JP2004003908A - 荷重センサ - Google Patents

荷重センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2004003908A
JP2004003908A JP2002161198A JP2002161198A JP2004003908A JP 2004003908 A JP2004003908 A JP 2004003908A JP 2002161198 A JP2002161198 A JP 2002161198A JP 2002161198 A JP2002161198 A JP 2002161198A JP 2004003908 A JP2004003908 A JP 2004003908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
magnet
case
sensor according
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002161198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Saito
齋藤 潔
Noriyuki Jitosho
地頭所 典行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002161198A priority Critical patent/JP2004003908A/ja
Priority to US10/487,563 priority patent/US7121154B2/en
Priority to EP03730755A priority patent/EP1413864A4/en
Priority to PCT/JP2003/006916 priority patent/WO2003102526A1/ja
Publication of JP2004003908A publication Critical patent/JP2004003908A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
    • G01L5/225Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to foot actuated controls, e.g. brake pedals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/04Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated
    • B60T7/042Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated by electrical means, e.g. using travel or force sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Measurement Of Force In General (AREA)

Abstract

【課題】ペダルフィーリングの違和感を低減した荷重センサを提供することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために本発明は、ケース1と、このケース1の開口部から少なくともその一端部が表出した荷重入力部2と、この荷重入力部2の他端部にその一端部を係合したつづみ形コイルバネ6と、このつづみ形コイルバネ6の他端部に設けた荷重印加部7と、この荷重印加部7と対向するように前記ケース1に設けた荷重検出部8とからなる荷重センサとしたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動式ブレーキ装置等に使用される荷重センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の荷重センサとして特開平09−254778号に開示されているものがある。図7は油圧式ブレーキでの荷重特性図、図8は従来の荷重センサの断面図、図9は従来の荷重センサの荷重特性図を示す。
【0003】
図7において横軸はペダルストローク、縦軸は荷重を表わす。図7の特性曲線が示すように油圧式ブレーキでは、一定以上のペダルストロークを越えると急激に荷重が増加する。
【0004】
図8において、18は第1バネ座、19は第2バネ座、15は円錐型スプリング、16は円筒型スプリング、17は圧電素子、21はペダル、22はブレーキアーム、23は車体である。
【0005】
