JP2003525361A - 繊維製品の一段階調製方法 - Google Patents

繊維製品の一段階調製方法

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JP2003525361A JP2001563674A JP2001563674A JP2003525361A JP 2003525361 A JP2003525361 A JP 2003525361A JP 2001563674 A JP2001563674 A JP 2001563674A JP 2001563674 A JP2001563674 A JP 2001563674A JP 2003525361 A JP2003525361 A JP 2003525361A
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Abstract

(57)【要約】 未仕上げ繊維製品構成部分の1段階処理方法が提供される。本方法は、漂白及び糊抜き処理段階の単一段階への組み合わせを含み、未仕上げ繊維製品構成部分の疎水性漂白システム及び糊抜きシステムの水性処理溶液中での処理を含む。好ましい疎水性漂白システムは、過酸化水素及び疎水性漂白活性化剤又は疎水性過酸の組み合わせである。好ましい漂白活性化剤には、アルカノイルオキシベンゼンスルホネート、特にノアノイルオキシベンゼンスルホネートが挙げられる。本方法は、従来の加工に対して優れた繊維強度保護及び布地強度利益を提供し、並びに、複数の洗浄及び/又は乾燥段階の除去及び低い漂白温度によってエネルギー及び時間双方の著しい節約を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願に対する相互参照) 本出願クレームは、米国特許法119条(e)項に基づき、仮出願出願番号6
0/182,611号、出願日2000年、2月15日(代理人整理番号795
9P)対する優先権を主張する。
【0002】 (技術分野) 本発明は繊維製品構成部分の一段階調製に関し、より詳しくは、疎水性活性化
漂白システムの使用を通しての、織布、繊維又は紡糸のような繊維製品構成部分
の同時に発生する糊抜き及び漂白に関する。
【0003】 (発明の背景) 天然繊維、紡糸及び布地の繊維製品加工において、さらなる使用、及び特に典
型的には商業品に必要とされる染色及び/又は仕上げ期のために天然材料を的確
に調製するために、前処理又は調製段階は典型的に必要とされる。これらの繊維
製品処理段階は、天然に存在するか、又は繊維及び/若しくは布地への紡糸及び
製織段階によって付加される添加不純物及び着色体質を除去する。 繊維製品処理には処理及び段階に若干の変更を包含しても良いが、最も一般的
なのものには:表面から毛羽立った又は雑多な繊維を火によって燃焼する事で取
り除く毛焼き;酵素、アルカリ、又は酸化浸潤によるデンプンのようなサイズ剤
の除去;沸点付近の温度における水酸化ナトリウム溶液との接触によるグリース
、油、ワックス、及び脂肪を除去するスカーリング;繊維の強度を向上するため
に、布地の伸長及び引張りに応じた高水準の水酸化ナトリウムを適用するシルケ
ット加工及び布地の着色体質の除去並びに白化のため、沸点付近の温度における
過酸化水素漂白システムを使用する漂白が挙げられる。
【0004】 商業加工には典型的に、各段階に存在する広い条件変化によってこれらの前処
理段階の分割が必要とされる。しかしながら、処理段階の分割は、それぞれの段
階間で必要とされる複数の濯ぎ及び/又は乾燥段階の必要性によって全処理工程
に多大なコスト付加をもたらす。付加的な濯ぎ及び/又は乾燥段階は、処理工程
に対して莫大なコスト付加及び物質の無駄を追加する。 それ故に、種々の前処理段階の組み合わせによる1段階処理は、典型的に使用
される商業工程でのコスト及び材料の無駄の削減という形で繊維製品の商業処理
において、著しい影響力を有する。一般的に検討される1段階工程に組み合わさ
れる3種の処理段階は、糊抜き、スカーリング及び漂白である。
【0005】 しかしながら、これら3種の一般的な段階の組み合わせは、以前から不十分な
ものであった。現在使用されている漂白技術は、95℃を超える温度での過酸化
水素漂白の使用を包含する。かかる高温及び強力漂白システムは、糊抜き操作で
必要なアミラーゼ酵素とは完全に不適合である。従って、95℃を超える温度で
の糊抜き及び漂白技術の組み合わせは、糊抜き酵素の崩壊及び不十分な糊抜き結
果をもたらす。アルカリ又は酸化浸漬のような別の糊抜き技術は、繊維損傷をも
たらす悪性の化学物質の使用を包含する。一方、1段階処理における温度を低く
すれば効果的な酵素による糊抜きはできるが、その結果、商業的に容認される限
界を下回る白色度値としては受け入れがたい不十分な漂白となる。
【0006】 より低い温度での漂白システムが検討されてきたが、繊維製品加工における商
業的成功はほとんどない。過酸化水素の親水性活性化が試みられてきた。特に、
テトラアセチルエチレンジアミンすなわちTAEDは一般的な親水性漂白活性化
剤であって、より低い洗浄温度における効果的な漂白を提供するために、消費者
の洗濯漂白用途において広く認められている。TAEDは過酸化水素繊維製品漂
白、及び、特にレーヨンのような再生セルロースの漂白において教示されている
。しかしながら、TAEDがより低い漂白温度を可能にする一方、高温漂白に起
因し、商業製品に必要であるとされる十分な白色度を提供しない布地の強度低下
において、利点をほとんど提供しないことが証明されている。加えて、TAED
の低水溶性が繊維製品加工での用途を制限している。 ノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウム塩(NOBS)のような
疎水性漂白活性化剤は、消費者の衣類洗濯において、活性化漂白を提供するため
の過酸素源に応じて作用するタイド(Tide)(登録商標)ブリーチのような消費
者の洗濯洗浄剤の用途で使用されている。消費者の家庭洗濯条件における活性化
漂白は、冷水温度において特定の汚れ及び染みの効果的な洗浄を可能にする。疎
水性システムの使用は、洗浄溶液中のジアシル過酸化物の形成によって、家庭で
の消費者の洗濯環境を制限している。ジアシル過酸化物は接触する天然ゴム構成
部分を劣化させる。従って、洗濯機中での排水ポンプ、ゴムのガスケット等は特
定の配置により、本技術の利用を妨げる。
【0007】 繊維製品の漂白において使用される厳しい条件は、今までに繊維製品製造工場
での適用における洗濯洗剤漂白技術の適用の成功を妨げている。さらには、欧州
特許第584,710号では、繊維製品製造工場での適用における活性化漂白の
使用が開示されており、ここで、NOBSは活性化剤の他の分類及び型の例示と
並んで簡潔に開示されている。NOBSが開示されている一方、布地及び繊維に
対する損傷が最少化され、満足な白色度値が達成される疎水性漂白技術の適用に
は成功していない。さらには、欧州特許第584,710号には、満足な白色度
利益を得るために付加的なアルカリ漂白が必要であり、それによって繊維の損傷
は劇的に増加する可能性があると明記している。 従って、効果的な1段階での繊維製品処理の必要性、並びに特に従来の繊維製
品漂白工程に対して、布地の強度保持向上及び繊維損傷削減を供給し、優れた湿
潤性及び白色度利益を供給することのできる繊維製品処理における糊抜き、スカ
ーリング及び漂白の組み合わせの必要性は残っている。
【0008】 (発明の概要) 本要求は、本発明によって叶えられ、ここで繊維製品の1段階又は同時処理方
