JP2003535068A - 有機化合物をホルミル化するための方法 - Google Patents

有機化合物をホルミル化するための方法

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JP2003535068A JP2002500804A JP2002500804A JP2003535068A JP 2003535068 A JP2003535068 A JP 2003535068A JP 2002500804 A JP2002500804 A JP 2002500804A JP 2002500804 A JP2002500804 A JP 2002500804A JP 2003535068 A JP2003535068 A JP 2003535068A
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ハンス ヴュルツィガー,
グイド ピーパー,
ノルベルト シュヴェジンガー,
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、微小反応器による、有機化合物をホルミル化するための方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、有機化合物をホルミル化するための方法に関する。 適切な有機化合物のホルミル化は、化学工業において極めて頻繁に実行されて
おり、その重要性の大きさは、これを主題にする多数の出版物にもまた反映され
ている。
【0002】 しかしながら、ホルミル化を工業的規模で行うことは、安全性の問題および危
険を伴う。第一に、比較的多量の高度の有害化学物質を頻繁に用い、ヒトおよび
環境に対し、それ自体かなりの危険を既に示しており、そして第二に、ホルミル
化はしばしば極めて発熱的に進行するため、これらの反応を工業的規模で行う場
合には、爆発の危険が増大する。したがって、工業的規模で有機化合物のホルミ
ル化プラントを運転するための正式な承認を、ドイツ連邦汚染制御法(German F
ederal Pollution Control Law)に基づいて得ることには、相当な出費を伴う。
【0003】 したがって、本発明の目的は、上述の欠点を回避する有機化合物をホルミル化
するための方法を提供することにある。この方法は、特に、簡便で再現可能な様
式で実行可能であり、ヒトおよび環境に対するより高い安全性を有し、良好な収
量をもたらすべきであり、反応条件も極めて容易に制御可能であるべきものであ
る。
【0004】 驚くべきことに、この目的は、有機化合物をホルミル化するための本発明の方
法によって達成され、本発明の方法においては、液体状態または溶解状態の有機
化合物を液体状態または溶解状態の少なくとも一つのホルミル化剤と少なくとも
一つの微小反応器(microreactor)内で混合し、混合物を滞留時間にわたり反応
させ、ホルミル化有機化合物は、所望に応じて反応混合物から単離される。 本発明の目的において、ホルミル化とは、アルデヒド基および/またはケト基
を有機化合物に導入する反応である。 本発明の方法の有利な態様は、従属項に記載されている。
【0005】 本発明によれば、本発明の方法においては、個別の有機化合物または少なくと
も2つの有機化合物の混合物を、クレームの方法によって反応させることができ
る。好ましくは、単一の有機化合物を本発明の方法によって反応せしめる。 本発明の目的において、微小反応器は、液体および/または溶液が少なくとも
一度十分に混合された、≦1000μlの体積を有する反応器である。微小反応
器の体積は、好ましくは≦100μlであり、特に好ましくは≦50μlである
。 微小反応器は、好ましくは相互に連結された薄いシリコン構造によって形成さ
れている。
【0006】 微小反応器は、好ましくは、小型流動リアクターであり、特に好ましくは、ス
タティックマイクロミキサーである。非常に特に好ましくは、微小反応器が、国
際公報番号WO 96/30113の特許出願に記載されているようなスタティックマイ
クロミキサーであり、これは本明細書において、参照として本開示に組み込まれ
る。そのようなマイクロミキサーは、流動する液体および/または溶液の運動エ
ネルギーによって、液体および/または溶液として存在する化学化合物が相互に
混合する小さいチャネルを有する。 微小反応器のチャネルは、好ましくは10〜1000μmの直径を有し、特に
好ましくは20〜800μm、非常に特に好ましくは、30〜400μmである
