JP2003527257A - 印刷ツール - Google Patents

印刷ツール

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JP2003527257A
JP2003527257A JP2001534604A JP2001534604A JP2003527257A JP 2003527257 A JP2003527257 A JP 2003527257A JP 2001534604 A JP2001534604 A JP 2001534604A JP 2001534604 A JP2001534604 A JP 2001534604A JP 2003527257 A JP2003527257 A JP 2003527257A
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ミシェル レヴィ，
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キャビネ エルマン エス．エー．アール．エル．
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    • B41F13/10—Forme cylinders
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    • B41M1/00—Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/10—Intaglio printing ; Gravure printing
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N1/00—Printing plates or foils; Materials therefor
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この発明はクリス−クロスグラビアスクリーンライン（１４）の格子により形成され、それらの間にグラビアスクリーン点（１６）を形成するグラビアスクリーン（１０）を含む印刷装置に関する。このグラビアスクリーンは各グラビアスクリーン点が少なくとも別の隣接グラビアスクリーン点にグラビアスクリーン点を分離するグラビアスクリーンラインの中断（１８）により連結されている少なくとも一つの領域を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は交差するラスタラインの格子から形成されたラスタを含み、これらの
ラスタラインが互いの間にラスタ点を形成する印刷ツールに関する。
【０００２】 グラビアまたは散粉グラビア印刷は１９世紀以来知られている。時間の経過と
共に、かなりの数の改良がそれに対してなされた。印刷ツール、一般的に印刷シ
リンダーはラスタとも呼ばれる微細な格子を備えている。このラスタはインキ溜
めとしてかつスクレーパーのための支持体としての両者の役目をする。ラスタは
互いの間にラスタ点を形成する交差するラスタラインからなる。印刷前に、ラス
タ点はインキで満たされ、スクレーパーが過剰のインキを除去するためにラスタ
上を通過する。印刷中、支持体、多くの場合紙がラスタに触れ、ラスタ点内に位
置するインキは紙の上に付着される。この印刷法は印刷がかなり良好な品質で実
行されることを可能とする。それにもかかわらず、印刷時に紙がラスタライン上
に載る場所は印刷されず、紙の上に非常に微細な格子として表れるであろう。
【０００３】 この問題を改善するために、紙の上で拡散することのできるインキが選ばれる
。インキ拡散の結果としてドットゲイン（ポイントゲイン）時に、紙の上に付着
されたインキは広がってラスタラインを覆い、従って微細格子が消失させられる
。たとえドットゲインがインキを印刷されていない部分上に広げ続けるとしても
、この広がりはいわば均一でなくかつ制御されることができない。結果として、
印刷された表面は印刷の均一性をそこなう擬似パターン(spurious patterns)を
示すであろう。ラスタラインはなお見えたまま残り；印刷は“スプリンクルド（
sprinkled）”されていると言われ、印刷領域の全ての境界線はラスタからのイ
ンキのない領域の残りに対応するインデンテーションを持つ。ポジティブテキス
トは“フローオンペインテッド（flow-on painted）”として太くなり、フラッ
ト部のレジストタイプテキストは“オーバキャストまたはクラウディ（overcast
