JP2003528993A - 複合結晶構造を有するセルロース繊維製品 - Google Patents
複合結晶構造を有するセルロース繊維製品Info
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Abstract
Description
し、簡単な製造工程及び経済的なコストで製造することが可能な新しいレーヨン
繊維及びその製造方法に関するものである。ここで、レーヨン繊維とは、水酸基
が15%以上置換されていないβ−D−グルコピラノース(β-D-glucopyranose)
の高分子(以下、「セルロース」という)で製造された繊維と定義される。
ている。ビスコースレーヨン(以下、「レーヨン」という)は、セルロースを苛
性ソーダ水溶液と二硫化炭素(CS2)を用いてナトリウムセルロースキサント
ゲン酸塩(Sodium Cellulose Xanthate)水溶液に作った後、硫酸と硫酸亜鉛の水
溶液中で紡糸して製造する。この際、製造工程途中で二硫化炭素など人体に非常
に有害な物質を排出するだけでなく、同一パーン(pirn)の内外層間の染着差によ
って均一な色相の繊維製品を作ることが非常に難しい。
oxide)に溶解させて紡糸したリヨセル(Lyocell)繊維は、繊維製品として使用す
るには多少こしがあり、価格が高いため、比較的最近に酵素加工を行って衣類用
途に使用されている。高強力ビスコースレーヨンであるフォーティサン(Fortisa
n)(Celanese社製、アセテートを鹸化させて作った高強力レーヨン)は、セルロ
ースアセテートを延伸させた後、アルカリで鹸化させて製造し、7gf/de程
度の高い強度及び8%の伸度を有するため、タイヤコード、コンベヤベルト、消
防ホースなど産業用に用いられている。
Celanese社のフォーティサン製造方法(参照:Robert W. Work, TEXTILE RESERC
H JOURNAL, Vol.XIX, No. 7, pp 381-393, July 1949)と米国特許第2,05
3,766号の高強力(強度2.5gf/de以上)レーヨン製造方法がある。
これらは、紡糸後にアセテート繊維を延伸させた後、アルカリで鹸化させてセル
ロースII結晶構造を有するレーヨンを製造する。このように作られたレーヨン繊
維は、強度は向上するが伸度は10%以下に低下するため、用途が産業用に制限
されており、現在は製造コストが高くて生産しないものと知られている。
コースレーヨン繊維と類似の特性を有する衣類用途に非常に適したレーヨン繊維
を提供することにある。
品を提供することにある。
ロースアセテート繊維の全体アセチル基の75%以上がヒドロキシ基に鹸化され
た繊維であり、結晶構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態からなるレー
ヨン繊維が提供される。
維を、前記繊維の全体アセチル基の75%以上がヒドロキシ基に鹸化され、繊維
の結晶構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態からなるように強アルカリ
で単独処理し、或いは強アルカリと弱アルカリで同浴処理または異浴処理するこ
とにより鹸化させる工程を含むことを特徴とするレーヨン繊維の製造方法が提供
される。
維単独で、或いは他の繊維との混合または複合して製織または製編した織編物と
不織布を前記セルロースアセテート繊維の全体アセチル基の75%以上がヒドロ
キシ基に鹸化され、繊維の結晶構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態か
らなるように強アルカリで単独処理し、或いは強アルカリと弱アルカリで同浴処
理または異浴処理することにより鹸化させる工程を含むことを特徴とするレーヨ
ン繊維の製造方法が提供される。
、その構成物質の全体アセチル基の75%以上がヒドロキシ基に鹸化され、結晶
構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態からなるように強アルカリで単独
