JP2004003296A - 圧密ローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】特に道路建設材料または橋梁の存在や振動に敏感な構造体及び装置のような局部的な状況に対して振動の最適な調整を可能にする、請求項1の前文による圧密ローラを提供する。
【解決手段】本発明は、アンバランス部を備えた駆動可能な励振軸14から成る振動駆動部を備えた少なくとも一つの回転体2,3を有し、この軸が回転体2,3に関して軸方向に上記回転体内に取り付けられており、上記アンバランス部が回転体2,3の軸に関して中心に配置され、励振軸14により保持され、回転体2,3の軸に関して半径方向に油圧式に調整装置により調整され得るアンバランスピストン17を有する、アンバランスシリンダ16を含んでいる圧密ローラに関する。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前文による圧密ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
土木工事または道路建設においては、できるだけ迅速に結合していないそして水硬結合またはアスファルト結合の材料を規定されたプロクター(Proctor)またはマーシャル(Marshall)密度に圧密することが望ましいが、同時に過度の圧密を防止し、特に擦り減ったコースの場合に鉱石成分の粒子の破砕を最小にすることが望ましい。
アスファルト路面の場合に、圧密時の表面の平滑化は、コースの間の良好な結合と、擦り減ったコースの場合に高レベルのグリップを保証するために、回避されるべきである。材料の冷却が圧密可能性を減少させ、最も好ましくない場合には規定された最終密度が達成され得ないことから、短い圧密時間のための最適なシステムパラメータの設定は、アスファルト材料の場合に絶対に必要である。
排水アスファルト(開孔性アスファルト)を圧密するとき、所望の排水性が獲得され得、「空気ポンプ」として知られる効果が、自動車タイヤが転がるときにタイヤと道路の間の接触ゾーンにて低減され得るように、表面に近い領域の孔が閉塞されてはならない。
【0003】
回転体の振動の振幅が過度に高くまたは振動周波数が例えば橋梁構造体または他の構造体の固有周波数に近い場合には、これらが損傷を受ける可能性があるので、これらの場合、特にローラが一般に偏心負荷の回転軸に関係する場合、振動は損傷を回避するためにオフされなければならない。
この結果、最終密度が静的ローラによって達成され得るならば、規定された最終密度を達成するために、より多数の静的ローラが通過するということが要求される。
【0004】
結合していない表土及び水硬またはアスファルトコースを圧密するための振動ローラが、偏心負荷された回転軸を備え得ることは知られている。
この場合、少なくとも一つの固定アンバランス部が備えられる。さらに、一般的な場合と同様に、二つの異なる公称振幅を発生させるために、付加的な切り替えウェイトが備えられることができる。しかしながら、二つの公称振幅の間で振幅を調整する可能性はない。
【0005】
循環性または指向性の振動なしに、回転体を使用する振動として知られているものによって、アスファルト圧密が行なわれ得るということも知られている(特許文献1参照)。しかしながら、この場合、材料がただ単に静的線形負荷により圧密され、交互に剪断応力に曝されることから、深さ方向への圧密は行なわれない。回転体と地面との間の強制的なスリップは、牽引の問題を不可避にする。振動モーメントが、ローラの回転軸に対して平行に取り付けられ且つそのアンバランス部が180度だけずれて同じ方向に同期して動く二つのアンバランスな軸によって発生される。アスファルト材料の場合には、振動効果は、望ましくない脈動,平滑効果そして孔閉塞という結果になり得る。
【0006】
圧密ローラにおいては、回転体軸の周りに回転され得るアンバランス部と固定アンバランス部との間の角度が、結果として生ずるアンバランスが無限に変化し得るよう設定されるように、調整されることも知られている。
特許文献2は、回転体軸に関して横向きに回転可能であるように配置されるそのアンバランス部が油圧シリンダと連結ロッドにより無限に変化し得るように調整される、圧密ローラを開示している。しかしながら、これは、非常に高価で複雑である(特許文献2参照)。
【0007】
特許文献3に記述される圧密ローラにおいては、指向性振動装置が、反対方向に動き、その結果生ずる力が水平方向から垂直方向に無限に変化し得るようにモーメントなしで回転され得る少なくとも二つの励振軸を含んでいる。公称振幅またはアンバランス部は、このシステムでは変化しない。ここで、同様に、特に水平振動が関係する場合にも、望ましくない脈動,平滑効果及び孔閉塞が起こり得る(特許文献3及び4参照)。