or cloudy） ”として細くなる。
【０００４】 本発明の目的はより良い品質の印刷を達成可能とする印刷ツールを提供するこ
とである。
【０００５】 この発明によれば、この目的は請求項１に記載の印刷ツールにより達成される
。
【０００６】 かかるツールは交差するラスタラインの格子から形成されたラスタを含み、こ
れらラスタラインはそれらの間にラスタ点を形成する。ラスタの少なくとも一つ
のラスタ点はラスタ点を分離するラスタラインにおける一つの中断を介して隣接
する少なくとも一つの他のラスタ点に連結されている。
【０００７】 ラスタラインの中断のため、ラスタラインの合計表面は減少する。支持体上に
直接付着されたインキの量はより大きい。結果として、紙上のインキ拡散により
、すなわちドットゲインによりインキで覆われる表面は減少する。より良い印刷
品質がかくして得られる。印刷された表面はより均一で、基本的にラスタライン
痕跡がない。フラット領域の表面はもはやフラット領域の均一性をそこなう擬似
パターンを示さない。ポジティブキャラクターのタイプフェースは明確に見えた
まま残り、フラット領域のネガティブレジストタイプキャラクターはオーバーキ
ャスト／クラウディが少なくなり、また全くなくなることさえある。
【０００８】 本発明によるツールは従ってドットゲインが減らされるラスタを含み、従って
印刷の品質を改善する。同時にラスタはなおスクレーパーを保持することができ
る。
【０００９】 好適実施例によれば、ラスタラインの中断は山形(chevron)形状（矢はず模様
）である。有利には、山形は１５と１３５度の間の、好ましくは４５度の角度を
形成する。有利には、それらは６０と３５０μｍの間の、好ましくは１４０μｍ
の長さを持つ歯を持つ。有利にはそれらは５と５０μｍの間の、好ましくは１０
μｍの幅を持つ。結果として、ラスタはなおスクレーパーを保持するための十分
な強度を持つ。
【００１０】 好ましくは、ラスタ点は切頭ピラミッドの形を持つ。
【００１１】 好ましくは、ラスタ点はひし形形状の断面であり、それは０．３と２．０の間
の、好ましくは０．５の比を持つ対角線を持つ。
【００１２】 有利には、ラスタラインは２５と３５０ライン／ｃｍの間の、好ましくは７０
と１４０ライン／ｃｍの間のライン密度を持つ。このラスタラインのライン密度
は印刷の良好な解像を確実とする。
【００１３】 好適実施例によれば、ラスタ点の少なくとも一部は二つの隣接するラスタ点に
連結される。ラスタラインの合計表面とドットゲインは更に減らされ、従って印
刷の品質は改善される。
【００１４】 別の好適実施例によれば、ラスタ点の少なくとも一部は三つの隣接するラスタ
点に連結される。ラスタラインの合計表面とドットゲインは更に減らされ、従っ
て印刷の品質は改善される。
【００１５】 更に別の好適実施例によれば、ラスタ点の少なくとも一部は全ての隣接するラ
スタ点に連結される。ラスタラインの合計表面とドットゲインは更に減らされ、
従って印刷の品質は改善される。
【００１６】 もちろん、所定の数のラスタ点が一つの隣接するラスタ点に、更に二つ、三つ
または四つの隣接するラスタ点にさえ連結されている領域を、単一の印刷支持体
上に与えることも可能である。また、印刷支持体の一部が通常の態様で、すなわ
ちラスタ点が隣接するラスタ点に連結されることなく、ラスタラインが中断され
ることなく、仕上げられることができる。当業者は実行される印刷の関数として
相互連結されたラスタ点の数を選ぶであろう。
【００１７】 好適実施例によれば、印刷ツールは周辺溝により境界を定められた少なくとも
一つの印刷領域を含む。Beziers曲線を用いて、印刷領域の輪郭を正確に引く周
辺溝が得られる。印刷のために利用できる画像が有利にベクトル化されていない
とき、周辺溝により取り囲まれる領域の境界線を等密度曲線を作ることにより決
定することができ、これらの曲線に太さ(thickness)を与えかつそれらに太さ方
向を与えることができる。
【００１８】 周辺溝は印刷領域のボード(board)でのラスタラインの存在を排除し、フラッ
ト領域のそれよりも迅速に乾燥するインキの壁を形成し、従って、ドットゲイン
を限定し、文字及び微細なグラフの形の太りの変化を限定し、従って支持体上の
印刷領域のボードが鋭くかつ連続的であること、すなわちどのようなインデンテ
ーションもないことを確実とする。
【００１９】 支持体上にインキが印刷された後に、希望の寸法の印刷表面が得られるように
溝を配置して印刷領域の寸法を修正することが有利である。
