JP2686429B2 - ベルト引込器 - Google Patents
ベルト引込器Info
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- JP2686429B2 JP2686429B2 JP7277353A JP27735395A JP2686429B2 JP 2686429 B2 JP2686429 B2 JP 2686429B2 JP 7277353 A JP7277353 A JP 7277353A JP 27735395 A JP27735395 A JP 27735395A JP 2686429 B2 JP2686429 B2 JP 2686429B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- locking
- belt retractor
- disc
- torsion bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4676—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up comprising energy-absorbing means operating between belt reel and retractor frame
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルト引込器(リト
ラクター)に関する。このベルト引込器は、一体化され
たベルト予緊張装置およびベルトの緊張後に生じるベル
ト力を制限するためのエネルギ変換器を有し、それとと
もに荷重を担持するフレーム、該フレーム上に回転可能
に取付けられたベルトリール、少なくともベルトウェッ
ビングの急激な引き出しに対して感応する(以下、本文
では単にベルトウェッビング感応と称し、車両の加速度
に対する感応も同様に車両感応と称す)鎖錠(ロック)
機構、ベルトリールに連結可能の予緊張駆動装置、およ
びベルトリールに同軸配置されたねじり棒(トーション
バー)を備える。このねじり棒の第1の端部はベルトリ
ールに回転不能に結合され(以下、非回転配列ないし非
回転結合と称す)且つその第2の端部は連結円板に非回
転結合されて、ねじり棒がベルトウェッビングに感応し
且つ荷重を担持するように(以下、荷重担持配列と称
す)該ねじり棒の第2の端部が連結円板を介してフレー
ムに非回転配列をもって連結可能である。
ラクター)に関する。このベルト引込器は、一体化され
たベルト予緊張装置およびベルトの緊張後に生じるベル
ト力を制限するためのエネルギ変換器を有し、それとと
もに荷重を担持するフレーム、該フレーム上に回転可能
に取付けられたベルトリール、少なくともベルトウェッ
ビングの急激な引き出しに対して感応する(以下、本文
では単にベルトウェッビング感応と称し、車両の加速度
に対する感応も同様に車両感応と称す)鎖錠(ロック)
機構、ベルトリールに連結可能の予緊張駆動装置、およ
びベルトリールに同軸配置されたねじり棒(トーション
バー)を備える。このねじり棒の第1の端部はベルトリ
ールに回転不能に結合され(以下、非回転配列ないし非
回転結合と称す)且つその第2の端部は連結円板に非回
転結合されて、ねじり棒がベルトウェッビングに感応し
且つ荷重を担持するように(以下、荷重担持配列と称
す)該ねじり棒の第2の端部が連結円板を介してフレー
ムに非回転配列をもって連結可能である。
【0002】
【従来の技術】この形式のベルト引込器はドイツ特許D
E4227781A1から既に知られている。それは可
膨拘束装置(エアバッグ)と組合わせて使用するのに特
に好適である。ベルトが緊張するやいなや、ねじり棒は
車両搭乗者の前進運動の結果として生じるベルト力を制
限する。ねじり棒はベルトウェッビング(帯ひも)とベ
ルト引込器との間の力流路(force flow p
ath)に位置しており、したがって予定荷重をこえる
と、その軸線の回りに捩られるからである。もしねじり
棒が軟鉄から作られているならば、何ら破壊のリスクを
伴うことなしに数回の回転が可能である。
E4227781A1から既に知られている。それは可
膨拘束装置(エアバッグ)と組合わせて使用するのに特
に好適である。ベルトが緊張するやいなや、ねじり棒は
車両搭乗者の前進運動の結果として生じるベルト力を制
限する。ねじり棒はベルトウェッビング(帯ひも)とベ
ルト引込器との間の力流路(force flow p
ath)に位置しており、したがって予定荷重をこえる
と、その軸線の回りに捩られるからである。もしねじり
棒が軟鉄から作られているならば、何ら破壊のリスクを
伴うことなしに数回の回転が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この形式のベ
ルト引込器は従来の全機能、すなわち、正規作動におけ
る車両感応・ウェッビング感応鎖錠機能、特定起動しき
い値に達すると同時の緊張機能、および爾後の偶発的事
故の可能性に鑑みベルト緊張後における鎖錠機構の完全
な作動可能性、をそれらに制限を加えることなしに満足
させることを要する。
ルト引込器は従来の全機能、すなわち、正規作動におけ
る車両感応・ウェッビング感応鎖錠機能、特定起動しき