【0007】 前記液体および/または溶液は、好ましくは、微小反応器に圧送されて、微小
反応器内を、0.01μl/分〜100ml/分、特に好ましくは、1μl/分
〜1ml/分の流速で流れるようになる。 本発明によれば、微小反応器は好ましくは、加熱されることおよび冷却される
ことができる。 本発明において、微小反応器は、好ましくは出口を介して、少なくとも一つの
滞留部に、好ましくは毛細管に、特に好ましくは加熱されることおよび冷却され
ることができる毛細管に連結される。微小反応器中で完全に混合された後、液体
および/または溶液は、この滞留部または毛細管内に移送され、滞留時間が増大
される。
【0008】 本発明の目的において、滞留時間は、出発物質の完全な混合と、所望の生成物
の分析または単離のための、生成反応溶液の精製操作(work-up)の間の時間で
ある。 本発明の方法において必要な滞留時間は、種々のパラメータ、例えば、温度ま
たは出発物質の反応性に依存する。当業者は、滞留時間をこれらのパラメータに
適合せしめ、それによって、反応条件を最適化することができる。 少なくとも一つの微小反応器および所望に応じて滞留部を含む、用いられる本
システムにおける反応溶液の滞留時間は、用いられる液体および/または溶液の
流速の選択によって設定することができる。
【0009】 同様に好ましいのは、反応混合物が連続して連結された2または3以上の微小
反応器内を通過するものである。これによって、増大した流速においても滞留時
間が延長され、そしてその結果、ホルミル化反応に用いられる成分が、所望のホ
ルミル化有機化合物の最適な生成物収量を達成するように反応せしめられる。 さらなる好ましい態様では、反応混合物は2または3以上の並列に連結された
微小反応器内を通過せしめられ、処理能力(throughput)が増大する。 本発明の方法の他の好ましい態様では、1または2以上の微小反応器における
チャネルの数および配置が改変されて滞留時間が増大され、この場合においても
、所望のホルミル化有機化合物の最適な生成物収量が増大された流速において達
成される。
【0010】 微小反応器内、または適切な場合には微小反応器内および滞留部内の反応溶液
の滞留時間は、好ましくは≦15時間であり、さらに好ましくは≦3時間であり
、特に好ましくは≦1時間である。 本発明の方法は、非常に広い温度範囲で行うことが可能であり、該温度範囲は
、微小反応器、あらゆる滞留部および連結およびシールのような要素の構築に用
いられる材料の温度安定性および用いられる溶液および/または液体の物性によ
って本質的に制限される。本発明の方法は、好ましくは−100〜+250℃、
さらに好ましくは−78〜+150℃、特に好ましくは0〜+100℃の温度で
行われる。 本発明の方法は、連続的にまたはバッチ式で行うことができる。好ましくは連
続的に行われる。
【0011】 本発明の方法を実行して有機化合物のホルミル化を行うためには、前記ホルミ
ル化反応は、可能であれば全く固体粒子を含まないか、または極めて小さい固体
粒子のみを含む均一な液体相中で行う必要があり、その理由は、そうでない場合
には微小反応器のチャネルが遮断されるからである。 本発明の方法では、ホルミル化反応の経過は、当業者に知られている種々の分
析方法によって監視することができ、所望に応じて調節することができる。反応
の経過は、好ましくは、クロマトグラフィーによって、および特に好ましくは、
高圧液体クロマトグラフィーによって監視することができ、そして所望に応じて
調節することができる。反応の制御は、公知の方法と比較して顕著に改善される
【0012】 反応後に、生成されたホルミル化有機化合物を所望に応じて単離する。ホルミ
ル化有機化合物は、好ましくは抽出によって反応混合物から単離される。 有機化合物としては、当業者にホルミル化の基質として知られたものであれば
、全ての有機化合物を本発明の方法においてホルミル化のために用いることがで
きる。有機化合物は、好ましくはオレフィン、アルキン、芳香族化合物、ヘテロ
芳香族化合物、遷移金属錯体、CH−酸化合物、エナミドおよびこれらの化合物
の少なくとも2種の混合物から選択される。
【0013】 オレフィンとしては、当業者に知られ、ホルミル化の基質として適切なもので
あれば、全てのオレフィンを用いることができる。これらには、直鎖、分枝およ
び環状のオレフィンが含まれる。無置換または置換のエチレンのオレフィンとし
ての使用は好ましい。 アルキンとしては、当業者に知られ、ホルミル化の基質として適切なものであ
れば、全てのアルキンを用いることができる。これらには、直鎖、分枝および環
