JP2003521407A - 2次ロック機構を備えたシートベルトリトラクタ - Google Patents
2次ロック機構を備えたシートベルトリトラクタInfo
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- pawl
- frame
- belt retractor
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
シートベルトリトラクタは、側壁(3)を備えたフレーム(1)と、両側壁間に延びている回転可能なスプール(2)とを有している。シートベルトの帯紐が回転可能なスプールに巻き付けられる。ロック用の歯止め(6)が、スプールの回転を阻止するためにスプールの外縁上のラチェットの歯(4)と係合する。2次ロック機構がスプールを回転しないようにロックする。
Description
【0001】
本発明は、シートベルトリトラクタのロック機構に関する。
【0002】
シートベルトリトラクタは、シートベルトの帯紐が巻き付けられ、帯紐を乗物
の乗員の動きによって要求される通りに繰り出すまたは巻き取るように縦軸線の
周りに回転するスプールを一般に有している。万一の衝突の際には、スプールは
回転しないようにロックされ、したがって繰り出しが阻止され、乗物の乗員は前
に移動しないようにしっかり拘束される。
の乗員の動きによって要求される通りに繰り出すまたは巻き取るように縦軸線の
周りに回転するスプールを一般に有している。万一の衝突の際には、スプールは
回転しないようにロックされ、したがって繰り出しが阻止され、乗物の乗員は前
に移動しないようにしっかり拘束される。
【0003】
スプールは、ラチェットの歯の端部が、スプールの幅にわたって延びているロ
ックバーに取り付けられた、歯付きの歯止めと係合することによってロックされ
る。
ックバーに取り付けられた、歯付きの歯止めと係合することによってロックされ
る。
【0004】
ロックバーは、衝突時にかなりの荷重がかかるので、非常に丈夫に構成する必
要がある。一般に、ロック用の歯止めの歯は、特に強い衝突力を受けて剪断変形
する場合がある。
要がある。一般に、ロック用の歯止めの歯は、特に強い衝突力を受けて剪断変形
する場合がある。
【0005】
本発明は、側壁を備えたリトラクタのフレームと、この両側壁の間に延びてい
る、シートベルトの帯紐が巻き付けられる回転可能なスプールと、スプール外周
上のラチェットの歯と係合してスプールの回転を阻止する、ロック用の歯止めを
備える1次ロック機構と、スプールを回転しないようにロックする2次ロック機
構とを有するシートベルトリトラクタを提供する。
る、シートベルトの帯紐が巻き付けられる回転可能なスプールと、スプール外周
上のラチェットの歯と係合してスプールの回転を阻止する、ロック用の歯止めを
備える1次ロック機構と、スプールを回転しないようにロックする2次ロック機
構とを有するシートベルトリトラクタを提供する。
【0006】
本発明の第1の実施態様によれば、2次ロック機構は、リトラクタのフレーム
の側壁の平面からずれ、スプールのラチェットの、表面が滑らかなフランジと協
働してスプールの回転をロックするように配置されている戻り止めに形成された
1群の歯を有している。
の側壁の平面からずれ、スプールのラチェットの、表面が滑らかなフランジと協
働してスプールの回転をロックするように配置されている戻り止めに形成された
1群の歯を有している。
【0007】
本発明の第2の実施態様によれば、2次ロック機構は、2つの円形リング部と
連結部を有する内側のフレームを有し、1群の歯が各リングの内面に形成され、
スプールのラチェットのフランジと係合してスプールの回転をロックするように
配置されている。
連結部を有する内側のフレームを有し、1群の歯が各リングの内面に形成され、
スプールのラチェットのフランジと係合してスプールの回転をロックするように
配置されている。
【0008】
第3の実施態様によれば、2次ロック用の歯が、リトラクタのフレームの開い
ている側を横切ってフレームの側壁に固定されているバーに取り付けられている
。このバーは、フレームの両側を一緒に保持するつなぎ板の延長部として形成し
てもよい。
ている側を横切ってフレームの側壁に固定されているバーに取り付けられている
。このバーは、フレームの両側を一緒に保持するつなぎ板の延長部として形成し