い値に達すると同時の緊張機能、および爾後の偶発的事
故の可能性に鑑みベルト緊張後における鎖錠機構の完全
な作動可能性、をそれらに制限を加えることなしに満足
させることを要する。
【0004】これと同時に、前記形式のベルト引込器は
低い技術的費用で達成できるコンパクトな設計でなくて
はならない。既知形式のベルト引込器の場合、この要求
の結果として連結円板がベルト引込器のフレームに対す
るねじり棒の荷重担持連結に対してのみならず、予緊張
駆動装置の連結に対してもまた使用された。したがっ
て、ねじり棒もまた予緊張駆動装置の力流路上に位置し
ており、その結果として後者の駆動力は望ましくない方
式で制限されている。
低い技術的費用で達成できるコンパクトな設計でなくて
はならない。既知形式のベルト引込器の場合、この要求
の結果として連結円板がベルト引込器のフレームに対す
るねじり棒の荷重担持連結に対してのみならず、予緊張
駆動装置の連結に対してもまた使用された。したがっ
て、ねじり棒もまた予緊張駆動装置の力流路上に位置し
ており、その結果として後者の駆動力は望ましくない方
式で制限されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は一体化されたベ
ルト予緊張装置と、ベルトが緊張したならばベルト力を
制限するためのエネルギ変換器とをともに有し、かつ、
低コストで達成できるコンパクトな設計によって、鎖錠
機構に課される諸要求のすべて、特に正規作動における
急速反応車両感応・ウェッビング感応鎖錠機能、ベルト
の緊張後のエネルギ変換間における鎖錠機構機能の一時
的停止、およびエネルギ変換後の鎖錠機構の回復、を満
たすベルト引込器を提供する。本発明によれば、鎖錠機
構はベルトリールの表面(以下、フェースと称す)に取
付けられた少なくとも1つの鎖錠つめを有し、この鎖錠
つめが該つめを包囲してフレームに配置された鎖錠歯に
係合可能であり、ねじり棒の第2の端部には制御円板が
限られた回転のみ可能(以下、被制限回転可能と称す)
に取付けられ、該制御円板は少なくともエネルギ変換間
に鎖錠つめに係合し、これによって該鎖錠つめがフレー
ムの鎖錠歯と係合するのを防止する。 このような格別な
設計のベルト引込器は2つの鎖錠系、すなわち一方はフ
レームに配置したベルトリールを直接鎖錠するためのも
のであり、他方はフレームに配置したねじり棒を鎖錠す
るためのものであって、両者がともにベルト引込器の同
じ側に配置されている鎖錠系を効果的に提供する。この
ことは好ましい実施例において構想される機会を提供す
る、すなわち予緊張駆動装置はベルト引込器の鎖錠系と
は反対の側に配置されるべきで、これによって、該予緊
張駆動装置がベルトリールに対して、また、該ベルトリ
ールと非回転配列をもって結合されているねじり棒の端
部に対してそれぞれ直接作用することができる。ベルト
引込器の巻取ばねはベルト引込器の同じ側において装置
内に配置されることが好ましい。
ルト予緊張装置と、ベルトが緊張したならばベルト力を
制限するためのエネルギ変換器とをともに有し、かつ、
低コストで達成できるコンパクトな設計によって、鎖錠
機構に課される諸要求のすべて、特に正規作動における
急速反応車両感応・ウェッビング感応鎖錠機能、ベルト
の緊張後のエネルギ変換間における鎖錠機構機能の一時
的停止、およびエネルギ変換後の鎖錠機構の回復、を満
たすベルト引込器を提供する。本発明によれば、鎖錠機
構はベルトリールの表面(以下、フェースと称す)に取
付けられた少なくとも1つの鎖錠つめを有し、この鎖錠
つめが該つめを包囲してフレームに配置された鎖錠歯に
係合可能であり、ねじり棒の第2の端部には制御円板が
限られた回転のみ可能(以下、被制限回転可能と称す)
に取付けられ、該制御円板は少なくともエネルギ変換間
に鎖錠つめに係合し、これによって該鎖錠つめがフレー
ムの鎖錠歯と係合するのを防止する。 このような格別な
設計のベルト引込器は2つの鎖錠系、すなわち一方はフ
レームに配置したベルトリールを直接鎖錠するためのも
のであり、他方はフレームに配置したねじり棒を鎖錠す
るためのものであって、両者がともにベルト引込器の同
じ側に配置されている鎖錠系を効果的に提供する。この
ことは好ましい実施例において構想される機会を提供す
る、すなわち予緊張駆動装置はベルト引込器の鎖錠系と
は反対の側に配置されるべきで、これによって、該予緊
張駆動装置がベルトリールに対して、また、該ベルトリ
ールと非回転配列をもって結合されているねじり棒の端
部に対してそれぞれ直接作用することができる。ベルト
引込器の巻取ばねはベルト引込器の同じ側において装置
内に配置されることが好ましい。
【0006】さらに、車両感応・ベルトウェッビング感
応釈放センサ技術による釈放円板が、なるべくなら、2
つの鎖錠系と同じ側で前記ねじり棒の第2の端部に被制
限回転可能に取付けられる。この手段は鎖錠つめのため
の短い直接制御経路を生じさせ、同時に車両感応・ベル
トウェッビング感応釈放センサ技術のための有利な広い
収容空間を生じさせる。
応釈放センサ技術による釈放円板が、なるべくなら、2
つの鎖錠系と同じ側で前記ねじり棒の第2の端部に被制
限回転可能に取付けられる。この手段は鎖錠つめのため
の短い直接制御経路を生じさせ、同時に車両感応・ベル