状のアルキンが含まれる。置換アセチレンのアルキンとしての使用は好ましい。
【0014】 芳香族化合物としては、当業者に知られ、ホルミル化の基質として適切なもの
であれば、全ての芳香族化合物を用いることができる。本発明の目的のために、
それらには、単環および/または多環のホモ芳香族骨格またはそれに相当する下
部構造を、例えば置換基の形態で有する化合物および/または誘導体を包含する
。芳香族化合物としては、置換または無置換であってよく、好ましくはアズレン
、インドール、フェノール、芳香族アミンまたはこれらの化合物の少なくとも2
種の混合物は好ましい。
【0015】 ヘテロ芳香族化合物としては、当業者に知られ、ホルミル化の基質として適切
であり、かつ少なくとも一つのヘテロ原子を有しているものであれば、全てのヘ
テロ芳香族化合物を用いることができる。本発明の目的のために、ヘテロ芳香族
化合物には、単環および/または多環のヘテロ芳香族骨格またはそれに相当する
下部構造を、例えば置換基の形態で有するヘテロ芳香族化合物および/またはそ
れらの誘導体を包含する。これらのヘテロ芳香族骨格または下部構造には、好ま
しくは少なくとも酸素、窒素および/または硫黄原子を含有する。ヘテロ芳香族
化合物としては、置換または無置換であってよく、特にフラン、チオフェン、ピ
ロール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ピラゾール、イミダゾール、チアゾ
ール、オキサゾール、ピリミジン、ポルフィリン、ヒダントイン、チオヒダント
イン、イミダゾロン、ピラゾロンまたはこれらの化合物の少なくとも2種の混合
物の使用が好ましい。
【0016】 遷移金属錯体としては、当業者に知られ、ホルミル化の基質として適切である
ものであれば、全ての遷移金属錯体を用いることができる。本発明の目的のため
に、遷移金属錯体としては、特に、メタロセン化合物、好ましくはフェロセン、
および遷移金属のカルボニル化合物、好ましくは鉄、クロムまたはマンガンのカ
ルボニル化合物およびこれらの化合物の少なくとも2種の混合物が好ましい。
【0017】 CH−酸化合物としては、当業者に知られ、ホルミル化の基質として適切であ
り、カルボニル基に対するα位に少なくとも一つの酸プロトンを有するものであ
れば、全てのCH−酸化合物を用いることができる。CH−酸化合物としては、
エノール、エノールエーテル、β−ケト化合物が好ましく、特に好ましくはピラ
ゾール3,5−ジオン、またはこれらの化合物の少なくとも2種の混合物が好ま
しい。
【0018】 エナミドとしては、当業者に知られ、ホルミル化の基質として適切であるもの
であれば、全てのエナミドを用いることができる。エナミドには、ビニルホルム
アミドの使用が好ましい、特に好ましくは3−ジメチルアミノプロペナールの使
用が好ましい。 本発明の方法において用いることができるホルミル化剤は、当業者に知られ、
ホルミル化に適切であるものおよびこれらの試薬の少なくとも2種の混合物であ
る。単一のホルミル化剤は、それぞれの場合において好ましい。本発明の目的の
ために、ホルミル化剤は、原位置で形成されるもの、すなわちホルミル化反応の
直前または最中に形成されるホルミル化剤も包含する。
【0019】 本発明のさらなる好ましい態様においては、用いられるホルミル化剤はN,N
−ジ置換ホルムアミド、N−アルキルホルムアニリド、N,N−ジ置換アミドま
たはこれらの化合物の少なくとも2種の混合物であって、無機酸塩化物、無機エ
ステル、酸無水物、トリフェニルホスフィンおよび臭素のアダクト、塩化シアヌ
ール、ヘキサクロロシクロトリホスファザンまたは上記化合物の少なくとも2種
の混合物の存在下のものである。 N,N−ジ置換ホルムアミドとしては、N−アリール−N−アルキルホルムア
ミド、特に好ましくはN−フェニル−N−メチルホルムアミド、N,N−ジアル
キルホルムアミド、特に好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
アルキルホルムアミドビニルまたはこれらの化合物の少なくとも2種の混合物の
使用が好ましい。
【0020】 N−アルキルホルムアニリドとしては、N−メチルホルムアニリドの使用が好
ましい。 N,N−ジ置換アミドとしては、N,N−ジアルキルアセトアミド、特に好ま
しくはN,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジアルキルプロピオンアミド、
特に好ましくはN,N−ジメチルプロピオンアミド、N,N−ジアルキルベンズ
