JP2004001899A - コイル結束解束装置及び鋼板コイル結束装置 - Google Patents

コイル結束解束装置及び鋼板コイル結束装置 Download PDF

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Sadao Fujita
藤田 定雄
Soichiro Onda
音田 聡一郎
Masaki Aihara
相原 正樹
Tetsuo Kasatani
笠谷 徹夫
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Kohan Kogyo Co Ltd
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JFE Steel Corp
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Abstract

【課題】 鋼板コイルの結束装置とバンド切断装置を1つにまとめてスペースを合理化する。
【解決手段】 鋼板コイル1の結束装置10のシュート13及び結束バンドを切断する切断装置20のバンド切断機本体とを同一の車輪つきコモンベース30上に搭載し、このベース30の移行装置を備え、同一位置でコイルの結束とバンドの切断を行うようにする。
【選択図】    図1

Description

 本発明は鋼板コイルの結束と解束(バンド切断)とを行うコイル結束解束装置、及び鋼板コイル結束装置に関する。
 鋼板が加工されてコイル状に巻取られたコイルは巻戻りを防止するため、バンド(帯鋼)をコイル外周に巻き付け、このバンドの両端をシール又は溶接にて接合してコイルを結束する。このバンドを取り外す時はバンド切断装置を用いてバンドを切断する。
 一般にコイル結束装置とバンド切断装置は別々にそれぞれ独立した位置に設置されており、これらに対して設けるコイル受台もそれぞれ必要であった。厚板コイルでは図5(a)に示すようにバンド60で結束したとき、図5(b)に示すようにコイル1の尾端のエッジ部がバンド60を線接触にて強く押し付けるため、バンド60の線接触している部分61に応力が集中し、バンド60が切断し易くなる。特に抗張力の高い鋼種のコイルでは、コイルの尾端の反発力が大きく、バンドが切断した時には、コイルがコイルバネのように巻き戻るため、危険であった。
 バンドの切断を防止するために、次の手段が一般的に採られている。
(a)バンド本数を増やす。
(b)バンド材質を抗張力の高いものにする。
(c)バンドの板厚、板幅を大きくする。
(d)バンドとコイル尾端の間に保護金物を装入し、尾端エッジが直接バンドに線接触しないようにする。
 従来のように結束と切断を別々の位置で実施していたのでは、スペースを広く必要とするため、限定された狭いスペースに設置するには困難である。また、コイル受台もそれぞれに必要であった。
 また、従来はコイルの結束の際、図6(b)に示すような保護金物70を用いていた。図6(a)に示すように、保護金物70を人が予めコイル1のエッジ部に係止させ、その後結束装置でバンド60を掛けていたので省力、安全面に問題があった。
 本発明はコイルの結束装置とバンド切断装置を1つにまとめて合理化する技術を提供することを目的とする。また、本発明はコイル尾端エッジ保護金物の取付を自動で行うことができる鋼板コイル結束装置を提供する。
 本発明は、前記問題点を解決するために開発されたもので、鋼板コイル結束装置シュートと、コイル尾端エッジ保護金物挿入装置と、バンド切断装置とを同一ベース上に搭載し、該ベース移行装置を備えたことを特徴とするコイル結束解束装置である。
 また本発明は、コイル尾端検出装置、コイル尾端位置調整装置、コイル尾端エッジ保護金物挿入装置、コイル結束装置、バンド切断装置、及び各装置の制御装置を備えたことを特徴とするコイル結束解束装置である。
 本発明においてコイル結束解束装置とはコイル結束装置とバンド切断装置とを合わせ有する装置をいう。
 また本発明の別の発明は、保護金物をバンド通しする直前にコイル尾端部に待機させておくコイル尾端エッジ保護金物挿入装置と、バンドをコイルの幅中央の外周に巻き付けて引き締めバンド掛けを行うバンド結束装置とを備えたことを特徴とする鋼板コイル結束装置である。
 本発明は予め結束されたコイルが前工程から送られ、例えば面検査ライン等でリールにコイルを装入する際にバンドを切断しリールに装入コイルの1部を巻き戻して面検査後、再度リールに巻取ってコイルカー等でリールからコイルを抜き取り再結束し、次工程へ送るラインでは工程の効率化に大きな効果がある。
 また、結束ポジションとバンド切断ポジションを同一場所にすることによって省スペース化を図ることができる。また、コイル置台も1個所でよい。
 また、本発明の鋼板コイル結束装置は、保護金物をバンド通しする直前にコイル尾端部に待機させておくコイル尾端エッジ保護金物挿入装置と、バンドをコイルの幅中央の外周に巻き付けて引き締めバンド掛けを行うバンド結束装置とを備えたので、コイル尾端に保護金物を自動的に挿入してバンド結束ができるようになり、コイル尾端エッジ保護が容易で、かつ、バンド結束が円滑になる。
 従って、省力が可能となり、安全面でも効果がある。特に高温で巻取った700℃程度のコイルでは効果が大きい。
 本発明によれば、結束装置のシュート及びフープの一部とバンド切断装置を車輪付コモンベース(同一ベース)上に搭載し、駆動用エアシリンダーによりコモンベースを移行させることによりコイル結束装置とバンド切断装置を同一位置で使い分けできるようになる。
 また、本発明は保護金物をコイルエッジ部に自動で挿入する。図9に示すように、結束装置10と保護金物挿入装置80を配置し、コイル尾端エッジ保護金物(以下、単に保護金物と略した箇所あり)をバンド通しする直前にコイル尾端部に待機させておき、バンドを通し、引き締め結束するようにしたものである。
 バンドの結束を行う時、コイル尾端を検出し、保護金物をコイル尾端部に当て、結束時にバンドと共に結合する。保護金物はコイル尾端部とバンドとの間に介在し、コイル尾端エッジによるバンドの損傷を防止する。