上記のように構成された従来の荷重センサの動作を説明する。運転者がペダル21を踏み始めると、ブレーキアーム22に取り付けられた第1バネ座18と第2バネ座19の間にある円錐型スプリング15を介して圧電素子17に荷重が印加され圧電効果によりこの荷重に応じた電気信号に変換され検出される。このときの荷重特性を図9に示す。図9において横軸はペダルストローク、縦軸は荷重を表わす。ペダルストロークが図中のLの範囲では荷重は円錐型スプリング15による反力と釣り合い、Lを越えると円筒型スプリング16に当接するため、荷重は円錐型スプリング15と円筒型スプリング16の両方の反力の和と釣り合うようになる。したがって上記構成の荷重センサの荷重特性は図9で示すように折れ点を持ったものになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この折れ点は図7には見られないものであり、この折れ点での荷重の急峻な変化が油圧式ブレーキのペダルフィーリングと比較して違和感をもたらすという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、この違和感を低減した荷重センサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の請求項1に記載の発明は、ケースと、このケースの開口部から少なくともその一端部が表出した荷重入力部と、この荷重入力部の他端部にその一端部を係合したつづみ形コイルバネと、このつづみ形コイルバネの他端部に設けた荷重印加部と、この荷重印加部と対向するように前記ケースに設けた荷重検出部とからなる荷重センサであり、特につづみ形コイルバネを用いることにより荷重センサの荷重特性は折れ点のないものになり、その結果、ペダルフィーリングにおいて違和感を低減することができるという作用効果を奏する。すなわち、つづみ形コイルバネはその中央部に向かって巻線の径を徐々に小さくしているため、荷重を受けたときまず径の大きな両端の巻線から変位して緩やかな荷重曲線を示す。印加する荷重が大きくなるにつれて徐々により内側の巻線が変位しそれにともない荷重曲線も上昇していく。このようにつづみ形コイルバネを用いることにより荷重特性は折れ点がないものになる。
【0009】
また、単に円錐形バネを用いた場合と比較して、このつづみ形バネは円錐形バネを径の小さい方同士で二つ接続したような構造になっているため上記よりもさらに荷重を印加したときの荷重曲線の上昇が表れやすく、より油圧ブレーキの特性に近い曲線となるものである。
【0010】
加えて、用いるバネを一つにすることにより複数のバネを用いる場合と比較して累積誤差が小さくなり、各々の荷重センサのペダルフィーリングのばらつきが低減するという作用効果を奏する。
【0011】
本発明の請求項2に記載の発明は、荷重検出部は、起歪体と、この起歪体の表面に設けた絶縁層と、この絶縁層の表面に設けた歪抵抗素子とからなる請求項1に記載の荷重センサであり、印加された荷重量に応じて歪抵抗素子の抵抗値が変わることにより荷重量を検出することができるという作用効果を奏する。すなわち、印加された荷重により起歪体が歪み、この歪みにより歪抵抗素子も歪み、その結果、歪抵抗素子の抵抗値が変化して上記荷重量を検出することができるものである。
【0012】
本発明の請求項3に記載の発明は、荷重検出部と対向する荷重印加部の面に凸部を設けた請求項1に記載の荷重センサであり、この凸部を設けることにより荷重を荷重検出部に効率的に印加することができる。
【0013】
本発明の請求項4に記載の発明は、荷重センサ本体にストロークセンサを設けた請求項1に記載の荷重センサであり、荷重検出において冗長性を持たせることができ、その結果、フェイルセーフ機能を付加することができる。
【0014】
本発明の請求項5に記載の発明は、ストロークセンサは、荷重入力部に設けた第一の磁石と、ケースに設けた第二の磁石と、この第二の磁石の表面に設けた磁電変換部とを備え、前記第一の磁石の第一の磁気ベクトルは前記荷重入力部の可動方向と略平行であり、前記第二の磁石の第二の磁気ベクトルは前記第一の磁気ベクトルと略垂直方向であり、前記磁電変換部の感磁軸は前記第一および第二の磁気ベクトルと略直交方向であることを特徴とする請求項4に記載の荷重センサであり、非接触でストローク量を検出することができ、その結果、荷重センサとして信頼性を向上することができるという作用効果を奏する。
【0015】
本発明の請求項6に記載の発明は、荷重入力部にストッパを設け、この荷重入力部をケース内に押し込むことにより前記ストッパと当接するように前記ケースに衝撃緩衝部を設けた請求項1に記載の荷重センサであり、急ブレーキ等の急激な大荷重の印加から荷重検出部を保護することができるという作用効果を奏する。
【0016】
本発明の請求項7に記載の発明は、荷重検出部は、起歪体と、この起歪体の表面に設けた絶縁層と、この絶縁層の表面に設けた歪抵抗素子とからなる請求項6に記載の荷重センサであり、請求項2と同様の作用効果を奏する。
【0017】
本発明の請求項8に記載の発明は、荷重検出部と対向する荷重印加部の面に凸部を設けた請求項6に記載の荷重センサであり、請求項3と同様の作用効果を奏する。
【0018】
本発明の請求項9に記載の発明は、荷重センサ本体にストロークセンサを設けた請求項6に記載の荷重センサであり、請求項4と同様の作用効果を奏する。