法及びそれによって得られる優れた作業性を持つ布地が供給される。本発明の方
法は、本方法によって加工される繊維に対して商業的に満足な白色度特性、優れ
た繊維強度保持及び繊維損傷特性を備えた繊維製品を提供する。本発明の方法は
、糊抜き、並びに過酸化水素及び活性化剤又は疎水性過酸のような疎水性漂白剤
の使用による過酸化物を基にする漂白システムの組み合わせを包含する。加えて
、本発明の方法は、繊維製品の1段階処理及び従来の過酸化物漂白より著しく低
い漂白温度の使用を通しての繊維製品漂白工程の実施における著しいコスト削減
、並びに加工時間、特にバッチ加工の短縮化を可能にする。 理論に縛られることは意図しないが、本発明の疎水性漂白種は、従来の過酸化
物漂白技術又は疎水性活性化剤より、布地及び紡糸上での良好な吸水性及び繊維
表面の良好な「濡れ」を提供する。疎水性漂白活性化剤は、布地表面上により長
い時間留まることが可能である活性漂白種、過酸を布地表面上に形成する。それ
に対し、親水性活性化剤は溶液中で過酸を形成し、従って、より低効果となる布
地溶液との相互作用をこうむる。結果として、本発明の疎水性活性化剤は繊維損
傷及び強度低下を最小化しながら優れた漂白及び白色度を提供する。
【0009】 本発明の第一の実施形態によると、未仕上げ繊維製品構成部分の同時処理の方
法が提供される。本方法は、繊維、紡糸又は布地のような未仕上げ繊維製品構成
部分の提供、繊維製品構成部分の疎水性漂白システム及び糊抜きシステムからな
る水性処理溶液での浸潤、繊維製品構成部分を処理するために十分な時間での処
理溶液の繊維製品構成部分への接触を可能にする工程を含む。
【0010】 好ましくは、処理溶液は過酸化水素及び活性化剤又は前形成疎水性過酸のよう
な疎水性漂白剤の組み合わせであり、過酸化水素及び疎水性漂白活性化剤の組み
合わせを用いることが最も好ましい。漂白活性化剤は、存在する場合、以下から
なる群から選択される: a)以下の一般式の漂白活性化剤:
【0011】
【化6】
【0012】 式中、Rは約5〜約17、好ましくは約7〜約11の炭素原子を有するアルキル
基であって、Lは脱離基であり; b)以下の一般式の漂白活性化剤:
【0013】
【化7】
【0014】 又はこれらの混合物であって、式中、R1は約1〜約14の炭素原子を含有する
アルキル基、アリール基又はアルカリール基であって、R2は約1〜約14の炭
素原子を含有するアルキレン基、アリーレン基又はアルカリーレン基であって、
5はH又は約1〜約10の炭素原子を含有するアルキル基、アリール基又はア
ルカリール基であって、そしてLは脱離基であり; c)以下の式のベンゾオキサジン型漂白活性化剤:
【0015】
【化8】
【0016】 式中、R1はH、アルキル、アルカリール、アリール、アリールアルキルであっ
て、R2、R3、R4及びR5はH、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アリール、
ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、アルキルアミノ、−COOR6から選択
される同一又は異なってもよい置換型基であり、R6はH又はアルキル基及びカ
ルボニル置換型基であり; d)以下の式のN−アシルカプロラクタム漂白活性化剤;
【0017】
【化9】
【0018】 式中、R6はH又は1〜12の炭素を含有するアルキル基、アリール基、アルコ
キシアリール基、アルカリール基であり;及び e)a、b、c及びdと以下の式のアルカノイルオキシベンゼンスルホネートと
の混合物;
【0019】
【化10】
【0020】 式中、R1は約7〜11の炭素原子を有するアルキル基であって、Mは好適な陽
イオンであって、最も好ましくは疎水性活性化剤が良い。好ましい糊抜き剤は酵
素による糊抜きである。
【0021】 任意の実施形態において、処理溶液はさらに、湿潤剤、金属イオン封鎖剤、安
定剤、スカーリング剤及びこれらの混合物からなる群から選択される構成構成部
分を包含する。好ましい過酸化物及び活性化剤の範囲は、存在する場合、約1:
1〜1:50のモル比である疎水性漂白活性化剤対過酸化水素において、約1g
/L〜約50g/Lの過酸化水素である。 繊維製品構成部分は、約20〜約80℃、好ましくは約50℃〜約80℃の温
度において、繊維製品構成部分を処理するのに好適な時間、典型的には少なくと
も約15分間、より典型的には約30分〜約180分、さらにより典型的には約
30分〜約120分、及び最も典型的には約30分〜約90分間処理溶液との接
触を持続する。好ましい作業においては、繊維製品構成部分は本発明の漂白によ
って、約10%未満、より好ましくは約5%未満の布地の強度低下を示す。ある
いは、繊維製品構成部分は約25%未満の流動性増加を示す。
【0022】 本発明の第2の実施形態によると、未仕上げ繊維製品織布の1段階バッチ処理
の方法が提供される。本方法は: a)以下で用いる未仕上げ織布の提供; b)織布の疎水性漂白システム及び糊抜きシステムからなる水性処理溶液への通
過、処理溶液の約20〜約80℃までの加熱、及び漂白溶液の約15〜約180
分間での布地への接触、ここで処理されて得られた繊維製品構成部分は、CIE
スケールにおいて少なくとも70の白色度を有する; 段階を含む。 本発明のさらに他の実施形態に基づいて、未仕上げ繊維製品構成部分の1段階
調製の方法が提供される。本方法は、未仕上げ繊維製品構成部分を提供し、繊維
製品構成部分をa)過酸化水素及び疎水性漂白活性化剤の疎水性漂白システム;
b)糊抜きシステム;及びc)アルカリ性のスカーリング剤;からなる水性処理
溶液と浸潤し;繊維製品構成部分を処理するために十分な時間で処理溶液と繊維
製品構成部分を接触することを可能にする工程を含む。
【0023】 それ故に、本発明の目的は、従来の調製工程に共通する布地の強度の著しい低
下及び潜在的な繊維損傷が無く、繊維製品上に優れた白色度を提供する繊維、紡
糸及び布地のような繊維製品構成部分の1段階処理の方法を提供することである
。本発明の他の目的は、疎水性漂白活性化剤又は過酸化水素と共に前形成される
過酸を使用する繊維製品構成部分の処理のための1段階方法を提供することであ
る。これらの、本発明における他の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載及
び添付した請求項から明らかである。 全てのパーセンテージ及び割合は指定のない限り、100%質量基準で計算さ
れている。ここで、全ての引用文献は、参考として引用する事により本明細書中
に組み込まれる。
【0024】 好ましい実施形態の詳細な説明 本発明によると、繊維、紡糸及び布地、特に繊維製品の優れた繊維製品処理工
程が提供される。繊維、紡糸又は布地のような繊維製品構成部分の適切な調製は
、紡糸、布地、衣類等の商業的に可能な繊維製品構成部分の製造における、さら
なる処理の成功に不可欠である。これらの処理段階には染色、印刷及び/又はパ
ーマネントプレス仕上げのような仕上げが挙げられる。均一でない色の見え又は
繊維製品表面上のワックス又は油のような不純物は、多数の処理の一様な適用を
妨げる。現在の商業的な繊維製品調製方法、及び特に繊維製品漂白方法は、処理
される繊維製品の繊維及び布地の損傷、漂白実行に必要な高温に関連付けられる
高コスト、糊抜き、スカーリング及び漂白の分割処理段階のために必要な追加装
置による高コスト、及び不利な環境によって不満が残っている。
【0025】 本発明は、従来の加工に替わるものとして、コスト効果及び優れた作業性を提