てもよい。
【0009】
第4の実施態様によれば、2次ロック用の歯が、ロック用の歯止めの支持バー
にピボット運動できるように取り付けられた、2次ロック用の歯止めに取り付け
られている。発明の詳細な説明 図中、同様の部分には同一の参照符号を付している。図1はシートベルトリト
ラクタの斜視図、図2は側断面図、図3は縦断面図である。シートベルトリトラ
クタは、フレームの両側壁3の間に回転するように取り付けられたスプール2を
備える、U字形のフレーム1を有している。スプール2の両端部は歯付きのラチ
ェットホイール4として形成されている。ロックバー5が、各端部に固定された
、歯付きの歯止め6を有しており、万一の衝突の際には、歯止め6の歯がラチェ
ットホイール4の歯に係合するようにピボット運動して、スプールをそれ以上回
転させないように、したがって帯紐が繰り出されないようにロックして乗物の乗
員を拘束する。
にピボット運動できるように取り付けられた、2次ロック用の歯止めに取り付け
られている。発明の詳細な説明 図中、同様の部分には同一の参照符号を付している。図1はシートベルトリト
ラクタの斜視図、図2は側断面図、図3は縦断面図である。シートベルトリトラ
クタは、フレームの両側壁3の間に回転するように取り付けられたスプール2を
備える、U字形のフレーム1を有している。スプール2の両端部は歯付きのラチ
ェットホイール4として形成されている。ロックバー5が、各端部に固定された
、歯付きの歯止め6を有しており、万一の衝突の際には、歯止め6の歯がラチェ
ットホイール4の歯に係合するようにピボット運動して、スプールをそれ以上回
転させないように、したがって帯紐が繰り出されないようにロックして乗物の乗
員を拘束する。
【0010】
本発明の第1の実施形態によれば、2次ロック機構は、リトラクタのフレーム
の側壁の平面からずれ、スプールのラチェットの、表面が滑らかなフランジと協
働してスプールの回転をロックするように構成されている戻り止めに形成された
1群の歯を有している。1次ロック機構が係合すると、フレームの側壁が変形し
、戻り止めの1群の歯はラチェットホイールのフランジに近付く方向に大きな荷
重で押される。この1群の歯はフランジに食い込んでスプールの回転を阻止する
。戻り止めは1次ロック用の歯止めのピボット点と正反対の位置に配置するのが
好ましい。
の側壁の平面からずれ、スプールのラチェットの、表面が滑らかなフランジと協
働してスプールの回転をロックするように構成されている戻り止めに形成された
1群の歯を有している。1次ロック機構が係合すると、フレームの側壁が変形し
、戻り止めの1群の歯はラチェットホイールのフランジに近付く方向に大きな荷
重で押される。この1群の歯はフランジに食い込んでスプールの回転を阻止する
。戻り止めは1次ロック用の歯止めのピボット点と正反対の位置に配置するのが
好ましい。
【0011】
図1〜3には、フレーム1の戻り止め8からスプールに向かって突出し、フレ
ームの側壁3の面からずれた歯7を有する2次ロック機構が示されている。歯7
はスプールのラチェットホイールのフランジ9の面内にある。この面はラチェッ
トホイール4の歯に隣接する滑らかな表面である。
ームの側壁3の面からずれた歯7を有する2次ロック機構が示されている。歯7
はスプールのラチェットホイールのフランジ9の面内にある。この面はラチェッ
トホイール4の歯に隣接する滑らかな表面である。
【0012】
作動時、衝突が検出された後、1次歯止め6はピボット運動して、スプール2
の回転をロックするように各ラチェットホイール4と係合する。衝突力が強くな
ると、ロックバー5,6はスプール2とフランジ9を、フランジ9に食い込む2
次ロック用の歯7に係合させ、それによってスプールは2次ロックされる。
の回転をロックするように各ラチェットホイール4と係合する。衝突力が強くな
ると、ロックバー5,6はスプール2とフランジ9を、フランジ9に食い込む2
次ロック用の歯7に係合させ、それによってスプールは2次ロックされる。
【0013】
本発明の第2の実施形態によれば、2次ロック機構は、2つの円形のリング部
と連結部とを有する内側のフレームを有し、1群の歯が各リングの内面に形成さ
れ、スプールのラチェットのフランジと係合してスプールの回転をロックするよ
うに配置されている。連結部はリトラクタのフレームにボルト留めするのが好ま
