JP2003525598A - 活性剤と集積加熱要素を含有するチップ - Google Patents

活性剤と集積加熱要素を含有するチップ

Info

Publication number
JP2003525598A
JP2003525598A JP2001551286A JP2001551286A JP2003525598A JP 2003525598 A JP2003525598 A JP 2003525598A JP 2001551286 A JP2001551286 A JP 2001551286A JP 2001551286 A JP2001551286 A JP 2001551286A JP 2003525598 A JP2003525598 A JP 2003525598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active compound
heating element
chip according
chip
compound chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001551286A
Other languages
English (en)
Inventor
ノイマン,ヘルマン
カルダー,デイートマー
シユタイネル,ハインリヒ・ダブリユー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JP2003525598A publication Critical patent/JP2003525598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M1/00Stationary means for catching or killing insects
    • A01M1/20Poisoning, narcotising, or burning insects
    • A01M1/2022Poisoning or narcotising insects by vaporising an insecticide
    • A01M1/2061Poisoning or narcotising insects by vaporising an insecticide using a heat source
    • A01M1/2077Poisoning or narcotising insects by vaporising an insecticide using a heat source using an electrical resistance as heat source
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/01Deodorant compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • A61L9/02Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air by heating or combustion
    • A61L9/03Apparatus therefor

Abstract

(57)【要約】 本発明は、活性剤を含んで成るチップそして活性剤を含んで成るそのようなチップを製造する方法に関する。本発明のチップは、室温では揮発しない活性剤とその内部に少なくとも部分的に組み込まれている少なくとも1種の加熱要素を含んで成る。前記加熱要素は電気抵抗体と少なくとも2個の電気接触子を含んで成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は活性化合物を前記活性化合物チップから蒸発させるための集積加熱要
素(integrated heating element)を有する活性化
合物チップ(active compound chip)に関する。本発明は
、更に、集積加熱要素を有する活性化合物チップを製造する方法にも関する。
【0002】 殺虫剤または芳香剤などの如き活性化合物を蒸発させるための器具はいろいろ
知られている。
【0003】 この目的で用いるに適した器具は板蒸発装置(plate evaporat
er)であり、これは、加熱装置と殺虫剤板で構成されている。前記殺虫剤板は
セルロースもしくは綿板、アスベストまたはセラミックなどの如き材料で構成さ
れており、それに殺虫剤であるピレトロイド(pyrethroid)を含浸さ
せている。前記殺虫剤板を典型的には120から190℃の範囲の温度を発生し
得る加熱装置の上に置く。前記加熱装置の熱によって殺虫剤が前記板から蒸発す
る。そのような板蒸発装置は使用温度が高く、活性化合物の放出が不均一なため
、それを用いた場合の作用時間は約12時間に限定されている。
【0004】 ゲル蒸発装置(DE 197 31 156 A1)も同様な原理が基礎にな
っており、この場合には、殺虫剤がゲル調合物の中に組み込まれている。
【0005】 活性化合物を蒸発させる別の可能性は「液体蒸発装置」を使用することにあり
、この場合には、燈心系(wick system)で温めることによって活性
化合物の液状調合物が連続的に蒸発する(GB 2 153 227)。
【0006】 殺虫活性化合物を包含させた高分子量の活性化合物担体(polymeric
active compound carriers)はDE 196 05
581 A1から公知である。このような高分子量の活性化合物担体の使用温
度は理論的に60から150℃である。しかしながら、実際には、生物学的活性
量の活性化合物を60日間に及ぶ時間に亘って絶え間無い速度で放出させること
が可能なのは表面積をそのような用途にとって実用的でないほど大きくした時か
或は140から150℃の範囲の温度を用いた時のみであることが示されている
。前記活性化合物を蒸発させる目的で、前記高分子量の活性化合物担体を加熱装
置、例えば板およびゲル蒸発装置として既に知られている如き加熱装置の上に位
置させる。試験の結果、110から100℃の範囲にすると活性化合物の放出速
度、従って生物学的活性が大きく低下することが示された。
【0007】 公知の蒸発装置システムは全部活性化合物の蒸発に必要な熱を発生させるため
に外部の加熱装置を必要とする。そのような加熱装置は追加的費用の原因になり
かつ取り付け場所にある空間を必要とする。その上、操作を誤る可能性もある。
例えば、関係する加熱装置が調節可能の場合、温度の調節を誤ると結果として活
性化合物の過剰投与または過小投与がもたらされる可能性がある。関係する加熱
装置が調節不能の場合、異なる蒸発温度を有する活性化合物を蒸発させるために
いろいろな加熱装置を購入する必要がある。
【0008】 公知の蒸発装置システムの欠点は、更に、加熱装置を用いることによって引き
起こされる効率の低下である。活性化合物担体の表面と加熱板(heating
plate)の間に達成される接触は完全ではなくかつ活性化合物担体の一部
と加熱装置の間に空気の絶縁層が生成するため、加熱装置と活性化合物担体の間
の伝熱は劣っている。それによって、活性化合物が蒸発するほど強力に活性化合
物担体が温まるまでに長時間要すると言ったことが起こる。活性化合物を例えば
昆虫の有効な防除に必要な量で蒸発させるには加熱装置の温度を高くする必要が
ある。そのように高い温度はまた外被上にも存在し、その結果、使用者が火傷を
起こす危険性がある。温度が高いとまた活性化合物自身よりも活性化合物調合物
に入っている他の部分が蒸発して不必要に環境を汚染する一因になる危険性もあ
る。
【0009】 伝熱が劣ると更に活性化合物が活性化合物担体から放出される度合が完全でな
くなる。高分子量の活性化合物担体を加熱板で加熱した場合には、その活性化合
物担体内に20%までの活性化合物が残存することが測定された。
【0010】 重合体が示す熱伝導率は低くかつ活性化合物担体の変形が起こる可能性がある
ことを考慮すると、温度を正確に調節するのは不可能であり、その結果、活性化
合物の不均一な放出が起こる可能性がある。
【0011】 公知システムは、特に加熱装置の非加熱表面がある場合にはあまりにも冷えて
いる結果として放出された活性化合物が直ちに前記非加熱表面上で再び凝縮する
と言ったさらなる欠点を有する。
【0012】 本発明の目的は、外部の加熱装置を用いなくてもうまく作動し、それにより外
部の加熱装置を用いることに関係した欠点を有しない活性化合物蒸発用装置(d
evice)を見出すことにあった。
【0013】 本発明に従う目的の解決法は、活性化合物を室温では拘束された状態で含んで
成る活性化合物チップにあり、ここで、電気抵抗体と電気接触子を有する少なく
とも1種の加熱要素(heating element)は前記チップの内部に
少なくとも部分的に位置している。電圧を前記電気接触子にかけると前記加熱要
素が加熱されて前記活性化合物が蒸発し得る。
【0014】 適用電圧Uを前記加熱要素の抵抗値Rと組み合わせることにより、この特定し
た加熱要素の温度を調節する。この加熱要素の総加熱電力Pが本活性化合物チッ
プの加温に転換されるので、活性化合物の放出を正確に調節することが可能にな