トウェッビング感応釈放センサ技術のための有利な広い
収容空間を生じさせる。
【0007】ベルトリールからフレームへの阻止荷重の
均一な移転のために、2つの鎖錠つめがベルトリールの
一方のフェースに取付けられる。阻止荷重のより均一な
移転ですら、ベルトリールの他方のフェース上に少なく
とも1つの他の鎖錠つめを設けることによって達成され
うる。前記他の鎖錠つめはベルトリールを軸方向に横切
るシャフトに配置され、該シャフトの反対端部はベルト
リールの第1のフェース上の前記2つの鎖錠つめの1つ
を支持する。
均一な移転のために、2つの鎖錠つめがベルトリールの
一方のフェースに取付けられる。阻止荷重のより均一な
移転ですら、ベルトリールの他方のフェース上に少なく
とも1つの他の鎖錠つめを設けることによって達成され
うる。前記他の鎖錠つめはベルトリールを軸方向に横切
るシャフトに配置され、該シャフトの反対端部はベルト
リールの第1のフェース上の前記2つの鎖錠つめの1つ
を支持する。
【0008】エネルギ変換段階の間、鎖錠機構の機能は
停止されなくてはならない。これは提起実施例において
は鎖錠つめを支持するベルトリールのフェースに軸方向
に隣接して配置されている制御円板の目的である。一
方、前記連結円板は制御円板と釈放円板との間において
軸方向に配置されている。釈放円板と鎖錠つめ(または
複数の鎖錠つめ)との間の軸方向距離は軸方向制御ピン
によって橋架けされており、該制御ピンは前記連結円板
と制御円板とにそれぞれ設けられた長方形の穴を通って
延びている。提起実施例において鎖錠機構の機能の一時
的抑止を達成するため、鎖錠つめは制御円板まで軸方向
に突出しているカムを有し、一方、制御円板は円周方向
に延びている凹所を有し、該凹所の半径方向外方制限壁
は制御円板がねじり棒の第2の端部に対して捩られると
き前記カムを捕捉し、それにより鎖錠つめの遊動を阻止
する。鎖錠機構の機能の抑止がエネルギ変換段階の全体
にわたって継続することを保証するため、第1の実施例
においては、前記制限壁が前記凹所の入口端において前
記鎖錠つめのカムに対する半径方向内方に指向された段
を有し、該段が質量慣性力によって変位された位置に維
持される鎖錠つめのカムを捕捉するようにされた構成が
用意された。第2の実施例においては、制御円板は捩ら
れた相対位置においてベルトリールに対してラッチ掛け
された。
停止されなくてはならない。これは提起実施例において
は鎖錠つめを支持するベルトリールのフェースに軸方向
に隣接して配置されている制御円板の目的である。一
方、前記連結円板は制御円板と釈放円板との間において
軸方向に配置されている。釈放円板と鎖錠つめ(または
複数の鎖錠つめ)との間の軸方向距離は軸方向制御ピン
によって橋架けされており、該制御ピンは前記連結円板
と制御円板とにそれぞれ設けられた長方形の穴を通って
延びている。提起実施例において鎖錠機構の機能の一時
的抑止を達成するため、鎖錠つめは制御円板まで軸方向
に突出しているカムを有し、一方、制御円板は円周方向
に延びている凹所を有し、該凹所の半径方向外方制限壁
は制御円板がねじり棒の第2の端部に対して捩られると
き前記カムを捕捉し、それにより鎖錠つめの遊動を阻止
する。鎖錠機構の機能の抑止がエネルギ変換段階の全体
にわたって継続することを保証するため、第1の実施例
においては、前記制限壁が前記凹所の入口端において前
記鎖錠つめのカムに対する半径方向内方に指向された段
を有し、該段が質量慣性力によって変位された位置に維
持される鎖錠つめのカムを捕捉するようにされた構成が
用意された。第2の実施例においては、制御円板は捩ら
れた相対位置においてベルトリールに対してラッチ掛け
された。
【0009】本発明のさらなる利点および特徴は2つの
実施例につき以下記述する説明および参照がなされる図
面から明らかに示される。
実施例につき以下記述する説明および参照がなされる図
面から明らかに示される。
【0010】
【発明の実施の形態】ベルトリール12がU形にされた
フレーム10の内側に回転自在に取付けられている。中
空にされたベルトリール12の内部にはねじり棒14が
同軸に挿入されており、該ねじり棒の一方の端部14a
は多角形輪郭として形づくられていて、非回転配列をも
ってベルトリール12と結合されており、一方、その他
方の端部14Bは符号16においてベルトリール12内
に回転可能に取付けられている。ねじり棒14の端部1
4aにおいて、予緊張駆動装置(pretension
ing drive)18−これは周知されていると推
定され従ってここでは詳しく説明しない−が同様に既知
の連結機構を介して係合している。また、ベルト引込器
の同じ側にはばねカートリッジ20が配置されており、
該ばねカートリッジはやはりねじり棒14の端部14a
において係合している引込器ばねを保持している。
フレーム10の内側に回転自在に取付けられている。中
空にされたベルトリール12の内部にはねじり棒14が
同軸に挿入されており、該ねじり棒の一方の端部14a
は多角形輪郭として形づくられていて、非回転配列をも
ってベルトリール12と結合されており、一方、その他
方の端部14Bは符号16においてベルトリール12内
に回転可能に取付けられている。ねじり棒14の端部1
4aにおいて、予緊張駆動装置(pretension
