JP2003527280A - アルカリ金属およびアルミニウムを基礎とする水素を可逆的に貯蔵する方法 - Google Patents

アルカリ金属およびアルミニウムを基礎とする水素を可逆的に貯蔵する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、水素を可逆的に貯蔵する方法に関する。本発明の方法は、可逆的な水素貯蔵材料を用いることを特徴とする。該材料は、アルカリ金属および/またはアルカリ金属水素化物および遷移金属および/または希土類元素金属触媒を含んでなるアルミニウム金属の混合物を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、アルカリ金属またはその水素化物およびアルミニウム金属を水素貯
蔵材料として用い、遷移金属触媒でドープ処理する、水素を可逆的に貯蔵するた
めの方法に関する。
【0002】 (背景技術) シュトゥディエンゲゼルシャフト・コーレ・ミット・ベシュレンクテル・ハフ
ツング(Studiengesellschaft Kohle mbH (SGK))の特許出願第PCT/WO9
7/03919号によると、一般式M p(1−x) pxAlH3+p(1
)(ここに、M=Na、K;M=Li、K;0〜0.8;1
)のアルカリ金属アラナートを貯蔵材料として用いる水素を可逆的に貯蔵する方
法が知られている。水素化/脱水素化速度論を改善するために、アルカリ金属ア
ラナートを触媒量の遷移金属化合物でドープ処理する。特に、アラナートNaA
lH、NaAlHおよびNaLiAlHが用いられる。
【0003】 以前のSGKの方法の欠点は、市販のナトリウムアラナートの製造および精製
、NaAlHまたはNaLiAlHの調製およびその後の有機溶媒中で
のドープ処理が調製レベルにおいて比較的複雑で、ほとんどの場合、高い揮発性
および高い可燃性の溶媒(エーテル、ペンタン)または過酸化物を形成する傾向
にある溶媒(エーテル、THF)の使用を必要とすることにある。
【0004】 驚くべきことに、この度、遷移金属でドープ処理されたアルカリ金属アラナー
トを水素貯蔵材料として用いる代わりに、アルカリ金属水素化物またはアルカリ
金属(特に、NaHおよびNa)、Al粉末およびドープ処理剤の形態のその調
製に使用される出発材料を使用できることが見出された。かかる出発材料から1
の水素化段階において形成されるアラナートは、直ちにH貯蔵材料として機能
し、PCT/WO97/03919と比べて貯蔵特性を改善した。
【0005】 アルカリ金属水素化物(またはアルカリ金属)、アルミニウムおよび水素から
のアルカリ金属アラナートの調製法は既知である。NaAlH、NaAlH およびNaLiAHの調製法の研究は、J. Alloys & Compounds, 2000に
見出すことができる。したがって、ドイツ特許明細書第1136 987号(1
962)によると、NaおよびLiアラナートは、エーテル、アミンおよび脂肪
族または芳香族炭化水素中における対応するアルカリ金属水素化物(またはアル
カリ金属)およびアルミニウムを、所望により触媒量の有機アルミニウム化合物
の存在下、加圧下で水素と反応させることによって調製できる。米国特許明細書
第3,138,433号(1964)は、とりわけ、Ti、Zr、HfおよびT
hテトラハロゲン化物を触媒として用いる、THF中、加圧下におけるNaH、
Alおよび水素からのNaAlHの調製法を記載している。しかしながら、該
明細書中に含まれる唯一の特許実施例において、NaAlHの収率は最大21
.8%と記載されている。NaAlHの直接合成は、Inorg. Chem. 5 (1996
) 1615によると、Naおよび活性化Al粉末をダイグラム中においてEtAl
の存在下、加圧下(350バール)で水素と反応させることによって、収率98
%で首尾よく行うことができる。Dokl. Akad. Nauk SSSR 215 (1974) 1369, Eng
l. 256によると、元素Na、AlおよびHからのNaAlHの合成もまた、
溶融状態(175バール、<280℃)における工程を実施することによって
有機溶媒の不在下で可能である。上記の方法によって調製されたアルカリ金属ア
ラナートは、水素貯蔵の目的を考慮されなかった。
【0006】 (発明の開示) 対照的に、本発明による貯蔵材料の調製は非常に単純で、完全に有機溶媒を不
要にする。本発明の方法によって使用されるアルミニウム粉末は、以前に用いら
れていたナトリウムアラナートより安価で、かつ、容易に取り扱われる。アルカ
リ金属またはアルカリ金属水素化物の存在下でのアルミニウムの水素化が、該金
属/金属水素化物遊離体および金属アラナート生成物の融点よりもかなり低い温
度で、すなわち、固体状態で(上記に引用した、Dymovaら、Dokl. Akad. Nauk S
SSR 215 (1974) 1369, Engl. 256 "Direct Synthesis of Alkali Metal Alumini
um Hydrides in the Melt"による直接合成とは対照的に)首尾よく行うことがで