供する。本発明は、繊維製品の1段階又は同時処理を包含し、ここで漂白及び糊
抜きは、疎水性漂白システム及び好ましくは酵素による糊抜きシステムである糊
抜きシステムの使用によって単一処理段階へ結合される。任意に、アルカリ性ス
カーリング段階も処理槽に結合されても良く、それによって、全3種の重要な処
理段階を1段階処理として提供する。この同時処理は疎水性活性化剤及び過酸化
水素又は前形成疎水性過酸の組み合わせのような疎水性漂白システムの使用によ
って可能とされる。これらの疎水性漂白種は、同一の処理溶液中及び同一の条件
下での酵素による糊抜きの使用を可能とする、より低い処理温度における繊維製
品の白色度状況及び布地の強度保持において、優れた結果を提供する。 従来の繊維製品漂白工程は、満足な白色度値を達成するために95℃を超える
高温を必要としているが、結果は原布地強度より布地の強度は悪化し、その温度
で酵素の糊抜き剤は破壊される。原布地強度より15%を超える悪化はまれでは
ない。一方、酵素糊抜き剤が有用な結果を提供するさらに低い漂白温度、すなわ
ち約80℃未満は、湿潤性及び白色度値は満足な水準をかなり下回る。従って、
本発明の方法によって、酵素による糊抜き剤を使用可能とする温度で満足な糊抜
き及び白色度値を提供することは、まれに見る成果である。
【0026】 本発明の方法によって、CIE白色度指数において少なくとも70の白色度値
を達成することが可能である。加えて、本発明の方法によって、原布地強度から
10%未満、より好ましくは5%未満、最も好ましくは3%未満の布地強度低下
を提供することによって優れた布地強度保持利益が可能となる。本発明の方法は
、従来の漂白工程とは対照的に優れた繊維保護も提供する。従来の繊維製品漂白
は、標準的な用途内で50%を超える化学的劣化の増加によって測定される過度
の繊維損傷をもたらす。一方、本発明の方法は、25%以下、好ましくは15%
以下、さらに好ましくは10%以下の処理される繊維における化学的劣化を提供
し、それによって、化学的劣化の増加は繊維の損傷を示す。それ故に、著しく高
流動性増加を作り出す95℃を超える従来の過酸化物の漂白技術に対して、本発
明の方法の使用は、繊維の損傷のかなりの削減となる。本発明の利益の特異な集
成は、繊維製品環境における疎水性漂白種の有効性の識別を通して達成され、こ
れらの疎水性漂白種を通して可能となる、より低い漂白温度及び表面活性によっ
て成し遂げられる。
【0027】 加えて、本発明の方法は、より低い漂白温度の使用及び従来の複数段階加工に
必要とされている複数の濯ぎ及び/又は乾燥サイクルの除去を通して著しいコス
ト有利性を提供する。特に、本発明によるバッチ型加工でのエネルギー及び時間
の双方におけるコスト節約は重要である。 従来の加工には、未仕上げ布地の糊抜き槽への浸漬、糊抜き槽の効果的な温度
である約60〜約70℃への加熱、次に複数の濯ぎ段階、次にスカーリング槽へ
の浸漬、効果的な温度への加熱及び複数の濯ぎ段階、次に漂白溶液中での浸漬及
びしばしば95℃を超える効果的な温度への漂白溶液の加熱、次に複数の濯ぎ段
階を包含する。かかる高温への布地及び溶液の加熱は、多量の布地及び水溶液等
の加熱のために、金銭及び時間の双方の著しい投資を包含する。加えて、複数の
濯ぎ段階は、処理しなければいけない多量の無駄を生み出し、それによって追加
的なコストを付加する。しかしながら、本発明によって可能となるより低い加工
温度及び効果的な組み合わせの結果、本発明は、ごくわずかのエネルギー及び加
熱のための時間投資を必要とし、且つごくわずかの洗浄水を使用するが、それに
よって、無駄を少なくし、装置及び製造設備での床空間の必要性における相当な
出費を大いに節約する。
【0028】 用語「同時」は、糊抜き及び漂白の少なくとも一部分は、単一操作で行われる
ことを示している。これは、洗浄及び他の処理は、通常は分割して行われる糊抜
き及び漂白間段階がもはや必要ないため明らかに有利である。その結果、水及び
エネルギー需要並びに各工程で使用される異なる装置の需要はかなり削減される
。さらには、処理される布地の型及び布地上に存在する不純物の性質によって、
発明の工程作業中にスカーリング効果を得ることができる。従って、このような
場合には付加的なスカーリング処理を必要としない。全糊抜きは漂白段階と共に
行われるのが好ましいが、当業者には本発明の精神を逸脱することなく、ある部
分において、糊抜きが漂白段階から分割して行われてもよいことは理解できる。
【0029】 本発明は、過酸化水素及び疎水性漂白活性化剤の組み合わせもしくは前形成疎
水性過酸の使用を含み、前者が最も好ましい疎水性漂白システムの使用を包含す
る。過酸化水素又は前形成過酸は、本発明の処理溶液中に約1〜約50g/L、
より好ましくは約2〜約30g/L、最も好ましくは約2〜約20g/Lの水準
で存在する。次に、疎水性活性化剤又は過酸は、活性化剤又は過酸対過酸化物の
モル比が、約1:1〜約1:50、より好ましくは約1:2〜約1:30、さら
に好ましくは約1:5〜約1:15で使用される。一方、漂白溶液又は液体の布
地量に対する比率は、バッチ加工のために、約5:1〜100:1、より好まし
くは約5:1〜約40:1、最も好ましくは約8:1〜約20:1である。連続
工程又はパッドスチーム工程のために、液体使用は布地の質量に対して、約40
%〜約200%、好ましくは布地の質量に対して約50%〜約150%である。
【0030】 特に有用で好ましいのは、過酸化水素及び疎水性漂白活性化剤の組み合わせで
あり、特に、以下の一般式を有する漂白活性化剤のアルカノイルオキシ分類であ
る。
【0031】
【化11】
【0032】 式中、Rは約5〜約17、好ましくは約7〜約11の炭素原子を有するアルキル
鎖であって、Lは実質的に任意の好適な脱離基であってよい。脱離基は、過水酸
化物(ペルヒドロキシド)陰イオンによって漂白活性化剤の求核攻撃の結果とし
て漂白活性化剤から置換される任意の基である。これは、過加水分解反応であり
、結果として過オキシカルボン酸を形成する。一般に、好適な脱離基となる基は
電子を引き寄せる効果を発揮しなくてはならない。逆反応率を無視するためには
、安定した存在も形成すべきである。これにより、過水酸化物陰イオンによる求
核攻撃が容易になる。
【0033】 L基は、最適な時間枠(例えば、洗浄サイクル)内で反応が発生するように、
実質的に反応性がなくてはならない。しかしながら、もしLに反応性がありすぎ
ると、この活性化剤は漂白組成物中での使用において安定させることが難しい。
これらの特徴は、一般に脱離基の酸抱合体のpKaと平行するものであるが、こ
の慣習についての例外も知られている。通常、かかる挙動を示す脱離基は、それ
らの中の酸抱合体が約4〜約13、好ましくは約6〜約11及び最も好ましくは
約8〜約11のpKaを有するものである。本発明の目的のために、Lは以下か
らなる群から選択される。
【0034】
【化12】
【0035】 及びこれらの混合物であって、式中、R1は約1〜約14の炭素原子を含有する
アルキル基、アリール基又はアルカリール基であって、R3は約1〜約8の炭素
原子を含有するアルキル鎖であって、R4はH又はR3であって、YはH又は可溶
性化基である。
【0036】 好ましい可溶性化基は、−SO3 -+、−CO2 -+、−SO4 -+、−N+(R 34-及びO←N(R33及び最も好ましくは−SO3 -+及び−CO2 -+
あって、式中、R3は約1〜約4の炭素原子を含有するアルキル鎖であって、M
は漂白活性化剤に溶解性を提供する陽イオンであって、Xは漂白活性化剤に溶解
性を提供する陰イオンである。好ましくは、Mはアルカリ金属、アンモニウム、
