した膨出部3Aになっており、この膨出部3Aによって形成される内部空間に前述のエアフィルタ242や、スピーカ250、操作パネル60用の回路基板61等が収容されている。
【0041】
図2において、ロアーケース4の底面には、内部に収納される光源ランプユニット8(図3、図4)を交換するためのランプ交換蓋27が設けられている。ロアーケース4の底面前方側の角部にはフット31R、31Lが設けられ、後方側の中央にはフット31Cが設けられている。なお、フット31R、31Lは、ダイヤル部分を回転させたり、レバー32R、32Lを操作することで突出方向に進退する構成であり、その進退量を調整することによって表示画面の高さや傾きを変更することが可能である。
【0042】
フロントケース5前面の向かって右側部分には、図示略のリモートコントローラからの光信号を受信するための受光部70が設けられている。フロントケース5の略中央には、装置内部の空気を排出する排気口160が設けられている。
【0043】
このような外装ケース2の空気取入口240寄りの側面および背面には、外部電源との接続用のACインレット50や各種の入出力端子群51が配置されている。
【0044】
(3)装置の内部構造
図3〜図8には、プロジェクター1の内部構造が示されている。図3は装置内部の概略斜視図、図4は光学系を示す斜視図、図5、図6は光学系の内部を示す斜視図、図7、図8はプロジェクター1の垂直断面図である。
【0045】
これらの図において、外装ケース2の内部には、光源ランプユニット8、電源としての電源ユニット9、光学ユニット10、ドライバーボード11(図8)、メインボード12、AVボード13などが配置されている。そして、本実施形態では、光源ランプユニット8、光学ユニット10、および前述した投写レンズ6により、図9にも示されるように、本発明に係る平面U字形状の光学系が構成され、各ボード11、12、13で本発明に係る制御系が構成されている。
【0046】
電源ユニット9は、光学系の投写レンズ6側の側部に配置された第1電源ブロック9A、平面U字型の光学系における中央の開口部14内、すなわち投写レンズ6と光源ランプユニット8との間に配置された第2電源ブロック9B、光学系の光源ランプユニット8側の側部に配置された第3電源ブロック9Cで構成されている。
【0047】
第1電源ブロック9Aは、ACインレット50を備えており、このACインレット50を通して得られる外部電源からの電力を第2電源ブロック9Bおよび第3電源ブロック9Cに分配供給している。
【0048】
第2電源ブロック9Bは、第1電源ブロック9Aから得られる電力を変圧して主に制御系を構成するメインボード12に供給している。この第2電源ブロック9Bの排気口160側には、当該第2電源ブロック9Bからの電力で駆動される補助排気ファン15が取り付けられている。
【0049】
第3電源ブロック9Cは、第1電源ブロック9Bから得られる電力を変圧して光源183(図9)に供給している。すなわち、第3電源ブロック9Cは、最も消費電力の大きい光源183に電力を供給する必要から、第1、第2電源ブロック9A、9Bよりも大きく、装置1の前後にわたる大きさに設けられている。
【0050】
このような第1〜第3電源ブロック9A〜9Cは、投写レンズ6や光学ユニット10に先がけてロアーケース4にネジ等によって固定される。なお、第1電源ブロック9Aは、第2電源ブロック9Bにのみ電力を供給し、第3電源ブロック9Cはその第2電源ブロック9Bから電力が分配されるようにしてもよい。
【0051】
光源ランプユニット8は、図9に示されるように、光源ランプ181および凹面鏡182からなる光源183と、この光源183を収納するランプハウジング184とを有している。
【0052】
なお、ランプハウジング184には、光源ランプ181の使用の有無を判別する判別部260が設けられている。
【0053】
そして、ランプハウジング184において、光源装置である光源ランプユニット8は、後述のライトガイド900を構成する上ライトガイド901と一体の収容部9021で覆われており、上述したランプ交換蓋27を開けて取り外せるように構成されている。収容部9021の前方には、排気口160に対応した位置に補助排気ファン15よりも大きい主排気ファン16が配置されている。そして、この主排気ファン16も第2電源ブロック9Bからの電力で駆動される。
【0054】
光学ユニット10は、光源ランプユニット8から出射された光束を、光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユニットであり、ライトガイド900を備えている。このライトガイド900は、樹脂製で箱状とされた上ライトガイド901と、マグネシウム製で蓋状とされた下ライトガイド902とで構成され、その内部には照明光学系923、色光分離光学系924、変調系としての電気光学装置925、および色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム910が収容されている。また、下ライトガイド902には投写レンズ6が固定される鉛直なヘッド板903が設けられている。電気光学装置925およびクロスダイクロイックプリズム910以外の光学ユニット10の光学素子は、上下のライトガイド901、902の間に挟まれて保持された構成となっている。これらの上ライトガイド901、下ライトガイド902は一体とされて、ロアーケース4の側に固定されている。
【0055】
クロスダイクロイックプリズム910は、ヘッド板903の裏面側であって、下ライトガイド902上に固定されている。電気光学装置925を構成する各液晶パネル925R、925G、925Bは、クロスダイクロイックプリズム910の3側面と対向配置され、クロスダイクロイックプリズム910の対向する面に固定部材を介して接着固定されている。なお、各液晶パネル925R、925G、925Bの互いの位置関係は、液晶パネル925Bと液晶パネル925Rとがクロスダイクロイックプリズム910を挟んで対向した位置に設けられ、液晶パネル925Gがクロスダイクロイックプリズム910を挟んで投写レンズ6と対向した位置に設けられている。そして、これらの液晶パネル925R、925G、925Bは、クロスダイクロイックプリズム910の上方に位置しかつ前述の空気取入口240に対応して設けられた吸気ファン17からの冷却用空気によって冷却される。この際、吸気ファン17駆動用の電力は、メインボード12からドライバーボード11を介して供給される。