【0008】
特許文献5は、また励振軸がアンバランス部を備えており、シリンダが励振軸に関して半径方向に配置され、回転速度の変更による遠心力の変更により、アンバランス部の自動調整をもたらすために使用されるバネ付勢されたピストンを有している、表土の圧密機械のための振動発生器を開示している(特許文献5参照)。変更可能な偏心度及び回転速度を有する遠心力の高度の非線形が、金属またはオイルバネのバネ力のために完全に補正され得ないという事実は別として、ここでも同様に、各周波数が一つの振幅を正確に与えられる。さらに、スタートから、アンバランス軸が、ただ高度のアンバランス部により加速され得るのみである。
【0009】
【特許文献1】
ヨーロッパ特許EP0053598B
【特許文献2】
DE69425111T2
【特許文献3】
ドイツ特許出願DE4129182A1
【特許文献4】
ヨーロッパ特許出願EP0954187A2
【特許文献5】
ドイツ特許出願DE10031617A1
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、特別の道路建設材料または橋梁の存在や振動に敏感な構造体及び装置のような局部的な状況に対して、振動の最適な適合を可能にする、請求項1の前文による圧密ローラを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的は、請求項1の特徴部分により達成される。
これに関連して、アンバランスシリンダと連通する作動シリンダの室が制御可能な弁を介して漏れオイル置換のために油圧源に接続され、その弁がアンバランスピストンの二つの終端位置の間の中央または中間位置で閉じ、それにより公称振幅が増減され得る、作動シリンダが備えられている。
【0012】
これは、漏れオイル置換及び較正を実行し、その結果、そうすることにより圧密結果が損なわれないことを可能にする。さらに、構造的に簡単な方法で回転体の振動の公称振幅を調整することが可能である。さらに、これは、再び最適な圧密結果を達成するために、振動ローラの振動周波数及び移動速度が自動的に公称振幅に適合されることを可能にする。このようにして、厚い層厚、例えば不凍層,薄い層厚、例えば圧密アスファルトの表面層、そして開孔アスファルトのような敏感な層の圧密が保証される。
本発明のさらなる目的、利点及び実施形態は、以下の説明及び請求項から得られるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は、添付の図面に示された具体的な実施の形態を参照して、以下により詳細に説明される。
図1に示されたタンデム式圧密ローラは、運転手の運転台を備えた上部構造1と、上記上部構造1の前後の下面に操舵可能な旋回継手4を介して取り付けられている回転体2及び3と、を含んでいる。二つの回転体2,3の間には、駆動エンジン、通常はディーゼルエンジンを収容するエンジン区画5が位置している。
【0014】
図2に示すように、前方及び/又は後方の回転体2,3は、軸方向に並んで配置された二つのタイヤ半体6a,6bと、中心の貫通孔を備えたそれぞれ半径方向に延びるタイヤ端板7を含んでいる。それぞれの軸受フランジ8が、タイヤ端板7に固定されている。二つのタイヤ半体6a,6bは、二つの軸受フランジ8及びスペーサ管9を介して、軸受10、例えば軸受フランジ8とスペーサ管9との間に配置されているローラ軸受により、回転体軸の周りに回転可能であるように互いに接続されている。
【0015】
上部構造1に対して操舵可能に接続された旋回継手4は、両端がそれぞれ中空の油圧式移動モータ12に対して減衰要素11、例えばゴム−金属要素そしてフランジ板11aを介して弾性的に接続されている。出力側にて、移動モータ12は、フランジ13を介して隣接する軸受フランジ8に接続されており、それぞれのタイヤ半体6a,6bを駆動する。
【0016】
回転体の中心に、油圧式振動モータ15により駆動され、軸受フランジ8と反対側に軸受を介して取り付けられている励振軸14が位置している。アンバランスシリンダ16が、励振軸14のボア内の中心に取り付けられている。このために、アンバランスシリンダ16は、対応するカラーと、反対側にクランプリング及び一対のナットによりクランプするためのネジ部を有する。アンバランスシリンダ16は、アンバランスピストン17を、回転体の軸に関して半径方向に油圧式に調整され得るように、適応させる。
【0017】
アンバランスピストン17を移動させることによって偏心度を変更すると、回転体の最小の公称振幅を達成するために十分である励振軸14のアンバランスが、無限に変更可能であるように付加されることができる。アンバランスピストン17は、最小の構造空間で公称振幅のためにできるだけ大きな調整範囲が達成され得るために、鉛等の重金属が充填されてもよい。