又は最も好ましくはナトリウム及びカリウムで置換されるアンモニウム陽イオン
であって、Xはハロゲン化物、水酸化物、硫酸メチル又はアセテート陰イオンで
ある。可溶性基を含有しない脱離基を有する漂白活性化剤は、その溶解を助ける
ために、漂白剤溶液中に十分に分散する必要があることに注意すべきである。
【0037】 好ましい漂白活性化剤は、前述の一般式のものであって、式中、Lは以下から
なる群から選択される。
【0038】
【化13】
【0039】 式中、R3は前述で定義されており、Yは−SO3 -+又は−CO2 -+であって
、Mは前述で定義されている。
【0040】 本発明で用いる漂白活性化剤の中で最も好ましいのは、以下の式のアルカノイ
ルオキシベンゼンスルホネートである。
【0041】
【化14】
【0042】 式中、R1は約7〜約12、好ましくは約8〜約11の炭素原子を含有し、Mは
アルカリ金属、アンモニウム又は最も好ましくはナトリウム及びカリウムで置換
されるアンモニウム陽イオンのような好適な陽イオンである。
【0043】 極めて好ましい疎水性アルカノイルオキシベンゼンスルホネートは、ノナノイ
ルオキシベンゼンスルホネート、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベ
ンゼンスルホネート、2−エチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホネート、オ
クタノイルオキシベンゼンスルホネート、デカノイルオキシベンゼンスルホネー
ト、ドデカノイルオキシベンゼンスルホネート、及びこれらの混合物からなる群
から選択される。
【0044】 あるいは、本発明において、アミド誘導漂白活性化剤が使用されてもよい。こ
れらの活性化剤は以下の一般式のアミド置換型組成物、
【0045】
【化15】
【0046】 又はこれらの混合物であり、式中、R1は約1〜約14の炭素原子を含有するア
ルキル基、アリール基又はアルカリール基であって、R2は約1〜約14の炭素
原子を含有するアルキレン、アリーレン又はアルカリーレン基であって、R5
H又は約1〜約10の炭素原子を含有するアルキル基、アリール基又はアルカリ
ール基であって、Lは前述で定義されている脱離基である。
【0047】 好ましい漂白活性化剤は、前述の一般式のものであって、式中、R1は約6〜
約12の炭素原子を含有するアルキル基であり、R2は約1〜約8の炭素原子を
含有し、R5はH又はメチルである。特に好ましい漂白活性化剤は前述の一般式
のものであって、式中、R1は約7〜約10の炭素原子を含有するアルキル基で
あって、R2は約4〜約5の炭素原子を含有し、Lは以下からなる群から選択さ
れる。
【0048】
【化16】
【0049】 式中、R3は前述で定義されており、Yは−SO3 -+又は−CO2 -+であって
、式中、Mは前述で定義されている。
【0050】 その他の重要な漂白活性化剤の分類は、過水酸化物陰イオンによる環状環のカ
ルボニル炭素への求核攻撃の結果としての環開口部によって、本明細書中に記載
される有機過酸を提供する。例えば、カプロラクタム活性化剤中のこの環開口部
反応には、過酸化水素又はその陰イオンによるカプロラクタム環カルボニルでの
攻撃を包含する。過酸化水素又はその陰イオンによるアシルカプロラクタムの攻
撃は、好ましくは環外カルボニルで起こるため、環開口部のかなりの量の断片を
得るには、触媒を必要とする。環開口部漂白活性化剤の他の例は、ベンゾオキサ
ジン型活性化剤中で見ることができる。
【0051】 かかるベンゾオキサジン型の活性化剤組成物は、以下の式を有し、
【0052】
【化17】
【0053】 ベンゾオキサジン置換型を包含し、
【0054】
【化18】
【0055】 式中、R1はH、アルキル、アルカリール、アリール、アリールアルキルであっ
て、R2、R3、R4、及びR5はH、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アリール
、ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、アルキルアミノ、COOR6(ここで
6はH又はアルキル基である)及びカルボニル置換型基から選択される同一又
は異なる置換型基である。
【0056】 好ましいベンゾキサジン型の活性化剤は以下である。
【0057】
【化19】
【0058】 活性化剤が使用される場合、最適な表面漂白性能は洗浄液と共に得られ、かか
る洗浄液のpHは過加水分解反応を容易にするために、約8.5〜10.5及び
好ましくは9.5〜10.5である。
【0059】 本発明において、N−アシルカプロラクタム漂白活性化剤が使用される。これ
らの活性化剤は以下の式を有し、
【0060】
【化20】
【0061】 式中、R6はH又は1〜12の炭素を含有するアルキル基、アリール基、アルコ
キシアリール基又はアルカリール基である。式中、R6が少なくとも6、好まし
くは6〜12の炭素原子を部分的に含有するカプロラクタム活性化剤は、前述の
ように、求核性及び体の汚れの洗浄を与える疎水性漂白を提供する。
【0062】 極めて好ましい疎水性N−アシルカプロラクタムは、ベンゾイルカプロラクタ
ム、オクタノイルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、デカノイルカプ
ロラクタム、ウンデカノイルカプロラクタム、3,5,5トリメチルヘキサノイ
ルカプロラクタム、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
【0063】 あるいは、前形成過酸は過酸及び活性化剤の代わりに使用されてもよい。前形
成疎水性過酸は、好ましくは過カルボン酸及び塩、過炭酸及び塩、過イミド酸及
び塩、過酸化モノ硫酸及び塩、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
これらの例が、ミラクル(Miracle)らの米国特許第5,576,282号に開
示されている。
【0064】 好適な有機過オキシカルボン酸の1分類は以下の一般式を有する。式中、Rは
、1〜約22の炭素原子を含有するアルキレン基若しくは置換型アルキレン基、
又はフェニレン基若しくは置換型フェニレン基であり、Yは水素、ハロゲン、ア
ルキル、アリール、−C(O)OH又は−C(O)OOHである。
【0065】
【化21】
【0066】 本発明での使用に好適な有機過オキソ酸は、1又は2の過オキシ基を含有する
ことができ、脂肪族又は芳香族のいずれでもよい。有機過オキシカルボン酸が脂
肪族である場合、非置換型の過酸は以下の一般式を有する。
【0067】
【化22】
【0068】 式中、Yは、例えば、H、CH3、CH2Cl、C(O)OH、又はC(O)O
OHであってよく、nは0〜20の整数である。有機過オキシカルボン酸が芳香
族である場合、非置換型の過酸は以下の一般式を有する。
【0069】
【化23】
【0070】 式中、Yは、例えば、水素、アルキル、アルキルハロゲン、ハロゲン、C(O
)OH又はC(O)OOHであってよい。
【0071】 本明細書で有用な典型的なモノ過オキソ酸には、以下のようなアルキル及びア
リール過オキソ酸が挙げられる。 (i)過オキシ安息香酸及び環置換型の過オキシ安息香酸、例えば、過オキシ−
a−ナフトエ酸、モノ過オキシナフタル酸(マグネシウム塩ヘキサヒドレート)
、及びo−カルボキシベンゾアミド過オキシヘキサン酸(ナトリウム塩)、 (ii)脂肪族、置換型脂肪族及びアリールアルキルモノ過オキソ酸、例えば、