る。放出される活性化合物の量は前記加熱要素の温度と共に増加する。この活性
化合物の放出の局所的分布は本活性化合物チップの熱伝導率、ならびに加熱要素
およびチップの幾何形態に依存する。
【0015】 前記加熱要素は、機械加工可能な導電性材料、例えばセラミック、伝熱体(加
熱用ワイヤー)、蒸着膜または導電性プラスチックなどで構成させることができ
る。
【0016】 また、この加熱要素は、正の温度係数(positive temperat
ure coefficient)[PTC、または代りに、冷伝導体(col
d conductor)とも呼ばれる]を有する加熱抵抗体(heating
resistance)または例えばSiemens Matsushita
Components GmbH u.Co. KGの出版物(Siemen
sの注文番号:B 425−P2562またはインターネットでwww.sie
mens.com\pr\index.htm、19から40頁)で公知の抵抗
体で構成させることも可能である。PTCは例えば炭酸バリウムと酸化チタンと
さらなる材料の混合物で構成されている。
【0017】 この加熱要素が示す電気抵抗値は、好適には供給電圧が230Vの時には10
kΩから100kΩの範囲で供給電圧が110Vの時には2kΩから30kΩの
範囲である。この電気抵抗R=ρx1/Aは、一方では、加熱要素用材料を選択
する(比抵抗値P)か或は親材料、例えばセラミックまたはプラスチックなどに
入っている導電性材料の量の選択で決定され、他方では、加熱要素の材料厚Aお
よび長さlで決定される。この加熱要素の加熱電力Pは、好適には0.1Wから
5Wであり、これは、P=U2/Rに従い、操作電圧Uに依存する。0.1Wか
ら5Wの加熱電力を用いて60℃から140℃の範囲の温度を好適に確立するこ
とができる。
【0018】 前記加熱要素は所望の如何なる形態であってもよく、その選択は、この加熱要
素に望まれる熱分布および表面に依存する。
【0019】 1つの態様では、この加熱要素は湾曲部(bend)を少なくとも1つ有する
雷文(meander)の形態を有し、前記雷文の2つの末端部に2個の電気接
触子が位置している。
【0020】 この加熱要素は、好適には、湾曲部を少なくとも1つ有する2個の雷文の形態
をとり、各場合とも、前記2個の雷文の各末端部に電気接触子が1個ずつ位置し
、そして前記2個の雷文の互いに面して位置する電気接触子を互いに導電様式で
連結させることができる。このような態様は、両方の雷文のいずれかを別々にま
たは一緒に接触させることができると言った特別な利点を有する。従って、加熱
電力P=U1 2/R1+U2 2/R2を異なる電圧においても一定に維持できる可能性
がある。
【0021】 前記加熱要素にそのような雷文形態を持たせると本チップ内に均一な熱分布が
得られることが保証される。
【0022】 他の態様では、前記加熱要素は格子またはハニカム(honeycombs)
の構造を有する。格子またはハニカムも同様に本チップ内の熱分布が均一である
ことを保証する。特定の態様では、格子またはハニカム構造を有する加熱要素は
2片の状態で設計することができ、この場合には、各場合とも前記2片の一方の
末端部に接触子を持たせそしてこの接触子とは反対側の末端部で互いに導電様式
で連結させる。
【0023】 前記電気接触子は好適にはシート状の(sheet)真鍮または銅で構成され
る。
【0024】 集積加熱要素を有する本活性化合物チップの幾何形状は用途分野および製造方
法に依存する。
【0025】 最も簡単な場合には、本活性化合物チップが長方形の板を構成し、この長方形
の板の側面の一方から伸びている伸長部に電気接触子を取り付ける。本活性化合
物チップが例えばゴキブリ防除用活性化合物を含有する場合、本活性化合物チッ
プが平らに位置しかつできるだけ壁または底近くに位置するように障壁(bar
s)の後の基部(base)の上に活性化合物チップを取り付ける必要があり得
る。このような場合に、電気連結部は前記板の表面に垂直に配置することができ
る。
【0026】 長方形板の形態の集積加熱要素を有する本活性化合物チップの長さは、好適に
は10から100mmの範囲であり、幅は5から100mmの範囲であり、そし
て厚さは3から20mmの範囲である。
【0027】 本活性化合物チップのいろいろな領域(各場合とも1個の加熱要素に対して位
置が決まっている)が逐次的に加熱され得るように1個の活性化合物チップに多
数の加熱要素を組み込むことも可能である。
【0028】 別の態様では、加熱要素を平らなチップに埋め込まないで、加熱要素を長さに
応じて活性化合物を含んで成るチップ部分で取り巻くことにより、加熱要素の形
が本活性化合物チップの外部の形の像を形成する(forms an imag
e on the external shape)ようにする。
【0029】 この加熱要素は電流供給源に適切な形状の電気接触子で直接つなげることもで
きる。しかしながら、また、ホルダー(holder)と電力連結部(powe
r connection)で構成されている適切なアダプタ(adapter
)を用いて加熱要素を電流供給源につなげることも可能である。異なる活性化合
物を有する、従って異なる蒸発温度を有する活性化合物チップに対し、1個の同
一のアダプタを用いることもできる。これは、その上、例えば電圧の変動を見出
す目的または追加的機能を与える目的などの如きさらなる目的を果たし得る。
【0030】 前記活性化合物は高純度または活性化合物混合物として液状、ゼラチン状また
は固体状形態で存在することもできる。この場合には、本活性化合物チップは、
前記活性化合物もしくは活性化合物混合物が液状、ゼラチン状または固体状の形
態の時には透過しないが気体状形態の時には透過し得る表面層を備えている。前
記活性化合物もしくは活性化合物混合物が加熱装置による温度上昇の結果として
気体になるやいなや前記表面層を透過することができる。
【0031】 液状、ゼラチン状もしくは固体状の活性化合物もしくは活性化合物混合物は外
被内に存在し、そしてその中に前記加熱要素が埋め込まれている。
【0032】 別法として、また、前記活性化合物は活性化合物担体に接着させることもでき
、このような活性化合物担体は好適には重合体である。この場合、特に好適には
、本活性化合物チップは前記加熱要素とこれを取り巻いている活性化合物含有活
性化合物担体で本質的に構成される。
【0033】 1つの好適な態様では、活性化合物担体は、少なくとも1種の活性化合物と1
00から300℃、好適には150から250℃、特に好適には150から20
0℃の範囲の結晶子溶融範囲を示す少なくとも1種の重合体を含有する混合物か
ら構成される。このような軟化範囲は、非晶質の熱可塑性重合体の場合にはガラ
ス温度(glass temperature)で確認され、そして部分結晶性
重合体の場合には溶融温度で確認される。その上、そのような混合物に有機もし
くは無機助剤、例えば安定剤または染料などをさらなる添加剤として包含させる
こともできる。
【0034】 そのような活性化合物担体のあらゆる態様で使用可能な活性化合物は、殺虫活
性化合物、例えばピレトロイド(pyrethroid)など、殺ダニ活性化合
物、芳香剤または精油(ethereal oil)である。好適にはトランス
フルトリン(transfluthrin)を活性化合物として用いる。トラン
スフルトリンは蚊、蝿およびゴキブリに対して殺虫作用を示す。
【0035】 好適に用いられるピレトロイド活性化合物は下記である: 1)天然のジョチュウギク(pyrethrum) 2)3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イル
d/l−シス/トランス−クリサンテメート(chrysanthemate)
[アレスリン/Pynamin(商標)] 3)3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イル
d−シス/トランス−クリサンテメート[Pynamin forte(商標)
] 4)d−3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イ
ル d−トランス−クリサンテメート[Exrin(商標)] 5)3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イル
d−トランス−クリサンテメート[Bioallethrin(商標)] 6)N−(3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミド)−メチル dl−シス
/トランス−クリサンテメート[フタルトリン、Neopynamin(商標)
] 7)5−ベンジル−3−フリルメチル d−シス/トランス−クリサンテメート
[レスメトリン、Chryson forte(商標)] 8)5−(2−プロパルギル)−3−フリルメチル クリサンテメート[Fur
amethrin(商標)] 9)シクロプロパンカルボン酸3−フェノキシベンジル−2,2−ジメチル−3
−(2,2−ジクロロビニル)[ペルメトリン、Exmin(商標)] 10)フェノキシベンジル d−シス/トランス−クリサンテメート[フェノト