【0056】
ドライバーボード11は、上述した電気光学装置925の各液晶パネル925R、925G、925Bを制御するためのものであり、光学ユニット10の上方に配置されている。
【0057】
メインボード12は、プロジェクター1全体を制御する制御回路が形成されたものであり、光学ユニット10の後方に立設されている。従って、メインボード12とドライバーボード11とは互いに直角に配置されてコネクタを介して電気的に接続されている。なお、このメインボード12には、判別部260からの情報を検出するランプ情報検出基板230が、ケーブルを介して接続されている。
【0058】
AVボード13は、前述の入出力端子群51を備えた回路基板であって、光学ユニット10とメインボード12との間に立設され、メインボード12に電気的に接続されている。
【0059】
(4)光学系の構造
次に、図5、図9を参照して光学系の光学ユニット10について詳細に説明する。
【0060】
光学ユニット10は、それぞれ上ライトガイド901内に収容された照明光学系923と、色光分離光学系924と、リレー光学系927と、それぞれ下ライトガイド902に固定された電気光学装置925と、色光合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム910と、下ライトガイド902のヘッド板903に固定された投写レンズ6とで構成されている。
【0061】
照明光学系923は、電気光学装置925の3枚の液晶パネル925R、925G、925Bの画像形成領域をほぼ均一に照明するためのインテグレータ照明光学系であり、光源183と、第1のレンズアレイ921と、第2のレンズアレイ922と、反射ミラー931と、重畳レンズ932とを備えている。これらのレンズアレイ921、922、重畳レンズ932、および反射ミラー931は、上ライトガイド901の立上部分に支持された状態で配置されているとともに、脱落防止部材としてのクリップ7によって固定され、上ライトガイド901を図3に示す状態から反転させても脱落しないようになっている。
【0062】
照明光学系923を構成する光源183は、放射状の光線を出射する放射光源としての光源ランプ181と、光源ランプ181から出射された放射光をほぼ平行な光線束として出射する凹面鏡182とを有する。光源ランプ181としては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、または高圧水銀ランプが用いられることが多い。凹面鏡182としては、放物面鏡や楕円面鏡を用いることが好ましい。
【0063】
第1のレンズアレイ921は、略矩形状の輪郭を有する小レンズ9211がM行N列のマトリクス状に配列された構成を有している。各小レンズ9211は、光源から入射された平行な光束を複数の(すなわちM×N個の)部分光束に分割し、各部分光束を第2のレンズアレイ922の近傍で結像させる。各小レンズ9211の輪郭の形状は、液晶パネル925R、925G、925Bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。例えば、液晶パネルの画像形成領域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であるならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定する。
【0064】
第2のレンズアレイ922も、第1のレンズアレイ921の小レンズ9211に対応するように、小レンズ9221がM行N列のマトリクス状に配列された構成を有している。第2のレンズアレイ922は、第1のレンズアレイ921から出射された各部分光束の中心軸(主光線)が重畳レンズ932の入射面に垂直に入射するように揃える機能を有している。ここで、重畳レンズ932は、複数の部分光束を3枚の液晶パネル925R、925G、925B上で重畳させる機能を有している。また、第2のレンズアレイ922は、図5に示されるように、反射ミラー931を挟んで第1のレンズアレイ921に対して90度傾いて配置されている。
【0065】
反射ミラー931は、第1のレンズアレイ921から出射された光束を第2のレンズアレイ922に導くためのミラーであり、照明光学系の構成によっては、必ずしも必要としない。例えば、第1のレンズアレイ921および光源が第2のレンズアレイ922に平行に設けられていれば不要である。
【0066】
色光分離光学系924は、本発明に係る光学部品としての2枚のダイクロイックミラー941、942と、反射ミラー943とを備え、照明光学系923の重畳レンズ932から出射される光を、赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有している。各ミラー941、942、943は、前述と同様に上ライトガイド901の立上部分に支持され、クリップ7によって上ライトガイド901に固定されている。
【0067】
リレー光学系927は、入射側レンズ954、リレーレンズ973、および反射ミラー971、972を備えており、これらの反射ミラー971、972もクリップ7によって上ライトガイド901に固定されている。
【0068】
電気光学装置925の液晶パネル925R、925G、925Bは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものである。各液晶パネル925R、925G、925Bは、上ライトガイド901の外側であって、上ライトガイド901の外周に設けられた凹状部904(図5)に対応して配置され、かつクロスダイクロイックプリズム910の三方の側面に対向した状態でクロスダイクロイックプリズム910の対向する面に固定部材を介して接着固定されている。各液晶パネル925R、925G、925Bの光入出射面側には、入射側偏光板960R、960G、960Bが、光出射面側には出射側偏光板961R、961G、961Bがそれぞれ配置されている。