過オキシラウリン酸、過オキシステアリン酸、N−ノナノイルアミノ過オキシカ
プロン酸(NAPCA)、N,N−(3−オクチルスクシノイル)アミノ過オキ
シカプロン酸(SAPA)及びN,N−タロイルアミノ過オキシカプロン酸(P
AP)、 (iii)アミド過オキソ酸、例えば、過オキシコハク酸(NAPSA)又は過
オキシアジピン酸(NAPAA)のいずれかのモノノニルアミド。
【0072】 本明細書で有用な典型的なジ過オキソ酸には以下のようなアルキルジ過オキソ
酸及びアリールジ過オキソ酸が挙げられる。 (iv)1,12−ジ過オキシドデカン二酸、 (v)1,9−ジ過オキシアゼライン酸、 (vi)ジ過オキシブラシル酸、ジ過オキシセバシン酸及びジ過オキシイソフタ
ル酸、 (vii)2−デシルジ過オキシブタン−1,4−二酸、 (viii)4,4’−スルホニルビス過オキシ安息香酸。
【0073】 かかる漂白剤は、米国特許第4,483,781号(1984年11月20日
発行、ハートマン(Hartman))、米国特許第4,634,551号(バーンズ
(Burns)ら)、欧州特許出願第0,133,354号(1985年2月20日
公開、バンクス(Banks)ら)及び米国特許第4,412,934号(1983
年11月1日発行、チャン(Chung)ら)に開示されている。ソースには、19
87年1月6日にバーンズ(Burns)らに発行された米国特許第4,634,5
51号に十分に記述されているように、6−ノニルアミノ−6−オキソ過オキシ
カプロン酸も包含する。例えば、デラウェア州、ウィルミントンのE.I.デゥ
ポン・ド・ヌムール社(DuPont de Nemours)で商業的に製造されているオゾン
(OXON)のような過硫酸化合物も好適な過酸化モノ硫酸源として使用するこ
とができる。 記載されている疎水性漂白構成部分に加えて、本発明の処理槽又は液体はさら
に糊抜きシステムを包含する。糊抜きは、製織前の紡糸に付着するデンプン及び
ポリビニルアルコールのようなサイズ剤の除去を包含する。糊抜きシステムは、
全てが当該分野では周知であり、十分に当業者の技術範囲内であるアミラーゼ酵
素、アルカリ剤及び酸化剤のような糊抜き剤の水溶液の使用を包含する。好まし
い糊抜きシステムには、当該技術では既知のアミラーゼ酵素の使用を包含する。
糊抜き剤は約0.5〜約20g/l、より好ましくは約0.5〜約10g/l、
及び最も好ましくは約1〜約5g/lの範囲で使用される。
【0074】 本発明の処理溶液は、種々の添加物構成部分を包含してもよい。かかる構成部
分には、金属封鎖剤又はキレート剤、湿潤剤、pH調製剤、漂白触媒、安定剤、
洗剤及びこれらの混合物が挙げられる。湿潤剤は、典型的に界面活性剤及び特に
非イオン界面活性剤から選択される。湿潤剤が使用される場合、典型的には槽に
対して約0.1〜約20g/L、より好ましくは約0.5〜20g/L、及び最
も好ましくは約0.5〜10g/Lの範囲で包含される。安定剤は緩衝力、金属
封鎖、分散及び、加えて界面活性剤の作業性向上等の種々の理由のために使用さ
れる。安定剤は、周知である無機種又は有機種及び最も広く受け入れられるケイ
酸塩及び有機リン化合物の双方が周知であり、存在する場合、槽に対して約0.
01〜約30g/L、より好ましくは約0.01〜約20g/L、最も好ましく
は約0.01〜約10g/Lの範囲で使用される。本発明の好ましい任意の実施
形態において、水酸化ナトリウムは処理溶液中に約1〜約40g/L、より好ま
しくは約2〜約30g/L、最も好ましくは約2〜約20g/Lの水準で包含さ
れる。
【0075】 キレート剤が使用されても良く、アミノカルボン酸塩、アミノホスホン酸塩、
多官能置換型芳香族キレート剤及びこれらの混合物からなる群から選択すること
ができ、全て以下に定義される。 任意のキレート剤として有用なアミノカルボン酸塩には、エチレンジアミンテ
トラアセテート、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテート、ニト
リロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリエチレンテ
トラアミンヘキサアセテート、約6を超える炭素原子を有するアルキル基又はア
ルキニル基を含有しないホスホネートが挙げられる。 本明細書の組成物において、多官能置換型芳香族キレート剤も有用である。1
974年5月21日にコナー(Connor)らに発行された米国特許第3,812,
044号を参照のこと。酸の形態であるこの型の好ましい化合物は、1,2−ジ
ヒドロキシ−3,5−ジスルホベンゼンジエチレントリアミンペンタアセテート
、及びエタノールジグリシン、アルカリ金属、アンモニウム、及びそれらの置換
型アンモニウム塩及びそれらの混合物のようなジヒドロキシジスルホベンゼンで
ある。
【0076】 アミノホスホネートも、少なくとも低水準全リンが許可される場合に、発明の
組成物におけるキレート剤として使用するのに好適である。 本明細書で用いるのに好ましい生分解性キレート剤は、エチレンジアミンジサ
クシネート(「EDDS」)であり、特に、ハートマン(Hartman)及びパーキ
ンス(Perkins)への米国特許第4,704,233号(1987年11月3日
)に記載されている[S,S]異性体である。 存在する場合、キレート剤は約0.01〜約10g/L、より好ましくは約0
.1〜約5g/L、及び最も好ましくは約0.2〜約2g/lの範囲で使用され
る。 漂白触媒は、本発明の処理溶液中で使用されてもよい。金属含有漂白触媒の1
つの種類は銅、鉄、チタン、ルテニウム、タングステン、モリブデン又はマンガ
ン陽イオンなどの定義された漂白触媒活性の遷移金属陽イオン、亜鉛又はアルミ
ニウム陽イオンなどの漂白触媒活性をほとんど又は全く持たない補助金属陽イオ
ン、及び触媒金属や補助金属陽イオンにおいて定義された安定度定数を有する封
鎖剤、特に、エチレンジアミン四酢酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンスル
ホン酸)とそれらの水溶性塩からなる触媒系である。かかる触媒は、米国特許第
4,430,243号に開示されている。
【0077】 漂白触媒の他の型には、米国特許第5,246,621号及び米国特許第5,
244,594号に開示されているマンガン基材の錯体が挙げられる。これらの
触媒の好ましい例としては、MnIV 2(u−O)3(1,4,7−トリメチル−1
,4,7−トリアザシクロノナン)2−(PF62、MnIII 2(u−O)1(u−
OAc)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2
(ClO42、MnIV 4(u−O)6(1,4,7−トリアザシクロノナン)4
ClO)2、MnIIIMnIV 4(u−O)1(u−OAc)2-(1,4,7−トリメ
チル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2−(ClO43、及びこれらの混
合物が挙げられる。欧州特許出願公開第549,272号も参照のこと。本明細
書での使用に好適な他の配位子としては1,5,9−トリメチル−1,5,9−
トリアザシクロドデカン、2−メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、2
−メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、及びこれらの混合物が挙げられ
る。本明細書における他の好適な漂白触媒の例は、米国特許第4,246,61