しい。図4〜7には、2次ロック用の歯17が追加のフレーム部材18のリング
から半径方向に内側に向かって突出している第2の実施形態が示されている。追
加のフレーム部材18は、リトラクタのフレーム1にボルト留めされたバー20
によって連結されている2つのリング19を有している。
と連結部とを有する内側のフレームを有し、1群の歯が各リングの内面に形成さ
れ、スプールのラチェットのフランジと係合してスプールの回転をロックするよ
うに配置されている。連結部はリトラクタのフレームにボルト留めするのが好ま
しい。図4〜7には、2次ロック用の歯17が追加のフレーム部材18のリング
から半径方向に内側に向かって突出している第2の実施形態が示されている。追
加のフレーム部材18は、リトラクタのフレーム1にボルト留めされたバー20
によって連結されている2つのリング19を有している。
【0014】
支持バーは、1次ロック用の歯止めが動くのに応答するように配置してもよい
。したがって、支持バーを、スロットを介してフレームに取り付け、後方延長部
を1次歯止め上に、1次歯止めがロック位置へと動いたときに支持バーと係合す
るように配置してもよい。後方延長部によってバーは移動させられ、それによっ
て2次ロック用の歯止めはスプールのラチェットの歯と係合するようにピボット
運動させられる。2次ロック用の歯17は、2次ロックが行われるようにスプー
ルのラチェットホイールのフランジ9の滑らかな外面と係合する。追加のフレー
ム部材18のリング19はフレーム1の側壁3に、リング19のスロット22内
でスライド可能な、側壁3上のペグ21によって連結されている。作動中、1次
歯止め6が係合した後、さらなる衝突力によってフレームの側壁3は歪み、その
結果、2次ロック用の歯はラチェットホイールのフランジ9に係合させられる。
追加のフレーム部材は図7により明瞭に示されている。
。したがって、支持バーを、スロットを介してフレームに取り付け、後方延長部
を1次歯止め上に、1次歯止めがロック位置へと動いたときに支持バーと係合す
るように配置してもよい。後方延長部によってバーは移動させられ、それによっ
て2次ロック用の歯止めはスプールのラチェットの歯と係合するようにピボット
運動させられる。2次ロック用の歯17は、2次ロックが行われるようにスプー
ルのラチェットホイールのフランジ9の滑らかな外面と係合する。追加のフレー
ム部材18のリング19はフレーム1の側壁3に、リング19のスロット22内
でスライド可能な、側壁3上のペグ21によって連結されている。作動中、1次
歯止め6が係合した後、さらなる衝突力によってフレームの側壁3は歪み、その
結果、2次ロック用の歯はラチェットホイールのフランジ9に係合させられる。
追加のフレーム部材は図7により明瞭に示されている。
【0015】
第3の実施形態によれば、2次ロック用の歯は、リトラクタのフレームの開い
ている側を横切ってフレームの側壁に固定されているバーに取り付けられている
。このバーは、フレームの両側を一緒に保持するつなぎ板の延長部として形成す
ることができる。図8および9において、2次ロック機構は、フレームの側壁3
の間の間隙を横切って固定されているバー28上の2次ロック用の歯27によっ
て構成されている。図10と11において、バー28はつなぎバー30の一部で
ある。
ている側を横切ってフレームの側壁に固定されているバーに取り付けられている
。このバーは、フレームの両側を一緒に保持するつなぎ板の延長部として形成す
ることができる。図8および9において、2次ロック機構は、フレームの側壁3
の間の間隙を横切って固定されているバー28上の2次ロック用の歯27によっ
て構成されている。図10と11において、バー28はつなぎバー30の一部で
ある。
【0016】
第4の実施形態によれば、2次ロック用の歯は、ロック用の歯止めの支持バー
にピボット運動できるように取り付けられた、2次ロック用の歯止めに取り付け
られている。この構成は、片側だけであっても、両側であってもよく、すなわち
スプールの両側に2つの2次歯止めを設けてもよい。支持バーは、フレームが大
きな荷重を受けて変形した時に、2次歯止めがピボット運動してスプール上のラ
チェットの歯と係合するように配置することができる。
にピボット運動できるように取り付けられた、2次ロック用の歯止めに取り付け
られている。この構成は、片側だけであっても、両側であってもよく、すなわち
