JP2003535800A - 無水過塩素酸ナトリウムの製造方法 - Google Patents

無水過塩素酸ナトリウムの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、無水過塩素酸ナトリウムの製造方法に関し、この方法によると塩素酸ナトリウム水溶液の電気分解により直接得られる過塩素酸ナトリウム水溶液の減圧蒸発が行われる。本発明は、良好な流動性が維持される無水過塩素酸ナトリウム結晶およびそれらの製造方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、無水過塩素酸ナトリウムの製造方法に関する。
【0002】 1つの電気分解工程または独立した複数の電気分解工程で、対応する金属の塩
素酸塩水溶液を電気分解することによる過塩素酸ナトリウムの製造は既知である
。この主題に関しては、欧州特許第368 767号、米国特許第3 518
180号、および米国特許第3 475 301号を参照することができる。
【0003】 例えば、欧州特許第368 767号は、一定の組成で均一に維持された電解
液(塩素酸ナトリウムと過塩素酸ナトリウムとを溶解した状態で含む液体)の1
段階での電気分解による過塩素酸ナトリウムの製造のための連続方法が開示され
ており、この組成は、冷却によって直接析出可能な一水和物、二水和物、または
無水の形態の過塩素酸塩結晶が得られるように選択される。
【0004】 電気分解工程が終了してから、冷却または水を蒸発させることによって、過塩
素酸ナトリウム水溶液が結晶化されることも示されている。
【0005】 米国特許第3 518 180号の実施例2では、300g/lの塩化ナトリ
ウムと700g/lの過塩素酸ナトリウムを含む溶液が供給された電解槽の出口
から、80g/lの塩素酸ナトリウムと1100g/lの過塩素酸ナトリウムを
含む溶液が生成される。中間槽で沈降させた後、この溶液を蒸発させると結晶の
懸濁液が得られ、次に遠心分離することによって過塩素酸塩結晶が得られる。過
塩素酸塩または蒸発条件に関する情報は示されていない。
【0006】 さらに、米国特許第3 038 782号に開示される塩素酸ナトリウムの酸
化による過塩素酸ナトリウムの製造方法は、硫酸を含む反応媒体中で二酸化鉛の
存在下で実施される。電気分解工程の後、最初約90から100℃続いて150
℃まで上昇させてろ過することによって鉛系化合物から過塩素酸塩水溶液が得ら
れ、次にこれを150℃で蒸発させると、1.32molの過塩素酸ナトリウム
、2.96molの過塩素酸、0.12molの硫酸、および8.45molの
水を含む濃縮水溶液が得られ、これを25℃まで冷却してろ過すると、0.08
molの過塩素酸および0.15molの水を含有する0.92molの過塩素
酸ナトリウム結晶が得られる。この過塩素酸を中和によって除去すると、約3.
3重量%の水を含む無水過塩素酸ナトリウムがようやく得られ、これを105か
ら100℃で乾燥させると、乾燥無水過塩素酸ナトリウムが得られる。
【0007】 本出願人は、特殊な条件下で無水過塩素酸ナトリウムを結晶化することによっ
て、高純度の結晶が得られることを発見した。
【0008】 本発明の第1の主題は、無水過塩素酸ナトリウムの製造方法であって、この方
法によると、該金属の塩素酸塩水溶液の電気分解工程または独立した複数の電気
分解工程の連続によって直接得られる過塩素酸ナトリウム水溶液を、52から7
5℃、好ましくは60から70℃の温度で減圧蒸発させる。絶対圧力は約150
0から7000Paの間が好ましい。
【0009】 過塩素酸ナトリウム水溶液は、無水過塩素酸ナトリウムの結晶化によって直接
単離可能なように選択されると好都合であり、すなわち、水の蒸発または冷却に
よって無水過塩素酸ナトリウムが析出する溶液が好都合であり、この主題に関し
ては、ポール・パスカル(Paul Pascal)監修、Nouveau T
raite de Chimie Minerale(無機化学に関する新しい
論文),1966,第II巻,パート1,353ページおよび図37を参照する
ことができ、これにはNaClO−NaClO−HOの三成分図が示され
ている。