きることは、特に驚くべきことであった。
【0007】 本発明によると、例えば、アルミニウム粉末を粉末状の水素化ナトリウムと混
合し、触媒量のチタンテトラブチレートと混合する。このようにして得られた組
成物は、可逆的な水素貯蔵材料として直接使用することができる。AlおよびN
aHを1:1のモル比で用いる場合、水素化においてNaAlHが得られるが
、1:3のモル比では、水素化後にNaAlHが生じる。
【0008】 本発明の水素を可逆的に貯蔵する方法のもう1つ別の特別の利益は、PCT/
WO97/03919による以前に知られた方法を容易にすることによって、脱
着および吸着速度を有意に改善することができたことにある。
【0009】 図1において、シュトゥディエンゲゼルシャフト・コーレの以前に知られた方
法と比較した、標準気圧下、160℃での本発明の水素脱着が示される。以前の
方法によると、貯蔵材料の完全な脱充填に約10時間を要するが、本発明による
と、脱着はたった1時間を要するだけである。 図2は、170℃での以前の方法による水素化サイクルの水素化推移および1
18℃での本発明による水素化サイクルの水素化推移を示し、有意に増加した活
性を示す。 図3において、本発明によって得られた材料の水素化/脱水素化サイクルが3
3サイクル記録され、新規な材料の可逆性が示される。
【0010】 本発明による典型的な貯蔵材料調製は、無処理または真空下で約200℃に一
時的に加熱した後のアルミニウム粉末を微粉水素化ナトリウムと保護気体(例え
ば、アルゴン)下で激しく攪拌することによりなる。次いで、触媒量のチタンテ
トラ−n−ブチレート(アルミニウムに基づいて、0.1〜10モルパーセント
、好ましくは1〜5モルパーセント)を攪拌しながら(または、所望により粉砕
下で)滴下する。この方法において、灰色でわずかに粘着性であるが、今だ注ぐ
ことができる粉末状混合物が得られ、次いで、それをオートクレーブに充填する
。まず、5〜150バールおよび20〜200℃で水素化を行う。次いで、高圧
または標準気圧に対し、50〜250℃で脱水素化を行い、かくして、適当な圧
力装置において定期的なサイクルに付す(実施例1)。
【0011】 可能なかぎり良好な水素化速度および高い貯蔵容量を達成するために、好まし
くは、微粉砕形態のアルミニウムを用いる(実施例1および5参照:各々、BE
T測定による表面積は12.2および2.0m/gである)。
【0012】 記載される貯蔵材料調製の修飾において、使用されるアルミニウムは、粉砕、
超音波処理または化学的活性化によって予め活性化されていてもよい。また、水
素化ナトリウムまたはナトリウムの代わりに、他のアルカリ金属水素化物または
アルカリ金属(特にLiおよびK)を単独または組み合わせて用いてもよい。ア
ルミニウムとアルカリ金属との間のモル比は、1:0.3〜1:5で変化させる
ことができる。アルミニウムおよびNaまたはNaHを約1:1または約1:3
のモル比で用いる場合、各々、NaAlHまたはNaAlHが水素化にお
いて得られる。所望により、アルカリ金属またはその水素化物を使用前に、粉砕
または超音波処理によって前処理してもよい。触媒として、周期表第14〜17
族の元素または水素に結合し得る、周期表第3〜11族の遷移金属または遷移金
属化合物もしくは合金および希土類金属の化合物または合金を単独または組み合
わせて用いる。遷移金属または希土類金属化合物は、好ましくは、ハロゲン化物
、水素化物、アルコラート、アミドまたは有機金属化合物の形態で用いられる。
特に、チタン、ジルコニウムおよび希土類金属のハロゲン化物、アルコラートお
よび有機金属化合物が好ましい。
【0013】 以前のSGKの方法(PCT/WO97/03919)を越える本発明の利益
は下記の改善にある。 遊離体が商業的に容易に入手可能であること; より低コストな方法; 貯蔵材料の有意に容易化された調製法; 有機溶媒を使用しないこと; 有意に改善された水素化および脱水素化速度。
【0014】 本発明はさらに、本発明を制限することのない下記の実施例によって説明され
る。全ての実施例は保護気体雰囲気中、例えば、アルゴン中において行われた。
【0015】 実施例1(可逆的な水素貯蔵材料としてのチタンテトラ−n−ブチレートでド
ープ処理されたAlおよびNaH粉末の混合物;33サイクル試験) 用いられたアルミニウムは、Frankfurter Bronzefarben- und Blattmetallfab
rik Julius Schopflocher AGより供給された、表面積12.2m/g(BET
測定による)を有するAl粉砕物(Lunasol)であった。 NaHをガラスビーズミル中で微粉化した。アルミニウム粉末を0.1ミリバ
ールにて一時的に200℃に加熱した(ミュールハイム・アン・デア・ルールの
H. Kolbe社によって行われた元素分析によるアルミニウム含量:91.7重量%
)。
【0016】 アルゴン下、磁気攪拌棒で攪拌することによって、753mg(31.4ミリ
モル)の粉末化された水素化ナトリウムを980mg(33.3ミリモル)の真
空下で加熱されたアルミニウム粉砕物と激しく混合した。次いで、0.21ml