 図1は本発明の1実施例の全体正面図、図2はその平面図である。鋼板コイル1は結束又はバンド切断位置にコイルカー40等で搬入される。コイル1はバンド溝付クレードルロール14又はバンド溝付スキッドの上に置かれる。コイル結束装置10は大部分が基礎に固定されており、結束装置シュート13のみが車輪付コモンベース30に搭載されている。また、バンド切断装置20も同様に車輪付コモンベース30上に結束装置シュート13と共に搭載されている。なお、コイル結束装置10、バンド切断装置20のほかに、図示省略したコイル尾端検出装置、コイル尾端位置調整装置、保護金物挿入装置も搭載しており、これら各装置の制御装置を備えている。
 図2に本発明の平面全体説明図を示している。図3、図4は、結束、切断位置50でそれぞれ結束状態とバンド切断状態を説明するものである。図3、図4で示しているように、車輪32を備えたコモンベース30をエヤーシリンダー等のアクチュエータ31で矢印33方向に移動させることによって、同一位置50でのコイル結束(バンド掛け)と解束(バンド切断)を使い分けている。
 次に、図7に本発明に用いる保護金物71の例を示す。保護金物71は背板72、折返部73、切欠74を備え、さらに補強のための周縁折り曲げ部75を備えている。図8に示すようにコイル1の巻き終りエッジ部に保護金物71を取り付けてバンド60を掛ける。保護金物71は、折返部73の部分に切欠74を備えているので、この切欠74の部分で背板72が曲がり易くなり、背板72をコイル外周の曲面に沿わせて変形させることができる。
 図9はバンド掛けの操作を示すブロック図で、コモンベース30上の保護金物挿入装置80、コイル尾端検出装置90と制御装置100を示している。コモンベース30上の結束装置10、バンド切断装置20の図示を省略している。鋼板コイル1を載置したコイルカー40を、結束装置10の位置に搬送する。鋼板コイル1は溝付クレードルロール14又はバンド溝付スキッド上に載置される。コイルカー40が鋼板コイル1を位置決めしたら、その完了信号を制御装置100に送る。この信号を受けて、制御装置100はバンド掛けを開始する。
 先ず、鋼板コイル1の巻き終り尾端部をコイル尾端検出装置90で検出する。コイル尾端検出装置90は図示しない昇降装置によって上方から下降し、その下辺がコイルの巻き終り尾端部に接触した時検出信号を制御装置100に送る。尾端が適当な位置にない時は、コイル尾端位置調整装置がコイルを動かして適当な位置に尾端が来るように調整する。それから、制御装置100は、保護金物挿入装置80を駆動する。
 保護金物71は、保護金物挿入装置80内に多数貯蔵されており、図10に示すように、保護金物挿入装置80の腕81、クランプ82はその1個を取り出してその折返部73をつかんで、図11に示すようにコイル1の尾端近傍に待機している。制御装置100は、この保護金物挿入装置80を操作して、保護金物71を尾端部に搬送する。ついで、制御装置100は、バンド結束装置10を駆動してバンド60をコイル1の外周に巻き付けて引き締めバンド掛けを行う。そののち、クランプ82を開放することによってコイル尾端に保護金物71を挿入したコイル結束が可能となる。
 この実施例によれば、従来人手を要していたコイル尾端エッジ保護金物の取付を自動で行うことができ、安全になり、省力が可能となった。
実施例の全体を説明する正面図である。 実施例の平面図である。 実施例の側面図である。 実施例の側面図である。 (a)コイルの斜視図、(b)バンドの部分側面図である。 従来の保護金物の(a)取付説明図、(b)斜視図である。 本発明で使用する保護金物の一例の斜視図である。 本発明で使用する保護金物の取付説明図である。 実施例のブロック図である。 本発明により保護金物を取付けようとする様子を平面図で示したものである。 本発明により保護金物を取付けようとする様子を正面図で示したものである。
符号の説明
 1  コイル
 10  結束装置
 11  結束装置駆動部
 12  結束装置フープ
 13  結束装置シュート
 14  クレードルロール
 20  バンド切断装置
 30  コモンベース
 31  エヤーシリンダー(アクチュエータ)
 32  車輪
 33  矢印
 40  コイルカー
 50  結束、切断位置
 60  バンド
 70  従来の保護金物
 71  保護金物
 72  背板
 73  折返部
 74  切欠
 80  保護金物挿入装置
 81  腕
 82  クランプ
 90  コイル尾端検出装置
 100  制御装置

Claims (3)

  1.  鋼板コイル結束装置シュートと、コイル尾端エッジ保護金物挿入装置と、バンド切断装置とを同一ベース上に搭載し、該ベース移行装置を備えたことを特徴とするコイル結束解束装置。
  2.  コイル尾端検出装置、コイル尾端位置調整装置、コイル尾端エッジ保護金物挿入装置、コイル結束装置、バンド切断装置、及び各装置の制御装置を備えたことを特徴とするコイル結束解束装置。
  3.  保護金物をバンド通しする直前にコイル尾端部に待機させておくコイル尾端エッジ保護金物挿入装置と、バンドをコイルの幅中央の外周に巻き付けて引き締めバンド掛けを行うバンド結束装置とを備えたことを特徴とする鋼板コイル結束装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010254338A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Jfe Steel Corp コイルの結束方法およびコイルの結束システム
CN103224072A (zh) * 2013-04-23 2013-07-31 中冶南方工程技术有限公司 便于拆除钢卷捆带的装置
CN106927308A (zh) * 2017-05-03 2017-07-07 武汉金牛经济发展有限公司 用于塑料管材收卷的多工位全自动收卷机及其使用方法

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