【0018】
アンバランスピストン17は、ガイドバンドとピストン密閉リングを備えている。励振軸14の変形(遠心力により引き起こされる屈曲)は、十分な遊隙の結果として、アンバランスシリンダ16に伝達されない。アンバランスピストン17を移動させるために必要なオイル量は、励振軸14内のボア18を通して利用可能にされる。油圧は、アンバランスピストン17及び複数のボア19のテーパーを介してピストンのヘッドに伝達される。
軸受フランジ8の一つには、スペーサ管9と隣接する軸受等との間の空間を潤滑するためのオイル入口及び出口ニップル20が位置している。
【0019】
図3に示すように、アンバランスピストン17を移動させるための正確に測定された量のオイルによるアンバランスピストン17の与圧は、ゴムバネ22及び追加の振動質量23によって移動モータ12の一つの低い振動で吊り下げられる回転ブッシュ21を介して実行される。振動質量23は、ピストン25を有するアダプタ24を、それが移動され、ピストンが管26を介して励振軸14により適応されるさらなるピストン27に接続されるように、適応させる。熱膨張の結果としての回転ブッシュ21と励振軸14との間の半径方向及び軸方向の移動は、ピストン25,27の複数のシール28によって補償される。複数のピン29は、複数のシール28と励振軸14または回転ブッシュ21のアダプタ24との間の回転方向のスリップを防止する。
【0020】
図4(a)に示された実施形態によれば、アンバランスピストン17の位置を変更するために必要なオイル量は、作動シリンダ34aの作動ピストン、即ち調整ピストン34を移動させることにより、測定される。ここで、調整ピストン34のピストンロッド30は、そのスピンドルが張力または圧縮応力の作用のもとで移動可能ではない(自己ロック)台形またはボールネジ駆動部31に接続されている。ネジ駆動部31は、電気または油圧モータ32により駆動される。ピストンロッドの増分移動測定または適切ならば(好ましくはその中に一体化され、従って図示されない)ネジ駆動部31の角度測定が、アンバランスピストン17の偏心度または公称振幅を設定するために使用される。この角度測定をセンサで行うことで、調整(作動)ピストン34の位置が監視され得る。較正のためにそして漏れオイル補償のために、ピストン側にて、その2/2方向弁33が自動的に動作状態の機能として流れ位置に切り替えられ得る第二のオイル接続部が備えられている。
【0021】
図4(b)に示された実施形態によれば、調整ピストン34及びそのピストンロッド30を使用するアンバランスピストン17の位置を変更するために必要なオイル量は、ピストンロッド側で可変オイル量によって修正される。このために、3/3方向弁35の電磁石は、調整ピストン34が非常に小さい距離だけ移動され得るように周期的に活性化される。3/3方向弁35が圧力源に接続されると、調整ピストン34はピストン側の方向に、そしてタンクに接続されるとアンバランスピストン17の遠心力のために、ピストンロッド側の方向に移動する。ここで3/3方向弁35のゼロ位置へのロックは、図4(a)のネジ駆動部31のセルフロック動作を置換する。ここで、ピストンロッド30を備えた調整ピストン34の唯一つの機能は、アンバランスピストン17の偏心度または公称振幅を設定するための増分移動測定である。較正及び漏れオイル補償は図4(a)のそれと同じである。
【0022】
図5(a)乃至図5(c)は、図4(a)による調整装置(同じものが図4(b)の調整装置にも適用されている)と組み合わせられたアンバランスピストン17の種々の位置を示している。アンバランスピストン17は、以下の四つの動作状態の間、図5(a)に示された位置にある。
1. 振動装置が静止状態で、ディーゼルエンジンが運転中の場合に、アンバランスピストン17におけるオイル圧は、この動作状態にて基本的に流れるように接続される2/2方向弁33の入口圧に等しい。その結果、漏れオイル量が置換され、同時にアンバランスピストン17が最小偏心度の方向に「最小アンバランス」の位置まで押動される(較正)。
2. 振動駆動部が、最小動作周波数が達成されるまで、最も低い質量慣性モーメントでできるだけ速く加速されるべきである。続いて、回転旋回継手4または上部構造1そしてその接続部のような隣接する組立体が僅かに応力を受けるだけであるように、共鳴範囲が最小の公称振幅で迅速に通過される。最小動作周波数が達成されると、2/2方向弁33はオイル流を止める。同時に、漏れオイル置換及び較正が自動的に終了される。
3. 最小の公称振幅が最大振動周波数で設定される。2/2方向弁33が開弁され、その結果漏れオイルが置換され較正が行なわれる。