(0.62ミリモル=Alに基づいて1.9モルパーセント)のチタンテトラ−
n−ブチレートをゆっくりと細い滴下シリンジから攪拌粉末に加え、攪拌を短時
間持続した。1850mgの灰色でわずかに粘着性であるが、今だ注ぐことがで
きる得られた粉末材料をガラスライニングを有するオートクレーブ(容量約40
ml)に充填した。オートクレーブは、内部温度センサー、ランプ(ramp)機能
を有する電気加熱器、電気圧力変換器およびマルチチャンネルレコーダーを備え
付けていた。可逆的な水素貯蔵材料としての該材料の適当性を試験するために、
それを一連の33水素化/脱水素化サイクル(サイクル試験)に付した(表1参
照)。サイクル試験は、いわゆる開放系において行われ、すなわち、各水素化に
つき、新鮮な水素(99.9%)を水素圧力タンクから取り出し、各脱水素化に
つき、水素を標準気圧に対して脱着させた。
【0017】
【表1】 a)開始圧力を確立するために、1重量%のHにつき約4バールを最終圧力に
加えなければならない。 b)図2参照 c)図1参照
【0018】 水素化:水素化は、103〜165℃、主として約120℃にて、減少してい
る水素圧下、オートクレーブ中において行われた(図2、第7サイクル参照)。
【0019】 脱水素化:試料を迅速に室温から160℃に加熱し、水素放出が終わるまで該
温度で一定に維持した。水素放出の時間推移を試料の内部温度と共に自動ガスビ
ュレット(Chem. Ing. Tech. 55 (1983) p. 156)によって記録した。図1は、
先行技術と比較した、脱水素化の推移を示す(第8サイクル、3.96重量%の
)。
【0020】 サイクル数に対する水素貯蔵容量(脱水素化の間に遊離したH量によって測
定)の依存を図3に示す。 全部で34の水素化サイクル後、水素化形態の貯蔵材料をオートクレーブから
取り出し、赤外線分光によって調べた。IRスペクトルは、弱いCHおよびC−
Oバンド(アルコラート基)のほかにAlHおよびAlHバンドを示す。
【0021】 実施例2(無処理アルミニウム粉砕物を用いる可逆的な水素貯蔵材料としての
チタンテトラ−n−ブチレートでドープ処理されたAlおよびNaH粉末の混合
物) 貯蔵材料の調製は、真空下で加熱されたアルミニウムよりもむしろ無処理の市
販のアルミニウムを用いることを除き、実施例1と同様に行われた。該材料を7
サイクルにおいて試験し、第3水素化サイクルにおいて3.7重量%のH貯蔵
容量および第7水素化段階において3.6重量%のH貯蔵容量に達した。
【0022】 実施例3(可逆的な水素貯蔵材料としてのβ−TiClでドープ処理された
AlおよびNaH粉末の混合物) 貯蔵材料の調製は、アルミニウム粉砕物を真空下で加熱せず、使用前にガラス
ビーズミル中で機械的に粉砕したことを除き、実施例1と同様に行われた。Ti
(OBu)の代わりに、2モルパーセントのβ−TiClをドープ処理に用
いた。該材料をサイクルに付し、第1水素化において2.5重量%のH容量お
よび第5水素化段階(135℃/約140バール)において2.9重量%H
量に達した。
【0023】 実施例4(可逆的な水素貯蔵材料としてのNaAlHの調製のためのチタ
ンテトラ−n−ブチレートでドープ処理されたAlおよびNaH粉末の混合物(
モル比=1:2.9)) 貯蔵材料の調製は、アルミニウム粉砕物を真空下で加熱せず、使用前にガラス
ビーズミル中において機械的に粉砕したことを除き、実施例1と同様に行われた
。アルミニウムと水素化ナトリウムとの間のモル比は1:2.9であった。該材
料は第1水素化において2.2重量%のH容量および第5水素化段階(117
℃/35バール)において1.5重量%H容量に達した。
【0024】 実施例5(約20μmの球状Al粉末を用いる可逆的な水素貯蔵材料としての
チタンテトラ−n−ブチレートでドープ処理されたAlおよびNaH粉末の混合
物) 貯蔵材料の調製は、Al粉砕物の代わりにAldrichによって供給された球状A
l粉末(約20μm)(BET測定によると表面積2.0m/g)を無処理形
態において用いることを除き、実施例2と同様に行われた。該材料は、第1水素
化(165℃/150バール)において0.9重量%のH容量および第2水素
化段階(165〜182℃/150バール)において1.5重量%のH容量に
達した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、シュトゥディエンゲゼルシャフト・コーレの以前に知ら
れた方法と比較した、標準気圧下、160℃での本発明の水素脱着を示す。
【図2】 図2は、170℃での以前の方法による水素化サイクルの水素化
推移および118℃での本発明による水素化サイクルの水素化推移を示す。
【図3】 図3は、本発明によって得られた材料の33サイクルの水素化/