【0010】 この水溶液の組成は、A:58gのNaClO、270gのNaClO
B:87gのNaClO、295gのNaClO、C:280gのNaCl
、D:水100g当たり300gのNaClOの点によって定められるN
aClO−NaClO−HOの三成分図の領域内にあることが好ましい。
【0011】 塩素酸ナトリウム水溶液の電気分解により得られる過塩素酸ナトリウム水溶液
は、塩素酸ナトリウムと水を同時に連続的に加えることによって、1つの電気分
解工程で塩素酸ナトリウム濃度および過塩素酸ナトリウム濃度を一定に保つこと
によって得ることができ、それぞれの量は、その工程で連続的に抜き取られる遊
離状態または結合状態の塩素酸ナトリウムの量および水の量と同量である。
【0012】 次亜塩素酸イオンや塩素酸イオンの還元などのカソード側の反応を抑制するた
めに、重クロム酸ナトリウムを電解液に加えてもよい。
【0013】 電気分解の温度は、一般に40から90℃であり、電解液のpHは6から10
である。
【0014】 白金系のアノードが好都合に使用される。
【0015】 蒸発工程後、無水過塩素酸ナトリウム結晶の懸濁液はろ過され、次に残留不純
物を除去するために結晶は水洗される。
【0016】 本出願人は、洗浄水溶液の温度を55から80℃、好ましくは55から65℃
にすると、洗浄した結晶は実質的に無水過塩素酸ナトリウムからなり(過塩素酸
ナトリウム一水和物が存在しない)、優れた流動性を示すことを発見した。さら
に、無水過塩素酸ナトリウムの純度も向上する。
【0017】 こうしてろ過され洗浄された無水過塩素酸ナトリウム結晶は一般に1から2重
量%の水を含む。
【0018】 本発明の特定の実施形態の簡略図を図1に示す。塩素酸ナトリウムの電気分解
で直接得られた過塩素酸ナトリウム水溶液2が供給される晶析装置1は減圧下に
おかれ、続いて52から75℃の温度に加熱される。蒸発した水3は晶析装置を
離れ、無水過塩素酸ナトリウム結晶の懸濁液が4から抜き取られる。続いてこの
懸濁液は5でろ過され、湿潤状態の無水過塩素酸ナトリウム結晶は6で回収され
、ろ液は7で回収される。別の方法では、ろ過の後で無水過塩素酸ナトリウム結
晶は、55から80℃の温度にした水で洗浄される。
【0019】 本発明の別の特定の実施形態(図2)によると、溶離脚部4が取り付けられた
晶析装置1には、塩素酸ナトリウムの電気分解で直接得られた過塩素酸ナトリウ
ム水溶液2が連続的に供給される。減圧下にある晶析装置は52から75℃の温
度に加熱されその温度に維持される。次に無水過塩素酸ナトリウム結晶の懸濁液
は5で抜き取られ、6でろ過される。
【0020】 湿潤状態の無水過塩素酸ナトリウム結晶は7で回収され、これらは場合によっ
ては洗浄することができる。ろ過水溶液8は電気分解に再利用され、場合によっ
ては9で晶析装置に供給される。
【0021】 晶析装置の過塩素酸ナトリウム水溶液の再循環のループの処理量、ならびに9
に供給される溶離液処理量は、所望のサイズの結晶を得るために3で蒸発させる
水の量を制御することによって選択可能である。
【0022】 本発明の別の目的は、長時間にわたって良好な流動性を維持する無水過塩素酸
ナトリウム結晶を製造することである。この目的は、ろ過した(洗浄したあるい
は洗浄していない)無水過塩素酸ナトリウム結晶の乾燥工程を、残留含水率が0
.1重量%未満、好ましくは0.05重量%以下となるまで続けることによって
実現することができる。
【0023】 この乾燥工程は、60から150℃の温度で10分間から1時間のあいだ実施
することができる。
【0024】 流動床乾燥が好ましく、その温度は好ましくは100から150℃であり、バ
ッチ式で15から45分間実施される。
【0025】 連続的乾燥を実施することも可能である。
【0026】 本出願人は、ろ過した(洗浄したあるいは洗浄していない)無水過塩素酸塩結
晶、好ましくはろ過と洗浄の後に得られた結晶に十分な量の微粉砕シリカを加え
ることによって、長時間にわたって良好な流動性を維持する無水過塩素酸ナトリ
ウム結晶を得ることが可能なことを発見した。
【0027】 これらの無水過塩素酸塩結晶は、数か月貯蔵した後でも良好な流動性を有する
【0028】 投入されるシリカの量は一般にその性質によって異なる。無水過塩素酸ナトリ