アミド、特に好ましくはN,N−ジメチルベンズアミド、またはこれらの化合物
の少なくとも2種の混合物の使用が好ましい。 無機酸塩化物としては、オキシ塩化リン、塩化チオニル、ホスゲン、ホスゲン
置換体、特にジホスゲンまたはトリホスゲン、塩化ピロホスホリル、塩化オキサ
リル、塩化スルフリル、臭化ベンゾイルまたはこれらの化合物の少なくとも2種
の混合物の使用が好ましい。
【0021】 酸無水物としては、無水トリフルオロメタンスルホン酸の使用が好ましい。 無機エステルとしては、ジアルキル硫酸、特に好ましくはジメチル硫酸の使用
が好ましい。 N,N−ジ置換ホルムアミドおよび/またはN−アルキルホルムアニリドおよ
び/またはN,N−ジ置換アミドの無機酸塩化物および/または無機エステルお
よび/または酸無水物に対するモル比は、好ましくは等モルである。さらに、酸
塩化物および/または無機エステルおよび/または酸無水物は、N,N−ジ置換
ホルムアミドおよび/またはN−アルキルホルムアニリドおよび/またはN,N
−ジ置換アミドを基準にして、好ましくは2倍〜10倍モル過剰で存在し、特に
好ましくは3倍〜5倍モル過剰で存在する。
【0022】 本発明の方法の、さらなる好ましい態様においては、用いられるホルミル化剤
はシアン化亜鉛(II)であって、プロトン性の酸(protic acid)
、好ましくは塩酸の存在下のものである。 本発明の方法において用いられるホルミル化剤に対する有機化合物のモル比は
、用いられる有機化合物の反応性およびホルミル化剤の反応性に依存する。ホル
ミル化剤および有機化合物は、好ましくは等モル比で用いられる。本発明の方法
の他の好ましい態様では、ホルミル化剤は有機化合物に対して、2倍〜20倍モ
ル過剰で、特に好ましくは3倍〜15倍モル過剰で極めて特に好ましくは4倍〜
10倍モル過剰で用いられる。 反応自体の選択性は、用いられる試薬の濃度だけでなく、さらなる一連のパラ
メータ、すなわち温度、用いられるホルミル化剤の種類または滞留時間などに依
存する。当業者は、ホルミル化に関する種々のパラメータを個々のホルミル化に
適合せしめ、所望のホルミル化生成物を得ることができるであろう。
【0023】 本発明の方法には、用いられるホルミル化剤および有機化合物は、それ自体液
体状態または溶解状態で存在することが必須である。それ自体が液体である場合
には、所望によりホルミル化反応のさらなる成分の溶媒として用いることもでき
る。それ自体がすでに液体状態でない場合は、本発明の方法を行う前に適する溶
媒に溶解しなければならない。用いる溶媒は、好ましくは、ハロゲン化溶媒、特
に好ましくは、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタンまたは
1,1,2,2−テトラクロロエタン、直鎖状、分枝状または環状パラフィン、
特に好ましくは、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロペンタン、
シクロヘキサン、シクロヘプタンまたはシクロオクタン、直鎖状、分枝状または
環状エーテル、特に好ましくは、ジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテ
ル、テトラヒドロフランまたはジオキサン、芳香族溶媒、特に好ましくは、トル
エン、キシレン、リグロインまたはフェニルエーテル、N−含有溶媒、特に好ま
しくは、N,N−ジメチルホルムアミドまたはN−メチルピロリドンまたは上記
溶媒の少なくとも2種の混合物である。
【0024】 本発明の方法においては、逃散する化学物質により生じるヒトおよび環境に対
する危険が顕著に減少され、したがって、危険物質を扱う際の安全性が改善され
る。また、本発明の方法による有機化合物のホルミル化は、反応条件、例えば反
応時間および反応温度を、従来の方法で可能であったものより良好に制御するこ
とを可能にする。さらに、極めて高発熱性であるホルミル化における爆発の危険
が、本発明の方法においては著しく低減される。温度は、システムのすべての容
積単位に個々に選択され、そして一定に保持されることができる。本発明の方法
においては、ホルミル化反応は極めて迅速であり、かつ正確に調節することがで
きる。したがって、ホルミル化有機化合物を極めて良好で再現可能な収量で得る
ことができる。
【0025】 さらに特に有利なのは、本発明の方法は、連続的に行うことができることであ
る。その結果、本発明の方法は従来の方法より迅速かつより安価であり、あらゆ
る量のホルミル化有機化合物を、巨額の設備投資をせずに製造することを可能に