スプールの両側に2つの2次歯止めを設けてもよい。支持バーは、フレームが大
きな荷重を受けて変形した時に、2次歯止めがピボット運動してスプール上のラ
チェットの歯と係合するように配置することができる。
【0017】
図12〜17の実施形態では、2次ロック機構は、スプールのラチェット4上
の歯と係合するように配置された歯37を有する2次ロック用の歯止め38によ
って構成されている。2次ロック用の歯止め38は、歯止め38から延びている
ピン40と支持バー39の端部の穴41によってピボット運動するように歯止め
の支持バー39に取り付けられている。図12〜15の実施形態では、支持バー
39はリベット42によってフレームの背面に固定されている。作動中、衝突状
態のもとで、1次ロック用の歯止め6はスプール2のラチェット4と係合してス
プールが回転するのを阻止する。衝突力が強くなると、フレーム1は変形し、支
持バー39はフレーム1に対して移動し、それによって2次ロック用の歯止め3
8をピボット運動させてラチェット4と係合させ、スプール2をさらにしっかり
とロックする。
の歯と係合するように配置された歯37を有する2次ロック用の歯止め38によ
って構成されている。2次ロック用の歯止め38は、歯止め38から延びている
ピン40と支持バー39の端部の穴41によってピボット運動するように歯止め
の支持バー39に取り付けられている。図12〜15の実施形態では、支持バー
39はリベット42によってフレームの背面に固定されている。作動中、衝突状
態のもとで、1次ロック用の歯止め6はスプール2のラチェット4と係合してス
プールが回転するのを阻止する。衝突力が強くなると、フレーム1は変形し、支
持バー39はフレーム1に対して移動し、それによって2次ロック用の歯止め3
8をピボット運動させてラチェット4と係合させ、スプール2をさらにしっかり
とロックする。
【0018】
図12と13において、歯止めの支持バー39はリトラクタのフレーム1の片
側だけに延びている。それでもなお、2次ロック用の歯止め38は両側に設けら
れており、ロッド50によって連結されている。あるいは、単一の2次ロック用
の歯止めを用いてもよく、その場合、ロッドは省かれる。
側だけに延びている。それでもなお、2次ロック用の歯止め38は両側に設けら
れており、ロッド50によって連結されている。あるいは、単一の2次ロック用
の歯止めを用いてもよく、その場合、ロッドは省かれる。
【0019】
図14と15において、支持バー39はフレーム1の両側に延び、フレーム1
の両側に1つずつ、2つの2次歯止め38を支持している。片側の支持バーの変
形例と両側の変形例との違いは、図13と図15を比較することによってはっき
り分かる。
の両側に1つずつ、2つの2次歯止め38を支持している。片側の支持バーの変
形例と両側の変形例との違いは、図13と図15を比較することによってはっき
り分かる。
【0020】
図16と17の実施形態では、2次歯止めの支持バー39が作動部45と一体
になっており、フレーム1に固定される代わりに、フレーム1に対してスライド
可能に取り付けられている。このために、ボルト44と係合し、作動部45をフ
レーム1に対して垂直方向にスライド可能にするスロット43が作動部45に設
けられている。
になっており、フレーム1に固定される代わりに、フレーム1に対してスライド
可能に取り付けられている。このために、ボルト44と係合し、作動部45をフ
レーム1に対して垂直方向にスライド可能にするスロット43が作動部45に設
けられている。
【0021】
1次ロック用の歯止め6は、フレーム1の背面の切欠きを通って延び、作動部
45のカム面47と接触する末端部46を有している。
45のカム面47と接触する末端部46を有している。
【0022】
この変形例の作動時、1次ロック用の歯止め6は衝突時にピボット運動し、そ
の先頭の歯48がラチェットホイール4と係合してスプール2の回転を止める。
ラチェット4の歯と歯止め6の歯の間隔は、この作動段階で先頭の歯48だけが
係合するような間隔である。
の先頭の歯48がラチェットホイール4と係合してスプール2の回転を止める。
ラチェット4の歯と歯止め6の歯の間隔は、この作動段階で先頭の歯48だけが
係合するような間隔である。
【0023】
衝突力が強くなると、フレーム1は変形し、歯止め6は、他の歯をラチェット
