JP7136467B2 - 高圧放電ランプ及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高圧放電ランプ及びその制御方法に関し、より詳細には、露光装置の多灯の光源部を構成する高圧放電ランプ及びその制御方法に関する。
近年、フラットパネルディスプレイ装置のカラーフィルタや、プリント配線基板を製造する際に使用される露光装置では、露光領域の拡大が求められていることから、光源部の出力も高めることが求められている。このため、製造コストなどで有利な、比較的低照度の高圧放電ランプを複数用いて、光源部を構成するようにしたものが種々知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図7に示すように、従来の高圧放電ランプ100としては、放電し光を発光する発光管110と、発光管110からの光に指向性を持たせて出射するリフレクタ120と、発光管110とリフレクタ120とを固定する碍子130と、発光管110と電気的に接続されるワイヤ140と、を主に備える。発光管110内には、ハロゲンガス、水銀、始動用アルゴン等が封入された内部空間を有する発光部111、発光部111の内部空間を封止する一対の封止部112、113、及び、発光部111内に互いに対向して配置された一対の電極114、115が設けられている。
また、特許文献1に記載の光源装置では、放電ランプ100が純正品か否かを高精度、短時間かつ低コストに検査できるように、碍子130の内部に、白熱灯131が設けられている。
日本国特許第5869713号公報
ところで、高圧放電ランプにおいては、同じ照度を出力するために使用初期では放電する電力が小さい一方、使用時間が長くなるにつれて、放電する電力が大きくなる。このため、高圧放電ランプが同じ照度を出力するためには、使用時間が長くなるにつれて印加電力を大きくする必要がある。このようなことから、最適な電力を印加すべく、凡その使用時間をランプ自体で確認できることが望まれている。特許文献1では、ランプ自体の使用時間を把握することについて考慮されていない。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ランプ自体でランプの凡その使用時間を把握することが可能な高圧放電ランプ及びその制御方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 発光管と、
前記発光管の長手軸線周りに形成される球面状又は非球面状の反射面と、前記発光管が隙間を持って挿入可能な挿入孔と、を有するリフレクタと、
前記発光管と、前記リフレクタとがそれぞれ固定される碍子と、
前記碍子の内部に配置され、それぞれ異なる抵抗値を有し、それぞれ並列接続される複数の抵抗体と、
を備えることを特徴とする高圧放電ランプ。
(2) 前記碍子は、前記発光管と前記リフレクタの挿入孔との間に形成された空間と外部とを連通する開放部を有し、
前記複数の抵抗体が配置される収容空間は、前記開放部に対して、前記リフレクタと反対側で、前記碍子によって形成されることを特徴とする(1)に記載の高圧放電ランプ。
(3) (1)又は(2)に記載の高圧放電ランプの制御方法であって、
前記複数の抵抗体は、前記抵抗値が低い前記抵抗体から順に溶断するように前記抵抗体に印加する電圧を制御することを特徴とする高圧放電ランプの制御方法。
(4) 前記複数の抵抗体の合成抵抗値に応じて、前記高圧放電ランプへの印加電圧を制御することを特徴とする(3)に記載の高圧放電ランプの制御方法。
(5) (1)又は(2)に記載の高圧放電ランプの制御方法であって、
前記複数の抵抗体の合成抵抗値をモニターしながら、前記抵抗値が低い前記抵抗体から順に溶断するように前記複数の抵抗体に電流を印加し、
前記合成抵抗値が大きくなった時に、前記印加する電流を停止することを特徴とする高圧放電ランプの制御方法。
本発明の高圧放電ランプによれば、それぞれ異なる抵抗値を有する複数の抵抗体が、それぞれ並列接続されて、碍子の内部に配置されているので、合成抵抗値を確認することで抵抗体が溶断されているか否かを把握して、ランプ自体でランプの凡その使用時間を把握することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る高圧放電ランプの斜視図である。 図1に示す高圧放電ランプの側面図である。 図1に示す高圧放電ランプの断面図である。 図1に示す高圧放電ランプを、図3と直交する位置で切断した断面図を制御回路と共に示す図である。 本実施形態の高圧放電ランプがランプホルダに取り付けられた状態を示す斜視図である。 ランプの寿命時間を管理するための回路を示す図である。 従来の高圧放電ランプを示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る高圧放電ランプについて、図1~図5を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の高圧放電ランプ1は、放電し光を発光するガラス製の発光管10と、発光管10からの光に指向性を持たせて出射するリフレクタ20と、発光管10とリフレクタ20とをそれぞれ固定する碍子30と、発光管10と電気的に接続されるワイヤ16、17(図4参照)と、を主に備える。