【0069】
クロスダイクロイックプリズム910は、3色の色光を合成してカラー画像を形成する機能を有し、下ライトガイド902の上面に固定ネジにより固定されている。クロスダイクロイックプリズム910には、赤光を反射する誘電体多層膜と、青光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成される。
【0070】
投写レンズ6は、プロジェクター1の中でも最も重量の大きい光学部品であり、その基端側に設けられたフランジ62を介して下ライトガイド902のヘッド板903にネジ等で固定されている。
【0071】
以上のように構成された光学ユニット10は、以下のようにして組み立てられる。
【0072】
先ず、箱状の上ライトガイド901をその開口側が上向きとなるようにして置き、この上ライトガイド901内に照明光学系923、色光分離光学系924、およびリレー光学系927などを構成する各光学部品(反射ミラー、各種のレンズ等)を配置し、それらの光学部品をクリップ7で上ライトガイド901に固定する。
【0073】
一方、蓋状の下ライトガイド902においては、その上面に液晶パネル925R、925G、925Bを固定したクロスダイクロイックプリズム910を固定し、ヘッド板903に投写レンズ6を固定しておく。次いで、各光学部品が搭載された上ライトガイド901を持って反転させ、下ライトガイド902に被せるようにして取り付け、固定する。
【0074】
最後に、このようにして完成したライトガイド900を、ロアーケース4にネジ等で固定する。
【0075】
なお、液晶パネル925R、925G、925B、クロスダイクロイックプリズム910、および投写レンズ6を搭載しておいた下ライトガイド902を先にロアーケース4に固定しておき、その後、各光学部品が搭載された上ライトガイド901を持って反転させ、下ライトガイド902に被せるようにして取り付け、しかる後、ネジ等によって、上ライトガイド901をロアーケース4に固定するようにしてもよい。
【0076】
さらに、下ライトガイド902のみを先にロアーケース4にネジ止めしておき、そこに液晶パネル925R、925G、925Bおよびクロスダイクロイックプリズム910を搭載したり、投写レンズ6を固定したりし、その後、各光学部品が搭載された上ライトガイド901を持って反転させ、下ライトガイド902に被せるようにして取り付け、しかる後、ネジ等によって、上ライトガイド901をロアーケース4に固定するようにしてもよい。
【0077】
また、本実施形態において、下ライトガイド902へのクロスダイクロイックプリズム910や投写レンズ6の固定、ロアーケース4への上下ライトガイド901、902の固定は、ネジによって行われているが、そのような固定を接着や嵌合形式など、他の適宜な固定方法で行ってもよい。
【0078】
(5)光学系の機能
図9に示す光学ユニット10において、光源183から出射された略平行な光束は、インテグレータ光学系(照明光学系923)を構成する第1と第2のレンズアレイ921、922によって、複数の部分光束に分割される。第1のレンズアレイ921の各小レンズ9211から出射された部分光束は、重畳レンズ932によって、液晶パネル925R、925G、925Bの画像形成領域上で概ね重畳される。その結果、各液晶パネル925R、925G、925Bは、面内分布がほぼ均一な照明光によって照明される。
【0079】
この際、色光分離光学系924の第1のダイクロイックミラー941では、照明光学系923から出射された光束の赤色光成分が反射するとともに、青色光成分と緑色光成分とが透過する。第1のダイクロイックミラー941によって反射した赤色光は、反射ミラー943で反射し、フィールドレンズ951を通って赤色用の液晶パネル925Rに達する。このフィールドレンズ951は、第2のレンズアレイ922から出射された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル925G、925Bの前に設けられたフィールドレンズ952、953も同様である。
【0080】
第1のダイクロイックミラー941を透過した青色光と緑色光のうちで、緑色光は第2のダイクロイックミラー942によって反射し、フィールドレンズ952を通って緑色用の液晶パネル925Gに達する。一方、青色光は第2のダイクロイックミラー942を透過してリレー光学系927を通り、さらにフィールドレンズ953を通って青色光用の液晶パネル925Bに達する。なお、青色光にリレー光学系927が用いられているのは、青色光の光路の長さが他の色光の光路長さよりも長いため、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ954に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ953に伝えるためである。
【0081】
赤、緑、青の各色光は、液晶パネル925R、925G、925Bに入射するにあたり、入射側偏光板960R、960G、960Bで特定の偏光光のみとされる。この後、各偏光光は、各液晶パネル925R、925G、925Bにおいて与えられた画像情報に従って変調され、変調光として出射側偏光板961R、961G、961Bに出射される。そして、出射側偏光板961R、961G、961Bにおいては、変調光のうちの特定の偏光光のみが透過し、クロスダイクロイックプリズム910に出射される。出射された各色光の偏光光は、クロスダイクロイックプリズム910で合成されて合成光となり、投写レンズ6の方向に出射される。この合成光は、投写レンズ6により投写スクリーン等の投写面上にカラー画像として投射される。
【0082】
(6)光源ランプユニット
図10〜図12には、光源装置である光源ランプユニット8が示されている。
【0083】
図10は、光源ランプユニット8を上方からみた斜視図であり、図11は、下方からみた斜視図であり、図12は、その側面図である。
【0084】