する。 本発明を、例を用いて以下に説明する。この例は、本発明を単に説明するため
のものであって、その範囲を制限するものではない。
【0026】 例インドールのホルミル化によるインドール−3−カルボキサルデヒドの製造 インドールのN,N−ジメチルホルムアミドによるホルミル化を、オキシ塩化
リンの存在下、40mm×25mm×1mmの大きさおよびそれぞれ0.125
μlの体積で合計11個の混合段階を有するスタティックマイクロミキサー(Te
chnishe Universitaet Ilmenau, Fakultaet Maschinebau, Dr.-Ing. Norbert Sc
hwesinger, Postfach 100565, D-98684, Ilmenau)内にて行った。全体の圧力の
損失は約1000Paであった。 前記スタティックマイクロミキサーは、出口およびオムニフィット(Omnifit
)製中圧HPLCコネクタ(Omnifit, Great Britain)を、0.49mmの内径
および1.0mの長さを有するテフロン(登録商標)製毛細管を介して連結した
。反応は0℃および25℃で行った。スタティックマイクロミキサーおよびテフ
ロン(登録商標)毛細管は、この目的のために、恒温二壁性容器(thermostated
double-walled vessel)内でそれぞれの温度に維持した。
【0027】 2ml使い捨てシリンジを、同時に溶媒として働く、N,N−ジメチルホルム
アミド20ml中のオキシ塩化リン溶液0.78ml(8.5mmol)の一部
によって充填し、そしてさらなる2ml使い捨てシリンジを、N,N−ジメチル
ホルムアミド20ml中のインドール溶液1g(8.5mmol)の一部によっ
て充填した。続いて、両方のシリンジの内容物を、計量ポンプ(metering pump
)(Harvard Apparatus Inc., Pump 22, South Natick, Massachussets, USA)
を用いてスタティックマイクロミキサーに移した。 反応を行う前に実験装置をキャリブレートし、滞留時間のポンプの流速への依
存性を決定した。滞留時間は、1.88;3.75;7.5;15および30分
に設定した。反応は、Merck Hitachi LaChrom HPLC 装置を用いて監視した。出
発物質の生成物に対する比を、それぞれの反応条件および滞留時間に関して、上
記装置を用いたHPLCによって決定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 ヴュルツィガー, ハンス ドイツ連邦共和国 64291 ダルムシュタ ット、グラインシュトラーセ 7ベー (72)発明者 ピーパー, グイド ドイツ連邦共和国 68199 マンハイム、 アドラーシュトラーセ 57 (72)発明者 シュヴェジンガー, ノルベルト ドイツ連邦共和国 98693 イルムナウ、 シュトゥルムハイデ 10 Fターム(参考) 4C204 BB04 CB03 DB16 EB02 FB01 GB01 4H006 AA02 BC10 BC18 BD81 BE51 BE52 BE54 BE90

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機化合物をホルミル化するための方法であって、液体状態
    または溶解状態の少なくとも一つの有機化合物を、液体状態または溶解状態の少
    なくとも一つのホルミル化剤と少なくとも一つの微小反応器内で混合せしめ、該
    混合物を滞留時間にわたって反応せしめ、生成されたホルミル化有機化合物を、
    所望に応じて反応混合物から単離することを特徴とする、前記方法。
  2. 【請求項2】 微小反応器が、小型流動リアクターであることを特徴とする
    、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 微小反応器が、スタティックマイクロミキサーであることを
    特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 微小反応器が、出口を介して、毛細管、好ましくは加温およ
    び冷却することができる毛細管に連結されていることを特徴とする、請求項1〜
    3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 微小反応器の体積が、≦100μl、好ましくは、≦50μ
    lであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 微小反応器が、加温および冷却できることを特徴とする、請
    求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 微小反応器が、10〜1000μm、好ましくは20〜80
    0μm、特に好ましくは30〜400μmの直径のチャネルを有することを特徴
    とする、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 反応混合物が、微小反応器中を0.01μl/分〜100m
    l/分、好ましくは、1μl/分〜1ml/分の流速で流れることを特徴とする
    、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 微小反応器、または微小反応器および毛細管中において用い
    られる化合物の滞留時間が、≦15時間、好ましくは≦3時間、特に好ましくは
    ≦1時間であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 −100〜+250℃、好ましくは−78〜+150℃、
    特に好ましくは0〜+100℃の温度で行われることを特徴とする、請求項1〜
    9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 反応の経過が、クロマトグラフィー、好ましくは高圧液体
    クロマトグラフィーによって監視され、適切な場合には調節されることを特徴と
    する、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 生成されたホルミル化有機化合物が、抽出によって反応混
    合物から単離されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の方法
  13. 【請求項13】 用いられるホルミル化剤が、N,N−ジ置換ホルムアミド
    、N−アルキルホルムアニリド、N,N−ジ置換アミドまたはこれらの化合物の
    少なくとも2種の混合物であって、無機酸塩化物、無機エステル、酸無水物、ト
    リフェニルホスフィンおよび臭素のアダクト、塩化シアヌール、ヘキサクロロシ
    クロホスファザンまたは上記化合物の少なくとも2種の混合物の存在下のもので
    あることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 N,N−ジ置換ホルムアミドとして、N−アリール−N−
    アルキルホルムアミド、好ましくはN−フェニル−N−メチルホルムアミド、N
    ,N−ジアルキルホルムアミド、好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド、N
    ,N−ジアルキルホルムアミドビニルまたはこれらの化合物の少なくとも2種の
    混合物を用いることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 N−アルキルホルムアニリドとして、N−メチルホルムア
    ニリドを用いることを特徴とする、請求項13または14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 N,N−ジ置換アミドとして、N,N−ジアルキルアセト
    アミド、好ましくはN,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジアルキルプロピ
    オンアミド、好ましくはN,N−ジメチルプロピオンアミド、N,N−ジアルキ
    ルベンズアミド、好ましくはN,N−ジメチルベンズアミド、またはこれらの化
    合物の少なくとも2種の混合物を用いることを特徴とする、請求項13〜15の
    いずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 無機酸塩化物として、オキシ塩化リン、塩化チオニル、ホ
    スゲン、ホスゲン置換体、好ましくはジホスゲンまたはトリホスゲン、塩化ピロ
    ホスホリル、塩化オキサリル、塩化スルフリル、臭化ベンゾイルまたはこれらの
    酸塩化物の少なくとも2種の混合物を用いることを特徴とする、請求項13〜1
    6のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 無機エステルとして、ジアルキル硫酸、好ましくはジメチ