処理し、或いは強アルカリと弱アルカリで同浴処理または異浴処理することによ
り鹸化させる工程を含むことを特徴とするレーヨンフィルムの製造方法が提供さ
れる。
維の全体アセチル基の75%以上をヒドロキシ基に鹸化させて作られた繊維であ
って、結晶構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態からなるレーヨン繊維
単独で、或いは他の繊維と混合または複合して製織、製編またはパンチングした
ことを特徴とするレーヨン繊維製品が提供される。
ィルムの全体アセチル基の75%以上をヒドロキシ基に鹸化させて作られたフィ
ルムであって、レーヨンの結晶構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態か
らなることを特徴とするレーヨンフィルムが提供される。
、ここで使用される用語は、実施具現を詳細に説明するためのものに過ぎず、技
術を限定するものではないことを明らかにしておく。
めに公開された全体引用技術を含んでいるものと理解されるべきである。
ルロースアセテート繊維の全体アセチル基の75%以上がヒドロキシ基に鹸化さ
れた繊維であって、結晶構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態からなる
という点に主な特徴がある。
ン、フォーティサンなどの従来のレーヨン繊維は、結晶領域にセルロースII結晶
構造を有するが(参照:P.H. Hermans, Makromolecules, Chem., Vol. 6, pp25
〜29、及びJ. Dyer and G. C. Daul, Handbook of Fiber Science and Technolo
gy: Volume IV(Edited by M. Lewin and E. M. Pearce; Fiber Chemistry, p968
, Marcel Dekker 1985)、これに対し、本発明のレーション繊維は結晶領域にセ
ルロースIIとセルロースIVの結晶構造を共に有する。
は75%以上であり、これに及ばなければ、レーヨンとして定義されない。
が増加し、切断伸度が等しくなり或いは増加し、複屈折率が減少し、結晶化度が
増加し、比重と水分率が高くなる特性を示す。
あり、複屈折率が0.012〜0.024である。本発明のレーヨン繊維は、その
比重が、原料であるセルロースアセテート繊維の比重1.32(セルロースジア
セテート)〜1.33gm/cm3(セルローストリアセテート)からビスコー
スレーヨンの比重と類似の1.48〜1.51gm/cm3に高くなる特性を示す
。
維は、1.2〜1.4gf/de程度の強度及び20〜40%程度の伸度を有する
が、これに対し、本発明のレーヨン繊維は強度1.2〜2.5gf/de、伸度2
0〜50%を示す。即ち、本発明のレーヨン繊維は強度値と伸度値が既存のビス
コースレーヨンのそれに類似している。
結晶化度、配向度などの物理的特性、水分率及び溶媒に対する溶解特性が既存の
ビスコースレーヨンと類似するので、同一の用度に適用可能である。
ル染料、硫化染料などのセルロース繊維用染料で染色され、艶出し木綿(merceri
zed cotton)またはビスコースレーヨンの如く優れた染色性を有する。
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド及びアセトンに溶解されず、セルロー
スの有機溶媒であるN−メチルモルホリン−N−オキサイド、リチウムクロライ
ド/ジメチルアセトアミドなどとカドセン(cadoxene)に溶解される。
は、置換度が2.0(酢酸化度45%)以上、好ましくは2.0〜3.0(酢酸化
度45〜62.5%)である。具体的な例として、置換度2.0〜2.75(酢酸
化度45〜59.5%)のジアセテート繊維、置換度2.75以上(酢酸化度59
.5%以上)のトリアセテート繊維またはこれらの混合繊維を挙げることができ
る。
て説明する。但し、本発明に係る繊維の製造方法は後述する方法らに限定される
ものではない。
し、或いは強アルカリと弱アルカリで同浴処理または異浴処理することにより鹸