4. 振動駆動部がオフに切り替えられると、アンバランスピストン17は、小さな質量慣性モーメントで振動駆動部を停止させるために、自動的に最小公称振幅の方向に移動する。調整ピストン34の位置が図5(a)のそれと同じになるとすぐに、2/2方向弁33における入口圧が流れるように接続される。この時点から漏れオイルが置換されることができ、システムが較正される。
【0023】
アンバランスピストン17は、単に公称振幅が手動でまたは自動的に最大となり、最小の動作周波数で図5(b)に示した位置に在る。ここで、2/2方向弁33は、オイルが流れるように接続され、オイル圧が方向弁の入口圧と同じである。この動作状態において、漏れオイルが置換されシステムが較正され得る。調整ピストン34が図5(b)の位置に達するとすぐに、2/2方向弁33は直ぐに自動的に閉じられる。従って、この動作状態からの公称振幅は、無限に変更可能なように低減され得る。アンバランスピストン17の許容される遠心力を超えないように、動作周波数がより小さい公称振幅の方向に、例えば特性マップコントロールによりフォローアップコントロールされる。
【0024】
アンバランスピストン17が図5(c)に示された位置に在るとき、2/2方向弁33は閉じられ、漏れオイル置換及び較正は可能ではない。公称振幅は、この動作状態から無限に変更可能なように増大されまたは低減され得る。動作周波数は、アンバランスピストン17の位置がより大きな公称振幅の方向にあるように、より小さい公称振幅の方向にフォローアップコントロールされる。
振動駆動部がオフに切り替えられると、アンバランスピストン17は、図5(b)及び図5(c)に示された位置からすぐに最小の公称振幅の方向に、低減する動作周波数とは無関係に移動される。
【0025】
最適な表土またはアスファルト圧密を達成するために、振動周波数は、上述したように公称振幅に適合される。同時に、振動周波数の関数として最適な回転速度を自動的に設定し、これが運転手に対して表示されることが可能である。
アンバランスピストン17の位置が、地面の密度(堅さ)の関数として制御されることにより、手動でまたは自動的に調整され得る。タンデム式振動ローラにおいては、前方のみまたは後方のみあるいは双方の回転体2,3が、上述したように調整され得るアンバランス部を取り付けられることが可能である。
【0026】
図6(a)乃至図6(c)に示された実施形態においては、図5(a)乃至図5(c)の油圧モータ32の代わりに方向弁35が備えられており、この弁はピストンロッド側にて作動シリンダ34の室に接続されていて、方向弁33、この場合三方弁は再び調整ピストン34の上流にて作動シリンダ34aの室に接続されている。
調整ピストン34が完全に引き込まれた後に振動がオフに切り替えられた図6(a)に示される実施形態においては、アンバランスシリンダ16は、油圧源からポンプ37を介してオイルで満たされる。このために、振動がオフに切り替えられると同時に、方向弁33が図6(a)に示されたように接続される。圧力制限弁36がポンプから方向弁33へのラインに接続されている。この弁36が反応すると、これは、アンバランスシリンダ16が完全にオイルで満たされていることを意味する。
【0027】
アンバランスシリンダ16が完全にオイルで満たされる状態(図6(b)参照)が達成されると、方向弁33は、オイルが作動シリンダ34a、特に調整ピストン34の上流の室から圧力制限弁38を介して油圧源に逆流し得るように切り替えられ、これに対してそれまで閉じられていた方向弁35が開弁されるので、油圧オイルが調整ピストン34を調整することができる。従って、調整シリンダ34a内のオイル量は油圧源に完全に戻され、その結果システムが同時に較正される。
この状態が達成されると、方向弁33,35が閉じられ、振動がオンに切り替えられ得る(図6(c)参照)。そして、ある周波数、例えば28Hzに達すると、方向弁35の適宜の開放によって振幅が図6(c)に示された最小振幅の位置から調整される。
【0028】
この実施形態においては、漏れオイル置換及び較正とは別に、同時に、振動圧密が停止されまたは中断される度に、シリンダ16及び34aを含むシステム内の油圧オイルの全量の少なくとも大部分の追加の交換も行なわれる。これは、油圧オイルのエージング及びその冷却に関して有利である。
【0029】
図示され説明されている具体的な実施形態は、本発明を限定するように企図されておらず、請求項にて定義されるような本発明の精神から外れることなく、多数の変更及び修正がなされ得ることは、当業者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンデム式圧密ローラの概略側面を示す図である。
【図2】図1のタンデム式圧密ローラの回転体を示す断面を示す図である。
【図3】図2の詳細を示す図である。
【図4】図1のタンデム式圧密ローラの公称振幅を調整するための調整装置の二つの実施形態を示す図である。