図3に示すように、発光管10は、一対の電極11、12が対向して配置される楕円体状の発光管部13と、該発光管部13の両端部に連接され、一対の電極11、12の長手軸線Xに沿って延びる一対の側管部14、15と、を有する。また、発光管部13の内部空間内には、ハロゲンガス、水銀、始動用アルゴン等が封入されており、一対の側管部14、15は、発光管部13の内部空間を封止する。なお、発光管部13の形状は、球面状であってもよい。
リフレクタ20は、長手軸線X方向の一方側に設けられ、一方の側管部14が突出する開口部21と、長手軸線X周りに形成される放物面状の反射面22と、長手軸線X方向の他方側に形成され、他方の側管部15が隙間を持って挿入可能な挿入孔23と、を有する。なお、リフレクタ20の反射面22は、放物面状に限らず、楕円面状や球面状であってもよい。即ち、本発明のリフレクタの反射面は、球面状又は非球面状であればよい。
発光管10は、一方の側管部14内に延びる一方の電極11をアノード(陽極)とし、他方の側管部15内に延びる他方の電極12をカソード(陰極)としている。一方の側管部14の先端部、及び他方の側管部15の基端部から延びる電線は、給電に用いられる一対のワイヤ16、17にそれぞれ接続されている。また、一対のワイヤ16、17は、点灯用電源35に接続されている。なお、一方の側管部14と接続されたワイヤ16は、リフレクタ20に取り付けられた受け台24を介して外部に導出される。
リフレクタ20は、椀状の底部の外側に碍子30のベース部31を被せ、その接合部を接着剤で固着している(図4参照)。また、碍子30のベース部31の筒状の中央部分は、リフレクタ20の挿入孔23内に挿入される他方の側管部15の基端側部分を保持する保持部32を備える。他方の側管部15は、この保持部32で碍子30と接着剤で固定される。
したがって、リフレクタ20及び発光管10の他方の側管部15は、碍子30にそれぞれ固定され、リフレクタ20と発光管10とは接着されておらず、他方の側管部15とリフレクタ20の挿入孔23との間の隙間は、空間sを形成する。
碍子30は、上述したベース部31と、保持部32を含んで該ベース部31の後方を覆うカバー部33と、を有する。カバー部33の底部33aは平坦に形成されている。
このため、この平坦な底部33aに図示しないランプ押さえカバーを当接させ、このランプ押さえカバーと図5に示すランプホルダ50とを結合することで、ランプ1をランプホルダ50に固定してもよい。
図3に戻って、碍子30のベース部31は、他方の側管部15とリフレクタ20の挿入孔23との間の空間sと外部とを連通すると共に、他方の側管部15を外部に開放した2つの開放部34を有する。そして、図5に示すように、ランプ1がランプホルダ50に取り付けられた状態において、ランプホルダ50の後方でエアを引いて排気することで、ランプ1の前面から取り入れたエアが、空間sと開放部34とを通過して、発光管10を冷却する。したがって、空間sと開放部34は、冷却路を形成する。
また、リフレクタ20の開口部21の外縁は、隅部が面取りされた略正方形状に形成されているが、4つの隅部の1つは、アライメント用の切り欠き26とされ、3つの隅部と異なる形状とされている。これにより、ランプ1がランプホルダ50に取り付けられると、ランプ1は、すべて同じ向きにアライメントされる。
発光管10は、上側に位置する部分の温度が高くなるため、上側を通る空気の量を多くすると、冷却効率が上がる。
このため、ランプホルダ50が組み込まれる照明装置において、碍子30に形成された2つの開放部34が上下方向に位置するように、ランプ1がアライメントされてランプホルダ50に取り付けられることが好ましい。
また、上側に位置する開放部34の開口面積を、下側に位置する開放部34の開口面積よりも大きくなるように、碍子30の形状を非対称にして、冷却効率をさらに高めてもい。例えば、本実施形態では、図1に示すように、開放部34の開口隙間gは、長手軸線Xを通る2つの平面によって規定されており、該2つの平面によって形成される角度を変えることで、該開口隙間g、ひいては、開口面積を変更することができる。
ここで、本実施形態のランプ1では、図4に示すように、碍子30のベース部31とカバー部33とで囲まれる収容空間Spに、それぞれ異なる抵抗値を有し、それぞれ並列接続される複数(本実施形態では、2つ)の抵抗体37,38を備えている。
抵抗体37,38としては、白熱灯のフィラメントや金属ワイヤの他、金属皮膜抵抗、カーボン抵抗ヒューズ、バイメタル、熱電対等、電流を流したときに負荷を生じるものであればいずれでもよい。