ウム結晶に対して0.05から0.5重量%のシリカ量で非常に好都合な結果が
得られる。
【0029】 親水性のシリカも使用可能であるが、一般には疎水性シリカを使用することが
一般に好ましい。シリカの批評面積は100から300m/gが好都合である
【0030】 回転ミキサーなどのミキサーを使用することで、無水過塩素酸ナトリウム結晶
へのシリカの添加は容易に実施可能である。
【0031】 本発明は、こうして得られた無水過塩素酸ナトリウム結晶にも関する。
【0032】 実験の部 実施例1 容量1リットルの晶析装置に、塩素酸ナトリウム電解槽で直接得られた110
0g/lの過塩素酸ナトリウムと115g/lの塩素酸ナトリウムを含む水溶液
を300cm/時の処理量で供給する。
【0033】 晶析装置は5000Paの絶対圧力下におかれ、65℃の温度の加熱されその
温度に維持される。これらの条件下で晶析装置の液面を一定に維持しながら、7
0g/時の水を蒸発させ、500×100μmの寸法でわずかに凝集した棒状の
形態の20から30重量%の無水過塩素酸ナトリウム結晶を含む懸濁液を抜き取
る。
【0034】 続いて、この懸濁液をろ過し、ろ過残留物を65℃の水で洗浄する。 ろ過の後、無水過塩素酸ナトリウム結晶は0.8重量%の塩素酸ナトリウムを
含み、洗浄後の結晶中の塩素酸ナトリウム含有率は0.2%未満である。 残留する水は約2重量%である。
【0035】 実施例2 絶対圧力4000Paおよび温度65℃に維持した20mの晶析装置に、塩
素酸ナトリウムの電気分解工程で得られ1110g/lの過塩素酸塩と124g
/lの塩素酸塩を含む過塩素酸ナトリウム水溶液を再循環ループから連続的に供
給する。
【0036】 過塩素酸ナトリウム水溶液の供給、水の蒸発、および溶離脚部から抜き取られ
る懸濁液の処理量は、晶析装置での固形分が約15重量%となり溶離脚部では3
0重量%となるように調整される。
【0037】 晶析装置中の水溶液の組成は、水100g当たりで295gの過塩素酸ナトリ
ウムと34gの塩素酸ナトリウムである。
【0038】 晶析装置中の固形分の滞留時間が5から6時間であり、液体の滞留時間が約1
0時間であると、約1.2t/時の乾燥無水過塩素酸ナトリウムを得ることがで
きる。
【0039】 溶離脚部から抜き取られた懸濁液はろ過され、続いてろ過残留物が65℃の水
で洗浄される。ろ過後の結晶中のCr3+含有率は7ppmであり、洗浄後には
この含有率は1ppm未満まで低下する。
【0040】 ろ過後に結晶中に存在する塩素酸塩(ClO3−)含有率は0.3重量%であ
り、洗浄後には0.05重量%未満になる。
【0041】 結晶の洗浄後の残留含水率は約1から1.5重量%である。
【0042】 無水過塩素酸ナトリウム結晶の溶離脚部での粒径は800μmである。
【0043】 実施例3 洗浄水溶液を35℃にしたことを除けば、実施例2に記載のように処理を実施
する。この場合、洗浄中に結晶は固化し、さらにはろ過装置が詰まる。
【0044】 実施例4 晶析装置を32℃および絶対圧力500Paに維持することを除けば、実施例
1に記載のように処理を実施する。これらの条件下では、過塩素酸ナトリウム一
水和物結晶が得られる。
【0045】 実施例5 実施例1で得られる700gの無水過塩素酸ナトリウム結晶を、140℃に維
持した流動床に供給する。40分後、残留含水率はわずか0.05重量%となる
。この生成物は1か月貯蔵後にも良好な流動性を維持する。
【0046】 実施例6 実施例2で得られる50kgの無水過塩素酸ナトリウム結晶を使用することを
除けば、実施例5と同じ条件で乾燥を実施する。 残留含水率は約0.05重量%となる。
【0047】 実施例7から11 実施例2により得られる50kgの過塩素酸ナトリウム結晶を回転ミキサーに
装入し、1時間撹拌した後、10から15分かけてシリカを加える。添加後30
から40分間撹拌を続ける。
【0048】 最後に、得られた固形分をポリエチレン袋に入れ、50kgのたる中で6か月
間密封する。
【0049】 3または6か月後、たるを開けると、固形分は完全な流動性を維持している(
表I参照)。
【0050】 実施例12 実施例2により得られる過塩素酸ナトリウム結晶を直接袋に入れ、たる中に封