【0019】
本発明の請求項10に記載の発明は、ストロークセンサは、荷重入力部に設けた第一の磁石と、ケースに設けた第二の磁石と、この第二の磁石の表面に設けた磁電変換部とを備え、前記第一の磁石の第一の磁気ベクトルは前記荷重入力部の可動方向と略平行であり、前記第二の磁石の第二の磁気ベクトルは前記第一の磁気ベクトルと略垂直方向であり、前記磁電変換部の感磁軸は前記第一および第二の磁気ベクトルと略直交方向であることを特徴とする請求項9に記載の荷重センサであり、請求項5と同様の作用効果を奏する。
【0020】
本発明の請求項11に記載の発明は、ケースと、このケースの開口部から少なくともその一端部が表出した荷重入力部と、この荷重入力部の他端部に設けたストッパと、前記荷重入力部をケース内に押し込むことにより前記ストッパと当接するように前記ケースに設けた衝撃緩衝部と、前記ストッパにその一端部を係合したつづみ形コイルバネと、このつづみ形コイルバネの他端部に設けた荷重印加部と、この荷重印加部と対向するように前記ケースに設けた荷重検出部とからなる荷重センサであり、請求項1および請求項6と同様の作用効果を奏する。
【0021】
本発明の請求項12に記載の発明は、荷重検出部は、起歪体と、この起歪体の表面に設けた絶縁層と、この絶縁層の表面に設けた歪抵抗素子とからなる請求項11に記載の荷重センサであり、請求項2と同様の作用効果を奏する。
【0022】
本発明の請求項13に記載の発明は、荷重検出部と対向する荷重印加部の面に凸部を設けた請求項11に記載の荷重センサであり、請求項3と同様の作用効果を奏する。
【0023】
本発明の請求項14に記載の発明は、荷重センサ本体にストロークセンサを設けた請求項11に記載の荷重センサであり、請求項4と同様の作用効果を奏する。
【0024】
本発明の請求項15に記載の発明は、ストロークセンサは、荷重入力部に設けた第一の磁石と、ケースに設けた第二の磁石と、この第二の磁石の表面に設けた磁電変換部とを備え、前記第一の磁石の第一の磁気ベクトルは前記荷重入力部の可動方向と略平行であり、前記第二の磁石の第二の磁気ベクトルは前記第一の磁気ベクトルと略垂直方向であり、前記磁電変換部の感磁軸は前記第一および第二の磁気ベクトルと略直交方向であることを特徴とする請求項14に記載の荷重センサであり、請求項5と同様の作用効果を奏する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の荷重センサについて実施の形態および図面を用いて説明する。
【0026】
(実施の形態1)
本実施の形態1および図1、図2を用いて請求項1〜3に記載の発明を説明する。
【0027】
図1(a)は本実施の形態1における荷重センサの断面図、図1(b)は荷重検出部の拡大断面図であり、図2はその荷重センサの荷重特性図である。
【0028】
ケース1から荷重入力部2の少なくとも一端部が表出している。この荷重入力部2の他端部にはつづみ形コイルバネ6が設けられており、このつづみ形コイルバネ6の他端部には荷重印加部7が設けられている。上記ケース1の内面には荷重検出部8が設けられ、この荷重検出部8と上記荷重印加部7は対向している。上記荷重入力部2の一端部はブレーキアーム22に固定されており、このブレーキアーム22の一端部は車体23に固定され、他端部にはペダル21が設けられている。
【0029】
ここで上記荷重検出部8について説明する。この荷重検出部8は、起歪体12と、この起歪体12の表面に設けた絶縁層13と、この絶縁層13の表面に設けた歪抵抗素子14とからなるものである。起歪体12の材料としては、荷重が印加されることにより歪みを発生するものであればよく、例えば金属弾性体が挙げられる。また、この起歪体12の形状として荷重の印加により歪みを発生させやすいものにすることも有効である。例えば、逆凹形状もしくはそれに類する形状の起歪体12(図示せず)の上面に荷重を印加することが挙げられる。
【0030】
絶縁層13の材料としてはガラスホーロー等の結晶化ガラス、セラミック材料、ガラス材料とセラミック材料を混合したもの、アルミニウムの酸化物等が挙げられる。この絶縁層13と歪抵抗素子14は接着剤等を介していないので密着性における信頼性が高いものである。なお、この歪抵抗素子14を保護するように少なくとも歪抵抗素子14の表面に保護層(図示せず)を設けてもよい。
【0031】
上記荷重検出部8は荷重印加部7と対向しており、この荷重印加部7の対向面には凸部が設けられている。この凸部はペダル21により印加された荷重を効率的に荷重検出部8に印加する目的で設けられており、特に、この形状を半球面形状にすることにより以下の効果が付加される。すなわち、荷重印加部7が傾いた場合でも荷重検出部8への荷重の作用点のばらつきが低減され、その結果、荷重の検出精度を高くすることができるという作用効果を奏する。
【0032】
また、上記凸部に対応する荷重検出部8の部位に貫通孔(図示せず)や凹部(図1A)を設けることにより荷重検出部8への荷重の作用点のばらつきがさらに低減され、その結果、荷重の検出精度をさらに高くすることができる。なお、上記貫通孔の開口面積は上記凸部の投影面積より小さいことが望ましい。