リン、Sumithrin(商標)] 11)酢酸シアノフェノキシベンジルイソプロピル−4−クロロフェニル[フェ
ンバレレート、Sumicidin(商標)] 12)シクロプロパンカルボン酸(S)−シアノ−3−フェノキシベンジル−(
1R,シス)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル 13)シクロプロパンカルボン酸(R,S)−シアノ−3−フェノキシベンジル
−(1R,1S)−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2
−ジメチル 14)シアノ−3−フェノキシベンジルd−シス/トランス−クリサンテメート 15)1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル シス/トランス−クリサン
テメート 16)シクロプロパン−1−カルボン酸1−エチニル−2−メチル−2−ペンテ
ニル−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル) 17)シクロプロパンカルボン酸1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル−
2,2,3,3−テトラメチル、 18)シクロプロパン−1−カルボン酸1−エチニル−2−メチル−2−ペンテ
ニル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル) 19)シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−(
+)−1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)[
トランスフルトリン、Bayothrin(商標)] または、これら活性化合物の混合物。
【0036】 特に好適に使用される活性化合物は、3−アリル−2−メチル−シクロペンテ
−2−エン−4−オン−1−イル d−シス/トランス−クリサンテメート[P
ynamin forte(商標)]、および シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−(+)−
1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)(トラン
スフルトリン)である。
【0037】 好適に使用される殺ダニ活性化合物は安息香酸ベンジルである。
【0038】 適切な芳香剤は天然の芳香剤、例えばじゃこう(musk)、シベット(ci
vet)、琥珀、カステレウム(castereum)および同様な芳香剤;ア
ジョワ油、アーモンド油、絶対琥珀種油(amber seeds absol
.)、アンジェリカ根油、アニス実油、バジル油、月桂樹油、ベンゾイン樹脂、
ベルガモット精油、かば油、したん油、絶対えにしだ油(broom abso
l.)、カジェプット油(cajeput oil)、カナンガ油(canan
ga oil)、ガピスカム油(gapiscum oil)、カラウェー油、
しょうずく油、ニンジン種油、桂皮油、杉油、セロリ種油、シナモンバーク油、
シトロネラ草油、サルビアセージの油、クローブの油、コニャックの油、コリア
ンダー油、クベバ油、樟脳油、イノンド油、タラゴン油、Eucalyptus
油、ウイキョウ油、サツマイモ(sweet)、カルバナム樹脂(calban
um resinoid)、ニンニク油、Geranium油、ショウガ油、グ
レープフルーツ油、ホップ油、絶対ヒヤシンス油、絶対ジャスミン油、ジュニパ
ーベリーの油(oil of juniper berries)、ラブダナム
樹脂(labdanum resinoid)、ラベンダー油、月桂樹の葉の油
、レモン油、レモングラス油、ラビジの油(oil of lovage)、ニ
クズク油、マンダリン油、絶対ミソマ油(misoma absol.)、絶対
ミルラ油、マスタード油、絶対スイセン油、橙花油、ナツメグ油、絶対オークモ
ス油(oak moss absol.)、オリバナム樹脂(olibanum
resinoid)、たまねぎ油、オポポナックス樹脂(opoponax
resinoid)、オレンジ油、オレンジ花油、アイリスコンシート(iri
s concete)、胡椒油、ペパーミント油、ペルーバルサム(peru
balsam)、ペティグレイン油(petit grain oil)、松葉
油、絶対バラ油、バラ油、ローズマリー油、サンダルウッド油、セージ油、スペ
アミント油、エゴの木油、タイムの油、トルーバルサム、絶対トンカ豆油、絶対
月下香油、テルペン油、絶対バニラ豆油、ベチバー油(vetiver oil
)、絶対スミレ葉油、イランイラン油、および同様な植物油などである。
【0039】 また、合成芳香剤、例えばピネン、リモネンおよび同様な炭化水素;3,3,
5−トリメチルシクロヘキサノール、リナロール、ゲラニオール、ネロール、シ
トロネロール、メントール、ボルネオール、ボルネイルメトキシシクロヘキサノ
ール、ベンジルアルコール、アニシルアルコール、シンナミルアルコール、β−
フェニルエチルアルコール、シス−3−ヘキサノール、テルピネオールおよび同
様なアルコール類;アネトール(anetholes)、ムスクキシレン(mu
sk xylene)、イソエウゲノール、メチルエウゲノールおよび同様なフ
ェノール類;アミルシンナムアルデヒド、アニスアルデヒド、n−ブチルアルデ
ヒド、クミンアルデヒド、シクラメンアルデヒド、デシルアルデヒド、イソブチ
ルアルデヒド、ヘキシルアルデヒド、ヘプチルアルデヒド、n−ノニルアルデヒ
ド、ノナジエノール、シトラール、シトロネラール、ヒドロキシシトロネラール
、ベンズアルデヒド、メチルノニルアセトアルデヒド、シンナムアルデヒド、ド
デカナール、ヘキシルシンナムアルデヒド、ウンデカナール、ヘリオトロピン、
バニリン、エチルバニリンおよび同様なアルデヒド類、メチルアミルケトン、メ
チルβ−ナフチルケトン、メチルノニルケトン、ムスクケトン、ジアセチル、ア
セチルプロピオニル、アセチルブチリル、カルボン、メトン、樟脳、アセトフェ
ノン、p−メチルアセトフェノン、イオノン、メチルイオノンおよび同様なラク
トン類;アミルブチロラクトン、ジフェニルオキサイド、メチルフェニルグリシ
デート、ノニルアセトン、クマリン、シネオール、エチルメチルフェニルグリシ
デートおよび同様なラクトン類もしくはオキサイド類、蟻酸メチル、蟻酸イソプ
ロピル、蟻酸リナリル、酢酸エチル、酢酸オクチル、酢酸メチル、酢酸ベンジル
、酢酸シンナミル、プロピオン酸ブチル、酢酸イソアミル、イソ酪酸イソプロピ
ル、イソ吉草酸ゲラニル、カプロン酸アリル、ヘプチル酸ブチル、カプリル酸オ
クチル、ヘプチンカルボン酸メチル、オクチンカルボン酸メチル、カプリル酸イ
ソアミル、ラウリル酸メチル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸メチル、安息
香酸エチル、酢酸メチルカルビニルフェニル、酢酸イソブチルフェニル、桂皮酸
メチル、スチラシン、サリチル酸メチル、アニス酸エチル、アントラニル酸メチ
ル、ピルビン酸エチル、酪酸エチルブチル、プロピオン酸ベンジル、酢酸ブチル
、酪酸ブチル、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、酢酸セドリル、酢酸シトロ
ネリル、蟻酸シトロネリル、酢酸p−クレジル、酪酸エチル、カプロン酸エチル
、桂皮酸エチル、フェニル酢酸エチル、ブラシン酸エチレン、酢酸ゲラニル、蟻
酸ゲラニル、サリチル酸イソアミル、吉草酸イソアミル、酢酸イソボルニル、酢
酸リナリル、アントラニル酸メチル、メチルジヒドロジャスモエート(meth
yl dihidrojasmoate)、酢酸ノニル、酢酸β−フェニルエチ
ル、フェニルカルビニル酢酸トリクロロメチレン、酢酸テルピニル、酢酸ベチベ
リルおよび同様なエステルも適切である。このような芳香剤は単独で使用可能で
あるか或はそれらの少なくとも2種類を互いの混合物として用いることも可能で
ある。本発明に従う調合物に、芳香剤以外に、場合により、芳香剤産業で通常の
添加剤、例えばパチュリー油または同様な揮発抑制剤、例えばオイゲノールなど
、または同様な粘度調節剤などを追加的に含有させることも可能である。
【0040】 前記活性化合物担体として用いる高分子量材料は、好適には非晶質および部分
結晶性の重合体、そしてこの二者の混合物であり、これらは熱可塑性条件下で加
工可能、即ち粘性のある溶融物として加工可能であり、そしてそれらが示す軟化
範囲は、組み込むべき活性化合物が通常の圧力下で示す沸点より低い範囲である
。このような重合体を選択する時、この重合体と活性化合物が少なくともある程
度混ざり合うように、適切な活性化合物に関して選択する。
【0041】 好適に用いる適切な非晶質重合体は下記である: PVC(軟質)、ポリスチレン、スチレン/ブタジエン、スチレン/アクリロニ
トリル、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン、ポリアクリル酸メチル、非