ing drive)18−これは周知されていると推
定され従ってここでは詳しく説明しない−が同様に既知
の連結機構を介して係合している。また、ベルト引込器
の同じ側にはばねカートリッジ20が配置されており、
該ばねカートリッジはやはりねじり棒14の端部14a
において係合している引込器ばねを保持している。
【0011】ベルト引込器の反対側において、2つの鎖
錠つめ22,24がベルトリール12のフェースに回転
可能に取付けられている。鎖錠つめ22は非回転結合を
もって軸26と連係されており、該軸はベルトリール1
2を軸方向に横切って他の連結つめ22aを支えてお
り、該連結つめもまた非回転結合をもってベルトリール
12の反対フェースに位置している。鎖錠つめ24はボ
ルト28に回転可能に取付けられている。鎖錠つめ2
2,22aおよび24はおのおのフレーム10の2つの
横脚の1つの孔内において鎖錠歯30,32によって包
囲されている。
錠つめ22,24がベルトリール12のフェースに回転
可能に取付けられている。鎖錠つめ22は非回転結合を
もって軸26と連係されており、該軸はベルトリール1
2を軸方向に横切って他の連結つめ22aを支えてお
り、該連結つめもまた非回転結合をもってベルトリール
12の反対フェースに位置している。鎖錠つめ24はボ
ルト28に回転可能に取付けられている。鎖錠つめ2
2,22aおよび24はおのおのフレーム10の2つの
横脚の1つの孔内において鎖錠歯30,32によって包
囲されている。
【0012】連結円板32がねじり棒14の端部14b
に回転不能に結合されている。図5に例示されているよ
うに、連結円板32はその円周に沿って回転可能に取付
られた2つの連結つめ34,36を有する。連結つめは
それらの重心において取付られており、静止位置におい
ては支台に対してばね懸架されている。これら連結つめ
34,36はリング40内において鎖錠歯38によって
包囲されており、リング40はフレーム10の2つの横
脚のうちの1つと荷重担持配列をもって結合されてい
る。連結つめ34,36は連結円板32の角加速度に反
応して鎖錠歯38に係合させられる。
に回転不能に結合されている。図5に例示されているよ
うに、連結円板32はその円周に沿って回転可能に取付
られた2つの連結つめ34,36を有する。連結つめは
それらの重心において取付られており、静止位置におい
ては支台に対してばね懸架されている。これら連結つめ
34,36はリング40内において鎖錠歯38によって
包囲されており、リング40はフレーム10の2つの横
脚のうちの1つと荷重担持配列をもって結合されてい
る。連結つめ34,36は連結円板32の角加速度に反
応して鎖錠歯38に係合させられる。
【0013】連結円板32とベルトリール12の隣接フ
ェースとの間には制御円板42がもどしばね44の力に
対抗して被制限回転可能に取付けられている。前記もど
しばねはベルトリール12の隣接フェースの軸方向スタ
ッド46上に支持されている。鎖錠つめ22,24のお
のおのはカム48と50とを有し、これらカムはそれぞ
れ制御円板42の方向に軸方向に突出している。制御円
板42がねじり棒14の端部14bに相対して捩られな
いかぎり、これらカム48,50はそれぞれ制御円板4
2の凹所52,54の入口端部に位置される。前記凹所
は円周方向に延びている。凹所52および54の半径方
向外方制限壁52aおよび54aはそれぞれおのおの入
口端部の区域において半径方向内方にそれぞれ指向され
た段52bおよび54bを有する。これら段は、制御円
板42がねじり棒14の端部14bに相対して捩られる
とき、対応する変位された鎖錠つめ22,24の関連カ
ム48,50の後ろに係合し、それにより前記つめを変
位された状態に保持する(図4)。
ェースとの間には制御円板42がもどしばね44の力に
対抗して被制限回転可能に取付けられている。前記もど
しばねはベルトリール12の隣接フェースの軸方向スタ
ッド46上に支持されている。鎖錠つめ22,24のお
のおのはカム48と50とを有し、これらカムはそれぞ
れ制御円板42の方向に軸方向に突出している。制御円
板42がねじり棒14の端部14bに相対して捩られな
いかぎり、これらカム48,50はそれぞれ制御円板4
2の凹所52,54の入口端部に位置される。前記凹所
は円周方向に延びている。凹所52および54の半径方
向外方制限壁52aおよび54aはそれぞれおのおの入
口端部の区域において半径方向内方にそれぞれ指向され
た段52bおよび54bを有する。これら段は、制御円
板42がねじり棒14の端部14bに相対して捩られる
とき、対応する変位された鎖錠つめ22,24の関連カ
ム48,50の後ろに係合し、それにより前記つめを変
位された状態に保持する(図4)。
【0014】ねじり棒14の端部14bに、釈放円板5
6がやはり被制限回転可能にフランジボルト58によっ
て取付られている。フランジボルト58は連結円板32
および制御円板42を結合するための軸線方向局限を提
供する。このボルトはまた、フレーム10の隣接脚上に
配置される支持体カバー60内における、ねじり棒14
のための、したがってベルトリール12のための、支持
体を形成する。
6がやはり被制限回転可能にフランジボルト58によっ
て取付られている。フランジボルト58は連結円板32
および制御円板42を結合するための軸線方向局限を提