入すると、3か月の貯蔵後には固化する。
【0051】 実施例13 シリカの代わりに、あらかじめ150gの水に10g溶解して調製した水溶液
の形態のトリエタノールアミン200ppmを10から15分間かけて加えるこ
とを除けば、実施例7と同じ処理を実施する。
【0052】 3か月の貯蔵後にたるを開けると、固形分は固化していた。
【0053】 実施例14 トリエタノールアミンの代わりに200ppmのドデシル硫酸ナトリウムを加
えることを除けば、実施例13と同じ処理を実施する。
【0054】 3か月の貯蔵後にたるを開けると、固形物が固化しているのが観察される。
【0055】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実験室的実施態様の概略図である。
【図2】 本発明の工業的実施態様の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, US,UZ,VN,ZA,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無水過塩素酸ナトリウムの製造方法であって、該金属の塩素
    酸塩水溶液の電気分解工程または独立した複数の電気分解工程の連続によって直
    接得られる過塩素酸ナトリウム水溶液が、52から75℃、好ましくは60から
    70℃の温度で減圧蒸発される方法。
  2. 【請求項2】 絶対圧力が1500から7000Paであることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記無水過塩素酸ナトリウムが結晶化によって直接単離可能
    なように前記過塩素酸ナトリウム水溶液が選択されることを特徴とする請求項1
    または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 A:58gのNaClO、270gのNaClO、 B:87gのNaClO、295gのNaClO、 C:280gのNaClO、 D:水100g当たり300gのNaClO、 の点によって規定されるNaClO−NaClO−HOの三成分図の領域
    内に前記過塩素酸ナトリウム水溶液の組成が存在することを特徴とする請求項3
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 蒸発工程終了後に、前記無水過塩素酸ナトリウム結晶の懸濁
    液がろ過され、場合によっては前記結晶が水洗されることを特徴とする請求項1
    から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 洗浄水溶液の温度が55から80℃、好ましくは55から6
    5℃であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ろ過された無水過塩素酸ナトリウム結晶が続いて、残留含水
    率が0.1重量%未満、好ましくは0.05重量%以下となるまで乾燥工程にか
    けられることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 十分な量の微粉砕シリカがろ過された無水過塩素酸ナトリウ
    ム結晶に加えられることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 加えられるシリカ量が、前記無水過塩素酸ナトリウム結晶に
    対して0.05から0.5重量%であることを特徴とする請求項8に記載の方法
  10. 【請求項10】 前記シリカが疎水性シリカであることを特徴とする請求項
    8または9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記シリカの比表面積が100から300m/gである
    ことを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 請求項7から11のいずれか1項により得ることができる
    無水過塩素酸ナトリウム結晶。
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