光源ランプユニット8は、前述のように、プロジェクター1の光源部分を構成するものであり、光源ランプ181およびリフレクタである凹面鏡182からなる光源183と、この光源183を固定・収納するランプハウジング184とを有している。
【0085】
ランプハウジング184は、凹面鏡182の一部の側面を覆う側部ハウジング200と、凹面鏡182が載置される底部ハウジング210とを含んで構成されている。
【0086】
側部ハウジング200は、光出射面を規定する開口枠201と、凹面鏡182の側面の一部を覆う側板部202とを含んで構成され、断面コ字形状に一体成形されている。
【0087】
底部ハウジング210は、凹面鏡182が載置される載置板211と、この載置板211の側縁に設けられる立上板212とを含んで構成されている。立上板212の外側面には、電源ユニット9との電気的接続を行うとともに、光源ランプ181に電力を供給するケーブル(図示省略)に接続するコネクタ213が設けられている。
【0088】
(7)判別部およびランプ情報検出回路基板
図10に示すように、立上板212において凹面鏡182側先端(光源の出射側寄り)には、開口枠201と平行な面を有するとともに、断面L字状の横立上部212Aが設けられている。この横立上部212Aの上部には、判別部260が設けられている。
【0089】
判別部260は、図13(A)、(B)に示すように、オーバーハング部212Bと、スイッチング部材261と、蓋部材265とを含んで構成されている。オーバーハング部212Bには、その上面から所定深さとされ、かつ、半円部からランプハウジング184の内側に延びた開口部を有する2つの収納部215が形成されている。各収納部215の下端同士は、ランプハウジング184の載置板211と平行に開口部側から収納部215の半円部先端同士を結ぶ位置まで形成された挿入溝216によって連通されている。
【0090】
このような収納部215内には、オーバーハング部212Bとともに判別部260を構成するスイッチング部材261が収納されている。
【0091】
このスイッチング部材261は、図14に示すように、板状の固定部材262と、この固定部材162の一端側に立設される感熱変形部材としての形状記憶合金製ばね263と、他端側に立設される通常のばね264とで形成され、各ばね263,264の先端は平面状に形成された接点部263A,264Aとなっている。接点部263A,264Aは、後述する検出基板230の2つの端子部232と接触するようになっている。形状記憶合金製ばね263には、Ti−Ni系の形状記憶合金が使用され、熱変形後、形状が元に戻らないようになっている。なお、本実施形態では、ばね263のみを形状記憶合金製としているが、ばね264も形状記憶合金製のばねとすることができる。
【0092】
このスイッチング部材261を収納部215内に収納する際は、固定部材262を挿入溝216に差し込み、かつ、2つのばね263,264が収納部215内の半円部に納まるまでスライドさせる。所定位置に納まったとき、スイッチング部材261の2つのばね263,264における接点部263A,264Aを含む先端は、所定寸法だけ収納部215の上端面から突出した状態になっている。
【0093】
オーバーハング部212Bの収納部215の開口側側面には、図13(A)に示すように、収納部215の開口側を塞ぐ蓋部材265が着脱可能に設けられている。この蓋部材265は、オーバーハング部212Bの側面の大きさに形成された板部材266と、この板部材266に取り付けられ、収納部215の開口内にはめ込み蓋をする挿入部材267とを含んで形成され、挿入部材267を開口内にはめ込むとともに、板部材266をオーバーハング部212Bの側面に押し付け、例えば止めねじ等で固定するようになっている。
【0094】
このようなスイッチング部材261に接触する検出基板230は、プロジェクター1のケース内のスイッチング部材261と接触する位置に設けられており、図15に示すように、基板本体231と、ばね263,264の接点263A,264Aが接触する端子部232と、これら端子部232から延びる配線233と、これら配線233の他端が接続されるコネクタ234とを含んで構成される。そして、コネクタ234からは、図示しないケーブルが延びて、メインボード12(図3参照)に接続されている。さらに、基板本体231には、ロアーケース4の吸入口4Aを通して装置外部から導入された冷却空気を通過させる冷却空気導入口231Aが形成されている。
【0095】
以上説明した判別部260と検出基板230とによって、以下のように光源ランプユニット8が新しいものであるか否かの判断が行われる。
【0096】
(1)新しい光源ランプユニット8を装着し、プロジェクター1の電源スイッチをオンにすると、メインボード12からの制御信号に基づいて、電源ブロック9Cから検出基板230を介して、判別部260のスイッチング部材261に電気信号が送られ、スイッチング部材261の電気的導通が確認され、光源ランプが新しいものであることが検知される。
【0097】
(2)そして、メインボード12に配設されたCPUが、この電気的導通を確認すると、メインボード12のメモリに記録された光源ランプ181のそれまでの使用積算時間をリセットする。
【0098】
(3)続けて、メインボード12は、制御信号を出力し、電源ブロック9Cから大きな電流(過電流)を検出基板230を介して判別部260のスイッチング部材261に出力する。すると、スイッチング部材261の形状記憶合金製のばね263が感熱動作により変形して縮んだ状態となり、接点263Aおよび先端部が収納部215内に収納される。これにより、電気的導通が遮断される。なお、このときのばね263の感熱動作温度は、ランプハウジング184の耐熱温度以下、例えば、使用上限温度+50〜200℃であることが好ましい。また、感熱動作時間は60分以下であることが好ましく、30分以下がより好ましく、15分以下であることが特に好ましい。
【0099】
その後、再び電源を投入した場合は、スイッチング部材261のばね263が縮んだ状態となっており、検出基板230の端子部232と接触していないので、判別部260における電気的導通が確認されず、光源ランプ181の使用積算時間がそのまま積算される。