化させる工程を含む方法で製造することもでき、セルロースアセテート繊維を単
独処理し或いは他の繊維と混合または複合して製織、製編またはパンチングした
織編物または不織布を強アルカリで単独処理し、或いは強アルカリと弱アルカリ
で同浴処理または異浴処理することにより鹸化させる工程を含む方法によって製
造することもでき、セルロースアセテートフィルムを強アルカリで単独処理し、
或いは強アルカリと弱アルカリで同浴処理または異浴処理することにより鹸化さ
せる工程を含む方法で製造することもできる。
スホニウムなどを使用することもできる。鹸化工程の温度条件は80℃以上が適
当である。
ようなアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウムなどのようなアルカリ土類金属
水酸化物、炭酸ナトリウムなどのようなアルカリ金属塩などがある。このような
アルカリ化合物は単独で使用し、或いは鹸化促進剤と併用することができる。鹸
化促進剤の市中購入可能な例としては、ホスホニウム系鹸化促進剤としてのNE
ORATE NCB(韓国ファインケミカル株式会社(Korea Fine Chemicals Co
., Ltd.)製)、第4級アンモニウム系鹸化促進剤のKF NEORATE NA−
40(韓国ファインケミカル株式会社製)、DYK−1125(一方社製)、D
XY−10N(一方社製)、CASERIN PES(明成化学製)、CASE
RIN PEL(明成化学製)、CASERIN PEF(明成化学製)、SNO
GEN PDS(Daeyoung Chemicals Co., Ltd製)などを挙げることができる。
0〜60wt%となるように水溶液を作った後、原料のセルロースアセテートを
浸漬させ、好ましくは80℃以上、より好ましくは80℃〜130℃で鹸化させ
る。特に制限するためではないが、アルカリ水溶液で1〜60分間1〜2回鹸化
処理することが適当である。
従来では、セルロースIV結晶構造を作るためには、セルロースII及びIII結晶を
グリセリン中で約250〜290℃にて処理しなければ作ることができなかった
(日本繊維機械学会の繊維工学刊行委員会、繊維工学(II):繊維の製造構造及
び物性、p219、日本繊維機械学会、1990年)。
大部分であるセルロースアセテート繊維の分子鎖がセルロース分子鎖に変換され
ると同時に、その分子鎖がフォールディング(folding)とパッキング(packing)
によって再配列されて結晶化が起り、分子鎖の配向度を示す複屈折率が低下し且
つ結晶領域が多くなる。
繊維を製造する方法は、工程が単純であって製造コストが低いという利点がある
。また、セルロースアセテートをセルロース化させることにより、既存のビスコ
ースレーヨンの如く高濃度アルカリ、二硫化炭素及び硫酸などの使用による環境
負担が大きく、コーストが高く、複雑な工程を行うことなく、様々なセルロース
アセテート繊維または繊維製品を使用して環境親和的且つ単純な製造方法によっ
てレーヨンを製造するという利点を有している。
ンフィルムは、2.0以上の置換度を有するセルロースアセテートフィルムの全
体アセチル基の75%以上をヒドロキシ基に鹸化させて作られたフィルムであっ
て、レーヨンの結晶構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態を有する。こ
のようなフィルムは繊維製造方法と類似の方法で製造することができる。即ち、
セルロースアセテートフィルムをその構成物質の全体アセチル基の75%以上が
ヒドロキシ基に鹸化され、結晶構造がセルロースIIとセルロースIVの複合形態か
らなるように強アルカリで単独処理し或いは強アルカリと弱アルカリで同浴処理
または異浴処理することにより鹸化させる工程を含む方法で製造することができ
る。
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
。 減量率:アルカリ処理前/後の試料の重量変化を測定して次の式で求めた。 減量率(%)=(処理前の試料重量−処理後の試料重量)/(処理前の試料重量