2号、米国特許第5,227,084号及び特定の鉄触媒に関連している国際出
願公開公報95/34628号(1995年12月21日)を参照のこと。
【0078】 Mn(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)(OC
33-(PF6)などの単核マンガン(IV)複合体について教示している米国
公開特許第5,194,416号も参照されたい。 米国特許第5,114,606号に開示されているような、さらなるその他の
漂白触媒の種類は、少なくとも3つの連続するC−OH基を有する非カルボン酸
ポリヒドロキシ化合物である配位子を伴うマンガン(II)、(III)、及び
/又は(IV)の水溶性複合体である。好ましい配位子にはソルビトール、イジ
トール、ダルシトール、マンニトール、キシリトール、アラビトール、アドニト
ール、メソエリスリトール、メソイノシトール、ラクトース及びこれらの混合物
が挙げられる。
【0079】 米国特許第5,114,611号は、非(マクロ)環状配位子を伴うMn、C
o、Fe又はCu等の遷移金属の錯体からなるその他の有用な漂白触媒を教示し
ている。好ましい配位子には、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラ
ジン環、イミダゾール環、ピラゾール環及びトリアゾール環が挙げられる。該環
は、任意にアルキル、アリール、アルコキシ、ハロゲン化物及びニトロのような
置換型基で置換されてもよい。特に好ましいのは、配位子2,2’ビスピリジラ
ミンである。好ましい漂白触媒には、Co−、Cu−、Mn−又はFe−ビスピ
リミジルメタン及びビスピリミジルアミン錯体が挙げられる。極めて好ましい漂
白触媒には、Co(2,2’−ビスピリジルアミン)Cl2、ジ(イソチオシア
ナト)ビスピリジルアミンコバルト(II)、トリスジピリジルアミンコバルト
(II)ペルクロレート、Co(2,2’−ビスピリジルアミン)22ClO4
、ビス(2,2’−ビスピリジルアミン)銅(II)ペルクロレート、トリス(
ジ−2−ピリジルアミン)鉄(II)ペルクロレート及びこれらの混合物が挙げ
られる。 他の漂白触媒の例には、Mnグルコネート、Mn(CF3SO32、Co(N
35Cl及びN4MnIII(u−O)2MnIV4+及び[ビピ2MnIII(u−
O)2MnIVビピ2]−(ClO43を包含するテトラ−N−デンテート及びビ−
N−デンテート配位子でのMn二核錯体が挙げられる。
【0080】 本明細書で用いる特に好ましいマンガン触媒は、国際出願公開公報第98/2
3249号、国際出願公開公報第98/39098、国際出願公開公報第98/
39406号及び国際出願公開公報第98/39405号に十分に開示されてい
るものであって、この開示は参考として本明細書に組み込まれる。 他の漂白触媒は、例えば、欧州特許出願公開第408,131号(コバルト錯
体触媒)、欧州特許出願公開第384,503号及び欧州特許出願公開第第30
6,089号(メタロ−ポルフィリン触媒)、米国特許第4,728,455号
(マンガン/多座配位子触媒)、米国特許第4,711,748号及び欧州特許
出願公開第224,952号(アルミノケイ酸塩触媒上に吸収されるマンガン)
、米国特許第4,601,845号(マンガン、亜鉛又はマグネシウム塩に支持
されるアルミノケイ酸塩)、米国特許第4,626,373号(マンガン/配位
子触媒)、米国特許第4,119,557号(第二鉄錯体触媒)、ドイツ特許明
細書第2,054,019号(コバルトキレート触媒)、カナダ特許第866,
191号(塩含有遷移金属)、米国特許第4,430,243号(マンガン陽イ
オン及び非触媒金属陽イオンを伴うキレート)及び米国特許第4,728,45
5号(マンガングルコネート触媒)に開示されている。
【0081】 好ましいのは、以下の式、 Co[(NH3nM’mB’bT’tqp]Yy を有するコバルト(III)触媒であって、式中、コバルトは+3酸化状態にあ
り、nは0〜5の整数であり(好ましくは4又は5、最も好ましくは5)、M’
は単座配位子を示し、mは0〜5の整数であり(好ましくは1又は2、最も好ま
しくは1)、B’は二座配位子を示し、bは0〜2の整数であり、T’は三座配
位子を示し、tは0又は1であり、Qは四座配位子を示し、qは0又は1であり
、Pは五座配位子を示し、pは0又は1であり、n+m+2b+3t+4q+5
p=6であり、Yは1以上の数yに存在する適宜に選択された対陰イオンであり
、その際、yは1〜3の整数(Yが−1荷電した陰イオンの場合、好ましくは2
〜3、最も好ましくは2)であり、荷電平衡の塩を得るために、好ましいYは、
クロリド、ニトレート、ニトライト、サルフェート、シトレート、アセテート、
カルボネート、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、ここでさらに
、アルカリ条件下でのコバルト(III)からコバルト(II)への還元電位が
通常の水素電極に対して約0.4ボルト未満(好ましくは約0.2ボルト未満)
となるように、コバルトに結合する配位部位の少なくとも1つは、自動食器洗浄
の条件下で不安定であり、残りの配位部位は自動食器洗浄の条件下でコバルトを
安定化する。好ましい触媒は式、 [Co(NH35Cl]Yy、及び特に、 [Co(NH35Cl]Cl2 を有する塩化物塩である。
【0082】 さらに好ましいのは、以下の式を有するコバルト(III)漂白触媒を利用す
る本発明の組成物であって、 [Co(NH3n(M)m(B)b]Ty 式中、コバルトは、+3の酸化状態にあり、nは4又は5(好ましくは5)であ
り、Mは1ヵ所でコバルトに配位する1以上の配位子であり、mは0、1又は2
(好ましくは1)であり、Bは2ヵ所でコバルトに配位する配位子であり、bは
0又は1(好ましくは0)であり、b=0の時、m+n=6であり、b=1の時
、m=0及びn=4であり、Tは、数yにおいて存在する適切に選択された1以
上の対陰イオンであり、その際、yは荷電平衡塩を得るための整数(Tが−1に
荷電する陰イオンの場合、好ましくはyは1〜3、最も好ましくは2)、及びそ
の際、前記触媒はさらに0.23M-1-1(25℃)未満の塩基加水分解速度定
数を有する。これらの物質は米国特許第5,559,261号、米国特許第5,
597,936号、米国特許第5,705,464号、米国特許第5,703,
030号及び米国特許第5,962,386号により十分に開示されており、そ
の開示は参考として本明細書中に組み込まれる。
【0083】 実用的な事柄として、限定する目的はないが、本明細書の溶液は、少なくとも
百万分の1のオーダーで活性のある漂白触媒種を提供するように調製することが
でき、水性洗浄媒体に存在する場合、さらに好ましくは、洗浄液中で約0.01
ppm〜約25ppm、さらに好ましくは約0.05ppm〜約10ppm、最
も好ましくは約0.1ppm〜約5ppmの漂白触媒を提供する。
【0084】 また、本明細書中で有用なのは、任意の既知である有機漂白触媒、酸素付着剤
又はこれらの前駆体である。これらには、これら自身及び/又はこれらの前駆体
化合物、例えば、1991年公開、欧州特許公報第446,982号にみられる
スルホンイミンR12C=NSO23及び、例えば、1991年公開、欧州特許
公報第446,981号にみられるスルホニルオキサジリジン、
【0085】
【化24】
【0086】 のようなジオキシラン前駆体又はジオキシランの類似体を含有するジオキシラン
及び/又は任意のヘテロ原子の製造のための好適なケトンが挙げられる。かかる