供する。このボルトはまた、フレーム10の隣接脚上に
配置される支持体カバー60内における、ねじり棒14
のための、したがってベルトリール12のための、支持
体を形成する。
【0015】釈放円板56はその円周上に車両感応セン
サ62と既知の方式で協働する制御歯車装置56aを設
置されている。同時に、その質量慣性によって、釈放円
板56はベルトリール12の鋭く加速された回転に遅れ
ることによってベルトウェッビング感応起動作用を保証
する。釈放円板56は2つの軸方向に突出している制御
ピン64,66であって連結円板32および制御円板4
2の適切に形づくられた長方形の穴を通って突出して鎖
錠つめ22,24の窓状の開口22a,24a内に係合
するものを有する。
サ62と既知の方式で協働する制御歯車装置56aを設
置されている。同時に、その質量慣性によって、釈放円
板56はベルトリール12の鋭く加速された回転に遅れ
ることによってベルトウェッビング感応起動作用を保証
する。釈放円板56は2つの軸方向に突出している制御
ピン64,66であって連結円板32および制御円板4
2の適切に形づくられた長方形の穴を通って突出して鎖
錠つめ22,24の窓状の開口22a,24a内に係合
するものを有する。
【0016】図2は連続する線をもって鎖錠つめ22,
24をそれらが板ばね68,70によって予荷重を掛け
られるそれらの休止位置において示している。これら板
ばね68,70はベルトリール12の関連フェースにお
いて軸方向に突出して設置されている支持カム72,7
4のなかに締付けられている。一点鎖線によって図2に
示される変位位置において、鎖錠つめ22,24はこれ
らカム74,72に円周方向にもたれ掛かっている。
24をそれらが板ばね68,70によって予荷重を掛け
られるそれらの休止位置において示している。これら板
ばね68,70はベルトリール12の関連フェースにお
いて軸方向に突出して設置されている支持カム72,7
4のなかに締付けられている。一点鎖線によって図2に
示される変位位置において、鎖錠つめ22,24はこれ
らカム74,72に円周方向にもたれ掛かっている。
【0017】正規作動のため鎖錠つめ22,22aおよ
び24は、鎖錠歯30,38、釈放円板56、車両感応
センサ62および制御ピン64,66と一緒に、ベルト
ウェッビングおよび車両の双方に対する感応度に関する
すべての通常の要求を満たす鎖錠機構を形成する。いっ
たん予規定起動しきい値に達すると、予緊張駆動装置1
8が始動する。ベルトリール12は該ベルトリールに概
ね20cmに達する長さのベルトウェッビングを巻取る
ために予緊張駆動装置18によって巻取方向に回転され
る。ベルトの緊張に続いてベルトリール12の突然の加
速が、車両搭乗者の突然の前進運動と、緊張によってベ
ルト装置に蓄えられたエネルギとによって反対方向に生
じる。ベルトリール12の高角加速度によって制御円板
42の回転が遅れ、その結果としてカム48,50が凹
所52,54に係合する。これと同時に、連結つめ3
4,36が変位させられ、したがって連結円板32が非
回転結合をもってフレーム10と連結される。ベルトウ
ェッビングの繰出しは今はねじり棒14のねじりを介し
てのみ可能である。ねじり棒14のねじりは塑性変形で
あり、該塑性変形を通じて最終的に一般的に安全と認め
られる値までのベルト力の制限が達成される。
び24は、鎖錠歯30,38、釈放円板56、車両感応
センサ62および制御ピン64,66と一緒に、ベルト
ウェッビングおよび車両の双方に対する感応度に関する
すべての通常の要求を満たす鎖錠機構を形成する。いっ
たん予規定起動しきい値に達すると、予緊張駆動装置1
8が始動する。ベルトリール12は該ベルトリールに概
ね20cmに達する長さのベルトウェッビングを巻取る
ために予緊張駆動装置18によって巻取方向に回転され
る。ベルトの緊張に続いてベルトリール12の突然の加
速が、車両搭乗者の突然の前進運動と、緊張によってベ
ルト装置に蓄えられたエネルギとによって反対方向に生
じる。ベルトリール12の高角加速度によって制御円板
42の回転が遅れ、その結果としてカム48,50が凹
所52,54に係合する。これと同時に、連結つめ3
4,36が変位させられ、したがって連結円板32が非
回転結合をもってフレーム10と連結される。ベルトウ
ェッビングの繰出しは今はねじり棒14のねじりを介し
てのみ可能である。ねじり棒14のねじりは塑性変形で
あり、該塑性変形を通じて最終的に一般的に安全と認め
られる値までのベルト力の制限が達成される。
【0018】鎖錠つめ22,24のピボット軸線に関し
て該鎖錠つめのための重力点を好適に選択することによ
って、これら鎖錠つめは、それらを変位位置に保持する
傾向がある繰出し方向におけるベルトリール12の角加
速間、慣性質量モーメントM(図4)を受けさせられ
る。しかし、半径方向の段52b,54bがカム48,
50を捕捉するから、鎖錠つめ22,24は鎖錠歯30
と係合することを効果的に阻止される。
て該鎖錠つめのための重力点を好適に選択することによ
って、これら鎖錠つめは、それらを変位位置に保持する
傾向がある繰出し方向におけるベルトリール12の角加
速間、慣性質量モーメントM(図4)を受けさせられ
る。しかし、半径方向の段52b,54bがカム48,