晶質ポリシクロオレフィン、セルロースエステル、芳香族ポリカーボネート、非
晶質の芳香族ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、ポリ(エーテル)スルホン
、ポリイミド類。
【0042】 好適に用いる適切な部分結晶性重合体は下記である: ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、PVC(硬質)、ポリアミド、
ポリエーテルアミド、ポリエステルアミド、ポリオキシメチレン、ポリ−4−メ
チルペンテ−1−エン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリイミド、ポリエーテル(エーテル)ケトンおよびポリウレタン。
【0043】 好適な混合物は、例えばポリカーボネートとポリブチレンテレフタレートのブ
レンド物、ポリアミド−6とスチレン/アクリロニトリルのブレンド物である。
【0044】 特に、ポリプロピレン、非晶質の芳香族ポリアミド、芳香族ポリカーボネート
および芳香族ポリウレタン、そしてTPX(商標)タイプ、Desmopan(
商標)8410、Vestamid(商標)1800、BAK(商標)402−
005が好適である。
【0045】 このような調合物に紫外線吸収剤を添加剤として混合することにより、抗酸化
剤の助けを得て、前記混合物の安定化を行うことができる。使用可能な紫外線吸
収剤は公知のあらゆる紫外線吸収剤である。
【0046】 好適には、フェノール誘導体、例えばブチルヒドロキシトルエン(BHT)、
ブチルヒドロキシアニソール(BHA)など、ビスフェノール誘導体、アリール
アミン、例えばフェニルナフチルアミン、フェニル−β−ナフチルアミン、フェ
ネチジンとアセトンの縮合物など、またはベンゾフェノンを用いる。
【0047】 染料、例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタン、第二鉄フェロシアニドな
ど、そして無機染料、例えばアリザリン、アゾおよび金属フタロシアニン染料な
ど、そして金属塩、例えば鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブデンお
よび亜鉛などの塩を用いることも可能である。
【0048】 活性化合物の濃度および量を用いて作用期間を一夜10時間が1から60夜で
あると言った期間内に調整することができる。
【0049】 本活性化合物チップは一般に0.1から80重量%、好適には0.2から40
重量%、特に好適には1.0から20重量%の活性化合物含有量を含有する。
【0050】 本チップまたはアダプタのいずれかに追加的機能を組み込むことも可能である
【0051】 本活性化合物チップに追加的に操作表示を装備することも可能である。これは
LED、好適には二極性LEDで構成させることができ、そしてこれは例えば加
熱要素と直列に連結することができる。
【0052】 それ自体公知のタイマーチップ(timer chip)を本活性化合物チッ
プの接触子と電流供給源の間に用いることも可能である。接触子を存在させるこ
とに加えて、本活性化合物チップまたはアダプタの中に抵抗体を組み込む。この
抵抗体は、好適には、本活性化合物チップが前記電流供給源またはタイマーチッ
プに可能な2つの組み込み(incorporation)位置の中の1つのみ
の位置で接触するように非対称的に配置すべきである。その組み込んだ抵抗体を
前記タイマーチップに設定されているタイマー機能により、前以て選択しておい
た時間が終了した後に電流接触が終結するように制御する。使用者は単に本チッ
プを回転させて2種類の操作(タイマー有り/タイマー無し)の間の選択を行う
ことができる。別法として、また、異なる2種類のタイマー時間の間で選択を行
うことも考えられ得る。
【0053】 周囲温度が変動する場合の温度を安定にする目的で、正の温度係数を有する抵
抗体を装置の中に組み込むことも可能である。周囲温度、従って本チップ内の温
度が下がった場合には、その結果PTCの温度も下がる。PTCの温度が下がっ
た結果、またPTCの抵抗も減少し、それによってPTCが加熱されて、それを
補正する。
【0054】 活性化合物もしくは活性化合物混合物が液状、ゼラチン状または固体状形態で
存在する活性化合物チップを製造する場合、加熱要素をエンドレス金属テープ上
に吹きつける。次に、そのエンドレス金属テープから個々の加熱要素をパンチア
ウトし(punched out)、接触子を分離し(separated)、
そして前記加熱要素を外被の中に封じ込める。前記活性化合物もしくは活性化合
物混合物を前記外被内の前記加熱要素に加え(但し、前記外被がまだ前記活性化
合物もしくは活性化合物混合物を含まないことを条件とする)、そしてその外被
を密封する。
【0055】 2片で構成されている加熱要素を有する活性化合物チップも同様に製造可能で
ある。各片を2枚のエンドレス金属テープ上に吹きつける。一方のエンドレス金
属テープを各2片の間で切断し、もう一方のエンドレス金属テープを各片の間で
切断する。このような方法で製造した加熱要素を前記活性化合物担体を含有する
外被の中に封じ込める。操作表示を組み込む場合には、1番目の金属テープをま
た各片の間で切断することもできる。次に、LEDを各2片の間にハンダ付けす
る。
【0056】 活性化合物が活性化合物担体に接着している活性化合物チップを製造する場合
には、加熱要素を少なくとも1枚のエンドレス金属テープ上に吹きつける。次に
、活性化合物を含有する活性化合物担体を前記エンドレス金属テープ上の前記加
熱要素の回りに吹きつけた後、前記エンドレス金属テープ上の前記活性化合物担
体のテープから個々の活性化合物チップをパンチアウトする。
【0057】 活性化合物が活性化合物担体に結合しておりそして前記活性化合物担体が重合
体で前記加熱要素が導電性プラスチックである活性化合物チップを製造する場合
には、例えば、加熱要素を形成する中心部と活性化合物担体を形成する外被を有
するプラスチックワイヤーが生成するような形態で前記加熱要素を前記活性化合
物担体と共に押出し加工することができる。前記プラスチックワイヤーは望まれ
る如何なる形状、例えば雷文形状などにすることもできる。
【0058】 さらなる態様では、格子もしくはハニカム構造を有する片からなる加熱要素を
少なくとも1枚のエンドレス金属テープ上に吹きつける。次に、前記エンドレス
金属テープから個々の加熱要素をパンチアウトし、場合により接触子を分離し、
そしてドクターブレード(doctor blade)を用いて活性化合物もし
くは活性化合物混合物を前記加熱要素のハニカムもしくは格子構造の中に導入す
る、即ちそれを液状、ワックス状または熱可塑性形態で導入する。ドクターブレ
ードを用いて前記活性化合物もしくは活性化合物混合物を導入する場合、前記活
性化合物もしくは活性化合物混合物は格子もしくはハニカム構造の隙間の中に分
布する。次に、前記加熱要素を外被の中に封じ込める。
【0059】 本発明に従う活性化合物チップの大きな利点は、あらゆる公知システムとは異
なり、外部の加熱装置を全く必要としない点にある。集積加熱装置自身を用いて
本活性化合物チップ内に各場合とも決定した活性化合物に特定の操作温度を発生
させる。使用者が誤った加熱電力を用いることで起こる過剰投与も過小投与も排
除される。従って、この使用はより簡単で、より安価で、より安全である。
【0060】 本発明に従う活性化合物チップは、本活性化合物担体の内部における抵抗加熱
器で熱が発生し、そしてその熱が損失なしに活性化合物の蒸発に利用されるので
、有利に、活性化合物の蒸発効率が高い。このように、熱エネルギーが効率良く
利用される。このことは、また、蒸発温度が低い活性化合物の場合に活性化合物
の利用度の損失なしに加熱温度を90℃未満の非常に低い温度にすることができ
る[加熱温度を100℃より高くすることでのみ活性化合物が匹敵する量で放出
される通常のシステムに比較して]ことを意味する。本発明に従う活性化合物チ
ップを用いると、使用者がそのような器具を用いて作業する時に火傷を起こす危
険性が低下しかつまた活性化合物調合物に入っている活性化合物自身以外の他の
成分が蒸発もゼロ迄低下させることができる。その放出された活性化合物が加熱
装置の上で凝縮することもないので、活性化合物がより良好に利用される。
【0061】 操作温度が低いと、同時に、100−120℃を超える温度では用いることが
できない、温度に不安定な活性化合物を用いることも可能になる。全く同じ方法
で、操作温度が低いことから低融点のプラスチック、例えばポリプロピレンおよ
びポリエチレンなどの使用が可能になる。
【0062】 活性化合物が本質的に完全に放出される結果、残留物が活性化合物担体に残存
することはなく、それによって、特に生分解性重合体を追加的に用いる場合、そ
の処分が容易になる。
【0063】 加熱装置を使用するシステムとは異なり、表面積および温度分布を正確に限定
して調節することができるので、活性化合物の放出を制御された様式で起こさせ
ることができる。
【0064】 本発明に従う活性化合物チップは、所望の如何なる形態でも使用可能でありか