4に係合させるようにさらにピボット運動させられる。歯止め6が上方に回転す
ると、その末端部46は下方に回転して作動部45を下方に押す。これによって
支持バー39は下に引っ張られ、したがって、2次歯止め38は下方にピボット
運動させられてラチェット4の歯と係合する。したがって、スプール2は回転し
ないようにさらにしっかりとロックされ、大きな荷重が複数の歯止めに分配され
る。
4に係合させるようにさらにピボット運動させられる。歯止め6が上方に回転す
ると、その末端部46は下方に回転して作動部45を下方に押す。これによって
支持バー39は下に引っ張られ、したがって、2次歯止め38は下方にピボット
運動させられてラチェット4の歯と係合する。したがって、スプール2は回転し
ないようにさらにしっかりとロックされ、大きな荷重が複数の歯止めに分配され
る。
【0024】
スロット43の長さは、作動部45の動く範囲を2次ロック用の歯止め38が
完全に係合するのに必要な範囲に制限するように選択されている。
完全に係合するのに必要な範囲に制限するように選択されている。
【0025】
支持バーの動く範囲を、2次歯止めをラチェットの歯に係合させるのに必要な
範囲に制限するために、1つまたは複数の止め部をリトラクタのフレームに設け
るのが好ましい。作動部45が、2次歯止め38が完全に係合した時に当接して
止まる止め部49が作動部45の移動を制限するためにフレーム1に設けられて
いる。
範囲に制限するために、1つまたは複数の止め部をリトラクタのフレームに設け
るのが好ましい。作動部45が、2次歯止め38が完全に係合した時に当接して
止まる止め部49が作動部45の移動を制限するためにフレーム1に設けられて
いる。
【図1】
本発明の第1の実施形態によるシートベルトリトラクタの斜視図である。
【図2】
図1のシートベルトリトラクタの側断面図である。
【図3】
図1および2のシートベルトリトラクタの断面図である。
【図4】
本発明の第2の実施形態によるシートベルトリトラクタの斜視図である。
【図5】
図4のシートベルトリトラクタの側断面図である。
【図6】
図4および5のシートベルトリトラクタの断面図である。
【図7】
図4〜6のシートベルトリトラクタの一部分の斜視図である。
【図8】
本発明の第3の実施形態によるシートベルトリトラクタの斜視図である。
【図9】
図8のシートベルトリトラクタの側断面図である。
【図10】
本発明の第3の実施形態による他の変形例のシートベルトリトラクタの斜視図
である。
である。
【図11】
図10のシートベルトリトラクタの側断面図である。
【図12】
本発明の第4の実施形態によるシートベルトリトラクタの斜視図である。
【図13】
図12のシートベルトリトラクタの側面図である。
【図14】
本発明の第4の実施形態の第1の変形例によるシートベルトリトラクタの斜視
図である。
図である。
【図15】
図14のシートベルトリトラクタの側面図である。
【図16】
本発明の第4の実施形態の第2の変形例によるシートベルトリトラクタの斜視
図である。
図である。
【図17】
図16のシートベルトリトラクタの側面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ブラッケイデル、 デヴィッド
イギリス国 シーエー4 8オージー カ
ンブリア カーライル コービー ヒル
ローズ バンク (番地なし)
(72)発明者 ハート、 ジョセフ、 パトリック
イギリス国 シーエー15 6アールピー
カンブリア メアリーポート クロスビー
ファース ヴュー (番地なし)
(72)発明者 テイラー、 ジョン、 アレクサンダー
イギリス国 シーエー11 9エルダブリュ
カンブリア ペンリス グレート ソー
ケルド ロング クロフト 3
(72)発明者 バウマン、 ポール
イギリス国 シーエー4 8キューエフ
カンブリア カーライル リトル コービ
ー ハーリィ ロード 20
Fターム(参考) 3D018 HA00 HC01 HD01 HE01
Claims (10)
- 【請求項1】 側壁(3)を備えたリトラクタのフレーム(1)と、前記両
側壁の間に延びている、シートベルトの帯紐が巻き付けられる回転可能なスプー
ル(2)と、前記スプールが回転するのを阻止するために前記スプールの外縁上
のラチェットの歯(4)と係合するロック用の歯止め(6)を備える1次ロック
機構と、前記スプールの回転をロックする2次ロック機構とを有するシートベル