物質の好ましい例は、ジオキシランをその場で製造するため特にモノ過酸化サル
フェートと併せて使用される親水性又は疎水性ケトン、及び/又は米国特許第5
,576,282号及びそこに記載された引例に開示されるイミンが挙げられる
。酸素漂白は、好ましくは過カルボン酸及びその塩、過炭酸及びその塩、過酸化
モノ硫酸及びその塩、及びこれらの混合物を含む酸素移行剤又は前駆体などと併
せて使用される。米国特許第5,360,568号、米国特許第5,360,5
69号及び米国特許第5,370,826号も参照のこと。極めて好ましい実施
形態において、発明は、発明に従って遷移金属漂白触媒を組み込む洗剤組成物、
及び前述で挙げられる1つの有機漂白触媒に関する。
【0087】 本発明の溶液の一部分であってよい付加構成部分は、重炭酸ナトリウムのよう
なアルカリ塩剤において約1.0質量%〜約4.0質量%、好ましくは約2.0
質量%包含される。ポリジメチルシロキサンのような消泡剤が質量で約0.25
%〜2.0%が包含される。他の付加構成部分には、例えば、潤滑剤及び柔軟剤
が挙げられる。 当業者であれば、本発明の遂行において使用される工程条件は、使用のために
望まれる特定の装置又は特定の工程に適合させるために選択されてよいというこ
とが認識できる。例えば、繊維製品構成部分は好ましくは、約20〜約80℃、
好ましくは約50℃〜約80℃の温度において、繊維製品構成部分を処理するの
に好適な時間は少なくとも約15分間、より好ましくは約30分〜約180分、
さらにより好ましくは約30分〜約120分、及び最も好ましくは約30分〜約
90分間処理溶液との接触を持続する。もちろん、当業者であれば時間及び温度
のような処理条件は、使用する装置及び処理する布地によって変化することは認
識できる。
【0088】 本発明に関連して使用される工程型の好ましい例には、ジッガー/ウィンチ(
Jigger/Winch)型、パッドロール型及びパッドスチーム型が挙げられる。これら
の型は、さらに以下で詳しく扱う。発明の組み合わされた工程は、バッチ、スチ
ームを使用する半連続若しくは連続工程、又は冷温漂白原理として行われてもよ
い。工程の一例としては、以下の工程を含んでいてもよい。 a)布地の本明細書に記載の糊抜き及び漂白槽への浸潤後、反応実行のために
必要な液体量確保(通常、乾燥布地の質量に対し、60〜120%)のための余
分な液体の搾り出し、(b)浸潤された布地を、所望の処理温度、一般的には約
20〜約80℃にするため蒸気へさらすこと、及び(c)Jボックス、Uボック
ス、カーペットマシン等の中で、糊抜き及び漂白が可能となる十分な時間、布の
巻取り又はひだ付けを保持すること。 前述のように、スカーリングは発明の組み合わせ工程を実行する場合に、得ら
れる固有の結果であってよい。しかしながら、特定の種類の布地においては、所
望の品質の最終製品を得るために、布地をスカーリング処理に暴露するのが有利
及び/又は必要である。このような場合、本発明は糊抜き、漂白及びスカーリン
グ工程を組み合わせて使用してもよい。
【0089】 本発明の方法は、未仕上げ繊維製品構成部分の記載される処理溶液への提供を
包含する。繊維製品構成部分は、織布、不織布及び編物を包含する繊維、紡糸及
び布地を含んでいても良い。未仕上げによって、繊維製品構成部分は、染色、印
刷又はパーマネントプレスのような仕上げ工程を提供する他の方法がなされてい
ないことを意図する。もちろん、当業者には、本発明の繊維製品構成部分は、材
料の裁断及び裁縫を包含する衣類又は他の製造工程を通過していないことが認識
できる。 本工程は、綿、亜麻布、並びにレーヨン及びテンセルなどの再生セルロースの
ようなセルロース性物質を包含する大部分の任意の天然材料と共に使用されてよ
い。100%天然繊維、紡糸及び布地のどれもが使用又は同様に使用されても良
い合成材料との混合物であっても良い。本発明の目的のため、天然繊維には、本
明細書に記載のセルロース性物質、純羊毛及び羊毛混、麻、サイザル麻、亜麻及
び黄麻が挙げられる。
【0090】 本発明の方法は、処理段階と併せて、毛焼き、スカーリング及びシルケット加
工のさらなる段階を包含しても良い。スカーリングは、分割段階中で使用される
が、好ましい実施形態においてスカーリング段階は、漂白、糊抜き及びスカーリ
ングが組み合わされて単一段階となる処理槽中の水酸化ナトリウムの包含によっ
て本発明の1段階処理を包含している。そのような場合、水酸化ナトリウムは、
約1〜約40g/l、より好ましくは約2〜約30g/l、より好ましくは約2
〜約20g/lの範囲で包含される。 毛焼き及びシルケット加工、並びに若干好ましい実施形態であるスカーリング
は、種々の組み合わせ及び順序で遂行されてよく、当業者には組み合わせの変更
が可能であることが認識できる。本発明のスカーリング段階は、ワックス及び油
のような繊維製品からの天然又は合成不純物の除去を包含する。アルカリ槽内の
任意構成部分には、湿潤剤及びキレート剤が挙げられる。
【0091】 本発明のシルケット加工は、繊維又はストランドを除去するため、繊維製品の
直火上の通過を包含する毛焼き中での繊維強度を復活させ、光沢を向上させるた
め、繊維製品の延伸及び引張りと併せて水酸化ナトリウムのような高濃度アルカ
リへの適用を包含する。スカーリング、シルケット加工及び毛焼きは、当業者に
は周知であり、よく理解されており、技術範囲内である。 もちろん、本発明の工程には、好ましい適用として本発明の方法に続いて洗浄
段階又は洗浄段階系を包含する。処理された繊維製品の洗浄は、当業者には周知
であり技術範囲内である。洗浄段階は、本発明の処理工程後と同様に存在する場
合、各スカーリング及びシルケット加工後に典型的には存在する。加えて、処理
段階並びに本発明の任意のスカーリング及びシルケット加工は、存在する場合、
好ましい実施形態において、繊維製品構成部分における平坦又は均一な濡れを確
実にするために、ウェットアウト又は前濡れ段階を包含する。
【0092】 本発明の方法は、本方法によって処理される繊維製品構成部分に対して、優れ
た湿潤性を提供する。繊維製品の湿潤性は、繊維製品の任意の染色及び仕上げの
ために重要である。湿潤性は染色又は仕上げ剤による繊維製品の優れた浸透、並
びに優れた染色及び/又は仕上げ結果をもたらす。それ故に、繊維製品の湿潤性
は、処理工程がどの程度効果的に行われたかの指針である。高湿潤性は、より効
果的な及び優れた処理工程、つまり濡れ時間の短縮化を意味する。より低い漂白
温度(70℃)では約40%を超える湿潤性特性となるが、従来の繊維製品過酸
化物漂白は、95℃を超える温度においてのみ濡れ受容特性を提供していた。し
かしながら、本発明の工程は、約10%未満、好ましくは約5%未満の湿潤性指
数増加を有する布地を提供し、ここで湿潤性指数は以下の式で定義される: (70℃における湿潤性)−(95℃における湿潤性)/(95℃における湿潤
性) パーセント単位 本発明の目的のために、流動性に基づく繊維損傷が銅エチレンジアミン(CP
)中の繊維分散を包含するAATCC試験方法82−1996によって測定され
る。約1.5mmである代表的な繊維サンプルは裁断され、複数のガラス玉と共
に、試料ビン中で方程式CP=120×サンプル質量×0.98で定義されるC
P中に溶解され、窒素化に置かれ、およそ2時間振盪することで溶解される。付
加的なCPは、方程式CP=80×サンプル質量×0.98で定義されるものが
加えられ、窒素下で3時間付加振盪が加えられる。分散溶液の分離を防ぐために
、溶液は絶えず攪拌される。次に溶液は、25℃の一定温度槽内で流出時間を決