つ加熱装置が必要としていた据え付け空間を必要としないことから、使用に際し
柔軟性がある。アダプタを用いる場合、これは、集積加熱要素を有する種々の活
性化合物チップを用いる場合に異なる活性化合物を使用することができる。
【0065】 本発明に従う装置は、昆虫、例えば蚊、蝿またはゴキブリなどの防除に使用可
能である。これをまた芳香剤または精油の蒸発で用いることも可能であり、例え
ば浴室または洗面所などで用いられるそれらの蒸発で用いることもできる。
【0066】 (図および実施例) 図1は、集積加熱要素2を有する活性化合物チップ1の透視図を示す。前記加
熱要素2は電気接触子3および4を有する。
【0067】 図2aは、7個の湾曲部21と2個の接触子3、4を有する雷文の形態の加熱
要素2を上面図および側面図2’で示す。
【0068】 図2bは、各々が3個の湾曲部21と電気接触子3、3’、4’、4を有する
2個の雷文の形態の加熱要素22を示す。
【0069】 図2cは、各々が3個の湾曲部21と電気接触子3、3’、4’、4を有する
2個の雷文の形態の加熱要素22を上面図および側面図22’で示す。前記接触
子3’と4’は導電様式で互いに連結している。接触子3と4の間に230Vの
電圧をかけそして1個の雷文各々の抵抗値が20kΩであるとすると、P=U2
/R=(230V)2/(20kΩ+20kΩ)に従い、加熱電力はおおよそP
=1.32Wという結果になる。
【0070】 図2dは、各々が3個の湾曲部21と電気接触子3、3’、4’、4を有する
2個の雷文の形態の加熱要素22を上面図および側面図22’で示す。前記接触
子3と3’および4と4’の各々の間に110Vの電圧をかけそして各雷文の抵
抗値が20kΩであるとすると、P=U2/R=(110V)2/(20kΩ)+
(110V)2/(20kΩ)に従い、加熱電力はおおよそP=1.32Wとい
う結果になる。
【0071】 図2eは、2片11、12を有する格子の形態の加熱要素23を示す。接触子
3、4は片11、12の相当する2つの末端部に位置する。反対側の末端部13
と14は光ダイオード15によって導電様式で連結している。
【0072】 図2eに従う集積加熱要素と光ダイオードを有する活性化合物チップを製造す
る時の製造工程段階を図3aから3gに示す。
【0073】 2枚の穴開き真鍮テープ31、32を噴霧機に通し、導電性プラスチックで出
来ている格子形態の片形状加熱要素23の末端部13、14を有する前記真鍮テ
ープ上に吹きつける(図3c)。前記真鍮テープ31を末端部13と14の間で
切断する(図3b)。この2つの遊離末端部13と14の間にLED(15)を
溶接する(図3c)。次に、前記真鍮テープ32を接触子3と4の間で分離し、
個別の加熱要素23を得る(図3d)。その後、各加熱要素23を外被サブセク
ション(subsection)33の中に封じ込め(図3e)、そして活性化
合物34を前記外被の中に導入する(図3f)。最後に、この外被の上方部分3
5を取り付ける(図3g)。
【0074】 (実施例) 実施例1: 集積加熱装置を有する活性化合物チップの組み立ておよび使用 横断面が1mmで長さが67mmで電気抵抗値が約15Ωの加熱要素2を図1
に従うプラスチック板(これはポリプロピレン材料で作られていて長さが70m
mで幅が30mmで厚みが5mmである)の中に鋳込み成形した。前記加熱要素
は雷文の形態を有していた。前記プラスチック板を構成しているプラスチック材
料に活性化合物であるトランスフルトリンを8.1%から8.4%、即ち全体で
約720mg含有させた。
【0075】 前記プラスチック板を電気接触子3および4によってメインスレシーバー(m
ains receiver)付きアダプタでソケット(230V)につなげた
。そのような活性化合物チップの電気抵抗体の所の電圧は230Vであった。前
記プラスチック板内のワイヤーが数分以内に65−70℃にまで加熱されて、活
性化合物であるトランスフルトリンが生物学的活性量で蒸発し始めた。この操作
温度を8時間に亘って65から90℃の範囲に保持した。そのような8時間サイ
クルを45サイクル行った後でも活性化合物を前記活性化合物チップ中に、当初
の量の約70%の比率で検出することができた。連続する2つのサイクルの間に
16時間の休止時間を設けた。この実験を行っている時の室温は21から25℃
であった。
【0076】 実施例2: 種々の蒸発装置システムの操作温度の比較 実施例1に従う集積加熱要素を有する活性化合物チップの特性を他の3種類の
蒸発装置システム(これらもまた長期のシステム、即ち活性化合物を数日間貯蔵
する槽が備わっているシステムである)の特性と比較した。
【0077】 選択した1番目の比較システムはゲル蒸発装置であった。このゲル蒸発装置に
入っている1.6gの調合物は下記の組成を有していた: 高純度トランスフルトリン(商標)が37.5% = 600.0mg Aerosil 200(商標)が4.5% = 72.0mg Sudan Blue 670(商標)染料が0.03%= 0.48mg Baygona 226863(商標)香油が2.0% = 32.0mg Diphyl THT(商標)が55.97% = 895.52mg 1600.00mg 適切な加熱装置を100から110℃の温度で用いて蒸発を行った。
【0078】 選択した2番目の比較システムは液体蒸発装置であった。この液体蒸発装置に
入っている35gの調合物は下記の組成を有していた: トランスフルトリンが0.88% = 0.308g Isopar Mが67.12% =23.492g Isopar Vが30.0% =10.5g ブチルヒドロキシトルエンが1.0% = 0.35g Deodorins B.Y.R.N 3香油が1.0%= 0.35g 35.0g 適切な加熱装置を125から135℃の温度で用いて蒸発を行った。
【0079】 選択した3番目の比較システムは、外部の加熱装置を有する高分子量の活性化
合物担体であった。実施例1に示したのと同じプラスチック材料を用いかつ活性
化合物を同じ量で用いた。
【0080】 適切な加熱装置を100から150℃の温度で用いて蒸発を行った。全ての実験を21から25℃の室温で実施した。
【0081】 表1に、いろいろな蒸発装置システムに関して測定した操作温度を示す。この
操作温度は、充分な生物学的作用が起こる時の温度である。表1に示した比較は
、集積加熱要素を有する本活性化合物チップの操作温度である65から90℃は
公知蒸発装置システムの操作温度より顕著に低いことを示している。実施例1に
示した如き本発明に従う活性化合物チップの組成と同じ組成を有しそして本発明
に従う活性化合物チップとの違いは集積加熱装置が備わっていなくて外部の加熱
装置を用いることのみである高分子量の活性化合物担体が示した操作温度は14
0℃から150℃の範囲であった。温度を110℃から100℃の範囲にすると
生物学的作用が顕著に低下した。そのような板蒸発装置を商業的に入手可能な形
態で用いた(PV3加熱装置、DBK)。 表1:種々の蒸発装置システムの操作温度の比較 システム 温度範囲 板蒸発装置 140−150℃ 液体蒸発装置 125−135℃ ゲル蒸発装置 100−110℃ 活性化合物チップ 65−90℃ 高分子量の活性化合物担体 140−150℃ 実施例3: 種々の蒸発装置システムの蒸発速度の比較 活性化合物が蒸発する速度の長期試験を本活性化合物チップとゲル蒸発装置と
液体蒸発装置の比較して実施した。
【0082】 サイクル時間を8時間にして、連続する2つのサイクルの間に16時間の休止
時間を設けた。
【0083】 システムの操作温度を匹敵する生物学的作用が達成され得るように表1に示す
如く選択した。
【0084】 45サイクルに亘って比較した蒸発速度の結果を表2から5に示す。表2に調
合物全体の放出速度を示しそして表3に前記放出速度の平均値を示す。表4に活
性化合物が個々のサイクル中にどれくらいの量で放出されたかを示しそして表5
に活性化合物放出速度の平均値を示す。
【0085】 個々のシステムの調合物全体の重量損失は蒸発した活性化合物と当該調合物に
入っている追加的成分の蒸発から成っている。ゲル蒸発装置および液体蒸発装置
の場合に蒸発した全調合物の量は本活性化合物チップのそれに比較して顕著に高
い(表2)。蒸発した活性化合物の量を比較した結果、本活性化合物チップの場
合に蒸発した活性化合物の量、ゲル蒸発装置の場合に蒸発した活性化合物の量お
よび液体蒸発装置の場合に蒸発した活性化合物の量は1サイクル毎に1から2m
gづつ低下したことに相当することが分かる(表4)。それによって、選択した
操作温度で活性化合物が匹敵する量で蒸発することから匹敵する生物学的作用が
もたらされることが確認される。しかしながら、蒸発した活性化合物の比率(全
体量の)を考慮すると、第4サイクルの後に蒸発する活性化合物の量は、本活性
化合物チップの場合には100%であったが、ゲル蒸発装置の場合には25%か
ら35%でありそして液体蒸発装置の場合には1%未満であることが分かる。蒸
発した活性化合物が蒸発した全体量に比較してどれくらいかが表6から分かる。
45サイクル全体に亘るその量は平均で本活性化合物チップの場合91%であっ
たが、ゲル蒸発装置の場合には27%でありそして液体蒸発装置の場合には0.