50を捕捉するから、鎖錠つめ22,24は鎖錠歯30
と係合することを効果的に阻止される。
【0019】その後、連結つめ34,36はそれら自体
を鎖錠歯38から釈放し、制御円板42はもどしばね4
4によって逆方向に回され、したがってカム48,50
は制御円板42の凹所52,54から離脱させられ、し
たがってウェッビング感応・車両感応鎖錠機構の正規機
能が回復される。
を鎖錠歯38から釈放し、制御円板42はもどしばね4
4によって逆方向に回され、したがってカム48,50
は制御円板42の凹所52,54から離脱させられ、し
たがってウェッビング感応・車両感応鎖錠機構の正規機
能が回復される。
【0020】
【0021】図6(a)および図6(b)に示される実
施例は、もし爾後の偶然の事態の間におけるベルトの緊
張後にねじり棒14がベルト力を制限するために力流路
に止どまっているべきであるならば用意される。この実
施例においては制御円板42はベルトリール12に対す
る図6(a)に示す休止位置に剪断ピン80によって維
持されている。剪断ピン80はベルトの緊張後における
ベルトリールの突然のもどり回転の間に制御円板42の
慣性力によって剪断される。したがって制御円板42は
図6(b)に示すベルトリール12に相対する位置へと
回転される。この状態において、制御円板42上に固定
された板ばね82はベルトリール12から軸方向に突出
している鎖錠カム84の後へ急動し、したがって制御円
板42はベルトリール12に相対して回転されたその位
置にラッチ掛けされる。鎖錠つめ22,24は今や恒久
的に非作動化される。しかし、連結円板32、鎖錠つめ
34,36および鎖錠歯38を備えたリング40から構
成されている鎖錠機構は作動可能状態のままである。図
示実施例において、そのレスポンスはウェッビング感応
であるにすぎない。安全かつ迅速な係合が相互に対する
歯先端の偶然による衝突の場合においてすら保証される
ことを確実にするために、鎖錠つめ34,36は鎖錠歯
38の歯ピッチに関して円周方向に僅かに片寄らされて
いる。
施例は、もし爾後の偶然の事態の間におけるベルトの緊
張後にねじり棒14がベルト力を制限するために力流路
に止どまっているべきであるならば用意される。この実
施例においては制御円板42はベルトリール12に対す
る図6(a)に示す休止位置に剪断ピン80によって維
持されている。剪断ピン80はベルトの緊張後における
ベルトリールの突然のもどり回転の間に制御円板42の
慣性力によって剪断される。したがって制御円板42は
図6(b)に示すベルトリール12に相対する位置へと
回転される。この状態において、制御円板42上に固定
された板ばね82はベルトリール12から軸方向に突出
している鎖錠カム84の後へ急動し、したがって制御円
板42はベルトリール12に相対して回転されたその位
置にラッチ掛けされる。鎖錠つめ22,24は今や恒久
的に非作動化される。しかし、連結円板32、鎖錠つめ
34,36および鎖錠歯38を備えたリング40から構
成されている鎖錠機構は作動可能状態のままである。図
示実施例において、そのレスポンスはウェッビング感応
であるにすぎない。安全かつ迅速な係合が相互に対する
歯先端の偶然による衝突の場合においてすら保証される
ことを確実にするために、鎖錠つめ34,36は鎖錠歯
38の歯ピッチに関して円周方向に僅かに片寄らされて
いる。
【図1】本発明の実施例によるベルト引込器の縦断面
図。
図。
【図2】ベルト引込器の鎖錠要素の上面図。
【図3】エネルギ変換の間に一時的に鎖錠機能を制止す
るために設けられた制御円板の上面図。
るために設けられた制御円板の上面図。
【図4】作動された状態における制御円板の、図3と同
様な上面図。
様な上面図。
【図5】ねじり棒と結合された鎖錠機構のための連結円
板の上面図。
板の上面図。
【図6】(a)および(b)は別の実施例における制御
円板の上面図。
円板の上面図。
10 フレーム 12 ベルトリール 14 ねじり棒 18 予緊張駆動装置22,24 鎖錠つめ 30,38 鎖錠歯 32 連結円板34,36 連結つめ 42 制御円板48,50 カム 52,54 凹所 56 釈放円板64,66 制御ピン 80 剪断ピン
Claims (10)
- 【請求項1】 一体化されたベルト予緊張装置およびベ
ルトの緊張後に生じるベルト力を制限するためのエネル
ギ変換器を有し、それとともに荷重を担持するフレーム
(10)、該フレーム上に回転可能に取付けられたベル
トリール(12)、少なくともベルトウェッビングの急
激な引き出しに対して感応する鎖錠機構、前記ベルトリ
ールに連結可能の予緊張駆動装置(18)、および前記
ベルトリールに同軸配置されたねじり棒(14)を備
え、該ねじり棒の第1の端部は前記ベルトリールに回転
不能に結合され且つ該ねじり棒の第2の端部は連結円板
(32)に回転不能に結合されていて、このねじり棒が
前記ベルトウェッビングの急激な引き出しに対して感応
するように前記ねじり棒の第2の端部が前記連結円板を
介して前記フレーム(10)に対して回転不能で且つ荷
重を担う状態で連結可能であるベルト引込器であって、
前記鎖錠機構が前記ベルトリール(12)の表面上に取
付けられた少なくとも1つの鎖錠つめ(22,24)を
有し、この鎖錠つめが該鎖錠つめを包囲して前記フレー