これらの抵抗体37,38は、外部の給電ワイヤ36を介して、抵抗体用電源39と接続されており、また、給電ワイヤ36を流れる電流を測定する測定部40とも接続されている。
なお、抵抗体用電源39及び測定部40は、上述した点灯用電源35と共に、タイマー42を内蔵した制御装置41に接続されている。
抵抗体37、38は、並列接続されているので、個々の抵抗の両端にかかる電圧は等しく、発生するジュール熱Pは、V/Rであるため、抵抗値が小さい方がジュール熱は大きくなる。
例えば、抵抗体37、38は、材質(ρ:抵抗率)、太さ(S:断面積)が同じで、長さd1、d2(>d1)が異なるものとした場合、抵抗体37,38の抵抗値R1、R2は、R1<R2となる。この場合、発生するジュール熱P1,P2は、
P1=V/R1=V/(ρd1/S)
P2=V/R2=V/(ρd2/S)
となる。
よって、P1/P2=R1/R2=d2/d1であるので、ジュール熱の比は、長さの比となる。
また、抵抗体37、38は、単位体積当たりに発生するジュール熱が一定の値を超えると、融け始める。
断面積Sは同じなので、単位体積当たりに発生するジュール熱としては、抵抗体37は、抵抗体38の4倍となり、抵抗体37が先に溶けて断線する。したがって、ランプの使用時間が所定時間となった時点で、抵抗体用電源39から所定の電圧を印加することで、抵抗値が低い抵抗体から順に溶断する。
具体的には、図4に示すように、制御装置41に内蔵されたタイマー42が、点灯用電源35を監視することで、ランプ1の使用時間を計測する。そして、ランプ1の使用時間が第1の所定時間となった時点で、抵抗体用電源39から第1の所定電圧を印加することで、抵抗値が低い抵抗体37が溶断する。また、ランプ1の使用時間が第1の所要時間より長い第2の所定時間となった時点で、抵抗体用電源39から第1の所定電圧より高い第2の所定電圧を印加することで、抵抗値が高い抵抗体38が溶断する。
また、測定部40にて給電ワイヤ36を流れる電流を測定することで、これらの抵抗体37,38の合成抵抗値を把握する。そして、いずれの抵抗体37、38が溶断されているかどうかを確認することで、ランプの凡その使用時間を確認することができる。なお、各抵抗体の抵抗値を予め測定しておき、使用時間との関係はデータ化しておく。また、このデータは、テーブルとして制御装置41に格納されていてもよい。
さらに、制御装置41は、ランプ1の使用時間、即ち、測定部40にて測定される抵抗体37,38の合成抵抗値に応じて、ランプ1に印加する点灯用電源35の電圧を制御する。
なお、抵抗体37,38は、電圧制御だけでなく、電流制御や、電力制御であってもよい。
このように構成された高圧放電ランプ1は、図5に示すように、縦方向及び横方向に複数ずつ、ランプホルダ50に装着されることで、露光装置用の光源部として適用される。したがって、各ランプ1の印加電圧を制御することで、各ランプ1からの均一な照度で露光用の光を照射することができる。
また、図示しない排気装置により、ランプホルダ50の背面側のエアを排気することで、ランプホルダ50の前面側からのエアを、各高圧放電ランプ1の空間sを冷却路としてランプ1に取り込むことで、各ランプ1を冷却することができる。なお、ランプホルダ50の背面側は、ランプ押さえカバーと協働して密閉空間を構成し、該密閉空間からエアを排気するようにしてもよい。
この場合、碍子30の開放部34は、ランプ1を冷却するエアが通過するが、抵抗体37、38が配置される収容空間Spは、開放部34に対して、リフレクタ20と反対側で、碍子30によって形成されている。これにより、抵抗体37、38の溶断が、開放部34を通過するエアによって影響を受けるのを防止できる。
以上説明したように、本実施形態の高圧放電ランプ1によれば、それぞれ異なる抵抗値を有する複数の抵抗体37、38が、それぞれ並列接続されて、碍子30の内部に配置されているので、合成抵抗値を確認することで抵抗体37、38が溶断されているか否かを把握して、ランプ自体でランプの凡その使用時間を把握することが可能となる。
また、本実施形態の高圧放電ランプの制御方法によれば、複数の抵抗体37、38は、抵抗値が低い抵抗体37から順に溶断するように抵抗体用電源39に印加する電圧を制御するので、合成抵抗値を確認することで抵抗体37、38が溶断されているか否かを把握して、ランプ自体でランプの凡その使用時間を把握することが可能となる。
さらに、複数の抵抗体37、38の合成抵抗値に応じて、高圧放電ランプ1への印加電圧を制御するので、ランプ1の使用時間に関わらず、均一な照度の露光用の光を照射することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本発明では、発光管とワイヤとの接続の仕方や、発光管内部の構成は、本実施形態のものに限定されず、従来の任意のものを適用することができる。