75%であった。開始サイクル(第1から第7サイクル)における活性化合物の
比率は、3種類のシステム全部において、最後のサイクル(第40から第45サ
イクル)における量よりも低かった。図4に、試験を行った3種類のシステムに
関して、蒸発した物質の総量を構成する活性化合物の比率がどれくらいで他の比
率がどれくらいかを示す。
【0086】 本活性化合物チップの場合に蒸発した総量に対する活性化合物の比率が良好で
あることは、集積加熱装置を用いていることが理由で操作温度を下げることが可
能になることに関連した処方に起因するものである。活性化合物を埋め込んでお
いたポリプロピレン材料の蒸発温度は顕著に100℃を超える一方で、活性化合
物を充分な量で蒸発させるには100℃未満の操作温度で充分である。比較シス
テムの全部で活性化合物を充分な量で蒸発させるに必要な温度はまた100℃を
超えており、その結果自動的に活性化合物と共に他の材料も大きな比率で蒸発す
る。
【0087】 本活性化合物チップの場合の生物学的活性は公知の蒸発装置システムに匹敵す
ることに加えて、蒸発した総量の中の活性化合物の比率がほぼ100%であるこ
とは、環境汚染の度合がより低いと言った利点を与える。このように、比較とし
て本活性化合物チップの方が環境汚染が低いことは、また、蒸発速度が低くて均
一であることからも明らかである。
【0088】 本活性化合物チップの場合の実験期間全体に亘る蒸発速度が示す絶対的変動は
ゲル蒸発装置および液体蒸発装置の場合の変動幅よりも顕著に狭い(表3)。活
性化合物が実験期間全体に亘って示す蒸発速度の絶対変動幅は調査した3ケース
全部で匹敵しており、0.6mg/サイクル(液体蒸発装置)から0.9mg/
サイクル(ゲル蒸発装置)の範囲であった(表4)。
【0089】
【表1】
【0090】
【表2】
【0091】
【表3】
【0092】
【表4】
【0093】
【表5】
【0094】
【表6】
【0095】
【表7】
【0096】
【表8】
【0097】
【表9】
【0098】 実施例4: 種々の蒸発装置システムが匹敵する生物学的作用を与えるに必要な活性化合物の
量の比較 蒸発させる活性化合物の量をゲル蒸発装置および液体蒸発装置の場合と同じに
した時に生物学的作用が良好になる点で本活性化合物チップの方が有利であるこ
とが分かる。このことは、ゲル蒸発装置および液体蒸発装置の場合には蒸発した
活性化合物の一部が加熱装置の冷えている場所で凝縮することにより再び直接失
われるが本活性化合物チップの場合には蒸発した活性化合物がほとんど完全に利
用されることにある。表7に、本活性化合物チップ、ゲル蒸発装置および液体蒸
発装置を用いて匹敵する生物学的作用が得られるようにするには各場合とも活性
化合物をどれくらい蒸発させる必要があるかを示す。蒸発させる活性化合物の必
要量が少ないことは、環境汚染の度合が低いこと、寿命および温度に対して肯定
的な影響を与える。 表7:同じ生物学的作用をもたらす活性化合物量 1サイクル当たりの量(mg/8時間) 活性化合物チップ ゲル蒸発装置 液体蒸発装置 4.2 4.9 6.1 1時間当たりの量(指数)(mg/時) 活性化合物チップ ゲル蒸発装置 液体蒸発装置 0.5(100) 0.6(120) 0.8(160) 実施例5: 本活性化合物チップが示す生物学的作用 実施例5に、集積加熱要素を有する本活性化合物チップが感受性アエデス・ア
エギプチ(Aedes Aegypti)種の蚊に対して示す生物学的作用を示
す。
【0099】 実験を開放された窓が備わっている大きさが36m3の部屋の中で温度を20
から28℃にしかつ部屋の相対湿度を17から34%にして実施した。操作温度
を65から90℃にした。実施例1に従う活性化合物チップを用いた。
【0100】
【表10】
【0101】
【表11】
【0102】 前記結果は本システムが期待した生物学的作用を示すことを表している。所望
に応じて本活性化合物チップに入れる活性化合物の濃度を変えることにより操作
時間を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 集積加熱要素を有するプラスチック板の透視図。
【図2a〜e】 加熱要素の可能なデザインの図式図。 a. 1個の雷文と2個の接触子を有する雷文形態 b. 2個の雷文と2個の接触子を各々有する雷文形態 c. 導電様式で連結している2個の雷文を有する雷文形態 d. 個別に接触している2個の雷文を有する雷文形態 e. LEDを有する2片の状態の格子形態
【図3a〜g】 図3aから3gは、格子形態の集積加熱要素と光ダイオードを有する活性化合
物チップを製造する時の製造工程段階を示す。
【図4】 45サイクルに亘って蒸発した物質の比率の平均値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 シユタイネル,ハインリヒ・ダブリユー ドイツ86825バトベリスホーフエン・オベ レミユールシユトラーセ10アー Fターム(参考) 2B121 AA13 AA14 AA16 AA17 CA04 CA35 CA51 CA75 CC02 EA01 FA01 FA05 4H011 AC01 BA01 BB06 BB15 BC18 BC19 DA07 DC10 DD05 DE06 DH10

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性化合物を室温では拘束された状態で含んで成る活性化合
    物チップであって、電気抵抗体と2個の電気接触子を有する少なくとも1種の加
    熱要素が前記チップの内部に少なくとも部分的に位置することを特徴とする活性
    化合物チップ。
  2. 【請求項2】 電圧を前記電気接触子にかけると前記加熱要素が加熱されて
    前記活性化合物が蒸発し得ることを特徴とする請求項1記載の活性化合物チップ
  3. 【請求項3】 長方形の板を構成していて長さが10から100mmの範囲
    で幅が5から100mmの範囲で厚みが3から20mmの範囲であることを特徴
    とする請求項1または2記載の活性化合物チップ。
  4. 【請求項4】 前記加熱要素の形が前記活性化合物チップの外形の像を構成
    するように前記加熱要素がその長さに応じて前記活性化合物を含んで成るチップ
    部分で取り巻かれていることを特徴とする請求項1または2記載の活性化合物チ
    ップ。
  5. 【請求項5】 前記活性化合物チップの中に多数の加熱要素が組み込まれて
    いることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  6. 【請求項6】 前記活性化合物もしくは活性化合物混合物が液状または固体
    状形態で存在しておりそして前記活性化合物もしくは活性化合物混合物が液状形
    態および固体状形態の時には透過しないが気体形態の時には透過し得る表面層が
    与えられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の活性化合
    物チップ。
  7. 【請求項7】 液状、ゼラチン状または固体状の活性化合物もしくは活性化
    合物混合物が外被内に存在しておりそしてその中に前記加熱要素が埋め込まれて
    いることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  8. 【請求項8】 前記活性化合物が活性化合物担体に結合していることを特徴
    とする請求項1から6のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  9. 【請求項9】 前記活性化合物担体が重合体であることを特徴とする請求項
    8記載の活性化合物チップ。
  10. 【請求項10】 前記チップが前記加熱要素とこれを取り巻いている前記活
    性化合物含有活性化合物担体から本質的に構成されていることを特徴とする請求
    項8または9記載の活性化合物チップ。
  11. 【請求項11】 前記活性化合物担体がプラスチック材料、例えばポリエチ
    レン、ポリプロピレン、TPX(商標)タイプ、Desmopan(商標)84
    10、Vestamid(商標)1800、BAK(商標)402−005で構
    成されておりかつ前記活性化合物がTransfluthrin(商標)で構成
    されていることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項記載の活性化合物
    チップ。
  12. 【請求項12】 前記加熱要素が機械加工可能な導電性材料で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  13. 【請求項13】 前記加熱要素がセラミック、伝熱体、蒸着膜または導電性
    プラスチックで構成されていることを特徴とする請求項12記載の活性化合物チ
    ップ。
  14. 【請求項14】 前記加熱要素が加熱抵抗体またはPTCで構成されている
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  15. 【請求項15】 前記加熱要素が10kΩから100kΩの抵抗値を有する
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  16. 【請求項16】 前記加熱要素が2kΩから30kΩの抵抗値を有すること
    を特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  17. 【請求項17】 前記加熱要素の加熱電力が0.1Wから5Wの範囲である
    ことを特徴とする請求項1から16のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  18. 【請求項18】 前記加熱要素を用いて60℃から140℃の範囲の温度を
    確立することができることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項記載の
    活性化合物チップ。
  19. 【請求項19】 前記加熱要素が湾曲部を少なくとも1個有する雷文の形態
    で配置されていて前記2個の電気接触子が前記雷文の2個の末端部に位置するこ
    とを特徴とする請求項1から18のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  20. 【請求項20】 前記加熱要素が湾曲部を少なくとも1個有する2個の雷文
    の形態で配置されていて前記2個の雷文の各末端部に各場合とも電気接触子が1
    個位置することを特徴とする請求項1から19のいずれか1項記載の活性化合物
    チップ。
  21. 【請求項21】 前記2個の雷文の互いに面して位置する電気接触子が導電
    様式で互いに連結していることを特徴とする請求項20記載の活性化合物チップ
  22. 【請求項22】 前記加熱要素が格子またはハニカムの構造を有することを
    特徴とする請求項1から21のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  23. 【請求項23】 前記格子またはハニカムの構造を有する前記加熱要素が2
    片の状態で設計されていて前記2片が各場合とも一方の末端部で接触しそしてこ
    の接触とは反対側の末端部で互いに導電様式で連結していることを特徴とする請
    求項22項記載の活性化合物チップ。
  24. 【請求項24】 前記電気接触子がシート状の真鍮または銅で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1から23のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  25. 【請求項25】 操作表示が前記チップの中に組み込まれていることを特徴
    とする請求項1から24のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  26. 【請求項26】 前記操作表示が二極性LEDであることを特徴とする請求
    項25記載の活性化合物チップ。
  27. 【請求項27】 それ自体公知のタイマーチップが電流供給源と接触子の間
    に用いられておりそして追加の抵抗体が前記活性化合物チップの中に組み込まれ
    ていることを特徴とする請求項1から26のいずれか1項記載の活性化合物チッ
    プ。
  28. 【請求項28】 使用されている活性化合物がピレトロイド、殺ダニ活性化
    合物、芳香剤または精油(ethereal oil)であることを特徴とする
    請求項1から27のいずれか1項記載の活性化合物チップ。
  29. 【請求項29】 使用されている活性化合物がTransfluthrin
    (商標)またはPynamin forte(商標)または安息香酸ベンジルで
    あることを特徴とする請求項28記載の活性化合物チップ。
  30. 【請求項30】 前記活性化合物が100℃未満の温度、好適には65℃か
    ら90℃の範囲の温度で蒸発し得ることを特徴とする請求項1から29のいずれ
    か1項記載の活性化合物チップ。
  31. 【請求項31】 1サイクル8時間が5サイクルの開始段階の後に平均で1
    サイクルの間に蒸発する調合物全体量が活性化合物を少なくとも70%、好適に
    は活性化合物を90%を超える量、特に好適には活性化合物を99%を超える量
    で含有することを特徴とする請求項1から30のいずれか1項記載の活性化合物
    チップ。
  32. 【請求項32】 請求項1から31記載の活性化合物チップを製造する方法
    であって、加熱要素をエンドレス金属テープ上に吹きつけ、このエンドレス金属
    テープから個々の加熱要素をパンチアウトし、接触子を分離し、前記加熱要素を
    外被の中に封じ込め、前記活性化合物を前記外被内の前記加熱要素に加えそして
    前記外被を密封することを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項1から31記載の活性化合物チップを製造する方法
    であって、加熱要素をエンドレス金属テープ上に吹きつけ、このエンドレス金属
    テープから個々の加熱要素をパンチアウトし、接触子を分離し、前記活性化合物