トリトラクタ。 - 【請求項2】 前記2次ロック機構は、前記リトラクタのフレームの側壁(
3)の平面からずれ、スプールのラチェットの、表面が滑らかなフランジ(9)
と協働して前記スプール(2)の回転をロックするように配置されている戻り止
め(8)に形成された1群の歯(7)を有する、請求項1に記載のシートベルト
リトラクタ。 - 【請求項3】 前記戻り止め(8)は前記1次ロック用の歯止め(6)のピ
ボット点と正反対の位置に配置されている、請求項2に記載のシートベルトリト
ラクタ。 - 【請求項4】 前記2次ロック機構は、2つの円形のリング部(19)と連
結部を有する内側のフレーム(18)を有し、1群の歯(17)が前記各リング
の内面に形成され、前記スプールのラチェットのフランジと係合して前記スプー
ル(2)の回転をロックするように配置されている、請求項1に記載のシートベ
ルトリトラクタ。 - 【請求項5】 2次ロック用の歯が、前記リトラクタのフレーム(1)の開
いている側を横切って前記フレームの側壁(3)に固定されているバーに取り付
けられている、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。 - 【請求項6】 2次歯止めの支持バー(39)にピボット運動できるように
取り付けられた、2次ロック用の歯止め(38)に取り付けられた、2次ロック
用の歯をさらに有する、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。 - 【請求項7】 2つの2次歯止め(38)が前記スプールの両側に1つずつ
設けられている、請求項6に記載のシートベルトリトラクタ。 - 【請求項8】 前記2次歯止めの支持バー(39)は、前記リトラクタのフ
レームが大きな荷重を受けて変形した時に、前記2次歯止め(38)が移動させ
られて前記スプール(2)の、前記ラチェットの歯(4)と係合するように配置
されている、請求項6または7に記載のシートベルトリトラクタ。 - 【請求項9】 前記支持バー(39)は前記1次ロック用の歯止め(6)が
動くのに応答するように配置されている、請求項6から8のいずれか1項に記載
のシートベルトリトラクタ。 - 【請求項10】 前記支持バーはスロット(22)を介して前記フレームに
取り付けられており、後方延長部が前記1次歯止めに、前記1次歯止めがロック
位置へと動いた時に前記支持バーと係合するように配置されている、請求項6か
ら9のいずれか1項に記載のシートベルトリトラクタ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9922107A GB2354207B (en) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | Retractor |
GB9922107.9 | 1999-09-17 | ||
PCT/US2000/018941 WO2001021459A1 (en) | 1999-09-17 | 2000-07-12 | Seat belt retractor with secondary locking mechanism |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003521407A true JP2003521407A (ja) | 2003-07-15 |
Family
ID=10861172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001524852A Pending JP2003521407A (ja) | 1999-09-17 | 2000-07-12 | 2次ロック機構を備えたシートベルトリトラクタ |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6446899B1 (ja) |
EP (1) | EP1212218B1 (ja) |
JP (1) | JP2003521407A (ja) |
KR (1) | KR100465253B1 (ja) |
BR (1) | BR0014012A (ja) |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040107 |