【００２０】 ポジティブに印刷された表面のための印刷領域は、好ましくは支持体上へのイ
ンキの拡散後に希望の寸法の印刷表面が得られるように、細くされる。言い換え
れば、周辺溝はその理論的位置に関して、すなわちもしドットゲイン現象が考慮
に入れられなかったなら置かれるであろう位置に関して、引っ込んだ位置に置か
れる。
【００２１】 ネガティブに印刷された表面のための印刷領域は、好ましくは支持体上へのイ
ンキの拡散後に希望の寸法の印刷表面が得られるように、太らされる。従って、
周辺溝はインキの流動学的移動を予期するようにその理論的位置に関して置かれ
る。
【００２２】 好ましくは、周辺溝はドットゲインに対して値の等しい変位を持って印刷領域
の境界線上に置かれる。好ましくは、周辺溝は１０と６００μｍの間の、好まし
くはポリプロピレンのような滑らかな支持体上への印刷のためには３０μｍの、
そして雑誌タイプのコート紙のような支持体上への印刷のためには４５μｍの、
太さを持つ。
【００２３】 一実施例によれば、周辺溝は周辺溝とラスタ点の間にスプレッディングネット
(spreading net)を含む。印刷されたインキの拡散により支持体上のラスタ点を
太らすドットゲイン効果はまた周辺溝を太らす。スプレッディングネットは周辺
溝のかつ隣接するラスタ点のインキをスプレッディングネットに対応する表面内
に拡散することを可能とする。スプレッディングネットのため、印刷された表面
の輪郭は支持体上へのインキの拡散後でさえ連続的である。
【００２４】 有利には、スプレッディングネットは０と６００μｍの間の、好ましくは接触
したラスタラインの太さに等しい太さを持つ。
【００２５】 この発明の更なる特別な特徴は例としてかつ添付図面に関して以下に示された
有利な実施例の詳細な説明から明らかとなるであろう。図面において： 図１はラスタの概略図であり； 図２はラスタラインに中断を持つ幾つかのラスタ点の概略図であり；そして 図３はラスタのボードの概略図である。
【００２６】 図１を参照するに、ラスタライン１４を含むラスタ１０が示されている。ラス
タライン１４は交差し、それら自身の中にラスタ点１６を形成する。ラスタ点１
６は０．５に等しい対角線比を持つひし形形状である。
【００２７】 ラスタライン１４に中断１８が形成され、この中断が二つの隣接するラスタ点
１６，１６′を連結する。これらの中断１８はより明らかに図２に示される。中
断１８は二つの歯２０，２２を持つ山形形状（矢はず模様）である。二つの歯２
０，２２はそれらの間に４５度の角度を形成し、約１４０μｍの長さと約１０μ
ｍの太さを持つ。
【００２８】 図３を参照するに、周辺溝２６により境界を定められたラスタ１０を含む印刷
領域２４が示されている。周辺溝２６とラスタ１０の間にスペーサネット(space
r net)２８が配置されている。
【００２９】 印刷を実行するために、ラスタ点と周辺溝はインキで満たされる。過剰のイン
キはラスタラインにより保持されるスクレーパーを用いて除去される。ラスタは
印刷時にラスタ上に直接置かれる紙のための硬い支持体を形成する。ラスタ点及
び周辺溝内に含まれたインキは紙に移転される。ラスタラインのためにインキ付
着が不可能な場所でも、印刷はそれにもかかわらず紙上へのインキの拡散により
起こる。この拡散はインキを広げさせ、従ってラスタラインに対向した位置をも
覆う。
【００３０】 連続的なかつ主として均一なフラット領域を達成するために、インキの流動学
的特性はドットゲインがラスタラインの厚さの半分に等しいように選ばれる。
【００３１】 ラスタラインの中断のために、ラスタラインにより覆われたツールの合計表面
は減少する。結果として、インキ拡散制御は容易化され、拡散により“印刷され
る”表面は明らかに小さくなる。従って、ストロークのない均一な印刷表面が達
成される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 ラスタの概略図である。
【図２】 ラスタラインに中断を持つ幾つかのラスタ点の概略図である。
【図３】 ラスタのボードの概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年１１月１２日（２００１．１１．１２）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００６】 かかるツールは交差するラスタラインの格子から形成されたラスタを含み、こ
れらラスタラインはそれらの間にラスタ点を形成する。本発明の重要な特徴によ