【0100】
そして、使用積算時間が、光源ランプ181の性能に応じた寿命値を上回った場合には、メインボード12によって、光源ランプ181を消灯させて、装置1内のファン(図示省略)を回転させてクールダウンするという消灯動作が強制的に行われる。この際、光源ランプ181の点灯時間や交換回数および投写画像の周波数や極性などを示した画像が投写される。
【0101】
(8)実施形態の効果
以上のような本実施形態では、以下に述べるような効果が得られる。
【0102】
(A) スイッチング部材261とともに、判別部260を構成するオーバーハング部212Bは、ランプハウジング184の立上板212に連続する横立部212Aの上部に設けられ、ランプハウジング184の高さ寸法内の範囲に設けられているので、薄型化を促進でき、小型化を図ることができる。
【0103】
(B) 判別部260のスイッチング部材261の収納位置は、オーバーハング部212Bの収納部215内となっており、スイッチング部材261を収納するために、立上板212に連続する横立部212Aの全体の板厚を厚くせずにすみ、装置の軽量化を図ることができる。
【0104】
(C) 判別部260のスイッチング部材261および検出基板230は、スイッチング部材261のばね263,264を介して電気的に接続されている。このため、ばね263,264の付勢力によって、検出基板230の端子部232に接触することが可能になる。従って、光源ランプユニット8をプロジェクター1内に装着(収納)するだけで、自動的に電気的導通を取ることができる。
【0105】
(D) スイッチング部材261は、2本のばね263,264を含み構成されており、1本のばね263は形状記憶合金製とされ、大きな電流(過電流)が出力されたとき、そのばね263が設定当時の形状に戻り、接点263Aおよび先端部が収納部215内に収納されるようになっている。1本のばねのみ電気的導通の遮断を行えばすむので、両方とも形状記憶合金製としなくてもよく、コストが安くなる。
【0106】
(E) スイッチング部材261の2本のばね263,264は、収納部215内に収納されているので、むき出し状態にならず、それらのばね263,264の損傷を防止することができる。
【0107】
(F) 判別部260は、蓋部材265を備えており、この蓋部材265で、収納部215に収納されたスイッチング部材261のばね263,264を押さえることができるので、ばね263,264が収納部215から抜け落ちることがなく、従って、確実な光源ランプユニット8の使用の有無を判別することができる。
【0108】
(G) 検出基板230には冷却空気導入口231Aが設けられているので、通電による配線233やコネクタ234の発熱を速やかに冷却することができる。
【0109】
(9)第2実施形態
次に、図16に基づいて本発明の第2実施形態を説明する。
【0110】
本実施形態では、第1実施形態のスイッチング部材261がコイル状のばね264A,264Bであり、ランプ情報検出基板230の端子部232が平坦であったのに対し、スイッチング部材を板ばね状のクリップとし、端子部を基板上から突出した形状としたものである。その他の構成については、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
【0111】
スイッチング部材361は、板ばね状のクリップ335を備えて形成されている。このクリップ335は、形状記憶合金製とされるとともに、1枚の板状部材を折り曲げ形成したもので、正面形状が、水平な底部335Aと、その両端から互いに離れる方向に広がるとともに、途中から上方に向かって狭まった挟持部335Bと、挟持部335Bから再度互いに離れる方向に広がる挿入部335Cとを有する形状となっている。
【0112】
このようなクリップ335は、第1実施形態で説明したランプハウジング184のオーバーハング部212Bの位置に設けられ、かつ、横立上部212Aの2面にわたって設けられた水平な底板335Aの上に固定されている。また、クリップ335は、板の幅方向一端が横立上部212Aの側面に接触して設けられている。
【0113】
検出基板330は、接触面が基板面から突出した垂下部332とされている他は、第1実施形態の検出基板230と同様の構成となっている。垂下部332の厚さ方向両面の所定範囲は端子部332Aとなっており、この端子部332Aが、クリップ335の挟持部335Bに挿入され、かつ、挟持されるようになっている。
【0114】
本実施形態では、検出基板330がクリップ335の挿入部335Cから挟持部335Bに挿入され、かつ、挟持されたとき、電気的導通が確認され、さらに、電源ブロックから過電流が流されたとき、クリップ335が感熱変形して挟持部335Bが開かれ、電気が遮断される。
【0115】
なお、光源ランプユニット8が新しいものであるか否かの判断や使用時間の積算等については、第1の実施の形態と同様の手順で行われる。
【0116】
本実施形態では、第1の実施形態における(A) ,(B) ,(G) と同様の効果の他、以下に述べるような効果が得られる。
【0117】
(H) スイッチング部材361および検出基板330は、スイッチング部材361のクリップ335における挟持部335Bを介して電気的に接続されている。このため、挟持部335Bの付勢力によって、検出基板230の端子部232に接触することが可能になる。従って、光源ランプユニット8をプロジェクター1内に装着(収納)するだけで、自動的に電気的導通を取ることができる。
【0118】
(I) スイッチング部材361は、形状記憶合金製のクリップ335を含み構成されており、大きな電流(過電流)が出力されたとき、そのクリップ335が設定当時の形状に戻って開くようになっている。従って、折り曲げ形成するだけでよいので、構造が簡単であり、製作も容易となって、コストも安くなる。
【0119】
(10)第3実施形態
次に、図17〜22に基づいて本発明の第3実施形態を説明する。
【0120】