また、本発明では、図6に示すような回路を用いて、寿命時間の管理を行うようにしてもよい。即ち、直列に配置された抵抗体riとヒューズFi(それぞれ、i=1,2,・・・,n;nは2以上の整数)とが、並列にn列配置される。抵抗体riは、それぞれ抵抗値が異なり、ヒューズFiが切れる電流値はそれぞれ異なる。寿命時間を管理する際には、抵抗体用電源39から異なる電流を流すことで、各ヒューズFiを所定時間経過するごとに切断する。なお、抵抗体用電源39のrは、電源の内部抵抗を表している。
また、抵抗体用電源39の電圧を制御して、各ヒューズFiを順に切断することで、寿命時間の管理を行うようにしてもよい。
さらに、すべての抵抗体riとヒューズFiの合成抵抗値を判定回路にて判定することにより、ランプ1の仕様を判別することが可能である。この場合、仕様の異なるランプ1を点灯させた状態においても、寿命管理が可能となり、正常、且つ安全に点灯することができる。
尚、上記回路は、ヒューズFiを設けずに、抵抗値がそれぞれ異なる複数の抵抗体riを並列に配置するようにし、抵抗体用電源39から異なる電流を流すことで、各抵抗体riが所定時間経過するごとに順に溶断するようにしてもよい。
以下、複数の抵抗体riを並列接続した回路に電流を流して、抵抗体riを溶断する2つの実施例について説明する。
(実施例1)
実施例1では、直径0.2mm、長さ5cmのニクロム線からなる抵抗体r1と、直径0.2mm、長さ10cmのニクロム線からなる抵抗体r2とを有する2つの抵抗体を並列接続した回路を用いた。そして、上記回路に電流を流したところ、約4.5Aで長さ5cmの抵抗体r1だけを溶断できることが確認された。
(実施例2)
実施例2では、直径0.2mm、長さ3cmのニクロム線からなる抵抗体r1と、直径0.3mm、長さ3cmのニクロム線からなる抵抗体r2と、0.4mm、長さ3cmのニクロム線からなる抵抗体r3と、を有する3つの抵抗体を並列接続した回路を用いた。
そして、上記回路に電流を流したところ、8Aを流したところで、抵抗体r3が赤熱し始め、10Aで抵抗体r2が赤熱、14Aで抵抗体r1が赤熱し始めた。さらに、14Aで電流を流し続けたところ、抵抗体r3が溶断し、モニターしていた合成抵抗値が急激に大きくなった。このとき、電流を流すのを停止することで、抵抗体r3だけを溶断することができた。
即ち、この例では、抵抗体の溶断と判断される大きさの合成抵抗値の上昇が検知されたときに、電流を流すのを一旦停止して、1つの抵抗体だけを溶断させるようにしている。
その後、同様に、電流を上昇させていき、抵抗体r2、抵抗体r1を順に溶断できることが確認された。
本発明は、2017年4月4日出願の日本特許出願(特願2017-074742)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
1 高圧放電ランプ
10 発光管
11、12 電極
13 発光管部
14、15 側管部
20 リフレクタ
21 開口部
22 反射面
23 挿入孔
30 碍子
34 開放部
37、38、r1、r2、r3 抵抗体
41 制御装置
Sp 収容空間

Claims (5)

  1. 発光管と、
    前記発光管の長手軸線周りに形成される球面状又は非球面状の反射面と、前記発光管が隙間を持って挿入可能な挿入孔と、を有するリフレクタと、
    前記発光管と、前記リフレクタとがそれぞれ固定される碍子と、
    を備える高圧放電ランプであって、
    前記碍子の内部に配置され、それぞれ異なる抵抗値を有し、それぞれ並列接続される複数の抵抗体を具備し、
    前記複数の抵抗体に、前記発光管を点灯する点灯用電源とは別の抵抗体用電源から給電して順次溶断し、前記高圧放電ランプの使用時間を、前記複数の抵抗体の合成抵抗値に基づいて識別可能にしたことを特徴とする高圧放電ランプ。
  2. 前記碍子は、前記発光管と前記リフレクタの挿入孔との間に形成された空間と外部とを連通する開放部を有し、
    前記複数の抵抗体が配置される収容空間は、前記開放部に対して、前記リフレクタと反対側で、前記碍子によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
  3. 請求項1又は2に記載の高圧放電ランプの制御方法であって、
    前記複数の抵抗体は、前記抵抗値が低い前記抵抗体から順に溶断するように前記抵抗体に印加する電圧を制御することを特徴とする高圧放電ランプの制御方法。
  4. 前記複数の抵抗体の合成抵抗値に応じて、前記高圧放電ランプへの印加電圧を制御することを特徴とする請求項3に記載の高圧放電ランプの制御方法。
  5. 請求項1又は2に記載の高圧放電ランプの制御方法であって、
    前記複数の抵抗体の合成抵抗値をモニターしながら、前記抵抗値が低い前記抵抗体から順に溶断するように前記複数の抵抗体に電流を印加し、
    前記合成抵抗値が大きくなった時に、前記印加する電流を停止することを特徴とする高圧放電ランプの制御方法。
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