【0033】
以上のように構成された荷重センサについて、その動作を説明する。
【0034】
運転者がペダル21を踏み始めると、ブレーキアーム22に連動して荷重入力部2が変位し、つづみ形コイルバネ6を介して荷重入力部7が荷重検出部8に荷重を伝え、歪抵抗変化により電気信号に変換される。この荷重はつづみ形コイルバネ6の反力と釣り合っているため、荷重特性はつづみ形コイルバネ6により決まる。つづみ形コイルバネ6は変形量が小さいときは反力は小さいが一定以上の変形量を越えると急激に反力が増加する非線型なバネ特性を持つ。図2に本実施の形態1における荷重特性図を示す。図2において横軸はペダルストローク、縦軸は荷重を示す。これは従来例のところで既に説明した図7の油圧式ブレーキの荷重特性図とほぼ同じ特性であり、特に急激に荷重が増加し始めるところには折れ点はなく滑らかな荷重特性を示している。
【0035】
図2に示す荷重特性はつづみ形コイルバネ6の設計により特性を調節することが可能であり、かつ、つづみ形コイルバネ6の寸法ばらつきを抑制することで荷重特性のばらつきも抑制される。それには金型等を用いることにより容易に達成可能である。
【0036】
(実施の形態2)
本実施の形態2および図3、図4を用いて請求項6〜8に記載の発明を説明する。
【0037】
図3、図4はともに本実施の形態2における荷重センサの断面図である。本実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、ストッパ3および衝撃緩衝部5を設けた点である。すなわち、ストッパ3を設けた荷重入力部2をケース内へ所定の深さに押し込んだとき、つまりペダル21を所定量踏み込んだとき衝撃緩衝部5に当接するようにケース1に設けた点である。このストッパ3および衝撃緩衝部5を設けることにより荷重検出部8を保護することができる。特に、本発明の荷重センサがブレーキに使用された場合急ブレーキ等の急激な大荷重が印加されることがある。したがって、ストッパ3および衝撃緩衝部5により荷重検出部8の耐力限界以上の荷重が印加されることを防止することができる。
【0038】
ストッパ3は荷重入力部2に設けるものであるが、図3に示すようにケース1内に設けてもいいし、図4に示すようにケース1外に設けてもよい。そして、衝撃緩衝部5はストッパ3の設置位置にあわせてケース1に設けている。
【0039】
上記以外は実施の形態1と同様である。
【0040】
(実施の形態3)
本実施の形態3および図5を用いて請求項11〜13に記載の発明を説明する。
【0041】
図5は本実施の形態3の荷重センサの断面図であり、実施の形態2と異なる点は荷重入力部2とつづみ形コイルバネ6の間にストッパ3を介在させた点である。
【0042】
この場合衝撃緩衝部5は、荷重入力部2をケース1内へ所定の深さに押し込んだとき当接するようにケース1内に設けている。
【0043】
上記以外は実施の形態2と同様である。
【0044】
(実施の形態4)
本実施の形態4および図6を用いて請求項4、5、9、10、14、15に記載の発明を説明する。
【0045】
本実施の形態4が実施の形態1〜3と異なる点はストロークセンサを設けた点である。図6は本実施の形態4の荷重センサの断面図であり、実施の形態2で用いた図3の荷重センサにストロークセンサを設けたものを一例として用いた。
【0046】
以下、ストロークセンサについて説明する。
【0047】
荷重入力部2に第一の磁石9が固定されており、第一の磁石の第一の磁極ベクトル9aは荷重入力部2の可動方向にほぼ平行になっており、第一の磁石9に対向して第二の磁石10がケース1に配置され、第二の磁極ベクトル10aは第一の磁極ベクトル9aとほぼ直角に立体交差するようになっている。そして、第二の磁石10上に第一の磁極ベクトル9aと第二の磁極ベクトル10aの両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する第一の半導体磁気抵抗素子11aと第二の半導体磁気抵抗素子11bが、前記第二の磁石10の前記第一の磁石9に対向する面の一端部および他端部に、対向するように配置されている。
【0048】
次に上記ストロークセンサの動作について説明する。
【0049】
荷重の印加により荷重入力部2が変位すると、これに取り付けられた第一の磁石9の位置が変化する。この時、第一の磁石9と対向配置されている第二の磁石10上の第一、第二の半導体磁気抵抗素子11a,11bに印加される磁界の強さが変化する。そして、この磁界の強さの変化によって、第一、第二の半導体磁気抵抗素子11a,11bの抵抗が変化することにより電気信号に変換され、ペダルストロークに応じた出力を得る。本実施の形態における荷重特性も図2に示したものと全く同様のものであり、これからペダルストロークに対応した荷重が求まるため、間接的に荷重検出を行うことができる。
【0050】