第1,2実施形態では、スイッチング部材261,361をランプ情報検出基板の端子部と接触するように設けたが、スイッチング部材を端子と接触しない状態で設けても良い。本実施形態では、スイッチング部材をランプ情報検出基板の端子部と接触しない状態で設けているが、その他の構成については、先に説明した第1、第2の実施形態と同様である。よって、第1、第2の実施形態と同様の部分については、その説明を省略する。また、図17〜22において、第1、第2の実施形態と同様の部分については、図1〜16で用いたのと同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0121】
本実施形態の光源ランプユニット8aでは、図17〜22に示すように、ランプハウジング184aの底部ハウジング210aの構成が、第1、第2の実施形態と相違している。底部ハウジング210aは、載置板211aと立上板212aとを含んで構成されており、判別部を備えたランプ情報担持回路基板220は、載置板211aの裏面に光出射方向Hに延びた状態で設けられている。
【0122】
担持基板220は、図19に示すように、基板本体221と、この基板本体221の光出射側H両端に設けられた板ばね222と、この板ばね222から延びる配線223と、これら配線223間に設けられる判別部224とを含んで構成されている。
【0123】
板ばね222は、図20にも示すように、矩形枠状に形成されて基板本体221に固設される固設部222Aと、この固設部222Aから折り曲げて形成された接触部222Cとを備えている。接触部222Bの先端には検出基板230と電気的導通をとるための接触面222Bが設けられている。なお、接触部222Cには、金メッキが施されている。
【0124】
判別部224は、光源ランプ181の使用の有無を判別するために設けられたものであり、図19および図20に示すように、形状記憶合金製の1枚の板状部材で形成されている。すなわち、判別部224は、互いに水平な一方側の固定部224Aおよび他方側のスライド部224Bと、これら固定部224Aおよびスライド部224Bとを繋ぐ断面逆V字状の連結部224Cとを有している。
【0125】
検出基板230は、プロジェクター1のケース内のスイッチング部材261と接触する位置に設けられており、図20、図21に示すように、先に説明した第1の実施形態における検出基板230(図15)と同様の構成である。検出基板230は、基板本体231と、板ばね222の接触面222Bが接触する端子部232と、これら端子部232から延びる配線233と、これら配線233の他端が接続されるコネクタ234とを含んで構成される。そして、コネクタ234からは、図示しないケーブルが延びて、メインボード12(図3参照)に接続されている。さらに、基板本体231には、ロアーケース4の吸入口4Aを通して装置外部から導入された冷却空気を通過させる冷却空気導入口231Aが形成されている。
【0126】
本実施形態では、新しい光源ランプユニット8aを外装ケース内に挿入をすると、まず、図22(A)に示すように、接触面222Bと、端子部232とが互いに接触する。その後、さらに、光源ランプユニット8aを挿入していくとすると、図21(B)に示すように、接触面222Bが、端子部232に押圧されて、判別部側方向Yに変位する。この際、接触面222Bの一部である曲折部222Dは、端子部232に押圧されている間、端子部232の所定位置Pから所定位置Qまで、端子部232に接触しながら移動する。すなわち、光源ランプユニット8aがケース内に装着されている間、曲折部222Dが、常に端子部232に接触した状態が維持されている。なお、光源ランプユニット8aが完全に装着された状態では、図18に示すように、検出基板230が判別部224と重ならないように、担持基板220および検出基板230が上下に積層された状態となる。
【0127】
そして、この状態で電気的導通が確認され、さらに電源ブロックから過電流が流されたとき、判別部224が感熱変形して縮むことにより、電気的導通が遮断される。
【0128】
なお、光源ランプユニット8aが新しいものであるか否かの判断や使用時間の積算等については、第1の実施形態と同様の手順で行なわれる。
【0129】
第3の実施形態では、以下に述べるような効果が得られる。
【0130】
(J) 担持基板220および検出基板230は、担持基板220に設けられた判別部224が、検出基板230に重ならないように積層配置されている。このため、担持基板220および検出基板230が近接して積層配置されるので、ヒューズを介して積層配置された従来のプロジェクターに比べて、担持基板220および検出基板230の総厚さ寸法を小さくすることができる。従って、プロジェクター1の小型化を図ることができる。
【0131】
(K) 担持基板220および検出基板230は、担持基板220に設けられた板ばね222を介して電気的に接続されている。このため、板ばね222の付勢力によって、検出基板230の端子部232に接触することが可能になる。従って、光源ランプユニット8aをプロジェクター1内に装着(収納)するだけで、自動的に電気的導通を取ることができる。
【0132】
(L) 板ばね222は、光源ランプユニット8a側に設けられているので、光源ランプユニット8aを交換する毎に板ばね222も交換される。従って、付勢力の低下による接触不良を回避することができ、基板220、230同士の電気的接続を良好に維持することができる。
【0133】
(M) 板ばね222は、検出基板230側に付勢する接触部222Cを備えている。このため、コイルバネ等で構成する場合に比べて、構造を簡易なものにすることができるので、板ばね222の製造を容易にすることができる。
【0134】
(N) 光源ランプユニット8aをプロジェクター1内に装着(収納)する際に、板ばね222の曲折部222Dは、付勢力によって端子部232に接触しながら所定位置Pから所定位置Qまで移動する。従って、端子部232に付着している塵埃などを除去することが可能となり、板ばね222と検出基板230との接触不良を未然に防止することができる。
【0135】
(O) 接触部222Cには、金メッキが施されている。従って、接触部222Cが酸化して錆びることがなく、長期間使用しても、確実に電気的導通を確保することができる。