)×100
いて赤外線分光分析によって脱アセチル化を確認した。この際、脱アセチル化の
度合は1160cm−1で表わされるβ−D−グルコピラノースのC−Oストレ
ッチングピーク(Stretching peak)の大きさと、1760cm−1で表わされる
アセチル基のカルボニルバンドの大きさを積分法で求め、その比によって計算し
た。
ay diffractometer:M18XHF、Mac Science、日本)で測定して確認した。
密度(=1.436)
ICK 1425、ドイツ)を用いて試料の長さ50mm、引張速度200m/m
inで引張させて測定する。
eitz、ドイツ)を用いて繊維軸に平行及び垂直な方向に振動する偏光間の屈折率
を測定して計算する。
arus Supra Blue 4BL)を1%o.w.fの濃度で90℃、30分間染色した後、
常法によって70℃でソーピング(Soaping)と洗浄(rinsing)を行って染色を完了
した。得られた染色物を分光光度計(Color−Eye 7000A、Macbeth
、米国)を用いて反射率(Reflectance:R)を測定した後、次の式でK/S値
を計算し、染色性を比較評価した。 K/S=(1−R)2/2R
アセテート繊維を精練、乾燥させた後、液流染色機に水を入れ、ジアセテート繊
維重量に対して3.13〜40wt%の苛性ソーダを投入した。精練と乾燥を行
ったジアセテート繊維を液流染色機に入れた後、30℃から98℃まで2℃/m
inで昇温させて98℃で30分間処理した後、30℃まで2℃/minで冷却
させて排液した。常温の水を入れて水洗により残留アルカリを除去し、繊維を乾
燥させた。表1に鹸化条件と減量率をまとめた。このような鹸化工程によって初
期ジアセテート繊維重量に対して減量率が34〜40%の繊維を得た。
群(a)はウクライナのチャーカッシ(Cherkassy)社の75d/24fビスコー
スレーヨンの分光スペクトル]。本例において、原料として使用されたジアセテ
ート繊維は、1760cm−1でアセチル基のカルボニルバンドが大きく示され
る一方、実施例によって処理して得られた34%減量率のレーヨン繊維は、カル
ボニルバンドが大きく減少し、40%減量が生ずると、カルボニルバンドが完全
に無くなり、3400cm−1のヒドロキシストレッチングが減量率に基づいて
増加し、全てのアセチル基がヒドロキシ基に置換され、比較試料としてのビスコ
ースレーヨンとほぼ同一の形態を示す。
論文(1962年に発行されたJ. Polymer Science Vol. 58 pp769〜779のΦ.
Ellefsen)を参照した。図2で減量していないセルロースジアセテート(d)で
は、発達された結晶成分がほぼ見られず、比較試料であるチャーカッシ(Cherkas
sy)社の75d/24fビスコースレーヨン繊維(a)はセルロースII結晶構造
を示している。これに対し、本実施例から得られた減量率40.1%のレーヨン
繊維(b)は、ブラッグアングル(Bragg angle:2θ)が12.4°、22.2°、
40.7°の場合にはセルロースIIの特性ピークを、ブラッグアングル(2θ)
が16.1°、20.7°、28.3°、36.5°の場合には非常に発達されたセ
ルロースIVの特性ピークを示しており、セルロースIIとIVの結晶構造が複合され
ていることが確認された。
いA−1試料の場合、セルロースジアセテート固有の物性を示しているのに比べ
、全体ヒドロキシ基のうち、減量率33.7%(酢酸化度12.3%)のA−2試
料から完全に脱アセチル化されたA−6試料まで全て切断強度が著しく大きくな
り、比重、配向度、水分率、直接染料に対する染色性がレーヨンのそれと類似し
ている。
経糸75d/20f、緯糸SB 120d/33f、緯密度67本/インチ)を
精練、乾燥させた後、トリアセテート繊維重量に対して45〜60wt%の苛性
ソーダ溶液に浸漬させ、製造例1と同一の工程で処理した。表3に鹸化工程に使
用された苛性ソーダの濃度と減量率を例示した。その結果、トリアセテート繊維
の減量率が35〜43%の繊維を得た。
測定して評価した。表4に本例から得られた繊維の物性結果をまとめた。鹸化処