したがって、荷重検出部8による荷重の直接的な検出と、上記ストロークセンサによる間接的な検出の2系統の検出を行うことで荷重検出において冗長性を持たせることが可能になり、その結果、フェイルセーフ機能を付加することができる。
【0051】
上記以外は実施の形態1〜3と同様である。
【0052】
なお、ストッパ3および衝撃緩衝部5の設置とストロークセンサの設置はそれぞれ単独で行ってもよいし、組み合わせて行ってもよい。
【0053】
また、ストロークセンサの設置部位は実施の形態に示したようにケース1内に限定されるものではなく、ケース1外にも設置することができる。すなわち、ケース1の開口部から表出した荷重入力部2の一端部に第一の磁石9を設け、前記開口部を有するケース1の外面に第二の磁石10を設けることも可能である(図示せず)。このときそれぞれの磁極ベクトル9a,10aの位置関係等は実施の形態で示したものと同様である。なお、ストロークセンサの周囲の環境により外乱、(例えば鉄部品の存在により磁力が拡散したり、磁気ギャップに鉄粉等が付着する等)にさらされる可能性がある場合はケース等を設けてストロークセンサを保護すればよい。
【0054】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ケースと、このケースの開口部から少なくともその一端部が表出した荷重入力部と、この荷重入力部の他端部にその一端部を係合したつづみ形コイルバネと、このつづみ形コイルバネの他端部に設けた荷重印加部と、この荷重印加部と対向するように前記ケースに設けた荷重検出部とからなる荷重センサであり、特につづみ形コイルバネを用いることにより荷重センサの荷重特性は折れ点のないものになり、その結果、ペダルフィーリングにおいて違和感を低減することができるという作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態の荷重センサの断面図
(b)同要部拡大断面図
【図2】本発明の一実施の形態の荷重センサの荷重特性図
【図3】本発明の一実施の形態の荷重センサの断面図
【図4】本発明の一実施の形態の荷重センサの断面図
【図5】本発明の一実施の形態の荷重センサの断面図
【図6】本発明の一実施の形態の荷重センサの断面図
【図7】油圧式ブレーキの荷重特性図
【図8】従来の荷重センサの断面図
【図9】従来の荷重センサの荷重特性図
【符号の説明】
1 ケース
2 荷重入力部
3 ストッパ
5 衝撃緩衝部
6 つづみ形コイルバネ
7 荷重印加部
8 荷重検出部
9 第一の磁石
9a 第一の磁極ベクトル
10 第二の磁石
10a 第二の磁極ベクトル
11a 第一の磁気抵抗素子
11b 第二の磁気抵抗素子
12 起歪体
13 絶縁層
14 歪抵抗素子
21 ペダル
22 ブレーキアーム
23 車体

Claims (15)

  1. ケースと、このケースの開口部から少なくともその一端部が表出した荷重入力部と、この荷重入力部の他端部にその一端部を係合したつづみ形コイルバネと、このつづみ形コイルバネの他端部に設けた荷重印加部と、この荷重印加部と対向するように前記ケースに設けた荷重検出部とからなる荷重センサ。
  2. 荷重検出部は、起歪体と、この起歪体の表面に設けた絶縁層と、この絶縁層の表面に設けた歪抵抗素子とからなる請求項1に記載の荷重センサ。
  3. 荷重検出部と対向する荷重印加部の面に凸部を設けた請求項1に記載の荷重センサ。
  4. 荷重センサ本体にストロークセンサを設けた請求項1に記載の荷重センサ。
  5. ストロークセンサは、荷重入力部に設けた第一の磁石と、ケースに設けた第二の磁石と、この第二の磁石の表面に設けた磁電変換部とを備え、前記第一の磁石の第一の磁気ベクトルは前記荷重入力部の可動方向と略平行であり、前記第二の磁石の第二の磁気ベクトルは前記第一の磁気ベクトルと略垂直方向であり、前記磁電変換部の感磁軸は前記第一および第二の磁気ベクトルと略直交方向であることを特徴とする請求項4に記載の荷重センサ。
  6. 荷重入力部にストッパを設け、この荷重入力部をケース内に押し込むことにより前記ストッパと当接するように前記ケースに衝撃緩衝部を設けた請求項1に記載の荷重センサ。
  7. 荷重検出部は、起歪体と、この起歪体の表面に設けた絶縁層と、この絶縁層の表面に設けた歪抵抗素子とからなる請求項6に記載の荷重センサ。
  8. 荷重検出部と対向する荷重印加部の面に凸部を設けた請求項6に記載の荷重センサ。
  9. 荷重センサ本体にストロークセンサを設けた請求項6に記載の荷重センサ。
  10. ストロークセンサは、荷重入力部に設けた第一の磁石と、ケースに設けた第二の磁石と、この第二の磁石の表面に設けた磁電変換部とを備え、前記第一の磁石の第一の磁気ベクトルは前記荷重入力部の可動方向と略平行であり、前記第二の磁石の第二の磁気ベクトルは前記第一の磁気ベクトルと略垂直方向であり、前記磁電変換部の感磁軸は前記第一および第二の磁気ベクトルと略直交方向であることを特徴とする請求項9に記載の荷重センサ。