【0136】
(P) 検出基板230には、冷却空気導入口231Aが設けられているので、通電による配線233やコネクタ234の発熱を速やかに冷却することができる。
【0137】
(11)本発明における実施形態の変形形態
なお、本発明は、以上に説明した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる限りにおいて、他の構成等をも含むものである。例えば、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
【0138】
第1実施形態では、スイッチング部材261を、固定部材262とその両端に設けられた形状記憶合金製のばね263および通常のばね264との別部材で構成したが、これに限らない。図24に示すように、形状記憶合金製の一部材からなるばね364を、コ字状に折り曲げ形成したスイッチング部材261aとしてもよい。
【0139】
また、第1実施形態では、スイッチング部材261を、ランプハウジング184の内側にオーバーハング部212Bを設けてその部位を判別部260としたが、これに限らず、ランプハウジング184の外側にオーバーハング部を設けてその部位を判別部としてもよい。
【0140】
さらに、第2実施形態では、クリップ335を含むスイッチング部材361が、ランプハウジング184の横立上部212Aに底板333を介して設けられていたが、ライトガイド900とランプハウジング184との境界近傍に、図25に示すようなスイッチング部材361aを設けてもよい。このスイッチング部材361aは、例えばランプハウジング184に取り付けた固定部材343と、この固定部材343に設けられた感熱変形部材としてのバイメタル製のクリップ345と、このクリップ345の尖端部内部にはめ込まれたくさび部材346とを含んで構成されている。
【0141】
固定部材343は断面コ字状に形成され、底面はクリップ345の尖端部下面を固定するとともに、コ字状の両側面は、クリップ345の開き方向と直交する側面を軽く押さえて支持している。過電流が流されることにより、端子332Aを挟持していたクリップ345の挟持部345Bが、図中二点差線で示すように開いたとき、くさび部材346が初期位置から開いた分だけ落ち込み、たとえクリップ345が元の形状に戻ろうとしても、くさび部材346のために開いた状態を保つようになっている。
【0142】
また、第3実施形態では、板ばね222の接触部222Cは、金メッキが施されていたが、白金や銀などの金属や、ステンレスなどの合金を使用してもよい。
【0143】
また、第3実施形態では、付勢手段として、固設部222Aと接触部222Cとからなる板ばね222が用いられていたが、これに限られない。
【0144】
例えば、図23(A)に示すような、金属製板材を、湾曲させて折り曲げた板ばねを用いてもよく、この場合、板ばねの加工が容易になる。さらには図23(B)に示すようなコイルスプリングなどを用いてもよく、この場合、市販されているものが適用でき、板ばねを安価に構成することができる。
【0145】
さらに、第3実施形態では、板ばね222は、担持基板220側に設けられていたが、検出基板230側に設けられていてもよく、このようにすれば担持基板220の構造も簡素になり、光源ランプユニット8aの製造コストを低減することができる。
【0146】
また、第3実施形態では、判別部としては、形状記憶合金製の板状部材224を用い、感熱により縮むことにより、一端通じていた電気的導通を遮断させるようにしていたが、これに限らない。電気的導通が存続している間は、水平な状態であるが、過電流が流され所定の温度以上になった場合、固定部以外の部位が反り返り、電気的導通を遮断させるようにしてもよい。この場合、使用判別部の構成を簡素にすることができるので、担持基板の製造を容易にすることができる。要するに、光源ランプユニット交換時において、メインボードによる使用積算時間のリセットの後、一旦通じていた電気的導通を遮断するものであればよい。
【0147】
また、各実施形態において、スイッチング部材261,361および判別部224は、それ自身が、過電流が流されることにより加熱するヒーターを兼ねていたが、スイッチング部材261等の近傍に、それらとは別個にヒーターを設けてもよい。このようにすれば、スイッチング部材261等の感熱感知作動時間の短縮を図ることができる。
【0148】
さらに、各実施形態では、電気光学装置925は、3枚の液晶パネル925R、925G、925Bから構成されていたが、これに限らず、1枚、2枚の液晶パネルから構成されるものであってもよい。
【0149】
そして、各実施形態では、電気光学装置925は液晶パネルによって構成されていたが、液晶以外のプラズマ素子、マイクロミラーを用いたデバイスパネルから構成される光変調装置を備えたプロジェクターに本発明を採用してもよい。
【0150】
また、各実施形態における電気光学装置925は、光束R、G、Bを透過して変調する形式のものであったが、これに限らず、入射した光を反射しつつ変調して出射する反射型の光変調装置を備えたプロジェクターに本発明を採用してもよい。
【0151】
【発明の効果】
本発明の光源装置によれば、スイッチング部材が感熱変形部材で形成されているので、光源に近い部位に設けることができる。従って、光源装置の薄型化、小型化を図ることが可能となる。
【0152】
また、このような光源装置をプロジェクターに採用することにより、プロジェクター本体の薄型化、小型化をも図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプロジェクターの上面側からの外観斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係るプロジェクターの下面側からの外観斜視図である。
【図3】第1の実施形態に係るプロジェクターの内部構造を示す斜視図である。
【図4】第1の実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す斜視図である。
【図5】第1の実施形態に係る光学系の構造を示す斜視図である。