理していない試料の場合、トリアセテート固有の物性を示しているのに比べ、全
体ヒドロキシ基のうち減量率36.1%(酢酸化度13.7%)のB−2試料から
完全に脱アセチル化されたB−5試料までは、いずれも切断強度が著しく大きく
なり、比重、配向度及び直接染料に対する染色性がレーヨンと類似しており、X
線回折ダイアグラムからセルロースIIとIVの結晶構造が複合されていることを確
認することができた。また、B−5試料の場合、結晶化度が40%になった。
リエステルSD 75d/36f仮撚糸をエア交絡で複合した後、通常の方法に
よって1,000T/Mで撚糸した複合糸を経糸として使用し、ジアセテート繊
維(150d/33f、1,000T/M)を緯糸として使用した二重綾織物(
経糸密度136本/インチ、緯糸密度103本/インチ)を常法で精練、乾燥さ
せた。液流染色機にジアセテート繊維重量に対して10〜30wt%のソーダ灰
水溶液を作って注ぎ、ここに前記精練、乾燥させた織物を投入した後、30℃か
ら98℃まで2℃/minで昇温させた。98℃で30分間処理した後、30℃
まで2℃/minで冷却させて排液し、新しい水を入れた後、水洗して1次減量
を完了した。水洗した繊維の一部を採取して120℃の乾燥機に入れた後、重量
を測定した。次に、液流染色機に水を入れ、ソーダ灰で1次減量した繊維重量に
対して10〜40wt%の苛性ソーダを投入した後、98℃で30分間処理して
2次減量を行い、常温で水洗して残留アルカリを除去し、乾燥させた。
、アセトンで溶かした後、残っているポリエステルの乾燥重量を測定してアセテ
ート部分のみの減量率を計算した。
維の物性をまとめた。表5と表6に示すように、苛性ソーダ単独で処理したC−
1試料に比べて、ソーダ灰で1次鹸化させた後、苛性ソーダで2次鹸化させた試
料の切断強度が増加し、1次ソーダ灰の添加量が大きくなるほど、繊維の切断強
度が増加した。比重、配向度、結晶化度及び直接染料に対する染色性などはレー
ヨンと類似しており、製造例1と同様にX線回折ダイアグラムからセルロースII
とセルロースIVの結晶構造が複合されていることを確認することができた。
織物(経糸75d/20f、緯糸120d/33f、緯密度75本/インチ)を
精練、乾燥させた後、ジアセテート繊維重量に対して40wt%の苛性ソーダ液
に、鹸化促進剤としてホスホニウム化合物のNEORATE NCB、第4級ア
ンモニウム系のKF NEORATE NA−40(韓国ファインケミカル株式会
社製)、DYK−1125、DXY−10N、CASERIN PES、CAS
ERIN PEL、CASERIN PEF、SNOGEN PDSなどをそれぞ
れ2g/L添加した8種の苛性ソーダ水溶液を作った。精練と乾燥を行ったジア
セテート繊維を苛性ソーダ水溶液に浸漬させ、製造例1のような工程で処理した
。その結果、ジアセテート繊維の減量率が40〜42%の繊維を得た。鹸化条件
によるアセテート繊維の減量率は表7に示した。製造例1での如く、構造変化は
赤外線分光スペクトルを用いて確認し、物性を測定して評価した。表8に本例か
ら得られた繊維の物性結果をまとめた。苛性ソーダ単独で処理したD−1試料に
比べて、鹸化促進剤を添加して処理したD−2乃至D−9の試料は切断強度が大
幅高くなった。また、これらの比重、配向度、結晶化度及び直接染料に対する染
色性等がレーヨンと類似しており、X線回折ダイアグラムより、鹸化促進剤を併
用して処理した試料の場合でも、セルロースIIとIVの結晶構造が複合されている
ことを確認することができた。
造を有するレーヨン繊維は、従来のビスコースレーヨン繊維と類似の特性をもつ
ため衣類用途に非常に適し、製造工程が簡単で且つ製造コストが経済的であり、
製造環境も安全であるという利点がある。
い。また、使用した用語は本発明を説明するためのものに過ぎず、限定するため
のものではない。前記技術において、本発明の様々な変形と応用が可能なので、
本発明は特に説明したもの以上に実施されることができる。
3.7%減量したレーヨン繊維(c)、減量加工していないセルロースアセテー