    を含有する外被の中に封じ込めそして前記外被を密封することを特徴とする方法
  34. 【請求項34】 請求項23記載の2片で構成されている加熱要素を有する
    活性化合物チップを製造する方法であって、各片を2枚のエンドレス金属テープ
    上に吹きつけ、一方のエンドレス金属テープを各2片の間で切断し、もう一方の
    エンドレス金属テープを各片の間で切断し、このような様式で製造した加熱要素
    を前記活性化合物担体を含有する外被の中に封じ込めそして前記外被を密封する
    ことを特徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項34記載の2片で構成されている加熱要素を有する
    活性化合物チップを製造する方法であって、1番目の金属テープを各片の間で切
    断しそしてLEDを各2片の間にハンダ付けすることを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 請求項8から11記載の活性化合物が活性化合物担体に結
    合している活性化合物チップを製造する方法であって、加熱要素を少なくとも1
    枚のエンドレス金属テープ上に吹きつけ、このエンドレス金属テープ上の前記加
    熱要素の回りに活性化合物担体を吹きつけた後、前記エンドレス金属テープ上の
    前記活性化合物担体のテープから個々の活性化合物チップをパンチアウトしそし
    て接触子を分離することを特徴とする方法。
  37. 【請求項37】 請求項8から11記載の活性化合物が活性化合物担体に結
    合している活性化合物チップを製造する方法であって、前記活性化合物担体が重
    合体であり、前記加熱要素が導電性プラスチックであり、加熱要素を構成する中
    心部と活性化合物担体を構成する被覆を有するプラスチックワイヤーが生成する
    ように前記加熱要素と前記活性化合物担体を一緒に押出し加工することを特徴と
    する方法。
JP2001551286A 2000-01-13 2001-01-03 活性剤と集積加熱要素を含有するチップ Pending JP2003525598A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10001035A DE10001035A1 (de) 2000-01-13 2000-01-13 Wirkstoffchip mit integriertem Heizelement
DE10001035.0 2000-01-13
PCT/EP2001/000013 WO2001050849A1 (de) 2000-01-13 2001-01-03 Wirkstoffchip mit integriertem heizelement

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003525598A true JP2003525598A (ja) 2003-09-02

Family

ID=7627310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001551286A Pending JP2003525598A (ja) 2000-01-13 2001-01-03 活性剤と集積加熱要素を含有するチップ

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7215878B2 (ja)
EP (1) EP1250040B1 (ja)
JP (1) JP2003525598A (ja)
CN (1) CN1416317A (ja)
AU (1) AU3539001A (ja)
BR (1) BR0107576A (ja)
DE (2) DE10001035A1 (ja)
MX (1) MXPA02006877A (ja)
WO (1) WO2001050849A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097534A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Koa Corp 薬剤揮散素子及び当該素子を使用した薬剤の加熱揮散方法

Families Citing this family (70)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20010559A1 (it) * 2001-03-16 2002-09-16 Zobele Ind Chim Dispositivo per l'emanazione di soluzioni metodo di produzione del dispositivo ed elettroemanatore utilizzante tale dispositivo
DE10114517A1 (de) * 2001-03-23 2002-09-26 Haarmann & Reimer Gmbh Wärmeleitfolie zur Duftausbringung
US7458374B2 (en) * 2002-05-13 2008-12-02 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Method and apparatus for vaporizing a compound
US7585493B2 (en) * 2001-05-24 2009-09-08 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Thin-film drug delivery article and method of use
US20030051728A1 (en) 2001-06-05 2003-03-20 Lloyd Peter M. Method and device for delivering a physiologically active compound
US7645442B2 (en) 2001-05-24 2010-01-12 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Rapid-heating drug delivery article and method of use
GB0126150D0 (en) * 2001-10-31 2002-01-02 Gw Pharma Ltd A device method and resistive element for vaporising a substance
DE10238428A1 (de) * 2002-08-16 2004-02-19 Bayer Cropscience Gmbh Vorrichtung zur Bekämpfung von Insekten
US7913688B2 (en) 2002-11-27 2011-03-29 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Inhalation device for producing a drug aerosol
ATE347383T1 (de) * 2003-08-22 2006-12-15 Ctr Consultoria Tecnica E Repr Vorrichtung zum verdampfen von flüchtigen wirkstoffen, insbesondere von duftstoffen und/oder insektiziden
US7540286B2 (en) 2004-06-03 2009-06-02 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Multiple dose condensation aerosol devices and methods of forming condensation aerosols
DE102006034077A1 (de) * 2005-08-16 2007-02-22 Robert Bosch Gmbh Filtereinrichtung mit einer Heizung
FR2891435B1 (fr) * 2005-09-23 2007-11-09 Bull Sa Sa Systeme de maintien en position d'un assemblage a trois parties assurant un effort de compression predetermine sur la partie intermediaire
WO2007079118A1 (en) * 2005-12-29 2007-07-12 Molex Incorporated Heating element connector assembly with press-fit terminals
US20080066372A1 (en) * 2006-09-18 2008-03-20 Tom Fleming Organic insect extermination lamp
US8281514B2 (en) * 2006-09-18 2012-10-09 Tom Fleming Organic insect extermination lamp
US7513781B2 (en) 2006-12-27 2009-04-07 Molex Incorporated Heating element connector assembly with insert molded strips
US20080216828A1 (en) 2007-03-09 2008-09-11 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Heating unit for use in a drug delivery device
DE102007044978A1 (de) * 2007-09-19 2009-04-02 Behr Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zur Beduftung von Innenräumen
US7834295B2 (en) * 2008-09-16 2010-11-16 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Printable igniters
AT507187B1 (de) 2008-10-23 2010-03-15 Helmut Dr Buchberger Inhalator
AT509046B1 (de) * 2010-03-10 2011-06-15 Helmut Dr Buchberger Flächiger verdampfer
US20120048963A1 (en) 2010-08-26 2012-03-01 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Heat Units Using a Solid Fuel Capable of Undergoing an Exothermic Metal Oxidation-Reduction Reaction Propagated without an Igniter
US9326498B2 (en) 2010-09-14 2016-05-03 JAB Distributors, LLC Heatable enclosure for pest eradication
ES2842407T3 (es) 2010-12-22 2021-07-14 Syqe Medical Ltd Sistema de administración de fármacos
CN103491815B (zh) 2011-02-11 2016-01-20 巴特马克有限公司 吸入器组件
AT510837B1 (de) 2011-07-27 2012-07-15 Helmut Dr Buchberger Inhalatorkomponente
BR112013032558B1 (pt) 2011-09-06 2021-01-12 British American Tobacco (Investments) Limited aparelho para aquecer material fumável
RU2606326C2 (ru) 2011-09-06 2017-01-10 Бритиш Америкэн Тобэкко (Инвестментс) Лимитед Нагревание курительного материала
EP3892125A3 (en) 2011-09-06 2022-01-05 Nicoventures Trading Limited Heating smokable material
CN103596458B (zh) 2011-09-06 2017-07-28 英美烟草(投资)有限公司 加热可抽吸材料
GB201207054D0 (en) 2011-09-06 2012-06-06 British American Tobacco Co Heating smokeable material
AT511344B1 (de) 2011-10-21 2012-11-15 Helmut Dr Buchberger Inhalatorkomponente
US8689481B2 (en) * 2011-12-12 2014-04-08 Pab Two, Llc Integration of surface heating to an enclosure
US9491802B2 (en) * 2012-02-17 2016-11-08 Honeywell International Inc. On-chip alkali dispenser
GB201207039D0 (en) 2012-04-23 2012-06-06 British American Tobacco Co Heating smokeable material
GB2504076A (en) 2012-07-16 2014-01-22 Nicoventures Holdings Ltd Electronic smoking device
GB2513638A (en) 2013-05-02 2014-11-05 Nicoventures Holdings Ltd Electronic cigarette
GB2513637A (en) 2013-05-02 2014-11-05 Nicoventures Holdings Ltd Electronic cigarette