  11. ケースと、このケースの開口部から少なくともその一端部が表出した荷重入力部と、この荷重入力部の他端部を設けたストッパと、前記荷重入力部をケース内に押し込むことにより前記ストッパと当接するように前記ケースに設けた衝撃緩衝部と、前記ストッパにその一端部を係合したつづみ形コイルバネと、このつづみ形コイルバネの他端部に設けた荷重印加部と、この荷重印加部と対向するように前記ケースに設けた荷重検出部とからなる荷重センサ。
  12. 荷重検出部は、起歪体と、この起歪体の表面に設けた絶縁層と、この絶縁層の表面に設けた歪抵抗素子とからなる請求項11に記載の荷重センサ。
  13. 荷重検出部と対向する荷重印加部の面に凸部を設けた請求項11に記載の荷重センサ。
  14. 荷重センサ本体にストロークセンサを設けた請求項11に記載の荷重センサ。
  15. ストロークセンサは、荷重入力部に設けた第一の磁石と、ケースに設けた第二の磁石と、この第二の磁石の表面に設けた磁電変換部とを備え、前記第一の磁石の第一の磁気ベクトルは前記荷重入力部の可動方向と略平行であり、前記第二の磁石の第二の磁気ベクトルは前記第一の磁気ベクトルと略垂直方向であり、前記磁電変換部の感磁軸は前記第一および第二の磁気ベクトルと略直交方向であることを特徴とする請求項14に記載の荷重センサ。
JP2002161198A 2002-06-03 2002-06-03 荷重センサ Withdrawn JP2004003908A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002161198A JP2004003908A (ja) 2002-06-03 2002-06-03 荷重センサ
US10/487,563 US7121154B2 (en) 2002-06-03 2003-06-02 Load sensor having hourglass-shaped coil spring
EP03730755A EP1413864A4 (en) 2002-06-03 2003-06-02 CHARGE SENSOR
PCT/JP2003/006916 WO2003102526A1 (fr) 2002-06-03 2003-06-02 Capteur de charge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002161198A JP2004003908A (ja) 2002-06-03 2002-06-03 荷重センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004003908A true JP2004003908A (ja) 2004-01-08

Family

ID=29706572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002161198A Withdrawn JP2004003908A (ja) 2002-06-03 2002-06-03 荷重センサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7121154B2 (ja)
EP (1) EP1413864A4 (ja)
JP (1) JP2004003908A (ja)
WO (1) WO2003102526A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239121A (ja) * 2004-01-28 2005-09-08 Denso Corp ペダル踏力検出装置
WO2008114723A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha ペダル操作量検出装置
JP2013071722A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Hitachi Automotive Systems Ltd ストロークシミュレータ
JP2017053796A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社アドヴィックス ペダル操作検出装置
CN108622052A (zh) * 2017-03-24 2018-10-09 爱信精机株式会社 踏板踩踏力检测器
KR20190109733A (ko) * 2017-01-24 2019-09-26 시티에스 코포레이션 자동차 브레이크 페달에 대한 위치 및 힘 센서 조립체
CN110662678A (zh) * 2017-05-25 2020-01-07 丰田自动车株式会社 制动操作装置
WO2024053492A1 (ja) * 2022-09-07 2024-03-14 株式会社デンソー ペダル装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4595927B2 (ja) * 2006-11-15 2010-12-08 トヨタ自動車株式会社 ペダル操作量検出装置