ト繊維(d)の赤外線分光スペクトルである。
3.7%減量したレーヨン繊維(c)、減量加工していないセルロースアセテー
ト繊維(d)のX線回折ダイアグラム(X-ray Diffraction Diagram)である。
Claims (36)
- 【請求項1】 セルロースアセテートの繊維の全体アセチル基の75%以上を鹸化させること
により製造され、セルロースIIとセルロースIVの複合結晶構造を有することを特
徴とするレーヨン繊維。 - 【請求項2】 請求項1において、前記セルロースアセテート繊維が置換度2.0〜2.75の
セルロースジアセテート繊維、置換度2.75以上のセルローストリアセテート
繊維及びこれらの混合繊維からなる群より選択されることを特徴とするレーヨン
繊維。 - 【請求項3】 請求項1において、切断強度が2.5gf/de以下であり、切断伸度が20
%以上であることを特徴とするレーヨン繊維。 - 【請求項4】 請求項1において、比重が1.45〜1.51gm/cm3の範囲を有すること
を特徴とするレーヨン繊維。 - 【請求項5】 請求項1において、複屈折率が0.012〜0.024の範囲を有することを特
徴とするレーヨン繊維。 - 【請求項6】 請求項1において、結晶化度が14〜40%の範囲を有することを特徴とする
レーヨン繊維。 - 【請求項7】 セルロースアセテート繊維をアルカリ処理して前記繊維の全体アセチル基の7
5%以上をヒドロキシ基に鹸化させることにより、セルロースIIとセルロースIV
の複合結晶構造を持たせる工程を含むことを特徴とするレーヨン繊維の製造方法
。 - 【請求項8】 請求項7において、前記アルカリが強アルカリであることを特徴とするレーヨ
ン繊維の製造方法。 - 【請求項9】 請求項7において、前記セルロースアセテート繊維が強アルカリと弱アルカリ
によって同浴処理されることを特徴とするレーヨン繊維の製造方法。 - 【請求項10】 請求項7において、前記セルロースアセテート繊維が強アルカリと弱アルカリ
によって異浴処理されることを特徴とするレーヨン繊維の製造方法。 - 【請求項11】 請求項7において、前記セルロースアセテート繊維が置換度2.0〜2.75の
セルロースジアセテート繊維、置換度2.75以上のセルローストリアセテート
繊維及びこれらの混合繊維からなる群より選択されることを特徴とするレーヨン
繊維の製造方法。 - 【請求項12】 請求項7において、アルカリ処理時に、第4級アンモニウム塩及びホスホニウ
ム塩からなる群より選択される鹸化促進剤を添加することを特徴とするレーヨン
繊維の製造方法。 - 【請求項13】 セルロースアセテート繊維を含有し、織物、編物または不織布からなる群より
選択される繊維材料をアルカリ処理して前記セルロースアセテート繊維の全体ア
セチル基の75%以上をヒドロキシ基に鹸化させることにより、得られたレーヨ
ン繊維がセルロースIIとセルロースIVの複合結晶構造を有するようにする工程を
含むことを特徴とするレーヨン繊維の製造方法。 - 【請求項14】 請求項13において、前記セルロースアセテート繊維が他の繊維と混合または
複合されて処理されることを特徴とするレーヨン繊維の製造方法。 - 【請求項15】 請求項13において、前記繊維材料はセルロースアセテート繊維単独で、或い
は他の繊維との混合または複合して製織、製編、パンチングすることにより製造
されることを特徴とするレーヨン繊維の製造方法。 - 【請求項16】 請求項14において、前記アルカリが強アルカリであることを特徴とするレー
ヨン繊維の製造方法。 - 【請求項17】 請求項14において、前記セルロースアセテート繊維が強アルカリと弱アルカ
リによって同浴処理されることを特徴とするレーヨン繊維の製造方法。 - 【請求項18】 請求項14において、前記アセテート繊維が強アルカリと弱アルカリによって
異浴処理されることを特徴とするレーヨン繊維の製造方法。 - 【請求項19】 請求項13において、前記セルロースアセテート繊維が置換度2.0〜2.75
のセルロースジアセテート繊維、置換度2.75以上のセルローストリアセテー
ト繊維及びこれらの混合繊維からなる群より選択されることを特徴とするレーヨ