GB2513639A (en) 2013-05-02 2014-11-05 Nicoventures Holdings Ltd Electronic cigarette
US20140353230A1 (en) * 2013-06-03 2014-12-04 Mann+Hummel Gmbh Filter with heating medium and filter element of a filter
CA3041922C (en) 2013-10-29 2022-07-12 British American Tobacco (Investments) Limited Apparatus for heating smokable material
US10821240B2 (en) 2014-02-11 2020-11-03 Vapor Cartridge Technology Llc Methods and drug delivery devices using cannabis
US9380813B2 (en) 2014-02-11 2016-07-05 Timothy McCullough Drug delivery system and method
US9220294B2 (en) 2014-02-11 2015-12-29 Timothy McCullough Methods and devices using cannabis vapors
GB201407426D0 (en) 2014-04-28 2014-06-11 Batmark Ltd Aerosol forming component
GB201411483D0 (en) 2014-06-27 2014-08-13 Batmark Ltd Vaporizer Assembly
US11298477B2 (en) 2014-06-30 2022-04-12 Syqe Medical Ltd. Methods, devices and systems for pulmonary delivery of active agents
JP6980388B2 (ja) 2014-06-30 2021-12-15 サイケ メディカル リミテッドSyqe Medical Ltd. 気流調節吸入装置
AU2015283589B2 (en) 2014-06-30 2019-09-12 Syqe Medical Ltd. Method and device for vaporization and inhalation of isolated substances
KR102561375B1 (ko) * 2014-06-30 2023-08-01 사이키 메디컬 엘티디. 흡입기용 투약 카트리지를 클램핑하기 위한 클램핑 챔버
GB2528673B (en) 2014-07-25 2020-07-01 Nicoventures Holdings Ltd Aerosol provision system
GB2533135B (en) 2014-12-11 2020-11-11 Nicoventures Holdings Ltd Aerosol provision systems
LT3268072T (lt) 2015-03-11 2024-02-12 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Antistatinių medžiagų naudojimas ortakyje aerozolio šiluminio kondensavimo procesui
FR3034671A1 (fr) * 2015-04-10 2016-10-14 Ab7 Innovation Systeme matriciel autonome pilote pour la distribution controlee de substances actives
GB201511349D0 (en) 2015-06-29 2015-08-12 Nicoventures Holdings Ltd Electronic aerosol provision systems
US20170055584A1 (en) 2015-08-31 2017-03-02 British American Tobacco (Investments) Limited Article for use with apparatus for heating smokable material
US11924930B2 (en) 2015-08-31 2024-03-05 Nicoventures Trading Limited Article for use with apparatus for heating smokable material
EP3851102A1 (en) 2016-01-06 2021-07-21 Syqe Medical Ltd. Low dose therapeutic treatment
AU2017256084B2 (en) 2016-04-27 2020-09-24 Nicoventures Trading Limited Electronic aerosol provision system and vaporizer therefor
GB201612945D0 (en) 2016-07-26 2016-09-07 British American Tobacco Investments Ltd Method of generating aerosol
DE102017105861A1 (de) * 2017-03-17 2018-09-20 Jaroslaw Dobras Dampferzeuger für ein elektrisches Rauchsystem
CA3154135A1 (en) 2019-09-16 2021-03-25 Vapor Cartridge Technology Llc Drug delivery system with stackable substrates
JP1714441S (ja) 2020-10-30 2022-05-10 喫煙用エアロゾル発生器
JP1714442S (ja) 2020-10-30 2022-05-10 喫煙用エアロゾル発生器
JP1715888S (ja) 2020-10-30 2022-05-25 喫煙用エアロゾル発生器
JP1714443S (ja) 2020-10-30 2022-05-10 喫煙用エアロゾル発生器
JP1714440S (ja) 2020-10-30 2022-05-10 喫煙用エアロゾル発生器
USD990765S1 (en) 2020-10-30 2023-06-27 Nicoventures Trading Limited Aerosol generator
USD989384S1 (en) 2021-04-30 2023-06-13 Nicoventures Trading Limited Aerosol generator

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US55604A (en) * 1866-06-19 Improvement in ornamenting wood
US2692327A (en) * 1952-12-17 1954-10-19 Jr Harry Avrigan Vaporizer
US3274372A (en) * 1964-07-27 1966-09-20 Electro Optical Systems Inc Solid vaporization
US4037353A (en) * 1974-11-27 1977-07-26 Airwick Industries, Inc. Device for emitting vapors of active substance
LU71378A1 (ja) * 1974-11-27 1976-09-06
LU73337A1 (ja) * 1975-09-05 1977-05-11
US4037352A (en) * 1975-09-05 1977-07-26 Airwick Industries, Inc. Electrical device which emits insecticidal vapors
US4251714A (en) * 1977-07-20 1981-02-17 Zobele Industrie Chimiche S.P.A. Heating device for tablets containing evaporable substances
GR82163B (ja) 1984-01-31 1984-12-13 Earth Chemical Co
GB2173103B (en) * 1985-04-01 1988-05-25 Pfizer Fragrance generator
US4837421A (en) * 1987-11-23 1989-06-06 Creative Environments, Inc. Fragrance dispensing apparatus
GR1001144B (el) * 1991-01-29 1993-05-24 Konstantinos Lempidakis Νεα συσκευη η μηχανισμος ελεγχομενης εξατμισης και διαχυσης ουσιων εντομοαπωθητικης και αλλων χρησεων με ειδικη ταμπλετα
US5213523A (en) * 1992-10-21 1993-05-25 Heaters Engineering, Inc. Apparatus and method of making an electrical connection to a current carrying device
DE19605581A1 (de) 1996-02-15 1997-08-21 Bayer Ag Insektizide Zusammensetzungen auf Basis von Polymeren
DE19731156A1 (de) 1997-07-21 1999-01-28 Bayer Ag Verbesserte Insektizid enthaltende Gelformulierungen
US6031967A (en) * 1999-02-17 2000-02-29 S. C. Johnson & Son, Inc. Device for dispensing volatile materials

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097534A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Koa Corp 薬剤揮散素子及び当該素子を使用した薬剤の加熱揮散方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1416317A (zh) 2003-05-07
DE10001035A1 (de) 2001-07-26
US20030049025A1 (en) 2003-03-13
WO2001050849A1 (de) 2001-07-19
BR0107576A (pt) 2002-10-01
US7215878B2 (en) 2007-05-08
AU3539001A (en) 2001-07-24
WO2001050849A9 (de) 2002-07-18
MXPA02006877A (es) 2003-01-28
EP1250040B1 (de) 2006-04-05
DE50109432D1 (de) 2006-05-18
EP1250040A1 (de) 2002-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003525598A (ja) 活性剤と集積加熱要素を含有するチップ
DE60320100T2 (de) Vorrichtung zur lokalisierten Oberflächenverflüchtigung
EP0239802A2 (en) Method and apparatus of vaporizing active substances
US4663315A (en) Device and method for vaporizing thermally vaporizable composition
KR0137490B1 (ko) 전지식 살충제 증산장치 및 살충제 증산방법
JP4870925B2 (ja) 揮発性物質の制御放出用ディスペンサー
CN101410010A (zh) 带有耗尽指示器的空气处理装置
WO2008112256A1 (en) Air treatment dispensers delivering multiple chemicals
KR19990082149A (ko) 중합체로 제조된 살충제 조성물
JP2008142054A (ja) 害虫防除装置
TWI586274B (zh) 害蟲防除製品及害蟲防除方法
JPH0372833A (ja) 吸液芯並びに薬剤蒸散方法
JP2000511165A (ja) 殺虫効果を有するシリコーンエラストマー
JP2002003313A (ja) 飛翔害虫防除方法
JP5019735B2 (ja) 薬剤揮散素子を使用した薬剤の加熱揮散方法
JP3133761B2 (ja) 吸液芯用加熱蒸散薬剤の揮散性調整剤及び加熱蒸散薬剤の揮散性を調整する方法
JP4247417B2 (ja) 殺虫マットの揮散持続剤、および殺虫成分と共に、該揮散持続剤を含有する長時間用殺虫マット
JP2000119105A (ja) 加熱蒸散用薬剤組成物及び加熱蒸散用吸液芯
JPS60233001A (ja) 吸液芯用薬液組成物
JP2004043360A (ja) 殺虫剤蒸散装置及びこれを用いた殺虫剤蒸散方法
JP2001190207A (ja) 吸液芯およびこれを用いる加熱蒸散方法
JPH09285247A (ja) 加熱蒸散装置及びこれを用いた薬剤加熱蒸散方法
JP2001292680A (ja) ファン式害虫防除装置
JPH10194904A (ja) 長時間用殺虫マット及びこれを用いた加熱蒸散殺虫方法
JPH01113052A (ja) 揮散性物質収容体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040311