ム(10)に配置された鎖錠歯(30,32)に係合可
能であり、前記ねじり棒(14)の第2の端部(14
b)に制御円板(42)が限られた回転のみ可能に取付
けられ、前記制御円板が少なくともエネルギ変換段階の
間に前記鎖錠つめ(22,24)と係合し、これによっ
て該鎖錠つめが前記フレーム(10)上の鎖錠歯(3
0,32)と係合するのを防止することを特徴とするベ
ルト引込器。 - 【請求項2】 請求項1に記載のベルト引込器であっ
て、前記鎖錠機構が前記ねじり棒(14)の第2の端部
(14b)に限られた回転のみ可能に取付けられた釈放
円板(56)を有し、該円板が前記鎖錠つめ(22,2
4)と係合するベルト引込器。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のベルト
引込器であって、前記制御円板(42)が前記鎖錠つめ
(22,24)を支持している前記ベルトリール(1
2)の表面に軸方向に隣接して配置され、前記連結円板
(32)が軸方向に前記制御円板(42)と前記釈放円
板(56)との間に配置されているベルト引込器。 - 【請求項4】 請求項3に記載のベルト引込器であっ
て、前記釈放円板(56)が前記連結円板(32)と前
記制御円板(42)とに設けられた長方形の穴を貫通し
て前記鎖錠つめ(22,24)と係合する軸方向制御ピ
ン(64,66)を有するベルト引込器。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載のベルト
引込器であって、前記鎖錠つめ(22,24)が前記制
御円板(42)に対して軸方向に突出しているカム(4
8,50)を有し、前記制御円板(42)が円周方向に
延びている凹所(52,54)を有し、該凹所の半径方
向外方制限壁(52a,54a)は、前記制御円板(4
2)が前記ねじり棒(14)の第2の端部に対して回転
されるとき、前記カム(48,50)を捕捉し、かくし
て前記鎖錠つめ(22,24)の遊動を防止するベルト
引込器。 - 【請求項6】 請求項5に記載のベルト引込器であっ
て、前記制御円板(42)が、リセットばね(44)に
よって、前記ベルトリール(12)に相対する休止位置
に偏倚されており、前記凹所(52,54)の入口端部
における半径方向外方制限壁が前記鎖錠つめ(22,2
4)のカム(48,50)のための半径方向内方へ向け
られた段を有し、該段が質量慣性力によって片寄らされ
て保持された前記鎖錠つめ(22,24)のカムを捕捉
するベルト引込器。 - 【請求項7】 請求項5に記載のベルト引込器であっ
て、前記制御円板(42)が高角加速度において降伏す
る保持手段(80)によって前記ベルトリール(12)
に相対して休止位置に維持され、ラッチ掛け手段(8
2,84)によって該制御円板の相対的に回転された位
置に維持されるベルト引込器。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7までの何れか一項
に記載のベルト引込器であって、前記鎖錠つめ(22,
24)を支持しているベルトリール(12)の表面上
に、円周方向において前記鎖錠つめの荷重を担って支持
するための軸方向に突出する支持要素(72,74)が
形成されているベルト引込器。 - 【請求項9】 請求項1から請求項8までの何れか一項
に記載のベルト引込器であって、前記連結円板(32)
上に少なくとも1つの連結つめ(34,36)が旋回可
能に取付けられ、前記連結つめが、荷重を担うように前
記フレーム(10)と結合された鎖錠歯(38)により
包囲されていて、該連結つめの質量慣性によって前記鎖
錠歯(38)に係合可能であるベルト引込器。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9までの何れか一
項に記載のベルト引込器であって、前記予緊張駆動装置
(18)が前記ねじり棒(14)の第1の端部(14
a)と係合しているベルト引込器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4438097A DE4438097A1 (de) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | Gurtaufroller mit integriertem Gurtstraffer und Energiewandler |
DE44380976 | 1994-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08207707A JPH08207707A (ja) | 1996-08-13 |
JP2686429B2 true JP2686429B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=6531645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7277353A Expired - Fee Related JP2686429B2 (ja) | 1994-10-25 | 1995-10-25 | ベルト引込器 |
Country Status (5)
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---|---|