【図6】第1の実施形態に係る光学系の構造を示す他の斜視図である。
【図7】図1のVII−VII線断面図であり、第1の実施形態に係るプロジェクターの垂直断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図であり、第1の実施形態に係るプロジェクターの別の垂直断面図である。
【図9】第1の実施形態に係る光学系の機能を説明するための模式図である。
【図10】第1の実施形態に係るプロジェクターのランプハウジングおよび光源装置を示す斜視図である。
【図11】第1の実施形態に係るプロジェクターのランプハウジングおよび光源装置を下方からみた斜視図である。
【図12】第1の実施形態に係るプロジェクターのランプハウジングおよび光源装置の側方からみた側面図である。
【図13】第1の実施形態に係るプロジェクターの光源ランプ使用有無判別部を示し、(A)は平面図、(B)は(A)におけるV−V線に沿った縦断面図である。
【図14】第1の実施形態に係るプロジェクターの光源ランプ使用有無判別部のスイッチング部材を示す斜視図である。
【図15】第1の実施形態に係るプロジェクターの光源ランプ使用有無判別部用回路基板を示す平面模式図である。
【図16】本発明の第2実施形態に係るプロジェクターの光源ランプ使用有無判別部を示す斜視図である。
【図17】本発明の第3実施形態に係るプロジェクターのランプハウジングおよび光源装置を下方からみた斜視図である。
【図18】第3の実施形態に係るプロジェクターのランプハウジングおよび光源装置の側方からみた側面図である。
【図19】第3の実施形態に係るプロジェクターの光源ランプ使用有無判別部用回路基板を示す平面模式図である。
【図20】第3の実施形態に係るプロジェクターの情報担持回路基板および情報検出回路基板の接触状態を示す断面図である。
【図21】第3の実施形態に係るプロジェクターの情報担持回路基板を示す平面模式図である。
【図22】第3の実施形態に係るプロジェクターの情報担持回路基板および情報検出回路基板の接触状態を示す断面図である。
【図23】(A)および(B)はともに、第1乃至第3の実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図24】第1実施形態の変形形態を示す斜視図である。
【図25】第2実施形態の変形形態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクター
8,8a 光源ランプユニット
181 光源ランプ
212B オーバーハング部
220 ランプ情報担持回路基板
222 板ばね
222A 固設部
222B 接触面
222C 接触部
224 判別部
230 ランプ情報検出基板
260 判別部
261 スイッチング部材
263 形状記憶合金製のばね
263A 接点
335 形状記憶合金製のクリップ
361 スイッチング部材

Claims (10)

  1. 光源の使用の有無を判別する判別部を備えた光源装置であって、
    前記判別部からの情報を検出する検出回路基板上に設けられた2つの端子間を短絡するスイッチング部材を備え、
    このスイッチング部材が感熱変形部材で形成されており、
    前記スイッチング部材を収納する収納部を有し、前記スイッチング部材は、前記検出回路基板と接触する接点部が収納部上端面から突出した状態で前記収納部内に収納され、前記スイッチング部材が感熱により変形した後は、前記接点部が前記収納部内に収納されることを特徴とする光源装置。
  2. 光源の使用の有無を判別する判別部を備えた光源装置であって、
    前記判別部からの情報を検出する検出回路基板上に設けられた2つの端子間を短絡するスイッチング部材を備え、
    このスイッチング部材が感熱変形部材で形成されており、
    前記スイッチング部材は板ばね状のクリップであり、前記検出回路基板から突出して設けられた前記2つの端子を挟持することにより接触可能となっており、
    前記スイッチング部材は熱変形後、形状が元に戻らないことを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記スイッチング部材は、前記検出回路の端子に接触可能となっていることを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光源装置において、
    前記スイッチング部材は、少なくとも2部材で形成されていることを特徴とする光源装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の光源装置において、
    スイッチング部材は、1部材で形成されていることを特徴とする光源装置。
  6. 請求項1又は2記載の光源装置において、
    前記スイッチング部材は、前記光源装置が収納されるランプハウジングの光源の出射部寄りに設けられていることを特徴とする光源装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の光源装置において、
    前記スイッチング部材を変形させる感熱動作温度は、前記光源を保持する光源保持構造部材の耐熱温度以下であることを特徴とする光源装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の光源装置において、
    前記感熱変形部材は、形状記憶合金で形成されていることを特徴とする光源装置。
  9. 請求項8に記載の光源装置において、
    前記形状記憶合金は、Ti−Ni系の形状記憶合金であることを特徴とする光源装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の光源装置と、
    前記光源装置から出射される光束を画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、
    この電気光学装置で形成された画像を拡大投写する投写レンズとを備えたことを特徴とするプロジェクター。
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