    ル硫酸を用いることを特徴とする、請求項13〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 酸無水物として、無水トリフルオロメタンスルホン酸を用
    いることを特徴とする、請求項13〜18のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 N,N−ジ置換ホルムアミドおよび/またはN−アルキル
    ホルムアニリドおよび/またはN,N−ジ置換アミドの無機酸塩化物および/ま
    たは無機エステルおよび/または酸無水物に対するモル比が等モルであるか、ま
    たは無機酸塩化物および/または無機エステルおよび/または酸無水物が、前記
    N,N−ジ置換ホルムアミドおよび/または前記N−アルキルホルムアニリドお
    よび/または前記N,N−ジ置換アミドを基準にして、2倍〜10倍モル過剰で
    、好ましくは3倍〜5倍モル過剰で用いられることを特徴とする、請求項13〜
    19のいずれかに記載の方法。
  21. 【請求項21】 用いられるホルミル化剤が、シアン化亜鉛(II)であっ
    て、プロトン性の酸、好ましくは塩酸の存在下のものであることを特徴とする、
    請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  22. 【請求項22】 用いられる有機化合物が、オレフィン、アルキン、芳香族
    化合物、ヘテロ芳香族化合物、遷移金属錯体、CH−酸、エナミドまたはこれら
    の化合物の少なくとも2種の混合物であることを特徴とする、請求項1〜21の
    いずれかに記載の方法。
  23. 【請求項23】 オレフィンとして、置換または無置換のエチレンを用いる
    ことを特徴とする、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 アルキンとして、無置換または置換アセチレンを用いるこ
    とを特徴とする、請求項22または23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 無置換であっても置換されていてもよい芳香族化合物とし
    て、アズレン、インドール、フェノール、芳香族アミンまたはこれらの化合物の
    少なくとも2種の混合物を用いることを特徴とする、請求項22〜24のいずれ
    かに記載の方法。
  26. 【請求項26】 遷移金属錯体として、メタロセン化合物、好ましくはフェ
    ロセン、および遷移金属のカルボニル化合物、好ましくは鉄、クロムまたはマン
    ガンのカルボニル化合物およびこれらの化合物の少なくとも2種の混合物を用い
    ることを特徴とする、請求項22〜25のいずれかに記載の方法。
  27. 【請求項27】 無置換であっても置換されていてもよいヘテロ芳香族化合
    物として、フラン、チオフェン、ピロール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、
    ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、オキサゾール、ピリミジン、ポルフィ
    リン、ヒダントイン、チオヒダントイン、イミダゾロン、ピラゾロンまたはこれ
    らの化合物の少なくとも2種の混合物を用いることを特徴とする、請求項22〜
    26のいずれかに記載の方法。
  28. 【請求項28】 CH−酸化合物として、エノール、エノールエーテルまた
    はβ−ケト化合物、好ましくはピラゾール3,5−ジオン、またはこれらの化合
    物の少なくとも2種の混合物を用いることを特徴とする、請求項22〜27のい
    ずれかに記載の方法。
  29. 【請求項29】 エナミドとして、ビニルホルムアミド、好ましくは3−ジ
    メチルアミノプロペナールを用いることを特徴とする、請求項22〜28のいず
    れかに記載の方法。
  30. 【請求項30】 有機化合物のホルミル化剤に対するモル比が、等モル比で
    あること、またはホルミル化剤が、有機化合物に対して、2倍〜20倍モル過剰
    で、好ましくは3倍〜15倍モル過剰で、そして特に好ましくは4倍〜10倍モ
    ル過剰で用いられることを特徴とする、請求項1〜29のいずれかに記載の方法
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