US20190360881A1 (en) * 2018-05-24 2019-11-28 Honeywell International Inc. Dynamic inductance force transducer

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4319650A (en) * 1980-09-05 1982-03-16 Sensor Developments, Inc. Load cell scale
JPS5929553A (ja) 1982-08-10 1984-02-16 Mazda Motor Corp 自動車の制動倍力装置
DE3611941A1 (de) * 1986-04-09 1987-10-22 Wabco Westinghouse Fahrzeug Bremswertgeber
JP2552709B2 (ja) * 1988-05-24 1996-11-13 三菱電機株式会社 冷凍機
US5090249A (en) * 1990-08-08 1992-02-25 Jerzy Bielewicz Apparatus and method for testing the mechanical properties of a sample
JP2603578B2 (ja) 1992-02-24 1997-04-23 株式会社巴川製紙所 複写機用転写フィルム
JPH06186096A (ja) 1992-12-15 1994-07-08 Ishida Co Ltd 歪みゲージ及びその製造方法
JP2603578Y2 (ja) * 1993-12-28 2000-03-15 株式会社エー・アンド・デイ 圧縮型ロードセル
JPH09254778A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Akebono Brake Res & Dev Center Ltd ブレーキ制御装置
US6460835B1 (en) * 1998-07-27 2002-10-08 Nhk Spring Co., Ltd. Wheel suspension system and spring therefor
DE19983930T1 (de) * 1999-12-21 2002-04-11 Mitsubishi Electric Corp Beschleunigungserfassungsvorrichtung und Sensitivitäts-Einstellverfahren dafür
US6588542B2 (en) * 2000-03-14 2003-07-08 Schlumberger Technology Corporation Borehole tool actuating mechanism
JP2001281074A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Yamaha Motor Co Ltd 荷重検出装置
US6880639B2 (en) * 2002-08-27 2005-04-19 Rw Capillary Tubing Accessories, L.L.C. Downhole injection system
JP2005075162A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブレーキシステム

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239121A (ja) * 2004-01-28 2005-09-08 Denso Corp ペダル踏力検出装置
JP4609637B2 (ja) * 2004-01-28 2011-01-12 株式会社デンソー ペダル踏力検出装置
WO2008114723A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha ペダル操作量検出装置
US8136392B2 (en) 2007-03-20 2012-03-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Pedal operation amount detecting apparatus
JP2013071722A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Hitachi Automotive Systems Ltd ストロークシミュレータ
JP2017053796A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社アドヴィックス ペダル操作検出装置
WO2017043659A1 (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社アドヴィックス ペダル操作検出装置