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EP (1) | EP0709266B1 (ja) |
JP (1) | JP2686429B2 (ja) |
DE (2) | DE4438097A1 (ja) |
ES (1) | ES2089995T3 (ja) |
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US5671894A (en) * | 1995-08-11 | 1997-09-30 | Alliedsignal Inc. | Retractor with load limiting spool with decoupled pretensioner |
DE29613044U1 (de) * | 1995-11-09 | 1996-11-07 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf | Gurtaufroller für einen Fahrzeug-Sicherheitsgurt |
DE19706108C2 (de) * | 1996-02-16 | 2002-01-10 | Nsk Ltd | Sicherheitsgurtaufroller |
DE29605200U1 (de) * | 1996-03-20 | 1996-07-18 | TRW Occupant Restraint Systems GmbH, 73553 Alfdorf | Gurtaufroller mit an der Gurtspule angreifendem Gurtstraffer |
JP3674800B2 (ja) * | 1996-10-17 | 2005-07-20 | エヌエスケー・オートリブ株式会社 | シートベルト用リトラクター |
US5895002A (en) * | 1997-02-17 | 1999-04-20 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Webbing retractor |
JPH10310026A (ja) * | 1997-05-09 | 1998-11-24 | Nippon Seiko Kk | シートベルト用リトラクター |
DE19733343A1 (de) * | 1997-08-01 | 1999-02-04 | Takata Europ Gmbh | Gurtbandeinhängung |
US6029924A (en) * | 1997-10-03 | 2000-02-29 | Nsk Ltd. | Retractor for a seat belt |
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DE29909252U1 (de) * | 1999-05-27 | 1999-10-07 | Trw Repa Gmbh | Gurtaufroller mit Kraftbegrenzer |
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DE20217632U1 (de) | 2002-11-14 | 2003-03-27 | Trw Repa Gmbh | Gurtaufroller |
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JP4908927B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2012-04-04 | 株式会社東海理化電機製作所 | ウエビング巻取装置 |
US20070120000A1 (en) * | 2005-11-30 | 2007-05-31 | Takata Seat Belts, Inc. | Seat belt retractor including an energy absorbing device |
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DE102017118694A1 (de) * | 2017-08-16 | 2019-02-21 | Trw Automotive Gmbh | Gurtaufroller |
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DE4227781C2 (de) * | 1992-08-21 | 2001-06-13 | Trw Repa Gmbh | Gurtaufroller mit an der Gurtspule angreifendem Gurtstraffer |
DE4314883A1 (de) * | 1993-05-05 | 1994-11-10 | Trw Repa Gmbh | Sicherheitsgurtaufroller |
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1994
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