ン繊維の製造方法。 - 【請求項20】 請求項13において、アルカリ処理時に、第4級アンモニウム塩及びホスホニ
ウム塩からなる群より選択される鹸化促進剤を添加することを特徴とするレーヨ
ン繊維の製造方法。 - 【請求項21】 置換度2.0以上のセルロースアセテート繊維の全体アセチル基の75%以上
がヒドロキシ基に鹸化することにより製造され、セルロースIIとセルロースIVの
複合結晶構造を有するレーヨン繊維を含むレーヨン繊維製品。 - 【請求項22】 置換度2.0以上のセルロースアセテート繊維を含有し、織物、編物または不
織布からなる群より選択される繊維材料をアルカリ処理して前記セルロースアセ
テート繊維の全体アセチル基の75%以上をヒドロキシ基に鹸化させることによ
り、得られたレーヨン繊維がセルロースIIとセルロースIVの複合結晶構造を有す
るようにする工程を含むことを特徴とするレーヨン繊維製品の製造方法。 - 【請求項23】 請求項22において、前記セルロースアセテート繊維が他の繊維と混合または
複合されて処理されることを特徴とするレーヨン繊維製品の製造方法。 - 【請求項24】 請求項22において、前記繊維材料はセルロースアセテート繊維単独で、或い
は他の繊維との混合または複合して製織、製編、パンチングすることにより製造
されることを特徴とするレーヨン繊維製品の製造方法。 - 【請求項25】 請求項23において、前記アルカリが強アルカリであることを特徴とするレー
ヨン繊維製品の製造方法。 - 【請求項26】 請求項23において、前記セルロースアセテート繊維が強アルカリと弱アルカ
リによって同浴処理されることを特徴とするレーヨン繊維製品の製造方法。 - 【請求項27】 請求項23において、前記セルロースアセテート繊維が強アルカリと弱アルカ
リによって異浴処理されることを特徴とするレーヨン繊維製品の製造方法。 - 【請求項28】 請求項22において、前記セルロースアセテート繊維が置換度2.0〜2.75
のセルロースジアセテート繊維、置換度2.75以上のセルローストリアセテー
ト繊維及びこれらの混合繊維からなる群より選択されることを特徴とするレーヨ
ン繊維製品の製造方法。 - 【請求項29】 請求項22において、アルカリ処理時に、第4級アンモニウム塩及びホスホニ
ウム塩からなる群より選択される鹸化促進剤を添加することを特徴とするレーヨ
ン繊維製品の製造方法。 - 【請求項30】 置換度2.0以上のセルロースアセテートフィルムの全体アセチル基の75%
以上をヒドロキシ基に鹸化させることにより製造されたフィルムであり、セルロ
ースIIとセルロースIVの複合結晶構造を有することを特徴とするレーヨンフィル
ム。 - 【請求項31】 セルロースアセテートフィルムの全体アセチル基の75%以上がヒドロキシ基
に鹸化されるようにアルカリ処理して、セルロースIIとセルロースIVの複合結晶
構造を有するようにすることを特徴とするレーヨンフィルムの製造方法。 - 【請求項32】 請求項31において、前記アルカリが強アルカリであることを特徴とするレー
ヨンフィルムの製造方法。 - 【請求項33】 請求項31において、前記セルロースアセテート繊維が強アルカリと弱アルカ
リによって同浴処理されることを特徴とするレーヨンフィルムの製造方法。 - 【請求項34】 請求項31において、前記セルロースアセテート繊維が強アルカリと弱アルカ
リによって異浴処理されることを特徴とするレーヨンフィルムの製造方法。 - 【請求項35】 請求項31において、前記セルロースアセテートフィルムが置換度2.0〜2.
75のセルロースジアセテート繊維、置換度2.75以上のセルローストリアセ
テート繊維及びこれらの混合フィルムからなることを特徴とするレーヨンフィル
ムの製造方法。 - 【請求項36】 請求項31において、アルカリ処理時に、第4級アンモニウム塩及びホスホニ
ウム塩からなる群より選択される鹸化促進剤を添加することを特徴とするレーヨ
ンフィルムの製造方法。
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