脱水素化サイクルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F17C 11/00 F17C 11/00 C // C22C 21/00 C22C 21/00 N 24/00 24/00 (72)発明者 マンフレート・シュヴィカルディ ドイツ連邦共和国デー−45470ミュールハ イム/ルール、レムプケシュトラーセ6番 Fターム(参考) 4G066 AA02B AA10D AA11B AA37D AB23D BA09 BA36 CA38 DA04 EA20 FA01 FA21 FA37 FA40 GA01 4G140 AA02 AA22 AA42 4K018 AA14 AA40 AB10 AC01 BA08 BA20 BC09 BC12 BD07

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム金属とアルカリ金属および/またはアルカリ金
    属水素化物および遷移金属および/または希土類金属触媒の混合物を含有する可
    逆的な水素貯蔵材料を用いることを特徴とする、水素を可逆的に貯蔵する方法。
  2. 【請求項2】 アルカリ金属としてLi、Naおよび/またはK金属を用い
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 アルカリ金属水素化物としてLiH、NaHおよび/または
    KHを用いる請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルカリ金属水素化物としてNaHを用いる請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 アルミニウムとアルカリ金属との間のモル比が1:0.3〜
    1:5である請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 MAlH(M=Li、Naおよび/またはK)を形成する
    ために、アルミニウムおよびMまたはMHが好ましくは、約1:1のモル比で用
    いられる請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 MAlH(M=Li、Naおよび/またはK)を形成す
    るために、アルミニウムおよびMまたはMHが好ましくは、約1:3のモル比で
    用いられる請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 アルカリおよびアルカリ土類金属またはそれらの水素化物が
    微粉末として用いられる請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 使用前に、アルカリ金属またはその水素化物を粉砕または超
    音波処理によって前処理する請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 アルミニウムが微粉末として、好ましくはアルミニウム微
    粉砕物として用いられる請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 使用前に、アルミニウムを真空下での加熱、超音波処理、
    粉砕または化学的活性化によって前処理してもよい請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 周期表第3〜11族の遷移金属および/または遷移金属化
    合物もしくは合金および希土類金属の化合物または合金を触媒として加える請求
    項1〜11のいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 遷移金属または希土類金属触媒の金属が周期表の第14〜
    17族の元素または水素に結合している請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 遷移金属または希土類金属触媒がハロゲン化物、水素化物
    、アルコラート、アミド、有機金属化合物および/または金属間化合物またはそ
    の水素化物の形態で使用される請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 遷移金属としてチタンおよびジルコニウムが用いられる請
    求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 遷移金属またはその化合物がアルミニウムに基づいて0.
    1〜10モルパーセント、好ましくは1〜5モルパーセントの量で使用される請
    求項12〜15のいずれか1項記載の方法。
  17. 【請求項17】 最初の水素化の前に、混合物の全成分が一緒に、機械的に
    混合、攪拌または粉砕されることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項記
    載の方法。
  18. 【請求項18】 水素化が5〜150バールの圧力および20〜200℃の
    温度で行われる請求項1記載の方法。
  19. 【請求項19】 脱水素化が50〜250℃の温度で行われる請求項1記載
    の方法。
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