JP2020505693A (ja) * 2017-01-24 2020-02-20 シーティーエス・コーポレーションCts Corporation 車両用ブレーキペダルの位置センサ・力センサ組立体
KR20190109733A (ko) * 2017-01-24 2019-09-26 시티에스 코포레이션 자동차 브레이크 페달에 대한 위치 및 힘 센서 조립체
JP7035065B2 (ja) 2017-01-24 2022-03-14 シーティーエス・コーポレーション 車両用ブレーキペダルの位置センサ・力センサ組立体
JP2022081561A (ja) * 2017-01-24 2022-05-31 シーティーエス・コーポレーション 車両用ブレーキペダルの位置センサ・力センサ組立体
KR102499903B1 (ko) * 2017-01-24 2023-02-16 시티에스 코포레이션 자동차 브레이크 페달에 대한 위치 및 힘 센서 조립체
JP7350915B2 (ja) 2017-01-24 2023-09-26 シーティーエス・コーポレーション 車両用ブレーキペダルの位置センサ・力センサ組立体
JP2018162980A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 アイシン精機株式会社 ペダル踏力検知装置
US10488283B2 (en) 2017-03-24 2019-11-26 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Pedal stepping force detector
CN108622052A (zh) * 2017-03-24 2018-10-09 爱信精机株式会社 踏板踩踏力检测器
CN110662678A (zh) * 2017-05-25 2020-01-07 丰田自动车株式会社 制动操作装置
WO2024053492A1 (ja) * 2022-09-07 2024-03-14 株式会社デンソー ペダル装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1413864A1 (en) 2004-04-28
WO2003102526A1 (fr) 2003-12-11
EP1413864A4 (en) 2007-05-30
US20040238235A1 (en) 2004-12-02
US7121154B2 (en) 2006-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004003908A (ja) 荷重センサ
US10429186B2 (en) Microelectromechanical device with motion limiters
US7221144B2 (en) Micro-electromechanical system (MEMS) based current and magnetic field sensor having improved sensitivities
KR20100056534A (ko) 자기력 센서
US9415998B2 (en) Microelectromechanical structure with motion limiter
JP2001281074A (ja) 荷重検出装置
JP2004325328A (ja) 多分力検出器
JPH10123167A (ja) 半導体加速度センサ
JP7038320B2 (ja) 圧力センサ
JP2011105249A (ja) アクセル装置
US9720436B2 (en) Operation input device
WO2020161894A1 (ja) タッチパネルの押込検知装置、電子機器、及び、タッチパネルの押込検知方法
JP2013004456A (ja) スイッチ装置
JP3505876B2 (ja) 天びん
JP6980568B2 (ja) トルクセンサ
JPS61148320A (ja) 傾斜角検知器
JP2005274160A (ja) トルクセンサ
JP2000214027A (ja) 半導体圧力センサ
JP2011174881A (ja) 静電容量型加速度センサ
WO2020161893A1 (ja) タッチパネルの押込検知装置、電子機器、及び、タッチパネルの押込検知方法
JP2007263953A (ja) 荷重センサ
RU2115170C1 (ru) Устройство тревожной сигнализации
JPH0734373U (ja) 加速度センサ
JP2939921B2 (ja) 加速度変換器
JP2011047821A (ja) 加速度センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050530

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050614

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061101