定するために、目盛り付きオスワルドキャノンフェンク(Oswald Canon Fenske
)粘度計で測定される。次に、流動性を式F=100/ctd(式中c=粘度系
定数、t=流出時間、及びd=溶液の濃度1.052である)から計算される。
【0093】 以下の限定されない実施例は、本発明をさらに例示するものである。 (実施例) 実施例I 本発明の1段階繊維製品処理は、以下の手順によって例示される。1段階処理
をマシス社(Mathis Co.)製の赤外線加熱システム(ラブマット(Labmat))と
共に自動実験染色機において実行した。処理槽は、表Iに詳述の構成部分の付加
を通し、脱イオン水の付加によって調製した。付加の順序は以下の通りであった
:湿潤剤−キレート剤−安定剤−酵素−活性化剤−H22−NaOH−布地。布
地は糊抜き及びスカーリング前の、未漂白未染色の100%綿プリント生地、1
22g/m2平織りであった。原布地の白色度は21.74であった。液体/布
地率は、15:1であり、布地を処理溶液内に投入した。溶液を約20℃から表
Iで詳述される所望の漂白温度まで約10分間加熱し、所望の温度を60分間保
持し、次に室温まで冷却した。次に、布地を漂白溶液から取り出し、布地上にア
ルカリ残渣がないのを確認するために熱水及び温水で洗浄した。次に、布地を乾
燥し、濡れ及び白色度測定のために、70°F及び65%相対的湿度下で調湿し
た。ハンターラボ(HunterLab)製のミニスキャンXEプラス(Miniscan XE Plu
s)を用いてCIE白色度指数を測定した。以下の方法ASTM D 5035
を用いて布地強度を評価するために、インストロン(Instron)を使用した。布
地の湿潤性は、AATCC試験方法79−1995によって測定した。濡れ時間
が短いほど、布地湿潤性又は吸収性は優れたものとなる。結果を表Iに報告する
【0094】
【表1】
【0095】1 ノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウム塩、NOBS。2 テトラアセチルエチレンジアミン、TAED3 アメリカンエマルジョン(American Emulsions)製アムザイム60(Amzyme 60
4 チバガイキー(Ciba Geigy)製シルバトロール SL(Silvatrol SL)5 チバガイキー(Ciba Geigy)製インバテックDTPA−41(Invatek DTPA-41
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 イーピン、ワン アメリカ合衆国オハイオ州、ウェスト、チ ェスター、グレナボー、ドライブ、6546

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未仕上げ繊維製品構成部分を提供し、該繊維製品構成部分を
    疎水性漂白システム及び酵素による糊抜きシステムによって特徴付けられる水性
    処理溶液へ浸潤し、該繊維製品構成部分を処理するために十分な時間での該処理
    溶液の該繊維製品構成部分への接触を保持することを可能にする工程からなるこ
    とを特徴とする未仕上げ繊維製品構成部分の1段階調製方法。
  2. 【請求項2】 処理されて得られた繊維製品構成部分が、少なくとも70の
    CIE指数の白色度値を有する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記水性処理溶液中の前記疎水性漂白システムであって、過
    酸化水素及び a)下記の一般式で表わされる漂白活性化剤: 【化1】 式中、Rは5〜17の炭素原子を有するアルキル鎖であって、Lは脱離基であり
    ; b)下記の一般式で表わされる漂白活性化剤: 【化2】 又はこれらの混合物であり、式中、R1は1〜14の炭素原子を含有するアルキ
    ル基、アリール基、又はアルカリール基であって、R2は1〜14の炭素原子を
    含有するアルキレン基、アリーレン基、又はアルカリーレン基であって、R5
    H、又は1〜10の炭素原子を含有するアルキル基、アリール基、又はアルカリ
    ール基であって、そしてLは脱離基であり; c)下記の式で表わされるベンゾオキサジン型漂白活性化剤: 【化3】 式中、R1はH、アルキル、アルカリール、アリール、アリールアルキルであっ
    て、R2、R3、R4、及びR5はH、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アリール
    、ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、アルキルアミノ、−COOR6から選
    択される同一又は異なってもよい置換型基であり、R6はH又はアルキル基及び
    カルボニル置換型基であり; d)下記の式で表わされるN−アシルカプロラクタム漂白活性化剤: 【化4】 式中、R6はH又は1〜12の炭素を含有するアルキル基、アリール基、アルコ
    キシアリール基、又はアルカリール基であり;及び e)a、b、c及びdの混合物 からなる群から選択される疎水性漂白活性化剤によって特徴付けられる請求項1
    又は2のいずれか1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記漂白活性化剤が、下記の式で表わされるアルカノイルオ
    キシベンゼンスルホネートであって、 【化5】 式中、R1は8〜11の炭素原子を有するアルキル基であり、及びMは好適な陽
    イオンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記処理溶液が、20〜80℃の温度である請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記処理された繊維製品構成部分が、前記方法中、10%未
    満の布地強度低下を示す請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記処理された繊維製品構成部分は、25%未満の流動性増
    加を示す請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 以下の段階によって特徴付けられる、織布のバッチ調製のた
    めの1段階方法: a)次に用いる未仕上げ織布を供給する; b)前記布地を水性処理溶液に通過させる、前記処理溶液は疎水性漂白シ
    ステム及び酵素による糊抜きシステムの混合物によって特徴付けられ、前記処理
    溶液を20℃〜80℃の温度まで加熱し、そして前記処理溶液を約15〜約18
    0分の間前記織布に接触させ、得られた布地は、前記CIEスケールにおいて少
    なくとも70白色度を有する。
  9. 【請求項9】 未仕上げ繊維製品構成部分を供給し、 前記繊維製品構成部分を、a)過酸化水素及び疎水性漂白活性化剤の疎水性漂白
    システム;b)酵素による糊抜きシステム、及びc)アルカリ性スカーリング剤
    ;によって特徴付けられる水性処理溶液へ浸潤し、 そして前記処理溶液を繊維製品構成部分に、繊維製品構成部分を処理するのに十
    分な時間、接触したままにする 段階によって特徴付けられる未仕上げ繊維製品構成部分の1段階調製方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の工程によって製造さ
    れる製品。
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