【図5】図1のタンデム式圧密ローラの実施形態のための三つの異なる動作設定を示す図である。
【図6】図1のタンデム式圧密ローラのさらなる実施形態のための異なる動作設定を示す図である。
【符号の説明】
1  上部構造
2,3  回転体
4  旋回継手
5  エンジン区画
6a,6b  タイヤ半体
7  タイヤ端板
8  軸受フランジ
9  スペーサ管
10  軸受
11  減衰要素
11a フランジ板
12  油圧式移動モータ
13  フランジ
14  励振軸
15  油圧式振動モータ
16  アンバランスシリンダ
17  アンバランスピストン
18  ボア
19  ボア
20  ニップル
21  回転ブッシュ
22  ゴムバネ
23  振動質量
24  アダプタ
25  ピストン
26  管
27  ピストン
28  シール
29  ピン
30  ピストンロッド
31  ネジ駆動部
32  油圧モータ
33  2/2方向弁
34  作動(調整)ピストン
34a 作動シリンダ
35  3/3方向弁
36,38  圧力制限弁
37  ポンプ

Claims (12)

  1. アンバランス部を備えた駆動可能な励振軸(14)とこの励振軸を備えた振動駆動部とこの振動駆動部を備えた少なくとも一つの回転体(2,3)を有し、
    この励振軸が上記回転体(2,3)に関して軸方向に上記回転体内に取り付けられており、
    上記アンバランス部が、回転体(2,3)の軸に関して中心に配置され、励振軸(14)により保持され、回転体(2,3)の軸に関して半径方向に油圧式に調整されることができ且つ油圧流体が外部の調整装置により励振軸(14)のボア(18)を介して、舗装状態への公称振幅の無限に変更可能な適合により、外部から制御可能に供給され得るアンバランスピストン(17)を有する、アンバランスシリンダ(16)を含んでいて、
    上記調整装置が、作動ピストン(34)とアンバランスシリンダと連通する作動シリンダ(34a)の室とを備えた作動シリンダ(34a)を有している、圧密ローラにおいて、
    アンバランスシリンダ(16)と連通する作動シリンダ(34a)の室が、漏れオイル置換のために制御可能な弁(33)を介して油圧オイル源に接続されていて、この弁が、その位置から公称振幅が増大または低減され得るアンバランスピストン(17)の中央位置にて閉じることを特徴とする、圧密ローラ。
  2. 前記弁(33)が、最小動作周波数が達成されたとき閉じることを特徴とする、請求項1に記載の圧密ローラ。
  3. 前記振動駆動部がオフに切り替えられた後、前記制御可能な弁(33)を介して、前記アンバランスシリンダ(16)の中身と前記油圧オイル源との間で油圧オイルの交換を実行し得ることを特徴とする、請求項1または2に記載の圧密ローラ。
  4. 前記振動駆動部がオフに切り替えられた後、前記制御可能な弁(33)を介して、前記作動シリンダ(34a)の中身と前記油圧オイル源との間で油圧オイルの交換を実行し得ることを特徴とする、請求項3に記載の圧密ローラ。
  5. 前記作動ピストン(34)が引き込まれることにより、前記制御可能な弁(33)が、油圧オイル源に接続され得ることを特徴とする、請求項3または4に記載の圧密ローラ。
  6. 前記作動ピストン(34)が引き込まれ、前記アンバランスシリンダ(16)が満たされることにより、前記制御可能な弁(33)が前記油圧オイル源に接続されることができ、前記作動ピストン(34)が伸長され得ることを特徴とする、請求項5に記載の圧密ローラ。
  7. 前記アンバランスシリンダ(16)が、減衰要素(22)を介して前記回転体(2,3)に接続された回転ブッシュ(21)を介して、調整装置に接続されることを特徴とする、請求項1から6の何れかに記載の圧密ローラ。
  8. 前記回転ブッシュ(21)と前記励振軸(14)との間に、回転しないようにそして軸方向に遊びをもってその各端部がピストン(25,27)により接続されている管(26)が配置されていることを特徴とする、請求項7に記載の圧密ローラ。
  9. 前記作動ピストン(34)が機械的または油圧式に調整可能であることを特徴とする、請求項1から8の何れかに記載の圧密ローラ。
  10. 前記作動ピストン(34)の位置がセンサ手段により監視され得ることを特徴とする、請求項9に記載の圧密ローラ。
  11. 前記調整装置が、前記回転体(2,3)の圧密作業の測定値の関数として制御され得ることを特徴とする、請求項9または10に記載の圧密ローラ。
  12. 前記アンバランスピストン(17)が、重金属で満たされていることを特徴とする、請求項1から11の何れかに記載の圧密ローラ。
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