れば、少なくとも一つの印刷領域を含み、そこでは各ラスタ点がラスタ点を分離
するラスタラインにおける一つの中断(interruption)を介して隣接する少なくと
も一つの他のラスタ点に連結されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，Ｃ Ａ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ， ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ Ｅ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ， ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 交差するラスタラインの格子から形成されたラスタを含む印
    刷ツールであって、前記ラスタラインがそれらの間にラスタ点を形成するものに
    おいて、ラスタが少なくとも一つの印刷領域を含み、そこでは各ラスタ点がラス
    タ点を分離するラスタラインの中断を介して隣接する少なくとも一つの他のラス
    タ点に連結されていることを特徴とするツール。
  2. 【請求項２】 ラスタラインの中断が山形形状であることを特徴とする請求
    項１に記載のツール。
  3. 【請求項３】 山形が１５と１３５度の間の、好ましくは４５度の角度を形
    成することを特徴とする請求項２に記載のツール。
  4. 【請求項４】 山形が６０と３５０μｍの間の、好ましくは１４０μｍの長
    さを持つ歯を持つことを特徴とする請求項２または３のいずれか一つに記載のツ
    ール。
  5. 【請求項５】 山形が５と５０μｍの間の、好ましくは１０μｍの幅を持つ
    ことを特徴とする請求項２から４のいずれか一つに記載のツール。
  6. 【請求項６】 ラスタが、ラスタ点が切頭ピラミッドの形を持つ少なくとも
    一つの印刷領域を含むことを特徴とする請求項１から５のいずれか一つに記載の
    ツール。
  7. 【請求項７】 ラスタが、ラスタ点がひし形形状の断面である少なくとも一
    つの印刷領域を含むことを特徴とする請求項６に記載のツール。
  8. 【請求項８】 ひし形の対角線が０．３と２．０の間の、好ましくは０．５
    の比を持つことを特徴とする請求項７に記載のツール。
  9. 【請求項９】 ラスタが、ラスタラインが２５と３５０ライン／ｃｍの間の
    、好ましくは７０と１４０ライン／ｃｍの間のライン密度を持つ少なくとも一つ
    の印刷領域を含むことを特徴とする請求項１から８のいずれか一つに記載のツー
    ル。
  10. 【請求項１０】 ラスタが、各ラスタ点が二つの隣接するラスタ点に連結さ
    れている少なくとも一つの印刷領域を含むことを特徴とする請求項１から９のい
    ずれか一つに記載のツール。
  11. 【請求項１１】 ラスタが、各ラスタ点が三つの隣接するラスタ点に連結さ
    れている少なくとも一つの印刷領域を含むことを特徴とする請求項１から１０の
    いずれか一つに記載のツール。
  12. 【請求項１２】 ラスタが、各ラスタ点が全ての隣接するラスタ点に連結さ
    れている少なくとも一つの印刷領域を含むことを特徴とする請求項１から１１の
    いずれか一つに記載のツール。
  13. 【請求項１３】 周辺溝により境界を定められた少なくとも一つの印刷領域
    を含むことを特徴とする請求項１から１２のいずれか一つに記載のツール。
  14. 【請求項１４】 周辺溝がドットゲインに値が等しい変位を持つ印刷領域の
    境界線上に置かれていることを特徴とする請求項１３に記載のツール。
  15. 【請求項１５】 周辺溝が１０と６００μｍの間の、好ましくは３０μｍの
    太さを持つことを特徴とする請求項１３または１４のいずれか一つに記載のツー
    ル。
  16. 【請求項１６】 スプレッディングネットが周辺溝とラスタ点の間に設けら
    れていることを特徴とする請求項１３から１５のいずれか一つに記載のツール。
  17. 【請求項１７】 スプレッディングネットが０と６００μｍの間の、好まし
    くは前記スプレッディングネットに接触するラスタラインの太さに等しい太さを
    持つことを特徴とする請求項１６に記載のツール。
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